JPH1138531A - 放射線画像読取方法および読取装置 - Google Patents
放射線画像読取方法および読取装置Info
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- JPH1138531A JPH1138531A JP19531197A JP19531197A JPH1138531A JP H1138531 A JPH1138531 A JP H1138531A JP 19531197 A JP19531197 A JP 19531197A JP 19531197 A JP19531197 A JP 19531197A JP H1138531 A JPH1138531 A JP H1138531A
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- Japan
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- light
- amount
- transmittance
- radiation image
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射線画像読取装置において、光検出器の高
感度を確保しつつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を
抑制する。 【解決手段】 励起光カットフィルター23とフォトマル
チプライヤ22との間に、光ガイド21に導かれた輝尽発光
光Mの透過率を連続的に変化させ得るエレクトロクロミ
ック素子51が介在せしめられ、外部から入力される撮影
メニューに基づいて光量特定手段53により輝尽発光光M
の光量が特定され、フォトマルチプライヤ22の光電面が
過大な入射光量によって飽和しないように、特定された
輝尽発光光Mの光量に基づいて、エレクトロクロミック
素子51の透過率を透過率変動手段52により変化させる。
感度を確保しつつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を
抑制する。 【解決手段】 励起光カットフィルター23とフォトマル
チプライヤ22との間に、光ガイド21に導かれた輝尽発光
光Mの透過率を連続的に変化させ得るエレクトロクロミ
ック素子51が介在せしめられ、外部から入力される撮影
メニューに基づいて光量特定手段53により輝尽発光光M
の光量が特定され、フォトマルチプライヤ22の光電面が
過大な入射光量によって飽和しないように、特定された
輝尽発光光Mの光量に基づいて、エレクトロクロミック
素子51の透過率を透過率変動手段52により変化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線画像情報が蓄
積記録されている蓄積性蛍光体シートに励起光を照射
し、この蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽発光光
を光電的に検出して放射線画像情報を示す画像信号を得
る放射線画像読取方法および装置に関し、詳細には、光
電面を有する光検出器の飽和を防止するための改良に関
するものである。
積記録されている蓄積性蛍光体シートに励起光を照射
し、この蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽発光光
を光電的に検出して放射線画像情報を示す画像信号を得
る放射線画像読取方法および装置に関し、詳細には、光
電面を有する光検出器の飽和を防止するための改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】放射線(X線、α線、β線、γ線、電子
線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギーの
一部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照射すると
蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍
光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体やその他の被写
体の放射線画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体(蓄
積性蛍光体シート)に記録し、この蓄積性蛍光体シート
にレーザー光等の励起光を走査して輝尽発光光を生じせ
しめ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信
号を得、この画像信号に基づき写真感光材料等の記録媒
体、CRT等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像
として出力させる放射線画像情報記録再生システム(C
R:コンピューテッド・ラジオグラフィとも称する)が
すでに知られている(特開昭55-12429号、同56-11395
号、同56-11397号など)。
線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギーの
一部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照射すると
蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍
光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体やその他の被写
体の放射線画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体(蓄
積性蛍光体シート)に記録し、この蓄積性蛍光体シート
にレーザー光等の励起光を走査して輝尽発光光を生じせ
しめ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信
号を得、この画像信号に基づき写真感光材料等の記録媒
体、CRT等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像
として出力させる放射線画像情報記録再生システム(C
R:コンピューテッド・ラジオグラフィとも称する)が
すでに知られている(特開昭55-12429号、同56-11395
号、同56-11397号など)。
【0003】このシステムは、従来の銀塩写真を用いる
放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域
にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有し
ている。
放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域
にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有し
ている。
【0004】上記放射線画像情報記録再生システムにお
いて、蓄積性蛍光体シートから放射線画像情報を読み取
る具体的な方法は、被写体の画像情報が記録された蓄積
性蛍光体シートをレーザビーム等の励起光で2次元的に
走査し、そのときシートから発せられた輝尽発光光を、
励起光の主走査線に沿って延びる光入射端面を有する集
光体(光ガイド)を介して光検出器に伝え、この光検出
器によって輝尽発光光を光電的に検出し、得られた信号
を励起光の走査と同期したタイミングでサンプリングす
ることによって画素単位の画像信号を得るのである。
いて、蓄積性蛍光体シートから放射線画像情報を読み取
る具体的な方法は、被写体の画像情報が記録された蓄積
性蛍光体シートをレーザビーム等の励起光で2次元的に
走査し、そのときシートから発せられた輝尽発光光を、
励起光の主走査線に沿って延びる光入射端面を有する集
光体(光ガイド)を介して光検出器に伝え、この光検出
器によって輝尽発光光を光電的に検出し、得られた信号
を励起光の走査と同期したタイミングでサンプリングす
ることによって画素単位の画像信号を得るのである。
【0005】ところで、上記システムにおいて一般に用
いられる光検出器には、フォトトランジスタやフォトダ
イオードのように内部光電効果を利用するものと、光電
子増倍管(フォトマルチプライヤー)のように光電面を
備え、この光電面での光電子放出効果を利用するものと
があるが、光電子増倍管のように光電面を備えた光検出
器を上記システムにおいて用いる場合には、光検出器の
感度を高めるため次のような工夫がされるのが一般的で
ある。
いられる光検出器には、フォトトランジスタやフォトダ
イオードのように内部光電効果を利用するものと、光電
子増倍管(フォトマルチプライヤー)のように光電面を
備え、この光電面での光電子放出効果を利用するものと
があるが、光電子増倍管のように光電面を備えた光検出
器を上記システムにおいて用いる場合には、光検出器の
感度を高めるため次のような工夫がされるのが一般的で
ある。
【0006】すなわち、この種の光検出器には発光光を
光電面に集めるための光ガイドが取り付けられるのが通
常であるが、この集光ガイドの集光性能を向上させて光
電面への集光効率をできるだけ高めること、あるいはS
b−K−Csのように量子効率の高いバイアルカリ等の
材料を光電面に用いることなどである。
光電面に集めるための光ガイドが取り付けられるのが通
常であるが、この集光ガイドの集光性能を向上させて光
電面への集光効率をできるだけ高めること、あるいはS
b−K−Csのように量子効率の高いバイアルカリ等の
材料を光電面に用いることなどである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、光電面を備
えた光検出器で上述のように感度を高めたものは、多大
な光量を検出した場合は、その後しばらくの間、感度が
低下するという、光電面での飽和現象が生じやすく、こ
の飽和現象が生じた光検出器から得た画像信号を用いて
可視画像を再生した場合、偽画像が生じ、良好な画像を
得ることができない。
えた光検出器で上述のように感度を高めたものは、多大
な光量を検出した場合は、その後しばらくの間、感度が
低下するという、光電面での飽和現象が生じやすく、こ
の飽和現象が生じた光検出器から得た画像信号を用いて
可視画像を再生した場合、偽画像が生じ、良好な画像を
得ることができない。
【0008】一方、このシステムは医用分野で用いられ
るものの他、一般産業用として用いられるものもある。
医用分野においては、被写体は人体であり、人体に対す
る照射放射線量は撮影部位等によって大きな変化はな
く、したがって輝尽発光光の光量も大きな差異は生じな
いのが一般的である。
るものの他、一般産業用として用いられるものもある。
医用分野においては、被写体は人体であり、人体に対す
る照射放射線量は撮影部位等によって大きな変化はな
く、したがって輝尽発光光の光量も大きな差異は生じな
いのが一般的である。
【0009】これに対して、鋳物や鉄塊などの製品の非
破壊検査等に用いられる一般産業用のシステムでは、非
常に多種多様な物が被写体となり、それらのそれぞれに
適した画像情報を得るために照射放射線量の幅も非常に
幅広い(線量の比で2〜3桁)ものとなっている。
破壊検査等に用いられる一般産業用のシステムでは、非
常に多種多様な物が被写体となり、それらのそれぞれに
適した画像情報を得るために照射放射線量の幅も非常に
幅広い(線量の比で2〜3桁)ものとなっている。
【0010】一般産業用のシステムでは特にこの飽和現
象が生じ易いため、高感度を確保しつつ飽和現象を抑制
したものが待望されている。
象が生じ易いため、高感度を確保しつつ飽和現象を抑制
したものが待望されている。
【0011】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、光検出器の高感度を確保しつつ飽和現象を抑制し
て、偽画像の発生を抑制した放射線画像読取方法および
装置を提供することを目的とするものである。
って、光検出器の高感度を確保しつつ飽和現象を抑制し
て、偽画像の発生を抑制した放射線画像読取方法および
装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の放射線画像読取
方法および装置は、光電面への入射光となる、蓄積性蛍
光体シートから発光された輝尽発光光が光電面に到達す
るまでの間に、その光量に基づいて透過率を変化させた
透過率可変媒体中を通過させることにより、または、そ
の光量に基づいて蓄積性蛍光体シートに入射する励起光
の光量を変化させることにより、光電面に入射する光量
の絶対レベルを抑制するものである。
方法および装置は、光電面への入射光となる、蓄積性蛍
光体シートから発光された輝尽発光光が光電面に到達す
るまでの間に、その光量に基づいて透過率を変化させた
透過率可変媒体中を通過させることにより、または、そ
の光量に基づいて蓄積性蛍光体シートに入射する励起光
の光量を変化させることにより、光電面に入射する光量
の絶対レベルを抑制するものである。
【0013】すなわち本発明の第1の放射線画像読取方
法は、被写体の放射線画像情報が記録されている蓄積性
蛍光体シートを励起光で走査して該シートから生じる輝
尽発光光を、光電面を備えた光検出器を用いて光電的に
検出することにより、前記画像情報を表す画像信号を得
る放射線画像読取方法において、前記シートから前記光
検出器の光電面までの間のいずれかに、前記輝尽発光光
の透過率を連続的にまたは段階的に変化させる透過率可
変媒体を介在せしめ、前記光電面が過大な入射光量によ
って飽和しないように、前記輝尽発光光の光量に基づい
て、前記透過率可変媒体の前記透過率を変化させること
を特徴とするものである。
法は、被写体の放射線画像情報が記録されている蓄積性
蛍光体シートを励起光で走査して該シートから生じる輝
尽発光光を、光電面を備えた光検出器を用いて光電的に
検出することにより、前記画像情報を表す画像信号を得
る放射線画像読取方法において、前記シートから前記光
検出器の光電面までの間のいずれかに、前記輝尽発光光
の透過率を連続的にまたは段階的に変化させる透過率可
変媒体を介在せしめ、前記光電面が過大な入射光量によ
って飽和しないように、前記輝尽発光光の光量に基づい
て、前記透過率可変媒体の前記透過率を変化させること
を特徴とするものである。
【0014】ここで励起光としては可視光やレーザー光
などを適用することができる。
などを適用することができる。
【0015】透過率可変媒体としては、例えば、光透過
率を電気的に変化させるものとして電流を流す方向によ
って光透過率が変化するエレクトロクロミック素子、N
CAP型液晶、または機械的に光学素子を移動して変化
させるNDフィルターなどを用いることができる。
率を電気的に変化させるものとして電流を流す方向によ
って光透過率が変化するエレクトロクロミック素子、N
CAP型液晶、または機械的に光学素子を移動して変化
させるNDフィルターなどを用いることができる。
【0016】エレクトロクロミック素子用の材料として
は、非晶質WO3 (無色〜青)、IrO2 (無色〜青)、
ビオロゲン(無色〜青)、アントラキノン(無色〜赤)
などを適用することができ、蛍光体の発光色に応じて適
切なものを選択すればよい。
は、非晶質WO3 (無色〜青)、IrO2 (無色〜青)、
ビオロゲン(無色〜青)、アントラキノン(無色〜赤)
などを適用することができ、蛍光体の発光色に応じて適
切なものを選択すればよい。
【0017】NCAP型液晶とは、ネマチック液晶をカ
プセル化したもの(Nematic Curvilinear Aligned Phas
e )である。一般にこの液晶は、電気光学異方性をもつ
棒状分子として表現され、配向膜に沿って配向する性質
を有しており、通常の電界のかかっていない状態では、
液晶はカプセルの内側に配向し、入射光は液晶の屈折特
性によって表面および内部で散乱するため不透明状態と
なる。一方、電界のかかった状態では、誘電率異方性が
正の液晶は、電界に対して分子長軸を平行に保つ性質を
有するため、カプセル内の液晶は電極面に対し垂直方向
に配向する。このとき、カプセル外のカプセルを分散し
ているポリマーの屈折率と等しくしておけば、光は散乱
せずに直進するので透明状態となる。
プセル化したもの(Nematic Curvilinear Aligned Phas
e )である。一般にこの液晶は、電気光学異方性をもつ
棒状分子として表現され、配向膜に沿って配向する性質
を有しており、通常の電界のかかっていない状態では、
液晶はカプセルの内側に配向し、入射光は液晶の屈折特
性によって表面および内部で散乱するため不透明状態と
なる。一方、電界のかかった状態では、誘電率異方性が
正の液晶は、電界に対して分子長軸を平行に保つ性質を
有するため、カプセル内の液晶は電極面に対し垂直方向
に配向する。このとき、カプセル外のカプセルを分散し
ているポリマーの屈折率と等しくしておけば、光は散乱
せずに直進するので透明状態となる。
【0018】シートから前記光検出器の光電面までの間
のいずれかに、とは、例えば光ガイドが光検出器に一体
的に組み付けられているような態様である場合は、光ガ
イドの光入射端面であってもよいし、光ガイドと光検出
器との接続面であってもよい。また、光検出器や光ガイ
ドと一体化するのが取扱上簡便であるため望ましいが、
必ずしも一体化が要求されるものではない。なお、ND
フィルターについては、透過率を調整するためにはこの
フィルター自体を物理的に動かす必要があり、このこと
から、光検出器等と完全に一体化して相対運動ができな
くなることが望まれるものではない。
のいずれかに、とは、例えば光ガイドが光検出器に一体
的に組み付けられているような態様である場合は、光ガ
イドの光入射端面であってもよいし、光ガイドと光検出
器との接続面であってもよい。また、光検出器や光ガイ
ドと一体化するのが取扱上簡便であるため望ましいが、
必ずしも一体化が要求されるものではない。なお、ND
フィルターについては、透過率を調整するためにはこの
フィルター自体を物理的に動かす必要があり、このこと
から、光検出器等と完全に一体化して相対運動ができな
くなることが望まれるものではない。
【0019】また、輝尽発光光の光量に基づいて、透過
率可変媒体の透過率をどの程度変化させるかについて
は、予め実験データ等に基づいて定め、これを参照テー
ブル化しておき、変化させる必要に応じてそのテーブル
を参照すればよい。
率可変媒体の透過率をどの程度変化させるかについて
は、予め実験データ等に基づいて定め、これを参照テー
ブル化しておき、変化させる必要に応じてそのテーブル
を参照すればよい。
【0020】さらに、輝尽発光光の光量は、シートの極
一部であって画像の再生に影響を与えない範囲で、実際
に励起光を照射して輝尽発光光を検出することにより求
めてもよいが、撮影時の照射放射線量と励起光の付与エ
ネルギーとに基づいて発光される輝尽発光光の光量を予
測し、若しくは推定することにより求め、又は外部から
入力されることによって求められるものであってもよ
い。さらに、産業用の放射線画像記録読取システムでは
医用のシステムに比べて被写体の種類が多いため、被写
体の材質や厚さ、撮影方向などの撮影メニューが照射放
射線量と密接な関連を有することに着目して、撮影メニ
ューに基づいて輝尽発光光の光量を求めるようにしても
よい。
一部であって画像の再生に影響を与えない範囲で、実際
に励起光を照射して輝尽発光光を検出することにより求
めてもよいが、撮影時の照射放射線量と励起光の付与エ
ネルギーとに基づいて発光される輝尽発光光の光量を予
測し、若しくは推定することにより求め、又は外部から
入力されることによって求められるものであってもよ
い。さらに、産業用の放射線画像記録読取システムでは
医用のシステムに比べて被写体の種類が多いため、被写
体の材質や厚さ、撮影方向などの撮影メニューが照射放
射線量と密接な関連を有することに着目して、撮影メニ
ューに基づいて輝尽発光光の光量を求めるようにしても
よい。
【0021】なお撮影メニューに基づいて輝尽発光光の
光量を求める場合にも、透過率可変媒体の透過率をどの
程度変化させるかについては、予め実験データ等に基づ
いて定め、撮影メニューと透過率の変化の程度とを対応
づけてテーブル化しておけばよい。
光量を求める場合にも、透過率可変媒体の透過率をどの
程度変化させるかについては、予め実験データ等に基づ
いて定め、撮影メニューと透過率の変化の程度とを対応
づけてテーブル化しておけばよい。
【0022】以上の説明は、以下の各発明においても同
様である。
様である。
【0023】本発明の第1の放射線画像読取装置は、上
記本発明の第1の放射線画像読取方法を実施するための
具体的な装置であって、被写体の放射線画像情報が記録
されている蓄積性蛍光体シートを励起光で走査して該シ
ートから生じる輝尽発光光を、光電面を備えた光検出器
を用いて光電的に検出することにより、前記画像情報を
表す画像信号を得る放射線画像読取装置において、前記
シートから前記光検出器の光電面までの間のいずれかに
設けられた、前記輝尽発光光の透過率を連続的に又は段
階的に変化させる透過率可変媒体と、前記光電面が過大
な入射光量によって飽和しないように、前記輝尽発光光
の光量に基づいて、前記透過率可変媒体の前記透過率を
変化させる透過率変動手段とをさらに備えたことを特徴
とするものである。
記本発明の第1の放射線画像読取方法を実施するための
具体的な装置であって、被写体の放射線画像情報が記録
されている蓄積性蛍光体シートを励起光で走査して該シ
ートから生じる輝尽発光光を、光電面を備えた光検出器
を用いて光電的に検出することにより、前記画像情報を
表す画像信号を得る放射線画像読取装置において、前記
シートから前記光検出器の光電面までの間のいずれかに
設けられた、前記輝尽発光光の透過率を連続的に又は段
階的に変化させる透過率可変媒体と、前記光電面が過大
な入射光量によって飽和しないように、前記輝尽発光光
の光量に基づいて、前記透過率可変媒体の前記透過率を
変化させる透過率変動手段とをさらに備えたことを特徴
とするものである。
【0024】本発明の第2の放射線画像読取方法は、被
写体の放射線画像情報が記録されている蓄積性蛍光体シ
ートを励起光で走査して該シートから生じる輝尽発光光
を、光電面を備えた光検出器を用いて光電的に検出する
ことにより、前記画像情報を表す画像信号を得る放射線
画像読取方法において、前記光電面が前記輝尽発光光の
過大な入射光量によって飽和しないように、前記輝尽発
光光の光量に基づいて、前記励起光の、前記蓄積性蛍光
体シートへの入射光量を連続的に又は段階的に変化させ
ることを特徴とするものである。
写体の放射線画像情報が記録されている蓄積性蛍光体シ
ートを励起光で走査して該シートから生じる輝尽発光光
を、光電面を備えた光検出器を用いて光電的に検出する
ことにより、前記画像情報を表す画像信号を得る放射線
画像読取方法において、前記光電面が前記輝尽発光光の
過大な入射光量によって飽和しないように、前記輝尽発
光光の光量に基づいて、前記励起光の、前記蓄積性蛍光
体シートへの入射光量を連続的に又は段階的に変化させ
ることを特徴とするものである。
【0025】ここで、励起光の、前記蓄積性蛍光体シー
トへの入射光量を変化させる方法としては、励起光の光
源を直接制御して出射光量を変化させるものであっても
よいし、あるいは、出射光量自体は変化させずに、光源
から蓄積性蛍光体シートに至る励起光の光路上に、励起
光を透過する透過率が連続的に又は段階的に変化するよ
うなエレクトロクロミック素子、NCAP型液晶または
NDフィルター等の透過率可変媒体を配し、これらの透
過率を変化させることによって、シートへの入射光量を
変化させてもよい。なお、励起光の、蓄積性蛍光体シー
トへの入射光量を変動させた場合、読取動作開始のタイ
ミングの基礎となるシートの先端検出信号(副走査方
向)および始点検出信号(主走査信号)のレベルも変動
するため、これらのゲイン(利得)も自動的に調整する
のが望ましい。
トへの入射光量を変化させる方法としては、励起光の光
源を直接制御して出射光量を変化させるものであっても
よいし、あるいは、出射光量自体は変化させずに、光源
から蓄積性蛍光体シートに至る励起光の光路上に、励起
光を透過する透過率が連続的に又は段階的に変化するよ
うなエレクトロクロミック素子、NCAP型液晶または
NDフィルター等の透過率可変媒体を配し、これらの透
過率を変化させることによって、シートへの入射光量を
変化させてもよい。なお、励起光の、蓄積性蛍光体シー
トへの入射光量を変動させた場合、読取動作開始のタイ
ミングの基礎となるシートの先端検出信号(副走査方
向)および始点検出信号(主走査信号)のレベルも変動
するため、これらのゲイン(利得)も自動的に調整する
のが望ましい。
【0026】以上の説明は、以下の発明においても同様
である。
である。
【0027】本発明の第2の放射線画像読取装置は、被
写体の放射線画像情報が記録されている蓄積性蛍光体シ
ートを励起光で走査して該シートから生じる輝尽発光光
を、光電面を備えた光検出器を用いて光電的に検出する
ことにより、前記画像情報を表す画像信号を得る放射線
画像読取装置において、前記光電面が前記輝尽発光光の
過大な入射光量によって飽和しないように、前記特定さ
れた輝尽発光光の光量に基づいて、前記励起光の、前記
蓄積性蛍光体シートへの入射光量を連続的に又は段階的
に変化させる光量変動手段とをさらに備えたことを特徴
とするものである。
写体の放射線画像情報が記録されている蓄積性蛍光体シ
ートを励起光で走査して該シートから生じる輝尽発光光
を、光電面を備えた光検出器を用いて光電的に検出する
ことにより、前記画像情報を表す画像信号を得る放射線
画像読取装置において、前記光電面が前記輝尽発光光の
過大な入射光量によって飽和しないように、前記特定さ
れた輝尽発光光の光量に基づいて、前記励起光の、前記
蓄積性蛍光体シートへの入射光量を連続的に又は段階的
に変化させる光量変動手段とをさらに備えたことを特徴
とするものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の第1の放射線画像読取方法また
は装置によれば、シートから光電面までの間に透過率可
変媒体を設け、シートから発光された輝尽発光光が光電
面に到達するまでの間に、いかなる方法によるかを問わ
ず、求められまたは推定された輝尽発光光の光量に基づ
いて、透過率可変媒体の透過率を変化させることによっ
て、光電面に入射する光量のレベルを、光電面が飽和し
ない範囲に抑制することができる。
は装置によれば、シートから光電面までの間に透過率可
変媒体を設け、シートから発光された輝尽発光光が光電
面に到達するまでの間に、いかなる方法によるかを問わ
ず、求められまたは推定された輝尽発光光の光量に基づ
いて、透過率可変媒体の透過率を変化させることによっ
て、光電面に入射する光量のレベルを、光電面が飽和し
ない範囲に抑制することができる。
【0029】すなわち具体的には、輝尽発光光の光量が
大きい場合は、透過率可変媒体の透過率を下げることに
より、輝尽発光光が光電面に到達する率は低くなるため
光電面に入射する光量のレベルを低く抑制することがで
き、光電面の飽和による偽画像を生じる画像信号の発生
を抑止することができる。
大きい場合は、透過率可変媒体の透過率を下げることに
より、輝尽発光光が光電面に到達する率は低くなるため
光電面に入射する光量のレベルを低く抑制することがで
き、光電面の飽和による偽画像を生じる画像信号の発生
を抑止することができる。
【0030】一方、輝尽発光光の光量が小さい場合は、
透過率可変媒体の透過率を下げることなく透過させて、
輝尽発光光が光電面に到達する率が低くなるのを抑制す
るため光電面に入射する光量のレベルが低く抑制される
ことはなく、この場合、元々の輝尽発光光の光量は小さ
いため光電面が飽和することはなく、反対に、高感度に
画像信号を得ることができるため、画像信号のS/Nが
低下するのを抑制することができる。
透過率可変媒体の透過率を下げることなく透過させて、
輝尽発光光が光電面に到達する率が低くなるのを抑制す
るため光電面に入射する光量のレベルが低く抑制される
ことはなく、この場合、元々の輝尽発光光の光量は小さ
いため光電面が飽和することはなく、反対に、高感度に
画像信号を得ることができるため、画像信号のS/Nが
低下するのを抑制することができる。
【0031】本発明の第2の放射線画像読取方法または
装置によれば、シートに照射する励起光の光量を可変と
し、光検出器の光電面への入射光となる輝尽発光光の光
量に基づいて、シートに照射される励起光の光量を変化
させることによって、光電面に入射する光量のレベル
を、光電面が飽和しない範囲に抑制することができる。
装置によれば、シートに照射する励起光の光量を可変と
し、光検出器の光電面への入射光となる輝尽発光光の光
量に基づいて、シートに照射される励起光の光量を変化
させることによって、光電面に入射する光量のレベル
を、光電面が飽和しない範囲に抑制することができる。
【0032】すなわち具体的には、所定の光量の励起光
で励起した場合に予測される輝尽発光光の光量が大きい
場合は、励起光の光量を下げることにより、シートから
発光する輝尽発光光の光量レベルが抑制され、したがっ
て光検出器の光電面に到達する輝尽発光光の光量のレベ
ルを低く抑制することができ、光電面の飽和による偽画
像を生じる画像信号の発生を抑止することができる。
で励起した場合に予測される輝尽発光光の光量が大きい
場合は、励起光の光量を下げることにより、シートから
発光する輝尽発光光の光量レベルが抑制され、したがっ
て光検出器の光電面に到達する輝尽発光光の光量のレベ
ルを低く抑制することができ、光電面の飽和による偽画
像を生じる画像信号の発生を抑止することができる。
【0033】一方、予測される輝尽発光光の光量が小さ
い場合は、励起光の光量を下げることなく(光源を直接
制御して光量の増大が可能である場合は、増大させても
よい)励起光をシートに入射させることにより、輝尽発
光光の発光量の低下を抑制し、光検出器の光電面に入射
する光量のレベルが低く抑制されることはなく、この場
合、元々の輝尽発光光の光量は小さいため光電面が飽和
することはなく、反対に、高感度に画像信号を得ること
ができるため、画像信号のS/Nが低下するのを抑制す
ることができる。
い場合は、励起光の光量を下げることなく(光源を直接
制御して光量の増大が可能である場合は、増大させても
よい)励起光をシートに入射させることにより、輝尽発
光光の発光量の低下を抑制し、光検出器の光電面に入射
する光量のレベルが低く抑制されることはなく、この場
合、元々の輝尽発光光の光量は小さいため光電面が飽和
することはなく、反対に、高感度に画像信号を得ること
ができるため、画像信号のS/Nが低下するのを抑制す
ることができる。
【0034】なお、本発明の各読取方法または装置にお
いて、撮影メニューに基づいて輝尽発光光の光量を特定
すれば、実際に輝尽発光光の光量を検出する必要がない
ためシステムのアルゴリズムを簡単にすることができ
る。
いて、撮影メニューに基づいて輝尽発光光の光量を特定
すれば、実際に輝尽発光光の光量を検出する必要がない
ためシステムのアルゴリズムを簡単にすることができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の放射線画像読取装
置の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明す
る。
置の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明す
る。
【0036】図1は、本発明の放射線画像読取装置の前
提となる従来の放射線画像読取装置の概略構成を示す
図、図2は本発明の第1の放射線画像読取装置の第1実
施形態の要部を示す構成図、図3は本発明の第1の放射
線画像読取装置の第2実施形態の要部を示す構成図、図
4は本発明の第2の放射線画像読取装置の一実施形態を
示す構成図である。
提となる従来の放射線画像読取装置の概略構成を示す
図、図2は本発明の第1の放射線画像読取装置の第1実
施形態の要部を示す構成図、図3は本発明の第1の放射
線画像読取装置の第2実施形態の要部を示す構成図、図
4は本発明の第2の放射線画像読取装置の一実施形態を
示す構成図である。
【0037】まず、図1に示した放射線画像読取装置に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0038】図示の放射線画像情報読取装置は、図示し
ないモータにより回転せしめられるエンドレスベルト40
上に蓄積性蛍光体シート(以下、シートという)30が配
置され、シート30の上方には、シート30を励起するレー
ザ光Lを発するレーザ光源11と、そのレーザ光Lを反射
偏向する回転多面鏡12と、この回転多面鏡12を回転させ
るモータ13と、回転多面鏡12で反射偏向されたレーザ光
Lをシート30上に収束し、かつ等速度で走査させる走査
レンズ(fθレンズ)14が配されている。
ないモータにより回転せしめられるエンドレスベルト40
上に蓄積性蛍光体シート(以下、シートという)30が配
置され、シート30の上方には、シート30を励起するレー
ザ光Lを発するレーザ光源11と、そのレーザ光Lを反射
偏向する回転多面鏡12と、この回転多面鏡12を回転させ
るモータ13と、回転多面鏡12で反射偏向されたレーザ光
Lをシート30上に収束し、かつ等速度で走査させる走査
レンズ(fθレンズ)14が配されている。
【0039】さらに、前記レーザ光Lが走査されるシー
ト30の直上には、そのレーザ光Lによる励起でシート30
の上面から発せられる輝尽発光光Mを上方より集光する
光ガイド21が近接して配置されている。光ガイド21には
それぞれ、集光した輝尽発光光Mを光電的に検出してア
ナログ画像信号yに変換するフォトマルチプライヤ(光
電子増倍管)22が、励起光であるレーザ光Lがフォトマ
ルチプライヤ22に入射するのを阻止する励起光カットフ
ィルター23を介して接続されている。
ト30の直上には、そのレーザ光Lによる励起でシート30
の上面から発せられる輝尽発光光Mを上方より集光する
光ガイド21が近接して配置されている。光ガイド21には
それぞれ、集光した輝尽発光光Mを光電的に検出してア
ナログ画像信号yに変換するフォトマルチプライヤ(光
電子増倍管)22が、励起光であるレーザ光Lがフォトマ
ルチプライヤ22に入射するのを阻止する励起光カットフ
ィルター23を介して接続されている。
【0040】また、フォトマルチプライヤ22には対数増
幅器24が接続され、対数増幅器24はアナログ画像信号y
をログ変換して対数化画像信号gを出力する。対数増幅
器24にはさらにアナログ/デジタル変換回路(以下、A
/D変換回路という)25が接続され、このA/D変換回
路25により対数化画像信号gはデジタル画像データSに
変換され、外部の画像処理装置に出力される。
幅器24が接続され、対数増幅器24はアナログ画像信号y
をログ変換して対数化画像信号gを出力する。対数増幅
器24にはさらにアナログ/デジタル変換回路(以下、A
/D変換回路という)25が接続され、このA/D変換回
路25により対数化画像信号gはデジタル画像データSに
変換され、外部の画像処理装置に出力される。
【0041】次に図1に示した放射線画像読取装置の作
用について簡単に説明する。
用について簡単に説明する。
【0042】放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍
光体シート30は、エンドレスベルト40上の所定の位置に
セットされる。この所定位置にセットされたシート30
は、エンドレスベルト40により、矢印Y方向に搬送(副
走査)される。
光体シート30は、エンドレスベルト40上の所定の位置に
セットされる。この所定位置にセットされたシート30
は、エンドレスベルト40により、矢印Y方向に搬送(副
走査)される。
【0043】一方、レーザ光源11から発せられたレーザ
ー光Lは、モータ13により駆動され矢印方向に高速回転
する回転多面鏡12によって反射偏向され、この偏向され
たレーザー光Lは走査レンズ14によりシート30の表面上
で収束され、かつ等速度でシート30の表面を矢印X方向
に主走査する。レーザー光Lの主走査とシート30の矢印
Y方向への副走査とにより、シート30は全面に亘ってレ
ーザー光Lが照射されることになる。
ー光Lは、モータ13により駆動され矢印方向に高速回転
する回転多面鏡12によって反射偏向され、この偏向され
たレーザー光Lは走査レンズ14によりシート30の表面上
で収束され、かつ等速度でシート30の表面を矢印X方向
に主走査する。レーザー光Lの主走査とシート30の矢印
Y方向への副走査とにより、シート30は全面に亘ってレ
ーザー光Lが照射されることになる。
【0044】シート30の、レーザー光Lが照射された部
分からは、シート30に蓄積記録されている放射線画像情
報に応じた輝尽発光光Mが発光される。
分からは、シート30に蓄積記録されている放射線画像情
報に応じた輝尽発光光Mが発光される。
【0045】シート30の各部分から順次連続的に発光し
た輝尽発光光Mはシート30の上面に近接して配された光
ガイド21によってフォトマルチプライヤ22に導かれる
が、このとき、光ガイド21には、輝尽発光光Mだけでな
く、シート30により反射等されたレーザー光Lの一部も
入射する。
た輝尽発光光Mはシート30の上面に近接して配された光
ガイド21によってフォトマルチプライヤ22に導かれる
が、このとき、光ガイド21には、輝尽発光光Mだけでな
く、シート30により反射等されたレーザー光Lの一部も
入射する。
【0046】光ガイド21に入射した輝尽発光光Mおよび
レーザー光Lは、光ガイド21とフォトマルチプライヤ22
との間に設けられた励起光カットフィルター23に到達す
るが、励起光カットフィルター23の作用により、レーザ
ー光Lは透過せずに輝尽発光光Mだけが透過し、フォト
マルチプライヤ22に到達する。
レーザー光Lは、光ガイド21とフォトマルチプライヤ22
との間に設けられた励起光カットフィルター23に到達す
るが、励起光カットフィルター23の作用により、レーザ
ー光Lは透過せずに輝尽発光光Mだけが透過し、フォト
マルチプライヤ22に到達する。
【0047】フォトマルチプライヤ22は入射した輝尽発
光光Mを光電的に検出し、検出した輝尽発光光Mの光量
pに対応したアナログ画像信号yに変換し、対数増幅器
24にアナログ画像信号yを出力する。
光光Mを光電的に検出し、検出した輝尽発光光Mの光量
pに対応したアナログ画像信号yに変換し、対数増幅器
24にアナログ画像信号yを出力する。
【0048】アナログ画像信号yは対数増幅器24により
対数的に増幅されて対数化画像信号gに変換され、対数
化画像信号gはA/D変換回路25に入力され、A/D変
換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングされ、量子化により画素
ごとのデジタル画像データSに変換される。
対数的に増幅されて対数化画像信号gに変換され、対数
化画像信号gはA/D変換回路25に入力され、A/D変
換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングされ、量子化により画素
ごとのデジタル画像データSに変換される。
【0049】以上が、図1に示した従来からの放射線画
像読取装置の基本的な説明である。
像読取装置の基本的な説明である。
【0050】次にまず、本発明の第1の放射線画像読取
装置の第1実施形態について、この実施形態の主要部で
ある光ガイド21からフォトマルチプライヤ22までの構成
要素について図2を用いて説明する。
装置の第1実施形態について、この実施形態の主要部で
ある光ガイド21からフォトマルチプライヤ22までの構成
要素について図2を用いて説明する。
【0051】図示の光ガイド21、励起光カットフィルタ
ー23およびフォトマルチプライヤ22は、前述した従来の
放射線画像読取装置に用いられていたものと同様である
ので説明を省略する。
ー23およびフォトマルチプライヤ22は、前述した従来の
放射線画像読取装置に用いられていたものと同様である
ので説明を省略する。
【0052】一方、励起光カットフィルター23とフォト
マルチプライヤ22との間には、光ガイド21に導かれた輝
尽発光光Mの透過率を連続的にまたは段階的に変化させ
得る透過率可変媒体としてのエレクトロクロミック素子
51が介在せしめられている。
マルチプライヤ22との間には、光ガイド21に導かれた輝
尽発光光Mの透過率を連続的にまたは段階的に変化させ
得る透過率可変媒体としてのエレクトロクロミック素子
51が介在せしめられている。
【0053】このエレクトロクロミック素子51は、例え
ば非晶質WO3 (無色〜青)、IrO2 (無色〜青)、ビ
オロゲン(無色〜青)、アントラキノン(無色〜赤)な
どを用いることができる。
ば非晶質WO3 (無色〜青)、IrO2 (無色〜青)、ビ
オロゲン(無色〜青)、アントラキノン(無色〜赤)な
どを用いることができる。
【0054】さらに本実施形態の放射線画像読取装置
は、シート30ごとに、外部から入力される撮影メニュー
に基づいてシート30から発光される輝尽発光光Mの光量
を見積等して、フォトマルチプライヤ22に入射する輝尽
発光光Mの光量を特定する光量特定手段53と、フォトマ
ルチプライヤ22の光電面が過大な入射光量によって飽和
しないように、光量特定手段53によって特定された輝尽
発光光Mの光量に基づいて、エレクトロクロミック素子
51の透過率を変化させる透過率変動手段52とを備えてい
る。
は、シート30ごとに、外部から入力される撮影メニュー
に基づいてシート30から発光される輝尽発光光Mの光量
を見積等して、フォトマルチプライヤ22に入射する輝尽
発光光Mの光量を特定する光量特定手段53と、フォトマ
ルチプライヤ22の光電面が過大な入射光量によって飽和
しないように、光量特定手段53によって特定された輝尽
発光光Mの光量に基づいて、エレクトロクロミック素子
51の透過率を変化させる透過率変動手段52とを備えてい
る。
【0055】次に本実施形態の放射線画像読取装置の作
用効果について説明する。
用効果について説明する。
【0056】まず画像情報を読み取るシート30ごとに、
撮影メニューが光量特定手段53に入力される。ここで入
力された撮影メニューによれば、シート30に記録されて
いる被写体の物品名、被写体の材質、被写体の形状、被
写体の大きさおよび撮影方向等が含まれており、撮影メ
ニューに従って、被写体に照射される放射線量を特定す
ることができる。すなわち、撮影メニューが光量特定手
段53に入力されると、光量特定手段53は、入力された撮
影メニューにしたがって撮影時に被写体に照射された放
射線量すなわちシート30に記録されている放射線エネル
ギーを求め、さらにこの求められた放射線エネルギーお
よびレーザー光Lの励起エネルギーに基づいて、シート
30から発光する輝尽発光光Mの光量(予測量)を予め求
める。
撮影メニューが光量特定手段53に入力される。ここで入
力された撮影メニューによれば、シート30に記録されて
いる被写体の物品名、被写体の材質、被写体の形状、被
写体の大きさおよび撮影方向等が含まれており、撮影メ
ニューに従って、被写体に照射される放射線量を特定す
ることができる。すなわち、撮影メニューが光量特定手
段53に入力されると、光量特定手段53は、入力された撮
影メニューにしたがって撮影時に被写体に照射された放
射線量すなわちシート30に記録されている放射線エネル
ギーを求め、さらにこの求められた放射線エネルギーお
よびレーザー光Lの励起エネルギーに基づいて、シート
30から発光する輝尽発光光Mの光量(予測量)を予め求
める。
【0057】なお、撮影メニューの光量特定手段53への
入力は、シート30の一部に記録された情報(例えばバー
コード等により記録されたもの)をバーコードリーダー
等により読み取ることによって行ってもよいし、または
各シート30ごとのID情報と関連づけられた撮影メニュ
ーがサーバーコンピューターから読み出されてそれが自
動的に入力するものであってもよいし、その他、操作者
が手動で入力してもよい。
入力は、シート30の一部に記録された情報(例えばバー
コード等により記録されたもの)をバーコードリーダー
等により読み取ることによって行ってもよいし、または
各シート30ごとのID情報と関連づけられた撮影メニュ
ーがサーバーコンピューターから読み出されてそれが自
動的に入力するものであってもよいし、その他、操作者
が手動で入力してもよい。
【0058】光量特定手段53により求められた輝尽発光
光Mの光量(予測量)は、透過率変動手段52に入力さ
れ、透過率変動手段52は入力された輝尽発光光Mの光量
に基づいてエレクトロクロミック素子51の透過率を変化
させる。
光Mの光量(予測量)は、透過率変動手段52に入力さ
れ、透過率変動手段52は入力された輝尽発光光Mの光量
に基づいてエレクトロクロミック素子51の透過率を変化
させる。
【0059】この透過率の変化は、具体的には、輝尽発
光光Mの光量が大きい場合には、エレクトロクロミック
素子51の透過率を低く設定して、励起光カットフィルタ
ー23を透過した過大な入射光量の輝尽発光光によってフ
ォトマルチプライヤ22の光電面が飽和するのを防止し、
一方、輝尽発光光Mの光量が小さい場合は、フォトマル
チプライヤ22の光電面が飽和しない範囲でエレクトロク
ロミック素子51の透過率を高く設定する。
光光Mの光量が大きい場合には、エレクトロクロミック
素子51の透過率を低く設定して、励起光カットフィルタ
ー23を透過した過大な入射光量の輝尽発光光によってフ
ォトマルチプライヤ22の光電面が飽和するのを防止し、
一方、輝尽発光光Mの光量が小さい場合は、フォトマル
チプライヤ22の光電面が飽和しない範囲でエレクトロク
ロミック素子51の透過率を高く設定する。
【0060】このようにエレクトロクロミック素子51の
透過率を変化させた後に、レーザ光源11から発せられた
レーザー光L(図1参照)は、モータ13により駆動され
矢印方向に高速回転する回転多面鏡12によって反射偏向
され、この偏向されたレーザー光Lは走査レンズ14によ
りシート30の表面上で収束され、かつ等速度でシート30
の表面を矢印X方向に主走査する。レーザー光Lの主走
査とシート30の矢印Y方向への副走査とにより、シート
30は全面に亘ってレーザー光Lが照射される。
透過率を変化させた後に、レーザ光源11から発せられた
レーザー光L(図1参照)は、モータ13により駆動され
矢印方向に高速回転する回転多面鏡12によって反射偏向
され、この偏向されたレーザー光Lは走査レンズ14によ
りシート30の表面上で収束され、かつ等速度でシート30
の表面を矢印X方向に主走査する。レーザー光Lの主走
査とシート30の矢印Y方向への副走査とにより、シート
30は全面に亘ってレーザー光Lが照射される。
【0061】シート30からは、蓄積記録されている放射
線画像情報に応じた輝尽発光光Mが発光され、シート30
により反射等されたレーザー光Lの一部とともに、光ガ
イド21に入射する。
線画像情報に応じた輝尽発光光Mが発光され、シート30
により反射等されたレーザー光Lの一部とともに、光ガ
イド21に入射する。
【0062】光ガイド21に入射した輝尽発光光Mおよび
レーザー光Lのうちレーザー光Lは励起光カットフィル
ター23を透過せず、輝尽発光光Mだけが励起光カットフ
ィルター23を透過する(図2参照)。
レーザー光Lのうちレーザー光Lは励起光カットフィル
ター23を透過せず、輝尽発光光Mだけが励起光カットフ
ィルター23を透過する(図2参照)。
【0063】励起光カットフィルター23を透過した輝尽
発光光Mは続いて、輝尽発光光Mの光量(予測量)に応
じて透過率が適切に設定されたエレクトロクロミック素
子51を透過してフォトマルチプライヤ22に入射する。す
なわち、輝尽発光光Mの光量が比較的大きい場合は、透
過率が比較的低く設定されるため、フォトマルチプライ
ヤ22に入射する輝尽発光光Mの光量は、フォトマルチプ
ライヤ22の光電面を飽和させることはなく、一方、輝尽
発光光Mの光量が小さい場合は、透過率は大きい値に設
定されるが、輝尽発光光Mの発光光量自体がもともと小
さいため、フォトマルチプライヤ22に入射する輝尽発光
光Mの光量は、フォトマルチプライヤ22の光電面を飽和
させるものではなく、高感度を維持することができる。
発光光Mは続いて、輝尽発光光Mの光量(予測量)に応
じて透過率が適切に設定されたエレクトロクロミック素
子51を透過してフォトマルチプライヤ22に入射する。す
なわち、輝尽発光光Mの光量が比較的大きい場合は、透
過率が比較的低く設定されるため、フォトマルチプライ
ヤ22に入射する輝尽発光光Mの光量は、フォトマルチプ
ライヤ22の光電面を飽和させることはなく、一方、輝尽
発光光Mの光量が小さい場合は、透過率は大きい値に設
定されるが、輝尽発光光Mの発光光量自体がもともと小
さいため、フォトマルチプライヤ22に入射する輝尽発光
光Mの光量は、フォトマルチプライヤ22の光電面を飽和
させるものではなく、高感度を維持することができる。
【0064】そしてこのようにしてフォトマルチプライ
ヤ22に検出された輝尽発光光Mは、光電変換によりアナ
ログ画像信号yに変換され、対数増幅器24にアナログ画
像信号yとして出力される。
ヤ22に検出された輝尽発光光Mは、光電変換によりアナ
ログ画像信号yに変換され、対数増幅器24にアナログ画
像信号yとして出力される。
【0065】アナログ画像信号yは対数増幅器24により
対数的に増幅されて対数化画像信号gに変換され、対数
化画像信号gはA/D変換回路25に入力され、A/D変
換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングされ、量子化により画素
ごとのデジタル画像データSに変換される。
対数的に増幅されて対数化画像信号gに変換され、対数
化画像信号gはA/D変換回路25に入力され、A/D変
換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングされ、量子化により画素
ごとのデジタル画像データSに変換される。
【0066】このように、本実施形態の放射線画像読取
装置によれば、フォトマルチプライヤの高感度を確保し
つつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を抑制すること
ができる。
装置によれば、フォトマルチプライヤの高感度を確保し
つつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を抑制すること
ができる。
【0067】次に本発明の第1の放射線画像読取装置の
第2の実施形態について、この実施形態の主要部である
光ガイド21からフォトマルチプライヤ22までの構成要素
を示す図3を用いて説明する。
第2の実施形態について、この実施形態の主要部である
光ガイド21からフォトマルチプライヤ22までの構成要素
を示す図3を用いて説明する。
【0068】図示の光ガイド21、励起光カットフィルタ
ー23およびフォトマルチプライヤ22は前述した図1また
は図2に用いられていたものと同様であり、光量特定手
段53は前述した図2に用いられていたものと同様である
ので説明を省略する。
ー23およびフォトマルチプライヤ22は前述した図1また
は図2に用いられていたものと同様であり、光量特定手
段53は前述した図2に用いられていたものと同様である
ので説明を省略する。
【0069】一方、励起光カットフィルター23とフォト
マルチプライヤ22との間には、光ガイド21に導かれた輝
尽発光光Mの透過率を連続的にまたは段階的に変化させ
得る透過率可変媒体としてのNDフィルター54が介在せ
しめられている。
マルチプライヤ22との間には、光ガイド21に導かれた輝
尽発光光Mの透過率を連続的にまたは段階的に変化させ
得る透過率可変媒体としてのNDフィルター54が介在せ
しめられている。
【0070】さらに本実施形態の放射線画像読取装置
は、フォトマルチプライヤ22の光電面が過大な入射光量
によって飽和しないように、光量特定手段53によって特
定された輝尽発光光Mの光量に基づいて、NDフィルタ
ー54を光路に対して直交する方向(図3において矢印方
向)に移動調整させる透過率変動手段55とを備えてい
る。
は、フォトマルチプライヤ22の光電面が過大な入射光量
によって飽和しないように、光量特定手段53によって特
定された輝尽発光光Mの光量に基づいて、NDフィルタ
ー54を光路に対して直交する方向(図3において矢印方
向)に移動調整させる透過率変動手段55とを備えてい
る。
【0071】次に本実施形態の放射線画像読取装置の作
用効果について説明する。
用効果について説明する。
【0072】まず画像情報を読み取るシート30ごとに、
撮影メニューが光量特定手段53に入力される。ここで入
力された撮影メニューによれば、シート30に記録されて
いる被写体の物品名、被写体の材質、被写体の形状、被
写体の大きさおよび撮影方向等が含まれており、撮影メ
ニューに従って、被写体に照射される放射線量を特定す
ることができる。すなわち、撮影メニューが光量特定手
段53に入力されると、光量特定手段53は、入力された撮
影メニューにしたがって撮影時に被写体に照射された放
射線量すなわちシート30に記録されている放射線エネル
ギーを求め、さらにこの求められた放射線エネルギーお
よびレーザー光Lの励起エネルギーに基づいて、シート
30から発光する輝尽発光光Mの光量(予測量)を予め求
める。
撮影メニューが光量特定手段53に入力される。ここで入
力された撮影メニューによれば、シート30に記録されて
いる被写体の物品名、被写体の材質、被写体の形状、被
写体の大きさおよび撮影方向等が含まれており、撮影メ
ニューに従って、被写体に照射される放射線量を特定す
ることができる。すなわち、撮影メニューが光量特定手
段53に入力されると、光量特定手段53は、入力された撮
影メニューにしたがって撮影時に被写体に照射された放
射線量すなわちシート30に記録されている放射線エネル
ギーを求め、さらにこの求められた放射線エネルギーお
よびレーザー光Lの励起エネルギーに基づいて、シート
30から発光する輝尽発光光Mの光量(予測量)を予め求
める。
【0073】なお、撮影メニューの光量特定手段53への
入力は、前述した種々の方法を採用することができる。
入力は、前述した種々の方法を採用することができる。
【0074】光量特定手段53により求められた輝尽発光
光Mの光量(予測量)は、透過率変動手段55に入力さ
れ、透過率変動手段55に入力された輝尽発光光Mの光量
に基づいてNDフィルター54を矢印方向に移動調整して
フォトマルチプライヤ22への透過率を変化させる。
光Mの光量(予測量)は、透過率変動手段55に入力さ
れ、透過率変動手段55に入力された輝尽発光光Mの光量
に基づいてNDフィルター54を矢印方向に移動調整して
フォトマルチプライヤ22への透過率を変化させる。
【0075】この透過率の変化は、具体的には、輝尽発
光光Mの光量が大きい場合には、透過率を低く設定し
て、励起光カットフィルター23を透過した過大な入射光
量の輝尽発光光によってフォトマルチプライヤ22の光電
面が飽和するのを防止し、一方、輝尽発光光Mの光量が
小さい場合は、フォトマルチプライヤ22の光電面が飽和
しない範囲で透過率を高く設定する。
光光Mの光量が大きい場合には、透過率を低く設定し
て、励起光カットフィルター23を透過した過大な入射光
量の輝尽発光光によってフォトマルチプライヤ22の光電
面が飽和するのを防止し、一方、輝尽発光光Mの光量が
小さい場合は、フォトマルチプライヤ22の光電面が飽和
しない範囲で透過率を高く設定する。
【0076】このようにNDフィルター54を移動調整し
てその透過率を変化させた後に、レーザ光源11から発せ
られたレーザー光L(図1参照)は、モータ13により駆
動され矢印方向に高速回転する回転多面鏡12によって反
射偏向され、この偏向されたレーザー光Lは走査レンズ
14によりシート30の表面上で収束され、かつ等速度でシ
ート30の表面を矢印X方向に主走査する。レーザー光L
の主走査とシート30の矢印Y方向への副走査とにより、
シート30は全面に亘ってレーザー光Lが照射される。
てその透過率を変化させた後に、レーザ光源11から発せ
られたレーザー光L(図1参照)は、モータ13により駆
動され矢印方向に高速回転する回転多面鏡12によって反
射偏向され、この偏向されたレーザー光Lは走査レンズ
14によりシート30の表面上で収束され、かつ等速度でシ
ート30の表面を矢印X方向に主走査する。レーザー光L
の主走査とシート30の矢印Y方向への副走査とにより、
シート30は全面に亘ってレーザー光Lが照射される。
【0077】シート30からは、蓄積記録されている放射
線画像情報に応じた輝尽発光光Mが発光され、シート30
により反射等されたレーザー光Lの一部とともに、光ガ
イド21に入射する。
線画像情報に応じた輝尽発光光Mが発光され、シート30
により反射等されたレーザー光Lの一部とともに、光ガ
イド21に入射する。
【0078】光ガイド21に入射した輝尽発光光Mおよび
レーザー光Lのうちレーザー光Lは励起光カットフィル
ター23を透過せず、輝尽発光光Mだけが励起光カットフ
ィルター23を透過する(図3参照)。
レーザー光Lのうちレーザー光Lは励起光カットフィル
ター23を透過せず、輝尽発光光Mだけが励起光カットフ
ィルター23を透過する(図3参照)。
【0079】励起光カットフィルター23を透過した輝尽
発光光Mは続いて、輝尽発光光Mの光量(予測量)に応
じて透過率が適切に設定されたNDフィルター54を透過
してフォトマルチプライヤ22に入射する。すなわち、輝
尽発光光Mの光量が比較的大きい場合は、透過率が比較
的低く設定されるため、フォトマルチプライヤ22に入射
する輝尽発光光Mの光量は、フォトマルチプライヤ22の
光電面を飽和させることはなく、一方、輝尽発光光Mの
光量が小さい場合は、透過率は大きい値に設定される
が、輝尽発光光Mの発光光量自体がもともと小さいた
め、フォトマルチプライヤ22に入射する輝尽発光光Mの
光量は、フォトマルチプライヤ22の光電面を飽和させる
ものではなく、高感度を維持することができる。
発光光Mは続いて、輝尽発光光Mの光量(予測量)に応
じて透過率が適切に設定されたNDフィルター54を透過
してフォトマルチプライヤ22に入射する。すなわち、輝
尽発光光Mの光量が比較的大きい場合は、透過率が比較
的低く設定されるため、フォトマルチプライヤ22に入射
する輝尽発光光Mの光量は、フォトマルチプライヤ22の
光電面を飽和させることはなく、一方、輝尽発光光Mの
光量が小さい場合は、透過率は大きい値に設定される
が、輝尽発光光Mの発光光量自体がもともと小さいた
め、フォトマルチプライヤ22に入射する輝尽発光光Mの
光量は、フォトマルチプライヤ22の光電面を飽和させる
ものではなく、高感度を維持することができる。
【0080】そしてこのようにしてフォトマルチプライ
ヤ22に検出された輝尽発光光Mは、光電変換によりアナ
ログ画像信号yに変換され、対数増幅器24にアナログ画
像信号yとして出力される。
ヤ22に検出された輝尽発光光Mは、光電変換によりアナ
ログ画像信号yに変換され、対数増幅器24にアナログ画
像信号yとして出力される。
【0081】アナログ画像信号yは対数増幅器24により
対数的に増幅されて対数化画像信号gに変換され、対数
化画像信号gはA/D変換回路25に入力され、A/D変
換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングされ、量子化により画素
ごとのデジタル画像データSに変換される。
対数的に増幅されて対数化画像信号gに変換され、対数
化画像信号gはA/D変換回路25に入力され、A/D変
換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングされ、量子化により画素
ごとのデジタル画像データSに変換される。
【0082】このように、本実施形態の放射線画像読取
装置によれば、フォトマルチプライヤの高感度を確保し
つつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を抑制すること
ができる。
装置によれば、フォトマルチプライヤの高感度を確保し
つつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を抑制すること
ができる。
【0083】次に、本発明の第2の放射線画像読取装置
の一実施形態について、その構成を示す図4を用いて説
明する。
の一実施形態について、その構成を示す図4を用いて説
明する。
【0084】図示の放射線画像読取装置は、図1に示し
た従来の放射線画像読取装置に対して、レーザ光源11′
をその出射光量を可変としたものであり、さらに、所定
光量のレーザー光を照射した場合にシートから発光する
と予想される輝尽発光光の光量を特定する光量特定手段
53と、フォトマルチプライヤ22の光電面が輝尽発光光の
過大な入射光量によって飽和しないように、光量特定手
段53により特定された輝尽発光光の光量に基づいて、光
源11′を制御してレーザー光の発光量を連続的に変化さ
せる光量変動手段56とを備えた構成である。
た従来の放射線画像読取装置に対して、レーザ光源11′
をその出射光量を可変としたものであり、さらに、所定
光量のレーザー光を照射した場合にシートから発光する
と予想される輝尽発光光の光量を特定する光量特定手段
53と、フォトマルチプライヤ22の光電面が輝尽発光光の
過大な入射光量によって飽和しないように、光量特定手
段53により特定された輝尽発光光の光量に基づいて、光
源11′を制御してレーザー光の発光量を連続的に変化さ
せる光量変動手段56とを備えた構成である。
【0085】ここで、光量特定手段53は前述した図2に
用いられていたものと同様であるので説明を省略する。
用いられていたものと同様であるので説明を省略する。
【0086】次に本実施形態の放射線画像読取装置の作
用効果について説明する。
用効果について説明する。
【0087】まず画像情報を読み取るシート30ごとに、
撮影メニューが光量特定手段53に入力され、光量特定手
段53は、入力された撮影メニューにしたがってシート30
から発光する輝尽発光光Mの光量(予測量)を予め求め
る。ここでは輝尽発光光Mの光量が、フォトマルチプラ
イヤー22の光電面を飽和させる程に大きい値とする。
撮影メニューが光量特定手段53に入力され、光量特定手
段53は、入力された撮影メニューにしたがってシート30
から発光する輝尽発光光Mの光量(予測量)を予め求め
る。ここでは輝尽発光光Mの光量が、フォトマルチプラ
イヤー22の光電面を飽和させる程に大きい値とする。
【0088】光量特定手段53により求められた輝尽発光
光Mの光量は、光量変動手段56に入力され、光量変動手
段56は、入力された輝尽発光光Mの光量に基づいて、光
源11′を制御して発光するレーザー光Lの発光量を一
律に一定のレベル(ΔL)だけ低下させる。このとき低
下せしめられる光量の幅は、フォトマルチプライヤ22
の光電面に過大な輝尽発光光が入射してその光電面が飽
和しないような範囲で予め設定されたものである。
光Mの光量は、光量変動手段56に入力され、光量変動手
段56は、入力された輝尽発光光Mの光量に基づいて、光
源11′を制御して発光するレーザー光Lの発光量を一
律に一定のレベル(ΔL)だけ低下させる。このとき低
下せしめられる光量の幅は、フォトマルチプライヤ22
の光電面に過大な輝尽発光光が入射してその光電面が飽
和しないような範囲で予め設定されたものである。
【0089】このように発光量が低下せしめられて光源
11′から出射されたレーザー光L′は、以下、図1に示
した従来の放射線画像読取装置におけるレーザー光Lと
同様に、モータ13により駆動され矢印方向に高速回転す
る回転多面鏡12によって反射偏向され、この偏向された
レーザー光L′は走査レンズ14によりシート30の表面上
で収束され、かつ等速度でシート30の表面を矢印X方向
に主走査する。レーザー光Lの主走査と、エンドレスベ
ルト40による矢印Y方向へのシート30の搬送(副走査)
とにより、シート30は全面に亘ってレーザー光L′が照
射されることになる。
11′から出射されたレーザー光L′は、以下、図1に示
した従来の放射線画像読取装置におけるレーザー光Lと
同様に、モータ13により駆動され矢印方向に高速回転す
る回転多面鏡12によって反射偏向され、この偏向された
レーザー光L′は走査レンズ14によりシート30の表面上
で収束され、かつ等速度でシート30の表面を矢印X方向
に主走査する。レーザー光Lの主走査と、エンドレスベ
ルト40による矢印Y方向へのシート30の搬送(副走査)
とにより、シート30は全面に亘ってレーザー光L′が照
射されることになる。
【0090】シート30の、レーザー光L′が照射された
部分からは、シート30に蓄積記録されている放射線画像
情報に応じた輝尽発光光M′が発光される。
部分からは、シート30に蓄積記録されている放射線画像
情報に応じた輝尽発光光M′が発光される。
【0091】シート30の各部分から順次連続的に発光し
た輝尽発光光M′およびシート30により反射等されたレ
ーザー光L′の一部は、シート30の上面に近接して配さ
れた光ガイド21によってフォトマルチプライヤ22に導か
れる。
た輝尽発光光M′およびシート30により反射等されたレ
ーザー光L′の一部は、シート30の上面に近接して配さ
れた光ガイド21によってフォトマルチプライヤ22に導か
れる。
【0092】光ガイド21に入射した輝尽発光光M′およ
びレーザー光L′は、光ガイド21とフォトマルチプライ
ヤ22との間に設けられた励起光カットフィルター23に到
達するが、レーザー光L′は励起光カットフィルター23
を透過せずに輝尽発光光M′だけが透過し、フォトマル
チプライヤ22に到達する。このときの輝尽発光光M′
は、光量変動手段56により、フォトマルチプライヤ22の
光電面を飽和させない範囲の輝尽発光光に対応したもの
であるから、フォトマルチプライヤ22は入射した輝尽発
光光M′を飽和することなく光電的に検出することがで
き、この輝尽発光光M′の光量p′を対応するアナログ
画像信号y′に変換し、対数増幅器24にアナログ画像信
号y′を出力する。
びレーザー光L′は、光ガイド21とフォトマルチプライ
ヤ22との間に設けられた励起光カットフィルター23に到
達するが、レーザー光L′は励起光カットフィルター23
を透過せずに輝尽発光光M′だけが透過し、フォトマル
チプライヤ22に到達する。このときの輝尽発光光M′
は、光量変動手段56により、フォトマルチプライヤ22の
光電面を飽和させない範囲の輝尽発光光に対応したもの
であるから、フォトマルチプライヤ22は入射した輝尽発
光光M′を飽和することなく光電的に検出することがで
き、この輝尽発光光M′の光量p′を対応するアナログ
画像信号y′に変換し、対数増幅器24にアナログ画像信
号y′を出力する。
【0093】アナログ画像信号y′は対数増幅器24によ
り対数的に増幅されて対数化画像信号g′に変換され、
対数化画像信号g′はA/D変換回路25に入力され、A
/D変換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所
定のサンプリング間隔でサンプリングされ、量子化によ
り画素ごとのデジタル画像データS′に変換される。
り対数的に増幅されて対数化画像信号g′に変換され、
対数化画像信号g′はA/D変換回路25に入力され、A
/D変換回路25により、レーザ光Lの走査に同期して所
定のサンプリング間隔でサンプリングされ、量子化によ
り画素ごとのデジタル画像データS′に変換される。
【0094】このように、本実施形態の放射線画像読取
装置によれば、フォトマルチプライヤの高感度を確保し
つつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を抑制すること
ができる。
装置によれば、フォトマルチプライヤの高感度を確保し
つつ飽和現象を抑制して、偽画像の発生を抑制すること
ができる。
【0095】なお上記各実施形態においては光量特定手
段を用いて輝尽発光光の光量を特定しているが、本発明
の放射線画像読取装置はこの形態に限るものではなく、
実際に検出し、予測し、推定し、または外部からの入力
する等、いかなる方法によるかに拘わらず、輝尽発光光
の光量を求められればよい。
段を用いて輝尽発光光の光量を特定しているが、本発明
の放射線画像読取装置はこの形態に限るものではなく、
実際に検出し、予測し、推定し、または外部からの入力
する等、いかなる方法によるかに拘わらず、輝尽発光光
の光量を求められればよい。
【図1】放射線画像読取装置の基本構成を示す図
【図2】本発明の第1の放射線画像読取装置の第1実施
形態の要部を示す図
形態の要部を示す図
【図3】本発明の第1の放射線画像読取装置の第2実施
形態の要部を示す図
形態の要部を示す図
【図4】本発明の第2の放射線画像読取装置の一実施形
態を示す図
態を示す図
21 光ガイド 22 フォトマルチプライヤ 23 励起光カットフィルター 24 ログアンプ 51 エレクトロクロミック素子 52 透過率変動手段 53 光量特定手段
Claims (12)
- 【請求項1】 被写体の放射線画像情報が記録されてい
る蓄積性蛍光体シートを励起光で走査して該シートから
生じる輝尽発光光を、光電面を備えた光検出器を用いて
光電的に検出することにより、前記画像情報を表す画像
信号を得る放射線画像読取方法において、 前記シートから前記光検出器の光電面までの間のいずれ
かに、前記輝尽発光光の透過率を連続的にまたは段階的
に変化させる透過率可変媒体を介在せしめ、 前記光電面が過大な入射光量によって飽和しないよう
に、前記輝尽発光光の光量に基づいて、前記透過率可変
媒体の前記透過率を変化させることを特徴とする放射線
画像読取方法。 - 【請求項2】 前記透過率可変媒体をエレクトロクロミ
ック素子としたことを特徴とする請求項1記載の放射線
画像読取方法。 - 【請求項3】 前記透過率可変媒体をNCAP型液晶と
したことを特徴とする請求項1記載の放射線画像読取方
法。 - 【請求項4】 前記透過率可変媒体をNDフィルターと
したことを特徴とする請求項1記載の放射線画像読取方
法。 - 【請求項5】 被写体の放射線画像情報が記録されてい
る蓄積性蛍光体シートを励起光で走査して該シートから
生じる輝尽発光光を、光電面を備えた光検出器を用いて
光電的に検出することにより、前記画像情報を表す画像
信号を得る放射線画像読取方法において、 前記光電面が前記輝尽発光光の過大な入射光量によって
飽和しないように、前記輝尽発光光の光量に基づいて、
前記励起光の、前記蓄積性蛍光体シートへの入射光量を
連続的に又は段階的に変化させることを特徴とする放射
線画像読取方法。 - 【請求項6】 前記輝尽発光光の光量を、前記被写体の
放射線画像情報を前記蓄積性蛍光体シートに記録した際
の撮影メニューに基づいて特定することを特徴とする請
求項1から5のうちいずれか1項に記載の放射線画像読
取方法。 - 【請求項7】 被写体の放射線画像情報が記録されてい
る蓄積性蛍光体シートを励起光で走査して該シートから
生じる輝尽発光光を、光電面を備えた光検出器を用いて
光電的に検出することにより、前記画像情報を表す画像
信号を得る放射線画像読取装置において、 前記シートから前記光検出器の光電面までの間のいずれ
かに設けられた、前記輝尽発光光の透過率を連続的に又
は段階的に変化させる透過率可変媒体と、 前記光電面が過大な入射光量によって飽和しないよう
に、前記輝尽発光光の光量に基づいて、前記透過率可変
媒体の前記透過率を変化させる透過率変動手段とをさら
に備えたことを特徴とする放射線画像読取装置。 - 【請求項8】 前記透過率可変媒体がエレクトロクロミ
ック素子であることを特徴とする請求項7記載の放射線
画像読取装置。 - 【請求項9】 前記透過率可変媒体がNCAP型液晶で
あることを特徴とする請求項7記載の放射線画像読取装
置。 - 【請求項10】 前記透過率可変媒体がNDフィルター
であることを特徴とする請求項7記載の放射線画像読取
装置。 - 【請求項11】 被写体の放射線画像情報が記録されて
いる蓄積性蛍光体シートを励起光で走査して該シートか
ら生じる輝尽発光光を、光電面を備えた光検出器を用い
て光電的に検出することにより、前記画像情報を表す画
像信号を得る放射線画像読取装置において、 前記光電面が前記輝尽発光光の過大な入射光量によって
飽和しないように、前記輝尽発光光の光量に基づいて、
前記励起光の、前記蓄積性蛍光体シートへの入射光量を
連続的に又は段階的に変化させる光量変動手段とをさら
に備えたことを特徴とする放射線画像読取装置。 - 【請求項12】 前記光量特定手段が、前記被写体の放
射線画像情報を前記蓄積性蛍光体シートに記録した際の
撮影メニューに基づいて、前記輝尽発光光の光量を特定
することを特徴とする請求項7から11のうちいずれか
1項に記載の放射線画像読取装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19531197A JPH1138531A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 放射線画像読取方法および読取装置 |
| US09/770,187 US6417518B2 (en) | 1997-07-22 | 2001-01-29 | Radiation image information read-out method and system |
| US09/962,140 US20020011577A1 (en) | 1997-07-22 | 2001-09-26 | Radiation image information read-out method and system |
| US10/151,818 US6635897B2 (en) | 1997-07-22 | 2002-05-22 | Radiation image information read-out method and system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19531197A JPH1138531A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 放射線画像読取方法および読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1138531A true JPH1138531A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16339052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19531197A Pending JPH1138531A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 放射線画像読取方法および読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1138531A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000249796A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-14 | Japan Atom Energy Res Inst | 輝尽性蛍光体を用いた放射線計測装置及びその計測方法 |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP19531197A patent/JPH1138531A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000249796A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-14 | Japan Atom Energy Res Inst | 輝尽性蛍光体を用いた放射線計測装置及びその計測方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |