JPH113904A - 高周波用チップキャリアおよびそれを用いた半導体光制御素子の実装構造 - Google Patents
高周波用チップキャリアおよびそれを用いた半導体光制御素子の実装構造Info
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- JPH113904A JPH113904A JP9155595A JP15559597A JPH113904A JP H113904 A JPH113904 A JP H113904A JP 9155595 A JP9155595 A JP 9155595A JP 15559597 A JP15559597 A JP 15559597A JP H113904 A JPH113904 A JP H113904A
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Abstract
あっても、一定の値の特性インピーダンスを得ることが
できる。 【解決手段】 少なくとも複数の電気絶縁層28および
高周波電気配線18、20から構成される多層の高周波
電気配線用基板12を備えた高周波用チップキャリア1
0において、高周波電気配線用基板の先端部にテーパ部
16を設け、そして、電気絶縁層を介して高周波電気配
線と概ね平行に対向するように、電気絶縁層の表面に中
間グランド層54を設け、さらに、この中間グランド層
と、高周波電気配線用基板の最下面に設けられたグラン
ド層52とを、スルーホール50を用いて導通させる。
Description
れた高周波用チップキャリアおよびそれを用いた半導体
光制御素子の実装構造に関する。
れを用いた半導体光制御素子の実装構造としては、例え
ば、回路実装学会誌、vol.10、No.5(199
5)、pp.306−309に開示されている。
0を用いて、従来の高周波用チップキャリアが用いられ
た光モジュール200の構造につき簡単に説明する。す
なわち、光モジュール200は、光変調素子226、入
力用と出力用の光ファイバ232、234、および2つ
の非球面レンズ236、238を備えていて、これらが
互いに光軸を一致させて配置されており、さらに、高周
波電気配線用基板212、電子冷却素子248、高周波
コネクタ244、およびそれらを収納するパッケージ2
46等を備えて構成されている。
気配線用基板の幅と同程度の長さになるように、この半
導体光制御素子の長さを調整するための導波路が設けら
れている。また、この光変調素子は、図9に示されるよ
うに、高周波電気配線用基板212の線幅が一定であ
る、直線状の高周波電気配線218の端部と、ボンディ
ングワイヤ224により電気接続されている。そして、
高周波電気配線218におけるボンディングワイヤ22
4の接続点の近傍には、光変調素子と高周波電源とのイ
ンピーダンスマッチングをはかり、高周波電力を有効に
利用するために、薄膜抵抗器222が終端抵抗として設
けられている。
高周波用チップキャリアおよびそれを用いた半導体光制
御素子の実装構造では、以下の問題があった。
において、一定幅を有する、すなわち直線状の高周波電
気配線および基板を使用しており、特性インピーダンス
を一定に保つため、この基板の幅が高周波電気配線の幅
の少なくとも4倍程度という幅広の基板を、キャリアベ
ース上に搭載して用いる必要があった。
半導体光制御素子においては、この半導体光制御素子の
長さを、高周波が伝播する方向と交わる方向の基板の幅
(広幅)に合わせて長くする必要があり、よって、コス
トがかかる導波路をわざわざ集積して設ける必要があっ
た。
子に導波路を設けるために、この導波路において、伝送
される光が減衰するという問題があり、さらには、この
光変調素子と導波路との接合部において、光結合損失が
生じてしまうという問題もあった。
御素子、例えば光変調素子近傍に、高周波電気配線と並
列して設けられていたため、この薄膜抵抗器を設けるた
めのスペースを確保する必要があり、高周波電気配線用
基板およびそれからなるチップキャリアの幅がますます
広くなるという問題があった。
り、この基板に搭載された半導体光制御素子、例えば光
変調素子と、レンズとの最大の光結合効率を得るために
は、レンズおよびそれを固定するレンズホルダを、この
光変調素子に近接する位置に移動する必要がある。しか
しながら、レンズ等を基板に近接した位置に移動しよう
とすると、レンズ等と基板とがぶつかって、結果とし
て、低い光の結合効率しか得られないという問題があっ
た。
の狭い、導波路を有しない半導体光制御素子を実装する
ことができ、さらに、光モジュール構造に用いた場合で
も、レンズ等の付属品とぶつかることなく、半導体光制
御素子、例えば光変調素子と、レンズとの間で、高い光
の結合効率を得ることができる高周波用チップキャリア
およびそれを用いた半導体光制御素子の実装構造が望ま
れていた。
リアベースと、キャリアベースに実装される半導体光制
御素子に先端が対向して、キャリアベースに固定され、
かつ、少なくとも複数の電気絶縁層および高周波電気配
線を以て構成される多層の高周波電気配線用基板とを備
える高周波用チップキャリアにおいて、この高周波電気
配線用基板は、キャリアベース側の最下面にグランド層
を備え、高周波電気配線用基板の先端部にはテーパ部が
設けてある。
層の少なくとも一つを介して、前記高周波電気配線と平
行に対向するように配置された中間グランド層が設けて
あり、さらに、中間グランド層と、キャリアベース側の
最下面に設けられグランド層とは、スルーホールにより
電気的に導通しており、この中間グランド層はグランド
層としての電気的機能を果たしている。
ける高周波電気配線用基板を構成することにより、光モ
ジュールに使用されるレンズ部(第1と第2)およびそ
れを固定するためのレンズホルダ(第1と第2)の移動
空間が大きくなる。よって、高周波用チップキャリアと
ぶつかることなく、これらのレンズ部等は最適な光の結
合効率が得られる位置に移動可能となる。
テーパ部を設けて、半導体光制御素子と対向する基板の
幅を狭くすることにより、この基板の幅に合わせて半導
体光制御素子に対して、長さ調整のための、導波路を設
ける必要性もなくなる。よって、この導波路に起因し
た、光の減衰や、この導波路の結合部位における、光結
合損失も無くなる。
気配線用基板を用いることを要件とするのは、高周波電
気配線と平行に対向させて、少なくとも一つの電気絶縁
層を介して中間グランド層を設け、さらに、この中間グ
ランド層と、高周波電気配線用基板の最下面に設けたグ
ランド層とを電気的に導通させることにより、いわゆる
マイクロストリップライン構造をとるためである。
の先端部に、電気絶縁層及び高周波電気配線の幅が細く
なるテーパ部を設けるだけでは、基板の特性インピーダ
ンスが高く変化するため、高周波用チップキャリアとし
ては適さない。
アにおける高周波電気配線用基板において、中間グラン
ド層と高周波電気配線とで以て、一定厚さの電気絶縁層
を挟み込むようにしてある。そして、スルーホールによ
り、この中間グランド層と高周波電気配線用基板の最下
面に設けたグランド層とを、電気的に導通させることに
より、いわゆるマイクロストリップライン構造を構成す
るものである。すなわち、この発明の構成により、高周
波電気配線としての、マイクロストリップラインの幅が
変化したとしても、所望する一定の値の特性インピーダ
ンスを得ることが可能である。
間グランド層が、複数の電気絶縁層の間にそれぞれ設け
てあると良い。
気絶縁層にそれぞれ設けることにより、高周波電気配線
用基板における特性インピーダンスを、より一定にする
ことが可能となる。そのため、基板の先端部から等幅の
位置までのテーパ部の長さを長くすることができる。
層が、それぞれ例えば一つであるとすると、特性インピ
ーダンスを一定にすることができる長さが短かくなる
が、複数の電気絶縁層に、中間グランド層をそれぞれ設
けると、この特性インピーダンスの値を一定にすること
ができる、高周波が伝播する方向に沿った長さ方向の高
周波電気配線用基板の長さが累積的に長くなる。
周波用チップキャリアにおいて、高周波電気配線に距離
的に近い電気絶縁層に設けた中間グランド層ほど、その
中間グランド層の長さを短くすると良い。
波電気配線に距離的に近い位置の電気絶縁層に設けられ
た中間グランド層ほど、その長さを短くすることによ
り、テーパ部において、スルーホールを一つ設けるだけ
で、各中間グランド層のグランドを取ることができる。
を取るためには、後述する図8に示すように、テーパ部
における高周波電気配線の線幅に対応して、一定長さの
中間グランド層を複数設け、この各中間グランド層と、
最下層のグランド層とを、個別にスルーホール(図示せ
ず)を設けて電気的に導通させれば良い。
さを各電気絶縁層ごとに変えた構造にすることにより、
各グランド層が垂直方向に電気絶縁層を介して、一部重
なることとなる。したがって、最短の中間グランド層か
ら、最下層のグランド層に向かって一つのスルーホール
を設けてグランドを取れば、最短の中間グランド層と最
下層のグランド層との間に、他の中間グランド層が存在
することになり、結果として、一つのスルーホールです
べての中間グランド層のグランドが取れるという利点が
得られる。
周波電気配線に距離的に近い電気絶縁層に設けた中間グ
ランド層ほど、その中間グランド層の長さを短くすると
ともに、これらの中間グランド層の一方の端部の位置
と、高周波電気配線用基板の先端部の位置とが一致して
いることが良い。
位置と、高周波電気配線用基板の先端部の位置とが一致
していると、これらの中間グランド層の一端の位置(始
点)が定まることとなる。そして、これらの中間グラン
ド層は、高周波電気配線に距離的に近い位置の電気絶縁
層に設けられたものほど、その長さが短かい構成を取っ
ている。
間グランド層において、もう一端の位置(終点)は、高
周波電気配線に距離的に近い位置の電気絶縁層に設けら
れた中間グランド層ほど、高周波電気配線用基板の先端
部の位置から近距離に位置する。そして、一方で、高周
波電気配線に距離的に遠い位置の電気絶縁層に設けられ
た中間グランド層ほど、高周波電気配線用基板の先端部
の位置から遠距離に位置することとなる。
テーパ部を設けたとしても、各中間グランド層に対応し
て、高周波電気配線および電気絶縁層から、それぞれマ
イクロストリップライン構造が構成される。そのため、
各中間グランド層の長さ(位置)および、各中間グラン
ド層と各高周波電気配線との距離との関係から、後述す
るように、例えば下式(1)の関係において、高周波電
気配線用基板における特性インピーダンスの値が、テー
パ部の長さ方向に渡って、より一定になりやすいという
効果が得られる。
ップキャリアにおける高周波電気配線用基板の先端部の
テーパ部において、先端に向かって段階的に高周波電気
配線の線幅を狭くすることが良い。
ることにより、高周波電気配線の線幅を、計算からより
容易に求めることができる。すなわち、下式(1)か
ら、高周波電気配線の線厚t(μm)、高周波電気配線
用基板のインピーダンスZo(Ω)、電気絶縁層の比誘
電率εr(−)をあらかじめ所定の値に定めることによ
り、所望の高周波電気配線の線幅W(μm)に対して、
一意的に、中間グランド層の高周波電気配線までの垂直
距離H(μm)が定まることになり、計算された通りの
特性インピーダンスを有する高周波電気配線用基板を作
成することができる。
における配線の線幅W、中間グランド層の高周波電気配
線までの垂直距離Hとの関係を示す一例であり、下記に
示す類似の近似式(2)および(3)に示す関係であっ
ても良い。
ては、チップキャリアにおける高周波電気配線用基板
が、高周波電力が印加される側から第1の基板と第2の
基板に分割されている。そして、この第1の基板の表面
上には、第1の高周波電気配線が施してあり、同様に、
第2の基板の表面上には、第2の高周波電気配線が施し
てある。
ることにより、第1の基板と第2の基板とを空間を設け
て離間させることができる。そして、その間に露出した
キャリアべース上に、半導体光制御素子を配置固定する
ことができる。よって、半導体光制御素子を容易に実装
することができる。
気配線用基板上の高周波電気配線の高さとを、実質的に
等しくすることができるため、ボンディングワイヤ等を
用いて、均一に半導体光制御素子と高周波電気配線とを
電気接続することができる。
2の基板上に配線された第2の高周波電気配線の末端
に、薄膜抵抗器を設けると良い。このように高周波電気
配線用基板を構成すれば、この薄膜抵抗器を介して、最
下面に設けられたグランド層に電気接続することができ
る。
る高周波電力を有効に利用することができ、例えば高周
波電気配線用基板に搭載される半導体光制御素子と、高
周波電源等とのインピーダンスマッチングがはかられ
る。
れているため、第1の基板に薄膜抵抗器のスペースを必
要としない。よって、高周波電気配線用基板の幅をより
狭くすることができる。
素子から、一定距離、離れているため、薄膜抵抗器の発
する熱の影響を、半導体光制御素子が受けづらいという
点でも好ましい。
る高周波電気配線用基板において、この高周波電気配線
用基板の上に配線された高周波電気配線の上側に、さら
に別の電気絶縁層およびグランド層が下から順次設けて
あり、いわゆるストリップライン構造が形成してあるの
が良い。
れば、高周波電気配線の縁から両面に設けられたグラン
ド層に向かう電磁波がさらに安定するため、高周波電気
配線とグランド層との間の容量が大きくなり、結果とし
て特性インピーダンスがより低下するという効果が得ら
れる。
造によれば、表面に設けられた第2のグランド層による
一定のシールド効果も得られ、さらには、高周波電気配
線がむき出しにならないため、安全性も高くなる。
て、チップキャリアにおける高周波電気配線用基板およ
びキャリアベースは、これらの側面部に、座ぐりを有す
ることが良い。
ホルダ(第1と第2)に固定して第1と第2のレンズ部
を配置する場合でも、これらのレンズ部等がチップキャ
リアにぶつかるおそれが減少し、これらのレンズ部等を
高い光の結合効率が得られる位置に容易に配置すること
ができる。
ては、複数の電気絶縁層および高周波電気配線から構成
される多層の高周波電気配線用基板と、この基板を固定
するためのベースキャリアとから構成される高周波用チ
ップキャリアに、半導体光制御素子を実装する構造にお
いて、先端部にテーパ部を有する高周波電気配線用基板
を使用して、この実装構造を構成してあることである。
前記高周波電気配線と平行に対向するように、電気絶縁
層を介して中間グランド層が設けてあり、さらに、この
中間グランド層と最下面に設けられたグランド層とを、
電気的に導通させるためのスルーホールが設けてある。
気配線用基板に半導体光制御素子を搭載するのに、この
半導体光制御素子と、基板に形成された高周波電気配線
とを、ボンディングワイヤにより電気接続して構成して
ある。
を構成すれば、使用する高周波電気配線用基板の先端部
にテーパ部が設けられて、高周波電気配線用基板の半導
体光制御素子と対向する部分の幅が狭くなっているた
め、レンズ部の配置性が向上し、半導体光制御素子とレ
ンズ部との間で、高い光の結合効率が得られる。
った分、半導体光制御素子に素子長の調整のための導波
路を設ける必要もなくなり、導波路を設けること無く半
導体光制御素子を使用することができる。
なっているにもかかわらず、一定の値の特性インピーダ
ンスが得られることにより、半導体光制御素子により変
調された光信号を安定して伝送することができる。
ングワイヤにより高周波電気配線と半導体光制御素子と
を電気接続しているのは、従来の接続方法として実績が
あるためである。
ては、高周波電気配線用基板が、さらに、第1の基板と
第2の基板とに離間して二分割してあるものを使用する
ことである。そして、搭載される半導体光制御素子は、
これらの第1の基板と第2の基板との間のキャリアベー
ス上に配置固定してあることが良い。
ば、既に説明したように、第2の基板に薄膜抵抗器を設
けることができるため、この薄膜抵抗器と半導体光制御
素子との距離を一定以上離すことができ、よって、半導
体光制御素子に対する、薄膜抵抗器の発熱の影響を少な
くすることができる。
とにより、薄膜抵抗器を高周波電気配線の末端付近の、
半導体光制御素子と近接した位置に設ける必要がなくな
り、半導体光制御素子と薄膜抵抗器とを過ってボンディ
ングワイヤにより、電気接続することもない。
高周波電気配線と半導体光制御素子とをボンディングワ
イヤにより電気接続する際に、構成上、同時に、ボンデ
ィングワイヤにより、第2の基板に配線された第2の高
周波電気配線と半導体光制御素子とを電気接続すること
も可能となり、製造上も有利である。
発明の実施の形態につき説明する。なお、図1〜8は、
この発明が理解できる程度に各構成要素の形状、大きさ
及び配置関係を概略的に示してあるにすぎないことは言
うまでもない。
キャリア(以下、チップキャリア)の構造を説明するた
めの図である。図1(A)は、チップキャリアを概略的
に示す平面図である。また、図1(B)は、図1(A)
におけるチップキャリアの側面図である。
導体光制御素子が実装可能であり、この半導体光制御素
子の種類として、光変調素子や光スイッチ等の種々のも
のがあるが、以下の説明では、一例として、光変調素子
の場合について説明する。
キャリア10は、キャリアベース14と、このキャリア
ベース14の上に固定された、多層の高周波電気配線用
基板12とを備えている。
気配線用基板12は第1の基板12aと第2の基板12
bとに離間して二分割された構成となっている。
14とは反対側の表面には、光変調素子26に対して、
高周波電源(図示せず。)から高周波(高周波電力)を
印加するための第1の高周波電気配線18を配線してあ
る。一方、第2の基板12bの表面には、終端抵抗とし
ての薄膜抵抗器22が端部に設けられた第2の高周波電
気配線20が配線してある。なお、薄膜抵抗器22に
は、断面図ではないが、これを強調して示すために、ハ
ッチングを付してある。
れた高周波電気配線用基板12(12a、12b)間
に、空間が設けられ、この空間に一部露出したキャリア
ベース14上に、半導体光制御素子としての光変調素子
26を直接、半田等を用いて配置固定できる。
た第1の基板12aおよび第2の基板12bの、互いに
対向する側、すなわち、光変調素子26と対向する側
の、それぞれの先端部をテーパ状(先細形状)にして、
テーパ部16を形成してある。このテーパ部16は、そ
れぞれの第1の基板12aおよび第2の基板12bの、
光変調素子26とは反対側の端(この端を末端と称す
る。)から、光変調素子26に対向する側の端(この端
を先端と称する。)に向かうにしたがって、第1の基板
12aおよび、第2の基板12bの幅を、それぞれ順次
に狭めていって構成している。但し、この場合、第1の
基板12aおよび第2の基板12bのテーパ部16のキ
ャリアベース14の厚さは、それぞれ同一として変えて
いない。
のうち、少なくとも第1の基板12aは、後述するよう
に、内部に、図4〜図7に示すように、中間グランド層
54が設けられた基板である。この中間グランド層54
は、高周波電気配線用基板12の最下面に設けられたグ
ランド層52と、電気的にグランド接続されており、い
わゆるマイクロストリップライン構造を形成してある。
る高周波電気配線用基板12の幅、この場合は、高周波
が伝播される方向と交わる方向における、この基板12
の幅や第1の高周波電気配線18の幅が、テーパ部16
を設けたために狭くなっているにもかかわらず、一定の
値の特性インピーダンスが得られる。
3に示すように、第1のレンズ部36、第2のレンズ部
38およびこれらのレンズ部36、38を固定するため
の第1および第2のレンズホルダ40、42を、チップ
キャリア10の側方の位置まで近接することができるた
め、光変調素子26と、第1のレンズ部36および第2
のレンズ部38との間で、それぞれ高い光の結合効率が
得られる。
部におけるテーパ部16の形態に関して説明する。すな
わち、テーパ部16の側縁が、基板の末端から先端へ向
かう方向となす角度や外形は特に限定されるものでな
い。例えば、テーパ部16の角度は、好ましくは、この
基板12aの使い勝手から決定することが良く、また、
この基板12aの外形に関して、直線状でも、階段状で
も、あるいは曲線状であっても良い。
ング作業の容易性から、テーパ部16の先端部の基板幅
は50〜100μmの範囲内の値とし、レンズ等の配置
性や基板の特性インピーダンスの最適化の観点から、テ
ーパ部16の長さは300〜1500μmの範囲内の値
とし、および現行使用されている高周波電気配線用基板
の幅等を考慮して、テーパ部16に至るまでの直線状の
基板幅は、200〜400μmの範囲内の値となるよう
に定めることが良い。
高周波電気配線用基板12を製造する際にテーパ状の型
を用いて作ることもできるし、また、概ね矩形状の高周
波電気配線用基板12を製造した後に、切削装置により
切削、研磨等して作成することも良い。
に、高周波電気配線用基板12(12a、12b)のテ
ーパ部16の下方の、キャリアベース14の側面部に
は、円錐状(すりばち状)の座ぐり30を設けてある。
よび3に示すように、第1のレンズ部36、第2のレン
ズ部38およびこれらのレンズ部36、38を固定する
ための第1および第2のレンズホルダ40、42が、チ
ップキャリア10の側方に近接してもぶつからず、光変
調素子26と、第1のレンズ部36および第2のレンズ
部38との間で、それぞれ、より最適な光の結合効率が
得られる。
るものではないが、好ましくは、例えば、レンズ(レン
ズ部)の形状に合致させて曲面部とすることが良い。ま
た、座ぐり30の深さとしても、レンズ(レンズ部)の
配置性等を考慮して定めることが好ましいが、具体的に
は、例えば、0.1〜3.0mmの範囲内の値とするの
が良い。座ぐり30の深さがかかる範囲内の値であれ
ば、よりレンズ(レンズ部)の配置の困難性が解消され
るとともに、半導体光制御素子としての光変調素子26
の実装も困難とならないためである。
難性と、光変調素子26の実装の容易性のバランスがよ
り好ましい観点から、座ぐり30の深さとしては、0.
2〜2.0mmの範囲内の値であり、最適には0.5〜
1.0mmの範囲内の値である。
いて、図1(A)および図1(B)を参照して説明した
ように、光変調素子26は、第1の高周波電気配線18
と第2の高周波電気配線20との間に露出した、キャリ
アベース14上に配置固定されている。よって、キャリ
アベース14の高さを調節することにより、半導体光制
御素子としての光変調素子26と高周波電気配線用基板
12の上面の高さとを、ほぼ一致させることができる。
の高さを調節すれば、光変調素子26と第1の高周波電
気配線18および第2の高周波電気配線20とを、それ
ぞれボンディングワイヤ24によって、均一に電気接続
することが可能となる。
気配線用基板12を固定し、実装する半導体光制御素
子、例えば光変調素子26の、高さ方向の位置の調整の
ために主として用いられている。よって、キャリアベー
ス14の材料や形態は特に限定されるものではないが、
銅あるいは銅合金等を用いて形成してあり、また、図2
および3に示すように、第1のレンズ部36、第2のレ
ンズ部38およびこれらのレンズ部36、38を固定す
るための第1および第2のレンズホルダ40、42が、
チップキャリア10の側方に近接してもぶつからないよ
うに、例えば台形状に作られているのが良い。
に示す構成のチップキャリア10を用いると、高周波電
気配線用基板12の先端部の幅が狭いため、長さ調整の
ために、導波路を光変調素子に設ける必要がなくなり、
導波路のない光変調素子26をそのまま実装することが
できる。
にテーパ部16が設けてあり、先端部の幅が狭いにもか
かわらず、この高周波電気配線用基板12のテーパ部1
6の長さ方向に渡って、特性インピーダンスが一定にな
る。したがって、この高周波電気配線用基板12に実装
される半導体光制御素子、例えば光変調素子26に対し
て、高周波電力が印加された場合に、この光変調素子2
6は、安定して、入力された光を所定の光信号に変調す
ることが可能となる。
12が、光モジュールに使用された場合に、レンズ部等
の配置性が向上し、高周波電気配線用基板12の側方に
近接できるため、光変調素子26と第1のレンズ部36
および第2のレンズ部38との間で、それぞれ高い光の
結合効率が得られる。
いては、終端抵抗としての薄膜抵抗器22を、第2の高
周波電気配線20を介して、光変調素子26から、一定
距離離して設けることができる。よって、この薄膜抵抗
器22の発熱の影響を受けずに、高周波電源(図示せ
ず)等と半導体光制御素子、例えば光変調素子26との
間のインピーダンスマッチングを図ることができる。
1の高周波用電気配線18に並列することなく薄膜抵抗
器22が設けられているため、基板先端部のテーパ部1
6の幅を、より狭くすることも可能となる。
のチップキャリア10に、半導体光制御素子として、光
変調素子26を実装して、第1および第2のレンズ部3
6、38と組み合わせて構成した光モジュール100に
ついて説明する。
ップキャリア10を用いて構成した実装構造の一例を説
明するための、光モジュール100の平面図を示してい
る。
ジ46の蓋を取り除いて示してあり、光源(図示せず)
から出射された光を、この光モジュール100に正確に
入射させるための入力用光ファイバ32と、光変調素子
26から出射された光を外部に取り出すための出力用光
ファイバ34と、半導体光制御素子としての光変調素子
26と、光変調素子26の入力側に光を集光させるため
の第1のレンズ部36と、光変調素子26から出射され
た光を再び集光させるための第2のレンズ部38と、こ
の光変調素子26に高周波電力を印加して駆動するため
の電気的入出力部(高周波コネクタ)44と、および光
変調素子26を搭載するチップキャリア10とを少なく
とも備えている。
0におけるX−X線に相当する部分に沿って切断したと
きの断面図であるが、図2と同様にパッケージ46の蓋
をはずして示してある。
の、入力用光ファイバ32、第1のレンズ部36、光変
調素子26、第2のレンズ部38および出力用光ファイ
バ34の光軸が一致するように、それぞれの構成要素を
配置してある。そして、入力用光ファイバ32および出
力用光ファイバ34は、それぞれパッケージ46に接続
固定してある。
46の底部に電子冷却素子48を設けて、その電子冷却
素子48の上には、ベース56をさらに設けてあり、こ
のベース56の上に、第1および第2のレンズ部36、
38をそれぞれ固定するための、第1および第2のレン
ズホルダ40、42およびキャリアベース14が、半田
等の通常の固定手段を用いて固定してある。
ース56を介して、電子冷却素子48の上側に取り付け
たチップキャリア10と、このチップキャリア10に搭
載された光変調素子26とが収容してある。
ングワイヤ24を用いて、チップキャリア10の一部を
構成する高周波電気配線用基板12(12a)の表面に
配線された、第1の高周波電気配線(高周波ライン)1
8と電気的に接続されている。
配線18の先には、電気的入出力部の一部分である高周
波コネクタ44が接続されており、その先には、高周波
電力を印加するための高周波電源(図示せず)が接続さ
れている。
ているため、この光モジュール例では、光源(図示せ
ず)から出射された光が、入力用光ファイバ32に導入
され、第1のレンズホルダ40に固定されて位置決めさ
れた第1のレンズ部36により、効率よく集光されて、
光変調素子26の一端に導入される。そして、この光変
調素子26において、高周波電源(図示せず)から印加
された高周波電力により所定の光信号に変調される。
2のレンズホルダ42に固定されて位置決めされた第2
のレンズ部38により、再び効率よく集光されて、出力
用光ファイバ34に導入されて、外部に光信号として出
射する(取り出す)ことができる。
は、周囲の温度変化や薄膜抵抗器22の発熱が生じたと
しても、ベース56を介して設けられた電子冷却素子4
8上により、一定温度に保たれる。
ける高周波電気配線用基板12について、図4〜7を用
いてより詳細に説明する。
板12が二分割された場合の第1の基板12aについて
行う。そして、第2の基板12bについては、基本的に
第1の基板12aと同様のマイクロストリップライン構
造を有する基板の構成をとることもできるし、あるい
は、中間グランド層を設けずに、単層の電気絶縁層の表
面に第2の高周波電気配線が備えられた基板の構成を取
ることも可能である。
キャリア10における高周波電気配線用基板12のうち
の第1の基板12aを説明するための断面図であり、こ
の第1の基板12aは、a〜gの各層を備えていること
を示す。
層であり、第1の高周波電気配線18および電気絶縁層
28aを備えている。また、b〜gの各層は、絶縁層2
8b〜28gを有していて、各層の間、すなわち、互い
に重なり合う表面の先端から内側へと、中間グランド層
54を部分的に存在させて設けてある。なお、この図4
の構成例では、中間グランド層54のそれぞれの長さを
各層ごとに変えてある。
は、グランド層52が全面的に設けられている。なお、
図中、A部がテーパ部(先端部)16を示し、B部が、
このテーパ部16に至る第1の基板12aの等幅の部
分、すなわち直線部を示している。その他、図4中、各
電気絶縁層を28で代表して示す。
は、グランド層52から各中間グランド層54に達する
スルーホール50が、個別に設けられており、それぞれ
の中間グランド層54に達するまでに設けられた、それ
ぞれのスルーホール50を介して、各中間グランド層5
4と、最下層のg層の裏面に設けられたグランド層52
とが、互いに独立してグランド接続されている。
限定されるものではないが、例えば2〜20層とするの
が良い。かかる範囲であれば、第1の基板12aについ
て、全体に特性インピーダンスが一定になりやすく、ま
た製造もそれほど困難とならず、基板全体の厚さも適当
な値となるためである。
けた場合でも、第1の基板12aについて特性インピー
ダンスがより一定になりやすく、また基板全体の厚さが
より適当となることから、第1の基板12aの層数とし
ては、3〜10の範囲内、最適には、5〜8の範囲内の
数とするのが良い。
厚さは、例えば10〜500μmの範囲内の値とするの
が良い。各層の厚さが、かかる範囲内の値であれば、キ
ャリアべース上に複数の層を積層形成しても過度に厚く
なることがなく、また、積層工程も容易なためである。
よって、基板全体の厚さと積層工程の容易さのバランス
がより良好な観点から、第1の基板12aを構成する各
層の厚さとしては、50〜300μmの範囲内、最適に
は、70〜200μmの範囲内の値とすることが良い。
イクロストリップライン構造を形成して、一定の値の特
性インピーダンスを得るために設けられている。
方法は特に限定されるものではない。例えば、タングス
テン、クロム等の耐熱性材料を用いて、いわゆる厚膜方
法等により、容易に作成することができる。そして、中
間グランド層54の厚さは、0.1〜100μmの範囲
内の値とすることが好ましい。
内の値であれば、製造上のコントロールも容易であり、
また、高周波電気配線用基板の厚さも過度に厚くなるこ
とがないためである。よって、基板全体の厚さと積層工
程の容易さのバランスがより好ましい観点から、中間グ
ランド層54の厚さとしては、より好ましくは、0.5
〜50μm、最適には、1〜20μmの範囲内の値であ
る。
の最下層に設けられるグランド層52の形態について
も、特に限定されるものでなく、タングステンやアルミ
ニウム等の材料を用いて、厚膜方法や蒸着等により積層
可能である。そして、その厚さも、例えば、1〜100
0nmの範囲内の値が好ましい。かかる範囲内であれ
ば、優れたグランド効果が得られるとともに、高周波電
気配線用基板全体として、過度に厚過ぎることもないた
めである。よって、かかるバランスがより好ましい観点
から、グランド層の厚さとしては、5〜500nmの範
囲内の値が良い。
52を導通させるスルーホール50の形態についても特
に限定されるものでは無い。例えば、レーザーやドリル
等を用いて、直径10〜1000μmの範囲内の穴とす
ることが好ましい。スルーホール50の直径が、かかる
範囲内の値であれば、製造上のコントロールも容易であ
り、また、基板の機械的強度等も低下するおそれが少な
くなる。よって、かかるバランスがより良好な観点か
ら、スルーホール50の直径としては50〜500μ
m、最適には、100〜400μmの範囲内の値であ
る。
電気配線18をスルーホール50を用いて導通させるた
めには、好ましくは、金、銀、銅、タングステン等の導
電材料を、スルーホール50内に充填したり、あるいは
スルーホール50の壁面にメッキ等により、導電材料の
薄膜を形成するのが良い。
る。図5は、第1の実施例のチップキャリア10におけ
る高周波電気配線用基板(第1の基板12a)の分解図
である。図5(A)は、第1の基板12aの表面を示
し、図5(B)〜(G)は、中間グランド層54を有す
る各層を示し、図5(H)は、最下層におけるグランド
層52を示している。
グランド層54(54b〜g)の長さLb 〜Lg は、第
1の高周波電気配線18に近い層のものほど、短くなっ
ている。すなわち、逆にみれば、最上層の次の層に設け
られた中間グランド層54の長さLb から、下層表面に
設けられた中間グランド層54の長さLc 、Ld 、L
e 、Lf 、Lg の順に、中間グランド層54の長さが長
くなっている。
から構成することにより、高周波電気配線用基板(第1
の基板12a)における、テーパ部16全域にわたっ
て、特性インピーダンスを一定にすることができる。
ルーホール50を一つ設けるだけで、その他の層c〜g
の中間グランド層54(54c〜54g)からグランド
を同時にとることもでき、その場合は、基板の製造がよ
り容易となる。
各中間グランド層54(54b〜54g)ごとに、それ
ぞれスルーホール50を設けてグランド層52と導通を
取れば、スルーホール50の数や製造工程が増えるもの
の、大面積でグランドが取れることになり、テーパ部1
6全域にわたって、よりインピーダンスが一定になると
いう効果が得られ、結果として、安定した光信号の伝送
が可能となる点で良い。
発明の別なチップキャリア10における第1の基板12
aを説明するための平面図および断面図である。図中に
示すA部は、テーパ部(先端部)16を示し、B部は、
このテーパ部16に至る第1の基板12aにおける直線
部を示している。
周波電気配線18を段階的に線幅を狭くした場合を示し
ている。また、各電気絶縁層28の間に、中間グランド
層54が設けられており、第1の高周波電気配線18に
おいて、前述した式(1)の関係にしたがって、各中間
グランド層54から第1の高周波電気配線18までの垂
直距離H1〜H4と、各中間グランド層54の垂直位置
に相当する位置L1〜L4における第1の高周波電気配
線18の線幅W1〜W4が定められている。
層54の一端を第1の基板12aの先端からその末端へ
向かう方向に沿った、各中間グランド層54の長さであ
る。
い中間グランド層54から、他の中間グランド層54を
経て、最下層のグランド層52に達する、一つの共通の
スルーホール(図示せず)により、グランドをとること
ができる。
層54から第1の高周波用電気配線18までの垂直距離
Hや、第1の高周波用電気配線18の線幅Wを有する高
周波電気配線用基板12を設計することができ、よっ
て、チップキャリア10の特性インピーダンスを、より
一定の値とすることができる。
発明の別な態様のチップキャリア10における、第1の
基板12aを説明するための平面図および断面図をそれ
ぞれ示す。図中に示すA部は、テーパ部(先端部)16
を示し、B部は、テーパ部16に至る第1の基板12a
における等幅の直線部を示している。そして、テーパ部
16において、第1の高周波電気配線18を段階的に線
幅を狭くした場合を示しており、第1の高周波電気配線
18を図7の(A)に点線で示す。
に、さらに第2の電気絶縁層60および第2のグランド
層62が積層してある。そして、第1の高周波電気配線
18を、最下層のグランド層52と、最上層の第2のグ
ランド層62とで、それぞれ電気絶縁層28を介して挟
み込んで、高周波電気配線用基板12を形成している。
ンド層を含む)52、62により、高周波電気配線18
の縁から、これらの両面に設けられたグランド層52、
62に向かう電磁波がさらに安定するため、第1の高周
波電気配線18と二つのグランド層52、62との間の
容量がそれぞれ大きくなり、結果として特性インピーダ
ンスの値がより低下する。
電気配線18が、二つのグランド層52、62で上下面
を覆われる形となるため、特に上下方向からの電磁波の
遮蔽効果に優れ、安定した光伝送が可能となる。
発明のチップキャリア10における別な態様の第1の基
板12aを説明するための平面図および断面図をそれぞ
れ示す。
部)16を示し、B部は、テーパ部16に至る第1の基
板12aにおける等幅の直線部を示している。そして、
テーパ部16において、第1の高周波電気配線18を直
線的に線幅を狭くした場合を示している。また、各電気
絶縁層28の間に、中間グランド層54が、第1の基板
12aの表面から前述した式(1)に対応する垂直距離
の位置に設けられている。
て、前述した式(1)の関係にしたがって、各中間グラ
ンド層54から第1の高周波電気配線18までの垂直距
離H1〜H4と、各中間グランド層54の垂直位置に相
当する位置L1〜L4における第1の高周波電気配線1
8の線幅W1〜W4が定められている。
ンド層54を、第1の基板12aの先端から末端へ向か
う方向に沿って、第1の基板12a中に設けた場合の、
第1の基板12aの先端から、各中間グランド層54の
中心点までの距離である。
ける長さは、実質的にテーパ部16の長さ高周波電気配
線用基板12の層数で割った値である。
層のグランド層52に、それぞれスルーホール(図示せ
ず)によりグランドをとることにより、チップキャリア
10における高周波電気配線用基板12にテーパ部16
を設けた場合であても、一定の特性インピーダンスが得
られる。
ける高周波電気配線用基板の先端部にテーパ部を設け、
さらに、テーパ部の高周波電気配線の下方に、平行して
中間グランド層を設けて、この中間グランド層とグラン
ド層とをスルーホールにより電気接続した構造をとるこ
とにより、 (1)テーパ部において、この基板の先端部の幅を狭く
しても、一定の値の特性インピーダンスを有するチップ
キャリアおよびそれを用いた半導体光制御素子の実装構
造を提供することができるようになった。
下させることなく、この基板の先端部の幅を狭くするこ
とができるようになり、実装する半導体光制御素子の長
さ調整のための導波路を設ける必要がなくなった。よっ
て、導波路に起因した、光の減衰や、導波路の結合部位
における結合損失が生じるおそれがなくなった。
1と第2の基板に二分割して、第2の基板に薄膜抵抗器
を設けることにより、この抵抗器を半導体光制御素子か
ら一定距離、離すとともに、第1の基板における薄膜抵
抗器のスペースを排除することができた。その結果、薄
膜抵抗器に起因する発熱の影響を可及的に少なくし、さ
らには、より幅の狭いチップキャリアを使用することが
できるようになった。
プキャリアの側面部に座ぐりを設けることにより、光等
に使用した場合に、よりレンズの配置性が向上し、レン
ズやレンズを固定するとホルダと該チップキャリアがぶ
つからなくなり、レンズとチップキャリアに搭載した半
導体光制御素子との間で、高い光の結合効率が得られる
とともに、不要な光の散乱を防止できるようになった。
ャリアを説明するための平面図である。(B)は、この
発明の第1の実施例のチップキャリアを説明するための
側面図である。
いた半導体光制御素子の実装構造(光モジュール)を説
明するための平面図である。
いた半導体光制御素子の実装構造(光モジュール)を説
明するための、図2におけるX−Xに沿って切った断面
図である。
ける、高周波電気配線用基板を説明するための断面図で
ある。
チップキャリアにおける、高周波電気配線用基板を構成
する各層をそれぞれ説明するための分解図である。
リアにおける、高周波電気配線用基板を説明するための
平面図である。(B)は、この発明の別な実施例のチッ
プキャリアにおける、高周波電気配線用基板を説明する
ための断面図である。
プキャリアにおける、高周波電気配線用基板を説明する
ための平面図である。(B)は、この発明のさらに別な
実施例のチップキャリアにおける、高周波電気配線用基
板を説明するための断面図である。
チップキャリアにおける、高周波電気配線用基板を説明
するための平面図である。(B)は、この発明のさらに
また別な実施例のチップキャリアにおける、高周波電気
配線用基板を説明するための断面図である。
子の実装構造を説明するための平面図である。
素子の実装構造(光モジュール)を説明するための、図
9におけるO軸に沿って切った断面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 キャリアベースと、該キャリアベースに
実装される半導体光制御素子に先端が対向して当該キャ
リアベースに固定され、かつ、少なくとも複数の電気絶
縁層および高周波電気配線を以て構成される多層の高周
波電気配線用基板とを備える高周波用チップキャリアに
おいて、 前記高周波電気配線用基板は、前記キャリアベース側の
最下面にグランド層を備え、該高周波電気配線用基板の
先端部にテーパ部が設けてあり、 該テーパ部には、前記電気絶縁層の少なくとも一つを介
して、前記高周波電気配線と平行に対向するように配置
された中間グランド層と、該中間グランド層と前記グラ
ンド層とを、電気的に導通させるためのスルーホールと
が設けてあることを特徴とする高周波用チップキャリ
ア。 - 【請求項2】 請求項1に記載の高周波用チップキャリ
アにおいて、前記中間グランド層は、前記複数の電気絶
縁層のそれぞれに個別に設けてあることを特徴とする高
周波用チップキャリア。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の高周波用チッ
プキャリアにおいて、前記高周波電気配線に距離的に近
い層に設けられた前記中間グランド層ほど、該中間グラ
ンド層の長さを短くしてあることを特徴とする高周波用
チップキャリア。 - 【請求項4】 請求項3に記載の高周波用チップキャリ
アにおいて、前記中間グランド層の一方の端部の位置
と、前記高周波電気配線用基板の先端部の位置とが一致
していることを特徴とする高周波用チップキャリア。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の高
周波用チップキャリアにおいて、前記テーパ部における
前記高周波電気配線の線幅が、先端に向かって段階的に
狭くなることを特徴とする高周波用チップキャリア。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の高
周波用チップキャリアにおいて、 前記高周波電気配線用基板は、第1の基板と第2の基板
に二分割されており、該第1の基板と第2の基板は前記
半導体光制御素子を実装する空間を介して離間されて、
前記キャリアベース上に固定されていることを特徴とす
る高周波用チップキャリア。 - 【請求項7】 請求項6に記載の高周波用チップキャリ
アにおいて、前記第1の基板上には、第1の高周波電気
配線が、及び第2の基板上には、第2の高周波電気配線
が、それぞれ配線されており、該第2の高周波電気配線
の末端部には、薄膜抵抗器が設けてあることを特徴とす
る高周波用チップキャリア。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の高
周波用チップキャリアにおいて、前記高周波電気配線の
上側に、さらに電気絶縁層およびグランド層が下から順
に設けられていることを特徴とする高周波用チップキャ
リア。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の高
周波用チップキャリアにおいて、該高周波用チップキャ
リアの側面部に座ぐりを有することを特徴とする高周波
用チップキャリア。 - 【請求項10】 少なくとも複数の電気絶縁層および高
周波電気配線から構成される多層の高周波電気配線用基
板と、この基板を固定するためのキャリアベースとを備
える高周波用チップキャリアに、前記高周波電気配線用
基板の先端に対向させて、半導体光制御素子を実装させ
た構造において、前記高周波電気配線用基板先端部にテ
ーパ部が設けてあり、 該テーパ部には、前記高周波電気配線と平行に対向する
ように、前記電気絶縁層を介して配置された中間グラン
ド層と、該中間グランド層と前記グランド層とを電気的
に導通させるためのスルーホールが設けてあり、 前記半導体光制御素子と、前記高周波電気配線とを、ボ
ンディングワイヤにより電気接続してあることを特徴と
する高周波用チップキャリアを用いた半導体光制御素子
の実装構造。 - 【請求項11】 請求項10に記載の高周波用チップキ
ャリアを用いた半導体光制御素子の実装構造において、
前記高周波電気配線用基板は、該第1の基板と第2の基
板に、離間して二分割されており、前記半導体光制御素
子は、該第1の基板と第2の基板の間の空間に露出した
前記キャリアベース上に配置固定されていることを特徴
とする、高周波用チップキャリアを用いた半導体光制御
素子の実装構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP15559597A JP3897401B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 高周波用チップキャリアおよびそれを用いた半導体光制御素子の実装構造 |
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|---|---|---|---|
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| WO2021230289A1 (ja) * | 2020-05-14 | 2021-11-18 | 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 | 伝送部品および半導体装置 |
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