JPH1148349A - 型内発泡成形用金型 - Google Patents

型内発泡成形用金型

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JPH1148349A
JPH1148349A JP9224352A JP22435297A JPH1148349A JP H1148349 A JPH1148349 A JP H1148349A JP 9224352 A JP9224352 A JP 9224352A JP 22435297 A JP22435297 A JP 22435297A JP H1148349 A JPH1148349 A JP H1148349A
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JP
Japan
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mold
steam
molds
foam molding
slit
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JP9224352A
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English (en)
Inventor
Takao Hane
隆夫 羽根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型内発泡成形において、蒸気による加熱効率
を高め、加熱時間の短縮、加熱むらを消失すると共に、
蒸気消費量の削減をはかり、かつ短時間で型全体を濡ら
すことを容易にし、真空放冷時間を短縮し、経済性を向
上させる。 【解決手段】 スリットを有する凹凸各金型1、2を夫
々フレームF、F′に取り付け、両金型によって形成さ
れるキャビティ内に発泡ビーズMを充填し、型内発泡成
形を行う成形用金型において、前記スリットを有する各
金型1、2の外面側に所要の間隙を存して略同形状に外
壁5、6を沿設し、各金型を二重となすと共に、間隙内
を蒸気室7、8となし、夫々外壁を貫通して該蒸気室内
に蒸気及び冷却水の導入口を開口させたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改善された型内発泡
成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】型内発泡成形は図2に示すように固定側
フレームと移動側フレームに取り付けられた凹凸両型2
1、22よりなる金型によって形成されるキャビティ2
3内にビーズと呼ばれるポリスチレンなど熱可塑性樹脂
の予備発泡粒子をバックプレートを介して挿通取着され
た充填用フィーダ24を通じて充填し、流体入口25、
26より蒸気を導入してスリットを通じ前記予備発泡粒
子を加熱融着せしめると共に、融着後、冷却水入口2
7、28より冷却水を導入して金型を濡らし、その後、
バキュームポンプの負圧で引くことにって金型に付着し
た水の蒸発潜熱を利用して型を冷やし、発泡力がなくな
ったところで型を開き、エジェクトピンによっって離型
させる成形方法であり、金型内の空気とドレンは配管2
9、30を通じ真空側弁31と真空装置33ならびに排
水側弁32と排水装置34により強制的に排出せしめる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の成形用金型はフレームと金型との間の空間が広いた
め、加熱にあたり、蒸気消費量が多く、その割に加熱実
績が上がらず、加熱むらも生じ、効率面で問題を有して
いると共に、冷却水導入時においては金型下部に水が垂
れ易く、スプレーノズルでは簡単に、しかも短時間で金
型全体を濡らすことは困難で、付着水が少ないところは
冷却し難く、と言ってある部分だけを冷やすためには真
空放冷を長くしなければならず、頗る不経済であった。
【0004】本発明は上述の如き実状に対処し、特に金
型構成に改善を見出すことにより直接、狭い空間に蒸気
及び冷却水を送り込み、蒸気による加熱効率を高め、加
熱時間の短縮、加熱むらを消失すると共に、蒸気消費量
の削減をはかり、かつ短時間で型全体を濡らすことを容
易にし、真空放冷時間を短縮し、しかも小さな力で真空
度を上げることを可能ならしめて経済性を向上させるこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るため本発明においては、スリットを有する凹凸各金型
を夫々フレームに取り付け、両金型によって形成される
キャビティ内に発泡ビーズを充填し、型内発泡成形を行
う成形用金型において、前記スリットを有する各金型の
外面側に所要の間隙を存して略同形状に外壁を沿設し、
各金型を二重となすと共に、間隙内を蒸気室となし、夫
々外壁を貫通して該蒸気室内に蒸気及び冷却水の導入口
を開口させた構成とした。なお、各金型と外壁間の間隙
は予備発泡粒子の発泡倍率、製品形状及び大きさなどに
よって加熱、冷却の効率を考慮し適宜設定され、必らず
しも一定である必要はない。
【0006】
【作用】本発明成形用金型においては金型内に発泡ビー
ズを充填した後、蒸気を導入するときは、二重構造の間
隙内の狭い空間に蒸気を送ることにより、少量の蒸気で
も効率よく金型全体を平均に加熱することができる。従
って、蒸気消費量の削減はもとより加熱時間の短縮、加
熱むらをなくする。また、冷却水を導入するときも、直
接狭い空間に送り込むことによって水膜を形成し、短時
間に型全体を濡らすことができ、真空放冷も狭い蒸気室
を負圧で引くことになり、短時間で、しかも小さな力で
真空度を上げることを可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、更に添付図面を参照し、本
発明成形用金型の具体的構成を説明する。
【0008】図1は本発明に係る成形用金型の1例であ
り、図において、1はスリットを有する凹型、2は同じ
くスリットを有する凸型で、これら凹型1と凸型2によ
って本発明における金型が形成されており、凹型1は固
定側フレームFに、一方凸型2は移動側フレームF′に
夫々空間3、4を存して取り付けられている。そして、
上記凹型1と凸型2よりなる両金型によって形成される
キャビティ内にビーズと呼ばれる予備発泡粒子Mが充填
用フィーダ9によって充填され、既知の如く加熱、融着
によって型内発泡成形がなされるようになっている。図
中、11、12は各金型の蒸気、冷却水の供給通路であ
り、その先端は蒸気、冷却水の導入口となっている。ま
た、13、14は各金型の空気、ドレン排出通路で、図
2に示すように真空側弁と真空装置により強制的に排出
させるようになっている。
【0009】以上のような構成において、本発明は特に
その特徴として前記スリットを有する凹型1、凸型2の
外面側に所要の間隙を存して略同形状の外壁5、6を恰
も金型が二重の金型になるように凹型1、凸型2に沿っ
てビスねじ等で止着して設けており、凹凸各型1、2と
各外壁5、6によって夫々区画された該間隙を蒸気室
7、8に形成せしめている。
【0010】そして、この蒸気室7、8の各外壁5、6
に前記蒸気、冷却水の各供給通路11、12及びドレン
等の各排出通路13、14が連結され、各通路の先端は
各外壁5、6を貫通して夫々の蒸気室7、8に対する蒸
気、冷却水の導入口とドレン等の排出口を開口せしめて
いる。
【0011】ここで、上記凹凸の各金型1、2と、その
外面側の各外壁5、6との間の間隙空間は通常のフレー
ムと各金型との間の空間の広さに比して狭い空間であ
り、凹凸各金型の外面に水膜が形成され、あるいは蒸気
が全面にゆき渡る程度であれぱよく、余り広いような場
合には従来のものに比し大差が感じられなくなる。と言
って、全く間隙がない状態では水、蒸気の全面への拡散
が遅くなり、効率的でない。従って通常は金型と外壁の
間の間隙が2〜10mm程度が好適とされるが、勿論、
上記間隙は成形しようとする予備発泡粒子の発泡倍率
や、製品形状、大きさ等によって変わり、必らずしも一
定でないので、夫々の条件に合わせて適宜、間隙を設定
することが好ましい。そのためには、各金型1、2と各
外壁5、6が夫々図示の如く取付部においてビスやねじ
等によって取り付けられる関係上、取付穴を長穴とし、
調整可能とすることも好適である。
【0012】かくして本発明成形用金型は狭い蒸気室に
蒸気、冷却水が送り込まれ、蒸気は狭い蒸気室内で瞬時
に分散して金型のスリットを通じて内部の予備発泡粒子
を加熱融着せしめると共に、冷却水は水膜状で金型全面
を冷却し、従来のスプレーノズルによる冷却水の散布に
比し遙かに効果的な冷却を達成する。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように凹凸両型よりなる
金型において、スリットを有する凹凸各金型外面に所要
の間隙を存して外壁を形成し、各金型をあたかも二重金
型の如く構成し、該間隙内を蒸気室としたものであり、
従来の成形用金型に比し、蒸気室を極端に狭くすること
ができるので、従来に比し蒸気消費量を著しく削減し、
少量の蒸気で効率よく金型全体を加熱することができる
と共に、金型全体にわたり蒸気を円滑に拡散し、平均し
てスリットを通じ蒸気を導入することができるので加熱
むらをなくし、加熱時間の短縮をはかることができる顕
著な効果を有する。
【0014】また、冷却にあたっては従来のスプレーノ
ズルでは短時間で型全体を濡らすことは難しかったが、
本発明はは狭い間隙空間に冷却水を直接送り込むので型
全体を短時間で濡らすことができ、真空放冷も狭い蒸気
室を負圧で引くため短時間で、しかも小さな力で真空度
を上げることができ、経済性に富み、実用的効果が頗る
大である。かくして蒸気消費量の削減、これに伴うエネ
ルギー消費の削減の下に加熱、冷却効果を大幅に向上
し、型内発泡成形用金型として極めて実用性に富む金型
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形用金型の1例を示す断面概要
図である。
【図2】従来の型内発泡成形の態様を示す断面概要説明
図である。
【符号の説明】
F、F′ フレーム 1 凹型 2 凸型 3、6 外壁 7、8 蒸気室 9 フィーダ 11、12 蒸気、冷却水供給通路 13、14 ドレン等の排出通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットを有する凹凸各金型を夫々フレ
    ームに取り付け、両金型によって形成されるキャビティ
    内に発泡ビーズを充填し、型内発泡成形を行う成形用金
    型において、前記スリットを有する各金型の外面側に所
    要の間隙を存して略同形状に外壁を沿設し、各金型を二
    重となすと共に、間隙内を蒸気室となし、夫々外壁を貫
    通して該蒸気室内に蒸気及び冷却水の導入口を開口させ
    たことを特徴とする型内発泡成形用金型。
JP9224352A 1997-08-05 1997-08-05 型内発泡成形用金型 Pending JPH1148349A (ja)

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