JPH1145101A - 監視制御システム - Google Patents
監視制御システムInfo
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- JPH1145101A JPH1145101A JP20045597A JP20045597A JPH1145101A JP H1145101 A JPH1145101 A JP H1145101A JP 20045597 A JP20045597 A JP 20045597A JP 20045597 A JP20045597 A JP 20045597A JP H1145101 A JPH1145101 A JP H1145101A
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Abstract
とができる監視制御システムを提供する。 【解決手段】階層分散された複数の設備機器毎に配置さ
れ設備機器に対して監視や操作等の業務を行なう監視制
御装置をネットワークを介して有機的に結合することに
よりネットワーク透過性を有するシステムとして構築し
た監視制御システム。監視制御装置は、対象となる設備
機器に対して監視や操作等の固有の業務を実行する実行
部と、分散された各監視制御装置間での情報交換を前記
実行部の業務とは独立して行なう情報交換部と、ネット
ワーク透過性を実現するための各監視制御装置間のイン
ターフェースに関する情報の管理および処理を前記前記
実行部の業務とは独立して行なうインターフェース部と
をそれぞれ備えている。情報交換部は、制御対象となる
設備機器の動作に係わるデータを保存するデータ保存手
段と、前記対象設備機器の動作状態を取得するデータ取
得手段と、このデータ取得手段により取得されたデータ
を前記実行部に送信する送信手段とを備えている。
Description
道等の複雑かつ大規模な産業システムの動作状態を計算
機を用いて監視制御する監視制御システムに関する。
動作状況を監視制御する監視制御システムでは、近年、
その監視制御対象の広域化、大規模化および監視制御機
能の高度化が進んでおり、そのような広域化・大規模化
および機能高度化に対応したシステムの構築が求められ
ている。
を安定的に供給することは日常生活を行なう上でもはや
必要不可欠であるため、制御ソフトウエア内のバグや災
害の発生等による障害に係わらず、監視制御システムを
継続的に運転して高い信頼性を確保することもまた重要
になっている。
に分散された膨大な数の制御対象設備を制御するため
に、それらの設備を制御する箇所(以下、事業所とい
う)を役割および作業量に応じて階層的に分割して配置
した構成となっている。
監視制御システムにおいては、基幹統括給電指令所を最
上位の制御階層の事業所として、以下、複数の基幹給電
指令所を次位の制御階層に位置する事業所、および、複
数の発電所および複数の変電所を次位の制御階層に位置
する事業所として監視制御システムを構成している。
の事業所が扱う設備・機器の状態・操作等の系統設備に
関する情報(系統情報)を設備データベースとして保存
し、その系統情報および事業所自体の構成やその管轄範
囲等事業所の設備を運用するための運用体制に関する情
報(運用情報)に基づいて設計された事業所固有の業務
アプリケーションプログラム{オブジェクト;例えば設
備機器の状変データ(SV)やテレメータ値(TM)を
監視する監視業務オブジェクト、設備機器の運転/停止
操作や開閉操作等を行なう操作業務オブジェクト等を言
う。なお、アプリケーションプログラムを単にアプリケ
ーションともいう}を複数の計算機(計算機システム)
により実行するようになっている。
現するために、各事業所内の計算機システムを多重化
(通常は二重化)している。すなわち、各事業所は、業
務アプリケーションを有する常用(稼動系)計算機シス
テムと、同一の業務アプリケーションを有する待機系計
算機システムとを有しており、これら常用計算機システ
ムおよび待機系計算機システムは設備データベースを保
持する共有ディスクや共有メモリにそれぞれアクセス可
能になっている。したがって、常用計算機に障害が発生
した際には、稼動系計算機から待機系計算機に切り換え
て業務を継続して行なうことが可能になっている。
の広域化、大規模化および監視制御機能の高度化は絶え
間なく進むため、系統設備の新規導入・増設やその系統
設備の運用方法の変更等に柔軟に対応できる拡張性の高
い監視制御システムが求められている。
は、分散配置された各事業所が階層的にネットワーク化
されているにも拘らず、事業所間で情報を共有し、また
情報を連係して伝達することがほとんど行なわれていな
いこと、および業務アプリケーションが系統情報および
運用情報に依存していること等の原因により、系統設備
の新規導入・増設やその系統設備の運用方法の変更等、
システム全体の拡張・改変に柔軟に対応することができ
なかった。
では、系統設備新規導入・増設時には、増設設備に関連
する複数の事業所の設備データベースを整合性を保ちな
がら変更し、かつ複数の事業所それぞれの設備・機器の
状態を表す信号(SVデータ)や操作信号の入出力処理
に関する業務アプリケーションを互いの整合性を保持し
ながら修正する必要があるため、その変更・修正作業に
多大な人的労力を費やす結果となっていた。
は、事業所自体の構成やその管轄範囲等の運用情報は、
事業所内の構成要素として物理的に保持されている訳で
はなく、各事業所において付加的な情報として固定的に
扱われていた。すなわち、業務アプリケーション設計者
は、自ら記憶した事業所固有の運用情報{例えば、当該
事業所の名称やその管轄範囲(管轄する下位事業所群や
管轄される上位事業所等)}に基づいてその運用情報に
対応する業務アプリケーションを作成し、運用者(オペ
レータ)は、自ら記憶した運用情報を経験的に用いなが
ら業務アプリケーションに係わる操作を実行していた。
ある事業所の管轄範囲等の運用体制を変更する場合に
は、その変更された運用体制に基づく運用情報に従って
事業所内の全ての業務アプリケーションや設計データベ
ース等、事業所内のシステム全体を大規模に変更する必
要が生じるため、小規模の運用体制変更を行なう場合で
も変更作業に係わるコスト及び人的負担が増大した。
は、各事業所の計算機システムの構成、広域に分散配置
された各事業所(各計算機システム)間の接続形態(ネ
ットワーク)および各事業所の計算機システムで実行さ
れる業務はそれぞれ固定して設定されており、その設定
内容に従って各事業所の業務アプリケーションが設計さ
れている。これは、従来の監視制御システムにおいて
は、ある限られた範囲(例えば事業所単位)内でしかシ
ステム構成の変更および業務拡張に対応できないことを
意味している。
ば複数の事業所に亘ってのシステム構成の変更(例えば
業務アプリケーションの実行位置を他の事業所へ移動さ
せること等)および業務拡張(例えば管轄範囲を越えた
事業所を監視制御したり、複数の事業所で連携して系統
模擬を行なうこと等)を行なうことは非常に難しく、仮
にそのような制限範囲を越えたシステム構成変更および
拡張を行なうためには、監視制御システム全体に亘って
システム構成の見直しを行ない、多数の既存の業務アプ
リケーションの設計変更を行なう必要があるため、膨大
な変更・拡張コストが掛り、かつ多大な人的労力を必要
としていた。
ば、高信頼化を実現するために事業所内の計算機システ
ムを多重化しているが、全ての事業所において稼動系の
計算機システムと同一の待機系の計算機システムを常に
用意しておかねばならず、計算機資源を効率良く利用し
ているとは言えなかった。また、多重化した計算機シス
テム全ての事業所が有しているため、非常に高価なシス
テムとなってしまった。
高信頼化策は、あくまで事業所内での限定した高信頼化
であり、広域災害や多重故障等により事業所内の多重化
した計算機システムの全てが停止してしまった場合に
は、その事業所は業務を停止しなけらばならず、抜本的
な高信頼化策とは言えなかった。
ので、その全体の目的は、業務アプリケーションを系統
情報や運用情報から分離独立させることにより、系統設
備の新規導入・増設やその系統設備の運用方法の変更等
のシステム全体の拡張・改変に柔軟に対応することがで
きる監視制御システムを提供することにある。
設備の新規導入・増設に対して業務アプリケーションの
変更が不要な柔軟性・拡張性の高い監視制御システムを
提供することにある。
管轄範囲等の運用体制の変更に対して業務アプリケーシ
ョンの変更が不要な柔軟性・拡張性の高い監視制御シス
テムを提供することにある。
事業所に亘ってのシステム構成の変更および業務拡張に
対して既存の業務アプリケーションの変更が不要な柔軟
性・拡張性の高い監視制御システムを提供することにあ
る。
の新規導入・増設やその系統設備の運用方法の変更等の
システム全体の拡張・改変に対して事業所全体における
一貫した設備データベースの管理(設備データの分割・
統合)が可能な監視制御システムを提供することにあ
る。
ーションを系統情報や運用情報を意識することなく設計
可能にすることにより、その業務アプリケーションの開
発、保守および点検が容易に実行できる監視制御システ
ムを提供することにある。
重故障等による事業所全体の障害に対してもその事業所
の業務を他の事業所によりバックアップできる信頼性の
高い監視制御システムを提供することにある。
ために、本発明の監視制御システムによれば、階層分散
された複数の設備機器毎に配置され当該設備機器に対し
て監視や操作等の業務を行なう監視制御装置をネットワ
ークを介して有機的に結合することによりネットワーク
透過性を有するシステムとして構築した監視制御システ
ムにおいて、前記監視制御装置は、対象となる設備機器
に対して監視や操作等の固有の業務を実行する実行部
と、前記分散して配置された各監視制御装置間での情報
交換を前記実行部の業務とは独立して行なう情報交換部
と、前記ネットワーク透過性を実現するための各監視制
御装置間のインターフェースに関する情報の管理および
処理を前記実行部の業務とは独立して行なうインターフ
ェース部とをそれぞれ備えており、前記情報交換部は、
制御対象となる設備機器の動作に係わるデータを保存す
るデータ保存手段と、前記対象設備機器の動作状態を取
得するデータ取得手段と、このデータ取得手段により取
得されたデータを前記実行部に送信する送信手段とを備
えている。
装置は、前記制御対象となる設備機器をオペレータに対
して表示する機能およびオペレータの操作により入力デ
ータを受信する機能を有する表示部を有し、前記実行部
は前記送信手段から送信されたデータに応じて前記表示
部に当該設備機器の表示を要求する指令を送る手段を有
するとともに、前記表示部は、前記設備機器の表示態様
を規定する表示規定データを保存する規定データ保存手
段と、送られた表示要求指令および前記表示規定データ
に基づいて当該設備機器の動作状態を前記オペレータに
認識させるための表示データを作成する表示データ作成
手段と、作成された表示データを画像表示デバイスおよ
び音声出力デバイスの内の少なくとも一方により表示す
る表示手段とを備えている。
は、前記取得手段により取得されたデータと前記データ
保存手段に保存された前記設備機器の動作に係わるデー
タとを比較する比較手段と、この比較の結果得られたデ
ータを他の監視制御装置の情報交換部に転送する転送手
段とを有している。
は、前記比較の結果得られたデータが他の情報交換部で
利用されるデータの形態となるように縮約処理を行な
い、得られた縮約データを転送するようにしている。
器の追加を行なうために新たな設備機器のデータを生成
する設備データ生成手段を備えている。
機器全体を運用するために必要な運用体制に関する情報
を前記実行部の業務とは独立して管理する情報管理部を
備えている。
は、分散配置された監視制御装置の運用体制に関するデ
ータを保存するデータ保存手段と、このデータ保存手段
に保存されたデータを送信する運用データ送信手段と、
前記データ保存手段に保存すべきデータを他の監視制御
装置の情報管理部から受信する運用データ受信手段とを
備えている。
部は、前記他の情報管理部から送られ前記データ受信手
段を経て受信された前記データ保存手段に保存されたデ
ータの変更要求に対して、前記データ送信手段を用いて
前記他の情報管理部へデータ変更要求を送信することに
より当該情報管理部と他の情報管理部間でのデータの一
貫性を確保するデータ一貫性確保手段を備えている。
判定するための指令権限判定情報を保持しており、前記
情報交換部は、前記データ受信手段を介して受信された
他の情報管理部からの実行許可問い合わせに対して前記
データ保存手段の指令権限情報を参照して実行許可判定
を行なう指令権限判定手段を備えている。
る情報を保持しており、前記情報交換部は、前記データ
受信手段を介して受信する外部からの指令転送要求に対
して、前記データ保存手段の指令転送先に関する情報を
参照して受信指令の転送を行なう指令転送手段を備えて
いる。
関する情報を保持しており、前記データ受信手段を介し
て受信する前記他の情報交換部からの管轄範囲問い合わ
せに対して前記データ保存手段の管轄範囲に関する情報
を参照して当該他の情報交換部が管轄対象となっている
か否かを判定する管轄範囲判定手段を備えている。
ら構成されており、当該監視制御装置の各計算機は、そ
の計算機内における前記実行部および前記情報交換部の
実行単位であるオブジェクトの構成と状態を管理する構
成管理部を備えている。
算機が正常に動作していることを示すメッセージを他の
計算機上の構成管理部に送るメッセージ送信手段と、前
記他の計算機の構成管理部のメッセージ送信手段を介し
て送信されたメッセージを受信するメッセージ受信手段
と、前記受信メッセージを保存して前記送信元の計算機
の動作状態を取得して保存する計算機動作状態保存手段
と、前記受信メッセージと前記計算機状態保存手段に保
存された情報に基づいて前記送信元の計算機に障害が発
生したか否かを判断する判断手段と、この判断の結果障
害が発生していると判断された場合には、前記メッセー
ジ送信手段を介して当該送信元の計算機の障害を表す情
報を他の計算機の構成管理部へ通知する計算機障害検出
手段とを備えている。
部は、前記他の計算機の構成管理部から送られたオブジ
ェクトに対する操作要求を受信する受信手段と、自計算
機上にいかなるオブジェクトが存在するかを管理するオ
ブジェクト管理手段と、前記受信手段を介して受信され
た操作要求に応じてオブジェクト操作を行ない、その操
作結果を出力するオブジェクト操作手段と、前記オブジ
ェクト操作結果を要求元の他の計算機の構成管理部に対
して送信する送信手段とを備えている。
出手段により検出された障害発生情報に基づいて障害が
発生した計算機の障害復旧処理を行なう障害復旧部を備
えている。
部は、自計算機をバックアップするためのバックアップ
対応計算機を保持するバックアップ情報保持手段と、前
記計算機障害検出手段により検出された障害発生情報を
受信する受信手段と、前記受信手段を介して受信された
障害計算機情報と前記バックアップ情報保持手段により
保持されたバックアップ対応計算機とを参照して自計算
機が障害計算機のバックアップ計算機であるか否かを判
定するバックアップ判定手段とを備えている。
プすべき複数のオブジェクトを保持するバックアップオ
ブジェクト保持手段と、前記バックアップ判定手段によ
り当該自計算機が前記障害計算機をバックアップすると
判定されたとき前記バックアップオブジェクト保持手段
により保持された複数のオブジェクト内の少なくとも1
つのオブジェクトを起動させるバックアップオブジェク
ト起動手段とを備えている。
発明の監視制御システムによれば、階層分散された複数
の設備機器毎に配置され当該設備機器に対して監視や操
作等の業務を行なう複数の計算機から構成された監視制
御装置をネットワークを介して有機的に結合することに
よりネットワーク透過性を有するシステムとして構築し
た監視制御システムにおいて、前記監視制御装置を構成
する複数の計算機は、対象となる設備機器に対して監視
や操作等の固有の業務を実行する複数の業務オブジェク
トと、前記分散して配置された各監視制御装置間での情
報交換を前記実行部の業務とは独立して行なう複数の情
報交換オブジェクトと、前記ネットワーク透過性を実現
するための各監視制御装置間のインターフェースに関す
る情報の管理および処理を前記前記実行部の業務とは独
立して行なうインターフェース部とをそれぞれ備えてお
り、前記複数の業務オブジェクトおよび前記複数の情報
交換オブジェクトの内の少なくとも一部のオブジェクト
と同一の複製オブジェクトを前記複数の計算機システム
内に搭載して多重化している。
およびバックアップオブジェクトを混在して稼働させる
ようにするか、あるいは、前記少なくとも一部のオブジ
ェクトが故障した場合にのみ前記複製オブジェクトを稼
働させるようにしている。
算機に障害が発生したことを検出する障害検出手段と、
前記障害が発生した計算機に搭載されたオブジェクトの
バックアップ先の計算機等のバックアップに必要な情報
を管理するバックアップ情報管理手段と、このバックア
ップ情報管理手段のバックアップ情報に基づいて前記障
害が発生した計算機に搭載されたオブジェクトを前記複
製オブジェクトを用いてバックアップするバックアップ
処理実行手段とを備えている。
したことを検出する復帰検出手段と、前記復帰計算機に
搭載されたオブジェクトの復帰処理に必要な情報を管理
する復帰情報管理手段と、この復帰情報管理手段の復帰
情報に基づいて前記復帰計算機に搭載されたオブジェク
トの復帰処理を実行する復帰処理実行手段とを備えてい
る。
記復帰情報管理手段の管理内容を変更して前記バックア
ップ先計算機の優先順序や各オブジェクトの多重度を変
更する変更手段を備えている。
て、添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態に
おいては、監視制御システムの一例として電力系統を監
視制御する電力系統監視制御システムについて説明す
る。
力系統監視制御システムの概略構成を示すブロック図で
ある。
1は、役割に応じて広域に分散された電力系統2に対応
して事業所(基幹統括給電指令所3、基幹給電指令所4
a、4b、発電所5および変電所6a〜6c)が分散配
置されたシステムである。
は、電力系統2全体の監視業務、電力の需要/供給バラ
ンス制御および電力系統2のUHV送電線2aを介して
大電流の送電(UHV送電)等を行なう基幹統括給電指
令所3と、電力系統2における基幹送電線(500KV
送電線)2bを介して発電所5および変電所6a〜6c
に亘る電力運用業務や、その複数の発変電所5、6a〜
6cの発変電設備機器(発電機、変圧器、遮断器、断路
器等)に対する事故判定等の業務を行なう基幹給電指令
所4aおよび4bと、電力系統2における上述した発電
機、遮断器等の発電設備機器(単に発電所設備、発電設
備ともいう)2cそれぞれの監視、個別操作等の業務を
行なう発電所5と、電力系統2における変圧器、遮断
器、断路器等の変電設備機器(単に変電所設備、変電設
備ともいう)2dそれぞれの監視、個別操作等の業務を
行なう変電所6a〜6cとを備えている。
その役割(業務)に応じて電力系統全体に対する制御階
層を構成している。すなわち、電力系統監視制御システ
ム1においては、基幹統括給電指令所3が最上位の制御
階層に位置する事業所、次いで基幹給電指令所4(4
a、4b)が次位の制御階層に位置する事業所、そして
複数の発変電所5、6(6a〜6c)が次位の制御階層
に位置する事業所として構成されている。
算機システム(例えば、高速処理CPU、メモリおよび
表示装置等を有するワークステーション)を有してい
る。これらの計算機システムはLAN(Local Area Net
work)等の通信路(以下、単にLANとする)により相
互接続されており、各ワークステーションは、LANを
介して互いにデータ通信可能になっている。
ーションを接続するLANは、広域ネットワーク{WA
N(Wide Area Network )}を介して相互接続されてお
り、各事業所3〜6の各計算機システムは、他の事業所
の各計算機システムに対して互いにデータ通信可能にな
っている。
3〜6間のネットワーク構造を示すための一例として、
各事業所3〜6を構成する複数の計算機システム(図中
は4台以上)およびその計算機システムを相互接続する
LAN10を示すとともに、このLAN10に接続され
たWAN11を示している。
て、例えば変電所6の各計算機システム6A1 〜6A4
は、それぞれCPU6a1 〜6a4 、これらのCPU6
a1〜6a4 に接続され、キーボード、マウス等の後述
する表示装置の画面を介して各CPU6a1 〜6a4 に
データを入力可能な入力器と音声により各CPU6a1
〜6a4 に対してデータを入力可能なマイク等の音声入
力器とを有する入力部6b1 〜6b4 、各CPU6a1
〜6a4 に接続され、データベース,オブジェクト,O
Sおよびウインドウシステム等を記憶保持可能なメモリ
6c1 〜6c4、各CPU6a1 〜6a4 に接続され、
各CPU6a1 〜6a4 の処理データを表示するCRT
等の表示部6d1 〜6d4 および各CPU6a1 〜6a
4 に接続され、各CPU6a1 〜6a4 の処理データを
音声出力するスピーカ6e1 〜6e4 を備えている。
と同様に、基幹統括給電指令所3、基幹給電指令所4お
よび発電所5の計算機システム3A1 〜3A4 、4A1
〜4A4 および5A1 〜5A4 は、それぞれCPU3a
1 〜5a1 、入力部3b1 〜5b1 、メモリ3c1 〜5
c1 、表示部3d1 〜5d1 およびスピーカ3e1 〜5
e1 を備えている(図2中では省略する)。
ステムは、それぞれ単独の地区(ロケーション)に配置
されるか、あるいは複数のロケーションに跨がって配置
される。
であり、事業所3を構成する計算機システム3A1 〜3
A6 は、2つのロケーションL1およびL2に跨がって
配置されている。
3〜6の処理機能(オブジェクト、処理ソフトウエア)
を決定する要因は、制御方式(アルゴリズム)、運用形
態、コンピュータプログラムの実行方式の3つに大別で
きるため、本実施形態では、その事業所の処理機能をこ
れらの3つの要因毎に分離独立させることにより、運用
体制やシステム形態の変動に対して互いの変更内容が他
の処理機能に対して影響を及ぼさず、柔軟性の高いシス
テムを構築している。
システム)3〜6は、ネットワーク(LANおよびWA
N)を介して分散配置されているため、各事業所3〜6
は、互いにネットワークを介して有機的に結合し、ネッ
トワーク透過性を有する一つのシステムを実現するよう
な環境(分散ネットワーク環境)に基づいて構築されて
いる。
3、基幹給電指令所4a、4b、発電所5、および変電
所6a〜6c)のシステム構成を図4に示す。なお、そ
の基本的な構成は、何れの事業所3〜6においても同様
である。また、以下に記述する各構成要素(計算機シス
テム上の構成単位;オブジェクト)は、その事業所とし
て構成されている複数の計算機システム(高速処理CP
U、内部メモリ、外部メモリ、および表示装置等)に分
散して配置され、それらの計算機システムの一体化した
処理により具体化される。
業所3〜6の役割分担に応じて予め定められた全体のシ
ステム構成や運用体制に影響を受けない業務本来の処理
である監視業務20、操作業務21およびその他の業務
22等の業務アプリケーションを行なう部分である業務
アプリケーション(オブジェクト)部23と、系統運用
体制や全体のシステム構成に関する情報交換機能を提供
する運用依存部24および各計算機システム自体や通信
路等のハードウエア依存部分の情報交換機能を有し、障
害発生時等に応じて計算機システム構成やオブジェクト
配置構成を変化させる実行依存部25から成る情報交換
部26と、通信プロトコル、オペレーティングシステ
ム、データベースおよびミドルウエア等を含み、業務ア
プリケーションとネットワーク全体とのインターフェー
ス機能を有したプラットフォーム部27とを備えてい
る。
存部24は、複数のサブシステムから構成されている。
すなわち、運用依存部24は、その運用依存部24が属
する事業所に係わる電力系統2の設備機器のデータベー
スを有し、この系統設備データベースに基づいて設備機
器相互の連携情報{例えば、設備機器相互の静的接続関
係情報や設備機器の動作状態(例えば遮断器、断路器の
開閉状態)に応じて定まる送電線と母線との接続関係等
の動的接続関係情報等}および電力系統2の個々の設備
機器の動作状態・操作に関する情報の管理を行なう系統
情報モデル30と、上記運用依存部24が属する事業所
の構成、その事業所が管轄する指令管轄範囲、その事業
所の業務分担している権限内容および上記事業所の上位
・下位事業所情報等を保持して管理するとともに、管理
内容に関する制御を実行する運用情報モデル31と、そ
の運用依存部24が属する事業所に係わる設備機器を表
す図形シンボル形状や設備状態に応じた表示色情報等の
システム形態に応じて差異のある画面(系統監視画面)
情報を保持し、表示装置を介して表示する機能や、運転
員(オペレータ)により表示画面を介して上記監視・操
作業務アプリケーションを実行するための対話処理機能
および操作入力機能を有する表示モデル32とを備えて
いる。
2の設備機器の監視・操作に係わる情報を扱う設備構成
モデルと、各種系統計算を行なうための電気特性情報を
提供する抽象的な電気特性モデルとを備えており、これ
らのモデルは、オブジェクト思考技術を用いてモデル化
されている。また、設備構成モデルおよび電気特性モデ
ルを含む系統情報モデル30全体においては、個々の設
備機器は情報モデルのクラスとして定義されており、各
クラスの有する情報(属性)は、設備名称・設備諸元等
運用中に不変の固有情報、開閉状態・接続状態・運転状
態等を保持するSVデータ情報、および電圧・潮流等の
数値で表現されるTMデータ情報により構成されてい
る。
実行依存部25も複数のサブシステムから構成されてい
る。すなわち、実行依存部25は、その実行依存部25
が属する事業所の計算機システム毎に設けられ、事業所
単位において発生した計算機システムの異常障害の検出
を行ない、その異常障害発生時にバックアップ計算機を
起動させて業務アプリケーションを実行する異常障害管
理サブシステム(以下、単に異常障害管理ともいう)3
5と、その実行依存部25が属する事業所の計算機シス
テム毎に設けられ、その計算機システムの起動・停止処
理、計算機システムのハードウエアの構成・状態管理、
および計算機システム内のオブジェクトの動作状態の管
理を行なう構成管理サブシステム(以下、単に構成管理
ともいう)36と、上述した業務アプリケーション部2
3の各オブジェクトおよび実行依存部25の各オブジェ
クトが物理的配置に拘束されずに、例えば他の事業所の
データベースやオブジェクトにアクセス(通信・情報交
換)可能にする機能を有し、ネットワーク透過性を実現
する分散データアクセスサブシステム(以下、分散デー
タアクセスという)37とを備えている。
り、ある業務アプリケーションは、アプリケーションイ
ンターフェースとして規定されたメッセージを放送通信
モードにより全てのサイト(計算機システム)にブロー
ドキャストすれば、受信側の分散データアクセス37が
受信メッセージ内容を判断して宛先のオブジェクトに転
送するようになっており、そのメッセージの宛先が自サ
イト内か他サイトかを知ることなくアクセス可能になっ
ている。
部27は、複数の計算機システムに分散配置された上述
した業務アプリケーション部23の各業務アプリケーシ
ョン、情報交換部24の各サブシステムを管理すること
により、上述した分散データアクセス37と協調して各
業務アプリケーションがハードウエア、プログラム、デ
ータの存在位置を意識することなく必要な情報を参照す
ることを可能にしたミドルウエア(分散管理機構(知的
分散OS))40aと、各事業所3〜6毎に分散された
業務アプリケーションやデータの切り替えを正しく、か
つ一貫性を保持しながら管理するため、例えば業務範囲
の変更等によりデータの一部が他事業所に移管されたり
統合された場合でも、業務アプリケーションの変更を強
いることなくデータベースの分割/統合を行なうことが
できるオブジェクト指向データベース管理システム40
bとを有する分散プラットフォーム部40と、ウインド
ウシステムが搭載されたオペレーティングシステム(U
NIX)41aおよびLANの標準プロトコルである通
信機構(通信プロトコル;TCP/IP)41bとを有
する標準プラットフォーム41とを備えている。
の業務アプリケーション23は、基幹統括給向けの監視
業務(業務L1)および需給制御業務(需給制御)から
成り、情報交換部26は、基幹統括給向けの系統情報モ
デル(系統L1)、電気特性モデル(系統EL)、運用
情報モデル(運用)、表示モデル(表示)、異常障害管
理(異常障害)、構成管理および分散データアクセス
(分散DA)により構成されている。基幹給電指令所4
a、4bの業務アプリケーション23は、基幹給向けの
監視業務(監視L2)、操作業務(操作L2)および停
止前系統業務(停止前系統)から成り、情報交換部26
は、基幹給用の系統情報モデル(系統2)、電気特性モ
デル(系統EL)、運用情報モデル(運用)、表示モデ
ル(表示)、異常障害管理(異常障害)、構成管理およ
び分散データアクセス(分散DA)により構成される。
リケーション23は、発・変電所向けの監視業務(監視
L3)および操作業務(操作3)から成り、情報交換部
26は、発・変電所用の設備構成モデルおよび電気特性
モデルを有する系統情報モデル(系統L3)、運用情報
モデル(運用)、表示モデル(表示)、異常障害管理
(異常障害)、構成管理および分散データアクセス(分
散DA)により構成される。
いて、ある事業所(例えば変電所6a、発電所5)が監
視を行なっている系統設備の監視画面を他の事業所(例
えば基幹給電指令所4a)で表示して監視する業務を上
述した事業所を構成する各オブジェクトを用いて具体的
に実現する手段について説明する。
1台で説明し、以下、特に断りのない限りは、図面上で
は1台で説明する)の計算機システム6A1 に搭載され
CPU6a1 等の処理により具体化される変電所6aの
系統情報モデル30の機能実現手段である変電情報制御
ユニット50と、少なくとも1台の計算機システム6A
2 に搭載されCPU6a2 等の処理により具体化される
運用情報モデル31の機能実現手段である変電運用情報
管理ユニット51と、少なくとも1台の計算機システム
6A3 に搭載されCPU6a3 等の処理により具体化さ
れる表示モデル32の機能実現手段(表示ユニット)お
よび監視業務20の機能実現手段(変電監視業務実行手
段)から構成された変電監視制御ユニット52と、少な
くとも1台の計算機システム5A3 に搭載されCPU5
a1 等の処理により具体化される発電所5の系統情報モ
デル30の機能実現手段である発電情報制御ユニット5
3と、少なくとも1台の計算機システム5A2 に搭載さ
れCPU5a2 等の処理により具体化される運用情報モ
デル31の機能実現手段である発電運用情報管理ユニッ
ト54と、少なくとも1台の計算機システム5A3 に搭
載されCPU5a3等の処理により具体化される表示モ
デル32の機能実現手段(表示ユニット)および監視業
務20の機能実現手段(発電監視業務実行手段)から構
成された発電監視制御ユニット55と少なくとも1台の
計算機システム4A1 に搭載されCPU4a1 等の処理
により具体化される基幹給電指令所4aの系統情報モデ
ル30の機能実現手段である系統情報制御ユニット56
と、少なくとも1台の計算機システム4A2 に搭載され
CPU4a2 等の処理により具体化される表示モデル3
2の機能実現手段(表示ユニット)および監視業務20
の機能実現手段(系統監視業務実行手段)から構成され
た系統監視制御ユニット57とを示す図である。なお、
他の業務アプリケーション、サブシステムおよびプラッ
トフォームについては、説明および図示を省略してい
る。
は、変電設備2dの各設備機器の設備データ{例えば複
数の遮断器や断路器の開閉状態等を表す状変情報(SV
情報;アナログ値)や遮断器、断路器を通る電圧・潮流
等の定格値やその許容範囲を含む数値情報(TM情報;
アナログ値)等}を定期的に取得してディジタルデータ
(SVデータやTMデータ等、以下、変電データとい
う)に変換する変電データ変換手段50aと、変電設備
2dの各設備機器に係わる固有情報、SV情報、TM情
報および各設備機器の接続関係(回路構成)等をデータ
ベースとして保存し、かつ変電データ変換手段50aに
より得られた変電データを一時的に保存する変電データ
保存手段50bと、変電データ変換手段50aにより定
期的に取得される変電データを受信し、変電データ保存
手段50bにより保存された設備機器に係わるデータベ
ースや前回に取得された変電データに基づいて比較処理
を行なう変電データ受信手段50cと、変電監視制御ユ
ニット52から監視制御対象となる変電設備機器2dの
変電データ要求指令を受信して対応する変電設備機器2
dの状変やTM値を表す変電データを変電データ保存手
段50bから読み出し変電監視制御ユニット52に送信
するとともに、変電データ受信手段50cの比較処理結
果に応じて変電監視制御ユニット52に対して状変や異
常等を表す通知信号を送信する変電データ送受信手段5
0dと、変電データ保存手段50bに保存された変電デ
ータを縮約処理し、基幹給電指令所4aに対応する転送
アドレスを有する第1の系統データとして変電運用情報
管理ユニット51に送信する変電データ送信手段50e
とを備えている。
処理は、制御階層を構成する事業所間ではその役割に応
じて設備機器の抽象度(情報の持ち方)が異なり、上位
へ行くに連れてより抽象化されるため、変電データを下
位レベルの属性から上位レベルの属性へ抽象化すること
により、事業所間のデータの連携を可能にする処理であ
る。すなわち、変電データがSVデータの際には、下位
レベル(変電所、発電所)の複数の設備機器を一つの設
備機器として管理し、その複数の設備機器に対応するS
Vデータの属性値(例えば、遮断器の開閉状態であれ
ば、各遮断器が開:0あるいは閉:1の属性値)間での
論理演算(論理積、論理和等)を上位レベル(基幹給電
指令所)における上記一つの設備機器の属性値にする論
理縮約処理が行なわれ、TMデータの際には、下位の複
数の設備機器を一つの設備機器として管理し、その複数
の設備機器のTMデータの属性値の平均、総和、代表値
等(例えば、下位レベルにおける3つの変圧器の潮流値
の総和)を上位レベルにおける一つの設備機器の属性値
にする数値縮約処理が行なわれる。また、下位レベル
(変電所、発電所)の複数の設備機器(遮断器や断路
器)の開閉状態および接続状態(SVデータ)を追跡し
て上位レベルの母線等の接続関係を決定する接続関係縮
約処理(例えば、複数の遮断器および断路器の開閉状態
に基づいて定まる上位レベルの母線の接続情報を決定す
る)が行なわれる。
制に関するデータとして、事業所名称、事業所種類(こ
の場合、変電所)、取り扱う電圧、上位事業所および下
位事業所を含む管轄範囲(この場合、上位事業所は基幹
給電指令所4a、基幹統括給電指令所3、下位事業所は
無し)、指令権限(基幹給電指令所4aは有してい
る)、バックアップ先事業所および計算機システム名称
等のデータを保存するデータ保存手段(保存手段)51
aと、変電データ送信手段50eから送られた第1の系
統データを受信するデータ受信手段51bと、受信され
た第1の系統データの転送アドレスにおける転送先(基
幹給電指令所4a)がデータ保存手段51aに保存され
た上位事業所に含まれ(すなわち、変電所6aが上位事
業所である基幹給電指令所4aの管轄範囲に含まれ)、
かつその上位事業所が指令権限を有しているか否かを判
断する判断手段51cと、この判断手段51cの判断に
おいて転送先が上位事業所に含まれ、かつその上位事業
所が指令権限を有していると判断された場合にのみ、上
記第1の系統データを基幹給電指令所4aに転送するデ
ータ転送手段51dとを備えている。
データ送受信手段50dから送られた変電データ、ある
いは通知信号に基づく表示要求データを出力する変電監
視業務実行手段(図中では、変電監視業務と略記する)
52aと、変電所6aに係わる各設備機器を表す図形シ
ンボル形状やその設備の状態に応じた表示色等、その設
備機器を含む系統監視画面をどのように表示するかを規
定した表示規定データを保持するデータファイル手段
(図中では、データファイルと略記する)52bと、デ
ータファイル手段52bから送られた表示規定データ、
変電監視業務実行手段52aから出力された変電データ
あるいは表示要求データに基づいて、上記各設備機器
を、その系統状態を表示色により示す図形シンボルとし
て表す系統監視画面データや上記系統状態を示す音声デ
ータ等の表示データを作成する表示データ作成手段52
cと、作成された表示データを表示部6d3 やスピーカ
6e3を介して表示出力する表示手段52dとを備えて
いる。なお、データファイル手段52b、表示データ作
成手段52bおよび表示手段52dで表示ユニット52
Aを構成する。
ように、変電データあるいは表示要求データを読み込
み、そのデータの内、変電データと表示要求データとを
それぞれ分岐出力するデータ読込手段60と、分岐出力
された内の変電データに基づいて上記系統監視画面デー
タや音声データ等の表示データを作成するための前処理
を行なう前処理手段61と、データ読込手段60から分
岐出力された表示要求データを解析処理して要求内容
(例えば、遮断器等の設備機器の状変やTM値の異常)
を把握し、その内容に応じた処理データ(設備機器の図
形シンボルの色を変化させるためのデータやTM値の異
常を画面上の図形シンボルのフリッカ表示や音声出力で
表すためのデータ等)を作成する表示要求処理手段62
と、データファイル手段52bから送られた表示規定デ
ータを読込む表示規定データ読込手段63と、前処理手
段61の前処理により得られた変電データ、表示要求処
理手段62の解析処理により得られた処理データ、およ
び表示規定データ読込手段63により読み込まれた表示
規定データを読み込み、それらのデータ群に基づいてデ
ータ対応付け手段64を介してデータ対応付け処理を行
なって表示データを構成する表示データ構成手段65と
を備えている。この表示データ構成手段65は、データ
対応付け手段64を介して例えば変電データと表示規定
データとを対応付けて変電設備機器に関する状変やTM
値等を図形シンボル、表示色および文字データ等で表す
系統監視画面データを作成し、処理データに応じて対応
する設備機器の図形シンボルを変化(色を変える、点滅
(フリッカ)させる等)設備機器の状変やTM値の変動
に対応する表示データを作成するようになっている。
示データ構成手段65により作成された表示データを表
示手段52dの表示部6d3 やスピーカ6e3 等の出力
機器を介した表示処理に適合する表示データに変換処理
を行なうとともに、その表示データ構成手段65により
作成された表示データを他の業務アプリケーション等の
外部へ提供し、あるいは外部の業務アプリケーションか
らアクセス可能にするための変換処理を行なう表示デー
タ外部インターフェース(I/F)66を備えている。
電情報制御ユニット50の各機能実現手段と略同様の機
能実現手段を有している。すなわち、発電情報制御ユニ
ット53は、発電設備2cの各設備機器の設備データを
定期的に取得して発電データに変換する発電データ変換
手段53aと、発電設備2cの各設備機器に係わる固有
情報、SVデータ情報およびTMデータ情報等をデータ
ベースとして保存し、かつ発電データを一時的に保存す
る発電データ保存手段53bと、発電データ変換手段5
3aから発電データを受信し、発電データ保存手段53
bにより保存された設備機器に係わるデータベースや前
回に取得された発電データに基づいて比較処理を行なう
発電データ受信手段53cと、発電監視制御ユニット5
5から監視制御対象となる発電設備機器2cの発電デー
タ要求指令を受信して対応する発電設備機器2cの状変
およびTM値を表す発電データを発電データ保存手段5
3bから読み出し発電監視制御ユニット55に送信する
とともに、発電データ受信手段53cの比較処理結果に
応じて発電監視制御ユニット55に対して状変や異常等
を表す通知信号を送信する発電データ送受信手段53d
と、発電データ保存手段53bに保存された発電データ
を縮約処理し、基幹給電指令所4aに対応する転送アド
レスを有する第2の系統データとして発電運用情報管理
ユニット54に送信する発電データ送信手段53eとを
備えている。
変電運用情報管理ユニット51の各機能実現手段と同様
に、上位事業所および下位事業所を含む管轄範囲(上位
事業所は基幹給電指令所4a、基幹統括給電指令所
3)、指令権限(基幹給電指令所4aは有している)等
の運用体制に関するデータを保存する保存手段54a
と、発電データ送信手段53eから送られた第2の系統
データを受信するデータ受信手段54bと、受信された
第2の系統データの転送アドレスにおける転送先が保存
手段54aに保存された上位事業所に含まれ(すなわ
ち、発電所5が上位事業所である基幹給電指令所4aの
管轄範囲に含まれ)、かつその上位事業所が指令権限を
有しているか否かを判断する判断手段54cと、この判
断手段54cの判断において転送先が上位事業所に含ま
れ、かつ指令権限を有していると判断された場合にの
み、上記第2の系統データを基幹給電指令所4aに転送
するデータ転送手段54dとを備えている。
電監視制御ユニット52の各機能実現手段と略同様の機
能実現手段を有している。すなわち、発電監視制御ユニ
ット55は、発電データ送受信手段53dから送られた
発電データ、あるいは通知信号に基づく表示要求データ
を出力する発電監視業務実行手段(発電監視業務)55
aと、発電所5の各設備機器に係わる表示規定データを
保持するデータファイル手段55bと、表示規定デー
タ、変電データあるいは表示要求データに基づいて各設
備機器の系統状態を示す表示データを作成する表示デー
タ作成手段55cと、作成された表示データを表示部5
d3 やスピーカ5e3 を介して表示出力する表示手段5
5dとを備えている。なお、データファイル手段55
b、表示データ作成手段55cおよび表示手段55dに
より表示ユニット55Aを構成する。
タ転送手段51dおよびデータ転送手段54dからそれ
ぞれ送られた第1の系統データおよび第2の系統データ
を受信し、これらの第1の系統データおよび第2のデー
タに基づいて変電設備2dおよび発電設備2cの各設備
機器の状態変化、TM値の変化および母線等の接続関係
の変化等を検出する系統データ受信手段56aと、第1
の系統データおよび第2の系統データを保存する系統デ
ータ保存手段56bと、系統監視制御ユニット57から
監視制御対象となる発変電設備機器2c、2dの系統デ
ータ要求指令を受信して対応する発変電設備機器2c、
2dの状変およびTM値を表す系統データを系統データ
保存手段56bから読み出し系統監視制御ユニット57
に送信するとともに、系統データ受信手段56aの検出
結果に応じて系統監視制御ユニット57に対して状変や
異常等を表す通知信号を送信する系統データ送受信手段
56cとを備えている。
データ送受信手段56cから送られた系統データ、ある
いは通知信号に基づく表示要求データを出力する系統監
視業務実行手段(系統監視業務)57aと、変電監視制
御ユニット52および発電監視制御ユニット55の各機
能実現手段と略同様に、変電所4aおよび発電所5の各
設備機器2c、2dに係わる表示規定データを保持する
データファイル手段57bと、表示規定データ、系統デ
ータおよび表示要求データに基づいて発・変電所5、6
aの各設備機器2c、2dの系統状態を示す表示データ
を作成する表示データ作成手段57cと、作成された表
示データを表示部4d1 やスピーカ4e1 を介して表示
出力する表示手段57dとを備えている。なお、データ
ファイル手段57b、表示データ作成手段57cおよび
表示手段57dにより表示ユニット57Aを構成する。
(発電所5、変電所6a)の系統設備の監視業務を行な
う際の全体動作について説明する。
業務実行手段52aにより、変電データ送受信手段50
dに対して、所定の変電設備機器2dを監視制御対象と
した監視制御業務を実行するためのその設備機器2cの
動作状態およびTM値を含む変電データを要求する指令
が送られる。送られた変電データ要求指令に応じて変電
データ送受信手段50dにより変電データ保存手段50
bから監視制御対象設備機器2dの変電データが読み出
されて変電監視業務実行手段52aに送られる。
変電データ送受信手段50dから送られた変電データは
表示データ作成手段52cに送られる。一方、データフ
ァイル手段52bから表示規定データが表示データ作成
手段52cに送られる。
のデータ読込手段60を介して読み込まれて前処理手段
61へ送られて前処理される。前処理された変電データ
は表示規定データとともに表示データ構成手段65に送
られ、この変電データおよび表示規定データに基づい
て、データ対応付け手段64の処理により例えばその監
視対象設備機器2d自体およびその状変状態やTM値等
が図形シンボル、表示色および文字データ等で表された
系統監視画面データが表示データとして作成される。こ
の表示データは、表示データ外部I/F66を介して表
示部6d3 に送られる。この結果、表示部6d3 の表示
画面には、監視制御対象となる変電設備機器2cを含む
系統監視画像が表示される。この結果、計算機システム
6A3 のオペレータは、その表示部6d3 の系統監視画
像を監視することにより、変電所6aの変電設備機器2
dの状態やTM値等を認識することができる。
発電監視業務実行手段55aにより、発電データ送受信
手段53dに対して所定の発電設備機器2cを監視制御
対象とした発電データを要求する指令が送られると、発
電データ送受信手段53d、発電監視業務実行手段55
a、表示データ作成手段55cの処理により表示部5d
3 の表示画面には、監視制御対象となる発電設備機器2
cを含む系統監視画像が表示され、計算機システム5A
3 のオペレータを介して発電所5の発電設備機器2cの
状態やTM値等が監視できる。
7の系統監視業務実行手段57aにより、系統データ送
受信手段56cに対して所定の発変電設備機器2c、2
dを監視制御対象とした系統データを要求する指令が送
られると、系統データ送受信手段56c、系統監視業務
実行手段57a、表示データ作成手段57cの処理によ
り表示部4d2 の表示画面には、監視制御対象となる発
変電設備機器2c、2dを含む系統監視画像が表示さ
れ、計算機システム4A3 のオペレータを介して発変電
所5、6aの発電設備機器2c、2dの状態やTM値等
が監視できる。
5および基幹給電指令所4)において系統監視画面が表
示された状態において、変電情報制御ユニット50の変
電データ変換手段50aは、変電設備における所定の設
備機器2dのSV情報あるいはTM情報に基づく設備デ
ータを定期的に取得してSVデータあるいはTMデータ
に基づく変電データに変換して変電データ受信手段50
cに送信する(図7;ステップS1)。
送られた所定の設備機器2dの変電データを受信してそ
の変電データがSVデータかTMデータかを判断し(ス
テップS2)、その変電データがSVデータと判断され
た場合においては、前回に取得されたその設備機器2d
に対応する変電データを変電データ保存手段50bから
読み出し(ステップS3)、この前回に取得された変電
データの動作状態と現在受信された変電データの動作状
態とが一致しているか否かを比較判断する(ステップS
4)。この比較判断の結果、設備機器2dの状態が変動
したと判断された場合には(ステップS4;NO)、変
電データ送受信手段50dを介して変電監視制御ユニッ
ト52の変電監視業務実行手段52aに対して設備機器
2dの状変を表す通知信号を送信し(ステップS5)、
その設備機器2dの現在の状態を変電データとして変電
データ保存手段50bに保存する(ステップS6)。一
方、ステップS4の比較判断の結果設備機器2dの状態
が変動していない場合(ステップS4;YES)には、
処理を終了する。
場合において、前回の変電データにより遮断器の状態が
「閉」であり、現在受信された変電データにより遮断器
の状態が「開」に状変した際には、変電データ送受信手
段50dに対して設備機器2dの状変を表す通知信号を
送信するようになっている。
た場合においては、変電データ受信手段50cは、その
設備機器2dに関する定格値情報と許容範囲情報を変電
データ保存手段50bから読み出し(ステップS7)、
この定格値情報に応じた変電データが許容範囲内に存在
するか否かを比較判断する(ステップS8)。この比較
判断の結果、設備機器2dが正常値を示していて現在取
得した変電データのTM値が許容範囲を逸脱している場
合には(ステップS8;NO)、設備機器2dのTM値
に異常が生じたことを表す通知信号を変電データ送受信
手段50dを介して変電監視制御ユニット52の変電監
視業務実行手段52aに対して送信する(ステップS
9)。一方、ステップS8の比較判断の結果設備機器2
dのTM値が許容範囲を逸脱していない場合には(ステ
ップS8;YES)、処理を終了する。
て(ステップS8;NO)、次いで取得された変電デー
タ(TMデータ)に基づく上述した比較処理により、設
備機器2dが異常値を示し、その取得した変電データの
TM値が許容範囲内に存在している場合には(ステップ
S10)、設備機器2dのTM値が正常値に復帰したこ
とを表す通知信号を変電データ送受信手段50dを介し
て変電監視制御ユニット52の変電監視業務実行手段5
2aに対して送信し(ステップS11)、その設備機器
2dの現在のTM値を変電データ保存手段50bに保存
する(ステップS12)。
2に対して通知信号が送信されると、その変電監視業務
実行手段52の処理により通知信号に基づく表示要求デ
ータが表示データ作成手段52cに送られる。一方、デ
ータファイル手段52bから表示規定データが表示デー
タ作成手段52cに送られる。
表示要求データは、表示データ作成手段52cのデータ
読込手段60を介して読み込まれ表示要求処理手段62
により解析処理される。
ば、通知信号が設備機器2dの状変を表す場合には、設
備機器2dの図形シンボルの色を変化させるための処理
データを作成し、通知信号が設備機器2dのTM値の異
常を表す場合には、TM値の異常を画面上の設備機器2
dの図形シンボルのフリッカ表示で表すための処理デー
タを作成する(図8、ステップS20)。
理データは表示規定データとともに表示データ構成手段
65に送られる(ステップS21)。表示データ構成手
段65は、送られた処理データおよび表示規定データに
基づいて、データ対応付け手段64の処理により対応す
る設備機器2dの図形シンボルの表示色を変化(状変の
場合)、またはその表示色をフリッカ(TM値の異常の
場合)させるための表示データを作成し(ステップS2
2)、作成された表示データを表示データ外部I/F6
6を介して表示部6d3 に送る(ステップS23)。こ
の結果、表示部6d3 に対して、監視制御対象となる変
電設備機器2dの状変やTM値の異常がその図形シンボ
ルの表示色変化やフリッカにより非常に容易に認識でき
る系統監視画面を表示することができる。
TM値の復帰を表す通知信号が送信されると、上述した
変電監視業務実行手段52a、表示データ作成手段52
cの表示要求処理手段62を中心とした処理により、図
形シンボルの表示色のフリッカが停止した表示データが
作成され、表示部6d3 により表示される。この結果、
表示部6d1 に対して、監視制御対象となる変電設備機
器のTM値の復帰をその図形シンボルのフリッカ停止に
より非常に容易に認識することができる。
2cのSV情報あるいはTM情報に基づく設備データ
は、発電情報制御ユニット53の発電データ変換手段5
3aにより定期的に取得されてSVデータあるいはTM
データに基づく発電データに変換された後発電データ受
信手段53cに受信されており、発電データ受信手段5
3cの比較処理によりその設備機器2cに状変あるいは
TM値の異常が生じた場合に、発電監視業務実行手段5
5aに対して通知信号が送信される。そして、発電監視
業務実行手段55aの処理により通知信号に基づく表示
要求データが表示データ作成手段55cに送られ、表示
要求処理手段62の処理により作成された処理データお
よび表示規定データに基づいて設備機器2cの図形シン
ボルの表示色を変化(状変の場合)、その表示色をフリ
ッカ(TM値の異常の場合)、およびフリッカを停止
(TM値復帰の場合)させるための表示データが表示デ
ータ構成手段65により作成される。そして作成された
表示データは、表示部5d3 を介して表示される。この
結果、その表示部5d3 の表示画面を介して監視制御対
象となる発電設備機器2cの状変、TM値の異常および
その復帰がその図形シンボルの表示色変化やフリッカに
より非常に容易に認識できる。
データ保存手段50bに保存された現在の動作状態ある
いはTM値に基づく変電データを読み出し(図9、ステ
ップS30)、この変電データを縮約処理する(ステッ
プS31)。
み出した変電データが複数の設備機器2d1 〜2dn の
動作状態を表すデータ(状変データ)である場合には
(ステップS31aの判断の結果YES)、変電データ
送信手段50eは、それら複数の設備機器2d1 〜2d
n の状変データを、その動作状態値(開:0あるいは
閉:1)の論理演算値を有する一つの設備機器2d1 の
変電データに論理縮約する(ステップS31b)。
れた変電データが複数の設備機器2d1 〜2dn のTM
値を表すデータ(TMデータ)である場合には(ステッ
プS31aの判断の結果NO)、変電データ送信手段5
0eは、それら複数の設備機器2d1 〜2dn のTMデ
ータを、その各TM値の例えば平均値を有する一つの設
備機器2d1 の変電データに数値縮約する(ステップS
31c)。
ータ保存手段53bに保存された現在の動作状態あるい
はTM値に基づく発電データに対してステップS30〜
ステップS34と同様の処理を実行して縮約処理された
発電データを生成する。
および発電データは、基幹給電指令所4aに対応する転
送アドレスを有する第1の系統データおよび第2の系統
データとしてそれぞれ変電運用情報管理ユニット51お
よび発電運用情報管理ユニット54に送られる。
第1の系統データは、データ受信手段51bにより受信
されて判断手段51cに送られる。判断手段51cは、
保存手段51aに保存された上位事業所データを含む管
轄範囲データおよび指令権限データを参照して(図1
0、ステップS40)、送られた第1の系統データの転
送アドレスにおける転送先が上位事業所データに含まれ
ているか否か、すなわち、転送先の事業所(基幹給電指
令所4a)の管轄範囲に転送元の事業所(変電所6a)
が含まれているか否かを判断し(ステップS41)、そ
の判断の結果YESの場合には、その上位事業所が指令
権限を有しているか否かを判断する(ステップS4
2)。今、保存手段51aに保存された上位事業所デー
タおよび指令権限データによれば、変電所6aの上位事
業所は基幹給電指令所4aであり、また、この基幹給電
指令所4aは指令権限を有しているため、ステップS4
1およびステップS42の判断の結果はそれぞれYES
となり、データ転送手段51dは、第1の系統データを
基幹給電指令所4aの系統情報制御ユニット56に転送
して処理を終了する(ステップS43)。なお、ステッ
プS41およびステップS42の判断の結果NOの場合
には、処理を終了する。
手段も上述したステップS40〜ステップS42と同様
の処理を実行して第2の系統データを基幹給電指令所4
aの系統情報制御ユニット56に転送する。
1の系統データおよび第2の系統データは系統データ受
信手段56aにより受信される。このとき、系統データ
受信手段56aは、第1の系統データおよび第2の系統
データに基づいて変電設備機器2dおよび発電設備機器
2cの状変あるいはTM値の異常等の系統変化を検出し
(図11、ステップS50)、その系統変化を表す通知
信号を系統監視制御ユニット57に送信する(ステップ
S51)。また、系統データ受信手段56aは、第1お
よび第2の系統データの内の少なくとも一方が状変デー
タであった場合には、対応する変電設備機器2dおよび
発電設備機器2cの内の少なくとも一方の現在の状態を
系統データとして系統データ保存手段56bに保存す
る。
た場合には、系統データ受信手段56aは、ステップS
51の処理として、第1の系統データにより故障部分に
係わる複数の変電設備機器(例えば断路器や遮断器)が
一斉に閉→開に状変することを検出し、かつその状変に
より切り離された回路情報をも検出する。このとき、系
統データ受信手段56aは、その複数の設備機器の状変
により切り離された回路(母線等)を表す通知信号を状
変に加えて系統監視制御ユニット57に送信し、その各
設備機器の現在の状態および回路の切断を系統データ保
存手段56bに保存する。
少なくとも一方がTM値の異常を表すデータであった場
合には、系統データ受信手段56aは、第1および第2
の系統データの内の少なくとも一方としてTM値の復帰
を表すデータが送られた場合に(ステップS52の判断
の結果YES)、TM値の復帰を表す通知信号を系統監
視制御ユニット57に送信する(ステップS53)。
7に対して通知信号が送信されると、系統監視業務実行
手段57aの処理により通知信号に基づく表示要求デー
タが表示データ作成手段57cに送られ、表示要求処理
手段62の処理により作成された処理データおよび表示
規定データに基づいて変電設備機器2dおよび発電設備
機器2cの図形シンボルの表示色を変化(状変の場
合)、表示色をフリッカ(TM値の異常の場合)および
フリッカを停止(TM値の復帰の場合)させるための表
示データが作成され、表示部4d2 を介して表示され
る。
備の設備機器2dの状変やTM値の異常および復帰等の
監視、ならびに発電所5の業務である発電設備の設備機
器2cの状変やTM値の異常および復帰等の監視を他事
業所である基幹給電指令所4aの計算機システム4A2
の表示画面における図形シンボルの表示色変化やフリッ
カの有無等により非常に容易に行なうことができる。
(基幹給電指令所4a)から他の事業所(変電所6aお
よび発電所5)の設備機器2d、2cの監視業務を、変
電監視業務アプリケーション、発電監視業務アプリケー
ションおよび系統監視業務アプリケーション等の各事業
所固有のオブジェクトやシステム構成(通信構成の変
更、データベースの変更等)を変更することなく実現す
ることができるため、柔軟性・拡張性の高い安価な電力
系統監視制御システムを提供することができる。
ョンとは別個に表示ユニットとして実現しているため、
業務アプリケーションの内容に関係なくシンボルの形
状、表示色、状変・異常時の挙動(表示色変更、フリッ
カ等)を業務アプリケーションとは別個に変更すること
も可能であり、より柔軟性が増した電力系統監視制御シ
ステムを実現できる。
2Aの表示データ作成手段52cは、変電監視業務実行
手段52aから送られた表示要求データおよびデータフ
ァイル52bから読み出した表示規定データに基づいて
表示データを作成しているが、必要に応じて他のオブジ
ェクトからデータを読み込み、上記表示要求データおよ
び表示規定データに加えてこの読み込んだデータを用い
て表示データを作成してもよい。
50および表示ユニット52Aに加えて、構成管理サブ
システム36の機能実現手段である構成管理ユニット3
6aと、上述した運用情報管理ユニット51と、分散デ
ータアクセス37の機能実現手段である分散資源管理ユ
ニット37aとを示す図である。
c(表示データ構成手段65)は、表示データ要求デー
タに基づいて表示要求処理手段62を介して作成された
処理データ、表示規定データ、構成管理ユニット36a
から送られた管理データ、運用情報管理ユニット51の
データ転送手段51dを介して送られた運用体制に関す
るデータおよび分散資源管理ユニット37aから送られ
た管理データに基づいて、より詳細な表示データを作成
することができる。
変電監視制御ユニット52の表示データ作成手段52c
により得られた表示データは、同一の計算機システム6
A3の表示部6d3 を介して表示手段52dの処理によ
り表示されたが、この表示データ作成手段52cにより
得られた表示データを他の計算機システム6A4 に具体
化された表示モデル32(表示ユニット52A)の表示
部6d4 を介して表示することも可能である。
ット52における表示モデル32のみの機能実現手段で
ある表示ユニット52Aを他の計算機システム6A4 に
搭載したことを示す図である。
2は、表示データ作成手段52cにより作成された表示
データを同ユニット52の表示手段52dを介して表示
するとともに、その表示データをファイルとして少なく
とも一つの他の計算機システム6A4 に構築された表示
ユニット52Aへ転送するデータファイル転送手段52
fを新たに有している。
れた表示ユニット52Aは、データファイル52b、表
示データ作成手段52cおよび表示手段52dに加え
て、データファイル転送手段52fから転送されてきた
表示データファイルを受信して表示手段52dへ出力す
るデータファイル受信手段52gを有している。すなわ
ち、本構成によれば、データファイル転送手段52fお
よびデータファイル受信手段52gの処理により、変電
監視業務実行手段52aおよび表示データ作成手段52
c等の処理により作成された系統監視画面データを他の
計算機システム6A4 の表示ユニット52Aの表示部5
2dを介して分散して表示することができる。したがっ
て、変電設備機器2dの監視制御を複数の計算機システ
ム6A3 、6A4 を介して同時に行なうことができ、監
視制御効率が向上する。なお、他の事業所(基幹給電指
令所4a、発電所5)においても、上述した変電所6a
の図13に示す構成と同様の構成にすることで、変電設
備機器2dおよび発電設備機器2c、ならびに発電設備
機器2cの分散した表示を行なうことが可能である。
aから下位の事業所(変電所6a、発電所5)の設備機
器2d、2cの系統変化を監視する場合について説明し
たが、基幹給電指令所4aの他の計算機システム4A3
に搭載された図示しない運用情報管理ユニットを介して
上位の基幹統括給電指令所3へ系統データを転送するこ
とにより、その変電所6a、発電所5の設備機器2d、
2cの系統変化を基幹統括給電指令所3において監視す
ることも可能である。また、変電所6aおよび発電所5
の運用情報管理ユニット51、54を介して直接基幹統
括給電指令所3へ第1の系統データおよび第2の系統デ
ータを送信して基幹統括給電指令所3にて監視業務を実
行させることも可能である。
て、例えば下位事業所(例えば変電所6a)における設
備機器の増設を行なった場合に上位事業所(例えば基幹
給電指令所4a)においても自動的に該当する設備機器
の増設を行なうことを変電所6aおよび基幹給電指令所
4aを構成する各オブジェクトを用いて具体的に実現す
る手段について説明する。
は、設備データ生成手段71を新たに備えており、変電
データ送受信手段50dは、変電監視制御ユニット52
の変電監視業務52aから監視制御対象となる変電設備
機器2d1 (例えば、ある母線と母線間を接続する断路
器、遮断器、変圧器等)の増設要求が送られた場合、そ
の増設される設備機器2d1 の情報を設備データ生成手
段71に送るようになっている。また、変電データ受信
手段50cは、変電設備機器2dから増設設備情報が送
られた場合、その増設設備情報を設備データ生成手段7
1に送信するようになっている。
受信手段50dあるいは(および)変電設備機器2dか
ら増設設備情報が送られると、この変電設備情報を保存
用のデータファイルに加工して変電データ保存手段50
bに送るようになっており、変電データ保存手段50b
は、送られたデータファイルを変電設備2dの各設備機
器に係わるデータベースに加えて保存するようになって
いる。
備機器2d1 に接続される周囲の設備機器の情報(例え
ば、上記増設設備機器2d1 が接続される母線と母線)
をデータ保存手段50bから取得して回路の再構成を行
なう。そして、再構成された回路構成をデータ保存手段
50bのデータベースに加えて保存し、その増設設備機
器2d1 が加わった回路構成を含む通知信号を変電デー
タ送受信手段50dを介して変電監視制御ユニット52
の変電監視業務実行手段52aに送信するようになって
いる。
設備情報を基幹給電指令所4aの抽象度に適合する設備
データに縮約し(例えば、断路器の情報は接続情報に縮
約される)、この縮約された設備データを増設系統デー
タとして変電データ送信手段50eを介して変電運用情
報管理ユニット51に送信するようになっている。
転送先・指令権限判定処理を介して基幹給電指令所4a
の系統情報制御ユニット56に転送された設備データ
は、系統情報制御ユニット56の系統データ受信手段5
6aにより受信処理される。
成手段72を新たに備えており、系統データ受信手段5
6aは、転送されてきた増設系統データを系統データ生
成手段72に送るようになっている。
タが送られると、この増設系統データを保存用の系統デ
ータファイルに加工して系統データ保存手段56bに送
るようになっており、系統データ保存手段56bは、送
られたデータファイルを変電設備機器2dに係わるデー
タベースに加えて保存するようになっている。
備機器2d1 に接続される周囲の設備機器の情報(例え
ば、上記増設設備機器2d1 が接続される母線と母線)
を系統データ保存手段56bから取得し、縮約された増
設系統データに基づいて回路の再構成を行なう。そし
て、再構成された回路構成を系統データ保存手段56b
のデータベースに加えて保存し、その増設設備機器2d
1 が加わった回路構成を含む通知信号を系統データ送受
信手段56cを介して系統監視制御ユニット57の系統
監視業務実行手段57aに送信するようになっている。
実行手段52aおよび系統監視制御ユニット57の系統
監視業務実行手段57aは、通知信号に基づく表示要求
データを表示データ作成手段52c、57cにそれぞれ
送信し、これらの表示要求データは、表示データ作成手
段52c、57cのデータ読込手段60、60を介して
読み込まれ表示要求処理手段62、62にそれぞれ送信
される。
は、送られた表示要求データにおける新たな回路構成に
基づいて、データファイル手段52b、57bに保存さ
れた複数の設備機器のデータ群あるいは表示規定データ
による法則を参照し(図15、ステップS60)、通常
の監視業務実行において作成された処理データを補正し
て新たな回路構成を加えた処理データをそれぞれ作成す
る(ステップS61)。そして、作成された処理データ
を表示データ構成手段65、65へそれぞれ送信する
(ステップS62)。
れた処理データおよびデータファイル手段52b、57
bから表示規定データ読込手段63、63を介してそれ
ぞれ読み込まれた表示規定データに基づいて、データ対
応付け手段64、64の処理により増設された回路構成
が加えられた表示データをそれぞれ作成して、表示デー
タ外部I/F66、66を介して表示部52d、57d
に送る。
示手段52dにおける表示部6d3および系統監視制御
ユニット57の表示手段57dにおける表示部4d2 を
介して増設された設備機器が追加された系統監視画面を
それぞれ表示することができる。
設備機器の増設を行なえば、自動的に上位の事業所であ
る基幹給電指令所4aの系統情報制御ユニット56に対
して増設設備情報を追加することができ、さらに、基幹
給電指令所4aの系統監視制御ユニット57(表示ユニ
ット)の表示部57dに対して増設設備に係わる画面表
示情報の追加も自動的に行なわれる。なお、発電所5の
設備機器の増設を行なった場合も同様に、上位事業所
(基幹給電指令所4a)の系統情報制御ユニット56に
対して増設設備情報を、さらに系統監視制御ユニット5
7(表示ユニット)の表示部57dに対して増設設備に
係わる画面表示情報をそれぞれ追加することができる。
電所6a、発電所5)の設備機器の増設に対応して上位
の事業所である基幹給電指令所4aに対して増設設備機
器情報および画面表示情報を追加する場合について説明
したが、基幹給電指令所4aの他の計算機システム4A
3 に搭載された図示しない運用情報管理ユニットを介し
て上位の基幹統括給電指令所3へ増設系統データを転送
することにより、その変電所6a、発電所5の設備機器
2d、2cの設備増設情報を基幹統括給電指令所3に対
して追加することもできる。すなわち、発変電所5、6
aの設備機器の増設情報を上位の全ての事業所に対して
自動的に追加することができる。
監視業務アプリケーション、発電監視業務アプリケーシ
ョンおよび系統監視業務アプリケーション等の各事業所
固有のオブジェクトやシステム構成(データべ−ス等)
を変更することなく上位事業所に対して設備機器の増設
情報および画面表示情報を追加することができるため、
電力系統監視制御システム内の各事業所の設備データベ
ースの整合性を保持できると同時にメンテナンスを大幅
に省力化することができる。
の設備機器の増設について説明したが、設備機器を変更
した場合についても、同様の処理により上位事業所(基
幹給電指令所4a、基幹統括給電指令所3)に対して自
動的に設備機器変更情報を追加することができる。
いて、ある事業所(例えば変電所6a)の変電監視制御
ユニット52を構成する計算機システム6A3 の入力部
6b3 を操作してオペレータから操作データが送られた
場合の操作業務を具体的に実現する手段について説明す
る。
52に加えて、計算機システム6A3 に搭載されCPU
6a3 等の処理により具体化される操作業務21の機能
実現手段である変電操作ユニット75を示す図である。
2は、オペレータの操作により計算機システム6A3 の
入力部6b3 から送られた操作入力データを受信する入
力手段76と、この入力手段76を介して入力された操
作入力データを解釈し、その解釈結果に応じた操作指令
を表示データ外部I/F66を介して表示データ構成手
段65に送信するとともに、その操作指令を変電操作ユ
ニット75の変電操作業務実行手段(変電操作業務)7
5aに送信する入力データ処理手段77とを備えてい
る。
号に応じて変電設備機器2dを操作する変電操作業務実
行手段75aを有している。
器2dにおけるある設備機器の運転を停止する操作入力
データが送られた場合、この操作入力データは、入力手
段76により受信されて入力データ処理手段77に送ら
れる。入力データ処理手段77では、送られた操作入力
データが解釈されてその設備機器の運転を停止させるた
めの指令(運転停止指令)が表示データ外部I/F66
を介して表示データ構成手段65に送信され、さらに、
その運転停止指令が変電操作業務実行手段75aに送信
される。
停止指令を受信し、必要に応じてデータファイル手段5
2bに保存された複数の設備機器のデータ群あるいは表
示規定データによる法則を参照した補正処理を行なうこ
とにより、その設備機器を運転停止させた場合の各設備
機器の状態変化等を表す表示データを作成する。作成さ
れた表示データは表示部6d3 を介して表示され、この
結果、オペレータは、表示部6d3 の表示画面を介して
自ら操作した指令の結果を確認することができる。
られた運転停止指令に基づいてその設備機器の運転を停
止させる。
リケーション等に係わらず、表示ユニットの処理のみに
よりオペレータを介して操作入力されたデータの表示処
理を行なうことができる。
る変電操作業務を実行した場合の表示処理について説明
したが、発電所5および基幹給電指令所4aにおいても
同様の構成により発電操作業務および系統操作業務を実
行して表示処理を行なうことができる。
a)から下位事業所(例えば変電所6a、発電所5)へ
の目的指令をその下位事業所により実行する業務を、上
述した事業所を構成する各オブジェクトを用いて具体的
に実現する手段について説明する。
ム4A1 に搭載されCPU4a1 等の処理により具体化
される基幹給電指令所4aの系統業務の機能実現手段で
ある系統操作ユニット80と、少なくとも1台の計算機
システム4A2 に搭載されCPU4a2 等の処理により
具体化される基幹給電指令所4aの表示モデル32の機
能実現手段である表示ユニット81と、少なくとも1台
の計算機システム4A3 に搭載されCPU4a3 等の処
理により具体化される運用情報モデル31の機能実現手
段である系統運用情報管理ユニット82と、前掲図16
に示した変電操作ユニット75と、前掲図5に示した変
電情報制御ユニット50および変電監視制御ユニット5
2とを示す図である。
示データ作成手段57c、データファイル手段57bお
よび表示手段57dから構成された表示ユニット本体5
7Aと、オペレータの操作により計算機システム4A2
の入力部4b2 から送られた操作入力データを受信する
入力手段85と、この入力手段85を介して入力された
操作入力データを解釈し、その解釈結果に応じた操作指
令を表示ユニット本体57Aの表示手段57dの表示デ
ータ構成手段65に送信するとともに、その操作指令を
系統操作ユニット80の系統操作業務実行手段(系統操
作業務)80aに送信する入力データ処理手段86とを
備えている。
た操作信号に対応する変電設備機器2dの操作指令から
成る系統データを生成する系統操作業務実行手段80a
と、生成された変電設備機器2dに対する系統データを
変電所6aに対応する転送アドレスを加えて系統運用情
報管理ユニット82に送信する系統データ送信手段80
bとを備えている。
制に関するデータとして、事業所名称、事業所種類(こ
の場合、基幹給電指令所4a)、取り扱う電圧、上位事
業所(この場合、基幹統括給電指令所3)および下位事
業所(変電所6a、発電所5)を含む管轄範囲(変電所
4a、発電所5)、指令権限(基幹給電指令所4aは有
している)、バックアップ先事業所および計算機システ
ム名称等のデータを保存する保存手段82aと、系統デ
ータ送信手段80bから送られた系統データを受信する
データ受信手段82bと、受信された系統データの転送
アドレスにおける転送先(変電所6a)が保存手段82
aに保存された下位事業所に含まれ(すなわち、転送元
の事業所(基幹給電指令所4a)の管轄範囲に転送先の
事業所(変電所6a)が含まれ)、かつ転送元の基幹給
電指令所4aがその下位事業所に対して指令権限を有し
ているか否かを判断する判断手段82cと、この判断手
段82cの判断において転送先が下位事業所に含まれ、
かつ転送元の基幹給電指令所4aが下位事業所に対する
指令権限を有していると判断された場合にのみ、上記系
統データを変電所6aの変電操作ユニット75に転送す
るデータ転送手段82dとを備えている。
ータに応じて変電設備機器2dを操作する変電操作業務
実行手段(変電操作業務)75aを有している。
設備2dの各設備機器(遮断器や断路器等)の開閉状態
等の状変情報を定期的に取得してディジタル型の変電デ
ータに変換する変電データ変換手段50aと、変電設備
2dの各設備機器に係わる固有情報、SV情報、TM情
報および各設備機器の接続関係(回路構成)等をデータ
ベースとして保存し、かつ変電データ変換手段50aに
より得られた変電データを一時的に保存する変電データ
保存手段50bと、変電データ変換手段50aにより定
期的に取得される変電データを受信し、変電データ保存
手段50bにより保存された設備機器に係わるデータベ
ースや前回に取得された変電データに基づいて比較処理
を行なう変電データ受信手段50cと、変電監視制御ユ
ニット52から監視制御対象となる変電設備機器2dの
変電データ要求指令を受信して対応する変電設備機器2
dの状変やTM値を表す変電データを変電データ保存手
段50bから読み出し変電監視制御ユニット52に送信
するとともに、変電データ受信手段50cの比較処理結
果に応じて変電監視制御ユニット52に対して状変や異
常等を表す通知信号を送信する変電データ送受信手段5
0dとを備えている。なお、図中において変電データ送
信手段は省略している。
る変圧器2dt の運転を停止する操作入力データが送ら
れた場合、この操作入力データは、入力手段85により
受信されて入力データ処理手段86に送られる。入力デ
ータ処理手段86では、送られた操作入力データが解釈
されてその変圧器2dt の運転停止指令が系統操作業務
実行手段80aに送信される。
た変圧器運転停止指令に基づく各変電設備機器の個別の
操作手順(第1:遮断器2d1 ,閉→開、第2:遮断器
2d2 ,閉→開、第3:断路器2d3 ,閉→開、第4:
断路器2d4 ,閉→開等)を表す系統データが系統操作
業務実行手段80aの処理により生成され、生成された
系統データは、系統データ送信手段80bを介して変電
所6aに対応する転送アドレスを含む系統データとして
系統運用情報管理ユニット82に送られる。
系統データは、データ受信手段82bにより受信されて
判断手段82cに送られる。判断手段82cは、保存手
段82aに保存された下位事業所データおよび指令権限
データを参照して、送られた系統データの転送アドレス
における転送先が下位事業所データに含まれているか否
か、すなわち、転送元の事業所(基幹給電指令所4a)
の管轄範囲に転送先の事業所(変電所6a)が含まれて
いるか否かを判断し、その判断の結果YESの場合に
は、その転送元の事業所(基幹給電指令所4a)が下位
事業所(変電所6a)に対して指令権限を有しているか
否かを判断する。今、保存手段82aに保存された下位
事業所データおよび指令権限データによれば、基幹給電
指令所4aの下位事業所に変電所6aが含まれ、また、
基幹給電指令所4aは変電所6aに対して指令権限を有
しているため、データ転送手段82dは、系統データを
変電操作ユニット75の変電操作業務実行手段75aに
転送する(図10、ステップS40〜ステップS43の
処理に類似した処理なので、図示を省略する)。
業務実行手段75aの操作処理により、転送されてきた
系統データに応じた内容および順番通りに、すなわち、
最初に遮断器2d1 が閉→開に、次に遮断器2d2 が閉
→開に、次に断路器2d3 が閉→開に、そして断路器2
d4 が閉→開に操作される。
タは、変電情報制御ユニット50の変電データ変換手段
50aにより定期的に取得されて変電データに変換され
た後変電データ受信手段50dに受信されているため、
上述した設備機器(遮断器2d1 、遮断器2d2 、断路
器2d3 、断路器2d4 )の状態変化(閉→開)の発生
に応じて変電データ受信手段50cから変電データ送受
信手段50dを介して変電監視業務実行手段52aに対
して通知信号が送信される。そして、変電監視業務実行
手段52aの処理により通知信号に基づく表示要求デー
タが表示データ作成手段50cに送られ、表示要求処理
手段62の処理により作成された処理データおよび表示
規定データに基づいて設備機器2dの図形シンボルの表
示色を変化させるための表示データが表示データ構成手
段65により作成される。そして作成された表示データ
は、表示部52dを介して表示される。
示画面を介して変圧器2dt の運転停止に係わる各設備
機器の操作状態を図形シンボルの表示色変化により容易
に認識できる。
所4aの系統操作ユニット80および変電所6aの変電
操作ユニット75の連携により、異なる事業所間で自動
的に機器を設備操作し、その操作確認をすることができ
る。しかも、この複数の事業所間での連携した操作業務
を、変電操作業務アプリケーションおよび系統操作業務
アプリケーション等の各事業所固有のオブジェクトやシ
ステム構成(通信構成の変更、データベースの変更等)
を変更することなく実現することができるため、柔軟性
・拡張性の高い安価な電力系統監視制御システムを提供
することができる。
aと下位の事業所(変電所6a)との間で設備機器の操
作業務を自動的に行なう場合について説明したが、基幹
給電指令所4aと発電所5との間の連携した操作業務、
基幹統括給電指令所3と変電所6aおよび発電所5との
連携した操作業務、および基幹統括給電指令所3、基幹
給電指令所4a、および発変電所5、6aとの間の連携
した操作業務を実行することも可能である。
いて、新たな事業所(例えば基幹給電指令所4c)を増
設して管轄範囲を変更する場合について、以下に説明す
る。
ける運用情報モデル31の機能実現手段である運用情報
管理ユニット90と、新たに増設された基幹給電指令所
4cにおける運用情報モデル31の機能実現手段である
運用情報管理ユニット91と、既設の基幹給電指令所4
aの管轄範囲に含まれていた変電所6aにおける運用情
報モデル31の機能実現手段である運用情報管理ユニッ
ト92と、既設の基幹給電指令所4aの管轄範囲に含ま
れていた発電所5における運用情報モデル31の機能実
現手段である運用情報管理ユニット93とを示す図であ
る。なお、他の業務アプリケーション、サブシステムお
よびプラットフォームについては、説明および図示を省
略している。
ユニット90は、前掲図17に示したデータ保存手段8
2a、データ受信手段82b、判断手段82cおよびデ
ータ転送手段82dに加えて、複数の事業所間における
データの一貫性を確保するためのデータ一貫性確保手段
95を有している。
制に関するデータとして、事業所名称、事業所種類(こ
の場合、基幹給電指令所)、取り扱う電圧、上位事業所
および下位事業所を含む管轄範囲(下位事業所→変電所
6a、発電所5、図18参照)、指令権限、バックアッ
プ先事業所および計算機システム名称等のデータを保存
している。
えば増設基幹給電指令所4c)からの管轄範囲変更要求
を受信してこの要求内容をデータ一貫性確保手段95に
通知するようになっている。
手段82aに保存された管轄範囲データにおける管轄範
囲データを参照し、管轄範囲変更要求に応じてデータの
一貫性を確保するための事業所名を取得して、データ転
送手段82dを介して管轄範囲変更指令を同事業所の運
用情報管理ユニットに送信する。また、データ一貫性確
保手段95は、データ保存手段82aに保存された管轄
範囲データを管轄範囲変更要求に応じて変更するように
なっている。
ニット91は、前掲図17で示したデータ保存手段82
a1 、データ受信手段82b1 、判断手段82c1 およ
びデータ転送手段82d1 に加えて、複数の事業所間に
おけるデータの一貫性を確保するためのデータ一貫性確
保手段96を有している。
体制に関するデータとして、事業所名称、事業所種類
(この場合、基幹給電指令所)、取り扱う電圧、上位事
業所および下位事業所を含む管轄範囲(下位事業所→発
電所5、図18参照)、指令権限、バックアップ先事業
所および計算機システム名称等のデータを保存してい
る。
手段82a1 に保存された管轄範囲データを参照し、増
設基幹給電指令所4cの管轄範囲に新たに設定された事
業所が現在管轄されている事業所名を取得して、データ
転送手段82d1 を介して管轄範囲変更指令を同事業所
の運用情報管理ユニットに送信するようになっている。
情報管理ユニット92、93は、前掲図5に示したデー
タ保存手段51a、54a、データ受信手段51b、5
4b、判断手段51c、54cおよびデータ転送手段5
1d、54dに加えて、複数の事業所間におけるデータ
の一貫性を確保するためのデータ一貫性確保手段97、
98をそれぞれ有している。
は、運用体制に関するデータとして、事業所名称、事業
所種類(この場合、変電所、発電所)、取り扱う電圧、
上位事業所および下位事業所を含む管轄範囲(上位事業
所→基幹給電指令所4a、図18参照)、指令権限、バ
ックアップ先事業所および計算機システム名称等のデー
タを保存している。
業所からの管轄範囲変更要求を受信してこの要求内容を
データ一貫性確保手段97、98に通知するようになっ
ている。
タ保存手段51a、54aに保存された管轄範囲データ
の内容を管轄範囲変更要求に応じた内容に変更するよう
になっている。
保手段96は、データ保存手段82a1 の管轄範囲デー
タを参照し、増設基幹給電指令所4cの管轄範囲に新た
に設定された事業所である発電所5が現在管轄されてい
る事業所名(基幹統括給電指令所4a)を取得して、デ
ータ転送手段82d1 を介して、発電所5の管轄範囲を
増設事業所4cに変更する内容の管轄範囲変更要求を既
設基幹給電指令所4aの運用情報管理ユニット90に送
信する。
ニット90においては、データ受信手段82bにより管
轄範囲変更要求が受信され、その要求が一貫性確保手段
95に通知される。そして、一貫性確保手段95の処理
により、データ保存手段82aの管轄範囲データにおけ
る下位事業所情報(変電所6a、発電所5)が参照さ
れ、管轄範囲変更要求に応じた事業所名(発電所5)が
取得される。そして、発電所5に対する管轄範囲変更指
令がデータ転送手段82dを介して発電所5の運用情報
管理ユニット93に送信される。
り、データ保存手段82aの管轄範囲データ[下位事業
所:変電所6a、発電所5)]が[下位事業所:変電所
6a]に変更される(図19参照)。
3においては、送られた管轄範囲変更指令がデータ受信
手段54bを介して受信されてデータ一貫性確保手段9
8に通知され、データ一貫性確保手段98の処理によ
り、データ保存手段54aに保存された管轄範囲データ
の内容[上位事業所:基幹給電指令所4a]が[上位事
業所:基幹給電指令所4c]に変更される(図19参
照)。
増設における管轄範囲の変更について説明したが、下位
の事業所(変電所、発電所)の増設や基幹統括給電指令
所の増設に基づく管轄範囲の変更についても同様の処理
により各事業所の運用情報管理ユニットのみの変更によ
り対応できる。
変更の一例として、事業所増設に基づく管轄範囲の変更
について説明したが、指令権限内容を変更する場合につ
いても、管轄範囲の変更と同様に各事業所の運用情報管
理ユニットのみを変更すればよい。
業所(基幹給電指令所、変電所および発電所)は、運用
体制に係わる情報をモデル化した運用情報管理ユニット
を業務アプリケーションとは独立して有しているため、
その運用体制に係わるデータの変更(例えば事業所の管
轄範囲の変更)を業務アプリケーション等に関係なく行
なうことができる。すなわち、運用体制の変更を、シス
テム全体に亘った大規模な変更を行なうことなく低コス
トおよび低労力で実現することができ、電力系統監視制
御システムの柔軟性をさらに向上させることができる。
て、ある事業所を構成する複数の計算機システムの内の
少なくとも1つの計算機システムに障害が発生したこと
を検出する処理、計算機システム内に搭載されたオブジ
ェクト(業務アプリケーション、系統情報モデル等のサ
ブシステム)に障害が発生したことを検出する処理およ
び計算機システム内のオブジェクトをオブジェクト単位
で管理(コピー、移動、削除等)する処理を具体的に実
現する手段について説明する。
a)を構成する複数の計算機システム(図中は2個)6
A1 、6A2 は、それぞれCPU6a1 、6a2 等の処
理により具体化される構成管理サブシステム36の機能
実現手段である構成管理ユニット100A、100Bを
有している。
2 における一方は、メモリ6c1 に保存されCPU6a
1 等の処理により具体化される変電監視業務アプリケー
ション52a、操作業務アプリケーション75a等の複
数の業務アプリケーション(業務オブジェクト、図中で
はオブジェクトA,オブジェクトB,オブジェクトCと
して示す)を搭載している。なお、変電所6aにおける
他の業務アプリケーション、サブシステムおよびプラッ
トフォームについては、説明および図示を省略してい
る。
100Aは、定期的に起動して計算機システム6A1 内
に存在する各オブジェクト(オブジェクトA,オブジェ
クトB,オブジェクトC)の実行状態を調べて同オブジ
ェクトA,オブジェクトB,オブジェクトC)の状態
(例えば正常、異常)を判定するオブジェクト状態判定
手段101と、このオブジェクト状態判定手段101の
判定処理により求められた各オブジェクトA,オブジェ
クトB,オブジェクトCの状態をオブジェクト状態ファ
イルとして保存するオブジェクト管理手段102とを備
えている。なお、オブジェクトの状態は、例えばUNI
Xが有するシステム関数を用いて求めることができる。
計算機システム6A2 あるいは自計算機システム6A1
の入力部等を介して送られたオブジェクト状態問い合わ
せ要求等の各種の要求・情報を受信し、その要求・情報
内に付加された宛先情報に応じた処理手段(例えば、オ
ブジェクト管理手段102)へ転送するメッセージ受信
手段103と、このメッセージ受信手段103から転送
されたオブジェクト状態問い合わせ指令に応じてオブジ
ェクト管理手段102に保存されているオブジェクト状
態ファイルを取り出して要求元(他の計算機システム6
A2 、あるいは自計算機システム6A1 の図示しない表
示ユニット等)に返信するメッセージ送信手段104と
を備えている。
セージ受信手段103から送られた他の要求(例えば新
オブジェクト登録要求、オブジェクト削除要求等)に基
づいて、オブジェクト管理手段102を介してオブジェ
クト操作・管理を行なうオブジェクト操作機構105を
有している。
ブジェクト状態ファイルは、図21に示すように、オブ
ジェクト名(オブジェクトA,オブジェクトB,オブジ
ェクトC)とその状態(正常or異常)が対となる構造
を有している。なお、オブジェクト状態判定手段10
1、オブジェクト管理手段102およびオブジェクト操
作機構105をまとめてオブジェクト管理操作部106
と呼ぶ。
算機システム6A1 が正常に動作していることを周期的
に検出してその正常動作を表すメッセージ(Alive
メッセージ)をメッセージ送信手段103を介して他の
計算機システム6A2 の構成管理ユニット100Bに送
信する計算機障害検出手段110と、他の計算機システ
ム6A2 から送られてメッセージ受信手段104を介し
て受信され、転送されてきたAliveメッセージに基
づいて、他の計算機システム6A2 の状態を計算機状態
ファイルとして保存する計算機状態保存手段111とを
備えている。
は上記Aliveメッセージが送信および受信される度
に起動され、計算機状態保存手段111に保存されてい
る計算機状態ファイルを参照して、一定時間以上Ali
veメッセージを受信していない計算機システムが存在
したならば、その計算機システムに障害が発生したと判
断して、メッセージ送信手段104を介して他の計算機
システムに障害発生指令(障害発生メッセージ)を送信
するようになっている。
機状態ファイルは、図22に示すように、少なくとも計
算機システム名(図22では、計算機システム6A2 、
計算機システム6A3 、計算機システム6A4 として示
す)、計算機状態、および最終Aliveメッセージ受
信時刻から構成される。
正常である場合に常に送られているため、通常時には計
算機状態ファイルにおける計算機システム状態は全て正
常となるが、本構成においては、Aliveメッセージ
受信時刻を利用して計算機システムの障害検出を行なっ
ている。
Aliveメッセージ受信時刻を参照して現在時刻と比
較し、受信時刻から現在時刻まで所定時間以上経過して
いる計算機システムが存在した場合には、その計算機シ
ステムに障害が発生したと判定してファイルにおける計
算機状態を異常に書き替え、その計算機システム名をフ
ァイルから読み込んで障害発生指令を送信している。な
お、計算機システム6A2 も計算機システム6A1 と同
様に、メッセージ受信手段103B、メッセージ送信手
段104B、計算機障害検出手段110B、計算機状態
保存手段111B、およびオブジェクト管理操作部10
6Bを備えている。
により計算機システム6A1 内のオブジェクトBが異常
であることが判定されると、この判定結果は、オブジェ
クト状態管理手段102にオブジェクト状態ファイルと
して保存される。
2 からオブジェクト状態問い合わせ要求がメッセージ受
信手段104を介して送られると、このオブジェクト状
態問い合わせ要求に応じたメッセージ送信手段104の
処理によりオブジェクトファイル手段102からオブジ
ェクト状態ファイルが取り出されて他の計算機システム
6A2 に返信される。
からメッセージ受信手段103を介してAliveメッ
セージが受信される度に起動した計算機障害検出手段1
10により、計算機状態保存手段111に保存されてい
る計算機状態ファイルが参照される。
が現在時刻から所定時間以上経過している計算機システ
ム6A4 が存在した場合には、計算機障害検出手段11
0の処理により障害が発生したと判定され、その計算機
システム6A4 以外の計算機システムに対して同計算機
システム6A4 の障害発生指令がメッセージ送信手段1
04を介して自動的に送信される。
クト(業務アプリケーションプログラム)や他のオブジ
ェクト(サブシステム)自体を変更することなく、すな
わちオブジェクトの内容と独立してそのオブジェクトの
障害検出および計算機システムの障害検出を行なうこと
が可能になり、電力系統監視制御システムの障害検出に
係わる柔軟性を向上させることができる。
ト操作機構105は、オブジェクト登録手段120、オ
ブジェクト削除手段121、オブジェクト送信手段12
2およびオブジェクト受信手段123をそれぞれ備えて
おり、これら4つの手段120〜123とオブジェクト
管理手段102との処理により、(1)監視業務20、
操作業務21等のオブジェクトの計算機システムへの登
録、(2)オブジェクトの計算機システムからの削除、
(3)オブジェクトの計算機システムから計算機システ
ムへのコピー、(4)オブジェクトの計算機システムか
ら計算機システムへの移動の4つの機能を実現してい
る。なお、他の計算機システム6A2 のオブジェクト操
作機構105Bも同様にオブジェクト登録手段120
B、オブジェクト削除手段121B、オブジェクト送信
手段122Bおよびオブジェクト受信手段123Bをそ
れぞれ備えている。
する。
示すオブジェクト実行モジュール情報(オブジェクト
名、パス(Path)を含むプログラムモジュールを有
する情報)を予め保持している。
なオブジェクトを登録する要求が例えば自計算機システ
ム6A1 上において指定されると、この登録要求はメッ
セージ受信手段103を介して受信され宛先であるオブ
ジェクト登録手段120に転送される。
たオブジェクト登録要求を受信し(図24、ステップS
70)、オブジェクト実行モジュール情報を参照して要
求オブジェクトが存在するか否かを判断する(ステップ
S71)。この判断の結果要求オブジェクトが存在しな
ければ(ステップS71の判断の結果NO)、処理を終
了する。
おいて要求オブジェクトが存在した場合には(ステップ
S71の判断の結果YES)、そのオブジェクトを生成
してオブジェクト管理手段102に追加登録して処理を
終了する(ステップS72)。
システム関数であるfork()、exec()関数を
用いて実現する。登録結果は、必要に応じて要求元(自
計算機システム6A1 )に対してメッセージ送信手段1
04を介して送信してもよい。すなわち、オブジェクト
生成に成功した際には、「成功」を表すメッセージデー
タを、要求オブジェクトがオブジェクト実行モジュール
情報に存在しない場合、あるいはオブジェクトの起動に
失敗した場合には、「失敗」を表すメッセージデータを
メッセージ送信手段104を介して要求元に送信するよ
うに構成されている。
機システム)と、登録を実行する計算機システムとは、
同一計算機システムに限定する必要はなく、他の計算機
システムのオブジェクト登録手段に対しても操作可能で
ある。その場合においては、登録処理対象となる計算機
システム上のオブジェクト登録手段に対してオブジェク
ト登録要求を実行して同計算機システム上のオブジェク
ト管理手段に登録され、その結果が必要に応じて要求元
である他の計算機システムに返信されるようになってい
る。
る。
れたオブジェクトを削除する要求がメッセージ受信手段
103を介して受信され、宛先であるオブジェクト削除
手段121に転送されると、オブジェクト削除手段12
1は、そのオブジェクト削除要求を受信し(図25、ス
テップS80)、オブジェクト管理手段102を参照し
て削除対象となるオブジェクトが存在するか否かを判断
する(ステップS81)。この判断の結果、削除対象オ
ブジェクトが存在しなければ(ステップS81の判断の
結果NO)、処理を終了する。
対象オブジェクトが存在したならば(ステップS81の
判断の結果YES)、そのオブジェクトをオブジェクト
管理手段102から削除して処理を終了する(ステップ
S82)。なお、オブジェクトの削除は、例えばUNI
X上のシステム関数であるkill()関数等を用いて
実現することができる。
機システム6A1 )に対してメッセージ送信手段104
を介して送信してもよい。すなわち、オブジェクト削除
に成功した際には、「成功」を表すメッセージデータ
を、要求オブジェクトが存在しない場合、あるいはオブ
ジェクトの削除に失敗した場合には、「失敗」を表すメ
ッセージデータをメッセージ送信手段104を介して要
求元に送信するように構成されている。
機システム)と、登録を実行する計算機システムとは、
同一計算機システムに限定する必要はなく、他の計算機
システムのオブジェクト登録手段に対しても操作可能で
ある。その場合においては、削除処理対象となる計算機
システム上のオブジェクト削除手段に対してオブジェク
ト削除要求を実行して同計算機システム上のオブジェク
ト管理手段に登録され、その結果が必要に応じて要求元
である他の計算機システムに返信されるようになってい
る。
て説明する。本機能は、あるオブジェクトの複製(コピ
ー)を他の計算機システム6A2 上に生成するものであ
り、オブジェクトの多重度を動的に変更することを可能
にする。
となるオブジェクトのコピー要求がそのコピー対象オブ
ジェクトが存在する計算機システム6A1 に対して送信
されると、そのコピー要求は、計算機システム6A1 の
メッセージ受信手段103を介して受信される。このコ
ピー要求メッセージには、少なくともコピー要求である
ことを示す指標、対象オブジェクト名とコピー先の計算
機システムを特定する情報等が含まれている。なお、コ
ピー元となる計算機システムを特定する情報を付加する
ことも可能であるが、指定されていない場合には、対象
オブジェクトが存在する計算機システムがコピー元計算
機システムとなる。
送信手段122は、そのコピー要求を受信し(図26、
ステップS90)、オブジェクト管理手段102を参照
してコピー対象オブジェクトが自計算機システム6A1
(コピー元計算機システム6A1 )内に存在するか否か
を判断する(ステップS91)。
が自計算機システム6A1 内に存在しなければ(ステッ
プS91の判断の結果NO)、処理を終了する。
ー対象オブジェクトが存在したならば(ステップS91
の判断の結果YES)、そのオブジェクトに係わる情報
(例えば、対象オブジェクトに該当するプログラムモジ
ュールのバイナリ(2進)情報やソースファイル等)を
メッセージ送信手段104を介して指定されたコピー先
計算機システム6A2 上の構成管理ユニット100Bの
メッセージ受信手段103Bへ送信する(ステップS9
2)。
は、他の計算機システム6A2 のメッセージ受信手段1
03Bを介してオブジェクト受信手段123Bに転送さ
れる。オブジェクト受信手段123Bは、転送されてき
たコピー対象オブジェクト情報に基づいてオブジェクト
を生成し(ステップS93)、生成したオブジェクトを
オブジェクト登録手段120Bを介してオブジェクト管
理手段102Bに登録して処理を終了する(ステップS
94)。
ナリ情報をコピーした場合、UNIX上のシステム関数
であるfork()関数やexec()関数等を用いて
実現することができ、ソースファイルをコピーした場合
には、コンパイルして実行形式に変換した後で上記fo
rk()関数やexec()関数等を用いて実現するこ
とができる。また、コピー終了時の状態は、必要に応じ
てコピー元(計算機システム6A1 )に対してメッセー
ジ送信手段104Bを介して返信される。
説明する。本機能は、ある計算機システム上で動作して
いるオブジェクト、あるいは同計算機システム内に搭載
されているオブジェクトを他の計算機システムへ移動さ
せるものであり、複数の計算機システム間の負荷の均等
を実現するものである。
となるオブジェクトの移動要求がその移動対象オブジェ
クトが存在する計算機システム6A1 に対して送信され
ると、その移動要求は、計算機システム6A1 のメッセ
ージ受信手段103を介して受信される。この移動要求
メッセージには、少なくとも移動要求であることを示す
指標、対象オブジェクト名と移動先の計算機システムを
特定する情報等が含まれている。なお、移動元となる計
算機システムを特定する情報を付加することも可能であ
るが、指定されていない場合には、対象オブジェクトが
存在する計算機システムが移動元計算機システムとな
る。
信手段122は、その移動要求を受信し(図27、ステ
ップS100)、オブジェクト管理手段102を参照し
て移動対象オブジェクトが自計算機システム6A1 (移
動元計算機システム6A1 )内に存在するか否かを判断
する(ステップS101)。
自計算機システム6A1 内に存在しなければ(ステップ
S101の判断の結果NO)、処理を終了する。
対象オブジェクトが存在したならば(ステップS101
の判断の結果YES)、そのオブジェクトに係わる情報
(例えば、対象オブジェクトに該当するプログラムモジ
ュールのバイナリ(2進)情報やソースファイル等)を
メッセージ送信手段104を介して指定された移動先計
算機システム6A2 上の構成管理ユニット100Bのメ
ッセージ受信手段103Bへ送信し(ステップS10
2)、オブジェクト削除手段121を介して対象オブジ
ェクトをオブジェクト管理手段102から削除する(ス
テップS103)。
報は、他の計算機システム6A2 のメッセージ受信手段
103Bを介してオブジェクト受信手段123Bに転送
される。オブジェクト受信手段123Bは、転送されて
きた移動対象オブジェクト情報に基づいてオブジェクト
を生成し(ステップS104)、生成されたオブジェク
トをオブジェクト登録手段120Bを介してオブジェク
ト管理手段102Bに登録して処理を終了する(ステッ
プS105)。
ナリ情報を移動した場合、UNIX上のシステム関数で
あるfork()関数やexec()関数等を用いて実
現することができ、ソースファイルを移動した場合に
は、コンパイルして実行形式に変換した後で上記for
k()関数やexec()関数等を用いて実現すること
ができる。また、移動終了時の状態は、必要に応じて移
動元(計算機システム6A1 )に対してメッセージ送信
手段104Bを介して返信される。
ブジェクト登録、オブジェクト削除、オブジェクトコピ
ー、およびオブジェクト移動は、1つのオブジェクトを
対象として行なったが、オブジェクトをグループ化し、
そのグループ単位で一括して登録、削除、コピー、およ
び移動を行なうことも可能である。このグループ単位で
オブジェクト操作を行なう場合においては、それぞれの
操作要求メッセージにグループに属する全てのオブジェ
クトを記載する方法や、オブジェクト管理手段102、
102Bにて個々のオブジェクト名だけでなくオブジェ
クトグループとして登録しておき、そのグループ名を指
定して操作すること等により実現可能である。
ト操作機構105、105Bの処理により、例えば障害
発生後に障害計算機システム上で動作していたオブジェ
クトを他の計算機システム上に登録することや、負荷の
均等を図るためにオブジェクトを移動させること、高信
頼化を図るためにオブジェクトを容易にコピーしてオブ
ジェクト多重化を実現すること等を可能にしているた
め、信頼性の高い電力系統監視制御システムを提供する
ことができる。
オブジェクト単位の障害検出や、オブジェクト登録、削
除、コピー、移動等のオブジェクト操作を行なう構成管
理ユニット100A、100Bを業務オブジェクト等の
業務アプリケーション(プログラム)から独立して実現
しているため、構成管理ユニット100A、100Bの
内容に関係なく業務アプリケーションの変更を独立して
行なうことができ、かつ構成管理ユニット100A、1
00Bの内容変更を業務アプリケーションに依存するこ
となく実行することができる。
て、上述した構成管理ユニットによりある事業所を構成
する複数の計算機システムの内の少なくとも1つの計算
機システムに対する障害の発生が検出された際に、その
障害計算機システムの処理をバックアップする処理を具
体的に実現する手段について説明する。
a)を構成する複数の計算機システム6A1 〜6A5 の
内の計算機システム6A1 〜6A3 は、それぞれCPU
6a1 〜6a3 等の処理により具体化される異常障害管
理サブシステム35の機能実現手段である障害復旧ユニ
ット130A1〜130A3を有している。
構成管理ユニット100Aと、メモリ6c3 に保存され
CPU6a1 等の処理により具体化される変電監視業務
アプリケーション、操作業務アプリケーション等の複数
の業務アプリケーション(業務オブジェクト、図中では
オブジェクトAおよびオブジェクトBとして示す)23
とを備えている。
た構成管理ユニット100Bを備えている。なお、変電
所6aにおける他の業務アプリケーション、サブシステ
ムおよびプラットフォームについては、説明および図示
を省略している。
(以下、代表して障害復旧ユニット130A1 について
説明する)は、計算機システム6A5 の構成管理ユニッ
ト100Bから送られた障害発生指令(障害発生メッセ
ージ)を受信するメッセージ受信手段131と、自計算
機システム6A1 が故障発生時においてその処理(オブ
ジェクト)をバックアップすることができる計算機シス
テム名称を保持するバックアップ情報保持手段132と
を備えている。
132には、少なくとも計算機システム6A4 が保持さ
れている。
信された障害発生メッセージに基づいてバックアップ情
報保持手段132を参照し、自計算機システム6A1 に
より故障計算機システム(6A4 )のバックアップを行
なうか否かを判定し、バックアップを行なう場合にのみ
バックアップ指令を出力するバックアップ判定手段13
3と、バックアップ可能な全ての計算機システムに搭載
された全てのオブジェクト名とそのオブジェクト名に対
応するプログラムモジュール名とを保持するバックアッ
プオブジェクト保持手段134と、バックアップ可能な
全ての計算機システムに搭載されたオブジェクト群と同
一のオブジェクト群をバックアップオブジェクト群とし
て計算機システム毎に保持しており、バックアップオブ
ジェクト保持手段134の保持内容に応じてバックアッ
プするオブジェクトのプログラムモジュール名を求めて
必要とするオブジェクトを例えばUNIX上のシステム
関数であるfork(),exec()関数によって生
成・登録し、起動させるバックアップオブジェクト登録
手段135とを備えている。
は、図29に示すように、バックアップ可能計算機シス
テム6A4 およびその計算機システム6A4 に搭載され
たオブジェクト群と同一のバックアップオブジェクト群
(例えばオブジェクトA,オブジェクトB)、バックア
ップ可能計算機システム6An およびその計算機システ
ム6An に搭載されたオブジェクト群と同一のバックア
ップオブジェクト群(例えばオブジェクトA,オブジェ
クトC)およびバックアップ可能計算機システム6An+
1 およびその計算機システム6An+1 に搭載されたオブ
ジェクト群と同一のバックアップオブジェクト群(例え
ばオブジェクトA,オブジェクトB、オブジェクトC)
を保持している。
134は、図30に示すように、全てのバックアップ可
能計算機システムに搭載されたオブジェクト群(例えば
オブジェクトA,オブジェクトB,オブジェクトC)お
よびそのオブジェクト群(オブジェクトA,オブジェク
トB,オブジェクトC)それぞれに対応するプログラム
モジュール群(/usr/object/object-A.exe,/usr/objec
t/object-B.exe,/usr/object/object-C.exe)を保持し
ている。
130A2 も障害復旧ユニット130A1 の構成と略同
様である(バックアップ情報保持手段132、バックア
ップオブジェクト保持手段134およびバックアップオ
ブジェクト登録手段の保持内容は異なっている)。
ブジェクトBに基づく処理(業務)を動作中の計算機シ
ステム6A4 から計算機システム6A5 の構成管理ユニ
ット100Bに対してAliveメッセージが周期的に
送られている。
理ユニット100Bに送られるAliveメッセージの
受信時刻が現在時刻から所定時間以上経過した場合に
は、上述した構成管理ユニット100Bの計算機障害検
出手段110Bの処理により計算機システム6A4 に障
害が発生したと判定され、その計算機システム6A4 以
外の計算機システム6A1 〜6A3 の各障害復旧ユニッ
ト130A1 〜130A3 に対して同計算機システム6
A4 の障害発生メッセージが構成管理ユニット100B
のメッセージ送信手段104Bを介して自動的に送信さ
れる。送信された障害発生メッセージはメッセージ受信
手段131を介して受信されてバックアップ判定手段1
33に送信される。
れた障害発生メッセージに基づいてバックアップ情報保
持手段132が参照され、自計算機システム6A1 によ
り故障計算機システム6A4 のバックアップを行なうか
否かが判定される。
は、バックアップ計算機システム名として計算機システ
ム6A4 が保持されているため、バックアップ判定手段
133からバックアップ指令がバックアップオブジェク
ト登録手段135に送られる。
においては、送られたバックアップ指令に応じて故障計
算機システム6A4 に対応するバックアップオブジェク
ト群(オブジェクトA,オブジェクトB)が求められ
る。さらに、バックアップオブジェクト登録手段135
の処理により、バックアップオブジェクト保持手段13
4が参照されてオブジェクトA,オブジェクトBに対応
するプログラムモジュール(/usr/object/object-A.ex
e,/usr/object/object-B.exe)が求められる。
(/usr/object/object-A.exe,/usr/object/object-B.e
xe)に基づいてバックアップオブジェクト登録手段13
5によりオブジェクトA,オブジェクトBが計算機シス
テム6A1 上において登録・再起動される。
計算機システム6A4 上で動作していたオブジェクト
A,オブジェクトBを他の計算機システム6A1 におい
て再起動させて、そのオブジェクトA,オブジェクトB
に基づく業務処理を継続して行なうことができる。
0A3 のバックアップ情報保持手段132およびバック
アップオブジェクト登録手段135の保持内容を書き替
えることにより、待機系計算機システムを固定して用い
ることなく、柔軟性の高い安価なバックアップ構成を実
現することができる。
で述べた電力系統監視制御システムの発展系として、図
4等で説明したオブジェクト{業務アプリケーション
(監視業務、操作業務等)やサブシステム(系統情報モ
デル、運用情報モデル等)}を事業所の枠組みを越えた
広範な範囲で多重化した電力系統監視制御システムの概
略構成を示すブロック図である。なお、本実施形態で
は、特に基幹給電指令所である西部給電指令所(西部事
業所140A)および基幹給電指令所である東部給電指
令所(東部事業所140B)を例にとって説明する。ま
た、各事業所のハードウエア(図2参照)や各オブジェ
クトの機能(図4参照)については、第1実施形態と同
様であるため、以下、特に言及しないかぎりは、その説
明を省略する。
台)の計算機システム4A1 〜4A3 を有しており、こ
の計算機システム4A1 〜4A3 には、第1実施形態で
述べた業務アプリケーションおよびサブシステムが搭載
されている。
ステム4A1 には、監視業務オブジェクト(西部監視)
20、構成管理サブシステム(構成管理)36および系
統情報モデル(系統情報)30がメモリ4c1 における
CPU4a1 が直接アクセスできる領域(内部メモリ領
域)にロードされており、各オブジェクトは、ブロード
キャストされたメッセージに応じてCPU4a1 を介し
て独立した処理を行なうようになっており、稼働系オブ
ジェクトとして構成されている。
ム4A2 には、運用情報モデル(運用情報)31、構成
管理サブシステム36および西部系統操作業務オブジェ
クト(西部操作)21がメモリ4c2 の内部メモリ領域
にロードされており、それぞれ稼働系オブジェクトを構
成している。
管理サブシステム36、異常障害管理サブシステム3
5、系統情報モデル30、運用情報モデル31、および
表示モデル(表示)32の各オブジェクトがメモリ4c
3 の内部メモリ領域にロードされており、それぞれ稼働
系オブジェクトを構成している。
部操作オブジェクト21を多重化するオブジェクト(西
部操作オブジェクト21が所定の機能を遂行している間
は待機し、この西部操作オブジェクト21が故障を発生
した場合にその処理を引き継ぐ待機系オブジェクト)と
して、待機系西部操作オブジェクト21Wが例えばメモ
リ4c1 における外部メモリ領域等に上記待機状態(予
備状態ともいう)で保存されている。
メモリ領域に保存されている場合では、西部操作オブジ
ェクト21が故障を発生したときに、予備状態の待機系
西部操作オブジェクト21Wが内部メモリ領域にロード
された後、操作処理を継続して行なうようになってい
る。
部監視オブジェクト20に対する上記多重化オブジェク
トとして、待機系監視オブジェクト20Wが例えばメモ
リ4c2 における外部メモリ領域等に予備状態で保存さ
れている。
西部監視オブジェクト20に対する上記待機系オブジェ
クトとして、待機系監視オブジェクト20Wが例えばメ
モリ4c3 における外部メモリ領域等に予備状態で保存
されている。
140Bは、複数(図中では3台)の計算機システム4
A4 、4A5 を有しており、この計算機システム4A4
、4A5 には、第1実施形態で述べた業務アプリケー
ションおよびサブシステムが搭載されている。なお、西
部事業所140Aの計算機システム4A1 、4A2 およ
び東部事業所140Bの計算機システム4A4 が同一の
ロケーションL1に配置され、西部事業所140Aの計
算機システム4A3 および東部事業所140Bの計算機
システム4A5 が同一のロケーションL2に配置されて
いる。
ステム4A4 には、構成管理サブシステム36、異常障
害管理サブシステム35および系統情報モデル30が稼
働系オブジェクトとしてメモリ4c4 における内部メモ
リ領域にロードされており、また、後述する東部監視オ
ブジェクト20Bに対する多重化オブジェクトとして、
待機系東部監視オブジェクト20BWが例えばメモリ4
c4 における外部メモリ領域等に予備状態で保存されて
いる。
ム4A5 には、東部監視業務オブジェクト20B、表示
モデル32および運用情報モデル31が稼働系オブジェ
クトとしてメモリ4c5 における内部メモリ領域にロー
ドされており、また、西部監視オブジェクト20に対す
る多重化オブジェクトとして、待機系西部監視オブジェ
クト20Wが例えばメモリ4c5 における外部メモリ領
域等に予備状態で保存されている。
6を構成する系統情報モデル30、30および運用情報
モデル31、31は、複数オブジェクトが所定の機能を
同時に果たすように、何れも稼働系として多重化されて
いる。したがって、計算機システム4A1 を介して系統
情報モデル30が処理を実行している際にその系統情報
モデル30が故障しても、多重化された計算機システム
4A3 における他方の系統情報モデル30により処理を
継続して(無停止で)行なうことができる。
おいて、西部事業所140Aの少なくとも1つの計算機
システムに障害が発生した際に、その計算機システムで
稼働していたオブジェクトを他の計算機システムの多重
化されたオブジェクトでバックアップする処理を具体的
に実現する手段について説明する。
テム36は、上記計算機障害検出手段110、メッセー
ジ受信手段103および計算機状態保存手段111と略
同様の機能を有しており、他の計算機システムの構成管
理サブシステム(例えば計算機システム4A1 の構成管
理サブシステム36)から周期的に送られるAlive
メッセージの受信時刻から現在時刻まで所定時間以上経
過した場合に、計算機システム4A1 に障害が発生した
ことを検出する障害検出手段150と、障害発生後、計
算機システム4A1 の構成管理サブシステム36から送
られたAliveメッセージを受信して計算機システム
4A1 の復帰を検出する復帰検出手段151とを備えて
いる。
テム35は、西部事業所140A内の全てのオブジェク
ト名、これらオブジェクトが稼働する計算機システム名
(計算機名)、および上記オブジェクトに対する待機系
オブジェクトが存在する計算機システム名(待機系計算
機システム名)をバックアップ情報(バックアップテー
ブル)RT1として管理するバックアップ情報管理手段
152と、このバックアップ情報管理手段152により
管理されたバックアップテーブルRT1を参照して待機
オブジェクトのバックアップ処理を行なうバックアップ
処理実行手段153とを備えている。
は、図33に示すように、オブジェクト名(西部監視オ
ブジェクト、西部操作オブジェクト、および東部監視オ
ブジェクト)、稼働計算機名(西部監視→計算機システ
ム4A1 、西部操作→計算機システム4A2 、東部監視
→計算機システム4A5 )、待機計算機名(西部監視→
計算機システム4A2 ・計算機システム4A3 、西部操
作→計算機システム4A1 ・計算機システム4A5 、東
部監視→計算機システム4A4 )がそれぞれ格納されて
いる。
は、現在稼働している計算機システムが計算機システム
4A1 であり、待機計算機システムの第1候補(「候
補」とは、稼働計算機システム4A1 が故障した場合に
バックアップに用いられる順番(優先準位)を表す)が
計算機システム4A2 、第2候補が計算機システム4A
3である。
事業所140A内の全てのオブジェクト名、これらオブ
ジェクトを稼働系として有しており、現在故障を発生し
ている計算機システム名、現在オブジェクトを稼働して
いる計算機システム名、および上記オブジェクトに対す
る待機系計算機システム名を復帰情報(復帰テーブル)
RT2として管理する復帰情報管理手段154と、この
復帰情報管理手段154により管理された復帰テーブル
RT2を参照してオブジェクトの復帰処理を行なう復帰
処理実行手段155とを備えている。
に示すように、オブジェクト名(西部監視オブジェク
ト、西部操作オブジェクト、および東部監視オブジェク
ト)、故障中計算機名(西部監視→計算機システム4A
1 、西部操作→無し、東部監視→計算機システム4A5
)、稼働計算機名(西部監視→計算機システム4A2
、西部操作→計算機システム4A2 、東部監視→計算
機システム4A4 )、待機計算機名(西部監視→計算機
システム4A3 、西部操作→計算機システム4A1 、計
算機システム4A5 、東部監視→無し)がそれぞれ格納
されている。
クアップ実行処理手段152および復帰処理手段155
の実行後、あるいは所要時にバックアップ情報管理手段
152のバックアップテーブルRT1の内容および復帰
情報管理手段154の復帰テーブルRT2の内容を変更
して待機計算機システムのバックアップに用いられる順
番(優先準位)を変更するとともに、必要に応じて上記
バックアップテーブル内容および復帰テーブル内容を変
更して所定のオブジェクトの待機計算機システムを増加
させるための(そのオブジェクトの多重度を増加させ
る)バックアップ方針変更手段(多重度変更手段15
6)と、バックアップ情報管理手段152のバックアッ
プテーブルRT1や復帰テーブルRT2を参照して各計
算機システムやオブジェクトの状態を取得し、この取得
データに基づいて現在のシステム状態やバックアップ/
復帰処理の処理過程等を表示モデル32を介して表示さ
せる状態表示手段157とを備えている。
西部監視オブジェクト20が稼働している状態において
計算機システム4A1 から計算機システム4A4 の障害
検出手段36に対してAliveメッセージが周期的に
送られている。
出手段36に送られるAliveメッセージの受信時刻
から現在時刻まで所定時間以上経過した場合には、上述
した障害検出手段36の処理により計算機システム4A
1 に障害(故障)が発生したと判定され、バックアップ
情報管理手段152に対して障害発生メッセージが送信
される(図35、ステップ110)。
された障害発生メッセージに応じてバックアップ情報管
理手段152のバックアップテーブルRT1を参照し
て、西部監視オブジェクト20に対応する優先順位の一
番高い待機系計算機システム4A2 をバックアップ先と
して取得し(ステップ111)、その待機系計算機シス
テム4A2 における待機系オブジェクト20Wを計算機
システム4A2 の構成管理サブシステム36を介してメ
モリ4c2 の内部メモリ領域にロードすることにより、
西部監視オブジェクト20を計算機システム4A2 によ
りバックアップさせる(ステップ112)。
は、バックアップ情報管理手段152のバックアップテ
ーブルRT1の内容を変更(図RT1においては、西部
監視オブジェクトの稼働計算機名を計算機システム4A
2 に、待機計算機名の第1候補を計算機システム4A3
にそれぞれ変更して(ステップS113)、処理を終了
する。
算機システム4A4 の構成管理ユニット36に対して計
算機システム4A1 の構成管理サブシステム36からA
liveメッセージが送られた場合、復帰検出手段15
1の処理により計算機システム4A1 が復帰したと判定
され、復帰情報管理手段154に対して復帰メッセージ
が送信される(図36、ステップ120)。
帰メッセージに応じて復帰情報管理手段154の復帰テ
ーブルRT2を参照して、故障中計算機システム4A1
と復帰メッセージにおける復帰計算機システム4A1 と
が一致するオブジェクト(西部監視オブジェクト20)
を検索して取得し(ステップS121)、復帰計算機シ
ステム4A1 における構成管理サブシステム36を介し
てその西部監視オブジェクト20をメモリ4c1 の内部
メモリ領域にロードさせることにより、西部監視オブジ
ェクト20を計算機システム4A1 に復帰させる(ステ
ップS122)。さらに、復帰情報管理手段154は、
復帰情報管理手段154の復帰テーブルRT2を参照し
て、現在西部監視オブジェクト20(20W)が稼働中
の計算機システム4A2 を取得し、その計算機システム
4A2 の内部メモリ領域にロードされている西部監視オ
ブジェクト20Wを構成管理サブシステム36を介して
アンロードする(ステップ123)。
は、復帰情報管理手段154の復帰テーブルRT2の内
容を変更して(図RT2においては、西部監視オブジェ
クトの故障中計算機名を空欄にし、稼働計算機名を計算
機システム4A1 にし、さらに待機計算機システムの第
1候補(あるいは第2候補)に計算機システム4A2を
加える)(ステップS124)、処理を終了する。
情報や復帰情報に応じてバックアップ/復帰処理を行な
うため、バックアップ先や復帰先を柔軟に変更すること
ができるため、電力系統監視制御システムの柔軟性をさ
らに向上させることができる。
も自由に設定することができるため、高信頼化が図れ
る。
範囲(異なる事業所、異なるロケーション)でオブジェ
クトを多重化しておき、その多重化したオブジェクトを
介してバックアップ処理を実現しているため、例えば広
域災害や多重故障等が発生して事業所の全ての系統操作
業務が停止してしまった場合でも、異なる事業所に分散
配置された待機オブジェクトを稼働させることにより、
事業所全体のバックアップも可能になる。この結果、上
記広域災害や多重故障に耐えられる高い信頼性を有した
電力系統監視制御システムを提供することができる。
内容および復帰テーブル内容を変更する場合には、上述
したステップS113およびステップS124と同様の
処理を行なうことにより実現できる。
算機システム4A3 の表示モデル32を介して現在のシ
ステム状態やバックアップ/復帰処理の処理過程等を表
示することも可能である。
段150〜状態検出手段157)は、単一の計算機シス
テム4A4 の構成管理サブシステム36、異常障害サブ
システム35において実現されているが、複数の計算機
システムの構成管理サブシステム・異常障害サブシステ
ムを介して分散して配置することも可能である。
は、計算機システムにおけるCPUの故障(障害)に限
らず、メモリ、表示部等の故障(障害)も含む。
電力系統を監視制御する電力系統監視制御システムにつ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、上下水道等を監視制御する監視制御システム等大規
模な産業システムの動作状態を監視制御する監視制御シ
ステムに適用可能である。
テムによれば、分散配置された監視制御装置をネットワ
ークを介して有機的に結合してネットワーク透過性を有
するシステムとして構築し、さらに監視業務、操作業務
等の業務固有の部分と運用形態等システム全般に亘って
情報を交換する部分とを分離独立させているため、系統
設備新規導入・増設時を行なう場合でも、その系統設備
の導入等に係わる情報モデル(情報交換部)を変更する
だけでよいため、導入・増設作業を非常に容易に行なう
ことができる。
は、事業所自体の構成やその管轄範囲等の運用体制に関
する情報を独立して管理可能なモデル(運用管理部)を
有しているため、事業所の増設等に応じてある事業所の
管轄範囲等の運用体制を変更する場合にも、運用管理部
のみを変更すればよく、変更作業に係わるコスト及び人
的負担を非常に軽減させることができる。
複数の事業所に亘るシステム構成の変更や、管轄範囲を
越えた事業所の監視制御等の拡張業務も、業務アプリケ
ーションに関係なく自由に行なうことができるため、監
視制御システムの柔軟性を大幅に向上させることができ
る。
ば、業務アプリケーションやサブシステム等のオブジェ
クトを事業所の枠組みを越えた広範な範囲で多重化して
いるため、広域災害や多重故障等により事業所内の全て
の計算機システムが停止してしまった場合でも、その障
害事業所の全てのオブジェクトを他の事業所の多重化オ
ブジェクトによりバックアップすることができるため、
極めて信頼性の高い監視制御システムを提供することが
できる。
御システムの概略構成を示すブロック図。
造を示すための図。
ンを説明するための図。
所、発電所および変電所)のシステム構成を示す図。
ット、変電監視制御ユニット、発電情報制御ユニット、
発電運用情報管理ユニット、発電監視制御ユニット、系
統情報制御ユニットおよび系統監視制御ユニットの具体
的機能構成を示すブロック図。
ロック図。
の一例を示す概略フローチャート。
および表示データ構成手段の処理の一例を示す概略フロ
ーチャート。
示す概略フローチャート。
処理の一例を示す概略フローチャート。
指令所の系統監視業務の一例を示す概略フローチャー
ト。
加えて、構成管理モデルの機能実現手段である構成管理
ユニットと、運用情報管理ユニットと、分散データアク
セスの機能実現手段である分散資源管理ユニットとを示
す図。
めの構成図。
の増設を行なう際の変電情報制御ユニット、変電監視制
御ユニット、系統情報制御ユニットおよび系統監視制御
ユニットの具体的機能構成を示すブロック図。
段および表示データ構成手段の処理の一例を示す概略フ
ローチャート。
を行なう際の変電監視制御ユニットおよび変電操作ユニ
ットの具体的機能構成を示すブロック図。
を行なう際の系統操作ユニット、表示ユニット、系統運
用情報管理ユニット、変電操作ユニット、系統情報制御
ユニットおよび系統監視制御ユニットの具体的機能構成
を示すブロック図。
設を行なう際の運用情報管理ユニット、運用情報管理ユ
ニット、運用情報管理ユニットおよび運用情報管理ユニ
ットの具体的機能構成を示すブロック図。
ータ保存手段における管轄範囲の内容を表す図。
の発生を検出する処理を行なう際の構成管理ユニットの
具体的機能構成を示すブロック図。
クト実行モジュール情報を示す図。
略フローチャート。
略フローチャート。
ローチャート。
ーチャート。
る処理を行なう際の障害復旧ユニットの具体的機能構成
を示すブロック図。
容を示す図。
容を示す図。
な範囲で多重化した電力系統監視制御システムの概略構
成を示すブロック図。
処理を具体的に実現するための構成管理サブシステムお
よび異常障害管理サブシステムの機能構成を示す図。
害検出処理およびバックアップ処理の一例を示す概略フ
ローチャート。
帰処理およびオブジェクト復帰処理の一例を示す概略フ
ローチャート。
Claims (31)
- 【請求項1】 階層分散された複数の設備機器毎に配置
され当該設備機器に対して監視や操作等の業務を行なう
監視制御装置をネットワークを介して有機的に結合する
ことによりネットワーク透過性を有するシステムとして
構築した監視制御システムにおいて、 前記監視制御装置は、対象となる設備機器に対して監視
や操作等の固有の業務を実行する実行部と、前記分散し
て配置された各監視制御装置間での情報交換を前記実行
部の業務とは独立して行なう情報交換部と、前記ネット
ワーク透過性を実現するための各監視制御装置間のイン
ターフェースに関する情報の管理および処理を前記実行
部の業務とは独立して行なうインターフェース部とをそ
れぞれ備えており、 前記情報交換部は、制御対象となる設備機器の動作に係
わるデータを保存するデータ保存手段と、前記対象設備
機器の動作状態を取得するデータ取得手段と、このデー
タ取得手段により取得されたデータを前記実行部に送信
する送信手段とを備えたことを特徴とする監視制御シス
テム。 - 【請求項2】 前記監視制御装置は、前記制御対象とな
る設備機器をオペレータに対して表示する機能およびオ
ペレータの操作により入力データを受信する機能を有す
る表示部を有し、 前記実行部は前記送信手段から送信されたデータに応じ
て前記表示部に当該設備機器の表示を要求する指令を送
る手段を有するとともに、 前記表示部は、前記設備機器の表示態様を規定する表示
規定データを保存する規定データ保存手段と、送られた
表示要求指令および前記表示規定データに基づいて当該
設備機器の動作状態を前記オペレータに認識させるため
の表示データを作成する表示データ作成手段と、作成さ
れた表示データを画像表示デバイスおよび音声出力デバ
イスの内の少なくとも一方により表示する表示手段とを
備えた請求項1記載の監視制御システム。 - 【請求項3】 前記情報交換部は、前記取得手段により
取得されたデータと前記データ保存手段に保存された前
記設備機器の動作に係わるデータとを比較する比較手段
と、この比較の結果得られたデータを他の監視制御装置
の情報交換部に転送する転送手段とを有した請求項2記
載の監視制御システム。 - 【請求項4】 前記転送手段は、前記比較の結果得られ
たデータが他の情報交換部で利用されるデータの形態と
なるように縮約処理を行ない、得られた縮約データを転
送するようにした請求項3記載の監視制御システム。 - 【請求項5】 前記データ保存手段には前記設備機器の
現在の状態がデータとして保存されており、前記比較手
段は前記保存された設備機器の状態データと前記データ
取得手段により取得された動作状態データとを比較して
当該設備機器の状態変化データを得る手段である請求項
4記載の監視制御システム。 - 【請求項6】 前記データ保存手段には前記設備機器の
定格値及びその許容範囲の情報がデータとして保存され
ており、前記比較手段は前記保存された設備機器の定格
値データと前記データ取得手段により取得された動作状
態データとを比較して当該設備機器のテレメータ情報の
異常を検出する手段である請求項4記載の監視制御シス
テム。 - 【請求項7】 前記比較の結果得られたデータは複数の
設備機器のテレメータ情報を表すデータであり、前記転
送手段の縮約処理は当該複数の設備機器のテレメータ情
報を表すデータを数値縮約する処理である請求項6記載
の監視制御システム。 - 【請求項8】 前記情報交換部は前記設備機器の追加を
行なうために新たな設備機器のデータを生成する設備デ
ータ生成手段を備えた請求項6又は7記載の監視制御シ
ステム。 - 【請求項9】 前記情報交換部は前記新たな設備機器の
データを縮約処理して前記他の情報交換部に送信する手
段を備えた請求項8記載の監視制御システム。 - 【請求項10】 前記監視制御装置は、前記複数の設備
機器全体を運用するために必要な運用体制に関する情報
を前記実行部の業務とは独立して管理する情報管理部を
備えた請求項1記載の監視制御システム。 - 【請求項11】 前記情報管理部は、分散配置された監
視制御装置の運用体制に関するデータを保存するデータ
保存手段と、このデータ保存手段に保存されたデータを
送信する運用データ送信手段と、前記データ保存手段に
保存すべきデータを他の監視制御装置の情報管理部から
受信する運用データ受信手段とを備えた請求項10記載
の監視制御システム。 - 【請求項12】 前記情報管理部は、前記他の情報管理
部から送られ前記データ受信手段を経て受信された前記
データ保存手段に保存されたデータの変更要求に対し
て、前記データ送信手段を用いて前記他の情報管理部へ
データ変更要求を送信することにより当該情報管理部と
他の情報管理部間でのデータの一貫性を確保するデータ
一貫性確保手段を備えた請求項11記載の監視制御シス
テム。 - 【請求項13】 前記データ保存手段は指令実行権を判
定するための指令権限判定情報を保持しており、前記情
報交換部は、前記データ受信手段を介して受信された前
記他の情報管理部からの実行許可問い合わせに対して前
記データ保存手段の指令権限情報を参照して当該他の情
報管理部の実行許可判定を行なう指令権限判定手段を備
えた請求項12記載の監視制御システム。 - 【請求項14】 前記データ保存手段は指令先に関する
情報を保持しており、前記情報交換部は、前記データ受
信手段を介して受信する前記他の情報交換部からの指令
転送要求に対して、前記データ保存手段の指令転送先に
関する情報を参照して受信指令の転送を行なう指令転送
手段を備えた請求項13記載の監視制御システム。 - 【請求項15】 前記データ保存手段は管轄範囲に関す
る情報を保持しており、前記データ受信手段を介して受
信する前記他の情報交換部からの管轄範囲問い合わせに
対して前記データ保存手段の管轄範囲に関する情報を参
照して当該他の情報交換部が管轄対象となっているか否
かを判定する管轄範囲判定手段を備えた請求項14記載
の監視制御システム。 - 【請求項16】 前記監視制御装置は複数の計算機から
構成されており、当該監視制御装置の各計算機は、その
計算機内における前記実行部および前記情報交換部の実
行単位であるオブジェクトの構成と状態を管理する構成
管理部を備えた請求項1記載の監視制御システム。 - 【請求項17】 前記計算機の構成管理部は、当該計算
機が正常に動作していることを示すメッセージを他の計
算機上の構成管理部に送るメッセージ送信手段と、前記
他の計算機の構成管理部のメッセージ送信手段を介して
送信されたメッセージを受信するメッセージ受信手段
と、前記受信メッセージを保存して前記送信元の計算機
の動作状態を取得して保存する計算機動作状態保存手段
と、前記受信メッセージと前記計算機状態保存手段に保
存された情報に基づいて前記送信元の計算機に障害が発
生したか否かを判断する判断手段と、この判断の結果障
害が発生していると判断された場合には、前記メッセー
ジ送信手段を介して当該送信元の計算機の障害を表す情
報を他の計算機の構成管理部へ通知する計算機障害検出
手段とを備えたことを特徴とする監視制御システム。 - 【請求項18】 前記構成管理部は、前記他の計算機の
構成管理部から送られたオブジェクトに対する操作要求
を受信する受信手段と、自計算機上にいかなるオブジェ
クトが存在するかを管理するオブジェクト管理手段と、
前記受信手段を介して受信された操作要求に応じてオブ
ジェクト操作を行ない、その操作結果を出力するオブジ
ェクト操作手段と、前記オブジェクト操作結果を要求元
の他の計算機の構成管理部に対して送信する送信手段と
を備えた監視制御システム。 - 【請求項19】 前記オブジェクト操作手段は、前記オ
ブジェクトを登録するオブジェクト登録手段を有した請
求項18記載の監視制御システム。 - 【請求項20】 前記オブジェクト操作手段は、前記オ
ブジェクトを削除するオブジェクト削除手段を有した請
求項18記載の監視制御システム。 - 【請求項21】 前記オブジェクト操作手段は、前記他
の計算機の構成管理部から送信されたオブジェクトコピ
ー要求に応じて前記オブジェクト管理手段を参照して該
当するオブジェクト情報を得る手段と、得られたオブジ
ェクト情報に基づくオブジェクトを前記送信手段を介し
て前記他の計算機へ送信するオブジェクト送信手段とを
備え、前記他の計算機の構成管理部は、送信されたオブ
ジェクトを前記受信手段を介して受信し、前記オブジェ
クト登録手段を介して当該他の計算機上に受信したオブ
ジェクトを登録するようにした請求項20記載の監視制
御システム。 - 【請求項22】 前記オブジェクト操作手段は、前記他
の計算機の構成管理部から送られたオブジェクト移動要
求に応じて前記オブジェクト管理手段を参照して該当す
るオブジェクト情報を取得する手段と、取得されたオブ
ジェクト情報に基づいて該当するオブジェクトを前記送
信手段を介して前記他の計算機に対して送信するととも
に、前記オブジェクト削除手段に対して当該オブジェク
トの削除を指示する指示手段とを備え、前記他の計算機
は、送信されたオブジェクトを前記受信手段を介して受
信する手段と、受信したオブジェクトを自計算機上に前
記オブジェクト登録手段を用いて登録する手段とを備え
た請求項21記載の監視制御システム。 - 【請求項23】 前記各計算機は、前記計算機障害検出
手段により検出された障害発生情報に基づいて障害が発
生した計算機の障害復旧処理を行なう障害復旧部を備え
た請求項22記載の監視制御システム。 - 【請求項24】 前記障害復旧部は、自計算機をバック
アップするためのバックアップ対応計算機を保持するバ
ックアップ情報保持手段と、前記計算機障害検出手段に
より検出された障害発生情報を受信する受信手段と、前
記受信手段を介して受信された障害計算機情報と前記バ
ックアップ情報保持手段により保持されたバックアップ
対応計算機とを参照して自計算機が障害計算機のバック
アップ計算機であるか否かを判定するバックアップ判定
手段とを備えた請求項23記載の監視制御システム。 - 【請求項25】 前記障害復旧部は、バックアップすべ
き複数のオブジェクトを保持するバックアップオブジェ
クト保持手段と、前記バックアップ判定手段により当該
自計算機が前記障害計算機をバックアップすると判定さ
れたとき前記バックアップオブジェクト保持手段により
保持された複数のオブジェクト内の少なくとも1つのオ
ブジェクトを起動させるバックアップオブジェクト起動
手段とを備えた請求項24記載の監視制御システム。 - 【請求項26】 階層分散された複数の設備機器毎に配
置され当該設備機器に対して監視や操作等の業務を行な
う複数の計算機から構成された監視制御装置をネットワ
ークを介して有機的に結合することによりネットワーク
透過性を有するシステムとして構築した監視制御システ
ムにおいて、 前記監視制御装置を構成する複数の計算機は、対象とな
る設備機器に対して監視や操作等の固有の業務を実行す
る複数の業務オブジェクトと、前記各監視制御装置間で
の情報交換を前記実行部の業務とは独立して行なう複数
の情報交換オブジェクトと、前記ネットワーク透過性を
実現するための各監視制御装置間のインターフェースに
関する情報の管理および処理を前記前記実行部の業務と
は独立して行なうインターフェース部とをそれぞれ備え
ており、 前記複数の業務オブジェクトおよび前記複数の情報交換
オブジェクトの内の少なくとも一部のオブジェクトと同
一の複製オブジェクトを前記複数の計算機システム内に
搭載して多重化したことを特徴とする監視制御システ
ム。 - 【請求項27】 前記少なくとも一部のオブジェクトお
よびバックアップオブジェクトを混在して稼働させるよ
うにした請求項26記載の監視制御システム。 - 【請求項28】 前記少なくとも一部のオブジェクトが
故障した場合にのみ前記複製オブジェクトを稼働させる
ようにした請求項26記載の監視制御システム。 - 【請求項29】 前記複数の計算機における一部の計算
機に障害が発生したことを検出する障害検出手段と、前
記障害が発生した計算機に搭載されたオブジェクトのバ
ックアップ先の計算機等のバックアップに必要な情報を
管理するバックアップ情報管理手段と、このバックアッ
プ情報管理手段のバックアップ情報に基づいて前記障害
が発生した計算機に搭載されたオブジェクトを前記複製
オブジェクトを用いてバックアップするバックアップ処
理実行手段とを備えた請求項27又は28記載の監視制
御システム。 - 【請求項30】 前記障害が発生した計算機が復帰した
ことを検出する復帰検出手段と、前記復帰計算機に搭載
されたオブジェクトの復帰処理に必要な情報を管理する
復帰情報管理手段と、この復帰情報管理手段の復帰情報
に基づいて前記復帰計算機に搭載されたオブジェクトの
復帰処理を実行する復帰処理実行手段とを備えた請求項
29記載の監視制御システム。 - 【請求項31】 前記バックアップ管理手段および前記
復帰情報管理手段の管理内容を変更して前記バックアッ
プ先計算機の優先順序や各オブジェクトの多重度を変更
する変更手段を備えた請求項30記載の監視制御システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20045597A JPH1145101A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20045597A JPH1145101A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 監視制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1145101A true JPH1145101A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16424596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20045597A Pending JPH1145101A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 監視制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1145101A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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