JPH1142018A - ベビーリーフ野菜の土壌栽培法 - Google Patents
ベビーリーフ野菜の土壌栽培法Info
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- JPH1142018A JPH1142018A JP9213906A JP21390697A JPH1142018A JP H1142018 A JPH1142018 A JP H1142018A JP 9213906 A JP9213906 A JP 9213906A JP 21390697 A JP21390697 A JP 21390697A JP H1142018 A JPH1142018 A JP H1142018A
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 形状が均一で商品価値が高いベビーリーフ野
野菜を効率よく生産すること。 【解決手段】 プラグトレイ10のトレイ本体20に設
けられている複数のセル21に対して養土を充填し、種
子を供給し、覆土を供給した後、そのプラグトレイ10
自体を圃場に設置するようにした。
野菜を効率よく生産すること。 【解決手段】 プラグトレイ10のトレイ本体20に設
けられている複数のセル21に対して養土を充填し、種
子を供給し、覆土を供給した後、そのプラグトレイ10
自体を圃場に設置するようにした。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本発明は、サイズが小さく均
一なベビーリーフ野菜を栽培するためのベビーリーフ野
菜の土壌栽培法に関する。
一なベビーリーフ野菜を栽培するためのベビーリーフ野
菜の土壌栽培法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にベビーリーフ野菜を栽培する場
合、苗を圃場に移植し、通常収穫される期間より早い時
期に収穫することで、小さなサイズの野菜として収穫さ
れる。すなわち、ここでのベビーリーフ野菜とは、サイ
ズが約10cm〜15cm位の幼齢期に収穫されたもの
をいう。
合、苗を圃場に移植し、通常収穫される期間より早い時
期に収穫することで、小さなサイズの野菜として収穫さ
れる。すなわち、ここでのベビーリーフ野菜とは、サイ
ズが約10cm〜15cm位の幼齢期に収穫されたもの
をいう。
【0003】また、苗を作らず直接圃場に播種し栽培さ
れるものは、条播きされ、これも通常収穫される期間よ
り早い時期に収穫し、小さなサイズの野菜として出荷さ
れる。
れるものは、条播きされ、これも通常収穫される期間よ
り早い時期に収穫し、小さなサイズの野菜として出荷さ
れる。
【0004】ところで、このようなベビーリーフ野菜を
土壌で栽培する場合、それぞれの野菜の科で発芽温度や
生育速度が異なるために生産を安定させることが難し
い。また、大量に生産する場合には非常に広い栽培面積
を必要とするばかりか、移植や収穫に多大な労力が費や
される等の不具合もある。
土壌で栽培する場合、それぞれの野菜の科で発芽温度や
生育速度が異なるために生産を安定させることが難し
い。また、大量に生産する場合には非常に広い栽培面積
を必要とするばかりか、移植や収穫に多大な労力が費や
される等の不具合もある。
【0005】そこで、このような土壌栽培における欠点
を補うために、水耕栽培によるベビーリーフ野菜の栽培
が行われるようになってきている。
を補うために、水耕栽培によるベビーリーフ野菜の栽培
が行われるようになってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、水耕栽培に
より生産される野菜は、土耕栽培の野菜に比べてその成
分や味が著しく劣るため、商品価値が低いものとなって
いる。
より生産される野菜は、土耕栽培の野菜に比べてその成
分や味が著しく劣るため、商品価値が低いものとなって
いる。
【0007】また、従来の栽培による苗を移植する場合
の株間及び条間は、共に15cmを標準としている。そ
して、その苗は、たとえば4条〜8条の栽培ベットに移
植され、一ヶ月位の栽培期間を経た後、刃物等を使用し
人力により収穫されるため、収穫効率が悪く、生産コス
トの低減の妨げとなっている。
の株間及び条間は、共に15cmを標準としている。そ
して、その苗は、たとえば4条〜8条の栽培ベットに移
植され、一ヶ月位の栽培期間を経た後、刃物等を使用し
人力により収穫されるため、収穫効率が悪く、生産コス
トの低減の妨げとなっている。
【0008】さらに、レタス類の種子は高温時は発芽し
ないために必ず、苗を発芽器等で作らなければならな
い。このため、レタス類の場合は、直接園場に条播きす
ることができず、サイズの小さな野菜を直接園場にて容
易に栽培することが困難とされている。
ないために必ず、苗を発芽器等で作らなければならな
い。このため、レタス類の場合は、直接園場に条播きす
ることができず、サイズの小さな野菜を直接園場にて容
易に栽培することが困難とされている。
【0009】これに対し、アブラナ科等の高温でも発芽
が容易な野菜の種子は、園場に直接、手や機械で播種す
ることができる。ところが、手で播種された場合、株間
が不均一となり、サイズの揃った野菜を生産することが
困難となる。また、機械播種の場合、その機構上、条間
を狭めることが困難であり、サイズの小さい野菜を生産
することが困難となっている。
が容易な野菜の種子は、園場に直接、手や機械で播種す
ることができる。ところが、手で播種された場合、株間
が不均一となり、サイズの揃った野菜を生産することが
困難となる。また、機械播種の場合、その機構上、条間
を狭めることが困難であり、サイズの小さい野菜を生産
することが困難となっている。
【0010】さらに、無農薬有機栽培でのベビーリーフ
野菜の栽培では、野菜の間に雑草が生えてしまうため、
収穫時に多大な労力が必要とされる。
野菜の栽培では、野菜の間に雑草が生えてしまうため、
収穫時に多大な労力が必要とされる。
【0011】すなわち、無農薬有機栽培においては、雑
草の除去作業に除草剤を使用できず、人手による除去作
業を必要とするためである。
草の除去作業に除草剤を使用できず、人手による除去作
業を必要とするためである。
【0012】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、形状が均一で商品価値の高いベビーリーフ
野菜を効率よく生産することができるベビーリーフ野菜
の土壌栽培法を提供することを目的とする。
れたもので、形状が均一で商品価値の高いベビーリーフ
野菜を効率よく生産することができるベビーリーフ野菜
の土壌栽培法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、プラグトレイのトレイ本体に設けられている複数の
セルに対して養土を充填し、粒径の均一な種子を供給
し、覆土を供給した後、そのプラグトレイ自体を圃場に
設置することでベビーリーフ野菜を栽培することを特徴
とする。
は、プラグトレイのトレイ本体に設けられている複数の
セルに対して養土を充填し、粒径の均一な種子を供給
し、覆土を供給した後、そのプラグトレイ自体を圃場に
設置することでベビーリーフ野菜を栽培することを特徴
とする。
【0014】この発明では、それぞれのセルの養土及び
覆土間に粒径の均一な種子が供給されるとともに、これ
らセルを有するプラグトレイ自体が圃場に設置されるた
め、発芽時の水分、覆土の厚み、種子の地表よりの位置
(深さ)、土の粒子、土質、温度等の均一性が保たれる
ことから、それぞれの種子の発芽の時期を揃えることが
できる。
覆土間に粒径の均一な種子が供給されるとともに、これ
らセルを有するプラグトレイ自体が圃場に設置されるた
め、発芽時の水分、覆土の厚み、種子の地表よりの位置
(深さ)、土の粒子、土質、温度等の均一性が保たれる
ことから、それぞれの種子の発芽の時期を揃えることが
できる。
【0015】請求項2記載の発明では、前記複数のセル
の底部には前記圃場に連通する連通孔が設けられている
ことを特徴とする。
の底部には前記圃場に連通する連通孔が設けられている
ことを特徴とする。
【0016】この発明では、各セル内に供給された種子
が発芽すると、その苗の根が連通孔から土壌中に容易に
進行することができ、それぞれのセル内の土の量が少な
くても苗は十分な発育を行うことができる。また、根が
連通孔から土壌中に進行することで、土中の水分を吸収
することができるため、発芽後の散水作業をほとんど必
要せず、栽培管理作業の省力化が可能となる。
が発芽すると、その苗の根が連通孔から土壌中に容易に
進行することができ、それぞれのセル内の土の量が少な
くても苗は十分な発育を行うことができる。また、根が
連通孔から土壌中に進行することで、土中の水分を吸収
することができるため、発芽後の散水作業をほとんど必
要せず、栽培管理作業の省力化が可能となる。
【0017】請求項3記載の発明では、前記セルの数
は、必要とする野菜のサイズに応じて設定されているこ
とを特徴とする。
は、必要とする野菜のサイズに応じて設定されているこ
とを特徴とする。
【0018】この発明では、小さい野菜を必要とすると
き、セル数の多いプラグトレイを用い、大きなサイズの
野菜を必要とするとき、セル数の少ないものを用いるこ
とで、収穫時の野菜のサイズを調節することが可能とな
る。
き、セル数の多いプラグトレイを用い、大きなサイズの
野菜を必要とするとき、セル数の少ないものを用いるこ
とで、収穫時の野菜のサイズを調節することが可能とな
る。
【0019】請求項4記載の発明では、前記プラグトレ
イは、変形可能であり、且つ耐水性、腐敗性に優れた材
質で形成されていることを特徴とする。
イは、変形可能であり、且つ耐水性、腐敗性に優れた材
質で形成されていることを特徴とする。
【0020】この発明では、プラグトレイが耐水性、腐
敗性に優れているため、再利用が図れるばかりか、変形
が容易であるため、圃場への設置の際には圃場の土質や
地形に合わせることができるため、種子の地表よりの位
置(深さ)の均一化が図れる。
敗性に優れているため、再利用が図れるばかりか、変形
が容易であるため、圃場への設置の際には圃場の土質や
地形に合わせることができるため、種子の地表よりの位
置(深さ)の均一化が図れる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の詳細
を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の
ベビーリーフ野菜の土壌栽培法の一実施の形態に係るプ
ラグトレイを示すものである。
を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の
ベビーリーフ野菜の土壌栽培法の一実施の形態に係るプ
ラグトレイを示すものである。
【0022】これらの図に示すように、プラグトレイ1
0のトレイ本体20には、複数のセル21が設けられて
いる。各セル21の底部には、9.5φ程度の連通孔2
2が設けられている。
0のトレイ本体20には、複数のセル21が設けられて
いる。各セル21の底部には、9.5φ程度の連通孔2
2が設けられている。
【0023】そして、各セル21内に供給された種子が
発芽すると、その苗30の根31が連通孔22から土壌
中に容易に進行することができるようになっているた
め、各セル21内の土の量が少なくても苗30の発育に
支障を来すこともない。
発芽すると、その苗30の根31が連通孔22から土壌
中に容易に進行することができるようになっているた
め、各セル21内の土の量が少なくても苗30の発育に
支障を来すこともない。
【0024】ここで、ベビーリーフ野菜の種子は、発芽
率が同じになるように、粒径が均一で種皮の剥離してい
ないものが用いられるようになっている。
率が同じになるように、粒径が均一で種皮の剥離してい
ないものが用いられるようになっている。
【0025】また、トレイ本体20の寸法は、たとえば
59.0cm×33.3cm程度である。セル21の数
は、10×20である。 但し、これらセル21は、必
要とする野菜のサイズに応じて、その数が任意に設定さ
れている。すなわち、小さい野菜を必要とするとき、セ
ル数の多いプラグトレイ10が用いられ、大きなサイズ
の野菜を必要とするとき、セル数の少ないものを用いる
ことで、収穫時の野菜のサイズを調節することが可能と
なる。
59.0cm×33.3cm程度である。セル21の数
は、10×20である。 但し、これらセル21は、必
要とする野菜のサイズに応じて、その数が任意に設定さ
れている。すなわち、小さい野菜を必要とするとき、セ
ル数の多いプラグトレイ10が用いられ、大きなサイズ
の野菜を必要とするとき、セル数の少ないものを用いる
ことで、収穫時の野菜のサイズを調節することが可能と
なる。
【0026】さらに、プラグトレイ10は、たとえば合
成樹脂によって形成されているため、耐水性、腐敗性に
優れたものとなっているばかりか、再利用も可能となっ
ている。しかも、プラグトレイ10の変形は容易である
ため、圃場の土質や地形に合わせることが容易となって
いる。
成樹脂によって形成されているため、耐水性、腐敗性に
優れたものとなっているばかりか、再利用も可能となっ
ている。しかも、プラグトレイ10の変形は容易である
ため、圃場の土質や地形に合わせることが容易となって
いる。
【0027】図3は、上記のプラグトレイ10に対して
自動的に種子等を供給する播種機を示すものである。
自動的に種子等を供給する播種機を示すものである。
【0028】同図に示すように、播種機40の操作ボッ
クス41の操作によって搬送部42に載置されたプラグ
トレイ10が矢印方向に沿って順送りされるようになっ
ている。
クス41の操作によって搬送部42に載置されたプラグ
トレイ10が矢印方向に沿って順送りされるようになっ
ている。
【0029】すなわち、充填部42では所定量の養土が
上記の各セル21内に充填され、播種部43では所定数
の種子が各セル21内に供給され、覆土部44では種子
が培土によって覆われるようになっている。
上記の各セル21内に充填され、播種部43では所定数
の種子が各セル21内に供給され、覆土部44では種子
が培土によって覆われるようになっている。
【0030】続いて、上記のプラグトレイ10を用いて
のベビーリーフ野菜の土壌栽培法について説明する。
のベビーリーフ野菜の土壌栽培法について説明する。
【0031】まず、上記の播種機40によってプラグト
レイ10の各セル21に養土、種子、覆土を供給する。
レイ10の各セル21に養土、種子、覆土を供給する。
【0032】ここで、収穫時の野菜のサイズを調節する
ために、小さい野菜を必要とするとき、セル数の多いプ
ラグトレイ10を用い、大きなサイズの野菜を必要とす
るとき、セル数の少ないものを用いる。
ために、小さい野菜を必要とするとき、セル数の多いプ
ラグトレイ10を用い、大きなサイズの野菜を必要とす
るとき、セル数の少ないものを用いる。
【0033】各セル21に養土、種子、覆土を供給した
後、そのプラグトレイ10を圃場に設置する。このと
き、プラグトレイ10は変形容易な合成樹脂で形成され
ているため、その土質や地形に容易に合わせることがで
きる。
後、そのプラグトレイ10を圃場に設置する。このと
き、プラグトレイ10は変形容易な合成樹脂で形成され
ているため、その土質や地形に容易に合わせることがで
きる。
【0034】そして、各セル21内に供給された種子が
発芽すると、その苗30の根31が連通孔22から土壌
中に容易に進行する。このため、各セル21内の土の量
が少なくても苗30は十分な発育を行うことができる。
発芽すると、その苗30の根31が連通孔22から土壌
中に容易に進行する。このため、各セル21内の土の量
が少なくても苗30は十分な発育を行うことができる。
【0035】また、根31が連通孔22から土壌中に進
行することで、土中の水分を吸収することができるた
め、発芽後の散水作業をほとんど必要せず、栽培管理作
業の省力化が可能となる。しかも、プラグ本体20によ
って圃場表面が覆われるため、その表面からの水分の蒸
発が抑えられ、大幅な水の節約をも可能とされる。
行することで、土中の水分を吸収することができるた
め、発芽後の散水作業をほとんど必要せず、栽培管理作
業の省力化が可能となる。しかも、プラグ本体20によ
って圃場表面が覆われるため、その表面からの水分の蒸
発が抑えられ、大幅な水の節約をも可能とされる。
【0036】このように、本実施の形態のベビーリーフ
野菜の土壌栽培法では、プラグトレイ10のトレイ本体
20に設けられている複数のセル21に対して養土を充
填し、種子を供給し、覆土を供給した後、そのプラグト
レイ10自体を圃場に設置するようにしたので、均一形
状であり、しかも商品価値の高いベビーリーフ野菜を効
率よく生産することが可能となる。
野菜の土壌栽培法では、プラグトレイ10のトレイ本体
20に設けられている複数のセル21に対して養土を充
填し、種子を供給し、覆土を供給した後、そのプラグト
レイ10自体を圃場に設置するようにしたので、均一形
状であり、しかも商品価値の高いベビーリーフ野菜を効
率よく生産することが可能となる。
【0037】すなわち、ベビーリーフ野菜の重要な商品
価値の一つにサイズがある。野菜のサイズは、栽培期間
の他に、野菜の栽培密度と密接な関係がある。つまり、
大きなサイズの野菜は隣合う野菜との距離に比例するの
で、小さなサイズの野菜は隣合う野菜との距離を小さく
すれば生産することが可能となる。また隣り合う全ての
野菜との距離を均一にすれば、その野菜の全ての横方向
の形も均一にすることが可能となる。
価値の一つにサイズがある。野菜のサイズは、栽培期間
の他に、野菜の栽培密度と密接な関係がある。つまり、
大きなサイズの野菜は隣合う野菜との距離に比例するの
で、小さなサイズの野菜は隣合う野菜との距離を小さく
すれば生産することが可能となる。また隣り合う全ての
野菜との距離を均一にすれば、その野菜の全ての横方向
の形も均一にすることが可能となる。
【0038】サイズを均一にするために必要なことは、
上記の栽培位置の設定以外に、発芽の時期を同時にする
ことによって可能となる。このためには発芽時における
発芽条件を均一にすることによって可能となる。
上記の栽培位置の設定以外に、発芽の時期を同時にする
ことによって可能となる。このためには発芽時における
発芽条件を均一にすることによって可能となる。
【0039】つまり、発芽時の水分、覆土の厚み、種子
の地表よりの位置(深さ)、土の粒子の均一性、土質の
均一性、温度の均一性等よって発芽の時期を揃えること
ができる。
の地表よりの位置(深さ)、土の粒子の均一性、土質の
均一性、温度の均一性等よって発芽の時期を揃えること
ができる。
【0040】また、プラグトレイ10に設けられている
セル21の数が必要とする野菜のサイズに応じて設定さ
れているため、小さい野菜を必要とするとき、セル数の
多いプラグトレイ10を用い、大きなサイズの野菜を必
要とするとき、セル数の少ないものを用いることで、収
穫時の野菜のサイズを調節することが可能となる。
セル21の数が必要とする野菜のサイズに応じて設定さ
れているため、小さい野菜を必要とするとき、セル数の
多いプラグトレイ10を用い、大きなサイズの野菜を必
要とするとき、セル数の少ないものを用いることで、収
穫時の野菜のサイズを調節することが可能となる。
【0041】さらに、トレイ本体20の複数のセル21
の底部には、連通孔22が設けられているため、発芽し
た苗30の根31が連通孔22から土壌中に容易に進行
することができ、各セル21内の土の量が少なくても苗
30の発育に支障を来すこともない。しかも、連通孔2
2から土壌中に進行した根31は土中の水分を吸収する
ことができるため、発芽後の散水作業の省力化が図れ
る。
の底部には、連通孔22が設けられているため、発芽し
た苗30の根31が連通孔22から土壌中に容易に進行
することができ、各セル21内の土の量が少なくても苗
30の発育に支障を来すこともない。しかも、連通孔2
2から土壌中に進行した根31は土中の水分を吸収する
ことができるため、発芽後の散水作業の省力化が図れ
る。
【0042】さらにまた、プラグトレイ10は、合成樹
脂によって形成されているため、圃場に設置する場合、
その土質や地形に合わせることが容易となるばかりか、
プラグ本体20によって圃場表面が覆われるため、その
表面からの水分の蒸発が抑えられ、大幅な水の節約が可
能となることから、水の管理が容易となる。
脂によって形成されているため、圃場に設置する場合、
その土質や地形に合わせることが容易となるばかりか、
プラグ本体20によって圃場表面が覆われるため、その
表面からの水分の蒸発が抑えられ、大幅な水の節約が可
能となることから、水の管理が容易となる。
【0043】これにより、発芽後の生育が不安定な段階
での野菜の水管理が容易となり、水分過多によって生じ
るサイズ、味、日持ち性等の不具合が解消される。
での野菜の水管理が容易となり、水分過多によって生じ
るサイズ、味、日持ち性等の不具合が解消される。
【0044】またこのように、水管理が容易となること
で、一つのハウスで生育段階の異なる野菜を同時に栽培
することが可能となり生産性が著しく向上させることも
可能となる。さらに、同一ハウス内で生育速度の異なる
作物をも同時に栽培することが可能となり、大規模な施
設でより安価なベビーリーフ野菜を生産することが可能
となる。
で、一つのハウスで生育段階の異なる野菜を同時に栽培
することが可能となり生産性が著しく向上させることも
可能となる。さらに、同一ハウス内で生育速度の異なる
作物をも同時に栽培することが可能となり、大規模な施
設でより安価なベビーリーフ野菜を生産することが可能
となる。
【0045】さらに、図4に示すように、圃場にて複数
のプラグトレイ10を設置した場合には、隣り合う野菜
の栽培位置が最密充填に近く、単位面積当りの栽培量が
高められることから、面積当りの生産コストを著しく低
減することができる。
のプラグトレイ10を設置した場合には、隣り合う野菜
の栽培位置が最密充填に近く、単位面積当りの栽培量が
高められることから、面積当りの生産コストを著しく低
減することができる。
【0046】しかも、プラグトレイ10が圃場の設置面
を覆うので、雑草の種子が大量に土中に存在している場
合であっても、全くその影響を受けることなく栽培する
ことができ、無農薬有機栽培によるベーピーリーフ野菜
の生産が可能となる。
を覆うので、雑草の種子が大量に土中に存在している場
合であっても、全くその影響を受けることなく栽培する
ことができ、無農薬有機栽培によるベーピーリーフ野菜
の生産が可能となる。
【0047】すなわち、無農薬有機栽培を妨げる要因は
雑草であり、その雑草対策をも図ることができるためで
ある。
雑草であり、その雑草対策をも図ることができるためで
ある。
【0048】また、本実施の形態のベビーリーフ野菜の
土壌栽培法では、収穫時においてもその栽培密度が高い
ため、一人当りの収穫面積が小さくなり、その収穫時間
を著しく短縮することが可能となる。
土壌栽培法では、収穫時においてもその栽培密度が高い
ため、一人当りの収穫面積が小さくなり、その収穫時間
を著しく短縮することが可能となる。
【0049】また、サイズが均一となるため、選別作業
も必要とせず、出荷時までの野菜の鮮度を保つことが可
能となり、その商品価値を損うこともない。
も必要とせず、出荷時までの野菜の鮮度を保つことが可
能となり、その商品価値を損うこともない。
【0050】さらに、電動バリカン等の機械収穫が可能
となるために、さらに生産コストを低減させることもで
きる。
となるために、さらに生産コストを低減させることもで
きる。
【0051】さらにまた、雑草の混入が全くないため、
その除去作業もなく一人当りの収穫効率が著しく向上す
る。
その除去作業もなく一人当りの収穫効率が著しく向上す
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のベビーリ
ーフ野菜の土壌栽培法によれば、それぞれのセルの養土
及び覆土間に粒径の均一な種子が供給されるとともに、
これらセルを有するプラグトレイ自体が圃場に設置され
るため、発芽時の水分、覆土の厚み、種子の地表よりの
位置(深さ)、土の粒子、土質、温度等の均一性を保つ
ことができ、形状が均一で商品価値が高い野菜を効率よ
く生産することができる。
ーフ野菜の土壌栽培法によれば、それぞれのセルの養土
及び覆土間に粒径の均一な種子が供給されるとともに、
これらセルを有するプラグトレイ自体が圃場に設置され
るため、発芽時の水分、覆土の厚み、種子の地表よりの
位置(深さ)、土の粒子、土質、温度等の均一性を保つ
ことができ、形状が均一で商品価値が高い野菜を効率よ
く生産することができる。
【図1】本発明のベビーリーフ野菜の土壌栽培法の一実
施の形態に係るプラグトレイを示す斜視図である。
施の形態に係るプラグトレイを示す斜視図である。
【図2】図1のプラグトレイに種子等を自動的に供給す
る播種機を示す斜視図である。
る播種機を示す斜視図である。
【図3】図1のプラグトレイの使用方法を示すための図
である。
である。
【図4】図1のプラグトレイを圃場に複数設置した場合
を説明するための図である。
を説明するための図である。
10 プラグトレイ 20 トレイ本体 21 セル 22 連通孔 30 苗 31 根 40 播種機 41 操作ボックス 42 搬送部 43 播種部 44 覆土部
Claims (4)
- 【請求項1】 プラグトレイのトレイ本体に設けられて
いる複数のセルに対して養土を充填し、粒径の均一な種
子を供給し、覆土を供給した後、そのプラグトレイ自体
を圃場に設置することでベビーリーフ野菜を栽培するこ
とを特徴とするベビーリーフ野菜の土壌栽培法。 - 【請求項2】 前記複数のセルの底部には前記圃場に連
通する連通孔が設けられていることを特徴とする請求項
1記載のベビーリーフ野菜の土壌栽培法。 - 【請求項3】 前記セルの数は、必要とする野菜のサイ
ズに応じて設定されていることを特徴とする請求項2又
は3記載のベビーリーフ野菜の土壌栽培法。 - 【請求項4】 前記プラグトレイは、変形可能であり、
且つ耐水性、腐敗性に優れた材質で形成されていること
を特徴とする請求項1記載のベビーリーフ野菜の土壌栽
培法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213906A JPH1142018A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ベビーリーフ野菜の土壌栽培法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9213906A JPH1142018A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ベビーリーフ野菜の土壌栽培法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142018A true JPH1142018A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16646992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9213906A Pending JPH1142018A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ベビーリーフ野菜の土壌栽培法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1142018A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007267616A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Graduate School For The Creation Of New Photonics Industries | 葉物野菜栽培方法 |
| WO2023033183A1 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 株式会社アグリ研究所 | 幼齢期に収穫する作物の栽培法及び培養土 |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP9213906A patent/JPH1142018A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007267616A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Graduate School For The Creation Of New Photonics Industries | 葉物野菜栽培方法 |
| WO2023033183A1 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 株式会社アグリ研究所 | 幼齢期に収穫する作物の栽培法及び培養土 |
| KR20240050460A (ko) | 2021-09-06 | 2024-04-18 | 가부시키가이샤 아그리 겐큐쇼 | 유령기에 수확하는 작물의 재배법 및 배양토 |
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