JPH1140687A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH1140687A JPH1140687A JP9191174A JP19117497A JPH1140687A JP H1140687 A JPH1140687 A JP H1140687A JP 9191174 A JP9191174 A JP 9191174A JP 19117497 A JP19117497 A JP 19117497A JP H1140687 A JPH1140687 A JP H1140687A
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- substrate
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- H10W90/721—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bump connectors
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- Wire Bonding (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実装歩留及び接続等の信頼性を向上させた半
導体装置を提供する。 【解決手段】 正方形状に形成されたガラスフィラー入
りエポキシ樹脂でなる樹脂基板23上に半導体チップ2
1を実装すると共に、基板面にステンレス鋼等の補強板
29を接着したもので、補強板29は樹脂基板23の4
隅角部に各隅角を合致させるようそれぞれ分割配置した
同一太L字形状の板状の4つの補強部材31によって構
成したものとなっている。これにより、補強板29を樹
脂基板23に接着する際、接着剤を硬化させるために一
定時間高温に保持し硬化後に常温にまで戻すが、樹脂基
板23はその4隅角部にのみ補強板29が接着され補強
されているだけであるため、接着剤硬化時の温度変化と
熱膨脹率差に基づく樹脂基板23の反りは小さなものと
なり、実装時の接続が確実なものとなる。
導体装置を提供する。 【解決手段】 正方形状に形成されたガラスフィラー入
りエポキシ樹脂でなる樹脂基板23上に半導体チップ2
1を実装すると共に、基板面にステンレス鋼等の補強板
29を接着したもので、補強板29は樹脂基板23の4
隅角部に各隅角を合致させるようそれぞれ分割配置した
同一太L字形状の板状の4つの補強部材31によって構
成したものとなっている。これにより、補強板29を樹
脂基板23に接着する際、接着剤を硬化させるために一
定時間高温に保持し硬化後に常温にまで戻すが、樹脂基
板23はその4隅角部にのみ補強板29が接着され補強
されているだけであるため、接着剤硬化時の温度変化と
熱膨脹率差に基づく樹脂基板23の反りは小さなものと
なり、実装時の接続が確実なものとなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップを実
装した基板に補強板を固着し補強した半導体装置に関す
る。
装した基板に補強板を固着し補強した半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ボールグリッドアレイ(B
all Grid Array;BGA)型パッケージ
の半導体装置(以下、BGAと記す。)は、パッケージ
の裏面に球形のはんだボールからなる多数の外部接続端
子を備えるパッケージで、多ピン化が可能であり、また
実装歩留も高いために広く利用されている。このような
BGAでは、通常、半導体チップと基板との接続にワイ
ヤボンディングを用いているが、さらに多ピン化を進め
るためにチップの接続技術にTAB(TapeAuto
mated Bonding)あるいはフリップチップ
を用いたBGAも開発されている。
all Grid Array;BGA)型パッケージ
の半導体装置(以下、BGAと記す。)は、パッケージ
の裏面に球形のはんだボールからなる多数の外部接続端
子を備えるパッケージで、多ピン化が可能であり、また
実装歩留も高いために広く利用されている。このような
BGAでは、通常、半導体チップと基板との接続にワイ
ヤボンディングを用いているが、さらに多ピン化を進め
るためにチップの接続技術にTAB(TapeAuto
mated Bonding)あるいはフリップチップ
を用いたBGAも開発されている。
【0003】以下、従来技術を図面を参照して説明す
る。先ずTAB技術を用いたBGAの第1の従来例を図
10及び図11により説明する。図10は縦断面図であ
り、図11は横断面図である。図10及び図11におい
て、1は半導体チップで、その一面には複数のバンプ2
が設けられている。3はフィルム状、例えば100μm
以下の厚さに形成された正方形状のポリイミド樹脂等で
なる樹脂基板であり、4は樹脂基板3の表面に銅箔等を
被着して形成されたリードで、5は裏面に配列された外
部接続のための半田バンプである。そして半導体チップ
1は、バンプ2を対応するリード4の先端部に接続する
ことで樹脂基板3に搭載され、また半導体チップ1と樹
脂基板3とは、エポキシ系樹脂の封止樹脂6を塗布し、
硬化することによってバンプ2とリード4の接続部分を
封止するようにして一体化されている。
る。先ずTAB技術を用いたBGAの第1の従来例を図
10及び図11により説明する。図10は縦断面図であ
り、図11は横断面図である。図10及び図11におい
て、1は半導体チップで、その一面には複数のバンプ2
が設けられている。3はフィルム状、例えば100μm
以下の厚さに形成された正方形状のポリイミド樹脂等で
なる樹脂基板であり、4は樹脂基板3の表面に銅箔等を
被着して形成されたリードで、5は裏面に配列された外
部接続のための半田バンプである。そして半導体チップ
1は、バンプ2を対応するリード4の先端部に接続する
ことで樹脂基板3に搭載され、また半導体チップ1と樹
脂基板3とは、エポキシ系樹脂の封止樹脂6を塗布し、
硬化することによってバンプ2とリード4の接続部分を
封止するようにして一体化されている。
【0004】さらに、7は樹脂基板3の表面にエポキシ
系樹脂の接着剤8により接着された、例えばステンレス
鋼あるいは銅などによりなる補強板で、この補強板7の
形状は、外形形状が樹脂基板3と同じで、樹脂基板3の
中央部分に設けられている半導体チップ1を避けるよう
角枠状に形成され、枠幅は同一寸法となっている。そし
て、補強板7の接着の際、接着剤8を硬化させるために
高温に一定時間、例えば150℃でl時間、放置してお
き、接着剤8が硬化した後に常温にまで戻される。ま
た、9は補強板7の上面に接着剤10により接着された
同じくステンレス鋼あるいは銅などによりなる正方形状
のカバー板である。なお、このカバー板9の上面には半
導体チップ1の発熱量が大きい場合に図示しない放熱フ
ィンが固定されたり、また発熱量が大きくない場合には
カバー板9が設けられなかったりする。
系樹脂の接着剤8により接着された、例えばステンレス
鋼あるいは銅などによりなる補強板で、この補強板7の
形状は、外形形状が樹脂基板3と同じで、樹脂基板3の
中央部分に設けられている半導体チップ1を避けるよう
角枠状に形成され、枠幅は同一寸法となっている。そし
て、補強板7の接着の際、接着剤8を硬化させるために
高温に一定時間、例えば150℃でl時間、放置してお
き、接着剤8が硬化した後に常温にまで戻される。ま
た、9は補強板7の上面に接着剤10により接着された
同じくステンレス鋼あるいは銅などによりなる正方形状
のカバー板である。なお、このカバー板9の上面には半
導体チップ1の発熱量が大きい場合に図示しない放熱フ
ィンが固定されたり、また発熱量が大きくない場合には
カバー板9が設けられなかったりする。
【0005】以上のように補強板7を樹脂基板3に固着
することで、たわみやすい樹脂基板3の補強がなされ、
移送や組み込み等の際に取り扱いやすくし、不良などの
発生を低減するようにしている。
することで、たわみやすい樹脂基板3の補強がなされ、
移送や組み込み等の際に取り扱いやすくし、不良などの
発生を低減するようにしている。
【0006】しかしながら、上記の従来技術では、補強
板7を接着剤8によって樹脂基板3に接着する時、接着
剤8の硬化のために一定時間、高温に補強板7を接着し
た樹脂基板3は保持され、接着剤8の硬化後に常温にま
で戻されるが、樹脂基板3と接着剤8、あるいは樹脂基
板3と補強板7との間の熱膨張係数が異なるため、全体
に反りが生じるという問題が生じる。この時、補強板7
の熱膨張係数の方が樹脂基板3の熱膨張係数よりも大き
いため、補強板7を接着した樹脂基板3は半田バンプ5
が設けられた下方側に向け凸形となるように反る。この
結果、外部接続のための半田バンプ5が凸面に配列され
ることになり、半田バンプ5の高さが一定でなくなり、
平坦な実装面への確実な接続が困難となり、実装歩留が
低下したり、また接続の信頼性が低下してしまう虞があ
った。
板7を接着剤8によって樹脂基板3に接着する時、接着
剤8の硬化のために一定時間、高温に補強板7を接着し
た樹脂基板3は保持され、接着剤8の硬化後に常温にま
で戻されるが、樹脂基板3と接着剤8、あるいは樹脂基
板3と補強板7との間の熱膨張係数が異なるため、全体
に反りが生じるという問題が生じる。この時、補強板7
の熱膨張係数の方が樹脂基板3の熱膨張係数よりも大き
いため、補強板7を接着した樹脂基板3は半田バンプ5
が設けられた下方側に向け凸形となるように反る。この
結果、外部接続のための半田バンプ5が凸面に配列され
ることになり、半田バンプ5の高さが一定でなくなり、
平坦な実装面への確実な接続が困難となり、実装歩留が
低下したり、また接続の信頼性が低下してしまう虞があ
った。
【0007】次に、フリップチップ技術を用いたBGA
の第2の従来例を図12乃至図14により説明する。図
12は縦断面図であり、図13は横断面図であり、図1
4は補強板を接着した樹脂基板の反りのシミュレーショ
ン結果を模式的に示す図である。図12乃至図14図に
おいて、11は消費電力が比較的大きい半導体チップ
で、その一面には複数のバンプ2が設けられている。1
2は、例えば厚さが400μm以上に形成された正方形
状のガラスフィラー入りエポキシ樹脂等を用いてなる樹
脂基板で、その表面には複数のパッド13が設けられて
おり、また裏面には外部接続のための半田バンプ5が配
列されている。そして半導体チップ11は樹脂基板12
に、バンプ2を対応するパッド13に半田付けにより接
続することで搭載され、また半導体チップ11と樹脂基
板12とは、両者の間の間隙にエポキシ樹脂系の封止樹
脂14を充填し、硬化することによって一体化されてい
る。
の第2の従来例を図12乃至図14により説明する。図
12は縦断面図であり、図13は横断面図であり、図1
4は補強板を接着した樹脂基板の反りのシミュレーショ
ン結果を模式的に示す図である。図12乃至図14図に
おいて、11は消費電力が比較的大きい半導体チップ
で、その一面には複数のバンプ2が設けられている。1
2は、例えば厚さが400μm以上に形成された正方形
状のガラスフィラー入りエポキシ樹脂等を用いてなる樹
脂基板で、その表面には複数のパッド13が設けられて
おり、また裏面には外部接続のための半田バンプ5が配
列されている。そして半導体チップ11は樹脂基板12
に、バンプ2を対応するパッド13に半田付けにより接
続することで搭載され、また半導体チップ11と樹脂基
板12とは、両者の間の間隙にエポキシ樹脂系の封止樹
脂14を充填し、硬化することによって一体化されてい
る。
【0008】さらに、15は樹脂基板12の表面にエポ
キシ樹脂系の接着剤8により接着されたステンレス鋼あ
るいは銅などによりなる補強板で、この補強板15の形
状は、外形形状が樹脂基板12と同じで、樹脂基板12
の中央部分に設けられている半導体チップ11を避ける
よう角枠状に形成され、枠幅は同一寸法となっている。
そして、補強板15の接着の際、接着剤8を硬化させる
ために高温に一定時間、例えば150℃でl時間、放置
しておき、接着剤8が硬化した後に常温にまで戻され
る。また、補強板15と半導体チップ11の上面には同
じくステンレス鋼あるいは銅などによりなる正方形状の
カバー板9が接着剤10により接着されており、さら
に、このカバー板9の上面には図示しない放熱フィンが
固着されている。
キシ樹脂系の接着剤8により接着されたステンレス鋼あ
るいは銅などによりなる補強板で、この補強板15の形
状は、外形形状が樹脂基板12と同じで、樹脂基板12
の中央部分に設けられている半導体チップ11を避ける
よう角枠状に形成され、枠幅は同一寸法となっている。
そして、補強板15の接着の際、接着剤8を硬化させる
ために高温に一定時間、例えば150℃でl時間、放置
しておき、接着剤8が硬化した後に常温にまで戻され
る。また、補強板15と半導体チップ11の上面には同
じくステンレス鋼あるいは銅などによりなる正方形状の
カバー板9が接着剤10により接着されており、さら
に、このカバー板9の上面には図示しない放熱フィンが
固着されている。
【0009】しかし、このように構成されたものでは、
樹脂基板12の厚さが比較的厚くたわみ難いものである
が、補強板15を接着剤8によって樹脂基板12に接着
する時、接着剤8の硬化のために一定時間、高温に補強
板15を接着した樹脂基板12は保持され、接着剤8の
硬化後に常温にまで戻されるた時、樹脂基板12と接着
剤8、あるいは樹脂基板12と補強板15との間の熱膨
張係数が異なるため、第1の従来例と同様に全体に反り
が生じるという問題が生じる。
樹脂基板12の厚さが比較的厚くたわみ難いものである
が、補強板15を接着剤8によって樹脂基板12に接着
する時、接着剤8の硬化のために一定時間、高温に補強
板15を接着した樹脂基板12は保持され、接着剤8の
硬化後に常温にまで戻されるた時、樹脂基板12と接着
剤8、あるいは樹脂基板12と補強板15との間の熱膨
張係数が異なるため、第1の従来例と同様に全体に反り
が生じるという問題が生じる。
【0010】そして、この補強板15を上面に接着した
樹脂基板12の反りをシミュレーションした結果は図1
4に示すようになる。図14は厚さが0.4mmで枠幅
が8mmの補強板15を接着した厚さが1.0mmで4
0mm角の樹脂基板12の1/4部分を示すもので、半
導体チップ11を省いた状態となっており、150℃の
温度で接着剤8を硬化させた状態では2点鎖線で示す形
状であったものが、25℃まで温度を低下させたときに
は実線で示すように、樹脂基板12は下方に向けて凸形
となるように反り、角部での反りの大きさは81μmと
なっている。このように反りが生じた補強板15を接着
した樹脂基板12では、外部接続のための半田バンプ5
が凸面に配列されることになり、半田バンプ5の高さが
一定でなくなり、平坦な実装面への確実な半田付けによ
る接続が困難となり、実装歩留が低下したり、接続の信
頼性が低下してしまう虞があった。
樹脂基板12の反りをシミュレーションした結果は図1
4に示すようになる。図14は厚さが0.4mmで枠幅
が8mmの補強板15を接着した厚さが1.0mmで4
0mm角の樹脂基板12の1/4部分を示すもので、半
導体チップ11を省いた状態となっており、150℃の
温度で接着剤8を硬化させた状態では2点鎖線で示す形
状であったものが、25℃まで温度を低下させたときに
は実線で示すように、樹脂基板12は下方に向けて凸形
となるように反り、角部での反りの大きさは81μmと
なっている。このように反りが生じた補強板15を接着
した樹脂基板12では、外部接続のための半田バンプ5
が凸面に配列されることになり、半田バンプ5の高さが
一定でなくなり、平坦な実装面への確実な半田付けによ
る接続が困難となり、実装歩留が低下したり、接続の信
頼性が低下してしまう虞があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
補強板を接着した樹脂基板の反り量をより小さくするよ
うにして、実装歩留を向上させると共に、実装時におけ
る接続の信頼性を向上させた半導体装置を提供すること
にある。
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
補強板を接着した樹脂基板の反り量をより小さくするよ
うにして、実装歩留を向上させると共に、実装時におけ
る接続の信頼性を向上させた半導体装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
多角形状の基板上に半導体チップを実装すると共に、基
板面に補強板を固着してなる半導体装置において、補強
板は、基板への固着面積が該基板の角部側で大きくなる
よう偏在するものであることを特徴とする物であり、さ
らに、基板が方形状であると共に、補強板が基板の四隅
角部近傍にそれぞれ固着された補強部材によってのみな
るものであることを特徴とするものであり、さらにま
た、補強板は、四隅角部の補強部材が同一形状をなすも
のであることを特徴とするものであり、さらに、補強板
は、基板と略同外形を有する枠形状をなすものであっ
て、枠幅が該基板の角部側で広くなっていることを特徴
とするものであり、さらに、基板が長方形状であると共
に、補強板が前記基板の両短辺に沿ってそれぞれ固着さ
れた補強部材によりなるものであることを特徴とするも
のであり、さらにまた、補強板は、両短辺の補強部材が
同一形状をなすものであって、該補強部材の幅が基板の
角部側で広くなるよう形成されていることを特徴とする
ものである。
多角形状の基板上に半導体チップを実装すると共に、基
板面に補強板を固着してなる半導体装置において、補強
板は、基板への固着面積が該基板の角部側で大きくなる
よう偏在するものであることを特徴とする物であり、さ
らに、基板が方形状であると共に、補強板が基板の四隅
角部近傍にそれぞれ固着された補強部材によってのみな
るものであることを特徴とするものであり、さらにま
た、補強板は、四隅角部の補強部材が同一形状をなすも
のであることを特徴とするものであり、さらに、補強板
は、基板と略同外形を有する枠形状をなすものであっ
て、枠幅が該基板の角部側で広くなっていることを特徴
とするものであり、さらに、基板が長方形状であると共
に、補強板が前記基板の両短辺に沿ってそれぞれ固着さ
れた補強部材によりなるものであることを特徴とするも
のであり、さらにまた、補強板は、両短辺の補強部材が
同一形状をなすものであって、該補強部材の幅が基板の
角部側で広くなるよう形成されていることを特徴とする
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0014】先ず、フリップチップ技術を用いたBGA
型パッケージの半導体装置(以下、BGAと記す。)の
第1の実施形態を図1乃至図4により説明する。図1は
縦断面図であり、図2は横断面図であり、図3は補強板
を接着した樹脂基板の反りのシミュレーション結果を模
式的に示す図であり、図4は変形形態の横断面図であ
る。
型パッケージの半導体装置(以下、BGAと記す。)の
第1の実施形態を図1乃至図4により説明する。図1は
縦断面図であり、図2は横断面図であり、図3は補強板
を接着した樹脂基板の反りのシミュレーション結果を模
式的に示す図であり、図4は変形形態の横断面図であ
る。
【0015】図1乃至図4において、21は消費電力が
比較的大きい正方形状の半導体チップで、その一面には
複数のバンプ22が設けられている。23は、例えば厚
さが1.0mmで40mm角の正方形状に形成されたガ
ラスフィラー入りエポキシ樹脂でなる樹脂基板で、その
上面24には複数のパッド25が設けられており、また
下面26には外部接続のための複数の半田バンプ27が
配列されている。
比較的大きい正方形状の半導体チップで、その一面には
複数のバンプ22が設けられている。23は、例えば厚
さが1.0mmで40mm角の正方形状に形成されたガ
ラスフィラー入りエポキシ樹脂でなる樹脂基板で、その
上面24には複数のパッド25が設けられており、また
下面26には外部接続のための複数の半田バンプ27が
配列されている。
【0016】そして半導体チップ21は樹脂基板23の
所定位置に、バンプ22を対応するパッド25に載せた
後に、リフローで溶融させるなどして半田付けにより接
続することによりフェースダウン形に搭載される。また
半導体チップ21と樹脂基板23とは、60℃〜70℃
の加温状態で両者の間の間隙にエポキシ樹脂系の封止樹
脂28が注入され、毛細管現象により間隙全体に充填さ
れ、その後に、150℃の温度で1時間加熱され、封止
樹脂28が硬化することによって一体化されている。
所定位置に、バンプ22を対応するパッド25に載せた
後に、リフローで溶融させるなどして半田付けにより接
続することによりフェースダウン形に搭載される。また
半導体チップ21と樹脂基板23とは、60℃〜70℃
の加温状態で両者の間の間隙にエポキシ樹脂系の封止樹
脂28が注入され、毛細管現象により間隙全体に充填さ
れ、その後に、150℃の温度で1時間加熱され、封止
樹脂28が硬化することによって一体化されている。
【0017】さらに、29は樹脂基板23の上面24に
エポキシ樹脂系の接着剤30により接着された、例えば
SUS304等のステンレス鋼あるいは銅などにより形
成された厚さが0.4mmの補強板である。この補強板
29は、樹脂基板23の4隅角部に各隅角を合致させる
ようそれぞれ分割配置された太L字形状の板状の補強部
材31でなり、同一形状に形成された各補強部材31の
形状寸法は、配置時に樹脂基板23の辺に合致する方向
の長さaは12mmであり、幅bが8mmとなってい
る。
エポキシ樹脂系の接着剤30により接着された、例えば
SUS304等のステンレス鋼あるいは銅などにより形
成された厚さが0.4mmの補強板である。この補強板
29は、樹脂基板23の4隅角部に各隅角を合致させる
ようそれぞれ分割配置された太L字形状の板状の補強部
材31でなり、同一形状に形成された各補強部材31の
形状寸法は、配置時に樹脂基板23の辺に合致する方向
の長さaは12mmであり、幅bが8mmとなってい
る。
【0018】そして、補強板29の接着は、各補強部材
31を樹脂基板23の4隅角部の所定位置に接着剤30
を塗布して載せた後、接着剤30を硬化させるために高
温に一定時間、例えば150℃の温度でl時間、加熱放
置しておき、接着剤30が硬化した後に常温にまで戻さ
れる。また、補強板29と半導体チップ21の上面には
同じくステンレス鋼あるいは銅などによりなる樹脂基板
23と同じ正方形状のカバー板32が接着剤33により
接着されており、さらに、このカバー板32の上面には
図示しない放熱フィンが固着されている。
31を樹脂基板23の4隅角部の所定位置に接着剤30
を塗布して載せた後、接着剤30を硬化させるために高
温に一定時間、例えば150℃の温度でl時間、加熱放
置しておき、接着剤30が硬化した後に常温にまで戻さ
れる。また、補強板29と半導体チップ21の上面には
同じくステンレス鋼あるいは銅などによりなる樹脂基板
23と同じ正方形状のカバー板32が接着剤33により
接着されており、さらに、このカバー板32の上面には
図示しない放熱フィンが固着されている。
【0019】このように構成されたものでは、樹脂基板
23の厚さが比較的厚くたわみ難いものであるため、補
強板29を4つの補強部材31として樹脂基板23の4
隅角部に分割配置しても樹脂基板23が簡単に変形して
しまうことがなく、移送や組み込み等の際に取り扱いや
すく、不良などの発生の虞が少ない。また、補強板29
を接着剤30によって樹脂基板23に接着する際、接着
剤30の硬化のために一定時間、高温に補強板29を接
着した樹脂基板23が保持され、接着剤30の硬化後に
常温にまで戻されるた時、樹脂基板23と接着剤30、
あるいは樹脂基板23と補強板29の各補強部材31と
の間の熱膨張係数の差で全体に反りが生じる。
23の厚さが比較的厚くたわみ難いものであるため、補
強板29を4つの補強部材31として樹脂基板23の4
隅角部に分割配置しても樹脂基板23が簡単に変形して
しまうことがなく、移送や組み込み等の際に取り扱いや
すく、不良などの発生の虞が少ない。また、補強板29
を接着剤30によって樹脂基板23に接着する際、接着
剤30の硬化のために一定時間、高温に補強板29を接
着した樹脂基板23が保持され、接着剤30の硬化後に
常温にまで戻されるた時、樹脂基板23と接着剤30、
あるいは樹脂基板23と補強板29の各補強部材31と
の間の熱膨張係数の差で全体に反りが生じる。
【0020】しかし、この4つの補強部材31でなる補
強板29を接着した樹脂基板23に生じる反りは、シミ
ュレーションの結果、図3に示す通りとなっている。す
なわち、図3は半導体チップ21を省いた状態の補強板
29を接着した樹脂基板23の1/4部分を示すもの
で、150℃の温度で接着剤30を硬化させた状態では
2点鎖線で示す形状であったものが、25℃まで温度を
低下させたときには実線で示すように、樹脂基板23は
下方に向けて少し凸形となるように反る。そして、樹脂
基板23の角部での反りの大きさは12.3μmで非常
に小さなものとなっている。このように樹脂基板23の
反り量が小さいので、凸面状となった樹脂基板23の下
面26に配列された半田バンプ27の高さの差は小さ
く、平坦な実装面に対しても半田付けによる接続を確実
に行うことができ、実装歩留は向上し、接続の信頼性も
向上したものとなる。
強板29を接着した樹脂基板23に生じる反りは、シミ
ュレーションの結果、図3に示す通りとなっている。す
なわち、図3は半導体チップ21を省いた状態の補強板
29を接着した樹脂基板23の1/4部分を示すもの
で、150℃の温度で接着剤30を硬化させた状態では
2点鎖線で示す形状であったものが、25℃まで温度を
低下させたときには実線で示すように、樹脂基板23は
下方に向けて少し凸形となるように反る。そして、樹脂
基板23の角部での反りの大きさは12.3μmで非常
に小さなものとなっている。このように樹脂基板23の
反り量が小さいので、凸面状となった樹脂基板23の下
面26に配列された半田バンプ27の高さの差は小さ
く、平坦な実装面に対しても半田付けによる接続を確実
に行うことができ、実装歩留は向上し、接続の信頼性も
向上したものとなる。
【0021】なお、上記の第1の実施形態では、補強板
29を太L字形状の4つの補強部材31に分割して樹脂
基板23の4隅角部に配置したが、これに限るものでは
なく、例えば図4に示す変形形態のように補強板29a
を4つの同じ直角二等辺三角形の板状の補強部材31a
で構成し、各補強部材31aを樹脂基板23の4隅角部
に配置するようにしても、第1の実施形態と同様の作
用、効果を得ることができる。
29を太L字形状の4つの補強部材31に分割して樹脂
基板23の4隅角部に配置したが、これに限るものでは
なく、例えば図4に示す変形形態のように補強板29a
を4つの同じ直角二等辺三角形の板状の補強部材31a
で構成し、各補強部材31aを樹脂基板23の4隅角部
に配置するようにしても、第1の実施形態と同様の作
用、効果を得ることができる。
【0022】次に、フリップチップ技術を用いたBGA
で、補強板の構成が異なる以外は第1の実施形態と同様
に構成された第2の実施形態を図5乃至図8により説明
する。図5は横縦断面図であり、図6は補強板を接着し
た樹脂基板の反りのシミュレーション結果を模式的に示
す図であり、図7は第1の変形形態の横断面図であ横断
面図であり、図8は第2の変形形態の横断面図である。
なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、異なる本実施形態の構成について説明す
る。
で、補強板の構成が異なる以外は第1の実施形態と同様
に構成された第2の実施形態を図5乃至図8により説明
する。図5は横縦断面図であり、図6は補強板を接着し
た樹脂基板の反りのシミュレーション結果を模式的に示
す図であり、図7は第1の変形形態の横断面図であ横断
面図であり、図8は第2の変形形態の横断面図である。
なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、異なる本実施形態の構成について説明す
る。
【0023】図5乃至図8において、34は樹脂基板2
3の上面24にエポキシ樹脂系の接着剤により接着され
た、例えばSUS304等のステンレス鋼あるいは銅な
どにより形成された厚さが0.4mmの補強板である。
この補強板34は、その外形形状が樹脂基板23と同じ
で、樹脂基板23の中央部分に設けられている半導体チ
ップ21を避けるよう角枠状に形成され、4隅角部に枠
幅cが8mmの広幅部35を有すると共に、これら4つ
の広幅部35に連設する広幅部35より枠幅が狭く枠幅
dが2mmの狭幅部36を備えたものとなっている。す
なわち、補強板34は樹脂基板23の角部側で枠幅が広
く、樹脂基板23への補強板34の接着は、角部側ほど
接着面積が大きくなっている。
3の上面24にエポキシ樹脂系の接着剤により接着され
た、例えばSUS304等のステンレス鋼あるいは銅な
どにより形成された厚さが0.4mmの補強板である。
この補強板34は、その外形形状が樹脂基板23と同じ
で、樹脂基板23の中央部分に設けられている半導体チ
ップ21を避けるよう角枠状に形成され、4隅角部に枠
幅cが8mmの広幅部35を有すると共に、これら4つ
の広幅部35に連設する広幅部35より枠幅が狭く枠幅
dが2mmの狭幅部36を備えたものとなっている。す
なわち、補強板34は樹脂基板23の角部側で枠幅が広
く、樹脂基板23への補強板34の接着は、角部側ほど
接着面積が大きくなっている。
【0024】そして、補強板34の接着は、広幅部35
を樹脂基板23の4隅角部に合わせるように接着剤を塗
布して載せた後、接着剤を硬化させるために高温に一定
時間、例えば150℃の温度でl時間、加熱放置してお
き、接着剤が硬化した後に常温にまで戻される。また、
補強板34と半導体チップ21の上面には図示しないが
ステンレス鋼あるいは銅などによりなる樹脂基板23と
同じ正方形状のカバー板が接着剤により接着されてお
り、さらに、このカバー板の上面に放熱フィンが固着さ
れている。
を樹脂基板23の4隅角部に合わせるように接着剤を塗
布して載せた後、接着剤を硬化させるために高温に一定
時間、例えば150℃の温度でl時間、加熱放置してお
き、接着剤が硬化した後に常温にまで戻される。また、
補強板34と半導体チップ21の上面には図示しないが
ステンレス鋼あるいは銅などによりなる樹脂基板23と
同じ正方形状のカバー板が接着剤により接着されてお
り、さらに、このカバー板の上面に放熱フィンが固着さ
れている。
【0025】このように構成されたものでは、樹脂基板
23の厚さが比較的厚くたわみ難いものであり、補強板
34が角枠状であるため、たわみ難く取扱い時に簡単に
変形してしまうことがなく、第1の実施形態より移送や
組み込み等の際に取り扱いやすく、不良などの発生の虞
が少ない。さらに、第1の実施形態が4つの補強部材で
補強板を構成しているのに対し、上記の補強板34が角
枠状であるため、補強板34の接着工程に要する時間が
短くてすむ。また、補強板34を接着剤によって樹脂基
板23に接着する際、接着剤の硬化のために一定時間、
高温に補強板34を接着した樹脂基板23が保持され、
接着剤の硬化後に常温にまで戻されるた時、樹脂基板2
3と接着剤、あるいは樹脂基板23と補強板34との間
の熱膨張係数の差で全体に反りが生じる。
23の厚さが比較的厚くたわみ難いものであり、補強板
34が角枠状であるため、たわみ難く取扱い時に簡単に
変形してしまうことがなく、第1の実施形態より移送や
組み込み等の際に取り扱いやすく、不良などの発生の虞
が少ない。さらに、第1の実施形態が4つの補強部材で
補強板を構成しているのに対し、上記の補強板34が角
枠状であるため、補強板34の接着工程に要する時間が
短くてすむ。また、補強板34を接着剤によって樹脂基
板23に接着する際、接着剤の硬化のために一定時間、
高温に補強板34を接着した樹脂基板23が保持され、
接着剤の硬化後に常温にまで戻されるた時、樹脂基板2
3と接着剤、あるいは樹脂基板23と補強板34との間
の熱膨張係数の差で全体に反りが生じる。
【0026】しかし、この広幅部35と狭幅部36とで
構成された補強板34を接着した樹脂基板23に生じる
反りは、シミュレーションの結果、図6に示す通りとな
っている。すなわち、図6は半導体チップ21を省いた
状態の補強板34を接着した樹脂基板23の1/4部分
を示すもので、150℃の温度で接着剤30を硬化させ
た状態では2点鎖線で示す形状であったものが、25℃
まで温度を低下させたときには実線で示すように、樹脂
基板23は下方に向けて凸形となるように反る。そし
て、樹脂基板23の角部での反りの大きさは66.8μ
mで小さなものとなっている。このように樹脂基板23
の反り量が小さいので、凸面状となった樹脂基板23の
下面に配列された半田バンプの高さの差は小さく、平坦
な実装面に対しても半田付けによる接続を比較的確実に
行うことができ、実装歩留は向上し、接続の信頼性も向
上したものとなる。
構成された補強板34を接着した樹脂基板23に生じる
反りは、シミュレーションの結果、図6に示す通りとな
っている。すなわち、図6は半導体チップ21を省いた
状態の補強板34を接着した樹脂基板23の1/4部分
を示すもので、150℃の温度で接着剤30を硬化させ
た状態では2点鎖線で示す形状であったものが、25℃
まで温度を低下させたときには実線で示すように、樹脂
基板23は下方に向けて凸形となるように反る。そし
て、樹脂基板23の角部での反りの大きさは66.8μ
mで小さなものとなっている。このように樹脂基板23
の反り量が小さいので、凸面状となった樹脂基板23の
下面に配列された半田バンプの高さの差は小さく、平坦
な実装面に対しても半田付けによる接続を比較的確実に
行うことができ、実装歩留は向上し、接続の信頼性も向
上したものとなる。
【0027】なお、上記の第2の実施形態では、補強板
34を枠幅が広幅部35と狭幅部36の2段階に変化す
るものとしたが、これに限るものではなく、例えば図7
に示す第1の変形形態のように補強板34aを、その枠
幅が角部に向けて漸増するように構成したり、図8に示
す第2の変形形態のように補強板34bを、枠の中間部
に枠幅が狭幅の定幅部37、角部側に枠幅が角部に向け
て漸増し定幅部37より広幅の増幅部38を設けるよう
に構成しても、第2の実施形態と同様の作用、効果を得
ることができる。また、上記のものはフリップチップ技
術を用いたBGAであるが、枠幅が広幅部35と狭幅部
36の2段階に変化する補強板34と同様形状に形成さ
れた補強板をTAB技術を用いたBGAに対して適用し
た場合には、樹脂基板がフィルム状の薄いものでそのま
まではたわみやすいが、表面に固着した補強板が角枠状
で樹脂基板の辺部分も補強されるのでたわみ難くなり、
取扱い時に簡単に変形してしまうことがなくなり、移送
や組み込み等の際に取り扱いやすく、不良などの発生の
虞が少なくなる。
34を枠幅が広幅部35と狭幅部36の2段階に変化す
るものとしたが、これに限るものではなく、例えば図7
に示す第1の変形形態のように補強板34aを、その枠
幅が角部に向けて漸増するように構成したり、図8に示
す第2の変形形態のように補強板34bを、枠の中間部
に枠幅が狭幅の定幅部37、角部側に枠幅が角部に向け
て漸増し定幅部37より広幅の増幅部38を設けるよう
に構成しても、第2の実施形態と同様の作用、効果を得
ることができる。また、上記のものはフリップチップ技
術を用いたBGAであるが、枠幅が広幅部35と狭幅部
36の2段階に変化する補強板34と同様形状に形成さ
れた補強板をTAB技術を用いたBGAに対して適用し
た場合には、樹脂基板がフィルム状の薄いものでそのま
まではたわみやすいが、表面に固着した補強板が角枠状
で樹脂基板の辺部分も補強されるのでたわみ難くなり、
取扱い時に簡単に変形してしまうことがなくなり、移送
や組み込み等の際に取り扱いやすく、不良などの発生の
虞が少なくなる。
【0028】次に、フリップチップ技術を用いたBGA
の第3の実施形態を図9により説明する。図9は横断面
図である。
の第3の実施形態を図9により説明する。図9は横断面
図である。
【0029】図9において、41は消費電力が比較的大
きい長方形状の半導体チップで、図示しないがその一面
には複数のバンプが設けられている。42は長方形状に
形成されたガラスフィラー入りエポキシ樹脂でなる樹脂
基板で、同様に図示しないがその上面には複数のパッド
が設けられており、また下面には外部接続のための複数
の半田バンプが配列されている。
きい長方形状の半導体チップで、図示しないがその一面
には複数のバンプが設けられている。42は長方形状に
形成されたガラスフィラー入りエポキシ樹脂でなる樹脂
基板で、同様に図示しないがその上面には複数のパッド
が設けられており、また下面には外部接続のための複数
の半田バンプが配列されている。
【0030】そして半導体チップ41は樹脂基板42の
所定位置に、バンプを対応するパッドに載せた後に、リ
フローで溶融させるなどして半田付けにより接続するこ
とによりフェースダウン形に搭載される。また半導体チ
ップ41と樹脂基板42とは、60℃〜70℃の加温状
態で両者の間の間隙にエポキシ樹脂系の封止樹脂43が
注入され、毛細管現象により間隙全体に充填され、その
後に、150℃の温度で1時間加熱され、封止樹脂43
が硬化することによって一体化されている。
所定位置に、バンプを対応するパッドに載せた後に、リ
フローで溶融させるなどして半田付けにより接続するこ
とによりフェースダウン形に搭載される。また半導体チ
ップ41と樹脂基板42とは、60℃〜70℃の加温状
態で両者の間の間隙にエポキシ樹脂系の封止樹脂43が
注入され、毛細管現象により間隙全体に充填され、その
後に、150℃の温度で1時間加熱され、封止樹脂43
が硬化することによって一体化されている。
【0031】さらに、44は樹脂基板42の上面両短辺
部分のみにエポキシ樹脂系の接着剤により接着された、
例えばSUS304等のステンレス鋼あるいは銅などに
より形成された補強板である。この補強板44は、樹脂
基板42の両短辺部分の上面に短辺と両端角部を一致さ
せるように分割配置された同一形状の補強部材45でな
り、この補強部材45は、両端に略直角三角形状の広幅
部46と、広幅部46を連設する中間部分に狭幅部47
とを備えたものとなっている。なお、これによって樹脂
基板42の両長辺部分の中間部に、補強板44が固着さ
れていない部分が形成されている。
部分のみにエポキシ樹脂系の接着剤により接着された、
例えばSUS304等のステンレス鋼あるいは銅などに
より形成された補強板である。この補強板44は、樹脂
基板42の両短辺部分の上面に短辺と両端角部を一致さ
せるように分割配置された同一形状の補強部材45でな
り、この補強部材45は、両端に略直角三角形状の広幅
部46と、広幅部46を連設する中間部分に狭幅部47
とを備えたものとなっている。なお、これによって樹脂
基板42の両長辺部分の中間部に、補強板44が固着さ
れていない部分が形成されている。
【0032】そして、補強板44の接着は、補強部材4
5に接着剤を塗布し樹脂基板42の所定位置に載せた
後、接着剤を硬化させるために高温に一定時間、例えば
150℃の温度でl時間、加熱放置しておき、接着剤が
硬化した後に常温にまで戻される。また、補強板44と
半導体チップ41の上面には同じくステンレス鋼あるい
は銅などによりなる樹脂基板42と同じ長方形状の図示
しないカバー板が接着剤により接着されており、さら
に、このカバー板の上面には図示しない放熱フィンが固
着されている。
5に接着剤を塗布し樹脂基板42の所定位置に載せた
後、接着剤を硬化させるために高温に一定時間、例えば
150℃の温度でl時間、加熱放置しておき、接着剤が
硬化した後に常温にまで戻される。また、補強板44と
半導体チップ41の上面には同じくステンレス鋼あるい
は銅などによりなる樹脂基板42と同じ長方形状の図示
しないカバー板が接着剤により接着されており、さら
に、このカバー板の上面には図示しない放熱フィンが固
着されている。
【0033】このように構成されたものでは、樹脂基板
42の厚さが比較的厚くたわみ難いものであり、補強板
44が樹脂基板42の両短辺部分の上面に補強部材45
を設けるようにしてなるものであるため、たわみ難く取
扱い時に簡単に変形してしまうことがない。そして、補
強板44は、樹脂基板42の両短辺部分に補強部材45
を分割配置したもので、4隅角部に各隅角を合致させて
分割配置するよう構成するようにしたものよりも移送や
組み込み等の際に取り扱いやすく、不良などの発生の虞
が少なく、さらに、2つの補強部材45で構成したもの
であるため、補強板44の接着工程に要する時間が短く
てすむ。また、補強板44を接着剤によって樹脂基板4
2に接着する際、接着剤の硬化のために一定時間、高温
に補強板44を接着した樹脂基板42が保持され、接着
剤の硬化後に常温にまで戻されるた時、樹脂基板42と
接着剤、あるいは樹脂基板42と補強板44との間の熱
膨張係数の差で全体に反りが生じる。
42の厚さが比較的厚くたわみ難いものであり、補強板
44が樹脂基板42の両短辺部分の上面に補強部材45
を設けるようにしてなるものであるため、たわみ難く取
扱い時に簡単に変形してしまうことがない。そして、補
強板44は、樹脂基板42の両短辺部分に補強部材45
を分割配置したもので、4隅角部に各隅角を合致させて
分割配置するよう構成するようにしたものよりも移送や
組み込み等の際に取り扱いやすく、不良などの発生の虞
が少なく、さらに、2つの補強部材45で構成したもの
であるため、補強板44の接着工程に要する時間が短く
てすむ。また、補強板44を接着剤によって樹脂基板4
2に接着する際、接着剤の硬化のために一定時間、高温
に補強板44を接着した樹脂基板42が保持され、接着
剤の硬化後に常温にまで戻されるた時、樹脂基板42と
接着剤、あるいは樹脂基板42と補強板44との間の熱
膨張係数の差で全体に反りが生じる。
【0034】しかし、2つの補強部材45でなる補強板
44を両短辺部分のみに接着した樹脂基板42に生じる
反りは、下方に向けて少し凸形となるな反りで、その大
きさは両長辺部分の中間部に補強板44が固着されてい
ないために小さなものとなっている。そして、樹脂基板
42の反り量が小さいので、凸面状となった樹脂基板4
2の下面に配列された半田バンプの高さの差は小さく、
平坦な実装面に対しても半田付けによる接続を確実に行
うことができ、実装歩留は向上し、接続の信頼性も向上
したものとなる。
44を両短辺部分のみに接着した樹脂基板42に生じる
反りは、下方に向けて少し凸形となるな反りで、その大
きさは両長辺部分の中間部に補強板44が固着されてい
ないために小さなものとなっている。そして、樹脂基板
42の反り量が小さいので、凸面状となった樹脂基板4
2の下面に配列された半田バンプの高さの差は小さく、
平坦な実装面に対しても半田付けによる接続を確実に行
うことができ、実装歩留は向上し、接続の信頼性も向上
したものとなる。
【0035】なお、上記の第3の実施形態では、補強板
44の補強部材45が両端に略直角三角形状の広幅部4
6、中間部分に狭幅部47を備えたものとしたが、これ
に限るものではなく、広幅部46が狭幅部47より広幅
の略方形状のものであっても、また補強部材45が角部
に向けて漸増する枠幅を有する形状であっても、第3の
実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
44の補強部材45が両端に略直角三角形状の広幅部4
6、中間部分に狭幅部47を備えたものとしたが、これ
に限るものではなく、広幅部46が狭幅部47より広幅
の略方形状のものであっても、また補強部材45が角部
に向けて漸増する枠幅を有する形状であっても、第3の
実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は樹脂基板に固着した補強板を角部側で固着面積が大き
くなるよう構成したので、樹脂基板の反り量が小さなも
のとなり、実装歩留が向上し、実装時における接続の信
頼性が向上する等の効果を奏する。
は樹脂基板に固着した補強板を角部側で固着面積が大き
くなるよう構成したので、樹脂基板の反り量が小さなも
のとなり、実装歩留が向上し、実装時における接続の信
頼性が向上する等の効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第1の実施形態における横断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る補強板を接着し
た樹脂基板の反りシミュレーション結果を模式的に示す
図である。
た樹脂基板の反りシミュレーション結果を模式的に示す
図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る変形形態の横断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す横断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る補強板を接着し
た樹脂基板の反りシミュレーション結果を模式的に示す
図である。
た樹脂基板の反りシミュレーション結果を模式的に示す
図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る第1の変形形態
の横断面図である。
の横断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る第2の変形形態
の横断面図である。
の横断面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す横断面図であ
る。
る。
【図10】第1の従来例を示す縦断面図である。
【図11】第1の従来例における横断面図である。
【図12】第2の従来例を示す縦断面図である。
【図13】第2の従来例における横断面図である。
【図14】第2の従来例に係る補強板を接着した樹脂基
板の反りのシミュレーション結果を模式的に示す図であ
る。
板の反りのシミュレーション結果を模式的に示す図であ
る。
21,41…半導体チップ 23,42…樹脂基板 28,43…封止樹脂 29,29a,34,34a,34b,44…補強板 31,31a,45…補強部材 35,46…広幅部 36,47…狭幅部 37…定幅部 38…増幅部
Claims (6)
- 【請求項1】 多角形状の基板上に半導体チップを実装
すると共に、前記基板面に補強板を固着してなる半導体
装置において、前記補強板は、前記基板への固着面積が
該基板の角部側で大きくなるよう偏在するものであるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 基板が方形状であると共に、補強板が前
記基板の四隅角部近傍にそれぞれ固着された補強部材に
よってのみなるものであることを特徴とする請求項1記
載の半導体装置。 - 【請求項3】 補強板は、四隅角部の補強部材が同一形
状をなすものであることを特徴とする請求項2記載の半
導体装置。 - 【請求項4】 補強板は、基板と略同外形を有する枠形
状をなすものであって、枠幅が該基板の角部側で広くな
っていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 基板が長方形状であると共に、補強板が
前記基板の両短辺に沿ってそれぞれ固着された補強部材
によりなるものであることを特徴とする請求項1記載の
半導体装置。 - 【請求項6】 補強板は、両短辺の補強部材が同一形状
をなすものであって、該補強部材の幅が基板の角部側で
広くなるよう形成されていることを特徴とする請求項5
記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9191174A JPH1140687A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9191174A JPH1140687A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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- 1997-07-16 JP JP9191174A patent/JPH1140687A/ja active Pending
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