JPH1145867A - 半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法および作製装置 - Google Patents
半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法および作製装置Info
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- JPH1145867A JPH1145867A JP9215844A JP21584497A JPH1145867A JP H1145867 A JPH1145867 A JP H1145867A JP 9215844 A JP9215844 A JP 9215844A JP 21584497 A JP21584497 A JP 21584497A JP H1145867 A JPH1145867 A JP H1145867A
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッキングパッドに皺がなく、かつ、バッキ
ングパッド・研磨プレート間に空気溜まりがない大直径
の半導体ウエーハ研磨用治具を簡単、かつ短時間の作業
で作製する。 【解決手段】 半導体ウエーハ保持用のバッキングパッ
ドを研磨プレートに接着した構造の半導体ウエーハ研磨
用治具を作製する方法において、研磨プレート1のバッ
キングパッド接着面に接着剤2を塗布した後、シート状
弾性部材4aを弛み・伸びがなく且つ高平坦な状態と
し、この状態を維持し且つ弾性部材4aと研磨プレート
1の接着剤塗布面とを互いに平行に維持したまま弾性部
材4aを研磨プレート1に圧接させることにより接着し
て研磨用治具とする。弾性部材4aとしては例えば、プ
ラスチック製の多孔質フィルムであって、3次元的に連
通し且つ当該フィルムの上下両面に延びている微細な気
泡を多数有するものを用いる。
ングパッド・研磨プレート間に空気溜まりがない大直径
の半導体ウエーハ研磨用治具を簡単、かつ短時間の作業
で作製する。 【解決手段】 半導体ウエーハ保持用のバッキングパッ
ドを研磨プレートに接着した構造の半導体ウエーハ研磨
用治具を作製する方法において、研磨プレート1のバッ
キングパッド接着面に接着剤2を塗布した後、シート状
弾性部材4aを弛み・伸びがなく且つ高平坦な状態と
し、この状態を維持し且つ弾性部材4aと研磨プレート
1の接着剤塗布面とを互いに平行に維持したまま弾性部
材4aを研磨プレート1に圧接させることにより接着し
て研磨用治具とする。弾性部材4aとしては例えば、プ
ラスチック製の多孔質フィルムであって、3次元的に連
通し且つ当該フィルムの上下両面に延びている微細な気
泡を多数有するものを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨プレートに半
導体ウエーハ保持用のバッキングパッドを接着した半導
体ウエーハ研磨用治具を作製する方法および装置に関す
る。
導体ウエーハ保持用のバッキングパッドを接着した半導
体ウエーハ研磨用治具を作製する方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体ウエーハの鏡面研磨(化学
的機械的研磨)装置として、研磨プレートに保持された
バッキングパッドの片面にシリコンウエーハ、GaAs
ウエーハ等の半導体ウエーハを水貼りにより保持してワ
ックスレス法により研磨するものが採用されてきた。
的機械的研磨)装置として、研磨プレートに保持された
バッキングパッドの片面にシリコンウエーハ、GaAs
ウエーハ等の半導体ウエーハを水貼りにより保持してワ
ックスレス法により研磨するものが採用されてきた。
【0003】図11は、鏡面研磨装置の従来例を示して
いる。この研磨装置71は、複数枚の半導体ウエーハW
を同時に研磨するバッチ式研磨装置であり、研磨荷重
(ヘッド)72と、テンプレート73と、定盤75とを
備えて構成されている。テンプレート73は研磨プレー
ト76と、バッキングパッド77と、テンプレートブラ
ンク78とを積層して構成されている。77aはバッキ
ングパッド77のウエーハ保持面であり、78aはテン
プレートブランク58に複数形成された、ウエーハ挿入
用の円形貫通孔である。
いる。この研磨装置71は、複数枚の半導体ウエーハW
を同時に研磨するバッチ式研磨装置であり、研磨荷重
(ヘッド)72と、テンプレート73と、定盤75とを
備えて構成されている。テンプレート73は研磨プレー
ト76と、バッキングパッド77と、テンプレートブラ
ンク78とを積層して構成されている。77aはバッキ
ングパッド77のウエーハ保持面であり、78aはテン
プレートブランク58に複数形成された、ウエーハ挿入
用の円形貫通孔である。
【0004】バッキングパッド77は研磨プレート76
に接着されて研磨用治具を構成し、この研磨用治具は適
宜の固定部材によって研磨荷重72(ヘッド)に固定さ
れている。また、テンプレートブランク78はバッキン
グパッド77に、研磨パッド74は定盤75に、それぞ
れ接着剤により固定されている。本発明は、上記のよう
にバッキングパッドを研磨プレートに接着した構造の半
導体ウエーハ研磨用治具の作製方法および装置に係わる
ものである。
に接着されて研磨用治具を構成し、この研磨用治具は適
宜の固定部材によって研磨荷重72(ヘッド)に固定さ
れている。また、テンプレートブランク78はバッキン
グパッド77に、研磨パッド74は定盤75に、それぞ
れ接着剤により固定されている。本発明は、上記のよう
にバッキングパッドを研磨プレートに接着した構造の半
導体ウエーハ研磨用治具の作製方法および装置に係わる
ものである。
【0005】上記研磨装置により半導体ウエーハの鏡面
研磨を行うに際しては、準備操作として、半導体ウエー
ハWをテンプレートブランク78の円形貫通孔78aに
挿入し、水貼りによりバッキングパッド77のウエーハ
保持面77aで保持する。ついで、研磨荷重(ヘッド)
72を降下させ、半導体ウエーハWの被研磨面を研磨パ
ッド74に押圧させ、この状態で、微細な砥粒を含む研
磨液を供給するとともに、研磨荷重(ヘッド)72を研
磨パッド74に対して自転および公転させながら、複数
枚の半導体ウエーハWを同時に鏡面研磨する。
研磨を行うに際しては、準備操作として、半導体ウエー
ハWをテンプレートブランク78の円形貫通孔78aに
挿入し、水貼りによりバッキングパッド77のウエーハ
保持面77aで保持する。ついで、研磨荷重(ヘッド)
72を降下させ、半導体ウエーハWの被研磨面を研磨パ
ッド74に押圧させ、この状態で、微細な砥粒を含む研
磨液を供給するとともに、研磨荷重(ヘッド)72を研
磨パッド74に対して自転および公転させながら、複数
枚の半導体ウエーハWを同時に鏡面研磨する。
【0006】バッチ式研磨装置に限らず、枚葉式研磨装
置においても、上記半導体ウエーハ研磨用治具では、バ
ッキングパッドが皺のない状態で研磨プレートに接着し
ており、かつ、バッキングパッド・研磨プレート間に空
気層が残留しておらず密着していることが重要である。
置においても、上記半導体ウエーハ研磨用治具では、バ
ッキングパッドが皺のない状態で研磨プレートに接着し
ており、かつ、バッキングパッド・研磨プレート間に空
気層が残留しておらず密着していることが重要である。
【0007】これらの条件が同時に満たされない場合に
は、高平坦度の鏡面研磨ウエーハを得るのは難しかっ
た。すなわち、研磨前ウエーハの上下面がそれぞれ殆ど
一つの平面に合致し、かつ上下面が互いに平行(厚さが
均一で、しかも反りなどがない)になっていても、この
状態を維持して鏡面研磨することは困難であった。
は、高平坦度の鏡面研磨ウエーハを得るのは難しかっ
た。すなわち、研磨前ウエーハの上下面がそれぞれ殆ど
一つの平面に合致し、かつ上下面が互いに平行(厚さが
均一で、しかも反りなどがない)になっていても、この
状態を維持して鏡面研磨することは困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記構造の半導
体ウエーハ研磨用治具を作製する場合、シート状のバッ
キングパッドの表面に両面テープを接着し、この両面テ
ープと研磨プレートの表面との間隙の空気を手作業で少
しずつ追い出しながら、バッキングパッドを研磨プレー
トに接着していた。
体ウエーハ研磨用治具を作製する場合、シート状のバッ
キングパッドの表面に両面テープを接着し、この両面テ
ープと研磨プレートの表面との間隙の空気を手作業で少
しずつ追い出しながら、バッキングパッドを研磨プレー
トに接着していた。
【0009】ところが、最近は大口径ウエーハをバッチ
式に研磨する傾向にあり、バッキングパッドの直径が例
えば約500mm〜1mと大型化してきた。このため、
上記脱気を充分に行うとともに、皺が発生することなく
バッキングパッド材料を接着するには熟練を要するだけ
でなく、作業が面倒となり、しかも時間がかかるという
問題が発生した。
式に研磨する傾向にあり、バッキングパッドの直径が例
えば約500mm〜1mと大型化してきた。このため、
上記脱気を充分に行うとともに、皺が発生することなく
バッキングパッド材料を接着するには熟練を要するだけ
でなく、作業が面倒となり、しかも時間がかかるという
問題が発生した。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、バッキングパッドに皺がなく、かつ、
バッキングパッド・研磨プレート間に空気溜まりのない
大直径の半導体ウエーハ研磨用治具を容易、かつ短時間
の作業で作製することができる方法および装置を提供す
ることにある。
で、その目的は、バッキングパッドに皺がなく、かつ、
バッキングパッド・研磨プレート間に空気溜まりのない
大直径の半導体ウエーハ研磨用治具を容易、かつ短時間
の作業で作製することができる方法および装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体ウエ
ーハ研磨用治具の作製方法は、半導体ウエーハ保持用の
バッキングパッドを研磨プレートに接着した構造の半導
体ウエーハ研磨用治具を作製する方法において、研磨プ
レートのバッキングパッド接着面に接着剤を塗布し、バ
ッキングパッドシートを、これに適宜の張力を付与して
弛み・伸びのいずれもなく、かつ高平坦な状態となし、
この状態を維持し、かつバッキングパッドシートと研磨
プレートの接着剤塗布面とを互いに平行に維持したまま
バッキングパッドシートを研磨プレートに圧接させて接
着することを特徴とする(請求項1)。
ーハ研磨用治具の作製方法は、半導体ウエーハ保持用の
バッキングパッドを研磨プレートに接着した構造の半導
体ウエーハ研磨用治具を作製する方法において、研磨プ
レートのバッキングパッド接着面に接着剤を塗布し、バ
ッキングパッドシートを、これに適宜の張力を付与して
弛み・伸びのいずれもなく、かつ高平坦な状態となし、
この状態を維持し、かつバッキングパッドシートと研磨
プレートの接着剤塗布面とを互いに平行に維持したまま
バッキングパッドシートを研磨プレートに圧接させて接
着することを特徴とする(請求項1)。
【0012】上記作製方法においては、例えば以下のも
の、すなわち研磨プレートのバッキングパッド接着面に
接着剤を均一に塗布する工程と、バッキングパッドシー
トの原反ロールからバッキングパッドシートを繰り出す
工程と、繰り出したバッキングパッドシートを、これに
適宜の張力を付与して弛み・伸びのいずれもなく、かつ
高平坦な状態に維持する工程と、該バッキングパッドシ
ートの表面と研磨プレートの前記接着剤塗布面とを真正
面に対向させたまま、これらの少なくとも一方を移動さ
せて徐々に接近させることにより、バッキングパッドシ
ートを研磨プレートに圧接させて接着する工程と、バッ
キングパッドシートの前記接着部分を原反ロールから切
り離す切断工程とを含むことを特徴とする半導体ウエー
ハ研磨用治具の作製方法が好ましい(請求項2)。
の、すなわち研磨プレートのバッキングパッド接着面に
接着剤を均一に塗布する工程と、バッキングパッドシー
トの原反ロールからバッキングパッドシートを繰り出す
工程と、繰り出したバッキングパッドシートを、これに
適宜の張力を付与して弛み・伸びのいずれもなく、かつ
高平坦な状態に維持する工程と、該バッキングパッドシ
ートの表面と研磨プレートの前記接着剤塗布面とを真正
面に対向させたまま、これらの少なくとも一方を移動さ
せて徐々に接近させることにより、バッキングパッドシ
ートを研磨プレートに圧接させて接着する工程と、バッ
キングパッドシートの前記接着部分を原反ロールから切
り離す切断工程とを含むことを特徴とする半導体ウエー
ハ研磨用治具の作製方法が好ましい(請求項2)。
【0013】前記バッキングパッドシートとしては、3
次元的に連通し且つ当該バッキングパッドシートの上下
の表面に延びている微細な気泡を多数有する多孔質体か
らなるものが好ましい(請求項3)。また、このような
バッキングパッドシートとしてはポリウレタン樹脂、フ
ッ素樹脂またはシリコーン樹脂からなる多孔質フィルム
が望ましい(請求項4)。
次元的に連通し且つ当該バッキングパッドシートの上下
の表面に延びている微細な気泡を多数有する多孔質体か
らなるものが好ましい(請求項3)。また、このような
バッキングパッドシートとしてはポリウレタン樹脂、フ
ッ素樹脂またはシリコーン樹脂からなる多孔質フィルム
が望ましい(請求項4)。
【0014】本発明に係る半導体ウエーハ研磨用治具の
作製装置は、上記作製方法を実施するための装置であっ
て、研磨プレートを水平方向にして保持して高速回転さ
せるワーク回転機構と、原反ロールからバッキングパッ
ドシートを繰り出す繰出し機構と、該繰り出されたバッ
キングパッドシートを弛み・伸びのいずれもなく、かつ
水平方向に高平坦な状態に維持する平坦化機構と、繰り
出されたバッキングパッドシートを原反から切り離す切
断機構と、前記ワーク回転機構のワーク保持部の中心部
直上に接近・離間自在な接着剤滴下機構とを備えて構成
され、前記平坦化機構は、前記繰り出されたバッキング
パッドシートの適宜長さ部分の長さ方向両端部をクラン
プするクランプ部材と、前記ワーク回転機構の直上に該
機構と真正面に対向して設けられ表面が高平坦なバッキ
ングパッドシート押圧板とを備え構成され、該押圧板
は、前記一対のクランプ部材間のバッキングパッドシー
トを下向きに押圧するものであることを特徴とする(請
求項5)。
作製装置は、上記作製方法を実施するための装置であっ
て、研磨プレートを水平方向にして保持して高速回転さ
せるワーク回転機構と、原反ロールからバッキングパッ
ドシートを繰り出す繰出し機構と、該繰り出されたバッ
キングパッドシートを弛み・伸びのいずれもなく、かつ
水平方向に高平坦な状態に維持する平坦化機構と、繰り
出されたバッキングパッドシートを原反から切り離す切
断機構と、前記ワーク回転機構のワーク保持部の中心部
直上に接近・離間自在な接着剤滴下機構とを備えて構成
され、前記平坦化機構は、前記繰り出されたバッキング
パッドシートの適宜長さ部分の長さ方向両端部をクラン
プするクランプ部材と、前記ワーク回転機構の直上に該
機構と真正面に対向して設けられ表面が高平坦なバッキ
ングパッドシート押圧板とを備え構成され、該押圧板
は、前記一対のクランプ部材間のバッキングパッドシー
トを下向きに押圧するものであることを特徴とする(請
求項5)。
【0015】前記ワーク回転機構はモータと、該モータ
により高速回転される鉛直回転軸と、該鉛直回転軸の上
端部に設けられ研磨プレートの下面を吸着してこれを水
平方向に保持する真空チャックとを備えて構成され、前
記繰出し機構および平坦化機構は、第1の駆動機構によ
り一体的に鉛直方向に昇降自在であり、前記バッキング
パッドシート押圧板は、前記バッキングパッドシートを
高平坦に維持したまま第2の駆動機構により徐々に下降
してバッキングパッドシートを前記真空チャック上の研
磨プレートに圧接させるものであることが好ましい(請
求項6)。
により高速回転される鉛直回転軸と、該鉛直回転軸の上
端部に設けられ研磨プレートの下面を吸着してこれを水
平方向に保持する真空チャックとを備えて構成され、前
記繰出し機構および平坦化機構は、第1の駆動機構によ
り一体的に鉛直方向に昇降自在であり、前記バッキング
パッドシート押圧板は、前記バッキングパッドシートを
高平坦に維持したまま第2の駆動機構により徐々に下降
してバッキングパッドシートを前記真空チャック上の研
磨プレートに圧接させるものであることが好ましい(請
求項6)。
【0016】この作製装置では、前記ワーク回転機構
が、前記鉛直回転軸の上端部に設けられたリング状の真
空チャックと、前記鉛直回転軸の上端部に前記真空チャ
ックに包囲されて設けられた研磨プレート支持部材とを
備えて構成され、該研磨プレート支持部材が、第3の駆
動機構により鉛直方向に昇降自在であって前記真空チャ
ックに対して突出・没入自在であり、さらに、互いに接
近・離間自在に対向して研磨プレートの周面を挟持する
一対の挟持部材を備えたロードアンロードコンベアが、
前記研磨プレート支持部材の直上に移動・退去自在とな
っていることを特徴とするものが望ましい(請求項
7)。
が、前記鉛直回転軸の上端部に設けられたリング状の真
空チャックと、前記鉛直回転軸の上端部に前記真空チャ
ックに包囲されて設けられた研磨プレート支持部材とを
備えて構成され、該研磨プレート支持部材が、第3の駆
動機構により鉛直方向に昇降自在であって前記真空チャ
ックに対して突出・没入自在であり、さらに、互いに接
近・離間自在に対向して研磨プレートの周面を挟持する
一対の挟持部材を備えたロードアンロードコンベアが、
前記研磨プレート支持部材の直上に移動・退去自在とな
っていることを特徴とするものが望ましい(請求項
7)。
【0017】上記第1、第2または第3の駆動機構をエ
アシリンダとし、かつ、これら第1および第2のエアシ
リンダでは、ピストン前進時(下降時)のピストン背圧
の最大値を所定値に設定しておくことが好ましい。
アシリンダとし、かつ、これら第1および第2のエアシ
リンダでは、ピストン前進時(下降時)のピストン背圧
の最大値を所定値に設定しておくことが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。 実施の形態1 図1は半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法・装置を示
す概略断面図である。図2は図1のA−A線矢視図、図
3は図1のB部拡大図である。図4は図2のC−C線断
面図である。図5はシート状弾性部材が接着された研磨
プレートを示す概略斜視図、図6は図5のD−D線断面
図である。
面を参照しながら説明する。 実施の形態1 図1は半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法・装置を示
す概略断面図である。図2は図1のA−A線矢視図、図
3は図1のB部拡大図である。図4は図2のC−C線断
面図である。図5はシート状弾性部材が接着された研磨
プレートを示す概略斜視図、図6は図5のD−D線断面
図である。
【0019】図1に示すように、門型のフレーム55に
第1エアシリンダ51を取り付け、この第1エアシリン
ダ51のピストンロッド下端部にフレーム56を設け
る。このフレーム56の下方中央部に第2エアシリンダ
52を取り付ける。前記フレーム56下端部の片側に、
シート状弾性部材(バッキングパッドシート)4の原反
ロール11を着脱自在、かつ回転自在に支持するための
支持部材10を設ける。フレーム56下端部の支持部材
10近傍に、いずれも駆動機構(図示せず)により強制
回転されるニップローラ13,14を互いに接近・離反
自在に設ける。
第1エアシリンダ51を取り付け、この第1エアシリン
ダ51のピストンロッド下端部にフレーム56を設け
る。このフレーム56の下方中央部に第2エアシリンダ
52を取り付ける。前記フレーム56下端部の片側に、
シート状弾性部材(バッキングパッドシート)4の原反
ロール11を着脱自在、かつ回転自在に支持するための
支持部材10を設ける。フレーム56下端部の支持部材
10近傍に、いずれも駆動機構(図示せず)により強制
回転されるニップローラ13,14を互いに接近・離反
自在に設ける。
【0020】また、フレーム56下端部には、いずれも
アイドルローラであるニップローラ17a,17bを互
いに接近・離反自在に設けて、ニップローラ13,14
と対向させる。前記支持部材10およびニップローラ1
3,14は水平方向の位置を固定して設けるのに対し
て、ニップローラ17a,17bは、駆動機構および走
行軌道(いずれも図示せず)により、フレーム56の下
端部に沿って一体的にニップローラ13,14に対して
前進・後退自在とし、これらのニップローラ17a,1
7bにより可動式クランプ17を構成する。この可動式
クランプ17では、前進限位置および後退限位置を一定
の位置に設定しておく。ニップローラ13,14と、ニ
ップローラ17a,17bと、前記駆動機構および走行
軌道とにより、原反ロール11から原反すなわちシート
状弾性部材4を所定長さだけ間欠的に繰り出すための繰
出し機構が構成される。
アイドルローラであるニップローラ17a,17bを互
いに接近・離反自在に設けて、ニップローラ13,14
と対向させる。前記支持部材10およびニップローラ1
3,14は水平方向の位置を固定して設けるのに対し
て、ニップローラ17a,17bは、駆動機構および走
行軌道(いずれも図示せず)により、フレーム56の下
端部に沿って一体的にニップローラ13,14に対して
前進・後退自在とし、これらのニップローラ17a,1
7bにより可動式クランプ17を構成する。この可動式
クランプ17では、前進限位置および後退限位置を一定
の位置に設定しておく。ニップローラ13,14と、ニ
ップローラ17a,17bと、前記駆動機構および走行
軌道とにより、原反ロール11から原反すなわちシート
状弾性部材4を所定長さだけ間欠的に繰り出すための繰
出し機構が構成される。
【0021】さらに、第2エアシリンダ52のピストン
ロード下端部には、円板状のバッキングパッドシート押
圧板15(以下、押圧板と記載することがある)を、ニ
ップローラ13,14から水平方向に適宜距離だけ離れ
た位置に、かつ円板状の研磨プレート1の直上に対向し
て設ける。すなわち、研磨プレート1を水平方向に保持
する支持部材16の直上に、かつ真正面に対向させて、
押圧板15を鉛直方向に昇降自在に設ける。研磨プレー
ト1の上面および押圧板15の押圧面(下面)は、平坦
な平面状に仕上げておく。第2エアシリンダ52は、押
圧板15の下面を水平方向に沿わした状態で、これを昇
降させるためのものである。第2エアシリンダ52と、
押圧板15と、ニップローラ13,14と、ニップロー
ラ17a,17bとにより、繰り出されたシート状弾性
部材4を弛み・伸びのいずれもない状態で緊張させるた
めの機構、すなわち前記平坦化機構が構成される。
ロード下端部には、円板状のバッキングパッドシート押
圧板15(以下、押圧板と記載することがある)を、ニ
ップローラ13,14から水平方向に適宜距離だけ離れ
た位置に、かつ円板状の研磨プレート1の直上に対向し
て設ける。すなわち、研磨プレート1を水平方向に保持
する支持部材16の直上に、かつ真正面に対向させて、
押圧板15を鉛直方向に昇降自在に設ける。研磨プレー
ト1の上面および押圧板15の押圧面(下面)は、平坦
な平面状に仕上げておく。第2エアシリンダ52は、押
圧板15の下面を水平方向に沿わした状態で、これを昇
降させるためのものである。第2エアシリンダ52と、
押圧板15と、ニップローラ13,14と、ニップロー
ラ17a,17bとにより、繰り出されたシート状弾性
部材4を弛み・伸びのいずれもない状態で緊張させるた
めの機構、すなわち前記平坦化機構が構成される。
【0022】第1エアシリンダおよび第2エアシリンダ
は、ピストン前進時(図1においては下降時)のピスト
ン背圧の最大値を所定値に設定しておく。このようにす
ることで第1エアシリンダについては、押圧板15によ
りバッキングパッドシートを研磨プレートに圧接させる
際の圧接力を所定値に制御することができる。また、第
2エアシリンダについては、押圧板15によりバッキン
グパッドシートを弛み・伸びのいずれもなく、しかも高
平坦な状態として、この状態に維持することができる。
は、ピストン前進時(図1においては下降時)のピスト
ン背圧の最大値を所定値に設定しておく。このようにす
ることで第1エアシリンダについては、押圧板15によ
りバッキングパッドシートを研磨プレートに圧接させる
際の圧接力を所定値に制御することができる。また、第
2エアシリンダについては、押圧板15によりバッキン
グパッドシートを弛み・伸びのいずれもなく、しかも高
平坦な状態として、この状態に維持することができる。
【0023】以下図1〜4を参照して、半導体ウエーハ
研磨用治具の作製方法を工程順に説明する。なお、以下
の工程は、適宜に順序を変えることができる。例えば、
(3)を(4)の後にしてもよい。 (1)押圧板15を支持部材16の上方に、適当な距離
を隔てて待機させる。 (2)研磨プレート1を支持部材16により水平方向に
保持して、研磨プレート1の上面と押圧板15の下面と
を真正面に、かつ互いに平行に対向させる。 (3)適宜方法、例えばスピンコートにより接着剤2を
研磨プレート1の上面に塗布する。
研磨用治具の作製方法を工程順に説明する。なお、以下
の工程は、適宜に順序を変えることができる。例えば、
(3)を(4)の後にしてもよい。 (1)押圧板15を支持部材16の上方に、適当な距離
を隔てて待機させる。 (2)研磨プレート1を支持部材16により水平方向に
保持して、研磨プレート1の上面と押圧板15の下面と
を真正面に、かつ互いに平行に対向させる。 (3)適宜方法、例えばスピンコートにより接着剤2を
研磨プレート1の上面に塗布する。
【0024】(4)シート状弾性部材4を原反ロール1
1から繰り出し、この繰出し部分を押圧板15の直下、
かつ研磨プレート1の直上にセットする。それにはま
ず、原反ロール11を支持部材10で回転自在に支持
し、可動式クランプ17をニップローラ13,14近傍
の所定位置(前進限位置)に移動させる。ついで、シー
ト状弾性部材4を手作業により繰り出してニップローラ
13,14にクランプさせ、これらのニップローラを回
転させてシート状弾性部材4を適宜長さ繰り出させる。
この繰り出したシート状弾性部材4を可動クランプ17
がクランプし、これらニップローラ13,14・可動ク
ランプ17間のシート状弾性部材4をほぼ弛みのない状
態とする。ついで、ニップローラ13を所定回転数だけ
回転させてシート状弾性部材4を適宜長さ(この長さ
は、毎回の繰出し操作で一定とする)だけ更に繰り出す
とともに、可動クランプ17を図1の位置(後退限位
置)に後退させる。これにより、ニップローラ13,1
4・可動クランプ17間のシート状弾性部材4を、多少
弛んだ状態にする。
1から繰り出し、この繰出し部分を押圧板15の直下、
かつ研磨プレート1の直上にセットする。それにはま
ず、原反ロール11を支持部材10で回転自在に支持
し、可動式クランプ17をニップローラ13,14近傍
の所定位置(前進限位置)に移動させる。ついで、シー
ト状弾性部材4を手作業により繰り出してニップローラ
13,14にクランプさせ、これらのニップローラを回
転させてシート状弾性部材4を適宜長さ繰り出させる。
この繰り出したシート状弾性部材4を可動クランプ17
がクランプし、これらニップローラ13,14・可動ク
ランプ17間のシート状弾性部材4をほぼ弛みのない状
態とする。ついで、ニップローラ13を所定回転数だけ
回転させてシート状弾性部材4を適宜長さ(この長さ
は、毎回の繰出し操作で一定とする)だけ更に繰り出す
とともに、可動クランプ17を図1の位置(後退限位
置)に後退させる。これにより、ニップローラ13,1
4・可動クランプ17間のシート状弾性部材4を、多少
弛んだ状態にする。
【0025】(5)第2エアシリンダ52により押圧板
15を適宜距離だけ下降させ、ニップローラ13,14
・可動式クランプ17間の弾性部材4を、弛み・伸びの
いずれもない状態で緊張させる。図1〜3は、このとき
の状態を示している。この場合、第2エアシリンダ52
では、ピストン前進時(下降時)のピストン背圧の最大
値を所定値に設定してあるため、弾性部材4の張力は過
大にも、過小にならず、したがって弛み・伸びのいずれ
もない状態になる。なお、毎回の繰出し操作では、ニッ
プローラ13,14・可動式クランプ17間の弾性部材
4の長さには、多少の差が生じるが、この長さの差は第
2エアシリンダ52により補償され、弾性部材4の張力
は所定値に設定される。
15を適宜距離だけ下降させ、ニップローラ13,14
・可動式クランプ17間の弾性部材4を、弛み・伸びの
いずれもない状態で緊張させる。図1〜3は、このとき
の状態を示している。この場合、第2エアシリンダ52
では、ピストン前進時(下降時)のピストン背圧の最大
値を所定値に設定してあるため、弾性部材4の張力は過
大にも、過小にならず、したがって弛み・伸びのいずれ
もない状態になる。なお、毎回の繰出し操作では、ニッ
プローラ13,14・可動式クランプ17間の弾性部材
4の長さには、多少の差が生じるが、この長さの差は第
2エアシリンダ52により補償され、弾性部材4の張力
は所定値に設定される。
【0026】(6)第1エアシリンダ51によりフレー
ム56を徐々に下降させ、最終的に押圧板15と研磨プ
レート1とで弾性部材4aを挟圧することにより、この
弾性部材4aを研磨プレート1に所定時間押圧して接着
させる。この場合、上記説明から明らかなように、フレ
ーム56の下降により、原反ロール11、ニップローラ
13,14、可動クランプ17、第2エアシリンダ52
および押圧板15が一体的に鉛直方向に下降する。ま
た、毎回の接着操作では、押圧板15の下降開始時の高
さ、したがって押圧板15と研磨プレート1との距離に
多少の差が生じるのはやむを得ないが、第1エアシリン
ダ51では、ピストン前進時(下降時)のピストン背圧
の最大値を所定値に設定してあるため、毎回の接着操作
において、一定の圧接力で弾性部材4aを挟圧すること
ができ、このため毎回の接着操作で研磨プレートに対す
る接着状態を一定にすることが可能となる。
ム56を徐々に下降させ、最終的に押圧板15と研磨プ
レート1とで弾性部材4aを挟圧することにより、この
弾性部材4aを研磨プレート1に所定時間押圧して接着
させる。この場合、上記説明から明らかなように、フレ
ーム56の下降により、原反ロール11、ニップローラ
13,14、可動クランプ17、第2エアシリンダ52
および押圧板15が一体的に鉛直方向に下降する。ま
た、毎回の接着操作では、押圧板15の下降開始時の高
さ、したがって押圧板15と研磨プレート1との距離に
多少の差が生じるのはやむを得ないが、第1エアシリン
ダ51では、ピストン前進時(下降時)のピストン背圧
の最大値を所定値に設定してあるため、毎回の接着操作
において、一定の圧接力で弾性部材4aを挟圧すること
ができ、このため毎回の接着操作で研磨プレートに対す
る接着状態を一定にすることが可能となる。
【0027】(7)加圧接着した弾性部材4におけるニ
ップローラ13,14の直後部分をカットして、図5,
6に示す形態の、弾性部材4付き研磨プレート1を得
る。4bはカット面を示す。 (8)研磨プレート1の外周端からはみ出た鍔状弾性部
材4cを切除し、半導体ウエーハ研磨用治具とする。こ
れによりシート状弾性部材4は、半導体ウエーハ保持用
のバッキングパッドとなる。
ップローラ13,14の直後部分をカットして、図5,
6に示す形態の、弾性部材4付き研磨プレート1を得
る。4bはカット面を示す。 (8)研磨プレート1の外周端からはみ出た鍔状弾性部
材4cを切除し、半導体ウエーハ研磨用治具とする。こ
れによりシート状弾性部材4は、半導体ウエーハ保持用
のバッキングパッドとなる。
【0028】上記加圧接着工程では、図4に示すように
弾性部材4が弛みも伸びもない状態にあるため、バッキ
ングパッドが大直径のものであっても皺がなく、しかも
バッキングパッドと研磨プレート1が全面にわたって密
着していて、これらの間に空気溜まりない半導体ウエー
ハ研磨用治具を容易に作製することができる。
弾性部材4が弛みも伸びもない状態にあるため、バッキ
ングパッドが大直径のものであっても皺がなく、しかも
バッキングパッドと研磨プレート1が全面にわたって密
着していて、これらの間に空気溜まりない半導体ウエー
ハ研磨用治具を容易に作製することができる。
【0029】研磨プレート1としては公知のもの、例え
ばセラミックス、ガラス、金属等からなるものが採用で
きる。また、研磨プレートへの接着剤塗布方法、接着剤
の種類・塗布厚等については、公知のものが採用でき
る。接着剤塗布方法としては、スピンコートが好まし
い。接着剤としては、例えばソニーボンド製「SC10
8」が使用できる。
ばセラミックス、ガラス、金属等からなるものが採用で
きる。また、研磨プレートへの接着剤塗布方法、接着剤
の種類・塗布厚等については、公知のものが採用でき
る。接着剤塗布方法としては、スピンコートが好まし
い。接着剤としては、例えばソニーボンド製「SC10
8」が使用できる。
【0030】実施の形態2 図7は、半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法・装置を
示す概略断面図である。図8は図7のE−E線矢視図で
ある。この装置の上半部の構造および作用は図1の作製
装置と同一であるため、ここでは主に下半部材の構造に
ついて説明する。なお、図7において20は支持部材、
21は原反ロール、22および23はニップローラ、2
4は可動式クランプ、25は押圧板、27はフィルムカ
ッターである。
示す概略断面図である。図8は図7のE−E線矢視図で
ある。この装置の上半部の構造および作用は図1の作製
装置と同一であるため、ここでは主に下半部材の構造に
ついて説明する。なお、図7において20は支持部材、
21は原反ロール、22および23はニップローラ、2
4は可動式クランプ、25は押圧板、27はフィルムカ
ッターである。
【0031】図7に示すように、研磨プレート1を水平
方向にして保持(その上面を水平方向に沿わした状態に
維持)して昇降および高速回転させるワーク昇降・回転
機構35を設ける。このワーク昇降・回転機構35は、
モータ(図示せず)と、このモータによりロータリージ
ョイント39を介して高速回転される鉛直回転軸36
と、この鉛直回転軸36の上端部に水平方向に設けられ
たリング状の真空チャック(チャックテーブル)37
と、同じくこの鉛直回転軸36の上端部に、かつ真空チ
ャック37により包囲された形態で設けられた第3エア
シリンダ53と、この第3エアシリンダ53のピストン
ロッド上端部に取り付けられた、研磨プレート保持用の
突上げ板40とを設けて構成する。この突上げ板40
は、上端部が真空チャック37より上方に突出できるよ
うにする。真空チャック37の表面に多数形成された真
空吸着孔(図示せず)は、回転軸36に形成された流路
を介して真空ポンプ38に連絡する。回転軸36にはブ
レーキ(図示せず)を設ける。
方向にして保持(その上面を水平方向に沿わした状態に
維持)して昇降および高速回転させるワーク昇降・回転
機構35を設ける。このワーク昇降・回転機構35は、
モータ(図示せず)と、このモータによりロータリージ
ョイント39を介して高速回転される鉛直回転軸36
と、この鉛直回転軸36の上端部に水平方向に設けられ
たリング状の真空チャック(チャックテーブル)37
と、同じくこの鉛直回転軸36の上端部に、かつ真空チ
ャック37により包囲された形態で設けられた第3エア
シリンダ53と、この第3エアシリンダ53のピストン
ロッド上端部に取り付けられた、研磨プレート保持用の
突上げ板40とを設けて構成する。この突上げ板40
は、上端部が真空チャック37より上方に突出できるよ
うにする。真空チャック37の表面に多数形成された真
空吸着孔(図示せず)は、回転軸36に形成された流路
を介して真空ポンプ38に連絡する。回転軸36にはブ
レーキ(図示せず)を設ける。
【0032】また、研磨プレート1を真空チャック37
の吸着面上に載置するためのロードアンロードコンベア
31を、真空チャック37の上方に、高さを固定して設
ける。このコンベア31には、図8に示すように、研磨
プレート1の周面を挟持するための一対の挟持部材3
2,33を設ける。挟持部材32,33はそれぞれ、エ
アシリダ(図示せず)により水平方向(図7の左右方
向)に往復動自在とする、また、これらの挟持部材3
2,33の研磨プレート挟持面すなわち対向先端面は、
図8に示すように円弧状凹面に形成し、上記エアシリン
ダにより相互間の距離を最小にしたときに、上記対向先
端面よりほぼ円形の貫通孔が形成されるとともに、円板
状研磨プレート1の周面を挟持できるようにする。さら
に、ロードアンロードコンベア31は、駆動機構(図示
せず)により図7の紙面に垂直方向に往復動自在とす
る。
の吸着面上に載置するためのロードアンロードコンベア
31を、真空チャック37の上方に、高さを固定して設
ける。このコンベア31には、図8に示すように、研磨
プレート1の周面を挟持するための一対の挟持部材3
2,33を設ける。挟持部材32,33はそれぞれ、エ
アシリダ(図示せず)により水平方向(図7の左右方
向)に往復動自在とする、また、これらの挟持部材3
2,33の研磨プレート挟持面すなわち対向先端面は、
図8に示すように円弧状凹面に形成し、上記エアシリン
ダにより相互間の距離を最小にしたときに、上記対向先
端面よりほぼ円形の貫通孔が形成されるとともに、円板
状研磨プレート1の周面を挟持できるようにする。さら
に、ロードアンロードコンベア31は、駆動機構(図示
せず)により図7の紙面に垂直方向に往復動自在とす
る。
【0033】さらに、接着剤貯溜・滴下装置28を、真
空チャック37の上方に設ける。この接着剤貯溜・滴下
装置28は、モータにより回動自在のアーム30と、そ
の先端部に設けられた本体29とにより構成する。本体
29は液状接着剤の貯溜容器と、定量滴下機構とで構成
し、アーム30の回動によって真空チャック37の中心
部直上(プレート突上げ板40の直上)に接近・離間自
在とする。さらに、ニップローラ22,23の直近に、
弾性部材4をカットするためのフィルムカッター27を
昇降可能、かつ図7の紙面に直交する方向に回動自在に
設ける。
空チャック37の上方に設ける。この接着剤貯溜・滴下
装置28は、モータにより回動自在のアーム30と、そ
の先端部に設けられた本体29とにより構成する。本体
29は液状接着剤の貯溜容器と、定量滴下機構とで構成
し、アーム30の回動によって真空チャック37の中心
部直上(プレート突上げ板40の直上)に接近・離間自
在とする。さらに、ニップローラ22,23の直近に、
弾性部材4をカットするためのフィルムカッター27を
昇降可能、かつ図7の紙面に直交する方向に回動自在に
設ける。
【0034】つぎに、上記装置による研磨用治具の作製
方法を工程順に説明する。なお、以下の工程は、適宜に
順序を変えることができる。 (1)押圧板25をワーク昇降・回転機構35の上方
に、適当な距離を隔てて待機させる。 (2)実施の形態1と同様にして、シート状弾性部材4
を原反ロール21から繰り出し、この繰出し部分を押圧
板25の直下にセットする。 (3)第2エアシリンダ52により押圧板25を適宜距
離だけ下降させ、ニップローラ22,23と可動式クラ
ンプ24との間の弾性部材4を、弛み・伸びのいずれも
ない状態で緊張させる。図7は、このときの状態を示し
ている。 (4)ロードアンロードコンベア31を、ワーク昇降・
回転機構35から適宜に離れた、研磨プレートのセット
・回収位置に待機させ、ここで、図示されないエアシリ
ンダを作動させて、研磨プレート1を挟持部材32,3
3で挟持する(図8を参照)。このとき、研磨プレート
1の直下には、挟持部材32,33の対向先端面によ
り、底面視でほぼ円形の凹部34が形成される(図7を
参照)。ついでコンベア31を、水平移動(図7の紙面
に垂直な方向に移動)させることによりワーク昇降・回
転機構35の直上に位置決めする。
方法を工程順に説明する。なお、以下の工程は、適宜に
順序を変えることができる。 (1)押圧板25をワーク昇降・回転機構35の上方
に、適当な距離を隔てて待機させる。 (2)実施の形態1と同様にして、シート状弾性部材4
を原反ロール21から繰り出し、この繰出し部分を押圧
板25の直下にセットする。 (3)第2エアシリンダ52により押圧板25を適宜距
離だけ下降させ、ニップローラ22,23と可動式クラ
ンプ24との間の弾性部材4を、弛み・伸びのいずれも
ない状態で緊張させる。図7は、このときの状態を示し
ている。 (4)ロードアンロードコンベア31を、ワーク昇降・
回転機構35から適宜に離れた、研磨プレートのセット
・回収位置に待機させ、ここで、図示されないエアシリ
ンダを作動させて、研磨プレート1を挟持部材32,3
3で挟持する(図8を参照)。このとき、研磨プレート
1の直下には、挟持部材32,33の対向先端面によ
り、底面視でほぼ円形の凹部34が形成される(図7を
参照)。ついでコンベア31を、水平移動(図7の紙面
に垂直な方向に移動)させることによりワーク昇降・回
転機構35の直上に位置決めする。
【0035】(5)下記操作を行って、研磨プレート1
を真空チャック37により水平方向に吸着する。第3エ
アシリンダ53によりプレート突上げ板40を上昇させ
(真空チャック37よりも上方に突出させる)、上記挟
持部材32,33により形成された凹部34に挿入して
プレート突上げ板40を研磨プレート1の下面に当接さ
せ後、前記図示されないエアシリンダを作動させて挟持
部材32,33による研磨プレート1の挟持を解く。こ
れにより研磨プレート1は、プレート突上げ板40上に
移載される。前記エアシリンダにより挟持部材32,3
3を充分に後退させ、ついで第3エアシリンダ53によ
りプレート突上げ板40を下降させて真空チャック37
より下方に位置させ、研磨プレート1を真空チャック3
7上に載置し、真空ポンプ38により吸着する。
を真空チャック37により水平方向に吸着する。第3エ
アシリンダ53によりプレート突上げ板40を上昇させ
(真空チャック37よりも上方に突出させる)、上記挟
持部材32,33により形成された凹部34に挿入して
プレート突上げ板40を研磨プレート1の下面に当接さ
せ後、前記図示されないエアシリンダを作動させて挟持
部材32,33による研磨プレート1の挟持を解く。こ
れにより研磨プレート1は、プレート突上げ板40上に
移載される。前記エアシリンダにより挟持部材32,3
3を充分に後退させ、ついで第3エアシリンダ53によ
りプレート突上げ板40を下降させて真空チャック37
より下方に位置させ、研磨プレート1を真空チャック3
7上に載置し、真空ポンプ38により吸着する。
【0036】(6)接着剤を、下記操作により研磨プレ
ート1上面にスピンコートする。アーム30の回転によ
り接着剤貯溜・滴下装置28の本体29を、研磨プレー
ト1の中心位置の直上に位置決めした後、所定量の液状
接着剤を研磨プレート1上面に滴下する。ついで、前記
モータにより研磨プレート1を真空チャック37と一体
で高速回転(鉛直回転軸36を回転)させる。これによ
り接着剤が研磨プレート1上面の全体に均一厚さで塗布
される。 (7)本体29を退去させた後、実施の形態1と同様の
要領で、バッキングパッドを作製する。第1エアシリン
ダ51によりフレーム56を徐々に下降させ、最終的に
押圧板25と研磨プレート1とで弾性部材4aを挟圧す
ることにより、この弾性部材4aを研磨プレート1に所
定時間押圧して接着させる。ついで、加圧接着した弾性
部材4におけるニップローラ22,23の直後部分をフ
ィルムカッター27によりカットして、弾性部材4付き
の研磨プレート1を得る。以下、実施の形態1と同様に
して半導体ウエーハ研磨用治具を得る。
ート1上面にスピンコートする。アーム30の回転によ
り接着剤貯溜・滴下装置28の本体29を、研磨プレー
ト1の中心位置の直上に位置決めした後、所定量の液状
接着剤を研磨プレート1上面に滴下する。ついで、前記
モータにより研磨プレート1を真空チャック37と一体
で高速回転(鉛直回転軸36を回転)させる。これによ
り接着剤が研磨プレート1上面の全体に均一厚さで塗布
される。 (7)本体29を退去させた後、実施の形態1と同様の
要領で、バッキングパッドを作製する。第1エアシリン
ダ51によりフレーム56を徐々に下降させ、最終的に
押圧板25と研磨プレート1とで弾性部材4aを挟圧す
ることにより、この弾性部材4aを研磨プレート1に所
定時間押圧して接着させる。ついで、加圧接着した弾性
部材4におけるニップローラ22,23の直後部分をフ
ィルムカッター27によりカットして、弾性部材4付き
の研磨プレート1を得る。以下、実施の形態1と同様に
して半導体ウエーハ研磨用治具を得る。
【0037】
【実施例】つぎに、本発明による研磨用治具作製の実施
例、および比較例について説明する。 実施例1 研磨用治具の作製装置として図7の装置を用いた。研磨
プレートとして、セラミック製で直径565mm、厚さ
15mmの円板を採用した。(シート状)弾性部材とし
ては、ロデルニッタ社製のバッキングパッドシート(商
品名:DF200)を使用した。
例、および比較例について説明する。 実施例1 研磨用治具の作製装置として図7の装置を用いた。研磨
プレートとして、セラミック製で直径565mm、厚さ
15mmの円板を採用した。(シート状)弾性部材とし
ては、ロデルニッタ社製のバッキングパッドシート(商
品名:DF200)を使用した。
【0038】このバッキングパッドシートは、断面が図
3に模式的に示されているように、微細な気泡が多数、
3次元的に連通し、かつバッキングパッドシートの上下
の表面に延びているポリウレタン樹脂多質体のフィルム
であって厚さ0.5mm、幅665mm(研磨プレート
の直径より100mm大きい)のものである。液状接着
剤としては、ソニーボンド製「SC108」を使用し
た。接着剤塗布厚さは20μmとした。接着剤塗布など
の作業は、上記した手順に従って行った。
3に模式的に示されているように、微細な気泡が多数、
3次元的に連通し、かつバッキングパッドシートの上下
の表面に延びているポリウレタン樹脂多質体のフィルム
であって厚さ0.5mm、幅665mm(研磨プレート
の直径より100mm大きい)のものである。液状接着
剤としては、ソニーボンド製「SC108」を使用し
た。接着剤塗布厚さは20μmとした。接着剤塗布など
の作業は、上記した手順に従って行った。
【0039】その結果、外観上バッキングパッドに皺、
空気溜まりのいずれも全くない大直径の研磨用治具を作
製することができた。このような研磨用治具を得ること
ができた理由の一つとして、バッキングパッドシートを
押圧板と研磨プレートとで挟圧する際に、バッキングパ
ッドシート・研磨プレート(正確には接着剤層)間の空
気が、バッキングパッドシート表面の孔から該シートの
内部に進入し、最終的に該シート側面の孔から排出され
たことが考えられる。
空気溜まりのいずれも全くない大直径の研磨用治具を作
製することができた。このような研磨用治具を得ること
ができた理由の一つとして、バッキングパッドシートを
押圧板と研磨プレートとで挟圧する際に、バッキングパ
ッドシート・研磨プレート(正確には接着剤層)間の空
気が、バッキングパッドシート表面の孔から該シートの
内部に進入し、最終的に該シート側面の孔から排出され
たことが考えられる。
【0040】比較例1 従来方法に従って、弾性部材を手作業で研磨プレートに
接着した。研磨プレート、弾性部材、液状接着剤は実施
例1と同一にした。図7の装置において、研磨プレート
を真空チャック37上に載置して吸着固定し、実施例1
と同一方法により接着剤をスピンコートした。ついで、
一人の作業員が弾性部材の長手方向一端部を掴み(図7
においてニップローラ22,22でニップするのに対応
している)、もう一人の作業員が長手方向他端部を掴む
(図7において可動式クランプ24でクランプするのに
対応している)ことにより、弾性部材を外観上、弛みも
伸びもない状態に緊張させ、この状態のまま弾性部材を
徐々に、かつ弾性部材と研磨プレート表面とをほぼ平行
に維持しながら下降させて研磨プレートの表面全面に被
せた。ついで、手作業により幅広の円筒状ローラを弾性
部材上で圧接・転動させることにより、外観が実施例1
による研磨用治具と殆ど同一の研磨用治具を作製した。
接着した。研磨プレート、弾性部材、液状接着剤は実施
例1と同一にした。図7の装置において、研磨プレート
を真空チャック37上に載置して吸着固定し、実施例1
と同一方法により接着剤をスピンコートした。ついで、
一人の作業員が弾性部材の長手方向一端部を掴み(図7
においてニップローラ22,22でニップするのに対応
している)、もう一人の作業員が長手方向他端部を掴む
(図7において可動式クランプ24でクランプするのに
対応している)ことにより、弾性部材を外観上、弛みも
伸びもない状態に緊張させ、この状態のまま弾性部材を
徐々に、かつ弾性部材と研磨プレート表面とをほぼ平行
に維持しながら下降させて研磨プレートの表面全面に被
せた。ついで、手作業により幅広の円筒状ローラを弾性
部材上で圧接・転動させることにより、外観が実施例1
による研磨用治具と殆ど同一の研磨用治具を作製した。
【0041】図9は、実施例1で得られた半導体ウエー
ハ研磨用治具により構成した、水貼りを行うワックスレ
ス法によってウエーハを保持する研磨装置61を示す概
略断面図である。この研磨装置61の全体構造は、図1
1のものと同様である。図9において62は研磨荷重、
63はテンプレート、64は研磨パッド、65は定盤で
ある。半導体ウエーハ研磨用治具66は研磨プレート1
と、弾性部材4によるバッキングパッド67とからな
る。2aは接着剤層、68はテンプレートブランクであ
る。図10は、実施例1で得られた半導体ウエーハ研磨
用治具の底面図であって、バッキングパッド69の半導
体ウエーハ保持面を示すものである。一点鎖線で描かれ
た円は、複数枚の半導体ウエーハWを保持するときの状
態を示している。
ハ研磨用治具により構成した、水貼りを行うワックスレ
ス法によってウエーハを保持する研磨装置61を示す概
略断面図である。この研磨装置61の全体構造は、図1
1のものと同様である。図9において62は研磨荷重、
63はテンプレート、64は研磨パッド、65は定盤で
ある。半導体ウエーハ研磨用治具66は研磨プレート1
と、弾性部材4によるバッキングパッド67とからな
る。2aは接着剤層、68はテンプレートブランクであ
る。図10は、実施例1で得られた半導体ウエーハ研磨
用治具の底面図であって、バッキングパッド69の半導
体ウエーハ保持面を示すものである。一点鎖線で描かれ
た円は、複数枚の半導体ウエーハWを保持するときの状
態を示している。
【0042】実施例1および比較例1の研磨用治具をそ
れぞれ個別に、同一の鏡面研磨装置の研磨荷重に固定
し、直径200mm、厚さ750μmのシリコンウエー
ハをバッキングパッドに水貼りによって保持し、化学的
機械的研磨法によりバッチ式に鏡面研磨(5枚同時研
磨)した。研磨条件は常用の条件と同一にした。
れぞれ個別に、同一の鏡面研磨装置の研磨荷重に固定
し、直径200mm、厚さ750μmのシリコンウエー
ハをバッキングパッドに水貼りによって保持し、化学的
機械的研磨法によりバッチ式に鏡面研磨(5枚同時研
磨)した。研磨条件は常用の条件と同一にした。
【0043】実施例1および比較例1で得られた研磨後
ウエーハの研磨面の平坦度をLTVmaxにより評価し
た。LTVmax(単位はμm)はウエーハを15mm
×15mmのセルに分割したときの、セル内の厚さの最
大値と最小値との差の最大値すなわち、LTV(Local
Thickness Distribution)の最大値である。汎用の厚さ
測定器によるLTVmaxの測定結果を[表1]に示
す。
ウエーハの研磨面の平坦度をLTVmaxにより評価し
た。LTVmax(単位はμm)はウエーハを15mm
×15mmのセルに分割したときの、セル内の厚さの最
大値と最小値との差の最大値すなわち、LTV(Local
Thickness Distribution)の最大値である。汎用の厚さ
測定器によるLTVmaxの測定結果を[表1]に示
す。
【0044】
【表1】
【0045】[表1]から明らかなように、比較例1で
はシリコンウエーハ間でLTVmaxのばらつきが大き
く、しかもLTVmaxの平均値が大きいのに対して、
実施例1では、これと逆にLTVmaxのばらつき、お
よびくLTVmaxの平均値が小さい。このように、本
発明により作製した研磨用治具を用いて半導体ウエーハ
をバッチ式に研磨することにより、従来の手作業で作製
していた研磨用治具を使用して研磨する場合に比べて、
平坦度が高く、しかもウエーハ間で平坦度が均一な鏡面
研磨ウエーハが得られることが判る。
はシリコンウエーハ間でLTVmaxのばらつきが大き
く、しかもLTVmaxの平均値が大きいのに対して、
実施例1では、これと逆にLTVmaxのばらつき、お
よびくLTVmaxの平均値が小さい。このように、本
発明により作製した研磨用治具を用いて半導体ウエーハ
をバッチ式に研磨することにより、従来の手作業で作製
していた研磨用治具を使用して研磨する場合に比べて、
平坦度が高く、しかもウエーハ間で平坦度が均一な鏡面
研磨ウエーハが得られることが判る。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法は、シート状
弾性部材を研磨プレートに接着する場合に、この弾性部
材を弛み・伸びのいずれもない状態で緊張させ、かつ、
表面を高平坦に維持したまま研磨プレートの接着剤塗布
面に対し相対的に徐々に接近させることにより、シート
状弾性部材と研磨プレートの接着剤塗布面との対向間隙
の空気を脱気しながら、シート状弾性部材を研磨プレー
トに接着させるように構成したものである。このため本
発明によれば、バッキングパッドに皺がなく、かつ、バ
ッキングパッド・研磨プレート間に空気溜まりない大直
径の半導体ウエーハ研磨用治具を、短時間の作業で容易
に作製することができる。したがって、この研磨用治具
により半導体ウエーハの鏡面研磨装置を構成し、ワック
スレス法で研磨することによって、大口径の半導体ウエ
ーハを高平坦度に研磨することができる。また、本発明
に係る半導体ウエーハ研磨用治具の作製装置によれば、
上記作製方法を的確に実施することができるうえ、研磨
用治具作製作業の自動化も容易である。
係る半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法は、シート状
弾性部材を研磨プレートに接着する場合に、この弾性部
材を弛み・伸びのいずれもない状態で緊張させ、かつ、
表面を高平坦に維持したまま研磨プレートの接着剤塗布
面に対し相対的に徐々に接近させることにより、シート
状弾性部材と研磨プレートの接着剤塗布面との対向間隙
の空気を脱気しながら、シート状弾性部材を研磨プレー
トに接着させるように構成したものである。このため本
発明によれば、バッキングパッドに皺がなく、かつ、バ
ッキングパッド・研磨プレート間に空気溜まりない大直
径の半導体ウエーハ研磨用治具を、短時間の作業で容易
に作製することができる。したがって、この研磨用治具
により半導体ウエーハの鏡面研磨装置を構成し、ワック
スレス法で研磨することによって、大口径の半導体ウエ
ーハを高平坦度に研磨することができる。また、本発明
に係る半導体ウエーハ研磨用治具の作製装置によれば、
上記作製方法を的確に実施することができるうえ、研磨
用治具作製作業の自動化も容易である。
【図1】本発明の実施の形態1を示す概略断面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図1のB部拡大図である。
【図4】図2のC−C線断面図である。
【図5】シート状弾性部材が接着された研磨プレートを
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図6】図5のD−D線断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2を示す概略断面図であ
る。
る。
【図8】図7のE−E線矢視図である。
【図9】本発明の実施例1で得られた半導体ウエーハ研
磨用治具により構成した研磨装置を示す概略断面図であ
る。
磨用治具により構成した研磨装置を示す概略断面図であ
る。
【図10】本発明の実施例1で得られた半導体ウエーハ
研磨用治具の底面図であって、バッキングパッドの半導
体ウエーハ保持面を示すものである。
研磨用治具の底面図であって、バッキングパッドの半導
体ウエーハ保持面を示すものである。
【図11】ワックスレス法を用いる半導体ウエーハ研磨
装置の従来例を示す概略断面図である。
装置の従来例を示す概略断面図である。
1 研磨プレート 2 接着剤 2a 接着剤層 4,4a シート状弾性部材(バッキングパッドシー
ト) 4b カット面 4c 鍔状弾性部材 5 対向間隙 10 支持部材 11 原反ロール 13,14 ニップローラ 15 バッキングパッドシート押圧板 16 支持部材 17 可動式クランプ 20 支持部材 21 原反ロール 22,23 ニップローラ 24 可動式クランプ 25 バッキングパッド押圧板 27 フィルムカッター 28 接着剤貯溜・滴下装置 29 本体 30 アーム 31 ロードアンロードコンベア 32,33 挟持部材 34 凹部 35 ワーク昇降・回転機構 36 鉛直回転軸 37 真空チャック(チャックテーブル) 38 真空ポンプ 39 ロータリージョイント 40 プレート突上げ板 51 第1エアシリンダ 52 第2エアシリンダ 53 第3エアシリンダ 55,56 フレーム 61 研磨装置 62 研磨荷重 63 テンプレート 64 研磨パッド 65 定盤 66 半導体ウエーハ研磨用治具 67 バッキングパッド 68 テンプレートブランク 69 バッキングパッド W 半導体ウエーハ
ト) 4b カット面 4c 鍔状弾性部材 5 対向間隙 10 支持部材 11 原反ロール 13,14 ニップローラ 15 バッキングパッドシート押圧板 16 支持部材 17 可動式クランプ 20 支持部材 21 原反ロール 22,23 ニップローラ 24 可動式クランプ 25 バッキングパッド押圧板 27 フィルムカッター 28 接着剤貯溜・滴下装置 29 本体 30 アーム 31 ロードアンロードコンベア 32,33 挟持部材 34 凹部 35 ワーク昇降・回転機構 36 鉛直回転軸 37 真空チャック(チャックテーブル) 38 真空ポンプ 39 ロータリージョイント 40 プレート突上げ板 51 第1エアシリンダ 52 第2エアシリンダ 53 第3エアシリンダ 55,56 フレーム 61 研磨装置 62 研磨荷重 63 テンプレート 64 研磨パッド 65 定盤 66 半導体ウエーハ研磨用治具 67 バッキングパッド 68 テンプレートブランク 69 バッキングパッド W 半導体ウエーハ
フロントページの続き (72)発明者 祢津 茂義 マレーシア国、セランゴール州、シャーラ ム、セクション27、セメンタ通り27/91、 ロット8番 エス・イー・エイチ・シャー ラム・センディリアン・バハード内 (72)発明者 斎藤 公一 群馬県群馬郡群馬町棟高1909−1 三益半 導体工業株式会社エンジニアリング事業部 内 (72)発明者 森田 浩至 群馬県群馬郡群馬町棟高1909−1 三益半 導体工業株式会社エンジニアリング事業部 内
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体ウエーハ保持用のバッキングパッ
ドを研磨プレートに接着した構造の半導体ウエーハ研磨
用治具を作製する方法において、研磨プレートのバッキ
ングパッド接着面に接着剤を塗布し、バッキングパッド
シートを、これに適宜の張力を付与して弛み・伸びのい
ずれもなく、かつ高平坦な状態となし、この状態を維持
し、かつバッキングパッドシートと研磨プレートの接着
剤塗布面とを互いに平行に維持したままバッキングパッ
ドシートを研磨プレートに圧接させて接着することを特
徴とする半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の作製方法において、研
磨プレートのバッキングパッド接着面に接着剤を均一に
塗布する工程と、バッキングパッドシートの原反ロール
からバッキングパッドシートを繰り出す工程と、繰り出
したバッキングパッドシートを、これに適宜の張力を付
与して弛み・伸びのいずれもなく、かつ高平坦な状態に
維持する工程と、該バッキングパッドシートの表面と研
磨プレートの前記接着剤塗布面とを真正面に対向させた
まま、これらの少なくとも一方を移動させて徐々に接近
させることにより、バッキングパッドシートを研磨プレ
ートに圧接させて接着する工程と、バッキングパッドシ
ートの前記接着部分を原反ロールから切り離す切断工程
とを含むことを特徴とする半導体ウエーハ研磨用治具の
作製方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の作製方法にお
いて前記バッキングパッドシートは、3次元的に連通し
且つバッキングパッドシートの上下の表面に延びている
微細な気泡を多数有する多孔質体からなることを特徴と
する半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の作製方法において前記
バッキングパッドシートはポリウレタン樹脂、フッ素樹
脂またはシリコーン樹脂からなる多孔質フィルムである
ことを特徴とする半導体ウエーハ研磨用治具の作製方
法。 - 【請求項5】 請求項2,3または4に記載の半導体ウ
エーハ研磨用治具の作製方法を実施するための装置であ
って、研磨プレートを水平方向にして保持して高速回転
させるワーク回転機構と、原反ロールからバッキングパ
ッドシートを繰り出す繰出し機構と、該繰り出されたバ
ッキングパッドシートを弛み・伸びのいずれもなく、か
つ水平方向に高平坦な状態に維持する平坦化機構と、繰
り出されたバッキングパッドシートを原反から切り離す
切断機構と、前記ワーク回転機構のワーク保持部の中心
部直上に接近・離間自在な接着剤滴下機構とを備えて構
成され、前記平坦化機構は、前記繰り出されたバッキン
グパッドシートの適宜長さ部分の長さ方向両端部をクラ
ンプするクランプ部材と、前記ワーク回転機構の直上に
該機構と真正面に対向して設けられ表面が高平坦なバッ
キングパッドシート押圧板とを備え構成され、該押圧板
は、前記一対のクランプ部材間のバッキングパッドシー
トを下向きに押圧するものであることを特徴とする半導
体ウエーハ研磨用治具の作製装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の作製装置において、前
記ワーク回転機構はモータと、該モータにより高速回転
される鉛直回転軸と、該鉛直回転軸の上端部に設けられ
研磨プレートの下面を吸着してこれを水平方向に保持す
る真空チャックとを備えて構成され、前記繰出し機構お
よび平坦化機構は、第1の駆動機構により一体的に鉛直
方向に昇降自在であり、前記バッキングパッドシート押
圧板は、前記バッキングパッドシートを高平坦に維持し
たまま第2の駆動機構により徐々に下降してバッキング
パッドシートを前記真空チャック上の研磨プレートに圧
接させるものであることを特徴とする半導体ウエーハ研
磨用治具の作製装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の作製装置において、前
記ワーク回転機構は、前記鉛直回転軸の上端部に設けら
れたリング状の真空チャックと、前記鉛直回転軸の上端
部に前記真空チャックに包囲されて設けられた研磨プレ
ート支持部材とを備えて構成され、該研磨プレート支持
部材は、第3の駆動機構により鉛直方向に昇降自在であ
って前記真空チャックに対して突出・没入自在であり、
さらに、互いに接近・離間自在に対向して研磨プレート
の周面を挟持する一対の挟持部材を備えたロードアンロ
ードコンベアが、前記研磨プレート支持部材の直上に移
動・退去自在となっていることを特徴とする半導体ウエ
ーハ研磨用治具の作製装置。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載の作製装置にお
いて、第1、第2または第3の駆動機構がエアシリンダ
であり、これら第1および第2のエアシリンダは、ピス
トン前進時のピストン背圧の最大値が所定値に設定され
ていることを特徴とする半導体ウエーハ研磨用治具の作
製装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9215844A JPH1145867A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法および作製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9215844A JPH1145867A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法および作製装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1145867A true JPH1145867A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16679215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9215844A Pending JPH1145867A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 半導体ウエーハ研磨用治具の作製方法および作製装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1145867A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006167835A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Fujibo Holdings Inc | 軟質プラスチックシート及び軟質プラスチックシートの装着方法 |
| US7156933B2 (en) | 2000-12-14 | 2007-01-02 | Infineon Technologies Sc 300 Gmbh & Co. Kg | Configuration and method for mounting a backing film to a polish head |
| JP2010094805A (ja) * | 2010-02-01 | 2010-04-30 | Fujibo Holdings Inc | 研磨加工方法 |
| KR101238607B1 (ko) | 2011-07-13 | 2013-02-28 | 주식회사 엘지실트론 | 템플레이트 어셈블리 정렬장치 및 방법 |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP9215844A patent/JPH1145867A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7156933B2 (en) | 2000-12-14 | 2007-01-02 | Infineon Technologies Sc 300 Gmbh & Co. Kg | Configuration and method for mounting a backing film to a polish head |
| JP2006167835A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Fujibo Holdings Inc | 軟質プラスチックシート及び軟質プラスチックシートの装着方法 |
| JP2010094805A (ja) * | 2010-02-01 | 2010-04-30 | Fujibo Holdings Inc | 研磨加工方法 |
| KR101238607B1 (ko) | 2011-07-13 | 2013-02-28 | 주식회사 엘지실트론 | 템플레이트 어셈블리 정렬장치 및 방법 |
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