JPH1147917A - 改良された冶金容器及び前記容器を用いる方法 - Google Patents

改良された冶金容器及び前記容器を用いる方法

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JPH1147917A
JPH1147917A JP10163296A JP16329698A JPH1147917A JP H1147917 A JPH1147917 A JP H1147917A JP 10163296 A JP10163296 A JP 10163296A JP 16329698 A JP16329698 A JP 16329698A JP H1147917 A JPH1147917 A JP H1147917A
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metallurgical vessel
vessel
cock
pocket block
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Edward L Erny
エドワード・エル・アーニー
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Harbison Walker Refractories Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された冶金容器、及び高温冶金容器の利
用効率を向上させるために前記容器を用いる方法、及び
前記容器から取り出される溶融金属の使用可能量を増大
させる方法を提供する。 【解決手段】 垂直面で終わっているテーパー上面を含
む傾斜底面を有する冶金容器であって、ポケットブロッ
クレザバーが該冶金容器の全容積の約5%未満又はそれ
と同等の容積を有するように、該垂直面がポケットブロ
ックレザバーを形成するためにより低いテーパー表面で
終わっている前記冶金容器である。前記冶金容器の内容
物を放出するとき、前記ポケットブロックレザバーによ
って、残留金属及び残留スラグが蓄積するための領域が
提供され、冶金容器から放出される使用可能な純粋な金
属の量が著しく増加し、前記容器の容積効率が改良され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、1996年1月22日に出願さ
れた米国特許出願第08/589,709号(係属中)
の(37 C.F.R. §1.53の下での)一部継続出
願である。前記特許出願の全体は、参照として本明細書
に明確に取り入れられる。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良された冶金容
器、及び高温冶金容器の利用効率を向上させるために前
記容器を用いる方法に関するものであり、更に詳しく
は、本発明は、前記容器から取り出される溶融金属の使
用可能量を増大させることに関するものである。
【0003】
【従来の技術】当業者によって認められるように、例え
ば溶鋼トリベ(molten steel ladles)のような高温容
器において、これまでに遭遇した1つの問題は、前記容
器からスラグが取り出されるとき、スラグが汚染される
のを、又は比較的純粋な鋼と混合されるのを防止するこ
とに関するものである。スラグは溶鋼に比べて密度が小
さいので、スラグは下にある鋼の上部に上昇して蓄積す
る傾向がある。注ぎオリフィス(pouring orifice)が
容器の底部に提供される場合、単純に前記オリフィスを
開けて液体鋼をそこを通して出すことによって、比較的
汚染されていない溶鋼を取り出すことができる。しかし
ながら、液体表面が容器底部近くに下がったら、スラグ
が残留鋼と共に出る前に、注ぐのを中止しなければなら
ない;したがって、容器中に若干量の鋼が残り、それを
使用することはできない。この使用不能量の溶融金属を
実用可能な程度の少量に保つために、注ぎオリフィスが
配置されている容器の縁に又は縁近くに低点を有する傾
斜底(sloping bottoms)を提供することが普通に行わ
れて来た。しかしながら、それによって、耐火レンガの
取り付け及び利用が比較的不効率になってしまった。
【0004】例えば溶鋼トリベのような冶金容器の効率
を向上させるために、様々なデザイン及び方法が提案さ
れて来た。
【0005】米国特許第5,196,051号(Heasli
p ら)は、トリベを空にするときに、存在している液体
中にスラグ又はほかの不純物を連行する渦巻を減少させ
るために、複数の胸壁が配置されている傾斜表面を有す
るトリベ底部の幾何学的形状を開示している。
【0006】米国特許第4,746,102号(Gilles
ら)は、液体金属上に1つのスラグ層を有する液体金
属を有する冶金トリベからの収量損失を減少させるため
の、冶金トリベ底部にある多直径ドレン穴デザイン(mu
lti diameter drain hole design)及びドレン穴閉鎖弁
(drain hole closing valve)を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような背景がある
にもかかわらず、耐火レンガ利用の効率を増大させるた
めの、及び/又は例えばトリベのような冶金容器から注
ぐことができる例えば鋼のような使用可能な溶融金属の
量を増加させるための改良冶金容器に関する真の及び実
質的なニードが存在している。典型的なトリベの大きな
寸法と収容力、及びその中に普通に入れられる鋼の体積
の故に、体積効率の百分率の増加が比較的小さくても、
絶対体積が増加し、それ相応の実質的な経済的利点を提
供する大きなコストの節約が達成される。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のニード
を満たす。本発明は、その上に1つのスラグ層を有する
溶融金属を保持するための冶金容器を提供する。前記冶
金容器は、金属外部と耐火性ラインド内部(refractory
lined interior)とを有するシェルを含み、前記耐火
性ラインド内部は、側面と傾斜底面(sloping bottom s
urface)とを有する。傾斜底面は、垂直面で終わってい
るテーパー上面を有し;垂直面は、ポケットブロックレ
ザバーを形成するためのテーパー下面で終わっている。
本発明のポケットブロックレザバーは、冶金容器の全容
積の約5%未満か又はそれと同等の容積を有する。ポケ
ットブロックレザバーは、冶金容器から溶融金属を排出
するために、より下にあるテーパー表面に配置された注
ぎオリフィス(すなわち、コック口(tap hole))を含
む。本発明の改良冶金容器は、冶金容器からの鋼の放出
中にトリベがほとんど空である場合に、例えば溶融金属
及びスラグの残留物が蓄積する深いプールを形成するた
めのポケットブロックレザバーを提供する。したがっ
て、使用可能な鋼の量は、著しく増加するので、冶金容
器の改良容積効率に寄与する。
【0009】また、本発明の冶金容器を用いて、その上
に1つのスラグ層を有する溶融金属を保持するための冶
金容器の収量効率を向上させる方法も提供する。
【0010】高温耐火性ラインド冶金容器の容積効率を
向上させることは、本発明の1つの一般的な目的であ
る。
【0011】底面が、片側に向かって、又は中心に向か
って傾斜している上記容器の使用を容易にすることは、
本発明の別の目的である。
【0012】したがって、本発明の特徴にしたがって、
レザバーのような小さいが深いウェル(すなわち、ポケ
ットブロックレザバー)を容器出口オリフィスに隣接さ
せて提供し、容器から注ぐことができる比較的純粋な高
温液体金属の体積を増加させる。
【0013】本発明の別の特徴にしたがって、小さいウ
ェルのようなレザバー(すなわち、ポケットブロックレ
ザバー)を容器出口オリフィスに配置して、汚染されて
いない液体内容物が容器から効率的に排出されるように
更に寄与させる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のこれらの及び他の目的及
び特徴は、以下において、図面を参照しながら好ましい
態様の一例を説明することにより明らかとなる。
【0015】図1は、溶融金属を処理するために用いら
れる典型的な耐火性ラインド容器の上面図である。
【0016】図2は、図1の2−2切断線に沿って取ら
れた部分断面図である。
【0017】図3は、図1の3−3切断線に沿って取ら
れた部分断面図である。
【0018】図4は、本発明を実施するのに好ましい万
能異形レンガ(universal shape)に関する上面図であ
る。
【0019】図5Aは、図4の形状に関する側面図であ
る。
【0020】図5Bは、図5A形状の別の形状に関する
側面図である。
【0021】図6は、本発明にしたがって配置された耐
火レンガの2つの半月形ハーフリングの1つを図示して
いる透視図である。
【0022】図6Aは、図6のハーフリングの一部分の
多重ユニット組立モジュール(multi-unit-prefabricat
ed module)を図示している透視図である。
【0023】図6A´は、図6のハーフリングの一部分
の単一ユニット組立モジュールを図示している透視図で
ある。
【0024】図6Bは、図6のハーフリングの別部分の
多重ユニット組立モジュールを図示している透視図であ
る。
【0025】図6B´は、図6のハーフリングの別部分
の単一ユニット組立モジュールを図示している透視図で
ある。
【0026】図7,図7A及び図7Bは、耐火レンガの
2つのコースが半月形の主要部分のために互いに重なっ
ていて、より薄くなっている末端が単一層のみから成っ
ている図6の変形を記載している線図(側面図)であ
る。
【0027】図8,図8A及び図8Bは、図4に示した
一般的なタイプのテーパー耐火物を示している上面図で
ある。
【0028】図9は、底部が拡張している1/4円形モ
ジュールを用いているときの図1の容器に関する上面図
である。
【0029】図9Aは、本発明にしたがうポケットブロ
ックレザバーを含む図1の容器に関する上面図である。
【0030】図10は、片寄りコック口(offset tap h
ole)ではなく中心コック口を含む以外は、本発明にし
たがってポケットブロックレザバーを含む図1の上面図
である。
【0031】図11A及び図11Bは、本発明の冶金容
器の傾斜底面及びポケットブロックレザバーに関する断
面図である。
【0032】図12は、従来法を基準として、本発明を
用いることによって達成された収量の向上を示してい
る。
【0033】本明細書で用いているポケットブロックレ
ザバーとは、耐火性ラインド底を有する冶金容器の底部
に注ぎオリフィス(すなわち、コック口)周囲の領域又
は注ぎオリフィスを有する他の幾何学的ユニオン継手中
にある領域を意味している。コック口は、例えば、非限
定的に、溶鋼のような液体材料が容器から排出される容
器の底部にある口である。
【0034】本発明は、冶金容器に広範に適用すること
ができ、トリベとの関連において説明される。
【0035】図面参照。特に図1参照。例えば鋼のよう
な溶融金属を処理するための鋼製造工業で用いられる、
例えばトリベ10のような典型的な環状冶金容器が記載
してある。前記容器は、典型的には、外部金属シェル1
1、耐火レンガの第一ライニング12、及び耐火レンガ
の内部ライニング13を含む。内部底は従来のコック口
14であり、インゼクターが15及び16に配置してあ
る。インゼクターは、すべてのトリベにおいて必ずしも
用いられない。好ましくは、図1の態様では中心から外
壁に隣接した位置まで片寄せられる(図示されていな
い)容器の傾斜底の最下点に又は最下点近くに、前記コ
ック口は配置される。図1に示してあるようにインゼク
ター15及び16のための片寄りは、他の装置を収容す
るためである。
【0036】図1に示してある冶金容器の内部を更に説
明するために、また、本発明にしたがってつくられた耐
火物のレベルコース(leveling courses)を記述するた
めに、切断面2−2及び切断面3−3が図2及び図3に
それぞれ示してある。図2には、例えば液体鋼処理容器
のような高温冶金容器の底部を典型的に区画する耐火物
の2つの層17及び18が示してある。図2は、これら
2つの層17及び18がそれぞれ一般的に均一な厚さで
あり、また容器から例えば鋼のような溶融金属の排出を
容易にするように、コック口14(図示されていない)
に向けて下方に傾斜している部材18の傾斜上面19を
与えるように取り付けられていることを示している。上
記したように、前記傾斜面は利点を提供する。しかしな
がら、上述の水平(leveling)を提供するために、本発
明によって、一対のテーパー層20及び21を取り付け
て、層21の上面22が図2に示してあるように実質的
に水平になるようにする。したがって、図2は、上記し
たより耐スラグ性(且つ高価である)のある耐火物が最
小の高さを必要とするように、コース23及び24によ
って表されているようなレンガの連続コースが、容器1
0の口(図示されていない)を含む平面に対して平行で
あることを示している。トリベの寸法が、テーパー層2
0及び21の末端と隣接していない場合、前記寸法を連
絡するようにつくることができる。すなわち移行耐火物
(transition refractories)を用いることにより環を
つくることができる。テーパー層20及び21の双方の
末端には、それぞれ移行耐火物25a/25b及び26
a/26bが示してあり、前記移行耐火物は、前記層と
連接しており、また従来の側壁耐火物27及び28それ
ぞれと隣接している。移行耐火物25a/25b及び2
6a/26bは、テーパー付きではない、環中にある隣
接レンガと同じ厚さ(高さ)の半枚レンガ(splits)又
は羊かん形レンガ(soaps)である。
【0037】図3は、図2の幾何学的関係に対して90
度の角度における、耐火物の上記コースの幾何学的関係
を示している。そこには、水平コース20及び21が示
してあり、層21の表面22は実質的に水平であり、層
20と層21との間にあるライン29は、容器内部のテ
ーパー及び湾曲(curved nature)を反映している。図
4,図5A及び図5Bは、本発明の第一の好ましい態様
にしたがう耐火性異形レンガ(refractory shapes)を
示している。図4は、本発明を実施するのに好ましい特
有な万能異形レンガに関する上面図である。2つのハー
フリングのために用いることができるので、同等の内面
及び外面を有する完全万能異形レンガが好ましい。半万
能異形レンガも適するが、それらの厚みのテーパーの故
に、前記半万能異形レンガは、反対方向にテーパーを有
する左異形レンガ及び右異形レンガを必要とするか、又
は鏡像ハーフリングの1つを逆さまにしなければならな
い。また、半万能のばち形レンガ、扇形レンガ、縦ぜり
レンガなども適する。図4は、耐火性異形レンガ30
が、相補的であって、図6に示した隣接レンガを固定す
る形態を提供する一対の曲面33を共に有する一対の実
質的に平行な表面31及び32を含むことを示してい
る。
【0038】図5Aは、図4の耐火レンガの側面図であ
り、本明細書で説明しているような補償(compensatio
n)をもたらす漸進テーパーを説明している。したがっ
て、寸法35によって測定される末端33におけるレン
ガの高さは、寸法36によって測定される末端34にお
けるレンガの高さに比べて高く;寸法37によって表さ
れる差は、図6に示してあるように、レンガの高さに対
して漸進的な調節されたテーパーをもたらす。したがっ
て、図6の代表的な半円形リングにおける各レンガの高
さは、各隣接レンガと異なっており、図示してあるよう
に左末端40から右末端41まで滑らかなテーパーがも
たらされる。また、右末端41においては、ずっと低い
(短い)耐火物が見られ、それらの関連表面(relevant
surfaces)は、番号32a及び34aによって識別さ
れる。
【0039】図5Bは、図5Aの寸法37によって明示
されているテーパーが、対面として存在している2つの
部分37a及び37bへと分割されている、本発明の別
の態様を説明している。
【0040】本発明の(本明細書で説明しているよう
な)補償を生じさせるために、テーパーの量は、部材1
9(図2)の上面の傾斜によって明示されるように、容
器10の底部耐火物17(図2)が傾斜している程度に
よって測定されることは当業者によって理解される。し
たがって、左末端40から右末端41(図6)までのテ
ーパー量は、容器の底部傾斜に依存して変化する。
【0041】図6は、本発明にしたがって配置された半
万能耐火レンガの2つの半円形ハーフリングの1つを説
明している透視図であり、相補的半円形ハーフリングは
図示されているハーフリングの鏡像である。図6は、耐
火物の2つの実質的に同じコースが存在していて、1つ
は、もう一方の上に重なっていることを示している。完
全なリングを完成させるためには、鏡像コースを末端4
0及び41で隣接させて、図1 〜 3に記載したような
円形装置を完成させる。レンガのコース数は、容器底部
の傾斜及びレンガのテーパーに依存して変化することは
当業者によって理解される。
【0042】2つのハーフリングを接合させるために、
左側及び右側テーパー付きレンガが必要である。追加の
金型コストを回避するために、両リングの双方のコース
の末端を切断して、平面垂直面で接合させることは、よ
り実際的なアプローチである。切断ができない場合は、
2つのハーフリングの接合面におけるギャップを一体式
耐火物で充填しても良い。前記の処置は推奨できない
が、避けることができない場合は、高強度で耐火性のプ
ラスチック又はラミング混合物(ramming mix)を用い
るべきである。
【0043】本明細書で説明しているように、本発明の
特徴の1つは、モジュール式組立(modular prefabrica
tion)に対するその適合性である。図6A及び図6B
は、一緒に組み立てたときに、図6のハーフリングと同
様なハーフリングを形成する多要素モジュール55及び
56を説明している。したがって、図6A及び図6Bの
モジュールを組み立てるために、57及び58で示され
ている末端を互いに連絡させることは当業者には理解さ
れる。
【0044】図6Bには、破線59,60及び61が記
載してあるが、これらの破線は、容器の底部を隠蔽する
耐火物の比例部分を含むパイ形セグメント62のモジュ
ールに対する任意の拡張を表している。前記パイ形セグ
メントの頂点63(図6B)は、中心コック口を有する
態様においては平頭にして、小領域64を除去し、耐火
性ラインドコック口(図示されていない)を挿入するた
めの空間を残しても良い。同様なパイ形拡張部分を、例
えばモジュール55(図6A)のような残存モジュール
のそれぞれに結合させても良いことは当業者には明らか
である。
【0045】また、図6A及び図6Bのモジュールは、
一緒に組み立てるとき、図6と同様なハーフリングを形
成する(図6A´及び図6B´に図示されている)単体
構造の鋳造された又は突き固められたモジュール55´
及び56´としてつくることもできる。したがって、図
6A´及び図6B´のモジュールを組み立てるために、
番号57´及び58´で示してある末端を互いに連絡さ
せる。
【0046】図6A´及び図6B´には破線59´,6
0´及び61´が記載してあるが、これらの破線(図6
B)は、容器の底部を隠蔽する耐火物の比例部分を含む
パイ形セグメント62´のモジュールに対する上記した
任意の拡張を表している。前記パイ形セグメントの頂点
63´(図6B)は、中心コック口を有する態様におい
ては平頭にして、小領域64´を除去し、耐火性ライン
ドコック口(図示されていない)を挿入するための空間
を残していても良い。同様なパイ形拡張部分を、例えば
モジュール55´(図6A´)のような残存モジュール
のそれぞれに結合させても良いことは当業者には明らか
である。
【0047】図7は、レンガの2つのコースが、半円形
の主要部分に関して互いに重なっていて、より薄い末端
が単一層のみから成っている図6の改良を示している側
面図である。したがって、左末端42では、コースの重
なり(overlying nature)は、1つの例示的態様におい
て、例えば非限定的に寸法43によって示されている約
8.5インチのような末端42における全コース高さを
もたらす耐火物30a及び30bを重ねることによって
示される。この態様では、コースの二列幾何学的配置
(dual geometry)は、全高が減少している地点44ま
で続いており、後の残り部分は、1つのレンガ45を含
む。図7では、末端46における高さは、寸法47によ
って示されているように、例えば非限定的に1.25イ
ンチまで減少する。
【0048】図6A及び図6Bに対応する態様のため
に、図7A及び図7Bそれぞれに示されているセクショ
ン70及び71と同様なセクションを提供しても良い。
そこでは、末端72(図7A)及び73(図7B)は、
セクションを組み立てるときに連絡させる。
【0049】本明細書で説明しているように、本発明の
原理は、非円形容器に対して適用可能性を有しているか
もしれない;その事を図示するために、図8に示した配
列が包含される。図8は、図4に示した一般的タイプの
テーパー耐火物を図示している上面図である。コース5
0ccで終わっている右末端51へと続いているコース
50 〜 50dは、前記配列の左末端49で始まってい
る。先に説明した配置に関して、耐火物50 〜 50c
cによって提供されるテーパーの程度は、前記耐火物を
取り付けて水平補償を提供する容器下面の対応傾斜に対
して相補的である。したがって、その原理を、曲面と平
面の双方を含むライニングに対して適用することができ
る。
【0050】図8の配列に共に対応するモジュール75
(図8A)及び76(図8B)を参照しながら、モジュ
ール式組立法に対する適合性を説明する。当業者には明
らかなように、モジュールのアセンブリーは、末端77
(図8A)及び末端78(図8B)を互いに連絡させる
工程を含む。
【0051】図9は、(例えば図6B´のモジュール5
6´及び拡張底部パイ分割セグメント62´によって表
されているような)底部拡張部分を有する1/4円形モ
ジュールが適所に配置してあるときの図1の容器に関す
る上面図であり、底部耐火性材料のパイ分割様セクショ
ン62a 〜 62dを示している。パイ分割セクション
62b,62c及び62dは、片寄りコック口とインゼ
クター区域(injectorlocations)(すなわち、インゼ
クター口)15及び16とを収容するのに必要とされる
場合に改造されることは、当業者には理解される。ま
た、ライン80,81,82及び83(図9)が、隣接
パイ分割を表していることも理解される。
【0052】図9Aは、本発明の別の態様を示してお
り、本発明の最も好ましい態様にしたがうポケットブロ
ックレザバー14bを概略的に示している以外は、図9
の態様と同様な図である。当業者には公知のように、溶
融金属を、例えば鋼のような前記溶融金属の自由表面上
にスラグブランケットが実質的に残留している状態で、
例えばトリベのような冶金容器中に流し出そうとすると
き、前記スラグの一部をトリベへと移動させる。溶融金
属の上に深さ約2 〜 10インチ以上のスラグ層を有す
る前記溶融金属でトリベを満たすことは当業においては
普通である。例えばアルゴンのような不活性ガスを、注
入区域(すなわち、インゼクター口)を介してトリベの
中にある溶融金属中に泡立たせて、溶融金属を均質化
し、それにより液体金属から、閉じ込められたスラグ
(entrapped slag)を遊離させ、上記のようにスラグ・
金属海面を再建し再画定する。次に、注ぎオリフィス
(すなわち、コック口)を通して鋳込速度(casting ra
te)にしたがう予定速度でトリベから排出する。トリベ
の排出速度は、非限定的に、例えば注ぎオリフィス(す
なわち、コック口)の底部にあるスライドゲート機構の
ようなコック口隠蔽手段で調節される。溶融金属がトリ
ベから排出されるとき、スラグ層は、溶融金属のレベル
がトリベの底部に近づくまで、溶融金属の上に残留す
る。次に、スラグは、放出流中に引き下ろされ、溶鋼中
に閉じ込められる。この取り込みが原因となって、最終
製品において許容不可能な不純物及び表面きずが生じ
る。これまでは、トリベの排出を、あまりにも早期に止
めてしまうと、トリベ中に、何トンもの使用不可能な溶
融金属が取り残された。本明細書で説明しているよう
に、本発明の最も好ましい態様である改良冶金容器によ
って、前記冶金容器から溶鋼を排出すると、使用可能な
鋼の収量が増加する。
【0053】図11A及び図11Bに示してあるよう
に、本発明の最も好ましい態様は、金属外部と耐火性ラ
インド内部とを有するシェル108を含む、その上にス
ラグ層を有する溶融金属を保持するための冶金容器を提
供する。耐火性ラインド内部は、前記容器の内側へと暴
露されている、側壁106と傾斜底面112とを有す
る。容器の傾斜底面112は、垂直面112bで終わっ
ているテーパー上面112aを有する。垂直面112b
は、ポケットブロックレザバー120を形成するため
に、より低いテーパー表面112cで終わっている。ポ
ケットブロックレザバー120は、冶金容器の全容積の
約5%未満か又はそれと同等の容積を有する。本発明の
別の態様では、ポケットブロックレザバー120は、冶
金容器から溶融金属を排出するために、より下にあるテ
ーパー表面112cに配置されたコック口110を含
む。容器の傾斜底面112が、約3度を超える又はそれ
と同等の傾斜角を有することが好ましい。最も好ましく
は、ポケットブロックレザバー120は、冶金容器の全
容積の約3%未満か又はそれと同等の容積を有する。
【0054】本発明の別の態様は、当業者には公知のよ
うに、冶金容器の傾斜底面112上に配置された耐衝撃
パッド(impact pad)(図11a及び図11bには図示
されていない)を提供することを含む。
【0055】本発明の冶金容器のコック口は、有利に
は、ポケットブロックレザバーの下部領域近傍又は好ま
しくは下部領域に配置されることは当業者によって理解
される。したがって、コック口は、ポケットブロックレ
ザバー中で片寄っていることができるか、又はポケット
ブロックレザバーの中心に配置することができる。
【0056】本発明の別の態様は、側壁と底部とを有す
るシェルを含む冶金容器を用いて、溶融金属を収容する
ための前記冶金容器の内部を形成する工程;前記容器の
側壁と底部との内部を隠蔽する耐火性ライニングを形成
する工程、前記耐火性ライニングは、容器内部へと暴露
される傾斜底面を形成し、前記傾斜底面は、垂直面で終
わっているテーパー上面を有し、前記垂直面はポケット
ブロックレザバーを形成するためにより低いテーパー表
面で終わっていて、前記ポケットブロックレザバーは容
器の全容積の約5%未満か又はそれと同等の容積を有
し、また容器の排出を提供するために、より低いテーパ
ー表面に配置された開口部を有する注ぎオリフィス(す
なわち、コック口)を有し、前記コック口は、コック口
開口部を開放したり閉鎖したりするためにコック口に対
して並置されている脱着可能なコック口カバー手段を有
する;前記脱着可能なコック口カバー手段を、コック口
開口部の下の閉鎖位置に配置する工程;溶融金属を冶金
容器中に入れ、スラグ・溶融金属界面を形成させるため
に、前記容器内の溶融金属の上部にあるスラグ層に対し
て充分な容積を与える工程;容器内の溶融金属を、ポケ
ットブロックレザバー中に集め、次にコック口開口部を
通過させるために、脱着可能なコック口カバー手段を開
口位置に移動させることによって、容器から溶融金属を
排出する工程;及び容器から放出された使用可能な溶融
金属の収量を増加させるために、ポケットブロックレザ
バー中に前記スラグを入れると同時に、入れる前に、又
は入れた後に、脱着可能なコック口カバー手段を閉鎖位
置に移動させる工程を含む、その上にスラグ層を有する
溶融金属を保持するための冶金容器の収量効率を向上さ
せる方法を提供する。
【0057】好ましい態様では、本明細書で説明してい
るように、本発明方法は、約3度を超える又はそれと同
等の傾斜角を有する傾斜底面を用いることを含む。
【0058】最も好ましい態様では、本明細書で説明し
ているように、本発明方法は、冶金容器の全容積の約3
%未満又はそれと同等の容積を有するポケットブロック
レザバーを用いることを含む。
【0059】好ましい態様では、本明細書で説明してい
るように、本発明方法は、ポケットブロックレザバー近
傍に又はポケットブロックレザバーの最も低い領域に、
コック口を配置することを含む。
【0060】本発明のポケットブロックレザバーは、単
独で用いても良く、もしくは本明細書で説明しているよ
うに、冶金容器レンガレベリングセット(metallurgica
l vessel brick leveling set)又はプレキャストモジ
ュールレベリングアセンブリーと組み合わせて用いても
良いことは当業者によって理解される。
【0061】したがって、好ましくは、本発明によっ
て、本明細書で説明しているように、注ぎオリフィス
(すなわち、コック口)に隣接している不連続な(disc
ret)ウェル又はレザバー、すなわちポケットブロック
レザバーと組み合わせた容器底部の殆ど又はすべてにわ
たる最適傾斜が提供されることは、当業者によって理解
される。前記ポケットブロックレザバーは、前記容器が
殆ど空であるときに、溶融金属とスラグとの残留物が蓄
積する深さが増加する小さなプールのための領域を提供
する。故に、使用可能な金属の量は、著しく増加するの
で、冶金容器の容積効率の向上に寄与する。前記ポケッ
トブロックレザバーは、図9Aで参照記号14bによっ
て識別され;好ましくは、冶金容器の他に存在している
排出オリフィス又は注ぎオリフィス(すなわち、コック
口)14を取り囲んでいる。
【0062】図10は、図1に示した容器の場合のよう
な片寄りコック口ではなく中心コック口を含む以外は図
1の容器と同様である典型的な耐火性ラインド容器に関
する上面図である。図10は、中心に配置されたコック
口14と、コック口14を取り囲んでいる本発明ポケッ
トブロックレザバー14bと共にインゼクター区域15
及び16を示している。上記したように、容器底部の最
下点にコック口を配置することが最も望ましいので、容
器10の底部が、外部鋼シェル11と内部ライニング1
2に隣接している前記シェル11の内周から、コック口
14まで下方に(好ましくは対称的に)傾斜しているこ
とが理解される。前記の場合、傾斜底面のための補償
は、それぞれ平らな上部と傾斜底部とを有する同じ耐火
物によって成される。前記の傾斜は、容器底部の隣接部
分の傾斜に対応している。
【0063】図11Bは、図11Aと同様な本発明の好
ましい態様の別の例に関する断面概略図であり、同じ部
材には同じ番号を割り当てている。冶金容器から放出さ
れる使用可能な金属の収量を増加させるための、本発明
の傾斜底面112及びポケットブロックレザバー120
が図示してある。図11Bには、側壁耐火物106及び
安全耐火物107のコースと一緒になっている一体式の
プレキャスト耐火物又は現場打ち耐火物(cast in plac
e)105が示してある。リップ113は、前記リップ
の上面が耐火物105の上面113bの実質的に同じ水
平面である高さまで上方に延在している。図11Bで
は、鋼シェル108は、注ぎ口(すなわち、コック口)
110を有する平底109を有する。一体式の予備成形
された又は現場打ちされた耐火性ライニング105は、
シェル108の隣接内部水平底面に対して平行な底面1
11を有する。しかしながら、冶金液体と接触させるた
めの前記傾斜内面を提供するために、予備成形された又
は現場打ちされた耐火性ライニングは、注ぎオリフィス
(すなわち、コック口)110の低い地点まで下方に傾
斜している(図示されていない)傾斜底面112を含
む。一体式オーバーライングリップ(integral overlyi
ng lip)113は、傾斜した一体式底部105に補償を
提供する。次に、非限定的に例えばレンガ又は一体構造
のような側壁耐火性ライニングを、概略水平な面113
a/113bに付与する。図11Aに示した配置では、
耐火性ライニング105の底面111は、容器シェル1
08へと延在する。別法として、プラグ構造を用いても
良く、それによって、前記側壁は、シェルの底部に延在
する(図示されていない)。この場合、前記底部を、側
壁の内側に取り付けても良い。また、1つ以上の安全ラ
イニング107を、プレキャスト耐火物105と鋼シェ
ル108との間に用いても良いことは当業者には明らか
である。
【0064】本発明は、背景技術を超える多くの利点を
提供することは当業者によって理解される。第一に、本
発明は、現存の冶金容器の注ぎオリフィス又は排出口
(すなわち、コック口)構造に関するコストの嵩む改良
を必要としない。第二に、本発明は、本明細書で説明し
ているように、液体金属の排出を最適化することによっ
て、冶金容器を排出した後に、容器の底部に残留する使
用不可能な金属(すなわち、スラグを取り込んでいる金
属)の量を少なくするポケットブロックレザバーを有す
る冶金容器を提供する。したがって、本発明は、液体金
属の最適な置換を提供するので、使用可能な金属の体積
収量が極めて著しく増加する。これは、例えば製鋼業に
おける金属製造者にとっては極めて大きな経済的利益と
なる。第三に、本発明は、非限定的に、キャスター(ca
ster)、塩基性酸素炉又はアーク炉を変化させる必要が
ないことを含む、一般的なトリベによる鋼製造における
変化を必要とせずに、使用可能な金属の体積収量を増加
させるための改良された冶金容器を提供する。第四に、
本明細書で説明しているポケットブロックレザバーを有
する冶金容器を提供する本発明は、使用ライニング張り
替え時間の増加、金属製造者による追加の資本投資、及
び労働時間の増加を必要としない。最後に、本発明のポ
ケットブロックレザバーを有する冶金容器は、当業者に
よって理解されるように、トリベの自由開口に悪影響を
及ぼさない。
【0065】したがって、本発明は、冶金容器から放出
される使用可能金属の量を増加させるという金属工業に
おいて未だ満足されていないニードを解決するのみなら
ず、上記した追加の経済的利益をも提供する。
【0066】図12は、本発明の冶金容器によって提供
された改良から得られる金属収量の節約(metal yield
savigs)を示している。図12は、トリベから排出した
後に、トリベの底部に残留している使用不可能な液体鋼
のインチを基準として、トリベ中に残留している使用不
可能な鋼の体積(立法フィート)を示している。
【0067】図12は、大きさが同じでデザインが異な
る3つのトリベを、トリベから使用可能な鋼を放出した
後に、トリベ底部に残留している使用不可能な液体鋼の
量を定量化するために比較した結果である。トリベ1
は、当業において公知の標準的な平底トリベである。ト
リベ2は、当業において公知の傾斜底面トリベ(sloped
bottom ladle)である。トリベ3は、本発明にしたがう
傾斜底面とポケットブロックレザバーとを有するトリベ
である。各トリベには、従来の非専売(non-proprietar
y)注ぎオリフィス(すなわち、コック口アセンブリ
ー)が備わっている。図12は、放出後に(平底デザイ
ンを有する)トリベ1に残留している使用不可能液体鋼
の6立方フィートに相当する使用不可能液体鋼は、2イ
ンチであったことを示している。更に、図12は、放出
後に(傾斜底面デザインを有する)トリベ2に残留して
いる使用不可能液体鋼の2.5立方フィートに相当する
使用不可能液体鋼は、2インチであったことを示してい
る。また更に、図12は、放出後に本発明のトリベ3に
残留している使用不可能液体鋼の0.8立方フィートに
相当する使用不可能液体鋼は、2インチであったことを
示している。したがって、本発明(トリベ3)によっ
て、液体鋼の収量損失が減少したことは当業者によって
評価される。言い換えれば、本発明の冶金容器(トリベ
3)は、製鋼業で現在用いられている公知のデザインを
有する冶金容器(トリベ1及びトリベ2)に比べて、ト
リベから放出された使用可能な液体鋼の収量を最も高度
に向上させたことは当業者によって理解される。
【0068】当業者によって評価されるように、本発明
のポケットブロックレザバーの正確な寸法は、冶金容器
の隣接底面の傾斜、冶金容器の全容量、及び例えば注入
耐衝撃パッド及びインゼクター区域のような幾何学的物
体の可能な位置決定(positioning)に左右されるかも
しれない。
【0069】本発明を説明するために、本発明の特有な
態様について記して来たが、添付の特許請求の範囲で規
定した本発明から逸脱することなく、本発明に関して多
くの変型及び小部品をつくることができることは当業者
には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶融金属を処理するために用いられる典型的な
耐火性ラインド容器の上面図である。
【図2】図1の2−2切断線に沿って取られた部分断面
図である。
【図3】図3は、図1の3−3切断線に沿って取られた
部分断面図である。
【図4】本発明を実施するのに好ましい万能異形レンガ
に関する上面図である。
【図5】図5Aは、図4の形状に関する側面図である。
図5Bは、図5A形状の別の形状に関する側面図であ
る。
【図6】本発明にしたがって配置された耐火レンガの2
つの半月形ハーフリングの1つを図示している透視図で
ある。図6Aは、図6のハーフリングの一部分の多重ユ
ニット組立モジュールを図示している透視図である。図
6A´は、図6のハーフリングの一部分の単一ユニット
組立モジュールを図示している透視図である。図6B
は、図6のハーフリングの別部分の多重ユニット組立モ
ジュールを図示している透視図である。図6B´は、図
6のハーフリングの別部分の単一ユニット組立モジュー
ルを図示している透視図である。
【図7】耐火レンガの2つのコースが半月形の主要部分
のために互いに重なっていて、より薄くなっている末端
が単一層のみから成っている、図6の変形を記載してい
る線図(側面図)である。
【図8】図8,図8A及び図8Bは、図4に示した一般
的なタイプのテーパー耐火物を示している上面図であ
る。
【図9】底部が拡張している1/4円形モジュールを用
いているときの図1の容器に関する上面図である。図9
Aは、本発明にしたがうポケットブロックレザバーを含
む図1の容器に関する上面図である。
【図10】片寄りコック口ではなく中心コック口を含む
以外は、本発明にしたがってポケットブロックレザバー
を含む図1の上面図である。
【図11】図11A及び図11Bは、本発明の冶金容器
の傾斜底面及びポケットブロックレザバーに関する断面
図である。
【図12】従来法を基準として、本発明を用いることに
より達成された収量の向上を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596031491 2121 San Jacinto Stre et,Suite 2500,Dallas, Texas 75201,United St ates of America

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属外部と耐火性ラインド内部とを有す
    るシェルを含み、溶融金属上に1つのスラグ層を有する
    前記溶融金属を保持するための冶金容器であって、該耐
    火性ラインド内部が該容器の内部へと暴露される側面と
    傾斜底面とを有し、該傾斜底面が垂直面で終わっている
    テーパー上面を有し、該垂直面がポケットブロックレザ
    バーを形成するためのテーパー下面で終わっており、該
    ポケットブロックレザバーが該冶金容器の全容積の約5
    %未満か又はそれと同等の容積を有し、また該ポケット
    ブロックレザバーが該冶金容器から該溶融金属を排出す
    るために該テーパー下面に配置されたコック口を含む前
    記冶金容器。
  2. 【請求項2】 該傾斜底面が、約3度を超える又はそれ
    と同等の傾斜角を有する請求項1記載の冶金容器。
  3. 【請求項3】 該ポケットブロックレザバーが、該冶金
    容器の全容積の約3%未満か又はそれと同等の容積を有
    する請求項1記載の冶金容器。
  4. 【請求項4】 該傾斜底面上に配置された耐衝撃パッド
    を含む請求項1記載の冶金容器。
  5. 【請求項5】 該コック口が、該ポケットブロックレザ
    バーの最も低い領域に配置されている請求項1記載の冶
    金容器。
  6. 【請求項6】 その上にスラグ層を有する溶融金属を保
    持するための冶金容器の収量効率を向上させる方法であ
    って:該側壁と該底部とを有するシェルを含む冶金容器
    を用いて、溶融金属を収容するための該冶金容器の内部
    を形成する工程;該容器の該側壁と該底部との内部を隠
    蔽する耐火性ライニングを形成する工程、該耐火性ライ
    ニングは該容器の内部へと暴露される傾斜底面を形成
    し、該傾斜底面は垂直面で終わっているテーパー上面を
    有し、該垂直面はポケットブロックレザバーを形成する
    ためにより低いテーパー表面で終わっており、該ポケッ
    トブロックレザバーは、該容器の全容積の約5%未満か
    又はそれと同等の容積を有し、また該容器の排出を提供
    するために該テーパー下面に配置された開口部を有する
    コック口を有し、該コック口は該コック口開口部を開放
    したり閉鎖したりするためにコック口に対して並置され
    ている脱着可能なコック口カバー手段を有する;該脱着
    可能なコック口カバー手段を、該コック口開口部の下の
    閉鎖位置に配置する工程;該溶融金属を該容器中に入
    れ、スラグ・溶融金属界面を形成させるために、該容器
    内の該溶融金属の上部にあるスラグ層に対して充分な容
    積を与える工程;該容器内の該溶融金属を、該ポケット
    ブロックレザバー中に集め、次に該コック口開口部を通
    過させるために、該脱着可能なコック口カバー手段を開
    口位置に移動させることによって、該容器から該溶融金
    属を排出する工程;及び該容器から放出された該溶融金
    属の収量を増加させるために、該ポケットブロックレザ
    バー中に該スラグを入れると同時に、入れる前に、又は
    入れた後に、該脱着可能なコック口カバー手段を閉鎖位
    置に移動させる工程を含む前記方法。
  7. 【請求項7】 約3度を超える又はそれと同等の傾斜角
    を有する該傾斜底面を用いることを含む請求項6記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 該容器の全容積の約3%未満又はそれと
    同等の容積を有するポケットブロックレザバーを用いる
    ことを含む請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 該ポケットブロックレザバーの最も低い
    領域に該コック口を配置することを含む請求項6記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 該傾斜底面上に耐衝撃パッドを配置す
    ることを含む請求項6記載の方法。
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