JPH114184A - 正弦波信号に重畳された波形信号の分離装置及び方法 - Google Patents

正弦波信号に重畳された波形信号の分離装置及び方法

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JPH114184A
JPH114184A JP9125030A JP12503097A JPH114184A JP H114184 A JPH114184 A JP H114184A JP 9125030 A JP9125030 A JP 9125030A JP 12503097 A JP12503097 A JP 12503097A JP H114184 A JPH114184 A JP H114184A
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signal
sine wave
waveform
wave signal
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JP9125030A
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Hideaki Okazaki
秀晃 岡崎
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IBIDEN SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正弦波信号に任意の波形情報信号が重畳され
た合成信号から、重畳された波形情報信号を、時間軸上
に波形を歪ませることなく分離し得る装置及び方法を提
供する。 【解決手段】 波形信号の重畳された正弦波信号から低
域通過フィルタ12により正弦波信号を取り出し、取り
出された正弦波信号に微分器16で位相のずれを与え、
位相変換器20にて、フィルタ12により取り出された
正弦波信号と、位相のずれの与えられた正弦波信号とを
加算して、波形信号の重畳される前の正弦波信号を生成
する。そして、減算器30で、生成した正弦波信号を、
波形信号の重畳された正弦波信号から減算することによ
り、該波形信号を取り出す。このように、もとの正弦波
信号と位相的にずれのない正弦波信号を生成して波形信
号を取り出すため、該波形信号を時間軸上で歪ますこと
なく抽出することができるので、スペクトラム拡散通信
において、送信された信号を再生する際に好適に用い得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、正弦波信号(搬
送波信号)に重畳された波形信号(情報信号)から波形
信号を分離する分離装置及び分離方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電力線搬送等においては、正弦波の電力
信号を搬送波とし、情報信号を該電力信号に重畳して送
出している。そして、受信側では、該電力信号に重畳さ
れた情報信号フィルタ等を用いて分離している。ここ
で、電力信号から情報信号を分離する際に、フィルタの
特性により分離した情報信号の位相が変位するが、情報
信号がアナログの音声等の場合には、本質的に支障がな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記電力線搬
送にてデジタル信号を送った場合、受信側で該デジタル
信号の位相が変位し、時間軸上に波形が歪む。PCM方
式でパルス信号を送る場合には、時間軸上に波形が歪で
も、受信側でパルス信号を新たに生成することで、係る
歪みに対応することができた。
【0004】しかしながら、スペクトラム拡散方式で信
号を多重化した場合、PCM方式のように、受信側でパ
ルス信号を新たに生成することができない。この受信時
における時間軸上の波形の歪が、スペクトラム拡散方式
の大きな課題となっている。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、正弦波
信号に任意の波形情報信号が重畳された合成信号から、
重畳された波形情報信号を、時間軸上に波形を歪ませる
ことなく分離し得る装置及び方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するため、波形信号の重畳された正弦波信号
から正弦波信号を取り出すフィルタと、前記フィルタに
より取り出された正弦波信号に位相のずれを与える位相
変位手段と、前記フィルタにより取り出された正弦波信
号と、前記位相変位手段により位相のずれの与えられた
正弦波信号とを加算して、波形信号の重畳される前の正
弦波信号を生成する位相変換手段と、前記位相変換手段
にて生成された正弦波信号を、波形信号の重畳された正
弦波信号から減算することにより、該波形信号を取り出
す減算手段とを備えることを技術的特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記位相変位手段が、微分回路又は積分回路からな
る事を技術的特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、上記目的を達成
するため、波形信号の重畳された正弦波信号からフィル
タにより正弦波信号を取り出すステップと、前記フィル
タにより取り出された正弦波信号に位相のずれを与える
ステップと、 前記フィルタにより取り出された正弦波
信号と、前記ステップにより位相のずれの与えられた正
弦波信号とを加算して、波形信号の重畳される前の正弦
波信号を生成するステップと、前記ステップにて生成し
た正弦波信号を、波形信号の重畳された正弦波信号から
減算することにより、該波形信号を取り出すステップと
を備えることを技術的特徴とする。
【0009】請求項1又は2の発明では、波形信号の重
畳された正弦波信号からフィルタにより正弦波信号を取
り出し、取り出された正弦波信号に位相のずれを与え、
フィルタにより取り出された正弦波信号と、位相のずれ
の与えられた正弦波信号とを加算して、波形信号の重畳
される前の正弦波信号を生成する。そして、生成した正
弦波信号を、波形信号の重畳された正弦波信号から減算
することにより、該波形信号を取り出す。このように、
もとの正弦波信号と位相的にずれのない正弦波信号を生
成して波形信号を取り出すため、該波形信号を時間軸上
で歪ますことなく抽出することができる。
【0010】請求項2の発明では、位相変位手段が、微
分回路又は積分回路からなるため、簡易に構成すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の正弦波信号に重畳
された波形信号の分離装置の実施形態について図を参照
して説明する。図1は本発明の第1実施態様に係る波形
信号分離装置を用いる電力線通信方式の概要を示してい
る。
【0012】スペクトラム拡散送信機60からの波形情
報は、加算機70にて電力線90上の正弦波電力信号上
に重畳される。波形信号分離装置10は、電力線90上
の正弦波電力信号上に重畳された波形情報を分離し、ス
ペクトラム拡散受信機50側へ送出する。
【0013】この波形信号分離装置10の構成につい
て、図2を参照して説明する。ここで、電力線90の正
弦波電力信号をAsin (2πft)、図1に示すスペク
トラム拡散送信機60の情報信号をH(t) とすると、加
算機70にて正弦波電力信号上に情報信号を重畳した信
号は、即ち、電力線90上を搬送される信号は、Asin
(2πft)+H(t) と表される。
【0014】フィルタの作用素F(x) 、増幅率bの低域
通過フィルタ12は、上記信号Asin (2πft)+H
(t) を、bAsin (2πft+φ)とする。即ち、高周
波分である情報信号H(t) を除去する。この際、b分増
幅すると共に、位相をφ分進ま(遅ら)せる。そして、
増幅率1/bの増幅器14は、低域通過フィルタ12に
て増幅されたb分をキャンセルして、Asin (2πft
+φ)を出力する。
【0015】作用素D(x) 、増幅率2πfcの微分器1
6は、入力されたAsin (2πft+φ)の信号の位相
を90°ずらし、2πfcAcos (2πft+φ)とす
る。そして、増幅率1/2πfcの増幅器18は、低域
通過フィルタ12にて増幅された2πfc分をキャンセ
ルして、Acos (2πft+φ)を出力する。
【0016】増幅器22、加算器24、増幅器26から
成る位相変換器20は、上記信号から電力線90の正弦
波電力信号Asin (2πft)を生成する。即ち、上記
増幅器14からの信号Asin (2πft+φ)は、cos
−φの増幅率を有する増幅器26にてAsin (2πft
+φ)(cos −φ)とされて加算器24へ加えられる。
他方、上記増幅器18からの信号Acos (2πft+
φ)は、sin −φの増幅率を有する増幅器22にてAco
s (2πft+φ)(sin −φ)とされて加算器24に
加えられる。加算器26は、上記信号Asin (2πft
+φ)(cos −φ)と、信号Acos (2πft+φ)
(sin −φ)とを加算することにより、正弦波信号Asi
n (2πft)を加法定理より出力する。
【0017】減算器30は、上記位相変換器20からの
正弦波信号Asin (2πft)を、電力線90上を搬送
される信号Asin (2πft)+H(t) から減算するこ
とにより、スペクトラム拡散送信機60の情報信号H
(t) を取り出す。ここで、位相変換器20からの正弦波
信号Asin (2πft)は、電力線90上を搬送される
信号Asin (2πft)+H(t) 中の搬送波Asin (2
πft)と位相的にずれがないため、情報信号H(t) を
時間軸上で全く歪ませることなく取り出すことができ
る。なお、上記例では、低域通過フィルタ12を通過し
た信号に、90°のずれを微分器16で与えたが、積分
器を用いて、90°のずれを与えることも可能である。
【0018】ここで、波形信号分離装置10による信号
処理について実験を行った結果を、図7〜図10の波形
図を参照して説明する。図7(A)は、電力線90の正
弦波電力信号を波形Aとして、情報信号を波形Bとして
示している。この波形Aは、図1に示す電力線90上の
60Hzの商用交流周波数であり、波形Bは、図1のスペ
クトラム拡散送信機60からの情報信号に相当する。
【0019】図7(B)に示す波形Cは、図7(A)に
示す正弦波電力信号Aに情報信号Bを重畳させた信号の
波形である。また、図7(B)中には比較のため情報信
号Bを併せて示している。図7(C)は、図7(B)を
更に拡大して示している。即ち、波形Cは図1中の加算
機70の出力側の波形である。
【0020】図8(A)に示す波形Dは、図2に示す低
域通過フィルタ12を通過した信号波形である。図8
(A)中には、低域通過フィルタ12を通過前の波形C
を比較のために併せて示している。上述したように低域
通過フィルタ12にて、情報信号Bが除去されるもの
の、位相的なずれが生じている。
【0021】図8(B)に示す波形Eは、図2に示す微
分器16を通過した信号波形である。図8(B)中に
は、微分器16を通過前の波形Dを比較のために併せて
示している。上述したように微分器16にて、90°位
相がずらされている。
【0022】図8(C)に示す波形Fは、図2に示す位
相変換器20を通過した信号波形である。図8(C)中
には、位相変換器20を通過前の波形Eを比較のために
併せて示している。上述したように位相変換器20に
て、低域通過フィルタ12を通過する時に与えられた位
相のずれが元に戻されている。
【0023】図9(A)には、図8(A)に示した正弦
波電力信号Aに情報信号Bを重畳させた信号波形Cと、
上記図8(C)に示した位相変換器20にて位相が元に
戻さ正弦波電力信号Fとを示し、図9(B)には、図9
(A)の信号を拡大して示している。図中からも判るよ
うに、信号波形Cと位相が元に戻された正弦波電力信号
Fとの間に、位相的なずれがない。
【0024】図10(A)には、図8(A)に示した正
弦波電力信号Aに情報信号Bを重畳させた信号波形C
と、上記図2に示した減算器30にて該信号波形Cから
分離された情報波形Eとを示し、図10(B)には、図
10(A)の信号を拡大して示している。図中からも判
るように、情報波形Eは、図7(A)に示した源情報信
号Bから、時間軸上で波形が歪でいない。即ち、搬送さ
れる信号Asin (2πft)+H(t) 中の搬送波Asin
(2πft)と位相的にずれがない生成信号Asin (2
πft)を用いて分離しているため、情報信号H(t) を
時間軸上で全く歪ませることなく取り出している。
【0025】図2を参照して上述した波形信号分離装置
10は、低域通過フィルタ12にて位相的にずれた正弦
波搬送信号と、該正弦波搬送信号に90°の位相的なず
れを与えた信号とを加算することで、源正弦波搬送信号
を再生した。ここで、本発明の正弦波信号に重畳された
波形信号の分離装置では、90°ではなく、任意の位相
的ずれを与えることで、源正弦波搬送信号を再生するこ
とができる。この構成について、図3に示す波形信号分
離装置のブロック図を参照して説明する。
【0026】この改変例では、第1の線形フィルタ62
にて、情報信号の重畳された正弦波電力信号Asin (2
πft)+H(t) に対して情報信号H(t) を除く際に、
φの位相進みを与え、第2の線形フィルタ66にてψの
位相進みを与え、位相変換器80にて、正弦波電力信号
Asin (2πft)を生成する。
【0027】この原理について、さらに詳細に述べる。 時間:t 第1線形フィルタ作用素の位相進み:φ 第2線形フィルタ作用素の位相進み:ψ 第1、第2線形フィルタ作用素の増幅率:b 1、b 2 第1、第2線形フィルタ作用素:F1(x )、F2(x
) Fl (x ),F2(x )の(位相進み、増幅率)は、そ
れぞれ、(bl,φ),(b 2,ψ)と定義する。 不定積分作用素の増幅率:c1 不定積分作用素:(1/D)(x ) 微分作用素の増幅率:c2 微分作用素:D(x ) 増幅作用素:(1/b )=x/b ,(1/2πfc)
(x)=x/2πfc,d (x )=d ・x,e (x )=
e・x 振幅A、周波数f を持つ正簸波情報信号:Asin (2π
ft) 基本周波数fhを持つ任意の波形信号:H(t ) 任意の波形情報信号を重畳した、合成波形情報信号:A
sin (2πft)+H(t )と定義する。
【0028】fh≠fが成立するとき、適当な線形フィ
ルタを用いると F1(Asin (2πft)+H(t ))=b 1Asin
(2πft+φ) F2(Asin (2πft)+H(t ))=b 2Asin
(2πft+ψ) が成立する。なお、不定積分作用素により、 (1/D)(Asin (2πft+φ)) =−(c1/2πf)Acos (2πft+φ) =(c1/2πf)+Asin (2πft+φ−π/2) 微分作用素により、 D(Asin (2πft+φ))=2πfc2Acos (2πft+φ) =−2πfc2Asin (2πft+φ−π/2) がそれぞれ成立するので、正弦波情報信号に対しては、
不定積分作用素と微分作用素は、線形フィルタ作用素F
2(x )と同じ作用を行うことになるので、これらも線
形フィルタ作用素F2(x )に含める。
【0029】正弦波の加法定理または、回転変換によ
り、
【数1】
【数2】 sin(2πft+φ)=sin(φ) ・cos(2πft)+cos
(φ) ・sin(2πft) sin(2πft+ψ)=sin(ψ) ・cos(2πft)+cos
(ψ) ・sin(2πft) が成立し、
【数3】 を満足するφとψが存在するので、 sin(2πft)=d ・sin (2πft+φ)+e・sin
(2πft+ψ) d=−sin(ψ)/sin(φ−ψ) e=sin(φ)/sin(φ−ψ) のような増幅作用素を定義できる。
【0030】したがって、上記の作用素から以下の情報
信号処理方式を構築すると下式が成立する。H(t )=
Asin (2πft)+H(t )−[ d・F1(Asin
(2πft)+H(t ))+e・F2(Asin (2πf
t))+H(t ))]
【0031】図2を参照して述べた波形信号分離装置と
同様に、図3に示す増幅器82、加算器84、増幅器8
6から成る位相変換器80は、上記信号から電力線90
の正弦波電力信号Asin (2πft)を生成する。即
ち、上記増幅器68からの信号Asin (2πft+ψ)
は、上述した条件を満たす増幅率eを有する増幅器86
を経て加算器82に加えられる。他方、上記増幅器64
からの信号Asin(2πft+φ)は、上述した条件を満
たす増幅率dを有する増幅器86を介して加算器84に
加えられる。加算器84は、2つの信号を加算すること
により、正弦波信号Asin (2πft)を上述した加法
定理・回転定理より出力する。
【0032】減算器88は、上記位相変換器20からの
正弦波信号Asin (2πft)を、電力線90上に搬送
される信号Asin (2πft)+H(t) から減算するこ
とにより、スペクトラム拡散送信機60の情報信号H
(t) を取り出す。ここで、位相変換器80からの正弦波
信号Asin (2πft)は、電力線90上を搬送される
信号Asin (2πft)+H(t) 中の搬送波Asin (2
πft)と位相的にずれがないため、情報信号H(t) を
時間軸上で全く歪ませることなく取り出すことができ
る。
【0033】引き続き、図4及び図5を参照して本発明
の第2実施態様について説明する。図4は本実施形態の
第2実施態様に係る波形信号分離装置を用いる無線通信
方式の概要を示している。
【0034】スペクトラム拡散送信機60にて多重化さ
れた波形情報は、送信機170にて高周波の正弦波搬送
信号上に重畳されて電波として送出される。受信機17
2は、送信機から送られた電波を受信し、波形信号分離
装置110側へ出力する。波形信号分離装置110は、
正弦波搬送信号上に重畳された波形情報を分離し、スペ
クトラム拡散受信機50A、50B側へ送出する。な
お、この第2実施態様では、スペクトラム拡散送信機6
0は、スペクトラム拡散受信機50A、50Bへの情報
を多重化して送出し、それぞれのスペクトラム拡散受信
機50A、50Bは、受信後、多重化された情報を分離
する。
【0035】この波形信号分離装置110の構成につい
て、図5を参照して説明する。ここで、正弦波搬送信号
をAsin(2πft)、図4に示すスペクトラム拡散送信
機60の情報信号をH(t) とすると、無線搬送される信
号は、Asin(2πft)+H(t) と表される。
【0036】高域通過フィルタ112は、上記信号Asi
n(2πft)+H(t) を、bAsin(2πft+φ)とす
る。即ち、低周波分である情報信号H(t) を除去する。
以後の動作は、図2を参照して述べた第1実施態様と同
様であるため説明を省略する。
【0037】引き続き、図6を参照して本発明の第3実
施態様について説明する。図6は本実施形態の第3実施
態様に係る波形信号分離装置を用いる光通信方式の概要
を示している。
【0038】スペクトラム拡散送信機60にて多重化さ
れた波形情報は、送信機270にて高周波の正弦波搬送
信号上に重畳されて光信号として光ファイバ280へ送
出される。受信機272は、送信機から送られた光信号
を受信し、波形信号分離装置210側へ出力する。波形
信号分離装置210は、正弦波搬送信号上に重畳された
波形情報を分離し、スペクトラム拡散受信機50側へ送
出する。なお、この第3実施態様の波形信号分離装置2
10は、図5を参照して上述した第2実施態様と同様で
あるため説明を省略する。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、波形信
号の重畳された正弦波信号からフィルタにより正弦波信
号を取り出し、取り出された正弦波信号に位相のずれを
与え、フィルタにより取り出された正弦波信号と、位相
のずれの与えられた正弦波信号とを加算して、波形信号
の重畳される前の正弦波信号を生成する。そして、生成
した正弦波信号を、波形信号の重畳された正弦波信号か
ら減算することにより、該波形信号を取り出す。このよ
うに、もとの正弦波信号と位相的にずれのない正弦波信
号を生成して波形信号を取り出すため、該波形信号を時
間軸上で歪ますことなく抽出することができるので、ス
ペクトラム拡散通信において、送信された信号を再生す
る際に好適に用い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通信方式を示す説
明図である。
【図2】図1に示す波形信号分離装置のブロック図であ
る。
【図3】図1に示す波形信号分離装置の改変例に係るブ
ロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る通信方式を示す説
明図である。
【図5】図4に示す波形信号分離装置のブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3実施形態に係る通信方式を示す説
明図である。
【図7】図7(A)、図7(B)、図7(C)は、本発
明の第1実施形態に係る通信方式の各部の波形図であ
る。
【図8】図8(A)、図8(B)、図8(C)は、本発
明の第1実施形態に係る通信方式の各部の波形図であ
る。
【図9】図9(A)、図9(B)は、本発明の第1実施
形態に係る通信方式の各部の波形図である。
【図10】図10(A)、図10(B)は、本発明の第
1実施形態に係る通信方式の各部の波形図である。
【符号の説明】
10 波形信号分離装置 12 低域通過フィルタ 14 増幅器 16 微分器 18 増幅器 20 位相変換器 30 減算器 50 スペクトラム拡散受信機 60 スペクトラム拡散送信機 70 加算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形信号の重畳された正弦波信号から正
    弦波信号を取り出すフィルタと、 前記フィルタにより取り出された正弦波信号に位相のず
    れを与える位相変位手段と、 前記フィルタにより取り出された正弦波信号と、前記位
    相変位手段により位相のずれの与えられた正弦波信号と
    を加算して、波形信号の重畳される前の正弦波信号を生
    成する位相変換手段と、 前記位相変換手段にて生成された正弦波信号を、波形信
    号の重畳された正弦波信号から減算することにより、該
    波形信号を取り出す減算手段とを備えることを特徴とす
    る正弦波信号に重畳された波形信号の分離装置。
  2. 【請求項2】 前記位相変位手段が、微分回路又は積分
    回路からなる事を特徴とする請求項1の正弦波信号に重
    畳された波形信号の分離装置。
  3. 【請求項3】 波形信号の重畳された正弦波信号からフ
    ィルタにより正弦波信号を取り出すステップと、 前記フィルタにより取り出された正弦波信号に位相のず
    れを与えるステップと、 前記フィルタにより取り出さ
    れた正弦波信号と、前記ステップにより位相のずれの与
    えられた正弦波信号とを加算して、波形信号の重畳され
    る前の正弦波信号を生成するステップと、 前記ステップにて生成した正弦波信号を、波形信号の重
    畳された正弦波信号から減算することにより、該波形信
    号を取り出すステップとを備えることを特徴とする正弦
    波信号に重畳された波形信号の分離方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0963058A3 (en) * 1998-06-02 2004-03-31 Ibiden Industries Co., Ltd. Transfer apparatus and transfer method using power lines

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0963058A3 (en) * 1998-06-02 2004-03-31 Ibiden Industries Co., Ltd. Transfer apparatus and transfer method using power lines

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