JPH1140975A - 電磁波シールドガスケット及びその製造方法 - Google Patents
電磁波シールドガスケット及びその製造方法Info
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- JPH1140975A JPH1140975A JP21257997A JP21257997A JPH1140975A JP H1140975 A JPH1140975 A JP H1140975A JP 21257997 A JP21257997 A JP 21257997A JP 21257997 A JP21257997 A JP 21257997A JP H1140975 A JPH1140975 A JP H1140975A
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- wave shielding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 見苦しい膨出が生じることがなく、しかも復
元性の悪化の原因となるストレスがベース部や導電性布
が加わることがないようにする。 【構成】 可撓性を有する長尺状のベース部100と、
ベース部100を包み込む導電性有する導電性布300
とを備えており、ベース部100のある面が押圧される
と、押圧された面とは異なる面である左右の両側面11
0が内側に向かって括れるように、予め内側に向かって
凹んでいる。
元性の悪化の原因となるストレスがベース部や導電性布
が加わることがないようにする。 【構成】 可撓性を有する長尺状のベース部100と、
ベース部100を包み込む導電性有する導電性布300
とを備えており、ベース部100のある面が押圧される
と、押圧された面とは異なる面である左右の両側面11
0が内側に向かって括れるように、予め内側に向かって
凹んでいる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電波暗室等
における扉等の開閉部に取り付けられて、電磁波を遮断
する電磁波シールドガスケット及びその製造方法に関す
る。
における扉等の開閉部に取り付けられて、電磁波を遮断
する電磁波シールドガスケット及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電磁波シールドガスケッ
トを図5を参照しつつ説明する。まず、この種の電磁波
シールドガスケットは、例えば電波暗室等における扉等
の開閉部に取り付けられて、電磁波を遮断するものであ
る。
トを図5を参照しつつ説明する。まず、この種の電磁波
シールドガスケットは、例えば電波暗室等における扉等
の開閉部に取り付けられて、電磁波を遮断するものであ
る。
【0003】図5に示す電磁波シールドガスケットは、
ウレタン、EPT、シリコン等の可撓性を有する発泡体
やエラストマー等の伸縮性の高い軟質材(以下、『発泡
体等』とする)からなるベース部900と、このベース
部900を包み込む導電性を有する導電性布910と、
この導電性布910の外面に添付される取付手段として
の両面テープ920とを有している。
ウレタン、EPT、シリコン等の可撓性を有する発泡体
やエラストマー等の伸縮性の高い軟質材(以下、『発泡
体等』とする)からなるベース部900と、このベース
部900を包み込む導電性を有する導電性布910と、
この導電性布910の外面に添付される取付手段として
の両面テープ920とを有している。
【0004】ベース部900は、断面視略矩形状やL字
形状等になる一定の長さ(例えば1m)を有する長尺状
のものであって、導電性布910が接着により包み込む
ようにして外面を覆っている。両面テープ920は、導
電性布910の突き合わせ部分である電磁波シールドガ
スケットの裏面側に添付されている。この両面テープ9
20は、図6(A)に示すように、例えば電波暗室の扉
600が取り付けられる枠体610に取り付けられ、扉
600と枠体610との間の隙間を電磁気的に遮断する
ようになっている。
形状等になる一定の長さ(例えば1m)を有する長尺状
のものであって、導電性布910が接着により包み込む
ようにして外面を覆っている。両面テープ920は、導
電性布910の突き合わせ部分である電磁波シールドガ
スケットの裏面側に添付されている。この両面テープ9
20は、図6(A)に示すように、例えば電波暗室の扉
600が取り付けられる枠体610に取り付けられ、扉
600と枠体610との間の隙間を電磁気的に遮断する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
磁波シールドガスケットは、扉600が閉じられると、
すなわちベース部900に対して垂直な力が加えられる
と、図6(B)に示すように、ベース部900の側面9
01の一部は外側に向かって膨出し、一部は内側に向か
って見苦しく括れるのである。しかも、この膨出により
電磁波シールドガスケットの幅寸法は力が加えられてい
ない場合より大きくなるため、外側にはみ出すことが多
い。さらに、この膨出及び括れは、扉600を閉じるた
びに異なる位置で発生するため、扉600の多数回の開
け閉めによってベース部900や導電性布910にスト
レスが加わり、電磁波シールドガスケットの復元性の悪
化の原因となる。
磁波シールドガスケットは、扉600が閉じられると、
すなわちベース部900に対して垂直な力が加えられる
と、図6(B)に示すように、ベース部900の側面9
01の一部は外側に向かって膨出し、一部は内側に向か
って見苦しく括れるのである。しかも、この膨出により
電磁波シールドガスケットの幅寸法は力が加えられてい
ない場合より大きくなるため、外側にはみ出すことが多
い。さらに、この膨出及び括れは、扉600を閉じるた
びに異なる位置で発生するため、扉600の多数回の開
け閉めによってベース部900や導電性布910にスト
レスが加わり、電磁波シールドガスケットの復元性の悪
化の原因となる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、見苦しい膨出が生じることがなく、しかも復元性の
悪化の原因となるストレスがベース部や導電性布が加わ
ることがない電磁波シールドガスケットとその製造方法
とを提供することを目的としている。
で、見苦しい膨出が生じることがなく、しかも復元性の
悪化の原因となるストレスがベース部や導電性布が加わ
ることがない電磁波シールドガスケットとその製造方法
とを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電磁波シー
ルドガスケットは、可撓性を有する長尺状のベース部
と、このベース部を包み込む導電性有する導電性布とを
備えており、ベース部のある面が押圧されると、押圧さ
れた面とは異なる面が内側に向かって括れるようになっ
ている。
ルドガスケットは、可撓性を有する長尺状のベース部
と、このベース部を包み込む導電性有する導電性布とを
備えており、ベース部のある面が押圧されると、押圧さ
れた面とは異なる面が内側に向かって括れるようになっ
ている。
【0008】本発明に係る電磁波シールドガスケットの
製造方法は、可撓性を有する長尺状のベース部と、この
ベース部を包み込む導電性を有する導電性布とを有して
おり、ベース部のある面が押圧されると、押圧された面
とは異なる面が内側に向かって括れることを特徴とする
電磁波シールドガスケットの製造方法であって、ベース
部と導電性布とを同時に繰り出し、導電性布でベース部
を包み込むとともに、内側に向かって括れる面に対して
垂直な方向から突出部材を押し当てて内側に向かって括
れさせ、この状態で括れる面に対して直交する方向から
加圧するようになっている。
製造方法は、可撓性を有する長尺状のベース部と、この
ベース部を包み込む導電性を有する導電性布とを有して
おり、ベース部のある面が押圧されると、押圧された面
とは異なる面が内側に向かって括れることを特徴とする
電磁波シールドガスケットの製造方法であって、ベース
部と導電性布とを同時に繰り出し、導電性布でベース部
を包み込むとともに、内側に向かって括れる面に対して
垂直な方向から突出部材を押し当てて内側に向かって括
れさせ、この状態で括れる面に対して直交する方向から
加圧するようになっている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
電磁波シールドガスケットの概略的断面図、図2は本発
明の実施の形態に係る電磁波シールドガスケットの製造
方法を説明するための概略的構成図、図3は本発明の実
施の形態に係る電磁波シールドガスケットのベース部の
導電性布による包み込みを示す概略的斜視図、図4は本
発明の実施の形態に係る電磁波シールドガスケットの作
用を示す概略的説明図である。
電磁波シールドガスケットの概略的断面図、図2は本発
明の実施の形態に係る電磁波シールドガスケットの製造
方法を説明するための概略的構成図、図3は本発明の実
施の形態に係る電磁波シールドガスケットのベース部の
導電性布による包み込みを示す概略的斜視図、図4は本
発明の実施の形態に係る電磁波シールドガスケットの作
用を示す概略的説明図である。
【0010】本発明の実施の形態に係る電磁波シールド
ガスケットは、可撓性を有する長尺状のベース部100
と、このベース部100に取り付けられる可撓性を有す
る長尺状の芯材200と、この芯材200及び前記ベー
ス部100を包み込む導電性を有する導電性布300
と、この導電性布300の外面に添付される取付手段と
しての両面テープ400とを有している。
ガスケットは、可撓性を有する長尺状のベース部100
と、このベース部100に取り付けられる可撓性を有す
る長尺状の芯材200と、この芯材200及び前記ベー
ス部100を包み込む導電性を有する導電性布300
と、この導電性布300の外面に添付される取付手段と
しての両面テープ400とを有している。
【0011】前記ベース部100は、従来の電磁波シー
ルドガスケットと同様にウレタン、EPT、シリコン等
の可撓性を有する発泡体等からなる構成されている。ま
た、このベース部100は、図1に示すように、左右の
両側面110の中央部が内側に向かって凹んでいる。こ
の凹みは、後述する電磁波シールドガスケットの製造工
程によって形作られるものである。
ルドガスケットと同様にウレタン、EPT、シリコン等
の可撓性を有する発泡体等からなる構成されている。ま
た、このベース部100は、図1に示すように、左右の
両側面110の中央部が内側に向かって凹んでいる。こ
の凹みは、後述する電磁波シールドガスケットの製造工
程によって形作られるものである。
【0012】このベース部100の上面には、長尺状の
芯材200が接着剤等によって取り付けられている。こ
の芯材200には、ベース部100より伸縮性に劣る素
材、例えば不織布等が用いられる。
芯材200が接着剤等によって取り付けられている。こ
の芯材200には、ベース部100より伸縮性に劣る素
材、例えば不織布等が用いられる。
【0013】ベース部100には芯材200が、それも
ベース部100より伸縮性に劣る芯材200が取り付け
られているため、ベース部100を引っ張っても、芯材
200が取り付けられていないベース部100のみの場
合よりその伸びは低減されている。
ベース部100より伸縮性に劣る芯材200が取り付け
られているため、ベース部100を引っ張っても、芯材
200が取り付けられていないベース部100のみの場
合よりその伸びは低減されている。
【0014】前記導電性布300は、例えば布自体に導
電性のコーティングを施したものであり、導電性を有し
ている。芯材200が取り付けられたベース部100
は、この導電性布300によって包み込まれるのであ
る。この際、ベース部100の下面、すなわち芯材20
0が取り付けられた上面と対向する面において、導電性
布300の両側端部が突き合わされるようにする。
電性のコーティングを施したものであり、導電性を有し
ている。芯材200が取り付けられたベース部100
は、この導電性布300によって包み込まれるのであ
る。この際、ベース部100の下面、すなわち芯材20
0が取り付けられた上面と対向する面において、導電性
布300の両側端部が突き合わされるようにする。
【0015】また、導電性布300には両面テープ40
0が添付される。しかも、この両面テープ400は、前
記導電性布の両側端部が突き合わされた部分を跨ぐよう
にして取り付けられる。
0が添付される。しかも、この両面テープ400は、前
記導電性布の両側端部が突き合わされた部分を跨ぐよう
にして取り付けられる。
【0016】前記芯材200は、ベース部100の上面
に取り付けられるので、導電性布300で包み込んだ場
合、発泡体等であるベース部100にある微小な凹凸が
上面側に現れず優れた平面性を有する電磁波シールドガ
スケットとすることができる。また、ベース部100の
上面は、扉等が接触する部分であるので、上面に芯材2
00を取り付けておくと、扉等によって加えられる単位
面積当たりの圧力が低くなる。このため、圧力が一部に
集中することによる品質の劣化が生じない高品質の電磁
波シールドガスケットとすることができる。
に取り付けられるので、導電性布300で包み込んだ場
合、発泡体等であるベース部100にある微小な凹凸が
上面側に現れず優れた平面性を有する電磁波シールドガ
スケットとすることができる。また、ベース部100の
上面は、扉等が接触する部分であるので、上面に芯材2
00を取り付けておくと、扉等によって加えられる単位
面積当たりの圧力が低くなる。このため、圧力が一部に
集中することによる品質の劣化が生じない高品質の電磁
波シールドガスケットとすることができる。
【0017】このような電磁波シールドガスケットの製
造方法について図2及び図3を参照しつつ説明する。ま
ず、このような電磁波シールドガスケットを製造する製
造装置の概略について説明する。この製造装置は、芯材
200が予め取り付けられたベース部100が巻回され
たリール500と、このリール500からベース部10
0を繰り出す一対の繰り出しローラ510A、510B
と、この繰り出しローラ510A、510Bより上流側
かつ前記リール500より下流側に位置する布取付部5
20と、前記繰り出しローラ510Aの近傍に位置して
おり、両面テープ400を巻回されたテープ用リール5
30と、布取付部520の近傍に位置しており、導電性
布300が巻回された布用リール540とを有してい
る。
造方法について図2及び図3を参照しつつ説明する。ま
ず、このような電磁波シールドガスケットを製造する製
造装置の概略について説明する。この製造装置は、芯材
200が予め取り付けられたベース部100が巻回され
たリール500と、このリール500からベース部10
0を繰り出す一対の繰り出しローラ510A、510B
と、この繰り出しローラ510A、510Bより上流側
かつ前記リール500より下流側に位置する布取付部5
20と、前記繰り出しローラ510Aの近傍に位置して
おり、両面テープ400を巻回されたテープ用リール5
30と、布取付部520の近傍に位置しており、導電性
布300が巻回された布用リール540とを有してい
る。
【0018】前記布取付部520は、芯材200が取り
付けられたベース部100を導電性布300で包み込む
ためのものである。この布取付部520は、図2に示す
ように、入口がベース部100の断面より大きく、出口
がベース部100の断面より若干小さく形成された貫通
孔521Aを有する成型金型521と、この成型金型5
21より上流側に設けられており、ベース部100を導
電性布300で包み込む包込部522と、前記成型金型
521を加熱するヒータ部523とを有している。
付けられたベース部100を導電性布300で包み込む
ためのものである。この布取付部520は、図2に示す
ように、入口がベース部100の断面より大きく、出口
がベース部100の断面より若干小さく形成された貫通
孔521Aを有する成型金型521と、この成型金型5
21より上流側に設けられており、ベース部100を導
電性布300で包み込む包込部522と、前記成型金型
521を加熱するヒータ部523とを有している。
【0019】前記布取付部520の成型金型521の対
向する左右両面には、図2に一点鎖線にて示すように、
略薄板舌片状の突出部材521Aが取り付けられてい
る。この突出部材521Aは、導電性布300で包み込
まれたベース部100の左右の両側面110に圧力を加
えて、両側面110を内側に向かって凹ませるものであ
る。かかる突出部材521Aは、略薄板舌片状に形成さ
れているので、確実に両側面110を内側に向かって凹
ませることができる。
向する左右両面には、図2に一点鎖線にて示すように、
略薄板舌片状の突出部材521Aが取り付けられてい
る。この突出部材521Aは、導電性布300で包み込
まれたベース部100の左右の両側面110に圧力を加
えて、両側面110を内側に向かって凹ませるものであ
る。かかる突出部材521Aは、略薄板舌片状に形成さ
れているので、確実に両側面110を内側に向かって凹
ませることができる。
【0020】電磁波シールドガスケットは、このように
構成された製造装置によって次のように製造される。ま
ず、芯材200が取り付けられたベース部100は、リ
ール500に巻回されており、一対の繰り出しローラ5
10A、510Bに引っ張られて一定の速度でリール5
00から繰り出される。ここで、ベース部100にはベ
ース部100より伸縮性に劣る素材からなる芯材200
が取り付けられているため、繰り出しローラ510A、
510Bの引っ張る力が微妙に変化したとしても、芯材
200がないベース部100より伸び縮みする度合いが
はるかに小さい。
構成された製造装置によって次のように製造される。ま
ず、芯材200が取り付けられたベース部100は、リ
ール500に巻回されており、一対の繰り出しローラ5
10A、510Bに引っ張られて一定の速度でリール5
00から繰り出される。ここで、ベース部100にはベ
ース部100より伸縮性に劣る素材からなる芯材200
が取り付けられているため、繰り出しローラ510A、
510Bの引っ張る力が微妙に変化したとしても、芯材
200がないベース部100より伸び縮みする度合いが
はるかに小さい。
【0021】具体的には、ベース部100は、芯材20
0が取り付けられた上面が下向きになるように前記包込
部522に、導電性布300とともに導入される。
0が取り付けられた上面が下向きになるように前記包込
部522に、導電性布300とともに導入される。
【0022】導電性布300は、前記包込部522に導
入される際に、ベース部100の上面、すなわち芯材2
00側からあてがわれるようになっている(図3(A)
参照)。この包込部522では、導電性布300の一方
の端部が下側になり、他方の端部が上側になるようにベ
ース部100の下面側に折り込まれる(図3(B)参
照)。
入される際に、ベース部100の上面、すなわち芯材2
00側からあてがわれるようになっている(図3(A)
参照)。この包込部522では、導電性布300の一方
の端部が下側になり、他方の端部が上側になるようにベ
ース部100の下面側に折り込まれる(図3(B)参
照)。
【0023】成型金型521に導入された導電性布30
0の内側面(ベース部100に接する面)には、熱硬化
性の接着剤が予め塗布されているので、成型金型521
において加熱及び加圧されることにより、導電性布30
0はベース部100を包み込んだ状態で接着される。こ
の際、図3(B)に示すように、この成型金型521に
設けられた突出部材521Aは、ベース部100の左右
の両側面110を導電性布300とともに内側に向かっ
て力を与えるので、ベース部100及び導電性布300
は、内側に向かって括れた状態になる。また、突出部材
521Aは、ベース部100の左右の両側面110に対
して力を与えるため、導電性布300を前記両側面11
0に対してより密着させるようになる。さらに、これに
よってベース部100の両側面110が内側に向かって
括れるため、より引き出しやすくなるという効果もあ
る。なお、図3(B)に示す状態では、手前側の導電性
布300、すなわち突出部材521Aの位置を通過した
導電性布300はベース部100を包み込むような状態
になっているが、奥側である突出部材521Aを通過す
る以前の導電性布300はベース部100の上面を完全
には包み込んでいない状態である。
0の内側面(ベース部100に接する面)には、熱硬化
性の接着剤が予め塗布されているので、成型金型521
において加熱及び加圧されることにより、導電性布30
0はベース部100を包み込んだ状態で接着される。こ
の際、図3(B)に示すように、この成型金型521に
設けられた突出部材521Aは、ベース部100の左右
の両側面110を導電性布300とともに内側に向かっ
て力を与えるので、ベース部100及び導電性布300
は、内側に向かって括れた状態になる。また、突出部材
521Aは、ベース部100の左右の両側面110に対
して力を与えるため、導電性布300を前記両側面11
0に対してより密着させるようになる。さらに、これに
よってベース部100の両側面110が内側に向かって
括れるため、より引き出しやすくなるという効果もあ
る。なお、図3(B)に示す状態では、手前側の導電性
布300、すなわち突出部材521Aの位置を通過した
導電性布300はベース部100を包み込むような状態
になっているが、奥側である突出部材521Aを通過す
る以前の導電性布300はベース部100の上面を完全
には包み込んでいない状態である。
【0024】また、上側の繰り出しローラ510Aの近
傍には、両面テープ400が巻回されたテープ用リール
530が設けられている。このテープ用リール530に
巻回された両面テープ400は、上側の繰り出しローラ
510Aと、導電性布300で包み込まれたベース部1
00との間に導入される。従って、両面テープ400
は、電磁波シールドガスケットの下面側に添付されるこ
とになる。しかも、上下の繰り出しローラ510A、5
10Bとの間で、電磁波シールドガスケットは、図3
(C)に示すように圧し潰されるので、ベース部100
の左右の両側面110に確実に括れが形成される。
傍には、両面テープ400が巻回されたテープ用リール
530が設けられている。このテープ用リール530に
巻回された両面テープ400は、上側の繰り出しローラ
510Aと、導電性布300で包み込まれたベース部1
00との間に導入される。従って、両面テープ400
は、電磁波シールドガスケットの下面側に添付されるこ
とになる。しかも、上下の繰り出しローラ510A、5
10Bとの間で、電磁波シールドガスケットは、図3
(C)に示すように圧し潰されるので、ベース部100
の左右の両側面110に確実に括れが形成される。
【0025】すなわち、この製造装置によって製造され
た電磁波シールドガスケットは、図1に示すように、左
右の両側面111が内側に向かって凹んでいるのであ
る。
た電磁波シールドガスケットは、図1に示すように、左
右の両側面111が内側に向かって凹んでいるのであ
る。
【0026】次に、このように構成された電磁波シール
ドガスケットの作用について説明する。例えば、図4
(A)に示すように、電磁波シールドガスケットは、左
右の両側面110を外側に向けた状態で扉600の枠体
610の突部611に沿って取り付けられるとする。
ドガスケットの作用について説明する。例えば、図4
(A)に示すように、電磁波シールドガスケットは、左
右の両側面110を外側に向けた状態で扉600の枠体
610の突部611に沿って取り付けられるとする。
【0027】扉600を閉じた状態では、扉600が枠
体610の突部611に向かって押しつけられるため、
電磁波シールドガスケットは両者の間に挟まって圧縮さ
れる。この状態で、導電性布300は扉600と接触す
るとともに、枠体610とも接触する。従って、扉60
0と枠体610とは電磁波シールドガスケットの導電性
布300を介して電気的に接続されることになるので、
両者の間では電磁気的な遮蔽が行われていることにな
る。
体610の突部611に向かって押しつけられるため、
電磁波シールドガスケットは両者の間に挟まって圧縮さ
れる。この状態で、導電性布300は扉600と接触す
るとともに、枠体610とも接触する。従って、扉60
0と枠体610とは電磁波シールドガスケットの導電性
布300を介して電気的に接続されることになるので、
両者の間では電磁気的な遮蔽が行われていることにな
る。
【0028】この際、電磁波シールドガスケットは、図
4(B)に示すように、ベース部100の左右の両側面
110が内側に向かって凹んだ部分から内側に向かって
括れる。すなわち、両側面110は、外側に向かって膨
出することがなく、しかも必ず凹んだ部分から括れるよ
うになる。また、ベース部100に芯材200が取り付
けられているため、扉600による力が均一にベース部
100に加わるため、両側面110の括れは均一にな
る。
4(B)に示すように、ベース部100の左右の両側面
110が内側に向かって凹んだ部分から内側に向かって
括れる。すなわち、両側面110は、外側に向かって膨
出することがなく、しかも必ず凹んだ部分から括れるよ
うになる。また、ベース部100に芯材200が取り付
けられているため、扉600による力が均一にベース部
100に加わるため、両側面110の括れは均一にな
る。
【0029】また、扉600を開けると、電磁波シール
ドガスケットに加えられていた力が無くなるため、電磁
波シールドガスケットはベース部100の有する復元力
により元の形状に復帰する。すなわち、図4(A)に示
す状態に復帰する。
ドガスケットに加えられていた力が無くなるため、電磁
波シールドガスケットはベース部100の有する復元力
により元の形状に復帰する。すなわち、図4(A)に示
す状態に復帰する。
【0030】なお、上述した実施の形態では、ベース部
100には芯材200が取り付けられるとしたが、本発
明がこれに限定されるわけでなはく、芯材200がない
ものであってもよい。
100には芯材200が取り付けられるとしたが、本発
明がこれに限定されるわけでなはく、芯材200がない
ものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る電磁波シールドガスケット
は、可撓性を有する長尺状のベース部と、このベース部
を包み込む導電性有する導電性布とを備えており、ベー
ス部のある面が押圧されると、押圧された面とは異なる
面が内側に向かって括れるように構成されている。
は、可撓性を有する長尺状のベース部と、このベース部
を包み込む導電性有する導電性布とを備えており、ベー
ス部のある面が押圧されると、押圧された面とは異なる
面が内側に向かって括れるように構成されている。
【0032】このため、扉等で押圧されたとしても、押
圧された面とは異なる面、例えば側面は内側に向かって
括れるため、外側に見苦しく膨出することがない。ま
た、括れが常に同じ位置で発生するため、扉等を多数回
の開け閉めしても電磁波シールドガスケットの復元性の
悪化の原因となるベース部や導電性布へのストレスがな
い。
圧された面とは異なる面、例えば側面は内側に向かって
括れるため、外側に見苦しく膨出することがない。ま
た、括れが常に同じ位置で発生するため、扉等を多数回
の開け閉めしても電磁波シールドガスケットの復元性の
悪化の原因となるベース部や導電性布へのストレスがな
い。
【0033】また、前記内側に向かって括れる面は、ベ
ース部のある面が押圧されない状態でも内側に向かって
凹んでいるので、確実に同じ位置、すなわち凹んだ部分
で括れることになる。
ース部のある面が押圧されない状態でも内側に向かって
凹んでいるので、確実に同じ位置、すなわち凹んだ部分
で括れることになる。
【0034】さらに、前記ベース部に可撓性を有する芯
材が取り付けられていると、ベース部に加わる力が均一
化されるので、より両側面の括れは均一になる。
材が取り付けられていると、ベース部に加わる力が均一
化されるので、より両側面の括れは均一になる。
【0035】一方、本発明に係る電磁波シールドガスケ
ットの製造方法は、可撓性を有する長尺状のベース部
と、このベース部を包み込む導電性を有する導電性布と
を有しており、ベース部のある面が押圧されると、押圧
された面とは異なる面が内側に向かって括れることを特
徴とする電磁波シールドガスケットの製造方法であっ
て、ベース部と導電性布とを同時に繰り出し、導電性布
でベース部を包み込むとともに、内側に向かって括れる
面に対して垂直な方向から突出部材を押し当てて内側に
向かって括れさせ、この状態で括れる面に対して直交す
る方向から加圧するようになっている。
ットの製造方法は、可撓性を有する長尺状のベース部
と、このベース部を包み込む導電性を有する導電性布と
を有しており、ベース部のある面が押圧されると、押圧
された面とは異なる面が内側に向かって括れることを特
徴とする電磁波シールドガスケットの製造方法であっ
て、ベース部と導電性布とを同時に繰り出し、導電性布
でベース部を包み込むとともに、内側に向かって括れる
面に対して垂直な方向から突出部材を押し当てて内側に
向かって括れさせ、この状態で括れる面に対して直交す
る方向から加圧するようになっている。
【0036】従って、この製造方法によると、括れるべ
き面に確実に凹みを形成することができ、これによって
製造された電磁波シールドガスケットは上述した効果を
発揮する。
き面に確実に凹みを形成することができ、これによって
製造された電磁波シールドガスケットは上述した効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電磁波シールドガス
ケットの概略的断面図である。
ケットの概略的断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る電磁波シールドガス
ケットの製造方法を説明するための概略的構成図であ
る。
ケットの製造方法を説明するための概略的構成図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係る電磁波シールドガス
ケットのベース部の導電性布による包み込みを示す概略
的斜視図である。
ケットのベース部の導電性布による包み込みを示す概略
的斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る電磁波シールドガス
ケットの作用を示す概略的説明図である。
ケットの作用を示す概略的説明図である。
【図5】従来のこの種の電磁波シールドガスケットの概
略的断面図である。
略的断面図である。
【図6】従来のこの種の電磁波シールドガスケットの問
題点を示す概略的説明図である。
題点を示す概略的説明図である。
100 ベース部 200 芯材 300 導電性布
Claims (4)
- 【請求項1】 可撓性を有する長尺状のベース部と、こ
のベース部を包み込む導電性有する導電性布とを具備し
ており、ベース部のある面が押圧されると、押圧された
面とは異なる面が内側に向かって括れることを特徴とす
る電磁波シールドガスケット。 - 【請求項2】 前記内側に向かって括れる面は、ベース
部のある面が押圧されない状態でも内側に向かって凹ん
でいることを特徴とする請求項1記載の電磁波シールド
ガスケット。 - 【請求項3】 前記ベース部には、可撓性を有する芯材
が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2
記載の電磁波シールドガスケット。 - 【請求項4】 可撓性を有する長尺状のベース部と、こ
のベース部を包み込む導電性を有する導電性布とを有し
ており、ベース部のある面が押圧されると、押圧された
面とは異なる面が内側に向かって括れることを特徴とす
る電磁波シールドガスケットの製造方法において、ベー
ス部と導電性布とを同時に繰り出し、導電性布でベース
部を包み込むとともに、内側に向かって括れる面に対し
て垂直な方向から突出部材を押し当てて内側に向かって
括れさせ、この状態で括れる面に対して直交する方向か
ら加圧することを特徴とする電磁波シールドガスケット
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21257997A JPH1140975A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 電磁波シールドガスケット及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21257997A JPH1140975A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 電磁波シールドガスケット及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140975A true JPH1140975A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16625045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21257997A Pending JPH1140975A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 電磁波シールドガスケット及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1140975A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007250963A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Nippon Jitsupaa Chiyuubingu Kk | 電磁波シールドガスケットの製造方法 |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP21257997A patent/JPH1140975A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007250963A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Nippon Jitsupaa Chiyuubingu Kk | 電磁波シールドガスケットの製造方法 |
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