JPH1146325A - パノラマ撮像装置 - Google Patents

パノラマ撮像装置

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Publication number
JPH1146325A
JPH1146325A JP9199895A JP19989597A JPH1146325A JP H1146325 A JPH1146325 A JP H1146325A JP 9199895 A JP9199895 A JP 9199895A JP 19989597 A JP19989597 A JP 19989597A JP H1146325 A JPH1146325 A JP H1146325A
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JP
Japan
Prior art keywords
image
reflecting
rotating shaft
dimensional imaging
lens system
Prior art date
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Application number
JP9199895A
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English (en)
Inventor
Tomonori Ikumi
智則 伊久美
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影に要する時間の短縮化を図り、1次元撮像
素子、結像レンズ系及び反射面の位置合わせを簡単に精
度よく行い、回転時の安定性を確保する。 【解決手段】装置本体22内に回転軸25を回転自在に
設け、この回転軸の所定の位置に、複数の1次元撮像素
子26を配置した回路基板27、各1次元撮像素子にそ
れぞれ被写体像を結像させる複数の結像レンズ系28を
取付けたレンズ取付け板29、各1次元撮像素子に対応
して複数の反射面30を有する反射部材31をそれぞれ
Eリング33,38,40とキー部材37,39,41
を使用して固定し、各1次元撮像素子、各結像レンズ
系、各反射面を回転軸とともに一体的に回転し、各撮影
窓24からの被写体像をそれぞれ各反射面で反射し各結
像レンズ系により各1次元撮像素子上に結像してパノラ
マ撮影を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1次元撮像素子を
用いて周囲360度の画像を撮影するパノラマ撮像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より人間の目で見たものにより近い
かたちで画像を記録・再生するという試みが種々為され
ている。例えば、通常の35mm方式のカメラでは所定
の範囲の画像しか撮影できないが、より広角な画像を得
るために、風景などの被写体を撮影した画像をつなぎ合
わせて鑑賞する方法、いわゆるパノラマ写真がある。こ
の方法を採用すれば周囲360度の画像を再現し鑑賞す
ることが可能となる。
【0003】また、近年のコンピュータ関連技術の発展
により、コンピュータの中でアクティブに撮影画像を再
現しようというものがある。この例としては、Quic
kTime VR(Virtual Reality)
と呼ばれるものがある。これは、カメラの回り360度
に関して一定の角度で分割して複数枚撮影を行い、画像
処理技術により1枚の画像につなぎ合わせてコンピュー
タ画面上で再現するというものである。
【0004】コンピュータ画面上での再現の方法につい
て述べると、図11の(a) は自動車の内部の様子を示す
初期画面であり、図中手のマークはコンピュータに接続
したマウスなどのポインティングデバイスの操作によっ
て動くカーソルである。ユーザがドラッグとよばれるポ
インティングデバイスのボタンを押しながらカーソルを
動かす操作を行うと、それに連動して画面上の画像は図
11の(b) に示すように別の視野角の画像になる。引き
続きドラッグ操作を続けると画像はさらに動いて図11
の(c) に示すようになる。そして、さらにドラッグを続
けると自動車の内部後方も見渡せるようになり、このよ
うにして1周することで自動車の内部が360度見渡せ
ることになる。また、ユーザがキーボードの所定のボタ
ンを操作することでカメラのズーミングに相当する画像
の拡大、縮小も可能となる。
【0005】このような画像を簡単に撮影する装置とし
ては、例えば、特開平8−275066号公報に記載さ
れたものが知られている。これは、図12に示すよう
に、カメラの筐体である暗箱1と、この暗箱1に取付け
られたレンズ2と、暗箱1内のレンズ2によって像が結
ばれる面に設けられた1ラインCCD4と、暗箱1を回
転させるためのモータ3と、基準位置を0°として、暗
箱1が基準位置からどれだけ回転した位置にあるのかを
検出する角度検出装置5と、1ラインCCD4からのア
ナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器6
と、1ラインCCD4からのアナログ信号を画像メモリ
7に書き込む際のタイミング及びアドレスを、角度検出
装置5からの信号に基づいて演算により求め、その結果
をメモリ書き込みタイミング及びアドレス信号として出
力する書き込み制御装置8と、同期信号発生回路9から
のタイミング信号に基づいて画像データを画像メモリ7
から読み出す際のタイミング及びアドレスを演算により
求め、その結果をメモリ読み出しタイミング及びアドレ
ス信号として出力する読み出し制御装置10と、この読
み出し制御装置10からのメモリ読み出しタイミング及
びアドレス信号に基づいて画像メモリ7から読み出され
る画像データデジタル信号を画像データアナログ信号に
変換するD/A変換器11と、同期信号発生回路9から
の映像同期信号と画像データアナログ信号を重畳して映
像信号を出力する重畳回路12とで構成している。これ
は、モータ3により暗箱1を回転し、この回転に同期し
て1ラインCCD4で縦方向の走査を行って撮影を行
い、A/D変換した画像データを画像メモリ7に順次格
納し、最終的に1回転した時点で周囲360度のパノラ
マ画像を得るというものである。この装置は、通常のス
チルカメラによって撮影する場合とは異なり、分割画像
のつなぎ合わせという後処理は不要になるという利点を
有している。
【0006】パノラマ画像を撮影することを目的として
はいないが、多方向の画像を簡単の撮影する装置として
は、特開平4−152765号公報に記載されたものが
知られている。これは図13に示すように、4面の反射
面を持つ多面ミラー15を設け、4方向の被写体からの
射出光を多面ミラー15の各反射面で反射させた後、共
通の結像レンズ16を介して各方向に対応して4個配置
したCCD等の撮像素子17にそれぞれ結像させるよう
に構成したもので、同時に4方向の撮影ができるという
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−27506
6号公報記載のものは、後処理としての画像のつなぎ合
わせ処理は不要になるが、暗箱を回転させながらレンズ
を介して常に一方向の画像を取込む方式になっているた
め、360度のパノラマ画像を取込むには暗箱を1回転
させなければならず、時間がかかるという問題があっ
た。また、特開平4−152765号公報記載のもの
は、つなぎパノラマ撮影を目的にしていないので、4個
配置した撮像素子間で被写体の結像位置関係を正確に定
めてはいない。このため、これをつなぎパノラマ撮影に
適用すると、隣合った撮像素子間で撮影した画像に上下
方向のずれや左右方向の重複あるいは欠如が発生するお
それがあった。すなわち、この公報記載のものはそのま
まではつなぎパノラマ撮影には適用できないという問題
があった。
【0008】そこで、各請求項記載の発明は、パノラマ
撮影において、後処理としての画像のつなぎ合わせ処理
を不要にできるのは勿論、撮影に要する時間の短縮化を
図ることができ、しかも、1次元撮像素子、結像レンズ
系及び反射面の位置合わせが比較的簡単に精度よくで
き、かつ、回転時における安定性を確保できるパノラマ
撮像装置を提供する。
【0009】また、請求項2及び3記載の発明は、さら
に、1次元撮像素子からの画像信号の外部への取出しが
スムーズにでき、しかも信頼性を向上できるパノラマ撮
像装置を提供する。また、請求項4記載の発明は、さら
に、各1次元撮像素子が撮像した画像のつなぎ合わせが
スムーズにできるパノラマ撮像装置を提供する。また、
請求項5記載の発明は、さらに、各1次元撮像素子を配
置する基板の面積を小さくでき、装置の小形化を図るこ
とができるパノラマ撮像装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の1次元撮像素子を配置した基板と、各1次元撮像
素子にそれぞれ被写体像を結像させる複数の結像レンズ
系を取付けたレンズ取付け板と、各1次元撮像素子に対
応して複数の反射面を有し、この各反射面を結像レンズ
系の光軸に対して同じ角度に傾斜させ、被写体像を取込
む光路を反射により折曲げて結像レンズ系に導く反射部
材と、基板、レンズ取付け板及び反射部材を取付けた回
転自在な回転軸とを備え、回転軸の回転により各1次元
撮像素子、各結像レンズ系及び各反射面が回転軸の回り
を一体的に回転することにある。請求項2記載の発明
は、複数の1次元撮像素子を配置した基板と、各1次元
撮像素子にそれぞれ被写体像を結像させる複数の結像レ
ンズ系を取付けたレンズ取付け板と、各1次元撮像素子
に対応して複数の反射面を有し、この各反射面を結像レ
ンズ系の光軸に対して同じ角度に傾斜させ、被写体像を
取込む光路を反射により折曲げて結像レンズ系に導く反
射部材と、基板、レンズ取付け板及び反射部材を取付け
た回転自在な回転軸と、基板に取付けた、各1次元撮像
素子からの画像電気信号を画像光信号に変換して送信す
る送信手段と、回転軸に取付けた、送信手段からの光信
号を受光する受光部材と、回転軸内に形成し、受光部材
が受光した光信号を回転軸の軸方向に沿って一端側に案
内する案内路と、回転軸の一端側外部に配置し、案内路
を通過してきた光信号を受信して画像電気信号に変換す
る受信手段とを備え、回転軸の回転により各1次元撮像
素子、各結像レンズ系及び各反射面が回転軸の回りを一
体的に回転することにある。
【0011】請求項3記載の発明は、複数の1次元撮像
素子を配置した基板と、各1次元撮像素子にそれぞれ被
写体像を結像させる複数の結像レンズ系を取付けたレン
ズ取付け板と、各1次元撮像素子に対応して複数の反射
面を有し、この各反射面を結像レンズ系の光軸に対して
同じ角度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射によ
り折曲げて結像レンズ系に導く反射部材と、基板、レン
ズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸
と、基板に取付けた、各1次元撮像素子からの画像電気
信号を画像光信号に変換して送信する送信手段と、回転
軸に取付けた、送信手段からの光信号を受光する受光部
材と、回転軸内に配置し、受光部材が受光した光信号を
回転軸の軸方向に沿って一端側に案内する光ファイバ
と、回転軸の一端側外部に配置し、光ファイバを通過し
てきた光信号を受信して画像電気信号に変換する受信手
段とを備え、回転軸の回転により各1次元撮像素子、各
結像レンズ系及び各反射面が回転軸の回りを一体的に回
転することにある。
【0012】請求項4記載の発明は、複数の1次元撮像
素子を配置した基板と、各1次元撮像素子にそれぞれ被
写体像を結像させる複数の結像レンズ系を取付けたレン
ズ取付け板と、各1次元撮像素子に対応して複数の反射
面を有し、この各反射面を結像レンズ系の光軸に対して
同じ角度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射によ
り折曲げて結像レンズ系に導く反射部材と、基板、レン
ズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸と
を備え、基板に対して各1次元撮像素子をその画素配列
方向の延長線が回転軸上において交わるように配置し、
回転軸の回転により各1次元撮像素子、各結像レンズ系
及び各反射面が回転軸の回りを一体的に回転することに
ある。
【0013】請求項5記載の発明は、複数の1次元撮像
素子を配置した基板と、各1次元撮像素子にそれぞれ被
写体像を結像させる複数の結像レンズ系を取付けたレン
ズ取付け板と、各1次元撮像素子に対応して複数の反射
面を有し、この各反射面を結像レンズ系の光軸に対して
同じ角度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射によ
り折曲げて結像レンズ系に導く反射部材と、基板、レン
ズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸と
を備え、基板に対して各1次元撮像素子をその画素配列
方向の先端が回転軸の周面に沿ってこの回転軸の半径方
向に入り込むように配置し、回転軸の回転により各1次
元撮像素子、各結像レンズ系及び各反射面が回転軸の回
りを一体的に回転することにある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1はパノラマ撮像装置21の外観を示
す斜視図で、円柱形状の装置本体22とこの装置本体2
2を回転駆動する同じく円柱形状の駆動部23とで構成
している。前記装置本体22には透明部材で塞いだ縦長
な撮影窓24を円周面に沿って等間隔に6ヵ所形成して
いる。
【0015】前記パノラマ撮像装置21内の構成は、図
2に示すように、中心に回転自在な回転軸25を設け、
この回転軸25に、例えばCCDラインセンサからなる
複数の1次元撮像素子26を配置した円盤形状のプリン
ト回路基板27、各1次元撮像素子26にそれぞれ被写
体像を結像させる複数の結像レンズ系28を取付けた円
盤形状のレンズ取付け板29及び各1次元撮像素子26
に対応して複数の反射面30を有し、この各反射面30
を前記各結像レンズ系28の光軸に対して同じ角度に傾
斜させ、前記各撮影窓24を介して取込む被写体像の光
路を反射により略直角に折曲げて前記各結像レンズ系2
8に導く逆角錐形状の反射部材31を所定の間隔を開け
て取付けている。
【0016】具体的には、図3及び図4に示すように、
前記回転軸25の下端側となる一端側を所定の長さ残し
た位置に円周に沿って溝32を形成し、この溝32にE
リング33を嵌込み、前記各1次元撮像素子26を配置
した回路基板27の中心に開けた孔34を回転軸25の
上端側となる他端側からその回転軸25に挿入し、前記
Eリング33によって下方向の位置決めを行い、前記回
転軸25の周面に縦方向に形成した所定長のキー溝35
と前記回路基板27の孔34の内周面に形成した凹部3
6との間に円柱状のキー部材37を嵌合することで前記
回路基板27を前記回転軸25に固定している。
【0017】前記複数の結像レンズ系28を取付けたレ
ンズ取付け板29も同様に、前記回路基板27の位置よ
りも所定距離上方の位置、すなわち、前記各結像レンズ
系28が前記各1次元撮像素子26の受光面において結
像する位置に、Eリング38とキー部材39により前記
回転軸25に固定している。前記反射部材31も同様
に、前記レンズ取付け板29の位置よりも所定距離上方
の位置に、Eリング40とキー部材41により前記回転
軸25に固定している。そして、前記回転軸25におけ
る前記回路基板27の固定位置よりも所定距離下方の位
置に、Eリング42とキー部材43により前記回路基板
27、レンズ取付け板29及び反射部材31を収納し、
前記撮影窓24を設けた円筒形状のハウジング44の底
部を固定して前記装置本体22を形成している。
【0018】また、図5に示すように、前記回路基板2
7には6個の1次元撮像素子26a,26b,26c,
26d,26e,26fを、その画素配列方向の延長線
が前記回転軸25上にて交わるように、60度間隔で放
射状に配置し、その各1次元撮像素子26a〜26fの
上に位置して6個の結像レンズ系28a,28b,28
c,28d,28e,28fを配置している。そして、
前記反射部材31として反射面が6面30a,30b,
30c,30d,30e,30fの逆角錐形状の反射部
材を使用し、その各反射面30a〜30fの中央部が前
記各結像レンズ系28a〜28fの上に位置し、かつ、
前記各撮影窓24の中央部にも位置するように前記反射
部材31を固定している。
【0019】なお、前記各1次元撮像素子26(26a
〜26f)としては、モノクロ対応の場合は1列の画素
配列のものを使用し、また、カラー対応の場合は、1列
の画素配列に対してRGBのフィルタを順番に配列した
タイプのものや3列の画素配列に対して各列にRGBの
フィルタを個々に配列したタイプのものを使用する。ま
た、前記反射部材31としては各反射面を一体化したプ
リズム状のものであっても、各反射面を板状ミラーで形
成し、各板状ミラーを部材本体に固定したものであって
もよい。
【0020】前記回転軸25の一端側の残りの部分を前
記駆動部23の中央部に形成した2つのベアリング軸受
け45,46に回転自在に支持している。そして、前記
回転軸25の一端を下側のベアリング軸受け46から若
干下方に突出させ、この突出部にギア47を固定してい
る。一方、前記駆動部23にステッピングモータ48を
設け、このステッピングモータ48の回転力を、ギア列
やタイミングベルト等からなる伝達機構49を介して前
記回転軸25に取付けたギア47に伝達するようになっ
ている。
【0021】前記回転軸25の一端側には、図6に示す
ように、一端から前記回路基板27の固定位置とハウジ
ング44の底部固定位置の中間部に延出し、かつ、その
中間部において回転軸25の周面方向に折り曲がって外
部に抜ける略L字形状の円形の孔50を設けている。そ
して、この孔50が抜ける回転軸25の円周部に光ファ
イバ51を接続した受光部材としてのカップリングレン
ズ52を前記光ファイバ51を孔50内に挿入して嵌込
み、前記光ファイバ51の先端を前記回転軸25の一端
から若干吐出させている。なお、この場合、光ファイバ
51を挿入する孔50は必ずしもL字形状である必要は
ない。
【0022】前記回路基板27の底面に、送信手段とし
て、前記各1次元撮像素子26(26a〜26f)から
の画像電気信号を画像光信号に変換して各撮像素子毎に
順次シリアルに送信する発光素子53を、その発光素子
53の発光面が前記カップリングレンズ52に若干の間
隔を開けて対向するようにして取付けている。また、前
記駆動部23内に、受信手段として、前記光ファイバ5
1の先端に受光面を対向配置した受光素子54をプリン
ト回路基板55の上に載せて設けている。
【0023】このような構成においては、装置本体22
に設けた6ヵ所の撮影窓24からそれぞれ被写体像が取
込まれ、反射部材31の各反射面30a〜30fで反射
し、各結像レンズ系28a〜28fを介して各1次元撮
像素子26a〜26fの画素上に結像する。そして、各
1次元撮像素子26a〜26fからシリアルな画像電気
信号が出力され、これが順次、画像光信号に変換されて
発光素子53からカップリングレンズ52及び光ファイ
バ51を介して受光素子54に受光され、再度画像電気
信号に変換される。
【0024】今、ステッピングモータ48を回転する
と、伝達機構49及びギア47を介して回転軸25が回
転し、これに伴って、プリント回路基板27、レンズ取
付け板29、反射部材31及びハウジング44が一体的
に回転する。従って、各撮影窓24、反射部材31の各
反射面30a〜30f、各結像レンズ系28a〜28f
及び各1次元撮像素子26a〜26fの位置関係は固定
された状態で各撮影窓24から取込まれる被写体像が変
化する。そして、装置本体22が60度回転すると、1
次元撮像素子は回転方向に隣合う1次元撮像素子が最初
に撮像した画像と同じ画像を撮像するようになる。
【0025】従って、この時点において、各1次元撮像
素子26a〜26fからの画像信号を電気的処理によっ
てつなぎ合わせれば360度のパノラマ画像が得られる
ことになる。このように、装置本体22が最低60度回
転すれば直ちに360度のパノラマ画像が得られるの
で、撮影に要する時間の短縮化を図ることができる。し
かも、画像信号の電気的処理によって画像をつなぎ合わ
せるので、パノラマ画像を直接得ることができ、スチル
カメラのような撮影した写真を後でつなぎ合わせるよう
な面倒な処理は不要となる。
【0026】また、回転軸25に対して、1次元撮像素
子26a〜26fを配置したプリント回路基板27、結
像レンズ系28a〜28fを取付けたレンズ取付け部材
29及び反射面30a〜30fを設けた反射部材31を
Eリング33,38,40によって回転方向も含めて位
置決めし、かつキー部材37,39,41を使用して一
体的に固定しているので、1次元撮像素子26a〜26
f、結像レンズ系28a〜28f及び反射部材31の各
反射面30a〜30fの位置合わせは、Eリング33,
38,40を取付けるピッチの精度を高くすることで比
較的簡単に精度よくできる。
【0027】なお、回路基板27、レンズ取付け板29
及び反射部材31の位置関係の精度はピッチのみでな
く、傾きの影響も受けるのでEリング33,38,40
の径をある程度大きくして回転軸25に対する垂直度を
高める方がよい。また、図7に示すように、Eリング3
3の上に回路基板27の垂直度を保証する支持部材56
を回転軸25を貫通させて配置してもよい。なお、ここ
では回路基板27の垂直度を保証する場合について述べ
たが、この構成をレンズ取付け板29や反射部材31や
ハウジング44などの垂直度の保証にも適用できるのは
勿論である。
【0028】さらにまた、図8に示すように、断面T字
形の支持部材57を回転軸25を貫通させて回路基板2
7の下に配置し、この支持部材57のフランジ部57a
と前記回路基板27との間に回転軸25に平行な基準孔
58を開けてこの基準孔58に基準ピン59を挿入し、
また、この支持部材57と前記回転軸25との間に回転
軸25に垂直な基準孔60を開けてこの基準孔60に基
準ピン61を挿入して高さ方向と回転方向の両方の位置
決めを行ってもよい。この場合、回転方向の位置決めは
支持部材57のフランジ部57aと回路基板27との間
に設けた基準孔58の位置によって行えるので、回転軸
25にキー溝35を設けるとともに回路基板27に凹部
36を設けてキー部材37を嵌合させる構成は不要にで
きる。また、高さ方向の位置決めは支持部材57と回転
軸25との間に設けた基準孔60の位置によって行える
ので、Eリング33による位置決めは不要となる。な
お、ここでは回路基板27の位置決めについて述べた
が、この構成をレンズ取付け板29や反射部材31やハ
ウジング44などの位置決めに適用できるのは勿論であ
る。
【0029】また、反射部材31は回転軸25に対して
接触する孔の長さが長いので、回転軸25の真直度の精
度を高め、また、反射部材31の孔の精度を高めること
で各反射面30a〜30fの傾きの精度を充分に高める
ことができる。また、回転軸25に1次元撮像素子26
a〜26fを配置したプリント回路基板27、結像レン
ズ系28a〜28fを取付けたレンズ取付け部材29及
び反射面30a〜30fを設けた反射部材31を固定し
一体的に回転するようになっているので、回転時におけ
る安定性を確保できる。
【0030】また、回転軸25と一体的に回転する回路
基板27に配置した各1次元撮像素子26a〜26fか
らの画像信号の外部への取出しを、発光素子53、カッ
プリングレンズ52、光ファイバ51及び受光素子54
を使用して光通信により非接触で行い、しかも、回転軸
25内を通して通信を行っているので、回転による悪影
響を受けることなく画像信号を外部にスムーズに取り出
すことができ、しかも信頼性を向上できる。
【0031】また、回路基板27に対して、6個の1次
元撮像素子26a,26b,26c,26d,26e,
26fを、その画素配列方向の延長線が回転軸25上に
て交わるように60度間隔で放射状に配置しているの
で、全ての1次元撮像素子26a〜26fへの被写体像
の撮像方向が回転軸25に向かう方向となるため、各1
次元撮像素子26a〜26fからの画像信号を電気的に
処理してつなぎ合わせるときの処理が簡単になり、処理
のスピードアップを図ることができる。なお、各1次元
撮像素子26a〜26fの画素配列方向は回転半径方向
であり、これは被写体像の縦方向に相当することにな
り、従って、各1次元撮像素子における半径方向の結像
位置の回転軸25の中心からの距離が互いに等しいこと
が望ましいが、半径方向の結像位置は撮像素子の画素配
列において実際に使用する画素位置を変化させるなどの
電気的補正により容易に調整ができる。
【0032】なお、プリント回路基板は、通常はガラス
エポキシ等からなり、この種の材料は高精度な孔開けが
困難であり、また、剛性も高いものではない。このた
め、前記プリント回路基板27としては、通常の回路基
板の下に補強用の専用の基板を張合わせたものを使用す
ることが望ましい。
【0033】なお、この実施の形態では、6個の1次元
撮像素子を、その画素配列方向の延長線が回転軸上にて
交わるように60度間隔で放射状に配置した場合につい
て述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、要
は、複数個の1次元撮像素子を、その画素配列方向の延
長線が回転軸上にて交わるように等角度間隔で放射状に
配置していればよい。この場合、1次元撮像素子の数に
応じて結像レンズ系、反射部材の反射面、撮影窓の数及
び配置角度間隔が変化するのは勿論である。
【0034】なお、回転軸25の一端側に略L字形状の
円形の孔50を形成し、この孔内に光ファイバ51を接
続したカップリングレンズ52を、光ファイバ51を挿
入して嵌込む構成にしたが必ずしもこれに限定するもの
ではなく、図9に示す構成であってもよい。すなわち、
略L字形状の孔50の突当たりの角部を45度の傾斜面
とし、この傾斜面に反射ミラー62を取付け、カップリ
ングレンズ52を通過した画像光信号を前記反射ミラー
62で反射し回転軸25の中心を通して受光素子54に
到達させる構成であってもよい。この場合は、孔50が
直接、光信号の案内路を形成することになる。
【0035】また、この実施の形態では、回路基板27
に対して、6個の1次元撮像素子26a,26b,26
c,26d,26e,26fを、その画素配列方向の延
長線が回転軸25上にて交わるように60度間隔で放射
状に配置した場合について述べたが必ずしもこれに限定
するものではなく、図9に示すように、プリント回路基
板71に対して、4個の1次元撮像素子72a,72
b,72c,72dを、その画素配列方向の先端が回転
軸25の周面に沿ってこの回転軸25の半径方向に入り
込むように配置してもよい。すなわち、前記各1次元撮
像素子72a,72b,72c,72dは画素配列の方
向が互いに直交する向きに配置され、各向きにおいて画
素配列方向の先端が回転軸25の周面位置よりも半径方
向の内側に入り込むように配置している。1次元撮像素
子72aを例にとって説明すると、図10の上向きの法
線方向から左に平行移動し、さらに、下に平行移動して
1次元撮像素子72aの下端が回転軸25よりも下にな
るように配置している。
【0036】そして、各1次元撮像素子72a,72
b,72c,72dの配置に対応して4個の結像レンズ
系73a,73b,73c,73dを配置するとともに
逆四角錐状の反射部材74の各反射面75a,75b,
75c,75dを配置している。
【0037】このように1次元撮像素子を回路基板71
上に配置することで、回路基板71の半径を小さくで
き、すなわち、回路基板の面積を小さくでき、従って、
装置全体の小形化を図ることができる。なお、この場合
は各1次元撮像素子が撮像する画像が横方向に若干ずれ
ることになるが、被写体像の位置が離れていればパノラ
マ画像作成上問題にはならない。なお、この場合も1次
元撮像素子の数は4個に限定するものではない。
【0038】
【発明の効果】各請求項記載の発明によれば、パノラマ
撮影において、後処理としての画像のつなぎ合わせ処理
を不要にできるのは勿論、撮影に要する時間の短縮化を
図ることができ、しかも、1次元撮像素子、結像レンズ
系及び反射面の位置合わせが比較的簡単に精度よくで
き、かつ、回転時における安定性を確保できる。
【0039】また、請求項2及び3記載の発明によれ
ば、さらに、1次元撮像素子からの画像信号の外部への
取出しがスムーズにでき、しかも信頼性を向上できる。
また、請求項4記載の発明によれば、さらに、各1次元
撮像素子が撮像した画像のつなぎ合わせがスムーズにで
きる。また、請求項5記載の発明によれば、さらに、各
1次元撮像素子を配置する基板の面積を小さくでき、装
置の小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の外観を示す斜視図。
【図2】同実施の形態における装置の内部構成を示す縦
断面図。
【図3】同実施の形態における回転軸に対するプリント
回路基板の位置決め及び固定を説明するための部分横断
面図。
【図4】同実施の形態における回転軸に対するプリント
回路基板の位置決め及び固定を説明するための部分縦断
面図。
【図5】同実施の形態における1次元撮像素子の配置例
と結像レンズ系及び反射部材の反射面の関係を示す平面
図。
【図6】同実施の形態における回転軸の一端側に形成し
た光信号の送信経路の構成を示す部分縦断面図。
【図7】回転軸に対するプリント回路基板の位置決め及
び固定の他の例を示す部分縦断面図。
【図8】回転軸に対するプリント回路基板の位置決め及
び固定の別の他の例を示す部分縦断面図。
【図9】回転軸の一端側に形成した光信号の送信経路の
他の構成例を示す部分縦断面図。
【図10】1次元撮像素子の他の配置例と結像レンズ系
及び反射部材の反射面の関係を示す平面図。
【図11】Quick Time VRについて説明す
るための図。
【図12】従来例を示すブロック図。
【図13】他の従来例を示す図。
【符号の説明】
21…パノラマ撮像装置 22…装置本体 23…駆動部 24…撮影窓 25…回転軸 26,26a〜26f…1次元撮像素子 27…プリント回路基板 28,28a〜28f…結像レンズ系 29…レンズ取付け板 30,30a〜30f…反射面 31…反射部材 48…ステッピングモータ 51…光ファイバ 52…カップリングレンズ(受光部材) 53…発光素子(送信手段) 54…受光素子(受信手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の1次元撮像素子を配置した基板
    と、前記各1次元撮像素子にそれぞれ被写体像を結像さ
    せる複数の結像レンズ系を取付けたレンズ取付け板と、
    前記各1次元撮像素子に対応して複数の反射面を有し、
    この各反射面を前記結像レンズ系の光軸に対して同じ角
    度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射により折曲
    げて前記結像レンズ系に導く反射部材と、前記基板、レ
    ンズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸
    とを備え、前記回転軸の回転により前記各1次元撮像素
    子、各結像レンズ系及び各反射面が前記回転軸の回りを
    一体的に回転することを特徴とするパノラマ撮像装置。
  2. 【請求項2】 複数の1次元撮像素子を配置した基板
    と、前記各1次元撮像素子にそれぞれ被写体像を結像さ
    せる複数の結像レンズ系を取付けたレンズ取付け板と、
    前記各1次元撮像素子に対応して複数の反射面を有し、
    この各反射面を前記結像レンズ系の光軸に対して同じ角
    度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射により折曲
    げて前記結像レンズ系に導く反射部材と、前記基板、レ
    ンズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸
    と、前記基板に取付けた、前記各1次元撮像素子からの
    画像電気信号を画像光信号に変換して送信する送信手段
    と、前記回転軸に取付けた、前記送信手段からの光信号
    を受光する受光部材と、前記回転軸内に形成し、前記受
    光部材が受光した光信号を前記回転軸の軸方向に沿って
    一端側に案内する案内路と、前記回転軸の一端側外部に
    配置し、前記案内路を通過してきた光信号を受信して画
    像電気信号に変換する受信手段とを備え、前記回転軸の
    回転により前記各1次元撮像素子、各結像レンズ系及び
    各反射面が前記回転軸の回りを一体的に回転することを
    特徴とするパノラマ撮像装置。
  3. 【請求項3】 複数の1次元撮像素子を配置した基板
    と、前記各1次元撮像素子にそれぞれ被写体像を結像さ
    せる複数の結像レンズ系を取付けたレンズ取付け板と、
    前記各1次元撮像素子に対応して複数の反射面を有し、
    この各反射面を前記結像レンズ系の光軸に対して同じ角
    度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射により折曲
    げて前記結像レンズ系に導く反射部材と、前記基板、レ
    ンズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸
    と、前記基板に取付けた、前記各1次元撮像素子からの
    画像電気信号を画像光信号に変換して送信する送信手段
    と、前記回転軸に取付けた、前記送信手段からの光信号
    を受光する受光部材と、前記回転軸内に配置し、前記受
    光部材が受光した光信号を前記回転軸の軸方向に沿って
    一端側に案内する光ファイバと、前記回転軸の一端側外
    部に配置し、前記光ファイバを通過してきた光信号を受
    信して画像電気信号に変換する受信手段とを備え、前記
    回転軸の回転により前記各1次元撮像素子、各結像レン
    ズ系及び各反射面が前記回転軸の回りを一体的に回転す
    ることを特徴とするパノラマ撮像装置。
  4. 【請求項4】 複数の1次元撮像素子を配置した基板
    と、前記各1次元撮像素子にそれぞれ被写体像を結像さ
    せる複数の結像レンズ系を取付けたレンズ取付け板と、
    前記各1次元撮像素子に対応して複数の反射面を有し、
    この各反射面を前記結像レンズ系の光軸に対して同じ角
    度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射により折曲
    げて前記結像レンズ系に導く反射部材と、前記基板、レ
    ンズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸
    とを備え、前記基板に対して前記各1次元撮像素子をそ
    の画素配列方向の延長線が前記回転軸上において交わる
    ように配置し、前記回転軸の回転により前記各1次元撮
    像素子、各結像レンズ系及び各反射面が前記回転軸の回
    りを一体的に回転することを特徴とするパノラマ撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の1次元撮像素子を配置した基板
    と、前記各1次元撮像素子にそれぞれ被写体像を結像さ
    せる複数の結像レンズ系を取付けたレンズ取付け板と、
    前記各1次元撮像素子に対応して複数の反射面を有し、
    この各反射面を前記結像レンズ系の光軸に対して同じ角
    度に傾斜させ、被写体像を取込む光路を反射により折曲
    げて前記結像レンズ系に導く反射部材と、前記基板、レ
    ンズ取付け板及び反射部材を取付けた回転自在な回転軸
    とを備え、前記基板に対して前記各1次元撮像素子をそ
    の画素配列方向の先端が前記回転軸の周面に沿ってこの
    回転軸の半径方向に入り込むように配置し、前記回転軸
    の回転により前記各1次元撮像素子、各結像レンズ系及
    び各反射面が前記回転軸の回りを一体的に回転すること
    を特徴とするパノラマ撮像装置。
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