JPH1144794A - 放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法 - Google Patents
放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法Info
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- JPH1144794A JPH1144794A JP20352797A JP20352797A JPH1144794A JP H1144794 A JPH1144794 A JP H1144794A JP 20352797 A JP20352797 A JP 20352797A JP 20352797 A JP20352797 A JP 20352797A JP H1144794 A JPH1144794 A JP H1144794A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】排ガスの湿分を確実に分離させ、除湿器に湿分
回復能力を与える放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾
燥装置およびその乾燥方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明に係る放射性気体廃棄物処理装置の
除湿器乾燥装置は、除湿器13に対向流乾燥ガス供給系
32、平行流乾燥ガス供給系34およびパージ乾燥ガス
供給系35を組み合せて設けたものである。また、本発
明に係る放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥方法
は、対向流乾燥ガス供給系32、平行流乾燥ガス供給系
34およびパージ乾燥ガス供給系35のいずれか一方を
選択して上記除湿器13に乾燥ガスを供給し、乾燥後、
除湿した湿分を水素・酸素再結合装置12およびタービ
ン主復水器のいずれか一方に回収させるものである。
回復能力を与える放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾
燥装置およびその乾燥方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明に係る放射性気体廃棄物処理装置の
除湿器乾燥装置は、除湿器13に対向流乾燥ガス供給系
32、平行流乾燥ガス供給系34およびパージ乾燥ガス
供給系35を組み合せて設けたものである。また、本発
明に係る放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥方法
は、対向流乾燥ガス供給系32、平行流乾燥ガス供給系
34およびパージ乾燥ガス供給系35のいずれか一方を
選択して上記除湿器13に乾燥ガスを供給し、乾燥後、
除湿した湿分を水素・酸素再結合装置12およびタービ
ン主復水器のいずれか一方に回収させるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿器に効果的な
除湿を行わせ、除湿性能の向上を図った放射性気体廃棄
物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法に関す
る。
除湿を行わせ、除湿性能の向上を図った放射性気体廃棄
物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子力発電プラントにおける原
子炉水は、炉心を通過する際に中性子照射を受けるた
め、その放射線分解により生成された 3H,16N,19O
等の放射能を帯びた排ガスが含まれている。また、原子
炉水には、燃料被覆管に微小なピンホールが生じている
場合、燃料から放出されたKr,Xe等の核分裂生成物
が含まれている。
子炉水は、炉心を通過する際に中性子照射を受けるた
め、その放射線分解により生成された 3H,16N,19O
等の放射能を帯びた排ガスが含まれている。また、原子
炉水には、燃料被覆管に微小なピンホールが生じている
場合、燃料から放出されたKr,Xe等の核分裂生成物
が含まれている。
【0003】上述した放射能を帯びた原子炉水は、原子
炉を出るとき飽和蒸気として蒸気タービンに案内され、
膨張仕事を行った後、タービン排気として復水器に集め
られ、ここで海水等の冷却水で凝縮され復水となり、さ
らに再生されて原子炉に戻されている。
炉を出るとき飽和蒸気として蒸気タービンに案内され、
膨張仕事を行った後、タービン排気として復水器に集め
られ、ここで海水等の冷却水で凝縮され復水となり、さ
らに再生されて原子炉に戻されている。
【0004】復水器に集められたタービン排気のうち、
水素ガスは、その濃度が4体積%以下であれば何らの問
題も発生させないが、4体積%を超えると酸素ガスと結
合する際、爆発を引き起す危険性がある。特に、蒸気タ
ービンや復水器等のタービン機器を収容するタービン建
屋は、原子炉等を収容する原子炉建屋とは別異になって
おり、原子炉建屋ほどには遮蔽施設を備えているわけで
はないので、放射能を帯びた復水を適切に処理し、環境
に対し充分な安全性を確保しておく必要がある。
水素ガスは、その濃度が4体積%以下であれば何らの問
題も発生させないが、4体積%を超えると酸素ガスと結
合する際、爆発を引き起す危険性がある。特に、蒸気タ
ービンや復水器等のタービン機器を収容するタービン建
屋は、原子炉等を収容する原子炉建屋とは別異になって
おり、原子炉建屋ほどには遮蔽施設を備えているわけで
はないので、放射能を帯びた復水を適切に処理し、環境
に対し充分な安全性を確保しておく必要がある。
【0005】従来、復水中に含まれた放射能を帯びた水
素ガス,酸素ガス,Kr,Xe等の排ガスを処理する放
射性気体廃棄物処理装置は、図5に示すように、エジェ
クタ1、予熱器3、再結合器4、オフガスコンデンサ5
を直列に組み合せた水素・酸素再結合装置2、除湿器
6、放射能減衰管7、希ガスホールドアップ塔8,8を
収容する希ガスホールドアップ室9、希ガス吸引装置1
0、スタック11を備えた構成になっている。
素ガス,酸素ガス,Kr,Xe等の排ガスを処理する放
射性気体廃棄物処理装置は、図5に示すように、エジェ
クタ1、予熱器3、再結合器4、オフガスコンデンサ5
を直列に組み合せた水素・酸素再結合装置2、除湿器
6、放射能減衰管7、希ガスホールドアップ塔8,8を
収容する希ガスホールドアップ室9、希ガス吸引装置1
0、スタック11を備えた構成になっている。
【0006】また、希ガスホールドアップ室9は、空調
設備12を備え、万一、管系から漏れた水・蒸気等に希
ガスが含まれていたとしても充分に対処できるようにな
っている。
設備12を備え、万一、管系から漏れた水・蒸気等に希
ガスが含まれていたとしても充分に対処できるようにな
っている。
【0007】このような構成を備える放射性気体廃棄物
処理装置は、タービン主復水器に集められた水素ガス、
酸素ガス等の排ガスをエジェクタ1の駆動蒸気で吸引・
希釈して水素濃度を4体積%以下にし、予熱器3で加温
させ、さらに再結合器4で触媒反応させてその水素ガ
ス、酸素ガスを水に生成し、そのガスの体積を減容させ
る。ガス体積の減容した排ガスは、オフガスコンデンサ
5で凝縮され、除湿器6で除湿される。
処理装置は、タービン主復水器に集められた水素ガス、
酸素ガス等の排ガスをエジェクタ1の駆動蒸気で吸引・
希釈して水素濃度を4体積%以下にし、予熱器3で加温
させ、さらに再結合器4で触媒反応させてその水素ガ
ス、酸素ガスを水に生成し、そのガスの体積を減容させ
る。ガス体積の減容した排ガスは、オフガスコンデンサ
5で凝縮され、除湿器6で除湿される。
【0008】除湿器6で除湿された排ガスのうち、Xe
−133は放射能を帯びている。このため、放射性気体
廃棄物処理装置は、Xe−133を含む排ガスを放射能
減衰管7を経て希ガスホールドアップ塔8,8に案内
し、ここで活性炭を通過させる間に充分に放射能を減衰
させ、希ガス吸引装置10、例えば真空ポンプまたはエ
ジェクタを介してスタック11から大気に放出させてい
る。
−133は放射能を帯びている。このため、放射性気体
廃棄物処理装置は、Xe−133を含む排ガスを放射能
減衰管7を経て希ガスホールドアップ塔8,8に案内
し、ここで活性炭を通過させる間に充分に放射能を減衰
させ、希ガス吸引装置10、例えば真空ポンプまたはエ
ジェクタを介してスタック11から大気に放出させてい
る。
【0009】このように、従来の放射性気体廃棄物は、
タービン主復水器に集められた放射能を帯びた排ガスを
適切に処理して放射能を充分に減衰させて、放射能から
の環境保全とプラントの安全運転との維持を図ってい
た。
タービン主復水器に集められた放射能を帯びた排ガスを
適切に処理して放射能を充分に減衰させて、放射能から
の環境保全とプラントの安全運転との維持を図ってい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】最近の放射性気体廃棄
物処理装置では、除湿器6の除湿性能をより一層高める
計画が進められている。
物処理装置では、除湿器6の除湿性能をより一層高める
計画が進められている。
【0011】除湿器6、例えば除湿冷却器、脱湿塔は、
希ガスホールドアップ塔8の上流側に設置し、希ガスホ
ールドアップ塔8,8で排ガスの放射能を減衰させる
際、排ガスに湿分が含まれていると活性炭の放射能減衰
能力が低下するために設けられたものである。このた
め、従来の除湿器6には、例えばモレキュラシーブ等の
吸着材を充填し、排ガス中の湿分を除去していた。
希ガスホールドアップ塔8の上流側に設置し、希ガスホ
ールドアップ塔8,8で排ガスの放射能を減衰させる
際、排ガスに湿分が含まれていると活性炭の放射能減衰
能力が低下するために設けられたものである。このた
め、従来の除湿器6には、例えばモレキュラシーブ等の
吸着材を充填し、排ガス中の湿分を除去していた。
【0012】しかし、最近の除湿器6では、湿分の除去
能力の高い中空糸膜が評価され、中空糸膜を組み込んだ
除湿冷却器の実現が検討されている。しかしながらこの
場合、除湿器6は、温度の高い排ガスを凝縮させている
が、その際、中空糸膜であってもその湿分を確実に吸収
することが難しくなり、結局、希ガスホールドアップ塔
8の活性炭の放射能減衰能力を低下させるおそれがあ
る。
能力の高い中空糸膜が評価され、中空糸膜を組み込んだ
除湿冷却器の実現が検討されている。しかしながらこの
場合、除湿器6は、温度の高い排ガスを凝縮させている
が、その際、中空糸膜であってもその湿分を確実に吸収
することが難しくなり、結局、希ガスホールドアップ塔
8の活性炭の放射能減衰能力を低下させるおそれがあ
る。
【0013】本発明は、このような事情を考慮してなれ
されたもので、排ガスの湿分を確実に分離することがで
きるように、除湿器に充分な除湿能力を与える放射性気
体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法
を提供することを目的とする。
されたもので、排ガスの湿分を確実に分離することがで
きるように、除湿器に充分な除湿能力を与える放射性気
体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放射性気体
廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成
するために、請求項1に記載したように、放射性気体廃
棄物処理装置の除湿器に、乾燥ガス供給系から供給され
た乾燥ガスを選択して供給する対向流乾燥ガス供給系、
平行流乾燥ガス供給系およびパージ乾燥ガス供給系を組
み合せて設けたものである。
廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成
するために、請求項1に記載したように、放射性気体廃
棄物処理装置の除湿器に、乾燥ガス供給系から供給され
た乾燥ガスを選択して供給する対向流乾燥ガス供給系、
平行流乾燥ガス供給系およびパージ乾燥ガス供給系を組
み合せて設けたものである。
【0015】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項2に記載したように、除湿器は、中空糸膜を
収容したものである。
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項2に記載したように、除湿器は、中空糸膜を
収容したものである。
【0016】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項3に記載したように、対向流乾燥ガス供給系
は、乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿器の出口か
ら入口に向って流すとともに、除湿器内に収容した中空
糸膜に付着・堆積した湿分を、放射性気体廃棄物処理装
置の水素・酸素再結合装置の入口側に回収させる湿分回
収系を備えたものである。
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項3に記載したように、対向流乾燥ガス供給系
は、乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿器の出口か
ら入口に向って流すとともに、除湿器内に収容した中空
糸膜に付着・堆積した湿分を、放射性気体廃棄物処理装
置の水素・酸素再結合装置の入口側に回収させる湿分回
収系を備えたものである。
【0017】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項4に記載したように、平行流乾燥ガス供給系
は、乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿器の入口か
ら出口に向って流すとともに、除湿器内に収容した中空
糸膜に付着・堆積した湿分を、放射性気体廃棄物処理装
置の水素・酸素再結合装置の入口側に回収させる湿分回
収系を備えたものである。
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項4に記載したように、平行流乾燥ガス供給系
は、乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿器の入口か
ら出口に向って流すとともに、除湿器内に収容した中空
糸膜に付着・堆積した湿分を、放射性気体廃棄物処理装
置の水素・酸素再結合装置の入口側に回収させる湿分回
収系を備えたものである。
【0018】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項5に記載したように、パージ乾燥ガス供給系
は、乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿器内に収容
する中空糸膜の外側に供給するとともに、上記中空糸膜
に付着・堆積した湿分を、タービン主復水器に回収させ
る湿分回収系を備えたものである。
装置の除湿器乾燥装置は、上述の目的を達成するため
に、請求項5に記載したように、パージ乾燥ガス供給系
は、乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿器内に収容
する中空糸膜の外側に供給するとともに、上記中空糸膜
に付着・堆積した湿分を、タービン主復水器に回収させ
る湿分回収系を備えたものである。
【0019】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項6に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器に設けた対向流乾燥ガス供給系、平
行流乾燥ガス供給系およびパージ乾燥ガス供給系のいず
れか一方を選択して上記除湿器に収容する中空糸膜に供
給して乾燥させ、乾燥後中空糸膜から除湿する湿分を、
放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸素再結合装置の入
口側およびタービン主復水器のいずれか一方に回収させ
る方法である。
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項6に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器に設けた対向流乾燥ガス供給系、平
行流乾燥ガス供給系およびパージ乾燥ガス供給系のいず
れか一方を選択して上記除湿器に収容する中空糸膜に供
給して乾燥させ、乾燥後中空糸膜から除湿する湿分を、
放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸素再結合装置の入
口側およびタービン主復水器のいずれか一方に回収させ
る方法である。
【0020】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項7に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器の出口に設けた対向流乾燥ガス供給
系を利用して上記除湿器に収容する中空糸膜に供給して
乾燥させ、乾燥後、中空糸膜から除湿する湿分を、上記
除湿器の入口から放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸
素再結合装置の入口側に回収させる方法である。
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項7に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器の出口に設けた対向流乾燥ガス供給
系を利用して上記除湿器に収容する中空糸膜に供給して
乾燥させ、乾燥後、中空糸膜から除湿する湿分を、上記
除湿器の入口から放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸
素再結合装置の入口側に回収させる方法である。
【0021】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項8に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器の入口に設けた平行流乾燥ガス供給
系を利用して上記除湿器に収容する中空糸膜に供給して
乾燥させ、乾燥後、中空糸膜から除湿する湿分を、上記
除湿器の出口から放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸
素再結合装置の入口側に回収させる方法である。
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項8に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器の入口に設けた平行流乾燥ガス供給
系を利用して上記除湿器に収容する中空糸膜に供給して
乾燥させ、乾燥後、中空糸膜から除湿する湿分を、上記
除湿器の出口から放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸
素再結合装置の入口側に回収させる方法である。
【0022】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項9に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器に設けたパージ乾燥ガス供給系を利
用して上記除湿器に収容する中空糸膜の外側に供給して
乾燥させ、乾燥後、中空糸膜から除湿する湿分を、ター
ビン主復水器に回収させる方法である。
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項9に記載したように、乾燥ガス供給系からの
乾燥ガスを、除湿器に設けたパージ乾燥ガス供給系を利
用して上記除湿器に収容する中空糸膜の外側に供給して
乾燥させ、乾燥後、中空糸膜から除湿する湿分を、ター
ビン主復水器に回収させる方法である。
【0023】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項10に記載したように、起動運転時、除湿器
を通過した排ガスの一部を、上記除湿器に設けたパージ
乾燥ガス供給系を利用して抽出し、抽出した上記排ガス
を上記除湿器に収容する中空糸膜の外側に供給して乾燥
させ、乾燥後、上記中空糸膜に付着・堆積した湿分を、
タービン主復水器に回収させる方法である。
装置の除湿器乾燥方法は、上述の目的を達成するため
に、請求項10に記載したように、起動運転時、除湿器
を通過した排ガスの一部を、上記除湿器に設けたパージ
乾燥ガス供給系を利用して抽出し、抽出した上記排ガス
を上記除湿器に収容する中空糸膜の外側に供給して乾燥
させ、乾燥後、上記中空糸膜に付着・堆積した湿分を、
タービン主復水器に回収させる方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る放射性気体廃
棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法を図
面を参照して説明する。
棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法を図
面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明に係る放射性気体廃棄物処
理装置の除湿器乾燥装置の実施形態を示す概略系統図で
ある。
理装置の除湿器乾燥装置の実施形態を示す概略系統図で
ある。
【0026】本実施形態に係る放射性気体廃棄物処理装
置の除湿器乾燥装置は、第1放射性気体廃棄物処理系
A、第2放射性気体廃棄物処理系B、第3放射性気体廃
棄物処理系Cを備えた構成になっている。このうち、第
1放射性気体廃棄物処理系Aは、タービン主復水器に集
められた排ガスを適切に処理するメインとして使用さ
れ、また、第3放射性気体廃棄物処理系Cは、第1放射
性気体廃棄物処理系Aでの排ガスの処理量が過量になっ
た場合のバックアップとして使用され、第2放射性気体
廃棄物処理系Bは、排ガスに含まれる湿分が過飽和にな
った場合に乾燥運転を行う系統を示している。ただし、
これら三つの廃棄物処理系A,B,Cは、説明の便宜
上、区分けしただけであり、実際の使用は、順不同であ
る。また、廃棄物処理系は、三系列以上にしてもよい。
置の除湿器乾燥装置は、第1放射性気体廃棄物処理系
A、第2放射性気体廃棄物処理系B、第3放射性気体廃
棄物処理系Cを備えた構成になっている。このうち、第
1放射性気体廃棄物処理系Aは、タービン主復水器に集
められた排ガスを適切に処理するメインとして使用さ
れ、また、第3放射性気体廃棄物処理系Cは、第1放射
性気体廃棄物処理系Aでの排ガスの処理量が過量になっ
た場合のバックアップとして使用され、第2放射性気体
廃棄物処理系Bは、排ガスに含まれる湿分が過飽和にな
った場合に乾燥運転を行う系統を示している。ただし、
これら三つの廃棄物処理系A,B,Cは、説明の便宜
上、区分けしただけであり、実際の使用は、順不同であ
る。また、廃棄物処理系は、三系列以上にしてもよい。
【0027】以下、三系列の放射性気体廃棄物処理装置
のうち、代表例として第1放射性気体廃棄物処理系Aの
構成を説明する。なお、第2放射性気体廃棄物処理系B
および第3放射性気体廃棄物処理系Cは、第1放射性気
体廃棄物処理系Aと同一構成部品または対応する部分に
は添字b,cを付した同一番号を使用し、重複説明を省
略する。
のうち、代表例として第1放射性気体廃棄物処理系Aの
構成を説明する。なお、第2放射性気体廃棄物処理系B
および第3放射性気体廃棄物処理系Cは、第1放射性気
体廃棄物処理系Aと同一構成部品または対応する部分に
は添字b,cを付した同一番号を使用し、重複説明を省
略する。
【0028】第1放射性気体廃棄物処理系Aは、タービ
ン主復水器に集められた水素ガス、酸素ガス、Xe−1
33等の排ガスを、エジェクタの駆動蒸気により希釈化
し、水素ガスと酸素ガスを結合させて水に生成する水素
・酸素再結合装置12、排ガスに含れる湿分を除湿する
除湿器13、除湿後の排ガスのうちXe−133の放射
能を減衰させる希ガスホールドアップ塔14を備えると
ともに、除湿器13に収容された湿分飽和状態の中空糸
膜15に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給系16と、中
空糸膜15から取り除いた湿分を水素・酸素再結合装置
12の入口側に回収させる湿分回収系17とを、排ガス
の流れに沿って順次直列に接続する構成になっている。
ン主復水器に集められた水素ガス、酸素ガス、Xe−1
33等の排ガスを、エジェクタの駆動蒸気により希釈化
し、水素ガスと酸素ガスを結合させて水に生成する水素
・酸素再結合装置12、排ガスに含れる湿分を除湿する
除湿器13、除湿後の排ガスのうちXe−133の放射
能を減衰させる希ガスホールドアップ塔14を備えると
ともに、除湿器13に収容された湿分飽和状態の中空糸
膜15に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給系16と、中
空糸膜15から取り除いた湿分を水素・酸素再結合装置
12の入口側に回収させる湿分回収系17とを、排ガス
の流れに沿って順次直列に接続する構成になっている。
【0029】また、水素・酸素再結合装置12は、排ガ
スの流れに沿って順次、予熱器18、再結合器19、オ
フガス復水器20、温度計21、圧力計22、タービン
主復水器循環系23、流量計24、調整弁25を備えて
いる。タービン主復水器循環系23は、循環弁26およ
び調整弁27を備えている。
スの流れに沿って順次、予熱器18、再結合器19、オ
フガス復水器20、温度計21、圧力計22、タービン
主復水器循環系23、流量計24、調整弁25を備えて
いる。タービン主復水器循環系23は、循環弁26およ
び調整弁27を備えている。
【0030】また、乾燥ガス供給系16は、元弁28、
流量計29、調整弁30、逆止弁31を備えるととも
に、除湿器13の出口側から入口側に向って乾燥ガスを
流し、湿分過飽和状態になっている中空糸膜15を乾燥
させる対向流乾燥ガス供給系32と、除湿器13の入口
側に設けた除湿器入口弁33の下流側からその出口側に
向って乾燥ガスを流し、湿分過飽和状態になっている中
空糸膜15を乾燥させる平行流乾燥ガス供給系34と、
中空糸膜15の内側から外側に向って流れる湿分の圧力
差に基づいて透過率が良好になるように、中空糸膜15
の外側に向って乾燥ガスをパージするパージ乾燥ガス供
給系35とを組み合せて構成している。なお、符号68
は、除湿器13に設けた温度計である。
流量計29、調整弁30、逆止弁31を備えるととも
に、除湿器13の出口側から入口側に向って乾燥ガスを
流し、湿分過飽和状態になっている中空糸膜15を乾燥
させる対向流乾燥ガス供給系32と、除湿器13の入口
側に設けた除湿器入口弁33の下流側からその出口側に
向って乾燥ガスを流し、湿分過飽和状態になっている中
空糸膜15を乾燥させる平行流乾燥ガス供給系34と、
中空糸膜15の内側から外側に向って流れる湿分の圧力
差に基づいて透過率が良好になるように、中空糸膜15
の外側に向って乾燥ガスをパージするパージ乾燥ガス供
給系35とを組み合せて構成している。なお、符号68
は、除湿器13に設けた温度計である。
【0031】対向流乾燥ガス供給系32は、乾燥ガス供
給弁36、パージガス弁37を備えている。またパージ
乾燥ガス供給系35は、パージガス隔離弁38、流量計
39、パージガス調整弁40を備えている。さらに、平
行流乾燥ガス供給系34は、乾燥ガス供給弁41を備え
ている。
給弁36、パージガス弁37を備えている。またパージ
乾燥ガス供給系35は、パージガス隔離弁38、流量計
39、パージガス調整弁40を備えている。さらに、平
行流乾燥ガス供給系34は、乾燥ガス供給弁41を備え
ている。
【0032】一方、湿分回収系17は、上述の対向流乾
燥ガス供給系32、平行流乾燥ガス供給系34、パージ
乾燥ガス供給系35のそれぞれに対応させて乾燥ガス出
口弁42を備えた対向流湿分回収系43、乾燥ガス出口
弁44を備えた平行流湿分回収系45、圧力計46、パ
ージガス出口弁47を備えたパージ湿分回収系48を組
み合せた構成になっている。また、パージ湿分回収系4
8は、中空糸膜15から取り除いた湿分をタービン主復
水器にブローするブロー弁50を備えたブロー系49に
接続している。さらに、パージ湿分回収系48には、例
えば蒸気タービンの起動運転時、タービン主復水器がま
だ所定の真空度になっていないとき、中空糸膜15を収
容する除湿器13内をより早く所定の真空度に維持する
急速真空系51が設けられている。この急速真空系51
は、入口弁52、真空ポンプ53、逆止弁54、出口弁
55を備えている。
燥ガス供給系32、平行流乾燥ガス供給系34、パージ
乾燥ガス供給系35のそれぞれに対応させて乾燥ガス出
口弁42を備えた対向流湿分回収系43、乾燥ガス出口
弁44を備えた平行流湿分回収系45、圧力計46、パ
ージガス出口弁47を備えたパージ湿分回収系48を組
み合せた構成になっている。また、パージ湿分回収系4
8は、中空糸膜15から取り除いた湿分をタービン主復
水器にブローするブロー弁50を備えたブロー系49に
接続している。さらに、パージ湿分回収系48には、例
えば蒸気タービンの起動運転時、タービン主復水器がま
だ所定の真空度になっていないとき、中空糸膜15を収
容する除湿器13内をより早く所定の真空度に維持する
急速真空系51が設けられている。この急速真空系51
は、入口弁52、真空ポンプ53、逆止弁54、出口弁
55を備えている。
【0033】また、対向流湿分回収系43と平行流湿分
回収系45とを一つにまとめて水素・酸素再結合装置1
2の入口側に接続する湿分回収系17は、流量計56、
逆止弁57、回収弁58を備え、除湿器13から取り除
いた湿分を再び水素・酸素再結合装置12に回収させる
ように図っている。
回収系45とを一つにまとめて水素・酸素再結合装置1
2の入口側に接続する湿分回収系17は、流量計56、
逆止弁57、回収弁58を備え、除湿器13から取り除
いた湿分を再び水素・酸素再結合装置12に回収させる
ように図っている。
【0034】他方、除湿器13は、その出口側を希ガス
ホールドアップ塔14に接続するとともに、この間に除
湿器出口弁59、露点計60、圧力計61、ブロー系6
2、流量計63、流量調整弁64、ホールドアップ塔入
口弁65を希ガスの流れに沿って順次備えている。な
お、ブロー系62は、ブロー弁66、圧力調整弁67を
備えている。
ホールドアップ塔14に接続するとともに、この間に除
湿器出口弁59、露点計60、圧力計61、ブロー系6
2、流量計63、流量調整弁64、ホールドアップ塔入
口弁65を希ガスの流れに沿って順次備えている。な
お、ブロー系62は、ブロー弁66、圧力調整弁67を
備えている。
【0035】次に、本実施形態に係る放射性気体廃棄物
処理装置の除湿器乾燥装置に基づく乾燥方法について説
明する。
処理装置の除湿器乾燥装置に基づく乾燥方法について説
明する。
【0036】本実施形態に係る除湿器乾燥方法は、蒸気
タービンの運転状態に応じて異ならしめている。まず、
蒸気タービンの起動運転時、タービン主復水器(図示せ
ず)に集められた排ガスは、エジェクタ(図示せず)の
駆動蒸気により吸収され水素・酸素再給合装置12に案
内される。排ガスのうち、水素ガスと酸素ガスとは、再
給合器19で結合し、水として生成され、その体積を減
容させた後、除湿器13に案内される。この場合、排ガ
スは、その温度を温度計21により検出され、検出温度
が除湿器13に収容された中空糸膜15の設計温度、例
えば50℃以上になっていると、タービン主復水器循環
系23を介してタービン主復水器に還流するようになっ
ている。また、排ガスは、その圧力を圧力計22により
検出され、検出圧力が何らかの事情で設計圧力、例えば
大気圧力になっていると、調整弁27でその圧力を調整
しながらタービン主復水器に還流させるようになってい
る。また、水素・酸素再結合装置12から除湿器13に
供給される排ガスは、その流量を流量計24により検出
され、流量計24の検出信号に基づいて調整弁25の弁
開度をコントロールさせ、適正な流量として除湿器13
に供給されている。
タービンの運転状態に応じて異ならしめている。まず、
蒸気タービンの起動運転時、タービン主復水器(図示せ
ず)に集められた排ガスは、エジェクタ(図示せず)の
駆動蒸気により吸収され水素・酸素再給合装置12に案
内される。排ガスのうち、水素ガスと酸素ガスとは、再
給合器19で結合し、水として生成され、その体積を減
容させた後、除湿器13に案内される。この場合、排ガ
スは、その温度を温度計21により検出され、検出温度
が除湿器13に収容された中空糸膜15の設計温度、例
えば50℃以上になっていると、タービン主復水器循環
系23を介してタービン主復水器に還流するようになっ
ている。また、排ガスは、その圧力を圧力計22により
検出され、検出圧力が何らかの事情で設計圧力、例えば
大気圧力になっていると、調整弁27でその圧力を調整
しながらタービン主復水器に還流させるようになってい
る。また、水素・酸素再結合装置12から除湿器13に
供給される排ガスは、その流量を流量計24により検出
され、流量計24の検出信号に基づいて調整弁25の弁
開度をコントロールさせ、適正な流量として除湿器13
に供給されている。
【0037】一方、除湿器13は、当初の運転が不安定
の場合、パージ運転を行うようにしている。このパージ
運転は、除湿器13に収容されている中空糸膜15の排
ガスに含まれる湿分の吸収率を良好にする。すなわち、
除湿器13を通過した排ガスの一部、例えば排ガス処理
量の約20%を対向流乾燥ガス供給系32およびパージ
乾燥ガス供給系35を利用して抽出し、中空糸膜15の
外側に供給し、ここで中空糸膜15の内側と外側との圧
力差を大きくし、この圧力差に基づく湿分透過率により
排ガス中の湿分を取り除く。なお、除湿器13のパージ
運転中、排ガスの湿分の除湿率が良好であったり、悪か
ったり不安定状態の場合、パージガス弁37を閉弁さ
せ、乾燥ガス供給弁36を開弁させ、乾燥ガス供給系1
6からの乾燥ガスを供給しても良く、また、プラントの
計装用に利用している空気を供給してもよい。また、除
湿器13は、その内圧をパージ除湿回収系48に設けた
圧力計46で検出しているが器内真空度が低い場合、ブ
ロー系49のブロー弁50を閉弁させ、急速真空系51
の入口弁52および出口弁55を開弁させ、真空ポンプ
53の駆動力によりパージ湿分回収系48を介してその
器内をより早く、高い真空度にしても良い。
の場合、パージ運転を行うようにしている。このパージ
運転は、除湿器13に収容されている中空糸膜15の排
ガスに含まれる湿分の吸収率を良好にする。すなわち、
除湿器13を通過した排ガスの一部、例えば排ガス処理
量の約20%を対向流乾燥ガス供給系32およびパージ
乾燥ガス供給系35を利用して抽出し、中空糸膜15の
外側に供給し、ここで中空糸膜15の内側と外側との圧
力差を大きくし、この圧力差に基づく湿分透過率により
排ガス中の湿分を取り除く。なお、除湿器13のパージ
運転中、排ガスの湿分の除湿率が良好であったり、悪か
ったり不安定状態の場合、パージガス弁37を閉弁さ
せ、乾燥ガス供給弁36を開弁させ、乾燥ガス供給系1
6からの乾燥ガスを供給しても良く、また、プラントの
計装用に利用している空気を供給してもよい。また、除
湿器13は、その内圧をパージ除湿回収系48に設けた
圧力計46で検出しているが器内真空度が低い場合、ブ
ロー系49のブロー弁50を閉弁させ、急速真空系51
の入口弁52および出口弁55を開弁させ、真空ポンプ
53の駆動力によりパージ湿分回収系48を介してその
器内をより早く、高い真空度にしても良い。
【0038】このように、本実施形態では、蒸気タービ
ンの起動運転時、排ガス中に含まれる湿分を中空糸膜1
5で良好に取り除くためにパージ運転を行っており、希
ガスホールドアップ塔14が必要とする排ガスの相対湿
度を40%以下になるように、排ガスの湿分を取り除い
ている。
ンの起動運転時、排ガス中に含まれる湿分を中空糸膜1
5で良好に取り除くためにパージ運転を行っており、希
ガスホールドアップ塔14が必要とする排ガスの相対湿
度を40%以下になるように、排ガスの湿分を取り除い
ている。
【0039】蒸気タービンの定格運転中、排ガスに含ま
れる湿分が多量になってくると、中空糸膜15の内側に
は過量な湿分が付着・堆積し、過飽和状態になり、除湿
器13は除湿能力が低下することがある。この場合、水
素・酸素再結合装置12の出口側の温度計21、除湿器
13の入口に設けた温度計68および除湿器13の出口
側に設けた露点計60の各検出器で測定したデータによ
り、除湿器13は、中空糸膜15の除湿能力の良否を判
断している。中空糸膜15の除湿能力が設計値よりも低
下していると判断した場合、例えば、運転中の第1放射
性気体廃棄物処理系Aから運転大気中の第2放射性気体
廃棄物処理系Bに切り換えらる。この場合、第1放射性
気体廃棄物処理系Aは、中空糸膜15の除湿能力を回復
させるために、対向流乾燥ガス供給系32、平行流乾燥
ガス供給系34およびパージ乾燥ガス供給系35のいず
れか一つを選択的に利用して、中空糸膜15の乾燥処理
運転が行われる。
れる湿分が多量になってくると、中空糸膜15の内側に
は過量な湿分が付着・堆積し、過飽和状態になり、除湿
器13は除湿能力が低下することがある。この場合、水
素・酸素再結合装置12の出口側の温度計21、除湿器
13の入口に設けた温度計68および除湿器13の出口
側に設けた露点計60の各検出器で測定したデータによ
り、除湿器13は、中空糸膜15の除湿能力の良否を判
断している。中空糸膜15の除湿能力が設計値よりも低
下していると判断した場合、例えば、運転中の第1放射
性気体廃棄物処理系Aから運転大気中の第2放射性気体
廃棄物処理系Bに切り換えらる。この場合、第1放射性
気体廃棄物処理系Aは、中空糸膜15の除湿能力を回復
させるために、対向流乾燥ガス供給系32、平行流乾燥
ガス供給系34およびパージ乾燥ガス供給系35のいず
れか一つを選択的に利用して、中空糸膜15の乾燥処理
運転が行われる。
【0040】図2は、対向流乾燥ガス供給系32を適用
するときの除湿器乾燥方法の実施例を示す概略部分系統
図である。
するときの除湿器乾燥方法の実施例を示す概略部分系統
図である。
【0041】本実施例は、排ガスHが除湿器13の入口
INから出口EXに向って流れるのに対し、乾燥ガス供
給系16からの乾燥ガスDGが対向流乾燥ガス供給系3
2を介して除湿器13の出口EXから中空糸膜15を経
て入口INに流れるようになっている。この場合、乾燥
ガス供給弁36、パージガス弁37、乾燥ガス出口弁4
2は、開弁され、他の残りの弁は全て閉弁されている。
乾燥ガスDGにより中空糸膜15から取り除かれた湿分
は、乾燥ガス出口弁42から図11で示した湿分回収系
17を介して水素・酸素再結合装置12の入口側に回収
される。
INから出口EXに向って流れるのに対し、乾燥ガス供
給系16からの乾燥ガスDGが対向流乾燥ガス供給系3
2を介して除湿器13の出口EXから中空糸膜15を経
て入口INに流れるようになっている。この場合、乾燥
ガス供給弁36、パージガス弁37、乾燥ガス出口弁4
2は、開弁され、他の残りの弁は全て閉弁されている。
乾燥ガスDGにより中空糸膜15から取り除かれた湿分
は、乾燥ガス出口弁42から図11で示した湿分回収系
17を介して水素・酸素再結合装置12の入口側に回収
される。
【0042】図3は、平行流乾燥ガス供給系34を適用
するときの除湿器乾燥方法の実施例を示す概略部分系統
図である。
するときの除湿器乾燥方法の実施例を示す概略部分系統
図である。
【0043】本実施例は、排ガスHが除湿器13の入口
INから出口EXに向って流れるのと軌を一にして、乾
燥ガス供給系16からの乾燥ガスDGも平行流乾燥ガス
供給系34を介して除湿器13の入口INから中空糸膜
15を経て出口EXに流れるようになっている。この場
合、乾燥ガス供給弁36、パージガス隔離弁38、乾燥
ガス供給弁41、乾燥ガス出口弁44は、開弁され、他
の残りの弁は全て閉弁されている。乾燥ガスDGにより
中空糸膜15から取り除かれた湿分は、乾燥ガス出口弁
44から図1で示した湿分回収系17を介して水素・酸
素再結合装置12の入口側に回収される。
INから出口EXに向って流れるのと軌を一にして、乾
燥ガス供給系16からの乾燥ガスDGも平行流乾燥ガス
供給系34を介して除湿器13の入口INから中空糸膜
15を経て出口EXに流れるようになっている。この場
合、乾燥ガス供給弁36、パージガス隔離弁38、乾燥
ガス供給弁41、乾燥ガス出口弁44は、開弁され、他
の残りの弁は全て閉弁されている。乾燥ガスDGにより
中空糸膜15から取り除かれた湿分は、乾燥ガス出口弁
44から図1で示した湿分回収系17を介して水素・酸
素再結合装置12の入口側に回収される。
【0044】図4は、パージ乾燥ガス供給系35を適用
するときの除湿器乾燥方法の実施例を示す概略部分系統
図である。
するときの除湿器乾燥方法の実施例を示す概略部分系統
図である。
【0045】本実施例は、乾燥ガス供給系16からの乾
燥ガスDGをパージ乾燥ガス供給系35を介して中空糸
膜15の外側に流すようになっている。この場合、乾燥
ガス供給弁36、パージガス隔離弁38、パージガス調
整弁40、パージガス出口弁47は、開弁され、他の残
りの弁は全て閉弁されている。乾燥ガスDGにより中空
糸膜15から取り除かれた湿分は、パージガス出口弁4
7から図1で示したパージ湿分回収系48およびブロー
系49を介してタービン主復水器に回収される。
燥ガスDGをパージ乾燥ガス供給系35を介して中空糸
膜15の外側に流すようになっている。この場合、乾燥
ガス供給弁36、パージガス隔離弁38、パージガス調
整弁40、パージガス出口弁47は、開弁され、他の残
りの弁は全て閉弁されている。乾燥ガスDGにより中空
糸膜15から取り除かれた湿分は、パージガス出口弁4
7から図1で示したパージ湿分回収系48およびブロー
系49を介してタービン主復水器に回収される。
【0046】本実施例は、中空糸膜15の外側に乾燥ガ
スDGを流し、中空糸膜15の内側と外側との間に発生
する圧力差に基づく湿分透過率が高くなる点で、湿分を
良好に取り除くことができ、中空糸膜15の除湿能力を
回復させる上で有利になる。
スDGを流し、中空糸膜15の内側と外側との間に発生
する圧力差に基づく湿分透過率が高くなる点で、湿分を
良好に取り除くことができ、中空糸膜15の除湿能力を
回復させる上で有利になる。
【0047】このように、本実施形態に係る除湿器乾燥
方法では、対向流乾燥ガス供給系32、平行流乾燥ガス
供給系34およびパージ乾燥ガス供給系35のいずれか
一方を選択的に利用して中空糸膜15を乾燥させるの
で、中空糸膜15に付着・堆積した湿分を取り除くこと
ができ、中空糸膜15の除湿能力を大幅に向上させるこ
とができる。
方法では、対向流乾燥ガス供給系32、平行流乾燥ガス
供給系34およびパージ乾燥ガス供給系35のいずれか
一方を選択的に利用して中空糸膜15を乾燥させるの
で、中空糸膜15に付着・堆積した湿分を取り除くこと
ができ、中空糸膜15の除湿能力を大幅に向上させるこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明の通り、本発明に係る放射性気
体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置は、除湿器に対向流
乾燥ガス供給系、平行流乾燥ガス供給系、パージ乾燥ガ
ス供給系を組み合せて設け、対向流乾燥ガス供給系、平
行流乾燥ガス供給系およびパージ乾燥ガス供給系のいず
れか一方を選択して除湿器の湿分を除湿させたので、除
湿器に収容される中空糸膜の除湿能力を従来よりも大幅
に向上させることができる。
体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置は、除湿器に対向流
乾燥ガス供給系、平行流乾燥ガス供給系、パージ乾燥ガ
ス供給系を組み合せて設け、対向流乾燥ガス供給系、平
行流乾燥ガス供給系およびパージ乾燥ガス供給系のいず
れか一方を選択して除湿器の湿分を除湿させたので、除
湿器に収容される中空糸膜の除湿能力を従来よりも大幅
に向上させることができる。
【0049】また、本発明に係る放射性気体廃棄物処理
装置の除湿器乾燥方法は、除湿器に設けた対向流乾燥ガ
ス供給系、平行流乾燥ガス供給系、パージ乾燥ガス供給
系のうち、いずれか一方を選択的に利用し、起動運転か
ら定格運転まで中空糸膜に付着・堆積する湿分を取り除
くので、中空糸膜の除湿能力を向上させることができ、
放射性気体廃棄物処理装置に安定運転を行わせることが
できる。
装置の除湿器乾燥方法は、除湿器に設けた対向流乾燥ガ
ス供給系、平行流乾燥ガス供給系、パージ乾燥ガス供給
系のうち、いずれか一方を選択的に利用し、起動運転か
ら定格運転まで中空糸膜に付着・堆積する湿分を取り除
くので、中空糸膜の除湿能力を向上させることができ、
放射性気体廃棄物処理装置に安定運転を行わせることが
できる。
【図1】本発明に係る放射性気体廃棄物処理装置の除湿
器乾燥装置の実施形態を示す概略系統図。
器乾燥装置の実施形態を示す概略系統図。
【図2】本発明に係る対向流乾燥ガス供給系を適用する
ときの除湿気乾燥方法の実施例を示す概略部分系統図。
ときの除湿気乾燥方法の実施例を示す概略部分系統図。
【図3】本発明に係る平行流乾燥ガス供給系を適用する
ときの除湿気乾燥方法の実施例を示す概略部分系統図。
ときの除湿気乾燥方法の実施例を示す概略部分系統図。
【図4】本発明に係るパージ乾燥ガス供給系を適用する
ときの除湿気乾燥方法の実施例を示す概略部分系統図。
ときの除湿気乾燥方法の実施例を示す概略部分系統図。
【図5】従来の放射性気体廃棄物処理装置を示す概略系
統図。
統図。
1 エジェクタ 2 水素・酸素再結合装置 3 予熱器 4 再結合器 5 オフガスコンデンサ 6 除湿器 7 放射能減衰管 8 希ガスホールドアップ塔 9 希ガスホールドアップ室 10 希ガス吸引装置 11 スタック 12 水素・酸素再結合装置 13 除湿器 14 希ガスホールドアップ塔 15 中空糸膜 16 乾燥ガス供給系 17 湿分回収系 18 予熱器 19 再結合器 20 オフガス復水器 21 温度計 22 圧力計 23 タービン主復水器循環系 24 流量計 25 調整弁 26 循環弁 27 調整弁 28 元弁 29 流量計 30 調整弁 31 逆止弁 32 対向流乾燥ガス供給系 33 除湿器入口弁 34 平行流乾燥ガス供給系 35 パージ乾燥ガス供給系 36 乾燥ガス供給弁 37 パージガス弁 38 パージガス隔離弁 39 流量計 40 パージガス調整弁 41 乾燥ガス供給弁 42 乾燥ガス出口弁 43 対向流湿分回収系 44 乾燥ガス出口弁 45 平行流湿分回収系 46 圧力計 47 パージガス出口弁 48 パージ湿分回収系 49 ブロー系 50 ブロー弁 51 急速真空系 52 入口弁 53 真空ポンプ 54 逆止弁 55 出口弁 56 流量計 57 逆止弁 58 回収弁 59 除湿器出口弁 60 露点計 61 圧力計 62 ブロー系 63 流量計 64 流量調整弁 65 ホールドアップ塔入口弁 66 ブロー弁 67 圧力調整弁 68 温度計
Claims (10)
- 【請求項1】 放射性気体廃棄物処理装置の除湿器に、
乾燥ガス供給系から供給された乾燥ガスを選択して供給
する対向流乾燥ガス供給系、平行流乾燥ガス供給系およ
びパージ乾燥ガス供給系を組み合せて設けたことを特徴
とする放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置。 - 【請求項2】 除湿器は、中空糸膜を収容したことを特
徴とする請求項1記載の放射性気体廃棄物処理装置の除
湿器乾燥装置。 - 【請求項3】 対向流乾燥ガス供給系は、乾燥ガス供給
系からの乾燥ガスを、除湿器の出口から入口に向って流
すとともに、除湿器内に収容した中空糸膜に付着・堆積
した湿分を、放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸素再
結合装置の入口側に回収させる湿分回収系を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の放射性気体廃棄物処理装置
の除湿器乾燥装置。 - 【請求項4】 平行流乾燥ガス供給系は、乾燥ガス供給
系からの乾燥ガスを、除湿器の入口から出口に向って流
すとともに、除湿器内に収容した中空糸膜に付着・堆積
した湿分を、放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸素再
結合装置の入口側に回収させる湿分回収系を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の放射性気体廃棄物処理装置
の除湿器乾燥装置。 - 【請求項5】 パージ乾燥ガス供給系は、乾燥ガス供給
系からの乾燥ガスを、除湿器内に収容する中空糸膜の外
側に供給するとともに、上記中空糸膜に付着・堆積した
湿分を、タービン主復水器に回収させる湿分回収系を備
えたことを特徴とする請求項1記載の放射性気体廃棄物
処理装置の除湿器乾燥装置。 - 【請求項6】 乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿
器に設けた対向流乾燥ガス供給系、平行流乾燥ガス供給
系およびパージ乾燥ガス供給系のいずれか一方を選択し
て上記除湿器に収容する中空糸膜に供給して乾燥させ、
乾燥後中空糸膜から除湿する湿分を、放射性気体廃棄物
処理装置の水素・酸素再結合装置の入口側およびタービ
ン主復水器のいずれか一方に回収させることを特徴とす
る放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥方法。 - 【請求項7】 乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿
器の出口に設けた対向流乾燥ガス供給系を利用して上記
除湿器に収容する中空糸膜に供給して乾燥させ、乾燥
後、中空糸膜から除湿する湿分を、上記除湿器の入口か
ら放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸素再結合装置の
入口側に回収させることを特徴とする請求項6記載の放
射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥方法。 - 【請求項8】 乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿
器の入口に設けた平行流乾燥ガス供給系を利用して上記
除湿器に収容する中空糸膜に供給して乾燥させ、乾燥
後、中空糸膜から除湿する湿分を、上記除湿器の出口か
ら放射性気体廃棄物処理装置の水素・酸素再結合装置の
入口側に回収させることを特徴とする請求項6記載の放
射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥方法。 - 【請求項9】 乾燥ガス供給系からの乾燥ガスを、除湿
器に設けたパージ乾燥ガス供給系を利用して上記除湿器
に収容する中空糸膜の外側に供給して乾燥させ、乾燥
後、中空糸膜から除湿する湿分を、タービン主復水器に
回収させることを特徴とする請求項6記載の放射性気体
廃棄物処理装置の除湿器乾燥方法。 - 【請求項10】 起動運転時、除湿器を通過した排ガス
の一部を、上記除湿器に設けたパージ乾燥ガス供給系を
利用して抽出し、抽出した上記排ガスを上記除湿器に収
容する中空糸膜の外側に供給して乾燥させ、乾燥後、上
記中空糸膜に付着・堆積した湿分を、タービン主復水器
に回収させることを特徴とする放射性気体廃棄物処理装
置の除湿器乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20352797A JPH1144794A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20352797A JPH1144794A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1144794A true JPH1144794A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16475639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20352797A Pending JPH1144794A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 放射性気体廃棄物処理装置の除湿器乾燥装置およびその乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1144794A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018142517A1 (ja) * | 2017-02-01 | 2018-08-09 | 株式会社 東芝 | 水素エネルギー利用システム及びその制御方法 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20352797A patent/JPH1144794A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018142517A1 (ja) * | 2017-02-01 | 2018-08-09 | 株式会社 東芝 | 水素エネルギー利用システム及びその制御方法 |
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