JPH1143942A - 急勾配補強盛土の表面枠材 - Google Patents
急勾配補強盛土の表面枠材Info
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- JPH1143942A JPH1143942A JP21711797A JP21711797A JPH1143942A JP H1143942 A JPH1143942 A JP H1143942A JP 21711797 A JP21711797 A JP 21711797A JP 21711797 A JP21711797 A JP 21711797A JP H1143942 A JPH1143942 A JP H1143942A
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- Japan
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- plate
- perforated
- surface frame
- embankment
- frame material
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全で、経済的で、且つ、連結強度の
大きい急勾配補強盛土の表面枠材を提供することを目的
とす。 【構成】 表面枠材を構成する表面板と接地板と
を、それぞれ適した生産方法を用いて形成し、それらを
連結して表面枠材を形成する。
大きい急勾配補強盛土の表面枠材を提供することを目的
とす。 【構成】 表面枠材を構成する表面板と接地板と
を、それぞれ適した生産方法を用いて形成し、それらを
連結して表面枠材を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、急勾配補強盛土の表
面枠材に関する。
面枠材に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】一例として挙げれば、図1に示
す盛土1を形成する場合に、一般にジオグリッド2と総
称される引張強度の非常に大きい樹脂製や繊維製のネッ
トを、盛土の間に層状に敷設するのであるが、盛土の表
面に長方形のエキスパンドメタルや鋼製金網を略中央で
屈折して、断面をL字状に形成した表面枠体3を用いて
きた。エキスパンドメタルや鋼製金網を用いる場合、第
一に錆、第二に切断面の突起、及び、これらを解決する
ためのコストの問題、、第二にジオグリッド材との連結
強度の問題の解決が要求されている。
す盛土1を形成する場合に、一般にジオグリッド2と総
称される引張強度の非常に大きい樹脂製や繊維製のネッ
トを、盛土の間に層状に敷設するのであるが、盛土の表
面に長方形のエキスパンドメタルや鋼製金網を略中央で
屈折して、断面をL字状に形成した表面枠体3を用いて
きた。エキスパンドメタルや鋼製金網を用いる場合、第
一に錆、第二に切断面の突起、及び、これらを解決する
ためのコストの問題、、第二にジオグリッド材との連結
強度の問題の解決が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の方
法に於ける錆の問題、バリの問題、コストの問題、連結
強度の問題点を同時に解決することを目的としている。
法に於ける錆の問題、バリの問題、コストの問題、連結
強度の問題点を同時に解決することを目的としている。
【0004】
【問題点を解決する手段】この目的のために、この発明
では、厚い亜鉛メッキを施した薄鋼板のプレス製品を用
いることで、錆の問題、バリの問題、コストの問題を解
決し、同時に、ジオグリッドとの連結は、平成8年3月
13日付の出願人の出願、特願平8ー83092号、発
明の名称「補強盛土の表面枠体」に記載した方法を用い
て、問題を解決せんとするものである。
では、厚い亜鉛メッキを施した薄鋼板のプレス製品を用
いることで、錆の問題、バリの問題、コストの問題を解
決し、同時に、ジオグリッドとの連結は、平成8年3月
13日付の出願人の出願、特願平8ー83092号、発
明の名称「補強盛土の表面枠体」に記載した方法を用い
て、問題を解決せんとするものである。
【0005】錆とバリとコストの問題は、比較的小さな
長細い長方形の亜鉛メッキ鋼板に、植生が可能なように
多数の孔を設け、周囲四辺を、帯状に同じ側に略直角に
折り曲げて、四周に額縁状縁の付いた有孔板を形成す
る。
長細い長方形の亜鉛メッキ鋼板に、植生が可能なように
多数の孔を設け、周囲四辺を、帯状に同じ側に略直角に
折り曲げて、四周に額縁状縁の付いた有孔板を形成す
る。
【0006】有孔板を並列して縁同士を連結して大版に
する。大判の巾と同じ巾の亜鉛メッキ鋼板を底板とし
て、表面板の下端に連結してL字状の表面枠とし、盛土
基盤の上に並列する。底板には横方向一列に数個のボル
ト孔を開け、ボルトを立てておき、ボルトの個所に孔の
あいた抑え板を用意する。
する。大判の巾と同じ巾の亜鉛メッキ鋼板を底板とし
て、表面板の下端に連結してL字状の表面枠とし、盛土
基盤の上に並列する。底板には横方向一列に数個のボル
ト孔を開け、ボルトを立てておき、ボルトの個所に孔の
あいた抑え板を用意する。
【0007】
【作用】亜鉛メッキ鋼板を用いることで錆の問題を解決
する。鋼板のプレス加工によることでバリの問題を解決
する。小さなサイズの有孔板を能率のよい自動プレス成
形し、工場で長尺の接地板と接合することで、工場・施
工現場でのトータルコストを抑える、ことでコスト問題
を解決する。
する。鋼板のプレス加工によることでバリの問題を解決
する。小さなサイズの有孔板を能率のよい自動プレス成
形し、工場で長尺の接地板と接合することで、工場・施
工現場でのトータルコストを抑える、ことでコスト問題
を解決する。
【0008】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図2に示すのは有孔板4である。素材の鋼
材としては、板厚1.2ミリメートル、巾約50センチ
メートルの、平方メートル当り両面で900グラム程度
の極厚の亜鉛メッキを施したロール状鋼板を用いる。生
産方法を規定するものではないが、順送プレスの成形方
法を用いて能率よく有孔板を生産できるように、設計し
てある。
に説明する。図2に示すのは有孔板4である。素材の鋼
材としては、板厚1.2ミリメートル、巾約50センチ
メートルの、平方メートル当り両面で900グラム程度
の極厚の亜鉛メッキを施したロール状鋼板を用いる。生
産方法を規定するものではないが、順送プレスの成形方
法を用いて能率よく有孔板を生産できるように、設計し
てある。
【0009】有孔板4は、出来上がりの寸法は巾33セ
ンチメートル、長さ60センチートルで、長方形の鋼板
に互いに平行な多数の細巾の打抜孔41を設け、打抜孔
の下方に打出突起42を形成した、脹らみのあるポケッ
ト状の突起孔付きの有孔板4である。打出突起を形成す
る位置を列によってずらして、形成位置を少しづつ重ね
ることにより、全体の表面をリブ効果で有孔板の強度を
高めることができる。打出突起のない個所では、小さな
通水孔40を設けておく。
ンチメートル、長さ60センチートルで、長方形の鋼板
に互いに平行な多数の細巾の打抜孔41を設け、打抜孔
の下方に打出突起42を形成した、脹らみのあるポケッ
ト状の突起孔付きの有孔板4である。打出突起を形成す
る位置を列によってずらして、形成位置を少しづつ重ね
ることにより、全体の表面をリブ効果で有孔板の強度を
高めることができる。打出突起のない個所では、小さな
通水孔40を設けておく。
【0010】有孔板の周囲四辺は表面の突起とは反対面
側に屈折して、巾5センチメートルの連結縁43を付設
してある。連結片は短辺では略直角に屈折し、長辺で
は、使用する勾配により変わるが、通常60度程度に屈
折する。連結縁43には、それぞれ数個の連結孔5を設
けてある。
側に屈折して、巾5センチメートルの連結縁43を付設
してある。連結片は短辺では略直角に屈折し、長辺で
は、使用する勾配により変わるが、通常60度程度に屈
折する。連結縁43には、それぞれ数個の連結孔5を設
けてある。
【0011】図3に示すのは、厚さ1.6ミリメートル
の極厚メッキ鋼板からなる接地板6である。接地板は大
型製品なので、生産方法を規定するものではないが、通
常は、ベンダー加工によって生産する。接地板は巾が1
メートル、長さが60センチメートルの平板で、両短辺
と一長辺に巾5センチメートルの下向きの補強縁61を
付設する。補強縁のない辺に沿って有孔板を取付ける連
結孔5を設ける。又、補強縁にも連結孔5を付設してお
く。
の極厚メッキ鋼板からなる接地板6である。接地板は大
型製品なので、生産方法を規定するものではないが、通
常は、ベンダー加工によって生産する。接地板は巾が1
メートル、長さが60センチメートルの平板で、両短辺
と一長辺に巾5センチメートルの下向きの補強縁61を
付設する。補強縁のない辺に沿って有孔板を取付ける連
結孔5を設ける。又、補強縁にも連結孔5を付設してお
く。
【0012】接地板6を長手方向に三等分した中央部の
二個所で、コの字状打抜62を形成し、この打抜に囲ま
れた舌状片63部分を下方に直角に屈折する。舌状片の
中央には連結孔5を設けておく。表面枠体に組み立てる
時に筋交板の端部を接合するのに用いる。
二個所で、コの字状打抜62を形成し、この打抜に囲ま
れた舌状片63部分を下方に直角に屈折する。舌状片の
中央には連結孔5を設けておく。表面枠体に組み立てる
時に筋交板の端部を接合するのに用いる。
【0013】接地板6の長手方向に所定間隔で4個のジ
オグリッド連結用のボルト31を上方に突出させて付設
しておく。又、接地板にはアンカー杭を通したり、排水
や、土との馴染みなどの多目的の接地孔64を設ける。
オグリッド連結用のボルト31を上方に突出させて付設
しておく。又、接地板にはアンカー杭を通したり、排水
や、土との馴染みなどの多目的の接地孔64を設ける。
【0014】図4に示すのは、筋交板32である。筋交
板の一端部には連結孔5を設け、上記舌状片の連結孔に
リベットを用いて回転可能なように連結する。反対側の
端部には、係止切欠33を設けておく。
板の一端部には連結孔5を設け、上記舌状片の連結孔に
リベットを用いて回転可能なように連結する。反対側の
端部には、係止切欠33を設けておく。
【0015】有孔板4、接地板6、筋交板32を用いて
表面枠体3を組み立てる手順の一例を示す。図5に示す
ように、接地板6の補強縁のない縁に沿って、三枚の有
孔板4を接地板と約60度の挾角となるように立てる。
有孔板4の連結縁43と、接地板6の縁に設けた連結孔
5とを合わせ、ボルト・ナットを用いて接合して表面枠
体3を組み立てる。有孔板同士もボルト・ナットを用い
て連結する。この時に間に筋交板32を挟み込む。筋交
板は有孔板と接地板の角度を保つのに有効である。
表面枠体3を組み立てる手順の一例を示す。図5に示す
ように、接地板6の補強縁のない縁に沿って、三枚の有
孔板4を接地板と約60度の挾角となるように立てる。
有孔板4の連結縁43と、接地板6の縁に設けた連結孔
5とを合わせ、ボルト・ナットを用いて接合して表面枠
体3を組み立てる。有孔板同士もボルト・ナットを用い
て連結する。この時に間に筋交板32を挟み込む。筋交
板は有孔板と接地板の角度を保つのに有効である。
【0016】規定するものではないが、盛土の施工現場
での表面枠体の組立はコストが掛かるので、通常は工
場、ないし、材料の保管倉庫近辺で組立を行う例が多い
が、本発明によると、組立が単なるボルトナットを用い
ての連結であるから、施工現場近辺で組み立てるのにも
適している。
での表面枠体の組立はコストが掛かるので、通常は工
場、ないし、材料の保管倉庫近辺で組立を行う例が多い
が、本発明によると、組立が単なるボルトナットを用い
ての連結であるから、施工現場近辺で組み立てるのにも
適している。
【0017】このように組立られた表面枠体3を使用す
る方法の一例を説明する。図6に示すように、盛土基盤
10の上の盛土基準線11に沿って、表面枠体3を並列
する。表面枠体を確り固定するため、隣接する枠体の連
結縁同士をボルトナットなどで連結する。設置する際に
接地板の周囲で下方に突出している補強縁61は基盤に
挿し込むように接地するのがよい。必要に応じて、接地
板6の接地孔64を通してアンカー杭65を打って、確
りと接地板を盛土基盤に固定する。
る方法の一例を説明する。図6に示すように、盛土基盤
10の上の盛土基準線11に沿って、表面枠体3を並列
する。表面枠体を確り固定するため、隣接する枠体の連
結縁同士をボルトナットなどで連結する。設置する際に
接地板の周囲で下方に突出している補強縁61は基盤に
挿し込むように接地するのがよい。必要に応じて、接地
板6の接地孔64を通してアンカー杭65を打って、確
りと接地板を盛土基盤に固定する。
【0018】図7に示すように、広幅のジオグリッド2
を接地板6の上に背後側から被せて敷設する。この時、
接地板に立設されているボルト31に、ジオグリット2
の網目を通す。ジオグリッドの上から、亜鉛メッキ鋼板
からなる長尺で、ボルト31に対応する個所に貫通孔の
ある抑え平棒35を上から挿し込む。ジオグリッド2を
その平棒の縁に沿わせるようにして折り返し、再度ボル
トに挿し込み、その上から、上記と同様な平棒35で抑
え、ナット34を確りと締め、ジオグリッド2と表面枠
体3とを確りと連結する。
を接地板6の上に背後側から被せて敷設する。この時、
接地板に立設されているボルト31に、ジオグリット2
の網目を通す。ジオグリッドの上から、亜鉛メッキ鋼板
からなる長尺で、ボルト31に対応する個所に貫通孔の
ある抑え平棒35を上から挿し込む。ジオグリッド2を
その平棒の縁に沿わせるようにして折り返し、再度ボル
トに挿し込み、その上から、上記と同様な平棒35で抑
え、ナット34を確りと締め、ジオグリッド2と表面枠
体3とを確りと連結する。
【0019】ジオグリッドを敷設する際に、平棒を隣の
接地板に跨がってジオグリッドを抑えるなどの方法で、
隣接する接地板同士を連結するのは、表面枠体同士を連
結する上で有効な方法である。上段の表面枠体を下段の
表面枠体の上に設置する場合にも、連結縁43同士を重
ね合わせ、連結孔を通してボルトナットなどで連結する
ことは表面枠体の安定のために有効である。接地板とジ
オグリッドとを連結する代わりに、上下の表面枠体の間
にジオグリッドを挟みこんで固定する、というような方
法も有効である。
接地板に跨がってジオグリッドを抑えるなどの方法で、
隣接する接地板同士を連結するのは、表面枠体同士を連
結する上で有効な方法である。上段の表面枠体を下段の
表面枠体の上に設置する場合にも、連結縁43同士を重
ね合わせ、連結孔を通してボルトナットなどで連結する
ことは表面枠体の安定のために有効である。接地板とジ
オグリッドとを連結する代わりに、上下の表面枠体の間
にジオグリッドを挟みこんで固定する、というような方
法も有効である。
【0020】図8に示すように、表面枠体3を設置する
場合、有孔板4の背後に、植生種子の付いた植生シート
7を取付ける。有孔板4の裏面に突出する連結縁43の
上端などにくびれ44を設け、このくびれに挿し込むよ
うにして、粒状の緩効性肥料を長尺の網袋に入れてロー
プ状に形成したスローピー(菱化農芸株式会社の登録商
標)71を取り付けておくことも、植生物に長期にわた
り肥効をもたらす点で有孔である。
場合、有孔板4の背後に、植生種子の付いた植生シート
7を取付ける。有孔板4の裏面に突出する連結縁43の
上端などにくびれ44を設け、このくびれに挿し込むよ
うにして、粒状の緩効性肥料を長尺の網袋に入れてロー
プ状に形成したスローピー(菱化農芸株式会社の登録商
標)71を取り付けておくことも、植生物に長期にわた
り肥効をもたらす点で有孔である。
【0021】図9に示すのは、盛土表面の一部に小木を
植栽するための表面枠体3の一例である。有孔板4の下
半分を大きく前面に突出して植栽箱8を形成してある。
植栽箱も透水板を用いて形成するが、通常の有孔板の場
合より厚手の材料を用いるのがよい。又、筋交板32も
巾広にするなどして安全を図るのが望ましい。植栽箱の
前面の有孔板の勾配は、通常の有孔板4の勾配60度と
略同様に形成しておくのが、前方の斜面の植生緑化の上
から望ましい。
植栽するための表面枠体3の一例である。有孔板4の下
半分を大きく前面に突出して植栽箱8を形成してある。
植栽箱も透水板を用いて形成するが、通常の有孔板の場
合より厚手の材料を用いるのがよい。又、筋交板32も
巾広にするなどして安全を図るのが望ましい。植栽箱の
前面の有孔板の勾配は、通常の有孔板4の勾配60度と
略同様に形成しておくのが、前方の斜面の植生緑化の上
から望ましい。
【0022】
【実施例2】図10に示すのは、有孔板4の他の例であ
る。前実施例と同様、極厚メッキ鋼板を素材とし、出来
上がりの寸法、周囲の連結縁43も同様である。鋼板の
略全巾に繋がる小凸条45が、略全面に渡って横縞状に
繰り返し付設されており、小凸条の上下斜面には多数の
小さな通水孔40が設けてある。連続する小凸条で強度
を保ち、通水孔で植生を可能にしている。この場合も順
送プレス成形で量産が可能であり、都合がよい。
る。前実施例と同様、極厚メッキ鋼板を素材とし、出来
上がりの寸法、周囲の連結縁43も同様である。鋼板の
略全巾に繋がる小凸条45が、略全面に渡って横縞状に
繰り返し付設されており、小凸条の上下斜面には多数の
小さな通水孔40が設けてある。連続する小凸条で強度
を保ち、通水孔で植生を可能にしている。この場合も順
送プレス成形で量産が可能であり、都合がよい。
【0023】実施例1・2では、有孔板をプレス成形で
量産することにより、経済的コストを追求するものであ
るが、これらの方法の場合には金型などの初期投資が必
要であるから、条件次第では、従来一般に用いられてい
るエキスパンドメタルとか金網を否定するものではな
い。例えば、図11に示すように、極厚メッキ鋼板を用
いて断面形状がL字のアングル材46を形成し、このア
ングル材で額縁を形成し、その中にエキスパンドメタル
47を落とし込んで、ところどころでして有孔板4を形
成することも可能である。表面の開口率が大きいので、
盛土表面の緑化に適している。エキスパンドメタルの切
断面の突起や、金網の端部などがアングル材でカバーさ
れるので、安全となる。
量産することにより、経済的コストを追求するものであ
るが、これらの方法の場合には金型などの初期投資が必
要であるから、条件次第では、従来一般に用いられてい
るエキスパンドメタルとか金網を否定するものではな
い。例えば、図11に示すように、極厚メッキ鋼板を用
いて断面形状がL字のアングル材46を形成し、このア
ングル材で額縁を形成し、その中にエキスパンドメタル
47を落とし込んで、ところどころでして有孔板4を形
成することも可能である。表面の開口率が大きいので、
盛土表面の緑化に適している。エキスパンドメタルの切
断面の突起や、金網の端部などがアングル材でカバーさ
れるので、安全となる。
【0024】
【発明の効果】この発明はこのように構成されているの
で、次のような効果を有する。 1.表面枠体のサイズは通常使用されていると同様なも
のを使用するが、接地板と有孔板とを分割し、更に、加
工度が高く、手加工では非常にコストの掛かる有孔板を
小型に分割することにより、一般の鋼板建材小部品の生
産に用いている鋼板プレス機械で、通常、順送成形と呼
称される成形方法で生産することを可能とした。これに
より、生産性を大幅に向上させることにより、コストの
削減が可能となった。 2.接地板は加工度が低く、単純形状なので、専用の金
型が殆んどいらない、ベンダー加工などに適した形状と
した。このような生産形態の組み合わせにより、用途に
適した加工方式を採用することで、トータル生産コスト
を抑制した。 3.有孔板をプレス加工で生産することにより、従来の
エキスパンドメタルや金網の場合に問題点であったバリ
や、尖端部をなくし、安全施工、安全使用を可能にし
た。 4.有孔板並びに接地板を分割して、それぞれに適した
形状に設計が可能になっので、リブを多く付設したり、
有孔板をポケット状にするなどの利点がある。 5.この発明では全体として表面枠体が、ジオグリッド
や隣接の表面枠体と確り連結してあるので安定するし、
高強度の設計であるので、従来の表面枠では考えられな
い植栽箱を付設することもできる。単なる植生では満足
できない、景観が得られる。
で、次のような効果を有する。 1.表面枠体のサイズは通常使用されていると同様なも
のを使用するが、接地板と有孔板とを分割し、更に、加
工度が高く、手加工では非常にコストの掛かる有孔板を
小型に分割することにより、一般の鋼板建材小部品の生
産に用いている鋼板プレス機械で、通常、順送成形と呼
称される成形方法で生産することを可能とした。これに
より、生産性を大幅に向上させることにより、コストの
削減が可能となった。 2.接地板は加工度が低く、単純形状なので、専用の金
型が殆んどいらない、ベンダー加工などに適した形状と
した。このような生産形態の組み合わせにより、用途に
適した加工方式を採用することで、トータル生産コスト
を抑制した。 3.有孔板をプレス加工で生産することにより、従来の
エキスパンドメタルや金網の場合に問題点であったバリ
や、尖端部をなくし、安全施工、安全使用を可能にし
た。 4.有孔板並びに接地板を分割して、それぞれに適した
形状に設計が可能になっので、リブを多く付設したり、
有孔板をポケット状にするなどの利点がある。 5.この発明では全体として表面枠体が、ジオグリッド
や隣接の表面枠体と確り連結してあるので安定するし、
高強度の設計であるので、従来の表面枠では考えられな
い植栽箱を付設することもできる。単なる植生では満足
できない、景観が得られる。
【図 1】 補強盛土の基本構成を示す側断面図であ
る。
る。
【図 2】 有孔板の正面展開図である。
【図 3】 接地板の平面展開図である。
【図 4】 筋交板の平面図である。
【図 5】 表面枠体の一例を示す側面図である。
【図 6】 表面枠体の設置状況を示す側面図である。
【図 7】 表面枠体とジオグリッドの連結状況を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図 8】 表面枠体の一例を示す側面図である。
【図 9】 表面枠体の他の一例を示す側面図である。
【図10】 有孔板の他の例を示す正面展開図である。
【図11】 有孔板の他の例を示す正面展開図である。
1 盛土 2 ジオグリッド 3 表面枠体 4 有孔板 5 連結孔 6 接地板 7 植生シート 8 植栽箱
Claims (6)
- 【請求項1】 二側端に、同じ側に略直角に付設された
連結縁を有する、略長方形の有孔板の、同じ長さのもの
複数枚を、連結縁同士を連結して、有孔表面盤体を形成
し、上記有孔表面盤体の少なくとも下端部に、構成する
全有孔板に跨がる、広幅の接地板を付設してなる、急勾
配補強盛土の表面枠材。 - 【請求項2】 有孔板の上端に、設置した時に略水平に
なる、連結縁が付設されたことを特徴とした、請求項1
記載の、急勾配補強盛土の表面枠材。 - 【請求項3】 接地板には、盛土内に敷設される盛土補
強材との連結具が付設されたことを特徴とした、請求項
1ないし請求項2記載の、急勾配補強盛土の表面枠材。 - 【請求項4】 有孔板は、金属板からなるエキスパンド
メタル、パンチングメタル、ないし、金属線からなる織
金網、熔接金網であることを特徴とした、請求項1ない
し請求項3記載の、急勾配補強盛土の表面枠材。 - 【請求項5】 有孔板は、金属板に細巾の打抜孔を設け
た後、打抜孔の周辺に打出突起を形成した突起孔付き板
であることを特徴とした、請求項1ないし請求項3記載
の、急勾配補強盛土の表面枠材。 - 【請求項6】 有孔板は、薄板に多数の平行な凹凸を設
け、凹凸斜面に多数の小孔を付設した凹凸板であること
を特徴とした、請求項1ないし請求項3記載の、急勾配
補強盛土の表面枠材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21711797A JPH1143942A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 急勾配補強盛土の表面枠材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21711797A JPH1143942A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 急勾配補強盛土の表面枠材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1143942A true JPH1143942A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16699131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21711797A Pending JPH1143942A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 急勾配補強盛土の表面枠材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1143942A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002035861A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-05 | Nishiyama Tetsumou Seisakusho:Kk | 金属製網材 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP21711797A patent/JPH1143942A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002035861A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-05 | Nishiyama Tetsumou Seisakusho:Kk | 金属製網材 |
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