JPH10339794A - 気体廃棄物処理設備 - Google Patents
気体廃棄物処理設備Info
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- JPH10339794A JPH10339794A JP9151882A JP15188297A JPH10339794A JP H10339794 A JPH10339794 A JP H10339794A JP 9151882 A JP9151882 A JP 9151882A JP 15188297 A JP15188297 A JP 15188297A JP H10339794 A JPH10339794 A JP H10339794A
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- exhaust gas
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、簡単な構成で信頼性を向上で
きる気体廃棄物処理設備を提供することにある。 【解決手段】気体廃棄物処理設備は、主復水器1に接続
される再結合器4,再結合器4の下流側に配置される空
気抽出器2,予冷器6,乾燥器7,前置フィルタ8,希
ガスホールドアップ塔9,粒子フィルタ10,真空ポン
プ11などで構成される。空気抽出器2は、主復水器1
内の非凝縮性ガスを抽出するための第1エゼクタ2a
と、クーラー2bとを備える。
きる気体廃棄物処理設備を提供することにある。 【解決手段】気体廃棄物処理設備は、主復水器1に接続
される再結合器4,再結合器4の下流側に配置される空
気抽出器2,予冷器6,乾燥器7,前置フィルタ8,希
ガスホールドアップ塔9,粒子フィルタ10,真空ポン
プ11などで構成される。空気抽出器2は、主復水器1
内の非凝縮性ガスを抽出するための第1エゼクタ2a
と、クーラー2bとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は沸騰水型原子力プラ
ント用の気体廃棄物処理設備に係わり、特に気体廃棄物
中の水素/酸素除去に好適な気体廃棄物処理設備に関す
る。
ント用の気体廃棄物処理設備に係わり、特に気体廃棄物
中の水素/酸素除去に好適な気体廃棄物処理設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の気体廃棄物処理設備は、「原子力
ハンドブック」(オーム社,1989年)に記載のよう
に、水素/酸素を処理する設備と希ガスを時間減衰させ
る設備から構成されている。
ハンドブック」(オーム社,1989年)に記載のよう
に、水素/酸素を処理する設備と希ガスを時間減衰させ
る設備から構成されている。
【0003】図2に、従来の気体廃棄物処理設備の概略
構成を示す。沸騰水型原子力プラントでは、原子炉で発
生した主蒸気で直接タービンを駆動している。この主蒸
気には、炉水の放射線分解で発生した水素ガスと酸素ガ
スや、燃料から生じる僅かな放射性クリプトンやキセノ
ン等の核分裂生成物である希ガスが含まれている。主蒸
気中の水素ガスと酸素ガスの濃度はppm オーダーで水素
燃焼の問題とはならない。
構成を示す。沸騰水型原子力プラントでは、原子炉で発
生した主蒸気で直接タービンを駆動している。この主蒸
気には、炉水の放射線分解で発生した水素ガスと酸素ガ
スや、燃料から生じる僅かな放射性クリプトンやキセノ
ン等の核分裂生成物である希ガスが含まれている。主蒸
気中の水素ガスと酸素ガスの濃度はppm オーダーで水素
燃焼の問題とはならない。
【0004】主蒸気は、タービン駆動後に主復水器1で
水に戻され、再び原子炉内に供給される。主復水器1に
おいて、水素ガス,酸素ガス,希ガスは非凝縮性のため
に、気体として残る。これら主復水器内の気体は、蒸気
駆動の空気抽出器2によって水素濃度を4vol%(体積
%)以下にされ、下流側の処理系に導かれる。
水に戻され、再び原子炉内に供給される。主復水器1に
おいて、水素ガス,酸素ガス,希ガスは非凝縮性のため
に、気体として残る。これら主復水器内の気体は、蒸気
駆動の空気抽出器2によって水素濃度を4vol%(体積
%)以下にされ、下流側の処理系に導かれる。
【0005】空気抽出器2では容量の大きな主復水器1
から気体を抽出するため、多量の水蒸気を必要とする。
このため、空気抽出器2は、2段のエゼクタ(第1エゼ
クタ及び第2エゼクタ)と、これらの間のクーラーから
構成されている。
から気体を抽出するため、多量の水蒸気を必要とする。
このため、空気抽出器2は、2段のエゼクタ(第1エゼ
クタ及び第2エゼクタ)と、これらの間のクーラーから
構成されている。
【0006】空気抽出器2で処理された気体は予熱器3
で昇温されて相対湿度が下げられ、再結合器4の触媒作
用により水素ガスと酸素ガスが反応し、水蒸気として排
ガス復水器5で凝縮される。排ガス復水器5で凝縮され
た凝縮水は、主復水器1に還される。この時点における
排ガス成分は、大部分が主復水器1に混入した空気で、
ごく微量の希ガスが含まれている。
で昇温されて相対湿度が下げられ、再結合器4の触媒作
用により水素ガスと酸素ガスが反応し、水蒸気として排
ガス復水器5で凝縮される。排ガス復水器5で凝縮され
た凝縮水は、主復水器1に還される。この時点における
排ガス成分は、大部分が主復水器1に混入した空気で、
ごく微量の希ガスが含まれている。
【0007】次に、排ガスは予冷器6,乾燥器7,前置
フィルタ8を経て、活性炭式の希ガスホールドアップ塔
9に導かれる。希ガスホールドアップ塔9は、活性炭へ
の希ガスの平衡吸着量が酸素や窒素に比較して大きいと
いう特性を利用して、希ガス中の半減期が短い核種を減
衰させるものである。希ガスホールドアップ塔9を通過
した排ガスは、粒子フィルタ10,真空ポンプ11を経
て、各建屋の換気排気と共に主排気筒12から大気中に
放出される。
フィルタ8を経て、活性炭式の希ガスホールドアップ塔
9に導かれる。希ガスホールドアップ塔9は、活性炭へ
の希ガスの平衡吸着量が酸素や窒素に比較して大きいと
いう特性を利用して、希ガス中の半減期が短い核種を減
衰させるものである。希ガスホールドアップ塔9を通過
した排ガスは、粒子フィルタ10,真空ポンプ11を経
て、各建屋の換気排気と共に主排気筒12から大気中に
放出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、水
素ガスと酸素ガスは、主復水器1内から空気抽出器2に
より蒸気を混ぜて搬出され、予熱器3で加熱されてから
再結合器4内の触媒上で再結合するため、処理プロセス
及び構成が複雑になっていた。
素ガスと酸素ガスは、主復水器1内から空気抽出器2に
より蒸気を混ぜて搬出され、予熱器3で加熱されてから
再結合器4内の触媒上で再結合するため、処理プロセス
及び構成が複雑になっていた。
【0009】本発明の目的は、簡単な構成で信頼性を向
上できる気体廃棄物処理設備を提供することにある。
上できる気体廃棄物処理設備を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明では、沸騰水型原子力プラントの復水器か
ら空気抽出器を用いて排ガスを抽出し、該抽出した排ガ
スを処理する気体廃棄物処理設備において、前記排ガス
中の水素と酸素を再結合させるための触媒を、前記空気
抽出器の内部又は前記空気抽出器より上流側に設置す
る。
の第1の発明では、沸騰水型原子力プラントの復水器か
ら空気抽出器を用いて排ガスを抽出し、該抽出した排ガ
スを処理する気体廃棄物処理設備において、前記排ガス
中の水素と酸素を再結合させるための触媒を、前記空気
抽出器の内部又は前記空気抽出器より上流側に設置す
る。
【0011】第2の発明では、沸騰水型原子力プラント
の復水器から抽出した排ガスを処理する気体廃棄物処理
設備において、前記復水器の排ガス出口に接続され前記
排ガス中の水素と酸素を再結合させるための再結合器
と、該再結合器の下流側に配置され前記復水器から前記
排ガスを抽出するための空気抽出器と、該空気抽出器の
下流側に配置され前記排ガス中の希ガスを除去するため
の希ガス除去装置とを備える。
の復水器から抽出した排ガスを処理する気体廃棄物処理
設備において、前記復水器の排ガス出口に接続され前記
排ガス中の水素と酸素を再結合させるための再結合器
と、該再結合器の下流側に配置され前記復水器から前記
排ガスを抽出するための空気抽出器と、該空気抽出器の
下流側に配置され前記排ガス中の希ガスを除去するため
の希ガス除去装置とを備える。
【0012】これまでの水素/酸素再結合触媒は、水や
蒸気により活性が低下すると考えられていた。しかし、
最近の知見によると、触媒を疎水性にすることにより、
飽和条件下(相対湿度100%)でもほとんど活性が低
下しない。従って、空気抽出器内又は空気抽出器の上流
側の相対湿度が高い領域に疎水性の触媒、又は疎水的性
質を有する触媒を設置することにより、水素ガスと酸素
ガスを再結合させることができる。
蒸気により活性が低下すると考えられていた。しかし、
最近の知見によると、触媒を疎水性にすることにより、
飽和条件下(相対湿度100%)でもほとんど活性が低
下しない。従って、空気抽出器内又は空気抽出器の上流
側の相対湿度が高い領域に疎水性の触媒、又は疎水的性
質を有する触媒を設置することにより、水素ガスと酸素
ガスを再結合させることができる。
【0013】空気抽出器の上流側では、水素ガスと酸素
ガスがほぼ2:1の当量比で存在するため、水素燃焼が
起こり易い。水素ガスと酸素ガスの燃焼による発熱量は
化1で表せる。
ガスがほぼ2:1の当量比で存在するため、水素燃焼が
起こり易い。水素ガスと酸素ガスの燃焼による発熱量は
化1で表せる。
【0014】
【化1】H2+(1/2)O2=H2O+57.8kcal/mol 上記の発熱は、触媒による再結合でも同じである。従っ
て、水蒸気の少ない状態で触媒を用いた場合には、触媒
廻りの雰囲気温度が水素の自然着火温度(1気圧下で約
560℃)以下になるように冷却する必要がある。しか
し、万一着火しても、火炎は水素ガスのある上流側の主
復水器内に進行し、発熱しても主復水器内の除熱性能が
十分あるので、問題とはならない。
て、水蒸気の少ない状態で触媒を用いた場合には、触媒
廻りの雰囲気温度が水素の自然着火温度(1気圧下で約
560℃)以下になるように冷却する必要がある。しか
し、万一着火しても、火炎は水素ガスのある上流側の主
復水器内に進行し、発熱しても主復水器内の除熱性能が
十分あるので、問題とはならない。
【0015】以上のように、空気抽出器内又は空気抽出
器の上流側に疎水性の触媒を設けることにより、水素ガ
スを安全に処理することができる。
器の上流側に疎水性の触媒を設けることにより、水素ガ
スを安全に処理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による気体廃棄物処
理設備の第1実施例を図1を用いて説明する。本実施例
は、3台の主復水器1内の非凝縮性ガスをまとめて処理
する例である。
理設備の第1実施例を図1を用いて説明する。本実施例
は、3台の主復水器1内の非凝縮性ガスをまとめて処理
する例である。
【0017】本気体廃棄物処理設備は、主復水器1に接
続される再結合器4,再結合器4の下流側に配置される
空気抽出器2,予冷器6,乾燥器7,前置フィルタ8,
希ガスホールドアップ塔9,粒子フィルタ10,真空ポ
ンプ11などで構成される。空気抽出器2は、主復水器
1内の非凝縮性ガスを抽出するための第1エゼクタ2a
と、クーラー2bとを備える。
続される再結合器4,再結合器4の下流側に配置される
空気抽出器2,予冷器6,乾燥器7,前置フィルタ8,
希ガスホールドアップ塔9,粒子フィルタ10,真空ポ
ンプ11などで構成される。空気抽出器2は、主復水器
1内の非凝縮性ガスを抽出するための第1エゼクタ2a
と、クーラー2bとを備える。
【0018】第1エゼクタ2aにより主復水器1から抽
出された非凝縮性ガス中の水素ガスと酸素ガスは、再結
合器4内で再結合する。大容量の主復水器1から排ガス
(非凝縮性ガス)を抽出するために、第1エゼクタ2a
の駆動には主蒸気を用いる。第1エゼクタ2aの下流側
に設けたクーラー2bは、第1エゼクタ2aの駆動用主
蒸気を凝縮させる。これにより、下流側の希ガスホール
ドアップ塔9が活性炭を用いるために必要なドライな条
件を達成している。
出された非凝縮性ガス中の水素ガスと酸素ガスは、再結
合器4内で再結合する。大容量の主復水器1から排ガス
(非凝縮性ガス)を抽出するために、第1エゼクタ2a
の駆動には主蒸気を用いる。第1エゼクタ2aの下流側
に設けたクーラー2bは、第1エゼクタ2aの駆動用主
蒸気を凝縮させる。これにより、下流側の希ガスホール
ドアップ塔9が活性炭を用いるために必要なドライな条
件を達成している。
【0019】空気抽出器2を通過した排ガス成分は、大
部分が主復水器1に混入した空気で、ごく微量の希ガス
がこれに含まれている。空気抽出器2で処理された排ガ
スは、予冷器6,乾燥器7及び前置フィルタ8を通って
希ガスホールドアップ塔9に導かれる。予冷器6及び乾
燥器7は、排ガス中の水分を除去する。
部分が主復水器1に混入した空気で、ごく微量の希ガス
がこれに含まれている。空気抽出器2で処理された排ガ
スは、予冷器6,乾燥器7及び前置フィルタ8を通って
希ガスホールドアップ塔9に導かれる。予冷器6及び乾
燥器7は、排ガス中の水分を除去する。
【0020】希ガスホールドアップ塔9は、活性炭への
希ガスの平衡吸着量が酸素や窒素に比較して大きいとい
う特性を利用して、希ガス中の半減期が短い核種を減衰
させる。希ガスホールドアップ塔9を通過した排ガス
は、粒子フィルタ10及び真空ポンプ11を経由して、
各建屋の換気排気と共に主排気筒12から大気中に放出
される。
希ガスの平衡吸着量が酸素や窒素に比較して大きいとい
う特性を利用して、希ガス中の半減期が短い核種を減衰
させる。希ガスホールドアップ塔9を通過した排ガス
は、粒子フィルタ10及び真空ポンプ11を経由して、
各建屋の換気排気と共に主排気筒12から大気中に放出
される。
【0021】次に、再結合器4について説明する。再結
合器4は疎水性の触媒を含有しており、触媒廻りの温度
が水素の自然着火温度を超えないように冷却される。触
媒は、ステンレス鋼(SUS)製のスクリーン上に、疎
水性で表面積の大きな担体を付けた白金触媒である。他
に、アルファアルミナ,酸化チタンなどに担持したパラ
ジウムや白金の貴金属触媒を、テフロンコーティングな
どにより疎水処理した触媒も用いることができる。ま
た、触媒の形状としては、粒状,網状,海綿状,多孔板
状などを用いることができ、触媒上で発生する反応熱を
除去可能な構造とする。あるいは、SUSなどの金属上
に白金をメッキしても良い。
合器4は疎水性の触媒を含有しており、触媒廻りの温度
が水素の自然着火温度を超えないように冷却される。触
媒は、ステンレス鋼(SUS)製のスクリーン上に、疎
水性で表面積の大きな担体を付けた白金触媒である。他
に、アルファアルミナ,酸化チタンなどに担持したパラ
ジウムや白金の貴金属触媒を、テフロンコーティングな
どにより疎水処理した触媒も用いることができる。ま
た、触媒の形状としては、粒状,網状,海綿状,多孔板
状などを用いることができ、触媒上で発生する反応熱を
除去可能な構造とする。あるいは、SUSなどの金属上
に白金をメッキしても良い。
【0022】図3に、再結合器4の一実施例を示す。本
再結合器は、表面に疎水性の貴金属触媒を担持した格子
状のSUS板4bと、SUS板4bを収納する容器4a
とからなる。触媒で発生した反応熱は、SUS板4bに
よる熱伝導と、容器4aの外部の冷却により除熱してい
る。格子状のSUS板4bは3段に構成され、各格子を
ずらして配置して、排ガス(反応ガス)と触媒の接触効
率を良くしている。
再結合器は、表面に疎水性の貴金属触媒を担持した格子
状のSUS板4bと、SUS板4bを収納する容器4a
とからなる。触媒で発生した反応熱は、SUS板4bに
よる熱伝導と、容器4aの外部の冷却により除熱してい
る。格子状のSUS板4bは3段に構成され、各格子を
ずらして配置して、排ガス(反応ガス)と触媒の接触効
率を良くしている。
【0023】触媒の経年劣化を考慮すると、排ガスの流
れは上から下に向かう方が良い。触媒の量は触媒の性能
に依存するが、典型的な沸騰水型原子炉に対して約5m
2 の触媒層の表面積が必要である。再結合器4内の排ガ
スの流速に関しては、流速が速いほど触媒の反応効率は
増加するが、当量比における水素燃焼の火炎伝播速度の
約9m/sを超えないようにすべきである。これによ
り、万一水素燃焼が起きても、火炎を下流に伝播させず
に済む。
れは上から下に向かう方が良い。触媒の量は触媒の性能
に依存するが、典型的な沸騰水型原子炉に対して約5m
2 の触媒層の表面積が必要である。再結合器4内の排ガ
スの流速に関しては、流速が速いほど触媒の反応効率は
増加するが、当量比における水素燃焼の火炎伝播速度の
約9m/sを超えないようにすべきである。これによ
り、万一水素燃焼が起きても、火炎を下流に伝播させず
に済む。
【0024】本実施例によれば、従来の空気抽出器の第
2エゼクタ,予熱器,排ガス復水器を省略できるので、
気体廃棄物処理設備の構成を簡単にできる。
2エゼクタ,予熱器,排ガス復水器を省略できるので、
気体廃棄物処理設備の構成を簡単にできる。
【0025】また、水素ガスは空気抽出器2の第1エゼ
クタ2aより下流側に流出せず、万一水素燃焼が起きた
場合でも主復水器1内で燃焼しこの熱は主復水器1内で
十分除去できるので、設備への水素燃焼の影響はない。
即ち、設備の信頼性を向上できる。
クタ2aより下流側に流出せず、万一水素燃焼が起きた
場合でも主復水器1内で燃焼しこの熱は主復水器1内で
十分除去できるので、設備への水素燃焼の影響はない。
即ち、設備の信頼性を向上できる。
【0026】尚、本実施例では、第1エゼクタ2aの駆
動に主蒸気を用いた例を説明したが、圧縮空気を用いて
も良い。この場合、主蒸気のように水分を除去する必要
がないので、クーラー2b,予冷器6及び乾燥器7を省
略できる。これにより、気体廃棄物処理設備の構成は更
に簡単になる。
動に主蒸気を用いた例を説明したが、圧縮空気を用いて
も良い。この場合、主蒸気のように水分を除去する必要
がないので、クーラー2b,予冷器6及び乾燥器7を省
略できる。これにより、気体廃棄物処理設備の構成は更
に簡単になる。
【0027】次に、本発明による気体廃棄物処理設備の
第2実施例を図4を用いて説明する。図4では、図1の
予冷器6以降の構成を省略して示している。本実施例が
第1実施例と異なるのは、再結合器4を各主復水器1の
出口(外側)に設置した点である。その他の構成は、第
1実施例と同じにしている。
第2実施例を図4を用いて説明する。図4では、図1の
予冷器6以降の構成を省略して示している。本実施例が
第1実施例と異なるのは、再結合器4を各主復水器1の
出口(外側)に設置した点である。その他の構成は、第
1実施例と同じにしている。
【0028】本実施例では、3台の主復水器1毎に2個
ずつ存在する空気抽出孔に再結合器4を設けている。即
ち、再結合器4は6台設置されている。このため、再結
合器4の1台当たりの触媒の表面積は、典型的な沸騰水
型原子炉で、約5m2/6=約0.8m2となるので、再
結合器4を小型化できると共に、再結合器4の除熱量も
1/6に低減できる。
ずつ存在する空気抽出孔に再結合器4を設けている。即
ち、再結合器4は6台設置されている。このため、再結
合器4の1台当たりの触媒の表面積は、典型的な沸騰水
型原子炉で、約5m2/6=約0.8m2となるので、再
結合器4を小型化できると共に、再結合器4の除熱量も
1/6に低減できる。
【0029】本実施例でも、第1実施例と同様に、気体
廃棄物処理設備の構成を簡単にでき、設備の信頼性も向
上できる。更に、本実施例では、再結合器4を主復水器
1の出口(外側)に設置することにより、主復水器1で
再結合器4の除熱を行えるので、再結合器4の除熱設備
も省略できる。また、水素ガスをより発生源に近い場所
で処理できるので、安全性をより向上できる。
廃棄物処理設備の構成を簡単にでき、設備の信頼性も向
上できる。更に、本実施例では、再結合器4を主復水器
1の出口(外側)に設置することにより、主復水器1で
再結合器4の除熱を行えるので、再結合器4の除熱設備
も省略できる。また、水素ガスをより発生源に近い場所
で処理できるので、安全性をより向上できる。
【0030】次に、本発明による気体廃棄物処理設備の
第3実施例を図5を用いて説明する。図5では、図1の
予冷器6以降の構成を省略して示している。本実施例が
第1実施例と異なるのは、主復水器1内に疎水性の触媒
16を設置した点と、空気抽出器2を第1エゼクタ2a
のみで構成した点である。その他の構成は、第1実施例
と同じにしている。
第3実施例を図5を用いて説明する。図5では、図1の
予冷器6以降の構成を省略して示している。本実施例が
第1実施例と異なるのは、主復水器1内に疎水性の触媒
16を設置した点と、空気抽出器2を第1エゼクタ2a
のみで構成した点である。その他の構成は、第1実施例
と同じにしている。
【0031】本実施例では、主復水器1内の水素ガスと
酸素ガスは触媒16上で再結合する。従って、主復水器
1内の残留ガス成分は、大部分が主復水器1に混入した
空気で、ごく微量の希ガスがこれに含まれることにな
る。このため、第1エゼクタ2aで主復水器1から抽出
する排ガスの量が少ないので、第1エゼクタ2aの駆動
には圧縮空気を用いる。圧縮空気を用いることにより、
空気抽出器2からクーラーを省くことができる。
酸素ガスは触媒16上で再結合する。従って、主復水器
1内の残留ガス成分は、大部分が主復水器1に混入した
空気で、ごく微量の希ガスがこれに含まれることにな
る。このため、第1エゼクタ2aで主復水器1から抽出
する排ガスの量が少ないので、第1エゼクタ2aの駆動
には圧縮空気を用いる。圧縮空気を用いることにより、
空気抽出器2からクーラーを省くことができる。
【0032】触媒16の設置位置としては、主復水器1
内の出口部に限らず、内壁面や内部配管の表面に塗布し
ても良い。また、圧縮空気を用いているので、予冷器6
及び乾燥器7も省略できる。更に、排ガスの抽出量が少
ないため、第1エゼクタ2aを省略することも可能であ
る。
内の出口部に限らず、内壁面や内部配管の表面に塗布し
ても良い。また、圧縮空気を用いているので、予冷器6
及び乾燥器7も省略できる。更に、排ガスの抽出量が少
ないため、第1エゼクタ2aを省略することも可能であ
る。
【0033】本実施例でも、第1実施例と同様に、気体
廃棄物処理設備の構成を簡単にでき、設備の信頼性も向
上できる。更に、本実施例では、水素ガスを除熱容量の
大きな主復水器1内で処理できるので、安全性をより向
上できる。
廃棄物処理設備の構成を簡単にでき、設備の信頼性も向
上できる。更に、本実施例では、水素ガスを除熱容量の
大きな主復水器1内で処理できるので、安全性をより向
上できる。
【0034】次に、本発明による気体廃棄物処理設備の
第4実施例を図6を用いて説明する。図6では、図1の
予冷器6以降の構成を省略して示している。本実施例が
第1実施例と異なるのは、再結合器4を省いた点と、空
気抽出器2のクーラー2b内に触媒16を設置した点で
ある。その他の構成は、第1実施例と同じにしている。
第4実施例を図6を用いて説明する。図6では、図1の
予冷器6以降の構成を省略して示している。本実施例が
第1実施例と異なるのは、再結合器4を省いた点と、空
気抽出器2のクーラー2b内に触媒16を設置した点で
ある。その他の構成は、第1実施例と同じにしている。
【0035】本実施例では、第1エゼクタ2aで主復水
器1から抽出した排ガス中の水素ガスと酸素ガスは、ク
ーラー2b内に設けた触媒16により再結合する。クー
ラー2bで処理された排ガス成分は、大部分が主復水器
1に混入した空気で、ごく微量の希ガスがこれに含まれ
ている。
器1から抽出した排ガス中の水素ガスと酸素ガスは、ク
ーラー2b内に設けた触媒16により再結合する。クー
ラー2bで処理された排ガス成分は、大部分が主復水器
1に混入した空気で、ごく微量の希ガスがこれに含まれ
ている。
【0036】触媒16は、クーラー2b内の出口部,内
表面,内部配管の表面の何れに塗布しても良い。また、
クーラー2bの外側の出口に設置しても良い。
表面,内部配管の表面の何れに塗布しても良い。また、
クーラー2bの外側の出口に設置しても良い。
【0037】本実施例でも、第1実施例と同様に、気体
廃棄物処理設備の構成を簡単にでき、設備の信頼性も向
上できる。更に、本実施例では、水素ガスを除熱容量の
大きいクーラー2b内で処理できるので、安全性をより
向上できる。
廃棄物処理設備の構成を簡単にでき、設備の信頼性も向
上できる。更に、本実施例では、水素ガスを除熱容量の
大きいクーラー2b内で処理できるので、安全性をより
向上できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、気体廃棄物処理設備の
構成を簡単にでき、且つ信頼性を向上できる。
構成を簡単にでき、且つ信頼性を向上できる。
【図1】本発明による気体廃棄物処理設備の第1実施例
を示す概略構成図。
を示す概略構成図。
【図2】従来の気体廃棄物処理設備の概略構成図。
【図3】本発明による再結合器の一実施例を示す概略構
成図。
成図。
【図4】本発明による気体廃棄物処理設備の第2実施例
を示す概略構成図。
を示す概略構成図。
【図5】本発明による気体廃棄物処理設備の第3実施例
を示す概略構成図。
を示す概略構成図。
【図6】本発明による気体廃棄物処理設備の第4実施例
を示す概略構成図。
を示す概略構成図。
1…主復水器、2…空気抽出器、2a…第1エゼクタ、
2b…クーラー、3…予熱器、4…再結合器、5…排ガ
ス復水器、6…予冷器、7…乾燥器、8…前置フィル
タ、9…希ガスホールドアップ塔、10…粒子フィル
タ、11…真空ポンプ、12…主排気筒、16…触媒。
2b…クーラー、3…予熱器、4…再結合器、5…排ガ
ス復水器、6…予冷器、7…乾燥器、8…前置フィル
タ、9…希ガスホールドアップ塔、10…粒子フィル
タ、11…真空ポンプ、12…主排気筒、16…触媒。
Claims (5)
- 【請求項1】沸騰水型原子力プラントの復水器から空気
抽出器を用いて排ガスを抽出し、該抽出した排ガスを処
理する気体廃棄物処理設備において、 前記排ガス中の水素と酸素を再結合させるための触媒
を、前記空気抽出器の内部又は前記空気抽出器より上流
側に設置したことを特徴とする気体廃棄物処理設備。 - 【請求項2】請求項1において、前記触媒として疎水性
の触媒を用いたことを特徴とする気体廃棄物処理設備。 - 【請求項3】沸騰水型原子力プラントの復水器から抽出
した排ガスを処理する気体廃棄物処理設備において、 前記復水器の排ガス出口に接続され前記排ガス中の水素
と酸素を再結合させるための再結合器と、該再結合器の
下流側に配置され前記復水器から前記排ガスを抽出する
ための空気抽出器と、該空気抽出器の下流側に配置され
前記排ガス中の希ガスを除去するための希ガス除去装置
とを備えたことを特徴とする気体廃棄物処理設備。 - 【請求項4】請求項3において、前記空気抽出器は、前
記原子力プラントの主蒸気により駆動され前記排ガスを
抽出するエゼクタと、該エゼクタを駆動した主蒸気を凝
縮する凝縮器とを備えたことを特徴とする気体廃棄物処
理設備。 - 【請求項5】請求項3又は4において、前記再結合器
は、前記排ガス中の水素と酸素を再結合させる疎水性の
触媒を備えたことを特徴とする気体廃棄物処理設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9151882A JPH10339794A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 気体廃棄物処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9151882A JPH10339794A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 気体廃棄物処理設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10339794A true JPH10339794A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15528274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9151882A Pending JPH10339794A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 気体廃棄物処理設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10339794A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101814326A (zh) * | 2010-04-12 | 2010-08-25 | 江苏宝宸净化设备有限公司 | 压水堆核电站高放废气常温延滞处理成套装置 |
| JP2011230064A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 水素及び酸素の再結合触媒、再結合装置及び原子力プラント |
| JP2015529806A (ja) * | 2012-07-24 | 2015-10-08 | エアロジェット ロケットダイン オブ ディーイー,インコーポレイテッド | 水素再結合器 |
| KR101583056B1 (ko) * | 2014-12-04 | 2016-01-07 | 한국원자력연구원 | 원자로 계통의 압력용기 내에 잔류하는 방사성 기체 포집장치 |
| JP2019032255A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 沸騰水型原子炉 |
| KR102142383B1 (ko) * | 2020-05-18 | 2020-08-07 | (주)세종이엔씨 | 가변형 공기 중 방사성물질 정화장치 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP9151882A patent/JPH10339794A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN101814326A (zh) * | 2010-04-12 | 2010-08-25 | 江苏宝宸净化设备有限公司 | 压水堆核电站高放废气常温延滞处理成套装置 |
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| KR101583056B1 (ko) * | 2014-12-04 | 2016-01-07 | 한국원자력연구원 | 원자로 계통의 압력용기 내에 잔류하는 방사성 기체 포집장치 |
| JP2019032255A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 沸騰水型原子炉 |
| KR102142383B1 (ko) * | 2020-05-18 | 2020-08-07 | (주)세종이엔씨 | 가변형 공기 중 방사성물질 정화장치 |
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