JPH1141059A - 水晶振動子 - Google Patents
水晶振動子Info
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- JPH1141059A JPH1141059A JP20864697A JP20864697A JPH1141059A JP H1141059 A JPH1141059 A JP H1141059A JP 20864697 A JP20864697 A JP 20864697A JP 20864697 A JP20864697 A JP 20864697A JP H1141059 A JPH1141059 A JP H1141059A
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Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水晶片とベースとの隙間部分へ掻き出されて
介在した半田が硬化して形成される半田ボールによる悪
影響を受けない、より信頼性の高い水晶振動子を提供す
る。 【解決手段】 励振電極が形成された水晶片1と、リー
ド端子5,6がガラスGを介して気密かつ絶縁して植設
され、アウターリード部51,61とインナーリード部
52,62を構成してなるベース4と、これら水晶片と
ベースのインナーリード部を含む領域を気密封止してな
るキャップとを具備し、前記リード端子のインナーリー
ド部の間に前記水晶片を直立配置して、前記励振電極と
前記インナーリード部とを半田Hにより電気的機械的に
接続されてなる水晶振動子において、前記水晶片の底面
に半田接合膜24,34を形成した。
介在した半田が硬化して形成される半田ボールによる悪
影響を受けない、より信頼性の高い水晶振動子を提供す
る。 【解決手段】 励振電極が形成された水晶片1と、リー
ド端子5,6がガラスGを介して気密かつ絶縁して植設
され、アウターリード部51,61とインナーリード部
52,62を構成してなるベース4と、これら水晶片と
ベースのインナーリード部を含む領域を気密封止してな
るキャップとを具備し、前記リード端子のインナーリー
ド部の間に前記水晶片を直立配置して、前記励振電極と
前記インナーリード部とを半田Hにより電気的機械的に
接続されてなる水晶振動子において、前記水晶片の底面
に半田接合膜24,34を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器などに組み
込まれる水晶振動子に関し、特にベースに植設されたリ
ード端子間に直立配置してなる水晶振動子の電極形状に
関するものである。
込まれる水晶振動子に関し、特にベースに植設されたリ
ード端子間に直立配置してなる水晶振動子の電極形状に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な水晶振動子を音叉型の水
晶振動子を例にして図面とともに説明する。図7は従来
の音叉型水晶振動子を示す分解斜視図である。音叉型水
晶片1は、共振部分としての音叉脚部11,12、共振
部分を支え、かつ支持部分としての基部13よりなり、
第一の励振電極2が脚部11の表裏面と脚部12の内外
側面に形成されて各々共通接続され、第二の励振電極3
が脚部11の内外側面と脚部12の表裏面に形成されて
各々共通接続されている。また、円筒形状の金属ベース
4は、リード端子5,6がガラスGを介して気密かつ絶
縁して植設され、アウターリード部51,61とインナ
ーリード部52,62を構成されている。そして、前記
インナーリード部52,62に、クリーム半田Hを塗布
し、前記インナーリード部52,62の間に、前記音叉
型水晶片1を挿入して直立配置した後、前記半田を硬化
させて機械的に接合するとともに、前記励振電極とリー
ド端子を電気的に接続していた。そして、これらの音叉
型水晶片が搭載されたインナーリード部側の金属ベース
部分を図示しない金属製のキャップにより気密封止し
て、最終的な音叉型水晶振動子として製品化されてい
た。
晶振動子を例にして図面とともに説明する。図7は従来
の音叉型水晶振動子を示す分解斜視図である。音叉型水
晶片1は、共振部分としての音叉脚部11,12、共振
部分を支え、かつ支持部分としての基部13よりなり、
第一の励振電極2が脚部11の表裏面と脚部12の内外
側面に形成されて各々共通接続され、第二の励振電極3
が脚部11の内外側面と脚部12の表裏面に形成されて
各々共通接続されている。また、円筒形状の金属ベース
4は、リード端子5,6がガラスGを介して気密かつ絶
縁して植設され、アウターリード部51,61とインナ
ーリード部52,62を構成されている。そして、前記
インナーリード部52,62に、クリーム半田Hを塗布
し、前記インナーリード部52,62の間に、前記音叉
型水晶片1を挿入して直立配置した後、前記半田を硬化
させて機械的に接合するとともに、前記励振電極とリー
ド端子を電気的に接続していた。そして、これらの音叉
型水晶片が搭載されたインナーリード部側の金属ベース
部分を図示しない金属製のキャップにより気密封止し
て、最終的な音叉型水晶振動子として製品化されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クリーム半田
が塗布されたインナーリード部の間に音叉型水晶片を挿
入する際、インナーリード部に塗布された前記クリーム
半田の一部が、音叉型水晶片の基部の底面により下方向
のベースのガラス部分へと掻き出され、音叉型水晶片と
ベースのガラス部分との隙間に残存することがあった。
特に、図8に示すように、上面がガラスGで形成されて
るベースを用いる場合、表面張力の影響により、ガラス
Gのリード端子5,6の近傍部分が盛り上がって形成さ
れるため、音叉型水晶片1をベースのガラスGに密接し
て搭載しても、隙間部分Sが形成され、この隙間部分S
にクリーム半田Hが掻き出されて介在しやすい。半田は
水晶素地部分とは接合されないため、この残存したクリ
ーム半田が後に硬化して半田ボールを形成し、製品化後
に前記隙間部分から出てきて、前記音叉型水晶片に付着
する等により音叉型水晶振動子の特性に悪影響を及ぼし
ていた。
が塗布されたインナーリード部の間に音叉型水晶片を挿
入する際、インナーリード部に塗布された前記クリーム
半田の一部が、音叉型水晶片の基部の底面により下方向
のベースのガラス部分へと掻き出され、音叉型水晶片と
ベースのガラス部分との隙間に残存することがあった。
特に、図8に示すように、上面がガラスGで形成されて
るベースを用いる場合、表面張力の影響により、ガラス
Gのリード端子5,6の近傍部分が盛り上がって形成さ
れるため、音叉型水晶片1をベースのガラスGに密接し
て搭載しても、隙間部分Sが形成され、この隙間部分S
にクリーム半田Hが掻き出されて介在しやすい。半田は
水晶素地部分とは接合されないため、この残存したクリ
ーム半田が後に硬化して半田ボールを形成し、製品化後
に前記隙間部分から出てきて、前記音叉型水晶片に付着
する等により音叉型水晶振動子の特性に悪影響を及ぼし
ていた。
【0004】本発明の目的は、水晶片とベースとの隙間
部分へ掻き出されて介在した半田が硬化して形成される
半田ボールによる悪影響を受けない、より信頼性の高い
水晶振動子を提供することを目的とする。
部分へ掻き出されて介在した半田が硬化して形成される
半田ボールによる悪影響を受けない、より信頼性の高い
水晶振動子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の水晶振動子は、
上記問題点を解決するために、特許請求項1に示すよう
に、励振電極が形成された水晶片と、複数のリード端子
がガラス材を介して気密かつ絶縁して植設され、アウタ
ーリード部とインナーリード部を構成してなるベース
と、これら水晶片とベースのインナーリード部を含む領
域を気密封止してなるキャップとを具備し、前記リード
端子のインナーリード部の間に前記水晶片を直立配置し
て、前記励振電極と前記インナーリード部とを半田によ
り電気的機械的に接続されてなる水晶振動子において、
前記水晶片の底面に半田接合膜を形成したことを特徴と
する。
上記問題点を解決するために、特許請求項1に示すよう
に、励振電極が形成された水晶片と、複数のリード端子
がガラス材を介して気密かつ絶縁して植設され、アウタ
ーリード部とインナーリード部を構成してなるベース
と、これら水晶片とベースのインナーリード部を含む領
域を気密封止してなるキャップとを具備し、前記リード
端子のインナーリード部の間に前記水晶片を直立配置し
て、前記励振電極と前記インナーリード部とを半田によ
り電気的機械的に接続されてなる水晶振動子において、
前記水晶片の底面に半田接合膜を形成したことを特徴と
する。
【0006】また、特許請求項2に示すように、少なく
とも二本の脚部を有し、かつ第一の励振電極と第二の励
振電極が形成されてなる水晶片と、複数のリード端子が
ガラス材を介して気密かつ絶縁して植設され、アウター
リード部とインナーリード部を構成してなるベースと、
これら水晶片とベースのインナーリード部を含む領域を
気密封止してなるキャップとを具備し、前記リード端子
のインナーリード部の間に前記水晶片を直立配置して、
前記励振電極と前記インナーリード部とを半田により電
気的機械的に接続されてなる水晶振動子において、前記
水晶片の底面に半田接合膜を形成したことを特徴とす
る。
とも二本の脚部を有し、かつ第一の励振電極と第二の励
振電極が形成されてなる水晶片と、複数のリード端子が
ガラス材を介して気密かつ絶縁して植設され、アウター
リード部とインナーリード部を構成してなるベースと、
これら水晶片とベースのインナーリード部を含む領域を
気密封止してなるキャップとを具備し、前記リード端子
のインナーリード部の間に前記水晶片を直立配置して、
前記励振電極と前記インナーリード部とを半田により電
気的機械的に接続されてなる水晶振動子において、前記
水晶片の底面に半田接合膜を形成したことを特徴とす
る。
【0007】上記構成により、水晶片とベースとの隙間
部分へ半田が掻き出されて介在しても、半田は前記水晶
片の底面に形成された半田接合膜に付着し硬化する。そ
の結果、半田ボールが形成されず、前記隙間部分から半
田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田ボールが
付着する等の悪影響がなくなり、不発振や周波数変動等
の不具合を防止する。
部分へ半田が掻き出されて介在しても、半田は前記水晶
片の底面に形成された半田接合膜に付着し硬化する。そ
の結果、半田ボールが形成されず、前記隙間部分から半
田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田ボールが
付着する等の悪影響がなくなり、不発振や周波数変動等
の不具合を防止する。
【0008】また、特許請求項3に示すように、前記半
田接合膜は、前記励振電極から前記水晶片の底面の両端
部へ引き回された引出電極により構成してもよい。
田接合膜は、前記励振電極から前記水晶片の底面の両端
部へ引き回された引出電極により構成してもよい。
【0009】上記構成により、水晶片とベースとの隙間
部分へ半田が掻き出されて介在しても、半田は前記水晶
片の底面両端部分に形成された引出電極のうち、どちら
かの引出電極に付着し硬化する。その結果、半田ボール
が形成されず、前記隙間部分から半田ボールが出てこな
いため、前記水晶片に半田ボールが付着する事がなくな
り、不発振や周波数変動等の不具合を防止する。そし
て、この引出電極は、励振電極形成時に一体的に形成す
ることができるため、後工程がなく極めて効率的に製造
することができる。
部分へ半田が掻き出されて介在しても、半田は前記水晶
片の底面両端部分に形成された引出電極のうち、どちら
かの引出電極に付着し硬化する。その結果、半田ボール
が形成されず、前記隙間部分から半田ボールが出てこな
いため、前記水晶片に半田ボールが付着する事がなくな
り、不発振や周波数変動等の不具合を防止する。そし
て、この引出電極は、励振電極形成時に一体的に形成す
ることができるため、後工程がなく極めて効率的に製造
することができる。
【0010】また、特許請求項4に示すように、前記半
田接合膜は、前記励振電極とは電気的に接続されず、か
つ前記水晶片の底面に形成された独立電極により構成し
てもよい。
田接合膜は、前記励振電極とは電気的に接続されず、か
つ前記水晶片の底面に形成された独立電極により構成し
てもよい。
【0011】上記構成により、水晶片とベースとの隙間
部分に半田が掻き出されて介在しても、半田は前記水晶
片の底面中央部に形成された独立電極に付着し硬化す
る。その結果、半田ボールが形成されず、前記隙間部分
から半田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田ボ
ールが付着する事がなくなり、不発振や周波数変動等の
不具合を防止する。そして、前記独立電極は励振電極と
電気的に接続されずに独立していることから、励振電極
の面積を変化させることない。このため、設定した容量
(C0)を変化させず、所望の発振周波数を得ることが
できる。また、この独立電極は、励振電極形成と同時に
形成した場合、後工程がなく極めて効率的に製造するこ
とができる。また、この独立電極を、別工程により形成
した場合、当該独立電極は前記励振電極と異なった材料
を用いることができるため、よりぬれ性の良好な酸化し
にくい金属材料(例えば、Au)を採用し、半田の付着
性を向上させ、硬化後の半田剥離をより一層防止するこ
とができる。
部分に半田が掻き出されて介在しても、半田は前記水晶
片の底面中央部に形成された独立電極に付着し硬化す
る。その結果、半田ボールが形成されず、前記隙間部分
から半田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田ボ
ールが付着する事がなくなり、不発振や周波数変動等の
不具合を防止する。そして、前記独立電極は励振電極と
電気的に接続されずに独立していることから、励振電極
の面積を変化させることない。このため、設定した容量
(C0)を変化させず、所望の発振周波数を得ることが
できる。また、この独立電極は、励振電極形成と同時に
形成した場合、後工程がなく極めて効率的に製造するこ
とができる。また、この独立電極を、別工程により形成
した場合、当該独立電極は前記励振電極と異なった材料
を用いることができるため、よりぬれ性の良好な酸化し
にくい金属材料(例えば、Au)を採用し、半田の付着
性を向上させ、硬化後の半田剥離をより一層防止するこ
とができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例を音叉型水晶振
動子を例にし、図面とともに説明する。図1は本発明の
第1の実施例を示す音叉型水晶振動子の分解斜視図であ
る。図2は第1の実施例における電極形成用の蒸着マス
クを示す透視平面図であり、図3は第1の実施例におけ
る電極形成用のスペーサを示す透視平面図である。尚、
従来と同様の部分については同番号を付した。
動子を例にし、図面とともに説明する。図1は本発明の
第1の実施例を示す音叉型水晶振動子の分解斜視図であ
る。図2は第1の実施例における電極形成用の蒸着マス
クを示す透視平面図であり、図3は第1の実施例におけ
る電極形成用のスペーサを示す透視平面図である。尚、
従来と同様の部分については同番号を付した。
【0013】音叉型水晶片1は、共振部分としての音叉
脚部11,12、共振部分を支え、かつ支持部分として
の基部13よりなり、前記音叉型水晶片1の共振部分に
は第一の励振電極2と、第二の励振電極3が形成され
る。
脚部11,12、共振部分を支え、かつ支持部分として
の基部13よりなり、前記音叉型水晶片1の共振部分に
は第一の励振電極2と、第二の励振電極3が形成され
る。
【0014】第一の励振電極2は、脚部11の表裏面に
電極21(裏面については図示せず)と、脚部12の内
外側面に電極22(内側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極2
3(裏面については図示せず)、及び基部13の底面の
片端部に設けられた引出電極24、脚部12に設けられ
た引出電極25を介して各々共通接続されている。
電極21(裏面については図示せず)と、脚部12の内
外側面に電極22(内側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極2
3(裏面については図示せず)、及び基部13の底面の
片端部に設けられた引出電極24、脚部12に設けられ
た引出電極25を介して各々共通接続されている。
【0015】第二の励振電極3は、脚部12の表裏面に
電極31(裏面については図示せず)と、脚部11の内
外側面に電極32(外側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極3
3(裏面については図示せず)、及び基部13の底面の
他の片端部に設けられた引出電極34、脚部11に設け
られた引出電極35を介して各々共通接続されている。
電極31(裏面については図示せず)と、脚部11の内
外側面に電極32(外側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極3
3(裏面については図示せず)、及び基部13の底面の
他の片端部に設けられた引出電極34、脚部11に設け
られた引出電極35を介して各々共通接続されている。
【0016】これらの電極構造を設ける方法として、図
3に示すような、金属製のスペーサ7に前記音叉型水晶
片を収容し、図2に示すような、金属製の蒸着マスク8
を2枚用いて、お互いの蒸着マスクを対向させて音叉型
水晶片1の表裏面を挟持し、例えば真空蒸着法等の手法
により前記音叉型水晶片1の主面及び側面にクロム、
銀、金等の電極材料を付着させていた。尚、図2、図3
の点線は蒸着マスクに挟持される音叉型水晶片を示す。
3に示すような、金属製のスペーサ7に前記音叉型水晶
片を収容し、図2に示すような、金属製の蒸着マスク8
を2枚用いて、お互いの蒸着マスクを対向させて音叉型
水晶片1の表裏面を挟持し、例えば真空蒸着法等の手法
により前記音叉型水晶片1の主面及び側面にクロム、
銀、金等の電極材料を付着させていた。尚、図2、図3
の点線は蒸着マスクに挟持される音叉型水晶片を示す。
【0017】以上のように電極形成された音叉型水晶片
を搭載する円筒形状の金属ベース4は、リード端子5,
6がガラスGを介して気密かつ絶縁して植設され、アウ
ターリード部51,61とインナーリード部52,62
を構成している。
を搭載する円筒形状の金属ベース4は、リード端子5,
6がガラスGを介して気密かつ絶縁して植設され、アウ
ターリード部51,61とインナーリード部52,62
を構成している。
【0018】そして、前記インナーリード部52,62
に、クリーム半田Hを塗布し、前記インナーリード部5
2,62の間に、前記音叉型水晶片1を挿入して直立配
置した後、前記半田を硬化させて機械的に接合するとと
もに、前記励振電極とリード端子を電気的に接続してい
た。そして、これらの音叉型水晶片が搭載されたインナ
ーリード部側の金属ベース部分を図示しない金属製のキ
ャップにより気密封止して音叉型水晶振動子の完成とな
る。
に、クリーム半田Hを塗布し、前記インナーリード部5
2,62の間に、前記音叉型水晶片1を挿入して直立配
置した後、前記半田を硬化させて機械的に接合するとと
もに、前記励振電極とリード端子を電気的に接続してい
た。そして、これらの音叉型水晶片が搭載されたインナ
ーリード部側の金属ベース部分を図示しない金属製のキ
ャップにより気密封止して音叉型水晶振動子の完成とな
る。
【0019】本発明の第1の実施例においては、前記音
叉型水晶片1の底面両端部に形成された引出電極24,
34が、半田接合膜としても機能するため、前記音叉型
水晶片1とベース4との隙間部分へ掻き出されて介在し
た半田を付着させ、硬化後の半田剥離を防止することが
できる。
叉型水晶片1の底面両端部に形成された引出電極24,
34が、半田接合膜としても機能するため、前記音叉型
水晶片1とベース4との隙間部分へ掻き出されて介在し
た半田を付着させ、硬化後の半田剥離を防止することが
できる。
【0020】次に、本発明の第2の実施例を音叉型水晶
振動子を例にし、図面とともに説明する。図4は本発明
の第2の実施例を示す音叉型水晶振動子の分解斜視図で
ある。図5は第2の実施例における電極形成用の蒸着マ
スクを示す透視平面図であり、図6は第2の実施例にお
ける電極形成用のスペーサを示す透視平面図である。
尚、従来の実施例、並びに第1の実施例と同様の部分に
ついては同番号を付した。
振動子を例にし、図面とともに説明する。図4は本発明
の第2の実施例を示す音叉型水晶振動子の分解斜視図で
ある。図5は第2の実施例における電極形成用の蒸着マ
スクを示す透視平面図であり、図6は第2の実施例にお
ける電極形成用のスペーサを示す透視平面図である。
尚、従来の実施例、並びに第1の実施例と同様の部分に
ついては同番号を付した。
【0021】音叉型水晶片1は、共振部分としての音叉
脚部11,12、共振部分を支え、かつ支持部分として
の基部13よりなり、前記音叉型水晶片1の共振部分に
は第一の励振電極2と、第二の励振電極3が形成され
る。また、基部13の底面の中央部には前記第一の励振
電極2、並びに第二の励振電極3と電気的に接続されな
い独立電極9が形成される。
脚部11,12、共振部分を支え、かつ支持部分として
の基部13よりなり、前記音叉型水晶片1の共振部分に
は第一の励振電極2と、第二の励振電極3が形成され
る。また、基部13の底面の中央部には前記第一の励振
電極2、並びに第二の励振電極3と電気的に接続されな
い独立電極9が形成される。
【0022】第一の励振電極2は、脚部11の表裏面に
電極21(裏面については図示せず)と、脚部12の内
外側面に電極22(内側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極2
3(裏面については図示せず)、脚部12に設けられた
引出電極25を介して各々共通接続されている。
電極21(裏面については図示せず)と、脚部12の内
外側面に電極22(内側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極2
3(裏面については図示せず)、脚部12に設けられた
引出電極25を介して各々共通接続されている。
【0023】第二の励振電極3は、脚部12の表裏面に
電極31(裏面については図示せず)と、脚部11の内
外側面に電極32(外側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極3
3(裏面については図示せず)、脚部11に設けられた
引出電極35を介して各々共通接続されている。
電極31(裏面については図示せず)と、脚部11の内
外側面に電極32(外側面は図示せず)が形成され、こ
れらの電極は基部13の表裏面に設けられた引出電極3
3(裏面については図示せず)、脚部11に設けられた
引出電極35を介して各々共通接続されている。
【0024】これらの電極構造を設ける方法は、図6に
示すような、金属製のスペーサ71に前記音叉型水晶片
を収容し、図5に示すような、金属製の蒸着マスク81
を2枚用いて、お互いの蒸着マスクを対向させて音叉型
水晶片1の表裏面を挟持し、例えば真空蒸着法等の手法
により前記音叉型水晶片1の主面及び側面にクロム、
銀、金等の電極材料を付着させていた。尚、図5、図6
の点線は蒸着マスクに挟持される音叉型水晶片を示す。
示すような、金属製のスペーサ71に前記音叉型水晶片
を収容し、図5に示すような、金属製の蒸着マスク81
を2枚用いて、お互いの蒸着マスクを対向させて音叉型
水晶片1の表裏面を挟持し、例えば真空蒸着法等の手法
により前記音叉型水晶片1の主面及び側面にクロム、
銀、金等の電極材料を付着させていた。尚、図5、図6
の点線は蒸着マスクに挟持される音叉型水晶片を示す。
【0025】以上のように電極形成された音叉型水晶片
は、前記第1の実施例と同様に、ベース4のインナーリ
ード部52,62に、クリーム半田Hを塗布し、前記イ
ンナーリード部の間に、前記音叉型水晶片1を挿入して
直立配置した後、前記半田を硬化させて機械的に接合す
るとともに、前記励振電極とリード端子を電気的に接続
していた。そして、これらの音叉型水晶片が搭載された
インナーリード部側の金属ベース部分を金属製のキャッ
プにより気密封止して音叉型水晶振動子の完成となる。
は、前記第1の実施例と同様に、ベース4のインナーリ
ード部52,62に、クリーム半田Hを塗布し、前記イ
ンナーリード部の間に、前記音叉型水晶片1を挿入して
直立配置した後、前記半田を硬化させて機械的に接合す
るとともに、前記励振電極とリード端子を電気的に接続
していた。そして、これらの音叉型水晶片が搭載された
インナーリード部側の金属ベース部分を金属製のキャッ
プにより気密封止して音叉型水晶振動子の完成となる。
【0026】本発明の第2の実施例においては、前記音
叉型水晶片1の底面中央部に形成された独立電極9が、
半田接合膜として機能するため、前記音叉型水晶片1と
ベース4との隙間部分へ掻き出されて介在した半田を付
着させ、硬化後の半田剥離を防止することができる。
叉型水晶片1の底面中央部に形成された独立電極9が、
半田接合膜として機能するため、前記音叉型水晶片1と
ベース4との隙間部分へ掻き出されて介在した半田を付
着させ、硬化後の半田剥離を防止することができる。
【0027】尚、前記第1,2の実施例では、半田接合
膜として電極により構成したが、半田と接合しやすい絶
縁材料の膜を用いて構成してもよい。また、半田接合膜
としての引出電極や独立電極を、励振電極に対してより
半田とぬれ性の良好な酸化しにくい金属材料(例えば、
Au等)に異ならせて構成することができる。この構成
により、半田の付着性を向上させ、硬化後の半田剥離を
より一層防止することができる。このように、励振電極
と異なる材料により半田接合膜を構成した場合、励振電
極を形成する行程とは別の行程により形成する必要があ
る。但し、前記第1,第2の実施例で示した引出電極や
独立電極のように、励振電極と同一の電極材料により半
田接合膜を構成することは、蒸着マスクを用いて、励振
電極と同時に形成する事ができるため、極めて効率的に
製造することができる点でより好ましいと言える。
膜として電極により構成したが、半田と接合しやすい絶
縁材料の膜を用いて構成してもよい。また、半田接合膜
としての引出電極や独立電極を、励振電極に対してより
半田とぬれ性の良好な酸化しにくい金属材料(例えば、
Au等)に異ならせて構成することができる。この構成
により、半田の付着性を向上させ、硬化後の半田剥離を
より一層防止することができる。このように、励振電極
と異なる材料により半田接合膜を構成した場合、励振電
極を形成する行程とは別の行程により形成する必要があ
る。但し、前記第1,第2の実施例で示した引出電極や
独立電極のように、励振電極と同一の電極材料により半
田接合膜を構成することは、蒸着マスクを用いて、励振
電極と同時に形成する事ができるため、極めて効率的に
製造することができる点でより好ましいと言える。
【0028】また、前記第1、第2の実施例では、音叉
型水晶片を用いた音叉型水晶振動子を例にしたが、図9
(a),(b)に示すように、矩形状の水晶片を用いた
水晶振動子にも適用できる事は言うまでもない。
型水晶片を用いた音叉型水晶振動子を例にしたが、図9
(a),(b)に示すように、矩形状の水晶片を用いた
水晶振動子にも適用できる事は言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】特許請求項1,2により、水晶片とベー
スとの隙間部分へ半田が掻き出されて介在しても、硬化
後の半田は前記水晶片の底面に形成された半田接合膜に
付着し、硬化する。その結果、半田ボールが形成され
ず、前記隙間部分から半田ボールが出てこないため、前
記水晶片に半田ボールが付着する事がなくなり、不発振
や周波数変動等の不具合を防止したより信頼性の高い水
晶振動子を提供することができる。
スとの隙間部分へ半田が掻き出されて介在しても、硬化
後の半田は前記水晶片の底面に形成された半田接合膜に
付着し、硬化する。その結果、半田ボールが形成され
ず、前記隙間部分から半田ボールが出てこないため、前
記水晶片に半田ボールが付着する事がなくなり、不発振
や周波数変動等の不具合を防止したより信頼性の高い水
晶振動子を提供することができる。
【0030】特許請求項3により、水晶片とベースとの
隙間部分に半田が掻き出されて介在しても、前記隙間部
分から半田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田
ボールが付着する事がなくなり、不発振や周波数変動等
の不具合を防止したより信頼性の高い水晶振動子を提供
するとともに、半田接合膜である電極を励振電極と一体
的に形成できるため、極めて製造効率の高い水晶振動子
を提供することができる。
隙間部分に半田が掻き出されて介在しても、前記隙間部
分から半田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田
ボールが付着する事がなくなり、不発振や周波数変動等
の不具合を防止したより信頼性の高い水晶振動子を提供
するとともに、半田接合膜である電極を励振電極と一体
的に形成できるため、極めて製造効率の高い水晶振動子
を提供することができる。
【0031】特許請求項4により、水晶片とベースとの
隙間部分に半田が掻き出されて介在しても、前記隙間部
分から半田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田
ボールが付着する事がなくなり、不発振や周波数変動等
の不具合を防止する。そして、前記独立電極は励振電極
と電気的に接続されずに独立していることから、励振電
極面積を変化させることなく、設定した容量(C0)を
変化させず、所望の発振周波数を得ることができる等、
より信頼性の高い水晶振動子を提供するとともに、半田
接合膜である電極を励振電極と同時に形成できるため、
極めて製造効率の高い水晶振動子を提供することができ
る。
隙間部分に半田が掻き出されて介在しても、前記隙間部
分から半田ボールが出てこないため、前記水晶片に半田
ボールが付着する事がなくなり、不発振や周波数変動等
の不具合を防止する。そして、前記独立電極は励振電極
と電気的に接続されずに独立していることから、励振電
極面積を変化させることなく、設定した容量(C0)を
変化させず、所望の発振周波数を得ることができる等、
より信頼性の高い水晶振動子を提供するとともに、半田
接合膜である電極を励振電極と同時に形成できるため、
極めて製造効率の高い水晶振動子を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す音叉型水晶振動子
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の電極形成用の蒸着マスクを示す
透視平面図である。
透視平面図である。
【図3】本発明の第1の電極形成用のスペーサを示す透
視平面図である。
視平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す音叉型水晶振動子
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図5】本発明の第2の電極形成用の蒸着マスクを示す
透視平面図である。
透視平面図である。
【図6】本発明の第2の電極形成用のスペーサを示す透
視平面図である。
視平面図である。
【図7】従来の音叉型水晶振動子を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図8】従来の音叉型水晶振動子のベース部分の断面図
である。
である。
【図9】本発明の他の実施例を示す水晶片の斜視図であ
る。
る。
1・・・音叉型水晶片 2・・・第一の励振電極 3・・・第一の励振電極 4・・・金属ベース 5,6・・・リード端子 7・・・スペーサ 8・・・蒸着マスク 9・・・独立電極 10・・・水晶片
Claims (4)
- 【請求項1】 励振電極が形成された水晶片と、複数の
リード端子がガラス材を介して気密かつ絶縁して植設さ
れ、アウターリード部とインナーリード部を構成してな
るベースと、これら水晶片とベースのインナーリード部
を含む領域を気密封止してなるキャップとを具備し、前
記リード端子のインナーリード部の間に前記水晶片を直
立配置して、前記励振電極と前記インナーリード部とを
半田により電気的機械的に接続されてなる水晶振動子に
おいて、前記水晶片の底面に半田接合膜を形成したこと
を特徴とする水晶振動子。 - 【請求項2】 少なくとも二本の脚部を有し、かつ第一
の励振電極と第二の励振電極が形成されてなる水晶片
と、複数のリード端子がガラス材を介して気密かつ絶縁
して植設され、アウターリード部とインナーリード部を
構成してなるベースと、これら水晶片とベースのインナ
ーリード部を含む領域を気密封止してなるキャップとを
具備し、前記リード端子のインナーリード部の間に前記
水晶片を直立配置して、前記励振電極と前記インナーリ
ード部とを半田により電気的機械的に接続されてなる水
晶振動子において、前記水晶片の底面に半田接合膜を形
成したことを特徴とする水晶振動子。 - 【請求項3】 前記半田接合膜は、前記励振電極から前
記水晶片の底面の両端部へ引き回された引出電極により
構成されてなることを特徴とする特許請求項1,2記載
の水晶振動子。 - 【請求項4】 前記半田接合膜は、前記励振電極とは電
気的に接続されず、かつ前記水晶片の底面に形成された
独立電極により構成されてなることを特徴とする特許請
求項1,2記載の水晶振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20864697A JPH1141059A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20864697A JPH1141059A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 水晶振動子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1141059A true JPH1141059A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16559701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20864697A Pending JPH1141059A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 水晶振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1141059A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009152989A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 圧電振動片及び圧電デバイス |
| JP2010263365A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Seiko Epson Corp | 振動子、振動子アレイ、及び電子機器 |
| JP2011117972A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-06-16 | Seiko Epson Corp | 振動子、振動子アレイ、及び電子機器 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP20864697A patent/JPH1141059A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009152989A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 圧電振動片及び圧電デバイス |
| JP2010263365A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Seiko Epson Corp | 振動子、振動子アレイ、及び電子機器 |
| US8247948B2 (en) | 2009-05-01 | 2012-08-21 | Seiko Epson Corporation | Oscillator, oscillator array and an electronic apparatus |
| JP2011117972A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-06-16 | Seiko Epson Corp | 振動子、振動子アレイ、及び電子機器 |
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