JPH11452A - 遊技場用管理システム - Google Patents

遊技場用管理システム

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JPH11452A
JPH11452A JP15216697A JP15216697A JPH11452A JP H11452 A JPH11452 A JP H11452A JP 15216697 A JP15216697 A JP 15216697A JP 15216697 A JP15216697 A JP 15216697A JP H11452 A JPH11452 A JP H11452A
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誠 芝原
Tatsuhiro Harada
竜大 原田
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 遊技場側の利益の向上並びに遊技客側の利便
性の向上を、遊技場従業員の負担増を招くことなく実現
する管理システムに関する。 【解決手段】 玉貸機9は、会員カードのセット状態で
テンキースイッチ16を通じて適正な暗証番号が入力さ
れた場合には、管理装置側から当該カードに対応付けて
記憶されている持玉データ及び貯玉データを読み出して
記憶し、その記憶データの範囲内のパチンコ玉を放出可
能な状態を呈する。この場合、持玉データは等価返却処
理に供され、貯玉データは割引返却処理に供される。遊
技機3で発生した特賞モードが終了した場合には、玉計
数機23の計数値と、当該遊技機の機種に応じて予め決
められた機種毎設定値とが「計数値≧機種毎設定値」の
状態にあり、且つ上記計数値と、特賞モードの発生から
終了までの期間における差玉数演算値とが「計数値≧差
玉数演算値」の状態にある場合に、上記計数値を貯玉デ
ータとして管理装置側に記憶させるという自動精算動作
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技に応じて所定
個数の遊技媒体を放出すると共に大当たり状態となった
ときに常時より多数の遊技媒体を放出する構成の遊技機
が多数台設置された遊技場において、遊技客の獲得遊技
媒体を計数するための計数手段とその計数結果の範囲内
の遊技媒体を放出可能な貸出手段とを各遊技機と対応し
た位置に設けるようにした遊技場用管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコホールにおいては、パチ
ンコ遊技機と1対1で対応した位置に、遊技客の獲得パ
チンコ玉の計数動作を行ってその計数データを記憶手段
に記憶させる玉計数機と、上記計数データに基づいたパ
チンコ玉の貸出動作を行い得るように構成された玉貸機
とをそれぞれ設置することにより、獲得パチンコ玉の持
ち運びを不要にすると共に、玉計数機により一旦計数し
たパチンコ玉を玉貸機を通じて返却できるように構成
し、以て手元に実際にパチンコ玉がある場合と変わらな
い状態で遊技を行い得るようにすることにより遊技客側
の利便性の向上を図ったシステム(所謂台毎リプレーシ
ステム)が提案されている。
【0003】また、上記のようなシステムに対して、遊
技客がパチンコ遊技機での遊技を終了したときに、その
パチンコ遊技機に対応した玉計数機により計数したパチ
ンコ玉(獲得パチンコ玉)を、景品と交換することなく
パチンコホール側に一旦預けておき、そのパチンコ玉を
当日若しくは翌日以降の遊技に供し得るようにした所謂
貯玉機能を付加することにより、遊技客側の利便性をさ
らに向上させるシステムも考えられている。
【0004】このような貯玉機能を実現する場合には、
例えば、予め会員登録された遊技客に対して、当該遊技
客に割り当てられたIDコードを含むデータを記憶した
会員カードを発行しておくと共に、パチンコ遊技機及び
玉貸機に対応させて上記会員カードからデータを読み込
むためのカードリーダを設置しておく。そして、カード
リーダに会員カードがセットされた状態でのみ玉計数機
による計数機能が働くように構成すると共に、その玉計
数機による計数結果を上記会員カードから読み取ったI
Dコードと対応付けた状態の貯玉データとして記憶手段
に記憶するように構成される。
【0005】さらに、玉貸機は、対応するカードリーダ
に会員カードがセットされた状態でのみ、その会員カー
ドに対応した貯玉データを前記記憶手段から読み出し、
その読み出し貯玉データの範囲内のパチンコ玉を放出可
能に構成されると共に、その放出分だけ上記貯玉データ
を減少させるように構成される。
【0006】但し、このような構成を単純に採用した場
合には、貯玉データとして一旦記憶されたパチンコ玉を
そのまま返却することになるため、景品交換に伴うパチ
ンコホール側の利益を期待できなくなって、パチンコホ
ールの売上及び利益が圧縮されるという問題点が出てく
る。
【0007】そこで、実際には、以下に述べるようなシ
ステムを採用している。即ち、玉計数機による計数結果
を、記憶手段に対して、第1のデータ(以下、持玉デー
タと呼ぶ)と第2のデータ(以下貯玉データと呼ぶ)と
に区分して選択的に記憶できる構成とする。また、玉貸
機において、持玉データに基づいたパチンコ玉の返却
(放出)動作を行うときには、当該持玉データを返却パ
チンコ玉数相当値だけ減少させるという等価返却処理を
行い、貯玉データに基づいたパチンコ玉の返却動作を行
うときには、当該貯玉データを実際の返却パチンコ玉数
より所定の割合だけ多く減少させるという割引返却処理
を行うように構成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシステム
を採用する場合、パチンコホールの利益を適正に確保す
る上で問題になってくるのは、遊技客がパチンコ遊技機
を特賞モード(大当たりモード)にすることにより獲得
した比較的多量のパチンコ玉の取り扱いである。つま
り、このような多量のパチンコ玉がそのまま遊技に再使
用された場合には、パチンコホール側の売上が減少して
適正な利益確保が困難になる。
【0009】そこで、従来では、遊技客がパチンコ遊技
機を特賞モードにすることにより獲得したパチンコ玉に
ついては、これを玉計数機により一旦計数させることを
義務付けると共に、その計数結果を貯玉データとして記
憶する構成とし、上記のような獲得パチンコ玉が玉貸機
を通じて遊技に再使用される場合には、前述した割引返
却処理を行うようにしている。
【0010】このようなシステムを運用する場合、上述
した義務付け内容の適正な実行を遊技客に期待すること
は無理である。このため、従来では、パチンコ遊技機の
特賞モードが終了した時点で、当該パチンコ遊技機を一
旦打止にして遊技不能な状態に切り替え、このような打
止状態でパチンコ遊技機まで出向いたパチンコホール従
業員がパチンコ玉の計数終了を確認したときに、その計
数結果を貯玉データとして記憶させる操作を行うと共
に、打止状態を解除するという手順を踏むようにしてい
る。
【0011】しかしながら、このような構成では、パチ
ンコ遊技機において特賞モードが終了する毎に当該パチ
ンコ遊技機までパチンコホール従業員が出向かねばなら
ず、その負担が増大するという問題点があった。また、
遊技客側にとっては、特賞モードが終了する毎に、打止
解除のためにパチンコホール従業員の到着を待たねばな
らず、結果的に台毎リプレーシステムの本来の目的、つ
まり遊技客側の利便性の向上という目的が阻害されると
いう問題点が出てくる。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、遊技場側の利益の向上並びに遊技客
側の利便性の向上を、遊技場従業員の負担増を招くこと
なく実現できるようになるなどの効果を奏する遊技場用
管理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、遊技に応じて遊技媒体を放出すると共に遊
技中に所定の大当たり条件が成立したときに常時より多
数の遊技媒体を放出する大当たりモードを呈する遊技機
が設置された遊技場に設けられる管理システムにおい
て、遊技客に対して発行される記憶担体と、前記遊技機
と1対1で対応した位置に当該遊技機から放出された遊
技媒体を計数するように設けられた計数手段と、この計
数手段による計数結果を前記記憶担体と対応付けて記憶
するように設けられ、当該計数結果を等価返却に供され
る第1のデータ及び割引返却に供される第2のデータの
何れかに区分して記憶可能な記憶手段と、前記遊技機と
1対1で対応した位置に設けられ、前記記憶手段に記憶
されている第1のデータ及び第2のデータに基づいて遊
技媒体を放出可能な状態を呈する貸出手段と、この貸出
手段による遊技媒体の放出動作が前記記憶手段に記憶さ
れた第1のデータに基づいて行われたときに当該第1の
データを放出された遊技媒体数だけ減少させる等価返却
処理を行うと共に、前記貸出手段による放出動作が前記
記憶手段に記憶された第2のデータに基づいて行われた
ときに当該第2のデータを放出された遊技媒体数より所
定の割増分だけ余分に減少させる割引返却処理を行う演
算手段と、前記遊技機での大当たりモードの発生から終
了までの期間における差玉数を算出するための差玉数演
算動作を行う差玉数算出手段と、前記遊技機で発生した
大当たりモードが終了するのに応じて、前記計数手段に
よる計数値と当該遊技機の機種毎に予め設定された機種
毎設定値及び前記差玉数算出手段により算出される差玉
数とを比較する動作を行い、上記計数値と機種毎設定値
とが所定の大小関係を示し、且つその計数値と差玉数と
が所定の大小関係を示していたときに、計数手段による
計数が終了したものと判断して、その計数結果を前記記
憶手段に第2のデータとして記憶させるという自動精算
動作を実行する制御手段とを備えた構成としたものであ
る(請求項1)。
【0014】この構成によれば、遊技客が遊技機での遊
技により獲得した遊技媒体は、当該遊技機に1対1で対
応した位置に設けられた計数手段で計数されることにな
る。このような計数が行われた場合、計数手段による計
数結果は、記憶手段に対して、記憶担体と対応付けられ
た第1のデータ及び第2のデータの何れかに区分した状
態で記憶されるようになる。
【0015】遊技機と1対1で対応する位置には、上述
のように記憶担体と対応付けた状態で上記記憶手段に記
憶された第1のデータ及び第2のデータに基づいて遊技
媒体を放出可能な状態を呈する貸出手段が設けられてい
るから、上記のように一旦計数手段で計数させた遊技媒
体を当該貸出手段から放出させることができ、このよう
に放出された遊技媒体を遊技に供し得るようになる。
【0016】演算手段は、上記のような貸出手段による
遊技媒体の放出動作が行われた場合において、その放出
動作が記憶手段に記憶された第1のデータに基づいて行
われたときには、当該第1のデータを、放出された遊技
媒体数だけ減少させるという等価返却処理を行うように
なる。また、上記放出動作が記憶手段に記憶された第2
のデータに基づいて行われたときには、当該第2のデー
タを、放出された遊技媒体数より所定の割増分だけ余分
に減少させるという割引返却処理を行うようになる。
【0017】遊技機において常時より多数の遊技媒体を
放出する大当たりモードが発生したときには、差玉数算
出手段が、当該大当たりモードの発生から終了までの期
間における差玉数を算出するようになる。
【0018】このような大当たりモードが終了したとき
には、制御手段は、前記計数手段による計数値と当該遊
技機の機種毎に予め設定された機種毎設定値及び前記差
玉数算出手段により算出される差玉数とを比較する動作
を行い、上記計数値と機種毎設定値とが所定の大小関係
を示し、且つその計数値と差玉数とが所定の大小関係を
示していたときに、計数手段による計数が終了したもの
と判断して、その計数結果を前記記憶手段に第2のデー
タとして記憶させるという自動精算動作を実行する。
【0019】従って、遊技客が遊技機を大当たりモード
にすることにより獲得した遊技媒体については、上記の
ような自動精算動作が行われるのに応じて割引返却処理
に供される第2のデータとして記憶されることになる。
このため、従来構成のように、遊技機において大当たり
モードが終了する毎に当該遊技機まで遊技場従業員が出
向く必要がなくなるものであり、その負担を軽減できる
ようになる。また、遊技客は、従来構成のように、大当
たり状態が終了する毎に、遊技場従業員の到着を待つ必
要がなくなるため、遊技客側の利便性が阻害される虞も
なくなる。
【0020】しかも、上記のような自動精算動作の実行
条件には、遊技機が大当たりモードにある期間における
差玉数の他に、当該遊技機の機種毎に予め設定された機
種毎設定値も加味される構成となっているから、大当た
りモードが途中で終了してしまうという所謂パンクが発
生した場合には、計数手段による計数値と上記機種毎設
定値とが所定の大小関係を呈することがなくなるもので
あり、結果的に自動精算動作が実行されることはない。
従って、遊技機で大当たりモードが発生したにも拘ら
ず、パンクの発生により十分な数の遊技媒体を得られな
かった遊技客に対して、そのまま当該遊技機での継続遊
技を許容するといった補填的サービスを行うことができ
るものであり、この面からも遊技客側の利便性を向上さ
せ得るようになる。
【0021】請求項2記載の発明のように、前記遊技機
を、遊技中に所定の当たり確率変動条件が成立したとき
に、前記大当たりモードが成立する可能性を高めた確率
変動モードを所定期間だけ呈するように構成した上で、
前記制御手段を、前記遊技機で発生した大当たりモード
が終了したときにおいて、当該遊技機が確率変動モード
を呈している期間中は前記自動精算動作の実行を見合わ
せる構成とすることもできる。この構成によれば、遊技
機が確率変動モードにある期間中には、その確率変動モ
ードが終了した状態で初めて前述した自動精算動作が行
われることになる。
【0022】請求項3記載の発明のように、前記遊技機
において発生した大当たりモードが終了した後に予め設
定された上限時間が経過した時点で、前記自動精算動作
が未実行であった場合に警報信号を発生する構成として
も良く、この構成によれば、自動精算動作が何らかの事
情で実行されなかった場合に、これに迅速に対処できる
ようになる。
【0023】請求項4記載の発明のように、前記遊技機
において発生した大当たりモードが終了した後に、前記
自動精算動作が未実行の状態で当該遊技機が稼働された
場合に警報信号を発生する構成としても良い。この構成
においては、大当たりモードが終了した後に前記上限時
間が経過する前に遊技機が稼働状態となったときには、
これを遊技客が遊技媒体を計数手段で計数させずに継続
遊技を行ったものと見なして警報を発生するものであ
り、以て自動精算動作を行うことの意義が低下する事態
を未然に防止できるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。図3には、本実施例のシ
ステムで利用される記憶担体としての会員カード1の正
面図が示されている。この会員カード1は、例えばパチ
ンコホールの遊技会員となった遊技客に対して発行され
るものであり、その表面には、テープ状の磁気記録部2
が設けられていると共に、パチンコホール名1aが印刷
により形成されており、さらに、パチンコホール及び会
員に固有のデータに対応した数字列1b、会員の氏名を
示す文字列1c、カード有効年月日を示す文字及び数字
列1dがエンボス加工によって形成されている。
【0025】この場合、上記磁気記録部2には、例えば
パチンコホールを特定するためのIDコード、前記会員
(遊技客)に割り当てられたIDコードであるカード番
号、カード有効年月日を示す有効期限データなどが記録
されている。
【0026】図1において、パチンコ遊技機3は、その
上皿4内のパチンコ玉(遊技媒体)を電動式の玉発射機
構(操作ダイヤルのみ符号5を付して示す)を通じて盤
面6へ発射する構成となっている。この場合、具体的に
は図示しないが、上記盤面6には、通常の入賞孔の他
に、特賞動作用の始動入賞孔、可動入賞孔及びこれに付
随した電気役物などが設けられており、当該パチンコ遊
技機3での入賞率を大幅に高めた特賞モード(本発明で
いう大当たりモードに相当)、並びに当該特賞モードが
成立する可能性を高めた周知の確率変動モードを選択的
に呈するように構成されている。
【0027】尚、上記特賞モードへは、パチンコ遊技機
3の遊技中において所定の大当たり条件が成立したとき
に移行するものであり、確率変動モードへは、例えば上
記大当たり条件が成立したときに、その成立内容が予め
設定された確率変動条件と一致するときに移行されるも
のである。また、この確率変動モードでは、特賞モード
の発生確率そのものを高めるという動作を行えば良いも
のであるが、当該確率変動モードの継続期間中において
所謂ベースを上げることによって特賞モードが成立する
可能性を高める構成を採用しても良い。
【0028】パチンコ遊技機3においては、賞球として
のパチンコ玉を上皿4へ放出するようになっており、こ
の上皿4が満杯となったときにはオーバーフローしたパ
チンコ玉が下皿7内に流入するようになっている。尚、
上皿4内のパチンコ玉は、ノブ4aのスライド操作によ
っても下皿7内へ落下させ得るようになっている。
【0029】一方、下皿7には、その底部に形成された
落下口を開閉するシャッタ(何れも図示せず)が設けら
れており、このシャッタが開放された状態では、下皿7
内のパチンコ玉が案内管8内に流入する構成となってい
る。但し、上記シャッタには電気的な駆動部を有したシ
ャッタ開閉機構7aが付随しており、このシャッタ開閉
機構7aによってシャッタを選択的に開放できる構成と
なっている。
【0030】貸出手段としての玉貸機9は、パチンコ遊
技機3の左方に当該パチンコ遊技機3と1対1で対応し
た隣接状態で設置されるものであり、以下においては、
この玉貸機9について説明する。
【0031】即ち、玉貸機9は、縦長の矩形箱状に構成
されており、その最上部前面には、例えば5個の持玉表
示ランプ10が設けられている。この場合、上記持玉表
示ランプ10は、例えば赤色及び緑色の何れかで点灯可
能となっており、その点灯個数及び点灯色に基づいて、
おおよその持玉数(後述する等価返却に供されるパチン
コ玉数を示す)を視覚的に表示できるようになってい
る。
【0032】具体的には、例えば、最下段の持玉表示ラ
ンプ10が1個だけ赤色で点灯された状態は、持玉数が
1000〜1999個の状態に相当するものであり、下
から2個が赤色で点灯された状態は持玉数が2000〜
2999個、下から3個が赤色で点灯された状態は持玉
数が3000〜3999個、下から4個が赤色で点灯さ
れた状態は持玉数が4000〜4999個、5個全部が
赤色で点灯された状態は持玉数が5000個以上ある状
態に相当する。
【0033】また、持玉表示ランプ10がすべて消灯さ
れた状態は、持玉数が200個未満の状態に相当する。
最下段の持玉表示ランプ10が1個だけ緑色で点灯され
た状態は、持玉数が200〜399個の状態に相当する
ものであり、下から2個が緑色で点灯された状態は持玉
数が400〜599個、下から3個が緑色で点灯された
状態は持玉数が600〜799個、下から4個が緑色で
点灯された状態は持玉数が800〜999個に相当す
る。尚、5個の持玉表示ランプ10の全部が緑色で点灯
された状態は持玉数が1000個以上ある状態に相当す
るものであるが、このような点灯状態となったときに
は、最下段の持玉表示ランプ10が1個だけ赤色で点灯
された状態に切換えられる。
【0034】玉貸機9には、携帯型の送信機(図2に符
号11を付して示す)からの信号を受信するためのリモ
コン受信部11a、硬貨投入口12、硬貨戻しボタン1
3、貯玉数(後述する割引返却に供されるパチンコ玉数
を示す)をデジタル表示するための貯玉数表示部14、
前記持玉数をデジタル表示するための持玉数表示部1
5、暗証番号などの入力に使用されるテンキースイッチ
16、返却スイッチ17、パチンコ玉放出用のノズル1
8、硬貨返却口19、中断スイッチ20、精算スイッチ
21、前記会員カード1或いは景品玉カード2を挿入す
るためのカード挿入口22、前記案内管8の基部が連結
された玉計数機23(本発明でいう計数手段に相当)が
設けられている。尚、本実施例では、例えば、上記貯玉
数表示部14に対して、対応するパチンコ遊技機3が遊
技中断状態(遊技客が一時的に席を離れた状態)にある
旨を表示できる機能を付与している。但し、このような
中断表示機能のために専用の表示部を設ける構成として
も良い。
【0035】上記送信機11は、パチンコホール従業員
が携帯するもので、その操作に応じて例えば赤外線を媒
体としたキャンセル信号の送信動作を行うようになって
いる。また、上記ノズル18は、玉貸機9内に設けられ
た放出機構(図2に符号24を付して示す)からのパチ
ンコ玉を放出するためのもので、先端がパチンコ遊技機
3の上皿4に上方から臨む通常位置と、前方に回動され
た退避位置との間で往復回動可能に設けられており、常
時においては図示しないばね手段によって通常位置ヘ付
勢されている。
【0036】また、玉計数機23は、案内管8を通じて
流入するパチンコ玉を計数すると共に、その計数結果を
示す計数パルスを発生する構成となっている。上記案内
管8は、先端がパチンコ遊技機3の下皿7に形成された
図示しない落下口に下方に臨む通常位置と、前方に回動
された退避位置との間で往復回動可能に設けられてお
り、常時においては図示しないばね手段によって通常位
置に付勢されている。
【0037】玉貸機9内に前記硬貨投入口12と連通す
るように設けられた検銭機構25は、当該硬貨投入口1
2へ投入された硬貨の真贋を判断する機能を備えた周知
構成のものであり、その判断結果を示す判断信号を後述
する制御部(図2に符号26を付して示す)に与えるよ
うになっている。
【0038】玉貸機9内に前記カード挿入口22と対応
するように設けられたカードリーダ27は、当該カード
挿入口22に挿入されたカードを内部に取り込むと共
に、そのカードに記録されたデータを読み取る動作を行
う構成となっており、内部に取り込んだ状態のカードの
排出動作は、前記制御部26からの指令により行う構成
となっている。
【0039】玉貸機9の電気的構成を示す図2におい
て、前記制御部26は、本発明でいう制御手段及び差玉
数算出手段に相当するものであり、CPU(図示せず)
及び記憶部26aを含んで構成されている。
【0040】この場合、記憶部26aは書換可能な不揮
発性メモリを備えており、その不揮発性メモリには、図
4に示すような機種毎設定値テーブルが記憶されてい
る。即ち、パチンコ遊技機2にあっては、特賞モードに
ある期間中に放出するパチンコ玉の総量(但し、標準的
な状態で遊技が行われた場合での値)が機種毎に異なる
ものであり、斯様な機種毎で異なる特賞モード期間中の
パチンコ玉放出量(標準値)を、パチンコ遊技機3の機
種(例えば記号A、B、Cで示す)毎の設定値として記
憶したものが機種毎設定値テーブルである。
【0041】上記制御部26は、リモコン受信部11a
の受信信号、前記テンキースイッチ16、返却スイッチ
17、中断スイッチ20及び精算スイッチ21からの各
操作信号、玉計数機23からの計数パルス、検銭機構2
5からの判断信号、カードリーダ27による読み取りデ
ータ、対応するパチンコ遊技機3から端末装置28を通
じて与えられる各種信号、並びに管理装置29(本発明
でいう記憶手段に相当)から端末装置28を通じて与え
られる各種信号及びデータ、並びに予め記憶したプログ
ラムに基づいて、持玉表示ランプ10、貯玉数表示部1
4、持玉数表示部15、放出機構24、シャッタ開閉機
構7a、カードリーダ27の制御を行うと共に、管理装
置29との間での信号の送受信制御を前記端末装置28
を通じて行う構成となっている。
【0042】この場合、パチンコ遊技機3は、遊技に伴
う打込パチンコ玉数を示すアウト玉数信号Sa、遊技に
伴い賞球として放出したパチンコ玉数を示すセーフ玉数
信号Sb、前述した特賞モードが発生している期間中連
続して立ち上がった状態となる特賞信号Sf、前述した
確率変動モードにある期間だけ連続して立ち上がった状
態となる確変信号Skを出力する構成となっており、こ
れらの信号Sa、Sb、Sf、Skが端末装置28を通
じて制御部26及び管理装置29に与えられるようにな
っている。
【0043】また、管理装置29は、各パチンコ遊技機
3からの信号Sa、Sb、Sf、Skに基づいて、パチ
ンコ遊技機3毎の管理用データ(アウト玉数及びセーフ
玉数の差、出玉率、特賞発生回数など)の演算機能及び
その演算結果に基づいた打止制御機能を備えた周知構成
のものであり、この管理装置29中には、図12及び図
13に示すようなフォーマットの計数機ファイル及びカ
ードファイルが記憶されている。
【0044】即ち、図12に示す計数機ファイルは、玉
計数機23毎に設定されるものであり、当該玉計数機2
3に固有の計数機番号に対応させて、計数機状態(対応
するカード挿入口22に対する会員カード1の「未挿入
状態」、「挿入状態」、対応するパチンコ遊技機3の
「遊技中断状態」の何れか)、対応するカード挿入口2
2に挿入されている会員カード1についての持玉数を示
す持玉データ、当該会員カード1のカード番号、対応す
る玉貸機9での売上金額を示す売上データを記憶したフ
ォーマットとなっている。
【0045】また、図13に示すカードファイルは、会
員カード1がカード挿入口22に挿入された時点で各会
員カード1毎に作成されるものであり、パチンコホール
の閉店時に削除される構成となっている。具体的には、
カードファイルは、会員カード1のカード番号に対応さ
せて、当該会員カード1に予め設定されている暗証番
号、カード状態(カード挿入口22への「未挿入状
態」、「挿入状態」、パチンコ遊技機3での「遊技中断
状態」の何れか)、持玉数及び貯玉数を示す持玉データ
及び貯玉データ(それぞれ本発明でいう第1のデータ及
び第2のデータに相当)、会員カード1が挿入されてい
るカード挿入口22に対応した玉計数機23の計数機番
号、後述する精算玉数を示す精算玉データを記憶したフ
ォーマットとなっている。
【0046】しかして、以下においては玉貸機9が有す
る制御部26による制御内容について説明する。但し、
制御部26は実際には逐次処理を行うものであるが、こ
こでは説明の便宜上、図5に示すカード処理プログラ
ム、図6及び図7に示す計数処理プログラム、図8に示
すリプレー処理プログラム、図9に示す玉貸処理プログ
ラムが並列処理により実行されるものとする。
【0047】カード処理プログラムを示す図5におい
て、制御部26は、まず、カード挿入口22へカードが
挿入されたか否かを判断し(ステップA1)、「NO」
と判断する状態では、管理装置29から後述のように出
力される中断解除信号の受信の有無、後述する中断タイ
マのタイムアップの有無、送信機11からのキャンセル
信号の受信の有無を順次判断し(ステップA2、A3、
A4)、こられのステップA2〜A4で全て「NO」と
判断した場合にはステップA1へ戻る。
【0048】カード挿入口22にカードが挿入されたと
き(ステップA1で「YES」)には、カード挿入信号
Saを作成して管理装置29へ出力し(ステップA
5)、この後に管理装置29から確認信号及び拒絶信号
の何れかがアンサバックされるまで待機する(ステップ
A6、A7)。尚、上記カード挿入信号Saは、図14
(a)に示すように、当該信号を特定するための信号コ
ードと、挿入されたカードから読み取ったIDコード及
びカード番号と、対応する玉計数機23毎に予め設定さ
れた固有の計数機番号とを組み合わせたフォーマットと
なっている。
【0049】このとき、上記カード挿入信号Saを受信
した管理装置29にあっては、後述の説明により明らか
となるように、カード挿入口22に挿入されたカードが
適正な会員カード1でなかった場合に拒絶信号をアンサ
バックする。また、適正な会員カード1が挿入された場
合であっても、その挿入時点においてカード挿入口22
に対応したパチンコ遊技機3が遊技中断状態にあり、且
つ挿入された会員カード1が前回挿入された会員カード
1と異なっている場合(遊技中断させた遊技客のものと
異なる会員カード1が挿入された場合)には、拒絶信号
をアンサバックする構成となっている。
【0050】また、カード挿入口22に対応したパチン
コ遊技機3が誰でも遊技を行い得る状態にあったときに
おいて、適正な会員カード1が挿入された場合、並びに
カード挿入口22に対応したパチンコ遊技機3が遊技中
断状態にあったときにおいて、挿入された会員カード1
が前回挿入された会員カード1と同じものであった場合
(遊技中断させた遊技客の会員カード1が挿入された場
合)に確認信号をアンサバックする構成となっている。
【0051】拒絶信号がアンサバックされたときには、
カード挿入口22に挿入されたカードを排出するステッ
プA8を実行した後に前記ステップA2へ移行するが、
確認信号がアンサバックされたときには、シャッタ開閉
機構7aを動作させることにより、下皿7の落下口に設
けられたシャッタ(何れも図示せず)を開放状態に切り
替える(ステップA9)。
【0052】つまり、カード挿入口22に対応したパチ
ンコ遊技機3が誰でも遊技を行い得る状態にあったとき
において、当該カード挿入口22に対し適正な会員カー
ド1が挿入された場合、並びにカード挿入口22に対応
したパチンコ遊技機3が遊技中断状態にあったときにお
いて、当該カード挿入口22に対し遊技中断させた遊技
客の会員カード1が挿入された場合には、下皿7の落下
口が開放されるものであり、これに応じて、玉計数機2
3によるパチンコ玉の計数動作が可能な状態に切り替え
られるものである。
【0053】上記ステップA9の実行後には、テンキー
スイッチ16の操作を有効化するステップA10、返却
スイッチ17、中断スイッチ20及び精算スイッチ21
の操作を有効化するステップA11を順次実行した後
に、貯玉数表示部14が中断表示(対応するパチンコ遊
技機3が遊技中断状態にある旨の表示)を行っているか
否かを判断する(ステップA12)。
【0054】中断表示が行われていなかった場合には、
中断スイッチ20及び精算スイッチ21の何れかがオン
操作されるまで、若しくは送信機11からのキャンセル
信号を受信するまで待機するループを形成し(ステップ
A14、A15、A16)。また、中断表示状態にあっ
た場合には、その中断表示を消去(初期化)すると共
に、後述する中断タイマをリセットするという中断状態
解除ステップA13を実行した後に、上記待機ループへ
移行する。
【0055】上記のような待機ループを形成した状態で
中断スイッチ20がオン操作された場合(ステップA1
4で「YES」)には、管理装置29へ中断信号Scを
出力する(ステップA17)。この場合、上記中断信号
Scは、図14(c)に示すように、当該信号を特定す
るための信号コードと、挿入されたカードから読み取っ
たカード番号と、対応する玉計数機23毎に予め設定さ
れた固有の計数機番号とを組み合わせたフォーマットと
なっている。
【0056】上記中断信号Scの出力ステップA17の
実行後には、貯玉数表示部14に中断表示を行うステッ
プA18、タイマ時間が例えば10分程度に設定された
中断タイマを動作開始させるステップA19、挿入され
ている会員カード1を排出するステップA20、シャッ
タ開閉機構7aを動作させて下皿7の落下口に設けられ
たシャッタを閉鎖状態に切り替えるステップA21、テ
ンキースイッチ16、返却スイッチ17、中断スイッチ
20及び精算スイッチ21の操作を全部無効化するステ
ップA22を順次実行した後に、前記ステップA1へ戻
る。
【0057】前記待機ループを形成した状態で精算スイ
ッチ21がオン操作された場合(ステップA15で「Y
ES」)には、管理装置29へ精算信号Sdを出力する
(ステップA23)。この場合、上記精算信号Sdは、
図14(d)に示すように、当該信号を特定するための
信号コードと、挿入されたカードから読み取ったカード
番号と、対応する玉計数機23毎に予め設定された固有
の計数機番号と、その時点で記憶部26aに記憶されて
いる後述の持玉数を示すデータとを組み合わせたフォー
マットとなっている。
【0058】上記精算信号Sdの出力ステップA23の
実行後には、貯玉数表示部14及び持玉数表示部15に
よる表示状態並びに持玉表示ランプ10の点灯状態を初
期化するステップA24を実行し、この後に前記ステッ
プA20〜A22を実行してステップA1へ戻る。
【0059】前記待機ループを形成した状態(つまり、
カード挿入口22に会員カード1が挿入されている状
態)において送信機11からのキャンセル信号を受信し
た場合(ステップA16で「YES」)には、管理装置
29へ復帰確認信号Seを出力し(ステップA25)、
この後に管理装置29から持玉・貯玉データ及び拒絶信
号の何れかがアンサバックされるまで待機する(ステッ
プA26、A27)。尚、上記復帰確認信号Seは、図
14(e)に示すように、当該信号を特定するための信
号コードと、挿入されたカードから読み取ったカード番
号と、対応する玉計数機23毎に予め設定された固有の
計数機番号と組み合わせたフォーマットとなっている。
【0060】このとき、上記カード挿入信号Saを受信
した管理装置29にあっては、後述の説明により明らか
となるように、受信した復帰確認信号Se中のカード番
号及び計数機番号の組み合わせが前記カードファイル中
のカード番号及び計数機番号の組み合わせと一致しない
場合、同じく当該復帰確認信号Se中のカード番号及び
計数機番号の組み合わせが前記計数機ファイル中の計数
機番号及びカード番号の組み合わせと一致しない場合、
カードファイルにおいて上記復帰確認信号Se中のカー
ド番号に対応したレコード中の精算玉データが零の場合
に拒絶信号をアンサバックする構成となっている。ま
た、上記各一致条件が成立し、且つカードファイルにお
いて復帰確認信号Se中のカード番号に対応したレコー
ド中の精算玉データが「1」以上ある場合に持玉・貯玉
データをアンサバックする構成となっている。
【0061】拒絶信号がアンサバックされたときには、
例えば貯玉数表示部14に対しエラー表示を行うという
エラー出力ステップA28を実行した後にステップA1
4へ戻るが、持玉・貯玉データがアンサバックされたと
きには、その持玉・貯玉データにより示される持玉数及
び貯玉数を持玉数表示部15及び貯玉数表示部14にそ
れぞれ表示するステップA29及びA30を順次実行し
た後にステップA14へ戻る。尚、上記持玉・貯玉デー
タにあっては、持玉数を示すデータが零の場合もある。
【0062】一方、前記ステップA2で「YES」と判
断した場合(管理装置29からの中断解除信号を受信し
た場合)には、管理装置29へ精算信号Sd(図14
(d)参照)を出力するステップA31a、貯玉数表示
部14及び持玉数表示部15による表示状態並びに持玉
表示ランプ10の点灯状態を初期化するステップA31
bを順次実行した後にステップA3へ移行する。
【0063】ステップA3で「YES」と判断した場
合、つまり、中断スイッチ20のオン操作に応じて中断
タイマのタイマ動作開始された後に、当該中断タイマに
設定された動作時間(例えば10分)が経過した場合に
は、警報出力ルーチンA32を実行した後にステップA
4へ移行する。このとき、上記警報出力ルーチンA32
では、例えば、持玉表示ランプ10を点滅させることに
より警報を発生したり、パチンコホール従業員に対し店
内放送、或いはインカムのような携帯端末などを利用し
て警報を直接的に伝えることにより、対応するパチンコ
遊技機3での遊技中断状態が不要に長くなった旨を報知
する。そして実際の運用上においては、斯様な報知に基
づいてパチンコホール従業員が所定の対応(例えば、パ
チンコ遊技機3を遊技中断状態とした遊技客を呼び出す
店内放送の実行、及び必要に応じて該当するパチンコ遊
技機3での遊技中断状態を強制的に解除する操作など)
を行う。
【0064】ステップA4で「YES」と判断した場合
(カード挿入口22に会員カード1が挿入されていない
状態で送信機11からのキャンセル信号を受信した場
合)には、前記警報が出力中か否かを判断する(ステッ
プA33)。警報が出力されていない場合にはそのまま
ステップA1へ戻るが、警報が出力されていた場合に
は、管理装置29へ前記精算信号Sdを出力するステッ
プA34、貯玉数表示部14及び持玉数表示部15によ
る表示状態並びに持玉表示ランプ10の点灯状態を初期
化するステップA35を順次実行した後にステップA1
へ戻る。
【0065】一方、計数処理プログラムを示す図6及び
図7において、制御部26は、まず、玉計数機23から
の計数パルスの入力の有無、つまり、玉計数機23が計
数動作を行ってるか否かを判断する(ステップB1)。
ここで「NO」と判断した場合には後述するステップB
6へ移行するが、「YES」と判断した場合には、中断
スイッチ20及び精算スイッチ21の操作を無効化する
ステップB2を実行した後に、持玉表示更新ルーチンB
3及び持玉表示ランプ点灯ルーチンB4を順次実行す
る。
【0066】上記持玉表示更新ルーチンB3では、玉計
数機23からの計数パルスにより示されるパチンコ玉数
を記憶部26a中における持玉数記憶エリアに加算する
と共に、その加算後の持玉数を持玉数表示部15に更新
表示する。また、上記持玉表示ランプ点灯ルーチンB4
では、持玉表示ランプ10群の点灯状態を、上記持玉数
記憶エリア中の最新の持玉数に基づいて制御することに
より、その記憶持玉数のおおよその値を視覚的に表示す
る。
【0067】上記持玉表示ランプ点灯ルーチンB4の実
行後には、タイマ時間が例えば1〜2秒程度に設定され
た計数終了補償タイマのタイマ動作を初期状態から開始
させるステップB5を実行した後にステップB6へ移行
する。尚、上記計数終了補償タイマは、そのタイマ動作
期間中にステップB5が実行されたときにおいても初期
状態からタイマ動作を開始するリトリガタイプのもので
ある。
【0068】ステップB6では、パチンコ遊技機3から
の特賞信号Sf(当該パチンコ遊技機3で特賞モードが
発生している期間中連続して立ち上がった状態を呈する
信号)の入力が開始されたか否かを判断する。ここで
「NO」と判断した場合には後述するステップB13へ
移行するが、「YES」と判断した場合には、玉計数機
23に設定されている計数モードが1回交換モード(玉
計数機23により計数したパチンコ玉の全部を貯玉へ移
行させるモード)であるか否かを判断する(ステップB
7)。
【0069】上記ステップB7で「NO」と判断した場
合には、ステップB13へ移行するが、「YES」と判
断した場合には、差玉数(打込パチンコ玉数と賞球とし
ての放出パチンコ玉数の差)の演算動作が行われている
か否かを判断する(ステップB8)。ここで「NO」と
判断した場合には、差玉数演算開始のためのステップB
9を実行した後にステップB10へ移行し、「YES」
と判断した場合には、上記ステップB9をジャンプして
ステップB10へ移行する。
【0070】上記ステップB9では、パチンコ遊技機3
からのアウト玉数信号Saにより示される打込パチンコ
玉数から、同じくパチンコ遊技機3からのセーフ玉数信
号Sbにより示される賞球としての放出パチンコ玉数を
減算するという差玉数算出動作を開始させるものであ
り、このような差玉数算出動作は、計数処理プログラム
の処理動作と並行して行われる。
【0071】上記ステップB10では、対応するパチン
コ遊技機3が特賞モードにあることを示す特賞フラグを
「1」にセットするものであり、この後には、タイマ時
間が例えば30秒程度に設定された保留玉補償タイマの
タイマ動作が行われているか否かを判断する(ステップ
B11)。ここで「NO」と判断した場合にはそのまま
ステップB13へ移行するが、「YES」と判断した場
合には当該保留玉補償タイマを動作停止(リセット)さ
せるステップB12を実行した後にステップB13へ移
行する。尚、上記保留玉補償タイマは、パチンコ遊技機
3において特賞動作用の始動入賞孔に入賞したパチンコ
玉による特賞発生機能を補償するためのものである。
【0072】ステップB13では、パチンコ遊技機3か
らの特賞信号Sfの入力が停止されたか否かを判断す
る。ここで「NO」と判断した場合には後述するステッ
プB17へ移行するが、「YES」と判断した場合に
は、玉計数機23に設定されている計数モードが1回交
換モードであるか否かを判断する(ステップB14)。
【0073】上記ステップB14で「NO」と判断した
場合には、ステップB17へ移行するが、「YES」と
判断した場合には、パチンコ遊技機3からの確変信号S
k(当該パチンコ遊技機3が確率変動モードにある期間
だけ連続して立ち上がった状態を呈する信号)が入力中
か否かを判断する(ステップB15)。ここで「YE
S」と判断した場合にはそのままステップB17へ移行
するが、「NO」と判断した場合には、前記保留玉補償
タイマのタイマ動作を初期状態から開始させるステップ
B16を実行した後にステップB17へ移行する。
【0074】ステップB17では、前記保留玉補償タイ
マがタイムアップしたか否かを判断するものであり、こ
こで「NO」と判断した場合にはそのまま図7に示すス
テップB19へ移行するが、「YES」と判断した場合
には、前記ステップB9で開始された差玉数演算を停止
させるためのステップB18を実行した後にステップB
19へ移行する。
【0075】図7に示すステップB19では、前記保留
玉補償タイマがタイムアップしたか否かを判断する。こ
こで「NO」と判断した場合にはそのまま図6に示すス
テップB1へ戻るが、「YES」と判断した場合には、
パチンコ遊技機3からの確変信号Skが入力中か否かを
判断する(ステップB20)。ここで「YES」と判断
した場合にはステップB1へ戻るが、「NO」と判断し
た場合には、前記計数終了補償タイマ(ステップB5の
実行毎に初期状態からタイマ動作を行うタイマ)がタイ
ムアップしたか否かを判断する(ステップB21)。
【0076】上記ステップB21で「NO」と判断した
場合にはステップB1へ戻るが、「YES」と判断した
場合には、パチンコ遊技機3からの特賞信号Sfの入力
の有無を判断する(ステップB23)。このステップB
23で「YES」と判断した場合にはステップB21へ
戻るが、「NO」と判断した場合には、前記特賞フラグ
が「1」にセットされているか否かを判断する(ステッ
プB23)。
【0077】特賞フラグがリセットされていた場合に
は、中断スイッチ20及び精算スイッチ21の操作を有
効化するステップB24を実行した後にステップB1へ
戻る。これに対して、特賞フラグがセットされていた場
合には、タイマ動作時間が1〜2分程度に設定された検
出用タイマのタイマ動作を開始させ(ステップB2
5)、この後に、記憶部26aに記憶された機種毎設定
テーブル(図4参照)から、対応するパチンコ遊技機3
の機種に対応した機種毎設定値を読み込む(ステップB
26)。
【0078】尚、上記検出用タイマに設定された時間が
請求項3の発明でいう上限時間に相当するものである。
また、ステップB22で「NO」と判断された後に実行
されるステップB23で「YES」と判断される状態
(特賞信号が入力停止され、特賞フラグがセットされた
状態)は、パチンコ遊技機3での特賞モードが終了した
状態に対応するものである。
【0079】また、上記検出用タイマは、パチンコ遊技
機3が特賞モードにある期間において、所謂パンク(特
賞モードが通常の終了時期より早く終了してしまうこ
と)や賞球用のパチンコ玉の詰まりなどが発生すること
に起因して、実際に放出されたパチンコ玉の量が標準的
な放出量(これは上記機種毎設定値により示される)よ
り少なくなった状態を検出するためのものであり、玉計
数機23において上記標準的な放出量に対応した数のパ
チンコ玉を計数するのに要する時間より若干長い時間に
設定されている。
【0080】上記ステップB26の実行後には、玉計数
機23による計数値が前記ステップB26で読み込んだ
機種毎設定値以上になったか否かを判断する(ステップ
B27)。「計数値<機種毎設定値」の状態にある場合
には、検出用タイマがタイムアップしたか否かを判断し
(ステップB28a)、ここで「NO」と判断した場合
には、パチンコ遊技機3からのアウト玉数信号Saの入
力の有無を判断する(ステップB28b)。
【0081】上記ステップB28bで「NO」と判断し
た場合には、そのままステップB1へ戻るが、当該ステ
ップB28bで「YES」と判断した場合、並びに前記
ステップB28aで「YES」と判断した場合には、例
えば貯玉数表示部14に対しエラー表示を行うと共に、
パチンコホール従業員に対してエラー警報(請求項3及
び4の発明でいう警報信号に相当)を出力するというエ
ラー出力ステップB29を実行した後にステップB1へ
戻る。尚、上記エラー警報は、管理装置29やこれに付
随して設けられている運用端末を通じて行ったり、或い
はパチンコホール従業員がインカムなどを利用して行う
ことができる。
【0082】前記ステップB27で「YES」と判断し
た場合(「計数値≧機種毎設定値」の状態になった場
合)には、前述した差玉数算出動作により得られる差玉
数演算値を読み込み(ステップB30)、玉計数機23
による計数値が当該差玉数演算値以上になったか否かを
判断する(ステップB31)。
【0083】上記ステップB31で「NO」と判断した
場合には、前記ステップB28aへ移行するが、「YE
S」と判断した場合には、管理装置29へデータ移行信
号Sfを出力する(ステップB32)。この場合、上記
データ移行信号Sfは、図14(f)に示すように、当
該信号を特定するための信号コードと、挿入されたカー
ドから読み取ったカード番号と、対応する玉計数機23
毎に予め設定された固有の計数機番号と、玉計数機23
による計数値を示すデータとを組み合わせたフォーマッ
トとなっている。
【0084】尚、上記ステップB31で「YES」と判
断される状態は、計数値≧機種毎設定値の大小関係にあ
り、且つ上記計数値がパチンコ遊技機3での特賞発生か
ら終了までの差玉数より大きい状態に相当するものであ
り、このような状態をパチンコ遊技機1での特賞により
放出されたパチンコ玉の計数が終了したものとの判断す
ることになる。
【0085】上記ステップB32の実行後には、記憶部
26a中に記憶されている持玉数を貯玉数に移行させる
データ移行処理ルーチンB33、中断スイッチ20及び
精算スイッチ21の操作を有効化するステップB34、
特賞フラグをリセットするステップB35を順次実行し
た後にステップB1へ戻る。
【0086】リプレー処理プログラムを示す図8におい
て、制御部26は、テンキースイッチ16を通じて所定
桁数の暗証番号が入力されるまで、若しくは返却スイッ
チ17がオン操作されるまで待機する(ステップC1、
C2)。
【0087】上記待機状態から、暗証番号が入力された
ときには、管理装置29へ暗証確認信号Sbを出力し
(ステップC3)、この後に管理装置29から持玉・貯
玉データ及び拒絶信号の何れかがアンサバックされるま
で待機する(ステップC4、C5)。尚、上記暗証確認
信号Sbは、図14(b)に示すように、当該信号を特
定するための信号コードと、挿入されたカードから読み
取ったカード番号と、入力された暗証番号とを組み合わ
せたフォーマットとなっている。
【0088】このとき、上記暗証確認信号Sbを受信し
た管理装置29にあっては、後述の説明により明らかと
なるように、当該暗証確認信号Sb中の暗証番号(入力
された暗証番号)が挿入されている会員カード1に予め
設定されている暗証番号と一致するときに、当該会員カ
ード1と対応付けた状態で記憶している持玉・貯玉デー
タををアンサバックし、上記暗証確認信号Sb中の暗証
番号が挿入会員カード1に予め設定されている暗証番号
と一致しないときに拒絶信号を出力する構成となってい
る。
【0089】拒絶信号がアンサバックされたときには、
例えば貯玉数表示部14に対しエラー表示を行うという
エラー出力ステップC6を実行した後にステップC2へ
移行するが、持玉・貯玉データがアンサバックされたと
きには、その持玉・貯玉データにより示される持玉数及
び貯玉数を持玉数表示部15及び貯玉数表示部14にそ
れぞれ表示するステップC7a及びC7bを順次実行し
た後にステップC2へ移行する。尚、上記エラー出力ス
テップC6では、暗証番号の再入力を促すメッセージを
表示するようにしても良い。
【0090】前記ステップC2で「YES」と判断した
場合(返却スイッチ17がオン操作された場合)には、
記憶部26aに記憶されている持玉数データが「1」以
上あるか否かを判断する(ステップC8)。
【0091】上記ステップC8で「YES」と判断した
場合には、持玉返却処理ルーチンC9を実行する。この
ルーチンC9では、記憶部26aに記憶されている持玉
数(これは持玉数表示部15に表示されている)が所定
の基準値Nm(返却スイッチ17の1回の操作により放
出するパチンコ玉の基準量である例えば「100」)以
上あるか否かを判断し、基準値Nm以上ある場合には、
放出機構24を通じてNm個のパチンコ玉を放出(返
却)する。また、記憶部26aに記憶されている持玉数
が基準値Nm未満であった場合には、放出機構24を通
じて上記持玉数に相当した数のパチンコ玉を放出する。
【0092】持玉返却処理ルーチンC9の実行後には、
持玉表示更新ルーチンC10を実行する。このルーチン
C10では、記憶部26aに記憶されている持玉数を上
記放出パチンコ玉(基準値Nmに対応)に相当した数だ
け減算すると共に、持玉数表示部15の表示内容を減算
後の持玉数に応じたものに更新する。
【0093】持玉表示更新ルーチンC10の実行後に
は、管理装置29へ持玉データ信号Shを出力するステ
ップC11、持玉表示ランプ10を消灯するステップC
12を順次実行した後にステップC1へ戻る。尚、上記
持玉データ信号Shは、図14(h)に示すように、当
該信号を特定するための信号コードと、挿入されたカー
ドから読み取ったカード番号と、その時点で記憶部26
aに記憶されている持玉数を示すデータとを組み合わせ
たフォーマットとなっている。
【0094】一方、前記ステップC8で「NO」と判断
した場合(記憶部26a中の持玉数データが「0」の場
合)には、記憶部26aに記憶されている貯玉数(これ
は貯玉数表示部14に表示されている)が予め設定され
た規定値Nc(例えば「150」)以上あるか否かを判
断する(ステップC13)。このステップC13で「N
O」と判断した場合にはステップC1へ戻るが、「YE
S」と判断した場合には貯玉返却処理ルーチンC14を
実行する。
【0095】この貯玉返却処理ルーチンC14では、前
記規定値Nc(=150)に対して所定の割引率を乗算
した数(例えば割引率が2/3であった場合には100
個)のパチンコ玉を放出機構24を通じて放出(返却)
する動作を行う。尚、前記ステップC13で「NO」と
判断されたときには、貯玉返却処理ルーチンC14が実
行されることがないから、記憶部26aに記憶されてい
る持玉数が規定値Nc未満であった場合には、放出機構
24を通じたパチンコ玉の放出動作が行われることはな
い。
【0096】上記のような貯玉返却処理ルーチンC14
の実行後には、貯玉表示更新ルーチンC15を実行す
る。このルーチンC15では、記憶部26aに記憶され
ている貯玉数を上記規定値Ncに相当した数だけ減算す
ると共に、貯玉数表示部14の表示内容を減算後の貯玉
数に応じたものに更新する。
【0097】上記貯玉表示更新ルーチンC15の実行後
には、管理装置29へ貯玉データ信号Sfを出力するス
テップC16を実行した後にステップC1へ戻る。尚、
上記貯玉データ信号Sfは、図14(g)に示すよう
に、当該信号を特定するための信号コードと、挿入され
たカードから読み取ったカード番号と、その時点で記憶
部26aに記憶されている貯玉数を示すデータとを組み
合わせたフォーマットとなっている。
【0098】玉貸処理プログラムを示す図9において、
制御部26は、検銭機構25からの判断信号に基づいて
硬貨投入口12に硬貨が投入されるまで待機する(ステ
ップD1)。硬貨が投入されたと判断したときには、そ
の投入硬貨の価額に相当した量のパチンコ玉を放出機構
24を通じて放出するステップD2、管理装置29へ売
上信号Siを出力するステップD3を順次実行した後に
ステップD1へ戻る。尚、上記売上信号Siは、図14
(i)に示すように、当該信号を特定するための信号コ
ードと、対応する玉計数機23毎に予め設定された固有
の計数機番号と、売上金額(投入された硬貨の価額)を
示すデータとを組み合わせたフォーマットとなってい
る。
【0099】しかして、以上のような制御部26による
制御内容の要点をまとめると次のようになる。 (1)パチンコ遊技機3に付随したカード挿入口22に
対して、カードが挿入されたときには、そのカードに記
録されたIDコード及びカード番号などを含むカード挿
入信号Sa(図14(a)参照)を管理装置29へ出力
する。
【0100】(2)上記のようなカード挿入信号Saの
出力に応じて、管理装置29側から拒絶信号がアンサバ
ックされたときには挿入カードを排出する。また、カー
ド挿入口22に対し適正な会員カード1が挿入されるの
に応じて、管理装置29側から確認信号がアンサバック
されたときには、下皿7の落下口に設けられたシャッタ
を開放状態に切り替えて玉計数機23によるパチンコ玉
計数動作を許容すると共に、テンキースイッチ16、返
却スイッチ17、中断スイッチ20及び精算スイッチ2
1の操作を有効化する。
【0101】(3)上述のようにテンキースイッチ16
の操作が有効化された状態で、当該テンキースイッチ1
6により4桁の暗証番号が入力されたときには、挿入状
態にある会員カード1のカード番号及び入力暗証番号を
含む暗証確認信号Sb(図14(b)参照)を管理装置
29へ出力する。
【0102】(4)上記のような暗証確認信号Sbの出
力に応じて、管理装置29側から拒絶信号がアンサバッ
クされたときには、貯玉数表示部14を利用してエラー
表示を行う。また、管理装置29側から持玉・貯玉デー
タがアンサバックされたときには、その持玉・貯玉デー
タにより示される持玉数及び貯玉数を持玉数表示部15
及び貯玉数表示部14にそれぞれ表示する。
【0103】(5)玉計数機23による計数動作が行わ
れたときには、その玉計数機23による計数値を記憶部
26a中の持玉数記憶エリアに加算し、その加算後の持
玉数を持玉数表示部15により表示すると共に、上記の
ように記憶された持玉数のおおよその値を持玉表示ラン
プ10群を通じて視覚的に表示する。また、玉計数機2
3による計数動作が行われている期間中は、中断スイッ
チ20及び精算スイッチ21の操作を無効化する。
【0104】(6)前述のように返却スイッチ17の操
作が有効化された状態で、当該返却スイッチ17がオン
操作された場合には、放出機構18を通じてパチンコ玉
の返却(放出)動作を行う。
【0105】この場合、記憶部26aに記憶されている
持玉数が「1」以上ある場合には、当該持玉数に基づい
たパチンコ玉の返却動作を行うと共に、記憶部26a中
の持玉数をパチンコ玉の返却数に応じた数だけ減少させ
るものであり、さらに、このように減少された後の持玉
数を示すデータを含む持玉データ信号Shを管理装置2
9へ出力する。尚、上記のような記憶持玉数に基づいた
パチンコ玉の返却動作時においては、基準値Nmに対応
した例えば100個(持玉数が100個未満の場合には
当該データに応じた個数)ずつのパチンコ玉を返却す
る。
【0106】つまり、記憶部26中の持玉数に基づいた
パチンコ玉返却動作時には、その返却数が当該持玉数と
同じ数となるように制御するという等価返却処理が実行
されることになる。
【0107】上記のような等価返却処理に応じて記憶部
26a中の持玉数が零になった場合、並びに当該持玉数
が当初から零であった場合には、記憶部26aに記憶さ
れている貯玉数に基づいたパチンコ玉の返却動作を行う
ようになる。
【0108】この場合の返却動作は、記憶部26aに記
憶されている貯玉数が、予め設定された規定値Ncに対
応した例えば150個以上あるときのみ行われるもの
で、当該規定値Nc(=150)に対し所定の割引率
(=2/3)を乗算した100個ずつのパチンコ玉を返
却すると共に、記憶部26a中の貯玉数を規定値Ncに
応じた数(=150)だけ減少させる。そして、このよ
うに減少された後の貯玉数を示すデータを含む貯玉デー
タ信号Sfを管理装置29へ出力する。
【0109】つまり、記憶部26中の貯玉数に基づいた
パチンコ玉返却動作時には、実際に返却されるパチンコ
玉数が、貯玉数に対して所定の割引率(=2/3)を乗
じた数となるように制御するという割引返却処理が実行
されることになる。
【0110】(7)硬貨投入口12へ硬貨が投入された
ときには、投入された硬貨の価額に相当した量のパチン
コ玉を放出機構18を通じて放出すると共に、玉計数機
23毎に固有の計数機番号及び売上金額(投入された硬
貨の価額)を示すデータを含む売上信号Siを管理装置
29へ出力する。
【0111】(8)前述のように中断スイッチ20の操
作が有効化された状態で、当該中断スイッチ20がオン
操作された場合には、挿入状態にある会員カード1のカ
ード番号及び玉計数機23毎に固有の計数機番号を含む
中断信号Sc(図14(c)参照)を管理装置29へ出
力すると共に、貯玉数表示部14に中断表示を行う。さ
らに、タイマ時間が10分程度に設定された中断タイマ
のタイマ動作を開始させると共に、会員カード1を排出
し、下皿7の落下口に設けられたシャッタを閉鎖した状
態に切り替え、テンキースイッチ16、返却スイッチ1
7、中断スイッチ20及び精算スイッチ21の操作を全
部無効化する。
【0112】(9)上記のような中断表示状態が10分
以上継続されて中断タイマがタイムアップしたときに
は、対応するパチンコ遊技機3での遊技中断状態が不要
に長くなった旨の警報(持玉表示ランプ10の点滅によ
る警報、或いは店内放送や携帯端末などを利用した警
報)を発生する。尚、上記中断表示状態は、会員カード
1の挿入に応じて管理装置29側から確認信号がアンサ
バックされた場合には解除されるものであり、この解除
時には、上記中断タイマがリセットされることになる。
【0113】(10)上記のように警報を発生した状態
で、送信機11からのキャンセル信号を受信した場合
(つまり、パチンコホール従業員が、警報の発生源とな
った玉貸機9のリモコン受信部11aに向けて、送信機
11からキャンセル信号を送信する操作を行った場合)
には、挿入状態にある会員カード1のカード番号、玉計
数機23毎に固有の計数機番号及びその時点で記憶部2
6aに記憶されている持玉数を示すデータを含む精算信
号Sd(図14(d)参照)を管理装置29へ出力す
る。また、貯玉数表示部14及び持玉数表示部15によ
る表示状態並びに持玉表示ランプ10の点灯状態を初期
化する。
【0114】(11)前述のように精算スイッチ21の
操作が有効化された状態で、当該精算スイッチ21がオ
ン操作された場合にも、上記のような精算信号Sdを管
理装置29へ出力すると共に、貯玉数表示部14及び持
玉数表示部15による表示状態並びに持玉表示ランプ1
0の点灯状態を初期化する。さらに、会員カード1を排
出すると共に、下皿7に設けられた落下口を閉鎖した状
態に切り替え、テンキースイッチ16、返却スイッチ1
7、中断スイッチ20及び精算スイッチ21の操作を全
部無効化する。
【0115】(12)返却スイッチ17、中断スイッチ
20及び精算スイッチ21の操作が有効化された状態
で、送信機11からのキャンセル信号を受信した場合
(つまり、カード挿入口22に適正な会員カード1が挿
入されている状態で、パチンコホール従業員が、当該カ
ード挿入口22を備えた玉貸機9のリモコン受信部11
aに向けて、送信機11からキャンセル信号を送信する
操作を行った場合)には、挿入会員カード1のカード番
号及び玉計数機23毎に固有の計数機番号を含む復帰確
認信号Seを管理装置29へ出力する。
【0116】(13)上記のような復帰確認信号Seの
出力に応じて、管理装置29側から拒絶信号がアンサバ
ックされたときには、貯玉数表示部14に対しエラー表
示を行う。また、管理装置29側から持玉・貯玉データ
がアンサバックされたときには、その持玉・貯玉データ
により示される持玉数及び貯玉数を持玉数表示部15及
び貯玉数表示部14にそれぞれ表示する。
【0117】(14)カード挿入口22に会員カード1
が挿入されていない状態で、管理装置29からの中断解
除信号を受信した場合にも、前述したような精算信号S
dを管理装置29へ出力すると共に、貯玉数表示部14
及び持玉数表示部15による表示状態並びに持玉表示ラ
ンプ10の点灯状態を初期化する。
【0118】(15)パチンコ遊技機3において特賞モ
ードが発生したときには、パチンコ遊技機3での特賞モ
ードの発生から終了までの期間における差玉数を算出す
るための差玉数演算動作を開始する。尚、このような差
玉数演算動作は、上記特賞モードの終了後において保留
玉補償タイマに設定されたタイマ時間が経過するまで続
行される。
【0119】(16)パチンコ遊技機3にて発生した特
賞モードが終了した場合において、当該パチンコ遊技機
3が確率変動モードを呈していなかったときには、玉計
数機23の計数値と、当該パチンコ遊技機3の機種に応
じて予め決められた機種毎設定値との大小関係が「計数
値≧機種毎設定値」の状態にあり、且つ上記計数値と前
述したような差玉数演算動作により算出した差玉数演算
数との大小関係が「計数値≧差玉数演算値」の状態にあ
る場合に、挿入会員カード1のカード番号及び玉計数機
23毎に固有の計数機番号並びに上記計数値を含むデー
タ移行信号Sfを管理装置29へ出力すると共に、記憶
部26a中に記憶されている持玉数を貯玉数に移行させ
るというデータ移行作動作を実行する。
【0120】尚、上記データ移行信号Sfを受信した管
理装置29にあっては、後述するような自動精算動作を
実行するようになる。また、上記のようなデータ移行信
号Sfの出力動作並びにデータ移行動作は、特賞モード
の終了後において保留玉補償タイマに設定されたタイマ
時間が経過するまで(前記差玉数演算動作が終了するま
で)見合わされる。
【0121】(17)パチンコ遊技機3で発生した特賞
モードが終了したときにおいて、当該パチンコ遊技機3
が確率変動モードを呈している期間中は前記データ移行
信号Sfの出力動作並びにデータ移行動作の実行を見合
わせる。
【0122】(18)パチンコ遊技機3で発生した特賞
モードが終了した後に予め設定された上限時間(検出用
タイマに設定されたタイマ時間)が経過した時点で、前
記データ移行信号Sfの出力動作が未実行であった場合
(前記自動精算動作が未実行であった場合に相当)に
は、パチンコホール従業員に向けたエラー警報を発生す
る。
【0123】(19)パチンコ遊技機3で発生した特賞
モードが終了した後に、前記データ移行信号Sfの出力
動作が未実行の状態(自動精算動作が未実行の状態)
で、当該パチンコ遊技機3からアウト玉数信号Saが出
力された場合(パチンコ遊技機3が稼働された場合に相
当)には、同様にエラー警報を発生する。
【0124】さ1て、前記管理装置29は、CPU及び
ROM、RAMなどの周辺回路を含んで構成されてお
り、前述した各パチンコ遊技機3毎の管理用データの演
算及び打止制御機能の他に、玉貸機9によるパチンコ玉
の貸出動作並びに玉計数機23による計数結果の管理に
関わる制御機能を、玉貸機9側の制御部26からの送信
データに基づいて実現する構成となっている。
【0125】図10及び図11には、管理装置29によ
る制御内容の主要部分が示されており、以下において
は、その制御内容について当該制御に応答して玉貸機9
側で行われる動作内容と共に説明する。
【0126】図10及び図11において、管理装置29
は、玉貸機9側の制御部26から送信されてくる前記カ
ード挿入信号Sa、暗証確認信号Sb、持玉データ信号
Sh、貯玉データ信号Sf、売上信号Si、中断信号S
c、精算信号Sd、データ移行信号Sf、復帰確認信号
Seがそれぞれ入力されたか否かを判断する各ステップ
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S
9を順次実行する待機ループを形成する。
【0127】カード挿入信号Sa(図14(a)参照)
を受信した場合(ステップS1で「YES」)、つま
り、玉貸機9側においてカード挿入口22にカードが挿
入された場合には、受信したカード挿入信号Sa中のI
Dコードに基づいて当該挿入カードが会員カード1であ
るか否かを判断する(ステップS10)。
【0128】ここで「NO」と判断した場合には、カー
ド挿入信号Saの送信元となった玉貸機9に対して拒絶
信号をアンサバックするステップS11を実行した後に
ステップS2へ移行する。
【0129】このように拒絶信号がアンサバックされた
場合には、玉貸機9側では、図5に示すステップA8が
実行されるようになり、以てカード挿入口22に対し挿
入されているカードを排出する動作が行われる。
【0130】これに対して、ステップS10で「YE
S」と判断した場合には、計数機ファイル(図12参
照)にアクセスし(ステップS12)、受信したカード
挿入信号Saに含まれる計数機番号に対応したレコード
中の計数機状態が「中断」であるか否かを判断する(ス
テップS13)。
【0131】上記ステップS13で「YES」と判断し
た場合には、受信したカード挿入信号Sa中のカード番
号と、計数機ファイル中の該当カード番号とが一致する
か否かを判断する(ステップS14)。ここで「NO」
と判断した場合(遊技が一時的に中断された状態にある
パチンコ遊技機3に付随したカード挿入口22に対し
て、その遊技を中断させた遊技客以外の会員カード1が
挿入された場合に相当)には、カード挿入信号Saの送
信元となった玉貸機9に対して拒絶信号をアンサバック
するステップS15を実行した後にステップS2へ移行
する。従って、このように拒絶信号がアンサバックされ
た場合にも、玉貸機9側においては図5に示すステップ
A8が実行されるようになり、カード挿入口22に対し
挿入されている会員カード1を排出する動作が行われ
る。
【0132】これに対して、ステップS14で「YE
S」と判断した場合(遊技が一時的に中断された状態に
あるパチンコ遊技機3に付随したカード挿入口22に対
して、その遊技を中断させた遊技客の会員カード1が挿
入された場合に相当)には、カード挿入信号Saの送信
元となった玉貸機9に対して確認信号をアンサバックす
るステップS16、計数機ファイルにおける該当レコー
ド中の計数機状態を「挿入」に更新するステップS17
を順次実行した後にステップS2へ移行する。
【0133】このように確認信号がアンサバックされた
場合には、玉貸機9側では、図5に示すステップA9以
降の制御が行われることになり、以て下皿7に設けられ
た落下口が開放されると共に、テンキースイッチ16、
返却スイッチ17、中断スイッチ20及び精算スイッチ
21の操作が有効化されるようになる。
【0134】一方、前記ステップS13で「NO」と判
断した場合には、カード挿入信号Saの送信元となった
玉貸機9に対して確認信号をアンサバックするステップ
S18を実行した後に、カードファイル(図13参照)
にアクセスし(ステップS19)、受信したカード挿入
信号Saに含まれるカード番号に対応したレコードがあ
るか否かを判断する(ステップS20)。従って、この
ように確認信号がアンサバックされた場合においても、
玉貸機9側において、図5に示すステップA9以降の制
御が行われることになる。
【0135】上記ステップS20で「NO」と判断した
場合には、カードファイル中に受信したカード挿入信号
Saに対応した新規レコードを作成するステップS21
を実行した後にステップS2へ移行する。これに対し
て、ステップS20で「YES」と判断した場合には、
カードファイル中において、受信したカード挿入信号S
aに含まれるカード番号に対応したレコード中のカード
状態が「中断」であるか否かを判断する(ステップS2
2)。
【0136】上記ステップS22で「YES」と判断し
た場合(カード挿入信号Saの発生原因となった会員カ
ード1が、他のパチンコ遊技機3での遊技を一時的に中
断させたものであった場合に相当)には、前記カードフ
ァイルにおける該当レコード中の計数機番号に対応した
玉貸機9(上記会員カード1を所持した遊技客が、中断
スイッチ20の操作に応じて遊技を一時的に中断させた
状態にあるパチンコ遊技機3に対応したもの)に対して
中断解除信号を出力するステップS23を実行した後に
ステップS24へ移行し、「NO」と判断した場合には
上記ステップS23をジャンプしてステップS24へ移
行する。
【0137】このように出力される中断解除信号を受信
した玉貸機9側では、図5に示すステップA31が実行
されるようになり、以て貯玉数表示部14及び持玉数表
示部15による表示状態並びに持玉表示ランプ10の点
灯状態が初期化される。
【0138】上記ステップS24では、上述のようにア
クセスしたカードファイルレコード中のカード状態を
「挿入」に更新すると共に、当該レコード中の計数機番
号を受信したカード挿入信号Saに含まれる計数機番号
に更新するものであり、このような更新処理が済んだ後
にステップS2へ移行する。
【0139】暗証確認信号Sb(図14(b)参照)を
受信した場合(ステップS2で「YES」)、つまり、
玉貸機9側においてカード挿入口22に適正な会員カー
ド1が挿入された状態でテンキースイッチ16を通じて
暗証番号が入力された場合には、カードファイルにアク
セスし(ステップS25)、受信した暗証確認信号Sb
に含まれるカード番号に対応したレコード中の暗証番号
が、当該暗証確認信号Sb中の暗証番号と一致するか否
かを判断する(ステップS26)。
【0140】上記ステップS26で「NO」と判断した
場合には、暗証確認信号Sbの出力元となった玉貸機9
に対して拒絶信号をアンサバックするステップS27を
実行した後にステップS3へ移行する。このように拒絶
信号がアンサバックされた場合には、玉貸機9側では、
図8に示すステップC6が実行されるようになり、以て
貯玉数表示部14に対しエラー表示する動作が行われ
る。
【0141】これに対して、ステップS26で「YE
S」と判断した場合には、暗証確認信号Sbの送信元と
なった玉貸機9に対して貯玉データをアンサバックする
ステップS28を実行した後にステップS3へ移行す
る。上記ステップS28では、カードファイル中から上
記暗証確認信号Sbに含まれるカード番号に対応した持
玉データ及び貯玉データを読み出して持玉・貯玉データ
としてアンサバックするものである。
【0142】このように持玉・貯玉データがアンサバッ
クされた場合には、玉貸機9側では、図8に示すステッ
プC7a、C7bが実行されるようになり、以て当該持
玉・貯玉データにより示される持玉数及び貯玉数が持玉
数表示部15及び貯玉数表示部14にそれぞれ表示され
る。
【0143】持玉データ信号Sh(図14(h)参照)
を受信した場合(ステップS3で「YES」)には、カ
ードファイルにアクセスするステップS29、持玉デー
タ更新ステップS30を順次実行した後にステップS4
へ移行する。上記持玉データ更新ステップS30では、
カードファイルのうち、受信した持玉データ信号Shに
含まれるカード番号に対応したレコード中の持玉データ
を、当該持玉データ信号Sh中の持玉数に更新する動作
を行う。
【0144】貯玉データ信号Sf(図14(g)参照)
を受信した場合(ステップS4で「YES」)には、カ
ードファイルにアクセスするステップS31、貯玉デー
タ更新ステップS32を順次実行した後にステップS5
へ移行する。上記貯玉データ更新ステップS32では、
カードファイルのうち、受信した貯玉データ信号Sfに
含まれるカード番号に対応したレコード中の貯玉データ
を、当該貯玉データ信号Sf中の貯玉数に更新する動作
を行う。
【0145】売上信号Si(図14(i)参照)を受信
した場合(ステップS5で「YES」)には、計数機フ
ァイル(図12参照)にアクセスするステップS33、
売上データ更新ステップS34を順次実行した後に、図
11に示すステップS6へ移行する。上記売上データ更
新ステップS34では、計数機ファイルのうち、受信し
た売上信号Siに含まれる計数機番号に対応した売上デ
ータを、当該売上信号Si中の売上金額に更新する動作
を行う。
【0146】中断信号Sc(図14(c)参照)を受信
した場合(ステップS6で「YES」)には、計数機フ
ァイルにアクセスするステップS35、計数機ファイル
更新ステップS36、カードファイルにアクセスするス
テップS37、カードファイル更新ステップS38を順
次実行した後にステップS7へ移行する。
【0147】上記計数機ファイル更新ステップS36で
は、計数機ファイル中のうち、受信した中断信号Scに
含まれる計数機番号に対応したレコード中の計数機状態
のデータを、「遊技中断状態」に更新する動作を行う。
また、上記カードファイル更新ステップS38では、カ
ードファイルのうち、受信した中断信号Scに含まれる
カード番号に対応したレコード中のカード状態のデータ
を、「遊技中断状態」に更新する動作を行う。
【0148】精算信号Sd(図14(d)参照)を受信
した場合(ステップS7で「YES」)には、計数機フ
ァイルにアクセスするステップS39、計数機ファイル
更新ステップS40、カードファイルにアクセスするス
テップS41、カードファイル更新ステップS42を順
次実行した後にステップS8へ移行する。
【0149】上記計数機ファイル更新ステップS40で
は、計数機ファイルのうち、受信した精算信号Sdに含
まれる計数機番号に対応したレコード中のカード番号
を、当該精算信号Sd中のカード番号に更新する動作を
行う。また、上記カードファイル更新ステップS42で
は、カードファイルのうち、受信した精算信号Sdに含
まれるカード番号に対応したレコード中の計数機番号
を、当該精算信号Sd中の計数機番号に更新する動作を
行うと共に、当該レコード中の貯玉データ及び精算玉デ
ータに対し、上記精算信号Sd中の持玉数及び上記レコ
ード中の持玉データをそれぞれ加算する動作(但し、精
算玉データの初期値は常時において零である)、並びに
上記レコード中の持玉データを初期化する動作を行う。
【0150】つまり、精算信号Sdを受信したときに
は、当該精算信号Sd中の持玉数を割引返却処理に供さ
れる貯玉データとして記憶すると同時に、該当レコード
中の持玉データが貯玉データとして記憶し直すという精
算動作が行われるものであり、さらに、上記精算信号S
d中の持玉数(つまり、貯玉データへの加算分)と上記
レコード中の持玉データの合計がカードファイル中に精
算玉データとして一時的に記憶されるものである。
【0151】データ移行信号Sf(図14(f)参照)
を受信した場合(ステップS8で「YES」)には、計
数機ファイルにアクセスするステップS43、計数機フ
ァイル更新ステップS44、カードファイルにアクセス
するステップS45、カードファイル更新ステップS4
6を順次実行した後にステップS9へ移行する。
【0152】上記計数機ファイル更新ステップS44で
は、計数機ファイルのうち、受信したデータ移行信号S
fに含まれる計数機番号に対応したレコード中のカード
番号を、当該データ移行信号Sf中のカード番号に更新
する動作を行う。また、上記カードファイル更新ステッ
プS46では、カードファイルのうち、受信したデータ
移行信号Sfに含まれるカード番号に対応したレコード
中の計数機番号を、当該データ移行信号Sf中の計数機
番号に更新する動作を行うと共に、当該レコード中の貯
玉データに対し、上記データ移行信号Sf中の計数値を
加算する動作を行う。
【0153】つまり、データ移行信号Sf中の計数値
は、カードファイル中に持玉データとして記憶されるの
ではなく貯玉データとして記憶されるものである。従っ
て、データ移行信号Sfを受信するのに応じて、本発明
でいう自動精算動作が実行されることになる。
【0154】復帰確認信号Se(図14(e)参照)を
受信した場合(ステップS9で「YES」)には、カー
ドファイルにアクセスし(ステップS47)、受信した
復帰確認信号Seに含まれるカード番号に対応したレコ
ード中の計数機番号が、当該復帰確認信号Se中の計数
機番号と一致するか否かを判断する(ステップS4
8)。
【0155】上記ステップS48で「NO」と判断した
場合には、復帰確認信号Seの送信元となった玉貸機9
に対して拒絶信号をアンサバックするステップS52を
実行した後に、図10に示すステップS1へ戻る。この
ように拒絶信号がアンサバックされた場合には、玉貸機
9側では、図5に示すステップA28が実行されるよう
になり、以て貯玉数表示部14に対しエラー表示する動
作が行われる。
【0156】これに対して、ステップS48で「YE
S」と判断した場合には、カードファイルのうち、受信
した復帰確認信号Seに含まれるカード番号に対応した
レコード中に精算玉データが「1」以上あるか否かを判
断する(ステップS49)。ここで「NO」と判断した
場合には、前記ステップS52を実行した後にステップ
S1へ戻るが、「YES」と判断した場合には、計数機
ファイルにアクセスし(ステップS50)、受信した復
帰確認信号Seに含まれる計数機番号に対応したレコー
ド中のカード番号が、当該復帰確認信号Se中のカード
番号と一致するか否かを判断する(ステップS51)。
【0157】上記ステップS51で「NO」と判断した
場合には、ステップS52を実行した後にステップS1
へ戻るが、「YES」と判断した場合には、カードファ
イルのうち、受信した復帰確認信号Seに含まれるカー
ド番号に対応したレコード中の貯玉データを精算玉デー
タ相当値だけ減算し(ステップS53)、当該レコード
中の精算玉データを持玉データへ移行させる(ステップ
S54)。そして、上記のような精算玉データに基づい
た持玉データ及び減算後の貯玉データを、持玉・貯玉デ
ータとして上記復帰確認信号Seの送信元となった玉貸
機へアンサバックする(ステップS55)。
【0158】つまり、復帰確認信号Seを受信したとき
(玉貸機9側において、精算スイッチ21が操作された
後にカード挿入口22に対し、当該精算スイッチ21の
操作前に挿入されていた会員カード1が再挿入された状
態で送信機11からキャンセル信号が与えられたとき)
には、カードファイル中に一旦貯玉データとして強制的
に記憶したデータ(精算玉データとして記憶されたデー
タ)を、持玉データとして記憶し直すという取消動作を
行うものである。
【0159】上記のように持玉・貯玉データがアンサバ
ックされた場合には、玉貸機9側では、図5に示すステ
ップA29、A30が実行されるようになり、以て当該
持玉・貯玉データにより示される持玉数及び貯玉数が持
玉数表示部15及び貯玉数表示部14にそれぞれ表示さ
れる。
【0160】上記ステップS55の実行後には、計数機
ファイルにアクセスするステップS56、計数機ファイ
ル更新ステップS57を順次実行した後にステップS1
へ戻る。上記計数機ファイル更新ステップS57では、
計数機ファイルのうち、受信した復帰確認信号Seに含
まれる計数機番号に対応したレコード中の持玉データに
対し、前記ステップS55でアンサバックした持玉・貯
玉データにより示される持玉数を加算する動作を行う。
【0161】しかして、上記のように構成された本実施
例によれば、以下に述べるような作用・効果を奏するこ
とができる。即ち、遊技客は、玉貸機9の硬貨投入口1
2に硬貨を投入して新たなパチンコ玉の貸出を受けるこ
とにより、パチンコ遊技機3での遊技を行うことができ
る。また、会員カード1を利用すれば、管理装置29側
に当該会員カード1と対応付けて記憶されている持玉デ
ータ及び貯玉データに基づいたパチンコ玉の返却を、玉
貸機9を通じて受けることができるから、そのパチンコ
玉を使用して遊技を行うこともできる。
【0162】会員カード1を利用して遊技を行う場合に
は、その会員カード1を玉貸機9に設けられたカード挿
入口22へ挿入するのに応じて、管理装置29側から当
該玉貸機9へ、上記挿入会員カード1に対応した持玉・
貯玉データが送信されて玉貸機9内の記憶部26aに記
憶されると共に、持玉数表示部15及び貯玉数表示部1
4に表示されるものであり、その記憶データがパチンコ
玉の返却動作に供されることになる。但し、持玉データ
に基づいたパチンコ玉の返却動作時には、当該持玉デー
タが返却パチンコ玉数だけ減少されるという等価返却処
理が行われるが、貯玉データに基づいたパチンコ玉の返
却動作時には、当該貯玉データが所定の割増分だけ余分
に減少されるという割引返却処理が行われることにな
る。
【0163】カード挿入口22に対し適正な会員カード
1を挿入しておけば、下皿7に設けられた落下口が開放
された状態となるから、その下皿7内のパチンコ玉をパ
チンコ遊技機3に付随して設けられている玉計数機23
により計数させることができ、その計数結果は、前記記
憶部26a中における持玉数記憶エリアに加算されると
共に、その加算後の持玉数が持玉数表示部15に更新表
示されるようになる。
【0164】会員カード1を利用したパチンコ遊技機1
での遊技を終了する場合には、対応する玉貸機9に設け
られた精算スイッチ21を操作する。このような精算ス
イッチ21の操作時においては、記憶部26aに記憶さ
れている持玉数が、管理装置29側に貯玉データとして
記憶されると共に、管理装置側29に記憶されていた持
玉データが貯玉データとして記憶し直されるという精算
動作が行われようになる。つまり、遊技客が遊技対象の
パチンコ遊技機1を変更するときには、遊技を終了した
パチンコ遊技機1での遊技により獲得したパチンコ玉を
含む持玉データが割引返却に供される貯玉データへ強制
的に移行されることになる。
【0165】但し、精算スイッチ21が操作された後、
つまり上述のような精算動作が行われた後に、当該精算
スイッチ21が設けられた玉貸機9のカード挿入口22
に前記会員カード1が再セット(再挿入)された状態で
送信機11からキャンセル信号が与えられたときには、
管理装置29が、前述のように貯玉データへ強制的に移
行されたデータを、等価返却に供される持玉データとし
て記憶し直すという取消動作を行うようになる。
【0166】パチンコ遊技機3で発生した特賞モードが
終了したときには、玉計数機23による計数値(特賞モ
ード期間中に計数されたパチンコ玉数を示す)と、当該
パチンコ遊技機3の機種毎に予め設定された機種毎設定
値との大小関係が「計数値≧機種毎設定値」の状態にあ
り、且つ、上記計数値と、差玉数演算動作により算出し
た差玉数演算数(パチンコ遊技機3での特賞モードの発
生から終了までの期間における差玉数)との大小関係が
「計数値≧差玉数演算値」の状態にある場合に、玉計数
機23による計数が終了したものと判断して、上記計数
値を含むデータ移行信号Sfが管理装置29へ出力され
るようになる。このデータ移行信号Sfを受信した管理
装置29にあっては、当該データ移行信号Sf中の計数
値を貯玉データとして記憶するという自動精算動作を実
行する。
【0167】従って、遊技客がパチンコ遊技機3を特賞
モードにすることにより獲得したパチンコ玉について
は、上記のような自動精算動作が行われるのに応じて割
引返却処理に供される貯玉データとして記憶されること
になる。このため、従来構成のように、パチンコ遊技機
3において特賞モードが終了する毎に当該パチンコ遊技
機3までパチンコホール従業員が出向く必要がなくなる
ものであり、その負担を軽減できるようになる。また、
遊技客は、従来構成のように、特賞モードが終了する毎
に、パチンコホール従業員の到着を待つ必要がなくなる
ため、遊技客側の利便性が阻害される虞もなくなる。
【0168】しかも、玉計数機23による計数が終了し
たか否かの判断条件、つまり自動精算動作の実行条件に
は、特賞モードの発生から終了までの期間の差玉数を示
すデータの他に、パチンコ遊技機3の機種毎に予め設定
された機種毎設定値も加味されるから、特賞モードが途
中で終了してしまうという所謂パンクが発生した場合に
は、玉計数機23による計数値と上記機種毎設定値とが
所定の大小関係(計数値≧機種毎設定値)を呈すること
がなくなるものであり、結果的に前述のような自動精算
動作が実行されることはない。従って、パチンコ遊技機
3で特賞モードが発生したにも拘らず、パンクの発生に
より十分な数のパチンコ玉を得られなかった遊技客に対
して、そのまま当該パチンコ遊技機3での継続遊技を許
容するといった補填的サービスを行うことができるもの
であり、この面からも遊技客側の利便性を向上させ得る
ようになる。
【0169】さらに、パチンコ遊技機3で発生した特賞
モードが終了した後に予め設定された上限時間が経過し
た時点で、自動精算動作が未実行であった場合には、パ
チンコホール従業員に向けたエラー警報を発生する構成
となっているから、自動精算動作が何らかの事情で実行
されなかった場合に、これに迅速に対処できるようにな
る。
【0170】しかも、パチンコ遊技機3で発生した特賞
モードの終了後における自動精算動作の未実行期間に、
当該パチンコ遊技機3が稼働された場合には、同様にエ
ラー警報を発生する構成、つまり、特賞モードが終了し
た後に前記上限時間が経過する前にパチンコ遊技機3が
稼働状態となったときにはこれを遊技客がパチンコ玉を
玉計数機23で計数させずに継続遊技を行ったものと見
なしてエラー警報を発生する構成となっているから、そ
のエラー警報に基づいて玉計数機23での計数を指示す
るなどの処置を行うことにより、自動精算動作を行うこ
との意義が低下する事態を未然に防止できるようにな
る。
【0171】また、遊技客が獲得したパチンコ玉を計数
するための玉計数機23、並びにパチンコ玉を放出する
ための玉貸機9は、何れもパチンコ遊技機1と対応して
設けられているものであるから、遊技客は、獲得パチン
コ玉の計数時や、その計数データに対応したパチンコ玉
の返却を受ける場合にパチンコ遊技機1から離れる必要
がなくなる。この結果、パチンコ玉の計数及びその返却
を受ける作業が遊技客にとって煩雑になる虞がなくなる
から、遊技客側の利便性を向上できるようになり、これ
に伴うパチンコホールの集客力の向上も期待できるよう
になる。
【0172】尚、上記実施例では、パチンコ遊技機3で
の特賞モードの発生から終了までの期間における差玉数
を算出するために、当該特賞モードの発生時点で動作開
始されると共に終了時点で動作停止される差玉数演算動
作を行う構成としたが、常時において差玉数の演算動作
を行うように設定した上で、特賞モードの発生時点にお
ける演算値と終了時点における演算値の差に基づいて、
特賞モードの発生から終了までの期間における差玉数を
算出する構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すパチンコ遊技機及び玉
貸機部分の正面図
【図2】玉貸機及び関連部分の電気的構成を示す機能ブ
ロック図
【図3】会員カードの正面図
【図4】玉貸機側に記憶される機種毎設定値テーブルの
内容を示す図
【図5】玉貸機が有する制御部の制御内容を示すフロー
チャートその1
【図6】同制御部の制御内容を示すフローチャートその
【図7】同制御部の制御内容を示すフローチャートその
【図8】同制御部の制御内容を示すフローチャートその
【図9】同制御部の制御内容を示すフローチャートその
【図10】管理装置の制御内容を示すフローチャートそ
の1
【図11】管理装置の制御内容を示すフローチャートそ
の2
【図12】管理装置側に記憶される計数機ファイルのフ
ォーマット例を示す図
【図13】管理装置側に記憶されるカードファイルのフ
ォーマット例を示す図
【図14】玉貸機が有する制御部から管理装置へ出力さ
れる信号のフォーマット例を示す図
【符号の説明】
1は会員カード(記憶担体)、3はパチンコ遊技機、9
は玉貸機(貸出手段)、11は送信機、14は貯玉数表
示部、15は持玉数表示部、17は返却スイッチ、20
は中断スイッチ、21は精算スイッチ、22はカード挿
入口、23は玉計数機(計数手段)、26は制御部(制
御手段、差玉数算出手段)、26aは記憶部、27はカ
ードリーダ、29は管理装置(記憶手段)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技に応じて遊技媒体を放出すると共に
    遊技中に所定の大当たり条件が成立したときに常時より
    多数の遊技媒体を放出する大当たりモードを呈する遊技
    機が設置された遊技場に設けられる管理システムにおい
    て、 遊技客に対して発行される記憶担体と、 前記遊技機と1対1で対応した位置に当該遊技機から放
    出された遊技媒体を計数するように設けられた計数手段
    と、 この計数手段による計数結果を前記記憶担体と対応付け
    て記憶するように設けられ、当該計数結果を等価返却に
    供される第1のデータ及び割引返却に供される第2のデ
    ータの何れかに区分して記憶可能な記憶手段と、 前記遊技機と1対1で対応した位置に設けられ、前記記
    憶手段に記憶されている第1のデータ及び第2のデータ
    に基づいて遊技媒体を放出可能な状態を呈する貸出手段
    と、 この貸出手段による遊技媒体の放出動作が前記記憶手段
    に記憶された第1のデータに基づいて行われたときに当
    該第1のデータを放出された遊技媒体数だけ減少させる
    等価返却処理を行うと共に、前記貸出手段による放出動
    作が前記記憶手段に記憶された第2のデータに基づいて
    行われたときに当該第2のデータを放出された遊技媒体
    数より所定の割増分だけ余分に減少させる割引返却処理
    を行う演算手段と、 前記遊技機での大当たりモードの発生から終了までの期
    間における差玉数を算出するための差玉数演算動作を行
    う差玉数算出手段と、 前記遊技機で発生した大当たりモードが終了するのに応
    じて、前記計数手段による計数値と当該遊技機の機種毎
    に予め設定された機種毎設定値及び前記差玉数算出手段
    により算出される差玉数とを比較する動作を行い、上記
    計数値と機種毎設定値とが所定の大小関係を示し、且つ
    その計数値と差玉数とが所定の大小関係を示していたと
    きに、計数手段による計数が終了したものと判断して、
    その計数結果を前記記憶手段に第2のデータとして記憶
    させるという自動精算動作を実行する制御手段とを備え
    たことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 【請求項2】 前記遊技機は、遊技中に所定の当たり確
    率変動条件が成立したときに、前記大当たりモードが成
    立する可能性を高めた確率変動モードを所定期間だけ呈
    するように構成され、 前記制御手段は、前記遊技機で発生した大当たりモード
    が終了したときにおいて、当該遊技機が確率変動モード
    を呈している期間中は前記自動精算動作の実行を見合わ
    せることを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記遊技機において発生した大当たりモ
    ードが終了した後に予め設定された上限時間が経過した
    時点で、前記自動精算動作が未実行であった場合に警報
    信号を発生するように構成したことを特徴とする請求項
    1または2記載の遊技場用管理システム。
  4. 【請求項4】 前記遊技機において発生した大当たりモ
    ードが終了した後に前記自動精算動作が未実行の状態で
    当該遊技機が稼働された場合に警報信号を発生するよう
    に構成したことを特徴とする請求項3記載の遊技場用管
    理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000134A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Glory Ltd 持ち遊技媒体管理装置及び持ち遊技媒体管理方法
JP2010069081A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用システム
JP2011167473A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Sankyo Co Ltd 遊技用装置
JP2021053194A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム
JP2021053193A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

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