JPH1138563A - 写真用ロールフイルム - Google Patents
写真用ロールフイルムInfo
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- JPH1138563A JPH1138563A JP19030197A JP19030197A JPH1138563A JP H1138563 A JPH1138563 A JP H1138563A JP 19030197 A JP19030197 A JP 19030197A JP 19030197 A JP19030197 A JP 19030197A JP H1138563 A JPH1138563 A JP H1138563A
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- light
- claw
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 写真用ロールフイルムにおいて、遮光紙の先
端部の先端縁がスプールの係止爪に引っ掛かるのを防止
し、遮光紙とスプールとの係止を確実に行う。 【解決手段】 係止爪15は縦爪15aと横爪15bか
らなる。遮光紙4の先端部4aには係止孔が形成してあ
る。縦爪15aの厚み方向の中心位置から横爪15bの
先端までの長さLが、縦爪15aの傾斜縁18aと横爪
15bとの最短水平距離をa,傾斜縁18aの傾斜角を
θ,一方の壁12aからスリット7の開口7aに対面す
る横爪15bの端までの高さをHとし、係止孔が係止爪
15に係合した状態で横爪15bの先端が係止孔の縁と
重なった部分の軸方向の距離である係止量ファクターK
が、係止孔の半径をr,縦爪15aの厚みの半分をsと
し、かつ2.8mm≦r≦6.0mmのときにK≧0.
5mmとなるようにした。
端部の先端縁がスプールの係止爪に引っ掛かるのを防止
し、遮光紙とスプールとの係止を確実に行う。 【解決手段】 係止爪15は縦爪15aと横爪15bか
らなる。遮光紙4の先端部4aには係止孔が形成してあ
る。縦爪15aの厚み方向の中心位置から横爪15bの
先端までの長さLが、縦爪15aの傾斜縁18aと横爪
15bとの最短水平距離をa,傾斜縁18aの傾斜角を
θ,一方の壁12aからスリット7の開口7aに対面す
る横爪15bの端までの高さをHとし、係止孔が係止爪
15に係合した状態で横爪15bの先端が係止孔の縁と
重なった部分の軸方向の距離である係止量ファクターK
が、係止孔の半径をr,縦爪15aの厚みの半分をsと
し、かつ2.8mm≦r≦6.0mmのときにK≧0.
5mmとなるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用ロールフイ
ルムに関し、更に詳しくは120型,220型等の写真
用ロールフイルムを構成する遮光紙及びスプールの改良
に関するものである。
ルムに関し、更に詳しくは120型,220型等の写真
用ロールフイルムを構成する遮光紙及びスプールの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真用ロールフイルムとしては、120
型と220型が知られており、これらはいずれも遮光紙
付の帯状の写真フイルムをスプールの軸部にロール状に
巻き付けたもので、先端部を約2cm程度折って粘着テ
ープで止めた形態で提供されている。120型の写真用
ロールフイルムは、写真フイルムのバック面の全体を覆
うように写真フイルムの全長より長い遮光紙が一端部を
接着テープで固定して設けられている。220型の写真
用ロールフイルムは、リーダーペーパー,トレーラーと
称される短い遮光紙を写真フイルムの前後に固定し、写
真フイルムを長くして120型より撮影コマ数を多くし
たものである。
型と220型が知られており、これらはいずれも遮光紙
付の帯状の写真フイルムをスプールの軸部にロール状に
巻き付けたもので、先端部を約2cm程度折って粘着テ
ープで止めた形態で提供されている。120型の写真用
ロールフイルムは、写真フイルムのバック面の全体を覆
うように写真フイルムの全長より長い遮光紙が一端部を
接着テープで固定して設けられている。220型の写真
用ロールフイルムは、リーダーペーパー,トレーラーと
称される短い遮光紙を写真フイルムの前後に固定し、写
真フイルムを長くして120型より撮影コマ数を多くし
たものである。
【0003】スプール5は、ISO 732−198
2,ANSI PHI 21−1980,JIS K7
512−1985等で規格化されたもので、軸部の両端
部には遮光紙の両端面を規制する一対のフランジが形成
され、また軸部の中央部には軸方向に長く延びたスリッ
トが形成されている。
2,ANSI PHI 21−1980,JIS K7
512−1985等で規格化されたもので、軸部の両端
部には遮光紙の両端面を規制する一対のフランジが形成
され、また軸部の中央部には軸方向に長く延びたスリッ
トが形成されている。
【0004】写真用ロールフイルムを用いるには、前回
に使用した写真用ロールフイルムの空スプールをフイル
ム巻き取り室にセットして、このスプールのスリットに
新たな写真用ロールフイルムの遮光紙の先端部を挿入す
る。前述したとおり遮光紙の先端部が約2cm折られて
いるから、この折り線をスリットの縁に合わせるように
して遮光紙を折り曲げた後、スプールを回転して遮光紙
をスプールの周りに巻き付ける。
に使用した写真用ロールフイルムの空スプールをフイル
ム巻き取り室にセットして、このスプールのスリットに
新たな写真用ロールフイルムの遮光紙の先端部を挿入す
る。前述したとおり遮光紙の先端部が約2cm折られて
いるから、この折り線をスリットの縁に合わせるように
して遮光紙を折り曲げた後、スプールを回転して遮光紙
をスプールの周りに巻き付ける。
【0005】ところが、遮光紙の先端部に折り線があっ
てもスプールを少なくとも1回転させるまでは、遮光紙
の先端部がスリットから抜け出ないように指で押さえて
おく必要があり、写真用ロールフイルムの装填操作は不
慣れな初心者にとってたいへん面倒なものであった。
てもスプールを少なくとも1回転させるまでは、遮光紙
の先端部がスリットから抜け出ないように指で押さえて
おく必要があり、写真用ロールフイルムの装填操作は不
慣れな初心者にとってたいへん面倒なものであった。
【0006】そこで、本出願人は、遮光紙の先端近傍に
円形の係止孔を形成するとともに、スプールのスリット
を構成する一方の壁面の中央に係止爪を設け、また他方
の壁面に遮光紙を係止爪側に押しつける一対の押さえリ
ブを係止爪を挟むようにして設ける提案を行った(特願
平7−236993号)。前記係止爪は、壁面に立設さ
れた縦爪と、この頂上近傍にスプールの軸方向に伸びた
一対の横爪とからなり、前記係止孔は一対の横爪が同時
に入る径になっている。これによれば、遮光紙の先端を
スプールのスリットに挿入するだけで、遮光紙の係止孔
がスプールの係止爪に係合して遮光紙がスプールに係止
されるようになり、フイルム装填初期に遮光紙を指で押
さえる等の面倒な手間が不要になる。
円形の係止孔を形成するとともに、スプールのスリット
を構成する一方の壁面の中央に係止爪を設け、また他方
の壁面に遮光紙を係止爪側に押しつける一対の押さえリ
ブを係止爪を挟むようにして設ける提案を行った(特願
平7−236993号)。前記係止爪は、壁面に立設さ
れた縦爪と、この頂上近傍にスプールの軸方向に伸びた
一対の横爪とからなり、前記係止孔は一対の横爪が同時
に入る径になっている。これによれば、遮光紙の先端を
スプールのスリットに挿入するだけで、遮光紙の係止孔
がスプールの係止爪に係合して遮光紙がスプールに係止
されるようになり、フイルム装填初期に遮光紙を指で押
さえる等の面倒な手間が不要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
提案において、遮光紙の先端部をスプールのスリットに
挿入する際に、先端部の先端縁が係止爪、特に横爪に引
っ掛かってスムーズに挿入できない場合がある。先端部
の先端縁が係止爪に引っ掛かった際に無理に挿入しよう
とすると、上述の折り目で先端部が座屈し、遮光紙を挿
入する力が遮光紙の先端部まで伝わらなくなり、それ以
上の挿入ができなくなる。
提案において、遮光紙の先端部をスプールのスリットに
挿入する際に、先端部の先端縁が係止爪、特に横爪に引
っ掛かってスムーズに挿入できない場合がある。先端部
の先端縁が係止爪に引っ掛かった際に無理に挿入しよう
とすると、上述の折り目で先端部が座屈し、遮光紙を挿
入する力が遮光紙の先端部まで伝わらなくなり、それ以
上の挿入ができなくなる。
【0008】本発明は、遮光紙の先端部をスプールのス
リットに挿入する際に先端部の先端縁がスプールの係止
爪に引っ掛かることなく、確実にスプールに係止される
ようにした写真用ロールフイルムを提供することを目的
とする。
リットに挿入する際に先端部の先端縁がスプールの係止
爪に引っ掛かることなく、確実にスプールに係止される
ようにした写真用ロールフイルムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の写真用ロールフイルムは、少なくとも先端
部に遮光紙が固定された帯状の写真フイルムと、軸方向
にスリットが形成され、前記写真フイルムがロール状に
巻き付けられる円柱状の巻軸を有するスプールとからな
り、前記遮光紙の先端部には少なくとも1個の係止孔を
穿設し、前記スリットを構成する上下壁のうち一方の壁
には、前記係止孔に係合される係止爪を形成するととも
に、他方の壁には、前記スリットに挿入される遮光紙を
前記一方の壁側へ押しつける押さえリブを形成した写真
用ロールフイルムにおいて、前記係止爪は、前記一方の
壁に垂直に立設され、一対の傾斜縁が前記スリットの各
開口にそれぞれ対面するように形成された台形板状の縦
爪と、この頂上近傍の両側面にスプールの軸方向に延び
るように形成された一対の横爪とからなり、縦爪の厚み
方向の中心位置から横爪の先端までの長さLが、縦爪の
傾斜縁と横爪との最短水平距離をa,傾斜縁の傾斜角を
θ,前記一方の壁からスリットの開口に対面する横爪の
端までの高さをHとしたとき、次の数式3を満たすとと
もに、前記係止孔が係止爪に係合した状態で横爪の先端
が係止孔の縁と重なった部分の軸方向の距離である係止
量ファクターKが、係止孔の半径をr,縦爪の厚みの半
分をsとしたとき、次の数式4を満たし、かつ2.8m
m≦r≦6.0mmのときにK≧0.5mmとしたもの
である。
に、本発明の写真用ロールフイルムは、少なくとも先端
部に遮光紙が固定された帯状の写真フイルムと、軸方向
にスリットが形成され、前記写真フイルムがロール状に
巻き付けられる円柱状の巻軸を有するスプールとからな
り、前記遮光紙の先端部には少なくとも1個の係止孔を
穿設し、前記スリットを構成する上下壁のうち一方の壁
には、前記係止孔に係合される係止爪を形成するととも
に、他方の壁には、前記スリットに挿入される遮光紙を
前記一方の壁側へ押しつける押さえリブを形成した写真
用ロールフイルムにおいて、前記係止爪は、前記一方の
壁に垂直に立設され、一対の傾斜縁が前記スリットの各
開口にそれぞれ対面するように形成された台形板状の縦
爪と、この頂上近傍の両側面にスプールの軸方向に延び
るように形成された一対の横爪とからなり、縦爪の厚み
方向の中心位置から横爪の先端までの長さLが、縦爪の
傾斜縁と横爪との最短水平距離をa,傾斜縁の傾斜角を
θ,前記一方の壁からスリットの開口に対面する横爪の
端までの高さをHとしたとき、次の数式3を満たすとと
もに、前記係止孔が係止爪に係合した状態で横爪の先端
が係止孔の縁と重なった部分の軸方向の距離である係止
量ファクターKが、係止孔の半径をr,縦爪の厚みの半
分をsとしたとき、次の数式4を満たし、かつ2.8m
m≦r≦6.0mmのときにK≧0.5mmとしたもの
である。
【0010】
【数3】
【0011】
【数4】
【0012】また、前記遮光紙の先端部は、屈曲部を有
しない真っ直ぐな形態としたものである。
しない真っ直ぐな形態としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の写真用ロールフイルムの
外観を示す図2において、写真用ロールフイルム1は、
スプール2の軸部2aに、写真フイルム3(図3参照)
と遮光紙4とからなる120タイプの遮光紙付き写真フ
イルム5をロール状に巻き付け、遮光紙4の先端部4a
を粘着テープ6で止めたものであるが、遮光紙4の先端
部4aを折っていない点が従来のものと異なる。これに
より、軸部2aの中央部に形成されたスリット7への挿
入操作において、遮光紙4の先端部4aが座屈しにくく
なり、挿入力が先端部4aまで伝わりやすくなる。軸部
2aに巻き付けられる際に外側となる遮光紙4の表面は
メーカー名や120タイプ名等が印刷された印刷面とな
っており、内側となる裏面は遮光用の黒色層が施された
黒色面となっている。また、軸部2aの両端には、フラ
ンジ2bが形成されており、これらの各フランジ2bの
中央には、軸装着穴2cが形成されている。
外観を示す図2において、写真用ロールフイルム1は、
スプール2の軸部2aに、写真フイルム3(図3参照)
と遮光紙4とからなる120タイプの遮光紙付き写真フ
イルム5をロール状に巻き付け、遮光紙4の先端部4a
を粘着テープ6で止めたものであるが、遮光紙4の先端
部4aを折っていない点が従来のものと異なる。これに
より、軸部2aの中央部に形成されたスリット7への挿
入操作において、遮光紙4の先端部4aが座屈しにくく
なり、挿入力が先端部4aまで伝わりやすくなる。軸部
2aに巻き付けられる際に外側となる遮光紙4の表面は
メーカー名や120タイプ名等が印刷された印刷面とな
っており、内側となる裏面は遮光用の黒色層が施された
黒色面となっている。また、軸部2aの両端には、フラ
ンジ2bが形成されており、これらの各フランジ2bの
中央には、軸装着穴2cが形成されている。
【0014】遮光紙付き写真フイルム5をスプール2か
ら外して真っ直ぐに伸ばした状態を示す図3において、
遮光紙4は、写真フイルム3よりも長尺のものが用いら
れ、その先端部4aには巻き取りスプールの爪に掛ける
ための係止孔4bが形成されている。写真フイルム3
は、そのベース面を遮光紙4の黒色面に合わせるように
重ねられ、写真フイルム3の先端部の接合テープ8によ
って遮光紙4と接合されている。
ら外して真っ直ぐに伸ばした状態を示す図3において、
遮光紙4は、写真フイルム3よりも長尺のものが用いら
れ、その先端部4aには巻き取りスプールの爪に掛ける
ための係止孔4bが形成されている。写真フイルム3
は、そのベース面を遮光紙4の黒色面に合わせるように
重ねられ、写真フイルム3の先端部の接合テープ8によ
って遮光紙4と接合されている。
【0015】スプール2をスリット7の一方の開口部7
aから示す図4において、スリット7を構成する一方の
壁12aの中央部には、前記係止孔4bに係合して遮光
紙4の先端部4aをスプール2の軸部2aに係止するT
字形をした係止爪15が突設されている。この係止爪1
5は、壁12aから垂直に立設された台形板状の縦爪1
5aと、この頂上部近傍の両側面から軸方向に延びた一
対の横爪15bとからなる。また、スリット7を構成す
る他方の壁12bには、遮光紙4を係止爪15側に押し
つける一対の押さえリブ16が係止爪15を中心に等間
隔で形成されている。なお、押さえリブ16同士の間隔
D2 は、先端部4aの幅D1 よりやや広くなっており、
押さえリブ16間で先端部4aを係止爪15へ案内する
ようになっている。
aから示す図4において、スリット7を構成する一方の
壁12aの中央部には、前記係止孔4bに係合して遮光
紙4の先端部4aをスプール2の軸部2aに係止するT
字形をした係止爪15が突設されている。この係止爪1
5は、壁12aから垂直に立設された台形板状の縦爪1
5aと、この頂上部近傍の両側面から軸方向に延びた一
対の横爪15bとからなる。また、スリット7を構成す
る他方の壁12bには、遮光紙4を係止爪15側に押し
つける一対の押さえリブ16が係止爪15を中心に等間
隔で形成されている。なお、押さえリブ16同士の間隔
D2 は、先端部4aの幅D1 よりやや広くなっており、
押さえリブ16間で先端部4aを係止爪15へ案内する
ようになっている。
【0016】図4のI−I断面を示す図1において、係
止爪15,押さえリブ16のいずれも軸部2aの軸方向
と直交する側から観て、左右対称形をしており、スリッ
ト7の開口部7a,7bのどちら側からも同じように遮
光紙4の先端部4aを係止爪15に向かって案内できる
ようになっている。
止爪15,押さえリブ16のいずれも軸部2aの軸方向
と直交する側から観て、左右対称形をしており、スリッ
ト7の開口部7a,7bのどちら側からも同じように遮
光紙4の先端部4aを係止爪15に向かって案内できる
ようになっている。
【0017】相対する壁12a,12bは、遮光紙4の
先端部4aを受け入れやすく、かつ先端部4aをスリッ
ト7の中間部に導くように、緩やかな傾斜面を有する山
形状になっている。すなわち、壁12a,12bの中央
部同士の間隔D3 は例えば2.0mmで、スリット7の
開口部7a,7bの幅D4 は例えば2.3mmにしてあ
る。カメラ側のフイルム押さえローラの太さが一般に
2.4mm径であるから、これより幅D4 を狭くしてフ
イルム押さえローラが開口部7a,7bに嵌まり込むの
を防止するためである。
先端部4aを受け入れやすく、かつ先端部4aをスリッ
ト7の中間部に導くように、緩やかな傾斜面を有する山
形状になっている。すなわち、壁12a,12bの中央
部同士の間隔D3 は例えば2.0mmで、スリット7の
開口部7a,7bの幅D4 は例えば2.3mmにしてあ
る。カメラ側のフイルム押さえローラの太さが一般に
2.4mm径であるから、これより幅D4 を狭くしてフ
イルム押さえローラが開口部7a,7bに嵌まり込むの
を防止するためである。
【0018】係止爪15の縦爪15aの傾斜縁18は、
角度が2段階になっている。頂上側の傾斜縁18aは、
その傾斜角θが大きいと、裾野側の傾斜縁18bとの切
替点で遮光紙つかえが発生するおそれがあるから、傾斜
角θは45°以下が好ましい。また、傾斜角θがあまり
小さ過ぎても係止孔4bとの係止性が悪化するので、3
0°以上が好ましい。
角度が2段階になっている。頂上側の傾斜縁18aは、
その傾斜角θが大きいと、裾野側の傾斜縁18bとの切
替点で遮光紙つかえが発生するおそれがあるから、傾斜
角θは45°以下が好ましい。また、傾斜角θがあまり
小さ過ぎても係止孔4bとの係止性が悪化するので、3
0°以上が好ましい。
【0019】図5において、先端部4aをスリット7の
開口部7aから挿入していくと、二点鎖線で示すよう
に、先端部4aは押さえリブ16によって両脇をガイド
されるから、遮光紙4の幅方向の中心がスリット7の長
手方向の中心から外れることなく真っ直ぐに係止爪15
に向かって挿入される。先端部4aは、縦爪15aの傾
斜縁18に乗り上げ、この傾斜縁18から抵抗を受ける
ことにより樋形状に変形(以下樋状カールという)しな
がら傾斜縁18に沿って移動し、縦爪15aの頂上部を
乗り越える。なお、樋状カールは遮光紙4の巻癖に起因
していることが分かっているが、写真用ロールフイルム
1は図2に示すようなロール形態で提供されるため、遮
光紙4の巻癖を防ぐことは事実上不可能であり、必ずと
いっていいほど樋状カールは発生する。また、この樋状
カールによって、後述するように、先端部4aの先端縁
が横爪15bの縁に引っ掛かりやすくなる。
開口部7aから挿入していくと、二点鎖線で示すよう
に、先端部4aは押さえリブ16によって両脇をガイド
されるから、遮光紙4の幅方向の中心がスリット7の長
手方向の中心から外れることなく真っ直ぐに係止爪15
に向かって挿入される。先端部4aは、縦爪15aの傾
斜縁18に乗り上げ、この傾斜縁18から抵抗を受ける
ことにより樋形状に変形(以下樋状カールという)しな
がら傾斜縁18に沿って移動し、縦爪15aの頂上部を
乗り越える。なお、樋状カールは遮光紙4の巻癖に起因
していることが分かっているが、写真用ロールフイルム
1は図2に示すようなロール形態で提供されるため、遮
光紙4の巻癖を防ぐことは事実上不可能であり、必ずと
いっていいほど樋状カールは発生する。また、この樋状
カールによって、後述するように、先端部4aの先端縁
が横爪15bの縁に引っ掛かりやすくなる。
【0020】遮光紙4の挿入が進むと、先端部4aから
続く両側の傾斜縁4c,4dが押さえリブ16によって
押さえられ、遮光紙4が係止爪15側に押しつけられる
ようになる。係止孔4bの中心が係止爪15の中心にほ
ぼ一致する位置まで遮光紙4が挿入されると、実線で示
すように、係止孔4bに係止爪15が入り込む。この
後、スプール2を回転させると、遮光紙4がスリット7
から抜かれる方向に引っ張られ、遮光紙4が傾斜縁18
aに沿って壁12b側に移動して係止爪15から抜けよ
うとするが、図6に示すように、横爪15bの角に係止
孔4bの縁が引っ掛かり、遮光紙4が係止爪15に係止
される。なお、先端部4aのスリット7への挿入方向が
スリット7の長手方向の中心から外れた場合には、傾斜
縁4c,4dがスリット7の縁に案内されて軌道修正さ
れる。
続く両側の傾斜縁4c,4dが押さえリブ16によって
押さえられ、遮光紙4が係止爪15側に押しつけられる
ようになる。係止孔4bの中心が係止爪15の中心にほ
ぼ一致する位置まで遮光紙4が挿入されると、実線で示
すように、係止孔4bに係止爪15が入り込む。この
後、スプール2を回転させると、遮光紙4がスリット7
から抜かれる方向に引っ張られ、遮光紙4が傾斜縁18
aに沿って壁12b側に移動して係止爪15から抜けよ
うとするが、図6に示すように、横爪15bの角に係止
孔4bの縁が引っ掛かり、遮光紙4が係止爪15に係止
される。なお、先端部4aのスリット7への挿入方向が
スリット7の長手方向の中心から外れた場合には、傾斜
縁4c,4dがスリット7の縁に案内されて軌道修正さ
れる。
【0021】係止爪15に係止孔4bが係止された状態
を拡大して示す図7において、係止孔4bの縁が横爪1
5bの角と重なったハッチングで示すほぼ三角状部20
のスプール軸方向の幅を係止量ファクターKとする。そ
して、係止孔4bの半径をr,縦爪15aの厚みの半分
(以下縦爪15aの厚みという)をs,横爪15bの長
さ(先端同士の長さの半分)をLとすると、係止孔4b
の縁と縦爪15aとの係合端Pから横爪15bの縁21
までの距離fは、次の数式5で表される。
を拡大して示す図7において、係止孔4bの縁が横爪1
5bの角と重なったハッチングで示すほぼ三角状部20
のスプール軸方向の幅を係止量ファクターKとする。そ
して、係止孔4bの半径をr,縦爪15aの厚みの半分
(以下縦爪15aの厚みという)をs,横爪15bの長
さ(先端同士の長さの半分)をLとすると、係止孔4b
の縁と縦爪15aとの係合端Pから横爪15bの縁21
までの距離fは、次の数式5で表される。
【0022】
【数5】
【0023】この数式5を変形すると、係止量ファクタ
ーKは、次の数式6で表される。
ーKは、次の数式6で表される。
【0024】
【数6】
【0025】一方、係止爪15の中心に係止孔4bの中
心が重なった状態を示す図8において、横爪15bの幅
の半分をdとすると、係止孔4bの縁と横爪15bとの
クリアランスである係合余裕幅Jは、次の数式7で表す
ことができる。この係合余裕幅Jは、遮光紙4の挿入ブ
レ等を勘案して0.35mm以上が好ましい。
心が重なった状態を示す図8において、横爪15bの幅
の半分をdとすると、係止孔4bの縁と横爪15bとの
クリアランスである係合余裕幅Jは、次の数式7で表す
ことができる。この係合余裕幅Jは、遮光紙4の挿入ブ
レ等を勘案して0.35mm以上が好ましい。
【0026】
【数7】
【0027】係止孔4bの半径rは、穿設用の刃の制作
上の制約から約3mm以上が望ましい。また、トリミン
グ屑の径が小さいほど静電気により製品に付着する等の
問題が発生しやすくなる。したがって、係止孔4bの半
径rは大きい方がよいかのようであるが、大きくし過ぎ
ると、上記数式6から係止量ファクターKが小さくな
り、スプール2と遮光紙4との係止が不十分になる。実
験の結果、好ましくはK≧0.5mm、更に好ましくは
K≧0.8mmとするのがよいことが分かった。また、
半径rを大きくし、係止量ファクターKを大きくしたい
場合、当然横爪15bの長さLも大きくする必要が生
じ、後述する先端部4aの樋状カールによる先端縁と横
爪15bとの引っ掛かり現象が発生しやすくなる。この
ような理由から、係止孔4bの半径rは、2.8mm≦
r≦6mmを満たすことが好ましいことが分かった。
上の制約から約3mm以上が望ましい。また、トリミン
グ屑の径が小さいほど静電気により製品に付着する等の
問題が発生しやすくなる。したがって、係止孔4bの半
径rは大きい方がよいかのようであるが、大きくし過ぎ
ると、上記数式6から係止量ファクターKが小さくな
り、スプール2と遮光紙4との係止が不十分になる。実
験の結果、好ましくはK≧0.5mm、更に好ましくは
K≧0.8mmとするのがよいことが分かった。また、
半径rを大きくし、係止量ファクターKを大きくしたい
場合、当然横爪15bの長さLも大きくする必要が生
じ、後述する先端部4aの樋状カールによる先端縁と横
爪15bとの引っ掛かり現象が発生しやすくなる。この
ような理由から、係止孔4bの半径rは、2.8mm≦
r≦6mmを満たすことが好ましいことが分かった。
【0028】また、縦爪15aの厚みsは、樹脂の流れ
やすさ及びヒケの問題等の成型性から0.5mm≦s≦
0.9mmの範囲であることが望ましい。
やすさ及びヒケの問題等の成型性から0.5mm≦s≦
0.9mmの範囲であることが望ましい。
【0029】また、図1において、遮光紙4の先端部4
aをスリット7の開口7aに挿入してゆくと、先端部4
aは縦爪15aの傾斜縁18aに乗り上げながらこれに
沿って頂上部に向かう。この間に、遮光紙4の先端部4
aは樋状にカールするため、この先端縁が横爪15bの
端に引っ掛かる場合がある。横爪15bの縁21から縦
爪15aの傾斜縁18aまでの最短水平距離をaとする
と、傾斜縁18aに接触している先端部4aの先端縁か
ら横爪15bの縁21までの距離はasinθとなる。遮光
紙4が係止爪15に係止した際には、係止孔4bの縁が
頂上部側に引っ張られてやや変形するから、asinθは前
記数式5,6におけるfにほぼ等しくなる。そこで、f
の代わりにasinθを数式6に代入すると、次の数式8を
得る。
aをスリット7の開口7aに挿入してゆくと、先端部4
aは縦爪15aの傾斜縁18aに乗り上げながらこれに
沿って頂上部に向かう。この間に、遮光紙4の先端部4
aは樋状にカールするため、この先端縁が横爪15bの
端に引っ掛かる場合がある。横爪15bの縁21から縦
爪15aの傾斜縁18aまでの最短水平距離をaとする
と、傾斜縁18aに接触している先端部4aの先端縁か
ら横爪15bの縁21までの距離はasinθとなる。遮光
紙4が係止爪15に係止した際には、係止孔4bの縁が
頂上部側に引っ張られてやや変形するから、asinθは前
記数式5,6におけるfにほぼ等しくなる。そこで、f
の代わりにasinθを数式6に代入すると、次の数式8を
得る。
【0030】
【数8】
【0031】前述したように、遮光紙4の先端部4aが
係止爪15に引っ掛かる要因は、先端部4aの樋状カー
ルである。そこで、樋状にカールした遮光紙4の先端部
4aが横爪15bの両端に引っ掛かった状態を示す図9
において、樋状カールの中心と横爪15bの端との距離
をCRとすると、このCRと、横爪15bの長さLと、
asinθとの間には、次の数式9に示す関係が成り立つ。
なお、図9は、係止爪15を開口部7aから示した図で
あるが、壁12a,12bと平行に見たものではなく、
一方の壁12aに寄った位置から傾斜縁18に沿って斜
めに見たものである。
係止爪15に引っ掛かる要因は、先端部4aの樋状カー
ルである。そこで、樋状にカールした遮光紙4の先端部
4aが横爪15bの両端に引っ掛かった状態を示す図9
において、樋状カールの中心と横爪15bの端との距離
をCRとすると、このCRと、横爪15bの長さLと、
asinθとの間には、次の数式9に示す関係が成り立つ。
なお、図9は、係止爪15を開口部7aから示した図で
あるが、壁12a,12bと平行に見たものではなく、
一方の壁12aに寄った位置から傾斜縁18に沿って斜
めに見たものである。
【0032】
【数9】
【0033】この数式9を変形すると、CRは次の数式
10で表すことができる。
10で表すことができる。
【0034】
【数10】
【0035】この数式10より明らかなように、CRの
値は、asinθの値とLの値とによって一義的に決まるも
ので、CRより樋状カールの半径BRが小さければ、遮
光紙4の先端部4aが横爪15bに引っ掛かり、大きけ
れば引っ掛からないから、CRを引っ掛かり係数と呼
ぶ。すなわち、遮光紙4の先端部4aが横爪15bに引
っ掛からない条件は、次の数式11で表される。
値は、asinθの値とLの値とによって一義的に決まるも
ので、CRより樋状カールの半径BRが小さければ、遮
光紙4の先端部4aが横爪15bに引っ掛かり、大きけ
れば引っ掛からないから、CRを引っ掛かり係数と呼
ぶ。すなわち、遮光紙4の先端部4aが横爪15bに引
っ掛からない条件は、次の数式11で表される。
【0036】
【数11】
【0037】数式8に基づいて、例えばs=0.75m
m,r=3mm,θ=35°で係止量ファクターKの値
を種々に変化させたときのLとaとの関係は、図10に
示すようなグラフで表すことができる。矢印で示す現行
爪のa=0.34のところで見ると、0.5mm≦K≦
0.9mmの範囲では、1.8mm≦L≦2.2mmと
なる。そして、この同じ条件下で数式10によるグラフ
を描くと、図11に示すようになる。同様に、矢印で示
すa=0.34のところで見ると、0.5mm≦K≦
0.9mmの範囲では、8mm≦CR≦12mmとな
る。
m,r=3mm,θ=35°で係止量ファクターKの値
を種々に変化させたときのLとaとの関係は、図10に
示すようなグラフで表すことができる。矢印で示す現行
爪のa=0.34のところで見ると、0.5mm≦K≦
0.9mmの範囲では、1.8mm≦L≦2.2mmと
なる。そして、この同じ条件下で数式10によるグラフ
を描くと、図11に示すようになる。同様に、矢印で示
すa=0.34のところで見ると、0.5mm≦K≦
0.9mmの範囲では、8mm≦CR≦12mmとな
る。
【0038】次に、CRとLとの関係をグラフ化する
と、図12に示すようになる。遮光紙4の先端部4aを
横爪15bと引っ掛かることなく挿入できた場合には、
挿入性が良好として○印をグラフ線上に付し、やや引っ
掛かった場合には△印、また引っ掛かった場合には、●
印を付した。また、グラフ線のやや上方に、係止爪15
と係止孔4bとが確実に係止された場合には○印、不安
定な場合には△印、係止されなかった場合には×印をそ
れぞれ付した。これから、明らかなように、挿入性が良
好となるのは、CR≦12mmであり、挿入性及び係止
性がともに良好になるのは、8mm≦CR≦12mm,
1.8mm≦L≦2.2mmの範囲である。
と、図12に示すようになる。遮光紙4の先端部4aを
横爪15bと引っ掛かることなく挿入できた場合には、
挿入性が良好として○印をグラフ線上に付し、やや引っ
掛かった場合には△印、また引っ掛かった場合には、●
印を付した。また、グラフ線のやや上方に、係止爪15
と係止孔4bとが確実に係止された場合には○印、不安
定な場合には△印、係止されなかった場合には×印をそ
れぞれ付した。これから、明らかなように、挿入性が良
好となるのは、CR≦12mmであり、挿入性及び係止
性がともに良好になるのは、8mm≦CR≦12mm,
1.8mm≦L≦2.2mmの範囲である。
【0039】一方、遮光紙4の樋状カールの半径BR
は、横爪15bの壁12a中央部からの高さをH(図1
参照),樋状カールした遮光紙4の両サイド端が壁12
aに接する位置までの軸部2aの中心からの距離をbと
すると、次の数式12で表される。
は、横爪15bの壁12a中央部からの高さをH(図1
参照),樋状カールした遮光紙4の両サイド端が壁12
aに接する位置までの軸部2aの中心からの距離をbと
すると、次の数式12で表される。
【0040】
【数12】
【0041】この数式12を変形すると、遮光紙4の樋
状カールの半径BRは、次の数式13で表される。
状カールの半径BRは、次の数式13で表される。
【0042】
【数13】
【0043】現行爪,遮光紙の実験データより遮光紙4
の剛性が低い場合にはBR=12mmとなるから、a=
0.34mm,θ=35°,H=1.45mmとする
と、b 2 =43.30mm2 となる。遮光紙4の剛性か
ら、カール高さh(=asiθ+H/ cosθ)が0.8m
m≦H≦1.45mmの範囲で変化してもbの値はほぼ
変わらないと仮定したとき、b2 =43.30mm2 を
数式13に代入すると、次の数式14を得る。なお、遮
光紙4の剛性が高くなると、b2 の値はもっと小さい値
になる。
の剛性が低い場合にはBR=12mmとなるから、a=
0.34mm,θ=35°,H=1.45mmとする
と、b 2 =43.30mm2 となる。遮光紙4の剛性か
ら、カール高さh(=asiθ+H/ cosθ)が0.8m
m≦H≦1.45mmの範囲で変化してもbの値はほぼ
変わらないと仮定したとき、b2 =43.30mm2 を
数式13に代入すると、次の数式14を得る。なお、遮
光紙4の剛性が高くなると、b2 の値はもっと小さい値
になる。
【0044】
【数14】
【0045】前記数式11を満たせば、遮光紙4の先端
部4aは横爪15bに引っ掛からないから、次の数式1
5を得る。
部4aは横爪15bに引っ掛からないから、次の数式1
5を得る。
【0046】
【数15】
【0047】この数式15から、次の数式16が得られ
る。
る。
【0048】
【数16】
【0049】この数式16に基づいてs=0.75m
m,r=3mm,θ=35°のときのLとaとの関係を
表すと、図13に示すグラフが得られる。また、H=
1.1mm,1.45mmとしたときのLとaとの関係
も含む。1.8mm≦L≦2.2mm,K≧0.5mm
を満たす斜線で示した範囲Qが、係止爪15の最適寸法
範囲である。なお、Hを0.85mm以下とすると、遮
光紙4のスリット7への挿入性は良化するが、爪高さが
足らず、係止性が悪化する傾向となる。したがって、
0.85mm≦H≦1.45mmが好ましい。このこと
から、D3 =2mm及び横爪15bの厚みを考慮する
と、係止爪15の高さH1 は、1.3mm〜1.75m
mが好ましいことが分かる。
m,r=3mm,θ=35°のときのLとaとの関係を
表すと、図13に示すグラフが得られる。また、H=
1.1mm,1.45mmとしたときのLとaとの関係
も含む。1.8mm≦L≦2.2mm,K≧0.5mm
を満たす斜線で示した範囲Qが、係止爪15の最適寸法
範囲である。なお、Hを0.85mm以下とすると、遮
光紙4のスリット7への挿入性は良化するが、爪高さが
足らず、係止性が悪化する傾向となる。したがって、
0.85mm≦H≦1.45mmが好ましい。このこと
から、D3 =2mm及び横爪15bの厚みを考慮する
と、係止爪15の高さH1 は、1.3mm〜1.75m
mが好ましいことが分かる。
【0050】なお、押さえリブ16の高さは、壁12a
とのクリアランスができるだけ小さい方がよいが、成型
性からクリアランスは0.25mm〜0.3mmとする
必要がある。
とのクリアランスができるだけ小さい方がよいが、成型
性からクリアランスは0.25mm〜0.3mmとする
必要がある。
【0051】このように構成された写真用ロールフイル
ム1の作用を説明する。スリット7の開口部7aに遮光
紙4の先端部4aを挿入する際に、遮光紙4の黒色面が
壁12a側を向いている場合には、先端部4aは遮光紙
4の巻癖によって下側を向いている。このため、先端部
4aは縦爪15aの傾斜縁18に当接した後、これに沿
って頂上部に向かいながら樋状カールになる。しかしな
がら、係止爪15の引っ掛かり係数CRが樋状カールB
R以下となるように、横爪15bの長さL,縦爪15a
の角度θ,縦爪15aの傾斜縁18aと横爪15bとの
最短水平距離aを決めてあるから、先端部4aの先端縁
が横爪15bに引っ掛かることなく、係止爪15の頂上
部を越える。
ム1の作用を説明する。スリット7の開口部7aに遮光
紙4の先端部4aを挿入する際に、遮光紙4の黒色面が
壁12a側を向いている場合には、先端部4aは遮光紙
4の巻癖によって下側を向いている。このため、先端部
4aは縦爪15aの傾斜縁18に当接した後、これに沿
って頂上部に向かいながら樋状カールになる。しかしな
がら、係止爪15の引っ掛かり係数CRが樋状カールB
R以下となるように、横爪15bの長さL,縦爪15a
の角度θ,縦爪15aの傾斜縁18aと横爪15bとの
最短水平距離aを決めてあるから、先端部4aの先端縁
が横爪15bに引っ掛かることなく、係止爪15の頂上
部を越える。
【0052】図5に示すように、傾斜縁4c,4dがス
リット7の両端に当接されると、係止孔4bの中心が係
止爪15の中心に一致し、係止孔4b内に横爪15bの
輪郭が包含された状態になるとともに、押さえリブ16
によって壁12a側に押しつけられるから、係止爪15
の上部が係止孔4bに落ち込む。次に、スプール2を回
転させると、相対的に遮光紙4はスリット7から抜け出
る方向に移動される。これにより、係止孔4bの縁が縦
爪15aの傾斜縁18aに沿って移動し、図6に示すよ
うに、横爪15bの両端が係止孔4bの縁と係合し、遮
光紙4の先端部4aがスプール2に係止される。
リット7の両端に当接されると、係止孔4bの中心が係
止爪15の中心に一致し、係止孔4b内に横爪15bの
輪郭が包含された状態になるとともに、押さえリブ16
によって壁12a側に押しつけられるから、係止爪15
の上部が係止孔4bに落ち込む。次に、スプール2を回
転させると、相対的に遮光紙4はスリット7から抜け出
る方向に移動される。これにより、係止孔4bの縁が縦
爪15aの傾斜縁18aに沿って移動し、図6に示すよ
うに、横爪15bの両端が係止孔4bの縁と係合し、遮
光紙4の先端部4aがスプール2に係止される。
【0053】軸部2aの回転角度が図1に示す状態と1
80°違っていた場合について説明する。先端部4aを
開口部7aに対して真っ直ぐに差し込んだときには、先
端部4aは押さえリブ16側の壁12bに向かうため、
先端部4aのカールは傾斜縁18に沿っており、先端部
4aは係止爪15からほとんど抵抗を受けないまま係止
爪15の頂上部を越えてしまう。しかしながら、先端部
4aを開口部7aに対して斜めに、すなわち先端部4a
を係止爪15の裾野に向かって差し込んだときには、先
端部4aは縦爪15aの傾斜縁18から大きな抵抗を受
けてやはり樋状カールになる。しかし、前述の場合と同
様に、係止爪15の引っ掛かり係数CRが樋状カールB
R以下となっているから、先端部4aの先端縁は横爪1
5bに引っ掛かることなく、係止爪15の頂上部を越え
る。
80°違っていた場合について説明する。先端部4aを
開口部7aに対して真っ直ぐに差し込んだときには、先
端部4aは押さえリブ16側の壁12bに向かうため、
先端部4aのカールは傾斜縁18に沿っており、先端部
4aは係止爪15からほとんど抵抗を受けないまま係止
爪15の頂上部を越えてしまう。しかしながら、先端部
4aを開口部7aに対して斜めに、すなわち先端部4a
を係止爪15の裾野に向かって差し込んだときには、先
端部4aは縦爪15aの傾斜縁18から大きな抵抗を受
けてやはり樋状カールになる。しかし、前述の場合と同
様に、係止爪15の引っ掛かり係数CRが樋状カールB
R以下となっているから、先端部4aの先端縁は横爪1
5bに引っ掛かることなく、係止爪15の頂上部を越え
る。
【0054】先端部4aの先端縁が係止爪15の頂上部
を越えた後は、押さえリブ16によって遮光紙4の黒色
面が押さえられるが、遮光紙4は巻癖に逆らう方向に押
さえられるので、印刷面が押さえられる前述の場合より
もやや挿入抵抗が大きくなる。しかし、この挿入抵抗は
全く問題ない程度であり、そのまま挿入することができ
る。挿入を継続すると、上記と同様に遮光紙4が係止爪
15に係止される。
を越えた後は、押さえリブ16によって遮光紙4の黒色
面が押さえられるが、遮光紙4は巻癖に逆らう方向に押
さえられるので、印刷面が押さえられる前述の場合より
もやや挿入抵抗が大きくなる。しかし、この挿入抵抗は
全く問題ない程度であり、そのまま挿入することができ
る。挿入を継続すると、上記と同様に遮光紙4が係止爪
15に係止される。
【0055】本発明に使用される遮光紙に用いられる紙
支持体は、特に限定されるものでなく、天然パルプを主
原料とした紙支持体のほか、必要に応じて天然パルプと
合成繊維もしくは合成パルプとを任意の比率に混合した
紙支持体を用いることができる。また、最近公害対策と
してリサイクルが推進されている再生パルプや故紙を適
当量混合した紙支持体や再生パルプや故紙からなる紙層
を天然パルプからなる紙層と抄き合わせた多層構成の紙
支持体を用いることができる。
支持体は、特に限定されるものでなく、天然パルプを主
原料とした紙支持体のほか、必要に応じて天然パルプと
合成繊維もしくは合成パルプとを任意の比率に混合した
紙支持体を用いることができる。また、最近公害対策と
してリサイクルが推進されている再生パルプや故紙を適
当量混合した紙支持体や再生パルプや故紙からなる紙層
を天然パルプからなる紙層と抄き合わせた多層構成の紙
支持体を用いることができる。
【0056】天然パルプとしては、針葉樹,広葉樹,針
葉樹広葉樹混合のクラフトパルプが好ましく、クラフト
パルプに併用される天然パルプとしては、サルファイド
パルプが望ましいが、SCP,CGP,TMP,RGP
等の高収率パルプも適量併用することもできる。
葉樹広葉樹混合のクラフトパルプが好ましく、クラフト
パルプに併用される天然パルプとしては、サルファイド
パルプが望ましいが、SCP,CGP,TMP,RGP
等の高収率パルプも適量併用することもできる。
【0057】本発明の紙支持体中には紙料スラリーの調
整時に各種の添加剤を含有せしめることができる。特
に、サイズ剤として、脂肪酸金属塩及び/又は脂肪酸、
特公昭62−7534号公報に記載されたアルキルケテ
ンダイマー乳化物もくしはエポキシ化高級脂肪酸アミ
ド、アルケニル又はアルキルコハク酸無水物乳化物、ロ
ジン誘導体;乾燥紙力増強剤として、アニオン性、カチ
オン性、又は良性のポリアクリルアミド、ポリビニルア
ルコール、カチオン化澱粉(例えば、特開平3−171
042号公報)、植物性ガラクトマンナン等;潤滑紙力
増強剤として、ポリアミンポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂等;填料として、クレー、カオリン、炭酸カルシ
ウム、酸化チタン等;定着剤として、塩化アルミニウ
ム、硫酸バン土等の水溶性アルミニウム塩等;pH調節
剤として、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、硫酸等、その他特
開昭63−204251号公報、特開平1−26653
7号公報等に記載された着色顔料、着色染料、蛍光像白
剤などを適宜組み合わせて含有せしめることが望まし
い。
整時に各種の添加剤を含有せしめることができる。特
に、サイズ剤として、脂肪酸金属塩及び/又は脂肪酸、
特公昭62−7534号公報に記載されたアルキルケテ
ンダイマー乳化物もくしはエポキシ化高級脂肪酸アミ
ド、アルケニル又はアルキルコハク酸無水物乳化物、ロ
ジン誘導体;乾燥紙力増強剤として、アニオン性、カチ
オン性、又は良性のポリアクリルアミド、ポリビニルア
ルコール、カチオン化澱粉(例えば、特開平3−171
042号公報)、植物性ガラクトマンナン等;潤滑紙力
増強剤として、ポリアミンポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂等;填料として、クレー、カオリン、炭酸カルシ
ウム、酸化チタン等;定着剤として、塩化アルミニウ
ム、硫酸バン土等の水溶性アルミニウム塩等;pH調節
剤として、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、硫酸等、その他特
開昭63−204251号公報、特開平1−26653
7号公報等に記載された着色顔料、着色染料、蛍光像白
剤などを適宜組み合わせて含有せしめることが望まし
い。
【0058】紙支持体中には、更に、各種の水溶性ポリ
マー、ラテックス、エマルジョン及び帯電防止剤等の添
加剤を各種の塗布方法、スプレーやタブサイズ、サイズ
プレス等によって含有せしめることができる。
マー、ラテックス、エマルジョン及び帯電防止剤等の添
加剤を各種の塗布方法、スプレーやタブサイズ、サイズ
プレス等によって含有せしめることができる。
【0059】水溶性ポリマーとしては、特開平1−26
6537号公報に記載された澱粉系ポリマー、ポリビニ
ルアルコール系ポリマー、ゼラチン系ポリマー、ポリア
クリルアミド系ポリマー、セルローズ系ポリマーなど;
帯電防止剤としては、ポリオキシエチレングリコール類
等に代表される非イオン界面活性剤、第4級アンモニウ
ム塩に代表される陽イオン界面活性剤、両性界面活性
剤、アルキルアミン誘導体、脂肪酸誘導体、各種滑剤、
カーボンブラック、グラファイト、金属表面被覆顔料、
金属粉末、金属フレーム、炭素繊維、金属繊維、ウィス
カー(チタン酸カリウム、窒化アルミナ、アルミナ)等
の導電性物質があり、具体的化合物としては、塩化ナト
リウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩、塩化カルシ
ウム、塩化バリウム等のアルカリ土類金属塩、コロイド
状シリカ等のコロイド状金属酸化物、ポリスチレンスル
ホン酸塩等の有機帯電防止剤などが挙げられる。
6537号公報に記載された澱粉系ポリマー、ポリビニ
ルアルコール系ポリマー、ゼラチン系ポリマー、ポリア
クリルアミド系ポリマー、セルローズ系ポリマーなど;
帯電防止剤としては、ポリオキシエチレングリコール類
等に代表される非イオン界面活性剤、第4級アンモニウ
ム塩に代表される陽イオン界面活性剤、両性界面活性
剤、アルキルアミン誘導体、脂肪酸誘導体、各種滑剤、
カーボンブラック、グラファイト、金属表面被覆顔料、
金属粉末、金属フレーム、炭素繊維、金属繊維、ウィス
カー(チタン酸カリウム、窒化アルミナ、アルミナ)等
の導電性物質があり、具体的化合物としては、塩化ナト
リウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩、塩化カルシ
ウム、塩化バリウム等のアルカリ土類金属塩、コロイド
状シリカ等のコロイド状金属酸化物、ポリスチレンスル
ホン酸塩等の有機帯電防止剤などが挙げられる。
【0060】ラテックス、エマルジョン類として、石油
樹脂エマルジョン、スチレン−アクリル酸−アクリル酸
エステル共重合体、スチレン−アクリル酸−ブタジェン
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−
マレイン酸−アクリル酸エステル共重合体等のラテック
ス;顔料としてクレー、カオリン、タルク、硫酸バリウ
ム、酸化チタンなど、pH調節剤として、塩酸、リン
酸、クエン酸、苛性ソーダなど、そのほか前記した着色
顔料、着色染料、蛍光増白剤等の添加剤を適宜組み合わ
せて含有せしめることが望ましい。
樹脂エマルジョン、スチレン−アクリル酸−アクリル酸
エステル共重合体、スチレン−アクリル酸−ブタジェン
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−
マレイン酸−アクリル酸エステル共重合体等のラテック
ス;顔料としてクレー、カオリン、タルク、硫酸バリウ
ム、酸化チタンなど、pH調節剤として、塩酸、リン
酸、クエン酸、苛性ソーダなど、そのほか前記した着色
顔料、着色染料、蛍光増白剤等の添加剤を適宜組み合わ
せて含有せしめることが望ましい。
【0061】また、紙支持体単独で完全遮光を、或い
は、後工程にて遮光層を付与する場合でも、補助遮光層
として黒紙を遮光紙支持体に使用してもよいが、平均粒
子径が15μm〜80μmのファーネスカーボンブラッ
ク1重量%〜15重量%、平均粒子径0.1μm〜5μ
mの合成ゼオライト0.1重量%〜10重量%を含む黒
色の紙支持体が好ましい。特に上記黒色の紙支持体中に
さらにカチオン性水溶性高分子0.01重量%〜5重量
%と黒色又は青色のカチオン染料(発色部に正電荷を持
つジアリールメタン系、トリアリルメタン系、チアゾー
ル系、メチン系、キサンチン系、オキサジン系、チアジ
ン系、アゾ系、アントラキノン系等の染料)0.1重量
%〜2重量%を含む黒色支持体を使用してもよい。
は、後工程にて遮光層を付与する場合でも、補助遮光層
として黒紙を遮光紙支持体に使用してもよいが、平均粒
子径が15μm〜80μmのファーネスカーボンブラッ
ク1重量%〜15重量%、平均粒子径0.1μm〜5μ
mの合成ゼオライト0.1重量%〜10重量%を含む黒
色の紙支持体が好ましい。特に上記黒色の紙支持体中に
さらにカチオン性水溶性高分子0.01重量%〜5重量
%と黒色又は青色のカチオン染料(発色部に正電荷を持
つジアリールメタン系、トリアリルメタン系、チアゾー
ル系、メチン系、キサンチン系、オキサジン系、チアジ
ン系、アゾ系、アントラキノン系等の染料)0.1重量
%〜2重量%を含む黒色支持体を使用してもよい。
【0062】次いで、内添薬品を添加した紙料スラリー
について、例えば、特開昭58−37642号公報、特
開昭61−260240号公報、特開昭61−2847
62号公報等に記載されているような適切な抄紙方法を
採用し、長網抄紙機、丸網抄紙機など通常用いられる抄
紙機を用いて、均一な地合が得られるように抄造し、更
に抄造後にマシンカレンダー、スーパーカレンダー、熱
カレンダー等を用いてカレンダー処理することにより、
紙支持体としては、坪量は50g/m2 〜100g/m
2 、好ましくは60g/m2 〜90g/m2 、厚みは4
5μm〜120μm、好ましくは60μm〜100μm
の範囲で、又物理性能としては、感光材料に擦り傷や圧
力カブリ等紙支持体表面の凹凸による悪影響を防止し、
感光材料との隙間をなくし遮光性、防湿性を向上させる
ためにJISP−8119に規定されるベック平滑度は
90秒以上の平滑度を有する原紙が好ましく特に120
秒以上で、透気度(JISP−8117)は500秒以
上を有し、サイズ度は後工程、或いは遮光紙の耐水、耐
湿性からステキヒドサイズ(JISP−8122)で1
0秒以上を有する支持体が好ましい。
について、例えば、特開昭58−37642号公報、特
開昭61−260240号公報、特開昭61−2847
62号公報等に記載されているような適切な抄紙方法を
採用し、長網抄紙機、丸網抄紙機など通常用いられる抄
紙機を用いて、均一な地合が得られるように抄造し、更
に抄造後にマシンカレンダー、スーパーカレンダー、熱
カレンダー等を用いてカレンダー処理することにより、
紙支持体としては、坪量は50g/m2 〜100g/m
2 、好ましくは60g/m2 〜90g/m2 、厚みは4
5μm〜120μm、好ましくは60μm〜100μm
の範囲で、又物理性能としては、感光材料に擦り傷や圧
力カブリ等紙支持体表面の凹凸による悪影響を防止し、
感光材料との隙間をなくし遮光性、防湿性を向上させる
ためにJISP−8119に規定されるベック平滑度は
90秒以上の平滑度を有する原紙が好ましく特に120
秒以上で、透気度(JISP−8117)は500秒以
上を有し、サイズ度は後工程、或いは遮光紙の耐水、耐
湿性からステキヒドサイズ(JISP−8122)で1
0秒以上を有する支持体が好ましい。
【0063】また、本発明において、係止孔の係止爪に
よる破断強度が問題となるが、カメラの巻上げ荷重とし
ては約200g〜300gの引き出し荷重を生ずる程度
の駆動力負荷荷重であり、係止力としては500g以上
あるのが好ましい。したがって、原紙強度としては、引
張り強さ(JISP−8113)(縦)4.5Kgf/
15mm以上で、引裂強度(JISP−8116)は3
5gf以上の特性を有するのが好ましい。
よる破断強度が問題となるが、カメラの巻上げ荷重とし
ては約200g〜300gの引き出し荷重を生ずる程度
の駆動力負荷荷重であり、係止力としては500g以上
あるのが好ましい。したがって、原紙強度としては、引
張り強さ(JISP−8113)(縦)4.5Kgf/
15mm以上で、引裂強度(JISP−8116)は3
5gf以上の特性を有するのが好ましい。
【0064】遮光層を紙支持体の裏面に加工する熱可塑
性樹脂としては、USP−2646365、USP−2
646366、USP−2751309、USP−29
59492、FR−1449852、特公昭51−49
205号、特開昭48−22020号、同50−676
44号、同55−140835号、同58−17434
号、同58−186744号、同59−68238号、
同60−35728号、特開平6−51450号等に記
載の低密度、中密度、高密度、線状低密度の各種ポリエ
チレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系、エチレ
ン酢酸ビニル等のポリビニル系、エチレンエチルアクリ
レートやエチレンメチルアクリレート等のアクリル系、
スチレン・ブタジェン等のゴム系、アイオノマ等の単
体、グラフト重合体ポリアミド系、ポリエチレン・テレ
フタレート等のポリエステル系、等の単体、二種以上の
ブレンド、或いはコポリマー等が挙げられる。上記樹脂
は二層以上の層として設けてもよい。
性樹脂としては、USP−2646365、USP−2
646366、USP−2751309、USP−29
59492、FR−1449852、特公昭51−49
205号、特開昭48−22020号、同50−676
44号、同55−140835号、同58−17434
号、同58−186744号、同59−68238号、
同60−35728号、特開平6−51450号等に記
載の低密度、中密度、高密度、線状低密度の各種ポリエ
チレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系、エチレ
ン酢酸ビニル等のポリビニル系、エチレンエチルアクリ
レートやエチレンメチルアクリレート等のアクリル系、
スチレン・ブタジェン等のゴム系、アイオノマ等の単
体、グラフト重合体ポリアミド系、ポリエチレン・テレ
フタレート等のポリエステル系、等の単体、二種以上の
ブレンド、或いはコポリマー等が挙げられる。上記樹脂
は二層以上の層として設けてもよい。
【0065】樹脂に添加される遮光性物質としては、隠
蔽力の優れた光吸収性遮光物質であるカーボンブラッ
ク、窒化チタンとグラファイトが好ましく、遮光性、コ
スト、物性向上の目的では、カーボンブラックがよい。
特に、ファーネスカーボンブラックが一般的で好ましい
が、チャンネル、サーマルいずれの方法によって製造さ
れたものでもよい。特に帯電防止効果を有する遮光物質
としてはアセチレンカーボンブラック、変性副生カーボ
ンブラックであるケッチェンカーボンブラックが望まし
い。
蔽力の優れた光吸収性遮光物質であるカーボンブラッ
ク、窒化チタンとグラファイトが好ましく、遮光性、コ
スト、物性向上の目的では、カーボンブラックがよい。
特に、ファーネスカーボンブラックが一般的で好ましい
が、チャンネル、サーマルいずれの方法によって製造さ
れたものでもよい。特に帯電防止効果を有する遮光物質
としてはアセチレンカーボンブラック、変性副生カーボ
ンブラックであるケッチェンカーボンブラックが望まし
い。
【0066】本発明の写真感光材料溶包装材料として使
用する上でカブリの発生がなく、感光度の増減に影響を
及ぼさず、遮光能力が大きく、樹脂に添加した場合でも
ブツやフィシュアイ等フイルム或いは皮膜中にピンホー
ルが発生しにくい点で、カーボンブラックの中でも特
に、pH6.0〜9.0、平均粒子径10μm〜120
μm、好ましくは15μm〜100μm、特に好ましく
は20μm〜80μm、揮発成分が2.0%以下、好ま
しくは1.0%以下、特に好ましくは0.5%以下、吸
油量が50ml/100g以上、好ましくは70ml/
100g以上、特に好ましくは100ml/100g以
上のファーネスカーボンブラックが遮光性向上と分散性
向上、写真感光材料への悪影響が少なく物理特性低下の
少ない点で好ましい。
用する上でカブリの発生がなく、感光度の増減に影響を
及ぼさず、遮光能力が大きく、樹脂に添加した場合でも
ブツやフィシュアイ等フイルム或いは皮膜中にピンホー
ルが発生しにくい点で、カーボンブラックの中でも特
に、pH6.0〜9.0、平均粒子径10μm〜120
μm、好ましくは15μm〜100μm、特に好ましく
は20μm〜80μm、揮発成分が2.0%以下、好ま
しくは1.0%以下、特に好ましくは0.5%以下、吸
油量が50ml/100g以上、好ましくは70ml/
100g以上、特に好ましくは100ml/100g以
上のファーネスカーボンブラックが遮光性向上と分散性
向上、写真感光材料への悪影響が少なく物理特性低下の
少ない点で好ましい。
【0067】実際の製品としては、例えば三菱化成製の
カーボンブラック#20(B),#30(B),#33
(B),#40(B),#41(B),#44(B),
#45(B),#50,#55,#100,#600,
#2200(B),#2400(B),MA8,MA1
1,MA100等が挙げられる。
カーボンブラック#20(B),#30(B),#33
(B),#40(B),#41(B),#44(B),
#45(B),#50,#55,#100,#600,
#2200(B),#2400(B),MA8,MA1
1,MA100等が挙げられる。
【0068】海外の製品としては、例えばキャボット社
のBlack Pearls 2,46,70,71,
74,80,81,607等、Regal 300,3
30,400,660,991,SRF−S等、Vul
can3,6等、Sterling 10,SO,V,
S,FT−FF,MT−FF等が挙げられる。
のBlack Pearls 2,46,70,71,
74,80,81,607等、Regal 300,3
30,400,660,991,SRF−S等、Vul
can3,6等、Sterling 10,SO,V,
S,FT−FF,MT−FF等が挙げられる。
【0069】さらにアシュランドケミカル社のUnit
ed R,BB,15,102,3004,3006,
3007,3008,3009,3011,3012,
XC−3016,XC−3017,3020等が挙げら
れるが、これらに限定されるもではない。
ed R,BB,15,102,3004,3006,
3007,3008,3009,3011,3012,
XC−3016,XC−3017,3020等が挙げら
れるが、これらに限定されるもではない。
【0070】これらの遮光物質を4重量%〜30重量%
含有した樹脂を紙支持体上に設ける手段として大きく3
つの方法に分けられる。
含有した樹脂を紙支持体上に設ける手段として大きく3
つの方法に分けられる。
【0071】その1つとしては、樹脂を有機溶剤もしく
は水等に分散或いは溶解した液を紙上に塗布し嵌装させ
る方法である。塗布方式としては、例えばリバースワー
ル法、ブレード法、エアナイフ法、ロッド法、カーテン
法、エクストルージョン法或いはグラビア法によって塗
布できるが、これに限定されるものではない。これらの
方法によって得られる樹脂層の乾燥皮膜厚としては1μ
m〜25μmが適当である。
は水等に分散或いは溶解した液を紙上に塗布し嵌装させ
る方法である。塗布方式としては、例えばリバースワー
ル法、ブレード法、エアナイフ法、ロッド法、カーテン
法、エクストルージョン法或いはグラビア法によって塗
布できるが、これに限定されるものではない。これらの
方法によって得られる樹脂層の乾燥皮膜厚としては1μ
m〜25μmが適当である。
【0072】2番目の方法としては、樹脂を熱溶融させ
てそれを紙支持体に設ける方法がある。塗布方法として
は、エクストルージョン法が一般的であるが、他の塗布
方法でも差し支えない。この方法で得られる樹脂層の乾
燥皮膜厚としては、5μm〜60μmが適当である。
てそれを紙支持体に設ける方法がある。塗布方法として
は、エクストルージョン法が一般的であるが、他の塗布
方法でも差し支えない。この方法で得られる樹脂層の乾
燥皮膜厚としては、5μm〜60μmが適当である。
【0073】最後の方法としては、インフレーション
法、Tダイ法、キャスト法、ロール法にて均一なフイル
ムを20μm〜40μmの皮膜厚で製膜し、巻取り後、
ポリウレタン系、ポリエーテル系等の1〜3g/m2 の
接着剤にてドライラミし固着させる方式であるが、本発
明に使用される遮光紙はどの方式で作成されても差し支
えがない。
法、Tダイ法、キャスト法、ロール法にて均一なフイル
ムを20μm〜40μmの皮膜厚で製膜し、巻取り後、
ポリウレタン系、ポリエーテル系等の1〜3g/m2 の
接着剤にてドライラミし固着させる方式であるが、本発
明に使用される遮光紙はどの方式で作成されても差し支
えがない。
【0074】遮光紙の表面に機能上必要な文字や記号、
或いは、商品価値を高めるために印刷が施されている
が、これらの印刷に使用されるインキとしては、感光材
料に無害なものが一般に使用されている代表的な合成樹
脂は、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、硝化綿、
ポリエステル、ポリアミドウレタン、ポリアクリル、ロ
ジン変性マレイン酸、エチレン酢ビ、ビニールエーテ
ル、ウレタン酢ビ、塩酢ビウレタン樹脂、変性アルキッ
ド樹脂、変性フェノール樹脂,アルカリ可溶型樹脂(ロ
ジン変性マレイン酸樹脂、スチレンマレイン酸樹脂、ス
チレンアクリル酸樹脂、アクリル酸エステルアクリル酸
樹脂、メタクリル酸エステルアクリル酸樹脂)、ハイド
ロゾル型樹脂(スチレンマレイン酸樹脂、スチレンアク
リル酸樹脂、α−メチルスチレンアクリル酸樹脂、アク
リル酸エステルアクリル酸樹脂、メタクリル酸エステル
アクリル酸樹脂)、エマルジョン型樹脂(スチレン樹
脂、スチレンアクリル酸エステル樹脂、アクリル酸エス
テル共重合体樹脂、メタクリル酸エステル共重合体樹
脂)、UVインキ用の樹脂としてはアクリル系不飽和基
を持つポリマーが一般的に使用されており、代表的な例
としては、ポリエステル/アクリル酸エステル、ポリエ
ステル/ウレタン樹脂/アクリル酸エステル、エポキシ
樹脂/アクリル酸エステル、ペンタエリスリトールトリ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、トリエチレングリコールジア
クリレート、ヒドロキシエチルメタクレートが挙げられ
る。
或いは、商品価値を高めるために印刷が施されている
が、これらの印刷に使用されるインキとしては、感光材
料に無害なものが一般に使用されている代表的な合成樹
脂は、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、硝化綿、
ポリエステル、ポリアミドウレタン、ポリアクリル、ロ
ジン変性マレイン酸、エチレン酢ビ、ビニールエーテ
ル、ウレタン酢ビ、塩酢ビウレタン樹脂、変性アルキッ
ド樹脂、変性フェノール樹脂,アルカリ可溶型樹脂(ロ
ジン変性マレイン酸樹脂、スチレンマレイン酸樹脂、ス
チレンアクリル酸樹脂、アクリル酸エステルアクリル酸
樹脂、メタクリル酸エステルアクリル酸樹脂)、ハイド
ロゾル型樹脂(スチレンマレイン酸樹脂、スチレンアク
リル酸樹脂、α−メチルスチレンアクリル酸樹脂、アク
リル酸エステルアクリル酸樹脂、メタクリル酸エステル
アクリル酸樹脂)、エマルジョン型樹脂(スチレン樹
脂、スチレンアクリル酸エステル樹脂、アクリル酸エス
テル共重合体樹脂、メタクリル酸エステル共重合体樹
脂)、UVインキ用の樹脂としてはアクリル系不飽和基
を持つポリマーが一般的に使用されており、代表的な例
としては、ポリエステル/アクリル酸エステル、ポリエ
ステル/ウレタン樹脂/アクリル酸エステル、エポキシ
樹脂/アクリル酸エステル、ペンタエリスリトールトリ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、トリエチレングリコールジア
クリレート、ヒドロキシエチルメタクレートが挙げられ
る。
【0075】また、これらのインキには一般的に知られ
ている着色剤が併用される。使用される着色剤として
は、特開昭63−44653号公報等に記載されている
各種顔料及びアゾ顔料(アゾレーキ;カーミン2B、レ
ッド2B、不溶性アゾ;モノアゾイエロ(PY−1、−
3)、ジスアゾイエロ(PY−12、−13、−14、
−17、−83)、ピラゾロオレンジ(PO−B−3
4)、バルカンオレンジ(PO−16)、総合アゾ系;
クロモフタルイエロ(PY−93、−95)、クロモフ
タルレッド(PR−144、−166))、多環式顔料
(フタロシアニン系;銅フタロシアニンブルー(PB−
15、−15−1、−15−3)、銅フタロシアニング
リーン(PG−7)、シオキサジン系;シオキサジンバ
イオレット(PV−23)、イソインドリノン系;イソ
インドリノンイエロ(PY−109,−110)、スレ
ン系;ペリレン、ペリノン、フラバントロン、チオイン
ジゴ、レーキ顔料(マラカイトグリーン、ローダミン
B、ローダミンG、ビクトリアブルーB)又無機顔料
(酸化物、二酸化チタン、ベンガラ、硫酸塩;沈降性硫
酸バリウム、炭酸塩;沈降性炭酸カルシウム、硅酸塩;
含水硅酸塩、無水硅酸塩、金属粉;アルミニウム粉、ブ
ロンズ粉、亜鉛末、カーボンブラック、黄鉛、紺青等が
挙げられる。また、これらの顔料は遮光性物質として前
述の樹脂層、紙層等に添加しても構わない。この他に油
溶性染料、分散性染料等も使用される)。その他、イン
キを構成する原材料として必要に応じて各種溶剤、分散
剤、湿潤剤、消泡剤、レベリング剤、増粘剤、安定剤、
架橋剤、ワックス、ドライヤー等の添加剤が使用され
る。
ている着色剤が併用される。使用される着色剤として
は、特開昭63−44653号公報等に記載されている
各種顔料及びアゾ顔料(アゾレーキ;カーミン2B、レ
ッド2B、不溶性アゾ;モノアゾイエロ(PY−1、−
3)、ジスアゾイエロ(PY−12、−13、−14、
−17、−83)、ピラゾロオレンジ(PO−B−3
4)、バルカンオレンジ(PO−16)、総合アゾ系;
クロモフタルイエロ(PY−93、−95)、クロモフ
タルレッド(PR−144、−166))、多環式顔料
(フタロシアニン系;銅フタロシアニンブルー(PB−
15、−15−1、−15−3)、銅フタロシアニング
リーン(PG−7)、シオキサジン系;シオキサジンバ
イオレット(PV−23)、イソインドリノン系;イソ
インドリノンイエロ(PY−109,−110)、スレ
ン系;ペリレン、ペリノン、フラバントロン、チオイン
ジゴ、レーキ顔料(マラカイトグリーン、ローダミン
B、ローダミンG、ビクトリアブルーB)又無機顔料
(酸化物、二酸化チタン、ベンガラ、硫酸塩;沈降性硫
酸バリウム、炭酸塩;沈降性炭酸カルシウム、硅酸塩;
含水硅酸塩、無水硅酸塩、金属粉;アルミニウム粉、ブ
ロンズ粉、亜鉛末、カーボンブラック、黄鉛、紺青等が
挙げられる。また、これらの顔料は遮光性物質として前
述の樹脂層、紙層等に添加しても構わない。この他に油
溶性染料、分散性染料等も使用される)。その他、イン
キを構成する原材料として必要に応じて各種溶剤、分散
剤、湿潤剤、消泡剤、レベリング剤、増粘剤、安定剤、
架橋剤、ワックス、ドライヤー等の添加剤が使用され
る。
【0076】また、表面の光沢及び表面印刷箇所の保護
のために保護層(ラッカーコート層又はニスとも呼ばれ
る)を塗工しても構わない。この時用いる保護層の種類
としては、アクリル樹脂、酢酸繊維素等のセルロース系
樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、アイオノマ樹脂、EEA樹脂、各種ポリエチレン樹
脂(低密度、高密度、線状低密度ポリエチレン等)、ポ
リプロピレン樹脂等適宜の樹脂が使用できる。又ワック
ス等も使用できる。
のために保護層(ラッカーコート層又はニスとも呼ばれ
る)を塗工しても構わない。この時用いる保護層の種類
としては、アクリル樹脂、酢酸繊維素等のセルロース系
樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、アイオノマ樹脂、EEA樹脂、各種ポリエチレン樹
脂(低密度、高密度、線状低密度ポリエチレン等)、ポ
リプロピレン樹脂等適宜の樹脂が使用できる。又ワック
ス等も使用できる。
【0077】また、本発明に用いるスプール用の樹脂と
しては、強度、耐熱性、寸度安定性、外観等の点からポ
リスチレン樹脂が一般に使われており、ブタジェンゴム
等の合成ゴムをスチレン系モノマーに重合した耐衝撃性
ポリスチレン樹脂(以後HIPSという)又は中衝撃性
ポリスチレン樹脂(以後MIPSという)と一般用ポリ
スチレン樹脂(以後GPPSという)をブレンドした樹
脂を用いても、HIPSまたはMIPS単独の樹脂を用
いても、GPPSとゴムをブレンドした樹脂を用いても
よい。好ましいのは、HIPSとGPPSをブレンドし
た樹脂を用いた場合又はMIPS単独の樹脂を用いた場
合であり、耐衝撃性、耐磨耗性が改良される。
しては、強度、耐熱性、寸度安定性、外観等の点からポ
リスチレン樹脂が一般に使われており、ブタジェンゴム
等の合成ゴムをスチレン系モノマーに重合した耐衝撃性
ポリスチレン樹脂(以後HIPSという)又は中衝撃性
ポリスチレン樹脂(以後MIPSという)と一般用ポリ
スチレン樹脂(以後GPPSという)をブレンドした樹
脂を用いても、HIPSまたはMIPS単独の樹脂を用
いても、GPPSとゴムをブレンドした樹脂を用いても
よい。好ましいのは、HIPSとGPPSをブレンドし
た樹脂を用いた場合又はMIPS単独の樹脂を用いた場
合であり、耐衝撃性、耐磨耗性が改良される。
【0078】ゴムの添加量は、価格、物理強度確保、射
出成形性、表面強度確保(スリキズや磨耗発生防止の
為)、外観等により0.5〜6.0重量%である。ゴム
量が0.5重量%未満では物理強度確保、表面強度確保
の点で問題があり、ゴム量が6.0重量%を越えると、
射出成形性、剛性、外観、価格等の点で問題があり実用
化できない。
出成形性、表面強度確保(スリキズや磨耗発生防止の
為)、外観等により0.5〜6.0重量%である。ゴム
量が0.5重量%未満では物理強度確保、表面強度確保
の点で問題があり、ゴム量が6.0重量%を越えると、
射出成形性、剛性、外観、価格等の点で問題があり実用
化できない。
【0079】なお、現在最も一般的に行なわれている重
合方式として、特開昭64−91136号で使用した溶
剤や分散剤を用いず単量体単独で重合する塊状重合、あ
るいは、一般的に工業化されている単量体、触媒、小量
の溶剤を加えて行なう変則塊状重合方式や、単量体を全
く溶解しないか、または殆ど溶解しない媒体(主として
水)に単量体を分散させ媒体に難溶で単量体に易溶性の
重合開始剤を用い重合する懸濁重合があるガ、三方式の
いずれの重合方式を用いてもよい。
合方式として、特開昭64−91136号で使用した溶
剤や分散剤を用いず単量体単独で重合する塊状重合、あ
るいは、一般的に工業化されている単量体、触媒、小量
の溶剤を加えて行なう変則塊状重合方式や、単量体を全
く溶解しないか、または殆ど溶解しない媒体(主として
水)に単量体を分散させ媒体に難溶で単量体に易溶性の
重合開始剤を用い重合する懸濁重合があるガ、三方式の
いずれの重合方式を用いてもよい。
【0080】ブローニー用スプールは光によってカブリ
が生じる感光フイルムを遮光紙と共に光から保護してい
るため、当然遮光性が必要であり、そのための遮光性物
質の代表例としては、以下に記載する。
が生じる感光フイルムを遮光紙と共に光から保護してい
るため、当然遮光性が必要であり、そのための遮光性物
質の代表例としては、以下に記載する。
【0081】(1)無機化合物 A.酸化物・・・シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チ
タン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アン
チモン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライ
ト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ繊
維等 B.水酸化物・・・水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、塩基性炭酸マグネシウム等 C.炭酸塩・・・炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ドロマイト、ドーンナイト等 D.(亜)硫酸塩・・・硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム等 E.ケイ酸塩・・・タルク、クレー、マイカ、アスベス
ト、ガラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ
酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト等 F.炭酸・・・カーボンブラック、グラファイト、炭素
繊維、炭素中空球等 G.その他・・・鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレス
粉、バール顔料、アルミニウム粉、硫化モリブデン、ゼ
オライト、ポロン繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、チ
タン酸カリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛、
メタホウ酸バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリ
ウム、アルミニウムペースト等
タン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アン
チモン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライ
ト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ繊
維等 B.水酸化物・・・水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、塩基性炭酸マグネシウム等 C.炭酸塩・・・炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ドロマイト、ドーンナイト等 D.(亜)硫酸塩・・・硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム等 E.ケイ酸塩・・・タルク、クレー、マイカ、アスベス
ト、ガラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ
酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト等 F.炭酸・・・カーボンブラック、グラファイト、炭素
繊維、炭素中空球等 G.その他・・・鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレス
粉、バール顔料、アルミニウム粉、硫化モリブデン、ゼ
オライト、ポロン繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、チ
タン酸カリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛、
メタホウ酸バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリ
ウム、アルミニウムペースト等
【0082】本発明のスプールに用いる遮光物質とし
て、使用する上で写真感光材料に対し、カブリの発生が
少なく、感光度の増減の発生が少なく、遮光能力が大き
くポリスチレン樹脂に添加した場合でも固まり(ブツ)
が発生しにくい点でカーボンブラックが好ましい。
て、使用する上で写真感光材料に対し、カブリの発生が
少なく、感光度の増減の発生が少なく、遮光能力が大き
くポリスチレン樹脂に添加した場合でも固まり(ブツ)
が発生しにくい点でカーボンブラックが好ましい。
【0083】カーボンブラックの原料による分類例をあ
げると、ガスブラック、ファーネスブラック、チャンネ
ルブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラッ
ク、ケッチェンカーボンブラック、サーマルブラック、
ランプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では遮光性確保、コス
ト、物性向上、写真特性に悪影響を及ぼさない等の目的
でファーネスカーボンブラックが望ましく、高価ではあ
るが帯電防止効果を有する遮光性物質としてはアセチレ
ンカーボンブラック、変則副生カーボンブラックである
ケッチェンカーボンブラックが望ましい。
げると、ガスブラック、ファーネスブラック、チャンネ
ルブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラッ
ク、ケッチェンカーボンブラック、サーマルブラック、
ランプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では遮光性確保、コス
ト、物性向上、写真特性に悪影響を及ぼさない等の目的
でファーネスカーボンブラックが望ましく、高価ではあ
るが帯電防止効果を有する遮光性物質としてはアセチレ
ンカーボンブラック、変則副生カーボンブラックである
ケッチェンカーボンブラックが望ましい。
【0084】カーボンブラックの中でもpH(JIS
K 6221で測定)が6.0〜9.0、好ましくは
6.5〜8.5、平均粒子径(電子顕微鏡法で測定)が
10〜120μm、特に12〜70μmのものが好まし
く、これらの中でも特に揮発成分(JIS K 622
1で測定)が3.5%以下、最も好ましくは1.5%以
下、DBP吸油量(JIS K 6221の吸油量A法
で測定)が50ml/100g以上、最も好ましくは7
0ml/100g以上のファーネスカーボンブラックで
ある。チャンネルカーボンブラックは高価な上に、揮発
成分が5.0%を越えるものが殆どで写真感光材料にカ
ブリを発生させるものが多く好ましくない。ランプブラ
ックもpHが5.0以下のものが殆どで写真性に悪影響
を及ぼすので、どうしても使用する必要がある場合でも
写真性に及ぼす影響を調査して選択すべきである。ま
た、ASTM D 1619−60の測定方法による硫
黄成分は0.9%以下、好ましくは0.7%以下にしな
いと写真性に悪影響を及ぼす。特に遊離硫黄成分は0.
1%以下、最も好ましくは0.05%以下のものを選択
することが好ましい。
K 6221で測定)が6.0〜9.0、好ましくは
6.5〜8.5、平均粒子径(電子顕微鏡法で測定)が
10〜120μm、特に12〜70μmのものが好まし
く、これらの中でも特に揮発成分(JIS K 622
1で測定)が3.5%以下、最も好ましくは1.5%以
下、DBP吸油量(JIS K 6221の吸油量A法
で測定)が50ml/100g以上、最も好ましくは7
0ml/100g以上のファーネスカーボンブラックで
ある。チャンネルカーボンブラックは高価な上に、揮発
成分が5.0%を越えるものが殆どで写真感光材料にカ
ブリを発生させるものが多く好ましくない。ランプブラ
ックもpHが5.0以下のものが殆どで写真性に悪影響
を及ぼすので、どうしても使用する必要がある場合でも
写真性に及ぼす影響を調査して選択すべきである。ま
た、ASTM D 1619−60の測定方法による硫
黄成分は0.9%以下、好ましくは0.7%以下にしな
いと写真性に悪影響を及ぼす。特に遊離硫黄成分は0.
1%以下、最も好ましくは0.05%以下のものを選択
することが好ましい。
【0085】好ましいカーボンブラックの実際の製品と
しては、例えば三菱化成製のカーボンブラック#20
(B),#30(B),#33(B),#40(B),
44(B),#45(B),#50,#55,#10
0,#600,#2200(B),#2400(B),
MA8,MA11,MA100 等があげられる。海外
の製品としては、例えばキャボット社のBlack P
earls 2 ,46,70,71,74,80,8
1,607 等、Regal 300,330,40
0,660,991,SRF−S 等、Vulcan
3,6等,Sterling 10,SO,V,S,F
T−FF,MT−FF 等があげられる。さらに、アシ
ュランド・ケミカル社のUniteel R,BB,1
5,102,3001,3004,3006,300
7,3008,3009,3011,3012,XC−
3016,XC−3017,3020等があげられる
が、これらに限定されるものではない。
しては、例えば三菱化成製のカーボンブラック#20
(B),#30(B),#33(B),#40(B),
44(B),#45(B),#50,#55,#10
0,#600,#2200(B),#2400(B),
MA8,MA11,MA100 等があげられる。海外
の製品としては、例えばキャボット社のBlack P
earls 2 ,46,70,71,74,80,8
1,607 等、Regal 300,330,40
0,660,991,SRF−S 等、Vulcan
3,6等,Sterling 10,SO,V,S,F
T−FF,MT−FF 等があげられる。さらに、アシ
ュランド・ケミカル社のUniteel R,BB,1
5,102,3001,3004,3006,300
7,3008,3009,3011,3012,XC−
3016,XC−3017,3020等があげられる
が、これらに限定されるものではない。
【0086】ファーネスカーボンブラックの添加量は、
価格、スプールの物理強度確保、遮光性確保、写真的悪
作用防止、射出成形性、外観等の点から、0.05〜
3.00重量%が望ましい。ファーネスカーボンブラッ
ク添加量が0.05重量%未満では、スプールの肉厚を
大きくしないと、遮光性の確保ができずに光カブリが発
生する。肉厚を大きくして0.05重量%で遮光性を確
保しようとすると成形サイクルが長くなり、ひけ等の成
形故障が発生する上使用樹脂量が多くなりコストアップ
となる。カーボン添加量が3.00重量%を越えると、
高価になるだけでなくスプールの物理強度が低下しウエ
ルドラインが発生する。また吸湿しやすくなって写真的
悪作用が発生するだけでなく、スプールの外観不良(銀
条、光沢ムラ、光沢低下)の発生、スプール表面の擦傷
や磨耗も発生しやすくなる。さらに樹脂の流動性も悪化
し射出成形性も低下する。
価格、スプールの物理強度確保、遮光性確保、写真的悪
作用防止、射出成形性、外観等の点から、0.05〜
3.00重量%が望ましい。ファーネスカーボンブラッ
ク添加量が0.05重量%未満では、スプールの肉厚を
大きくしないと、遮光性の確保ができずに光カブリが発
生する。肉厚を大きくして0.05重量%で遮光性を確
保しようとすると成形サイクルが長くなり、ひけ等の成
形故障が発生する上使用樹脂量が多くなりコストアップ
となる。カーボン添加量が3.00重量%を越えると、
高価になるだけでなくスプールの物理強度が低下しウエ
ルドラインが発生する。また吸湿しやすくなって写真的
悪作用が発生するだけでなく、スプールの外観不良(銀
条、光沢ムラ、光沢低下)の発生、スプール表面の擦傷
や磨耗も発生しやすくなる。さらに樹脂の流動性も悪化
し射出成形性も低下する。
【0087】遮光物質の分散剤としては、低分子量スチ
レン系重合体、ポリエチレンワックス、ポリプロピレン
ワックス、及びこれらの誘導体類、エチレンビスアマイ
ド類、及び、金属石鹸類から選ばれた1種または2種以
上が用いられる。好ましくは、ステアリン酸亜鉛あるい
はステアリン酸マグネシウムが用いられる。カーボンブ
ラック含有マスターバッチペレットは、分散剤の添加に
よる弊害が生じない程度に分散剤を含有できるがステア
リン酸亜鉛の場合には最終の成形品で0.01〜0.3
重量%が好ましく、最終の成形品で約0.3重量%を越
えると最終成形品の光沢や成形時の金型につくスウェテ
ィング(発汗)を多くし成形品への異物付着故障を招く
恐れがあり、またステアリン酸亜鉛が0.01重量%以
下の場合にはその効果が十分発揮されない。
レン系重合体、ポリエチレンワックス、ポリプロピレン
ワックス、及びこれらの誘導体類、エチレンビスアマイ
ド類、及び、金属石鹸類から選ばれた1種または2種以
上が用いられる。好ましくは、ステアリン酸亜鉛あるい
はステアリン酸マグネシウムが用いられる。カーボンブ
ラック含有マスターバッチペレットは、分散剤の添加に
よる弊害が生じない程度に分散剤を含有できるがステア
リン酸亜鉛の場合には最終の成形品で0.01〜0.3
重量%が好ましく、最終の成形品で約0.3重量%を越
えると最終成形品の光沢や成形時の金型につくスウェテ
ィング(発汗)を多くし成形品への異物付着故障を招く
恐れがあり、またステアリン酸亜鉛が0.01重量%以
下の場合にはその効果が十分発揮されない。
【0088】また、ブローニーフイルムのスプールに滑
剤を添加して、遮光紙側端との滑り性を良くし、巻太り
防止効果を更に向上させてもよい。具体的な滑剤として
は以下のものが例示される。
剤を添加して、遮光紙側端との滑り性を良くし、巻太り
防止効果を更に向上させてもよい。具体的な滑剤として
は以下のものが例示される。
【0089】(1)脂肪酸アミド系滑剤 (飽和脂肪酸アミド系滑剤) ベヘニン酸アミド系滑剤;ダイヤミッドKN(日本化
成)等 ステアリン酸アミド系滑剤;アーマイドHT(ライオ
ン油脂)、アルフローS−10(日本油脂)、脂肪酸ア
マミッドAP−1(日本化成)、アマイドS・アマイド
T(日東化学)、ニュートロン−2(日本精化)等 (ヒドロキシステアリン酸アミド系滑剤) パルミチン酸アミド系滑剤;ニュートロンS−18
(日本精化)、アマイドP(日東化学)等 ラウリン酸アミド系滑剤;アーマイドC(ライオン・
アクゾ)、ダイヤミッド(日本化成)等 (不飽和脂肪酸アミド系滑剤) エルカ酸アミド系滑剤;アルフローP−10(日本油
脂)、ニュートロン−S(日本精化)、LUBROL
(I・C・I)、ダイヤミッドL−200(日本化成)
等 オレイン酸アミド系滑剤;アーモスリップCP(ライ
オン・アクゾ)、ニュートロン(日本精化)、ニュート
ロンE−18(日本精化)、アマイドO(日東化学)、
ダイヤミッドO−200・ダイヤミッドG−200(日
本化成)、アルフローE−10(日本油脂)、脂肪酸ア
マイドO(花王)等 (ビス脂肪酸アミド系滑剤) メチレンビスベヘニン酸アミド系滑剤;ダイヤミッド
NKビス(日本化成)等 メチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;ダイヤミッ
ド200ビス(日本化成)、アーモワックス(ライオン
・アクゾ)、ビスアマイド(日東化学)等 メチレンビスオレイン酸アミド系滑剤;ルブロンO
(日本化成)等 エチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アーモスリ
ップEBS(ライオン・アクゾ)等 ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アマ
イド65(川研ファインケミカル)等 ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド系滑剤;アマイ
ド60(川研ファインケミカル)等 (2)非イオン界面活性剤系滑剤;エレクトロストリッ
パーTS−2、エレクトロストリッパーTS−3(花王
石鹸)等 (3)炭酸水素系滑剤;流動パラフィン、天然パラフィ
ン、マイクロワックス、合成パラフィン、ポリエチレン
ワックス(分子量6000以下が好ましい)、ポリプロ
ピレンワックス(分子量6000以下が好ましい)、塩
素化炭化水素、フルオロカルボン等 (4)脂肪酸系滑剤;高級脂肪酸(C12以上が好まし
く、具体的にはカブロン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エルカ酸、パルミチン酸等)、オキシ脂肪酸等 (5)エステル系滑剤;脂肪酸の低級アルコールエステ
ル、脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸のポリグ
リコールエステル、脂肪酸の脂肪アルコールエステル等 (6)アルコール系滑剤;多価アルコール、ポリグリコ
ール、ポリグリセロール (7)金属石鹸;ラウリン酸、ステアリン酸、コハク
酸、ステアリル乳酸、安息香酸、ヒドロキシステアリン
酸、乳酸、フタル酸、リシノール酸、ナフテン酸、オレ
イン酸、パルミチン酸、エルカ酸等の高級脂肪酸とL
i、K、Na、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、
Al、Sn、Pb、Cd等の金属との化合物があげら
れ、好ましいものはステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸マグ
ネシウム等である。 (8)モンタン酸エステル部分鹸化物 (9)シリコーン系滑剤;各種グレードのジメチルポリ
シロキサン及びその変性物(信越シリコーン、東レシリ
コーン)
成)等 ステアリン酸アミド系滑剤;アーマイドHT(ライオ
ン油脂)、アルフローS−10(日本油脂)、脂肪酸ア
マミッドAP−1(日本化成)、アマイドS・アマイド
T(日東化学)、ニュートロン−2(日本精化)等 (ヒドロキシステアリン酸アミド系滑剤) パルミチン酸アミド系滑剤;ニュートロンS−18
(日本精化)、アマイドP(日東化学)等 ラウリン酸アミド系滑剤;アーマイドC(ライオン・
アクゾ)、ダイヤミッド(日本化成)等 (不飽和脂肪酸アミド系滑剤) エルカ酸アミド系滑剤;アルフローP−10(日本油
脂)、ニュートロン−S(日本精化)、LUBROL
(I・C・I)、ダイヤミッドL−200(日本化成)
等 オレイン酸アミド系滑剤;アーモスリップCP(ライ
オン・アクゾ)、ニュートロン(日本精化)、ニュート
ロンE−18(日本精化)、アマイドO(日東化学)、
ダイヤミッドO−200・ダイヤミッドG−200(日
本化成)、アルフローE−10(日本油脂)、脂肪酸ア
マイドO(花王)等 (ビス脂肪酸アミド系滑剤) メチレンビスベヘニン酸アミド系滑剤;ダイヤミッド
NKビス(日本化成)等 メチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;ダイヤミッ
ド200ビス(日本化成)、アーモワックス(ライオン
・アクゾ)、ビスアマイド(日東化学)等 メチレンビスオレイン酸アミド系滑剤;ルブロンO
(日本化成)等 エチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アーモスリ
ップEBS(ライオン・アクゾ)等 ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アマ
イド65(川研ファインケミカル)等 ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド系滑剤;アマイ
ド60(川研ファインケミカル)等 (2)非イオン界面活性剤系滑剤;エレクトロストリッ
パーTS−2、エレクトロストリッパーTS−3(花王
石鹸)等 (3)炭酸水素系滑剤;流動パラフィン、天然パラフィ
ン、マイクロワックス、合成パラフィン、ポリエチレン
ワックス(分子量6000以下が好ましい)、ポリプロ
ピレンワックス(分子量6000以下が好ましい)、塩
素化炭化水素、フルオロカルボン等 (4)脂肪酸系滑剤;高級脂肪酸(C12以上が好まし
く、具体的にはカブロン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エルカ酸、パルミチン酸等)、オキシ脂肪酸等 (5)エステル系滑剤;脂肪酸の低級アルコールエステ
ル、脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸のポリグ
リコールエステル、脂肪酸の脂肪アルコールエステル等 (6)アルコール系滑剤;多価アルコール、ポリグリコ
ール、ポリグリセロール (7)金属石鹸;ラウリン酸、ステアリン酸、コハク
酸、ステアリル乳酸、安息香酸、ヒドロキシステアリン
酸、乳酸、フタル酸、リシノール酸、ナフテン酸、オレ
イン酸、パルミチン酸、エルカ酸等の高級脂肪酸とL
i、K、Na、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、
Al、Sn、Pb、Cd等の金属との化合物があげら
れ、好ましいものはステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸マグ
ネシウム等である。 (8)モンタン酸エステル部分鹸化物 (9)シリコーン系滑剤;各種グレードのジメチルポリ
シロキサン及びその変性物(信越シリコーン、東レシリ
コーン)
【0090】好ましくは、オルガノポリシロキサン類の
粘度が1000〜60000CSのジメチルポリシロキ
サン構造のものが0.05〜2.20重量%の範囲で添
加されることが好ましい。
粘度が1000〜60000CSのジメチルポリシロキ
サン構造のものが0.05〜2.20重量%の範囲で添
加されることが好ましい。
【0091】スプールに使用する樹脂には、適宜各種添
加剤を配合することができる。具体的には、酸化防止
剤、光安定剤、紫外線吸収剤、核剤、帯電防止剤、或い
は、スプールの収縮率を下げるため、アルミナ,カオリ
ン,クレー,炭酸カルシウム,マイカ,タルク,酸化チ
タン,シリカ等等の充填剤やガラスロービング、金属繊
維、ガラス繊維、ガラスミルドファイバー、炭素繊維等
の補強剤を添加してもよい。
加剤を配合することができる。具体的には、酸化防止
剤、光安定剤、紫外線吸収剤、核剤、帯電防止剤、或い
は、スプールの収縮率を下げるため、アルミナ,カオリ
ン,クレー,炭酸カルシウム,マイカ,タルク,酸化チ
タン,シリカ等等の充填剤やガラスロービング、金属繊
維、ガラス繊維、ガラスミルドファイバー、炭素繊維等
の補強剤を添加してもよい。
【0092】以上説明した実施形態では、遮光紙の先端
縁は直線状にしたが、例えば円弧状にしてもよい。
縁は直線状にしたが、例えば円弧状にしてもよい。
【0093】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真用ロールフ
イルムによれば、係止爪を縦爪と横爪から構成し、縦爪
の厚み方向の中心位置から横爪の先端までの長さLが、
縦爪の傾斜縁と横爪との最短水平距離をa,傾斜縁の傾
斜角をθ,一方の壁からスリットの開口に対面する横爪
の端までの高さをHとしたとき、次の数式17を満たす
とともに、係止孔が係止爪に係合した状態で横爪の先端
が係止孔の縁と重なった部分の軸方向の距離である係止
量ファクターKが、係止孔の半径をr,縦爪の厚みの半
分をsとしたとき、次の数式18を満たし、かつ2.8
mm≦r≦6.0mmのときにK≧0.5mmとなるよ
うにしたので、遮光紙の先端部をスプールのスリットに
挿入する際に先端部の先端縁がスプールの係止爪に引っ
掛かるのを防止できるとともに、確実に遮光紙をスプー
ルに係止できる。
イルムによれば、係止爪を縦爪と横爪から構成し、縦爪
の厚み方向の中心位置から横爪の先端までの長さLが、
縦爪の傾斜縁と横爪との最短水平距離をa,傾斜縁の傾
斜角をθ,一方の壁からスリットの開口に対面する横爪
の端までの高さをHとしたとき、次の数式17を満たす
とともに、係止孔が係止爪に係合した状態で横爪の先端
が係止孔の縁と重なった部分の軸方向の距離である係止
量ファクターKが、係止孔の半径をr,縦爪の厚みの半
分をsとしたとき、次の数式18を満たし、かつ2.8
mm≦r≦6.0mmのときにK≧0.5mmとなるよ
うにしたので、遮光紙の先端部をスプールのスリットに
挿入する際に先端部の先端縁がスプールの係止爪に引っ
掛かるのを防止できるとともに、確実に遮光紙をスプー
ルに係止できる。
【0094】
【数17】
【0095】
【数18】
【0096】また、前記遮光紙の先端部は、屈曲部を有
しない真っ直ぐな形態としたので、遮光紙の先端部を座
屈させることなく挿入力を先端部まで伝達して確実に遮
光紙をスプールのスリットに挿入することができる。
しない真っ直ぐな形態としたので、遮光紙の先端部を座
屈させることなく挿入力を先端部まで伝達して確実に遮
光紙をスプールのスリットに挿入することができる。
【図1】本発明に係る係止爪と押さえリブを示す図4の
I−I断面図である。
I−I断面図である。
【図2】本発明の写真用ロールフイルムの外観を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】遮光紙付き写真フイルムの平面図である。
【図4】スプールの係止爪に遮光紙の係止孔が係合した
状態を示すスプールの側面図である。
状態を示すスプールの側面図である。
【図5】遮光紙の先端部をスプールのスリットに挿入し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図6】図5に示す状態からスプールがやや回転して係
止孔が係止爪の横爪に係合した状態を示す説明図であ
る。
止孔が係止爪の横爪に係合した状態を示す説明図であ
る。
【図7】図6における係止爪と係止孔との係合状態を拡
大して示す説明図である。
大して示す説明図である。
【図8】図5における係止爪と係止孔との係合状態を拡
大して示す説明図である。
大して示す説明図である。
【図9】樋状カールした遮光紙が横爪の端部に引っ掛か
った状態を模式的に示す説明図である。
った状態を模式的に示す説明図である。
【図10】数式8によるs=0.75mm,r=3m
m,θ=35°で係止量ファクターKの値を種々に変化
させたときのLとaとの関係を示すグラフである。
m,θ=35°で係止量ファクターKの値を種々に変化
させたときのLとaとの関係を示すグラフである。
【図11】数式10によるs=0.75mm,r=3m
m,θ=35°としたときのCRとaとの関係を示すグ
ラフである。
m,θ=35°としたときのCRとaとの関係を示すグ
ラフである。
【図12】CRとLとの関係を示すグラフである。
【図13】数式16によるLとaとの関係を示すグラフ
である。
である。
1 写真用ロールフイルム 2 スプール 2a 軸部 3 写真フイルム 4 遮光紙 4a 先端部 4b 係止孔 5 遮光紙付き写真フイルム 7 スリット 7a,7b 開口部 12a,12b 壁 15 係止爪 15a 縦爪 15b 横爪 16 押さえリブ 18,18a,18b 傾斜縁
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも先端部に遮光紙が固定された
帯状の写真フイルムと、軸方向にスリットが形成され、
前記写真フイルムがロール状に巻き付けられる円柱状の
巻軸を有するスプールとからなり、前記遮光紙の先端部
には少なくとも1個の係止孔を穿設し、前記スリットを
構成する上下壁のうち一方の壁には、前記係止孔に係合
される係止爪を形成するとともに、他方の壁には、前記
スリットに挿入される遮光紙を前記一方の壁側へ押しつ
ける押さえリブを形成した写真用ロールフイルムにおい
て、 前記係止爪は、前記一方の壁に垂直に立設され、一対の
傾斜縁が前記スリットの各開口にそれぞれ対面するよう
に形成された台形板状の縦爪と、この頂上近傍の両側面
にスプールの軸方向に延びるように形成された一対の横
爪とからなり、縦爪の厚み方向の中心位置から横爪の先
端までの長さLが、縦爪の傾斜縁と横爪との最短水平距
離をa,傾斜縁の傾斜角をθ,前記一方の壁からスリッ
トの開口に対面する横爪の端までの高さをHとしたと
き、次の数式1を満たすとともに、前記係止孔が係止爪
に係合した状態で横爪の先端が係止孔の縁と重なった部
分の軸方向の距離である係止量ファクターKが、係止孔
の半径をr,縦爪の厚みの半分をsとしたとき、次の数
式2を満たし、かつ2.8mm≦r≦6.0mmのとき
にK≧0.5mmとなるようにしたことを特徴とする写
真用ロールフイルム。 【数1】 【数2】 - 【請求項2】 前記遮光紙の先端部は、屈曲部を有しな
い真っ直ぐな形態としたことを特徴とする請求項1記載
の写真用ロールフイルム。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19030197A JP3695730B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 写真用ロールフイルム |
| DE69826781T DE69826781T2 (de) | 1997-07-15 | 1998-07-13 | Photographischer Rollfilm und damit kombinierte Aufwickelspule |
| EP98113008A EP0892299B1 (en) | 1997-07-15 | 1998-07-13 | Roll photo film and take-up spool combined therewith |
| US09/115,266 US6021973A (en) | 1997-07-15 | 1998-07-14 | Roll photo film and take-up spool combined therewith |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19030197A JP3695730B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 写真用ロールフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1138563A true JPH1138563A (ja) | 1999-02-12 |
| JP3695730B2 JP3695730B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=16255889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19030197A Expired - Fee Related JP3695730B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 写真用ロールフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3695730B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP19030197A patent/JP3695730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3695730B2 (ja) | 2005-09-14 |
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