JPH11242257A - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents
レンズ付きフィルムユニットInfo
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- JPH11242257A JPH11242257A JP4354898A JP4354898A JPH11242257A JP H11242257 A JPH11242257 A JP H11242257A JP 4354898 A JP4354898 A JP 4354898A JP 4354898 A JP4354898 A JP 4354898A JP H11242257 A JPH11242257 A JP H11242257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- lens
- film unit
- filter plate
- holding
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に各種のフィルタ撮影ができるレンズ付
きフィルムユニット。 【解決手段】 フィルタを設けたフィルタ板を左右方向
若しくは上下方向に摺動させて撮影レンズの前方位置に
て挿脱すること。
きフィルムユニット。 【解決手段】 フィルタを設けたフィルタ板を左右方向
若しくは上下方向に摺動させて撮影レンズの前方位置に
て挿脱すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタ撮影が可
能なレンズ付きフィルムユニット、及びレンズ付きフィ
ルムユニットにおけるシャッタのセクタの材質に関す
る。
能なレンズ付きフィルムユニット、及びレンズ付きフィ
ルムユニットにおけるシャッタのセクタの材質に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフィルムユニットにはフィル
タネジが付いていないので、市販の円形のフィルタを装
着してフィルタ撮影をすることができない。しかし、フ
ィルタ撮影を行いたいという要望があり、ゴムでレンズ
付きフィルムユニットの前面に取り付けるフィルタが付
属品として市販されている。
タネジが付いていないので、市販の円形のフィルタを装
着してフィルタ撮影をすることができない。しかし、フ
ィルタ撮影を行いたいという要望があり、ゴムでレンズ
付きフィルムユニットの前面に取り付けるフィルタが付
属品として市販されている。
【0003】また、従来のレンズ付きフィルムユニット
におけるシャッタのセクタはポリスチロール等の樹脂や
りん青銅等の金属板により形成されていた。
におけるシャッタのセクタはポリスチロール等の樹脂や
りん青銅等の金属板により形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レンズ付きフィルムユ
ニットにフィルタネジを設けることは不可能ではない
が、ユーザーにとって市販の各種のフィルタから適切な
フィルタを選択して購入することは面倒なことであり、
レンズ付きフィルムユニットと同時包装して販売すると
してもフィルタ撮影を行わないときはフィルタを取り外
して持ち歩かなければならないといった煩わしさがあ
る。更に、ゴムにより取り付けるフィルタは光学的な位
置決めが不確実であるという問題がある。
ニットにフィルタネジを設けることは不可能ではない
が、ユーザーにとって市販の各種のフィルタから適切な
フィルタを選択して購入することは面倒なことであり、
レンズ付きフィルムユニットと同時包装して販売すると
してもフィルタ撮影を行わないときはフィルタを取り外
して持ち歩かなければならないといった煩わしさがあ
る。更に、ゴムにより取り付けるフィルタは光学的な位
置決めが不確実であるという問題がある。
【0005】かかる問題に鑑み、フィルタ撮影の有無に
よって簡単にフィルタを挿脱可能なレンズ付きフィルム
ユニットを提案することを発明が解決しようとする第1
の課題とする。
よって簡単にフィルタを挿脱可能なレンズ付きフィルム
ユニットを提案することを発明が解決しようとする第1
の課題とする。
【0006】また、ユーザーが撮影時にレリーズ釦を押
すと、セクタはシャッタの所定の部材により叩かれて回
転作動し、フィルムへの被写体光を通過させる開口部か
ら退避して開口部を開放させた後、セクタはバネの力で
復元し、開口部を再び閉鎖すると共に所定のストッパー
に当接して停止する。このときセクタが軽いと、セクタ
はストッパーに当接した後に停止せずに跳ね返され、僅
かであるが開口部を再び開口させてしまう。この現象を
バウンドと称し、フィルムに二度露光されることにな
る。バウンドが生ずると、ぶれた二重の画像となり、大
変見苦しい写真となる。
すと、セクタはシャッタの所定の部材により叩かれて回
転作動し、フィルムへの被写体光を通過させる開口部か
ら退避して開口部を開放させた後、セクタはバネの力で
復元し、開口部を再び閉鎖すると共に所定のストッパー
に当接して停止する。このときセクタが軽いと、セクタ
はストッパーに当接した後に停止せずに跳ね返され、僅
かであるが開口部を再び開口させてしまう。この現象を
バウンドと称し、フィルムに二度露光されることにな
る。バウンドが生ずると、ぶれた二重の画像となり、大
変見苦しい写真となる。
【0007】セクタを樹脂にて形成すると、比較的低原
価になり、低原価を旨とするレンズ付きフィルムユニッ
トには好適であるが、軽いためにバウンドが生じ易い。
価になり、低原価を旨とするレンズ付きフィルムユニッ
トには好適であるが、軽いためにバウンドが生じ易い。
【0008】このバウンドを防止するために、例えばセ
クタの端部をストッパーの側面に食い込ませるような対
策が取られてきたが、セクタが軽いことも加味して、シ
ャッタ速度が不安定になりがちであった。
クタの端部をストッパーの側面に食い込ませるような対
策が取られてきたが、セクタが軽いことも加味して、シ
ャッタ速度が不安定になりがちであった。
【0009】また、セクタを金属にて形成すると重いた
めにバウンドは発生しないが、セクタの原価が高くな
り、レンズ付きフィルムユニットには不向きであった。
めにバウンドは発生しないが、セクタの原価が高くな
り、レンズ付きフィルムユニットには不向きであった。
【0010】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、安価な樹脂にて成形したにも拘わらず、ある程
度の重さがあってバウンドが発生しないセクタを備えた
レンズ付きフィルムユニットを提案することを発明が解
決しようとする第2の課題とする。
であり、安価な樹脂にて成形したにも拘わらず、ある程
度の重さがあってバウンドが発生しないセクタを備えた
レンズ付きフィルムユニットを提案することを発明が解
決しようとする第2の課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題は下記の
何れかの手段により解決される。
何れかの手段により解決される。
【0012】フィルタを設けたフィルタ板を左右方向
若しくは上下方向に摺動させて撮影レンズの前方位置に
て挿脱することを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
ト。
若しくは上下方向に摺動させて撮影レンズの前方位置に
て挿脱することを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
ト。
【0013】撮影画角の範囲における所定の中心部分
に位置する被写体に対してのみフィルタ効果が得られる
フィルタを撮影レンズの前方に装着し、ファインダにお
ける前記所定の中心部分に相当する領域と他の領域とを
対物レンズにて区別することを特徴とするレンズ付きフ
ィルムユニット。
に位置する被写体に対してのみフィルタ効果が得られる
フィルタを撮影レンズの前方に装着し、ファインダにお
ける前記所定の中心部分に相当する領域と他の領域とを
対物レンズにて区別することを特徴とするレンズ付きフ
ィルムユニット。
【0014】上記第2の課題は、シャッタユニットのセ
クタを、金属粉末を練り込んだ高比重樹脂にて成形した
ことを特徴とするレンズ付きフィルムユニットにより解
決される。
クタを、金属粉末を練り込んだ高比重樹脂にて成形した
ことを特徴とするレンズ付きフィルムユニットにより解
決される。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]第1の課題
を解決するレンズ付きフィルムユニットにおける実施の
形態を図1乃至図7を参照して説明する。
を解決するレンズ付きフィルムユニットにおける実施の
形態を図1乃至図7を参照して説明する。
【0016】先ず、図1はレンズ付きフィルムユニット
の斜視図である。レンズ付きフィルムユニットの内部は
前カバー11と後カバー12により被覆されている。前
カバー11の前面には左右方向に長溝を有する保持部1
1a,11bが設けられ、フィルタ板13が横方向から
保持部11a,11bの長溝に挿入され、左右方向に摺
動可能に構成されている。フィルタ板13は透明な樹脂
により形成され、貫通した孔からなる開口部13a、表
面を荒らしてソフトフォーカス撮影を行うためのソフト
フォーカスフィルタ13b、及びプリズムにて同一被写
体を5個の像に映し出す特殊効果フィルタ13cが設け
られている。そして、これらはフィルタ板13を摺動さ
せたとき、内部の撮影レンズと光軸が合致するように図
示していないクリックストップが設けられているので、
正確に光学的な位置決めができる。
の斜視図である。レンズ付きフィルムユニットの内部は
前カバー11と後カバー12により被覆されている。前
カバー11の前面には左右方向に長溝を有する保持部1
1a,11bが設けられ、フィルタ板13が横方向から
保持部11a,11bの長溝に挿入され、左右方向に摺
動可能に構成されている。フィルタ板13は透明な樹脂
により形成され、貫通した孔からなる開口部13a、表
面を荒らしてソフトフォーカス撮影を行うためのソフト
フォーカスフィルタ13b、及びプリズムにて同一被写
体を5個の像に映し出す特殊効果フィルタ13cが設け
られている。そして、これらはフィルタ板13を摺動さ
せたとき、内部の撮影レンズと光軸が合致するように図
示していないクリックストップが設けられているので、
正確に光学的な位置決めができる。
【0017】図1においては、撮影レンズの前方に開口
部13aが位置しているので、通常の撮影であるが、フ
ィルタ板13を左方に1段摺動させると、撮影レンズの
前方にソフトフォーカスフィルタ13bが位置してソフ
トフォーカス撮影が可能となり、更に左方にもう1段摺
動させると、撮影レンズの前方に特殊効果フィルタ13
cが位置して特殊効果撮影が可能となる。
部13aが位置しているので、通常の撮影であるが、フ
ィルタ板13を左方に1段摺動させると、撮影レンズの
前方にソフトフォーカスフィルタ13bが位置してソフ
トフォーカス撮影が可能となり、更に左方にもう1段摺
動させると、撮影レンズの前方に特殊効果フィルタ13
cが位置して特殊効果撮影が可能となる。
【0018】なお、開口部13aに代えて表裏面が平行
な透明板でもよい。
な透明板でもよい。
【0019】また、フィルタはソフトフォーカスフィル
タや5個の像に映し出す特殊効果フィルタに限定される
ものではなく、より自然な色調や敢えて不自然な色調に
色補正するカラーフィルタ、3個や6個の像に映し出す
特殊効果フィルタ、人物をやせさせたり太らせたりする
シリンドリカルレンズ等、どのようなフィルタ類を用い
てもよい。
タや5個の像に映し出す特殊効果フィルタに限定される
ものではなく、より自然な色調や敢えて不自然な色調に
色補正するカラーフィルタ、3個や6個の像に映し出す
特殊効果フィルタ、人物をやせさせたり太らせたりする
シリンドリカルレンズ等、どのようなフィルタ類を用い
てもよい。
【0020】また、フィルタ板13に2種のフィルタを
設けるのではなく、1種若しくは3種以上設けてもよ
い。
設けるのではなく、1種若しくは3種以上設けてもよ
い。
【0021】また、フィルタ板13は保持部11a,1
1bに保持された状態で出荷され、ユーザーがフィルタ
板13を容易に抜脱できないように構成してもよいし、
異なるフィルタを有する複数の保持板を同時包装、若し
くは別売りにしておき、ユーザーが任意のフィルタ板と
交換できるように、フィルタ板を挿脱可能に構成しても
よい。
1bに保持された状態で出荷され、ユーザーがフィルタ
板13を容易に抜脱できないように構成してもよいし、
異なるフィルタを有する複数の保持板を同時包装、若し
くは別売りにしておき、ユーザーが任意のフィルタ板と
交換できるように、フィルタ板を挿脱可能に構成しても
よい。
【0022】なお、14はファインダ入射窓、15はレ
リーズ釦、16は巻上げノブ、17は指数器窓である。
リーズ釦、16は巻上げノブ、17は指数器窓である。
【0023】次に、フィルタ板の形状について述べる。
【0024】図2はフィルタ板と保持部等の縦断面図で
あり、フィルタ板131は例えばソフトフォーカスフィ
ルタからなるフィルタ面131bを有し、周辺の保持面
131dが前カバー111の保持部111a,111b
に設けた長溝111c,111dに挿入されて保持され
ている。ここで、フィルタ面131bと保持面131d
は同一平面に形成されている。
あり、フィルタ板131は例えばソフトフォーカスフィ
ルタからなるフィルタ面131bを有し、周辺の保持面
131dが前カバー111の保持部111a,111b
に設けた長溝111c,111dに挿入されて保持され
ている。ここで、フィルタ面131bと保持面131d
は同一平面に形成されている。
【0025】なお、フィルタ板131の裏面と撮影レン
ズLの前面との間隔は、5mm以内であることが望まし
い。
ズLの前面との間隔は、5mm以内であることが望まし
い。
【0026】しかし、これに限らず図3に示すように、
フィルタ板132のフィルタ面132bと保持面132
dとを異なる平面に形成してもよい。
フィルタ板132のフィルタ面132bと保持面132
dとを異なる平面に形成してもよい。
【0027】また、図4に示すように、フィルタ板13
3のフィルタ面133bを窪ませて、フィルタ面133
bと保持面133dとを異なる平面に形成してもよい。
3のフィルタ面133bを窪ませて、フィルタ面133
bと保持面133dとを異なる平面に形成してもよい。
【0028】更に、図5に示すように、デザイン的にフ
ィルタ板134を湾曲させて、前カバー14の保持部1
14a,114b、フィルタ面134b、及び保持面1
34dを湾曲させて形成しても良い。なお、フィルタ面
を平面にして保持面のみを湾曲させてもよいし、フィル
タ面を湾曲させ保持面のみを平面にしてもよいなお、以
上の説明ではフィルタ板を左右方向に摺動させたが、上
下方向に摺動させる様に構成してもよい。
ィルタ板134を湾曲させて、前カバー14の保持部1
14a,114b、フィルタ面134b、及び保持面1
34dを湾曲させて形成しても良い。なお、フィルタ面
を平面にして保持面のみを湾曲させてもよいし、フィル
タ面を湾曲させ保持面のみを平面にしてもよいなお、以
上の説明ではフィルタ板を左右方向に摺動させたが、上
下方向に摺動させる様に構成してもよい。
【0029】更に、以上の説明ではフィルタ板を保持す
る保持部は前カバーに形成されていたが、保持部を前カ
バーとは別体とし、随時レンズ付きフィルムユニットに
着脱可能に構成してもよい。
る保持部は前カバーに形成されていたが、保持部を前カ
バーとは別体とし、随時レンズ付きフィルムユニットに
着脱可能に構成してもよい。
【0030】次に、フィルタを装着したレンズ付きフィ
ルムユニットにおけるファインダについて説明する。
ルムユニットにおけるファインダについて説明する。
【0031】フィルタには、例えば中心部分をそのまま
写し周辺部分をソフトフォーカスの画像に写すフィルタ
や、中心部分をそのまま写し周辺部分を流れた画像にす
るフィルタや、中心部分を多数の像に映し出す特殊効果
フィルタ等があり、これらは中心に位置する被写体を主
要被写体として重点的に撮影し、特殊撮影効果を得るも
のである。従って、ファインダにおいて、その中心に位
置する被写体の領域を判別できることが望ましい。
写し周辺部分をソフトフォーカスの画像に写すフィルタ
や、中心部分をそのまま写し周辺部分を流れた画像にす
るフィルタや、中心部分を多数の像に映し出す特殊効果
フィルタ等があり、これらは中心に位置する被写体を主
要被写体として重点的に撮影し、特殊撮影効果を得るも
のである。従って、ファインダにおいて、その中心に位
置する被写体の領域を判別できることが望ましい。
【0032】図6は逆ガリレオ式ファインダの斜視図で
あり、対物レンズ21と接眼レンズ22により構成され
ている。対物レンズ21は平凹レンズであり、平面部を
被写体側に向け、接眼レンズ22は平凸レンズであり、
平面部を撮影者側に向けてある。対物レンズ21の凹面
において、フィルタによる特殊撮影効果が得られる中心
部分に相当する領域21aは透明のままであるが、それ
以外の凹面には着色されている。着色の色に関しては、
上述の如き特殊撮影効果を得るフィルタを常時装着した
専用のレンズ付きフィルムユニットであれば黒色でもよ
いが、フィルタを用いない一般撮影も可能とした兼用の
レンズ付きフィルムユニットであれば、あまり濃くない
色の方が好ましい。
あり、対物レンズ21と接眼レンズ22により構成され
ている。対物レンズ21は平凹レンズであり、平面部を
被写体側に向け、接眼レンズ22は平凸レンズであり、
平面部を撮影者側に向けてある。対物レンズ21の凹面
において、フィルタによる特殊撮影効果が得られる中心
部分に相当する領域21aは透明のままであるが、それ
以外の凹面には着色されている。着色の色に関しては、
上述の如き特殊撮影効果を得るフィルタを常時装着した
専用のレンズ付きフィルムユニットであれば黒色でもよ
いが、フィルタを用いない一般撮影も可能とした兼用の
レンズ付きフィルムユニットであれば、あまり濃くない
色の方が好ましい。
【0033】更に、図7の対物レンズの断面図に示すよ
うに、対物レンズ26の凹面を2面のフレネルレンズに
より形成し、ファインダによる撮影効果が得られる中心
部分に相当する領域をフレネル面26aとし、他の領域
をフレネル面26bとすれば、互いのフレネルの段差に
より撮影効果が得られる中心部分が明瞭になる。
うに、対物レンズ26の凹面を2面のフレネルレンズに
より形成し、ファインダによる撮影効果が得られる中心
部分に相当する領域をフレネル面26aとし、他の領域
をフレネル面26bとすれば、互いのフレネルの段差に
より撮影効果が得られる中心部分が明瞭になる。
【0034】[第2の実施の形態]先ず、レンズ付きフ
ィルムユニットに用いられるセクタの開閉に関する実施
の形態を図8乃至図11により説明する。図8はシャッ
タがチャージされた状態の図、図9はシャッタが作動し
てセクタが開口部を開放した状態の図、図10はシャッ
タの作動が終了してセクタが開口部を閉鎖した状態の
図、図11はバウンドが生じてセクタが再び開口部の一
部を開放した図である。
ィルムユニットに用いられるセクタの開閉に関する実施
の形態を図8乃至図11により説明する。図8はシャッ
タがチャージされた状態の図、図9はシャッタが作動し
てセクタが開口部を開放した状態の図、図10はシャッ
タの作動が終了してセクタが開口部を閉鎖した状態の
図、図11はバウンドが生じてセクタが再び開口部の一
部を開放した図である。
【0035】各図において、セクタ31は支軸32を中
心に回動し、引っ張りバネ33により反時計方向に付勢
されている。従って、静止時には図8及び図10に示す
ように、セクタ31の端末部31aがストッパー34に
当接していると共に、セクタ31はフィルムへの被写体
光を通過させる開口部36を閉鎖している。
心に回動し、引っ張りバネ33により反時計方向に付勢
されている。従って、静止時には図8及び図10に示す
ように、セクタ31の端末部31aがストッパー34に
当接していると共に、セクタ31はフィルムへの被写体
光を通過させる開口部36を閉鎖している。
【0036】シャッタチャージのときは、フィルム巻上
げに連動してチャージレバー35が図10の状態から左
方向に移動し、セクタ31の先端部31bを乗り越え
る。このとき支軸32と嵌合しているセクタ31の孔3
1cは長孔に形成されているので、チャージレバー34
により先端部31bが押され、セクタ31は僅かに下方
に移動するが、開口部36を開放させることは全くな
い。
げに連動してチャージレバー35が図10の状態から左
方向に移動し、セクタ31の先端部31bを乗り越え
る。このとき支軸32と嵌合しているセクタ31の孔3
1cは長孔に形成されているので、チャージレバー34
により先端部31bが押され、セクタ31は僅かに下方
に移動するが、開口部36を開放させることは全くな
い。
【0037】図8の如くシャッタチャージされた後、ユ
ーザーが図示していないレリーズ釦を押すと、チャージ
レバー35は図示していないバネにより急速に右方に移
動して、セクタ31の先端部31bの左側部を叩くの
で、図9の如くセクタ31は時計方向に回動して開口部
36を開放させる。チャージレバー35はセクタ31を
更に時計方向に回動させて右方に移動する。セクタ31
は引っ張りバネ33の付勢力に抗して慣性力により所定
の角度の回動をした後、停止し、次に引っ張りバネ33
の付勢力により反時計方向に回動して図10の如く開口
部36を閉鎖する。
ーザーが図示していないレリーズ釦を押すと、チャージ
レバー35は図示していないバネにより急速に右方に移
動して、セクタ31の先端部31bの左側部を叩くの
で、図9の如くセクタ31は時計方向に回動して開口部
36を開放させる。チャージレバー35はセクタ31を
更に時計方向に回動させて右方に移動する。セクタ31
は引っ張りバネ33の付勢力に抗して慣性力により所定
の角度の回動をした後、停止し、次に引っ張りバネ33
の付勢力により反時計方向に回動して図10の如く開口
部36を閉鎖する。
【0038】正常なシャッタにおけるセクタの開閉作動
は以上の如くであるが、「発明が解決しようとする課
題」にて説明したように、セクタが軽いとバウンドが生
ずる。
は以上の如くであるが、「発明が解決しようとする課
題」にて説明したように、セクタが軽いとバウンドが生
ずる。
【0039】即ち、セクタが閉鎖作動して端末部31a
がストッパー34に当接したときに、その位置で停止せ
ず、図11に示すようにセクタ31がストッパー34に
より跳ね返され、引っ張りバネ33の付勢力に抗して時
計方向に回動し、開口部36が再び開放してしまう。
がストッパー34に当接したときに、その位置で停止せ
ず、図11に示すようにセクタ31がストッパー34に
より跳ね返され、引っ張りバネ33の付勢力に抗して時
計方向に回動し、開口部36が再び開放してしまう。
【0040】この問題を解決するために、本発明におい
てはセクタの材質に、金属粉末を練り込んだ高比重樹脂
を用いる。金属粉末としては鉄系が重量的にも原価的に
も好適であり、金属粉末が練り込まれる樹脂としてはポ
リスチロールが好適である。そして、比重は4.5〜
5.0が好ましい。
てはセクタの材質に、金属粉末を練り込んだ高比重樹脂
を用いる。金属粉末としては鉄系が重量的にも原価的に
も好適であり、金属粉末が練り込まれる樹脂としてはポ
リスチロールが好適である。そして、比重は4.5〜
5.0が好ましい。
【0041】このような高比重樹脂を用いることによ
り、バウンドがなくなると共に、安定したシャッタ速度
のシャッタが得られる。
り、バウンドがなくなると共に、安定したシャッタ速度
のシャッタが得られる。
【0042】なお、練り込む金属の材質や混合比によっ
て高比重樹脂の比重が簡単に変更できるため、シャッタ
速度の変更に対して容易に追随でき、用途別のレンズ付
きフィルムユニットに対して設計変更せずに容易に対応
することができる。
て高比重樹脂の比重が簡単に変更できるため、シャッタ
速度の変更に対して容易に追随でき、用途別のレンズ付
きフィルムユニットに対して設計変更せずに容易に対応
することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1、3〜7に記載のレンズ付きフ
ィルムユニットによれば、簡単に各種のフィルタ撮影が
できる。
ィルムユニットによれば、簡単に各種のフィルタ撮影が
できる。
【0044】請求項2に記載のレンズ付きフィルムユニ
ットによれば、フィルム撮影と通常撮影とを簡単に切り
換えることができる。
ットによれば、フィルム撮影と通常撮影とを簡単に切り
換えることができる。
【0045】請求項8に記載のレンズ付きフィルムユニ
ットによれば、フィルタ板を落としたり紛失したりする
ことがない。
ットによれば、フィルタ板を落としたり紛失したりする
ことがない。
【0046】請求項9に記載のレンズ付きフィルムユニ
ットによれば、ユーザーの好みに応じて各種のフィルタ
撮影を行うことができる。
ットによれば、ユーザーの好みに応じて各種のフィルタ
撮影を行うことができる。
【0047】請求項10に記載のレンズ付きフィルムユ
ニットによれば、フィルタ撮影を行わないときにはレン
ズ付きフィルムユニットの厚みが薄くなり携帯性が向上
する。
ニットによれば、フィルタ撮影を行わないときにはレン
ズ付きフィルムユニットの厚みが薄くなり携帯性が向上
する。
【0048】請求項11〜13に記載のレンズ付きフィ
ルムユニットによれば、特殊撮影効果が得られるフィル
タを用いたとき、ファインダにて撮影領域を確認するこ
とができる。
ルムユニットによれば、特殊撮影効果が得られるフィル
タを用いたとき、ファインダにて撮影領域を確認するこ
とができる。
【0049】請求項14〜16に記載のレンズ付きフィ
ルムユニットによれば、安価であるにも拘わらずバウン
ドがなく、シャッタ速度が安定したシャッタが得られ
る。
ルムユニットによれば、安価であるにも拘わらずバウン
ドがなく、シャッタ速度が安定したシャッタが得られ
る。
【図1】レンズ付きフィルムユニットの斜視図である。
【図2】フィルタ板と保持部等の縦断面図である。
【図3】フィルタ板と保持部等の縦断面図である。
【図4】フィルタ板と保持部等の縦断面図である。
【図5】フィルタ板と保持部等の縦断面図である。
【図6】逆ガリレオ式ファインダの斜視図である。
【図7】対物レンズの断面図である。
【図8】シャッタがチャージされた状態の図である。
【図9】シャッタが作動してセクタが開口部を開放した
状態の図である。
状態の図である。
【図10】シャッタの作動が終了してセクタが開口部を
閉鎖した状態の図である。
閉鎖した状態の図である。
【図11】バウンドが生じてセクタが再び開口部の一部
を開放した図である。
を開放した図である。
11 前カバー 11a,11b,111a,111b 保持部 13,131,132,133,134 フィルタ板 13a 開口部 21,26 対物レンズ 31 セクタ 31a 端末部 31b 先端部 32 支軸 33 引っ張りバネ 34 ストッパー 35 チャージレバー 36 開口部
Claims (16)
- 【請求項1】 フィルタを設けたフィルタ板を左右方向
若しくは上下方向に摺動させて撮影レンズの前方位置に
て挿脱することを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記フィルタ板には被写体光を通過させ
る開口部、若しくは表裏面が平行な透明部が設けられて
いることを特徴とする請求項1に記載のレンズ付きフィ
ルムユニット。 - 【請求項3】 前記フィルタ板には2種類以上のフィル
タが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載のレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項4】 前記フィルタを形成するフィルタ面と前
記フィルタ板を周辺にて保持する保持面は同一平面に形
成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1
項に記載のレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項5】 前記フィルタを形成するフィルタ面と前
記フィルタ板を周辺にて保持する保持面は異なる平面に
形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
1項に記載のレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項6】 前記フィルタ板を周辺にて保持する保持
面が湾曲していることを特徴とする請求項1〜3の何れ
か1項に記載のレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項7】 前記フィルタを形成するフィルタ面が湾
曲していることを特徴とする請求項6に記載のレンズ付
きフィルムユニット。 - 【請求項8】 前記フィルタ板は前記フィルタ板を案内
し保持する保持部より抜脱不可に構成されていることを
特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のレンズ付
きフィルムユニット。 - 【請求項9】 前記フィルタ板は前記フィルタ板を案内
し保持する保持部より挿脱可能であることを特徴とする
請求項1〜7の何れか1項に記載のレンズ付きフィルム
ユニット。 - 【請求項10】 前記フィルタ板を案内し保持する保持
部はレンズ付きフィルムユニットに対して着脱自在であ
ることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の
レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項11】 撮影画角の範囲における所定の中心部
分に位置する被写体に対してのみフィルタ効果が得られ
るフィルタを撮影レンズの前方に装着し、ファインダに
おける前記所定の中心部分に相当する領域と他の領域と
を対物レンズにて区別することを特徴とするレンズ付き
フィルムユニット。 - 【請求項12】 前記対物レンズにおいて、前記他の領
域は着色されていることを特徴とする請求項11に記載
のレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項13】 前記対物レンズは2面のフレネルレン
ズに形成されており、前記所定の中心部分に相当する領
域と他の領域とは異なるフレネル面であることを特徴と
する請求項11に記載のレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項14】 シャッタユニットのセクタを、金属粉
末を練り込んだ高比重樹脂にて成形したことを特徴とす
るレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項15】 前記金属粉末は鉄系の金属からなるこ
とを特徴とする請求項14に記載のレンズ付きフィルム
ユニット。 - 【請求項16】 前記金属粉末が練り込まれる樹脂はポ
リスチロールであることを特徴とする請求項14又は請
求項15に記載のレンズ付きフィルムユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4354898A JPH11242257A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | レンズ付きフィルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4354898A JPH11242257A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | レンズ付きフィルムユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11242257A true JPH11242257A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12666821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4354898A Pending JPH11242257A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | レンズ付きフィルムユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11242257A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6728483B1 (en) | 2002-10-11 | 2004-04-27 | Eastman Kodak Company | Cameras, methods, and systems with partial-shading encodements |
| US6741326B2 (en) | 2002-10-11 | 2004-05-25 | Eastman Kodak Company | Methods, apparatus, and systems for detecting partial-shading encodement filtering |
| US7092628B2 (en) | 2002-10-11 | 2006-08-15 | Eastman Kodak Company | Photography systems and methods utilizing filter-encoded images |
| JP2012145830A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Sharp Corp | カメラモジュールおよび電子機器 |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP4354898A patent/JPH11242257A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6728483B1 (en) | 2002-10-11 | 2004-04-27 | Eastman Kodak Company | Cameras, methods, and systems with partial-shading encodements |
| US6741326B2 (en) | 2002-10-11 | 2004-05-25 | Eastman Kodak Company | Methods, apparatus, and systems for detecting partial-shading encodement filtering |
| US7092628B2 (en) | 2002-10-11 | 2006-08-15 | Eastman Kodak Company | Photography systems and methods utilizing filter-encoded images |
| JP2012145830A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Sharp Corp | カメラモジュールおよび電子機器 |
| US8576330B2 (en) | 2011-01-13 | 2013-11-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Camera module and electronic device |
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