JPH1139683A - 光ディスク装置のチルト制御装置 - Google Patents

光ディスク装置のチルト制御装置

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JPH1139683A
JPH1139683A JP9205460A JP20546097A JPH1139683A JP H1139683 A JPH1139683 A JP H1139683A JP 9205460 A JP9205460 A JP 9205460A JP 20546097 A JP20546097 A JP 20546097A JP H1139683 A JPH1139683 A JP H1139683A
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    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーチ動作を高速で行う時に安定なサーチ動
作を実現する。 【解決手段】 第1のチルト制御回路52は、チルトセ
ンサ26に基づく通常のチルトサーボを実行する。第2
のチルト制御回路94は、記録または再生を行おうとす
る光ディスク12について予め計測されたディスク径方
向位置対チルト変位量特性に基づくチルト制御を実行す
る。両チルト制御回路52,94はスイッチ48で切り
換えて使用される。記録および再生時には第1のチルト
制御回路52が用いられ、サーチ時には第2のチルト制
御回路94が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
(光ディスク記録装置、光ディスク再生装置、光ディス
ク記録再生装置をいう。光磁気ディスク装置を含む。)
のチルト制御装置に関し、サーチ動作を高速で行う時に
も安定なチルト制御を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置においては、光ディスク
に傾きが生じていると、光ピックアップの対物レンズの
光軸が光ディスクの記録面に垂直に交差しなくなり、記
録信号品位や再生信号品位を低下させる。チルト制御装
置は、光ピックアップ光軸が光ディスク記録面に交差す
る位置における該光ピックアップ光軸と光ディスク記録
面に垂直な方向との傾きを修正するものである。チルト
制御装置は、光ピックアップをラジアルチルト方向に駆
動するチルトアクチュエータと、光ピックアップ光軸と
光ディスク記録面に垂直な方向とのラジアルチルト方向
の傾き(チルトエラー)を検出するチルトセンサとを具
備し、記録または再生位置でチルトエラーが0となるよ
うにチルトアクチュエータを駆動するサーボ回路を構成
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チルト制御装置におい
ては、ディスクの面振れ(ディスク周方向のうねり)に
応答しないようにするために、通常サーボ帯域を制限し
ている。このため、光ピックアップをディスク径方向に
高速で移動して、指示された目標位置の検索(高速サー
チ)を行おうとすると、チルトサーボがディスクの傾き
の変化に追従できず、目標位置近辺に到達しても、すぐ
にトラッキングサーボをロック状態に引き込めなかった
り、最悪の場合にはフォーカスサーボのロックが外れる
ことがあり、目標位置で記録または再生を開始するのに
長い時間を要することがあった。
【0004】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、高速サーチにおいても安定なチルト制御
を実現できるチルト制御装置を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、光ピックア
ップの光軸が光ディスク記録面と交差する位置における
該光軸の方向と該光ディスク記録面に垂直な方向とのな
すラジアルチルト方向の傾きを検出するチルトエラー検
出手段と、前記光ピックアップの光軸をラジアルチルト
方向に駆動するチルトアクチュエータと、前記検出され
たチルトエラーに基づき前記チルトアクチュエータを駆
動して該チルトエラーを補正する第1のチルト制御回路
と、前記チルトアクチュエータによるラジアルチルト方
向の基準位置からのチルト変位量を検出するチルト変位
量検出手段と、前記光ピックアップのディスク径方向位
置を検出する光ピックアップ径方向位置検出手段と、デ
ィスク径方向各位置におけるチルトエラーを補正するに
必要なチルト変位量の特性を予め記憶するディスク径方
向位置対チルト変位量特性記憶手段と、ディスク径方向
の各位置で前記ディスク径方向位置対チルト変位量の特
性によって与えられるチルト変位量を目標値として、前
記チルト変位量検出手段の検出に基づき前記チルトアク
チュエータを駆動して、該当するチルト変位量を実現す
る第2のチルト制御回路と、前記光ディスクの記録また
は再生時に前記第1のチルト制御回路によるチルト制御
を実行し、前記光ディスク記録面上の任意の位置を検索
するサーチ動作時に、前記第1のチルト制御回路による
チルト制御に代えて、前記第2のチルト制御回路による
チルト制御を実行する制御手段とを具備してなるもので
ある。
【0006】この発明によれば、ディスク径方向各位置
におけるチルトエラーを補正するに必要なチルト変位量
の特性(ディスク径方向位置対チルト変位量特性)を予
め記憶して、サーチ動作時に、通常のチルトサーボ(第
1のチルト制御回路によるチルト制御)に代えて、ディ
スク径方向位置対チルト変位量特性に基づくチルト制御
(第2のチルト制御回路によるチルト制御)を実行する
ようにしたので、光ピックアップを高速でディスク径方
向に移動させても、チルトアクチュエータをディスクの
傾きの変化に追従して駆動することができ、チルトエラ
ーがほぼ解消された状態で光ピックアップを目標位置近
辺に到達させることができる。したがって、目標位置近
辺ですぐにトラッキングサーボをロック状態に引き込む
ことができ、即座に目標位置から記録または再生を開始
させることができる。
【0007】ディスク径方向位置対チルト変位量特性を
求める手法としては、回転軸の方向とディスク記録面に
垂直な方向とに傾きが生じていない基準ディスクを使用
した場合におけるチルト変位量に対する前記チルトエラ
ー信号の特性(チルト変位量対チルトエラー信号特性)
を予め記憶し、記録または再生を行おうとする光ディス
クを装着した状態で、チルトアクチュエータを基準位置
に保持して、光ピックアップをディスク径方向に移動し
たときに、ディスク径方向の各位置で検出されるチルト
エラー信号と前記チルト変位量対チルトエラー信号特性
に基づき、ディスク径方向各位置においてチルトエラー
を補正するに必要なチルト変位量の特性を求めて、これ
をディスク径方向位置対チルト変位量特性とすることが
できる。
【0008】この場合、チルト変位量対チルトエラー信
号特性を求める手法としては、前記基準ディスクを装着
した状態で、光ピックアップをディスク径方向の所定位
置に保持して、チルトアクチュエータを所定のチルト各
範囲で強制的に駆動し、そのときチルトラー検出手段で
検出されるチルトエラー信号に基づき、チルト変位量対
チルトエラー信号の特性を求めることができる。
【0009】また、ディスク径方向位置対チルト変位量
特性を求める別の手法としては、記録または再生を行お
うとする光ディスクを装着して、第1のチルト制御回路
をオンした状態で、該光ディスクの傾きに第1のチルト
制御回路によるサーボが追従できる速度で光ピックアッ
プをディスク径方向に移動したときに、ディスク径方向
の各位置で検出されるチルト変位量の特性を求めて、こ
れをディスク径方向位置対チルト変位量特性とすること
ができる。これによれば、チルト変位量対チルトエラー
信号特性を求める必要がないので、容易にディスク径方
向位置対チルト変位量特性を取得することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1に示
す。光ディスク装置10において、光ディスク12はス
ピンドルモータ14で回転駆動されて、光ピックアップ
16で情報の記録または再生が行われる。光ピックアッ
プ16はガイドレール18によってディスク径方向に移
動自在に支持され、フィードモータ(図示せず)によっ
てガイドレール18に沿ってディスク径方向に移動す
る。光ピックアップ16のディスク径方向位置は光ピッ
クアップ径方向位置検出手段19で検出される。ガイド
レール18はディスク中心側の端部を支点20として、
上下方向(光ディスク12の記録面に垂直な方向)に回
動自在に支持され、チルトアクチュエータ22によって
支点20を軸として上下方向に回動してチルト動作をす
る。チルト変位量検出手段24は、ガイドレール18が
水平の姿勢(光ディスク12の回転軸に直交する姿勢)
にある状態をチルト変位量の基準位置として、この基準
位置からのガイドレール18の上下方向の変位量をチル
ト変位量として検出する。光ピックアップ16の光軸3
4(対物レンズ36の光軸)は、チルト変位量が基準位
置にある時に、垂直方向(スピンドルモータ14の回転
軸と平行な方向)に向くように設定されている。
【0011】光ピックアップ16には、チルトセンサ2
6が搭載されている。チルトセンサ26は例えば発光ダ
イオード28と、この発光ダイオード28を挟んでディ
スク径方向の両側に配されたフォトダイオード30,3
2で構成される。発光ダイオード28の光軸は、光ピッ
クアップ16の光軸34と平行で、かつ光ピックアップ
16の光軸34に対しディスク径方向に同じ位置でディ
スク周方向にわずかにずれた位置に配されている。フォ
トダイオード30,32は受光面を上下方向に向けて、
その光軸が発光ダイオード28の光軸と平行に配されて
いる。発光ダイオード28から発せられた光は光ディス
ク12の記録面で反射して、フォトダイオード30,3
2で受光される。発光ダイオート28の光軸が光ディス
ク12の記録面に直交しているときは、フォトダイオー
ド30,32の出力電流値は等しくなり、ラジアル方向
(ディスク径方向)に傾き(ラジアルチルトエラー)が
生じると、その傾きの方向および傾きの大きさに応じて
両出力電流値に違いが生じる。
【0012】フォトダイオード30,32の出力電流
は、電流/電圧変換回路38,40で電圧信号にそれぞ
れ変換され、ラジアルチルトエラーアンプ42(引算
器)で両電圧の差信号がチルトエラー信号として出力さ
れる。チルトセンサ26、電流/電圧変換回路38,4
0、ラジアルチルトエラーアンプ42でチルトエラー検
出手段44を構成する。
【0013】チルトエラー信号は、チルトサーボが光デ
ィスク12の面振れに応答しないように、帯域制限回路
46で高域成分がカットされる。帯域制限回路46から
出力されるチルトエラー信号は、アナログスイッチ48
の接点aおよびドライバ50を介してチルトアクチュエ
ータ22に加えられ、ラジアルチルトエラーが0となる
ようにチルトアクチュエータ22を駆動する。以上説明
したチルトセンサ26の検出に基づくリアルタイムでの
チルト制御(通常のチルトサーボ)を実行する制御系が
第1のチルト制御回路52を構成する。
【0014】チルトアクチュエータ22とチルト変位量
検出手段24の具体例を図2に示す。チルトアクチュエ
ータ22はチルトモータ54と、その駆動軸56に取り
付けられたピニオン58と、ガイドレール18の先端部
に上下方向に延在して取り付けられたラック60とで構
成される。チルトモータ54を駆動すると、その駆動力
がピニオン58とラック60を介してガイドレール18
に伝達され、ガイドレール18は支点20(図1)を中
心に上下方向に回動し、光ピックアップ16の光軸34
がラジアルチルト方向に駆動される。
【0015】チルト変位量検出手段24は、駆動軸56
に取り付けられた回転板62とセンサ部64で構成され
る。回転板62の外周縁部付近には放射方向にスリット
66(あるいは反射部)が等間隔で形成され、センサ部
64はスリット66(あるいは反射部)に対向して配置
されて、スリット66(あるいは反射部)を光学的に検
知する。回転板62には、チルト変位量の基準位置に相
当する周方向の基準位置にスリット(あるいは反射部)
が別途形成され、これをセンサ部64で検出することに
より、チルト変位量の基準位置が検出される。センサ部
64の出力に基づきチルト変位量の基準位置からのスリ
ット66の通過本数をカウントする(カウンタ等の処理
回路は図示省略)ことにより、チルト変位量が求められ
る。
【0016】チルトアクチュエータとチルト変位量検出
手段24の別の具体例を図3に示す。チルトアクチュエ
ータ22はチルトモータ68と、その駆動軸70に取り
付けられたピニオン72と、ガイドレール18に直交す
る水平方向にスライド自在に配設されたスライド板74
を具えている。スライド板74の下面にはラック76が
形成され、ピニオン72と噛み合っている。スライド板
74には斜め上下方向に延在するスリット77が形成さ
れ、ガイドレール18の先端部がスライド可能に差し込
まれている。ガイドレール18は左右両側に配置された
ガイド部材78,80によって左右方向の動きが規制さ
れ、上下方向の動きのみ可能とされている。以上の構成
により、チルトモータ68を駆動すると、スライド板7
4が水平方向にスライドして、ガイドレール18が支点
20を軸に上下方向に回動してチルト動作が実現され
る。
【0017】ガイドレール18の上辺部付近にはスリッ
ト82(あるいは反射部)が形成され、これに対向して
センサ部84が配置されている。センサ部84はスリッ
ト82(あるいは反射部)を光学的に検知する。スライ
ド板74には、チルト変位量の基準位置に相当する水平
方向の基準位置にスリット(あるいは反射部)が別途形
成され、これをセンサ部84で検出することにより、チ
ルト変位量の基準位置が検出される。センサ部84の出
力に基づきチルト変位量の基準位置からのスリット82
の通過本数をカウントする(カウンタ等の処理回路は図
示省略)ことにより、チルト変位量が求められる。尚、
チルト変位量検出手段24は、光学的に検出するのに限
らず、磁気的、静電的、機械的に検出することもでき
る。
【0018】図1において、チルト変位量対チルトエラ
ー信号特性記憶手段86は、回転軸の方向とディスク記
録面に垂直な方向とに傾きが生じていない基準ディスク
を使用した場合におけるチルト変位量に対するチルトエ
ラー信号の特性を予め記憶するものである。この特性
は、光ディスクの記録または再生に先立ち、基準ディス
クを装着した状態で、光ピックアップ16をディスク径
方向の所定位置に保持して、チルトアクチュエータ22
を所定のチルト変位量範囲で強制的に駆動し、そのとき
チルトエラー検出手段44から出力されるチルトエラー
信号のレベルを検出することにより求められる。
【0019】演算手段88は、記録または再生を行おう
とする光ディスク12について、ディスク径方向各位置
においてチルトエラーを補正するに必要なチルト変位量
の特性(デイスク径方向位置対チルト変位量特性)を求
めるものである。すなわち、演算手段88は、記録また
は再生を行おうとする光ディスク12を装着した状態
で、チルトアクチュエータ22を基準位置に保持して、
光ピックアップ16をディスク径方向に移動したとき
に、ディスク径方向の各位置で検出されるチルトエラー
信号と前記チルト変位量対チルトエラー信号特性に基づ
き、ディスク径方向各位置においてチルトエラーを補正
するに必要なチルト変位量の特性を求める(直線近似あ
るいは曲線近似した特性として求めることもでき
る。)。求められたディスク径方向位置対チルト変位量
の特性は、ディスク径方向位置対チルト変位量記憶手段
90に記憶される。
【0020】アナログスイッチ48が接点b側に接続さ
れているときは、光ピックアップ径方向位置検出手段1
9で検出されるディスク径方向位置に応じて、ディスク
径方向位置対チルト変位量特性記憶手段90から該当す
るチルト変位量が読み出され、このチルト変位量を目標
値として、加算点92でチルト変位量検出手段24で検
出されるチルト変位量との偏差を求め、この偏差が0と
なるようにドライバ50を介してチルトアクチュエータ
22が駆動される。ディスク径方向位置対変位量特性に
基づくチルト制御を実行する制御系が第2のチルト制御
回路94を構成する。
【0021】制御手段96は、各部の制御を行う。制御
回路96による制御の内容を図4,図5に示す。図4は
チルト変位量対チルトエラー信号特性を求めて記憶する
ための初期設定の手順を示すものである。基準ディスク
を装入して(P1)、キー操作等により初期設定の指令
が与えられると(P2)、光ピックアップ16はディス
ク径方向の所定位置に保持される(P3)。この状態で
チルトアクチュエータ22を所定範囲で強制的に駆動し
て(P4)、そのときチルトエラー検出手段44で検出
されるチルトエラー信号のレベルとチルト変位量検出手
段24で検出されるチルト変位量に基づきチルト変位量
対チルトエラー信号特性を演算して、チルト変位量対チ
ルトエラー信号特性記憶手段86に記憶する(P5)。
【0022】図5は、記録または再生を行おうとする光
ディスク12に情報を記録しまたは再生しあるいは指令
された位置をサーチする時のチルト制御の内容を示した
ものである。光ディスク12を装入すると(P11)、
チルトアクチュエータ22が基準位置(ガイドレール1
8の延在方向がスピンドルモータ14の回転軸に直交す
る姿勢)に保持され(P12)、光ピックアップがディ
スク径方向の全移動範囲にわたり強制的に移動される
(P13)。そのときディスク径方向の各位置で検出さ
れるチルトエラー信号とチルト変位量対チルトエラー信
号特性に基づき演算手段88でディスク径方向位置対チ
ルト変位量の特性を求めて、ディスク径方向位置対チル
ト変位量特性記憶手段に記憶する(P14)。その後、
記録または再生指令が与えられると(P15)、アナロ
グスイッチ48が接点a側に接続されて、第1のチルト
制御回路52によるチルト制御を実行する(P16)。
また、光ディスク12の記録面上の任意の位置を検索す
るサーチ指令が与えられると(P17)、アナログスイ
ッチ48が接点b側に接続されて、第2のチルト制御回
路94によるチルト制御を実行する(P18)。
【0023】これにより、サーチ動作を高速で行って
も、光ディスク12の傾きの変化に追従して光ピックア
ップ16を移動させることができ、チルトエラーがほぼ
解消された状態で光ピックアップ16を目標位置に到達
させることができる。
【0024】
【他の発明の実施の形態】この発明の他の実施の形態を
図6に示す。前記図1と共通する部分には同一の符号を
用いる。ここでは、ディスク径方向位置対チルト変位量
特性記憶手段90は、記録または再生を行おうとする光
ディスク12を装着して、アナログスイッチ48を接点
a側に接続して、第1のチルト制御回路52をオンした
状態で、光ディスク12の傾きに第1のチルト制御回路
52によるサーボが追従できる速度で光ピックアップ1
6をディスク径方向に移動したときに、ディスク径方向
の各位置で検出されるチルト変位量の特性(ディスク径
方向位置対チルト変位量特性)を記憶する。
【0025】制御手段96による制御内容を図7に示
す。光ディスク12の記録または再生に先立ち、光ディ
スク12を装着して(P21)、アナログスイッチ48
を接点a側に接続して、第1のチルト制御回路52をオ
ンした状態で(P22)、光ピックアップ16をディス
ク径方向のほぼ全移動範囲にわたり強制的に移動し(P
23)、そのときディスク径方向の各位置で検出される
チルト変位量の特性をディスク径方向位置対チルト変位
量特性記憶手段に記憶する(P24)。光ディスク12
の記録または再生時に(P25)、第1のチルト制御回
路によるチルト制御を実行する(P26)。また、光デ
ィスク記録面上の任意の位置を検索するサーチ動作時に
(P27)、アナログスイッチ48を接点b側に接続し
て、第2のチルト制御回路94によるチルト制御を実行
する。
【0026】これにより、サーチ動作を高速で行って
も、光ディスク12の傾きの変化に追従して光ピックア
ップ16を移動させることができ、チルトエラーがほぼ
解消された状態で光ピックアップ16を目標位置に到達
させることができる。
【0027】なお、図1,図6の実施の形態とも、第2
のチルト制御回路94によるチルト制御では、サーチ動
作中に時々刻々検出されるディスク径方向位置に応じて
ディスク径方向位置対チルト変位量特性記憶手段90か
ら対応するチルト変位量を逐次読み出してチルトアクチ
ュエータ22を駆動する(つまりサーチ動作の全期間に
わたりチルトエラーが0となるように制御される。)ほ
か、目標位置のディスク径方向位置を求めて、この目標
位置のディスク径方向位置に応じてディスク径方向位置
対チルト変位量特性から目標位置のチルト変位量を読み
出して、このチルト変位量を初めから目標値として固定
的に与えてチルトアクチュエータ22を駆動する(つま
り、サーチ動作の途中位置ではチルトエラーは生じる
が、目標位置においてチルトエラーが0となるように制
御される。)こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1,図6のチルトアクチュエータとチルト
変位量検出手段の具体例を示す図である。
【図3】 図1,図6のチルトアクチュエータとチルト
変位量検出手段の他の具体例を示す図である。
【図4】 図1の制御手段96による、チルト変位量対
チルトエラー信号特性を求めて記憶する初期設定の手順
を示すフローチャートである。
【図5】 図1の制御手段96による、ディスク径方向
位置対チルト変位量特性を求めて光ディスクに情報を記
録しまたは再生しあるいはサーチ動作をする時のチルト
制御の内容を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の他の実施の形態を示すブロック図
である。
【図7】 図6の制御手段96による、ディスク径方向
位置対チルト変位量特性を求めて光ディスクに情報を記
録しまたは再生しあるいはサーチ動作をする時のチルト
制御の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,98 光ディスク装置 12 光ディスク 16 光ピックアップ 19 光ピックアップ径方向位置検出手段 22 チルトアクチュエータ 24 チルト変位量検出手段 34 光ピックアップの光軸 44 チルトエラー検出手段 52 第1のチルト制御回路 86 チルト変位量対チルトエラー信号特性記憶手段 88 演算手段 90 ディスク径方向位置対チルト変位量特性記憶手段 94 第2のチルト制御回路 96 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ピックアップの光軸が光ディスク記録面
    と交差する位置における該光軸の方向と該光ディスク記
    録面に垂直な方向とのなすラジアルチルト方向の傾きを
    検出するチルトエラー検出手段と、 前記光ピックアップの光軸をラジアルチルト方向に駆動
    するチルトアクチュエータと、 前記検出されたチルトエラーに基づき前記チルトアクチ
    ュエータを駆動して該チルトエラーを補正する第1のチ
    ルト制御回路と、 前記チルトアクチュエータによるラジアルチルト方向の
    基準位置からのチルト変位量を検出するチルト変位量検
    出手段と、 前記光ピックアップのディスク径方向位置を検出する光
    ピックアップ径方向位置検出手段と、 ディスク径方向各位置におけるチルトエラーを補正する
    に必要なチルト変位量の特性を予め記憶するディスク径
    方向位置対チルト変位量特性記憶手段と、 ディスク径方向の各位置で前記ディスク径方向位置対チ
    ルト変位量の特性によって与えられるチルト変位量を目
    標値として、前記チルト変位量検出手段の検出に基づき
    前記チルトアクチュエータを駆動して、該当するチルト
    変位量を実現する第2のチルト制御回路と、 前記光ディスクの記録または再生時に前記第1のチルト
    制御回路によるチルト制御を実行し、前記光ディスク記
    録面上の任意の位置を検索するサーチ動作時に、前記第
    1のチルト制御回路によるチルト制御に代えて、前記第
    2のチルト制御回路によるチルト制御を実行する制御手
    段とを具備してなる光ディスク装置のチルト制御装置。
  2. 【請求項2】光ピックアップの光軸が光ディスク記録面
    と交差する位置における該光軸の方向と該光ディスク記
    録面に垂直な方向とのなすラジアルチルト方向の傾きを
    検出するチルトエラー検出手段と、 前記光ピックアップの光軸をラジアルチルト方向に駆動
    するチルトアクチュエータと、 前記検出されたチルトエラーに基づき前記チルトアクチ
    ュエータを駆動して該チルトエラーを補正する第1のチ
    ルト制御回路と、 前記チルトアクチュエータによるラジアルチルト方向の
    基準位置からのチルト変位量を検出するチルト変位量検
    出手段と、 回転軸の方向とディスク記録面に垂直な方向とに傾きが
    生じていない基準ディスクを使用した場合におけるチル
    ト変位量に対する前記チルトエラー信号の特性を予め記
    憶するチルト変位量対チルトエラー信号特性記憶手段
    と、 前記光ピックアップのディスク径方向位置を検出する光
    ピックアップ径方向位置検出手段と、 記録または再生を行おうとする光ディスクを装着した状
    態で、前記チルトアクチュエータを前記基準位置に保持
    して、前記光ピックアップをディスク径方向に移動した
    ときに、ディスク径方向の各位置で検出されるチルトエ
    ラー信号と前記チルト変位量対チルトエラー信号特性に
    基づき、ディスク径方向各位置においてチルトエラーを
    補正するに必要なチルト変位量の特性を求める演算手段
    と、 該求められたディスク径方向位置対チルト変位量の特性
    を記憶するディスク径方向位置対チルト変位量特性記憶
    手段と、 ディスク径方向の各位置で前記ディスク径方向位置対チ
    ルト変位量の特性によって与えられるチルト変位量を目
    標値として、前記チルト変位量検出手段の検出に基づき
    前記チルトアクチュエータを駆動して、該当するチルト
    変位量を実現する第2のチルト制御回路と、 前記光ディスクの記録または再生に先立ち、該光ディス
    クを装着した状態で、前記チルトアクチュエータを前記
    基準位置に保持して、前記光ピックアップをディスク径
    方向のほぼ全移動範囲にわたり強制的に移動し、そのと
    きディスク径方向の各位置で検出されるチルトエラー信
    号と前記チルト変位量対チルトエラー信号特性に基づき
    前記演算手段で前記ディスク径方向位置対チルト変位量
    の特性を求めて前記ディスク径方向位置対チルト変位量
    特性記憶手段に記憶し、前記光ディスクの記録または再
    生時に前記第1のチルト制御回路によるチルト制御を実
    行し、前記光ディスク記録面上の任意の位置を検索する
    サーチ動作時に、前記第1のチルト制御回路によるチル
    ト制御に代えて、前記第2のチルト制御回路によるチル
    ト制御を実行する制御手段とを具備してなる光ディスク
    装置のチルト制御装置。
  3. 【請求項3】前記制御回路が、前記光ディスクの記録ま
    たは再生に先立ち、前記基準ディスクを装着した状態
    で、前記光ピックアップをディスク径方向の所定位置に
    保持して、前記チルトアクチュエータを所定のチルト変
    位量範囲で強制的に駆動し、そのとき前記チルトエラー
    検出手段で検出されるチルトエラー信号に基づき、前記
    チルト変位量対チルトエラー信号の特性を求めて前記チ
    ルト変位量対チルトエラー信号特性記憶手段に記憶する
    制御を行う請求項2記載の光ディスク装置のチルト制御
    装置。
  4. 【請求項4】光ピックアップの光軸が光ディスク記録面
    と交差する位置における該光軸の方向と該光ディスク記
    録面に垂直な方向とのなすラジアルチルト方向の傾きを
    検出するチルトエラー検出手段と、 前記光ピックアップの光軸をラジアルチルト方向に駆動
    するチルトアクチュエータと、 前記検出されたチルトエラーに基づき前記チルトアクチ
    ュエータを駆動して該チルトエラーを補正する第1のチ
    ルト制御回路と、 前記チルトアクチュエータによるラジアルチルト方向の
    基準位置からのチルト変位量を検出するチルト変位量検
    出手段と、 前記光ピックアップのディスク径方向位置を検出する光
    ピックアップ径方向位置検出手段と、 記録または再生を行おうとする光ディスクを装着して、
    前記第1のチルト制御回路をオンした状態で、該光ディ
    スクの傾きに該第1のチルト制御回路によるサーボが追
    従できる速度で前記光ピックアップをディスク径方向に
    移動したときに、ディスク径方向の各位置で検出される
    チルト変位量の特性を記憶するディスク径方向位置対チ
    ルト変位量特性記憶手段と、 ディスク径方向の各位置で前記ディスク径方向位置対チ
    ルト変位量の特性によって与えられるチルト変位量を目
    標値として、前記チルト変位量検出手段の検出に基づき
    前記チルトアクチュエータを駆動して、該当するチルト
    変位量を実現する第2のチルト制御回路と、 前記光ディスクの記録または再生に先立ち、該光ディス
    クを装着して、前記第1のチルト制御回路をオンした状
    態で、前記光ピックアップをディスク径方向のほぼ全移
    動範囲にわたり強制的に移動して、そのときディスク径
    方向の各位置で検出されるチルト変位量の特性を前記デ
    ィスク径方向位置対チルト変位量特性記憶手段に記憶
    し、前記光ディスクの記録または再生時に前記第1のチ
    ルト制御回路によるチルト制御を実行し、前記光ディス
    ク記録面上の任意の位置を検索するサーチ動作時に、前
    記第1のチルト制御回路によるチルト制御に代えて、前
    記第2のチルト制御回路によるチルト制御を実行する制
    御手段とを具備してなる光ディスク装置のチルト制御装
    置。
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