JPH1148187A - 断続切断線の形成方法および装置 - Google Patents
断続切断線の形成方法および装置Info
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- JPH1148187A JPH1148187A JP21606297A JP21606297A JPH1148187A JP H1148187 A JPH1148187 A JP H1148187A JP 21606297 A JP21606297 A JP 21606297A JP 21606297 A JP21606297 A JP 21606297A JP H1148187 A JPH1148187 A JP H1148187A
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート材に直列状に断続する切断線を形成す
る際し、切断線が破れによりつながることを防止する方
法、装置を提供する。 【解決手段】 薄板状の可動刃をその面に平行またはほ
ぼ平行な方向に駆動してシート材に貫通させ、該シート
材に直列状に断続する切断線を形成する方法において、
形成される直列状に隣り合う切断線相互における切断の
進行方向は同一であり、かつ該切断の進行方向の下流側
の切断線の始端の形成時期は、その上流側の切断線の形
成終了時以前であることを特徴とする断続切断線の形成
方法。
る際し、切断線が破れによりつながることを防止する方
法、装置を提供する。 【解決手段】 薄板状の可動刃をその面に平行またはほ
ぼ平行な方向に駆動してシート材に貫通させ、該シート
材に直列状に断続する切断線を形成する方法において、
形成される直列状に隣り合う切断線相互における切断の
進行方向は同一であり、かつ該切断の進行方向の下流側
の切断線の始端の形成時期は、その上流側の切断線の形
成終了時以前であることを特徴とする断続切断線の形成
方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジスタ、プリン
タなどの印刷装置に搭載され、印刷後のロール状の紙、
フィルム等を切断するシート材切断装置として用いられ
る断続切断線形成装置、およびこれらのシート材に直列
状に断続する切断線の形成方法の技術分野に属する。
タなどの印刷装置に搭載され、印刷後のロール状の紙、
フィルム等を切断するシート材切断装置として用いられ
る断続切断線形成装置、およびこれらのシート材に直列
状に断続する切断線の形成方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】プリンタに搭載されるカッタは、印刷後
の用紙を完全に切断するフルカットとミシン目状または
中央部分等が1点〜3点等の複数の部分でつながった状
態とするパーシャルカットを用途によって使い分ける必
要がある。例えば、商店のレジスタは、通常、店の出入
口付近に設置されているため、レジスタから出力される
レシートが風で飛ばないようにパーシャルカットされる
ことが多い。パーシャルカット後の用紙は、1〜3点等
のつながっている部分を店員が手で引き離して客に渡す
ことが多いが、缶ジュースのように安価な商品を連続し
て販売する際など、レシートを客に渡さない場合には、
つながったままでレジスタから床まで垂れ下がったまま
とする場合もある。1点残しの場合、強い風が吹いた時
に破れたり、長くつながって垂れ下がった用紙が自重で
破れる等、都合が悪い場合があり、またミシン目は破れ
にくく、客に渡す時に不都合なことがある。
の用紙を完全に切断するフルカットとミシン目状または
中央部分等が1点〜3点等の複数の部分でつながった状
態とするパーシャルカットを用途によって使い分ける必
要がある。例えば、商店のレジスタは、通常、店の出入
口付近に設置されているため、レジスタから出力される
レシートが風で飛ばないようにパーシャルカットされる
ことが多い。パーシャルカット後の用紙は、1〜3点等
のつながっている部分を店員が手で引き離して客に渡す
ことが多いが、缶ジュースのように安価な商品を連続し
て販売する際など、レシートを客に渡さない場合には、
つながったままでレジスタから床まで垂れ下がったまま
とする場合もある。1点残しの場合、強い風が吹いた時
に破れたり、長くつながって垂れ下がった用紙が自重で
破れる等、都合が悪い場合があり、またミシン目は破れ
にくく、客に渡す時に不都合なことがある。
【0003】一方、銀行や病院の順番待ちの自動発券機
の場合、順番を記載した券が取り出し口から出てくる構
造の装置が多いが、このような装置では、用紙を一枚一
枚切り離して取り出し口に排出する構造であるので、フ
ルカットで使用される。このように用途によって、フル
カットと1点または3点またはそれ以上の点でつながっ
たパーシャルカットを使い分ける必要があるが、それぞ
れ専用のプリンタで対応していてはコスト高となるの
で、一台のプリンタでフルカットと1点または3点等の
部分でつながっていたパーシャルカットのいずれにも対
応すべく、各種機構のシート材切断装置が開発されてき
た。
の場合、順番を記載した券が取り出し口から出てくる構
造の装置が多いが、このような装置では、用紙を一枚一
枚切り離して取り出し口に排出する構造であるので、フ
ルカットで使用される。このように用途によって、フル
カットと1点または3点またはそれ以上の点でつながっ
たパーシャルカットを使い分ける必要があるが、それぞ
れ専用のプリンタで対応していてはコスト高となるの
で、一台のプリンタでフルカットと1点または3点等の
部分でつながっていたパーシャルカットのいずれにも対
応すべく、各種機構のシート材切断装置が開発されてき
た。
【0004】例えば、図5は、のこ刃状の可動刃による
ものの作動の一例を説明する図である。可動刃1は、の
こ刃状の刃先を有し、中央部に中央切り欠き41および
その両側のV字状谷部分に2箇所、それぞれ左側切り欠
き42,右側切り欠き43を設けている。これらの切り
欠きは、中央の41は深く、左右の2点42,43は中
央の41よりも1mm程度浅い寸法に設定する。
ものの作動の一例を説明する図である。可動刃1は、の
こ刃状の刃先を有し、中央部に中央切り欠き41および
その両側のV字状谷部分に2箇所、それぞれ左側切り欠
き42,右側切り欠き43を設けている。これらの切り
欠きは、中央の41は深く、左右の2点42,43は中
央の41よりも1mm程度浅い寸法に設定する。
【0005】用紙5を切断する際には、該用紙を矢印5
のように供給した後、可動刃1を図示しない駆動機構に
よって下方向に移動させ、可動刃1の下に設けた前後の
受板31、32の隙間を通過させるが、Bのように3点
の切り欠きが全ての受板31、32の上面を越えない位
置で停止させれば、3箇所の切り欠き部分では用紙は切
断されず、中央およびその両側の2点の計3点でつなが
った3点残しのパーシャルカットの状態となる。また、
図Cのように中央の切り欠き41が受板31,32の上
面を越えず、左右の切り欠き42,43が上面を越える
位置まで可動刃1を降下させれば、用紙は中央部分の1
点のみでつながった1点残しのパーシャルカットの状態
となる。同様に、可動刃1を中央の切り欠き41を受板
31,32の上面を越える位置まで降下させれば、中央
部分も切断され、用紙は完全に切り離されたフルカット
となる。
のように供給した後、可動刃1を図示しない駆動機構に
よって下方向に移動させ、可動刃1の下に設けた前後の
受板31、32の隙間を通過させるが、Bのように3点
の切り欠きが全ての受板31、32の上面を越えない位
置で停止させれば、3箇所の切り欠き部分では用紙は切
断されず、中央およびその両側の2点の計3点でつなが
った3点残しのパーシャルカットの状態となる。また、
図Cのように中央の切り欠き41が受板31,32の上
面を越えず、左右の切り欠き42,43が上面を越える
位置まで可動刃1を降下させれば、用紙は中央部分の1
点のみでつながった1点残しのパーシャルカットの状態
となる。同様に、可動刃1を中央の切り欠き41を受板
31,32の上面を越える位置まで降下させれば、中央
部分も切断され、用紙は完全に切り離されたフルカット
となる。
【0006】このように、のこ刃状の可動刃を使用すれ
ば、切り欠きの数および停止位置を変化させることで、
容易にフルカットおよび1〜3点残し等のパーシャルカ
ットに対応できるので、この方法は従来より多用されて
いるが、のこ刃方式では、紙粉の発生が多いという欠点
がある。つまり、のこ刃方式では、図5に示すように、
前後の受板31、32の上に供給され、用紙5の上方か
ら可動刃1が降下し、可動刃1ののこ刃先端が用紙5に
突き刺さり、引き破る構造であるため、用紙5の切断面
は鋏で切断したようなきれいな状態とはならず、毛羽立
ちのある切断面となる。このように毛羽立ちのある切断
面となる場合、小さな紙の粉、いわゆる紙粉が多量に発
生し、これが谷部等に堆積して切れ味をさらに悪化した
り、飛び散る場合もある。
ば、切り欠きの数および停止位置を変化させることで、
容易にフルカットおよび1〜3点残し等のパーシャルカ
ットに対応できるので、この方法は従来より多用されて
いるが、のこ刃方式では、紙粉の発生が多いという欠点
がある。つまり、のこ刃方式では、図5に示すように、
前後の受板31、32の上に供給され、用紙5の上方か
ら可動刃1が降下し、可動刃1ののこ刃先端が用紙5に
突き刺さり、引き破る構造であるため、用紙5の切断面
は鋏で切断したようなきれいな状態とはならず、毛羽立
ちのある切断面となる。このように毛羽立ちのある切断
面となる場合、小さな紙の粉、いわゆる紙粉が多量に発
生し、これが谷部等に堆積して切れ味をさらに悪化した
り、飛び散る場合もある。
【0007】飛散した紙粉は、以下のように電気的、機
械的な不具合の原因となるので、できるだけ少ない方が
よい。例えば、紙粉がスイッチの接点に堆積するとスイ
ッチが誤動作し、動作すべき位置でモータが停止した
り、停止すべき位置で動作したりする場合があり、ま
た、モータ内部に堆積すると、コミテータとブラシの間
の導通を妨げたり、軸受けの回転抵抗を増加する等電気
的、機械的な不具合が発生する恐れがある。また、ギ
ヤ,リンク等の駆動部品に堆積すると、ギヤの噛み合わ
せ部分、リンクの摺動部分の抵抗が増大して動作しなく
なったり、印字装置側へ飛散し、印字用の感熱ヘッドが
汚れ、印字状態を悪くする等機械的な不具合の原因とな
る恐れがある。
械的な不具合の原因となるので、できるだけ少ない方が
よい。例えば、紙粉がスイッチの接点に堆積するとスイ
ッチが誤動作し、動作すべき位置でモータが停止した
り、停止すべき位置で動作したりする場合があり、ま
た、モータ内部に堆積すると、コミテータとブラシの間
の導通を妨げたり、軸受けの回転抵抗を増加する等電気
的、機械的な不具合が発生する恐れがある。また、ギ
ヤ,リンク等の駆動部品に堆積すると、ギヤの噛み合わ
せ部分、リンクの摺動部分の抵抗が増大して動作しなく
なったり、印字装置側へ飛散し、印字用の感熱ヘッドが
汚れ、印字状態を悪くする等機械的な不具合の原因とな
る恐れがある。
【0008】次に図6は、鋏と同様の剪断による切断メ
カニズムを採用して紙粉の発生を抑制するとともに、フ
ルカットと1点残しパーシャルカットの使い分けが可能
な従来のシート切断装置を説明する図である。該装置
は、直線状の刃先線を持つ固定刃2とこれに圧接しつつ
摺動する可動刃1からなり、可動刃1はその両側にV字
状に窪むことで固定刃2の刃先線に対して剪断角を得、
また両刃は幅方向中央で干渉するごとき相対的反りを与
えられることで切断途中の噛み合い点で圧接方向の交差
角が与えられている。上記のように剪断角、圧接方向の
交差角および圧接力をそれぞれ与えられることで鋏と同
様に紙粉のない切断が実現できる。なお、パーシャルカ
ットBとフルカットCとの使い分けは、図5A〜Cで述
べたと同様に可動刃の切断ストロークの終点の位置制御
によるものである。
カニズムを採用して紙粉の発生を抑制するとともに、フ
ルカットと1点残しパーシャルカットの使い分けが可能
な従来のシート切断装置を説明する図である。該装置
は、直線状の刃先線を持つ固定刃2とこれに圧接しつつ
摺動する可動刃1からなり、可動刃1はその両側にV字
状に窪むことで固定刃2の刃先線に対して剪断角を得、
また両刃は幅方向中央で干渉するごとき相対的反りを与
えられることで切断途中の噛み合い点で圧接方向の交差
角が与えられている。上記のように剪断角、圧接方向の
交差角および圧接力をそれぞれ与えられることで鋏と同
様に紙粉のない切断が実現できる。なお、パーシャルカ
ットBとフルカットCとの使い分けは、図5A〜Cで述
べたと同様に可動刃の切断ストロークの終点の位置制御
によるものである。
【0009】前述のように、のこ刃方式は紙粉による不
具合が多いので、鋏式(剪断)のシート材切断装置でフ
ルカットと3点残しが可能なパーシャルカットのいずれ
でも可能としたいとの要求から、本出願人は、実公平7
−11907号、特開平5−200691号にてV字形
状に窪んだ可動刃を有する剪断によるシート材切断装置
を提案した。図7は、実公平7−11907号の実施例
の可動刃の例であり、V字状に窪んだ形状の可動刃1に
おいて、可動刃1の中央部に中央切り欠き41および用
紙をほぼ4等分する点に左側切り欠き42、右側切り欠
き43を設けた構造である。上記切断装置によるフルカ
ットと1点または3点の切り残し部を有するパーシャル
カットを一台の装置で実現する方法は、前述の図5A〜
Cに示したと同様に可動刃の停止位置の制御によるもの
である。
具合が多いので、鋏式(剪断)のシート材切断装置でフ
ルカットと3点残しが可能なパーシャルカットのいずれ
でも可能としたいとの要求から、本出願人は、実公平7
−11907号、特開平5−200691号にてV字形
状に窪んだ可動刃を有する剪断によるシート材切断装置
を提案した。図7は、実公平7−11907号の実施例
の可動刃の例であり、V字状に窪んだ形状の可動刃1に
おいて、可動刃1の中央部に中央切り欠き41および用
紙をほぼ4等分する点に左側切り欠き42、右側切り欠
き43を設けた構造である。上記切断装置によるフルカ
ットと1点または3点の切り残し部を有するパーシャル
カットを一台の装置で実現する方法は、前述の図5A〜
Cに示したと同様に可動刃の停止位置の制御によるもの
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この方式であれば、紙
粉の少ない剪断による切断であり、また1点もしくは3
点残しのパーシャルカットを実現できる。ところが、こ
の構造では、可動刃1が降下し、その左右の切り欠き4
2、43の幅方向内側に位置する内側刃先線の外側端4
4,45が固定刃2の刃先線21に乗り上がる(衝突す
る)という問題がある。
粉の少ない剪断による切断であり、また1点もしくは3
点残しのパーシャルカットを実現できる。ところが、こ
の構造では、可動刃1が降下し、その左右の切り欠き4
2、43の幅方向内側に位置する内側刃先線の外側端4
4,45が固定刃2の刃先線21に乗り上がる(衝突す
る)という問題がある。
【0011】すなわち、図7Bにおいて、可動刃1と固
定刃2は刃先線同士を圧接しており、かつ幅方向の中央
側が干渉するごとく、反りが与えられているからであ
る。このときの乗り上げ量は、可動刃の切り欠きの幅を
C、当該部での固定刃と可動刃の反りに起因してなす水
平面での角度をθhとすると、d=Ctanθh、したが
ってdはCとほぼθhとに比例する。Bは乗り上がりが
生じた時の、固定刃2と可動刃1の状態を示しており、
右図は左図(正面図)のP−P矢視断面図である。該図
で固定刃2に可動刃1の内側刃先線の外側端44が乗り
上げている状態をやや誇張して示されている。
定刃2は刃先線同士を圧接しており、かつ幅方向の中央
側が干渉するごとく、反りが与えられているからであ
る。このときの乗り上げ量は、可動刃の切り欠きの幅を
C、当該部での固定刃と可動刃の反りに起因してなす水
平面での角度をθhとすると、d=Ctanθh、したが
ってdはCとほぼθhとに比例する。Bは乗り上がりが
生じた時の、固定刃2と可動刃1の状態を示しており、
右図は左図(正面図)のP−P矢視断面図である。該図
で固定刃2に可動刃1の内側刃先線の外側端44が乗り
上げている状態をやや誇張して示されている。
【0012】つまり、切り始めとなる可動刃1の左右両
側にはBに示すような刃先案内部48、49をガイドと
して設けることが可能であるので、可動刃1と固定刃2
が所定の圧接力で圧接された状態であっても可動刃1の
刃先が固定刃2の上面に乗り上げることなく、順次刃先
が噛み合うことが可能であるが、可動刃1の内側刃先線
の外側端44、45には固定刃2に接するガイド部分が
ないので、可動刃1の反りが大きく、切り欠きの幅が大
きいほど、内側刃先線の外側端44、45は固定刃2の
上面に大きく乗り上げることになるのである。
側にはBに示すような刃先案内部48、49をガイドと
して設けることが可能であるので、可動刃1と固定刃2
が所定の圧接力で圧接された状態であっても可動刃1の
刃先が固定刃2の上面に乗り上げることなく、順次刃先
が噛み合うことが可能であるが、可動刃1の内側刃先線
の外側端44、45には固定刃2に接するガイド部分が
ないので、可動刃1の反りが大きく、切り欠きの幅が大
きいほど、内側刃先線の外側端44、45は固定刃2の
上面に大きく乗り上げることになるのである。
【0013】本発明者は、上述の可動刃の内側刃先線の
外側端が固定刃に乗り上がるのを防止することについ
て、種々検討した。その結果、切り欠き幅Cや、反り
の付与による前記水平面内での角度θhを小さくして乗
り上げ量を小さくするとともに、モータの駆動を大きく
する、 該外側端44、45が同時に固定刃2に乗り上げるこ
とによる所要モータ出力の増加を抑制するため、外側端
44と45が同時に乗り上げないように、両者間に切断
ストロール方向に関して段差をつける(前記特開平5−
200691号)、 外側端44、45の固定刃側頂部を、例えば面取り状
に削り落として傾斜面を形成し、この面で固定刃の刃先
線を抑え、該面を内側刃先線の案内面とする、 該外側端部の後方を鋸刃におけるあさり出しのごと
く、固定刃2の逆側に折り曲げる、等により、乗り上げ
の防止、またはこれによる弊害を抑制することができる
ことがわかった。
外側端が固定刃に乗り上がるのを防止することについ
て、種々検討した。その結果、切り欠き幅Cや、反り
の付与による前記水平面内での角度θhを小さくして乗
り上げ量を小さくするとともに、モータの駆動を大きく
する、 該外側端44、45が同時に固定刃2に乗り上げるこ
とによる所要モータ出力の増加を抑制するため、外側端
44と45が同時に乗り上げないように、両者間に切断
ストロール方向に関して段差をつける(前記特開平5−
200691号)、 外側端44、45の固定刃側頂部を、例えば面取り状
に削り落として傾斜面を形成し、この面で固定刃の刃先
線を抑え、該面を内側刃先線の案内面とする、 該外側端部の後方を鋸刃におけるあさり出しのごと
く、固定刃2の逆側に折り曲げる、等により、乗り上げ
の防止、またはこれによる弊害を抑制することができる
ことがわかった。
【0014】しかし、上記の方法によっても、なお解決
できない問題があることがわかった。すなわち、内側刃
先線の外側端44、45はその刃先角(図7Bにおける
θ)が大きく、かつ該外側端44、45は可動の厚み方
向の稜線であるから、その先端は十分に鋭いとは言え
ず、したがって、シート材に対して容易に突き刺さり難
く、このため、外側刃先線による切断線の終端が極近傍
まで来ている場合には、突き刺し時にシート材に破れが
生じて、この破れ目が上記切断線の終端につながる場合
が多いことがわかった。本発明は、パーシャルカット、
つまり直列状に断続する切断線を形成する場合の切断線
の始端を形成する際、刃先の始端が乗り上げや摩耗等に
より鈍化し、また前記、等により刃先の始端よりや
や後方で初めて正常な剪断が開始されること等に起因し
て、始端の形成時の被切断シートに対する負担が大きい
場合でも、断続すべき切断線が破れてつながってしまう
ことのない断続切断線の形成方法および形成装置を提供
することを目的とする。
できない問題があることがわかった。すなわち、内側刃
先線の外側端44、45はその刃先角(図7Bにおける
θ)が大きく、かつ該外側端44、45は可動の厚み方
向の稜線であるから、その先端は十分に鋭いとは言え
ず、したがって、シート材に対して容易に突き刺さり難
く、このため、外側刃先線による切断線の終端が極近傍
まで来ている場合には、突き刺し時にシート材に破れが
生じて、この破れ目が上記切断線の終端につながる場合
が多いことがわかった。本発明は、パーシャルカット、
つまり直列状に断続する切断線を形成する場合の切断線
の始端を形成する際、刃先の始端が乗り上げや摩耗等に
より鈍化し、また前記、等により刃先の始端よりや
や後方で初めて正常な剪断が開始されること等に起因し
て、始端の形成時の被切断シートに対する負担が大きい
場合でも、断続すべき切断線が破れてつながってしまう
ことのない断続切断線の形成方法および形成装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、直列状に断
続する切断線を形成するに際し、前述のように切断線の
始端の形成時にシート材に無理が加わってその近傍の切
断線との間に破れが生ずるのであるから、この始端の形
成時は、その始端の近傍に他の切断線の端部等がない状
態とすべきであることに想到した。すなわち、本願の第
1発明は、薄板状の可動刃をその面に平行またはほぼ平
行な方向に駆動してシート材に貫通させ、該シート材に
直列状に断続する切断線を形成する方法において、形成
される直列状に隣り合う切断線相互における切断の進行
方向は同一であり、かつ該切断の進行方向の下流側の切
断線の始端の形成時期は、その上流側の切断線の形成終
了時以前であることを特徴とする断続切断線の形成方法
である。
続する切断線を形成するに際し、前述のように切断線の
始端の形成時にシート材に無理が加わってその近傍の切
断線との間に破れが生ずるのであるから、この始端の形
成時は、その始端の近傍に他の切断線の端部等がない状
態とすべきであることに想到した。すなわち、本願の第
1発明は、薄板状の可動刃をその面に平行またはほぼ平
行な方向に駆動してシート材に貫通させ、該シート材に
直列状に断続する切断線を形成する方法において、形成
される直列状に隣り合う切断線相互における切断の進行
方向は同一であり、かつ該切断の進行方向の下流側の切
断線の始端の形成時期は、その上流側の切断線の形成終
了時以前であることを特徴とする断続切断線の形成方法
である。
【0016】次に本願の第2発明は、上記第1発明を直
線またはほぼ直線状の固定刃と先端がV字状に窪む可動
刃からなるシート切断装置に上記の第1発明を応用した
ものである。すなわち、第2発明は、直線またはほぼ直
線状の刃先線を有する固定刃と、自身の刃先線を前記固
定刃の刃先線に圧接しつつ摺動してシート材に断続する
切断線を形成する可動刃からなる断続切断線の形成装置
において、前記固定刃と可動刃は、幅方向中央で干渉す
るごとき方向の相対的反りをもって前述の摺動をし、か
つ前記可動刃の刃先線は、前記シート材をその両縁から
幅方向の内側に向かって切断が進行するごとく、外側端
側が切断ストロークの方向に張り出した左右で一対をな
す外側刃先線と、該外側刃先線の内側に切り残し用の切
り欠きを介して形成され、外側端側が前記外側刃先線と
同様の方向に張り出した左右で一対をなす内側刃先線と
を有し、前記内側刃先線の外側端は、前記外側刃先線の
内側端よりも前記切断ストロークの先側に位置すること
を特徴とする断続切断線の形成装置である。
線またはほぼ直線状の固定刃と先端がV字状に窪む可動
刃からなるシート切断装置に上記の第1発明を応用した
ものである。すなわち、第2発明は、直線またはほぼ直
線状の刃先線を有する固定刃と、自身の刃先線を前記固
定刃の刃先線に圧接しつつ摺動してシート材に断続する
切断線を形成する可動刃からなる断続切断線の形成装置
において、前記固定刃と可動刃は、幅方向中央で干渉す
るごとき方向の相対的反りをもって前述の摺動をし、か
つ前記可動刃の刃先線は、前記シート材をその両縁から
幅方向の内側に向かって切断が進行するごとく、外側端
側が切断ストロークの方向に張り出した左右で一対をな
す外側刃先線と、該外側刃先線の内側に切り残し用の切
り欠きを介して形成され、外側端側が前記外側刃先線と
同様の方向に張り出した左右で一対をなす内側刃先線と
を有し、前記内側刃先線の外側端は、前記外側刃先線の
内側端よりも前記切断ストロークの先側に位置すること
を特徴とする断続切断線の形成装置である。
【0017】以上から理解されるように、本発明の方法
によると断線するある切断線の始端が形成される時点で
は、その始端の近傍に他の断線はないから、その始端に
多少の小さい破れ等が発生したとしても、その破れはそ
れ以上には発展せず小さいままであるから、その後その
始端の近傍まで他の切断線の終端が近づく場合も、この
切断線と小さいままの破れ等の箇所がつながる可能性は
低い。
によると断線するある切断線の始端が形成される時点で
は、その始端の近傍に他の断線はないから、その始端に
多少の小さい破れ等が発生したとしても、その破れはそ
れ以上には発展せず小さいままであるから、その後その
始端の近傍まで他の切断線の終端が近づく場合も、この
切断線と小さいままの破れ等の箇所がつながる可能性は
低い。
【0018】また、本発明の装置によると、始端が形成
された直後の切断線の延伸成長は、剪断角、圧接方向の
交差角および圧接力を与えられた理想的な剪断によるも
のであるから、シート材の切断線以外の部分に破れ等を
伴うような無理は与えず、紙粉の発生はない。したがっ
て、その終端が他の切断線の始点(小さいままの破れ等
のものを伴っている場合もある)近傍に近づいても、破
れ等は進展しない。本願の装置発明において、前記の
〜の補助的対策を併用することは望ましい。このう
ち、、はコスト上昇や、切断線の品質低下の要因を
含まないからより望ましい。なお、本発明の装置におい
て、可動刃は一対の内側刃先線を有するが、そのさらに
内側に左右で対をなす刃先線があってもよい。
された直後の切断線の延伸成長は、剪断角、圧接方向の
交差角および圧接力を与えられた理想的な剪断によるも
のであるから、シート材の切断線以外の部分に破れ等を
伴うような無理は与えず、紙粉の発生はない。したがっ
て、その終端が他の切断線の始点(小さいままの破れ等
のものを伴っている場合もある)近傍に近づいても、破
れ等は進展しない。本願の装置発明において、前記の
〜の補助的対策を併用することは望ましい。このう
ち、、はコスト上昇や、切断線の品質低下の要因を
含まないからより望ましい。なお、本発明の装置におい
て、可動刃は一対の内側刃先線を有するが、そのさらに
内側に左右で対をなす刃先線があってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図1〜図4を用いて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1は、本発明に係る
シート材切断装置の一実施例の正面図および側面図であ
る。図1の可動刃1は、中央部に切り欠き41および用
紙幅をほぼ4等分する位置に42、43の切り欠きを有
することは前述の図7Aと同様であるが、内側刃先線の
外側端44、45が点46、47から始まる外側刃先線
の終端より切断ストローク方向(図上で下方向)に突出
している点で図7の場合と異なる。
実施の形態を具体的に説明する。図1は、本発明に係る
シート材切断装置の一実施例の正面図および側面図であ
る。図1の可動刃1は、中央部に切り欠き41および用
紙幅をほぼ4等分する位置に42、43の切り欠きを有
することは前述の図7Aと同様であるが、内側刃先線の
外側端44、45が点46、47から始まる外側刃先線
の終端より切断ストローク方向(図上で下方向)に突出
している点で図7の場合と異なる。
【0020】本実施例では、図2に示すように内側刃先
線の外側端44、45は外側刃先線の始端46、47と
ほぼ同じ高さ、したがって切断開始は内外刃先線でほぼ
同時に起きるごとく設けられている。なお、本実施例で
は、固定刃の刃先線は直線とし、可動刃1にはその幅方
向中央が固定刃と干渉する方向の反りが与えられてい
る。ここで、用紙幅2インチ(約50mm)程度であれ
ば、外側刃先線の始点46、47が固定刃2の刃先21
に到達した時点における内側刃先線の外側端44、45
の反りによる影響はわずかなので、圧接力や反りが特に
大きな場合以外は図7Bのように固定刃2の上面に乗り
上げることによる問題は少なく、これに対する特別な対
策を講ずる必要性は少ない。但し、用紙幅が3インチ
(約75mm)、4インチ(約100mm)と大きくな
った場合、および可動刃1の反りや圧接力が大きくなっ
た場合には乗り上げ現象による問題が表面化する。
線の外側端44、45は外側刃先線の始端46、47と
ほぼ同じ高さ、したがって切断開始は内外刃先線でほぼ
同時に起きるごとく設けられている。なお、本実施例で
は、固定刃の刃先線は直線とし、可動刃1にはその幅方
向中央が固定刃と干渉する方向の反りが与えられてい
る。ここで、用紙幅2インチ(約50mm)程度であれ
ば、外側刃先線の始点46、47が固定刃2の刃先21
に到達した時点における内側刃先線の外側端44、45
の反りによる影響はわずかなので、圧接力や反りが特に
大きな場合以外は図7Bのように固定刃2の上面に乗り
上げることによる問題は少なく、これに対する特別な対
策を講ずる必要性は少ない。但し、用紙幅が3インチ
(約75mm)、4インチ(約100mm)と大きくな
った場合、および可動刃1の反りや圧接力が大きくなっ
た場合には乗り上げ現象による問題が表面化する。
【0021】この乗り上げ現象を回避する方法として、
前記の,の2つの方法が有効である。の方法は、
図2のように、可動刃1の内側刃先線44、45の裏側
(固定刃側)の頂点部を研磨等により、固定刃2の刃先
線と接するごとく刃先案内面を成形加工することによ
り、乗り上げを回避する方法である。研磨する量、角度
は、切断幅(用紙幅)、可動刃1の反り、圧接力等の各
種条件によってその都度決定する必要がある。他の方法
は、図3のように内側刃先線の外側端44、45の後方
(図面上では上方に)鋸刃におけるあさり出しのように
曲げを設け、固定刃2との干渉を避ける方法である。こ
の場合にも、曲げ角度および曲げ位置は、切断幅(用紙
幅)、可動刃1の反り、圧接力等の各種条件によってそ
の都度決定する必要がある。
前記の,の2つの方法が有効である。の方法は、
図2のように、可動刃1の内側刃先線44、45の裏側
(固定刃側)の頂点部を研磨等により、固定刃2の刃先
線と接するごとく刃先案内面を成形加工することによ
り、乗り上げを回避する方法である。研磨する量、角度
は、切断幅(用紙幅)、可動刃1の反り、圧接力等の各
種条件によってその都度決定する必要がある。他の方法
は、図3のように内側刃先線の外側端44、45の後方
(図面上では上方に)鋸刃におけるあさり出しのように
曲げを設け、固定刃2との干渉を避ける方法である。こ
の場合にも、曲げ角度および曲げ位置は、切断幅(用紙
幅)、可動刃1の反り、圧接力等の各種条件によってそ
の都度決定する必要がある。
【0022】ちなみに、3インチ幅の用紙、可動刃厚さ
0.7mmのステンレス系刃物鋼の場合、図2および図
3の形状にて実験したところ、図3の研磨は先端に約
0.3mm×60°の研磨面を設けるとよく、また、曲
げによる方法では、干渉自体を防止するには図3の曲げ
角度は、図3の曲げ位置とした場合、約1°の角度を設
ければよいことがわかった。しかし、この曲げ位置で
は、内側刃先線のほぼ全体で圧接力と圧接方向の交差角
が減少するから、曲げ位置は図4の位置より図面上で下
側とするとともに曲げ角度は大きくするべきである。な
お、これらの数値は、切断幅(用紙幅)、可動刃1の反
り、圧接力等の各種条件によって最適値が変化するの
で、その都度実験により決定するのがよい。
0.7mmのステンレス系刃物鋼の場合、図2および図
3の形状にて実験したところ、図3の研磨は先端に約
0.3mm×60°の研磨面を設けるとよく、また、曲
げによる方法では、干渉自体を防止するには図3の曲げ
角度は、図3の曲げ位置とした場合、約1°の角度を設
ければよいことがわかった。しかし、この曲げ位置で
は、内側刃先線のほぼ全体で圧接力と圧接方向の交差角
が減少するから、曲げ位置は図4の位置より図面上で下
側とするとともに曲げ角度は大きくするべきである。な
お、これらの数値は、切断幅(用紙幅)、可動刃1の反
り、圧接力等の各種条件によって最適値が変化するの
で、その都度実験により決定するのがよい。
【0023】次に、本発明の断続切断線の形成装置にて
3点残し切断、フルカットを実施する様子を説明する。
図4において、Aは、待機状態で用紙5を可動刃1と固
定刃2の隙間を通過させた後、可動刃1を下方向へ降下
させ、切断が開始される直前の状態の斜視図である。可
動刃1の左右の外側刃先線は、用紙5の両縁に、また内
側刃先線の外側端44、45がほぼ同時に用紙5に到達
した状態である。この状態からさらに可動刃1を降下さ
せると、Bに示すように可動刃1の外側刃先線は固定刃
1と、鋏と同様に剪断角、圧接方向の交差角および圧接
力を以って噛み合い、用紙5の切断を開始する。それと
ほぼ同時に内側刃先線の外側端44、45は、用紙5を
突き刺した直後、固定刃2と噛み合い、その後、外側刃
先線の場合と同様に鋏と同様な噛み合い、中央へ向かっ
て切断して行くのである。
3点残し切断、フルカットを実施する様子を説明する。
図4において、Aは、待機状態で用紙5を可動刃1と固
定刃2の隙間を通過させた後、可動刃1を下方向へ降下
させ、切断が開始される直前の状態の斜視図である。可
動刃1の左右の外側刃先線は、用紙5の両縁に、また内
側刃先線の外側端44、45がほぼ同時に用紙5に到達
した状態である。この状態からさらに可動刃1を降下さ
せると、Bに示すように可動刃1の外側刃先線は固定刃
1と、鋏と同様に剪断角、圧接方向の交差角および圧接
力を以って噛み合い、用紙5の切断を開始する。それと
ほぼ同時に内側刃先線の外側端44、45は、用紙5を
突き刺した直後、固定刃2と噛み合い、その後、外側刃
先線の場合と同様に鋏と同様な噛み合い、中央へ向かっ
て切断して行くのである。
【0024】図6の状態から更に可動刃1を降下させ、
Cのように切り欠き42、43が固定刃2の上方にある
位置で停止させれば、3点残し、中央の切り欠き41の
み上方にある位置をすれば1点残しのそれぞれのパーシ
ャルカットとなる。Cの位置からさらに可動刃1を降下
させ、Dのように中央の切り欠き41も固定刃2を通過
する位置まで降下させれば、用紙5を全て切り離し、フ
ルカットとなる。このように、本発明による断続切断線
の形式装置では、フルカットとはもとより1点または複
数点残しのパーシャルカット、つまり直列状に断続する
切断線を形成する際も、隣り合う切断線が破れによりつ
ながることを確実に防止することが可能である。
Cのように切り欠き42、43が固定刃2の上方にある
位置で停止させれば、3点残し、中央の切り欠き41の
み上方にある位置をすれば1点残しのそれぞれのパーシ
ャルカットとなる。Cの位置からさらに可動刃1を降下
させ、Dのように中央の切り欠き41も固定刃2を通過
する位置まで降下させれば、用紙5を全て切り離し、フ
ルカットとなる。このように、本発明による断続切断線
の形式装置では、フルカットとはもとより1点または複
数点残しのパーシャルカット、つまり直列状に断続する
切断線を形成する際も、隣り合う切断線が破れによりつ
ながることを確実に防止することが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたように、本願の方法発明
は、直列状に断続する切断線の形成方法において、突き
刺し法等のため、被切断シート材に無理な力を与える切
断線の始端の形成を、その近傍に切断線がない状態で行
なうことにより、この始端から破れ等が伝播するのを防
止するものである。これにより先端の鋭利性が低い刃物
による断続の断の部分の寸法が小さい場合においても、
確実に破れ等を防止して切断線がつながることを防止で
きる。次に本願の装置発明は、上記方法発明を実施する
具体的装置発明であって、断部分の破れによるつながり
を防止するものであるが、継続部分の切断を剪断、つま
り理想的切断法で実施するものであるから、紙粉の発生
を防止するとともに、その終端もシート材に無理が加わ
らず、上記切断線の破れによるつながりを確実に防止す
るものである。
は、直列状に断続する切断線の形成方法において、突き
刺し法等のため、被切断シート材に無理な力を与える切
断線の始端の形成を、その近傍に切断線がない状態で行
なうことにより、この始端から破れ等が伝播するのを防
止するものである。これにより先端の鋭利性が低い刃物
による断続の断の部分の寸法が小さい場合においても、
確実に破れ等を防止して切断線がつながることを防止で
きる。次に本願の装置発明は、上記方法発明を実施する
具体的装置発明であって、断部分の破れによるつながり
を防止するものであるが、継続部分の切断を剪断、つま
り理想的切断法で実施するものであるから、紙粉の発生
を防止するとともに、その終端もシート材に無理が加わ
らず、上記切断線の破れによるつながりを確実に防止す
るものである。
【図1】本発明の断続切断線の形式装置の一実施例の正
面図および側面図である。
面図および側面図である。
【図2】図1の本発明の断続切断線の形成装置に対し、
乗り上げ防止の一方法である面取りを施す場合の正面図
および側面図である。
乗り上げ防止の一方法である面取りを施す場合の正面図
および側面図である。
【図3】図1の本発明の断続切断線の形成装置に対し乗
り上げ防止の他の一方法である曲げを施す場合の曲げの
態様を示す正面図および断面図である。
り上げ防止の他の一方法である曲げを施す場合の曲げの
態様を示す正面図および断面図である。
【図4】図1の本発明の断続切断線の形成のパーシャル
カットとフルカットの使い分けを説明する正面図および
断面図である。 A;切断開始直前、B;切断途中,C;3点残しパーシ
ャルカット状態,D;フルカット状態
カットとフルカットの使い分けを説明する正面図および
断面図である。 A;切断開始直前、B;切断途中,C;3点残しパーシ
ャルカット状態,D;フルカット状態
【図5】従来技術の鋸刃状可動刃を有するシート切断装
置の作動を説明する正面図および断面図である。 A;待機状態、B;3点残しパーシャルカット状態,
C;1点残しパーシャルカット状態
置の作動を説明する正面図および断面図である。 A;待機状態、B;3点残しパーシャルカット状態,
C;1点残しパーシャルカット状態
【図6】従来技術の剪断によるシート切断装置の作動を
説明する正面図および断面図である。 A;待機状態、B;1点残しパーシャルカット状態,
C;フルカット状態
説明する正面図および断面図である。 A;待機状態、B;1点残しパーシャルカット状態,
C;フルカット状態
【図7】従来技術での乗り上げを説明する正面図および
断面図である。 A;待機状態、B;乗り上げ状態
断面図である。 A;待機状態、B;乗り上げ状態
1 可動刃、2 固定刃、21 固定刃刃先、31,3
2 受板、41,42,43 切り欠き、44,45
内側刃先線外側端、46,47 外側刃先線、48,4
9 刃先案内部、5 用紙
2 受板、41,42,43 切り欠き、44,45
内側刃先線外側端、46,47 外側刃先線、48,4
9 刃先案内部、5 用紙
Claims (4)
- 【請求項1】 薄板状の可動刃をその面に平行またはほ
ぼ平行な方向に駆動してシート材に貫通させ、該シート
材に直列状に断続する切断線を形成する方法において、
形成される直列状に隣り合う切断線相互における切断の
進行方向は同一であり、かつ該切断の進行方向の下流側
の切断線の始端の形成時期は、その上流側の切断線の形
成終了時以前であることを特徴とする断続切断線の形成
方法。 - 【請求項2】 直線またはほぼ直線状の刃先線を有する
固定刃と、自身の刃先線を前記固定刃の刃先線に圧接し
つつ摺動してシート材に断続する切断線を形成する可動
刃からなる断続切断線の形成装置において、前記固定刃
と可動刃は、幅方向中央で干渉するごとき方向の相対的
反りをもって前述の摺動をし、かつ前記可動刃の刃先線
は、前記シート材をその両縁から幅方向の内側に向かっ
て切断が進行するごとく、外側端側が切断ストロークの
方向に張り出した左右で一対をなす外側刃先線と、該外
側刃先線の内側に切り残し用の切り欠きを介して形成さ
れ、外側端側が前記外側刃先線と同様の方向に張り出し
た左右で一対をなす内側刃先線とを有し、前記内側刃先
線の外側端は、前記外側刃先線の内側端よりも前記切断
ストロークの先側に位置することを特徴とする断続切断
線の形成装置。 - 【請求項3】 請求項2のシート切断装置において、可
動刃の内側刃先線の外側端の固定刃側頂点部に、固定刃
の刃先線と接する刃先案内面を形成加工した断続切断線
の形成装置。 - 【請求項4】 請求項2のシート切断装置において、可
動刃の内側刃先線の外側端の後方部位を固定刃と逆の方
向に曲げ成形した断続切断線の形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21606297A JPH1148187A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 断続切断線の形成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21606297A JPH1148187A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 断続切断線の形成方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1148187A true JPH1148187A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16682688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21606297A Pending JPH1148187A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 断続切断線の形成方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1148187A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1577098A2 (en) | 2004-03-18 | 2005-09-21 | Fujitsu Component Limited | Portable printer device |
| US7273325B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-09-25 | Fujitsu Component Limited | Thermal printer and cutter |
| JP2009119600A (ja) * | 2009-03-12 | 2009-06-04 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| JP2009119601A (ja) * | 2009-03-12 | 2009-06-04 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| JP2009166238A (ja) * | 2009-03-12 | 2009-07-30 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| JP2010052133A (ja) * | 2009-09-18 | 2010-03-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置 |
| JP2012011548A (ja) * | 2011-10-21 | 2012-01-19 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| US8267603B2 (en) * | 2006-01-31 | 2012-09-18 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Sheet material cutter and printer |
| US20230112473A1 (en) * | 2020-11-13 | 2023-04-13 | Lg Energy Solution, Ltd. | Electrode Cutting Device |
-
1997
- 1997-08-11 JP JP21606297A patent/JPH1148187A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7273325B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-09-25 | Fujitsu Component Limited | Thermal printer and cutter |
| US7876346B2 (en) | 2003-08-12 | 2011-01-25 | Fujitsu Component Limited | Thermal printer and cutter |
| EP1577098A2 (en) | 2004-03-18 | 2005-09-21 | Fujitsu Component Limited | Portable printer device |
| US7125181B2 (en) | 2004-03-18 | 2006-10-24 | Fujitsu Component Limited | Portable printer device having a plurality of paper rolls |
| EP2050575A2 (en) | 2004-03-18 | 2009-04-22 | Fujitsu Component Limited | Portable printer |
| US8267603B2 (en) * | 2006-01-31 | 2012-09-18 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Sheet material cutter and printer |
| JP2009166238A (ja) * | 2009-03-12 | 2009-07-30 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| JP2009119601A (ja) * | 2009-03-12 | 2009-06-04 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| JP2009119600A (ja) * | 2009-03-12 | 2009-06-04 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| JP2010052133A (ja) * | 2009-09-18 | 2010-03-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置 |
| JP2012011548A (ja) * | 2011-10-21 | 2012-01-19 | Fujitsu Component Ltd | カッタ |
| US20230112473A1 (en) * | 2020-11-13 | 2023-04-13 | Lg Energy Solution, Ltd. | Electrode Cutting Device |
| US12583140B2 (en) * | 2020-11-13 | 2026-03-24 | Lg Energy Solution, Ltd. | Electrode cutting device |
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