JPH1141307A - 無線受信機およびその操作方法 - Google Patents

無線受信機およびその操作方法

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JPH1141307A
JPH1141307A JP10158145A JP15814598A JPH1141307A JP H1141307 A JPH1141307 A JP H1141307A JP 10158145 A JP10158145 A JP 10158145A JP 15814598 A JP15814598 A JP 15814598A JP H1141307 A JPH1141307 A JP H1141307A
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JP
Japan
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signal
gain
phase
quadrature
loop
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Withdrawn
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JP10158145A
Other languages
English (en)
Inventor
Adrian Philip Nash
フィリップ ナッシュ アドリアン
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Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1141307A publication Critical patent/JPH1141307A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3068Circuits generating control signals for both R.F. and I.F. stages

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信機のRFフロントエンドにイメージ拒否
フィルタを必要とせず、重量、大きさおよびコストを低
減することの出来る受信機を提供する。 【解決手段】 信号強度コンパレータの各入力に送られ
た同相信号および直角位相信号を持つ、信号強度コンパ
レータを備える、直角位相受信機に適する位相補償ルー
プを備える。信号強度コンパレータは、同相信号と直角
位相信号との間の差を示す信号を出力する。信号強度コ
ンパレータからの信号出力は、同相信号および直角位相
信号の強度を同じにするために、信号強度コンパレータ
からの信号に従って、同相信号および直角位相信号の利
得を調整する利得調整装置への入力である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線受信機に係
り、特に直角位相受信機用の利得補償ループ回路に関す
るが、これに限定されない。
【0002】
【従来の技術】受信機技術の現在の傾向は、重量削減、
容積削減、電力消費削減およびコスト削減である。この
ことは、無線電話機のような携帯装置の受信機の場合、
特に重要である。そのため、受信機フロントエンドに、
個別無線周波数(RF)および中間周波数(IF)フィ
ルタをまったく使用しないか、または少数しか使用しな
い受信機アーキテクチャ設計が行われるようになってき
ている。
【0003】少数のRFおよびIFフィルタしか含まな
い受信機アーキテクチャの一例は、直角位相受信機用の
単一変換低中間周波数アーキテクチャである。単一変換
低中間周波数アーキテクチャは、通常、必要とする信号
に非常に近いイメージ信号を発生する。このイメージ信
号は、「帯域内」イメージ信号と呼ばれ、一個の側帯波
フィルタにより濾過することができる。しかし、各直角
位相信号の位相および/または利得の間でバランスがと
れていないと、イメージ信号の一部は、クロストークと
して、必要な信号周波数に現れる。このクロストーク
は、低減または除去することが望ましい。通常、直角位
相受信機のフロントエンドは、約30dBのイメージ対
信号クロストーク排除を達成することができるが、多く
の場合、これでは無線電話のような多くの用途において
不十分である。
【0004】クロストークの問題の解決方法は、二重直
角位相ミキサ・アーキテクチャを使用することである。
しかし、このアーキテクチャは、ローカル・オシレータ
と、四つのミキサに接続しているRFポートの両方で、
位相を90度シフトしなければならない。このポートの
中の少なくとも一つのポート(例えば、ローカル・オシ
レータ)の位相および振幅のバランスがとれている場合
には、他のポート(例えば、RFポート)がバランスが
少しでもずれていると、RFとローカル・オシレータ周
波数の合計で与えられる周波数で、スプリアス信号が発
生する。このスプリアス信号は、ミキサの前に設置した
RF帯域フィルタにより濾過することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記方法の欠点は、四
つのミキサが必要であり、その結果、消費電力が比較的
高いことである。さらに、ローカル・オシレータ・ポー
ト上の直角位相のバランスを取らなければならないばか
りでなく、比較的大型のRF90度ハイブリッド・カプ
ラも必要になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の態様によれば、本
発明は、受信信号から、第一および第二の直角位相信号
を発生することができる直角位相受信機用の利得補償ル
ープ回路である。この利得補償ループ回路は、第一およ
び第二の信号を受信するためのもので、第一および第二
の信号の間の差を示す第三の信号を出力することができ
る信号強度コンパレータと;第三の信号に従って第一の
信号の強度を調整し、それにより第一および第二の信号
の強度を同じにする利得調整手段とを備える。
【0007】第二の態様によれば、本発明は、受信信号
から、第一および第二の直角位相信号を発生することが
できる、直角位相受信機の利得補償方法である。この方
法は、第一の信号の強度を第二の信号の強度と比較する
ステップと;第一および第二の信号の間の差を示す第三
の信号を入手するステップと;第三の信号に従って、第
一の信号の強度を調整するステップとからなる。
【0008】本発明の第一および第二の態様による好適
な実施形態は、利得調整手段を適当に制御することによ
り、第一および第二の信号の強度のバランスを調整する
ことができるという利点を持つ。それにより、イメージ
信号のクロストークを低減することができる。そのた
め、受信機のRFフロントエンドにイメージ拒否フィル
タを設置する必要がなくなり、そのため受信機の重量、
大きさおよびコストを低減することができる。
【0009】好適な実施形態の場合には、利得調整手段
は、受信機の中間周波数領域内のすべてのイメージ拒否
フィルタが、強力なイメージ信号により、過度に駆動さ
れる可能性が少ないという利点を持つ、直角位相受信機
の無線周波数フロントエンドに設置されている。好適に
は、利得調整手段は、直角位相受信機のミキサの中の適
当なミキサである可変利得ミキサを備えることが好まし
い。
【0010】利得調整手段は、無線周波数フロントエン
ドの後に設置し、直角位相受信機の中間周波数の信号に
対して作動することができるものでもよいし、またそう
でなくともよい。中間周波数は、例えば、直接変換受信
機の利得調整ループに対してゼロ・ヘルツ(0Hz)で
あってもよい。
【0011】利得調整手段および/または利得コンパレ
ータは、環境から独立していて、外部構成部品を必要と
しないことを利点とする、適当に条件付けされたデジタ
ル信号プロセッサを備えることが望ましい。他の方法の
場合、利得調整手段はアンプを備える。
【0012】利得補償ループは、第三の信号を受信する
ための入力と、利得調整手段に制御信号を供給し、それ
により第一および第二の信号との間の動的利得または信
号強度のアンバランスを追跡するための出力を備えるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、直角位相単一変換受信機
RFフロントエンド100の略図である。AMまたはF
M変調信号のような無線周波数信号v(t)は、アンテ
ナ102により受信される。受信信号v(t)は、低雑
音アンプ104により増幅され、増幅された信号は、電
力分割装置によりミキサ106および108に入力され
る。ミキサ106および108は、直角位相ダウン・コ
ンバータ110の一部である。ローカル・オシレータ1
12からのLO信号出力は、受信機信号v(t)のキャ
リア周波数fcに非常に近い周波数を持つ。LO信号は
直接ミキサ106に送られ、−90度位相シフタ114
を介してミキサ108へ送られる。ミキサ106および
108へは、それぞれ、位相シフタを通して送ってもよ
いし、またそうしなくてもよい。
【0014】ミキサ106および108からの各信号出
力は、中間周波数IFの中心周波数を持つ。無線電話に
適する単一変換受信機の場合には、IFは、通常の無線
電話のベースバンド周波数に近い信号帯域幅の半分であ
ってもよいTACS(Total Access Co
mmunication System)のような、ア
ナログ無線電話で動作する無線電話の場合には20kH
zであり、GSM(Global System fo
r Mobiles)無線電話システムの場合には10
0kHzである。ミキサ106からのIF信号は、
「実」または「同相」(I)信号と呼ばれ、ミキサ10
8からのIF信号は、「虚」または「直角位相」(Q)
信号と呼ばれる。
【0015】今後I信号およびQ信号と呼ぶことにする
IおよびQのIF信号は、一例として、I信号の場合、
図2に示すような必要な信号およびイメージ信号を含
む。イメージ信号202および必要な信号204がどの
ようにして発生するかは、当業者にとって周知であるの
でこれ以上説明しない。
【0016】図2は、必要な周波数ωIFでのレスポン
ス、および−ωIFでの不必要なイメージ・レスポンスで
ある。ωIFでのレスポンスは、必要な信号204と不必
要な干渉信号208とを含む。不必要な信号208は、
周波数−ωIFのイメージ信号202の一部であり、イメ
ージ・クロストーク信号と呼ばれる。信号206は、必
要な信号204の一部であり、イメージ信号202と干
渉を起こす。
【0017】クロストーク信号は、ミキサ106および
108との間の位相および/または利得のアンバランス
により発生する。実際のシステムの場合には、このこと
は重要な欠点である。何故なら、セルラーホンに対する
動作規格が規定している、例えば、−60dBにクロス
トークを低減する十分にバランスのとれたペアのミキサ
は、市販していないからである。位相/利得のアンバラ
ンスの他の原因としては、例えば、ミキサの温度の変動
または入力負荷の変動がある。
【0018】図3は、本発明の直角位相単一変換受信機
300である。図2の素子に類似の素子には、類似の参
照番号がつけてある。無線周波数信号v(t)は、アン
テナ102により受信され、低雑音アンプ104により
増幅される。その後、低雑音アンプからの増幅された出
力は、直角位相ダウン・コンバータ110に入力され、
ダウン・コンバータ110は、受信信号v(t)から直
角位相信号を発生するための手段を提供する。低雑音ア
ンプ104および直角位相ダウン・コンバータ110
は、受信機300に対してRFフロントエンドを形成
し、受信機は受信信号v(t)を周波数+ωIFに変換
し、イメージ信号を周波数−ωIFに変換する。何故な
ら、RF信号v(t)は、ローカル・オシレータ信号
(LO)より高い周波数を持ち、イメージ信号は、ロー
カル・オシレータ信号(LO)より低い周波数を持って
いるからである。直角位相ダウン・コンバータ110
は、ミキサ106および308を備える。ミキサ106
は、ローカル・オシレータ112の出力(LO)により
直接駆動される。ミキサ308は可変ミキサで、電圧制
御位相シフタ314のような位相シフト手段を通ってき
た、ローカル・オシレータ112の出力により駆動され
る。電圧制御位相シフタ314は、−90度の公称位相
シフトを行う。電圧制御位相シフタ314は、位相修正
ループ316からの位相修正電圧310により制御さ
れ、可変利得ミキサ308は、利得修正ループ318か
らの利得修正電圧312により制御される。他の方法と
しては、電圧制御位相シフタ314’を、ミキサ308
からのQ信号出力に働きかけるようにすることもできる
し、位相シフタ314を公称−90度に静止状態にする
こともできる。低IF段も+ωIFの必要な信号を通過
し、−ωIFの周波数のイメージ信号を減衰させる単側波
帯(SSB)フィルタ116を備える。信号の出力およ
び虚出力118/120は、それぞれ、例えば、デジタ
ル・システムに適している、FM検出装置またはデジタ
ル検出装置のような複雑な領域復調装置に送られる。ミ
キサ308としては、靜的利得ミキサを使用することが
でき、特別利得素子309をミキサ308の出力のとこ
ろに、設置することができる。
【0019】位相修正は、位相ロック・ループ(PL
L)を修正した、位相修正ループ316により行われ
る。位相検出装置320は、それぞれ、それへのミキサ
106および308入力から発生したIおよびQ信号を
含み、I信号とQ信号との間の位相差内の90度からの
ズレに比例する出力を発生する。I信号とQ信号との間
の差が正確に90度である場合には、位相検出装置32
0の出力はゼロである。位相検出装置320の出力は、
任意の位相ループ・フィルタ322への入力となる。位
相のアンバランスが変化しないか、または変化するアン
バランスな位相を追跡する必要がない場合には、位相ル
ープ・フィルタ322は必要ない。位相ループ・フィル
タ322からの出力は、積分装置324に送られる。積
分装置324は、位相検出装置の出力を積分し、位相シ
フタ314に送られる位相修正電圧を発生する。位相修
正ループは、I信号とQ信号との間の差が正確に90度
になるまで、位相シフタ314への電圧制御を調整す
る。位相シフタ314は、トランジスタまたはバラクタ
・ダイオードのような、任意の適当な位相シフト手段を
備えることができ、それにより、トランジスタを通る電
流、またはバラクタ・ダイオード両端の電圧を変化させ
ることにより、位相制御を行うことができる。位相修正
ループを形成している構成部品のどれかが、直流的ズレ
を起こしている場合には、このズレはシステムを初期化
する際に較正するか、電圧制御位相シフタ314を制御
する際に、考慮に入れる必要がある。
【0020】利得修正は、それぞれ、電力検出装置32
6および328を備える利得修正ループ318により行
うことができる。信号Iおよび信号Qは、それぞれ、電
力検出装置326および328に入力される。各電力検
出装置326/328からの出力は、減算装置330へ
入力される。減算装置330からの出力は、任意の利得
ループ・フィルタ332に入力される。利得のアンバラ
ンスを追跡する必要が無い場合には、利得ループ・フィ
ルタ332は必要ではない。
【0021】電力検出装置326および328は、それ
ぞれ、I信号電力およびQ信号電力に比例する出力を発
生する。各経路の利得が同じである場合には、通常、差
動増幅器が使われる減算装置からの出力はゼロである。
利得ループ・フィルタ332からの出力は積分装置33
4へ送られ、上記積分装置は可変利得ミキサ308へ、
利得修正電圧312を出力する。上記利得修正ループを
使用して、I信号とQ信号との間のアンバランスを低減
することができる。
【0022】図3に略図で示す回路の直角位相単一変換
受信機は、低いレベルのクロストークを含むI信号およ
びQ信号を供給することができる。位相修正ループの動
作については、図4を参照しながら、さらに詳細に説明
する。
【0023】図4(A)は、通常の位相ロック・ループ
(PLL)である。位相検出装置402は、基準信号j
(t)と、電圧制御オシレータ(VCO)406出力信
号q(t)との間の位相差に比例する出力信号q(t)
を出力する。位相検出装置402に対する出力信号p
(t)は、ループ・フィルタ408に送られる。ループ
・フィルタ408は、H(s)で与えられる伝達関数を
持つ。ループ・フィルタ408からの出力y(t)は、
VCO406の入力へ送られる。位相検出装置402
は、ラジアン当たりボルト単位でKpの利得を持ち、V
CO406はボルト当たり、秒当たりラジアン単位でK
vの利得を持つ。デジタル位相コンパレータの場合に
は、例えば、XORのような位相検出装置特性は直線的
である。この場合、i(t)、q(t)はデジタル波形
である。アナログ掛け算タイプの位相検出装置を使用す
る場合には、出力p(t)はサイン(θ)に比例する。
この場合、θは入力信号間の位相差である。入力間の位
相差が90度または−90度である場合には、位相検出
装置402の出力はゼロである。それ故、このタイプの
PLLは、そのVCOを基準周波数と同じ周波数にロッ
クするが、位相は90度ズレている。
【0024】図3の実施形態の位相修正ループは、直角
位相単一変換受信機の、I信号とQ信号との間の位相差
を90度にする働きを持つ。図4(A)のVCOを虚信
号Q1により置き換え、基準信号i(t)を実信号によ
り置き換えることにより、I信号とQ信号との間に90
度の位相差を作ることができる。VCOをQ信号フロン
トエンド・ミキサ308、位相シフタ314を図3から
のすべてのそのIF処理回路により置き換える方法が効
果的である。この時点で、Q信号の位相は制御され、適
当な位相バランスを行うために、ローカル・オシレータ
から、独立して変化させることができる。受信機300
の他の実施形態に適する上記システムの略図を、図4
(B)を参照しながら以下に説明する。
【0025】図4(B)に略図を示す位相修正ループ
は、周波数領域のところで説明する。信号X(s)はR
Fフロントエンド・ミキサ410への入力である。Iチ
ャンネル出力θi ( s)は、位相コンパレータ412へ
の入力である。直角位相出力は位相シフタ414に送ら
れ、結果として得られる直角位相信号θq (s)は、コ
ンパレータ412の負の入力に送られる。説明を分かり
やすくするために、理想の位相コンパレータ機能θew
θi (s)−θq (s)であるとする。この場合、θew
は位相差である。当業者なら、コンパレータの較正中、
位相コンパレータ412のすべてのズレおよび非直線性
を考慮に入れなければならないことを容易に理解するこ
とができるだろう。コンパレータ412の出力は、利得
c の利得素子416に送られる。利得素子416は、
位相検出装置に関連する利得を表わす。利得素子416
からの出力は、伝達関数H(s)を持つループ・フィル
タ418へ入力される。ループ・フィルタ418からの
出力は、伝達関数1/Sを持つ積分装置420へ送られ
る。積分装置Vf (s)からの出力は、位相シフタ41
4へ送られる。位相シフタ414のボルト当たりのラジ
アンでの利得はKf である。上記ループの出力はV
o (s)で表わされる。
【0026】位相修正ループの伝達関数は下記式により
表わされる。
【0027】
【数1】
【0028】H(s)=1の一次PLLの場合には、下
記式のようになる。
【0029】
【数2】
【0030】下記式のような位相の単位インパルスへの
レスポンスは、θi (s)=1で示される。それ故、
【0031】
【数3】
【0032】下記式のような位相のステップの変化への
レスポンスは、θi (s)=1/Sで示される。それ
故、
【0033】
【数4】
【0034】時間領域に対する逆ラプラス変換により、
下記式のようになる。
【0035】
【数5】
【0036】式(8)は、θi チャンネル位相エラーの
ステップの変化に対する、ループの遷移レスポンスを示
す。無限へ向かう場合には、
【0037】
【数6】
【0038】H(s)=1の場合には、位相エラーε
(s)はVo (s)に比例する。
【0039】
【数7】
【0040】時間経過中の最終位相エラー ε(∞)=0 (11) それ故、修正した一次位相ロック・ループを、I/Q位
相バランス修正に対して使用することができる。しか
し、変化する位相アンバランス(H(s)≠1)を追跡
するには、二次ループが必要である。当業者なら上記二
次ループを容易に実行することができる。
【0041】ループ利得kf c が、ループの動的特性
を決定する。上記利得を下げると帯域幅が狭くなり、上
記利得を上げると帯域幅が広くなる。帯域幅が広すぎる
場合に問題になるのは、位相ノイズ(すなわち、システ
ム・ノイズの直角位相成分)が、ループに影響し始める
ことである。多くの用途の場合、受信機が安定するのに
要する時間が重要である。ループ帯域幅が狭すぎると、
イメージ排除が十分急速に行われない。積分装置がその
電圧を保持する場合には、例えば、無線電話システムの
通常の時間領域マルチプレックス(TDM)受信バース
ト間でイメージ排除が維持される。
【0042】図3に点線で示すミキサ308の出力のと
ころの設置された利得素子309からなる利得補償ルー
プ318の任意の実施形態の動作を図5を参照しながら
説明する。
【0043】図5の利得ループは、図3に示すような直
角位相受信機のフロントエンド・ミキサの利得のアンバ
ランスを、修正または軽減するために使用することがで
きる。上記利得補償ループは、位相シフタの代わりに利
得コントローラが使用され、位相の代わりに電力が測定
される点を除けば、上記位相補償ループに類似してい
る。電力測定は、IチャンネルおよびQチャンネルから
の出力を規制または整流し、平滑することにより行われ
る。
【0044】数学的には、利得補償ループの動作は、式
(4)から式(11)を使用し、信号電力Pi およびP
q を信号位相θi 、θq に代入することにより表わすこ
とができる。
【0045】ここで、周波数領域を参照しながら図5に
略図で示す利得補償ループについて説明する。Iチャン
ネル出力Pi (s)は、利得コンパレータ504に送ら
れる。Qチャンネルの出力Pq (s)は、利得制御素子
506の入力であり、利得制御素子506の出力は、利
得コンパレータ504の負の入力へ送られる。利得コン
パレータ504の出力は利得kc ’を持ち、利得コンパ
レータ504に関連する利得を表す利得素子508へ送
られる。当業者なら、実際には利得素子508を必要と
しないことをすぐ理解することができるだろう。
【0046】利得素子508の出力は伝達関数H(s)
を持ち、出力信号Vo (s)を供給する利得ループ・フ
ィルタ510への入力となる。信号Vo (s)は伝達関
数1/sを持ち、利得コントローラ506に、出力信号
f (s)を供給する積分装置512により積分され
る。利得コントローラ506は、ボルト当たりデシベル
単位の利得Kf を持つ。利得制御を次元なしにすること
できるし、入力電圧に対する出力比とすることもできる
が、そうしなくてもよい。
【0047】利得修正ループの伝達関数は、下記式によ
り表わされる。
【0048】
【数8】
【0049】H(s)=1の一次利得修正ループの場合
には、下記式のようになる。
【0050】
【数9】
【0051】利得の単位インパルスへのレスポンスは、
i (s)=1により表わされ、下記式のようになる。
【0052】
【数10】
【0053】利得のステップの変化に対するレスポンス
は、Pi (s)=1/sで表わされ、下記式のようにな
る。
【0054】
【数11】
【0055】(15)の逆ラプラス変換を行うと、時間
領域に対して
【0056】
【数12】
【0057】になり、Iチャンネル利得エラーのステッ
プの変化への、利得補償ループの遷移レスポンスを表わ
す。
【0058】無限に向かう場合には、下記式のようにな
る。
【0059】
【数13】
【0060】H(s)=1の場合、利得エラーはV
(s)に比例し、下記式のようになる。
【0061】
【数14】
【0062】時間経過中の最終利得エラーは、下記式に
より表わされる。 E(∞)=0 それ故、一次利得ロック・ループを、上記位相ロック・
ループの場合と類似の方法で、I/Q利得バランス修正
に対して使用することができる。同様に、動的利得アン
バランスを追跡するには、二次ループが必要である。
【0063】上記位相補償ループの場合と類似の方法に
より、ループ利得kc f が、位相補償ループの動的特
性を決定する。利得を下げると帯域幅が狭くなり、利得
を上げると帯域幅が広くなる。
【0064】図4(B)および図5を参照しながらそれ
ぞれ説明した、位相補償ループおよび利得補償ループの
いくつかの実施形態は、RFフロントエンド・ミキサの
後に位置する位相シフタ414および利得コントローラ
508を含む。位相シフタ314および可変利得ミキサ
30のように、上記位相シフタおよび上記利得コントロ
ーラをRFフロントエンドに内蔵させ、それにより、図
3の直角位相ダウン・コンバータ110の一部を形成す
ることができるが、そうしなくともよい。
【0065】位相検出装置/コンパレータ320、41
2および電力検出装置/コンパレータ326、504
は、上記の同じ数学的原理に基づくデジタル信号処理
(DSP)技術により、デジタル的に実行することがで
きる。例えば、制御可能な位相シフタをヒルバート・ロ
ーテータにより、または周知のCORDICアルゴリズ
ム(IEEE信号処理マガジンの1992年7月号掲載
の「デジタル信号処理用のYU HEWHU CORD
ICに基づくVLSIアーキテクチャ」)を使用するこ
とにより実行することができる。当業者なら、上記説明
から、本発明の範囲内で種々の修正を行うことができる
ことを容易に理解することができるだろう。
【0066】本発明の範囲内には、それが特許請求の範
囲に記載された、本発明に関連があろうとなかろうと、
または本発明が解決しようとする問題のどれか、または
すべてを軽減するものであろうとなかろうと、暗示また
は明示により本明細書に開示した、すべての新規の特徴
またはそれらの組み合わせ、または一般化したものが含
まれる。本出願人は、この出願またはこの出願からの他
の出願の実行中、上記特徴に対する新しい特許請求の範
囲を作成することをここに記載する。
【図面の簡単な説明】
添付の図面を参照しながら本発明のいくつかの実施形態
を説明するが、これは単に例示としてのものに過ぎな
い。
【図1】直角位相単一変換RFフロントエンドの略図で
ある。
【図2】必要とする信号およびイメージ信号、およびイ
メージ・クロストークの略図である。
【図3】本発明の実施形態の直角位相受信機の略図であ
る。
【図4】従来の位相ロック・ループの略図で(A)は従
来の、(B)は本発明の実施形態の位相補償ループの略
図である。
【図5】利得補償ループの略図である。
【符号の説明】
104:低雑音アンプ 110:直角位相ダウン・コンバータ 118:低IF段(SSBフィルタ) 308:可変利得ミキサ 310:位相修正電圧 312:利得修正電圧 314:電圧制御位相シフタ 316:位相修正ループ 320:位相検出装置 322:ループ・フィルタ 326:電力検出装置 328:電力検出装置 332:ループ・フィルタ 334:積分装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一および第二の信号を受信し、第一お
    よび第二の信号の間の差を示す第三の信号を出力するこ
    とができる信号強度コンパレータと、 第三の信号に従って第一の信号の強度を調整し、それに
    より第一および第二の信号の強度を同じにする利得調整
    手段とを備え、 受信信号から第一および第二の直角位相信号を発生する
    ことができる直角位相受信機用の利得補償ループ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の利得補償ループ回路に
    おいて、 前記強度調整手段が、可変利得ミキサを備えることを特
    徴とする利得補償ループ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の利得補償ループ回路に
    おいて、 前記強度調整手段が、直角位相受信機の中間周波数で信
    号に対して作動することができることを特徴とする利得
    補償ループ回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の利得補償ループ回路に
    おいて、 前記利得調整手段および/または前記利得コンパレータ
    が、適当に条件付をしたデジタル信号プロセッサを備え
    ることを特徴とする利得補償ループ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の利得補
    償ループ回路において、 さらに第一の信号を受信するための入力と、前記利得調
    整手段へ制御信号を供給するための出力を持つループ・
    フィルタを備えることを特徴とする利得補償ループ回
    路。
  6. 【請求項6】 受信信号から第一および第二の直角位相
    信号を発生することができる直角位相受信機の利得補償
    方法であって、 第一の信号の強度を第二の信号の強度と比較するステッ
    プと、 第一および第二の信号の間の差を示す第三の信号を入手
    するステップと、 第三の信号に従って第一の信号の強度を調整するステッ
    プと、 からなる直角位相受信機の利得補償方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5の何れかに記載の利得補
    償ループ回路を備える直角位相受信機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の直角位相受信機におい
    て、前記利得調整手段が、前記直角位相受信機の無線周
    波数フロントエンドに設置されていることを特徴とする
    直角位相受信機。
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