JPH1142257A - 歩行障害者用排便設備 - Google Patents
歩行障害者用排便設備Info
- Publication number
- JPH1142257A JPH1142257A JP21553797A JP21553797A JPH1142257A JP H1142257 A JPH1142257 A JP H1142257A JP 21553797 A JP21553797 A JP 21553797A JP 21553797 A JP21553797 A JP 21553797A JP H1142257 A JPH1142257 A JP H1142257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flush toilet
- notch
- person
- defecation
- bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 寝たきりや車椅子の生活を余儀無くされてい
る歩行障害者用の排便設備に関し、清潔で使用が容易な
排便設備を得ることを課題とする。 【解決手段】 水洗便器をベッドの下や床下に昇降自在
に設置し、必要な時に上昇させて歩行障害者が利用し易
い位置に上昇させる。寝たきりの人のためには、中央部
に開閉自在な切欠孔5を有するベッド2と、リフト装置
11、24で前記ベッドの切欠孔5の直下に昇降自在に
配置された水洗便器15とを備え、リフト装置11、2
4は開放された切欠孔5の上縁に水洗便器15の上縁を
臨ませる構造を採用する。車椅子の人のためには、開閉
自在な切欠孔28を備えた床板25と、リフト装置11
で前記床板の切欠孔28の直下に昇降自在に配置された
水洗便器15とを備え、リフト装置11は開放された切
欠孔28を通して水洗便器15の上縁を床板の上方所定
高さに上昇させる構造を採用する。
る歩行障害者用の排便設備に関し、清潔で使用が容易な
排便設備を得ることを課題とする。 【解決手段】 水洗便器をベッドの下や床下に昇降自在
に設置し、必要な時に上昇させて歩行障害者が利用し易
い位置に上昇させる。寝たきりの人のためには、中央部
に開閉自在な切欠孔5を有するベッド2と、リフト装置
11、24で前記ベッドの切欠孔5の直下に昇降自在に
配置された水洗便器15とを備え、リフト装置11、2
4は開放された切欠孔5の上縁に水洗便器15の上縁を
臨ませる構造を採用する。車椅子の人のためには、開閉
自在な切欠孔28を備えた床板25と、リフト装置11
で前記床板の切欠孔28の直下に昇降自在に配置された
水洗便器15とを備え、リフト装置11は開放された切
欠孔28を通して水洗便器15の上縁を床板の上方所定
高さに上昇させる構造を採用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運動神経の麻痺に
よりベッドに寝たきりになった人や種々の原因により車
椅子による生活を余儀なくされた人、病気により身体が
衰弱した人、治療等のため絶対安静が必要な人のよう
に、歩行が困難な人(歩行障害者)に好適な排便設備に
関するものである。
よりベッドに寝たきりになった人や種々の原因により車
椅子による生活を余儀なくされた人、病気により身体が
衰弱した人、治療等のため絶対安静が必要な人のよう
に、歩行が困難な人(歩行障害者)に好適な排便設備に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩行障害者が排便をしようとするとき、
寝たきりの人は病院や住宅に設けられた水洗便所に行く
ことができず、また、車椅子の人は便所に行くことがで
きても通常の排便設備を使用することができない。
寝たきりの人は病院や住宅に設けられた水洗便所に行く
ことができず、また、車椅子の人は便所に行くことがで
きても通常の排便設備を使用することができない。
【0003】そこで、寝たきりの人は、介護者に起こし
てもらいベッドの側にあるポータブル式のトイレに移動
したあと排便するか、紙おむつに排便して一定時間毎に
紙おむつを交換してもらっていた。一方、車椅子の人
は、把手を設けた歩行障害者用便所に行って排便を済ま
せるか、車椅子から部屋の隅にあるポータブル式のトイ
レに移動して排便を行っていた。ポータブル式のトイレ
は、プラスチックスで製造された台形の本体と本体の上
縁に起伏可能な馬啼形の便座を備えている。本体の下部
中央には便や尿を受けるための引出し式の受皿が収容さ
れている。
てもらいベッドの側にあるポータブル式のトイレに移動
したあと排便するか、紙おむつに排便して一定時間毎に
紙おむつを交換してもらっていた。一方、車椅子の人
は、把手を設けた歩行障害者用便所に行って排便を済ま
せるか、車椅子から部屋の隅にあるポータブル式のトイ
レに移動して排便を行っていた。ポータブル式のトイレ
は、プラスチックスで製造された台形の本体と本体の上
縁に起伏可能な馬啼形の便座を備えている。本体の下部
中央には便や尿を受けるための引出し式の受皿が収容さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】病院や住宅の水洗便所
では排便後すぐに水洗することができるので、清潔で臭
いが残らないが、ポータブル式のトイレは、排便後直ぐ
に汚物を便所に流しに行かないと不潔であり、便器の臭
いが見舞い客等に不快な思いをさせるほか、歩行障害者
に引け目を感じさせ、明るく快適な生活を送るのを妨げ
る。一方、介護者にとっても、排便後の受皿をすぐに水
洗便所へ持っていくことは困難であり、更に汚物を水洗
便所へ流したあと受皿を洗浄しなければならない。
では排便後すぐに水洗することができるので、清潔で臭
いが残らないが、ポータブル式のトイレは、排便後直ぐ
に汚物を便所に流しに行かないと不潔であり、便器の臭
いが見舞い客等に不快な思いをさせるほか、歩行障害者
に引け目を感じさせ、明るく快適な生活を送るのを妨げ
る。一方、介護者にとっても、排便後の受皿をすぐに水
洗便所へ持っていくことは困難であり、更に汚物を水洗
便所へ流したあと受皿を洗浄しなければならない。
【0005】本発明は、排便後すぐに洗い流すことがで
き、必要により尻を洗浄することができる歩行障害者用
排便設備を提供することを目的としている。
き、必要により尻を洗浄することができる歩行障害者用
排便設備を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポータブル式
のトイレに代えて水洗便器を設置している。水洗便器は
ベッドの下や床下に昇降自在に設置し、必要な時に上昇
させて歩行障害者が利用し易い位置に上昇させる。
のトイレに代えて水洗便器を設置している。水洗便器は
ベッドの下や床下に昇降自在に設置し、必要な時に上昇
させて歩行障害者が利用し易い位置に上昇させる。
【0007】即ち、請求項1記載の歩行障害者用排便設
備は、中央部に開閉自在な切欠孔5を有するベッド2
と、リフト装置11、24で前記ベッドの切欠孔5の直
下に昇降自在に配置された水洗便器15とを備え、リフ
ト装置11、24は開放された切欠孔5の上縁に水洗便
器15の上縁を臨ませることを特徴とするものである。
備は、中央部に開閉自在な切欠孔5を有するベッド2
と、リフト装置11、24で前記ベッドの切欠孔5の直
下に昇降自在に配置された水洗便器15とを備え、リフ
ト装置11、24は開放された切欠孔5の上縁に水洗便
器15の上縁を臨ませることを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の歩行障害者用排便設備は、
開閉自在な切欠孔28を備えた床板25と、リフト装置
11で前記床板の切欠孔28の直下に昇降自在に配置さ
れた水洗便器15とを備え、リフト装置11は開放され
た切欠孔28を通して水洗便器15の上縁を床板の上方
所定高さに上昇させることを特徴とするものである。
開閉自在な切欠孔28を備えた床板25と、リフト装置
11で前記床板の切欠孔28の直下に昇降自在に配置さ
れた水洗便器15とを備え、リフト装置11は開放され
た切欠孔28を通して水洗便器15の上縁を床板の上方
所定高さに上昇させることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の歩
行障害者用排便設備において、切欠孔5がベッド2に設
けられたマットのスライド部分6a、6bをスライドす
ることによって開閉され、マットの当該スライド部6
a、6bの切欠孔5を閉鎖する部分は水洗便器15の上
縁を切欠孔5の上縁に近接させて待機可能に斜めにまた
は薄肉に形成されており、水洗便器15は外容器17で
囲まれた内容器16を備え、外容器17と内容器16と
の間から内容器16内に洗浄水を流入することを特徴と
するものである。
行障害者用排便設備において、切欠孔5がベッド2に設
けられたマットのスライド部分6a、6bをスライドす
ることによって開閉され、マットの当該スライド部6
a、6bの切欠孔5を閉鎖する部分は水洗便器15の上
縁を切欠孔5の上縁に近接させて待機可能に斜めにまた
は薄肉に形成されており、水洗便器15は外容器17で
囲まれた内容器16を備え、外容器17と内容器16と
の間から内容器16内に洗浄水を流入することを特徴と
するものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の歩
行障害者用排便設備において、内容器16はその上縁面
に便通過孔9を備えた目皿8を備えていることを特徴と
するものである。
行障害者用排便設備において、内容器16はその上縁面
に便通過孔9を備えた目皿8を備えていることを特徴と
するものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の歩行障害者用排便設備において、水洗便器15及
びリフト装置11、24がユニットケース10に収容さ
れていることを特徴とするものである。
記載の歩行障害者用排便設備において、水洗便器15及
びリフト装置11、24がユニットケース10に収容さ
れていることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の歩行障害者用排便設備は、寝た
きりの人に好適な構造をしている。ベッドの切欠孔5を
開放して歩行障害者の尻を切欠孔5に臨ませ、リフト装
置11、24を動作させることにより、水洗便器15を
尻に当てることができる。従って介護人が歩行障害者を
持ち上げる必要がない。また、歩行障害者が排便したあ
とすぐに便器を水洗することができ、衛生的で部屋に臭
いが残らない。
きりの人に好適な構造をしている。ベッドの切欠孔5を
開放して歩行障害者の尻を切欠孔5に臨ませ、リフト装
置11、24を動作させることにより、水洗便器15を
尻に当てることができる。従って介護人が歩行障害者を
持ち上げる必要がない。また、歩行障害者が排便したあ
とすぐに便器を水洗することができ、衛生的で部屋に臭
いが残らない。
【0013】請求項3の発明では、ベッド上に寝ている
歩行障害者に恐怖感を与えることなく切欠孔5を円滑に
開閉することができるほか、リフト装置11、24の昇
降ストロークを小さくでき、かつ切欠孔5が開いたとき
の尻の落込み量を小さくできる。さらに外容器を設けて
外容器の内側と内容器16の内外面を洗浄することが可
能であるから、水洗便器の内部をより清潔にすることが
できる。
歩行障害者に恐怖感を与えることなく切欠孔5を円滑に
開閉することができるほか、リフト装置11、24の昇
降ストロークを小さくでき、かつ切欠孔5が開いたとき
の尻の落込み量を小さくできる。さらに外容器を設けて
外容器の内側と内容器16の内外面を洗浄することが可
能であるから、水洗便器の内部をより清潔にすることが
できる。
【0014】さらに請求項4の発明によれば、目皿8が
排便中の歩行障害者の尻を支えることができる。特にベ
ッドの背を起こして座った姿勢で排便をするとき、目皿
8によって歩行障害者の尻がより安定に保持され、歩行
障害者に恐怖感を与えることもなくなる。この目皿8は
たとえばゴム質の弾性体で形成するとか、合成樹脂成形
品で製作したものを内容器16に弾性材を介して装着す
るようにしてより使用感の優れたものにすることができ
る。
排便中の歩行障害者の尻を支えることができる。特にベ
ッドの背を起こして座った姿勢で排便をするとき、目皿
8によって歩行障害者の尻がより安定に保持され、歩行
障害者に恐怖感を与えることもなくなる。この目皿8は
たとえばゴム質の弾性体で形成するとか、合成樹脂成形
品で製作したものを内容器16に弾性材を介して装着す
るようにしてより使用感の優れたものにすることができ
る。
【0015】請求項5の発明では、リフト装置を含む水
洗便器全体がユニットケースに収容されるので、外観が
良く移動や設置が容易である。またこのユニットケース
10の上縁を水洗便器15の上縁より高くしておくこと
により、ユニットケース内で水洗便器15全体を洗うこ
とも可能であり、水洗便器15をより清潔な状態で維持
管理することが可能である。
洗便器全体がユニットケースに収容されるので、外観が
良く移動や設置が容易である。またこのユニットケース
10の上縁を水洗便器15の上縁より高くしておくこと
により、ユニットケース内で水洗便器15全体を洗うこ
とも可能であり、水洗便器15をより清潔な状態で維持
管理することが可能である。
【0016】請求項2記載の発明は、車椅子の人に好適
な構造をしている。便意を催したときは、リフト装置1
1を作動させ、自分に適した高さに水洗便器15を上昇
させる。歩行障害者は、車椅子から便座に移動して排便
を済ませ、便器を水洗する。車椅子に戻ってリフト装置
を作動して水洗便器15を下降させ切欠孔28を閉じ
る。このように、水洗便器は床下に収納されかつ切欠孔
28が閉鎖されるので、車椅子の移動に支障を生じるこ
とはない。また、訪問客等は水洗便器15があることを
知らないので、歩行障害者は引け目を感じることがな
く、明るく快適な生活を送ることができる。
な構造をしている。便意を催したときは、リフト装置1
1を作動させ、自分に適した高さに水洗便器15を上昇
させる。歩行障害者は、車椅子から便座に移動して排便
を済ませ、便器を水洗する。車椅子に戻ってリフト装置
を作動して水洗便器15を下降させ切欠孔28を閉じ
る。このように、水洗便器は床下に収納されかつ切欠孔
28が閉鎖されるので、車椅子の移動に支障を生じるこ
とはない。また、訪問客等は水洗便器15があることを
知らないので、歩行障害者は引け目を感じることがな
く、明るく快適な生活を送ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は請求項1記載の
歩行障害者用排便設備を示したものである。この排便設
備は、寝たきりの人に好適な構造をしており、歩行障害
者1が横たわるベッド2とベッドの下方に位置する水洗
便器15を備えている。ベッドは4本の脚3によってコ
ンクリート製床面4から一定の高さに支持されている。
ベッドの略中央、即ち仰臥した歩行障害者の尻が当たる
部分には、鉛直方向の矩形の切欠孔5が設けられてい
る。この切欠孔5は、通常はベッド2に装着されている
マット6のスライド部分6a、6bによって閉鎖されて
いる。マットのスライド部分6a、6bは図示しないモ
ータなどにより左右にスライドできるようになってお
り、これを左右すなわち左側の部分6bを左外に、右側
の部分6aを右外に移動させることにより、切欠孔5が
開放される。
歩行障害者用排便設備を示したものである。この排便設
備は、寝たきりの人に好適な構造をしており、歩行障害
者1が横たわるベッド2とベッドの下方に位置する水洗
便器15を備えている。ベッドは4本の脚3によってコ
ンクリート製床面4から一定の高さに支持されている。
ベッドの略中央、即ち仰臥した歩行障害者の尻が当たる
部分には、鉛直方向の矩形の切欠孔5が設けられてい
る。この切欠孔5は、通常はベッド2に装着されている
マット6のスライド部分6a、6bによって閉鎖されて
いる。マットのスライド部分6a、6bは図示しないモ
ータなどにより左右にスライドできるようになってお
り、これを左右すなわち左側の部分6bを左外に、右側
の部分6aを右外に移動させることにより、切欠孔5が
開放される。
【0018】切欠孔5の直下のベッド2と床面4との間
にはパンタグラフ装置11が配置されている。パンタグ
ラフ装置は、X字形のリンク12とその上端に装着され
た昇降台13を備えている。昇降台13はモータ14に
よって上下動する。昇降台13には水洗便器15が装着
されている。水洗便器15はその本体18が内容器16
と外容器17とで形成された二重構造をしており、内容
器16の上縁は外容器17の上縁の下方に位置してお
り、内容器の下部は排水管21に連通している。排水管
21は蛇腹を介して床面に固定された配管22に接続さ
れている。外容器17にはフラッシュバルブを有する湯
水管19が接続されており、湯水管から放出される湯水
は内外の容器16、17の間隙を通って内容器16の上
縁から内側に流入し、排水管から排出される。
にはパンタグラフ装置11が配置されている。パンタグ
ラフ装置は、X字形のリンク12とその上端に装着され
た昇降台13を備えている。昇降台13はモータ14に
よって上下動する。昇降台13には水洗便器15が装着
されている。水洗便器15はその本体18が内容器16
と外容器17とで形成された二重構造をしており、内容
器16の上縁は外容器17の上縁の下方に位置してお
り、内容器の下部は排水管21に連通している。排水管
21は蛇腹を介して床面に固定された配管22に接続さ
れている。外容器17にはフラッシュバルブを有する湯
水管19が接続されており、湯水管から放出される湯水
は内外の容器16、17の間隙を通って内容器16の上
縁から内側に流入し、排水管から排出される。
【0019】図4は請求項1記載の歩行障害者用排便設
備の他の例を示したもので、S字形に屈曲するベッド2
とこれに好適なリフト装置を示したものである。このベ
ッドは歩行障害者1の尻を下げながら上半身を起こす構
造のものであり、水洗便器15の上昇量を少なくでき
る。従って、基台に4本のねじ杆を回動自在かつ軸方向
移動不能に設け、昇降台をねじ杆に螺合させ、モータ1
4でねじ杆24を同期回転させることにより、昇降台1
3を上下動させるリフト装置を採用している。
備の他の例を示したもので、S字形に屈曲するベッド2
とこれに好適なリフト装置を示したものである。このベ
ッドは歩行障害者1の尻を下げながら上半身を起こす構
造のものであり、水洗便器15の上昇量を少なくでき
る。従って、基台に4本のねじ杆を回動自在かつ軸方向
移動不能に設け、昇降台をねじ杆に螺合させ、モータ1
4でねじ杆24を同期回転させることにより、昇降台1
3を上下動させるリフト装置を採用している。
【0020】以下に請求項1の排便設備の使用方法を説
明する。ベッド上の歩行障害者が便意を催したら、適宜
な操作ボタン等によってモータを駆動して、マットのス
ライド部分6a、6bを外側へスライドさせて切欠孔5
を開く。このとき歩行障害者の尻は移動したマットのス
ライド部分6a、6bの間に落ち込むが、次にリフト装
置11、24が動作して水洗便器15が上昇してくるこ
とにより、水洗便器の便座で尻が支えられる。図4の装
置ではこのときベッドの背もたれの部分が上昇して歩行
障害者は座った姿勢になる。排便が終わったら、水洗便
器15に内蔵した図示しないノズルから湯水が噴射され
て排便後の尻を洗い、次に温風が送風されて乾燥する。
これと並行して湯水管19から便器内に湯水が放され、
汚物を排出するとともに、便器を洗浄する。次いでリフ
ト装置11、24が逆動作して水洗便器15を下降さ
せ、その後マットのスライド部分6a、6bが内側に移
動して切欠孔5を閉鎖する。図4の実施例のものでは、
ベッドの背もたれ部分が下降して歩行障害者を寝た姿勢
に戻す。
明する。ベッド上の歩行障害者が便意を催したら、適宜
な操作ボタン等によってモータを駆動して、マットのス
ライド部分6a、6bを外側へスライドさせて切欠孔5
を開く。このとき歩行障害者の尻は移動したマットのス
ライド部分6a、6bの間に落ち込むが、次にリフト装
置11、24が動作して水洗便器15が上昇してくるこ
とにより、水洗便器の便座で尻が支えられる。図4の装
置ではこのときベッドの背もたれの部分が上昇して歩行
障害者は座った姿勢になる。排便が終わったら、水洗便
器15に内蔵した図示しないノズルから湯水が噴射され
て排便後の尻を洗い、次に温風が送風されて乾燥する。
これと並行して湯水管19から便器内に湯水が放され、
汚物を排出するとともに、便器を洗浄する。次いでリフ
ト装置11、24が逆動作して水洗便器15を下降さ
せ、その後マットのスライド部分6a、6bが内側に移
動して切欠孔5を閉鎖する。図4の実施例のものでは、
ベッドの背もたれ部分が下降して歩行障害者を寝た姿勢
に戻す。
【0021】以上説明した実施例のものでは、マットの
スライド部分6a、6bを開いたときの尻の降下量が大
きい。これによって歩行障害者が不快感や恐怖感を感じ
るのを避けたいときは、図5及び図6に示すようにマッ
トのスライド部分6a、6bの切欠孔5に位置する部分
7a、7bをテーパ状にするか、薄肉にして待機状態に
あるときの便器15の上縁が切欠孔5の上縁近傍に位置
するようにする。このようにすれば、マットのスライド
部分6a、6bを移動させてもすぐその下に便器15の
上縁が位置して落ち込もうとする尻を支えるので、歩行
障害者に与える恐怖感や不快感を軽減できる。この構造
は、図4に示すように、排便時にベッドの背もたれを起
こすようにしたときの構造としてより好ましいものであ
る。
スライド部分6a、6bを開いたときの尻の降下量が大
きい。これによって歩行障害者が不快感や恐怖感を感じ
るのを避けたいときは、図5及び図6に示すようにマッ
トのスライド部分6a、6bの切欠孔5に位置する部分
7a、7bをテーパ状にするか、薄肉にして待機状態に
あるときの便器15の上縁が切欠孔5の上縁近傍に位置
するようにする。このようにすれば、マットのスライド
部分6a、6bを移動させてもすぐその下に便器15の
上縁が位置して落ち込もうとする尻を支えるので、歩行
障害者に与える恐怖感や不快感を軽減できる。この構造
は、図4に示すように、排便時にベッドの背もたれを起
こすようにしたときの構造としてより好ましいものであ
る。
【0022】さらに図7に示すように、内容器16の上
面に歩行障害者の尻を支持する目皿8を設けてやれば、
排便時に歩行障害者の尻をより安定に支えることができ
る。この目皿8は便通過孔9を備えている。このような
目皿8を設けることにより、便器15の上面の大きさを
広くすることができ、排便時に汚物が飛散して切欠孔5
の周辺等を汚すおそれを回避することができる。
面に歩行障害者の尻を支持する目皿8を設けてやれば、
排便時に歩行障害者の尻をより安定に支えることができ
る。この目皿8は便通過孔9を備えている。このような
目皿8を設けることにより、便器15の上面の大きさを
広くすることができ、排便時に汚物が飛散して切欠孔5
の周辺等を汚すおそれを回避することができる。
【0023】水洗便器15及びリフト装置11、24
は、それら全体を図8に示すようにユニットケース10
に収容することができる。ユニットケース10はリフト
装置11、24を下降させた状態での水洗便器15の上
縁より高い位置に上縁15aを備えており、リフト装置
11、24を下降させた状態で水洗便器15全体を水洗
できる構造となっている。水洗便器15とリフト装置1
1、24をこのようなユニットケース10に収容するこ
とにより、この発明の排便設備の設置が容易であるとと
もに、必要により設置場所を移動することも可能で、設
置したときの外観にも優れている。
は、それら全体を図8に示すようにユニットケース10
に収容することができる。ユニットケース10はリフト
装置11、24を下降させた状態での水洗便器15の上
縁より高い位置に上縁15aを備えており、リフト装置
11、24を下降させた状態で水洗便器15全体を水洗
できる構造となっている。水洗便器15とリフト装置1
1、24をこのようなユニットケース10に収容するこ
とにより、この発明の排便設備の設置が容易であるとと
もに、必要により設置場所を移動することも可能で、設
置したときの外観にも優れている。
【0024】図9及び図10は請求項2記載の歩行障害
者用排便設備を示したものである。この排便設備は、木
造住宅で生活している車椅子の人のために好適なもので
ある。排便設備はフロア25に埋没されたレール26に
移動自在に設けた扉27を有している。扉27はフロア
25に設けた切欠孔28を閉鎖しており、切欠孔28の
内側円周には扉を受ける鍔29が突設されている。床下
には台枠31に固定された基板32が配置されている。
基板32の上面中央にはパンタグラフ装置11のコ字形
ガイド33が2本平行に配置され、四隅にガイドバー3
4が立設されている。パンタグラフ装置のリンク12は
X字形のリンクを2個接続したものであり、上端に昇降
台13が装着されている。昇降台はフロアの切欠の直下
の位置に水洗便器15を支持している。水洗便器15は
ロータンク式の洗浄装置を備えており、高さを低くおさ
えている。排水管21は本体18の背面下方に連結され
ており、その先端は昇降台13を貫通して床下まで延び
る。排水管21の先端は台枠31に固定された配管22
に蛇腹を介して接続されている。水洗便器の本体上面に
は便座35及び蓋板36が設けられており、本体側方に
は便座35と一体のコントロールボックス37が設けら
れている。コントロールボックス37には噴水器及び乾
燥器のスイッチボタンが配列されている。
者用排便設備を示したものである。この排便設備は、木
造住宅で生活している車椅子の人のために好適なもので
ある。排便設備はフロア25に埋没されたレール26に
移動自在に設けた扉27を有している。扉27はフロア
25に設けた切欠孔28を閉鎖しており、切欠孔28の
内側円周には扉を受ける鍔29が突設されている。床下
には台枠31に固定された基板32が配置されている。
基板32の上面中央にはパンタグラフ装置11のコ字形
ガイド33が2本平行に配置され、四隅にガイドバー3
4が立設されている。パンタグラフ装置のリンク12は
X字形のリンクを2個接続したものであり、上端に昇降
台13が装着されている。昇降台はフロアの切欠の直下
の位置に水洗便器15を支持している。水洗便器15は
ロータンク式の洗浄装置を備えており、高さを低くおさ
えている。排水管21は本体18の背面下方に連結され
ており、その先端は昇降台13を貫通して床下まで延び
る。排水管21の先端は台枠31に固定された配管22
に蛇腹を介して接続されている。水洗便器の本体上面に
は便座35及び蓋板36が設けられており、本体側方に
は便座35と一体のコントロールボックス37が設けら
れている。コントロールボックス37には噴水器及び乾
燥器のスイッチボタンが配列されている。
【0025】以下、本実施例の排便設備の使用方法を説
明する。常態では水洗便器15は床下に収納されてお
り、切欠孔28は扉27で閉鎖されている。歩行障害者
は便意を催したときはスイッチを操作して扉27を開
き、リフト装置11を作動して水洗便器15を上昇させ
る。モータ14を操作して任意の高さに便器の高さを設
定し、車椅子から便座へ移動して排便を済ませる。排便
が完了したら尻を湯で洗浄して乾燥し、摘みを操作して
水洗したあと車椅子に戻り、水洗便器15を下降させて
扉27を閉じる。
明する。常態では水洗便器15は床下に収納されてお
り、切欠孔28は扉27で閉鎖されている。歩行障害者
は便意を催したときはスイッチを操作して扉27を開
き、リフト装置11を作動して水洗便器15を上昇させ
る。モータ14を操作して任意の高さに便器の高さを設
定し、車椅子から便座へ移動して排便を済ませる。排便
が完了したら尻を湯で洗浄して乾燥し、摘みを操作して
水洗したあと車椅子に戻り、水洗便器15を下降させて
扉27を閉じる。
【図1】請求項1記載の排便設備の断面図
【図2】水洗便器が上昇した状態を示す断面図
【図3】ベッドの切欠孔を示す平面図
【図4】請求項1記載の排便設備の他の例を示す模式図
【図5】マットのスライド部分の切欠孔に位置する部分
の断面図
の断面図
【図6】マットのスライド部分の切欠孔に位置する部分
の他の形の断面図
の他の形の断面図
【図7】内容器に収納される目皿の平面図
【図8】リフト装置及び水洗便器を格納したユニットの
斜視図
斜視図
【図9】請求項2記載の排便設備の側面図
【図10】請求項2記載の排便設備の動作説明図
2 ベッド 5 切欠孔 6a スライド部分 6b スライド部分 8 目皿 9 便通過孔 10 ユニットケース 11 パンタグラフ装置 13 昇降台 15 水洗便器 16 内容器 17 外容器 24 ねじ杆 25 フロア 27 扉 28 切欠孔 32 基板
Claims (5)
- 【請求項1】 中央部に開閉自在な切欠孔(5) を有する
ベッド(2) と、リフト装置(11,24) で前記ベッドの切欠
孔(5) の直下に昇降自在に配置した水洗便器(15)とを備
え、リフト装置(11,24) は開放された切欠孔(5) の上縁
に水洗便器(15)の上縁を臨ませることを特徴とする、歩
行障害者用排便設備。 - 【請求項2】 開閉自在な切欠孔(28)を備えた床板(25)
と、リフト装置(11)で前記床板の切欠孔(28)の直下に昇
降自在に配置された水洗便器(15)とを備え、リフト装置
(11)は開放された切欠孔(28)を通して水洗便器(15)の上
縁を床板の上方に上昇させることを特徴とする、歩行障
害者用排便設備。 - 【請求項3】 切欠孔(5) がベッド(2) に設けられたマ
ットのスライド部分(6a,6b) をスライドすることによっ
て開閉され、マットの当該スライド部分(6a,6b) の切欠
孔(5) を閉鎖する部分は水洗便器(15)の上縁を切欠孔
(5) の上縁に近接させて待機可能に斜めにまたは薄肉に
形成されており、水洗便器(15)は外容器(17)で囲まれた
内容器(16)を備え、外容器(17)と内容器(16)との間から
内容器(16)内に洗浄水を流入することを特徴とする、請
求項1記載の歩行障害者用排便設備。 - 【請求項4】 内容器(16)はその上縁面に便通過孔(9)
を備えた目皿(8) を備えていることを特徴とする、請求
項3記載の歩行障害者用排便設備。 - 【請求項5】 水洗便器(15)及びリフト装置(11,24) が
ユニットケース(10)に収容されていることを特徴とす
る、請求項3または4記載の歩行障害者用排便設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21553797A JPH1142257A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 歩行障害者用排便設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21553797A JPH1142257A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 歩行障害者用排便設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142257A true JPH1142257A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16674078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21553797A Pending JPH1142257A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 歩行障害者用排便設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1142257A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103202753A (zh) * | 2013-04-09 | 2013-07-17 | 上海电机学院 | 便携式智能坐便器 |
| JP2014226537A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 有限会社日新電気 | トイレの神様 |
| CN105030457A (zh) * | 2015-08-21 | 2015-11-11 | 常州工学院 | 一种瘫痪病人床的自动排便装置 |
| CN105559990A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-05-11 | 江苏永发医用设备有限公司 | 具有集便功能的双功能护理床 |
| CN113925705A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-01-14 | 武汉市工程科学技术研究院 | 老人护理床 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP21553797A patent/JPH1142257A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103202753A (zh) * | 2013-04-09 | 2013-07-17 | 上海电机学院 | 便携式智能坐便器 |
| JP2014226537A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 有限会社日新電気 | トイレの神様 |
| CN105030457A (zh) * | 2015-08-21 | 2015-11-11 | 常州工学院 | 一种瘫痪病人床的自动排便装置 |
| CN105559990A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-05-11 | 江苏永发医用设备有限公司 | 具有集便功能的双功能护理床 |
| CN113925705A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-01-14 | 武汉市工程科学技术研究院 | 老人护理床 |
| CN113925705B (zh) * | 2021-11-04 | 2023-01-10 | 武汉市工程科学技术研究院 | 老人护理床 |
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