JPH1143201A - 生ゴミ粉砕装置およびそれを用いた生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ粉砕装置およびそれを用いた生ゴミ処理装置

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JPH1143201A
JPH1143201A JP9199627A JP19962797A JPH1143201A JP H1143201 A JPH1143201 A JP H1143201A JP 9199627 A JP9199627 A JP 9199627A JP 19962797 A JP19962797 A JP 19962797A JP H1143201 A JPH1143201 A JP H1143201A
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JP
Japan
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garbage
crushing chamber
crushing
cleaning means
scraping
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Application number
JP9199627A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Shimomura
真介 下村
Kenichi Shigetome
賢一 重留
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕室における生ゴミ粉砕物と滑りの清掃を
少量の水にて行い、また、生ゴミの粉砕を少量の水にて
行うことができる生ゴミ粉砕装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 上部に生ゴミ投入口3が設けられ、投入
された生ゴミが粉砕される粉砕室12と、この粉砕室1
2の下部内壁に取り付けられた固定刃7と、同じく粉砕
室12の下部において、その外周が固定刃7と近接して
設けられるとともに上面に可動刃5が取り付けられた回
転板4と、シャフト22に固定された回転板4を回転駆
動するモータ6と、シャフト22の先端に取り付けられ
てモータ6により回転され、回転板4の径方向へ拡がる
ように延びて粉砕室12の内壁に接触しながら回転する
複数本の弾性体からなる掻き取り部23を備えた清掃手
段とからなる生ゴミ粉砕装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ゴミを粉砕して行
う生ゴミ処理装置に用いられた生ゴミ粉砕装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭の台所や飲食店等の厨房
で発生する生ゴミ等は焼却や埋め立てなどの処理を行な
っている。しかし、生ゴミ等は野菜屑や残飯を多く含ん
でおり、水分が多いことからその保管や搬送には煩わし
さが伴う。また、腐敗しやすいことから、衛生上問題が
ある。さらに集合住宅などの人口密集地域では、地域環
境の向上のため生ゴミ等の適切な処理方法の開発が望ま
れている。
【0003】ここで、現在市販されている微生物分解を
利用して堆肥化を行う生ゴミ処理装置では、発酵処理装
置が設置してある屋外まで生ゴミを運んだ上でこれに投
入する必要があり、利便性の点で問題があった。特に、
冬場において屋外へ生ゴミを運搬し、投入する作業はか
なりつらいものである。また、生ゴミの運搬時には汁だ
れが生じ、衛生上でも問題があった。特に、夏場には汁
だれの腐敗臭により虫の飛来があって不快な環境を招来
していた。
【0004】そこで、最近では、シンクより発生する生
ゴミ等を流水を供給しながら粉砕し、排出管を通して処
理槽及び下水道へ流す生ゴミ処理技術が検討されてい
る。この生ゴミ処理技術による生ゴミ粉砕装置について
図6を参照しながら説明する。
【0005】図6は、従来の生ゴミ処理装置に用いられ
た生ゴミ粉砕装置を示す断面図である。
【0006】図示するように、生ゴミ粉砕装置1には上
部に生ゴミ投入口3が形成された粉砕室12を有してい
る。生ゴミ投入口3には蓋2が開閉自在に取り付けられ
ており、生ゴミの粉砕運転時等にはこの蓋2により生ゴ
ミ投入口3が閉塞される。
【0007】粉砕室12の側壁の下部には固定刃7が所
定の間隔を開けて設けられている。また、スタートスイ
ッチ10と電気的に接続された制御手段11に制御され
たモータ6によって回転される回転板4が、その外周を
固定刃7に近接させて設置されている。回転板4の上面
には複数の可動刃5が揺動自在に設けられている。回転
板4の中央付近には多数の小孔が形成されている。
【0008】回転板4の下部には排出室9aが形成され
ている。この排出室9aには、粉砕された生ゴミや雑排
水が固定刃7と回転板4との隙間や回転板4の小孔から
流入する。排出室9aには排出管9が接続されており、
排出室9a内の生ゴミなどは排出管9から排出されるよ
うになっている。
【0009】このような生ゴミ粉砕装置1では、生ゴミ
等はシンクの底部に取り付けられた蓋2を外して投入さ
れる。そして、スタートスイッチ10がオンされると、
モータ6によって回転する回転板4により、連続して供
給される水とともに生ゴミは粉砕室12の内壁にたたき
つけられ、可動刃5と固定刃7とにより粉砕される。
【0010】粉砕された生ゴミ等は、排出室9aを通っ
て排出管9から処理槽及び下水道へ排出される。
【0011】このようにして粉砕された生ゴミ等の粉砕
物は、粉砕中に供給される水だけでは完全に排出されず
に一部が粉砕室12内に残留する。すると、臭気、さら
には菌類や虫等の発生原因となり、衛生上問題がある。
【0012】そこで、こうした問題を解決するために、
たとえば特開昭63−310652号公報に記載されて
いるように、粉砕室の内壁を水流により清掃することで
粉砕物の残査や粉砕室内の悪臭を防止する技術が提案さ
れている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−310652号公報に記載された技術では、生ゴ
ミを水流により清掃するために多量の水が必要となると
いう問題がある。
【0014】また、水流による清掃は粉砕室内の臭気の
発生や滑り等の菌類の繁殖に対しては効果が少ないの
で、これを防止するためには、使用者があらためて粉砕
室内部を清掃しなければならないという問題がある。
【0015】さらに、粉砕された生ゴミが過度の水分を
有していると、効率的な発酵もしくは乾燥処理を行うこ
とができなくなるので、生ゴミの粉砕は少量の水で行う
ことが望まれている。
【0016】そこで、本発明は、粉砕室の清掃を少量の
水にて行うことのできる生ゴミ粉砕装置およびそれを用
いた生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、粉砕室における臭気や雑
菌の発生を防止するための清掃を自動的に行うことので
きる生ゴミ粉砕装置およびそれを用いた生ゴミ処理装置
を提供することを目的とする。
【0018】さらに、本発明は、生ゴミ粉砕装置におけ
る生ゴミの粉砕を少量の水にて行うことのできる生ゴミ
粉砕装置およびそれを用いた生ゴミ処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の生ゴミ粉砕装置は、上部に生ゴミ投入口が
設けられ、投入された生ゴミが粉砕される粉砕室と、こ
の粉砕室の下部内壁に取り付けられた固定刃と、同じく
粉砕室の下部において、その外周が固定刃と近接して設
けられるとともに上面に可動刃が取り付けられた回転板
と、シャフトに固定された回転板を回転駆動するモータ
と、シャフトの先端に取り付けられてモータにより回転
され、回転板の径方向へ拡がるように延びて粉砕室の内
壁に接触しながら回転する複数本の弾性体からなる掻き
取り部を備えた清掃手段とを有するものである。
【0020】これにより、回転する掻き取り部により粉
砕室内壁に付着した汚れが強制的に除去されるので、粉
砕室の清掃を少量の水で行うことが可能になる。また、
掻き取り部により粉砕室の内壁に向かって飛散してくる
生ゴミがはたき落とされるとともに内壁に付着した滑り
が取り去られるので、粉砕室における臭気や雑菌の発生
を防止するための滑り除去の清掃を自動的に行うことが
可能になる。そして、粉砕時に供給される水は掻き取り
部から粉砕室の内壁を伝わって固定刃へと効率良く供給
されるので、生ゴミの粉砕を少量の水で行うことが可能
になる。
【0021】この生ゴミ粉砕装置において、掻き取り部
の長さは数段階に設定するのが望ましい。また、その先
端は複数に分割するのがよい。
【0022】清掃手段は、スプリングによるバネ力また
は自らの弾性力により下降可能且つ上昇限位置に自己復
帰可能に設けることができる。また、シャフトに着脱自
在に取り付けられているのがよい。
【0023】そして、本発明の生ゴミ処理装置は、この
ような生ゴミ粉砕装置が用いられているものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上部に生ゴミ投入口が設けられ、投入された生ゴミ
が粉砕される粉砕室と、この粉砕室の下部内壁に取り付
けられた固定刃と、同じく粉砕室の下部において、その
外周が固定刃と近接して設けられるとともに上面に可動
刃が取り付けられた回転板と、シャフトに固定された回
転板を回転駆動するモータと、シャフトの先端に取り付
けられてモータにより回転され、回転板の径方向へ拡が
るように延びて粉砕室の内壁に接触しながら回転する複
数本の弾性体からなる掻き取り部を備えた清掃手段とを
有する生ゴミ粉砕装置である。
【0025】この発明によれば、回転する掻き取り部に
より粉砕室内壁に付着した汚れが強制的に除去されるの
で、粉砕室の清掃を少量の水で行うことが可能になると
いう作用を有する。また、掻き取り部により粉砕室の内
壁に向かって飛散してくる生ゴミがはたき落とされると
ともに内壁に付着した滑りが取り去られるので、粉砕室
における臭気や雑菌の発生を防止するための滑り除去の
清掃を自動的に行うことが可能になるという作用を有す
る。さらに、粉砕時に供給される水は掻き取り部から粉
砕室の内壁を伝わって固定刃へと効率良く供給されるの
で、生ゴミの粉砕を少量の水で行うことが可能になると
いう作用を有する。掻き取り部により汚れが強制的に除
去されるので、清掃のための運転時間を大幅に短縮する
ことができるという作用を有する。掻き取り部は複数本
で構成されているので、一部の掻き取り部の機能が低下
しても全体としての機能低下は最小限に抑制することが
でき、装置の長寿命化を図ることができるという作用を
有する。そして、掻き取り部は弾性を有しているので、
生ゴミの抵抗でロックすることがなく、回転板を駆動す
るモータの性能をアップさせることなしに粉砕性能と清
掃効率の向上を図ることが可能になるという作用を有す
る。
【0026】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、掻き取り部の長さを数段階に設
定した生ゴミ粉砕装置であり、掻き取り部は粉砕室の内
壁全体に満遍なく接触しながら回転するようになるの
で、内壁の汚れをより確実に除去することが可能になる
という作用を有する。
【0027】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、掻き取り部の先端を複
数に分割した生ゴミ粉砕装置であり、掻き取り部は粉砕
室の内壁全体に満遍なく接触しながら回転するようにな
るので、同様に内壁の汚れをより確実に除去することが
可能になるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1、2または3記載の発明において、清掃手段が下降可
能且つ上昇限位置に自己復帰可能に設けられた生ゴミ粉
砕装置であり、清掃手段を下降させておいて生ゴミを投
入することができるので、生ゴミの投入作業をスムーズ
に行うことが可能になるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、清掃手段を、スプリングによる
バネ力または自らの弾性力により上昇限位置に自己復帰
するようにした生ゴミ粉砕装置である。
【0030】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1、2、3、4または5記載の発明において、清掃手段
を着脱自在にシャフトに取り付けた生ゴミ粉砕装置であ
り、粉砕室に混入した異物の除去を簡単に行うことがで
きるので、良好な使い勝手を得ることができるという作
用を有する。また、清掃手段の交換も簡便に行えるの
で、良好なメンテナンス性を得ることができるという作
用を有する。
【0031】そして、本発明の請求項7に記載の発明
は、請求項1、2、3、4、5または6記載の生ゴミ粉
砕装置が用いられた生ゴミ処理装置である。
【0032】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0033】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1である生ゴミ処理装置を示す概略図、図2は図1の
生ゴミ処理装置を構成する生ゴミ粉砕装置を示す断面
図、図3(a)は図2の生ゴミ粉砕装置に用いられた清
掃手段を示す平面図、図3(b)は図3(a)のIII
b−IIIb線に沿った断面図、図4は図2の生ゴミ粉
砕装置の粉砕室内における生ゴミ残留量と運転時間との
関係を示すグラフである。
【0034】図1において、生ゴミを粉砕するディスポ
ーザ類似の生ゴミ粉砕装置1は台所流し台シンク下に取
り付けられており、投入された生ゴミに少量の水を混入
させるだけでこれを粉砕して搬送可能にする。この生ゴ
ミ粉砕装置1は搬送路25によって発酵処理装置26に
連通されている。発酵処理装置26は、バチルス属を中
心とした好気性好熱バクテリア等の微生物が培養して、
搬送された生ゴミを堆肥化するようになっている。搬送
路25は、たとえば内径25mm程度の繋ぎ目の無い可
撓性を有するポリエチレン製のチューブで構成されてい
る。生ゴミ粉砕装置1と搬送路25との間には圧送手段
であるスクイズポンプ24が設置されており、生ゴミ粉
砕装置1で粉砕された高粘度の生ゴミ粉砕物を搬送路2
5に押し込んでこれを発酵処理装置26へ次々と圧送す
る。
【0035】そして、このような生ゴミ処理装置にあっ
ては、発酵処理装置26は屋外に配置され、生ゴミ粉砕
装置1とスクイズポンプ24は屋内に配置されている。
【0036】生ゴミ粉砕装置1に形成された水道水注入
口に至る経路上には、この生ゴミ粉砕装置1に導入され
る水道水の水量を調整するための電磁弁30および注入
水量を水圧変動に影響されることなく一定に保つための
定流量弁29が設置されている。
【0037】発酵処理装置26内の臭気と水蒸気、二酸
化炭素を含む空気を下水配管27aに排気するため、発
酵処理装置26は排気路27を介してと下水配管27a
に連通されている。また、排気路27の下水配管27a
寄りには、下水配管27a内が高い正圧となった時に臭
気が発酵処理装置26内に逆流するのを防止するための
逆流防止弁28が取り付けられている。
【0038】生ゴミ処理装置はマイクロコンピュータ、
メモリ等から構成される制御手段11を有している。そ
して、制御手段11の指示に従って所定の処理が行われ
る。
【0039】このような構造を有する生ゴミ処理装置に
生ゴミの粉砕、搬送、発酵という一連の動作を実行させ
るには、まず、生ゴミ粉砕装置1に生ゴミを投入して動
作スイッチをオンにする。これにより、電磁弁30が開
位置となって水道水が生ゴミ粉砕装置1内に所定量注入
され、生ゴミの粉砕が開始される。
【0040】粉砕開始後一定時間経過すると、制御手段
11は粉砕された高粘度生ゴミ粉砕物をスクイズポンプ
24を駆動して搬送路25から発酵処理装置26へと送
り出す。そして、生ゴミ粉砕物は発酵処理装置26の中
で微生物によって発酵処理されて堆肥が生成される。ま
た、発酵処理の際に発酵処理装置26内で発生する臭気
と水蒸気、二酸化炭素を含む空気は排気路27を通して
下水配管27aへ排出され、臭いの発散が防止される。
【0041】次に、本実施の形態の生ゴミ処理装置にお
ける生ゴミ粉砕装置1に関して詳細に説明する。
【0042】図2に示すように、生ゴミ粉砕装置1には
上部に生ゴミ投入口3が形成された粉砕室12を有して
いる。生ゴミ投入口3には蓋2が開閉自在に取り付けら
れており、生ゴミの粉砕運転時等にはこの蓋2により生
ゴミ投入口3が閉塞される。
【0043】粉砕室12の側壁の下部には固定刃7が所
定の間隔を開けて設けられている。また、スタートスイ
ッチ10と電気的に接続された制御手段11に制御され
たモータ6によって回転される回転板4が、その外周を
固定刃7に近接させて設置されている。回転板4の上面
にはたとえば2個の可動刃7が揺動自在に取り付けられ
ている。そして、モータ6への通電を連続とすることに
より回転板4が回転し、粉砕室12に投入された生ゴミ
は固定刃7と可動刃5とにより細かな粒子まで粉砕され
る。なお、回転板4の中央付近には雑排水が流出する多
数の小孔4aが形成されている。
【0044】回転板4の下部には、排出管9と接続され
た排出室9aが形成されている。したがって、粉砕され
た生ゴミや雑排水は固定刃7と回転板4との隙間や小孔
4aから排出室9aに流入し、排出管9から排出され
る。
【0045】そしてこのような生ゴミ処理装置は、たと
えば1日当たり生ゴミ1kgを処理できる程度の粉砕能
力を備えており、家庭で発生する生ゴミ処理に適してい
るものである。但し、処理能力は自由に設定することが
できる。
【0046】図示するように、モータ6から延びて回転
板4の中心を貫通し、この回転板4を回転させるシャフ
ト22の先端には、清掃手段8が着脱自在に取り付けら
れている。この清掃手段8は、カバーリング21をシャ
フト22に挿入して固定されており、シャフト22の回
転によって回転板4とともに回転される。
【0047】図3に詳しく示すように、カバーリング2
1はシャフト22の長さ方向つまり上下方向に摺動自在
に取り付けられており、カバーリング21の内部で且つ
シャフトの外周にはめ込まれたスプリング20のバネ力
により、カバーリング21は通常は上昇限に位置してい
る。そして、上方から加えられた力によりスプリング2
0のバネ力に抗して下降し、この力がなくなったときに
は、スプリング20により上昇限位置に復帰する。
【0048】カバーリング21を中心に回転板4の径方
向に拡がるようにして、たとえばNBR、CR、EPD
M、NR等のゴム系材料からなる弾性体で板状の掻き取
り部23が設けられている。この掻き取り部23はたと
えば12個程度に分割されてカバーリング21から全方
向に延びるようにして取り付けられており、図示するよ
うに、先端に向かって垂れ下がっている。なお、掻き取
り部23の構成材料や分割数は前述のものに限定される
ものではない。但し、後述する所期の作用効果を確実に
得るためには、掻き取り部23の数は6〜18程度であ
ることが望ましい。
【0049】掻き取り部23は3段階の長さに設定され
ている。つまり、掻き取り部23bは掻き取り部23a
の2/3程度の長さに、掻き取り部23cは掻き取り部
23aの1/2程度の長さに調整されている。そして、
時計回り方向に掻き取り部23a、掻き取り部23b、
掻き取り部23cの順番で繰り返し配列されている。
【0050】掻き取り部23の先端は4分割されてお
り、分割部分の長さは10mm程度に設定されている。
なお、掻き取り部23の長さは、3〜10段階程度に設
定されていれば後述する作用効果と略同等の作用効果を
得ることができる。また、先端の分割数を4〜10と
し、分割部分の長さを5〜30mm程度に設定すれば、
やはり略同等の作用効果を得ることができる。但し、長
さの種類、分割数および分割長さはこれらに拘束される
ものではない。また、掻き取り部23の先端は、必ずし
も分割されていなくてもよい。
【0051】このような生ゴミ粉砕装置1では、使用者
はシンクの底部に取り付けられた蓋2を外して生ゴミを
投入する。このとき、清掃手段8は投入された生ゴミ等
に押されるためにスプリング20のバネ力に抗して下降
するので、この清掃手段8が邪魔になることはなく、生
ゴミ投入作業はスムーズに行われる。なお、作業が終了
して清掃手段8を上部からの押す力が消滅すると、清掃
手段8はスプリング20の反力により元の位置に復帰す
る。
【0052】生ゴミ投入後、スタートスイッチ10がオ
ンされると、モータ6によって回転する回転板4によ
り、連続して供給される水とともに生ゴミは粉砕室12
の内壁にたたきつけられ、可動刃5と固定刃7とにより
粉砕される。そして、粉砕された生ゴミ等は、排出室9
aを通って排出管9から発酵処理装置26及び下水配管
27aへ排出される。
【0053】このような粉砕動作において、モータ6に
より回転板4とともに清掃手段8も回転する。このと
き、垂れ下がった複数本の掻き取り部23は遠心力によ
り起き上がって粉砕室12の内壁に接触しながら回転す
る。そして、掻き取り部23は数段階の長さに設定さ
れ、また、掻き取り部23の先端が分割されているの
で、掻き取り部23は粉砕室12の内壁全体に満遍なく
接触しながら回転する。これにより、粉砕時に内壁に向
かって飛散してくる生ゴミがはたき落とされて生ゴミ粉
砕物の付着が防止されるとともに内壁に付着した滑りが
取り去られるので、粉砕室12における臭気や雑菌の発
生を防止するための滑り除去の清掃を自動的に行うこと
が可能になる。
【0054】また、掻き取り部23により粉砕室12の
内壁に付着した汚れが強制的に除去されるので、粉砕室
の清掃を少量の水で行うことが可能になる。
【0055】さらに、粉砕時において粉砕室12に供給
される水は掻き取り部23から粉砕室12の内壁を伝わ
って固定刃7へと効率良く供給されるので、生ゴミの粉
砕も少量の水で行うことが可能になる。
【0056】ここで、粉砕室12内の生ゴミの残留量と
運転時間との関係を図4に示す。生ゴミを250gを投
入した場合において運転時間30sec後の粉砕室12
内部の生ゴミの残留量は、清掃手段8が有る場合では清
掃手段8が無い場合に比べて約1/3となっている。こ
れは、清掃手段8が無い場合で運転時間60sec後の
粉砕室内部の生ゴミの残留量とほぼ等しく、清掃のため
の運転時間は大幅に短縮されている。
【0057】また、掻き取り部23は弾性体で構成され
ているので、生ゴミの抵抗があってもロックすることな
く変形するため、回転板4を駆動するモータ6の性能を
アップさせることなしに粉砕性能と清掃効率の向上を図
ることが可能になる。
【0058】さらに、複数本の掻き取り部23により構
成されているので、また、これらの掻き取り部23の先
端が分割されているので、一部の掻き取り部23の機能
が低下しても全体としての機能低下は最小限に抑制する
ことができる。これにより、装置の長寿命化を図ること
ができる。
【0059】清掃手段8はシャフト22に着脱自在に取
り付けられているので、粉砕室12にたとえば箸やスプ
ーンといった異物が混入した場合には使用者がこれを取
り外して異物を除去することができ、良好な使い勝手を
得ることができる。また、清掃手段8の交換も工具を使
用することなく使用者自身で簡便に行えるので、良好な
メンテナンス性を得ることができる。
【0060】(実施の形態2)図5(a)は本発明の実
施の形態2における生ゴミ粉砕装置に取り付けられた清
掃手段の平面図、図5(b)は図5(a)のVb−Vb線に
沿った断面図である。
【0061】本実施の形態においては、清掃手段8に設
けられた掻き取り部33たとえば12個程度に分割され
ているが、分割数を6〜18程度に設定すれば略同等の
効果を得ることができる。また、掻き取り部33は3段
階の長さに設定され、掻き取り部33bは掻き取り部3
3aの2/3程度の長さに、掻き取り部33cは掻き取
り部33aの1/2程度の長さに調整されているが、長
さは2〜10段階程度に設定すれば略同等の効果を得る
ことができる。さらに、掻き取り部33の先端は4分割
され、分割部分の長さは10mm程度に設定されている
が、分割数を4〜10程度としその部分の長さを5〜3
0mm程度に設定すれば略同等の効果を得ることができ
る。
【0062】但し、掻き取り部33の構成本数、長さの
種類、先端分割数および分割長さはこれらに拘束される
ものではない。また、掻き取り部33の先端は、必ずし
も分割されていなくてもよい。
【0063】シャフト22に着脱自在に固定された清掃
手段8の取り付け部fはシャフト22の長さ方向に伸縮
自在のジャバラ状になっており、上部より押す力が加わ
った場合には下降し、その押す力が消滅すると上昇して
定位置に戻る構造となっている。
【0064】ここで、清掃手段8の動作について説明す
る。使用者が生ゴミ粉砕装置に生ゴミを投入する場合、
清掃手段8は投入された生ゴミ等に押されてジャバラ状
の取り付け部fが縮んで下降するので、清掃手段8が邪
魔になることなく生ゴミ投入作業が行われる。また、生
ゴミ投入が終了して清掃手段8を上部からの押す力が消
滅すると、この清掃手段8は自らの反力により上昇して
元の位置に戻る。
【0065】回転板が回転を開始して生ゴミの粉砕が始
まると、清掃手段8はこの回転板に同期して回転する。
このとき、複数本の掻き取り部33は遠心力により粉砕
室の内壁に接しながら回転する。そして、本実施の形態
においても、掻き取り部33の長さが数段階に調整さ
れ、また、その先端が分割されているので、掻き取り部
33は粉砕室の内壁全体に満遍なく接触しながら回転す
る。これにより、粉砕時に飛散してくる生ゴミをがはた
き落とされ、併せて内壁に付着した滑りが除去されるの
で、粉砕室における臭気や雑菌の発生を防止するための
滑り除去の清掃を自動的に行われる。また、掻き取り部
33により汚れが強制的に除去されるので、粉砕室の清
掃を少量の水、且つ短時間のうちに行うことができる。
【0066】さらに、粉砕室内に給水された水は掻き取
り部33から粉砕室の内壁を伝わって固定刃へと導かれ
るので、生ゴミの粉砕を少量の水で効率よく行うことが
できる。
【0067】掻き取り部33は弾性体で構成されている
ので、生ゴミの抵抗によりロックすることがなく、回転
板を駆動するモータの性能をアップさせることなしに粉
砕性能と清掃効率の向上を図ることができる。
【0068】掻き取り部33は複数本からなり、また、
これらの先端が分割されているので、一部の掻き取り部
33の機能が低下しても全体としての機能の低下が少な
く、装置の長寿命化を図ることができる。
【0069】そして、清掃手段8はシャフト22に着脱
自在に取り付けられているので、粉砕室に異物が混入し
た場合には清掃手段8をワンタッチで取り外して異物除
去を行うことができる。また、清掃手段8の交換も簡便
に行うことができるので、メンテナンス性も良好にな
る。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転する
掻き取り部により粉砕室内壁に付着した汚れが強制的に
除去されるので、粉砕室の清掃を少量の水で行うことが
可能になるという有効な効果が得られる。
【0071】また、掻き取り部により粉砕室の内壁に向
かって飛散してくる生ゴミがはたき落とされるとともに
内壁に付着した滑りが取り去られるので、粉砕室におけ
る臭気や雑菌の発生を防止するための滑り除去の清掃を
自動的に行うことが可能になるという有効な効果が得ら
れる。
【0072】さらに、粉砕時に供給される水は掻き取り
部から粉砕室の内壁を伝わって固定刃へと効率良く供給
されるので、生ゴミの粉砕を少量の水で行うことが可能
になるという有効な効果が得られる。
【0073】掻き取り部により汚れが強制的に除去され
るので、清掃のための運転時間を大幅に短縮することが
できるという有効な効果が得られる。
【0074】掻き取り部は複数本で構成されているの
で、一部の掻き取り部の機能が低下しても全体としての
機能低下は最小限に抑制することができ、装置の長寿命
化を図ることができるという有効な効果が得られる。
【0075】掻き取り部は弾性を有しているので、生ゴ
ミの抵抗でロックすることがなく、回転板を駆動するモ
ータの性能をアップさせることなしに粉砕性能と清掃効
率の向上を図ることが可能になるという有効な効果が得
られる。
【0076】掻き取り部の長さを数段階に設定すれば、
掻き取り部は粉砕室の内壁全体に満遍なく接触しながら
回転するようになるので、内壁の汚れをより確実に除去
することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0077】掻き取り部の先端を複数に分割すれば、や
はり掻き取り部は粉砕室の内壁全体に満遍なく接触しな
がら回転するようになるので、同様に内壁の汚れをより
確実に除去することが可能になるという有効な効果が得
られる。
【0078】清掃手段を下降可能且つ上昇限位置に自己
復帰可能に設ければ、これを下降させておいて生ゴミを
投入することができるので、生ゴミの投入作業をスムー
ズに行うことが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【0079】清掃手段をシャフトに着脱自在に取り付け
れば、粉砕室に混入した異物の除去を簡単に行うことが
できるので、良好な使い勝手を得ることができるという
有効な効果が得られる。また、清掃手段の交換も簡便に
行えるので、良好なメンテナンス性を得ることができる
という有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による生ゴミ処理装置を
示す概略図
【図2】図1の生ゴミ処理装置を構成する生ゴミ粉砕装
置を示す断面図
【図3】(a)は図2の生ゴミ粉砕装置に用いられた清
掃手段を示す平面図(b)は(a)のIIIb−III
b線に沿った断面図
【図4】図2の生ゴミ粉砕装置の粉砕室内における生ゴ
ミ残留量と運転時間との関係を示すグラフ
【図5】(a)は本発明の実施の形態2による生ゴミ粉
砕装置に取り付けられた清掃手段の平面図(b)は
(a)のVb−Vb線に沿った断面図
【図6】従来の生ゴミ処理装置に用いられた生ゴミ粉砕
装置を示す断面図
【符号の説明】
1 生ゴミ粉砕装置 3 生ゴミ投入口 4 回転板 5 可動刃 6 モータ 7 固定刃 8 清掃手段 12 粉砕室 20 スプリング 22 シャフト 23,23a,23b,23c 掻き取り部 33,33a,33b,33c 掻き取り部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に生ゴミ投入口が設けられ、投入され
    た生ゴミが粉砕される粉砕室と、 前記粉砕室の下部内壁に取り付けられた固定刃と、 同じく前記粉砕室の下部において、その外周が前記固定
    刃と近接して設けられるとともに上面に可動刃が取り付
    けられた回転板と、 シャフトに固定された前記回転板を回転駆動するモータ
    と、 前記シャフトの先端に取り付けられて前記モータにより
    回転され、前記回転板の径方向へ拡がるように延びて前
    記粉砕室の内壁に接触しながら回転する複数本の弾性体
    からなる掻き取り部を備えた清掃手段とを有することを
    特徴とする生ゴミ粉砕装置。
  2. 【請求項2】前記掻き取り部の長さは数段階に設定され
    ていることを特徴とする請求項1記載の生ゴミ粉砕装
    置。
  3. 【請求項3】前記掻き取り部の先端は複数に分割されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の生ゴミ粉
    砕装置。
  4. 【請求項4】前記清掃手段は下降可能且つ上昇限位置に
    自己復帰可能に設けられていることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の生ゴミ粉砕装置。
  5. 【請求項5】前記清掃手段は、スプリングによるバネ力
    または自らの弾性力により上昇限位置に自己復帰するこ
    とを特徴とする請求項4記載の生ゴミ粉砕装置。
  6. 【請求項6】前記清掃手段は前記シャフトに着脱自在に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5記載の生ゴミ粉砕装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    生ゴミ粉砕装置が用いられていることを特徴とする生ゴ
    ミ処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043503A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Max Co Ltd 生ゴミ処理装置
JP2008018417A (ja) * 2006-04-03 2008-01-31 Furomu Kogyo:Kk ディスポーザの洗浄方法
CN116329246A (zh) * 2023-03-28 2023-06-27 苏州问源环境科技有限公司 一种具有固液分离结构的垃圾处理装置
CN119589798A (zh) * 2025-01-17 2025-03-11 武汉和平新龙新材料有限公司 一种蒸压加气块切割废料处理装置

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