JPH1140332A - 陶芸炉 - Google Patents
陶芸炉Info
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- JPH1140332A JPH1140332A JP20980797A JP20980797A JPH1140332A JP H1140332 A JPH1140332 A JP H1140332A JP 20980797 A JP20980797 A JP 20980797A JP 20980797 A JP20980797 A JP 20980797A JP H1140332 A JPH1140332 A JP H1140332A
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 陶芸炉の安全性を高める。
【解決手段】 マイコン46は、熱電対14により検知
された炉内温度を温度検知回路51より受け取り、炉内
温度が100〜800℃の範囲にある場合、ドアスイッ
チ52からの検知信号により炉室のドアが開放されてい
るか否かを判定する。そして、ドアが開放されている場
合にはアラーム回路49を駆動し、警告音を発生させ
る。また、炉内温度が800℃以上である場合にはソレ
ノイド駆動回路53に制御信号を送り、ドアを閉鎖状態
で施錠し、使用者がリリーススイッチを押してもドアが
開かないようにする。これにより、加熱動作中に使用者
が不用意にドアを開放し、高温になっている発熱体に触
れたり、或いは、非常に高温の熱風に晒されたりするこ
とを防止することができる。
された炉内温度を温度検知回路51より受け取り、炉内
温度が100〜800℃の範囲にある場合、ドアスイッ
チ52からの検知信号により炉室のドアが開放されてい
るか否かを判定する。そして、ドアが開放されている場
合にはアラーム回路49を駆動し、警告音を発生させ
る。また、炉内温度が800℃以上である場合にはソレ
ノイド駆動回路53に制御信号を送り、ドアを閉鎖状態
で施錠し、使用者がリリーススイッチを押してもドアが
開かないようにする。これにより、加熱動作中に使用者
が不用意にドアを開放し、高温になっている発熱体に触
れたり、或いは、非常に高温の熱風に晒されたりするこ
とを防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陶器を焼成するた
めの陶芸炉に関する。
めの陶芸炉に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的小型の陶器を焼成するための陶芸
炉として、比較的取り扱いが容易であることから、電気
炉が広く使用されている。従来のこの種の陶芸炉は、断
熱材で形成された炉室の内周壁面にニクロム線、カンタ
ル線等の発熱線が配設されており、ドアを開けて炉室内
に陶器を収納し発熱線に通電して加熱を行なう、という
比較的簡単な構成のものであった(例えば、特開昭61
−171083号公報、特開昭61−171084号公
報等参照)。
炉として、比較的取り扱いが容易であることから、電気
炉が広く使用されている。従来のこの種の陶芸炉は、断
熱材で形成された炉室の内周壁面にニクロム線、カンタ
ル線等の発熱線が配設されており、ドアを開けて炉室内
に陶器を収納し発熱線に通電して加熱を行なう、という
比較的簡単な構成のものであった(例えば、特開昭61
−171083号公報、特開昭61−171084号公
報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、陶芸炉はその
炉室内の温度が1000℃以上の高温になるため、取り
扱いには充分な注意が必要である。従来のこの種の陶芸
炉は、例えば工業試験場等の比較的専門的な場所で使用
されるものであった。このため、使用者は取り扱いに慣
れた作業者が中心であり、定められた手順に従って作業
が行なわれる。しかしながら、昨今、陶芸が趣味として
一般に広がってきており、例えば陶芸教室や各地域の公
共施設(例えば公民館等)に設置された陶芸炉を比較的
不慣れな人が利用する機会も増えている。このため、予
め定められた作業マニュアル通りに作業を行なわなかっ
たり、或いは、安全への配慮に欠けた作業を行なってし
まうことがある。
炉室内の温度が1000℃以上の高温になるため、取り
扱いには充分な注意が必要である。従来のこの種の陶芸
炉は、例えば工業試験場等の比較的専門的な場所で使用
されるものであった。このため、使用者は取り扱いに慣
れた作業者が中心であり、定められた手順に従って作業
が行なわれる。しかしながら、昨今、陶芸が趣味として
一般に広がってきており、例えば陶芸教室や各地域の公
共施設(例えば公民館等)に設置された陶芸炉を比較的
不慣れな人が利用する機会も増えている。このため、予
め定められた作業マニュアル通りに作業を行なわなかっ
たり、或いは、安全への配慮に欠けた作業を行なってし
まうことがある。
【0004】このようなことから、従来のものと比べて
一層安全性に配慮した陶芸炉が要望されている。本発明
はこのような課題に鑑みて成されたものであり、その目
的とするところは、取扱い上の安全性を向上させた陶芸
炉を提供することにある。
一層安全性に配慮した陶芸炉が要望されている。本発明
はこのような課題に鑑みて成されたものであり、その目
的とするところは、取扱い上の安全性を向上させた陶芸
炉を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記課題を解決するために成された本発明
は、扉体を有する略密閉された炉室と、該炉室内部に収
容された陶器を焼成するための加熱手段とを具備する陶
芸炉において、 a)前記扉体の開閉状態を検知する検知手段と、 b)炉室内部の温度を計測する温度計測手段と、 c)異常を報知するための報知手段と、 d)前記温度計測手段にて計測された温度が第1の所定温
度以上である場合、前記検知手段により扉体の開放を検
知すると前記報知手段を駆動する制御手段と、を備える
ことを特徴としている。
明の効果】上記課題を解決するために成された本発明
は、扉体を有する略密閉された炉室と、該炉室内部に収
容された陶器を焼成するための加熱手段とを具備する陶
芸炉において、 a)前記扉体の開閉状態を検知する検知手段と、 b)炉室内部の温度を計測する温度計測手段と、 c)異常を報知するための報知手段と、 d)前記温度計測手段にて計測された温度が第1の所定温
度以上である場合、前記検知手段により扉体の開放を検
知すると前記報知手段を駆動する制御手段と、を備える
ことを特徴としている。
【0006】本発明の陶芸炉では、加熱が開始される
と、制御手段は温度計測手段にて計測された炉室内の温
度が第1の所定温度に到達したか否かを判定し、第1の
所定温度以上である場合、検知手段により扉体が開放し
ているか否かの判定を行なう。例えば、加熱の途中で使
用者により扉体が開放されると、制御手段はこれを認識
して報知手段を駆動する。報知手段は、例えばブザーの
ような音発生手段や表示手段を利用することができる。
このような報知により使用者の注意を喚起し、高温にな
っている炉室に使用者が触れる等の危険を未然に防止す
ることができる。
と、制御手段は温度計測手段にて計測された炉室内の温
度が第1の所定温度に到達したか否かを判定し、第1の
所定温度以上である場合、検知手段により扉体が開放し
ているか否かの判定を行なう。例えば、加熱の途中で使
用者により扉体が開放されると、制御手段はこれを認識
して報知手段を駆動する。報知手段は、例えばブザーの
ような音発生手段や表示手段を利用することができる。
このような報知により使用者の注意を喚起し、高温にな
っている炉室に使用者が触れる等の危険を未然に防止す
ることができる。
【0007】また、炉内温度が非常に高温(例えば10
00℃近く)になると、扉体を開放した際に炉室内から
流れ出る熱風にさえも注意を要する。そこで、本発明の
陶芸炉では、前記扉体の開放を禁止する施錠手段を更に
備え、前記制御手段は、前記温度計測手段にて計測され
た温度が第1の所定温度よりも高い第2の所定温度以上
であるとき該施錠手段により扉体を施錠する構成とする
ことができる。通常、第2の所定温度は第1の所定温度
より遙かに高い温度に設定される。
00℃近く)になると、扉体を開放した際に炉室内から
流れ出る熱風にさえも注意を要する。そこで、本発明の
陶芸炉では、前記扉体の開放を禁止する施錠手段を更に
備え、前記制御手段は、前記温度計測手段にて計測され
た温度が第1の所定温度よりも高い第2の所定温度以上
であるとき該施錠手段により扉体を施錠する構成とする
ことができる。通常、第2の所定温度は第1の所定温度
より遙かに高い温度に設定される。
【0008】このような構成によれば、炉内温度が非常
に高温である場合には、扉体を開放するための通常の操
作を行なっても扉体は開かず、安全性が一層高まる。
に高温である場合には、扉体を開放するための通常の操
作を行なっても扉体は開かず、安全性が一層高まる。
【0009】また、炉室内が高温であっても使用者が意
図的に扉体を開放したいこともあるから、上記本発明の
陶芸炉では、前記施錠手段による施錠は所定の操作によ
り解除可能な構成とすることが好ましい。解除手段とし
ては、例えば、操作しにくい位置(例えば筐体の側面
等)に配置された又は蓋で隠れされたスイッチを利用す
ることができる。このような構成によれば、炉室内が非
常に高温であるときに使用者の不注意な操作によって扉
体が開いてしまうことを防止でき、意図的に扉体を開放
したい場合には必要に応じて開放することができる。
図的に扉体を開放したいこともあるから、上記本発明の
陶芸炉では、前記施錠手段による施錠は所定の操作によ
り解除可能な構成とすることが好ましい。解除手段とし
ては、例えば、操作しにくい位置(例えば筐体の側面
等)に配置された又は蓋で隠れされたスイッチを利用す
ることができる。このような構成によれば、炉室内が非
常に高温であるときに使用者の不注意な操作によって扉
体が開いてしまうことを防止でき、意図的に扉体を開放
したい場合には必要に応じて開放することができる。
【0010】なお、本発明の陶芸炉では、前記炉室は断
熱体により形成され、前記加熱手段は、該炉室内に嵌挿
され陶器を内部に収容可能な筒状の金属体と、断熱体を
挟んで該金属体の外周に巻回したコイルと、該コイルに
高周波電力を供給して金属体を誘導加熱する電力供給手
段と、から成るものとすることができる。
熱体により形成され、前記加熱手段は、該炉室内に嵌挿
され陶器を内部に収容可能な筒状の金属体と、断熱体を
挟んで該金属体の外周に巻回したコイルと、該コイルに
高周波電力を供給して金属体を誘導加熱する電力供給手
段と、から成るものとすることができる。
【0011】すなわち、電力供給手段がコイルに高周波
電力を供給すると、金属体の両端開口面を貫通して該金
属体の内側を通過する交番磁束がコイルに発生する。こ
の磁束により金属体には主として周方向に交流電流が誘
起され、抵抗損により金属体は加熱される。金属体はそ
の周囲を断熱体に覆われているので、発生した熱は金属
体の内周側に集中し、その温度は非常に高くなる。これ
により、内部に収容されている陶器は焼成される。
電力を供給すると、金属体の両端開口面を貫通して該金
属体の内側を通過する交番磁束がコイルに発生する。こ
の磁束により金属体には主として周方向に交流電流が誘
起され、抵抗損により金属体は加熱される。金属体はそ
の周囲を断熱体に覆われているので、発生した熱は金属
体の内周側に集中し、その温度は非常に高くなる。これ
により、内部に収容されている陶器は焼成される。
【0012】従来の発熱線による加熱では、線自体が高
温になって酸化し断線が生じ易かったが、このような誘
導加熱によれば、コイル自体は加熱されないので断線が
発生する恐れは極めて少なく信頼性を高めることができ
る。
温になって酸化し断線が生じ易かったが、このような誘
導加熱によれば、コイル自体は加熱されないので断線が
発生する恐れは極めて少なく信頼性を高めることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る陶芸炉の一実施例を図面
を参照して説明する。図1は本実施例の陶芸炉の外観を
示す斜視図、図2はこの陶芸炉の前面のドアを開放した
状態を示す斜視図、図3は炉室の構造を示す一部断面斜
視図、図4は炉室を中心とする筐体内の要部の構成を示
す一部断面側面透視図、図5は同じく炉室を中心とする
筐体内の要部の構成を示す一断面正面透視図、図6は発
熱体の外観を示す正面平面図(a)及び側面平面図
(b)、図7は操作パネルの平面図、図8はドア及び操
作パネル近傍の上面透視図(a)及び一部正面図
(b)、図9は図8と同一箇所の右側面透視図である。
を参照して説明する。図1は本実施例の陶芸炉の外観を
示す斜視図、図2はこの陶芸炉の前面のドアを開放した
状態を示す斜視図、図3は炉室の構造を示す一部断面斜
視図、図4は炉室を中心とする筐体内の要部の構成を示
す一部断面側面透視図、図5は同じく炉室を中心とする
筐体内の要部の構成を示す一断面正面透視図、図6は発
熱体の外観を示す正面平面図(a)及び側面平面図
(b)、図7は操作パネルの平面図、図8はドア及び操
作パネル近傍の上面透視図(a)及び一部正面図
(b)、図9は図8と同一箇所の右側面透視図である。
【0014】図1に示すように、本実施例の陶芸炉1の
筐体2前面には、手前側に横開きするドア3と操作パネ
ル6とが設けられている。図7に示すように、操作パネ
ル6には、主として炉内温度を表示するための表示パネ
ル61、予め加熱パターンが決められたコースの選択や
加熱スタートの指示等のための各種キー入力スイッチ類
62、主電源スイッチ63、ドア3を開放するためのリ
リーススイッチ64が備えられている。ドア3の前面に
は円柱状に突出した把手4が設けられており、また、ド
ア3の中央には覗き孔を兼ねた吸気孔5が形成されてい
る。図2に示すように、ドア3を開放すると略中央に炉
室10が開口しており、その開口以外は略全面が密閉さ
れている。
筐体2前面には、手前側に横開きするドア3と操作パネ
ル6とが設けられている。図7に示すように、操作パネ
ル6には、主として炉内温度を表示するための表示パネ
ル61、予め加熱パターンが決められたコースの選択や
加熱スタートの指示等のための各種キー入力スイッチ類
62、主電源スイッチ63、ドア3を開放するためのリ
リーススイッチ64が備えられている。ドア3の前面に
は円柱状に突出した把手4が設けられており、また、ド
ア3の中央には覗き孔を兼ねた吸気孔5が形成されてい
る。図2に示すように、ドア3を開放すると略中央に炉
室10が開口しており、その開口以外は略全面が密閉さ
れている。
【0015】図3に示すように、炉室10は、前面開口
を除く5面の炉壁11が断熱材で形成され、その内部は
四角柱形状に空洞になっている。その炉室10内側の空
間には断面が略正方形の筒状の発熱体12が前方に引き
出し自在に嵌挿されている。炉壁11を構成する断熱材
は、後に詳述するように第1断熱層11a、第2断熱層
11b及び第3断熱層11cなる3層構造を有してお
り、第2断熱層11bの外周にコイル13が巻回され、
そのコイル13の外側を第3断熱層11cが取り囲んで
いる。コイル13は、後述のインバータ回路を含む高周
波電源に接続されている。
を除く5面の炉壁11が断熱材で形成され、その内部は
四角柱形状に空洞になっている。その炉室10内側の空
間には断面が略正方形の筒状の発熱体12が前方に引き
出し自在に嵌挿されている。炉壁11を構成する断熱材
は、後に詳述するように第1断熱層11a、第2断熱層
11b及び第3断熱層11cなる3層構造を有してお
り、第2断熱層11bの外周にコイル13が巻回され、
そのコイル13の外側を第3断熱層11cが取り囲んで
いる。コイル13は、後述のインバータ回路を含む高周
波電源に接続されている。
【0016】加熱時に炉室10内部の温度は1000〜
1300℃もの高温に達するため、炉壁11を構成する
断熱材には高い耐熱性が要求される。また、炉壁11を
できる限り薄くするためには高い断熱性能も必要であ
る。このため、耐熱性及び断熱性を兼ね備えた断熱材が
好ましいが、実際上、そのような材料は入手が困難であ
る。そこで、本実施例の陶芸炉1では、それぞれ特性の
異なる複数の断熱材を積層することにより必要な性能を
有する炉壁11を形成している。
1300℃もの高温に達するため、炉壁11を構成する
断熱材には高い耐熱性が要求される。また、炉壁11を
できる限り薄くするためには高い断熱性能も必要であ
る。このため、耐熱性及び断熱性を兼ね備えた断熱材が
好ましいが、実際上、そのような材料は入手が困難であ
る。そこで、本実施例の陶芸炉1では、それぞれ特性の
異なる複数の断熱材を積層することにより必要な性能を
有する炉壁11を形成している。
【0017】すなわち、特に高温になる炉壁11内周側
では耐熱性を重視し、温度が或る程度低くなる外周側で
は断熱性を重視する。具体的には、例えば、第1断熱層
11aは厚さ12.5mmのセラミック成型材、第2断
熱層11bは厚さ10mmのシリカ系断熱材、第3断熱
層11cは厚さ13mmの珪酸カルシウム系断熱材とす
る。第1断熱層11aとして利用されるセラミック成型
材は、耐熱温度が約1400℃と非常に高いものである
が断熱性能は比較的小さい。また、第3断熱層11cと
して利用される珪酸カルシウム系断熱材は、耐熱温度は
約800℃であって断熱性能は同様に比較的小さい。こ
の両者は堅牢性の高い断熱材であるので、表面が露出
し、炉室10を形作る第1断熱層11a及び第3断熱層
11cに適している。
では耐熱性を重視し、温度が或る程度低くなる外周側で
は断熱性を重視する。具体的には、例えば、第1断熱層
11aは厚さ12.5mmのセラミック成型材、第2断
熱層11bは厚さ10mmのシリカ系断熱材、第3断熱
層11cは厚さ13mmの珪酸カルシウム系断熱材とす
る。第1断熱層11aとして利用されるセラミック成型
材は、耐熱温度が約1400℃と非常に高いものである
が断熱性能は比較的小さい。また、第3断熱層11cと
して利用される珪酸カルシウム系断熱材は、耐熱温度は
約800℃であって断熱性能は同様に比較的小さい。こ
の両者は堅牢性の高い断熱材であるので、表面が露出
し、炉室10を形作る第1断熱層11a及び第3断熱層
11cに適している。
【0018】一方、第2断熱層11bとして利用される
シリカ系断熱材は、耐熱温度が約800℃であって高い
断熱性能を有するが表面が脆い。このため、第2断熱層
11bの周囲にコイル13を巻回できるようにすると共
にその表面を保護するために、第2断熱層11b外周と
コイル13との間にマイカ板11dを挟んで配設してい
る。このマイカ板11dは、厚さ0.5mmで耐熱温度
は約600℃である。
シリカ系断熱材は、耐熱温度が約800℃であって高い
断熱性能を有するが表面が脆い。このため、第2断熱層
11bの周囲にコイル13を巻回できるようにすると共
にその表面を保護するために、第2断熱層11b外周と
コイル13との間にマイカ板11dを挟んで配設してい
る。このマイカ板11dは、厚さ0.5mmで耐熱温度
は約600℃である。
【0019】図4及び図5に示すように、炉室10は、
金属製の支持枠体7により筐体2内部の所定位置に堅固
に支持されている。ドア3の裏側には、ドア3を閉鎖し
たときに炉室10前端の炉壁11に強く密着する凸形状
の断熱材3aが貼着されており、ドア3を閉鎖すると炉
室10内部は略密封される。また、炉室10の後壁面に
は炉室10内部の温度測定のための熱電対14が貫通し
て取り付けられている。更には、その後壁面には排気孔
15が設けられ、L字状の排気パイプ16を介して炉室
な10内部と炉室10後方の筐体2内の空間が連通して
いる。排気パイプ16を通して炉室10内から排出され
たガスは、炉室10後方の空間上部を覆うガス案内板8
に沿って進み、筐体2背面上部の通気口2aを介して筐
体2外部に排出される。
金属製の支持枠体7により筐体2内部の所定位置に堅固
に支持されている。ドア3の裏側には、ドア3を閉鎖し
たときに炉室10前端の炉壁11に強く密着する凸形状
の断熱材3aが貼着されており、ドア3を閉鎖すると炉
室10内部は略密封される。また、炉室10の後壁面に
は炉室10内部の温度測定のための熱電対14が貫通し
て取り付けられている。更には、その後壁面には排気孔
15が設けられ、L字状の排気パイプ16を介して炉室
な10内部と炉室10後方の筐体2内の空間が連通して
いる。排気パイプ16を通して炉室10内から排出され
たガスは、炉室10後方の空間上部を覆うガス案内板8
に沿って進み、筐体2背面上部の通気口2aを介して筐
体2外部に排出される。
【0020】炉室10内部に嵌挿される発熱体12は、
例えばステンレス等の金属板から構成され、図6に示す
ように、両端開口面の下辺を除く3辺において縁端が内
側に折り返されて外側の板面と密着した折返し部12a
を成している。また、下辺の縁端は外側の板面と所定の
間隔を保って内側に折り返され支持台片12bを形成し
ている。両側面には両端開口面からほぼ等距離の位置に
コ字状に切れ込みが入れられ、内側にほぼ水平に折り曲
げられて支持突片12dを形成している。このとき、支
持突片12dと支持台片12bとはほぼ同一の高さにな
っており、陶器を上面に載置するための載置板17を前
方から挿入して、支持突片12dと支持台片12bとに
より水平に保持できるようにしている。
例えばステンレス等の金属板から構成され、図6に示す
ように、両端開口面の下辺を除く3辺において縁端が内
側に折り返されて外側の板面と密着した折返し部12a
を成している。また、下辺の縁端は外側の板面と所定の
間隔を保って内側に折り返され支持台片12bを形成し
ている。両側面には両端開口面からほぼ等距離の位置に
コ字状に切れ込みが入れられ、内側にほぼ水平に折り曲
げられて支持突片12dを形成している。このとき、支
持突片12dと支持台片12bとはほぼ同一の高さにな
っており、陶器を上面に載置するための載置板17を前
方から挿入して、支持突片12dと支持台片12bとに
より水平に保持できるようにしている。
【0021】次に、本実施例の陶芸炉1のドア3の開放
機構を図8、図9を参照して説明する。操作パネル6の
下方に配置されたリリーススイッチ64の後面には、上
面が斜めに形成された押出部材21が設けられており、
押出部材21はバネ22により前方に付勢されている。
このバネ22の収縮力により、押し込まれたスイッチ6
4は、押し込む力が解除されると速やかに元の位置に復
帰する。スイッチ64が押し込まれると、押出部材21
の上面はローラ23を介して作動棒24を押し上げる。
作動棒24は案内筒体25に沿ってほぼ垂直に押し上げ
られ、スイッチ64が元の位置に復帰すると作動棒24
もバネ26の収縮力により下がる。押し上げられた作動
棒24の先端部24aは、ドア3の裏面に回動可能に設
けられているドアレバー3bの下端を押す。すると、ド
アレバー3bは上方に回動し、筐体2側に形成されてい
るピン27とドアレバー3bとの係合が解除されてドア
3は開放可能な状態になる。
機構を図8、図9を参照して説明する。操作パネル6の
下方に配置されたリリーススイッチ64の後面には、上
面が斜めに形成された押出部材21が設けられており、
押出部材21はバネ22により前方に付勢されている。
このバネ22の収縮力により、押し込まれたスイッチ6
4は、押し込む力が解除されると速やかに元の位置に復
帰する。スイッチ64が押し込まれると、押出部材21
の上面はローラ23を介して作動棒24を押し上げる。
作動棒24は案内筒体25に沿ってほぼ垂直に押し上げ
られ、スイッチ64が元の位置に復帰すると作動棒24
もバネ26の収縮力により下がる。押し上げられた作動
棒24の先端部24aは、ドア3の裏面に回動可能に設
けられているドアレバー3bの下端を押す。すると、ド
アレバー3bは上方に回動し、筐体2側に形成されてい
るピン27とドアレバー3bとの係合が解除されてドア
3は開放可能な状態になる。
【0022】また、押出部材21の奥には軸28を中心
に回動する施錠部材29が設けられており、施錠部材2
9の下端後面には前方に突き出すプランジャ30aを有
するソレノイド30が備えられている。ソレノイド30
が駆動されてプランジャ30aが突出すると、施錠部材
29は軸28を中心に上方に回動し押出部材21後方の
空間を遮る。これによりスイッチ64を押し込むことが
できなくなり、ドア3は閉鎖状態でロックされる。
に回動する施錠部材29が設けられており、施錠部材2
9の下端後面には前方に突き出すプランジャ30aを有
するソレノイド30が備えられている。ソレノイド30
が駆動されてプランジャ30aが突出すると、施錠部材
29は軸28を中心に上方に回動し押出部材21後方の
空間を遮る。これによりスイッチ64を押し込むことが
できなくなり、ドア3は閉鎖状態でロックされる。
【0023】以上のような構成を有する本実施例の陶芸
炉1を使用する際には、使用者はドア3を開放し、炉室
10内部の載置板17の上に陶器を載置する。そして、
ドア3を閉じて炉室10を密閉し、操作パネル6上で所
定の操作を行なうことにより加熱を指示する。後述のよ
うな回路から成る高周波電源からコイル13に高周波電
流が供給されると、発熱体12の両端開口面を通過する
磁束が生じ、その磁束によって発熱体12の周方向に誘
導電流が流れる。この誘導電流が発熱体12中を流れる
際にジュール熱が発生し、発熱体12自体が加熱され
る。勿論、コイル13の各ターンの近傍を周回する一部
の磁束は発熱体12を垂直又は斜めに貫通しこれにより
局所的に渦電流も発生するが、発熱量全体としては発熱
体12を周回する電流によるものが支配的である。発熱
体12はその周囲を断熱材に囲まれているので、熱は発
熱体12の内側に集中し、その温度は1000〜130
0℃にも達する。これにより、発熱体12の内部に収容
されている陶器は焼成される。
炉1を使用する際には、使用者はドア3を開放し、炉室
10内部の載置板17の上に陶器を載置する。そして、
ドア3を閉じて炉室10を密閉し、操作パネル6上で所
定の操作を行なうことにより加熱を指示する。後述のよ
うな回路から成る高周波電源からコイル13に高周波電
流が供給されると、発熱体12の両端開口面を通過する
磁束が生じ、その磁束によって発熱体12の周方向に誘
導電流が流れる。この誘導電流が発熱体12中を流れる
際にジュール熱が発生し、発熱体12自体が加熱され
る。勿論、コイル13の各ターンの近傍を周回する一部
の磁束は発熱体12を垂直又は斜めに貫通しこれにより
局所的に渦電流も発生するが、発熱量全体としては発熱
体12を周回する電流によるものが支配的である。発熱
体12はその周囲を断熱材に囲まれているので、熱は発
熱体12の内側に集中し、その温度は1000〜130
0℃にも達する。これにより、発熱体12の内部に収容
されている陶器は焼成される。
【0024】このような構成の陶芸炉では、コイル13
と発熱体12との距離が離れるほど発熱体12内部を貫
通する磁束が減るので加熱効率は劣化する。このため、
コイル13はそれ自身の耐熱性が許す限りで、発熱体1
2に近付けることが好ましい。そこで、本実施例の陶芸
炉では、上記のように第2断熱層11bと第3断熱層1
1cとの間隙にコイル13を配設することにより、加熱
効率をあまり犠牲にすることなくコイル13自体が高温
になることを防止している。
と発熱体12との距離が離れるほど発熱体12内部を貫
通する磁束が減るので加熱効率は劣化する。このため、
コイル13はそれ自身の耐熱性が許す限りで、発熱体1
2に近付けることが好ましい。そこで、本実施例の陶芸
炉では、上記のように第2断熱層11bと第3断熱層1
1cとの間隙にコイル13を配設することにより、加熱
効率をあまり犠牲にすることなくコイル13自体が高温
になることを防止している。
【0025】図10は、本実施例の陶芸炉における電気
系構成の一例である。100Vの商用電源40は機械的
にON/OFFを行なう主電源スイッチ63を介して整
流回路41に接続されている。整流回路41の手前側
(交流側)には、入力検知回路42と、筐体2内部の強
制排気を行なうファンを駆動するためのモータ43及び
モータ駆動回路44が設けられている。整流回路41の
出力は、出力制御回路45aやトランジスタ駆動回路4
5bを含むインバータ回路45に接続されており、コイ
ル13に所定の高周波電流を供給している。制御の中心
にはCPUを備えたマイクロコンピュータ(マイコン)
46が据えられ、上記入力検知回路42、モータ駆動回
路44及び出力制御回路45aの他に、表示パネル61
に付設された表示回路47、キー入力スイッチ類62に
付設されたキー入力回路48及びアラーム回路49、リ
セット回路50、温度検知回路51、ドアスイッチ5
2、上記ソレノイド30の駆動回路53、並びに発振回
路54が接続されている。
系構成の一例である。100Vの商用電源40は機械的
にON/OFFを行なう主電源スイッチ63を介して整
流回路41に接続されている。整流回路41の手前側
(交流側)には、入力検知回路42と、筐体2内部の強
制排気を行なうファンを駆動するためのモータ43及び
モータ駆動回路44が設けられている。整流回路41の
出力は、出力制御回路45aやトランジスタ駆動回路4
5bを含むインバータ回路45に接続されており、コイ
ル13に所定の高周波電流を供給している。制御の中心
にはCPUを備えたマイクロコンピュータ(マイコン)
46が据えられ、上記入力検知回路42、モータ駆動回
路44及び出力制御回路45aの他に、表示パネル61
に付設された表示回路47、キー入力スイッチ類62に
付設されたキー入力回路48及びアラーム回路49、リ
セット回路50、温度検知回路51、ドアスイッチ5
2、上記ソレノイド30の駆動回路53、並びに発振回
路54が接続されている。
【0026】以下、上記マイコン46の処理動作を中心
に、本発明の陶芸炉の特徴である加熱動作時の制御を図
11〜図13のフローチャートに沿って説明する。
に、本発明の陶芸炉の特徴である加熱動作時の制御を図
11〜図13のフローチャートに沿って説明する。
【0027】主電源スイッチ63がONされると(ステ
ップS1)、マイコン46に電源電流が供給されスタン
バイモードになる(ステップS2)。まず、マイコン4
6は初期化処理を実行し(ステップS3)、その後、温
度検知回路51より熱電対14が検知した炉内温度Tの
情報を受け取る(ステップS4)。次いで、キー入力回
路48からの信号によりコース選択キーが押されたか否
かを判定し(ステップS5)、コース選択キーが押され
ていない場合にはステップS4に戻り炉内温度検知処理
を再び実行する。ステップS5にてコース選択キーが押
されたと判定されると、先にステップS4にて検知した
炉内温度Tの情報を表示回路47に送り、表示パネル6
1に温度モニタ表示を行なう(ステップS6)。
ップS1)、マイコン46に電源電流が供給されスタン
バイモードになる(ステップS2)。まず、マイコン4
6は初期化処理を実行し(ステップS3)、その後、温
度検知回路51より熱電対14が検知した炉内温度Tの
情報を受け取る(ステップS4)。次いで、キー入力回
路48からの信号によりコース選択キーが押されたか否
かを判定し(ステップS5)、コース選択キーが押され
ていない場合にはステップS4に戻り炉内温度検知処理
を再び実行する。ステップS5にてコース選択キーが押
されたと判定されると、先にステップS4にて検知した
炉内温度Tの情報を表示回路47に送り、表示パネル6
1に温度モニタ表示を行なう(ステップS6)。
【0028】次いで、マイコン46はキー入力回路48
からの信号によりスタートキーが押されたか否かを判定
し(ステップS7)、スタートキーが押された場合には
以下の処理に進む。すなわち、温度検知回路51より炉
内温度Tを受け取り(ステップS8)、これに基づき出
力制御回路45aに所定の制御信号を送ってインバータ
回路45を作動させる(ステップS9)。これにより、
所定の高周波電流がコイル13に流れ、前述のように発
熱体12が加熱される。そして、先にステップS7にて
検知した炉内温度Tの情報を表示回路47に送り、表示
パネル61の温度モニタ表示を更新する(ステップS1
0)。
からの信号によりスタートキーが押されたか否かを判定
し(ステップS7)、スタートキーが押された場合には
以下の処理に進む。すなわち、温度検知回路51より炉
内温度Tを受け取り(ステップS8)、これに基づき出
力制御回路45aに所定の制御信号を送ってインバータ
回路45を作動させる(ステップS9)。これにより、
所定の高周波電流がコイル13に流れ、前述のように発
熱体12が加熱される。そして、先にステップS7にて
検知した炉内温度Tの情報を表示回路47に送り、表示
パネル61の温度モニタ表示を更新する(ステップS1
0)。
【0029】その後、選択されたコースの運転が終了し
たか否かを判定し(ステップS11)、終了していない
場合にはステップS4へ戻り上記ステップS4〜S7の
処理を繰り返す。運転は、例えば、選択されたコースに
応じて予め設定されている最高温度に炉内温度Tが到達
し、その後その最高温度で10〜60分程度保温(ねら
し)を行なったのちに終了される。運転が終了したなら
ば、上記ステップS9の加熱出力制御処理は行なわず
(つまり加熱は停止して)、炉内温度Tの検知処理(ス
テップS12)と温度モニタ表示処理(ステップS1
3)のみを繰り返して行なう。これにより、炉内温度T
は最高温度に到達した後に徐々に下がってゆく。この温
度表示を見ながら、使用者は炉室10内部に収容した陶
器を取り出すタイミングを決定することができる。
たか否かを判定し(ステップS11)、終了していない
場合にはステップS4へ戻り上記ステップS4〜S7の
処理を繰り返す。運転は、例えば、選択されたコースに
応じて予め設定されている最高温度に炉内温度Tが到達
し、その後その最高温度で10〜60分程度保温(ねら
し)を行なったのちに終了される。運転が終了したなら
ば、上記ステップS9の加熱出力制御処理は行なわず
(つまり加熱は停止して)、炉内温度Tの検知処理(ス
テップS12)と温度モニタ表示処理(ステップS1
3)のみを繰り返して行なう。これにより、炉内温度T
は最高温度に到達した後に徐々に下がってゆく。この温
度表示を見ながら、使用者は炉室10内部に収容した陶
器を取り出すタイミングを決定することができる。
【0030】上記一連の処理において、スタートキーが
押された後には、図12のフローチャートに示す割込処
理Aと、図13のフローチャートに示す割込処理Bが適
宜の間隔で実行される。すなわち、割込処理Aでは、マ
イコン46はキー入力回路48からの信号により取消キ
ーが押されたか否かを判定し(ステップS21)、取消
キーが押された場合には加熱途中でも加熱を停止してス
タンバイモードに戻り待機する。
押された後には、図12のフローチャートに示す割込処
理Aと、図13のフローチャートに示す割込処理Bが適
宜の間隔で実行される。すなわち、割込処理Aでは、マ
イコン46はキー入力回路48からの信号により取消キ
ーが押されたか否かを判定し(ステップS21)、取消
キーが押された場合には加熱途中でも加熱を停止してス
タンバイモードに戻り待機する。
【0031】また、割込処理Bでは、まず、マイコン4
6は検知した炉内温度Tが予め定めた温度T1以上であ
るか否かを判定する(ステップS31)。例えばT1は
100℃程度に設定される。炉内温度TがT1以上であ
ると判定されると、次に炉内温度Tが予め定めた温度T
2以上であるか否かを判定する(ステップS32)。T2
はT1よりも遙かに高い温度とされ、例えば800℃程
度に設定される。炉内温度TがT2より低い場合には、
ドアスイッチ52の検知信号によりドア3が開放状態で
あるか否かを判定する(ステップS34)。ドア3が開
いていると判定されると、マイコン46はアラーム回路
49に駆動信号を送りアラームを鳴動させる(ステップ
S35)。
6は検知した炉内温度Tが予め定めた温度T1以上であ
るか否かを判定する(ステップS31)。例えばT1は
100℃程度に設定される。炉内温度TがT1以上であ
ると判定されると、次に炉内温度Tが予め定めた温度T
2以上であるか否かを判定する(ステップS32)。T2
はT1よりも遙かに高い温度とされ、例えば800℃程
度に設定される。炉内温度TがT2より低い場合には、
ドアスイッチ52の検知信号によりドア3が開放状態で
あるか否かを判定する(ステップS34)。ドア3が開
いていると判定されると、マイコン46はアラーム回路
49に駆動信号を送りアラームを鳴動させる(ステップ
S35)。
【0032】上記ステップS32にて炉内温度TがT2
以上であると判定されると、マイコン46はソレノイド
駆動回路53に駆動信号を送る。これにより、前述のよ
うにプランジャ30aは前方に突出し、施錠部材29が
押出部材21の移動を制限する。従って、使用者がリリ
ーススイッチ64を押し込むことができず、ドア3の開
放は禁止される(ステップS33)。このドアロック
は、炉内温度TがT2未満に下がったとき、使用者によ
り図示しないロック解除スイッチが押されたとき、或い
は、主電源スイッチ63が一旦遮断されて再び投入され
初期化処理が実行されたとき(炉内温度TがT2以上で
あっても)、のいずれかの場合に解除され、リリースス
イッチ64が押し込めるようになる。
以上であると判定されると、マイコン46はソレノイド
駆動回路53に駆動信号を送る。これにより、前述のよ
うにプランジャ30aは前方に突出し、施錠部材29が
押出部材21の移動を制限する。従って、使用者がリリ
ーススイッチ64を押し込むことができず、ドア3の開
放は禁止される(ステップS33)。このドアロック
は、炉内温度TがT2未満に下がったとき、使用者によ
り図示しないロック解除スイッチが押されたとき、或い
は、主電源スイッチ63が一旦遮断されて再び投入され
初期化処理が実行されたとき(炉内温度TがT2以上で
あっても)、のいずれかの場合に解除され、リリースス
イッチ64が押し込めるようになる。
【0033】ステップS31にて炉内温度TがT1未満
であると判定されるか、或いはステップS34にてドア
3が閉鎖していると判定されると、アラームが鳴ってい
る場合にはこれを停止する(ステップS36)。このた
め、一旦アラームが鳴り始めると、炉内温度TがT1以
下にまで低下するか又はドア3が閉鎖されるまでアラー
ムの鳴動は継続する。これにより、使用者が不注意にド
ア3を開けてしまうことを防止している。
であると判定されるか、或いはステップS34にてドア
3が閉鎖していると判定されると、アラームが鳴ってい
る場合にはこれを停止する(ステップS36)。このた
め、一旦アラームが鳴り始めると、炉内温度TがT1以
下にまで低下するか又はドア3が閉鎖されるまでアラー
ムの鳴動は継続する。これにより、使用者が不注意にド
ア3を開けてしまうことを防止している。
【0034】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。
【図1】 本発明の一実施例による陶芸炉の外観を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】 図1の陶芸炉の前面の扉体を開放した状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】 本実施例の陶芸炉の炉室の構造を示す一部断
面斜視図。
面斜視図。
【図4】 本実施例の陶芸炉の炉室を中心とする筐体内
の要部の構成を示す一部断面側面透視図。
の要部の構成を示す一部断面側面透視図。
【図5】 本実施例の陶芸炉の炉室を中心とする筐体内
の要部の構成を示す一部断面正面透視図。
の要部の構成を示す一部断面正面透視図。
【図6】 本実施例の陶芸炉の発熱体の外観を示す正面
平面図(a)及び側面平面図(b)。
平面図(a)及び側面平面図(b)。
【図7】 本実施例の陶芸炉の操作パネルの平面図。
【図8】 本実施例の陶芸炉のドア及び操作パネル近傍
の上面透視図(a)及び一部正面図(b)。
の上面透視図(a)及び一部正面図(b)。
【図9】 図8と同一箇所の右側面透視図。
【図10】 本実施例の陶芸炉の電気系構成図。
【図11】 本実施例の陶芸炉の加熱動作時の制御フロ
ーチャート。
ーチャート。
【図12】 本実施例の陶芸炉の加熱動作時の制御フロ
ーチャート。
ーチャート。
【図13】 本実施例の陶芸炉の加熱動作時の制御フロ
ーチャート。
ーチャート。
3…ドア 3b…ドアレバー 4…把手 6…操作パネル 62…キー入力スイッチ類 64…リリーススイッチ 10…炉室 11…炉壁 12…発熱体 13…コイル 14…熱電対 21…押出部材 22、26…バネ 23…ローラ 24…作動棒 25…案内筒体 27…ピン 28…軸 29…施錠部材 30…ソレノイド 30a…プランジャ 45…インバータ回路 46…マイコン 48…キー入力回路 49…アラーム回路 51…温度検知回路 52…ドアスイッチ 53…ソレノイド駆動回路
Claims (4)
- 【請求項1】 扉体を有する略密閉された炉室と、該炉
室内部に収容された陶器を焼成するための加熱手段とを
具備する陶芸炉において、 a)前記扉体の開閉状態を検知する検知手段と、 b)炉室内部の温度を計測する温度計測手段と、 c)異常を報知するための報知手段と、 d)前記温度計測手段にて計測された温度が第1の所定温
度以上である場合、前記検知手段により扉体の開放を検
知すると前記報知手段を駆動する制御手段と、 を備えることを特徴とする陶芸炉。 - 【請求項2】 前記扉体の開放を禁止する施錠手段を更
に備え、前記制御手段は、前記温度計測手段にて計測さ
れた温度が第1の所定温度よりも高い第2の所定温度以
上であるとき該施錠手段により扉体を施錠することを特
徴とする請求項1に記載の陶芸炉。 - 【請求項3】 前記施錠手段による施錠は所定の操作に
より解除可能であることを特徴する請求項2に記載の陶
芸炉。 - 【請求項4】 前記炉室は断熱体により形成され、前記
加熱手段は、該炉室内に嵌挿され陶器を内部に収容可能
な筒状の金属体と、断熱体を挟んで該金属体の外周に巻
回したコイルと、該コイルに高周波電力を供給して金属
体を誘導加熱する電力供給手段と、から成ることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれかに記載の陶芸炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20980797A JPH1140332A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 陶芸炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20980797A JPH1140332A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 陶芸炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140332A true JPH1140332A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16578936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20980797A Pending JPH1140332A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 陶芸炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1140332A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GR1003445B (el) * | 1999-06-24 | 2000-10-05 | �.�. �������� �������� ������������-��������� ��� ������... | Ξηρανση και οπτηση κεραμικων προιοντων με χρηση ηχητικων κυματων |
| JP2001311586A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Koito Ind Ltd | 陶芸用電気炉 |
| JP2001311590A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Koito Ind Ltd | 陶芸用電気炉 |
| JP2001316166A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Koito Ind Ltd | 陶芸用炉の扉装置 |
| WO2007020159A1 (de) * | 2005-08-17 | 2007-02-22 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Gargerät |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP20980797A patent/JPH1140332A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GR1003445B (el) * | 1999-06-24 | 2000-10-05 | �.�. �������� �������� ������������-��������� ��� ������... | Ξηρανση και οπτηση κεραμικων προιοντων με χρηση ηχητικων κυματων |
| JP2001311586A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Koito Ind Ltd | 陶芸用電気炉 |
| JP2001311590A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Koito Ind Ltd | 陶芸用電気炉 |
| JP2001316166A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Koito Ind Ltd | 陶芸用炉の扉装置 |
| WO2007020159A1 (de) * | 2005-08-17 | 2007-02-22 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Gargerät |
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