JPH1140081A - カラー陰極線管用パネル - Google Patents
カラー陰極線管用パネルInfo
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
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- H01J9/263—Sealing together parts of vessels specially adapted for cathode-ray tubes
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- H01J2209/268—Surfaces for sealing vessels treated surfaces and surface preparations, e.g. to improve adhesion
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カラー陰極線管用パネルの封着端面の傷と汚れ
を防止する。 【解決手段】パネルの封着端面4の幅方向の10%以上
の表面が、平均深さをRz とし凹凸の平均周期をSm と
するとき、5μm≦Rz ≦20μm、150μm≦Sm
≦400μm、かつ、0.015≦Rz /Sm ≦0.1
3である粗面11であるカラー陰極線管用パネル。
を防止する。 【解決手段】パネルの封着端面4の幅方向の10%以上
の表面が、平均深さをRz とし凹凸の平均周期をSm と
するとき、5μm≦Rz ≦20μm、150μm≦Sm
≦400μm、かつ、0.015≦Rz /Sm ≦0.1
3である粗面11であるカラー陰極線管用パネル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー陰極線管に用
いられるパネルガラス(パネル)に関する。
いられるパネルガラス(パネル)に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管に使用されるガラス部品
の主なものは、図5に示すように、画像が映し出される
パネル1と漏斗状のファンネル2とネック3からなる。
パネル1とファンネル2は対向する封着端面4の間にフ
リットガラス5を介在させて封着される。この封着は、
ファンネル2の封着端面に、有機結合剤と混合したフリ
ットガラス5をスラリ状にして塗布し、乾燥した後パネ
ル1を封着面を対向させて載せてフリットガラス5を加
熱溶解させることで行う。
の主なものは、図5に示すように、画像が映し出される
パネル1と漏斗状のファンネル2とネック3からなる。
パネル1とファンネル2は対向する封着端面4の間にフ
リットガラス5を介在させて封着される。この封着は、
ファンネル2の封着端面に、有機結合剤と混合したフリ
ットガラス5をスラリ状にして塗布し、乾燥した後パネ
ル1を封着面を対向させて載せてフリットガラス5を加
熱溶解させることで行う。
【0003】カラー陰極線管用のパネル1は、その中空
内部にカラー画像を映し出す機能を得るに必要な蛍光膜
や電子制御スクリーンを付加した後に封着されるため、
パネルの封着端面4は、製造工程の搬送等により傷を発
生したり、カーボンや鉄等の導電性を有する汚れを付着
しやすい状況になっている。このような傷や汚れが付着
した状態でフリットガラスで封着した場合、封着部に導
電性を有する部分が発生し、陰極線管の内外に高電圧が
負荷されたとき、所望の強度や性能を確保できなくな
る。従来よりこのような問題を解決するために、陰極線
管用パネル1の封着端面4には格別の配慮を行ってきて
いる。
内部にカラー画像を映し出す機能を得るに必要な蛍光膜
や電子制御スクリーンを付加した後に封着されるため、
パネルの封着端面4は、製造工程の搬送等により傷を発
生したり、カーボンや鉄等の導電性を有する汚れを付着
しやすい状況になっている。このような傷や汚れが付着
した状態でフリットガラスで封着した場合、封着部に導
電性を有する部分が発生し、陰極線管の内外に高電圧が
負荷されたとき、所望の強度や性能を確保できなくな
る。従来よりこのような問題を解決するために、陰極線
管用パネル1の封着端面4には格別の配慮を行ってきて
いる。
【0004】例えば封着端面を完全に鏡面状にすると、
導電性を有する物質等を含む汚れが付着しにくく、また
付着しても簡単な洗浄により落としやすくするためには
よいが、封着端面に傷が付きやすい問題がある。
導電性を有する物質等を含む汚れが付着しにくく、また
付着しても簡単な洗浄により落としやすくするためには
よいが、封着端面に傷が付きやすい問題がある。
【0005】一方、単純に封着端面に粗さを付与するこ
とは、傷防止には有効であるが、汚れがその凹凸に入り
込むため、汚れの除去が難しい。例えば、特公平7−9
5431にはファンネルの封着端面の形状が提案されて
いるが、その粗面はパネルとの封着時にフリットガラス
を安定して保持するためのもので、凹凸の周期が小さい
微細な凹凸のため、これをパネルにそのまま適用するこ
とは、前記汚れ除去の観点から不適当である。
とは、傷防止には有効であるが、汚れがその凹凸に入り
込むため、汚れの除去が難しい。例えば、特公平7−9
5431にはファンネルの封着端面の形状が提案されて
いるが、その粗面はパネルとの封着時にフリットガラス
を安定して保持するためのもので、凹凸の周期が小さい
微細な凹凸のため、これをパネルにそのまま適用するこ
とは、前記汚れ除去の観点から不適当である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な汚れ除去と陰極線管に悪影響を与える傷防止の2つの
問題を同時に満足し、性能と強度が安定した良好な陰極
線管を構成できる封着端面を有するパネルを提供するこ
とを目的とする。
な汚れ除去と陰極線管に悪影響を与える傷防止の2つの
問題を同時に満足し、性能と強度が安定した良好な陰極
線管を構成できる封着端面を有するパネルを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネルの封着
端面に発生する傷のうち、点状のものおよび比較的長い
線状のものでも、封着端面を横切ってパネルの内外に達
しないものは、陰極線管の強度および性能に実質的に影
響を与えないこと、および傷防止を目的として粗面を形
成する場合、比較的周期の大きい凹凸にすれば、汚れ防
止に有効であることを見出して得られたものである。
端面に発生する傷のうち、点状のものおよび比較的長い
線状のものでも、封着端面を横切ってパネルの内外に達
しないものは、陰極線管の強度および性能に実質的に影
響を与えないこと、および傷防止を目的として粗面を形
成する場合、比較的周期の大きい凹凸にすれば、汚れ防
止に有効であることを見出して得られたものである。
【0008】すなわち、本発明は、パネルの封着端面の
幅方向の10%以上の表面が、凹凸の平均深さをRz 、
平均周期をSm とするとき、5μm≦Rz ≦20μm、
150μm≦Sm ≦400μm、かつ、0.015≦R
z /Sm ≦0.13である粗面であることを特徴とする
カラー陰極線管用パネルを提供する。
幅方向の10%以上の表面が、凹凸の平均深さをRz 、
平均周期をSm とするとき、5μm≦Rz ≦20μm、
150μm≦Sm ≦400μm、かつ、0.015≦R
z /Sm ≦0.13である粗面であることを特徴とする
カラー陰極線管用パネルを提供する。
【0009】さらに、本発明は、封着端面の幅方向にお
ける開口幅をD、最大深さをdとする凹みが、封着端面
の全周にわたって形成されており、該凹み部分は粗面で
あり、10μm≦d≦200μm、かつ、d/D≦0.
06であるカラー陰極線管用パネルを提供する。
ける開口幅をD、最大深さをdとする凹みが、封着端面
の全周にわたって形成されており、該凹み部分は粗面で
あり、10μm≦d≦200μm、かつ、d/D≦0.
06であるカラー陰極線管用パネルを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】一般に、搬送等によってパネルの
封着端面に発生する傷は、15μm以下の深さのものが
多い。この傷が封着端面を幅方向(パネルの内外方向)
に横切って貫通することにより、部分的に導電性を発生
させる確率が高くなる。この傷を途中で遮り、幅方向に
傷を不連続にしうる凹凸の高さは、Rz が5〜20μm
の範囲にあることを要し、特に7〜15μmの範囲が望
ましい。
封着端面に発生する傷は、15μm以下の深さのものが
多い。この傷が封着端面を幅方向(パネルの内外方向)
に横切って貫通することにより、部分的に導電性を発生
させる確率が高くなる。この傷を途中で遮り、幅方向に
傷を不連続にしうる凹凸の高さは、Rz が5〜20μm
の範囲にあることを要し、特に7〜15μmの範囲が望
ましい。
【0011】Rz が5μm未満では、傷を幅方向に不連
続にする効果が減少する。20μm超では、ファンネル
の封着端面とフリットガラスを用いて封着する際に、加
熱溶融されたフリットガラス内に発生する気泡が抜けき
れずに残る。フリットガラス内の気泡は陰極線管として
の強度を低下したり導電性を発生させる原因になる。
続にする効果が減少する。20μm超では、ファンネル
の封着端面とフリットガラスを用いて封着する際に、加
熱溶融されたフリットガラス内に発生する気泡が抜けき
れずに残る。フリットガラス内の気泡は陰極線管として
の強度を低下したり導電性を発生させる原因になる。
【0012】粗面の凹凸の高さだけの要素では、封着端
面の汚れが付着して落ちにくいため、粗面の凹凸の最適
な周期を選定することで、汚れによる部分的導電性の発
生を防止できる。この平均周期Sm は150〜400μ
mの範囲で有効であり、特に180〜300μmの範囲
が望ましい。
面の汚れが付着して落ちにくいため、粗面の凹凸の最適
な周期を選定することで、汚れによる部分的導電性の発
生を防止できる。この平均周期Sm は150〜400μ
mの範囲で有効であり、特に180〜300μmの範囲
が望ましい。
【0013】周期Sm が150μm未満では、粗面を形
成する凹凸の凹部に汚れが付着した際に、その汚れを落
とすことがきわめて困難になる。Sm が400μm超で
は、表面が鏡面に近くなり傷を不連続にする効果が減少
し、所期の効果が期待できない。また、このような粗面
が封着端面の幅方向について10%以上存在すること
が、陰極線管の強度および性能を低下せしめるような傷
の防止効果を安定的に得るうえで重要である。
成する凹凸の凹部に汚れが付着した際に、その汚れを落
とすことがきわめて困難になる。Sm が400μm超で
は、表面が鏡面に近くなり傷を不連続にする効果が減少
し、所期の効果が期待できない。また、このような粗面
が封着端面の幅方向について10%以上存在すること
が、陰極線管の強度および性能を低下せしめるような傷
の防止効果を安定的に得るうえで重要である。
【0014】さらに、連続傷を防止する効果と汚れ付着
を防止する効果を両立させるためには、この2つのパラ
メータの比Rz /Sm が0.015〜0.13の範囲で
ある粗面であることが有効であり、望ましくは0.02
〜0.08になるように選択する。
を防止する効果を両立させるためには、この2つのパラ
メータの比Rz /Sm が0.015〜0.13の範囲で
ある粗面であることが有効であり、望ましくは0.02
〜0.08になるように選択する。
【0015】このような粗面の製造方法としては、パネ
ルを成形するときの金型に所望の形状の凹凸を機械加工
またはブラスト加工等により施しておいて、成形時に転
写させる方法が製造が容易であり点およびコストが安い
点で適する。しかし、成形されたパネルに直接機械加工
またはブラスト加工などの機械的処理を用いて粗面化し
たり、パネルの封着端面をラッピング等の研磨によって
粗面を付与することもできる。パネルを直接フッ酸、硝
酸等でエッチング処理を施すことで所望の形状を付与す
ることもできるが、周期Sm が小さくなりやすい傾向が
あるので、所望の形状の凹凸を得るのには処理時間を長
く取ったり、マスクを用いて処理することが有効であ
る。
ルを成形するときの金型に所望の形状の凹凸を機械加工
またはブラスト加工等により施しておいて、成形時に転
写させる方法が製造が容易であり点およびコストが安い
点で適する。しかし、成形されたパネルに直接機械加工
またはブラスト加工などの機械的処理を用いて粗面化し
たり、パネルの封着端面をラッピング等の研磨によって
粗面を付与することもできる。パネルを直接フッ酸、硝
酸等でエッチング処理を施すことで所望の形状を付与す
ることもできるが、周期Sm が小さくなりやすい傾向が
あるので、所望の形状の凹凸を得るのには処理時間を長
く取ったり、マスクを用いて処理することが有効であ
る。
【0016】なお、本発明においてパネルの封着端面の
凹凸および傷の深さの測定は、すべてJIS B060
1により行い、基準長さ0.8mm、評価長さ4mm以
上で測定した値を用いる。この場合、縦倍率は2000
〜10000倍、横倍率は10〜50倍で測定を行う。
凹凸および傷の深さの測定は、すべてJIS B060
1により行い、基準長さ0.8mm、評価長さ4mm以
上で測定した値を用いる。この場合、縦倍率は2000
〜10000倍、横倍率は10〜50倍で測定を行う。
【0017】
【実施例】図3は従来のパネルの封着端面4の拡大図を
示し、この封着端面は鏡面または鏡面に近い状態に研磨
または加工されている。この封着端面4には、陰極線管
の製造における搬送工程および陰極線管としてカラー画
像を映し出す機能を付加する工程を経ることにより、様
々な傷6が発生する。また鏡面であるため比較的汚れに
くいが、しばしばカーボン等の汚れ7が付着する。
示し、この封着端面は鏡面または鏡面に近い状態に研磨
または加工されている。この封着端面4には、陰極線管
の製造における搬送工程および陰極線管としてカラー画
像を映し出す機能を付加する工程を経ることにより、様
々な傷6が発生する。また鏡面であるため比較的汚れに
くいが、しばしばカーボン等の汚れ7が付着する。
【0018】このような傷6や汚れ7のどちらか一方の
存在または両方の混在によって、封着端面を幅方向に横
切りパネルの内外に達する導電性の部分8を作る。この
場合、鏡面であるため、前記したように汚れによる導電
性を有する部分の発生は比較的少ないが、傷は発生しや
すいため、この傷が強くついて封着端面の幅方向に連続
してしまうと導電性を有する部分8をしばしば作る。
存在または両方の混在によって、封着端面を幅方向に横
切りパネルの内外に達する導電性の部分8を作る。この
場合、鏡面であるため、前記したように汚れによる導電
性を有する部分の発生は比較的少ないが、傷は発生しや
すいため、この傷が強くついて封着端面の幅方向に連続
してしまうと導電性を有する部分8をしばしば作る。
【0019】図4は、封着端面4が例えばRz =5μ
m、平均周期Sm =80μm、Rz /Sm =0.062
5のような微粗面10である場合を示す。このような粗
面では、Rz が5μm以上であるので、傷が封着端面の
幅方向について不連続になるため、鏡面研磨された面の
ように傷6による導電性を有する部分8は発現しない。
しかし、Sm が150μmより小さいため、汚れ7が凹
凸の凹部に残存することが多い。これが封着端面の幅方
向に繋がると導電性を有する部分8が発現する。
m、平均周期Sm =80μm、Rz /Sm =0.062
5のような微粗面10である場合を示す。このような粗
面では、Rz が5μm以上であるので、傷が封着端面の
幅方向について不連続になるため、鏡面研磨された面の
ように傷6による導電性を有する部分8は発現しない。
しかし、Sm が150μmより小さいため、汚れ7が凹
凸の凹部に残存することが多い。これが封着端面の幅方
向に繋がると導電性を有する部分8が発現する。
【0020】図1は、このように傷や汚れにより生じる
導電性を有する部分8を防止した本発明の実施例を示
す。封着端面4は所望の形態の凹凸により形成される粗
面となっている。この封着端面を例えばRz =7μm、
Sm =200μm、Rz /Sm=0.035のような粗
面11にすると、傷6は不連続となり、また汚れも付着
しないため、良好な封着を安定的に行える。
導電性を有する部分8を防止した本発明の実施例を示
す。封着端面4は所望の形態の凹凸により形成される粗
面となっている。この封着端面を例えばRz =7μm、
Sm =200μm、Rz /Sm=0.035のような粗
面11にすると、傷6は不連続となり、また汚れも付着
しないため、良好な封着を安定的に行える。
【0021】さらに、この封着端面4を非研磨面として
形成すると、研磨されることによってガラスに発生する
微小傷がないため、陰極線管の封着端面の機械的強度を
さらに向上させうる。また、上記のような所望の粗面を
有しているため、支障となる傷や汚れの付着がなく、良
好で強いより好ましい封着を実現できる。
形成すると、研磨されることによってガラスに発生する
微小傷がないため、陰極線管の封着端面の機械的強度を
さらに向上させうる。また、上記のような所望の粗面を
有しているため、支障となる傷や汚れの付着がなく、良
好で強いより好ましい封着を実現できる。
【0022】一方、封着端面4は搬送工程等において搬
送ベルトコンベア等で幅方向に摩擦を受けることが避け
られない場合がある。図2は、これを防止するための一
例を示し、パネルの封着端面部の拡大断面図である。
送ベルトコンベア等で幅方向に摩擦を受けることが避け
られない場合がある。図2は、これを防止するための一
例を示し、パネルの封着端面部の拡大断面図である。
【0023】このパネルは、粗面11が凹状になるよう
に封着端面4の周方向に形成されている。本例では凹み
12が、封着端面4の幅方向に受ける摩擦力に対して直
角であるため、封着端面の一部分に傷が発生しても、凹
み12の凹状部では摩擦を受けないため、封着端面の幅
方向全体を横切るような傷を防止する効果を得ることが
できる。
に封着端面4の周方向に形成されている。本例では凹み
12が、封着端面4の幅方向に受ける摩擦力に対して直
角であるため、封着端面の一部分に傷が発生しても、凹
み12の凹状部では摩擦を受けないため、封着端面の幅
方向全体を横切るような傷を防止する効果を得ることが
できる。
【0024】このようなパネルは、封着端面4を粗面1
1が凹状になるように成形した後、粗面11の主要部を
残して研磨することにより、研磨面(平滑面)と凹凸の
粗面を有する非研磨面として形成できる。
1が凹状になるように成形した後、粗面11の主要部を
残して研磨することにより、研磨面(平滑面)と凹凸の
粗面を有する非研磨面として形成できる。
【0025】そして、封着端面の上記研磨部を平坦度よ
くプレス成形できれば、研磨しないで成形されたままの
面でもよい。いずれの場合も、凹み12は封着端面の幅
方向中央に全周にわたっている。この凹み12の最大深
さをd、封着端面の幅方向における開口幅をDとしたと
き、10μm≦d≦200μm、d/D≦0.06であ
ることが望ましい。
くプレス成形できれば、研磨しないで成形されたままの
面でもよい。いずれの場合も、凹み12は封着端面の幅
方向中央に全周にわたっている。この凹み12の最大深
さをd、封着端面の幅方向における開口幅をDとしたと
き、10μm≦d≦200μm、d/D≦0.06であ
ることが望ましい。
【0026】dが200μm超では、凹みが深くなるた
めにフリットガラス中に泡が残り、封着強度を低下させ
る。dが10μm未満では、傷を防止する効果が著しく
低下する。またd/Dが0.06超では、同様に凹みの
程度が大きくなって好ましい封着を得がたくなる。特に
望ましいのは0.008≦d/D≦0.03である。例
えば幅が8mmの封着端面に最大深さdが約0.15m
m、開口幅Dが約6mmの凹み12を設けると、d/D
=0.025となる。この場合、封着端面4の凹み12
の粗面は、凹凸の平均深さRz が5〜20μm、平均周
期Sm が150μm〜400μmの範囲にあり、かつR
z /Sm が0.015〜0.13であるのが好ましい。
めにフリットガラス中に泡が残り、封着強度を低下させ
る。dが10μm未満では、傷を防止する効果が著しく
低下する。またd/Dが0.06超では、同様に凹みの
程度が大きくなって好ましい封着を得がたくなる。特に
望ましいのは0.008≦d/D≦0.03である。例
えば幅が8mmの封着端面に最大深さdが約0.15m
m、開口幅Dが約6mmの凹み12を設けると、d/D
=0.025となる。この場合、封着端面4の凹み12
の粗面は、凹凸の平均深さRz が5〜20μm、平均周
期Sm が150μm〜400μmの範囲にあり、かつR
z /Sm が0.015〜0.13であるのが好ましい。
【0027】しかし、10μm≦d≦200μmかつd
/D≦0.06である凹みでは、封着端面4はRz <5
μmでも、Sm >400μmでも、Rz /Sm <0.0
15でも所望の性能が得られる。
/D≦0.06である凹みでは、封着端面4はRz <5
μmでも、Sm >400μmでも、Rz /Sm <0.0
15でも所望の性能が得られる。
【0028】なお、ファンネルの封着端面には、陰極線
管の製造工程において、一般にパネルとファンネルの封
着部の強度および電気特性を低下させるような傷や汚れ
がパネルほど発生しないので、該端面を前記したような
粗面にする必要性は小さいが、ファンネルの封着端面に
対しても適用でき、同様の効果が得られる。
管の製造工程において、一般にパネルとファンネルの封
着部の強度および電気特性を低下させるような傷や汚れ
がパネルほど発生しないので、該端面を前記したような
粗面にする必要性は小さいが、ファンネルの封着端面に
対しても適用でき、同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、カラー陰極線管用パネ
ルの封着端面は、傷防止効果と汚れ付着防止効果を両立
する粗面形状であるため、フリットガラスによるファン
ネルとの封着部に傷や汚れによって封着端面の幅全体を
横切るような導電性部分の発生を防止でき、陰極線管と
して所望の強度と電気絶縁性が安定的に得られる。
ルの封着端面は、傷防止効果と汚れ付着防止効果を両立
する粗面形状であるため、フリットガラスによるファン
ネルとの封着部に傷や汚れによって封着端面の幅全体を
横切るような導電性部分の発生を防止でき、陰極線管と
して所望の強度と電気絶縁性が安定的に得られる。
【図1】本発明の実施例のパネルの封着端面の拡大斜視
図。
図。
【図2】本発明の他の実施例の封着端面の拡大断面図。
【図3】従来の封着端面の部分斜視図。
【図4】従来の封着端面の一例を示す拡大斜視図。
【図5】カラー陰極線管用ガラスの斜視図。
1:パネル 2:ファンネル 3:ネック 4:封着端面 6:傷 7:汚れ 11:粗面 12:凹み
Claims (3)
- 【請求項1】パネルの封着端面の幅方向の10%以上の
表面が、凹凸の平均深さをRz 、平均周期をSm とする
とき、5μm≦Rz ≦20μm、150μm≦Sm ≦4
00μm、かつ、0.015≦Rz /Sm ≦0.13で
ある粗面であることを特徴とするカラー陰極線管用パネ
ル。 - 【請求項2】上記粗面が、プレス成形されたままの表面
である請求項1記載のカラー陰極線管用パネル。 - 【請求項3】封着端面の幅方向における開口幅をD、最
大深さをdとする凹みが、封着端面の全周にわたって形
成されており、該凹み部分は粗面であり、10μm≦d
≦200μm、かつ、d/D≦0.06であるカラー陰
極線管用パネル。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP9190218A JPH1140081A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | カラー陰極線管用パネル |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190218A JPH1140081A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | カラー陰極線管用パネル |
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| JPH1140081A5 JPH1140081A5 (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=16254447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9190218A Withdrawn JPH1140081A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | カラー陰極線管用パネル |
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| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH1140081A (ja) |
| CN (1) | CN1129945C (ja) |
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| KR20030096749A (ko) * | 2002-06-17 | 2003-12-31 | 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 | 칼라음극선관용 퍼넬 |
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|---|---|
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| CN1129945C (zh) | 2003-12-03 |
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