JPH1140331A - 陶芸炉 - Google Patents
陶芸炉Info
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- JPH1140331A JPH1140331A JP20980697A JP20980697A JPH1140331A JP H1140331 A JPH1140331 A JP H1140331A JP 20980697 A JP20980697 A JP 20980697A JP 20980697 A JP20980697 A JP 20980697A JP H1140331 A JPH1140331 A JP H1140331A
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般の人が利用し易い安全性の高い陶芸炉を
提供する。 【解決手段】 筐体2前面のドア3に設けた吸気孔5を
閉塞するための遮蔽板31は、作動棒32及び板バネ3
4を介在して、ドア3を開閉するためのノブ4の回動部
4bに連結される。回動部4bを回すと、板バネ34と
バネ33の釣合に応じて作動棒32が回動し、遮蔽板3
1は吸気孔5を閉塞、半開又は全開させる。遮蔽板31
は炉室に露出するので高温になるが、ノブ4の回動部4
bへの熱伝導は小さく低い温度に保たれる。
提供する。 【解決手段】 筐体2前面のドア3に設けた吸気孔5を
閉塞するための遮蔽板31は、作動棒32及び板バネ3
4を介在して、ドア3を開閉するためのノブ4の回動部
4bに連結される。回動部4bを回すと、板バネ34と
バネ33の釣合に応じて作動棒32が回動し、遮蔽板3
1は吸気孔5を閉塞、半開又は全開させる。遮蔽板31
は炉室に露出するので高温になるが、ノブ4の回動部4
bへの熱伝導は小さく低い温度に保たれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陶器を焼成するた
めの陶芸炉に関する。
めの陶芸炉に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的小型の陶器を焼成するための陶芸
炉として、比較的取り扱いが容易であることから、電気
炉が広く使用されている。従来のこの種の陶芸炉は、断
熱材で形成された炉室の内周壁面に発熱用のニクロム
線、カンタル線等の発熱線が配設されており、ドアを開
けて炉室内に陶器を収納し発熱線に通電して加熱を行な
う、という比較的簡単な構成のものであった(例えば、
特開昭61−171083号公報、特開昭61−171
084号公報等参照)。
炉として、比較的取り扱いが容易であることから、電気
炉が広く使用されている。従来のこの種の陶芸炉は、断
熱材で形成された炉室の内周壁面に発熱用のニクロム
線、カンタル線等の発熱線が配設されており、ドアを開
けて炉室内に陶器を収納し発熱線に通電して加熱を行な
う、という比較的簡単な構成のものであった(例えば、
特開昭61−171083号公報、特開昭61−171
084号公報等参照)。
【0003】このような陶芸炉では、材料の種類等によ
って、焼成の際に新鮮な外気(主として酸素)を必要と
したり逆に外気を遮断したりする必要がある。そこで、
通常、開閉可能な簡単なシャッタを備えた吸気孔がドア
に設けられている。また、炉室内にて陶器から発生する
水蒸気やその他のガスを外部に排出するために、炉室内
から外部に連通する煙突状のパイプが設けられており、
該パイプを通して上方にガスを排出している。
って、焼成の際に新鮮な外気(主として酸素)を必要と
したり逆に外気を遮断したりする必要がある。そこで、
通常、開閉可能な簡単なシャッタを備えた吸気孔がドア
に設けられている。また、炉室内にて陶器から発生する
水蒸気やその他のガスを外部に排出するために、炉室内
から外部に連通する煙突状のパイプが設けられており、
該パイプを通して上方にガスを排出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、陶芸炉はその
炉室内の温度が1000℃以上の高温になるため、取り
扱いには充分な注意が必要である。従来のこの種の陶芸
炉は、例えば工業試験場等の比較的専門的な場所で使用
されるものであった。このため、使用者は取り扱いに慣
れた作業者が中心であり、作業手順等も定められた通り
に行なっている。しかしながら、昨今、陶芸が趣味とし
て一般に広がってきており、例えば陶芸教室や各地域の
公共施設(例えば公民館等)に設置された陶芸炉を比較
的不慣れな人が利用する機会も増えている。このため、
予め定められた作業マニュアル通りに作業を行なわなか
ったり、或いは、安全への配慮に欠けた作業を行なって
しまうことがある。
炉室内の温度が1000℃以上の高温になるため、取り
扱いには充分な注意が必要である。従来のこの種の陶芸
炉は、例えば工業試験場等の比較的専門的な場所で使用
されるものであった。このため、使用者は取り扱いに慣
れた作業者が中心であり、作業手順等も定められた通り
に行なっている。しかしながら、昨今、陶芸が趣味とし
て一般に広がってきており、例えば陶芸教室や各地域の
公共施設(例えば公民館等)に設置された陶芸炉を比較
的不慣れな人が利用する機会も増えている。このため、
予め定められた作業マニュアル通りに作業を行なわなか
ったり、或いは、安全への配慮に欠けた作業を行なって
しまうことがある。
【0005】例えば、上記従来の陶芸炉では、吸気孔を
遮蔽しているシャッタは炉室内部の高温の空気により熱
せられるので、シャッタ開閉の際には注意が必要であ
る。また、上方に開口したパイプからは高温のガスが流
れ出てくるため、そこに手を晒さないように注意が必要
である。しかしながら、上述のように一般の人が使用す
ることを想定すると、従来のものと比べて一層安全性に
配慮した構造とすることが望ましい。本発明はこのよう
な課題に鑑みて成されたものであり、その目的とすると
ころは、取扱い上の安全性を向上させた陶芸炉を提供す
ることにある。
遮蔽しているシャッタは炉室内部の高温の空気により熱
せられるので、シャッタ開閉の際には注意が必要であ
る。また、上方に開口したパイプからは高温のガスが流
れ出てくるため、そこに手を晒さないように注意が必要
である。しかしながら、上述のように一般の人が使用す
ることを想定すると、従来のものと比べて一層安全性に
配慮した構造とすることが望ましい。本発明はこのよう
な課題に鑑みて成されたものであり、その目的とすると
ころは、取扱い上の安全性を向上させた陶芸炉を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】上
記課題を解決するために成された第1の発明は、扉体を
有する略密閉された炉室と、該炉室内部に収容された陶
器を焼成するための加熱手段とを具備する陶芸炉におい
て、 a)前記扉体に設けた炉室内部と外部とを連通する小孔
と、 b)該小孔を遮蔽する遮蔽板と、 c)扉体表側の前記小孔から離れた位置に設けた操作手段
と、 d)該操作手段の操作に連動して、前記小孔を閉塞する位
置と開放する位置とに前記遮蔽板を移動させる連動手段
と、を備えることを特徴としている。
記課題を解決するために成された第1の発明は、扉体を
有する略密閉された炉室と、該炉室内部に収容された陶
器を焼成するための加熱手段とを具備する陶芸炉におい
て、 a)前記扉体に設けた炉室内部と外部とを連通する小孔
と、 b)該小孔を遮蔽する遮蔽板と、 c)扉体表側の前記小孔から離れた位置に設けた操作手段
と、 d)該操作手段の操作に連動して、前記小孔を閉塞する位
置と開放する位置とに前記遮蔽板を移動させる連動手段
と、を備えることを特徴としている。
【0007】例えば、上記操作手段は所定の角度範囲内
で回動自在に設けられたノブとし、該ノブを回転させる
と連動手段を介して遮蔽板も回動して小孔を開放又は閉
塞させる構成とすることができる。また、上記操作手段
は所定範囲内で摺動自在に設けられたノブとし、該ノブ
をスライド移動させると連動手段を介して遮蔽板も摺動
して小孔を開放又は閉塞させる構成とすることもでき
る。
で回動自在に設けられたノブとし、該ノブを回転させる
と連動手段を介して遮蔽板も回動して小孔を開放又は閉
塞させる構成とすることができる。また、上記操作手段
は所定範囲内で摺動自在に設けられたノブとし、該ノブ
をスライド移動させると連動手段を介して遮蔽板も摺動
して小孔を開放又は閉塞させる構成とすることもでき
る。
【0008】遮蔽板は小孔を閉塞したときに炉室内部の
高温の空気に直接晒されるため、かなりの高温になる。
しかしながら、連動手段を介在させることにより操作手
段への熱伝導を少なくすることができるので、操作手段
が高温になることを回避することができる。
高温の空気に直接晒されるため、かなりの高温になる。
しかしながら、連動手段を介在させることにより操作手
段への熱伝導を少なくすることができるので、操作手段
が高温になることを回避することができる。
【0009】なお、通常、扉体の中央から離れた位置に
は把手を設けるので、前記操作手段は該把手と兼用する
構成とすることができる。この構成によれば、扉体の見
栄えを損なうことなく操作手段を設けることができる。
は把手を設けるので、前記操作手段は該把手と兼用する
構成とすることができる。この構成によれば、扉体の見
栄えを損なうことなく操作手段を設けることができる。
【0010】また、上記課題を解決するために成された
第2の発明は、筐体に内装した略密閉された炉室と、該
炉室内部に収容された陶器を焼成するための加熱手段と
を具備する陶芸炉において、 a)炉室と筐体内の該炉室外部の空間とを連通する排気路
と、 b)筐体の背面上部に設けた、該筐体内部と外部とを連通
する通気口と、 c)前記排気路の出口側から前記通気口側に向かって上方
に傾斜しつつ、その上面を連続的に覆う排気案内板と、
を備えることを特徴としている。
第2の発明は、筐体に内装した略密閉された炉室と、該
炉室内部に収容された陶器を焼成するための加熱手段と
を具備する陶芸炉において、 a)炉室と筐体内の該炉室外部の空間とを連通する排気路
と、 b)筐体の背面上部に設けた、該筐体内部と外部とを連通
する通気口と、 c)前記排気路の出口側から前記通気口側に向かって上方
に傾斜しつつ、その上面を連続的に覆う排気案内板と、
を備えることを特徴としている。
【0011】第2の発明に係る陶芸炉では、炉室内部で
陶器から発生したガスは、排気路を通って炉室外部の筐
体内の空間に排出される。このガスは排気案内板の下面
に沿って上昇しながら進み、通気口を通って筐体の背面
側に排出される。このガスは非常に高温であるが、陶芸
炉が通常に設置されている場合には、使用者から最も遠
い位置である筐体背面側にガスが排気されるため、高い
安全性を保つことができる。
陶器から発生したガスは、排気路を通って炉室外部の筐
体内の空間に排出される。このガスは排気案内板の下面
に沿って上昇しながら進み、通気口を通って筐体の背面
側に排出される。このガスは非常に高温であるが、陶芸
炉が通常に設置されている場合には、使用者から最も遠
い位置である筐体背面側にガスが排気されるため、高い
安全性を保つことができる。
【0012】なお、筐体内の炉室外部に送風手段を備
え、筐体内の炉室外部での空気の循環を良好にすること
により、筐体内に熱がこもって温度が上昇することを防
止することができる。
え、筐体内の炉室外部での空気の循環を良好にすること
により、筐体内に熱がこもって温度が上昇することを防
止することができる。
【0013】更に、第1及び第2の発明に係る陶芸炉で
は、前記炉室は断熱体により形成され、前記加熱手段
は、該炉室内に嵌挿され陶器を内部に収容可能な筒状の
金属体と、断熱体を挟んで該金属体の外周に巻回したコ
イルと、該コイルに高周波電力を供給して金属体を誘導
加熱する電力供給手段と、から成るものとすることがで
きる。
は、前記炉室は断熱体により形成され、前記加熱手段
は、該炉室内に嵌挿され陶器を内部に収容可能な筒状の
金属体と、断熱体を挟んで該金属体の外周に巻回したコ
イルと、該コイルに高周波電力を供給して金属体を誘導
加熱する電力供給手段と、から成るものとすることがで
きる。
【0014】すなわち、電力供給手段がコイルに高周波
電力を供給すると、金属体の両端開口面を貫通して該金
属体の内側を通過する交番磁束がコイルに発生する。こ
の磁束により金属体には主として周方向に交流電流が誘
起され、抵抗損により金属体は加熱される。金属体はそ
の周囲を断熱体に覆われているので、発生した熱は金属
体の内周側に集中し、その温度は非常に高くなる。これ
により内部に収容されている陶器は焼成される。
電力を供給すると、金属体の両端開口面を貫通して該金
属体の内側を通過する交番磁束がコイルに発生する。こ
の磁束により金属体には主として周方向に交流電流が誘
起され、抵抗損により金属体は加熱される。金属体はそ
の周囲を断熱体に覆われているので、発生した熱は金属
体の内周側に集中し、その温度は非常に高くなる。これ
により内部に収容されている陶器は焼成される。
【0015】従来の発熱線による加熱では、発熱線自体
が高温になって酸化し断線が生じ易かったが、このよう
な誘導加熱によれば、コイル自体の発熱はごく僅かでま
た金属体からの熱に対しても保護されるので、断線が発
生する恐れが少なく信頼性が高められる。
が高温になって酸化し断線が生じ易かったが、このよう
な誘導加熱によれば、コイル自体の発熱はごく僅かでま
た金属体からの熱に対しても保護されるので、断線が発
生する恐れが少なく信頼性が高められる。
【0016】
【発明の効果】第1の発明に係る陶芸炉によれば、炉室
内への空気の導入孔の開閉の操作部分が高温にならない
ので、安全性が高い。
内への空気の導入孔の開閉の操作部分が高温にならない
ので、安全性が高い。
【0017】また、第2の発明に係る陶芸炉によれば、
炉室内の熱風は筐体の背面側等、通常の設置状態では使
用者が最も手を触れにくい方向に排出されるため、安全
性が高い。
炉室内の熱風は筐体の背面側等、通常の設置状態では使
用者が最も手を触れにくい方向に排出されるため、安全
性が高い。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る陶芸炉の一実施例を図面
を参照して説明する。図1は本実施例の陶芸炉の外観を
示す斜視図、図2はこの陶芸炉の前面のドアを開放した
状態を示す斜視図、図3は炉室の構造を示す一部断面斜
視図、図4は炉室を中心とする筐体内の要部の構成を示
す一部断面側面透視図、図5は同じく炉室を中心とする
筐体内の要部の構成を示す一部断面正面透視図、図6は
発熱体の外観を示す正面平面図(a)及び側面平面図
(b)、図7は操作パネルの平面図、図8はドア及び操
作パネル近傍の上面透視図(a)及び一部正面図
(b)、図9は図8と同一箇所の右側面透視図である。
を参照して説明する。図1は本実施例の陶芸炉の外観を
示す斜視図、図2はこの陶芸炉の前面のドアを開放した
状態を示す斜視図、図3は炉室の構造を示す一部断面斜
視図、図4は炉室を中心とする筐体内の要部の構成を示
す一部断面側面透視図、図5は同じく炉室を中心とする
筐体内の要部の構成を示す一部断面正面透視図、図6は
発熱体の外観を示す正面平面図(a)及び側面平面図
(b)、図7は操作パネルの平面図、図8はドア及び操
作パネル近傍の上面透視図(a)及び一部正面図
(b)、図9は図8と同一箇所の右側面透視図である。
【0019】図1に示すように、本実施例の陶芸炉1の
筐体2前面には、手前側に横開きするドア3と操作パネ
ル6とが設けられている。図7に示すように、操作パネ
ル6には、主として炉内温度を表示するための表示パネ
ル61、予め加熱パターンが決められたコースの選択や
加熱スタートの指示等のための各種キー入力スイッチ類
62、主電源スイッチ63、ドア3を開放するためのリ
リーススイッチ64が備えられている。ドア3の前面に
は、円柱状に突出したノブ4がドア3を開くための把手
として設けられている。また、ドア3のほぼ中央には覗
き孔を兼ねた吸気孔5が形成されている。図2に示すよ
うに、ドア3を開放すると略中央に炉室10が開口して
おり、その開口以外は略全面が密閉されている。
筐体2前面には、手前側に横開きするドア3と操作パネ
ル6とが設けられている。図7に示すように、操作パネ
ル6には、主として炉内温度を表示するための表示パネ
ル61、予め加熱パターンが決められたコースの選択や
加熱スタートの指示等のための各種キー入力スイッチ類
62、主電源スイッチ63、ドア3を開放するためのリ
リーススイッチ64が備えられている。ドア3の前面に
は、円柱状に突出したノブ4がドア3を開くための把手
として設けられている。また、ドア3のほぼ中央には覗
き孔を兼ねた吸気孔5が形成されている。図2に示すよ
うに、ドア3を開放すると略中央に炉室10が開口して
おり、その開口以外は略全面が密閉されている。
【0020】図3に示すように、炉室10は、前面開口
を除く5面の炉壁11が断熱材で形成され、その内部は
四角柱形状に空洞になっている。その炉室10内側の空
間には断面が略正方形の筒状の発熱体12が前方に引き
出し自在に嵌挿されている。炉壁11を構成する断熱材
は、第1断熱層11a、第2断熱層11b及び第3断熱
層11cなる3層構造を有しており、第2断熱層11b
の外周にコイル13が巻回され、そのコイル13の外側
を第3断熱層11cが取り囲んでいる。コイル13は、
図示しないインバータ駆動回路を含む高周波電源に接続
されている。
を除く5面の炉壁11が断熱材で形成され、その内部は
四角柱形状に空洞になっている。その炉室10内側の空
間には断面が略正方形の筒状の発熱体12が前方に引き
出し自在に嵌挿されている。炉壁11を構成する断熱材
は、第1断熱層11a、第2断熱層11b及び第3断熱
層11cなる3層構造を有しており、第2断熱層11b
の外周にコイル13が巻回され、そのコイル13の外側
を第3断熱層11cが取り囲んでいる。コイル13は、
図示しないインバータ駆動回路を含む高周波電源に接続
されている。
【0021】加熱時に炉室10内部の温度は1000〜
1300℃もの高温に達するため、炉壁11を構成する
断熱材には高い耐熱性が要求される。また、炉壁11を
できる限り薄くするためには高い断熱性能も必要であ
る。このため、耐熱性及び断熱性を兼ね備えた断熱材が
好ましいが、実際上、そのような材料は入手が困難であ
る。そこで、本実施例の陶芸炉1では、それぞれ特性の
異なる複数の断熱材を積層することにより必要な性能を
有する炉壁11を形成している。
1300℃もの高温に達するため、炉壁11を構成する
断熱材には高い耐熱性が要求される。また、炉壁11を
できる限り薄くするためには高い断熱性能も必要であ
る。このため、耐熱性及び断熱性を兼ね備えた断熱材が
好ましいが、実際上、そのような材料は入手が困難であ
る。そこで、本実施例の陶芸炉1では、それぞれ特性の
異なる複数の断熱材を積層することにより必要な性能を
有する炉壁11を形成している。
【0022】すなわち、特に高温になる炉壁11内周側
では耐熱性を重視し、温度が或る程度低くなる外周側で
は断熱性を重視する。具体的には、例えば、第1断熱層
11aは厚さ12.5mmのセラミック成型材、第2断
熱層11bは厚さ10mmのシリカ系断熱材、第3断熱
層11cは厚さ13mmの珪酸カルシウム系断熱材とす
る。第1断熱層11aとして利用されるセラミック成型
材は、耐熱温度が約1400℃と非常に高いものである
が断熱性能は比較的小さい。また、第3断熱層11cと
して利用される珪酸カルシウム系断熱材は、耐熱温度は
約800℃であって断熱性能は同様に比較的小さい。こ
の両者は堅牢性の高い断熱材であるので、表面が露出
し、炉室10を形作る第1断熱層11a及び第3断熱層
11cに適している。
では耐熱性を重視し、温度が或る程度低くなる外周側で
は断熱性を重視する。具体的には、例えば、第1断熱層
11aは厚さ12.5mmのセラミック成型材、第2断
熱層11bは厚さ10mmのシリカ系断熱材、第3断熱
層11cは厚さ13mmの珪酸カルシウム系断熱材とす
る。第1断熱層11aとして利用されるセラミック成型
材は、耐熱温度が約1400℃と非常に高いものである
が断熱性能は比較的小さい。また、第3断熱層11cと
して利用される珪酸カルシウム系断熱材は、耐熱温度は
約800℃であって断熱性能は同様に比較的小さい。こ
の両者は堅牢性の高い断熱材であるので、表面が露出
し、炉室10を形作る第1断熱層11a及び第3断熱層
11cに適している。
【0023】一方、第2断熱層11bとして利用される
シリカ系断熱材は、耐熱温度が約800℃であって高い
断熱性能を有するが表面が脆い。このため、第2断熱層
11bの周囲にコイル13を巻回できるようにすると共
にその表面を保護するために、第2断熱層11b外周と
コイル13との間にマイカ板11dを挟んで配設してい
る。このマイカ板11dは、厚さ0.5mmで耐熱温度
は約600℃である。
シリカ系断熱材は、耐熱温度が約800℃であって高い
断熱性能を有するが表面が脆い。このため、第2断熱層
11bの周囲にコイル13を巻回できるようにすると共
にその表面を保護するために、第2断熱層11b外周と
コイル13との間にマイカ板11dを挟んで配設してい
る。このマイカ板11dは、厚さ0.5mmで耐熱温度
は約600℃である。
【0024】図4及び図5に示すように、炉室10は、
金属製の支持枠体7により筐体2内部の所定位置に堅固
に支持されている。ドア3の裏側には、ドア3を閉鎖し
たときに炉室10前端の炉壁11に強く密着する凸形状
の断熱材3aが貼着されており、ドア3を閉鎖すると炉
室10内部は略密封される。断熱材3aには、吸気孔5
に対応して炉室10側が漏斗状に広がった開口が貫通し
ている。
金属製の支持枠体7により筐体2内部の所定位置に堅固
に支持されている。ドア3の裏側には、ドア3を閉鎖し
たときに炉室10前端の炉壁11に強く密着する凸形状
の断熱材3aが貼着されており、ドア3を閉鎖すると炉
室10内部は略密封される。断熱材3aには、吸気孔5
に対応して炉室10側が漏斗状に広がった開口が貫通し
ている。
【0025】炉室10の後壁面には炉室10内部の温度
測定のための熱電対14が貫通して取り付けられてい
る。また、その後壁面には排気孔15が設けられ、L字
状の排気パイプ16を介して炉室10内部と炉室10後
方の筐体2内の空間が連通している。排気パイプ16を
通して炉室10内から排出されたガスは、炉室10後方
の空間上部を覆って傾斜して設けられた案内板8に沿っ
て後方側へ進み、筐体2背面上部のスリット状の通気口
2aを通って筐体2外部に排出される。筐体2内の炉室
10後方の空間に高温の排出ガスがこもると、筐体2自
体が熱くなったり、筐体2内に収納されている電気回路
に悪影響を及ぼしたりする恐れがある。そこで、通気口
2aから離れた筐体2背面下部に吸気用のファン2bを
設置し、筐体2内部の空気の循環を促すようにしてい
る。
測定のための熱電対14が貫通して取り付けられてい
る。また、その後壁面には排気孔15が設けられ、L字
状の排気パイプ16を介して炉室10内部と炉室10後
方の筐体2内の空間が連通している。排気パイプ16を
通して炉室10内から排出されたガスは、炉室10後方
の空間上部を覆って傾斜して設けられた案内板8に沿っ
て後方側へ進み、筐体2背面上部のスリット状の通気口
2aを通って筐体2外部に排出される。筐体2内の炉室
10後方の空間に高温の排出ガスがこもると、筐体2自
体が熱くなったり、筐体2内に収納されている電気回路
に悪影響を及ぼしたりする恐れがある。そこで、通気口
2aから離れた筐体2背面下部に吸気用のファン2bを
設置し、筐体2内部の空気の循環を促すようにしてい
る。
【0026】炉室10内部に嵌挿される発熱体12は、
例えばステンレス等の金属板から構成され、図6に示す
ように、両端開口面の下辺を除く3辺において縁端が内
側に折り返されて外側の板面と密着した折返し部12a
を成している。また、下辺の縁端は外側の板面と所定の
間隔を保って内側に折り返され支持台片12bを形成し
ている。両側面には両端開口面からほぼ等距離の位置に
コ字状に切れ込みが入れられ、内側にほぼ水平に折り曲
げられて支持突片12dを形成している。このとき、支
持突片12dと支持台片12bとはほぼ同一の高さにな
っており、陶器を上面に載置するための載置板17を前
方から挿入して、支持突片12dと支持台片12bとに
より水平に保持できるようにしている。
例えばステンレス等の金属板から構成され、図6に示す
ように、両端開口面の下辺を除く3辺において縁端が内
側に折り返されて外側の板面と密着した折返し部12a
を成している。また、下辺の縁端は外側の板面と所定の
間隔を保って内側に折り返され支持台片12bを形成し
ている。両側面には両端開口面からほぼ等距離の位置に
コ字状に切れ込みが入れられ、内側にほぼ水平に折り曲
げられて支持突片12dを形成している。このとき、支
持突片12dと支持台片12bとはほぼ同一の高さにな
っており、陶器を上面に載置するための載置板17を前
方から挿入して、支持突片12dと支持台片12bとに
より水平に保持できるようにしている。
【0027】次に、本実施例の陶芸炉1のドア3の開閉
機構及び吸気孔5のシャッタの構造を図8、図9を参照
して説明する。図8に示すように、操作パネル6の下方
に配置されたリリーススイッチ64の後面には、上面が
斜めに形成された押出部材21が設けられており、押出
部材21はバネ22により前方に付勢されている。この
バネ22の収縮力により、押し込まれたスイッチ64
は、押し込む力が解除されると速やかに元の位置に復帰
する。スイッチ64が押し込まれると、押出部材21の
上面はローラ23を介して作動棒24を押し上げる。作
動棒24は案内筒体25に沿ってほぼ垂直に押し上げら
れ、スイッチ64が元の位置に復帰すると作動棒24も
バネ26の収縮力により下がる。押し上げられた作動棒
24の先端部24aは、ドア3の裏面に回動可能に設け
られているドアレバー3bの下端を押す。すると、ドア
レバー3bは上方に回動し、筐体2側に形成されている
ピン27とドアレバー3bとの係合が解除されてドア3
は開放可能な状態になる。
機構及び吸気孔5のシャッタの構造を図8、図9を参照
して説明する。図8に示すように、操作パネル6の下方
に配置されたリリーススイッチ64の後面には、上面が
斜めに形成された押出部材21が設けられており、押出
部材21はバネ22により前方に付勢されている。この
バネ22の収縮力により、押し込まれたスイッチ64
は、押し込む力が解除されると速やかに元の位置に復帰
する。スイッチ64が押し込まれると、押出部材21の
上面はローラ23を介して作動棒24を押し上げる。作
動棒24は案内筒体25に沿ってほぼ垂直に押し上げら
れ、スイッチ64が元の位置に復帰すると作動棒24も
バネ26の収縮力により下がる。押し上げられた作動棒
24の先端部24aは、ドア3の裏面に回動可能に設け
られているドアレバー3bの下端を押す。すると、ドア
レバー3bは上方に回動し、筐体2側に形成されている
ピン27とドアレバー3bとの係合が解除されてドア3
は開放可能な状態になる。
【0028】また、押出部材21の奥には軸28を中心
に回動する施錠部材29が設けられており、施錠部材2
9の下端後面には前方に突き出すプランジャ30aを有
するソレノイド30が備えられている。ソレノイド30
が駆動されてプランジャ30aが前方に突出すると、施
錠部材29は軸28を中心に上方に回動し押出部材21
後方の空間を遮る。これによりスイッチ64を押し込む
ことができなくなり、ドア3は閉鎖状態でロックされ
る。
に回動する施錠部材29が設けられており、施錠部材2
9の下端後面には前方に突き出すプランジャ30aを有
するソレノイド30が備えられている。ソレノイド30
が駆動されてプランジャ30aが前方に突出すると、施
錠部材29は軸28を中心に上方に回動し押出部材21
後方の空間を遮る。これによりスイッチ64を押し込む
ことができなくなり、ドア3は閉鎖状態でロックされ
る。
【0029】ドア3を開くために利用されるノブ4は、
固定部4aと回動部4bと回転軸4cとから構成されて
いる。回動部4bは約1/4周(90°)回転するよう
になっており、基準0°の位置から45°及び90°の
回転位置において固定部4aに対して係止可能な構造を
有している。回転軸4cには、板バネ34を介して作動
棒32の一端が固着されている。この作動棒32の他端
はドア3内部を吸気孔5の近傍まで延びており、その端
部には金属等の耐熱性材料から成る適宜の大きさの遮蔽
板31が固着されている。この遮蔽板31はバネ33に
より下方向に付勢されている。
固定部4aと回動部4bと回転軸4cとから構成されて
いる。回動部4bは約1/4周(90°)回転するよう
になっており、基準0°の位置から45°及び90°の
回転位置において固定部4aに対して係止可能な構造を
有している。回転軸4cには、板バネ34を介して作動
棒32の一端が固着されている。この作動棒32の他端
はドア3内部を吸気孔5の近傍まで延びており、その端
部には金属等の耐熱性材料から成る適宜の大きさの遮蔽
板31が固着されている。この遮蔽板31はバネ33に
より下方向に付勢されている。
【0030】ノブ4の回動部4bが反時計回り方向に最
大回転された状態では、図8(b)に示すように遮蔽板
31は吸気孔5を閉鎖する位置にある。このときには、
吸気孔5を通して炉室10内部を覗き見ることはでき
ず、外気は炉室10内に流入しない。使用者が回動部4
bを時計回り方向に約45°回転させると第1の係止位
置に達し、板バネ34を介して作動棒32及び遮蔽板3
1を同方向に回転させようとする。しかしながら、遮蔽
板31は逆方向にバネ33により付勢されているので、
遮蔽板31はバネ33と板バネ34との力が釣り合う位
置までしか回転せず、ちょうど吸気孔5が半分程度遮ら
れる位置で遮蔽板31は静止する。
大回転された状態では、図8(b)に示すように遮蔽板
31は吸気孔5を閉鎖する位置にある。このときには、
吸気孔5を通して炉室10内部を覗き見ることはでき
ず、外気は炉室10内に流入しない。使用者が回動部4
bを時計回り方向に約45°回転させると第1の係止位
置に達し、板バネ34を介して作動棒32及び遮蔽板3
1を同方向に回転させようとする。しかしながら、遮蔽
板31は逆方向にバネ33により付勢されているので、
遮蔽板31はバネ33と板バネ34との力が釣り合う位
置までしか回転せず、ちょうど吸気孔5が半分程度遮ら
れる位置で遮蔽板31は静止する。
【0031】使用者が回動部4bを時計回り方向に更に
約45°回転させると第2の係止位置に達し、板バネ3
4の力は更に強まって、遮蔽板31が吸気孔5を完全に
開放する位置まで作動棒32を回転させる。これによ
り、使用者は吸気孔5を通して炉室10内部を覗き見る
ことができ、また新鮮な外気が炉室10内に流れ込む。
このようにノブ4の回動部4bの回転角度によって、吸
気孔5を閉鎖、半開及び全開の状態に設定し、炉室10
内に送り込む外気の量を調節することができる。また、
遮蔽板31は熱くなるものの、遮蔽板31と回動部4b
との間には長い作動棒32と板バネ34とが介在してい
るため回動部4bへの熱伝導は小さく、回動部4bはあ
まり熱くならない。
約45°回転させると第2の係止位置に達し、板バネ3
4の力は更に強まって、遮蔽板31が吸気孔5を完全に
開放する位置まで作動棒32を回転させる。これによ
り、使用者は吸気孔5を通して炉室10内部を覗き見る
ことができ、また新鮮な外気が炉室10内に流れ込む。
このようにノブ4の回動部4bの回転角度によって、吸
気孔5を閉鎖、半開及び全開の状態に設定し、炉室10
内に送り込む外気の量を調節することができる。また、
遮蔽板31は熱くなるものの、遮蔽板31と回動部4b
との間には長い作動棒32と板バネ34とが介在してい
るため回動部4bへの熱伝導は小さく、回動部4bはあ
まり熱くならない。
【0032】以上のような構成を有する本実施例の陶芸
炉1を使用する際には、使用者はドア3を開放し、炉室
10内部の載置板17の上に陶器を載置する。そして、
ドア3を閉じて炉室10を密閉し、操作パネル6上で所
定の操作を行なうことにより加熱を指示する。高周波電
源からコイル13に高周波電流が供給されると、発熱体
12の両端開口面を通過する磁束が生じ、その磁束によ
って発熱体12の周方向に誘導電流が流れる。この誘導
電流が発熱体12中を流れる際にジュール熱が発生し、
発熱体12自体が加熱される。勿論、コイル13の各タ
ーンの近傍を周回する一部の磁束は発熱体12を垂直又
は斜めに貫通しこれにより局所的に渦電流も発生する
が、発熱量全体としては発熱体12を周回する電流によ
るものが支配的である。発熱体12はその周囲を断熱材
に囲まれているので、熱は発熱体12の内側に集中し、
その温度は1000〜1300℃にも達する。これによ
り、発熱体12の内部に収容されている陶器は焼成され
る。
炉1を使用する際には、使用者はドア3を開放し、炉室
10内部の載置板17の上に陶器を載置する。そして、
ドア3を閉じて炉室10を密閉し、操作パネル6上で所
定の操作を行なうことにより加熱を指示する。高周波電
源からコイル13に高周波電流が供給されると、発熱体
12の両端開口面を通過する磁束が生じ、その磁束によ
って発熱体12の周方向に誘導電流が流れる。この誘導
電流が発熱体12中を流れる際にジュール熱が発生し、
発熱体12自体が加熱される。勿論、コイル13の各タ
ーンの近傍を周回する一部の磁束は発熱体12を垂直又
は斜めに貫通しこれにより局所的に渦電流も発生する
が、発熱量全体としては発熱体12を周回する電流によ
るものが支配的である。発熱体12はその周囲を断熱材
に囲まれているので、熱は発熱体12の内側に集中し、
その温度は1000〜1300℃にも達する。これによ
り、発熱体12の内部に収容されている陶器は焼成され
る。
【0033】このような構成の陶芸炉では、コイル13
と発熱体12との距離が離れるほど発熱体12内部を貫
通する磁束が減るので加熱効率は劣化する。このため、
コイル13はそれ自身の耐熱性が許す限りで、発熱体1
2に近付けることが好ましい。そこで、本実施例の陶芸
炉では、上記のように第2断熱層11bと第3断熱層1
1cとの間隙にコイル13を配設することにより、加熱
効率をあまり犠牲にすることなくコイル13自体が高温
になることを防止している。
と発熱体12との距離が離れるほど発熱体12内部を貫
通する磁束が減るので加熱効率は劣化する。このため、
コイル13はそれ自身の耐熱性が許す限りで、発熱体1
2に近付けることが好ましい。そこで、本実施例の陶芸
炉では、上記のように第2断熱層11bと第3断熱層1
1cとの間隙にコイル13を配設することにより、加熱
効率をあまり犠牲にすることなくコイル13自体が高温
になることを防止している。
【0034】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。
【図1】 本発明の一実施例による陶芸炉の外観を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】 図1の陶芸炉の前面のドアを開放した状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】 本実施例の陶芸炉の炉室の構造を示す一部断
面斜視図。
面斜視図。
【図4】 本実施例の陶芸炉の炉室を中心とする筐体内
の要部の構成を示す一部断面側面透視図。
の要部の構成を示す一部断面側面透視図。
【図5】 本実施例の陶芸炉の炉室を中心とする筐体内
の要部の構成を示す一部断面正面透視図。
の要部の構成を示す一部断面正面透視図。
【図6】 本実施例の陶芸炉の発熱体の外観を示す正面
平面図(a)及び側面平面図(b)。
平面図(a)及び側面平面図(b)。
【図7】 本実施例の陶芸炉の操作パネルの平面図。
【図8】 本実施例の陶芸炉のドア及び操作パネル近傍
の上面透視図(a)及び一部正面図(b)。
の上面透視図(a)及び一部正面図(b)。
【図9】 図8と同一箇所の右側面透視図。
2…筐体 2a…通気口 2b…ファン 3…ドア 4…ノブ 4a…固定部 4b…回動部 4c…回転軸 8…案内板 10…炉室 11…炉壁 12…発熱体 13…コイル 15…排気孔 16…排気パイプ 31…遮蔽板 32…作動棒 33…バネ 34…板バネ
Claims (5)
- 【請求項1】 扉体を有する略密閉された炉室と、該炉
室内部に収容された陶器を焼成するための加熱手段とを
具備する陶芸炉において、 a)前記扉体に設けた炉室内部と外部とを連通する小孔
と、 b)該小孔を遮蔽する遮蔽板と、 c)扉体表側の前記小孔から離れた位置に設けた操作手段
と、 d)該操作手段の操作に連動して、前記小孔を閉塞する位
置と開放する位置とに前記遮蔽板を移動させる連動手段
と、 を備えることを特徴とする陶芸炉。 - 【請求項2】 前記操作手段は前記扉体を開閉する際に
用いる把手と兼用することを特徴とする請求項1に記載
の陶芸炉。 - 【請求項3】 筐体に内装した略密閉された炉室と、該
炉室内部に収容された陶器を焼成するための加熱手段と
を具備する陶芸炉において、 a)炉室と筐体内の該炉室外部の空間とを連通する排気路
と、 b)筐体の背面上部に設けた、該筐体内部と外部とを連通
する通気口と、 c)前記排気路の出口側から前記通気口側に向かって上方
に傾斜しつつ、その上面を連続的に覆う排気案内板と、 を備えることを特徴とする陶芸炉。 - 【請求項4】 筐体内の炉室外部に送風手段を備えるこ
とを特徴とする請求項3に記載の陶芸炉。 - 【請求項5】 前記炉室は断熱体により形成され、前記
加熱手段は、該炉室内に嵌挿され陶器を内部に収容可能
な筒状の金属体と、断熱体を挟んで該金属体の外周に巻
回したコイルと、該コイルに高周波電力を供給して金属
体を誘導加熱する電力供給手段と、から成ることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれかに記載の陶芸炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20980697A JPH1140331A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 陶芸炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20980697A JPH1140331A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 陶芸炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140331A true JPH1140331A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16578920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20980697A Pending JPH1140331A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 陶芸炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1140331A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001316166A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Koito Ind Ltd | 陶芸用炉の扉装置 |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP20980697A patent/JPH1140331A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001316166A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Koito Ind Ltd | 陶芸用炉の扉装置 |
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