JPH1143904A - 道路橋の遊間部の舗装構造及び舗装の補修方法 - Google Patents

道路橋の遊間部の舗装構造及び舗装の補修方法

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JPH1143904A
JPH1143904A JP20453897A JP20453897A JPH1143904A JP H1143904 A JPH1143904 A JP H1143904A JP 20453897 A JP20453897 A JP 20453897A JP 20453897 A JP20453897 A JP 20453897A JP H1143904 A JPH1143904 A JP H1143904A
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JP
Japan
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pavement
bridge
slit
elastic
road bridge
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JP20453897A
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Yasuharu Kawaguchi
安治 川口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊間に大きな変位が生じても遊間上の舗装材
に亀裂や盛り上り等が生じることが確実に防止される道
路橋の遊間部の舗装構造を提供する。 【解決手段】 橋体30、32を跨ぐように弾性板36
が設けられ、この弾性板36上に舗装材38が施工され
ている。弾性板36内にはコード42が配材され、テン
ションボルト56を介してプリテンションがかけられて
いる。舗装材38にスリット64が設けられ、弾性材料
66が充填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路橋の遊間部を
跨ぐように設けられた舗装構造と、この舗装の補修方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路橋にあっては、周知の通り、桁の橋
軸方向の端部同士の間、あるいは桁と橋台との間に遊間
と称される間隙が形成されている。これは、桁の温度変
化による伸縮や地震時等の桁の橋軸方向の変位をこの遊
間によって吸収するためである。このように遊間が橋軸
方向に伸縮するところから、この遊間を跨ぐように形成
される遊間上の舗装体も遊間の伸縮に追従して伸縮しう
るように構成される。
【0003】この伸縮を吸収するフィンガージョイント
等の伸縮装置(継手)を伸縮遊間上の橋面上に設置する
こともあるが、このような伸縮装置は、路面に間隙が露
出するため走行車輛に衝撃を与え、車輛走行上の快適性
を著しく低下させる。又、近年の道路における交通量の
急激な増加や車輛の重量化によって、伸縮装置自身並び
にその近傍の構造部分に破損を生じさせやすく、その補
修の頻度と共に騒音、振動の面からも維持管理上の大き
な問題となっている。
【0004】このような問題点を解決する方法として、
橋面の舗装部を橋桁と橋台、橋桁と橋桁との間も連続し
て形成される橋面の連続舗装工法が提案されている。
【0005】この橋面の連続舗装工法は、橋桁の伸縮遊
間の両側にわたって、アスファルト混合物からなる舗装
を連続して施設するものであり、桁又及び/又は床版か
らなる橋体上にスライディングシートを布設し、その上
に網状の応力伝達部材を埋設したアスファルト混合物を
積層して舗装部を形成するものである。
【0006】このような方法によって、橋桁と橋台との
間又は橋桁と橋桁との間の伸縮遊間付近の舗装が施工さ
れていると、スライディングシートの表面が水平方向の
滑り面となり、これを境に橋体と舗装部とが滑動可能と
なる。従って桁が伸縮し遊間が変化したときに、この遊
間上の舗装部のみに大きな歪みが生じるのではなく、伸
縮遊間の両側の舗装部が橋体上で滑動可能に設けられた
範囲に歪みが分散される。つまり橋桁が収縮し、収縮遊
間が拡大されたときにも、舗装部は伸縮遊間上の部分の
みが変形するのではなく、スライディングシートが敷設
された範囲で滑動し、この範囲の変化量をこのスライデ
ィングシートが敷設された範囲の全長の舗装部で吸収す
ることになる。
【0007】従って舗装部には局部的な過大な変形や応
力が発生せず、伸縮遊間の両側にわたって連続して舗装
部を形成しても平坦で耐久性のある走行面を維持するこ
とができる。
【0008】尚、アスファルト混合物の中に埋設された
上記網状の応力伝達部材は桁が伸縮したときに舗装部に
作用する応力をスライディングシートが敷設された範囲
全体に伝達し、局部的に大きな応力が生じないように分
散させると共にアスファルト混合物からなる舗装部を補
強する役割を有するものである。
【0009】なお、本出願人は先に特願平9−1035
73号により、道路橋の長さ方向のみでなく、直角方向
及び回転方向の変位にも追随し得る埋設ジョイント部材
を有した道路橋の遊間部の舗装構造を提案している。
【0010】第6図は同号の実施の形態を示す断面図で
ある。コンクリートからなる橋桁2は床版2Aをその上
面に備え、橋脚3の天端に設置された免震装置4によっ
て支承されている。遊間部5には雨水等の漏水防止等の
ためのバックアップ材6及び目地材7が設けられてい
る。
【0011】この橋面の埋設ジョイント部材1は、橋桁
2、2間の伸縮遊間部5を跨ぐように設けられており、
連結部材8テンションバー12及びアンカーボルト13
を介して橋桁2の床版2Aに固定されている。
【0012】埋設ジョイント部材1を含めて橋桁2の床
版2A上には、アスファルト舗装部9が形成される。
【0013】第7図は、上記の埋設ジョイント部材1の
断面図であり、合成繊維又はスチールなどの繊維からな
る撚りコード等の補強芯体層20がゴム組成物21中に
埋設されている。
【0014】埋設ジョイント部材1の下面には滑り層2
3が積層されている。埋設ジョイント部材1の中央部に
は、荷重支持部材11が設けられている。
【0015】このような構造では、埋設ジョイント部材
1に設けられた滑り層23によって、埋設ジョイント部
材1が橋桁2に対し滑動可能となっているので、温度変
化等によって橋桁が伸長又は収縮して、伸縮遊間が変化
しても舗装部材24の変形及び応力は、埋設ジョイント
部材1が設けられた範囲Lに均等に分散され、舗装部4
に局部的に大きな応力が加えられることが防止される。
【0016】舗装芯体層20は合成繊維又はスチールか
らなる撚りコードを用いてバイアス角度θ:45°〜7
5°の範囲にバイアスをもって第8図に示すように埋設
されているので、この埋設ジョイント部材を長手方向に
引張っても、幅方向には縮みにくく、しかも道路橋の長
手方向のみでなく、これと直角方向及び回転方向(捩
れ)に作用する変位を受けても、これに対応できて、シ
ート状の弾性体層の変形を防ぐように働く。
【0017】なお、第9図の通り、埋設ジョイント部材
1の下面に、橋軸直角方向に延びる複数条の水流出用の
凹条27を形成し、該凹条27、27同士の間の該埋設
ジョイント部材1の底面に滑り層23を形成することも
ある。このように凹条27を設けることにより、床版上
の雨水等を流去させることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにスライデ
ィングシートを用いた舗装構造においては、遊間が縮む
変位が生じた場合、スライディングシート及びその上の
アスファルトもこれに追随して橋軸方向に押し縮められ
る。そして、この圧縮応力が限界値を超えるとアスファ
ルトが盛り上るように変形してしまう。
【0019】また、遊間の伸長が限界値以上となったと
きにはアスファルトに亀裂が生じてしまう。
【0020】特願平9−103573号によれば、埋設
ジョイント部材1上のアスファルト舗装部9に対して加
えられる応力はかなり緩和されるが、それでも遊間の橋
軸方向の変位が過大であるときには舗装部9に盛り上り
や亀裂が生じるおそれがある。
【0021】本発明は、このような遊間のきわめて大き
な伸縮に対しても舗装材料に盛り上りや亀裂を生じさせ
ることがなく、きわめて耐久性に優れた道路橋の遊間部
の舗装構造を提供することを目的とする。また、本発明
はこの道路橋の遊間部の舗装構造の補修方法を提供する
ことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の道路橋の遊間部
の舗装構造は、道路橋の遊間部を跨ぐように舗装した道
路橋の遊間部の舗装構造において、該遊間部を跨いでい
る板状の弾性体と、該弾性体上に形成された舗装材とを
備えてなり、該舗装材には橋軸方向と交叉方向に延在す
るスリットが設けられ、該スリットに弾性材料が充填さ
れていることを特徴とするものである。
【0023】かかる道路橋の遊間部の舗装構造において
は、遊間が橋軸方向に伸縮した場合、弾性体上の舗装材
のスリットがその幅を拡縮するようになり、舗装材に対
して加えられる応力が緩和される。
【0024】本発明では、この弾性体にコードを埋設
し、このコードにプリテンションをかけることにより弾
性体全体に橋軸方向に十分にプリテンションをかけてお
くことが好ましい。このようにすることにより、遊間を
縮める方向に大きな変位が生じたとしても、弾性体の上
面が盛り上るような変形は発生せず、弾性体上の舗装材
にも変形が生じない。
【0025】このスリットは橋軸直角方向において蛇行
するように波形に設けられるのが好ましい。このように
することにより、舗装材及び弾性体に加えられる輪荷重
を広く分散させることができる。
【0026】本発明では、弾性体の上面に凹凸を設け、
弾性体とその上の舗装材との一体性を高めるのが好まし
い。このようにすることにより、車のブレーキにより弾
性体と舗装材との界面に加えられる剪断力にも十分に対
抗できるようになる。
【0027】また、弾性体と舗装材とを接着して両者の
一体性を高めることも好ましいが、この場合前記スリッ
ト近傍では両者を接着せず、弾性体が伸縮した際の両者
の界面の摺動(滑り変位)を許容し該界面付近での剪断
応力を緩和することが好ましい。
【0028】本発明の道路橋の遊間部の舗装構造におい
て、舗装材が荒れてきたときには、該舗装材の上面を切
削して除去し、スリット内に残留した前記弾性材料を除
去し、空いたスリットにダミー材を該ダミー材が舗装材
の切削面から上方に突出するように装着し、新しい舗装
材を該切削面上に施工し、該ダミー材を除去し、その
後、該スリットに弾性材料を充填することにより補修を
容易に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係る
道路橋の遊間部の舗装構造を示す橋軸方向の全体縦断面
図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図のII
I-III 線に沿う断面図、第4図は第2図のIVa-IVa 線に
沿う断面図である。
【0030】桁上に床版を設けてなる橋体30、32同
士の間に遊間部(以下、単に遊間ということがある。)
34が介在している。この遊間34を跨ぐように板状の
弾性体(以下、弾性板ということがある。)36が橋体
30、32上に配置され、この弾性板36上に舗装材3
8が施工されている。橋体30、32上には、この舗装
材38と面一状となるように舗装材40が施工されてい
る。
【0031】この弾性板36は、板状のゴムを主体とす
るものであり、該ゴム内にコード42が埋設され、該コ
ード42に張力(テンション)がかけられている。即
ち、弾性板36の橋軸方向両端側にテンションバー4
4、44が埋設されており、コード42はこれらのテン
ションバー44、44間に掛けられるようにして橋軸方
向(又は橋軸と交叉する斜め方向)に延在している。
【0032】弾性板36の橋軸方向両端に近接して橋体
30、32上にアンカーブロック48、48がアンカー
ボルト50によって固定設置されている。なお、このア
ンカーボルト50は、橋体30、32に埋設されたアン
カーナット52に螺じ込まれている。
【0033】このアンカーブロック48には橋軸方向に
貫通するボルト挿通孔54(第3図)が設けられてお
り、このボルト挿通孔54にテンションボルト56が挿
通されている。該テンションボルト56の後端側は弾性
板36内に埋設され、且つ前記テンションバー44に螺
合している。テンションボルト56の先端側は、ボルト
挿通孔54を通過し、テンションナット58が締め込ま
れている。このテンションナット58を十分に締め込ん
で各テンションボルト56を引張ることにより弾性板3
6にプリテンションをかけておく。弾性板36に十分に
プリテンションをかけておくことにより、遊間34が縮
む方向に橋体30、32が変位した場合でも、弾性板3
6は橋軸方向に弾性的に縮小変形するだけであり、弾性
板36の上面が盛り上るような変形は全く生じない。
【0034】なお、この弾性板36内には遊間34を跨
ぐように荷重支持板60が埋設されている。また、遊間
34の上位部分にはゴム等よりなる弾性ブロック62が
配置され、橋体30、32の端面に取り付けられてい
る。この弾性ブロック62は弾性板36を下から支えて
いる。
【0035】弾性板36の上面には、橋軸直角方向に延
在する凸条と凹条とが設けられており、該弾性板36上
の舗装材38と該弾性板36とが一体的に変位するよう
構成されている。
【0036】この舗装材38には橋軸方向に所定間隔を
おいてスリット64が設けられ、このスリット64内に
軟質な弾性材料66が充填されている。このスリット6
4は、舗装材38の上面から底面にまで達するように設
けられている。このスリット64を設けているため、弾
性板36が橋軸方向に縮小するように変形したときにス
リット間隙が小さくなるように舗装材38が変形するよ
うになり、舗装材38が盛り上るような変形が確実に防
止される。また、逆に弾性板36が橋軸方向に延伸する
ように変形したときにはこのスリット64の幅が広がる
ようになり、舗装材38に亀裂が生じることが防止され
る。スリット64の幅が広がったときには、その内部の
弾性材料66も橋軸方向に引き伸されるのでスリット6
4に隙間が発生することはない。
【0037】なお、この実施の形態にあっては、第2図
の如くスリット64の近傍を除いて弾性板36の上面と
舗装材38とが接着剤70によって接着され、舗装材3
8と弾性板36との一体性を高めている。スリット64
の近傍では接着剤70が設けられておらず、この付近で
は弾性板36と舗装材38との界面は両者の摺動を許容
するものとなっている。従って、弾性板36が橋軸方向
に変形した場合、舗装材38と弾性板36とのスリット
64近傍の界面で滑り変位が生じ、スリット64の拡縮
を生じさせると共に、スリット64近傍の舗装材38と
弾性板36との界面付近において該界面に沿った方向の
剪断応力が殆ど発生しない。
【0038】なお、このスリット64は橋軸直角方向に
のみ直線状に延在していても良いのであるが、この実施
の形態においてはスリット64は第4図(a)のように
橋軸直角方向に蛇行した波形に設けられている。この第
4図(a)では、スリット64は橋軸方向部64aと橋
軸直角方向部64bとからなる平面視形状が矩形波形状
のものとなっているが、第4図(b)の台形波形状や第
4図(c)の三角波形状の平面視形状のスリット64
A、64Bとしても良い。もちろん正弦波形状等の湾曲
部を有した平面視形状のスリットとしても良いが、スリ
ットを第4図(a)〜(c)の如く直線部のみで形成し
た方がスリットを容易に形成することができる。なお、
第4図(a)〜(c)では直線部同士の交わり部分が鋭
角状となっているが、この交わり部分及びその近傍部分
が湾曲した丸みをおびたものとなっていても良い。
【0039】このように構成された道路橋の遊間部の舗
装構造においては、上記の通り、遊間34が橋軸方向に
大きく伸縮しても弾性板36の上面が盛り上ることがな
い。そして、弾性板36の上側の舗装材38にも亀裂や
盛り上り等の変形は全く生じない。
【0040】また、スリット64を第4図の如く橋軸直
角方向において蛇行させることにより、該スリット64
の上に乗った車両タイヤから加えられる輪荷重がスリッ
ト64近傍の舗装材38の広い範囲に分散されるように
なり、特に遊間34上方の舗装材38及び弾性板36に
加えられる剪断応力が緩和される。
【0041】この舗装材38の補修方法について第5図
を参照して説明する。
【0042】舗装材38の上面が第5図(a)のように
荒れてきたときには、(b)図のように該舗装材38の
上面を所定深さにわたって切削除去する。この際、スリ
ット64内の弾性材料66の上部も一緒に除去される。
【0043】次に、(c)図のようにスリット64内に
残留する弾性材料66をピックアップ等により抜き出
し、スリット64を空にする。
【0044】この空になったスリット64に(d)図の
ように木片や合成樹脂等よりなるダミー材80を挿入す
る。
【0045】次に(e)図のようにそれまでの舗装材3
8old の上に新しい舗装材38newを施工し、両舗装材
同士を一体化させる。
【0046】しかる後、(f)図のようにダミー材80
を取り除き、生じたスリット64に新しい弾性材料66
を充填し、補修を終了する。
【0047】本発明の道路橋の遊間部の舗装構造は、上
記の如く構成されていれば良く、その構成材料は特に限
定されるものではないが、好適な材料の一例について次
に説明する。
【0048】舗装材38、40としてはコンクリート、
各種アスファルト(改質アスファルトを含む。)を用い
ることができる。
【0049】スリット64に充填される弾性材料として
は、ゴム、合成樹脂、各種シーリング材等を用いること
ができる。
【0050】舗装材38と弾性板36とを接着する接着
剤としては、CR、NBR、CSMなどの加硫ゴムを用
いることができる。また、ゴムと樹脂(例えばEVA、
EEA)とのブレンド組成物を用いることもできる。
【0051】弾性板36のゴムとしてはNR、SBR、
BR、IR、CR、IIR、NBR等を用いることがで
きる。
【0052】コード42としてはスチール又は合成繊維
(例えばアラミド)などを用いることができる。このコ
ード42は橋軸方向と平行方向に配材されても良く、前
記第8図の如くバイアス方向に設けても良い。
【0053】荷重支持板60としては鋼板が好適であ
る。
【0054】なお、本発明においても、前記第9図のよ
うに弾性板36の下面に滑り層23を設けても良く、こ
のような滑り層23としてはTEF(一〜四フッ化エチ
レン)、UHMW−PE(超高分子量ポリエチレン)、
ポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステル等の樹脂フ
ィルム又はシート、板状の特殊ゴム、セラミックタイル
などが挙げられる。
【0055】また、この弾性板36の下面に第9図のよ
うに排水用の凹条27を設けても良い。
【0056】
【発明の効果】以上の通り、本発明の道路橋の遊間部の
舗装構造によると、遊間の大きな変位が生じた場合でも
該遊間上の舗装材の亀裂や盛り上り等を確実に防止する
ことができる。本発明によると、この舗装材の補修を容
易に行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る道路橋の遊間部の舗装構造の
橋軸方向の縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】スリットの形状を示す水平断面図である。
【図5】舗装材の補修方法を示す断面図である。
【図6】先願発明の道路橋の遊間部の断面図である。
【図7】図6の埋設ジョイント部材の断面図である。
【図8】図6の埋設ジョイント部材のバイアスコードの
説明図である。
【図9】埋設ジョイント部材の断面図である。
【符号の説明】
30,32 橋体 34 遊間 36 弾性板(板状弾性体) 38,40 舗装材 42 コード 44 テンションバー 56 テンションボルト 60 荷重支持板 64 スリット 66 弾性材料 80 ダミー材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路橋の遊間部を跨ぐように舗装した道
    路橋の遊間部の舗装構造において、 該遊間部を跨いでいる板状の弾性体と、 該弾性体上に形成された舗装材とを備えてなり、 該舗装材には橋軸方向と交叉方向に延在するスリットが
    設けられ、該スリットに弾性材料が充填されていること
    を特徴とする道路橋の遊間部の舗装構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記板状の弾性体内
    に橋軸方向を含む方向に延在するコードが埋設され、且
    つ該コードにプリテンションが負荷されていることを特
    徴とする道路橋の遊間部の舗装構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記スリット
    は橋軸直角方向に波形に蛇行して延在していることを特
    徴とする道路橋の遊間部の舗装構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記板状の弾性体の上面に凹凸が設けられているこ
    とを特徴とする道路橋の遊間部の舗装構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記弾性体とその上の舗装材とは前記スリット近傍
    領域以外の領域において接着剤により接着されているこ
    とを特徴とする道路橋の遊間部の舗装構造。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の道路橋の遊間部の舗装構造の舗装材を補修する方法で
    あって、 該舗装材の上面を切削して除去し、 スリット内に残留した前記弾性材料を除去し、 空いたスリットにダミー材を該ダミー材が舗装材の切削
    面から上方に突出するように装着し、 新しい舗装材を該切削面上に施工し、 該ダミー材を除去し、 その後、該スリットに弾性材料を充填することを特徴と
    する道路橋の遊間部の舗装の補修方法。
JP20453897A 1997-07-30 1997-07-30 道路橋の遊間部の舗装構造及び舗装の補修方法 Pending JPH1143904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113481787A (zh) * 2021-08-04 2021-10-08 长春市市政工程设计研究院 一种沥青路面装配式基层及预防沥青路面装配式基层反射裂缝的方法

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