JPH1144344A - ダンパ - Google Patents
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- JPH1144344A JPH1144344A JP21387497A JP21387497A JPH1144344A JP H1144344 A JPH1144344 A JP H1144344A JP 21387497 A JP21387497 A JP 21387497A JP 21387497 A JP21387497 A JP 21387497A JP H1144344 A JPH1144344 A JP H1144344A
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 9
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハブ1の外周面に円筒面部6とテーパ状の応
力緩和部7を設けるとともに、ハブ1の外周側に配置さ
れる質量体2の内周面に前記円筒面部6に対向する円筒
面部8と前記応力緩和部7に対向するテーパ状の応力緩
和部9を設け、表面に凹凸を設けた弾性体3をハブ1と
質量体2の間に圧入する嵌合タイプのダンパについて、
質量体3に軸振れが発生しにくく、また応力緩和部7,
9の効果を引き出し易い構造を提供する。 【解決手段】 弾性体3の前記円筒面部6,8に接する
部分に、接着剤または潤滑用の油を保有せしめる凹凸を
設けるとともに、弾性体3の前記応力緩和部7,9に接
する部分に、凹凸を有しない平滑面11を設けることに
より、圧入時にゴムにうねりが発生しにくくなり、また
その部分の保持力を高めるようにした。
力緩和部7を設けるとともに、ハブ1の外周側に配置さ
れる質量体2の内周面に前記円筒面部6に対向する円筒
面部8と前記応力緩和部7に対向するテーパ状の応力緩
和部9を設け、表面に凹凸を設けた弾性体3をハブ1と
質量体2の間に圧入する嵌合タイプのダンパについて、
質量体3に軸振れが発生しにくく、また応力緩和部7,
9の効果を引き出し易い構造を提供する。 【解決手段】 弾性体3の前記円筒面部6,8に接する
部分に、接着剤または潤滑用の油を保有せしめる凹凸を
設けるとともに、弾性体3の前記応力緩和部7,9に接
する部分に、凹凸を有しない平滑面11を設けることに
より、圧入時にゴムにうねりが発生しにくくなり、また
その部分の保持力を高めるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパに係り、更
に詳しくは、内燃機関のクランクシャフトに発生する捩
り振動を低減させるトーショナルダンパに関する。
に詳しくは、内燃機関のクランクシャフトに発生する捩
り振動を低減させるトーショナルダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図6に示すように、ハブ51の
外周側に質量体52を配置するとともに、このハブ51
と質量体52の間に軸方向一方からゴム状弾性材製の弾
性体53を圧入した嵌合タイプのトーショナルダンパが
知られており、このトーショナルダンパにおいては更
に、図7に示すように、弾性体53の内周面全面および
外周面全面にそれぞれ、接着剤を保有せしめるためのシ
ボまたは凹部54が設けられている(特開平7−290
631号公報参照)。
外周側に質量体52を配置するとともに、このハブ51
と質量体52の間に軸方向一方からゴム状弾性材製の弾
性体53を圧入した嵌合タイプのトーショナルダンパが
知られており、このトーショナルダンパにおいては更
に、図7に示すように、弾性体53の内周面全面および
外周面全面にそれぞれ、接着剤を保有せしめるためのシ
ボまたは凹部54が設けられている(特開平7−290
631号公報参照)。
【0003】上記構成を備えたトーショナルダンパは、
シボまたは凹部54において保有した接着剤により、ハ
ブ51と弾性体53、質量体52と弾性体53をそれぞ
れ強固に連結することが可能である。
シボまたは凹部54において保有した接着剤により、ハ
ブ51と弾性体53、質量体52と弾性体53をそれぞ
れ強固に連結することが可能である。
【0004】また別の従来技術として、図8に示すよう
に、ハブ51の外周側に質量体52を配置するととも
に、このハブ51と質量体52の間に軸方向一方からゴ
ム状弾性材製の弾性体53を圧入し、更に弾性体53の
内周面全面および外周面全面にそれぞれ、潤滑用の油を
保有せしめるための凹部または凸部55を設けた嵌合タ
イプのトーショナルダンパが知られている(実開昭61
−59943号公報参照)。
に、ハブ51の外周側に質量体52を配置するととも
に、このハブ51と質量体52の間に軸方向一方からゴ
ム状弾性材製の弾性体53を圧入し、更に弾性体53の
内周面全面および外周面全面にそれぞれ、潤滑用の油を
保有せしめるための凹部または凸部55を設けた嵌合タ
イプのトーショナルダンパが知られている(実開昭61
−59943号公報参照)。
【0005】上記構成を備えたトーショナルダンパは、
凹部または凸部55において保有した潤滑用の油によ
り、弾性体53をハブ51と質量体52の間の狭い空間
内に容易に圧入することが可能である。
凹部または凸部55において保有した潤滑用の油によ
り、弾性体53をハブ51と質量体52の間の狭い空間
内に容易に圧入することが可能である。
【0006】上記従来のトーショナルダンパは何れも、
弾性体53にシボもしくは凹部54または凹部もしくは
凸部55を設けたことにより、それぞれ所期の目的を充
分に達成することができ、よって有用な発明であるとい
うことができるが、シボもしくは凹部54または凹部も
しくは凸部55が弾性体53の内周面全面および外周面
全面に設けられているために、以下のような不都合があ
る。
弾性体53にシボもしくは凹部54または凹部もしくは
凸部55を設けたことにより、それぞれ所期の目的を充
分に達成することができ、よって有用な発明であるとい
うことができるが、シボもしくは凹部54または凹部も
しくは凸部55が弾性体53の内周面全面および外周面
全面に設けられているために、以下のような不都合があ
る。
【0007】すなわち、嵌合タイプのトーショナルダン
パの更に別のパターンとして、図9に示すように、ハブ
51の外周面の軸方向端部および質量体52の内周面の
軸方向端部にそれぞれテーパ状ないし面取り状の応力緩
和部56,57を設けたものがあり(実公平5−459
4号公報参照)、このようなパターンのハブ51と質量
体52の間に上記した内周面全面および外周面全面にシ
ボもしくは凹部54または凹部もしくは凸部55を設け
た弾性体53を軸方向一方から圧入すると、圧入時にゴ
ムにうねりが発生し、弾性体53が円滑に挿入されない
ために、図9に矢印で示すように質量体52に軸振れが
発生し易くなり、質量体52にプーリ溝58が設けられ
ている場合には、このプーリ溝58に巻架される無端ベ
ルト(図示せず)が円滑に回転しなくなることがある。
またこれに加えて、応力緩和部56,57に挾まれたゴ
ムへの応力が不足しているために、その部分の保持力
(接着力)が不足し、はがれ易く、また応力集中し易く
なり、応力緩和形状の効果が少なくなる。
パの更に別のパターンとして、図9に示すように、ハブ
51の外周面の軸方向端部および質量体52の内周面の
軸方向端部にそれぞれテーパ状ないし面取り状の応力緩
和部56,57を設けたものがあり(実公平5−459
4号公報参照)、このようなパターンのハブ51と質量
体52の間に上記した内周面全面および外周面全面にシ
ボもしくは凹部54または凹部もしくは凸部55を設け
た弾性体53を軸方向一方から圧入すると、圧入時にゴ
ムにうねりが発生し、弾性体53が円滑に挿入されない
ために、図9に矢印で示すように質量体52に軸振れが
発生し易くなり、質量体52にプーリ溝58が設けられ
ている場合には、このプーリ溝58に巻架される無端ベ
ルト(図示せず)が円滑に回転しなくなることがある。
またこれに加えて、応力緩和部56,57に挾まれたゴ
ムへの応力が不足しているために、その部分の保持力
(接着力)が不足し、はがれ易く、また応力集中し易く
なり、応力緩和形状の効果が少なくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、質量体に軸振れが発生しにくく、また応力緩和部の
効果を引き出し易い構造を備えたダンパを提供すること
を目的とする。
み、質量体に軸振れが発生しにくく、また応力緩和部の
効果を引き出し易い構造を備えたダンパを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のダンパは、ハブの外周面に円筒面部とテー
パ状の応力緩和部を設けるとともに、前記ハブの外周側
に配置される質量体の内周面に前記円筒面部に対向する
円筒面部と前記応力緩和部に対向するテーパ状の応力緩
和部を設け、前記ハブと前記質量体の間に軸方向一方か
らゴム状弾性材製の弾性体を圧入したダンパであって、
前記弾性体の前記円筒面部に接する部分に、接着剤また
は潤滑用の油を保有せしめる凹凸を設けるとともに、前
記弾性体の前記応力緩和部に接する部分に、凹凸を有し
ない平滑面を設けることにした。
め、本発明のダンパは、ハブの外周面に円筒面部とテー
パ状の応力緩和部を設けるとともに、前記ハブの外周側
に配置される質量体の内周面に前記円筒面部に対向する
円筒面部と前記応力緩和部に対向するテーパ状の応力緩
和部を設け、前記ハブと前記質量体の間に軸方向一方か
らゴム状弾性材製の弾性体を圧入したダンパであって、
前記弾性体の前記円筒面部に接する部分に、接着剤また
は潤滑用の油を保有せしめる凹凸を設けるとともに、前
記弾性体の前記応力緩和部に接する部分に、凹凸を有し
ない平滑面を設けることにした。
【0010】上記構成を備えた本発明のダンパのよう
に、弾性体の応力緩和部に接する部分に凹凸を有しない
平滑面が設けられていると、これにより圧入時にゴムに
うねりが発生しにくくなり、またその部分の保持力を高
めることが可能となる。
に、弾性体の応力緩和部に接する部分に凹凸を有しない
平滑面が設けられていると、これにより圧入時にゴムに
うねりが発生しにくくなり、またその部分の保持力を高
めることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
したがって説明する。
【0012】図1は、当該実施形態に係るトーショナル
ダンパの半裁断面を示しており、図2が弾性体の単品状
態の半裁断面を示している。図3は同じ弾性体の斜視図
である。
ダンパの半裁断面を示しており、図2が弾性体の単品状
態の半裁断面を示している。図3は同じ弾性体の斜視図
である。
【0013】図1に示すように、ハブ1の外周側に質量
体(振動リングとも称する)2が同心的に配置されると
ともに、このハブ1と質量体2の間に軸方向一方からゴ
ム状弾性材製の弾性体(ゴムリングとも称する)3が圧
入されており、これにより嵌合タイプのトーショナルダ
ンパが形成されている。
体(振動リングとも称する)2が同心的に配置されると
ともに、このハブ1と質量体2の間に軸方向一方からゴ
ム状弾性材製の弾性体(ゴムリングとも称する)3が圧
入されており、これにより嵌合タイプのトーショナルダ
ンパが形成されている。
【0014】ハブ1は、鋳鉄等の金属により環状に成形
されており、フランジ状の取付部4と筒状部5とを一体
に備えており、筒状部5の外周面に、円筒面部6と、テ
ーパ状ないし面取り状の応力緩和部7が形成されてい
る。応力緩和部7は筒状部5の軸方向両端にそれぞれ環
状に設けられており、それぞれ先端(筒状部5の軸方向
端部)に向けて径寸法が徐々に縮小するように形成され
ている。
されており、フランジ状の取付部4と筒状部5とを一体
に備えており、筒状部5の外周面に、円筒面部6と、テ
ーパ状ないし面取り状の応力緩和部7が形成されてい
る。応力緩和部7は筒状部5の軸方向両端にそれぞれ環
状に設けられており、それぞれ先端(筒状部5の軸方向
端部)に向けて径寸法が徐々に縮小するように形成され
ている。
【0015】質量体2は、同じく鋳鉄等の金属により環
状に成形されており、その内周面に円筒面部8がハブ1
の円筒面部6と対向するように設けられるとともに、テ
ーパ状ないし面取り状の応力緩和部9がハブ1の応力緩
和部7と対向して対をなすように設けられている。応力
緩和部9は質量体2の軸方向両端にそれぞれ環状に設け
られており、それぞれ先端(質量体2の軸方向端部)に
向けて径寸法が徐々に拡大するように形成されている。
状に成形されており、その内周面に円筒面部8がハブ1
の円筒面部6と対向するように設けられるとともに、テ
ーパ状ないし面取り状の応力緩和部9がハブ1の応力緩
和部7と対向して対をなすように設けられている。応力
緩和部9は質量体2の軸方向両端にそれぞれ環状に設け
られており、それぞれ先端(質量体2の軸方向端部)に
向けて径寸法が徐々に拡大するように形成されている。
【0016】弾性体3は、所定のゴムにより環状に成形
されており、ハブ1と質量体2の間に圧入されることに
よってハブ1と質量体2とを弾性的に連結している。ま
た図2および図3に示すように、この弾性体3の円筒面
部6,8に接する部分にその全面に亙って、接着剤また
は潤滑用の油(何れも図示せず)を保有せしめる凹部1
0が多数万遍なく設けられており、同じく弾性体3の応
力緩和部7,9に接する部分に、凹凸を全く有しない環
状の平滑面11が設けられている。凹部10は弾性体3
の内周面および外周面にそれぞれ設けられており、平滑
面11も弾性体3の内周面および外周面にそれぞれ設け
られている。また平滑面11は弾性体3の内周面および
外周面においてそれぞれ、軸方向両端にそれぞれ設けら
れている。図1および図2では、弾性体3の応力緩和部
7,9に接する部分、すなわち平滑面11の軸方向幅を
符号x1 ,x2 で示しており、この幅は通常、実寸で1
mm程度あれば充分である。
されており、ハブ1と質量体2の間に圧入されることに
よってハブ1と質量体2とを弾性的に連結している。ま
た図2および図3に示すように、この弾性体3の円筒面
部6,8に接する部分にその全面に亙って、接着剤また
は潤滑用の油(何れも図示せず)を保有せしめる凹部1
0が多数万遍なく設けられており、同じく弾性体3の応
力緩和部7,9に接する部分に、凹凸を全く有しない環
状の平滑面11が設けられている。凹部10は弾性体3
の内周面および外周面にそれぞれ設けられており、平滑
面11も弾性体3の内周面および外周面にそれぞれ設け
られている。また平滑面11は弾性体3の内周面および
外周面においてそれぞれ、軸方向両端にそれぞれ設けら
れている。図1および図2では、弾性体3の応力緩和部
7,9に接する部分、すなわち平滑面11の軸方向幅を
符号x1 ,x2 で示しており、この幅は通常、実寸で1
mm程度あれば充分である。
【0017】上記構成を備えたトーショナルダンパを組
み立てる際には、先ず弾性体3の内周面および外周面に
それぞれ液状の接着剤を塗布し、接着剤を塗布してから
この弾性体3をハブ1と質量体2の間に軸方向一方から
圧入する。圧入は、弾性体3の端部に平滑面11が設け
られているために、ゴムにうねりが発生しにくく、よっ
て容易にこれを行なうことができる。弾性体3に塗布さ
れた接着剤は凹部10に多量が保持され、よってハブ1
と弾性体3、質量体2と弾性体3をそれぞれ強固に連結
することができる。また圧入後、ハブ1と質量体2の応
力緩和部7,9の間に、凹凸を全く有しない環状の平滑
面11を形成したボリュームの比較的大きな部分が介装
されるために、質量体2に軸振れが発生しないようにこ
れを充分に支持することができ、かつ応力緩和部7,9
の効果を充分に引き出すことができる。
み立てる際には、先ず弾性体3の内周面および外周面に
それぞれ液状の接着剤を塗布し、接着剤を塗布してから
この弾性体3をハブ1と質量体2の間に軸方向一方から
圧入する。圧入は、弾性体3の端部に平滑面11が設け
られているために、ゴムにうねりが発生しにくく、よっ
て容易にこれを行なうことができる。弾性体3に塗布さ
れた接着剤は凹部10に多量が保持され、よってハブ1
と弾性体3、質量体2と弾性体3をそれぞれ強固に連結
することができる。また圧入後、ハブ1と質量体2の応
力緩和部7,9の間に、凹凸を全く有しない環状の平滑
面11を形成したボリュームの比較的大きな部分が介装
されるために、質量体2に軸振れが発生しないようにこ
れを充分に支持することができ、かつ応力緩和部7,9
の効果を充分に引き出すことができる。
【0018】また上記した従来技術のように、弾性体の
内周面全面および外周面全面にそれぞれ凹部を形成する
とともに、この弾性体をハブおよび質量体の応力緩和部
に対して強力に接着すると、その境界面から亀裂が発生
する虞があるが、上記構成のトーショナルダンパによれ
ば、平滑面11の濡れ性が低くて応力緩和部7,9に対
する接着力が小さいために、弾性体3にこのような亀裂
が発生するのを有効に防止することができる。また圧入
時における治具への弾性体3の挿入性を向上させること
もできる。
内周面全面および外周面全面にそれぞれ凹部を形成する
とともに、この弾性体をハブおよび質量体の応力緩和部
に対して強力に接着すると、その境界面から亀裂が発生
する虞があるが、上記構成のトーショナルダンパによれ
ば、平滑面11の濡れ性が低くて応力緩和部7,9に対
する接着力が小さいために、弾性体3にこのような亀裂
が発生するのを有効に防止することができる。また圧入
時における治具への弾性体3の挿入性を向上させること
もできる。
【0019】また、接着剤に代えて潤滑用の油を弾性体
3の内周面および外周面にそれぞれ塗布する場合には、
塗布された油が凹部10に多量に保持されるために、弾
性体3をハブ1と質量体2の間の狭い空間に対して容易
に圧入することができる。またハブ1と質量体2の応力
緩和部7,9の間に、凹凸を全く有しない環状の平滑面
11を形成したボリュームの比較的大きな部分が介装さ
れるために、質量体2に軸振れが発生しないようにこれ
を充分に支持することができ、かつ応力緩和部7,9の
効果を充分に引き出すことができる。また圧入時におけ
る治具への弾性体3の挿入性を向上させることができ、
かつ滑りトルクを増大させることもできる。
3の内周面および外周面にそれぞれ塗布する場合には、
塗布された油が凹部10に多量に保持されるために、弾
性体3をハブ1と質量体2の間の狭い空間に対して容易
に圧入することができる。またハブ1と質量体2の応力
緩和部7,9の間に、凹凸を全く有しない環状の平滑面
11を形成したボリュームの比較的大きな部分が介装さ
れるために、質量体2に軸振れが発生しないようにこれ
を充分に支持することができ、かつ応力緩和部7,9の
効果を充分に引き出すことができる。また圧入時におけ
る治具への弾性体3の挿入性を向上させることができ、
かつ滑りトルクを増大させることもできる。
【0020】凹部10には、シボ加工によって形成され
る凹みが含まれ、また、その他の方法で弾性体3の表面
を荒らすことによって形成される凹みが含まれる。また
溝状の凹みが含まれ、この溝状の凹みの例としては、図
4に示すような長手方向を軸方向に向けた溝や、図5に
示すようなスパイラル状の溝を挙げることができる。
る凹みが含まれ、また、その他の方法で弾性体3の表面
を荒らすことによって形成される凹みが含まれる。また
溝状の凹みが含まれ、この溝状の凹みの例としては、図
4に示すような長手方向を軸方向に向けた溝や、図5に
示すようなスパイラル状の溝を挙げることができる。
【0021】また凹部10に代えて凸部を形成しても良
いが、この凸部は、ハブ1と質量体2の間に弾性体3が
圧入され、弾性体3の表面に設けられた凸部が圧縮され
て没入することにより、この凸部の周囲に相対的な凹部
が設けられる場合があることを利用して、この相対的な
凹部に接着剤または油を保持するものである。
いが、この凸部は、ハブ1と質量体2の間に弾性体3が
圧入され、弾性体3の表面に設けられた凸部が圧縮され
て没入することにより、この凸部の周囲に相対的な凹部
が設けられる場合があることを利用して、この相対的な
凹部に接着剤または油を保持するものである。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0023】すなわち、上記構成を備えた本発明のダン
パにおいては、弾性体の円筒面部に接する部分に接着剤
または潤滑用の油を保有せしめる凹凸が設けられるとと
もに弾性体の応力緩和部に接する部分に凹凸を有しない
平滑面が設けられているために、圧入時にゴムにうねり
が発生しにくくなり、またその部分の保持力を高めるこ
とが可能である。したがって質量体に軸振れが発生しに
くく、また応力緩和部の効果を引き出し易い構造を備え
たダンパを提供することができる。
パにおいては、弾性体の円筒面部に接する部分に接着剤
または潤滑用の油を保有せしめる凹凸が設けられるとと
もに弾性体の応力緩和部に接する部分に凹凸を有しない
平滑面が設けられているために、圧入時にゴムにうねり
が発生しにくくなり、またその部分の保持力を高めるこ
とが可能である。したがって質量体に軸振れが発生しに
くく、また応力緩和部の効果を引き出し易い構造を備え
たダンパを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るダンパの半裁断面図
【図2】弾性体の半裁断面図
【図3】弾性体の斜視図
【図4】弾性体の他の例を示す斜視図
【図5】弾性体の更に他の例を示す斜視図
【図6】従来例に係るダンパの半裁断面図
【図7】弾性体の斜視図
【図8】他の従来例を示すダンパの半裁断面図
【図9】更に他の従来例を示すダンパの半裁断面図
【符号の説明】 1 ハブ 2 質量体 3 弾性体 4 取付部 5 筒状部 6,8 円筒面部 7,9 応力緩和部 10 凹部(凹凸) 11 平滑面
フロントページの続き (72)発明者 神田 新吾 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会 社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ハブ(1)の外周面に円筒面部(6)と
テーパ状の応力緩和部(7)を設けるとともに、前記ハ
ブ(1)の外周側に配置される質量体(2)の内周面に
前記円筒面部(6)に対向する円筒面部(8)と前記応
力緩和部(7)に対向するテーパ状の応力緩和部(9)
を設け、前記ハブ(1)と前記質量体(2)の間に軸方
向一方からゴム状弾性材製の弾性体(3)を圧入したダ
ンパであって、 前記弾性体(3)の前記円筒面部(6)(8)に接する
部分に、接着剤または潤滑用の油を保有せしめる凹凸
(10)を設けるとともに、前記弾性体(3)の前記応
力緩和部(7)(9)に接する部分に、凹凸を有しない
平滑面(11)を設けたことを特徴とするダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21387497A JPH1144344A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21387497A JPH1144344A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1144344A true JPH1144344A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16646454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21387497A Pending JPH1144344A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1144344A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205539A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Asmo Co Ltd | グロメットおよび挿入体取付構造体ならびに挿入体の取付方法 |
| JP2018132117A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | 株式会社フコク | トーショナルダンパ |
| WO2018216567A1 (ja) * | 2017-05-23 | 2018-11-29 | 株式会社フコク | トーショナルダンパ |
| JP2020148221A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社フコク | トーショナルダンパ |
| CN113580587A (zh) * | 2021-08-04 | 2021-11-02 | 拓迪化学(上海)有限公司 | 一种小a壳免保压安装方法 |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP21387497A patent/JPH1144344A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205539A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Asmo Co Ltd | グロメットおよび挿入体取付構造体ならびに挿入体の取付方法 |
| JP2018132117A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | 株式会社フコク | トーショナルダンパ |
| WO2018216567A1 (ja) * | 2017-05-23 | 2018-11-29 | 株式会社フコク | トーショナルダンパ |
| JP2018197572A (ja) * | 2017-05-23 | 2018-12-13 | 株式会社フコク | トーショナルダンパ |
| CN110678669A (zh) * | 2017-05-23 | 2020-01-10 | 株式会社富国 | 扭转减振器 |
| JP2020148221A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社フコク | トーショナルダンパ |
| CN113580587A (zh) * | 2021-08-04 | 2021-11-02 | 拓迪化学(上海)有限公司 | 一种小a壳免保压安装方法 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041201 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050127 |
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| A02 | Decision of refusal |
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