JPH1143429A - 固形製剤 - Google Patents

固形製剤

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JPH1143429A
JPH1143429A JP14448698A JP14448698A JPH1143429A JP H1143429 A JPH1143429 A JP H1143429A JP 14448698 A JP14448698 A JP 14448698A JP 14448698 A JP14448698 A JP 14448698A JP H1143429 A JPH1143429 A JP H1143429A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】優れた口腔内崩壊性及び適度な強度を有する固
形製剤の提供。 【解決手段】(1)医薬成分、(2)ソルビトール、マ
ルチトール、還元澱粉糖化物、キシリトール、還元パラ
チノース及びエリスリトールから選ばれる1種以上の水
溶性糖アルコール及び(3)ヒドロキシプロポキシル基
含量が7.0〜9.9重量%の低置換度ヒドロキシプロピ
ルセルロースを含有してなる固形製剤。好ましくはエリ
スリトールを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形製剤、特に口
腔内で水なしでも速い崩壊性を有する口腔内崩壊性製剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、高齢者,小児が水なしで手軽に服
用できる口腔内崩壊性医薬製剤の開発が要望されてお
り、このような製剤を開示する公知文献としては、例え
ば以下のようなものが知られている。特開平9−487
26には、薬物および加湿により成形可能に湿潤しかつ
成形後の乾燥により該形状を維持する物質を含有する口
腔内速崩壊性製剤が開示され、このような物質として、
糖類、糖アルコール、水溶性高分子物質が例示されてい
る。特開平5−271054には、薬効成分と糖類とを
含有する口腔内速溶解型錠剤の製造法が開示されてい
る。特開平9−71523には、薬物、結晶セルロー
ス、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースおよび滑沢
剤を含有し、口腔内で崩壊性の速い錠剤が開示されてい
る。しかしながら、これらの公知文献には、(1)医薬
成分、(2)ソルビトール,マルチトール,還元澱粉糖
化物,キシリトール,還元パラチノースおよびエリスリ
トールから選ばれる1種以上の水溶性糖アルコールおよ
び(3)ヒドロキシプロポキシル基含量が7.0〜9.9
重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを含有
してなる固形製剤についての記載はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】優れた口腔内崩壊性お
よび、製剤工程,流通過程において損傷することのない
適度な強度(硬度)を有する固形製剤の開発が望まれて
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)医薬成
分、(2)ソルビトール,マルチトール,還元澱粉糖化
物,キシリトール,還元パラチノースおよびエリスリト
ールから選ばれる1種以上の水溶性糖アルコール(以
下、水溶性糖アルコールと略記することがある)および
(3)ヒドロキシプロポキシル基含量が7.0〜9.9重
量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを含有し
てなる固形製剤;ヒドロキシプロポキシル基含量が7.
0〜9.9重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ースの口腔内崩壊性医薬製剤製造のための使用;および
ヒドロキシプロポキシル基含量が7.0〜9.9重量%の
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを用いることを
特徴とする、固形医薬製剤の口腔内崩壊性改善方法に関
する。
【0005】本発明で用いられる医薬成分は、固形状、
粉末状、結晶状、油状、溶液状など何れのものでもよ
く、その具体例として、例えば滋養強壮保健薬、解熱鎮
痛消炎薬、向精神病薬、抗不安薬、抗うつ薬、催眠鎮静
薬、鎮痙薬、中枢神経作用薬、脳代謝改善剤、抗てんか
ん剤、交感神経興奮剤、胃腸薬、制酸剤、抗潰瘍剤、鎮
咳去痰剤、鎮吐剤、呼吸促進剤、気管支拡張剤、抗アレ
ルギー薬、歯科口腔用薬、抗ヒスタミン剤、強心剤、抗
不整脈薬、利尿薬、血圧降下剤、血管収縮薬、冠血管拡
張薬、末梢血管拡張薬、抗高脂血症剤、利胆剤、抗生物
質、化学療法剤、抗糖尿病剤、骨粗しょう症用剤、骨格
筋弛緩薬、鎮うん剤、ホルモン剤、アルカロイド系麻
薬、サルファ剤、痛風治療薬、血液凝固阻止剤、抗悪性
腫瘍剤、アルツハイマー病治療薬などから選ばれた1種
または2種以上の成分が挙げられる。
【0006】滋養強壮保健薬としては、例えばビタミン
A、ビタミンD、ビタミンE(酢酸d−α−トコフェロ
ールなど)、ビタミンB1(ジベンゾイルチアミン、フ
ルスルチアミン塩酸塩など)、ビタミンB2(酪酸リボ
フラビンなど)、ビタミンB6(塩酸ピリドキシンな
ど)、ビタミンC(アスコルビン酸、L−アスコルビン
酸ナトリウムなど)、ビタミンB12(酢酸ヒドロキソコ
バラミンなど)のビタミン;カルシウム、マグネシウ
ム、鉄などのミネラル;タンパク、アミノ酸、オリゴ
糖、生薬などが挙げられる。解熱鎮痛消炎薬としては、
例えばアスピリン、アセトアミノフェン、エテンザミ
ド、イブプロフェン、塩酸ジフェンヒドラミン、dl-マ
レイン酸クロルフェニラミン、リン酸ジヒドロコデイ
ン、ノスカピン、塩酸メチルエフェドリン、塩酸フェニ
ルプロパノールアミン、カフェイン、無水カフェイン、
セラペプターゼ、塩化リゾチーム、トルフェナム酸、メ
フェナム酸、ジクロフェナクナトリウム、フルフェナム
酸、サリチルアミド、アミノピリン、ケトプロフェン、
インドメタシン、ブコローム、ペンタゾシンなどが挙げ
られる。向精神病薬としては、例えばクロルプロマジ
ン、レセルピンなどが挙げられる。抗不安薬としては、
例えばアルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、ジアゼ
パムなどが挙げられる。抗うつ薬としては、例えばイミ
プラミン、マプロチリン、アンフェタミンなどが挙げら
れる。
【0007】催眠鎮静薬としては、例えばエスタゾラ
ム、ニトラゼパム、ジアゼパム、ペルラピン、フェノバ
ルビタールナトリウムなどが挙げられる。鎮痙薬として
は、例えば臭化水素酸スコポラミン、塩酸ジフェンヒド
ラミン、塩酸パパベリンなどが挙げられる。中枢神経作
用薬としては、例えばシチコリン、ロチレニンなどが挙
げられる。脳代謝改善剤としては、例えばビンポセチ
ン、塩酸メクロフェノキセートなどが挙げられる。抗て
んかん剤としては、例えばフェニトイン、カルバマゼピ
ンなどが挙げられる。交感神経興奮剤としては、例えば
塩酸イソプロテレノールなどが挙げられる。胃腸薬とし
ては、例えばジアスターゼ、含糖ペプシン、ロートエキ
ス、セルラーゼAP3、リパーゼAP、ケイヒ油などの
健胃消化剤;塩酸ペルペリン、耐性乳酸菌、ビフィズス
菌などの整腸剤などが挙げられる。制酸剤としては、例
えば炭酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、沈
降炭酸カルシウム、酸化マグネシウムなどが挙げられ
る。抗潰瘍剤としては、例えばランソプラゾール、オメ
プラゾール、ラベプラゾール、パントプラゾール、ファ
モチジン、シメチジン、塩酸ラニチジンなどが挙げられ
る。
【0008】鎮咳去痰剤としては、例えば塩酸クロペラ
スチン、臭化水素酸デキストロメルトファン、テオフィ
リン、グァヤコールスルホン酸カリウム、グアイフェネ
シン、リン酸コデインなどが挙げられる。鎮吐剤として
は、例えば塩酸ジフェニドール、メトクロプラミドなど
が挙げられる。呼吸促進剤としては、例えば酒石酸レバ
ロルファンなどが挙げられる。気管支拡張剤としては、
例えばテオフィリン、硫酸サルブタノールなどが挙げら
れる。抗アレルギー薬としては、例えばアンレキサノク
ス、セラトロダストなどが挙げられる。歯科口腔用薬と
しては、例えばオキシテトラサイクリン、トリアムシノ
ロンアセトニド、塩酸クロルヘキシジン、リドカインな
どが挙げられる。抗ヒスタミン剤としては、例えば塩酸
ジフェンヒドラミン、プロメタジン、塩酸イソチペンジ
ル、dl-マレイン酸クロルフェニラミンなどが挙げられ
る。強心剤としては、例えばカフェイン、ジゴキシンな
どが挙げられる。抗不整脈薬としては、例えば塩酸プロ
カインアミド、塩酸プロプラノロール、ピンドロールな
どが挙げられる。利尿薬としては、例えばイソソルビ
ド、フロセミドなどが挙げられる。血圧降下剤として
は、例えば塩酸デラプリル、カプトプリル、臭化ヘキサ
メトニウム、塩酸ヒドララジン、塩酸ラベタロール、塩
酸マニジピン、カンデサルタン シレキセチル、メチル
ドーパ、ロサルタン、バルサルタン、エプロサルタン、
イルベサルタン、タソサルタン、テルミサルタン、ポミ
サルタン、リピサルタン、フォラサルタンなどが挙げら
れる。
【0009】血管収縮剤としては、例えば塩酸フェニレ
フリンなどが挙げられる。冠血管拡張剤としては、例え
ば塩酸カルボクロメン、モルシドミン、塩酸ベラパミル
などが挙げられる。末梢血管拡張薬としては、例えばシ
ンナリジンなどが挙げられる。抗高脂血症剤としては、
例えばセリバスタンチンナトリウム、シンバスタチン、
プラバススタチンナトリウムなどが挙げられる。利胆剤
としては、例えばデヒドロコール酸、トレピブトンなど
が挙げられる。抗生物質としては、例えばセファレキシ
ン、アモキシシリン、塩酸ピブメシリナム、塩酸セフォ
チアム、塩酸セフォゾプラン、塩酸セフメノキシム、セ
フスロジンナトリウムなどのセフェム系抗生物質;アン
ピシリン、シクラシリン、スルベニシリンナトリウム、
ナリジクス酸、エノキサシンなどの合成抗菌剤;カルモ
ナムナトリウムなどのモノバクタム系抗生物質;ペネム
系抗生物質及びカルバペネム系抗生物質などが挙げられ
る。化学療法剤としては、例えば塩酸スルファメチゾー
ル、チアゾスルホンなどが挙げられる。抗糖尿病剤とし
ては、例えばトルブタミド、ボグリボース、(塩酸)ピ
オグリタゾン、トログリタゾン、5−[[4−[2−
(メチル−2−ピリジニルアミノ)エトキシ]フェニ
ル]メチル]−2,4−チアゾリジンジオン (BRL
−49653)、アカルボース、ミグリトール、エミグ
リテートなどが挙げられる。骨粗しょう症用剤として
は、例えばイプリフラボンなどが挙げられる。骨格筋弛
緩薬としては、例えばメトカルバモールなどが挙げられ
る。鎮うん剤としては、例えば塩酸メクリジン、ジメン
ヒドリナートなどが挙げられる。
【0010】ホルモン剤としては、例えばリオチロニン
ナトリウム、リン酸デキメタゾンナトリウム、プレドニ
ゾロン、オキセンドロン、酢酸リュープロレリンなどが
挙げられる。アルカロイド系麻薬としては、例えばアヘ
ン、塩酸モルヒネ、トコン、塩酸オキシコドン、塩酸ア
ヘンアルカロイド、塩酸コカインなどが挙げられる。サ
ルファ剤としては、例えばスルファミン、スルファメチ
ゾールなどが挙げられる。痛風治療薬としては、例えば
アロプリノール、コルヒチンなどが挙げられる。血液凝
固阻止剤としては、例えばジクマロールなどが挙げられ
る。抗悪性腫瘍剤としては、例えば5−フルオロウラシ
ル、ウラシル、マイトマイシンなどが挙げられる。アル
ツハイマー病治療薬としては、例えばイデベノン、ビン
ポセチンなどが挙げられる。
【0011】医薬成分は、味・臭気のマスキング,腸溶
化あるいは徐放化を目的として、自体公知の方法によっ
てコーティングしてもよい。この際、コーティング剤と
しては、例えば腸溶性ポリマー(例、酢酸フタル酸セル
ロース,メタアクリル酸コポリマーL,メタアクリル酸
コポリマーLD,メタアクリル酸コポリマーS,ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート,ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースアセテートサクシネート,カ
ルボキシメチルエチルセルロース等)、胃溶性ポリマー
(例、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテー
ト,アミノアルキルメタアクリレートコポリマー等)、
水溶性ポリマー(例、ヒドロキシプロピルセルロース,
ヒドロキシプロピルメチルセルロース等)、難溶性ポリ
マー(例、エチルセルロース,アミノアルキルメタアク
リレートコポリマーRS,アクリル酸エチル・メタアク
リル酸メチル共重合体等)、ワックス等が挙げられる。
上記した医薬成分は、例えば固形製剤100重量部に対
して0.01〜70重量部、好ましくは0.02〜50
重量部、さらに好ましくは0.05〜30重量部用いら
れる。前記した医薬成分の中でも、滋養強壮保健薬、解
熱鎮痛消炎薬、催眠鎮静薬、中枢神経作用薬、胃腸薬、
抗潰瘍剤、鎮咳去痰剤、抗アレルギー薬、抗不整脈薬、
利尿薬、血圧降下剤、血管収縮薬、冠血管拡張薬、抗高
脂血症剤、抗糖尿病剤、骨粗しょう症用剤、骨格筋弛緩
薬、鎮うん剤などが好適に用いられる。本発明におい
て、特に好適に用いられる医薬成分は、ランソプラゾー
ル、ボグリボース、カンデサルタン シレキセチルであ
る。
【0012】本発明において、水溶性糖アルコールと
は、糖アルコール1gを水に加え、20℃において5分
ごとに強く30秒間振り混ぜて約30分以内に溶かす際
に、必要な水の量が30ml未満である糖アルコールを
意味する。水溶性糖アルコールとしては、ソルビトー
ル,マルチトール,還元澱粉糖化物,キシリトール,還
元パラチノースまたはエリスリトールが用いられ、これ
らは、その2種以上を適宜の割合で混合して用いてもよ
い。水溶性糖アルコールは、好ましくはキシリトールま
たはエリスリトール、特に好ましくはエリスリトールで
ある。エリスリトールとしては、通常ぶどう糖を原料と
して酵母による発酵により生産され、粒度が50メッシュ
以下のものが用いられる。このようなエリスリトール
は、市販品(日研化学(株)製品等)として入手するこ
とができる。水溶性糖アルコールは、固形製剤100重
量部に対して5〜97重量部、好ましくは10〜90重
量部用いられる。水溶性糖アルコールの使用量が、これ
より多すぎると十分な製剤強度が得られず、また、少な
すぎると十分な口腔内崩壊性が得られないために好まし
くない。
【0013】本発明の低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースにおけるヒドロキシプロポキシル基含量は、7.
0〜9.9重量%である。ヒドロキシプロポキシル基含
量が7.0〜9.9%の低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースとしては、例えばLH-22、LH-32およびこれらの混
合物などが挙げられ、これらは市販品(信越化学(株)
製)として入手できる。ヒドロキシプロポキシル基含量
が7.0〜9.9%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ースは、固形製剤100重量部に対して3〜50重量
部、好ましくは5〜40重量部用いられる。低置換度ヒ
ドロキシプロピルセルロースの使用量が、これより多す
ぎると十分な口腔内崩壊性が得られず、また、少なすぎ
ると十分な製剤強度が得られないために好ましくない。
このように、ヒドロキシプロポキシル基含量が7.0〜
9.9%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを用
いることにより、固形製剤における口腔内崩壊性を改善
することができる。
【0014】本発明の固形製剤は、特に口腔内崩壊性製
剤として有用であり、水なしで、あるいは水とともに服
用される。本発明の固形製剤の剤形としては、例えば錠
剤、顆粒、細粒などが挙げられ、なかでも錠剤が好まし
い。
【0015】本発明の固形製剤は、口腔内崩壊性または
製剤強度に支障のない限り、一般製剤の製造に用いられ
る種々の添加剤を含んでもよく、またその添加量は一般
製剤の製造に用いられる量である。このような添加剤と
しては、例えば結合剤、酸味剤、発泡剤、人口甘味料、
香料、滑沢剤、着色剤、安定化剤、崩壊剤などが挙げら
れる。結合剤としては、例えばヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、結晶セ
ルロース、α化デンプン、ポリビニルピロリドン、アラ
ビアゴム末、ゼラチン、プルランなどが挙げられる。該
結合剤として結晶セルロースを用いる場合、優れた口腔
内崩壊性を保持したままで、製剤強度のさらに大きい固
形製剤を得ることができる。ここで、結晶セルロースと
しては、微結晶セルロースと呼ばれているものも含まれ
る。結晶セルロースの具体例としては、例えばセオラス
KG 801,アビセルPH 101,アビセルPH 1
02,アビセルPH 301,アビセルPH 302,ア
ビセルRC−A591NF(結晶セルロース・カルメロ
ースナトリウム)等が挙げられる。なかでも、高成形性
結晶セルロースと呼ばれているセオラスKG 801が
好適に用いられる。これら結晶セルロースは、2種以上
を適宜の割合で混合して用いてもよい。これら結晶セル
ロースは、市販品〔旭化成(株)製〕として入手するこ
とができる。また、結晶セルロースは、固形製剤100
重量部に対して、例えば約3〜50重量部、好ましくは
約5〜40重量部、さらに好ましくは約5〜20重量部
用いられる。
【0016】酸味剤としては、例えばクエン酸、酒石
酸、リンゴ酸などが挙げられる。発泡剤としては、例え
ば重曹などが挙げられる。人口甘味料としては、例えば
サッカリンナトリウム、グリチルリチン二カリウム、ア
スパルテーム、ステビア、ソーマチンなどが挙げられ
る。香料としては、例えばレモン、レモンライム、オレ
ンジ、メントールなどが挙げられる。滑沢剤としては、
例えばステアリン酸マグネシウム、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール、タルク、ステアリン酸な
どが挙げられる。該滑沢剤としてポリエチレングリコー
ルを用いる場合、医薬成分の経日的分解が抑制された安
定な固形製剤を得ることができる。この際、ポリエチレ
ングリコールは、固形製剤100重量部に対して、例え
ば0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部
用いられる。着色剤としては、例えば食用黄色5号、食
用赤色2号、食用青色2号などの食用色素;食用レーキ
色素、ベンガラなどが挙げられる。安定化剤としては、
塩基性医薬成分の場合には塩基性物質が、酸性医薬成分
の場合には酸性物質が挙げられる。
【0017】崩壊剤としては、例えばクロスポビドン
[ISP Inc.(米国), BASF(ドイツ)製]、ク
ロスカルメロースナトリウム(FMC−旭化成)、カル
メロースカルシウム(五徳薬品)などスーパー崩壊剤と
称される崩壊剤;ヒドロキシプロピルセルロース;カル
ボキシメチルスターチナトリウム(松谷化学(株));
コーンスターチ等が挙げられ、なかでも、クロスポビド
ンが好適に用いられる。これら崩壊剤は、2種以上を適
宜の割合で混合して用いてもよい。該クロスポビドン
は、1−エテニル−2−ピロリジノンホモポリマーと称
される架橋された重合物であればいずれでもよく、通常
分子量 1,000,000以上のクロスポビドンが用いられる。
市販品として入手可能なクロスポビドンの具体例として
は、例えばクロス−リンクト(架橋)ポビドン、コリド
ンCL[BASF(ドイツ)製]、ポリプラスドンX
L、ポリプラスドンXL−10,INF−10[ISP
Inc.(米国)製]、ポリビニルポリピロリドン、PV
PP,1−ビニル−2−ピロリジノンホモポリマーなど
が挙げられる。このような崩壊剤は、固形製剤100重
量部に対して、例えば0.1〜20重量部、好ましくは
1〜10重量部用いられる。
【0018】また、医薬成分がランソプラゾール、オメ
プラゾール、ラベプラゾール、パントプラゾールなどの
酸に不安定な医薬成分である場合、該医薬成分を製剤中
で安定化するために塩基性無機塩を配合させることが好
ましい。該塩基性無機塩としては、ナトリウム、カリウ
ム、マグネシウムおよび/またはカルシウムの塩基性無
機塩が挙げられる。これら塩基性無機塩は、2種以上を
適宜の割合で混合して用いてもよい。ナトリウムの塩基
性無機塩としては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウムなどが挙げられる。カリウムの塩基性無機塩と
しては、例えば炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸
ナトリウムカリウムなどが挙げられる。マグネシウムの
塩基性無機塩としては、例えば重質炭酸マグネシウム、
炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシ
ウム、メタ珪酸アルミン酸マグネシウム、珪酸アルミン
酸マグネシウム、珪酸マグネシウム、アルミン酸マグネ
シウム、合成ヒドロタルサイト〔Mg6Al2(OH)16
・CO3・4H2O〕および水酸化アルミナ・マグネシウ
ム〔2.5MgO・Al23・xH2O〕が挙げられ、な
かでも重質炭酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化
マグネシウム、水酸化マグネシウムなどが好ましい。カ
ルシウムの塩基性無機塩としては、例えば、沈降炭酸カ
ルシウム、水酸化カルシウムなどが挙げられる。塩基性
無機塩は、好ましくはマグネシウムの塩基性無機塩であ
り、さらに好ましくは重質炭酸マグネシウム、炭酸マグ
ネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムであ
る。塩基性無機塩の使用量は、塩基性無機塩の種類によ
り適宜選択すればよく、医薬成分に対して、例えば約
0.3〜200重量%、好ましくは約1〜100重量
%、さらに好ましくは約10〜50重量%、最も好まし
くは約20〜40重量%である。
【0019】本発明の固形製剤は、製剤分野における慣
用の方法により製造される。このような方法としては、
例えば医薬成分、水溶性糖アルコールおよびヒドロキシ
プロポキシル基含量が7.0〜9.9重量%の低置換度ヒ
ドロキシプロピルセルロースを、所望により水を加えた
後、混合し、成形し、さらに所望により乾燥する方法が
挙げられる。ただし、本発明の固形製剤は、水を用いな
くとも製造することができる。混合は、一般に用いられ
る混合方法、例えば混合、練合、造粒などにより行われ
る。混合は、例えばバーチカルグラニュレーターVG1
0[パウレック社(米国)製]、万能練合機(畑鉄工所
製)、流動層造粒機LAB−1、FD−3S[パウレッ
ク社(米国)製]などの装置を用いて行われる。成形
は、例えば固形製剤が錠剤である場合、単発錠剤機(菊
水製作所製)、ロータリー式打錠機(菊水製作所製)な
どを用い、0.5〜3ton/cm2の圧力で打錠することに
より行われる。乾燥は、例えば真空乾燥、流動層乾燥な
ど製剤一般の乾燥に用いられる何れの方法によってもよ
い。
【0020】かくして得られる本発明の固形製剤は、口
腔内での速やかな崩壊性あるいは溶解性、および適度な
製剤強度を示す。本発明の固形製剤の口腔内崩壊時間
(健康な成人男子及び女子の口腔内の唾液で固形製剤が
完全に崩壊するまでの時間)は、通常約5〜約50秒、
好ましくは約5〜約40秒、さらに好ましくは約5〜約
30秒である。また、本発明の固形製剤の強度(錠剤硬
度計による測定値)は、通常約2〜約20kg、好ましく
は約4〜約15kgである。
【0021】本発明の固形製剤は、哺乳動物(例、マウ
ス、ラット、ウサギ、ネコ、イヌ、ウシ、ウマ、サル、
ヒト等)に対して、経口的に安全に投与することができ
る。該固形製剤の投与量は、医薬成分、投与対象、疾患
の種類等により異なるが、医薬成分としての投与量が有
効量となる範囲から選択すればよい。例えば医薬成分が
ランソプラゾールである場合、本発明の固形製剤は、消
化性潰瘍(例、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、ゾ
リンジャー・エリソン(Zollinger-Ellison)症候群
等)、胃炎、逆流性食道炎等の治療および予防;H.ピ
ロリ除菌;消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍および出血性
胃炎による上部消化管出血の抑制;侵襲ストレス(手術
後に集中管理を必要とする大手術や集中治療を必要とす
る脳血管障害、頭部外傷、多臓器不全、広範囲熱傷から
起こるストレス)による上部消化管出血の抑制;非ステ
ロイド系抗炎症剤に起因する潰瘍の治療および予防;手
術後ストレスによる胃酸過多および潰瘍の治療および予
防;麻酔前投与等に有用であり、その投与量は、成人1
人(60kg体重)あたり、ランソプラゾールとして
0.5〜1500mg/日、好ましくは5〜150mg/日
である。また、医薬成分がボグリボースである場合、本
発明の固形製剤は、肥満症、脂肪過多症、過脂肪血症、
糖尿病等の治療および予防に有用であり、その投与量
は、成人1人(60kg体重)あたり、ボグリボースと
して0.01〜30mg/日、好ましくは0.1〜3mg/
日である。該固形製剤は、1日1回または2〜3回に分
けて投与してもよい。さらに、医薬成分がカンデサルタ
ン シレキセチルである場合、本発明の固形製剤は、高
血圧症、心臓病、脳卒中、腎疾患等の治療および予防に
有用であり、その投与量は、成人1人(60kg体重)
あたり、カンデサルタン シレキセチルとして1〜50
mg/日、好ましくは2〜30mg/日である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、実施例および比較例を挙
げて本発明をさらに詳しく説明するが、これらは本発明
を限定するものではない。なお、実施例及び比較例で得
られた錠剤の物性は、下記試験法によって測定した。 1)硬度試験 錠剤硬度計(富山産業(株)製)を用いて測定した。試
験は10回行い、その平均値を示す。 2)口腔内崩壊時間 錠剤が口腔内の唾液のみで完全に崩壊あるいは溶解する
までの時間を測定した。
【0023】
【実施例】 実施例1 ボグリボース 0.8g、エリスリトール(日研化学(株)
製)636.8g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース L
H-32(ヒドロキシプロポキシル基含量8.8重量%、信越
化学(株)製)160.0gを流動層造粒機[パウレック
(株)(米国)製、LAB−1]に仕込み、精製水を噴
霧し造粒した。乾燥後、ステアリン酸マグネシウム 2.4
gを配合し、ロータリー式打錠機を用いて、1錠400mg、
10mmφ、隅角の杵で打錠圧1.5ton/cm2で打錠した。得ら
れた錠剤の硬度と口腔内崩壊時間は、それぞれ6.1kg,2
7秒であった。
【0024】実施例2 カンデサルタン シレキセチル 32.0g、エリスリトール
(日研化学(株)製)862.8g、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース LH-32(ヒドロキシプロポキシル基含量
8.8重量%、信越化学(株)製)240.0g、ポリエチレン
グリコール(三洋化成工業(株)製)1.6g、クロスポビ
ドン 60.0gを流動層造粒機[パウレック(株)(米国)
製、LAB−1]に仕込み、精製水を噴霧し造粒した。
乾燥後、ステアリン酸マグネシウム 3.6gを配合し、ロ
ータリー式打錠機を用いて、1錠300mg、10mmφ、隅角
の杵で打錠圧1.0ton/cm2で打錠した。得られた錠剤の硬
度と口腔内崩壊時間は、それぞれ6.1kg,21秒であっ
た。 実施例3 カンデサルタン シレキセチル 32.0g、エリスリトール
(日研化学(株)製)922.8g、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース LH-32(ヒドロキシプロポキシル基含量
8.8重量%、信越化学(株)製)240.0g、ポリエチレン
グリコール(三洋化成工業(株)製)1.6gを流動層造粒
機[パウレック(株)(米国)製、FD−3SN]に仕
込み、精製水を噴霧し造粒した。乾燥後、ステアリン酸
マグネシウム 3.6gを配合し、ロータリー式打錠機を用
いて、1錠300mg、10mmφ、隅角の杵で打錠圧1.0ton/cm
2で打錠した。得られた錠剤の硬度と口腔内崩壊時間
は、それぞれ7.1kg,22秒であった。
【0025】実施例4 カンデサルタン シレキセチル 32.0g、エリスリトール
(日研化学(株)製)924.4g、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース LH-32(ヒドロキシプロポキシル基含量
8.8重量%、信越化学(株)製)240.0gを流動層造粒機
[パウレック(株)(米国)製、FD−3SN]に仕込
み、精製水を噴霧し造粒した。乾燥後、ステアリン酸マ
グネシウム 3.6gを配合し、ロータリー式打錠機を用い
て、1錠300mg、10mmφ、隅角の杵で打錠圧1.0ton/cm2
で打錠した。得られた錠剤の硬度と口腔内崩壊時間は、
それぞれ8.5kg,22秒であった。
【0026】実施例5 (1)有核散剤の製造 ノンパレル105(粒子径100〜200μm)300
gを転動流動型コーティング造粒機[パウレック社(米
国)製、MP−10]に入れ、送風温度85℃、品温約
28℃にコントロールし、タンジャンシャルスプレー方
式で、供給速度20g/分で、予め調製した下記組成の
バルク液を噴霧しコーティングした。規定量のバルク液
を噴霧した時点で噴霧を止め、そのまま乾燥を7分間行
った後、60号の丸篩(250μm)と100号の丸篩
(150μm)で篩過し、750gの有核散剤を得た。 [バルク液] ランソプラゾール 300g 炭酸マグネシウム 100g 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース LH-32 50g ヒドロキシプロピルセルロース(タイプSSL) 100g 水 1650g (2)下掛フィルム有核散剤の製造 前記有核散剤680gを転動流動型コーティング造粒機
[パウレック社(米国)製、MP−10]に入れ、送風
温度70℃、品温約36℃にコントロールし、予め調製
した下記組成の下掛フィルム液をタンジャンシャルスプ
レー方式で、供給速度10g/分で噴霧し、下掛フィル
ム有核散剤650gを得た。 [下掛フィルム液] ヒドロキシプロピルメチルセルロース 32g (タイプ2910、粘度3センチストークス) タルク 8g 水 760g
【0027】(3)腸溶性有核散剤の製造 前記下掛フィルム有核散剤450gを転動流動型コーテ
ィング造粒機[パウレック社(米国)製、MP−10]
に入れ、送風温度65℃、品温約36℃にコントロール
し、予め調製した下記組成の腸溶性フィルム液をタンジ
ャンシャルスプレー方式で、供給速度17g/分で噴霧
した。コーティング品を40℃で16時間真空乾燥し、
42号の丸篩(355μm)と80号の丸篩(177μ
m)を用いて篩過し、950gの腸溶性有核散剤を得
た。 [腸溶性フィルム液] オイドラギットL30D-55 1078.3g オイドラギットNE30D 138.5g クエン酸トリエチル 46.0g モノステアリン酸グリセリン 23.1g タルク 16.0g ポリソルベート80 9.0mg 黄色ベンガラ 0.5g 水 2038.5g
【0028】(4)造粒末の製造 エリスリトール(日研化学(株)製)1321.2g、低
置換度ヒドロキシプロピルセルロース LH-32(ヒドロキ
シプロポキシル基含量8.8%、信越化学(株)製)3
60.0g、無水クエン酸18.0g、アスパルテーム
1.8gを流動層造粒機[パウレック(株)(米国)
製、LAB−1]に仕込み、ポリエチレングリコール
(PEG―6000)3.6gを精製水896.4mL
に溶解した溶液を噴霧して造粒し、乾燥して造粒末を得
た。さらに、クロスポビドン90.0gとステアリン酸
マグネシウム5.4gを加え、袋混合し、混合末を得
た。 (5)口腔内崩壊錠の製造 前記腸溶性有核散剤200.0gと前記混合末300.
0gとをオートグラフを用いて、1錠500mg、11mmφ、
隅角の杵で打錠圧1.0ton/cm2で打錠した。得られた錠剤
の硬度と口腔内崩壊時間は、それぞれ4.2kg,27秒であ
った。
【0029】実施例6 ボグリボース 0.8g、エリスリトール(日研化学(株)
製)895.6g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース L
H-32(ヒドロキシプロポキシル基含量8.8重量%、信越
化学(株)製)240.0g、クロスポビドン 60.0gを流動層
造粒機[パウレック(株)(米国)製、LAB−1]に
仕込み、精製水を噴霧し造粒した。乾燥後、ステアリン
酸マグネシウム 3.6gを配合し、ロータリー式打錠機を
用いて、1錠300mg、10mmφ、隅角の杵で打錠圧1.0ton/
cm2で打錠した。得られた錠剤の硬度と口腔内崩壊時間
は、それぞれ7.0kg,17秒であった。 実施例7 ボグリボース 0.8g、エリスリトール(日研化学(株)
製)871.6g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース L
H-32(ヒドロキシプロポキシル基含量8.8重量%、信越
化学(株)製)240.0g、クロスポビドン 24.0g、セオラ
スKG 801(旭化成(株)製)60.0gを流動層造粒
機[パウレック(株)(米国)製、LAB−1]に仕込
み、精製水を噴霧し造粒した。乾燥後、ステアリン酸マ
グネシウム 3.6gを配合し、ロータリー式打錠機を用い
て、1錠300mg、10mmφ、隅角の杵で打錠圧1.0ton/cm2
で打錠した。得られた錠剤の硬度と口腔内崩壊時間は、
それぞれ10.4kg,24秒であった。
【0030】比較例1 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース LH-32を低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース LH-31(ヒドロキシプ
ロポキシル基含量11.0重量%、信越化学(株)製)とす
る以外は実施例1と同様にして、錠剤を製造した。得ら
れた錠剤の硬度と口腔内崩壊時間は、それぞれ8.4kg,7
7秒であった。 比較例2 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース LH-32を低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース LH-30(ヒドロキシプ
ロポキシル基含量14.6重量%、信越化学(株)製)とす
る以外は実施例1と同様にして、錠剤を製造した。得ら
れた錠剤の硬度と口腔内崩壊時間は、それぞれ6.8kg,5
1秒であった。
【0031】
【発明の効果】本発明の固形製剤は、優れた崩壊性ある
いは溶解性を有しているため、高齢者,小児が水なしで
手軽に服用できる口腔内崩壊性製剤として、種々の疾病
の治療、予防に用いられる。また、該固形製剤は、適度
な強度を有しているため、長期間の保存安定性にも優れ
る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)医薬成分、(2)ソルビトール,マ
    ルチトール,還元澱粉糖化物,キシリトール,還元パラ
    チノースおよびエリスリトールから選ばれる1種以上の
    水溶性糖アルコールおよび(3)ヒドロキシプロポキシ
    ル基含量が7.0〜9.9重量%の低置換度ヒドロキシプ
    ロピルセルロースを含有してなる固形製剤。
  2. 【請求項2】水溶性糖アルコールがエリスリトールであ
    る請求項1記載の固形製剤。
  3. 【請求項3】水溶性糖アルコールを、固形製剤100重
    量部に対して5〜97重量部含有してなる請求項1記載
    の固形製剤。
  4. 【請求項4】ヒドロキシプロポキシル基含量が7.0〜
    9.9重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
    を、固形製剤100重量部に対して3〜50重量部含有
    してなる請求項1記載の固形製剤。
  5. 【請求項5】口腔内崩壊性製剤である請求項1記載の固
    形製剤。
  6. 【請求項6】錠剤である請求項1記載の固形製剤。
  7. 【請求項7】医薬成分がランソプラゾールである請求項
    1記載の固形製剤。
  8. 【請求項8】医薬成分がボグリボースである請求項1記
    載の固形製剤。
  9. 【請求項9】医薬成分がカンデサルタン シレキセチル
    である請求項1記載の固形製剤。
  10. 【請求項10】ヒドロキシプロポキシル基含量が7.0
    〜9.9重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロー
    スの口腔内崩壊性医薬製剤製造のための使用。
  11. 【請求項11】ヒドロキシプロポキシル基含量が7.0
    〜9.9重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロー
    スを用いることを特徴とする、固形医薬製剤の口腔内崩
    壊性改善方法。
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