JPH1148458A - 多色刷り印刷機における自動見当調整方法 - Google Patents

多色刷り印刷機における自動見当調整方法

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JPH1148458A
JPH1148458A JP9214316A JP21431697A JPH1148458A JP H1148458 A JPH1148458 A JP H1148458A JP 9214316 A JP9214316 A JP 9214316A JP 21431697 A JP21431697 A JP 21431697A JP H1148458 A JPH1148458 A JP H1148458A
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秀男 井沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多色刷り印刷機の見当合わせを、粗調整と微
調整ともに自動的に行うようにする。 【解決手段】 連続紙2上に多色刷りされる各絵柄の見
当マークをカメラにて撮像し、この撮像信号に基づい
て、制御装置にて各色の印刷部1a〜1eの印刷見当調
整手段を介して各印刷部の見当合わせを行う多色刷り印
刷機における自動見当調整方法において、各絵柄の見当
マーク11a〜11eをラインカメラ7にて撮像し、こ
の撮像信号にて各見当マークの図心位置を求め、各見当
マークの図心を一致させると共に、印刷基準点に対する
所定位置へ見当マークを移動させて粗調整を行い、つい
で、この粗調整した見当マークを、エリアカメラ8にて
撮像し、この撮像信号にて各見当マークの図心位置が完
全に一致するように微調整を行うようにした

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多色刷りのフォー
ム印刷機において、各印刷部にて印刷された各見当マー
クをカメラにて撮像し、その撮像信号に基づいて制御装
置にて自動的に見当合わせを行うようにした自動見当調
整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカメラを用いた自動見当
調整方法では、1つのエリアカメラを使用し、この1つ
のエリアカメラによる限られた視野内、例えば15mm
角内で見当マークをとらえ、基準色に対する他の色の見
当ずれ量と、見当ずれ修正方向を各色ごとに検出し、こ
の検出結果に基づいて、各色の版胴を移動せしめて基準
色との見当ずれをなくすことで全色の見当を一致させて
いる。
【0003】そしてこの場合の見当マークは、例えば、
4色刷りの場合、図1に示すように、円周上の8等分角
の交点上の、対向する2円を1色のマークにして、これ
を上記15mm角のカメラ視野内に納め、各色の円が円
周上に等分に配列することで見当が合っていると認識す
るようにしている。なおこの見当マークは絵柄の中に入
っても目立たないくらい小さく、例えば、直径が2mm
の円周上に直径0.3mmの円を配置したものが用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多色刷りのフォーム印
刷機にあっては、サイズ替え等で版胴を交換した場合、
各色の見当マークがカメラ視野内である検査エリア内に
集束するように、粗調整する必要があるが、従来はこの
粗調整を作業員が手作業にて行わなければならず、その
ため、印刷準備時間が長くなると共に、損紙が多くな
り、生産効率が上がらないという問題があった。
【0005】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、多色刷りのフォーム印刷機における見当合わせ
を、これの粗調整から微調整までを完全に自動化するこ
とができるようにしたフォーム印刷機における自動見当
調整方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る多色刷りの印刷機における自動見当調
整方法は、連続紙上に多色刷りされる各絵柄の見当マー
クをカメラにて撮像し、この撮像信号に基づいて、制御
装置にて各色の印刷部の印刷見当調整手段を介して各印
刷部の見当合わせを行う多色刷り印刷機における自動見
当調整方法において、各絵柄の見当マークをラインカメ
ラにて撮像し、この撮像信号にて各見当マークの図心位
置を求め、各見当マークの図心を一致させると共に、印
刷基準点に対する所定位置へ見当マークを移動させて粗
調整を行い、ついで、この粗調整した見当マークを、エ
リアカメラにて撮像し、この撮像信号にて各見当マーク
の図心位置が完全に一致するように微調整を行うように
した。
【0007】また、上記多色刷り印刷機における自動見
当調整方法において、各絵柄の見当マークに、直線の両
端に丸をつけた亜鈴状にしたものを用い、かつ各色ごと
に水平、垂直、右傾斜、左傾斜等と姿勢を変えて印刷し
た。
【0008】さらに、上記多色刷り印刷機における自動
見当調整方法において、各絵柄の見当マークのうち、第
1色から第4色までの絵柄の各見当マークに、直線の両
端に丸をつけた亜鈴状にしたものを用い、かつ各色ごと
に水平、垂直、右傾斜、左傾斜等と姿勢を変えて印刷
し、第5色目の絵柄の見当マークを方形状にした。
【0009】
【作 用】ラインカメラは連続紙の全幅にわたってス
キャニングして任意の位置に印刷される各絵柄の見当マ
ークを撮像する。そして、このラインカメラにて撮像さ
れた撮像信号にて、各見当マークの図心位置が一致する
ように、各絵柄の版胴が印刷見当調整手段にて調整され
て見当の粗調整が行われる。
【0010】ついで、エリアカメラは上記粗調整された
各見当マークを、これのカメラエリアにて撮像し、その
撮像信号にて、各見当マークの図心位置が完全に一致す
るように微調整する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図2以下に
基づいて説明する。図中1a,1b,1c,1d,1e
は連続紙2に5色印刷するためのフォーム印刷機の第1
〜第5の印刷部であり、それぞれは、版胴3と圧胴4と
からなっている。この各印刷部の各胴3,4は図示しな
い駆動源に連結されていて、連続紙2の走行速度と同期
して回転し、それぞれの版胴3に装着された刷版の絵柄
が各色にて印刷されるようになっている。そしてこの各
印刷部1a〜1eの各版胴3は、サーボモータ等を用い
たそれぞれの印刷見当調整器5a,5b,5c,5d,
5eにて回転方向と軸方向に移動できるようになってい
る。
【0012】各印刷部1a〜1eより下流側に、連続紙
2の走行速度を検出する速度検出器6と、連続紙2の全
幅を撮像エリアとするラインカメラ7と、連続紙2の幅
方向の一部、例えば、一方側で、かつ縦ミシン目より外
側の部分を撮像エリアとするエリアカメラ8が連続紙2
に対向させて配設してある。9は上記両カメラ7,8の
撮像面を明るくするための照明である。10は見当調整
制御装置で、これは信号入力回路10a、比較演算処理
回路10b、cpu10c等からなっている。
【0013】図3は上記第1〜第5の各印刷部1a〜1
eにて印刷される第1・第2・第3・第4・第5の見当
マーク11a,11b,11c,11d,11eであ
り、このうち、第1〜第4の見当マーク11a〜11d
は直線の両端に丸を有する亜鈴状になっており、第5の
見当マーク11eは方形状になっている。そして第1の
見当マーク11aは例えば水平(連続紙2の幅方向)、
第2の見当マーク11bは垂直(連続紙2の走行方
向)、第3の見当マーク11cは一方へ傾斜、第4の見
当マーク11dは他方へ傾斜した形状になっている。
【0014】この各見当マーク11a〜11eにおい
て、第1〜第4の見当マーク11a〜11dは、第1の
見当マーク11aと第2の見当マーク11bの長さは第
3の見当マーク11cより長く、第3の見当マーク11
cの長さは第4のマーク11dより長くなっている。ま
た第5の見当マーク11eの大きさは第1〜第4の各見
当マーク11a〜11dの各直線の両端に設けた丸より
大きくなっている。
【0015】そしてこの各見当マーク11a〜11e
は、各印刷部1a〜1eにて印刷される絵柄に対して所
定の位置に印刷され、各見当マーク11a〜11eが図
4に示すように図心が一致する状態で印刷されたとき
に、上記各印刷部11a〜11eの絵柄の見当が合った
状態となるようになっている。この各見当マーク11a
〜11eは、例えば図5に示すように、連続紙2の幅方
向の一側部で縦ミシン目2aより外側に印刷されてお
り、上記エリアカメラ8はこの部分に対向されている。
またラインカメラ7はこれにより上流側で連続紙2の全
幅にわたってスキャニングしてこの見当マーク11a〜
11eを検出するようになっている。
【0016】次に上記構成における自動見当調整装置を
用いての自動見当調整方法を説明する。
【0017】各印刷部1a〜1eにて連続紙2上に5色
印刷がなされたときに、この各色の絵柄ごとに、各見当
マーク11a〜11eが印刷される。このとき、各絵柄
が合っていない場合、例えば走行方向に順次少しずつず
れている(及び、連続紙2の幅方向に少しずれている)
とすると、このときの各見当マーク11a〜11eは図
5に示すように印刷される。このときの各見当マーク1
1a〜11eの印刷エリアはエリアカメラ8の撮像エリ
アより広いエリアになっているものとする。
【0018】この状態で、各見当マーク11a〜11e
をラインカメラ7にて撮像する。このラインカメラ7に
より撮像された各見当マークは、見当調整制御装置10
に入力され、各見当マークごとの連続紙2の走行方向
(及び幅方向)の位置情報として認識される。なお、こ
のときの連続紙2の走行速度は、速度検出器6にて検出
されている。
【0019】見当調整制御装置10では、ラインカメラ
からの入力信号により各見当マーク11a〜11eの形
状及び位置情報を認識した後、印刷基準位置に対する各
見当マーク11a〜11eの図心が一致するための修正
座標を算出する。このとき、例えば第1の見当マーク1
1aを基準にしてもよい。
【0020】算出された各見当マーク11a〜11eの
修正座標の数値は、各印刷部1a〜1eの印刷見当調整
器5a〜5eへ移動信号(データ通信等)として出力さ
れる。これにより、各印刷部における各版胴3の回転方
向及び幅方向に位相が、印刷基準位置に対する所定位置
へ向けて収斂する方向に移動されて粗調整される。なお
このとき、ラインカメラ7の解像度の関係で見当精度は
荒くなる。
【0021】次に、上記粗調整により印刷基準位置に対
する所定位置に移動された見当マーク11a〜11eを
エリアカメラ8にて撮像する。このエリアカメラ8によ
る撮像された各見当マークは、見当調整制御装置10に
入力され、各見当マークごとの図心が一致するための位
置情報として認識される。
【0022】見当調整制御装置10では、各見当マーク
11a〜11eの形状及び位置情報を認識した後、印刷
基準位置に対する各見当マーク11a〜11eの修正座
標を算出する。そしてこの算出された各見当マーク11
a〜11eの修正座標の数値は、各印刷部1a〜1eの
印刷見当調整器5a〜5eへ移動信号(データ通信等)
として出力され、各印刷部1a〜1eの版胴3が移動さ
れて、各見当マーク11a〜11eが、図4に示すよう
に、それぞれの図心が一致するように微調整される。こ
のときのエリアカメラ8の解像度はラインカメラ7より
高いため、精密な調整が行われる。
【0023】本発明方法に用いる見当マークは、直線の
両端に丸を付した見当マーク11a〜11dと四角の見
当マーク11eを用いたことにより、例えば、図6に示
すように他色同士、見当マーク11a〜11eが重なっ
た場合においても、次のエリアカメラ8による撮像の解
像処理にて見当調整が可能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、多色刷り印刷における
見当調整の粗調整が自動的に行われることにより、この
多色刷り印刷における見当合わせを完全自動化すること
ができ、これにより、粗調整のための作業員の手数が省
略できて、印刷準備時間を短縮することができると共
に、損紙を少なくできて生産効率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の見当マークの一例を示す説明図である。
【図2】本発明方法を実施するための装置の概略的な構
成説明図である。
【図3】(a),(b),(c),(d),(e)は本
発明方法に用いる見当マークである。
【図4】各見当マークの図心が一致した状態を示す説明
図である。
【図5】各見当マークが連続紙にずれて印刷された様子
を示す説明図である。
【図6】粗調整された見当マークの様子の一例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e…印刷部、2…連続紙、
3…版胴、4…圧胴、5a,5b,5c,5d,5e…
印刷見当調整器、6…速度検出器、7…ラインカメラ、
8…エリアカメラ、9…照明、10…見当調整制御装
置、11a,11b,11c,11d,11e…見当マ
ーク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続紙上に多色刷りされる各絵柄の見当
    マークをカメラにて撮像し、この撮像信号に基づいて、
    制御装置にて各色の印刷部の印刷見当調整手段を介して
    各印刷部の見当合わせを行う多色刷り印刷機における自
    動見当調整方法において、各絵柄の見当マークをライン
    カメラにて撮像し、この撮像信号にて各見当マークの図
    心位置を求め、各見当マークの図心を一致させると共
    に、印刷基準点に対する所定位置へ見当マークを移動さ
    せて粗調整を行い、ついで、この粗調整した見当マーク
    を、エリアカメラにて撮像し、この撮像信号にて各見当
    マークの図心位置が完全に一致するように微調整を行う
    ようにしたことを特徴とする多色刷り印刷機における自
    動見当調整方法。
  2. 【請求項2】 各絵柄の見当マークに、直線の両端に丸
    をつけた亜鈴状にしたものを用い、かつ各色ごとに水
    平、垂直、右傾斜、左傾斜等と姿勢を変えて印刷したこ
    とを特徴とする請求項1記載の多色刷り印刷機における
    自動見当調整方法。
  3. 【請求項3】 各絵柄の見当マークのうち、第1色から
    第4色までの絵柄の各見当マークに、直線の両端に丸を
    つけた亜鈴状にしたものを用い、かつ各色ごとに水平、
    垂直、右傾斜、左傾斜等と姿勢を変えて印刷し、第5色
    目の絵柄の見当マークを方形状にしたことを特徴とする
    請求項1記載の多色刷り印刷機における自動見当調整方
    法。
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