JPH1145486A - ディスク位置調整装置及び方法 - Google Patents

ディスク位置調整装置及び方法

Info

Publication number
JPH1145486A
JPH1145486A JP9218521A JP21852197A JPH1145486A JP H1145486 A JPH1145486 A JP H1145486A JP 9218521 A JP9218521 A JP 9218521A JP 21852197 A JP21852197 A JP 21852197A JP H1145486 A JPH1145486 A JP H1145486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
rotation
mounting portion
center axis
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9218521A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Maeda
保 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9218521A priority Critical patent/JPH1145486A/ja
Publication of JPH1145486A publication Critical patent/JPH1145486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクが中央孔の中心と環状記録トラックの
中心とが一致しないものである場合においても、ディス
クの回転時に生じる不都合を低減できることになるディ
スクの位置調整を、比較的簡単な構成をもって行えるも
のとする。 【解決手段】装着されたディスク25を回転駆動するタ
ーンテーブル30と、ターンテーブル30に装着される
ディスク25にそれが有する中央孔25Aに挿入される
状態をもって係合すべく、ターンテーブル30により支
持されるディスク係合部34とを備えて成り、ディスク
係合部34がターンテーブル30の回転中心軸線から外
れた位置においてそれと平行な中心軸線が配されるもの
とされ、ディスク係合部34に係合したディスク25が
ディスク係合部34の中心軸線を回動中心として回転せ
しめられた位置をとるものとされることにより、ディス
ク25のターンテーブル30に対する位置調整が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、中央孔を有し
ており、その中央孔を包囲する環状記録トラックが設け
られて、環状記録トラックに対する情報の記録もしくは
環状記録トラックに記録された情報の再生に供されるデ
ィスクについて、ディスクプレーヤに装着されるにあた
っての位置調整を行うディスク位置調整装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】中央孔が設けられるとともにその中央孔
を包囲する螺旋状ないし同心円状とされる環状記録トラ
ックが設けられる光学ディスクと共に用いられ、その光
学ディスクに設けられた環状記録トラックに対する情報
の記録、もしくは、環状記録トラックに記録された情報
の再生を行う光学式のディスクプレーヤにあっては、光
学ディスクの装着がなされ、装着された光学ディスクを
回転駆動が行われるものとすべく保持するディスク保持
装置が備えられる。図17は、このような光学式のディ
スクプレーヤに備えられるディスク保持装置として従来
提案されているものの一例を示す。
【0003】図17に示されるディスク保持装置にあっ
ては、中央孔10Aを形成する円筒状の突出部11が設
けられるとともに、その突出部11を包囲する環状の載
置面部12が設けられ、中央孔10Aの中心を通る回転
中心軸線Oを有するものとされたターンテーブル10が
備えられている。このターンテーブル10は、載置面部
12上に載置される光学ディスクを支持するディスク支
持部を形成している。
【0004】ターンテーブル10には、突出部11に嵌
合し、載置面部12に包囲されたものとされるディスク
係合部14が配されている。ディスク係合部14は、中
央孔15Aが設けられていて、ターンテーブル10に設
けられた突出部11に嵌合した環状マグネット15,中
央孔16Aが設けられていて、ターンテーブル10の突
出部11に嵌合し、環状マグネット15を支持する環状
マグネット支持部16、及び、中央孔17Aが設けられ
ていて、環状マグネット支持部16に嵌合したセンター
リングコーン17を含んで構成されている。環状マグネ
ット15,環状マグネット支持部16及びセンターリン
グコーン17の夫々の中心軸線は、環状マグネット15
における中央孔15A,環状マグネット支持部16にお
ける中央孔16A及びセンターリングコーン17におけ
る中央孔17Aの夫々の中心を通っており、ターンテー
ブル10の回転中心軸線Oに一致している。
【0005】環状マグネット支持部16及びセンターリ
ングコーン17には、ディスク案内部とされる折曲環状
フランジ部16B及び17Bが夫々設けられている。こ
のようなセンターリングコーン17を外周部として、全
体がターンテーブル10に設けられた突出部11に嵌合
配置されたディスク係合部14は、ターンテーブル10
の回転中心軸線Oに一致する環状マグネット15,環状
マグネット支持部16及びセンターリングコーン17の
夫々の中心軸線が、全体の中心軸線とされている。
【0006】また、図17に示されるディスク保持装置
にあっては、ターンテーブル10及びディスク係合部1
4に対して対向配置されたディスククランプ部19が備
えられている。ディスククランプ部19は、その中央部
からターンテーブル10に設けられた突出部11に向け
て突出する突出部20,ターンテーブル10の載置面部
12に対向する環状のディスク当接部21、及び、突出
部20とディスク当接部21との間に形成された環状凹
部に配された環状磁気ヨーク22を含んで構成されてい
る。そして、ディスククランプ部19は、ターンテーブ
ル10及びディスク係合部14に対して、それに近接し
た位置とそれから離隔した位置とをとる。
【0007】このようなターンテーブル10,ディスク
係合部14及びディスククランプ部19が備えられたも
とで、ディスククランプ部19がターンテーブル10及
びディスク係合部14から離隔した位置にあるとき、中
央孔25A及びそれを包囲して広がる記録面部に環状記
録トラックが設けられる光学ディスク25が、ディスク
係合部14に係合せしめられる。その際、ディスク係合
部14及び光学ディスク25は、ディスク係合部14が
光学ディスク25の中央孔25Aに挿入される状態をも
って相互に係合し、センターリングコーン17の折曲環
状フンランジ部17Bが、光学ディスク25の中央孔2
5Aの周縁部に当接することによって、光学ディスク2
5の位置決めがなされる。ディスク係合部14との相互
係合状態におかれた光学ディスク25は、その中央孔2
5Aの中心を通る中心軸線が、センターリングコーン1
7の中心軸線、従って、ターンテーブル10の回転中心
軸線Oに一致するものとされる。
【0008】光学ディスク25がディスク係合部14と
の相互係合状態におかれると、ディスククランプ部19
がターンテーブル10及びディスク係合部14に近接し
た位置をとるものとされる。ディスク係合部14に近接
したディスククランプ部19は、それに設けられた突出
部20にターンテーブル10に設けられた円筒状の突出
部11が嵌合し、その突出部11により案内されつつ、
環状磁気ヨーク22に作用するディスク係合部14にお
ける環状マグネット15の吸引力によって、ディスク当
接部21を光学ディスク25に当接させ、図17におい
て一点鎖線により示される如くに、ターンテーブル10
に設けられた載置面部12上に載置された光学ディスク
25を、ターンテーブル10とで挾持する状態におかれ
る。
【0009】このようにしてディスク係合部14との相
互係合状態にある光学ディスク25が位置決め装着され
たターンテーブル10は、図示が省略されたディスク駆
動モータ(スピンドルモータ)によって、回転中心軸線
Oをもって回転すべく駆動される。それにより、ターン
テーブル10の回転に伴って、ディスク係合部14及び
ディスククランプ部19とディスク係合部14に係合し
た光学ディスク25とが、ターンテーブル10の回転中
心軸線Oを実質的な回転中心として一体的に回転せしめ
られる。そして、回転する光学ディスク25の記録面部
に、図示が省略された光学ヘッド部からの光ビームが入
射せしめられ、記録面部における環状記録トラックに対
する情報の記録、もしくは、環状記録トラックに記録さ
れた情報の読取りが行われる。
【0010】上述の如くに、中央孔25Aを包囲した記
録面部に環状記録トラックが設けられる光学ディスク2
5がターンテーブル10に装着されて位置決めされるも
とにあっては、図18に示される如くに、光学ディスク
25の中央孔25Aの中心Qと中央孔25Aを包囲して
設けられる環状記録トラック26の中心Pとが同軸線上
に位置し、それに伴い、光学ディスク25における環状
記録トラック26が、その中心Pがターンテーブル10
の回転中心軸線O上に位置するようにされることが、光
学ディスク25が回転せしめられて行われる、光学ヘッ
ド部からの光ビームによる環状記録トラックに対する情
報の記録、もしくは、環状記録トラックに記録された情
報の読取りが、好ましい状態のもとで実行されることに
なることからして、望まれるところとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光学デ
ィスク等の中央孔及びそれを包囲する環状記録トラック
が設けられる記録媒体としてのディスクは、通常、その
製造過程で生じる反り,中央孔を包囲する記録面部に設
けられる環状記録トラックの中心が中央孔の中心からの
ずれを有することになるディスクの偏心、重心位置の偏
り等とされる機械的劣化を有するものとされる。そし
て、上述の光学ディスク25にあっても、例えば、図1
9に示される如くに、それが伴うディスクの偏心によ
り、中央孔25Aの中心Qと中央孔25Aを包囲して設
けられる環状記録トラック26の中心Pとが一致せず、
両者が同軸線上にないことになる可能性が大である。
【0012】そして、光学ディスク25についてのディ
スクの偏心により、光学ディスク25に設けられた中央
孔25Aの中心Qと中央孔25Aを包囲して設けられる
環状記録トラック26の中心Pとが一致しないもとにあ
っては、光学ディスク25がターンテーブル10に装着
されて位置決めされたとき、光学ディスク25における
中央孔25Aの中心Qは、ターンテーブル10の回転中
心軸線O上に位置することになるが、光学ディスク25
における環状記録トラック26の中心Pは、ターンテー
ブル10の回転中心軸線O上に位置しないことになって
しまう。即ち、ターンテーブル10に装着されて位置決
めされた光学ディスク25が、環状記録トラック26の
中心Pに関してのターンテーブル10の回転中心軸線O
からのずれを生じさせる環状記録トラックの偏心をもた
らす状態におかれることになるのである。
【0013】ターンテーブル10に装着されて位置決め
された光学ディスク25がディスクの偏心を伴ってい
て、ターンテーブル10に装着された光学ディスク25
における環状記録トラック26の中心Pがターンテーブ
ル10の回転中心軸線O上に位置しないことになる環状
記録トラックの偏心をもたらすと、光学ヘッド部からの
光ビームによる光学ディスク25における環状記録トラ
ック26への情報の記録、もしくは、環状記録トラック
26に記録された情報の読取りを行うべく、ターンテー
ブル10が、光学ディスク25を伴い、回転中心軸線O
をもって回転する際に、光学ディスク25における環状
記録トラック26は、その中心Pとは異なった位置であ
る中央孔25Aの中心Qを通る回転中心軸線Oを回転中
心として偏心回転せしめられることになり、偏心変動を
生じるものとされる。従って、光学ヘッド部からの光ビ
ームを光学ディスク25における環状記録トラック26
に適正に追従させるためには、光学ヘッド部からの光ビ
ームの光学ディスク25の記録面部における入射位置
を、環状記録トラック26の偏心変動に応じて変動させ
る制御、即ち、トラッキングサーボ制御を行うことが必
要とされる。
【0014】このようなトラッキングサーボ制御は、光
学ヘッド部に設けられた光学ヘッド部からの光ビームの
光路を変化させるためのアクチュエータに制御信号を供
給することにより行われる。それゆえ、回転する光学デ
ィスク25における環状記録トラック26の偏心変動の
程度が大とされる程、高性能で応答性に優れたもの、従
って、より高価なアクチュエータを用いることが必要と
され、また、アクチュエータに供給される制御信号のレ
ベルも増大せしめられて、環状記録トラック26に記録
される情報、あるいは、環状記録トラック26から読み
取られる情報に、外乱に起因する不所望な変動をもたら
すことになる。さらに、アクチュエータに供給される制
御信号のレベルの増大に基づく、消費電力の増大もまね
かれることになってしまう。
【0015】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項17までのいずれかに記載さ
れた発明は、中央孔が設けられるとともにその中央孔を
包囲する環状記録トラックが設けられるディスクが、そ
れを回転駆動が行われるものとすべく保持するディスク
保持装置に、その中央孔を係合させて装着されるにあた
り、当該ディスクが偏心を伴っていて、中央孔を包囲し
て設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の中心か
らのずれを生じている場合においても、そのことに起因
してディスクの回転時にもたらされる不都合が効果的に
低減されることになるディスクの位置調整を、比較的簡
単な構成をもって、消費電力の増大をまねくことなく行
うことができることになるディスク位置調整装置を提供
する。
【0016】また、本願の特許請求の範囲における請求
項18から請求項24までのいずれかに記載された発明
は、中央孔が設けられるとともにその中央孔を包囲する
環状記録トラックが設けられるディスクが、それを回転
駆動が行われるものとすべく保持するディスク保持装置
に、その中央孔を係合させて装着されるとき、そのディ
スクが偏心を伴っていて、中央孔を包囲して設けられる
環状記録トラックの中心が中央孔の中心からのずれを生
じている場合においても、そのことに起因してディスク
の回転時にもたらされる不都合が効果的に低減されるこ
とになる位置調整を行うことができるディスク位置調整
方法を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項7までのいずれかに記載され
た発明に係るディスク位置調整装置は、中央孔を有して
いてそれを包囲する環状記録トラックが設けられるディ
スクが装着され、装着されたディスクの中央孔内を通る
回転中心軸線をもって回転する状態をとり、装着された
ディスクを回転駆動するディスク装着部と、ディスク装
着部に装着されるディスクにそれが有する中央孔に挿入
される状態をもって係合すべく、ディスク装着部によっ
て支持されるディスク係合部とを備えて成り、ディスク
係合部が、ディスク装着部の回転中心軸線から外れた位
置においてそれと実質的に平行な中心軸線が配されるも
のとされ、係合したディスクが当該中心軸線を回動中心
として回動せしめられた位置をとるものとされることに
より、係合したディスクのディスク装着部に対する位置
調整が行われるものとされる。
【0018】本願の特許請求の範囲における請求項8か
ら請求項10までのいずれかに記載された発明に係るデ
ィスク位置調整装置は、中央孔を有していてそれを包囲
する環状記録トラックが設けられるディスクが装着さ
れ、装着されたディスクの中央孔内を通る回転中心軸線
をもって回転する状態をとり、装着されたディスクを回
転駆動するディスク装着部と、ディスク装着部に装着さ
れるディスクにそれが有する中央孔に挿入される状態を
もって係合すべく、ディスク装着部によってそれに対し
て回動可能に支持されるディスク係合部とを備えて成
り、ディスク係合部が、ディスク装着部の回転中心軸線
から外れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸線
が配されるものとされ、係合したディスクを伴ってディ
スク装着部に対しその中心軸線を回動中心として回動せ
しめられることにより、係合したディスクのディスク装
着部に対する位置調整が行われるものとされる。
【0019】本願の特許請求の範囲における請求項11
から請求項17までのいずれかに記載された発明に係る
ディスク位置調整装置は、中央孔を有していてそれを包
囲する環状記録トラックが設けられるディスクが装着さ
れるディスク装着部と、ディスク装着部に装着されるデ
ィスクに、それが有する中央孔に挿入される状態をもっ
て係合すべく、ディスク装着部により支持されるディス
ク係合部と、ディスク装着部に回転を伝達する回転伝達
状態とディスク装着部の回動が伝達されない回転伝達遮
断状態とを選択的にとり、回転伝達状態をとるもとで、
ディスク装着部に装着されたディスクの中央孔内を通る
回転中心軸線をもって回転して、ディスク装着部をその
回転中心軸線を回転中心として回転させる回転駆動部と
を備え、ディスク係合部が、回転中心軸線から外れた位
置においてそれと実質的に平行な中心軸線が配されるも
のとされて、ディスク装着部が、回転駆動部を回転伝達
遮断状態におかれるものとすべく、ディスク係合部を伴
い、回転駆動部に対して回転中心軸線を回動中心として
回動せしめられることにより、ディスク係合部が係合し
たディスクの回転駆動部に対する位置調整が行われるも
のとされる。
【0020】本願の特許請求の範囲における請求項18
から請求項20までのいずれかに記載された発明に係る
ディスク位置調整方法は、中央孔を有していてそれを包
囲する環状記録トラックが設けられたディスクをディス
ク装着部に装着して、そのディスク装着部を、装着され
たディスクの中央孔内を通る回転中心軸線をもって回転
して、装着されたディスクを回転駆動することができる
状態となすとともに、ディスク装着部によって支持さ
れ、ディスク装着部の回転中心軸線から外れた位置にお
いてそれと実質的に平行な中心軸線が配されるものとさ
れたディスク係合部を、ディスク装着部に装着されたデ
ィスクにそれが有する中央孔に挿入される状態をもって
係合する状態となし、ディスク係合部に係合したディス
クにディスク係合部の中心軸線を回動中心として回転せ
しめられた位置をとらせることにより、ディスク係合部
に係合したディスクのディスク装着部に対する位置調整
を行うものとされる。
【0021】本願の特許請求の範囲における請求項21
に記載された発明に係るディスク位置調整方法は、中央
孔を有していてそれを包囲する環状記録トラックが設け
られたディスクをディスク装着部に装着して、そのディ
スク装着部を、装着されたディスクの中央孔内を通る回
転中心軸線をもって回転して、装着されたディスクを回
転駆動することができる状態となすとともに、ディスク
装着部によって支持され、ディスク装着部の回転中心軸
線から外れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸
線が配されるものとされたディスク係合部を、ディスク
装着部に装着されたディスクにそれが有する中央孔に挿
入される状態をもって係合する状態となし、ディスク係
合部を、係合したディスクを伴ってディスク装着部に対
して中心軸線を回動中心として回動させることにより、
係合したディスクのディスク装着部に対する位置調整を
行うものとされる。
【0022】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項22から請求項24までのいずれかに記載された発
明に係るディスク位置調整方法は、中央孔を有していて
それを包囲する環状記録トラックが設けられたディスク
をディスク装着部に装着して、ディスク装着部により支
持されたディスク係合部を、ディスク装着部に装着され
たディスクにそれが有する中央孔に挿入される状態をも
って係合する状態となし、ディスク装着部に回転を伝達
する回転伝達状態とディスク装着部の回動が伝達されな
い回転伝達遮断状態とを選択的にとり、回転伝達状態を
とるもとで、ディスク係合部の中心軸線から外れた位置
においてそれと実質的に平行に配されてディスク装着部
に装着されたディスクの中央孔内を通る回転中心軸線を
もって回転して、ディスク装着部を回転中心軸線を回転
中心として回転させる回転駆動部に、回転伝達遮断状態
をとらせるべく、ディスク装着部を、ディスク係合部を
伴って回転駆動部に対して回転中心軸線を回動中心とし
て回動させることにより、ディスク係合部が係合したデ
ィスクの回転駆動部に対する位置調整を行うものとされ
る。
【0023】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項7までのいずれかに記載された発
明に係るディスク位置調整装置にあっては、ディスク係
合部が中央孔に挿入される状態をもってディスク装着部
に装着されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合、その中央孔の中心が
ディスク係合部の中心軸線上に配されることになる。そ
して、ディスク係合部が、ディスク装着部の回転中心軸
線から外れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸
線が配されるものとされていることにより、ディスク係
合部に係合したディスクがディスク係合部の中心軸線を
回動中心として回動せしめられた位置をとるものとされ
るとき、ディスクにおける環状記録トラックの中心が、
ディスク装着部の回転中心軸線に極めて近接した位置を
とり得るものとされる。
【0024】従って、ディスク係合部に係合したディス
クをディスク係合部の中心軸線を回動中心として回動せ
しめられた位置をとるものとなすことにより、ディスク
のディスク装着部に対する位置調整を、ディスクにおけ
る環状記録トラックの中心がディスク装着部の回転中心
軸線に極めて近接した位置に配されるようにして行える
ことになる。ディスクにおける環状記録トラックの中心
がディスク装着部の回転中心軸線に極めて近接した位置
をとるもとにあっては、ディスクが、ディスク装着部に
よって回転駆動され、ディスク装着部の回転中心軸線を
回転中心として回転するとき、環状記録トラックの偏心
変動が極めて小なるものに抑制される。
【0025】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時にもたらされる不都合が効
果的に低減されることになるディスクの位置調整が、比
較的簡単な構成をもって、消費電力の増大をまねくこと
なく行われることになる。
【0026】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項8から請求項10までのいずれかに記載された
発明に係るディスク位置調整装置にあっても、ディスク
係合部が中央孔に挿入される状態をもってディスク装着
部に装着されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔
を包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔
の中心からのずれを生じている場合、その中央孔の中心
がディスク係合部の中心軸線上に配されることになる。
そして、ディスク係合部が、ディスク装着部に対して回
動可能とされるとともに、ディスク装着部の回転中心軸
線から外れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸
線が配されるものとされていることにより、そのディス
ク係合部が、ディスクを伴ってディスク装着部に対しそ
の中心軸線を回動中心として回動せしめられるとき、デ
ィスクにおける環状記録トラックの中心が、ディスク装
着部の回転中心軸線に極めて近接した位置をとり得るも
のとされる。
【0027】従って、ディスク係合部を、ディスクを伴
ってディスク装着部に対しその中心軸線を回動中心とし
て回動させることにより、ディスクのディスク装着部に
対する位置調整を、ディスクにおける環状記録トラック
の中心がディスク装着部の回転中心軸線に極めて近接し
た位置に配されるようにして行えることになる。ディス
クにおける環状記録トラックの中心がディスク装着部の
回転中心軸線に極めて近接した位置をとるもとにあって
は、ディスクが、ディスク装着部によって回転駆動さ
れ、ディスク装着部の回転中心軸線を回転中心として回
転するとき、環状記録トラックの偏心変動が極めて小な
るものに抑制される。
【0028】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時に生じる不都合が効果的に
低減されることになるディスクの位置調整が、比較的簡
単な構成をもって、消費電力の増大をまねくことなく行
われることになる。
【0029】前述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項11から請求項17までのいずれかに記載され
た発明に係るディスク位置調整装置にあっても、ディス
ク係合部が中央孔に挿入される状態をもってディスク装
着部に装着されるディスクが、偏心を伴っていて、中央
孔を包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央
孔の中心からのずれを生じている場合、その中央孔の中
心がディスク装着部によって支持されたディスク係合部
の中心軸線上に配されることになる。そして、ディスク
装着部に装着されたディスクの中央孔内を通る回転中心
軸線をもって回転する回転駆動部が、ディスク装着部に
回転を伝達する回転伝達状態とディスク装着部の回動が
伝達されない回転伝達遮断状態とを選択的にとるものと
されているとともに、ディスク係合部が回転中心軸線か
ら外れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸線が
配されるものとされていることにより、ディスク装着部
が、回転駆動部に回転伝達遮断状態をとらせるべく、デ
ィスク係合部を伴って回転駆動部に対して回転中心軸線
を回動中心として回動せしめられるとき、ディスクにお
ける環状記録トラックの中心が、回転駆動部の回転中心
軸線に極めて近接した位置をとり得るものとされる。
【0030】従って、ディスク装着部を、回転駆動部に
回転伝達遮断状態をとらせるべく、ディスク係合部を伴
って回転駆動部に対して中心軸線を回動中心として回動
させることにより、ディスクの回転駆動部に対する位置
調整を、ディスクにおける環状記録トラックの中心が回
転駆動部の回転中心軸線に極めて近接した位置に配され
るようにして行えることになる。ディスクにおける環状
記録トラックの中心が回転駆動部の回転中心軸線に極め
て近接した位置をとるもとにあっては、回転伝達状態が
とられてディスク装着部が回転駆動部によって回転駆動
され、それに伴ってディスクが回転駆動部の回転中心軸
線を回転中心として回転するとき、環状記録トラックの
偏心変動が極めて小なるものに抑制される。
【0031】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時にもたらされる不都合が効
果的に低減されることになるディスクの位置調整が、比
較的簡単な構成をもって、消費電力の増大をまねくこと
なく行われることになる。
【0032】また、前述の本願の特許請求の範囲におけ
る請求項18から請求項20までのいずれかに記載され
た発明に係るディスク位置調整方法にあっては、ディス
クが、偏心を伴っていて、中央孔を包囲して設けられる
環状記録トラックの中心が中央孔の中心からのずれを生
じている場合、中央孔にディスク係合部が挿入されて係
合する状態をもってディスク装着部に装着されたディス
クは、その中央孔の中心がディスク係合部の中心軸線上
に配されることになる。そして、ディスク係合部に係合
したディスクがディスク係合部の中心軸線を回動中心と
して回転せしめられた位置をとるものとされて、ディス
クのディスク装着部に対する位置調整が行われるとき、
ディスク係合部がディスク装着部の回転中心軸線から外
れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸線が配さ
れるものとされていることにより、ディスクにおける環
状記録トラックの中心が、ディスク装着部の回転中心軸
線に極めて近接した位置をとり得るものとされる。
【0033】従って、ディスク係合部に係合したディス
クをディスク係合部の中心軸線を回動中心として回転せ
しめられた位置をとるものとなすことにより行われる、
ディスクのディスク装着部に対する位置調整によって、
ディスクにおける環状記録トラックの中心をディスク装
着部の回転中心軸線に極めて近接した位置に置くことが
できることになる。ディスクにおける環状記録トラック
の中心がディスク装着部の回転中心軸線に極めて近接し
た位置をとるもとにあっては、ディスクが、ディスク装
着部によって回転駆動され、ディスク装着部の回転中心
軸線を回転中心として回転するとき、環状記録トラック
の偏心変動が極めて小なるものに抑制される。
【0034】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時にもたらされる不都合を効
果的に低減させることができる位置調整が行われること
になる。
【0035】また、前述の本願の特許請求の範囲におけ
る請求項21に記載された発明に係るディスク位置調整
方法にあっては、ディスクが、偏心を伴っていて、中央
孔を包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央
孔の中心からのずれを生じている場合、中央孔にディス
ク係合部が挿入されて係合する状態をもってディスク装
着部に装着されたディスクは、その中央孔の中心がディ
スク係合部の中心軸線上に配されることになる。そし
て、ディスク係合部が、ディスクを伴ってディスク装着
部に対し中心軸線を回動中心として回動せしめられて、
ディスクのディスク装着部に対する位置調整が行われる
とき、ディスク係合部がディスク装着部の回転中心軸線
から外れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸線
が配されるものとされていることにより、ディスクにお
ける環状記録トラックの中心が、ディスク装着部の回転
中心軸線に極めて近接した位置をとり得るものとされ
る。
【0036】従って、ディスク係合部を、ディスクを伴
ってディスク装着部に対し中心軸線を回動中心として回
動させることにより行われる、ディスクのディスク装着
部に対する位置調整によって、ディスクにおける環状記
録トラックの中心をディスク装着部の回転中心軸線に極
めて近接した位置に置くことができることになる。ディ
スクにおける環状記録トラックの中心がディスク装着部
の回転中心軸線に極めて近接した位置をとるもとにあっ
ては、ディスクが、ディスク装着部によって回転駆動さ
れ、ディスク装着部の回転中心軸線を回転中心として回
転するとき、環状記録トラックの偏心変動が極めて小な
るものに抑制される。
【0037】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時に生じる不都合を効果的に
低減させることができる位置調整が行われることにな
る。
【0038】さらに、前述の本願の特許請求の範囲にお
ける請求項22から請求項24までのいずれかに記載さ
れた発明に係るディスク位置調整方法にあっては、ディ
スクが、偏心を伴っていて、中央孔を包囲して設けられ
る環状記録トラックの中心が中央孔の中心からのずれを
生じている場合、中央孔にディスク係合部が挿入されて
係合する状態をもってディスク装着部に装着されたディ
スクは、その中央孔の中心がディスク係合部の中心軸線
上に配されることになる。そして、ディスク係合部を支
持したディスク装着部が、回転駆動部に回転伝達遮断状
態をとらせるべく、ディスク係合部を伴って回転駆動部
に対し回転中心軸線を回動中心として回動せしめられ
て、ディスク係合部が係合したディスクの回転駆動部に
対する位置調整が行われるとき、ディスク係合部が回転
中心軸線から外れた位置においてそれと実質的に平行な
中心軸線が配されるものとされていることにより、ディ
スク係合部が係合したディスクにおける環状記録トラッ
クの中心が、回転中心軸線に極めて近接した位置をとり
得るものとされる。
【0039】従って、ディスク係合部を支持したディス
ク装着部を、回転駆動部が回転伝達遮断状態にあるもと
で、ディスク係合部を伴って回転駆動部に対し回転中心
軸線を回動中心として回動させることにより行われる、
ディスク係合部が係合したディスクの回転駆動部に対す
る位置調整によって、ディスクにおける環状記録トラッ
クの中心を回動駆動部の回転中心軸線に極めて近接した
位置に置くことができることになる。ディスクにおける
環状記録トラックの中心が回動駆動部の回転中心軸線に
極めて近接した位置をとるもとにあっては、回転伝達状
態がとられて、ディスク装着部が回転駆動部によって回
転駆動され、それに伴ってディスク装着部に装着された
ディスクが、回動駆動部の回転中心軸線を回転中心とし
て回転するとき、環状記録トラックの偏心変動が極めて
小なるものに抑制される。
【0040】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時に生じる不都合を効果的に
低減させることができる位置調整が行われることにな
る。
【0041】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本願の特許請求
の範囲における請求項1から請求項3まで,請求項5及
び請求項8から請求項10までのいずれかに記載された
発明に係るディスク位置調整装置の一例であって、本願
の特許請求の範囲における請求項18,請求項20また
は請求項21に記載された発明に係るディスク位置調整
方法の一例が実施されるものを示す。この図1及び図2
に示されるディスク位置調整装置の一例は、光学式のデ
ィスクプレーヤに備えられ、その光学式のディスクプレ
ーヤにおいて記録された情報の再生に供される光学ディ
スクについての位置調整を行うものとされている。
【0042】図1及び図2において、中央孔30Aを形
成する円筒状の突出部31が設けられたターンテーブル
30には、突出部31を包囲する環状の載置面部32が
設けられている。ターンテーブル30は、その中央孔3
0Aの中心を通る回転中心軸線Oをもって回転せしめら
れ、載置面部32上に載置される光学ディスクを支持す
るディスク装着部を形成している。
【0043】ディスク装着部を形成するターンテーブル
30における突出部31と載置面部32との間に形成さ
れた環状凹部には、ディスク係合部34が回転可能に配
されている。さらに、ターンテーブル30及びディスク
係合部34に対して対向配置されたディスククランプ部
39が備えられている。
【0044】ディスククランプ部39は、その中央部か
らターンテーブル30に設けられた突出部31に向けて
突出する突出部40,ターンテーブル30の載置面部3
2に対向する環状のディスク当接部41、及び、突出部
40とディスク当接部41との間に形成された環状凹部
に配された環状磁気ヨーク42を含んで構成されてい
る。そして、ディスククランプ部39は、ターンテーブ
ル30及びディスク係合部34に対して、それに近接し
た位置とそれから離隔した位置とをとる。
【0045】図1及び図2に示される如く、ターンテー
ブル30に配されたディスク係合部34は、中央孔35
A,36A及び37Aが夫々設けられた環状マグネット
35,環状マグネット支持部36及びセンターリングコ
ーン37を含んで構成されている。環状マグネット35
は、それに設けられた中央孔35Aをもってターンテー
ブル30における突出部31の外周側面に嵌合してい
る。また、環状マグネット支持部36は、それに設けら
れた中央孔36Aをもってターンテーブル30における
突出部31の外周側面に嵌合するとともに環状マグネッ
ト35に嵌合して、環状マグネット35を支持してい
る。さらに、センターリングコーン37は、それに設け
られた中央孔37Aをもって環状マグネット支持部36
に嵌合している。環状マグネット支持部36及びセンタ
ーリングコーン37には、ディスク案内部とされる折曲
環状フランジ部36B及び37Bが夫々設けられてお
り、環状マグネット支持部36に設けられた折曲環状フ
ランジ部36Bが、センターリングコーン37に設けら
れた折曲環状フランジ部37Bの上方に位置している。
【0046】ディスク係合部34における環状マグネッ
ト35は、その中央孔35Aの中心が環状マグネット3
5全体の中心に一致しているものとされており、また、
環状マグネット支持部36は、その中央孔36Aの中心
が環状マグネット支持部36全体の中心とされており、
さらに、センターリングコーン37は、その中央孔37
Aの中心がセンターリングコーン37全体の中心とされ
ている。
【0047】ターンテーブル30における突出部31
は、環状マグネット35の中央孔35A及び環状マグネ
ット支持部36の中央孔36Aが嵌合するものとされた
外周側面についての中心軸線が、突出部31内に形成さ
れる中央孔30Aの中心を通るターンテーブル30の回
転中心軸線Oと一致していず、図1及び図2においては
ターンテーブル30の回転中心軸線Oから右方にずれた
ものとされている。即ち、ターンテーブル30における
突出部31は、その肉圧が周方向において一様でなく、
内周側面についての中心軸線は回転中心軸線Oに一致し
ているが、外周側面についての中心軸線は回転中心軸線
Oに一致していないのである。
【0048】そして、環状マグネット35全体の中心,
環状マグネット支持部36全体の中心及びセンターリン
グコーン37全体の中心は、共に、ターンテーブル30
における突出部31の外周側面についての中心軸線上に
あり、従って、ディスク係合部34は、環状マグネット
35の中心,環状マグネット支持部36の中心及びセン
ターリングコーン37の中心を通る中心軸線Gを、ター
ンテーブル30における突出部31の外周側面について
の中心軸線に一致するものとして有している。それゆ
え、ディスク係合部34の中心軸線Gは、ターンテーブ
ル30の回転中心軸線Oと平行であって、回転中心軸線
Oからずれたものとされていることになる。このディス
ク係合部34の中心軸線Gのターンテーブル30の回転
中心軸線Oからの離隔距離は、例えば、100μm以
下、実際には、40〜50μm程度とされる。
【0049】斯かる中心軸線Gがターンテーブル30の
回転中心軸線Oに一致しないものとされたディスク係合
部34は、ターンテーブル30にその載置面部32上に
載置されるべく装着される光学ディスク25に、その中
央孔25Aに挿入される状態をもって係合する。その
際、ディスク係合部34の外周部を成すセンターリング
コーン37の折曲環状フランジ部37Bが、光学ディス
ク25の中央孔25Aに当接することによって光学ディ
スク25の位置決めが行われ、光学ディスク25の中央
孔25Aの中心Qが、ディスク係合部34の中心軸線G
上に位置せしめられる。従って、ディスク係合部34に
おけるセンターリングコーン37の折曲環状フランジ部
37Bによって位置決めされた光学ディスク25は、そ
の中央孔25Aの中心Qがターンテーブル30の回転中
心軸線O上には位置しないものとされる。
【0050】光学ディスク25は、例えば、図19に示
される如くに、中央孔25Aを包囲して設けられる環状
記録トラック26の中心が中央孔25Aの中心からのず
れを有することになるディスクの偏心により、中央孔2
5Aの中心Qと環状記録トラック26の中心Pとが一致
せず、両者が同軸線上にないことになる可能性が大であ
る。
【0051】そして、ディスク係合部34が、光学ディ
スク25にその中央孔25A内に挿入された状態をもっ
て係合したもとで、ディスククランプ部39がディスク
係合部34に近接せしめられる。ディスク係合部34に
近接するディスククランプ部39は、それに設けられた
突出部40にターンテーブル30に設けられた円筒状の
突出部31が嵌合し、その突出部31により案内されつ
つ、環状磁気ヨーク42に作用するディスク係合部34
における環状マグネット35の吸引力によって、ディス
ク当接部41を光学ディスク25に当接させ、図1にお
いて一点鎖線により示される如くに、光学ディスク25
をターンテーブル30の載置面部32に載置して、ター
ンテーブル30と共に光学ディスク25を挾持する状態
におかれる。
【0052】ディスク係合部34が係合するとともにタ
ーンテーブル30とディスククランプ部39とにより挾
持された光学ディスク25は、それに形成された環状記
録トラック26に記録された情報の読出しが行われるも
のとされる。その際には、図示されていないスピンドル
モータによりターンテーブル30が回転中心軸線Oをも
って所定の回転速度で回転せしめられ、それに伴って、
光学ディスク25が、ターンテーブル30の回転中心軸
線Oを回転中心として回転せしめられる。
【0053】そして、図示されていない光学ヘッド部か
らの光ビームが、回転する光学ディスク25に、それに
形成された環状記録トラック26に追従するようにして
入射せしめられ、それにより光学ディスク25に入射し
た光ビームが光学ディスク25において反射して得られ
る反射光ビームが、光学ヘッド部に導かれ、光学ヘッド
部に備えられた感光部によって検出される。光学ヘッド
部に備えられた感光部からは、光学ディスク25からの
反射光ビームについての検出出力信号が得られ、それが
信号処理部に供給される。その結果、信号処理部から、
光学ディスク25に形成された環状記録トラック26に
記録された情報が読み出されて得られる再生情報信号
と、光学ディスク25に入射する光ビームの光学ディス
ク25における集束状態をあらわすフォーカスエラー信
号、及び、光学ディスク25に入射する光ビームの光学
ディスク25に形成されて環状記録トラック26に対す
る追従状態をあらわすトラッキングエラー信号とが導出
される。
【0054】上述の如くに、光学ディスク25が、ディ
スク係合部34が係合するとともにターンテーブル30
とディスククランプ部39とにより挾持された状態にお
かれ、スピンドルモータによってターンテーブル30が
回転中心軸線Oをもって回転せしめられ、それに伴い、
光学ディスク25がターンテーブル30の回転中心軸線
Oを回転中心として回転せしめられるもとで行われる、
光学ヘッド部による光学ディスク25における環状記録
トラック26に記録された情報の読出しに先立って、デ
ィスク係合部34が係合した光学ディスク25のターン
テーブル30上における位置調整が行われる。
【0055】斯かる光学ディスク25のターンテーブル
30上における位置調整は、スピンドルモータが非動作
状態とされて、ターンテーブル30が静止状態におか
れ、かつ、ディスククランプ部39がターンテーブル3
0及びディスク係合部34から離隔した位置にあるもと
で、光学ディスク25にその中央孔25A内に挿入され
た状態をもって係合したディスク係合部34が、光学デ
ィスク25を伴い、ターンテーブル30に対して、ディ
スク係合部34の中心軸線Gを回動中心として回動せし
められることにより行われる。その際、光学ディスク2
5は、それに形成された環状記録トラック26の中心P
が、ターンテーブル30の回転中心軸線Oに最も近接し
た位置に配されるべく、調整される。
【0056】例えば、光学ディスク25が、ターンテー
ブル30上において、ディスク係合部34が中央孔25
A内に挿入されて係合する状態とされたもとで、図3の
Aに示される如くに、光学ディスク25における環状記
録トラック26の中心Pが、ターンテーブル30の回転
中心軸線O上及びディスク係合部34の中心軸線G上の
いずれにもなく、回転中心軸線O及び中心軸線Gから比
較的大なる距離をもってずれているとき、ディスク係合
部34が、光学ディスク25を伴い、ターンテーブル3
0に対して、ディスク係合部34の中心軸線Gを回動中
心として回動せしめられると、それにより、図3のBに
示される如く、光学ディスク25における環状記録トラ
ック26の中心Pが、ディスク係合部34の中心軸線G
を中心とする円となる軌跡LQを描いて移動せしめられ
る。そして、光学ディスク25における環状記録トラッ
ク26の中心Pは、軌跡LQを描いての移動において、
ターンテーブル30の回転中心軸線Oに最も近接した位
置P’を通る。
【0057】そこで、光学ディスク25における環状記
録トラック26の中心Pが、ターンテーブル30の回転
中心軸線Oに最も近接した位置P’に達したとき、ディ
スク係合部34の中心軸線Gを回動中心としての回動が
停止される。その結果、図3のCに示される如く、光学
ディスク25のターンテーブル30に対する位置が、環
状記録トラック26の中心Pがターンテーブル30の回
転中心軸線Oに最も近接した位置(P’)に配される状
態に調整されることになる。
【0058】光学ディスク25のターンテーブル30に
対する位置が、環状記録トラック26の中心Pがターン
テーブル30の回転中心軸線Oに最も近接した位置
(P’)に配される状態に調整されたもとにあっては、
ターンテーブル30が回転中心軸線Oをもって回転せし
められて、光学ディスク25が回転中心軸線Oを回転中
心として回転する状態におかれるとき、光学ディスク2
5における環状記録トラック26の中心Pは、図3のC
に示される如く、回転中心軸線Oを中心とする極めて小
なる径を有した円となる軌跡LOを描いて移動せしめら
れる。それにより、斯かる際においては、光学ディスク
25に形成された環状記録トラック26の偏心変動は極
めて小なるものに抑制される。
【0059】このように、光学ディスク25における環
状記録トラック26の中心Pがターンテーブル30の回
転中心軸線Oに近接した位置に配され、それにより、タ
ーンテーブル30の回転中心軸線Oをもっての回転によ
り光学ディスク25が回転中心軸線Oを回転中心として
回転する状態におかれるとき、光学ディスク25に形成
された環状記録トラック26の偏心変動が極めて小なる
ものに抑制される状況は、上述の光学ヘッド部に備えら
れた感光部からの検出出力信号が供給される信号処理部
から導出されるトラッキングエラー信号に、例えば、ト
ラッキングエラー信号が極めて小とされる状態としてあ
らわれる。
【0060】従って、逆に、光学ディスク25における
環状記録トラック26の中心Pがターンテーブル30の
回転中心軸線Oに最も近接した位置に配された状態は、
信号処理部から導出されるトラッキングエラー信号の状
態から検知できることになり、ディスク係合部34が、
光学ディスク25を伴い、ターンテーブル30に対し
て、ディスク係合部34の中心軸線Gを回動中心として
回動せしめられることによる光学ディスク25のターン
テーブル30に対する位置調整は、信号処理部から導出
されるトラッキングエラー信号の状況が参照され、例え
ば、トラッキングエラー信号が最小とされる状態となる
ようにして行われる。
【0061】上述の如くにして、図1及び図2に示され
る本願の請求項1から請求項3まで,請求項5、及び、
請求項8から請求項10までのいずれかに記載された発
明に係るディスク位置調整装置の一例、及び、本願の特
許請求の範囲における請求項18,請求項20または請
求項21に記載された発明に係るディスク位置調整方法
の一例によれば、ディスク装着部を形成するターンテー
ブル30に装着されて回転駆動される光学ディスク25
が、ディスクの偏心により、中央孔25Aの中心Qと環
状記録トラック26の中心Pとが一致しないものである
場合においても、そのことに起因して光学ディスク25
の回転時にもたらされる不都合が効果的に低減されるこ
とになる光学ディスク25の位置調整が、比較的簡単な
構成をもって、消費電力の増大をまねくことなく効果的
に行われることになる。
【0062】図4及び図5は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項11から請求項13及び請求項15のいず
れかに記載された発明に係るディスク位置調整装置の一
例であって、本願の特許請求の範囲における請求項22
または請求項23に記載された発明に係るディスク位置
調整方法の一例が実施されるものを示す。この図4及び
図5に示されるディスク位置調整装置の例も、光学式の
ディスクプレーヤに備えられ、その光学式のディスクプ
レーヤにおいて記録された情報の再生に供される光学デ
ィスクについての位置調整を行うものとされている。ま
た、図4及び図5に示されるディスク位置調整装置の例
は、図1及び図2に示されるディスク位置調整装置の例
と同様に構成された部分を含んでおり、図4及び図5に
おいては、図1及び図2に示される各部に対応する部分
が図1及び図2と共通の符号が付されて示されおり、そ
れらについての重複説明は省略される。
【0063】図4及び図5において、ターンテーブル8
0が、中央孔80Aを形成する円筒状の突出部81及び
その突出部81を包囲する載置面部82が設けられたデ
ィスク装着部85と、ディスク装着部85を回動可能に
支持するとともに、ディスク装着部85を伴い、中央孔
80A内を通る回転中心軸線Oをもって回転せしめられ
る状態をとる回転駆動部88とを含んで構成されてい
る。ディスク装着部85は、載置面部82上に載置され
る光学ディスクを支持する。
【0064】ターンテーブル80を構成するディスク装
着部85及び回転駆動部88の夫々における相互対向部
には、一対の短冊状鉄片89及び環状多極着磁マグネッ
ト90が、一対の短冊状鉄片89がディスク装着部85
に取り付けられるとともに、環状多極着磁マグネット9
0が回転駆動部88に取り付けられる状態をもって配さ
れている。ディスク装着部85に取り付けられた一対の
短冊状鉄片89は、突出部81を挟んで相互対向するも
のとされている。また、回転駆動部88に取り付けられ
た環状多極着磁マグネット90は、図6に示される如
く、回転駆動部88において中央孔形成部88Aを包囲
して設けられた環状の凹部に、複数のN極着磁部91N
と複数のS極着磁部91Sとが周方向に交互に形成され
たものとされて配されている。
【0065】このような一対の短冊状鉄片89と環状多
極着磁マグネット90とは、相互に近接対向配置されて
いるので、一対の短冊状鉄片89の夫々は、環状多極着
磁マグネット90が発する磁力により環状多極着磁マグ
ネット90におけるN極着磁部91NとS極着磁部91
Sとの境界部に跨がる位置において安定に静止せしめら
れる。そして、一対の短冊状鉄片89の夫々は、安定に
静止した状態から環状多極着磁マグネット90が発する
磁力に打ち勝つ回転力で移動せしめられる状態にされる
ときには、次のN極着磁部91NとS極着磁部91Sと
の境界部に跨がる位置において安定に静止せしめられ
る。
【0066】従って、ディスク装着部85と回転駆動部
88とは、一対の短冊状鉄片89の夫々が環状多極着磁
マグネット90におけるN極着磁部91NとS極着磁部
91Sとの境界部に跨がる位置をとる毎に安定な相互静
止状態におかれ、一対の短冊状鉄片89の夫々が、環状
多極着磁マグネット90におけるN極着磁部91NとS
極着磁部91Sとの境界部に跨がる位置から、環状多極
着磁マグネット90が発する磁力に打ち勝つ回転力によ
って移動せしめられるとき、相互回転状態におかれる。
そして、ディスク装着部85と回転駆動部88とが相互
静止状態におかれているとき、回転駆動部88は、ディ
スク装着部85に回転を伝達する回転伝達状態とり、ま
た、ディスク装着部85と回転駆動部88とが相互回転
状態におかれるとき、ディスク装着部85の回動が伝達
されない回転伝達遮断状態をとる。
【0067】ディスク装着部85における突出部81と
載置面部82との間に形成された環状凹部には、ディス
ク係合部94が取り付けられている。そして、ディスク
装着部85及びディスク係合部94に対して対向配置さ
れたディスククランプ部39が備えられている。
【0068】ディスク係合部94は、中央孔95A,9
6A及び97Aが夫々設けられた環状マグネット95,
環状マグネット支持部96及びセンターリングコーン9
7を含んで構成されている。環状マグネット95は、そ
れに設けられた中央孔95Aをもってディスク装着部8
5における突出部81の外周側面に嵌合している。ま
た、環状マグネット支持部96は、それに設けられた中
央孔96Aをもってディスク装着部85における突出部
81の外周側面に嵌合するとともに環状マグネット95
に嵌合して、環状マグネット95を支持している。さら
に、センターリングコーン97は、その中央孔97Aを
もって環状マグネット支持部96に嵌合している。セン
ターリングコーン97には、ディスク案内部とされる折
曲環状フランジ部97Bが設けられている。
【0069】ディスク係合部94における環状マグネッ
ト95は、その中央孔95Aの中心が環状マグネット9
5全体の中心に一致しているものとされており、また、
環状マグネット支持部96は、その中央孔96Aの中心
が環状マグネット支持部96全体の中心とされており、
さらに、センターリングコーン97は、その中央孔97
Aの中心がセンターリングコーン97全体の中心とされ
ている。
【0070】ディスク装着部85における突出部81
は、環状マグネット95の中央孔95A及び環状マグネ
ット支持部96の中央孔96Aが嵌合するものとされた
外周側面についての中心軸線が、突出部81内に形成さ
れる中央孔80Aの中心を通る回転駆動部88の回転中
心軸線Oと一致していず、図4及び図5においては回転
駆動部88の回転中心軸線Oから左方にずれたものとさ
れている。即ち、ディスク装着部85における突出部8
1は、その肉圧が周方向において一様でなく、内周側面
についての中心軸線は回転中心軸線Oに一致している
が、外周側面についての中心軸線は回転中心軸線Oに一
致していないのである。
【0071】そして、環状マグネット95全体の中心,
環状マグネット支持部96全体の中心及びセンターリン
グコーン97全体の中心は、共に、ディスク装着部85
における突出部81の外周側面についての中心軸線上に
あり、従って、ディスク係合部94は、環状マグネット
95の中心,環状マグネット支持部96の中心及びセン
ターリングコーン97の中心を通る中心軸線Gを、ディ
スク装着部85における突出部81の外周側面について
の中心軸線に一致するものとして有している。それゆ
え、ディスク係合部94の中心軸線Gは、回転駆動部8
8の回転中心軸線Oと平行であって、回転中心軸線Oか
らずれたものとされていることになる。このディスク係
合部94の中心軸線Gの回転駆動部88の回転中心軸線
Oからの離隔距離は、例えば、100μm以下、実際に
は、40〜50μm程度とされる。
【0072】斯かる中心軸線Gが回転駆動部88の回転
中心軸線Oに一致しないものとされたディスク係合部9
4は、ディスク装着部85にその載置面部32上に載置
されるべく装着される光学ディスク25に、その中央孔
25Aに挿入される状態をもって係合する。その際、デ
ィスク係合部94の外周部を成すセンターリングコーン
97の折曲環状フランジ部97Bが、光学ディスク25
の中央孔25Aに当接することによって光学ディスク2
5の位置決めが行われ、光学ディスク25の中央孔25
Aの中心Qが、ディスク係合部94の中心軸線G上に位
置せしめられる。従って、ディスク係合部94における
センターリングコーン97の折曲環状フランジ部97B
によって位置決めされた光学ディスク25は、その中央
孔25Aの中心Qが回転駆動部88の回転中心軸線O上
には位置しないものとされる。
【0073】光学ディスク25は、例えば、図19に示
される如くに、中央孔25Aを包囲して設けられる環状
記録トラック26の中心が中央孔25Aの中心からのず
れを有することになるディスクの偏心により、中央孔2
5Aの中心Qと環状記録トラック26の中心Pとが一致
せず、両者が同軸線上にないことになる可能性が大であ
るものとされる。光学ディスク25における環状記録ト
ラック26の中心Pが中央孔25Aの中心Qと一致して
いないとき、ディスク装着部85上においてディスク係
合部94におけるセンターリングコーン97の折曲環状
フランジ部97Bによって位置決めされた光学ディスク
25は、その環状記録トラック26の中心Pが回転駆動
部88の回転中心軸線O上にもディスク係合部94の中
心軸線Gにも位置しないものとされる。
【0074】そして、ディスク係合部94が、光学ディ
スク25にその中央孔25A内に挿入された状態をもっ
て係合したもとで、ディスククランプ部39がディスク
装着部85及びディスク係合部94に近接せしめられ、
光学ディスク25をディスク装着部85の載置面部32
に載置して、ディスク装着部85と共に光学ディスク2
5を挾持する状態におかれる。
【0075】ディスク係合部94が係合するとともにデ
ィスク装着部85とディスククランプ部39とにより挾
持された光学ディスク25は、それに形成された環状記
録トラック26に記録された情報の読出しが行われるも
のとされる。その際には、回転駆動部88が回転伝達状
態におかれたもとで、図示されていないスピンドルモー
タにより、回転駆動部88が回転中心軸線Oをもって所
定の回転速度で回転せしめられ、それにより、回転駆動
部88がディスク装着部85を回転中心軸線Oを回転中
心として回転させ、それによって、ディスク装着部85
に装着された光学ディスク25が、回転駆動部88の回
転中心軸線Oを回転中心として回転せしめられる。
【0076】そして、図示されていない光学ヘッド部か
らの光ビームが、回転する光学ディスク25に、それに
形成された環状記録トラック26に追従するようにして
入射せしめられ、図1及び図2に示されるディスク位置
調整装置の例の場合と同様にして、信号処理部から再生
情報信号とフォーカスエラー信号及びトラッキングエラ
ー信号とが導出される動作が行われる。
【0077】上述の如くに、光学ディスク25が、ディ
スク係合部94が係合するとともにディスク装着部85
とディスククランプ部39とにより挾持された状態にお
かれ、スピンドルモータによって回転駆動部88が回転
中心軸線Oをもって回転せしめられ、それに伴い、光学
ディスク25が回転駆動部88の回転中心軸線Oを回転
中心として回転せしめられるもとで行われる、光学ヘッ
ド部による光学ディスク25における環状記録トラック
26に記録された情報の読出しに先立って、ディスク装
着部85上においてディスク係合部94が係合した光学
ディスク25の回転駆動部88に対する位置調整が行わ
れる。
【0078】斯かる光学ディスク25の回転駆動部88
に対する位置調整は、スピンドルモータが非動作状態と
されて、回転駆動部88が静止状態におかれたもとで、
光学ディスク25をディスククランプ部39と共に挾持
したディスク装着部85が、回転駆動部88に回転伝達
遮断状態をとらせるようにして、光学ディスク25にそ
の中央孔25A内に挿入された状態をもって係合したデ
ィスク係合部94と共に、ディスク係合部94の中心軸
線Gを回動中心として回動せしめられることにより行わ
れる。その際、光学ディスク25は、それに形成された
環状記録トラック26の中心Pが、回転駆動部88の回
転中心軸線Oに最も近接した位置に配されるべく、調整
される。
【0079】斯かる光学ディスク25の回転駆動部88
に対する位置調整も、図1及び図2に示されるディスク
位置調整装置の例において、ディスク係合部34がター
ンテーブル30に対して回転せしめられることにより行
われる光学ディスク25のターンテーブル30に対する
位置調整と同様に行われる。そして、光学ディスク25
の回転駆動部88に対する位置調整がなされた後、回転
駆動部88が回転伝達状態におかれる。
【0080】その結果、図4及び図5に示される本願の
請求項11から請求項13及び請求項15のいずれかに
記載された発明に係るディスク位置調整装置の一例、及
び、本願の特許請求の範囲における請求項22または請
求項23に記載された発明に係るディスク位置調整方法
の一例によっても、ディスク装着部85に装着されて回
転駆動される光学ディスク25が、ディスクの偏心によ
り、中央孔25Aの中心Qと環状記録トラック26の中
心Pとが一致しないものである場合においても、そのこ
とに起因して光学ディスク25の回転時にもたらされる
不都合が効果的に低減されることになる光学ディスク2
5の位置調整が、比較的簡単な構成をもって、消費電力
の増大をまねくことなく効果的に行われることになる。
【0081】図7及び図8は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1,請求項3,請求項4,請求項6または
請求項7に記載された発明に係るディスク位置調整装置
の一例であって、本願の特許請求の範囲における請求項
18または請求項19に記載された発明に係るディスク
位置調整方法の一例が実施されるものを示す。この図7
及び図8に示されるディスク位置調整装置の例も、光学
式のディスクプレーヤに備えられ、その光学式のディス
クプレーヤにおいて記録された情報の再生に供される光
学ディスクについての位置調整を行うものとされてい
る。また、図7及び図8に示されるディスク位置調整装
置の例は、図1及び図2に示されるディスク位置調整装
置の例と同様に構成された部分を含んでおり、図7及び
図8においては、図1及び図2に示される各部に対応す
る部分が図1及び図2と共通の符号が付されて示されお
り、それらについての重複説明は省略される。
【0082】図7及び図8において、中央孔100Aを
形成する円筒状の突出部101が設けられたターンテー
ブル100には、突出部101を包囲する環状の載置面
部102が設けられている。ターンテーブル100は、
その中央孔100Aの中心を通る回転中心軸線Oをもっ
て回転せしめられ、載置面部102上に載置される光学
ディスクを支持するディスク装着部を形成している。
【0083】ディスク装着部を形成するターンテーブル
100における突出部101と載置面部102との間に
形成された環状凹部100Bには、ディスク係合部10
4が配されている。さらに、ターンテーブル100及び
ディスク係合部104に対して対向配置されたディスク
クランプ部39が備えられている。
【0084】ディスク係合部104は、中央孔105A
が設けられた環状マグネット105、及び、透孔106
A及び107Aが夫々設けられた環状マグネット支持部
106及びセンターリングコーン107を含んで構成さ
れている。環状マグネット支持部106は、それに設け
られた透孔106Aをもってターンテーブル100にお
ける突出部101の外周側面に嵌合している。環状マグ
ネット105は、環状マグネット支持部106における
透孔106Aの周囲に設けられた凹部106Bによって
支持され、ターンテーブル100における突出部101
の外周側面を包囲するものとされている。また、さら
に、センターリングコーン107は、それに設けられた
透孔107Aをもって環状マグネット支持部106に嵌
合している。センターリングコーン107には、ディス
ク案内部とされる折曲環状フランジ部107Bが設けら
れている。
【0085】環状マグネット支持部106におけるター
ンテーブル100に形成された環状凹部100Bとの対
接面部には、位置決め用突起106Cが設けられてい
る。この位置決め用突起106Cは、ターンテーブル1
00に形成された環状凹部100Bに形成された係合孔
100Cに係合するものとされており、それによって、
環状マグネット支持部106を含むディスク係合部10
4の全体の、ターンテーブル100に対する位置決めが
なされる。そして、ディスク係合部104の全体は、タ
ーンテーブル100に対して、容易に着脱できるものと
されている。
【0086】ディスク係合部104における環状マグネ
ット105は、その中央孔105Aの中心が環状マグネ
ット105全体の中心に一致しているものとされてい
る。それに対して、環状マグネット支持部106は、そ
の透孔106Aの中心が、環状マグネット支持部106
全体の中心に一致していず、図7及び図8においては環
状マグネット支持部106全体の中心から右方にずれて
おり、さらに、センターリングコーン107も、その透
孔107Aの中心がセンターリングコーン107全体の
中心に一致していず、図7及び図8においてはセンター
リングコーン107全体の中心から右方にずれている。
【0087】ターンテーブル100における突出部10
1は、環状マグネット支持部106の透孔106Aが嵌
合するものとされた外周側面についての中心軸線が、突
出部101内に形成される中央孔101Aの中心を通る
ターンテーブル100の回転中心軸線Oと一致したもの
とされている。即ち、ターンテーブル100における突
出部101は、その肉圧が周方向において一様であり、
内周側面についての中心軸線と外周側面についての中心
軸線とが共に回転中心軸線Oに一致しているのである。
【0088】そして、環状マグネット支持部106に設
けられた透孔106Aの中心及びセンターリングコーン
107に設けられた透孔107Aの中心が、共に、ター
ンテーブル100における突出部101の外周側面につ
いての中心軸線上にあり、従って、ターンテーブル10
0の回転中心軸線O上に置かれている。それゆえ、環状
マグネット支持部106全体の中心及びセンターリング
コーン107全体の中心は、共に、ターンテーブル10
0における突出部101の外周側面についての中心軸
線、従って、ターンテーブル100の回転中心軸線Oと
一致していず、図7及び図8においては回転中心軸線O
から左方に等距離だけずれている。また、環状マグネッ
ト105にあっては、その中央孔105Aの中心と一致
している環状マグネット105全体の中心が、ターンテ
ーブル100における突出部101の外周側面について
の中心軸線、従って、ターンテーブル100の回転中心
軸線Oと一致していず、図7及び図8においては回転中
心軸線Oから左方に、環状マグネット支持部106全体
の中心及びセンターリングコーン107全体の中心の夫
々と等しい距離だけずれている。
【0089】これよりして、環状マグネット105,環
状マグネット支持部106及びセンターリングコーン1
07を含んで成るディスク係合部104は、環状マグネ
ット105の中心,環状マグネット支持部106の中心
及びセンターリングコーン107の中心を通る中心軸線
Gを、ターンテーブル100の回転中心軸線Oと平行で
あって、回転中心軸線Oからずれたものとしていること
になる。このディスク係合部104の中心軸線Gのター
ンテーブル100の回転中心軸線Oからのずれ、即ち、
ディスク係合部104の中心軸線Gの環状マグネット支
持部106に設けられた透孔106Aの中心からのずれ
は、図7及び図8においては中心軸線Gが回転中心軸線
Oより左方に位置する状態をもってあらわされており、
中心軸線Gの回転中心軸線Oからの離隔距離、即ち、透
孔106Aの中心からの離隔距離は、例えば、100μ
m以下、実際には、40〜50μm程度とされる。
【0090】ディスク係合部104が、その中心軸線G
の透孔106Aの中心からのずれを生じた状態にあると
き、ディスク係合部104がディスク係合部の偏心を伴
っていると言う。即ち、ディスク係合部104が伴うデ
ィスク係合部の偏心が、ディスク係合部104において
中心軸線Gの透孔106Aの中心からのずれを生じさせ
ることになる。そして、ディスク係合部104における
中心軸線Gの透孔106Aの中心からの離隔距離は、デ
ィスク係合部の偏心の程度をあらわす偏心量である。
【0091】斯かるディスク係合部の偏心を伴い、中心
軸線Gがターンテーブル100の回転中心軸線Oに一致
しないものとされたディスク係合部104は、ターンテ
ーブル100にその載置面部102上に載置されるべく
装着される光学ディスク25に、その中央孔25Aに挿
入される状態をもって係合する。その際、ディスク係合
部104の外周部を成すセンターリングコーン107の
折曲環状フランジ部107Bが、光学ディスク25の中
央孔25Aに当接することによって光学ディスク25の
位置決めが行われ、光学ディスク25の中央孔25Aの
中心Qが、ディスク係合部104の中心軸線G上に位置
せしめられる。従って、ディスク係合部104における
センターリングコーン107の折曲環状フランジ部10
7Bによって位置決めされた光学ディスク25は、その
中央孔25Aの中心Qがターンテーブル100の回転中
心軸線O上には位置しないものとされる。
【0092】光学ディスク25は、例えば、図19に示
される如くに、中央孔25Aを包囲して設けられる環状
記録トラック26の中心が中央孔25Aの中心からずれ
ることになるディスクの偏心により、中央孔25Aの中
心Qと環状記録トラック26の中心Pとが一致せず、両
者が同軸線上にないことになる可能性が大であるものと
される。光学ディスク25における環状記録トラック2
6の中心Pが中央孔25Aの中心Qと一致していないと
き、ターンテーブル100上においてディスク係合部1
04におけるセンターリングコーン107の折曲環状フ
ランジ部107Bによって位置決めされた光学ディスク
25は、その環状記録トラック26の中心Pがターンテ
ーブル100の回転中心軸線O上にもディスク係合部1
04の中心軸線Gにも位置しないものとされる。
【0093】そして、ディスク係合部104が、光学デ
ィスク25にその中央孔25A内に挿入された状態をも
って係合したもとで、ディスククランプ部39がディス
ク係合部104に近接せしめられ、光学ディスク25を
ターンテーブル100の載置面部102に載置して、タ
ーンテーブル100と共に光学ディスク25を挾持する
状態におかれる。
【0094】ディスク係合部104が係合するとともに
ターンテーブル100とディスククランプ部39とによ
り挾持された光学ディスク25は、それに形成された環
状記録トラック26に記録された情報の読出しが行われ
るものとされる。その際には、図7及び図8においては
示されていないスピンドルモータによりターンテーブル
100が回転中心軸線Oをもって所定の回転速度で回転
せしめられ、それに伴って、光学ディスク25が、ター
ンテーブル100の回転中心軸線Oを回転中心として回
転せしめられる。
【0095】そして、図7及び図8においては示されて
いない光学ヘッド部からの光ビームが、回転する光学デ
ィスク25に、それに形成された環状記録トラック26
に追従するようにして入射せしめられ、図1及び図2に
示されるディスク位置調整装置の例の場合と同様にし
て、信号処理部から再生情報信号とフォーカスエラー信
号及びトラッキングエラー信号とが導出される動作が行
われる。
【0096】上述の如くに、光学ディスク25が、ディ
スク係合部104が係合するとともにターンテーブル1
00とディスククランプ部39とにより挾持された状態
におかれ、スピンドルモータによってターンテーブル1
00が回転中心軸線Oをもって回転せしめられ、それに
伴い、光学ディスク25がターンテーブル100の回転
中心軸線Oを回転中心として回転せしめられるもとで行
われる、光学ヘッド部による光学ディスク25における
環状記録トラック26に記録された情報の読出しに先立
って、ディスク係合部104が係合した光学ディスク2
5のターンテーブル100上における位置調整が行われ
る。
【0097】斯かる光学ディスク25のターンテーブル
100上における位置調整は、スピンドルモータが非動
作状態とされて、ターンテーブル100が静止状態にお
かれ、かつ、ディスククランプ部39がターンテーブル
100及びディスク係合部104から離隔した位置にあ
るもとで、ディスク係合部104に係合したディスク2
5がディスク係合部104の中心軸線Gを回動中心とし
て回転せしめられた位置をとるものとされることにより
行われる。そのため、例えば、ディスク係合部104に
係合せしめられた光学ディスク25が、一旦ディスク係
合部104から外され、所定の角度だけ回動せしめられ
た後、再びディスク係合部104に係合せしめられるも
のとされる。斯かる際にも、図1及び図2に示されるデ
ィスク位置調整装置の例の場合と同様に、光学ディスク
25が、それに形成された環状記録トラック26の中心
Pが、ターンテーブル100の回転中心軸線Oに最も近
接した位置に配されるべく、調整される。
【0098】その結果、図7及び図8に示される本願の
特許請求の範囲における請求項1,請求項3,請求項
4,請求項6または請求項7に記載された発明に係るデ
ィスク位置調整装置の一例、及び、本願の特許請求の範
囲における請求項18または請求項19に記載された発
明に係るディスク位置調整方法の一例によれば、ディス
ク装着部を形成するターンテーブル100に装着されて
回転駆動される光学ディスク25が、ディスクの偏心に
より、中央孔25Aの中心Qと環状記録トラック26の
中心Pとが一致しないものである場合においても、その
ことに起因して光学ディスク25の回転時にもたらされ
る不都合が効果的に低減されることになる光学ディスク
25の位置調整が、比較的簡単な構成をもって、消費電
力の増大をまねくことなく効果的に行われることにな
る。
【0099】図9は、図7及び図8に示される本願の特
許請求の範囲における請求項1,請求項3,請求項4,
請求項6または請求項7に記載された発明に係るディス
ク位置調整装置の一例が適用された光学式のディスクプ
レーヤの例における要部を示す。この図9に示されるデ
ィスクプレーヤの例における要部にあっては、ディスク
位置調整装置が、図7及び図8に示される如くのディス
ク装着部を形成するターンテーブル100,ディスク係
合部104等に加えて、偏心量検出部110及び表示部
111を含むものとして構成されている。
【0100】図9に示されるディスクプレーヤの例にお
ける要部においては、光学ディスク25が、図7及び図
8に示される如くのディスク係合部104に中央孔25
Aを係合させて、図7及び図8に示される如くのディス
ク装着部を形成するターンテーブル100に装着され
る。ターンテーブル100は、ディスク駆動モータ(ス
ピンドルモータ)120により所定の回転速度をもって
駆動され、装着された光学ディスク25を伴って回転す
る。そして、光学ディスク25には、光学ヘッド部12
1が対向せしめられている。
【0101】光学ヘッド部121は、レーザ光ビーム等
の読取用光ビームを光学ディスク25に入射させ、光学
ディスク25に入射した読取用光ビームが光学ディスク
25に形成された環状記録トラック26により変調され
て反射されることにより形成される、光学ディスク26
からの反射光ビームを受ける。そして、光学ヘッド部1
21には、読取用光ビームを適正な集束状態をもって光
学ディスク25に入射させるためのフォーカス制御、及
び、光学ディスク25に対する読取用光ビームの入射位
置を環状記録トラック26に適正に追従させるためのト
ラッキング制御を行い得るものとされたビーム制御機構
122が備えられており、また、光学ディスク25から
の反射光ビームを検出する光検出器、及び、光検出器か
らの検出出力信号を処理する回路部から成る信号形成部
が内蔵されている。
【0102】さらに、光学ヘッド部121は、それを光
学ディスク25の半径方向、即ち、光学ディスク25に
おいて環状記録トラック26が形成する周回パターンを
過る方向に移動させるための、例えば、リニアモータ機
構により構成されたヘッド駆動部123が付設されたも
のとされている。ヘッド駆動部123には、ヘッド駆動
信号形成部124からヘッド駆動信号SHが供給され、
それにより、ヘッド駆動部123が、ヘッド駆動信号S
Hに応じて、光学ヘッド部121を光学ディスク25の
半径方向に変位させる。
【0103】光学ヘッド部121に内蔵された信号形成
部からは、光学ディスク25からの反射光ビームに基づ
いて形成される、光学ディスク25における環状記録ト
ラック26に記録された情報信号に基づく再生情報信号
SI,光学ディスク25に入射する読取用光ビームの集
束状態をあらわすフォーカスエラー信号Sf、及び、光
学ディスク25に入射する読取用光ビームの環状記録ト
ラック26に対する追従状態をあらわすトラッキングエ
ラー信号Stが送出される。光学ヘッド部121から得
られる再生情報信号SIは、再生情報信号処理部125
に供給され、再生情報信号処理部125において情報再
生のための処理に供される。
【0104】光学ヘッド部121から得られるフォーカ
スエラー信号Sfは、フォーカス制御信号形成部126
に供給され、フォーカス制御信号形成部126から、フ
ォーカスエラー信号Sfに基づいて形成されたフォーカ
ス制御信号SFが得られて、それが光学ヘッド部121
が備えるビーム制御機構122に供給される。それによ
り、ビーム制御機構122は、フォーカス制御信号SF
に応じて、光学ディスク25に入射する読取用光ビーム
についてのフォーカス制御を行う。
【0105】また、光学ヘッド部121から得られるト
ラッキングエラー信号Stは、スイッチ127を介して
トラッキング制御信号形成部128に供給される。トラ
ッキング制御信号形成部128においては、スイッチ1
27がオン状態とされてトラッキングエラー信号Stが
供給されるとき、そのトラッキングエラー信号Stに基
づくトラッキング制御信号STが形成され、それが光学
ヘッド部121が備えるビーム制御機構122に供給さ
れる。それにより、ビーム制御機構122は、トラッキ
ング制御信号STに応じて、光学ディスク25に入射す
る読取用光ビームについてのトラッキング制御を行う。
【0106】さらに、光学ヘッド部121から得られる
トラッキングエラー信号Stは、偏心量検出部110に
も供給される。偏心量検出部110には、ターンテーブ
ル100により支持されたディスク係合部104につい
ての情報を得るディスク係合部検出部129からの検出
出力信号DC、及び、ディスク駆動モータ120に関連
して配された回転基準位置検出部130からの検出出力
信号PRが供給される。
【0107】ターンテーブル100により支持されるデ
ィスク係合部104は、その中心軸線Gの透孔106A
の中心からのずれを生じさせるディスク係合部の偏心の
程度(偏心量)が判別され得るものとされる。例えば、
複数個用意されたディスク係合部104のうちから選択
されたものが、ターンテーブル100により支持される
ディスク係合部104とされ、その際、複数のディスク
係合部104の各々は、そのディスク係合部の偏心量が
既知とされ、偏心量に対応する参照名あるいは参照番号
が付されたものとされる。そして、ディスク係合部検出
部129は、ターンテーブル100により支持されたデ
ィスク係合部104に付された参照名あるいは参照番号
を検出し、検出された参照名あるいは参照番号をあらわ
す検出出力信号DCを、偏心量検出部110に供給す
る。
【0108】また、回転基準位置検出部130は、ディ
スク駆動モータ120を構成する回転子上の所定の位置
が、固定された特定の位置を通過するタイミングを検出
し、例えば、ディスク駆動モータ120を構成する回転
子上の所定の位置が固定された特定の位置を通過する毎
に狭幅のパルス信号を発生する。従って、回転基準位置
検出部130は、ディスク駆動モータ120の1回転毎
にパルス信号を発生し、それにより得られるパルス信号
列を、検出出力信号PRとして偏心量検出部110に供
給する。
【0109】偏心量検出部110は、ディスク係合部1
04に係合した状態をもってターンテーブル100に装
着された光学ディスク25について、それにおける環状
記録トラック26の中心のターンテーブル100の回転
中心軸線Oからのずれを生じさせることになる環状記録
トラックの偏心の程度(偏心量)と、斯かる環状記録ト
ラックの偏心の程度を最小化するに要される光学ディス
ク25のターンテーブル100に対する回転角度(ディ
スク回転量)とを検出する。そして、偏心量検出部11
0は、検出結果をあらわす信号を表示部111に供給
し、それにより、表示部111において、偏心量検出部
110により検出されたターンテーブル100に装着さ
れた光学ディスク25がもたらす環状記録トラックの偏
心量及びディスク回転量に関する表示が行われる。
【0110】このようにして、表示部111において、
環状記録トラックの偏心量及びディスク回転量に関する
表示が行われるもとにあっては、ターンテーブル100
に装着された光学ディスク25を、それに形成された環
状記録トラック26の中心Pが、ターンテーブル100
の回転中心軸線Oに最も近接した位置に配されるように
なす調整は、表示部111において表示される環状記録
トラックの偏心量及びディスク回転量が参照され、環状
記録トラックの偏心量を最小化するように行われる。
【0111】偏心量検出部110による、環状記録トラ
ックの偏心量及びディスク回転量の検出は、例えば、以
下の如くに行われる。
【0112】ターンテーブル100により支持されたデ
ィスク係合部104についてのディスク係合部の偏心量
をEEとし、ディスク係合部104に係合してターンテ
ーブル100に装着される光学ディスク25についての
ディスクの偏心量をDEとし、光学ディスク25がディ
スク係合部104に係合してターンテーブル100に装
着されたもとでの環状記録トラックの偏心量をDTとす
ると、ディスク係合部の偏心量EE,ディスクの偏心量
DE及び環状記録トラックの偏心量DTは、図10に示
される如くに、相互関係がベクトル表示されることにな
る。
【0113】図10において、X軸及びY軸は互いに直
交しており、ディスク係合部の偏心量EEの方向がX軸
上の負の方向に一致せしめられている。ディスク係合部
の偏心量EEの方向は、ディスク係合部104が、その
位置決め用突起104Cをターンテーブル100に設け
られた係合孔100Cに係合させて、ターンテーブル1
00に対して位置決めされるものとされていることによ
り、特定される。また、図10において、|Ee|,|
De|及び|Dt|は、夫々、ディスク係合部の偏心量
EE,ディスクの偏心量DE及び環状記録トラックの偏
心量DTの大きさをあらわしている。
【0114】図10に示されるベクトル表示からして、
下記の数1及び数2の関係が成立する。
【0115】
【数1】 |Dt| cosθt= |De| cosθd − |Ee|
【0116】
【数2】cosθd =(|Dt | cosθt + |Ee
|) / |De|
【0117】ディスク係合部の偏心量EEが零であれ
ば、環状記録トラックの偏心量DTはディスクの偏心量
DEとなるので、ターンテーブル100によって支持さ
れるディスク係合部104としてディスク係合部の偏心
量DEが零であるものを用い、そのときの環状記録トラ
ックの偏心量DTの大きさ|Dt |を求めることによ
り、ディスクの偏心量DEの大きさ|De|を求めるこ
とができる。
【0118】また、ディスクの偏心量DEの大きさ|D
e|が求められたもとで、ターンテーブル100によっ
て支持されるディスク係合部104として、ディスク係
合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が既知であるものを
用い、そのときの環状記録トラックの偏心量DTの大き
さ|Dt|を求めることにより、ディスクの偏心量DE
の大きさ|De|を求めることができ、さらに、そのと
きの回転基準信号検出部130からの検出出力信号PR
に基づいて、環状記録トラックの偏心量DTがX軸とで
成す角θtを求めることができる。従って、上述の如く
にして求められたディスクの偏心量DEの大きさ|De
|,環状記録トラックの偏心量DTの大きさ|Dt|及
び環状記録トラックの偏心量DTがX軸とで成す角θt
と既知のディスク係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|
とから、数2に基づいて、ディスクの偏心量DEがX軸
とで成す角θd を求めることができる。
【0119】このようにして環状記録トラックの偏心量
DTが検出される。また、ディスクの偏心量DEがX軸
とで成す角θd が零であるとき、ディスクの偏心量DE
とディスク係合部の偏心量EEとが互いに打ち消し合う
ものとなるので、ディスクの偏心量DEがX軸とで成す
角θd は、環状記録トラックの偏心量DTを最小化する
ため光学ディスク25を回動させるべき角度であるディ
スク回転量として検出されることになる。
【0120】ターンテーブル100によって支持される
ディスク係合部104としてディスク係合部の偏心量E
Eが零であるものが用いられたもとでの、環状記録トラ
ックの偏心量DTの大きさ|Dt|は、以下のようにし
て求められる。
【0121】先ず、ターンテーブル100によってディ
スク係合部の偏心量EEが零であるディスク係合部10
4が支持されたもとで、光学ディスク25がその中央孔
25Aをディスク係合部104に嵌合させてターンテー
ブル100に装着されたものとされる。そして、偏心量
検出部110における制御ユニット135から送出され
るスイッチ制御信号CSがスイッチ127に供給され
て、スイッチ127がオフ状態とされる。斯かるもとで
は、光学ヘッド部121からのトラッキングエラー信号
Stがトラッキング制御信号形成部128に供給され
ず、光学ヘッド部121に備えられたビーム制御機構1
22による光学ディスク25に入射する読取用光ビーム
についてのトラッキング制御は行われない。
【0122】このようにして、光学ヘッド部121から
光学ディスク25に入射する読取用光ビームについての
トラッキング制御が行われないもとで、ディスク駆動モ
ータ120によってターンテーブル100が所定の回転
速度をもって駆動され、ターンテーブル100に装着さ
れた光学ディスク25がターンテーブル100と共に回
転せしめられる。このとき、ターンテーブル100に装
着された光学ディスク25は、環状記録トラックの偏心
をもたらすものとされているので、光学ヘッド部121
から光学ディスク25に入射する読取用光ビームは、光
学ディスク25の一回転を周期として、光学ディスク2
5の回転に伴って、光学ディスク25において周回パタ
ーンを形成する環状記録トラック26を過ることにな
る。
【0123】光学ヘッド部121から光学ディスク25
に入射する読取用光ビームが、図11のAに示される如
くに、光学ディスク25において周回パターンを形成す
る環状記録トラック26を矢印LBによりあらわされる
如くに過るとき、光学ヘッド部121から送出されるト
ラッキングエラー信号Stは、図11のBに示される如
くに、環状記録トラック26のピッチを周期とする正弦
波状の波形を有した信号とされる。
【0124】この図11のBに示される如くの波形を有
したトラッキングエラー信号Stは、偏心量検出部11
0における波形整形部136に供給される。波形整形部
136においては、例えば、トラッキングエラー信号S
tの立上り零クロス点において立ち上がり、トラッキン
グエラー信号Stの立下り零クロス点において立ち下が
る、図11のCに示される如くの矩形波信号Srが形成
され、その矩形波信号Srが偏心量検出部110におけ
るカウンタ部137に供給される。
【0125】カウンタ部137には、回転基準位置検出
部130からの検出出力信号PRも供給され、カウンタ
部137は、検出出力信号PRを形成するパルス信号列
における各パルス間隔の期間において、矩形波信号Sr
の立上りもしくは立下りをカウントする。換言すれば、
カウンタ部137は、光学ディスク25の1回転期間に
おける矩形波信号Srの立上りもしくは立下りの数、従
って、トラッキングエラー信号Stの立上り零クロス点
もしくは立下り零クロス点の数を計数することになる。
【0126】このことは、カウンタ部137によって、
光学ヘッド部121から光学ディスク25に入射する読
取用光ビームが、光学ディスク25の一回転期間中に過
る環状記録トラック26の数が計数されることになり、
それゆえ、カウンタ部137から得られるカウント出力
信号Ctは、ディスク係合部の偏心量EEが零であるデ
ィスク係合部104が支持されたターンテーブル100
に装着された光学ディスク25がもたらす環状記録トラ
ックの偏心量DTの大きさ|Dt|をあらわすものとな
る。このようにしてカウンタ部137から得られるカウ
ント出力信号Ctは、制御ユニット135に供給され、
制御ユニット135において、カウント出力信号Ctに
基づいて、ターンテーブル100によって支持されるデ
ィスク係合部104としてディスク係合部の偏心量EE
が零であるものが用いられたもとでの、環状記録トラッ
クの偏心量DTの大きさ|Dt|が求められる。
【0127】次に、ターンテーブル100によって支持
されるディスク係合部104として、ディスク係合部の
偏心量EEの大きさ|Ee|が既知であるものが用いら
れたもとでの、ディスクの偏心量DEの大きさ|De
|、及び、環状記録トラックの偏心量DTがX軸とで成
す角θtは、以下のようにして求められる。
【0128】先ず、ターンテーブル100によってディ
スク係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が既知である
ディスク係合部104が支持されたもとで、光学ディス
ク25がその中央孔25Aをディスク係合部104に嵌
合させてターンテーブル100に装着されたものとされ
る。そして、偏心量検出部110における制御ユニット
135から送出されるスイッチ制御信号CSがスイッチ
127に供給されて、スイッチ127がオフ状態とされ
る。斯かるもとでは、光学ヘッド部121に備えられた
ビーム制御機構122による光学ディスク25に入射す
る読取用光ビームについてのトラッキング制御は行われ
ない。
【0129】このようにして、光学ヘッド部121から
光学ディスク25に入射する読取用光ビームについての
トラッキング制御が行われないもとで、ディスク駆動モ
ータ120によってターンテーブル100が所定の回転
速度をもって駆動され、ターンテーブル100に装着さ
れた光学ディスク25がターンテーブル100と共に回
転せしめられる。このとき、ターンテーブル100に装
着された光学ディスク25は、環状記録トラックの偏心
をもたらすものとされているので、光学ヘッド部121
から光学ディスク25に入射する読取用光ビームは、光
学ディスク25の一回転を周期として、光学ディスク2
5の回転に伴って、光学ディスク25において周回パタ
ーンを形成する環状記録トラック26を過ることにな
る。
【0130】それにより、上述のターンテーブル100
によってディスク係合部の偏心量EEが零であるディス
ク係合部104が支持されたもとでの場合と同様に、光
学ヘッド部121から送出されるトラッキングエラー信
号Stは環状記録トラック26のピッチを周期とする正
弦波状の波形を有した信号とされ、それが偏心量検出部
110における波形整形部136に供給される。
【0131】波形整形部136においては、例えば、ト
ラッキングエラー信号Stの立上り零クロス点において
立ち上がり、トラッキングエラー信号Stの立下り零ク
ロス点において立ち下がる矩形波信号Srが形成され
る。この矩形波信号Srは、例えば、図12のAに示さ
れる、回転基準位置検出部130からの検出出力信号P
Rを形成するパルス信号列に対して、図12のBに示さ
れる如くに得られるものとされる。
【0132】そして、波形整形部136から得られる矩
形波信号Srが、回転基準位置検出部130からの検出
出力信号PRと共に、偏心量検出部110におけるカウ
ンタ部137に供給される。カウンタ部137は、図1
2のBにおいて期間Trとして示される如くの、光学デ
ィスク25の1回転期間における矩形波信号Srの立上
りもしくは立下りの数、従って、トラッキングエラー信
号Stの立上り零クロス点もしくは立下り零クロス点の
数を計数する。
【0133】それゆえ、このときカウンタ部137から
得られるカウント出力信号Ctは、ディスク係合部の偏
心量EEの大きさ|Ee|が既知であるディスク係合部
104が支持されたターンテーブル100に装着された
光学ディスク25がもたらす環状記録トラックの偏心量
DTの大きさ|Dt|をあらわすものとなる。このよう
にしてカウンタ部137から得られるカウント出力信号
Ctは、制御ユニット135に供給され、制御ユニット
135において、カウント出力信号Ctに基づいて、タ
ーンテーブル100によって支持されるディスク係合部
104としてディスク係合部の偏心量EEの大きさ|E
e|が既知であるものが用いられたもとでの、環状記録
トラックの偏心量DTの大きさ|Dt|が求められる。
【0134】続いて、偏心量検出部110における制御
ユニット135からスイッチ127へのスイッチ制御信
号CSの供給が停止され、スイッチ127がオン状態と
される。斯かるもとでは、光学ヘッド部121からのト
ラッキングエラー信号Stがトラッキング制御信号形成
部128に供給され、光学ヘッド部121に備えられた
ビーム制御機構122による光学ディスク25に入射す
る読取用光ビームについてのトラッキング制御が行われ
る。
【0135】このようにして、光学ヘッド部121から
光学ディスク25に入射する読取用光ビームについての
トラッキング制御が行われるもとで、ディスク駆動モー
タ120によってターンテーブル100が所定の回転速
度をもって駆動され、ターンテーブル100に装着され
た光学ディスク25がターンテーブル100と共に回転
せしめられる。そして、このとき光学ヘッド部121か
ら送出されるトラッキングエラー信号Stが、偏心量検
出部110におけるフィルタ部138に供給される。
【0136】フィルタ部138においては、トラッキン
グエラー信号Stの低周波数成分が取り出されて、低周
波出力信号Ssが形成される。この低周波出力信号Ss
は、例えば、図13のAに示される、回転基準位置検出
部130からの検出出力信号PRを形成するパルス信号
列に対して、図13のBに示される如くに得られるもの
とされ、図13のBにおいて期間Trとして示される如
くの、光学ディスク25の1回転期間におけるレベル変
化が、ターンテーブル100に装着された光学ディスク
25がもたらす環状記録トラックの偏心量DTの大きさ
|Dt|の変化に対応するものとなる。
【0137】フィルタ部138から得られる低周波出力
信号Ssは、偏心量検出部110における偏心位相検出
部139に供給される。偏心位相検出部139には、回
転基準位置検出部130からの検出出力信号PRも供給
される。偏心位相検出部139にあっては、光学ディス
ク25の1回転期間Trの夫々において、低周波出力信
号Ssが最大レベルをとる時点tmが検出される。低周
波出力信号Ssが最大レベルをとる時点tmにおいて
は、ターンテーブル100に装着された光学ディスク2
5がもたらす環状記録トラックの偏心量DTの大きさ|
Dt|が最大となる。
【0138】偏心位相検出部139においては、図13
のBに示される如くの、光学ディスク25の1回転期間
Trの開始時点から検出された時点tmまでの期間Tm
の光学ディスク25の1回転期間Trに対する比率か
ら、環状記録トラックの偏心量DTの角度位相、即ち、
環状記録トラックの偏心量DTがX軸とで成す角θtが
算出される。そして、偏心位相検出部139から、算出
された環状記録トラックの偏心量DTがX軸とで成す角
θtをあらわす位相出力信号Dpが得られて、制御ユニ
ット135に供給され、制御ユニット135において、
位相出力信号Dpに基づいて、ターンテーブル100に
よって支持されるディスク係合部104としてディスク
係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が既知であるもの
が用いられたもとでの、環状記録トラックの偏心量DT
がX軸とで成す角θtが求められる。
【0139】このようにして、カウンタ部137からの
カウント出力信号Ctに基づいて、ターンテーブル10
0によって支持されるディスク係合部104としてディ
スク係合部の偏心量EEが零であるものが用いられたも
とでの、環状記録トラックの偏心量DTの大きさ|Dt
|、即ち、光学ディスク25についてのディスクの偏心
量DEの大きさ|De|、及び、ターンテーブル100
によって支持されるディスク係合部104としてディス
ク係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が既知であるも
のが用いられたもとでの、環状記録トラックの偏心量D
Tの大きさ|Dt|が求められ、さらに、偏心位相検出
部139からの位相出力信号Dpに基づいて、ターンテ
ーブル100によって支持されるディスク係合部104
としてディスク係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が
既知であるものが用いられたもとでの、環状記録トラッ
クの偏心量DTがX軸とで成す角θtが求められる制御
ユニット135には、ディスク係合部検出部129から
の検出出力信号DCが供給される。
【0140】制御ユニット135においては、ディスク
係合部検出部129からの検出出力信号DCがあらわ
す、ターンテーブル100によって支持されたディスク
係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が既知であるディ
スク係合部104の参照名あるいは参照番号の判別がな
され、判別された参照名あるいは参照番号をあらわすメ
モリ制御信号CMが形成されて、データメモリ部140
に供給される。
【0141】データメモリ部140には、複数のディス
ク係合部104の夫々について参照名あるいは参照番号
とそれについてのディスク係合部の偏心量EEの大きさ
|Ee|とをあらわすデータが対応関係をもって格納さ
れている。そして、データメモリ部140に制御ユニッ
ト135からのメモリ制御信号CMが供給されるとき、
データメモリ部140から、そのメモリ制御信号CMが
あらわす参照名あるいは参照番号により特定されるディ
スク係合部104についてのディスク係合部の偏心量E
Eの大きさ|Ee|をあらわすデータDEDが読み出さ
れて、制御ユニット135に供給される。
【0142】従って、制御ユニット135からデータメ
モリ部140に、ターンテーブル100によって支持さ
れたディスク係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が既
知であるディスク係合部104の参照名あるいは参照番
号をあらわすメモリ制御信号CMが供給されるもとで
は、データメモリ部140から、ターンテーブル100
によって支持されたディスク係合部の偏心量EEの大き
さ|Ee|が既知であるディスク係合部104について
のディスク係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|をあら
わすデータDEDが読み出されて、制御ユニット135
に供給される。それにより、制御ユニット135におい
て、データメモリ部140からのデータDEDに基づい
て、ターンテーブル100によって支持されたディスク
係合部の偏心量EEの大きさ|Ee|が既知であるディ
スク係合部104についてのディスク係合部の偏心量E
Eの大きさ|Ee|が求められる。
【0143】そして、制御ユニット135において、回
転基準位置検出部130からの検出出力信号PRが供給
されるもとで、ターンテーブル100によって支持され
るディスク係合部104としてディスク係合部の偏心量
EEが零であるものが用いられたもとでの、環状記録ト
ラックの偏心量DTの大きさ|Dt|、即ち、光学ディ
スク25についてのディスクの偏心量DEの大きさ|D
e|,ターンテーブル100によって支持されるディス
ク係合部104としてディスク係合部の偏心量EEの大
きさ|Ee|が既知であるものが用いられたもとでの、
環状記録トラックの偏心量DTの大きさ|Dt|,ター
ンテーブル100によって支持されるディスク係合部1
04としてディスク係合部の偏心量EEの大きさ|Ee
|が既知であるものが用いられたもとでの、環状記録ト
ラックの偏心量DTがX軸とで成す角θt、及び、ター
ンテーブル100によって支持されたディスク係合部の
偏心量EEの大きさ|Ee|が既知であるディスク係合
部104についてのディスク係合部の偏心量EEの大き
さ|Ee|に基づき、ターンテーブル100に装着され
た光学ディスク25がもたらす環状記録トラックの偏心
量DTが検出されるとともに、ディスクの偏心量DEが
X軸とで成す角θdが、環状記録トラックの偏心量DT
を最小化するため光学ディスク25を回動させるべき角
度であるディスク回転量として、検出される。
【0144】制御ユニット135からは、検出されたタ
ーンテーブル100に装着された光学ディスク25がも
たらす環状記録トラックの偏心量DTをあらわす表示用
信号SEC、及び、検出されたディスクの偏心量DEが
X軸とで成す角θdをあらわす表示用信号SRAが送出
され、表示部111における表示駆動部141及び表示
駆動部142に夫々供給される。
【0145】表示駆動部141は、制御ユニット135
からの表示用信号SECに応じた表示駆動信号SEDを
形成して、それを表示部111における偏心量表示部1
43に供給する。それにより、偏心量表示部143にお
いて、偏心量検出部110における制御ユニット135
において検出された、ターンテーブル100に装着され
た光学ディスク25がもたらす環状記録トラックの偏心
量DTについての表示がなされる。
【0146】また、表示駆動部142は、制御ユニット
135からの表示用信号SRAに応じた表示駆動信号S
RDを形成して、それを表示部111におけるディスク
回転量表示部144に供給する。それにより、ディスク
回転量表示部144において、偏心量検出部110にお
ける制御ユニット135において検出された、ディスク
の偏心量DEがX軸とで成す角θdが、環状記録トラッ
クの偏心量DTを最小化するため光学ディスク25を回
動させるべき角度であるディスク回転量として表示され
る。
【0147】図14及び図15は、本願の特許請求の範
囲における請求項11から請求項14まで,請求項16
及び請求項17のいずれかに記載された発明に係るディ
スク位置調整装置の一例であって、本願の特許請求の範
囲における請求項22から請求項24までのいずれかに
記載された発明に係るディスク位置調整方法の一例が実
施されるものを示す。この図14及び図15に示される
ディスク位置調整装置の例も、光学式のディスクプレー
ヤに備えられ、その光学式のディスクプレーヤにおいて
記録された情報の再生に供される光学ディスクについて
の位置調整を行うものとされている。また、図14及び
図15に示されるディスク位置調整装置の例は、図4及
び図5に示されるディスク位置調整装置の例、及び、図
7及び図8に示されるディスク位置調整装置の例と同様
に構成された部分を含んでおり、図14及び図15にお
いては、図4,図5,図7及び図8に示される各部に対
応する部分が図4,図5,図7及び図8と共通の符号が
付されて示されおり、それらについての重複説明は省略
される。
【0148】図14及び図15においては、ターンテー
ブル150が、中央孔150Aを形成する円筒状の突出
部151及びその突出部151を包囲する環状の載置面
部152が設けられたディスク装着部155と、ディス
ク装着部155を回動可能に支持するとともに、ディス
ク装着部155を伴い、中央孔150A内を通る回転中
心軸線Oをもって回転せしめられる状態をとる回転駆動
部88とを含んで構成されている。ディスク装着部15
5は、載置面部152上に載置される光学ディスクを支
持する。
【0149】ターンテーブル150を構成するディスク
装着部155及び回転駆動部88の夫々における相互対
向部には、一対の短冊状鉄片89及び環状多極着磁マグ
ネット90が、一対の短冊状鉄片89がディスク装着部
155に取り付けられるとともに、環状多極着磁マグネ
ット90が回転駆動部88に取り付けられる状態をもっ
て配されている。ディスク装着部155に取り付けられ
た一対の短冊状鉄片89は、突出部151を挟んで相互
対向するものとされている。また、回転駆動部88に取
り付けられた環状多極着磁マグネット90は、前述の図
6に示される如く、回転駆動部88において中央孔形成
部88Aを包囲して設けられた環状の凹部に、複数のN
極着磁部91Nと複数のS極着磁部91Sとが周方向に
交互に形成されたものとされて配されている。
【0150】従って、ディスク装着部155及び回転駆
動部88は、図4及び図5に示される例におけるディス
ク装着部85及び回転駆動部88と同様に、一対の短冊
状鉄片89の夫々が環状多極着磁マグネット90におけ
るN極着磁部91NとS極着磁部91Sとの境界部に跨
がる位置をとる毎に安定な相互静止状態におかれ、一対
の短冊状鉄片89の夫々が、環状多極着磁マグネット9
0におけるN極着磁部91NとS極着磁部91Sとの境
界部に跨がる位置から、環状多極着磁マグネット90が
発する磁力に打ち勝つ回転力によって移動せしめられる
とき、相互回転状態におかれる。そして、回転駆動部8
8は、ディスク装着部155と回転駆動部88とが相互
静止状態におかれているとき、ディスク装着部155に
回転を伝達する回転伝達状態とり、また、ディスク装着
部155と回転駆動部88とが相互回転状態におかれる
とき、ディスク装着部155の回動が伝達されない回転
伝達遮断状態をとる。
【0151】ディスク装着部155における突出部15
1と載置面部152との間に形成された環状凹部151
Aには、ディスク係合部104が配されている。そし
て、ディスク装着部155及びディスク係合部104に
対して対向配置されたディスククランプ部39が備えら
れている。
【0152】ディスク係合部104は、環状マグネット
105,環状マグネット支持部106及びセンターリン
グコーン107を含んで構成されている。環状マグネッ
ト支持部106は、それに設けられた透孔106Aをも
ってターンテーブル150を構成するディスク装着部1
55における突出部151の外周側面に嵌合している。
【0153】環状マグネット支持部106におけるディ
スク装着部155に形成された環状凹部151Aとの対
接面部には、位置決め用突起106Cが設けられてい
る。この位置決め用突起106Cは、ディスク装着部1
55における環状凹部151Aに形成された係合孔15
1Bに係合するものとされており、それによって、環状
マグネット支持部106を含むディスク係合部104の
全体の、ディスク装着部155に対する位置決めがなさ
れる。そして、ディスク係合部104の全体は、ディス
ク装着部155に対して、容易に着脱できるものとされ
ている。
【0154】ターンテーブル150を構成するディスク
装着部155における突出部151は、環状マグネット
支持部106の透孔106Aが嵌合するものとされた外
周側面についての中心軸線が、突出部151内に形成さ
れる中央孔150Aの中心を通る回転駆動部88の回転
中心軸線Oと一致したものとされている。即ち、ディス
ク装着部155における突出部151は、その肉圧が周
方向において一様であり、内周側面についての中心軸線
と外周側面についての中心軸線とが共に回転中心軸線O
に一致しているのである。
【0155】そして、環状マグネット支持部106に設
けられた透孔106Aの中心及びセンターリングコーン
107に設けられた透孔107Aの中心が、共に、ディ
スク装着部155における突出部151の外周側面につ
いての中心軸線上にあり、従って、ディスク装着部15
5の回転中心軸線O上に置かれている。それゆえ、環状
マグネット支持部106全体の中心及びセンターリング
コーン107全体の中心は、共に、ディスク装着部15
5における突出部151の外周側面についての中心軸
線、従って、回転駆動部88の回転中心軸線Oと一致し
ていず、図14及び図15においては回転中心軸線Oか
ら左方に等距離だけずれている。また、環状マグネット
105にあっては、その中央孔105Aの中心と一致し
ている環状マグネット105全体の中心が、ディスク装
着部155における突出部151の外周側面についての
中心軸線、従って、回転駆動部88の回転中心軸線Oと
一致していず、図14及び図15においては回転中心軸
線Oから左方に、環状マグネット支持部106全体の中
心及びセンターリングコーン107全体の中心の夫々と
等しい距離だけずれている。
【0156】これよりして、環状マグネット105,環
状マグネット支持部106及びセンターリングコーン1
07を含んで成るディスク係合部104は、環状マグネ
ット105の中心,環状マグネット支持部106の中心
及びセンターリングコーン107の中心を通る中心軸線
Gを、回転駆動部88の回転中心軸線Oと平行であっ
て、回転中心軸線Oからずれたものとしていることにな
る。このディスク係合部104の中心軸線Gの回転駆動
部88の回転中心軸線Oからのずれ、即ち、ディスク係
合部104の中心軸線Gのディスク係合部104に設け
られた透孔106Aの中心からのずれは、図14及び図
15においては中心軸線Gが回転中心軸線Oより左方に
位置する状態をもってあらわされており、中心軸線Gの
回転中心軸線Oからの離隔距離、即ち、透孔106Aの
中心からの離隔距離は、例えば、100μm以下、実際
には、40〜50μm程度とされる。
【0157】中心軸線Gの透孔106Aの中心からのず
れを生じさせるディスク係合部の偏心を伴い、中心軸線
Gが回転駆動部88の回転中心軸線Oに一致しないもの
とされたディスク係合部104は、ディスク装着部15
5にその載置面部152上に載置されるべく装着される
光学ディスク25に、その中央孔25Aに挿入される状
態をもって係合する。その際、ディスク係合部104の
外周部を成すセンターリングコーン107の折曲環状フ
ランジ部107Bが、光学ディスク25の中央孔25A
に当接することによって光学ディスク25の位置決めが
行われ、光学ディスク25の中央孔25Aの中心Qが、
ディスク係合部104の中心軸線G上に位置せしめられ
る。従って、ディスク係合部104におけるセンターリ
ングコーン107の折曲環状フランジ部107Bによっ
て位置決めされた光学ディスク25は、その中央孔25
Aの中心Qが回転駆動部88の回転中心軸線O上には位
置しないものとされる。
【0158】この例においても、光学ディスク25は、
例えば、図19に示される如くに、中央孔25Aを包囲
して設けられる環状記録トラック26の中心が中央孔2
5Aの中心からずれることになるディスクの偏心によ
り、中央孔25Aの中心Qと環状記録トラック26の中
心Pとが一致せず、両者が同軸線上にないことになる可
能性が大であるものとされる。そして、光学ディスク2
5における環状記録トラック26の中心Pが中央孔25
Aの中心Qと一致していないとき、ターンテーブル15
0上においてディスク係合部104におけるセンターリ
ングコーン107の折曲環状フランジ部107Bによっ
て位置決めされた光学ディスク25は、その環状記録ト
ラック26の中心Pが回転駆動部88の回転中心軸線O
上にもディスク係合部104の中心軸線Gにも位置しな
いものとされる。
【0159】ディスク係合部104が、光学ディスク2
5にその中央孔25A内に挿入された状態をもって係合
したもとで、ディスククランプ部39がディスク係合部
104に近接せしめられ、光学ディスク25をディスク
装着部155の載置面部152に載置して、ディスク装
着部155と共に光学ディスク25を挾持する状態にお
かれる。
【0160】ディスク係合部104が係合するとともに
ディスク装着部155とディスククランプ部39とによ
り挾持された光学ディスク25は、それに形成された環
状記録トラック26に記録された情報の読出しが行われ
るものとされる。その際には、図14及び図15におい
ては示されていないスピンドルモータにより回転駆動部
88が回転中心軸線Oをもって所定の回転速度で回転せ
しめられ、それにより、回転駆動部88がディスク装着
部155を回転中心軸線Oを回転中心として回転させ、
その結果、ディスク装着部155に装着された光学ディ
スク25が、回転駆動部88の回転中心軸線Oを回転中
心として回転せしめられる。
【0161】そして、図14及び図15においては示さ
れていない光学ヘッド部からの光ビームが、回転する光
学ディスク25に、それに形成された環状記録トラック
26に追従するようにして入射せしめられ、図1及び図
2に示されるディスク位置調整装置の例の場合と同様に
して、信号処理部から再生情報信号とフォーカスエラー
信号及びトラッキングエラー信号とが導出される動作が
行われる。
【0162】上述の如くに、光学ディスク25が、ディ
スク係合部104が係合するとともにディスク装着部1
55とディスククランプ部39とにより挾持された状態
におかれ、スピンドルモータによって回転駆動部88が
回転中心軸線Oをもって回転せしめられ、それに伴い、
光学ディスク25が回転駆動部88の回転中心軸線Oを
回転中心として回転せしめられるもとで行われる、光学
ヘッド部による光学ディスク25における環状記録トラ
ック26に記録された情報の読出しに先立って、ディス
ク係合部104が係合した光学ディスク25の回転駆動
部88に対する位置調整が行われる。
【0163】斯かる光学ディスク25の回転駆動部88
に対する位置調整は、スピンドルモータが非動作状態と
されて、回転駆動部88が静止状態におかれたもとで、
光学ディスク25をディスククランプ部39と共に挾持
したディスク装着部155が、回転駆動部88に回転伝
達遮断状態をとらせるようにして、光学ディスク25に
その中央孔25A内に挿入された状態をもって係合した
ディスク係合部104と共に、ディスク係合部104の
中心軸線Gを回動中心として回動せしめられることによ
り、ディスク係合部104に係合したディスク25がデ
ィスク係合部104の中心軸線Gを回動中心として回転
せしめられた位置をとるものとされるようにして行われ
る。斯かる際にも、図1及び図2に示されるディスク位
置調整装置の例の場合と同様に、光学ディスク25が、
それに形成された環状記録トラック26の中心Pが、回
転駆動部88の回転中心軸線Oに最も近接した位置に配
されるべく、調整される。
【0164】その結果、図14及び図15に示される本
願の特許請求の範囲における請求項11から請求項14
まで,請求項16及び請求項17のいずれかに記載され
た発明に係るディスク位置調整装置の一例、及び、本願
の特許請求の範囲における請求項22から請求項24ま
でのいずれかに記載された発明に係るディスク位置調整
方法の一例によっても、ディスク装着部155に装着さ
れて回転駆動される光学ディスク25が、ディスクの偏
心により、中央孔25Aの中心Qと環状記録トラック2
6の中心Pとが一致しないものである場合においても、
そのことに起因して光学ディスク25の回転時にもたら
される不都合が効果的に低減されることになる光学ディ
スク25の位置調整が、比較的簡単な構成をもって、消
費電力の増大をまねくことなく効果的に行われることに
なる。
【0165】図16は、図14及び図15に示される本
願の特許請求の範囲における請求項11から請求項14
まで,請求項16及び請求項17のいずれかに記載され
た発明に係るディスク位置調整装置の一例が適用された
光学式のディスクプレーヤの例における要部を示す。こ
の図16に示されるディスクプレーヤの例における要部
は、図9に示されるディスクプレーヤの例における要部
と同様に構成された部分を多々含んでおり、図16にお
いては、図9に示される各部に対応する部分が図9と共
通の符号が付されて示されおり、それらについての重複
説明は省略される。
【0166】図16に示されるディスクプレーヤの例に
おける要部にあっては、ディスク位置調整装置が、図1
4及び図15に示される如くのターンテーブル150を
構成するディスク装着部155及び回転駆動部88,デ
ィスク係合部104等に加えて、偏心量検出部110及
び表示部111を含むものとして構成されている。そし
て、光学ディスク25が、図14及び図15に示される
如くのディスク係合部104に中央孔25Aを係合させ
て、図14及び図15に示される如くのディスク装着部
155に装着される。ディスク装着部155は、ディス
ク駆動モータ(スピンドルモータ)120により所定の
回転速度をもって回転せしめられる回転駆動部88によ
って回転駆動され、装着された光学ディスク25を伴っ
て回転する。そして、光学ディスク25には、光学ヘッ
ド部121が対向せしめられている。
【0167】このようなもとで、図16に示されるディ
スクプレーヤの例における要部においては、図9に示さ
れるディスクプレーヤの例における要部の場合と同様に
して、光学ヘッド部121から、再生情報信号SI,フ
ォーカスエラー信号Sf及びトラッキングエラー信号S
tが送出され、光学ヘッド部121に備えられたビーム
制御機構122によるフォーカス制御及びスイッチ12
7の状態に応じたトラッキング制御が行われるととも
に、偏心量検出部110における、ディスク装着部15
5に装着された光学ディスク25がもたらす環状記録ト
ラックの偏心量及びディスク回転量の検出、さらには、
偏心量検出部110において検出された環状記録トラッ
クの偏心量及びディスク回転量についての表示部111
による表示が行われる。これらの動作は、前述の図9に
示されるディスクプレーヤの例における要部において行
われる動作と同様であるので、ここではそれらについて
の説明は省略される。
【0168】そして、図16に示されるディスクプレー
ヤの例における要部においては、ディスク装着部155
に装着された光学ディスク25を、それに形成された環
状記録トラック26の中心Pが、回転駆動部88の回転
中心軸線Oに最も近接した位置に配されるようになす調
整を、自動的に行うための手段が備えられており、斯か
る手段は、ディスク装着部155に対して設けられた回
転調整機構160と回転調整機構160に接続されたデ
ィスク装着部駆動信号形成部161とによって形成され
ている。
【0169】ディスク装着部駆動信号形成部161に
は、偏心量検出部110における制御ユニット135か
ら送出されるディスク装着部制御信号SXが供給され
る。このディスク装着部制御信号SXは、偏心量検出部
110における制御ユニット135において、それによ
り検出された、ディスク装着部155に装着された光学
ディスク25がもたらす環状記録トラックの偏心量及び
ディスク回転量に応じたものとして形成される。
【0170】制御ユニット135からのディスク装着部
制御信号SXが供給されるディスク装着部駆動信号形成
部161にあっては、ディスク装着部制御信号SXに基
づくディスク装着部駆動信号SEが形成され、そのディ
スク装着部駆動信号SEが、ディスク装着部155に対
して設けられた回転調整機構160に供給される。それ
により、回転調整機構160は、ディスク装着部駆動信
号SEに応じて、光学ディスク25をディスククランプ
部39と共に挾持したディスク装着部155を、回転駆
動部88に回転伝達遮断状態をとらせるようにしたもと
で、光学ディスク25にその中央孔25A内に挿入され
た状態をもって係合したディスク係合部104と共に、
ディスク係合部104の中心軸線Gを回動中心として回
動させる。それにより、回転調整機構160は、偏心量
検出部110における制御ユニット135において検出
されるディスク装着部155に装着された光学ディスク
25がもたらす環状記録トラックの偏心量及びディスク
回転量に応じて、ディスク装着部155に装着された光
学ディスク25に、それに形成された環状記録トラック
26の中心Pが、回転駆動部88の回転中心軸線Oに最
も近接した位置に配されることになる位置をとらせる調
整を行う。
【0171】なお、上述の図1及び図2,図4及び図
5,図7及び図8、及び、図14及び図15に示される
ディスク位置調整装置の例及びそれにおいて実施される
ディスク位置調整方法の例は、いずれも、光学ディスク
25の位置調整を、光学ディスク25が回転せしめられ
るにあたってそれに形成された環状記録トラックの偏心
変動を低減すべく行うものとされているが、本願の特許
請求の範囲に記載された発明に係るディスク位置調整装
置及びディスク位置調整方法は、光学ディスクの位置調
整を、光学ディスクが回転せしめられるにあたってその
偏重心に起因する回転変動を低減すべく行うものとされ
ることもできる。
【0172】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項7までのいず
れかに記載された発明に係るディスク位置調整装置によ
れば、ディスク係合部がディスク装着部の回転中心軸線
から外れた位置においてそれと実質的に平行な中心軸線
が配されるものとされていることにより、ディスク係合
部に係合したディスクをディスク係合部の中心軸線を回
動中心として回動せしめられた位置をとるものとなすこ
とにより、ディスクのディスク装着部に対する位置調整
を、ディスクにおける環状記録トラックの中心がディス
ク装着部の回転中心軸線に極めて近接した位置に配され
て、ディスクが、ディスク装着部によって回転駆動さ
れ、ディスク装着部の回転中心軸線を回転中心として回
転するとき、環状記録トラックの偏心変動が極めて小な
るものに抑制されるようにして、行うことができる。
【0173】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時にもたらされる不都合が効
果的に低減されることになるディスクの位置調整が、比
較的簡単な構成をもって、消費電力の増大をまねくこと
なく行われることになる。
【0174】本願の特許請求の範囲における請求項8か
ら請求項10までのいずれかに記載された発明に係るデ
ィスク位置調整装置によれば、ディスク係合部が、ディ
スク装着部に対して回動可能とされるとともに、ディス
ク装着部の回転中心軸線から外れた位置においてそれと
実質的に平行な中心軸線が配されるものとされているこ
とにより、ディスク係合部を、ディスクを伴ってディス
ク装着部に対しその中心軸線を回動中心として回動させ
ることにより、ディスクのディスク装着部に対する位置
調整を、ディスクにおける環状記録トラックの中心がデ
ィスク装着部の回転中心軸線に極めて近接した位置に配
されて、ディスクが、ディスク装着部によって回転駆動
され、ディスク装着部の回転中心軸線を回転中心として
回転するとき、環状記録トラックの偏心変動が極めて小
なるものに抑制されるようにして、行うことができる。
【0175】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時に生じる不都合が効果的に
低減されることになるディスクの位置調整が、比較的簡
単な構成をもって、消費電力の増大をまねくことなく行
われることになる。
【0176】本願の特許請求の範囲における請求項11
から請求項17までのいずれかに記載された発明に係る
ディスク位置調整装置によれば、ディスク装着部に装着
されたディスクの中央孔内を通る回転中心軸線をもって
回転する回転駆動部が、ディスク装着部に回転を伝達す
る回転伝達状態とディスク装着部の回動が伝達されない
回転伝達遮断状態とを選択的にとるものとされていると
ともに、ディスク係合部が回転中心軸線から外れた位置
においてそれと実質的に平行な中心軸線が配されるもの
とされていることにより、ディスク装着部を、回転駆動
部に回転伝達遮断状態をとらせるべく、ディスク係合部
を伴って回転駆動部に対して中心軸線を回動中心として
回動させることにより、ディスクの回転駆動部に対する
位置調整を、ディスクにおける環状記録トラックの中心
が回転駆動部の回転中心軸線に極めて近接した位置に配
されて、ディスクが、ディスク装着部によって回転駆動
され、ディスク装着部の回転中心軸線を回転中心として
回転するとき、環状記録トラックの偏心変動が極めて小
なるものに抑制されるようにして、行うことができる。
【0177】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時にもたらされる不都合が効
果的に低減されることになるディスクの位置調整が、比
較的簡単な構成をもって、消費電力の増大をまねくこと
なく行われることになる。
【0178】また、本願の特許請求の範囲における請求
項18から請求項20までのいずれかに記載された発明
に係るディスク位置調整方法によれば、ディスク係合部
に係合したディスクをディスク係合部の中心軸線を回動
中心として回転せしめられた位置をとるものとなすこと
により行われる、ディスクのディスク装着部に対する位
置調整によって、ディスクにおける環状記録トラックの
中心をディスク装着部の回転中心軸線に極めて近接した
位置に置くことができ、それにより、ディスクが、ディ
スク装着部によって回転駆動され、ディスク装着部の回
転中心軸線を回転中心として回転するとき、環状記録ト
ラックの偏心変動が極めて小なるものに抑制されるよう
になすことができる。
【0179】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時にもたらされる不都合を効
果的に低減させることができる位置調整を行うことがで
きる。
【0180】本願の特許請求の範囲における請求項21
に記載された発明に係るディスク位置調整方法によれ
ば、ディスク係合部を、ディスクを伴ってディスク装着
部に対し中心軸線を回動中心として回動させることによ
り行われる、ディスクのディスク装着部に対する位置調
整によって、ディスクにおける環状記録トラックの中心
をディスク装着部の回転中心軸線に極めて近接した位置
に置くことができ、それにより、ディスクが、ディスク
装着部によって回転駆動され、ディスク装着部の回転中
心軸線を回転中心として回転するとき、環状記録トラッ
クの偏心変動が極めて小なるものに抑制されるようにな
すことができる。
【0181】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時に生じる不都合を効果的に
低減させることができる位置調整を行うことができる。
【0182】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項22から請求項24までのいずれかに記載された発
明に係るディスク位置調整方法によれば、ディスク係合
部を支持したディスク装着部を、回転駆動部が回転伝達
遮断状態にあるもとで、ディスク係合部を伴って回転駆
動部に対し回転中心軸線を回動中心として回動させるこ
とにより行われる、ディスク係合部が係合したディスク
の回転駆動部に対する位置調整によって、ディスクにお
ける環状記録トラックの中心を回動駆動部の回転中心軸
線に極めて近接した位置に置くことができ、それによ
り、ディスク装着部に装着されたディスクが、回転駆動
部によって駆動され、回動駆動部の回転中心軸線を回転
中心として回転するとき、環状記録トラックの偏心変動
が極めて小なるものに抑制されるようになすことができ
る。
【0183】それゆえ、ディスク装着部に装着されて回
転駆動されるディスクが、偏心を伴っていて、中央孔を
包囲して設けられる環状記録トラックの中心が中央孔の
中心からのずれを生じている場合においても、そのこと
に起因してディスクの回転時に生じる不都合を効果的に
低減させることができる位置調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の特許請求の範囲における請求項1から請
求項3まで,請求項5及び請求項8から請求項10まで
のいずれかに記載された発明に係るディスク位置調整装
置の一例であって、本願の特許請求の範囲における請求
項18,請求項20または請求項21に記載された発明
に係るディスク位置調整方法の一例が実施されるものを
示す断面図である。
【図2】図1に示されるディスク位置調整装置の例にお
けるディスク装着部の部分を示す平面図である。
【図3】図1に示されるディスク位置調整装置の例おい
て行われるディスクの位置調整の説明に供される概念図
である。
【図4】本願の特許請求の範囲における請求項11から
請求項13及び請求項15のいずれかに記載された発明
に係るディスク位置調整装置の一例であって、本願の特
許請求の範囲における請求項22または請求項23に記
載された発明に係るディスク位置調整方法の一例が実施
されるものを示す断面図である。
【図5】図4に示されるディスク位置調整装置の例にお
けるディスク装着部の部分を示す平面図である。
【図6】図4に示されるディスク位置調整装置の例おけ
る回転駆動部を示す平面図である。
【図7】本願の特許請求の範囲における請求項1,請求
項3,請求項4,請求項6または請求項7に記載された
発明に係るディスク位置調整装置の一例であって、本願
の特許請求の範囲における請求項18または請求項19
に記載された発明に係るディスク位置調整方法の一例が
実施されるものを示す断面図である。
【図8】図7に示されるディスク位置調整装置の例にお
けるディスク装着部の部分を示す平面図である。
【図9】図7に示されるディスク位置調整装置の例が適
用された光学式のディスクプレーヤの例における要部を
示すブロック接続図である。
【図10】図9に示される光学式のディスクプレーヤの
例に適用されたディスク位置調整装置の動作説明に供さ
れるベクトル図である。
【図11】図9に示される光学式のディスクプレーヤの
例に適用されたディスク位置調整装置の動作説明に供さ
れる波形図である。
【図12】図9に示される光学式のディスクプレーヤの
例に適用されたディスク位置調整装置の動作説明に供さ
れる波形図である。
【図13】図9に示される光学式のディスクプレーヤの
例に適用されたディスク位置調整装置の動作説明に供さ
れる波形図である。
【図14】本願の特許請求の範囲における請求項11か
ら請求項14まで,請求項16及び請求項17のいずれ
かに記載された発明に係るディスク位置調整装置の一例
であって、本願の特許請求の範囲における請求項22か
ら請求項24までのいずれかに記載された発明に係るデ
ィスク位置調整方法の一例が実施されるものを示す断面
図である。
【図15】図14に示されるディスク位置調整装置の例
におけるディスク装着部の部分を示す平面図である。
【図16】図14に示されるディスク位置調整装置の例
が適用された光学式のディスクプレーヤの例における要
部を示すブロック接続図である。
【図17】従来提案されているディスク保持装置を示す
断面図である。
【図18】光学ディスクの状態についての説明に供され
る概念図である。
【図19】光学ディスクの状態についての説明に供され
る概念図である。
【符号の説明】
25 光学ディスク 26 環状記録トラック
30,80,100,150ターンテーブル 2
5A,30A,37A,80A,97A,100A,1
50A 中央孔 31,81.101,151 突
出部 32,82,102,152 載置面部
34,94,104 ディスク係合部 35,95,105 環状マグネット 36,9
6,106 環状マグネット支持部 37,97,
107 センターリングコーン 39ディスククラ
ンプ部 85,155 ディスク装着部 88
回転駆動部 89 短冊状鉄片 90 環状
多極着磁マグネット 106A,107A 透孔
110 偏心量検出部 111 表示部
120 ディスク駆動モータ 121 光学ヘッド
部 122 ビーム制御機構 124 ヘッド
駆動信号形成部 125 再生情報信号処理部 126 フォーカス制御信号形成部 127 スイ
ッチ 128トラッキング制御信号形成部 1
29 ディスク係合部検出部 130回転基準位置
検出部 135 制御ユニット 136 波形
整形部 137 カウンタ部 138 フィルタ部 1
39 偏心位相検出部 140 データメモリ部
141,142 表示駆動部 143 偏心量
表示部 144 ディスク回転量表示部 16
0 回転調整機構 161 ディスク装着部駆動信
号形成部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央孔を有していて該中央孔を包囲する環
    状記録トラックが設けられるディスクが装着され、装着
    されたディスクの中央孔内を通る回転中心軸線をもって
    回転する状態をとり、上記装着されたディスクを回転駆
    動するディスク装着部と、 該ディスク装着部に装着されるディスクに該ディスクが
    有する中央孔に挿入される状態をもって係合すべく、上
    記ディスク装着部により支持されるディスク係合部と、
    を備え、 上記ディスク係合部が、上記ディスク装着部の回転中心
    軸線から外れた位置において該回転中心軸線と実質的に
    平行な中心軸線が配されるものとされ、係合したディス
    クが上記中心軸線を回動中心として回転せしめられた位
    置をとるものとされることにより、上記係合したディス
    クの上記ディスク装着部に対する位置調整が行われるこ
    とを特徴とするディスク位置調整装置。
  2. 【請求項2】ディスク係合部が、ディスク装着部により
    該ディスク装着部に対して回動可能に支持されることを
    特徴とする請求項1記載のディスク位置調整装置。
  3. 【請求項3】ディスク装着部が、該ディスク装着部の回
    転中心軸線を包囲して伸びる円筒状部を備え、ディスク
    係合部が上記円筒状部に嵌合する透孔が設けられたもの
    とされることを特徴とする請求項1または2記載のディ
    スク位置調整装置。
  4. 【請求項4】ディスク装着部が備える円筒状部に嵌合す
    るディスク係合部に設けられた透孔の中心軸線が、上記
    ディスク係合部の中心軸線から外れた位置において該デ
    ィスク係合部の中心軸線と実質的に平行に配されること
    を特徴とする請求項3記載のディスク位置調整装置。
  5. 【請求項5】ディスク装着部が備える円筒状部が、ディ
    スク係合部の中心軸線を上記ディスク装着部の回転中心
    軸線から外れた位置に配することになる、上記ディスク
    装着部の回転中心軸線に直交する方向の断面形状を有す
    ることを特徴とする請求項3記載のディスク位置調整装
    置。
  6. 【請求項6】ディスク装着部に装着されたディスクにお
    ける環状記録トラックの中心の上記ディスク装着部の回
    転中心軸線からのずれを生じさせる環状記録トラックの
    偏心の程度を検出する偏心量検出部と、該偏心量検出部
    から得られる検出出力信号に基づく表示を行う表示部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れかに記載のディスク位置調整装置。
  7. 【請求項7】偏心量検出部が、ディスク係合部の中心軸
    線の該ディスク係合部に設けられた透孔の中心軸線から
    のずれを生じさせるディスク係合部の偏心の程度と、デ
    ィスクにおける環状記録トラックの中心の上記ディスク
    に設けられた中央孔の中心軸線からのずれを生じさせる
    ディスクの偏心の程度とに基づいて、上記環状記録トラ
    ックの偏心の程度を算出することを特徴とする請求項6
    記載のディスク位置調整装置。
  8. 【請求項8】中央孔を有していて該中央孔を包囲する環
    状記録トラックが設けられるディスクが装着され、装着
    されたディスクの中央孔内を通る回転中心軸線をもって
    回転する状態をとり、上記装着されたディスクを回転駆
    動するディスク装着部と、 該ディスク装着部に装着されるディスクに該ディスクが
    有する中央孔に挿入される状態をもって係合すべく、上
    記ディスク装着部により該ディスク装着部に対して回動
    可能に支持されるディスク係合部と、を備え、 上記ディスク係合部が、上記ディスク装着部の回転中心
    軸線から外れた位置において該回転中心軸線と実質的に
    平行な中心軸線が配されるものとされ、係合したディス
    クを伴って上記ディスク装着部に対して上記中心軸線を
    回動中心として回動せしめられることにより、上記係合
    したディスクの上記ディスク装着部に対する位置調整が
    行われることを特徴とするディスク位置調整装置。
  9. 【請求項9】ディスク装着部が、該ディスク装着部の回
    転中心軸線を包囲して伸びる円筒状部を備え、ディスク
    係合部が上記円筒状部に嵌合する透孔が設けられたもの
    とされることを特徴とする請求項8記載のディスク位置
    調整装置。
  10. 【請求項10】ディスク装着部が備える円筒状部が、デ
    ィスク係合部の中心軸線を上記ディスク装着部の回転中
    心軸線から外れた位置に配することになる、上記ディス
    ク装着部の回転中心軸線に直交する方向の断面形状を有
    することを特徴とする請求項9記載のディスク位置調整
    装置。
  11. 【請求項11】中央孔を有していて該中央孔を包囲する
    環状記録トラックが設けられるディスクが装着されるデ
    ィスク装着部と、 該ディスク装着部に装着されるディスクに、該ディスク
    が有する中央孔に挿入される状態をもって係合すべく、
    上記ディスク装着部により支持されるディスク係合部
    と、 上記ディスク装着部に回転を伝達する回転伝達状態と上
    記ディスク装着部の回動が伝達されない回転伝達遮断状
    態とを選択的にとり、上記回転伝達状態をとるもとで、
    上記ディスク装着部に装着されたディスクの中央孔内を
    通る回転中心軸線をもって回転して、上記ディスク装着
    部を上記回転中心軸線を回転中心として回転させる回転
    駆動部と、を備え、 上記ディスク係合部が、上記回転中心軸線から外れた位
    置において該回転中心軸線と実質的に平行な中心軸線が
    配されるものとされて、上記ディスク装着部が、上記回
    転駆動部を上記回転伝達遮断状態におかれるものとすべ
    く、上記ディスク係合部を伴い、上記回転駆動部に対し
    て上記回転中心軸線を回動中心として回動せしめられる
    ことにより、上記ディスク係合部が係合したディスクの
    上記回転駆動部に対する位置調整が行われることを特徴
    とするディスク位置調整装置。
  12. 【請求項12】ディスク装着部と回転駆動部とが相互間
    に磁気吸着力が作用する状態におかれ、回転伝達状態が
    上記磁気吸着力の作用によって得られ、回転伝達遮断状
    態が、上記ディスク装着部に上記磁気吸着力に打ち勝つ
    回転力が作用せしめられることによって得られることを
    特徴とする請求項11記載のディスク位置調整装置。
  13. 【請求項13】ディスク装着部が、該ディスク装着部の
    中心軸線を包囲して伸びる円筒状部を備え、ディスク係
    合部が上記円筒状部に嵌合する透孔が設けられたものと
    されることを特徴とする請求項11または12記載のデ
    ィスク位置調整装置。
  14. 【請求項14】ディスク装着部が備える円筒状部に嵌合
    するディスク係合部に設けられた透孔の中心軸線が、上
    記ディスク係合部の中心軸線から外れた位置において該
    ディスク係合部の中心軸線と実質的に平行に配されるこ
    とを特徴とする請求項13記載のディスク位置調整装
    置。
  15. 【請求項15】ディスク装着部が備える円筒状部が、デ
    ィスク係合部の中心軸線を回転中心軸線から外れた位置
    に配することになる、上記回転中心軸線に直交する方向
    の断面形状を有することを特徴とする請求項13記載の
    ディスク位置調整装置。
  16. 【請求項16】ディスク装着部に装着されたディスクに
    おける環状記録トラックの中心の回転中心軸線からのず
    れを生じさせる環状記録トラックの偏心の程度を検出す
    る偏心量検出部と、該偏心量検出部から得られる検出出
    力信号に基づく表示を行う表示部とを備えることを特徴
    とする請求項11から請求項15までのいずれかに記載
    のディスク位置調整装置。
  17. 【請求項17】偏心量検出部が、ディスク係合部の中心
    軸線の該ディスク係合部に設けられた透孔の中心軸線か
    らのずれを生じさせるディスク係合部の偏心の程度と、
    ディスクにおける環状記録トラックの中心の上記ディス
    クに設けられた中央孔の中心軸線からのずれを生じさせ
    るディスクの偏心の程度とに基づいて、上記環状記録ト
    ラックの偏心の程度を算出することを特徴とする請求項
    16記載のディスク位置調整装置。
  18. 【請求項18】中央孔を有していて該中央孔を包囲する
    環状記録トラックが設けられたディスクをディスク装着
    部に装着して、該ディスク装着部を、装着されたディス
    クの中央孔内を通る回転中心軸線をもって回転して上記
    装着されたディスクを回転駆動し得る状態となすととも
    に、上記ディスク装着部により支持され、上記ディスク
    装着部の回転中心軸線から外れた位置において該回転中
    心軸線と実質的に平行な中心軸線が配されるものとされ
    たディスク係合部を、上記ディスク装着部に装着された
    ディスクに該ディスクが有する中央孔に挿入される状態
    をもって係合する状態となし、 上記ディスク係合部に係合したディスクに上記中心軸線
    を回動中心として回転せしめられた位置をとらせること
    により、該ディスク係合部に係合したディスクの上記デ
    ィスク装着部に対する位置調整を行うことを特徴とする
    ディスク位置調整方法。
  19. 【請求項19】ディスク係合部に係合したディスクのデ
    ィスク装着部に対する位置調整を、上記ディスク装着部
    に装着されたディスクにおける環状記録トラックの中心
    の上記ディスク装着部の回転中心軸線からのずれを生じ
    させる環状記録トラックの偏心の程度を検出する偏心量
    検出部により検出された偏心の程度に応じて行うことを
    特徴とする請求項18記載のディスク位置調整方法。
  20. 【請求項20】ディスク係合部を、該ディスク係合部に
    係合したディスクと共にディスク装着部に対して該ディ
    スク係合部の中心軸線を回動中心として回動させること
    により、上記係合したディスクの上記ディスク装着部に
    対する位置調整を行うことを特徴とする請求項18記載
    のディスク位置調整方法。
  21. 【請求項21】中央孔を有していて該中央孔を包囲する
    環状記録トラックが設けられたディスクをディスク装着
    部に装着して、該ディスク装着部を、装着されたディス
    クの中央孔内を通る回転中心軸線をもって回転して上記
    装着されたディスクを回転駆動し得る状態となすととも
    に、上記ディスク装着部により該ディスク装着部に対し
    て回動可能に支持され、上記ディスク装着部の回転中心
    軸線から外れた位置において該回転中心軸線と実質的に
    平行な中心軸線が配されるものとされたディスク係合部
    を、上記ディスク装着部に装着されたディスクに該ディ
    スクが有する中央孔に挿入される状態をもって係合する
    状態となし、上記ディスク係合部を、係合したディスク
    を伴って上記ディスク装着部に対して上記中心軸線を回
    動中心として回動させることにより、上記係合したディ
    スクの上記ディスク装着部に対する位置調整を行うこと
    を特徴とするディスク位置調整方法。
  22. 【請求項22】中央孔を有していて該中央孔を包囲する
    環状記録トラックが設けられたディスクをディスク装着
    部に装着して、該ディスク装着部により支持されたディ
    スク係合部を、上記ディスク装着部に装着されたディス
    クに該ディスクが有する中央孔に挿入される状態をもっ
    て係合する状態となし、上記ディスク装着部に回転を伝
    達する回転伝達状態と上記ディスク装着部の回動が伝達
    されない回転伝達遮断状態とを選択的にとり、上記回転
    伝達状態をとるもとで、上記ディスク係合部の中心軸線
    から外れた位置において該中心軸線と実質的に平行に配
    されて上記ディスク装着部に装着されたディスクの中央
    孔内を通る回転中心軸線をもって回転して、上記ディス
    ク装着部を上記回転中心軸線を回転中心として回転させ
    る回転駆動部に、上記回転伝達遮断状態をとらせるべ
    く、上記ディスク装着部を、上記ディスク係合部を伴っ
    て上記回転駆動部に対して上記回転中心軸線を回動中心
    として回動させることにより、上記ディスク係合部が係
    合したディスクの上記回転駆動部に対する位置調整を行
    うことを特徴とするディスク位置調整方法。
  23. 【請求項23】ディスク装着部と回転駆動部とが相互間
    に磁気吸着力が作用する状態におかれたもとで、上記デ
    ィスク装着部に上記磁気吸着力に打ち勝つ回転力を作用
    させることによって、上記回転駆動部に回転伝達遮断状
    態をとらせることを特徴とする請求項22記載のディス
    ク位置調整装置。
  24. 【請求項24】ディスク係合部に係合したディスクのデ
    ィスク装着部に対する位置調整を、上記ディスク装着部
    に装着されたディスクにおける環状記録トラックの中心
    の回転中心軸線からのずれを生じさせる環状記録トラッ
    クの偏心の程度を検出する偏心量検出部により検出され
    た偏心量に応じて行うことを特徴とする請求項22また
    は23記載のディスク位置調整方法。
JP9218521A 1997-05-26 1997-08-13 ディスク位置調整装置及び方法 Pending JPH1145486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218521A JPH1145486A (ja) 1997-05-26 1997-08-13 ディスク位置調整装置及び方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13459197 1997-05-26
JP9-134591 1997-05-26
JP9218521A JPH1145486A (ja) 1997-05-26 1997-08-13 ディスク位置調整装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1145486A true JPH1145486A (ja) 1999-02-16

Family

ID=26468658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9218521A Pending JPH1145486A (ja) 1997-05-26 1997-08-13 ディスク位置調整装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1145486A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101524561B1 (ko) * 2014-12-19 2015-06-09 주식회사 케이앤에스 다이본더 드럼디스크 조립체의 영점 조정장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101524561B1 (ko) * 2014-12-19 2015-06-09 주식회사 케이앤에스 다이본더 드럼디스크 조립체의 영점 조정장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4175832A (en) Two-axis mirror control apparatus
EP0357171A2 (en) Optical disc player and method for its manufacture
US7221523B2 (en) Optical pickup and optical disk device
US5050158A (en) Magnetic clamp for a disk medium
JPS5826087B2 (ja) 光学的情報記録媒体円盤の再生装置
JPS63209455A (ja) モ−タ
JPH0917005A (ja) 光ピックアップ
JPS5812145A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS58133640A (ja) 光学ピックアップ装置
JPS5843063Y2 (ja) 光学的情報記録媒体円盤再生装置における可動鏡装置
JP2001331956A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS6089838A (ja) 光学的情報記録再生装置における対物レンズ駆動装置のトラツク方向中立位置設定装置
JP2749614B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
KR100220965B1 (ko) 액츄에이터의 트랙킹 장치
KR100438276B1 (ko) 레디얼 틸팅 구동이 가능한 광 픽업 액츄에이터
JPS62219338A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH0352130A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS6149729B2 (ja)
JP2661581B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3283204B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS6089839A (ja) 光学的情報記録再生装置における対物レンズ駆動装置のフオ−カス方向中立位置設定装置
JPS6251039A (ja) 光学系駆動装置
JPH09288828A (ja) 2種類の対物レンズの駆動装置
JPS5848032U (ja) 光学式情報記録再生装置の対物レンズ駆動装置
JPH0352125A (ja) 対物レンズ駆動装置