JPH1146647A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JPH1146647A
JPH1146647A JP21210197A JP21210197A JPH1146647A JP H1146647 A JPH1146647 A JP H1146647A JP 21210197 A JP21210197 A JP 21210197A JP 21210197 A JP21210197 A JP 21210197A JP H1146647 A JPH1146647 A JP H1146647A
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JP
Japan
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winding
speed
fishing line
load
reduced
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JP21210197A
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Sei Nishimura
聖 西村
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣糸の巻き取りに時間がかからず、しかも竿
先の跳ね上がりを防止することができる魚釣用電動リー
ルの提供。 【解決手段】 3段階に分けられた巻き上げ速度V(分
速200m、分速150m以下で100mよりも速い、
分速100m以下)に応じて予め減速位置(P1、P
2、P3)、および減速速度(分速60m、分速50
m、分速40m)が定められている。これらの対応関係
は、RAM127(図2)に記憶されている。そして、
現在の巻き上げ速度Vに対応する減速位置に達した時点
で、この現在の巻き上げ速度Vに対応した減速速度に減
速する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用電動リールに
関し、特に巻き取り途中で一旦、減速して釣糸を巻き取
る魚釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の魚釣用電動リールの構成を説明す
る。図14に示すように、竿2の竿先2Hから釣糸10
が水中に繰り出されている。この釣糸10を電動リール
70で巻き取り、矢印90方向に引き上げる。そして、
釣糸の終端部に設けられている仕掛けが、船縁り停止位
置P6に達した時点で巻き取りを停止する。なお、釣糸
10の巻き取り速度は選択可能になっている。
【0003】図15Aに示すように、釣糸10を巻き上
げている場合、竿2の竿先2Hは仕掛けが受ける水の抵
抗や、仕掛けに掛かった魚の重さやなどで下方向に引っ
張られて撓んでいる。かりに、釣糸10を矢印90方向
に巻き上げ、仕掛けが船縁り停止位置P6に達した時点
で急に電動リールの巻き取りを停止したとすると、この
停止にともなう反動で、図15Bに示すように竿2の竿
先2Hが矢印92方向に跳ね上がってしまう。
【0004】竿先2Hに跳ね上がりが生じると、この跳
ね上がりの勢で魚をばらしてしまう(逃してしまう)お
それがある。また、船縁り停止位置P6が水面よりも上
に位置している場合、仕掛けに対する水の抵抗がなくな
るため、跳ね上がりがさらに大きくなって、仕掛けや釣
糸10に支障を来す。
【0005】このような竿先2Hの跳ね上がりを防止す
るため、船縁り停止位置P6で仕掛けを最終的に停止さ
せる前に、図14の減速位置P8で一旦、巻き取り速度
を減速する制御がある。すなわち、図15Cに示すよう
に、巻き取り速度を減速位置P8で十分に減速させ、減
速位置P8から船縁り停止位置P6までは低速で巻き上
げる。減速位置P8から船縁り停止位置P6までの減速
幅Y2が小さいため、船縁り停止位置P6における停止
時の速度変化を小さくすることができ、竿先2Hの跳ね
上がりを防止することができる。
【0006】ところが、このような制御を行った場合、
減速位置P8で減速させる際に、竿先2Hの跳ね上がり
が生じてしまう。特に高速で釣糸10を巻き上げている
場合、減速幅Y1が大きくなり、速度が急激に変化する
ために、竿先2Hの跳ね上がりが生じる。
【0007】このような不都合を解消するため、特公平
8−8826号公報に開示されている魚釣用電動リール
がある。この魚釣用電動リールは、図14に示す減速位
置P9、P8、P7でそれぞれ釣糸10の巻き取り速度
を減速させ、船縁り停止位置P6で最終的に仕掛けを停
止させる。
【0008】この魚釣用電動リールを用いた場合、図1
5Dに示すように釣糸10の巻き取り速度は段階的に減
速し、それぞれの速度変化は小さく抑えられる。これに
よって、竿先2Hの跳ね上がりを防止することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の魚釣用電動リー
ルでは、図21Dのように、釣糸10の巻き取り速度を
段階的に減速するため、減速を複数回行う必要があり、
釣糸10の巻き取りに時間がかかるという問題がある。
【0010】そこで本発明は、釣糸の巻き取りに時間が
かからず、しかも竿先の跳ね上がりを防止することがで
きる魚釣用電動リールの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る魚釣用電
動リールは、竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸を
巻き取る釣糸巻き取り手段であって、2以上の通常巻き
取り速度から選択された速度で釣糸を巻き取ることが可
能であり、かつ2以上の減速巻き取り速度に切り換えて
釣糸を巻き取ることが可能な釣糸巻き取り手段、繰り出
されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、を備え
ており、2以上の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き
取り速度とは対応しており、2以上の通常巻き取り速度
のうちの第1の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取
り速度のうちの第1の減速巻き取り速度とが対応し、2
以上の通常巻き取り速度のうちの第2の通常巻き取り速
度と2以上の減速巻き取り速度のうちの第2の減速巻き
取り速度とが対応し、第1の通常巻き取り速度は第2の
通常巻き取り速度よりも速く、第1の減速巻き取り速度
は第2の減速巻き取り速度よりも速く、釣糸巻き取り手
段は、糸長演算手段が演算した糸長が所定の基準長さに
達した時点で、選択された現在の通常巻き取り速度を、
当該通常巻き取り速度に対応した減速巻き取り速度に切
り換えて釣糸を巻き取る、ことを特徴としている。
【0012】請求項2に係る魚釣用電動リールは、竿の
糸繰り出し点から繰り出された釣糸を巻き取る釣糸巻き
取り手段であって、2以上の通常巻き取り速度から選択
された速度で釣糸を巻き取ることが可能であり、かつ1
の減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取ることが
可能な釣糸巻き取り手段、繰り出されている釣糸の糸長
を演算する糸長演算手段、を備えており、釣糸巻き取り
手段が、通常巻き取り速度から減速巻き取り速度に切り
換えるための基準となる釣糸の糸長の2以上の基準長さ
が設定されており、2以上の通常巻き取り速度と2以上
の基準長さとは対応しており、2以上の通常巻き取り速
度のうちの第1の通常巻き取り速度と2以上の基準長さ
のうちの第1の基準長さとが対応し、2以上の通常巻き
取り速度のうちの第2の通常巻き取り速度と2以上の基
準長さのうちの第2の基準長さとが対応し、第1の通常
巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度よりも速く、第
1の基準長さは第2の基準長さよりも長く、釣糸巻き取
り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が、選択された
現在の通常巻き取り速度に対応する基準長さに達した時
点で、当該通常巻き取り速度を減速巻き取り速度に切り
換えて釣糸を巻き取る、ことを特徴としている。
【0013】請求項3に係る魚釣用電動リールは、竿の
糸繰り出し点から繰り出された釣糸を巻き取る釣糸巻き
取り手段であって、2以上の通常巻き取り速度から選択
された速度で釣糸を巻き取ることが可能であり、かつ2
以上の減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取るこ
とが可能な釣糸巻き取り手段、繰り出されている釣糸の
糸長を演算する糸長演算手段、を備えており、2以上の
通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速度とは対応
しており、2以上の通常巻き取り速度のうちの第1の通
常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速度のうちの第
1の減速巻き取り速度とが対応し、2以上の通常巻き取
り速度のうちの第2の通常巻き取り速度と2以上の減速
巻き取り速度のうちの第2の減速巻き取り速度とが対応
し、第1の通常巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度
よりも速く、第1の減速巻き取り速度は第2の減速巻き
取り速度よりも速く、釣糸巻き取り手段が、通常巻き取
り速度から減速巻き取り速度に切り換えるための基準と
なる釣糸の糸長の2以上の基準長さが設定されており、
2以上の通常巻き取り速度と2以上の基準長さとは対応
しており、2以上の通常巻き取り速度のうちの第1の通
常巻き取り速度と2以上の基準長さのうちの第1の基準
長さとが対応し、2以上の通常巻き取り速度のうちの第
2の通常巻き取り速度と2以上の基準長さのうちの第2
の基準長さとが対応し、第1の通常巻き取り速度は第2
の通常巻き取り速度よりも速く、第1の基準長さは第2
の基準長さよりも長く、釣糸巻き取り手段は、糸長演算
手段が演算した糸長が、選択された現在の通常巻き取り
速度に対応する基準長さに達した時点で、当該通常巻き
取り速度に対応した減速巻き取り速度に切り換えて釣糸
を巻き取る、ことを特徴としている。
【0014】請求項4に係る魚釣用電動リールは、竿の
糸繰り出し点から繰り出された釣糸を巻き取る釣糸巻き
取り手段であって、通常巻き取り速度で釣糸を巻き取る
ことが可能であり、かつ2以上の減速巻き取り速度に切
り換えて釣糸を巻き取ることが可能な釣糸巻き取り手
段、繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手
段、釣糸の巻き取りの負荷を計測する負荷計測手段、を
備えており、負荷計測手段が計測する負荷と2以上の減
速巻き取り速度とは対応しており、負荷計測手段が計測
する負荷のうちの第1の負荷と2以上の減速巻き取り速
度のうちの第1の減速巻き取り速度とが対応し、負荷計
測手段が計測する負荷のうちの第2の負荷と2以上の減
速巻き取り速度のうちの第2の減速巻き取り速度とが対
応し、第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の減
速巻き取り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速く、
釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が所
定の基準長さに達した時点で、通常巻き取り速度を、負
荷計測手段が計測した現在の負荷に対応した減速巻き取
り速度に切り換えて釣糸を巻き取る、ことを特徴として
いる。
【0015】請求項5に係る魚釣用電動リールは、竿の
糸繰り出し点から繰り出された釣糸を巻き取る釣糸巻き
取り手段であって、通常巻き取り速度で釣糸を巻き取る
ことが可能であり、かつ1の減速巻き取り速度に切り換
えて釣糸を巻き取ることが可能な釣糸巻き取り手段、繰
り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、釣
糸の巻き取りの負荷を計測する負荷計測手段、を備えて
おり、釣糸巻き取り手段が、通常巻き取り速度から減速
巻き取り速度に切り換えるための基準となる釣糸の糸長
の2以上の基準長さが設定されており、負荷計測手段が
計測する負荷と2以上の基準長さとは対応しており、負
荷計測手段が計測する負荷のうちの第1の負荷と2以上
の基準長さのうちの第1の基準長さとが対応し、負荷計
測手段が計測する負荷のうちの第2の負荷と2以上の基
準長さのうちの第2の基準長さとが対応し、第1の負荷
は第2の負荷よりも大きく、第1の基準長さは第2の基
準長さよりも長く、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段
が演算した糸長が、負荷計測手段が計測した現在の負荷
に対応する基準長さに達した時点で、通常巻き取り速度
を減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る、こと
を特徴としている。
【0016】請求項6に係る魚釣用電動リールは、竿の
糸繰り出し点から繰り出された釣糸を巻き取る釣糸巻き
取り手段であって、通常巻き取り速度で釣糸を巻き取る
ことが可能であり、かつ2以上の減速巻き取り速度に切
り換えて釣糸を巻き取ることが可能な釣糸巻き取り手
段、繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手
段、釣糸の巻き取りの負荷を計測する負荷計測手段、を
備えており、負荷計測手段が計測する負荷と2以上の減
速巻き取り速度とは対応しており、負荷計測手段が計測
する負荷のうちの第1の負荷と2以上の減速巻き取り速
度のうちの第1の減速巻き取り速度とが対応し、負荷計
測手段が計測する負荷のうちの第2の負荷と2以上の減
速巻き取り速度のうちの第2の減速巻き取り速度とが対
応し、第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の減
速巻き取り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速く、
釣糸巻き取り手段が、通常巻き取り速度から減速巻き取
り速度に切り換えるための基準となる釣糸の糸長の2以
上の基準長さが設定されており、負荷計測手段が計測す
る負荷と2以上の基準長さとは対応しており、負荷計測
手段が計測する負荷のうちの第1の負荷と2以上の基準
長さのうちの第1の基準長さとが対応し、負荷計測手段
が計測する負荷のうちの第2の負荷と2以上の基準長さ
のうちの第2の基準長さとが対応し、第1の負荷は第2
の負荷よりも大きく、第1の基準長さは第2の基準長さ
よりも長く、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算
した糸長が、負荷計測手段が計測した現在の負荷に対応
する基準長さに達した時点で、通常巻き取り速度を、当
該負荷に対応した減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を
巻き取る、ことを特徴としている。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る魚釣用電動リールにおい
ては、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸
長が所定の基準長さに達した時点で、選択された現在の
通常巻き取り速度を、当該通常巻き取り速度に対応した
減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る。
【0018】すなわち、通常巻き取り速度から減速巻き
取り速度まで、複数回に分けて段階的に減速するもので
はない。このため、釣糸の巻き取り作業が効率的であり
時間がかからない。
【0019】また、2以上の通常巻き取り速度のうちの
第1の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速度の
うちの第1の減速巻き取り速度とが対応し、2以上の通
常巻き取り速度のうちの第2の通常巻き取り速度と2以
上の減速巻き取り速度のうちの第2の減速巻き取り速度
とが対応している。そして、第1の通常巻き取り速度は
第2の通常巻き取り速度よりも速く、第1の減速巻き取
り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速い。
【0020】すなわち、比較的速い通常巻き取り速度
(第1の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場
合は、これに対応して比較的速い減速巻き取り速度(第
1の減速巻き取り速度)への減速を行なう。このため、
急激な減速を回避することができ、通常巻き取り速度か
ら減速巻き取り速度への減速時の衝撃によって、竿の糸
繰り出し点が跳ね上がることを防止できる。
【0021】また、比較的遅い通常巻き取り速度(第2
の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場合は、
これに対応して比較的遅い減速巻き取り速度(第2の減
速巻き取り速度)への減速を行なう。このように、比較
的遅い減速巻き取り速度にまで十分に減速させることが
できる。このため、減速巻き取り速度に減速した後、釣
糸の巻き取りを停止するとき、停止に至る速度変化を小
さく抑えることができ、巻き取り停止時の衝撃によっ
て、竿の糸繰り出し点が跳ね上がることを確実に防止で
きる。
【0022】なお、この場合、通常巻き取り速度は比較
的遅いため、十分に減速させても急激な減速にはならな
い。このため、通常巻き取り速度から減速巻き取り速度
への減速時の衝撃によって、竿の糸繰り出し点が跳ね上
がるおそれはない。
【0023】請求項2に係る魚釣用電動リールにおいて
は、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長
が、選択された現在の通常巻き取り速度に対応する基準
長さに達した時点で、当該通常巻き取り速度を減速巻き
取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る。
【0024】すなわち、通常巻き取り速度から減速巻き
取り速度まで、複数回に分けて段階的に減速するもので
はない。このため、釣糸の巻き取り作業が効率的であり
時間がかからない。
【0025】また、2以上の通常巻き取り速度のうちの
第1の通常巻き取り速度と2以上の基準長さのうちの第
1の基準長さとが対応し、2以上の通常巻き取り速度の
うちの第2の通常巻き取り速度と2以上の基準長さのう
ちの第2の基準長さとが対応している。そして、第1の
通常巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度よりも速
く、第1の基準長さは第2の基準長さよりも長い。
【0026】すなわち、比較的速い通常巻き取り速度
(第1の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場
合は、これに対応して釣糸の糸長が、比較的長い基準長
さ(第1の基準長さ)に達した時点で減速を行なう。こ
こで、釣糸の糸長が長い場合、水中に位置する釣糸が受
ける水の抵抗が長さに応じて大きくなり、この抵抗によ
って釣糸に生じる衝撃が抑制される。このため、竿に伝
達される衝撃を低滅させることができ、通常巻き取り速
度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃によって、竿
の糸繰り出し点が跳ね上がることを防止できる。
【0027】また、比較的遅い通常巻き取り速度(第2
の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場合は、
これに対応して釣糸の糸長が、比較的短い基準長さ(第
2の基準長さ)に達した時点で減速を行なう。すなわ
ち、この比較的短い基準長さに達するまでは減速を行な
わず、通常巻き取り速度での巻き取りを続けるため、釣
糸の巻き取り作業が効率的であり時間がかからない。
【0028】なお、この場合、通常巻き取り速度は比較
的遅いため、比較的短い基準長さに達した時点で減速を
行なっても、釣糸に生じる衝撃は小さい。このため、通
常巻き取り速度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃
によって、竿の糸繰り出し点が跳ね上がるおそれはな
い。
【0029】請求項3に係る魚釣用電動リールにおいて
は、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長
が、選択された現在の通常巻き取り速度に対応する基準
長さに達した時点で、当該通常巻き取り速度に対応した
減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る。
【0030】すなわち、通常巻き取り速度から減速巻き
取り速度まで、複数回に分けて段階的に減速するもので
はない。このため、釣糸の巻き取り作業が効率的であり
時間がかからない。
【0031】また、2以上の通常巻き取り速度のうちの
第1の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速度の
うちの第1の減速巻き取り速度とが対応し、2以上の通
常巻き取り速度のうちの第2の通常巻き取り速度と2以
上の減速巻き取り速度のうちの第2の減速巻き取り速度
とが対応している。そして、第1の通常巻き取り速度は
第2の通常巻き取り速度よりも速く、第1の減速巻き取
り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速い。
【0032】すなわち、比較的速い通常巻き取り速度
(第1の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場
合は、これに対応して比較的速い減速巻き取り速度(第
1の減速巻き取り速度)への減速を行なう。このため、
急激な減速を回避することができ、通常巻き取り速度か
ら減速巻き取り速度への減速時の衝撃によって、竿の糸
繰り出し点が跳ね上がることを防止できる。
【0033】また、比較的遅い通常巻き取り速度(第2
の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場合は、
これに対応して比較的遅い減速巻き取り速度(第2の減
速巻き取り速度)への減速を行なう。このように、比較
的遅い減速巻き取り速度にまで十分に減速させることが
できる。このため、減速巻き取り速度に減速した後、釣
糸の巻き取りを停止するとき、停止に至る速度変化を小
さく抑えることができ、巻き取り停止時の衝撃によっ
て、竿の糸繰り出し点が跳ね上がることを確実に防止で
きる。
【0034】なお、この場合、通常巻き取り速度は比較
的遅いため、十分に減速させても急激な減速にはならな
い。このため、通常巻き取り速度から減速巻き取り速度
への減速時の衝撃によって、竿の糸繰り出し点が跳ね上
がるおそれはない。
【0035】また、2以上の通常巻き取り速度のうちの
第1の通常巻き取り速度と2以上の基準長さのうちの第
1の基準長さとが対応し、2以上の通常巻き取り速度の
うちの第2の通常巻き取り速度と2以上の基準長さのう
ちの第2の基準長さとが対応している。そして、第1の
通常巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度よりも速
く、第1の基準長さは第2の基準長さよりも長い。
【0036】すなわち、比較的速い通常巻き取り速度
(第1の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場
合は、これに対応して釣糸の糸長が、比較的長い基準長
さ(第1の基準長さ)に達した時点で減速を行なう。こ
こで、釣糸の糸長が長い場合、水中に位置する釣糸が受
ける水の抵抗が長さに応じて大きくなり、この抵抗によ
って釣糸に生じる衝撃が抑制される。このため、竿に伝
達される衝撃を低滅させることができ、通常巻き取り速
度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃によって、竿
の糸繰り出し点が跳ね上がることを防止できる。
【0037】また、比較的遅い通常巻き取り速度(第2
の通常巻き取り速度)で釣糸を巻き取っている場合は、
これに対応して釣糸の糸長が、比較的短い基準長さ(第
2の基準長さ)に達した時点で減速を行なう。すなわ
ち、この比較的短い基準長さに達するまでは減速を行な
わず、通常巻き取り速度での巻き取りを続けるため、釣
糸の巻き取り作業が効率的であり時間がかからない。
【0038】なお、この場合、通常巻き取り速度は比較
的遅いため、比較的短い基準長さに達した時点で減速を
行なっても、釣糸に生じる衝撃は小さい。このため、通
常巻き取り速度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃
によって、竿の糸繰り出し点が跳ね上がるおそれはな
い。
【0039】請求項4に係る魚釣用電動リールにおいて
は、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長
が所定の基準長さに達した時点で、通常巻き取り速度
を、負荷計測手段が計測した現在の負荷に対応した減速
巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る。
【0040】すなわち、通常巻き取り速度から減速巻き
取り速度まで、複数回に分けて段階的に減速するもので
はない。このため、釣糸の巻き取り作業が効率的であり
時間がかからない。
【0041】また、負荷計測手段が計測する負荷のうち
の第1の負荷と2以上の減速巻き取り速度のうちの第1
の減速巻き取り速度とが対応し、負荷計測手段が計測す
る負荷のうちの第2の負荷と2以上の減速巻き取り速度
のうちの第2の減速巻き取り速度とが対応している。そ
して、第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の減
速巻き取り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速い。
【0042】ここで、釣糸の先端部に魚が掛かっている
場合や、大きい重りが付いている場合、その重量や水の
抵抗によって釣糸の巻き取りの負荷が大きくなり、かつ
このような場合は、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上
がり量も通常、大きくなる。このため、釣糸の巻き取り
に比較的大きい負荷(第1の負荷)が加わっている場
合、これに対応して比較的速い減速巻き取り速度(第1
の減速巻き取り速度)への減速を行なうことによって、
急激な減速を回避し、通常巻き取り速度から減速巻き取
り速度への減速時の衝撃によって、竿の糸繰り出し点が
跳ね上がることを防止できる。
【0043】また、釣糸の巻き取りに比較的小さい負荷
(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応して比
較的遅い減速巻き取り速度(第2の減速巻き取り速度)
への減速を行なう。このように、比較的遅い減速巻き取
り速度にまで十分に減速させることができる。このた
め、減速巻き取り速度に減速した後、釣糸の巻き取りを
停止するとき、停止に至る速度変化を小さく抑えること
ができ、巻き取り停止時の衝撃によって、竿の糸繰り出
し点が跳ね上がることを確実に防止できる。
【0044】なお、この場合、釣糸の巻き取りの負荷は
比較的小さく、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的遅い減速巻き取り速度に
まで十分に減速させても、通常巻き取り速度から減速巻
き取り速度への減速時の衝撃によって、竿の糸繰り出し
点が跳ね上がるおそれはない。
【0045】請求項5に係る魚釣用電動リールにおいて
は、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長
が、負荷計測手段が計測した現在の負荷に対応する基準
長さに達した時点で、通常巻き取り速度を減速巻き取り
速度に切り換えて釣糸を巻き取る。
【0046】すなわち、通常巻き取り速度から減速巻き
取り速度まで、複数回に分けて段階的に減速するもので
はない。このため、釣糸の巻き取り作業が効率的であり
時間がかからない。
【0047】また、負荷計測手段が計測する負荷のうち
の第1の負荷と2以上の基準長さのうちの第1の基準長
さとが対応し、負荷計測手段が計測する負荷のうちの第
2の負荷と2以上の基準長さのうちの第2の基準長さと
が対応している。そして、第1の負荷は第2の負荷より
も大きく、第1の基準長さは第2の基準長さよりも長
い。
【0048】ここで、釣糸の先端部に魚が掛かっている
場合や、大きい重りが付いている場合、その重量や水の
抵抗によって釣糸の巻き取りの負荷が大きくなり、かつ
このような場合は、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上
がり量も通常、大きくなる。一方、釣糸の糸長が長い場
合、水中に位置する釣糸が受ける水の抵抗が長さに応じ
て大きくなり、この抵抗によって釣糸に生じる衝撃が抑
制される。
【0049】このため、釣糸の巻き取りに比較的大きい
負荷(第1の負荷)が加わっている場合、これに対応し
て釣糸の糸長が、比較的長い基準長さ(第1の基準長
さ)に達した時点で減速を行なう。これによって、釣糸
先端部が跳ね上がろうとする勢いを、水の抵抗にしたが
って低下させることができる。したがって、通常巻き取
り速度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃によっ
て、竿の糸繰り出し点が跳ね上がることを防止できる。
【0050】また、釣糸の巻き取りに比較的小さい負荷
(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応して釣
糸の糸長が、比較的短い基準長さ(第2の基準長さ)に
達した時点で減速を行なう。すなわち、この比較的短い
基準長さに達するまでは減速を行なわず、通常巻き取り
速度での巻き取りを続けるため、釣糸の巻き取り作業が
効率的であり時間がかからない。
【0051】なお、この場合、釣糸の巻き取りの負荷は
比較的小さく、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的短い基準長さに達した時
点で減速を行なっても、釣糸に生じる衝撃は小さく、通
常巻き取り速度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃
によって、竿の糸繰り出し点が跳ね上がるおそれはな
い。
【0052】請求項6に係る魚釣用電動リールにおいて
は、釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長
が、負荷計測手段が計測した現在の負荷に対応する基準
長さに達した時点で、通常巻き取り速度を、当該負荷に
対応した減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取
る。
【0053】すなわち、通常巻き取り速度から減速巻き
取り速度まで、複数回に分けて段階的に減速するもので
はない。このため、釣糸の巻き取り作業が効率的であり
時間がかからない。
【0054】また、負荷計測手段が計測する負荷のうち
の第1の負荷と2以上の減速巻き取り速度のうちの第1
の減速巻き取り速度とが対応し、負荷計測手段が計測す
る負荷のうちの第2の負荷と2以上の減速巻き取り速度
のうちの第2の減速巻き取り速度とが対応している。そ
して、第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の減
速巻き取り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速い。
【0055】ここで、釣糸の先端部に魚が掛かっている
場合や、大きい重りが付いている場合、その重量や水の
抵抗によって釣糸の巻き取りの負荷が大きくなり、かつ
このような場合は、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上
がり量も通常、大きくなる。このため、釣糸の巻き取り
に比較的大きい負荷(第1の負荷)が加わっている場
合、これに対応して比較的速い減速巻き取り速度(第1
の減速巻き取り速度)への減速を行なうことによって、
急激な減速を回避し、通常巻き取り速度から減速巻き取
り速度への減速時の衝撃によって、竿の糸繰り出し点が
跳ね上がることを防止できる。
【0056】また、釣糸の巻き取りに比較的小さい負荷
(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応して比
較的遅い減速巻き取り速度(第2の減速巻き取り速度)
への減速を行なう。このように、比較的遅い減速巻き取
り速度にまで十分に減速させることができる。このた
め、減速巻き取り速度に減速した後、釣糸の巻き取りを
停止するとき、停止に至る速度変化を小さく抑えること
ができ、巻き取り停止時の衝撃によって、竿の糸繰り出
し点が跳ね上がることを確実に防止できる。
【0057】なお、この場合、釣糸の巻き取りの負荷は
比較的小さく、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的遅い減速巻き取り速度に
まで十分に減速させても、通常巻き取り速度から減速巻
き取り速度への減速時の衝撃によって、竿の糸繰り出し
点が跳ね上がるおそれはない。
【0058】また、負荷計測手段が計測する負荷のうち
の第1の負荷と2以上の基準長さのうちの第1の基準長
さとが対応し、負荷計測手段が計測する負荷のうちの第
2の負荷と2以上の基準長さのうちの第2の基準長さと
が対応している。そして、第1の負荷は第2の負荷より
も大きく、第1の基準長さは第2の基準長さよりも長
い。
【0059】ここで、釣糸の先端部に魚が掛かっている
場合や、大きい重りが付いている場合、その重量や水の
抵抗によって釣糸の巻き取りの負荷が大きくなり、かつ
このような場合は、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上
がり量も通常、大きくなる。一方、釣糸の糸長が長い場
合、水中に位置する釣糸が受ける水の抵抗が長さに応じ
て大きくなり、この抵抗によって釣糸に生じる衝撃が抑
制される。
【0060】このため、釣糸の巻き取りに比較的大きい
負荷(第1の負荷)が加わっている場合、これに対応し
て釣糸の糸長が、比較的長い基準長さ(第1の基準長
さ)に達した時点で減速を行なう。これによって、釣糸
先端部が跳ね上がろうとする勢いを、水の抵抗にしたが
って低下させることができる。したがって、通常巻き取
り速度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃によっ
て、竿の糸繰り出し点が跳ね上がることを防止できる。
【0061】また、釣糸の巻き取りに比較的小さい負荷
(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応して釣
糸の糸長が、比較的短い基準長さ(第2の基準長さ)に
達した時点で減速を行なう。すなわち、この比較的短い
基準長さに達するまでは減速を行なわず、通常巻き取り
速度での巻き取りを続けるため、釣糸の巻き取り作業が
効率的であり時間がかからない。
【0062】なお、この場合、釣糸の巻き取りの負荷は
比較的小さく、巻き上げられる釣糸先端部の跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的短い基準長さに達した時
点で減速を行なっても、釣糸に生じる衝撃は小さく、通
常巻き取り速度から減速巻き取り速度への減速時の衝撃
によって、竿の糸繰り出し点が跳ね上がるおそれはな
い。
【0063】
【発明の実施の形態】
1.第1の実施形態 1−1[魚釣用電動リールの構造] 図1に、本発明の第1の実施形態に係る電動リール11
1の外観を示す。図1において、一対のサイドフレーム
151、152間には、スプール137が、回転自在に
支持されている。スプール137にはモータ134(図
2)が内蔵されている。モータ134は、従来と同様
に、遊星減速機構を介してスプール137を釣り糸巻き
取り方向に回転させる。遊星減速機構の詳細について
は、従来と同様であるので省略する。
【0064】図1に示すように、スプール137の外周
には、ローラ145が回転自在に保持されたシャフト1
46が当接されている。シャフト146はホルダ154
に保持されており、ホルダ154に対して矢印94、9
5方向に摺動自在である。シャフト146はバネ148
によって矢印95方向、すなわちスプール137の回転
中心に向かう方向に付勢されている。
【0065】シャフト146の側面には、ラック156
が形成されており、ラック156はギヤ161と噛合し
ている。ギヤ161が回転すると、これと噛合している
ギヤ162aが回転する。ギヤ162aが回転すると、
これと同軸のギヤ162bが回転する。ギヤ162b
は、ギヤ163aと噛合している。このようにして、シ
ャフト146の矢印94、95方向へのスライド移動が
変位拡大機構を介して、ホイール163に伝達される。
【0066】ホイール163には、3ヵ所にマグネット
165が設けられている。また、所定距離離れて巻き径
検出用ホール素子141が設けられている。したがっ
て、シャフト146が矢印94、95方向にスライド移
動すると、そのスライド量が巻き径検出用ホール素子1
41で検出される。
【0067】シャフト146の先端に取り付けられてい
るローラ145は、上述のようにバネ148によって常
にスプール137に向けて付勢されている。したがっ
て、スプール137に巻き付けられる釣糸の量の増減に
対応してシャフト146は矢印94、95方向にスライ
ド移動する。すなわち、シャフト146のスライド量に
基づいて、後述するように釣竿2から繰り出されている
釣糸の糸長を算出することができる。
【0068】スプール137の側面には、周方向に均等
間隔で4ヵ所にマグネット143が設けられている。他
方、サイドフレーム152内側には、マグネット143
の回転軌道に沿って2つのスプール回転検出用ホール素
子142が設けられている。これによりスプール137
の1/4回転ごとに、回転数および回転方向が検出され
る。
【0069】サイドフレーム151上には、コントロー
ルボックス135が設けられている。コントロールボッ
クス135には、釣糸繰り出し量や釣りモード等を表示
する液晶ディスプレイ130、設定スイッチ136、変
速スイッチ131、ON/空巻きスイッチ138および
OFF/瞬動スイッチ133が設けられている。
【0070】設定スイッチ136は後述する設定処理の
開始および終了の指示を与えるスイッチである。変速ス
イッチ131は、アップスイッチ131aおよびダウン
スイッチ131bから構成されており、アップスイッチ
131aを押すと、巻き上げ速度を高くする速度変更信
号が出力され、ダウンスイッチ131bを押すと、巻き
上げ速度を低くする速度変更信号が出力される。本実施
形態においては、分速0mから分速150mまでは、こ
のアップスイッチ131aおよびダウンスイッチ131
bを操作することによって無段階に変速することができ
る。
【0071】ON/空巻きスイッチ138は、停止モー
ドにおいて操作されると、通常巻き上を開始する。そし
て、ON/空巻きスイッチ138が通常巻き上状態で操
作された場合は、高速巻き上げを行なう。すなわち、上
記アップスイッチ131aおよびダウンスイッチ131
bによって、分速0mから分速150mまでの速度を選
択して釣糸を巻き上げている場合、ON/空巻きスイッ
チ138を押せば、直ちに高速巻き上げに切り換わる。
本実施形態においては、高速巻き上げは分速200mで
ある。
【0072】図2に、コントロールボックス135にお
ける機構をCPUで実現したハードウェア構成の一例を
示す。コントロールボックス135は、CPU123、
ROM125、RAM127、液晶ディスプレイ13
0、入出力インターフェイス122およびバスライン1
29を備えている。
【0073】入出力インターフェイス122には、モー
タコントローラ126、回転数検出用センサ171、巻
き径検出用センサ173、変速スイッチ131、ON/
空巻きスイッチ138、設定スイッチ136、OFF/
瞬動スイッチ133等の各種のスイッチが接続されてい
る。モータコントローラ126には、スプール137を
回転駆動するモータ134が接続される。
【0074】ROM125には、CPU123の制御プ
ログラム等が記憶されており、CPU123は、この制
御プログラムに従いバスライン129を介して、各部を
制御する。RAM127には、後述する単位巻き径変化
量Δr、糸長演算式等が記憶される。
【0075】液晶ディスプレイ130には、釣糸の繰り
出し量等が表示される。モータコントローラ126に回
転制御信号が与えられることにより、モータ134が駆
動され、スプール137の巻き取り制御がなされる。本
実施形態では、マグネット165および巻き径検出用ホ
ール素子141で巻き径検出用センサ173を構成し、
マグネット143およびスプール回転検出用ホール素子
142で回転数検出用センサ171を構成している。
【0076】本実施形態において、釣糸を巻き取るため
のスプール137、モータ134等の機構が本発明に係
る釣糸巻き取り手段である。本実施形態では、釣糸巻き
取り手段としてスプール137、モータ134等の機構
を例示したが、竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸
を巻き取るものであって、2以上の通常巻き取り速度か
ら選択された速度で釣糸を巻き取ることが可能であり、
かつ2以上の減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き
取ることが可能なものであれば、他の機構を採用しても
よい。
【0077】また、本実施形態において、釣糸の糸長を
演算するためのシャフト146、バネ148、ギヤ16
1、162a、162b、163a、ホイール163、
マグネット165、巻き径検出用ホール素子141等の
機構が本発明に係る糸長演算手段である。
【0078】本実施形態では糸長演算手段として、これ
らシャフト146、バネ148、ギヤ161、162
a、162b、163a、ホイール163、マグネット
165、巻き径検出用ホール素子141等の機構を例示
したが、繰り出されている釣糸の糸長を演算するもので
あれば、他の機構を採用してもよい。
【0079】1−2[プログラムの内容] つぎに、ROM125に記憶されたプログラムの内容を
説明する。本実施形態における電動リールは、設定モー
ドと使用モードとを備えている。以下にそれぞれのモー
ドにおけるプログラムを詳述する。なお、設定モードは
釣糸の糸長Lnを算出する演算式を設定するためのモー
ドであり、使用モードは通常の釣糸の繰り出し、巻き取
り等を行なうためのモードである。
【0080】1−2−(1)[設定モード] まず設定モードについて説明する。図3に設定モードに
おけるプログラムのフローチャートを示す。操作者が図
1、図2に示す設定スイッチ136を押すと、CPU1
23に設定開始信号が与えられる。CPU123はこの
設定開始信号を受けてまず初期設定を行なう(ステップ
ST1)。具体的にはN、nAB、nBE、rA、rBを0に
セットする。
【0081】この場合、各変数は図4に示すように、N
は下巻き部分から上に釣糸を巻き取った場合の総スプー
ル回転数である。また、nABは下巻き部分から巻き径r
Bになるまでのスプール回転数であり、nBEは巻き径rB
から最終巻き径rMAXになるまでのスプール回転数であ
る。さらに、rAはA点(巻き始め)の糸巻き半径であ
り、rBはB点の糸巻き半径である。
【0082】つぎに、CPU123は、巻き取り開始径
Aの計測を行なう(ステップST5)。CPU123
は、巻き径検出用センサ173から検出信号を受け取る
ことによって、巻き取り開始径rAの演算を行なう。
【0083】その後、CPU123は、巻き取り方向へ
のスプール回転検出信号が与えられたか否かを判断する
(ステップST7)。このスプール回転検出信号が与え
られた場合には、回転数nABをインクリメントし(ステ
ップST9)、回転数nABが所定値となったか否かを判
断する。
【0084】本実施形態では、回転数nABを500回転
とした。このようにして、巻き取り開始径rAからスプ
ール回転が500回転するまで、ステップST7からス
テップST11までの処理を繰り返す。回転数nABが所
定値となると、巻き取り径rBを計測する(ステップS
T13)。
【0085】つぎに、CPU123はステップST7と
同様に、巻き取り方向へのスプール回転検出信号が与え
られたか否かを判断し、与えられた場合には、ステップ
ST17に進み、回転数nBEの値をインクリメントす
る。そして、設定スイッチ136から設定終了信号が与
えられたか否か判断し(ステップST19)、与えられ
ない間は、ステップST15、ステップST17の処理
を繰り返す。
【0086】このようにして最終巻き径rMAXまで巻き
取りが完了すると、操作者は設定スイッチ136を押し
て設定終了信号を与える。これにより、CPU123
は、ステップST21に進み、巻き取り開始径rAから
最終巻き取り径rMAXまでの総回転数Nを以下の式で求
める。
【0087】N=(nAB+nBE) 総回転数Nを求めた後、単一巻き径変化量Δrを計算し
て求める(ステップST23)。単一巻き径変化量Δr
は以下の演算式によって求められる。
【0088】Δr=(rB−rA)/nAB これによりスプール1回転毎の単一巻き径変化量を求め
ることができる。
【0089】つぎに、CPU123は最終糸巻き径r
MAXを計算する(ステップST25)。rMAXは以下の演
算式によって求めることができる。
【0090】rMAX=rA+{Δr×(nAB+nBE)} 続いて、CPU123は、ステップST23、ST25
で求めた単一巻き径変化量Δrおよび最終糸巻き径r
MAXに基づいて糸長演算式を決定する(ステップST2
7)。
【0091】ここで、巻き取った糸長Lは、以下の式で
表される。
【0092】 L=2πrMAX+2π(rMAX−Δr)+2π(rMAX−2Δr)+…+2π( rMAX−(N−1)Δr) =2πrMAX・N−2πΔr{N(N−1)/2} =N・π{2rMAX−Δr(N−1)} すなわち、糸長Lnの演算式は、最終巻き径からのスプ
ール回転数をnとすると、以下の演算式で求めることが
できる。
【0093】Ln=n・π{2rMAX−Δr(n−1)} 以上のようにして、糸長の演算式を得ることができる。
これにより設定モードは終了する。
【0094】1−2−(2)[使用モード] つぎに、使用モードについて説明する。図5、図6、図
7、図8に使用モードにおけるプログラムのフローチャ
ートを示す。ここでは、図9に示すように、竿2の糸繰
り出し点である竿先2Hから釣糸10が水中に繰り出さ
れているとする。そして、この状態から操作者がON/
空巻きスイッチ138(図1、図2)を押し、釣糸10
を矢印90方向に巻き上げる。
【0095】使用モードにおいては、図5に示すよう
に、CPU123はまず初期化を行ない(ステップST
31)、続いて糸長演算を行ない(ステップST3
3)、その後モータ制御を行なう(ステップST3
9)。そして、ステップST33、ST39の処理を繰
り返す。
【0096】糸長演算処理のサブルーチンのフローチャ
ートが図6である。CPU123は、スプールが回転し
ているか否かを判断した後(ステップST41)、スプ
ール137の回転をカウントする(ステップST4
3)。
【0097】そして、CPU123は釣糸10の繰り出
しか否か、すなわちスプール137の回転方向を検出す
る(ステップST45)。この場合、巻き上げ方向であ
るので、スプールのカウント値をデクリメントする(ス
テップST49)。なお、繰り出し方向に回転している
場合は、スプール137のカウント数をインクリメント
する(ステップST47)。
【0098】続いて、CPU123は、得られたカウン
ト値および上述の設定モード(図3)で求めた糸長演算
式に基づいて、糸長Lnの計算を行う(ステップST5
1)。CPU123は、演算された糸長Lnを、液晶デ
ィスプレイ130に表示し(ステップST53)、この
サブルーチン処理を終了する。
【0099】CPU123は、つぎに、モータ制御処理
(図5、ステップST39)を行なう。図7、図8に、
モータ制御処理のサブルーチンのフローチャートを示
す。CPU123は、ON/空巻きスイッチ138がオ
ン状態か否かを判断する(図7、ステップST61)。
ON/空巻きスイッチ138が押された場合、OFF/
瞬動スイッチ133が押されない限りフラグが立った状
態で保持される。ステップST61では、このフラグが
立っていればON/空巻きスイッチ138がオン状態と
判断し、スッテプST63に進む。
【0100】スッテプST63においては、釣糸10の
終端部に設けられている仕掛けが、船縁り停止位置P6
(図9参照)に達したか否かを判別する。この場合、図
9に示すように釣糸10は水中に繰り出されており、仕
掛けは船縁り停止位置P6に達していないのでモータを
駆動させる(ステップST65)。そして、ステップS
T69の減速処理に進む。減速処理の詳細なフローチャ
ートが図8である。
【0101】CPU123は、まず巻き上げ速度Vを計
算する(図8、ステップST70)。巻き上げ速度V
は、単位時間あたりの糸長Lnの変化量として求められ
る。次に、CPU123は、釣糸10の巻き上げ速度V
が分速200mであるかを判別する。かりに、分速20
0mで釣糸10の巻き上げられているとすると、ステッ
プST71からステップST73に進み、糸長Lnが7
mに達したかを判別する。図9に示す減速位置P1が糸
長7mを示している。
【0102】図10は、巻き上げ速度Vと減速位置との
関係を示している。分速200mの高速で釣糸10を矢
印90方向に巻き上げている場合、糸長7mとなった時
点で、すなわち仕掛けが減速位置P1に達した時点でC
PU123は巻き上げ速度を分速200mから分速60
mに減速する(ステップST75)。
【0103】そして、図7のフローチャートに戻り、ス
テップST63で仕掛けが船縁り停止位置P6(図9参
照)に達したか否かを判別する。達していない場合は、
ステップST65、ST67、ST61の処理を繰り返
す。減速位置P1から分速60mで釣糸10を巻き上
げ、仕掛けが船縁り停止位置P6に達した時点でステッ
プST63からステップST67に進み、モータ駆動を
停止する。
【0104】かりに、巻き上げ速度Vが、分速150m
以下で100mよりも速い範囲であれば、ステップST
71からステップST77に進む。そして、このステッ
プST77からステップST79に進み、糸長Lnが6
mに達したかを判別する。図9に示す減速位置P2が糸
長6mを示している。
【0105】そして、糸長6mとなった時点で、すなわ
ち仕掛けが減速位置P2に達した時点でCPU123は
巻き上げ速度を分速50mに減速する(ステップST8
1)。その後、仕掛けが船縁り停止位置P6に達した時
点で、図7のステップST63からステップST67に
進みモータ駆動を停止する(図10参照)。
【0106】また、巻き上げ速度Vが、分速100m以
下であれば、ステップST71、ST77を経てステッ
プST83に進み、糸長Lnが5mに達したかを判別す
る。図9に示す減速位置P3が糸長5mを示している。
そして、糸長5mとなった時点で、すなわち仕掛けが減
速位置P3に達した時点でCPU123は巻き上げ速度
を分速40mに減速する(ステップST85)。その
後、仕掛けが船縁り停止位置P6に達した時点で、図7
のステップST63からステップST67に進みモータ
駆動を停止する(図10参照)。
【0107】本実施形態における巻き上げ速度V、すな
わち分速200m、および分速150m〜分速0mが、
本発明に係る通常巻き取り速度である。また、本実施形
態における減速速度、すなわち分速60m、分速50
m、分速40mが本発明に係る減速巻き取り速度であ
る。さらに、本実施形態における減速位置P1、P2、
P3、すなわち7m、6m、5mが本発明に係る基準位
置である。本実施形態において示したこれらの値は例示
であり、それぞれ異なる値を採用してもよい。
【0108】以上のように、本実施形態においては、3
段階に分けられた巻き上げ速度V(分速200m、分速
150m以下で100mよりも速い、分速100m以
下)に応じて予め減速位置(P1、P2、P3)、およ
び減速速度(分速60m、分速50m、分速40m)が
定められている。これらの対応関係は、RAM127
(図2)に記憶されている。そして、現在の巻き上げ速
度Vに対応する減速位置に達した時点で、この現在の巻
き上げ速度Vに対応した減速速度に減速する。すなわ
ち、現在の巻き上げ速度Vから複数回に分けて段階的に
減速するものではないため、釣糸10の巻き取り作業が
効率的であり時間がかからない。
【0109】また、巻き上げ速度Vの速い速度から順
に、速い減速速度が対応づけて定められている。すなわ
ち、比較的速い巻き上げ速度V(第1の通常巻き取り速
度)で釣糸10を巻き取っている場合は、これに対応し
て比較的速い減速速度(第1の減速巻き取り速度)への
減速を行なう。このため、急激な減速を回避することが
でき、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃に
よって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを防止でき
る。
【0110】また、比較的遅い巻き上げ速度V(第2の
通常巻き取り速度)で釣糸10を巻き取っている場合
は、これに対応して比較的遅い減速速度(第2の減速巻
き取り速度)への減速を行なう。このように、比較的遅
い減速速度にまで十分に減速させることができる。この
ため、減速速度に減速した後、釣糸10の巻き取りを船
縁り停止位置P6で停止するとき、停止に至る速度変化
を小さく抑えることができ、巻き取り停止時の衝撃によ
って、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを確実に防止
できる。
【0111】なお、この場合、巻き上げ速度Vは比較的
遅いため、十分に減速させても急激な減速にはならな
い。このため、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時
の衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそれ
はない。
【0112】また、巻き上げ速度Vの速い速度から順
に、長さの長い(水面からの距離が長い)減速位置が対
応づけて定められている。すなわち、比較的速い巻き上
げ速度V(第1の通常巻き取り速度)で釣糸10を巻き
取っている場合は、これに対応して釣糸10の糸長Ln
が、比較的長い減速位置(第1の基準長さ)に達した時
点で減速を行なう。
【0113】ここで、釣糸10の糸長Lnが長い場合、
水中に位置する釣糸10が受ける水の抵抗が長さに応じ
て大きくなり、この抵抗によって釣糸10に生じる衝撃
が抑制される。このため、釣竿2に伝達される衝撃を低
滅させることができ、巻き上げ速度Vから減速速度への
減速時の衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がる
ことを防止できる。
【0114】また、比較的遅い巻き上げ速度V(第2の
通常巻き取り速度)で釣糸10を巻き取っている場合
は、これに対応して釣糸10の糸長Lnが、比較的短い
減速位置(第2の基準長さ)に達した時点で減速を行な
う。すなわち、この比較的短い減速位置に達するまでは
減速を行なわず、巻き上げ速度Vでの巻き取りを続ける
ため、釣糸10の巻き取り作業が効率的であり時間がか
からない。
【0115】なお、この場合、巻き上げ速度Vは比較的
遅いため、比較的短い減速位置に達した時点で減速を行
なっても、釣糸10に生じる衝撃は小さい。このため、
巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃によっ
て、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそれはない。
【0116】本実施形態においては、巻き上げ速度V
を、「分速200m」、「分速150m以下で100m
よりも速い」、「分速100m以下」の3段階に分け
て、それぞれに対応する減速位置、減速速度を定めてい
る。しかし、巻き上げ速度Vを2段階、または4段階以
上に分け、それぞれに対応する減速位置、減速速度を定
めて制御を行なってもよい。
【0117】2.第2の実施形態 次に、本発明に係るの第1の実施形態に係る魚釣用電動
リールの第2の実施形態を説明する。ここでは、上記第
1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0118】上記第1の実施形態においては、3段階に
分けられた巻き上げ速度V(分速200m、分速150
m以下で100mよりも速い、分速100m以下)に対
応した減速位置(P1、P2、P3)を定めていた(図
10参照)。しかし、本実施形態においては、所定の基
準長さとしてたとえば図11に示すように減速位置P3
(たとえば5m)のみを定めておく。
【0119】そして、3段階に分けられた巻き上げ速度
V(分速200m、分速150m以下で100mよりも
速い、分速100m以下)に対応した減速速度(分速6
0m、分速50m、分速40m)を予め第1の実施形態
において示したRAM127に記憶しておく。
【0120】こうして、釣糸10の仕掛けが減速位置P
3に達した時点で、現在の巻き上げ速度Vに対応した減
速速度に減速する。すなわち、現在の巻き上げ速度Vか
ら複数回に分けて段階的に減速するものではないため、
釣糸10の巻き取り作業が効率的であり時間がかからな
い。
【0121】また、巻き上げ速度Vの速い速度から順
に、速い減速速度が対応づけて定められている。すなわ
ち、比較的速い巻き上げ速度V(第1の通常巻き取り速
度)で釣糸10を巻き取っている場合は、これに対応し
て比較的速い減速速度(第1の減速巻き取り速度)への
減速を行なう。このため、急激な減速を回避することが
でき、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃に
よって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを防止でき
る。
【0122】また、比較的遅い巻き上げ速度V(第2の
通常巻き取り速度)で釣糸10を巻き取っている場合
は、これに対応して比較的遅い減速速度(第2の減速巻
き取り速度)への減速を行なう。このように、比較的遅
い減速速度にまで十分に減速させることができる。この
ため、減速速度に減速した後、釣糸10の巻き取りを船
縁り停止位置P6で停止するとき、停止に至る速度変化
を小さく抑えることができ、巻き取り停止時の衝撃によ
って、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを確実に防止
できる。
【0123】なお、この場合、巻き上げ速度Vは比較的
遅いため、十分に減速させても急激な減速にはならな
い。このため、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時
の衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそれ
はない。
【0124】本実施形態における巻き上げ速度V、すな
わち分速200m、および分速150m〜分速0mが、
本発明に係る通常巻き取り速度である。また、本実施形
態における減速速度、すなわち分速60m、分速50
m、分速40mが本発明に係る減速巻き取り速度であ
る。本実施形態において示したこれらの値は例示であ
り、それぞれ異なる値を採用してもよい。
【0125】3.第3の実施形態 次に、本発明に係る魚釣用電動リールの第3の実施形態
を説明する。ここでは、上記第1の実施形態と異なる点
を中心に説明する。
【0126】上記第1の実施形態においては、3段階に
分けられた巻き上げ速度V(分速200m、分速150
m以下で100mよりも速い、分速100m以下)に対
応した減速速度(分速60m、分速50m、分速40
m)を定めていた(図10参照)。しかし、本実施形態
においては、1つの減速巻き取り速度としてたとえば図
12に示すように分速60mのみを定めておく。
【0127】そして、3段階に分けられた巻き上げ速度
V(分速200m、分速150m以下で100mよりも
速い、分速100m以下)に対応した減速位置P1、P
2、P3(たとえば、7m、6m、5m)を予め第1の
実施形態において示したRAM127に記憶しておく。
【0128】こうして、現在の巻き上げ速度Vに対応す
る減速位置に達した時点で減速速度に減速する。すなわ
ち、現在の巻き上げ速度Vから複数回に分けて段階的に
減速するものではないため、釣糸10の巻き取り作業が
効率的であり時間がかからない。
【0129】また、巻き上げ速度Vの速い速度から順
に、長さの長い(水面からの距離が長い)減速位置が対
応づけて定められている。すなわち、比較的速い巻き上
げ速度V(第1の通常巻き取り速度)で釣糸10を巻き
取っている場合は、これに対応して釣糸10の糸長Ln
が、比較的長い減速位置(第1の基準長さ)に達した時
点で減速を行なう。
【0130】ここで、釣糸10の糸長Lnが長い場合、
水中に位置する釣糸10が受ける水の抵抗が長さに応じ
て大きくなり、この抵抗によって釣糸10に生じる衝撃
が抑制される。このため、釣竿2に伝達される衝撃を低
滅させることができ、巻き上げ速度Vから減速速度への
減速時の衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がる
ことを防止できる。
【0131】また、比較的遅い巻き上げ速度V(第2の
通常巻き取り速度)で釣糸10を巻き取っている場合
は、これに対応して釣糸10の糸長Lnが、比較的短い
減速位置(第2の基準長さ)に達した時点で減速を行な
う。すなわち、この比較的短い減速位置に達するまでは
減速を行なわず、巻き上げ速度Vでの巻き取りを続ける
ため、釣糸10の巻き取り作業が効率的であり時間がか
からない。
【0132】なお、この場合、巻き上げ速度Vは比較的
遅いため、比較的短い減速位置に達した時点で減速を行
なっても、釣糸10に生じる衝撃は小さい。このため、
巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃によっ
て、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそれはない。
【0133】本実施形態における巻き上げ速度V、すな
わち分速200m、および分速150m〜分速0mが、
本発明に係る通常巻き取り速度である。また、本実施形
態における減速位置P1、P2、P3、すなわち7m、
6m、5mが本発明に係る基準位置である。本実施形態
において示したこれらの値は例示であり、それぞれ異な
る値を採用してもよい。
【0134】4.第4の実施形態 次に、本発明に係る魚釣用電動リールの第4の実施形態
を説明する。ここでは、上記第1の実施形態と異なる点
を中心に説明する。
【0135】上記第1の実施形態においては、3段階に
分けられた巻き上げ速度V(分速200m、分速150
m以下で100mよりも速い、分速100m以下)に応
じて予め減速位置(P1、P2、P3)、および減速速
度(分速60m、分速50m、分速40m)が定められ
ていた。そして、現在の巻き上げ速度Vに対応する減速
位置に達した時点で、この現在の巻き上げ速度Vに対応
した減速速度に減速している。
【0136】本実施形態では、上記第1の実施形態にお
ける3段階に分けられた巻き上げ速度Vの代りに、釣糸
10の巻き取りの負荷を用いて減速制御を行なう。図1
3は本実施形態におけるハードウエア構成である。図1
3に示すように、負荷計測手段としての負荷検出回路1
80は、モータコントローラ126からモータ134に
与えられる電流値を計測し、この電流値の変化に基づい
て釣糸10の巻き取りの負荷を検出している。
【0137】この負荷を予め複数の段階に分けて記憶し
ておき、各段階の負荷に応じて減速位置P1、P2、P
3(たとえば7m、6m、5m)、および減速速度(た
とえば分速60m、分速50m、分速40m)が定めら
れている。これらの対応関係は、RAM127(図2)
に記憶されている。そして、選択された巻き上げ速度V
によって釣糸10を巻き取り、巻き取りの現在の負荷に
対応する減速位置に達した時点で、この現在の負荷に対
応した減速速度に減速する。すなわち、現在の巻き上げ
速度Vから複数回に分けて段階的に減速するものではな
いため、釣糸10の巻き取り作業が効率的であり時間が
かからない。
【0138】また、巻き取りの負荷の大きい値から順
に、速い減速速度が対応づけて定められている。すなわ
ち、比較的大きい負荷(第1の負荷)が加わっている場
合、これに対応して比較的速い減速速度(第1の減速速
度)への減速を行なうことによって、急激な減速を回避
し、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃によ
って、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを防止でき
る。
【0139】また、釣糸の巻き取りに比較的小さい負荷
(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応して比
較的遅い減速速度(第2の減速速度)への減速を行な
う。このように、比較的遅い減速速度にまで十分に減速
させることができる。このため、減速速度に減速した
後、釣糸10の巻き取りを停止するとき、停止に至る速
度変化を小さく抑えることができ、巻き取り停止時の衝
撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを確実
に防止できる。
【0140】なお、この場合、釣糸10の巻き取りの負
荷は比較的小さく、巻き上げられる仕掛けの跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的遅い減速速度にまで十分
に減速させても、巻き上げ速度Vから減速速度への減速
時の衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそ
れはない。
【0141】また、巻き取りの負荷の大きい値から順
に、長さの長い(水面からの距離が長い)減速位置が対
応づけて定められている。すなわち、釣糸10の巻き取
りに比較的大きい負荷(第1の負荷)が加わっている場
合、これに対応して釣糸10の糸長が、比較的長い減速
位置(第1の基準長さ)に達した時点で減速を行なう。
これによって、仕掛けが跳ね上がろうとする勢いを、水
の抵抗にしたがって低下させることができる。したがっ
て、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃によ
って、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを防止でき
る。
【0142】また、釣糸10の巻き取りに比較的小さい
負荷(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応し
て釣糸10の糸長が、比較的短い減速位置(第2の基準
長さ)に達した時点で減速を行なう。すなわち、この比
較的短い減速位置に達するまでは減速を行なわず、巻き
上げ速度Vでの巻き取りを続けるため、釣糸10の巻き
取り作業が効率的であり時間がかからない。
【0143】なお、この場合、釣糸10の巻き取りの負
荷は比較的小さく、巻き上げられる仕掛けの跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的短い減速位置に達した時
点で減速を行なっても、釣糸10に生じる衝撃は小さ
く、巻き上げ速度Vから減速巻き取り速度への減速時の
衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそれは
ない。
【0144】5.第5の実施形態 次に、本発明に係る魚釣用電動リールの第5の実施形態
を説明する。ここでは、上記第4の実施形態と異なる点
を中心に説明する。
【0145】上記第4の実施形態においては、釣糸10
の巻き取りの負荷を予め複数の段階に分けて記憶してお
き、各段階の負荷に応じて減速位置P1、P2、P3
(たとえば7m、6m、5m)、および減速速度(たと
えば分速60m、分速50m、分速40m)を定めらて
いる。そして、選択された巻き上げ速度Vによって釣糸
10を巻き取り、巻き取りの現在の負荷に対応する減速
位置に達した時点で、この現在の負荷に対応した減速速
度に減速する。
【0146】しかし、本実施形態においては、所定の基
準長さとしてたとえば減速位置P3(たとえば5m)の
みを定めておく。そして、3段階に分けられた負荷に対
応した減速速度(分速60m、分速50m、分速40
m)を予め第1の実施形態において示したRAM127
に記憶しておく。
【0147】こうして、選択された巻き上げ速度Vによ
って釣糸10を巻き取り、釣糸10の仕掛けが減速位置
P3に達した時点で、現在の負荷に対応した減速速度に
減速する。すなわち、現在の巻き上げ速度Vから複数回
に分けて段階的に減速するものではないため、釣糸10
の巻き取り作業が効率的であり時間がかからない。
【0148】また、巻き取りの負荷の大きい値から順
に、速い減速速度が対応づけて定められている。すなわ
ち、比較的大きい負荷(第1の負荷)が加わっている場
合、これに対応して比較的速い減速速度(第1の減速速
度)への減速を行なうことによって、急激な減速を回避
し、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃によ
って、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを防止でき
る。
【0149】また、釣糸の巻き取りに比較的小さい負荷
(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応して比
較的遅い減速速度(第2の減速速度)への減速を行な
う。このように、比較的遅い減速速度にまで十分に減速
させることができる。このため、減速速度に減速した
後、釣糸10の巻き取りを停止するとき、停止に至る速
度変化を小さく抑えることができ、巻き取り停止時の衝
撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを確実
に防止できる。
【0150】なお、この場合、釣糸10の巻き取りの負
荷は比較的小さく、巻き上げられる仕掛けの跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的遅い減速速度にまで十分
に減速させても、巻き上げ速度Vから減速速度への減速
時の衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそ
れはない。
【0151】6.第6の実施形態 次に、本発明に係る魚釣用電動リールの第6の実施形態
を説明する。ここでは、上記第4の実施形態と異なる点
を中心に説明する。
【0152】上記第4の実施形態においては、釣糸10
の巻き取りの負荷を予め複数の段階に分けて記憶してお
き、各段階の負荷に応じて減速位置P1、P2、P3
(たとえば7m、6m、5m)、および減速速度(たと
えば分速60m、分速50m、分速40m)を定めらて
いる。そして、選択された巻き上げ速度Vによって釣糸
10を巻き取り、巻き取りの現在の負荷に対応する減速
位置に達した時点で、この現在の負荷に対応した減速速
度に減速する。
【0153】しかし、本実施形態においては、1つの減
速巻き取り速度として分速60mのみを定めておく。そ
して、3段階に分けられた負荷に対応した減速位置P
1、P2、P3(たとえば、7m、6m、5m)を予め
第1の実施形態において示したRAM127に記憶して
おく。
【0154】こうして、選択された巻き上げ速度Vによ
って釣糸10を巻き取り、現在の負荷に対応する減速位
置に達した時点で減速速度である分速60mに減速す
る。すなわち、現在の巻き上げ速度Vから複数回に分け
て段階的に減速するものではないため、釣糸10の巻き
取り作業が効率的であり時間がかからない。
【0155】また、巻き取りの負荷の大きい値から順
に、長さの長い(水面からの距離が長い)減速位置が対
応づけて定められている。すなわち、釣糸10の巻き取
りに比較的大きい負荷(第1の負荷)が加わっている場
合、これに対応して釣糸10の糸長が、比較的長い減速
位置(第1の基準長さ)に達した時点で減速を行なう。
これによって、仕掛けが跳ね上がろうとする勢いを、水
の抵抗にしたがって低下させることができる。したがっ
て、巻き上げ速度Vから減速速度への減速時の衝撃によ
って、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がることを防止でき
る。
【0156】また、釣糸10の巻き取りに比較的小さい
負荷(第2の負荷)が加わっている場合、これに対応し
て釣糸10の糸長が、比較的短い減速位置(第2の基準
長さ)に達した時点で減速を行なう。すなわち、この比
較的短い減速位置に達するまでは減速を行なわず、巻き
上げ速度Vでの巻き取りを続けるため、釣糸10の巻き
取り作業が効率的であり時間がかからない。
【0157】なお、この場合、釣糸10の巻き取りの負
荷は比較的小さく、巻き上げられる仕掛けの跳ね上がり
量も小さい。このため、比較的短い減速位置に達した時
点で減速を行なっても、釣糸10に生じる衝撃は小さ
く、巻き上げ速度Vから減速巻き取り速度への減速時の
衝撃によって、釣竿2の竿先2Hが跳ね上がるおそれは
ない。
【0158】7.その他の実施形態 本発明に係る魚釣用電動リールは、上記各実施形態に示
したものに限定されない。たとえば、上記第2の実施形
態、第3の実施形態、第5の実施形態および第6の実施
形態の制御をそれぞれ組み合わせた制御を行なうことも
できる。また、これらの実施形態全てを組み合わせた制
御を行なってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る魚釣用電動リールの第1の実施形
態に係る電動リールの外観図である。
【図2】図1に示すコントロールボックス135をCP
Uで実現したハードウェア構成を示す図である。
【図3】設定モードにおけるプログラムのフローチャー
トである。
【図4】スプールに巻き取られる釣糸の巻き取り糸径お
よび巻き取り回転数の関係を示す図である。
【図5】使用モードにおけるプログラムのフローチャー
トである。
【図6】図5に示す糸長演算処理のフローチャートであ
る。
【図7】図5に示すモータ制御処理のフローチャートで
ある。
【図8】図7に示す減速処理のフローチャートである。
【図9】釣糸の巻き上げ速度の減速を行なう減速位置を
示す図である。
【図10】巻き上げ速度Vと減速位置との関係を示す図
である。
【図11】本発明に係る魚釣用電動リールの第2の実施
形態に係る巻き上げ速度Vと減速速度との関係を示す図
である。
【図12】本発明に係る魚釣用電動リールの第3の実施
形態に係る巻き上げ速度Vと減速位置との関係を示す図
である。
【図13】本発明に係る魚釣用電動リールの第4の実施
形態に係るハードウェア構成を示す図である。
【図14】釣糸の巻き上げ速度の減速を行なう減速位置
を示す図である。
【図15】AおよびBは、釣竿2の跳ね上がり状態を示
す図であり、CおよびDは従来の電動リールにおける巻
き上げ速度と減速位置との関係を示す図である。
【符号の説明】
2・・・・・釣竿 2H・・・・・竿先 10・・・・・釣糸 123・・・・・CPU 125・・・・・ROM 127・・・・・RAM 180・・・・・負荷検出回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸を
    巻き取る釣糸巻き取り手段であって、2以上の通常巻き
    取り速度から選択された速度で釣糸を巻き取ることが可
    能であり、かつ2以上の減速巻き取り速度に切り換えて
    釣糸を巻き取ることが可能な釣糸巻き取り手段、 繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、 を備えており、 2以上の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速度
    とは対応しており、 2以上の通常巻き取り速度のうちの第1の通常巻き取り
    速度と2以上の減速巻き取り速度のうちの第1の減速巻
    き取り速度とが対応し、2以上の通常巻き取り速度のう
    ちの第2の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速
    度のうちの第2の減速巻き取り速度とが対応し、 第1の通常巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度より
    も速く、第1の減速巻き取り速度は第2の減速巻き取り
    速度よりも速く、 釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が所
    定の基準長さに達した時点で、選択された現在の通常巻
    き取り速度を、当該通常巻き取り速度に対応した減速巻
    き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る、 ことを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 【請求項2】竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸を
    巻き取る釣糸巻き取り手段であって、2以上の通常巻き
    取り速度から選択された速度で釣糸を巻き取ることが可
    能であり、かつ1の減速巻き取り速度に切り換えて釣糸
    を巻き取ることが可能な釣糸巻き取り手段、 繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、 を備えており、 釣糸巻き取り手段が、通常巻き取り速度から減速巻き取
    り速度に切り換えるための基準となる釣糸の糸長の2以
    上の基準長さが設定されており、 2以上の通常巻き取り速度と2以上の基準長さとは対応
    しており、 2以上の通常巻き取り速度のうちの第1の通常巻き取り
    速度と2以上の基準長さのうちの第1の基準長さとが対
    応し、2以上の通常巻き取り速度のうちの第2の通常巻
    き取り速度と2以上の基準長さのうちの第2の基準長さ
    とが対応し、 第1の通常巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度より
    も速く、第1の基準長さは第2の基準長さよりも長く、 釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が、
    選択された現在の通常巻き取り速度に対応する基準長さ
    に達した時点で、当該通常巻き取り速度を減速巻き取り
    速度に切り換えて釣糸を巻き取る、 ことを特徴とする魚釣用電動リール。
  3. 【請求項3】竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸を
    巻き取る釣糸巻き取り手段であって、2以上の通常巻き
    取り速度から選択された速度で釣糸を巻き取ることが可
    能であり、かつ2以上の減速巻き取り速度に切り換えて
    釣糸を巻き取ることが可能な釣糸巻き取り手段、 繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、 を備えており、 2以上の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速度
    とは対応しており、 2以上の通常巻き取り速度のうちの第1の通常巻き取り
    速度と2以上の減速巻き取り速度のうちの第1の減速巻
    き取り速度とが対応し、2以上の通常巻き取り速度のう
    ちの第2の通常巻き取り速度と2以上の減速巻き取り速
    度のうちの第2の減速巻き取り速度とが対応し、 第1の通常巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度より
    も速く、第1の減速巻き取り速度は第2の減速巻き取り
    速度よりも速く、 釣糸巻き取り手段が、通常巻き取り速度から減速巻き取
    り速度に切り換えるための基準となる釣糸の糸長の2以
    上の基準長さが設定されており、 2以上の通常巻き取り速度と2以上の基準長さとは対応
    しており、 2以上の通常巻き取り速度のうちの第1の通常巻き取り
    速度と2以上の基準長さのうちの第1の基準長さとが対
    応し、2以上の通常巻き取り速度のうちの第2の通常巻
    き取り速度と2以上の基準長さのうちの第2の基準長さ
    とが対応し、 第1の通常巻き取り速度は第2の通常巻き取り速度より
    も速く、第1の基準長さは第2の基準長さよりも長く、 釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が、
    選択された現在の通常巻き取り速度に対応する基準長さ
    に達した時点で、当該通常巻き取り速度に対応した減速
    巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る、 ことを特徴とする魚釣用電動リール。
  4. 【請求項4】竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸を
    巻き取る釣糸巻き取り手段であって、通常巻き取り速度
    で釣糸を巻き取ることが可能であり、かつ2以上の減速
    巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取ることが可能な
    釣糸巻き取り手段、 繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、 釣糸の巻き取りの負荷を計測する負荷計測手段、 を備えており、 負荷計測手段が計測する負荷と2以上の減速巻き取り速
    度とは対応しており、 負荷計測手段が計測する負荷のうちの第1の負荷と2以
    上の減速巻き取り速度のうちの第1の減速巻き取り速度
    とが対応し、負荷計測手段が計測する負荷のうちの第2
    の負荷と2以上の減速巻き取り速度のうちの第2の減速
    巻き取り速度とが対応し、 第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の減速巻き
    取り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速く、 釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が所
    定の基準長さに達した時点で、通常巻き取り速度を、負
    荷計測手段が計測した現在の負荷に対応した減速巻き取
    り速度に切り換えて釣糸を巻き取る、 ことを特徴とする魚釣用電動リール。
  5. 【請求項5】竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸を
    巻き取る釣糸巻き取り手段であって、通常巻き取り速度
    で釣糸を巻き取ることが可能であり、かつ1の減速巻き
    取り速度に切り換えて釣糸を巻き取ることが可能な釣糸
    巻き取り手段、 繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、 釣糸の巻き取りの負荷を計測する負荷計測手段、 を備えており、 釣糸巻き取り手段が、通常巻き取り速度から減速巻き取
    り速度に切り換えるための基準となる釣糸の糸長の2以
    上の基準長さが設定されており、 負荷計測手段が計測する負荷と2以上の基準長さとは対
    応しており、 負荷計測手段が計測する負荷のうちの第1の負荷と2以
    上の基準長さのうちの第1の基準長さとが対応し、負荷
    計測手段が計測する負荷のうちの第2の負荷と2以上の
    基準長さのうちの第2の基準長さとが対応し、 第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の基準長さ
    は第2の基準長さよりも長く、 釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が、
    負荷計測手段が計測した現在の負荷に対応する基準長さ
    に達した時点で、通常巻き取り速度を減速巻き取り速度
    に切り換えて釣糸を巻き取る、 ことを特徴とする魚釣用電動リール。
  6. 【請求項6】竿の糸繰り出し点から繰り出された釣糸を
    巻き取る釣糸巻き取り手段であって、通常巻き取り速度
    で釣糸を巻き取ることが可能であり、かつ2以上の減速
    巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取ることが可能な
    釣糸巻き取り手段、 繰り出されている釣糸の糸長を演算する糸長演算手段、 釣糸の巻き取りの負荷を計測する負荷計測手段、 を備えており、 負荷計測手段が計測する負荷と2以上の減速巻き取り速
    度とは対応しており、 負荷計測手段が計測する負荷のうちの第1の負荷と2以
    上の減速巻き取り速度のうちの第1の減速巻き取り速度
    とが対応し、負荷計測手段が計測する負荷のうちの第2
    の負荷と2以上の減速巻き取り速度のうちの第2の減速
    巻き取り速度とが対応し、 第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の減速巻き
    取り速度は第2の減速巻き取り速度よりも速く、 釣糸巻き取り手段が、通常巻き取り速度から減速巻き取
    り速度に切り換えるための基準となる釣糸の糸長の2以
    上の基準長さが設定されており、 負荷計測手段が計測する負荷と2以上の基準長さとは対
    応しており、 負荷計測手段が計測する負荷のうちの第1の負荷と2以
    上の基準長さのうちの第1の基準長さとが対応し、負荷
    計測手段が計測する負荷のうちの第2の負荷と2以上の
    基準長さのうちの第2の基準長さとが対応し、 第1の負荷は第2の負荷よりも大きく、第1の基準長さ
    は第2の基準長さよりも長く、 釣糸巻き取り手段は、糸長演算手段が演算した糸長が、
    負荷計測手段が計測した現在の負荷に対応する基準長さ
    に達した時点で、通常巻き取り速度を、当該負荷に対応
    した減速巻き取り速度に切り換えて釣糸を巻き取る、こ
    とを特徴とする魚釣用電動リール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238418A (ja) * 2001-02-13 2002-08-27 Shimano Inc 電動リールのモータ制御装置
JP2019030239A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 グローブライド株式会社 ワカサギ釣り用電動リール
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