JPH1148576A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH1148576A
JPH1148576A JP9206551A JP20655197A JPH1148576A JP H1148576 A JPH1148576 A JP H1148576A JP 9206551 A JP9206551 A JP 9206551A JP 20655197 A JP20655197 A JP 20655197A JP H1148576 A JPH1148576 A JP H1148576A
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/36Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for portability, i.e. hand-held printers or laptop printers
    • B41J3/37Foldable typewriters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で赤外線通信可能な領域を広く確
保するとともに、省スペースで信頼性の高い赤外線通信
機能を備える。 【解決手段】 記録装置1には、外部のデータ処理装置
(不図示)と赤外線通信を行うための赤外線通信素子1
1と、赤外線通信素子11を収容するための第1のケー
ス部材13および第2のケース部材14とを有する赤外
線通信ユニット10が備えられている。第2のケース部
材14に設けられた軸穴部14dが記録装置1に設けら
れた回動軸21に挿嵌されることにより、赤外線通信ユ
ニット10は記録装置1に回転自在に軸支されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線をデータ通
信媒体に用いて、コンピュータ等の外部のデータ処理装
置とデータ通信を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内等の近接距離空間でのコンピ
ュータ等のデータ処理装置同士のデータ通信を、ケーブ
ルではなく赤外線を通信媒体として行うものが、特開昭
59−235号公報、特開平1−312621号公報お
よび特開平2−186847号公報等に開示されてい
る。このような光通信を利用すれば、データ処理装置間
のバスラインを削減あるいは省略でき、データ処理装置
の空間的な配置の自由度が向上するとともに、設備コス
トの低減が図られる。
【0003】ところが、上記のような赤外線を利用した
データ通信(以下、「赤外線通信」という)において
は、赤外線の発光および受光に指向性があるため、送信
側のデータ処理装置と受信側のデータ処理装置との配置
角度が適切な範囲内にないと、データ授受の信頼性が確
保できないという問題があった。
【0004】そこで、より確実にデータ授受を行うため
に、赤外線通信装置の受光部または発光部を回転可能な
ヘッド部に収納したものが、特開平5−167538号
公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
赤外線通信装置をプリンタに利用する場合、プリンタ本
体と独立して赤外線通信装置を用いる場合には、これら
を別途ケーブルで接続する必要があるため、接続の煩わ
しさや、設置面積の増大といった問題があった。
【0006】また、プリンタ本体に赤外線通信装置を内
蔵した例は、特開平5−290195号公報等に開示さ
れているが、一般に、データ送信側となるコンピュータ
や情報機器等の大きさや赤外線発光部の位置はまちまち
である。そのため、これらの機器と赤外線通信を行う場
合には、双方の機器の配置角度を適切に調節する必要が
あり、機器類の設置操作が煩わしくなるという難点があ
った。
【0007】そこで本発明は、簡単な構成で赤外線通信
可能な領域を広く確保するとともに、省スペースで信頼
性の高い赤外線通信機能を備えたプリンタを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタは、赤外線を通信媒体として外部
のデータ処理装置とデータ通信を行うための赤外線通信
素子をケース部材に収容した赤外線通信ユニット部を備
え、搬送手段により記録媒体を搬送し、記録手段により
画像情報を前記記録媒体に記録するプリンタであって、
前記赤外線通信ユニット部は、前記プリンタの外装表面
から突出可能に前記プリンタに回動自在に軸支されてい
る。
【0009】これにより、データ通信の対象であるデー
タ処理装置の配置に応じて、赤外線通信ユニット部をプ
リンタの表面から任意の角度に突出させることが可能と
なるため、プリンタの赤外線通信が可能な領域を広く確
保できるので、プリンタとデータ処理装置との配置関係
の自由度が向上する。
【0010】また、前記赤外線通信ユニット部は、前記
外装表面のうち、前記記録媒体の搬送方向に沿った側面
から突出可能に軸支されている構成とすることにより、
プリンタにセットされる記録媒体や排出される記録媒体
によってデータ通信が妨げられることがなく、また、赤
外線通信ユニット部がプリンタにセットされる記録媒体
や排出される記録媒体の妨げになることはない。
【0011】さらに、前記赤外線通信ユニット部の、前
記外装表面に対する最大回動角度は90°未満である構
成とすることにより、万一、赤外線通信ユニット部がプ
リンタから突出した状態で、赤外線通信ユニット部に側
方から何らかの衝撃が加えられた場合でも、赤外線通信
ユニット部の、プリンタから最遠端部となる縁部にかか
る力は、赤外線通信ユニット部をプリンタ内に収納させ
る方向に働くため、赤外線通信ユニット部の破損などの
深刻なダメージを受ける可能性が低くなる。
【0012】さらには、前記赤外線通信ユニット部の、
前記外装表面に対する最大回動角度を85°以下の範囲
としたり、前記プリンタの外装から前記赤外線通信ユニ
ット部が突出されたときに前記外装表面に対して最遠端
部となる前記赤外線通信ユニットの縁部を丸みをもって
形成することにより、赤外線通信ユニット部はよりスム
ーズにプリンタ内に収納されるため、赤外線通信ユニッ
ト部の破損等が一層防止される。また、前記赤外線通信
ユニット部の、前記外装表面に対する最大回動角度は3
0°以上の範囲とすることにより、赤外線通信の対象で
あるデータ処理装置とプリンタとの配置関係の自由度が
得られる。
【0013】また、前記赤外線通信素子はプリント基板
に実装されて該プリント基板とともに前記ケース部材に
収容され、前記プリント基板には前記プリンタ内に設け
られたメイン基板とデータ通信を行うためのフレキシブ
ルケーブルが接続され、前記フレキシブルケーブルは、
前記赤外線通信ユニット部の回動中心の近傍を通って前
記赤外線通信ユニット部の外部に引き出されている構成
とすることにより、赤外線通信ユニット部の回動に伴う
フレキシブルケーブルの動きが極小に抑えられるので、
ケーブルの屈曲や折れ曲がり、張力等が生じにくく、ケ
ーブルの信号線の断線や、他部品との接触などの事故の
発生が防止される。
【0014】さらに、前記赤外線通信ユニット部には指
掛け部が設けられている構成とすることにより、赤外線
通信ユニット部がプリンタの外部へ容易に突出される。
【0015】また、前記ケース部材は、一端面に開口部
が形成され前記赤外線通信素子が収容される第1のケー
ス部材と、可視光領域の波長の光を遮断して赤外線通信
で用いられる波長の光を透過する材料で形成され前記第
1のケース部材の開口部を覆う第2のケース部材とを有
し、前記赤外線通信素子は前記第2のケース部材を向い
て前記第1のケース部材に収容されている構成とするこ
とにより、第2のケース部材は赤外線フィルタとして機
能し、蛍光灯などの外光に含まれ赤外線通信素子の誤作
動要因となるノイズ成分の侵入が妨げられる。
【0016】さらに、前記第1のケース部材と前記第2
のケース部材とは係止されて一体となり、前記第1のケ
ース部材と前記第2のケース部材との係止構造部は、前
記赤外線通信ユニット部が前記外装表面に対する最大回
動角度まで回動されても前記プリンタの外部に露出され
ないように設けられている構成とすることにより、不意
に係止部に触れてしまうこと等によって第1のケース部
材から第2のケース部材が脱落するおそれがない。
【0017】加えて、前記第1のケース部材と前記第2
のケース部材とが、前記指掛け部を用いて前記赤外線通
信ユニット部を回動させたときに前記第1のケース部材
から前記第2のケース部材が脱落しないように係止され
ている構成とすることが望ましい。
【0018】さらに、前記赤外線通信ユニット部の前記
プリンタに対する軸支部は前記第2のケース部材に設け
られている構成とすることが望ましい。
【0019】また、前記第1のケース部材と前記第2の
ケース部材との隙間から前記ケース部材の内部に侵入す
る静電気を前記ケース部材の外部に排除するための静電
気排除手段が備えられている構成とすることにより、静
電気が赤外線通信素子等に落ちることが防止される。
【0020】さらに、前記静電気排除手段は、前記隙間
の近傍に固定されたノイズシールド部と、前記プリンタ
に前記赤外線通信ユニット部を軸支させ、前記プリンタ
に設けられ接地された金属シャーシ部と前記ノイズシー
ルド部とに電気的に接続された回動軸部とで構成されて
いることが好ましい。
【0021】また、前記ケース部材の一部は前記外装表
面の一部である構成とすることが好ましい。
【0022】さらに、前記記録手段はインクジェットヘ
ッドである構成としてもよい。
【0023】また、本発明のプリンタは、赤外線を通信
媒体として外部のデータ処理装置とデータ通信を行うた
めの赤外線通信素子と、前記赤外線通信素子で発光また
は受光される赤外線を透過させる赤外線透過窓部とを有
する赤外線通信ユニット部を備え、搬送手段により記録
媒体を搬送し、記録手段により画像情報を前記記録媒体
に記録するプリンタであって、前記赤外線通信ユニット
部は、前記赤外線透過窓部が前記プリンタの外装表面か
ら突出可能に備えられているとともに、前記赤外線通信
素子と前記赤外線透過窓部とが前記プリンタに回動自在
に軸支されている構成とすることによっても、プリンタ
の赤外線通信が可能な領域が広く確保されるので、プリ
ンタとデータ処理装置との配置関係の自由度が向上す
る。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明のプリンタ、特にイ
ンクジェットプリンタ(本発明はこれに限定されない)
の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明のプリンタの一実施形態の
概略構成(詳細は、特開平8−58107号公報を参照
のこと。)を示す斜視図である。図1に示すように、本
実施形態のプリンタ1は、上ケース5と下ケース6とで
構成される外装7の内部に、インクジェット記録ヘッド
カートリッジ3が搭載されるキャリッジ4等からなる記
録手段2が収容されて構成されている。
【0026】上ケース5の奥側部には、上ケース5を覆
うトップカバー8が上ケース5に対して開閉自在に設け
られ、さらに上ケース5の奥側部の上面には、プリンタ
1内に記録媒体9を給送するための給送開口部5aが設
けられている。これにより、トップカバー8を開くこと
で、トップカバー8は記録媒体9をプリンタ1にセット
するためのトレイとなる。
【0027】プリンタ1内に設けられた搬送手段(不図
示)によって記録媒体9が給送開口部5aからキャリッ
ジ4の下方に搬送されると、制御回路(不図示)からの
信号に基づいて、記録媒体9の搬送方向とは交差する方
向(例えば、前記搬送方向に直交する方向)にキャリッ
ジ4が走査されるとともに、インクジェット記録ヘッド
カートリッジ3に設けられた複数個の吐出口(不図示)
から記録媒体である記録用紙9にインクが吐出され、記
録媒体9に画像情報が記録される。画像情報が記録され
た記録媒体9は、搬送手段によってさらに搬送され、外
装7の前面に形成された排出開口部7aからプリンタ1
の外部に排出される。
【0028】また、本実施形態のプリンタ1は、記録媒
体9の搬送方向に対して右側の側面に、赤外線を用いて
データ処理装置(不図示)とデータ通信を行うための赤
外線通信ユニット10が収納されている。なお、プリン
タ1に赤外線ユニット10が収納された状態では、赤外
線ユニット10のケース部材の一部は、プリンタ1の外
装7における表面の一部をなしている。また、赤外線通
信ユニット10は、記録媒体9の搬送方向に沿ったプリ
ンタ1の側面に設けられているため、セットされる記録
媒体9や排出される記録媒体9の妨げになることはな
い。以下に、赤外線通信ユニット10について説明す
る。
【0029】図2は、図1に示したプリンタの赤外線通
信ユニットを分解した状態で示す斜視図である。
【0030】図2に示すように、赤外線通信ユニット1
0は、赤外線通信素子11が実装されたプリント基板1
2と、プリント基板12が収容されるケースを構成する
第1のケース部材13および第2のケース部材14と、
赤外線通信ユニット10内へのノイズの侵入を防止する
ノイズシールド15とを有する。
【0031】まず最初に、プリント基板12について説
明する。
【0032】プリント基板12には、赤外線通信素子1
1が実装されている他、赤外線通信素子11を駆動させ
るための駆動回路、電源回路、保護回路(いずれも不図
示)等が形成されている。さらに、プリント基板12に
は、フレキシブルケーブル16が接続されるコネクタ1
7が実装されている。なお、赤外線通信素子11は、プ
リンタ1からデータ処理装置にデータを送信するための
赤外線発光部11aと、データ処理装置から送信された
データを受信するための赤外線受光部11bとを有して
いる。
【0033】また、赤外線通信素子11は、金属板が折
り曲げられて形成されたシールド板18によって側面、
底面、および裏面(赤外線発光部11a等が形成されて
いる面の反対面)が覆われている。シールド板18は、
プリント基板12のグラウンドラインに電気的に接続さ
れた状態で、プリント基板12に固定されている。これ
により、プリント基板12の電源ラインから発せられる
ノイズはシールド板18で遮断されるので、赤外線通信
素子11の誤作動が防止される。
【0034】次に、第1のケース部材13について説明
する。
【0035】第1のケース部材13は略扇型状に形成さ
れ、平面状側面部13a,13bと曲面状側面部13c
とを有する。ただし、平面状側面部13aには開口部が
形成されている。
【0036】第1のケース部材13の内壁には、プリン
ト基板12を開口部から第1のケース部材13に収容す
る際にプリント基板12の側縁をガイドするとともに、
プリント基板12の位置決めを行うための溝部13dが
形成されている。開口部の図示右縁には、滑らかな曲面
を有するフレキシブルケーブルガイド13eが形成さ
れ、フレキシブルケーブル16を屈曲させずにケース内
から引き出せるようになっている。また、開口部の図示
左縁には、後述する第2のケース部材14のフック溝1
4aに係合されるフック部13fが形成され、さらに、
平面状側面部13bには、第2のケース部材14の爪部
14bが係合される爪部係合部13gが形成されてい
る。さらに、第1のケース部材13の上面部には突起状
のストッパ13hが設けられ、第1のケース部材13の
下面部には第1の指掛け部13iが設けられている。
【0037】次に、第2のケース部材14について説明
する。
【0038】第2のケース部材14は、第1のケース部
材13の開口部を覆う平板状の部材であり、前述したよ
うに、第1のケース部材13のフック部13fが係合さ
れるフック溝14aと、第1のケース部材13の爪部係
合部13gに係合される爪部14bとを有する。さら
に、フック溝14aが形成された部分の表面には、第2
の指掛け部14cが形成されている。また、第2のケー
ス部材14には、下ケース6に固定された回動軸21に
軸支される軸穴部14dが設けられている。軸穴部14
dは、第1のケース部材13と第2のケース部材14と
が合体されたときに、第1のケース部材13のフレキシ
ブルケーブルガイド13bの近傍に位置するように設け
られる。さらに、第2のケース部材14には、ノイズシ
ールド15を保持するリブ14eが設けられている。ま
た、第2の指掛け部14cの下面には、第1のクリック
突起14iが設けられている。
【0039】ノイズシールド15は金属板が折り曲げら
れて形成される。ノイズシールド15には、側面の一部
がくり抜かれて梁部15aが形成され、梁部15aの先
端には山状に折り曲げられて設けられた接点15bが設
けられている。
【0040】赤外線通信ユニット10は、プリント基板
12が第1のケース部材13内の溝部13aに固定収容
され、かつノイズシールド15が第2のケース部材14
のリブ14eに狭持された状態で、第1のケース部材1
3と第2のケース部材14とを組み合わせることにより
構成される。なお、上記のように、プリント基板12が
第1のケース部材13内の溝部13aに固定収容される
構成とすることにより、ビス止めなどの工程が不要とな
り、組立工数の削減となる上、省スペース化を図ること
もできる。
【0041】図3は、図1に示した赤外線通信ユニット
を、第2のケース部材を正面に示す正面図である。ただ
し、第2のケース部材14の一部およびプリンタ1の上
ケース5は省略して描かれている。
【0042】図3に示すように、第2のケース部材14
は、赤外線通信素子11の受光部11aおよび発光部1
1b(図2参照)の正面に配置される。
【0043】第2のケース部材14の材料には、可視光
領域の波長の光をほぼ遮断し、赤外線通信で用いられる
波長の光に対しては高い透過率を示す材料が用いられて
いる。具体的には、本実施形態では、可視光領域(波長
約380nm〜780nm)の光の透過率は1%以下、
赤外線領域(波長約850nm〜900nm)の光の透
過率は87%以上である、調色されたポリカーボネート
樹脂が用いられている。
【0044】これにより、可視光線のほとんどが遮断さ
れるため、第2のケース部材14は赤外線フィルタであ
る赤外線透過窓として機能し、第2のケース部材14は
蛍光灯などの外光に含まれ赤外線通信素子11の誤作動
要因となるノイズ成分の侵入が妨げられる。一方、赤外
線通信素子11等の内部部品は赤外線通信ユニット10
の外部からはほとんど見えなくなるので、プリンタ1の
外観を損ねることはない。さらに、上記説明のように、
第2のケース部材14は外光ノイズを遮断するフィルタ
として機能するため、部品点数の削減および組立工数の
削減を図ることができるうえに、赤外線通信の精度や信
頼性を高くすることができる。
【0045】また、ノイズシールド15は、第2のケー
ス部材14のリブ14e(図2参照)によって挟持され
ており、プリント基板12、シールド板18、および赤
外線通信素子11には接触しない。また、ノイズシール
ド15は、第1のケース部材13の内面に形成された複
数のリブ13jに当接されており、第1のケース部材1
3の開口方向(図示矢印方向)への動きが規制される。
これにより、ノイズシールド15は、上下の平面部が第
1のケース部材13と第2のケース部材14との合わせ
目10a(図4参照)に沿うように固定される。
【0046】なお、下ケース6には、赤外線通信ユニッ
ト10の第1のケース部材13に設けられた第1の指掛
け部13iを収納するための凹部6aが設けられてい
る。
【0047】次に、プリンタ1に対する赤外線通信ユニ
ット10の設置構成について説明する。
【0048】図2に示すように、第2のケース部材14
には前述した軸穴部14dが設けられている。さらに、
軸穴部14dの上部にはワッシャ19が設置されるワッ
シャ受け14fが形成され、軸穴部14dの下部にはゴ
ムリング20が設置されるゴムリング受け14gが形成
されている。
【0049】ゴムリング受け14gにゴムリング20を
装着させるとともに、下ケース6に固定された金属製の
回動軸21を軸穴部14dに挿嵌させると、回動軸21
は軸穴部14dの上部から突出し、赤外線通信ユニット
10は回動軸21を中心に回動自在に軸支される。この
とき、図3に示すように、赤外線通信ユニット10内に
設置されたノイズシールド15の接点15bは、梁部1
5a(図2参照)が有する弾性によって回動軸21に常
に当接される。また、図2に戻り、ゴムリング20は弾
性を有するゴム部材で形成されているので、ゴムリング
受け14gと回動軸21との間で圧縮されることによ
り、赤外線通信ユニット10を回動させる際の適度なフ
リクションが与えられる。このように、弾性を有するゴ
ムリング20のみで赤外線通信ユニット10の回動時に
おけるフリクションを得る構成としたため、赤外線通信
ユニット10の構成が簡素化されるので、組立性が向上
する。
【0050】続いて、軸穴部14dの上部から突出した
回動軸21にワッシャ19を通してワッシャ受け14f
にワッシャ19を設置し、さらに、回動軸21に金属製
のばね22を圧入しながら差し込み、ばね22の下端部
をワッシャ19に突き当てる。ワッシャ19は比較的摺
動性の高い樹脂等の材料で形成されている。そのため、
赤外線通信ユニット10を回動させる際にばね22の下
端部がワッシャ受け14fの底部に引っかかり、ばね2
2のねじれ撓みによる反動で赤外線通信ユニット10の
回動が戻されてしまうことが、ワッシャ19を設置する
ことにより防止される。
【0051】さらに、図2および図3に示すように、ば
ね22の上端部は、プリンタ1内に設けられ接地されて
いる金属シャーシ23に当接される。これにより、赤外
線通信ユニット10内に設置されたノイズシールド15
は、回動軸21およびばね22を介して接地される。
【0052】また、図3に示すように、下ケース6には
第2のクリック突起6cが設けられている。赤外線ユニ
ット10がプリンタ1に収納されると、第2のクリック
突起6cと先述した第1のクリック突起14i(図2参
照)とが係合され、操作者に適度なクリック感が付与さ
れる。
【0053】図4は、図1に示したプリンタの内部を、
プリンタの一部を破断して示す断面上面図である。図4
に示すように、プリント基板12(図2参照)に接続さ
れたフレキシブルケーブル16は、第1のケース部材1
3に形成されたフレキシブルケーブルガイド13bに沿
ってケースの外に引き出され、プリンタ1の内部に固定
されたメイン基板24上に実装されたコネクタ25に接
続される。つまり、フレキシブルケーブル16により、
メイン基板24と赤外線ユニット10との間における電
気信号の伝達が行われる。
【0054】次に、上記のように構成された赤外線通信
ユニット10の動作等について説明する。
【0055】図2に示したように、赤外線通信ユニット
10には、第1のケース部材13に形成された第1の指
掛け部13fと、第2のケース部材14に形成された第
2の指掛け部14cとが備えられていることは、前述し
た通りである。
【0056】そのため、プリンタ1の下ケース6に形成
された凹部6a(図3参照)に指を通し、第1の指掛け
部13fに指を掛けて、前述した第1のクリック突起1
4iと第2のクリック突起6c(図3参照)との係合を
解除しながら赤外線通信ユニット10を引き出すことに
より、赤外線通信ユニット10は回動軸21を中心に回
動される。これにより、容易に、赤外線通信ユニット1
0をプリンタ1に収納された状態から適度なクリック感
を伴ってプリンタ1の外部へ突出された状態にすること
ができる。すなわち、赤外線通信素子11と赤外線透過
窓としての第2のケース部材14とを有し、プリンタ1
に回動自在に軸支された赤外線通信ユニット10は、第
2のケース部材14がプリンタ1の外装7における表面
から突出された状態となる。
【0057】また、図4に示すように、下ケース6の背
面に設けられた凹部6bからは第2の指掛け部14cに
指を掛けることができ、これによっても上記と同様に、
容易に、赤外線通信ユニット10をプリンタ1に収納さ
れた状態からプリンタ1の外部へ突出された状態にする
ことができる。
【0058】従って、図5に示すように、プリンタ1が
単体で用いられる場合には、プリンタ1の背面から第2
の指掛け部14cに指を掛けて赤外線通信ユニット10
を回動させ、プリンタ1から赤外線通信ユニット10を
引き出すことができる。また、下ケース6に形成された
凹部6aから第1の指掛け部13fに指を掛けて赤外線
通信ユニット10を回動させることによっても、プリン
タ1から赤外線通信ユニット10を引き出すことができ
る。一方、図6に示すように、プリンタ1の背面に外付
けのバッテリー30等が装着されることにより、第2の
指掛け部14cに指を掛けることができなくなった場合
には、下ケース6に形成された凹部6aから第1の指掛
け部13fに指を掛けて赤外線通信ユニット10を回動
させ、プリンタ1の外装7の表面から赤外線通信ユニッ
ト10を引き出すことができる。
【0059】また、図4に示すように、赤外線通信ユニ
ット10が回動した際にプリンタ1から最遠端部となる
第2のケース部材14の縁部14hは、丸みをもって形
成されている。さらに、赤外線通信ユニット10の最大
回動角度θは、90°未満に設定されている。
【0060】これにより、万一、赤外線通信ユニット1
0をプリンタ1から突出させた状態で、赤外線通信ユニ
ット10に側方から何らかの衝撃が加えられた場合で
も、縁部14hは丸みをもっているため衝突物の表面に
引っかかりにくく、さらに、赤外線通信ユニット10の
最大回動角度θが90°未満に設定されているため、縁
部14hにかかる力Fは赤外線通信ユニット10をプリ
ンタ1内に収納させる方向に働く。従って、赤外線通信
ユニット10はスムーズにプリンタ1内に収納されるの
で、回動軸21に挿嵌された軸穴部14dやストッパ1
3hの破損などの深刻なダメージを受ける可能性が低く
なる。
【0061】これに対し、赤外線通信ユニット10の最
大回動角度θを90°以上とすると、赤外線通信ユニッ
ト10に側方から衝撃が加えられたときに縁部14hに
かかる力Fは赤外線通信ユニット10をさらに開かせる
方向に働き、軸穴部14dやストッパ13hの破損など
を引き起こすおそれがある。従って、本実施形態のよう
に赤外線通信ユニット10の最大回動角度θを90°未
満とすることにより、赤外線通信ユニット10が90゜
以上に開く場合に比べて、赤外線通信ユニット10の構
造的な強度の信頼性が向上する。
【0062】さらに、本実施形態における検討の結果に
よれば、赤外線通信の対象であるデータ処理装置とプリ
ンタ1との配置関係の自由度が得られる回動角度は約3
0°以上であり、一方、プリンタ1の落下時等に赤外線
通信ユニット10が破壊などの深刻なダメージを受けに
くい回動角度は約85゜以下であったことから、赤外線
通信ユニット10の最大回動角度θは、30°≦θ≦8
5°であることが望ましい。
【0063】図4において、二点鎖線により、プリンタ
から引き出された状態の赤外線通信ユニットを示す。
【0064】図4に示す、プリンタ1の側面からの赤外
線通信ユニット10の最大回動角度θは、第1のケース
部材13の上面部に形成されたストッパ13hがプリン
タ1の上ケース5(図1参照)の内壁に当接することに
より規制される。本実施形態では、θ=75゜となるよ
うにストッパ13hの位置が定められており、赤外線通
信ユニット10を75゜より大きく開くことはできな
い。
【0065】なお、図4に示すように、赤外線通信素子
11は受光部11aおよび発光部11bの正面方向から
±αの角度範囲で、所望の受光性能または発光性能を発
揮する規格を有している。本実施形態で用いられる赤外
線通信素子11では、α=15゜であるため、赤外線通
信ユニット10が最も引き出された位置(θ=75゜)
における赤外線通信可能範囲には、プリンタ1の正面方
向も含まれる。
【0066】また、図4からわかるように、赤外線通信
ユニット10が回動されると、それに伴ってフレキシブ
ルケーブル16の引き出し口であるフレキシブルケーブ
ルガイド13eも共に回動する。本実施形態において
は、前述したように、フレキシブルケーブルガイド13
eは回動軸21近傍の第1のケース部材13の開口部右
縁に形成されている。そのため、回動に伴うフレキシブ
ルケーブル16の変位量は、その他の場所にフレキシブ
ルケーブルガイドを設けた場合よりも少ない。従って、
赤外線通信ユニット10の回動に伴うフレキシブルケー
ブル16の動きが極小に抑えられるので、ケーブルの屈
曲や折れ曲がり、張力等が生じにくく、ケーブルの信号
線の断線や、他部品との接触などの事故の発生を防止す
ることができる。
【0067】さらに、第2のケース部材14の爪部14
bと第1のケース部材13の爪部係合部13gとで構成
されるケース部材係止構造10bは、赤外線通信ユニッ
ト10が最大に回動された状態でもプリンタ1の外部に
露出されない。そのため、不意にケース部材係止部10
bに触れてしまうこと等によって第1のケース部材13
から第2のケース部材14が脱落するおそれがなく、赤
外線通信ユニット10の内部に収容された赤外線通信素
子11をより確実に保護することができる。
【0068】加えて、第2の指掛け部14cは、第1の
ケース部材13のフック部13fに係合されるフック溝
14a(図2参照)が形成された部分の表面に設けられ
ていることにより、第2の指掛け部14cに指を掛けて
赤外線通信ユニット10を回動させた場合に、第1のケ
ース部材13から第2のケース部材14が外れることは
ない。
【0069】なお、操作者が赤外線通信ユニット10を
回動させる際、周囲の環境等によっては、例えば指先等
から静電気の放電が発生することがある。赤外線通信素
子11は静電気による電気的衝撃に比較的弱いため、静
電気は十分にアースの取られたプリンタ1のシャーシ部
等に速やかに逃がすようにしなければならない。
【0070】本実施形態では、赤外線通信ユニット10
を構成するケース部品は、第1および第2のケース部材
13,14の2部品のみであるため、赤外線通信ユニッ
ト10内への静電気の進入経路となるケースの隙間は、
この2部品間の合わせ目10aに限られる。さらに、こ
の合わせ目10aのうち、図2に示した第1のケース部
材13のフック部13fと第2のケース部材14のフッ
ク溝14aとからなる合わせ目10aは、折り返し構造
となるために静電気は侵入しにくい。また、赤外線通信
ユニット10の上面部および下面部に形成された合わせ
目10aからは静電気が侵入するが、侵入した静電気は
それらの合わせ目10aの近傍に固定されたノイズシー
ルド15から回動軸21およびばね22を介して金属シ
ャーシ23に流れるため、赤外線通信素子11を含めプ
リント基板12に静電気が落ちることはなく、プリンタ
1の誤動作や破壊を防止することができる。つまり、ノ
イズシールド15と回動軸21とばね22とによって、
第1のケース部材13と第2のケース部材14との隙間
である合わせ目10aから赤外線通信ユニット10の内
部に侵入する静電気を赤外線通信ユニット10の外部に
排除するための静電気排除手段が構成されている。
【0071】次に、図7〜図11を用いて、赤外線通信
ユニット10を備えたプリンタ1と、コンピュータ等の
データ処理装置との配置例を示す。
【0072】図7は、右側面に赤外線通信部が固定され
たデータ処理装置とプリンタとの配置関係を示す上視図
である。
【0073】図7に示すように、プリンタ1の左側面に
設けられた赤外線通信ユニット10をプリンタ1内に収
納した状態のまま、プリンタ1をデータ処理装置26の
右側に配置することにより、データ処理装置26の赤外
線通信部26aとプリンタ1の赤外線通信ユニット10
とは互いに正面を向き合わされ、両者間の赤外線通信が
良好に行われる。さらに、プリンタ1の前面付近には障
害物となる装置等がないので、データ処理装置26の操
作性や画像情報記録後の記録媒体9(図1参照)の排出
動作にも支障がない。
【0074】図8は、背面に赤外線通信部が固定された
データ処理装置とプリンタとの配置関係を示す上視図で
ある。
【0075】図8に示すように、プリンタ1の左側面に
設けられた赤外線通信ユニット10をプリンタ1内に収
納した状態のまま、プリンタ1をデータ処理装置27の
背面側に配置することにより、データ処理装置27の赤
外線通信部27aとプリンタ1の赤外線通信ユニット1
0とは互いに正面を向き合わされる。これにより、上記
と同様、良好に両者間の赤外線通信が行われるととも
に、データ処理装置27の操作性や記録媒体9(図1参
照)の排出動作にも支障がない。
【0076】図9は、左側面に赤外線通信部が固定され
たデータ処理装置とプリンタとの配置関係を示す上視図
である。
【0077】図9に示すように、プリンタ1から赤外線
通信ユニット10を角度θだけ引き出した状態で、左側
面を正面に向けてプリンタ1をデータ処理装置28の左
後方に配置することにより、データ処理装置28の赤外
線通信部28aとプリンタ1の赤外線通信ユニット10
とは、所望の通信性能が発揮される角度で対面される。
これにより、上記と同様、良好に両者間の赤外線通信が
行われるとともに、データ処理装置28の操作性や記録
媒体9(図1参照)の排出動作にも支障がない。
【0078】なお、図10に示すように、プリンタ1の
左側面に設けられた赤外線通信ユニット10をプリンタ
1内に収納した状態のまま、赤外線通信ユニット10と
赤外線通信部28aとを対面させてプリンタ1をデータ
処理装置28の右側に配置することによっても、良好に
両者間の赤外線通信が行われる。しかし、プリンタ1か
ら排出される記録媒体2のスペースを考慮すると、プリ
ンタ1等が設置される設置台(不図示)の奥行き方向に
さらに広いスペースが必要となるため、図9に示した配
置の方が優れていることは明白である。
【0079】図11は、左側面に赤外線通信部が固定さ
れたデータ処理装置とプリンタとの配置関係を示す上視
図である。
【0080】図11に示すデータ処理装置29は小型の
携帯情報端末等であり、背面に赤外線通信部29aが設
けられている。この場合には、データ処理装置29は持
ち運びが可能であるため、様々な方向からプリンタ1と
の赤外線通信が行われ得る。しかしながら、その通信方
向に応じてプリンタ1の赤外線通信ユニット10を引き
出すことにより、良好に赤外線通信が行われるので、プ
リンタ1の配置状態を気にすることなくプリンタ1を動
作させることができる。
【0081】以上説明したように、赤外線通信ユニット
10は、プリンタ1に対して収納された状態とプリンタ
1の外部へ引き出された状態との任意切り替えが可能で
あるため、赤外線通信が可能となる領域が広がり、デー
タ処理装置との配置の自由度を向上させることができ
る。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
は、赤外線通信ユニット部を備えたプリンタであって、
赤外線通信ユニット部はプリンタの外装から突出される
ことができるようにプリンタに回動自在に軸支されてい
るので、プリンタの赤外線通信が可能な領域が広く確保
されるため、プリンタとデータ処理装置との配置関係の
自由度を向上させることができる。
【0083】また、赤外線通信ユニット部を、プリンタ
の記録媒体の搬送方向に沿った側面に備えることによ
り、赤外線通信ユニット部が、セットされる記録媒体や
排出される記録媒体の妨げになることを防ぐことができ
る。
【0084】さらに、赤外線通信ユニット部のプリンタ
の外装からの最大回動角度を90°未満とすることによ
り、プリンタの落下時等には赤外線通信ユニット部はプ
リンタ内に収納されるため、赤外線通信ユニット部の破
損などの深刻なダメージを受ける可能性を低くすること
ができる。
【0085】さらには、赤外線通信ユニット部のプリン
タの外装からの最大回動角度を30°から85°の間と
することにより、データ処理装置とプリンタとの配置関
係の自由度を得られるとともに、プリンタの落下時等に
赤外線通信ユニット部が破壊などの深刻なダメージを受
けにくくすることができる。
【0086】加えて、プリンタの外装から突出されたと
きにプリンタの外装に対して最遠端部となる赤外線通信
ユニットの縁部を丸みをもって形成することにより、プ
リンタの落下時等において、赤外線通信ユニット部のプ
リンタから最遠端部となる縁部は被落下物の表面に引っ
かかりにくくなり、赤外線通信ユニット部をよりスムー
ズにプリンタ内に収納させることができる。
【0087】また、赤外線通信素子が実装され赤外線通
信ユニット部の内部に収容されたプリント基板に接続さ
れたフレキシブルケーブルを、赤外線通信ユニット部の
軸支部近傍から赤外線通信ユニット部の外部に引き出す
構成とすることにより、ケーブルの屈曲や折れ曲がり、
張力等が生じにくくなり、ケーブルの信号線の断線や、
他部品との接触などの事故の発生を防止することができ
る。
【0088】さらに、赤外線通信ユニット部に、赤外線
通信ユニット部をプリンタから引き出すための指掛け部
を設けることにより、赤外線通信ユニット部をプリンタ
の外部へ容易に突出させることができる。
【0089】また、赤外線通信ユニット部のケース部材
を、一の開口部が形成され赤外線通信素子が収容される
第1のケース部材と、可視光領域の波長の光を遮断し、
赤外線通信で用いられる波長の光を透過する材料で形成
され、第1のケース部材の開口部を覆う第2のケース部
材とで構成することにより、第2のケース部材は赤外線
フィルタとして機能し、赤外線通信素子の誤作動要因と
なる外光ノイズ成分の侵入を防ぐことができる。
【0090】さらに、第1のケース部材と第2のケース
部材との係止部を、赤外線通信ユニット部が外装表面に
対する最大回動角度まで回動されてもプリンタの外部に
露出しないように設けることにより、第1のケース部材
から第2のケース部材が不意に脱落するおそれがなく、
赤外線通信ユニット部内の赤外線通信素子をより確実に
保護することができる。
【0091】また、ケース部材の内部に侵入する静電気
をケース部材の外部に排除するための静電気排除手段が
備えることにより、静電気が赤外線通信素子等に落ちる
ことが防止されるので、プリンタの誤動作や破壊を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの一実施形態の概略構成を示
す斜視図である。
【図2】図1に示したプリンタの赤外線通信ユニットを
分解した状態で示す斜視図である。
【図3】図1に示した赤外線通信ユニットを、第2のケ
ース部を正面に示す正面図である。
【図4】図1に示したプリンタの内部を、プリンタの一
部を破断して示す断面上面図である。
【図5】図1に示したプリンタを、赤外線通信ユニット
を引き出した状態で示す斜視図である。
【図6】背面に外付けのバッテリーが装着されたプリン
タを、赤外線通信ユニットを引き出した状態で示す斜視
図である。
【図7】右側面に赤外線通信部が固定されたデータ処理
装置とプリンタとの配置関係を示す上視図である。
【図8】背面に赤外線通信部が固定されたデータ処理装
置とプリンタとの配置関係を示す上視図である。
【図9】左側面に赤外線通信部が固定されたデータ処理
装置とプリンタとの配置関係を示す上視図である。
【図10】左側面に赤外線通信部が固定されたデータ処
理装置とプリンタとの配置関係を示す上視図である。
【図11】左側面に赤外線通信部が固定されたデータ処
理装置とプリンタとの配置関係を示す上視図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 記録手段 3 インクジェット記録ヘッドカートリッジ 4 キャリッジ 5 上ケース 5a 給送開口部 6 下ケース 6a,6b 凹部 6c 第2のクリック突起 7 外装 7a 排出開口部 8 トップカバー 9 記録媒体 10 赤外線通信ユニット 10a 合わせ目 10b ケース部材係止構造 11 赤外線通信素子 11a 赤外線発光部 11b 赤外線受光部 12 プリント基板 13 第1のケース部材 13a,13b 平板状側面部 13c 曲面状側面部 13d 溝部 13e フレキシブルケーブルガイド 13f フック部 13g 爪部係合部 13h ストッパ 13i 第1の指掛け部 13j,14e リブ 14 第2のケース部材 14a フック溝 14b 爪部 14c 第2の指掛け部 14d 軸穴部 14f ワッシャ受け 14g ゴムリング受け 14h 縁部 14i 第1のクリック突起 15 ノイズシールド 15a 梁部 15b 接点 16 フレキシブルケーブル 17,25 コネクタ 18 シールド板 19 ワッシャ 20 ゴムリング 21 回動軸 22 ばね 23 金属シャーシ 24 メイン基板 26,27,28,29 データ処理装置 26a,27a,28a,29a 赤外線通信部 30 バッテリー

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を通信媒体として外部のデータ処
    理装置とデータ通信を行うための赤外線通信素子をケー
    ス部材に収容した赤外線通信ユニット部を備え、搬送手
    段により記録媒体を搬送し、記録手段により画像情報を
    前記記録媒体に記録するプリンタであって、 前記赤外線通信ユニット部は、前記プリンタの外装表面
    から突出可能に前記プリンタに回動自在に軸支されてい
    ることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記赤外線通信ユニット部は、前記外装
    表面のうち、前記記録媒体の搬送方向に沿った側面から
    突出可能に軸支されている請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記赤外線通信ユニット部の、前記外装
    表面に対する最大回動角度は90°未満である請求項1
    または2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記赤外線通信ユニット部の、前記外装
    表面に対する最大回動角度は30°以上85°以下の範
    囲である請求項3に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記プリンタの外装から前記赤外線通信
    ユニット部が突出されたときに前記外装表面に対して最
    遠端部となる前記赤外線通信ユニットの縁部は、丸みを
    もって形成されている請求項1から4のいずれか1項に
    記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記赤外線通信素子はプリント基板に実
    装されて該プリント基板とともに前記ケース部材に収容
    され、前記プリント基板には前記プリンタ内に設けられ
    たメイン基板とデータ通信を行うためのフレキシブルケ
    ーブルが接続され、前記フレキシブルケーブルは、前記
    赤外線通信ユニット部の回動中心の近傍を通って前記赤
    外線通信ユニット部の外部に引き出されている請求項1
    から5のいずれか1項に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記赤外線通信ユニット部には指掛け部
    が設けられている請求項1から6のいずれか1項に記載
    のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記ケース部材は、一端面に開口部が形
    成され前記赤外線通信素子が収容される第1のケース部
    材と、可視光領域の波長の光を遮断して赤外線通信で用
    いられる波長の光を透過する材料で形成され前記第1の
    ケース部材の開口部を覆う第2のケース部材とを有し、
    前記赤外線通信素子は前記第2のケース部材を向いて前
    記第1のケース部材に収容されている請求項1から7の
    いずれか1項に記載のプリンタ。
  9. 【請求項9】 前記第1のケース部材と前記第2のケー
    ス部材とは係止されて一体となり、前記第1のケース部
    材と前記第2のケース部材との係止構造部は、前記赤外
    線通信ユニット部が前記外装表面に対する最大回動角度
    まで回動されても前記プリンタの外部に露出されないよ
    うに設けられている請求項8記載のプリンタ。
  10. 【請求項10】 前記第1のケース部材と前記第2のケ
    ース部材とが、前記指掛け部を用いて前記赤外線通信ユ
    ニット部を回動させたときに前記第1のケース部材から
    前記第2のケース部材が脱落しないように係止されてい
    る請求項8または9に記載のプリンタ。
  11. 【請求項11】 前記赤外線通信ユニット部の前記プリ
    ンタに対する軸支部は前記第2のケース部材に設けられ
    ている請求項8から10のいずれか1項に記載のプリン
    タ。
  12. 【請求項12】 前記第1のケース部材と前記第2のケ
    ース部材との隙間から前記ケース部材の内部に侵入する
    静電気を前記ケース部材の外部に排除するための静電気
    排除手段が備えられている請求項8から11のいずれか
    1項に記載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 前記静電気排除手段は、前記隙間の近
    傍に固定されたノイズシールド部と、前記プリンタに前
    記赤外線通信ユニット部を軸支させ、前記プリンタに設
    けられ接地された金属シャーシ部と前記ノイズシールド
    部とに電気的に接続された回動軸部とで構成されている
    請求項12に記載のプリンタ。
  14. 【請求項14】 前記ケース部材の一部は前記外装表面
    の一部である請求項1から13のいずれか1項に記載の
    プリンタ。
  15. 【請求項15】 前記記録手段はインクジェットヘッド
    である請求項1から14のいずれか1項に記載のプリン
    タ。
  16. 【請求項16】 赤外線を通信媒体として外部のデータ
    処理装置とデータ通信を行うための赤外線通信素子と、
    前記赤外線通信素子で発光または受光される赤外線を透
    過させる赤外線透過窓部とを有する赤外線通信ユニット
    部を備え、搬送手段により記録媒体を搬送し、記録手段
    により画像情報を前記記録媒体に記録するプリンタであ
    って、 前記赤外線通信ユニット部は、前記赤外線透過窓部が前
    記プリンタの外装表面から突出可能に備えられていると
    ともに、前記赤外線通信素子と前記赤外線透過窓部とが
    前記プリンタに回動自在に軸支されていることを特徴と
    するプリンタ。
  17. 【請求項17】 前記赤外線通信ユニット部は、前記外
    装表面のうち、前記記録媒体の搬送方向に沿った側面か
    ら突出可能に軸支されている請求項16記載のプリン
    タ。
  18. 【請求項18】 前記赤外線通信ユニット部の、前記外
    装表面に対する最大回動角度は90°未満である請求項
    16または17に記載のプリンタ。
  19. 【請求項19】 前記赤外線通信ユニット部の、前記外
    装表面に対する最大回動角度は30°以上85°以下の
    範囲である請求項18に記載のプリンタ。
  20. 【請求項20】 前記プリンタの外装から前記赤外線通
    信ユニット部が突出されたときに前記外装表面に対して
    最遠端部となる前記赤外線通信ユニットの縁部は、丸み
    をもって形成されている請求項16から19のいずれか
    1項に記載のプリンタ。
  21. 【請求項21】 前記記録手段はインクジェットヘッド
    である請求項16から20のいずれか1項に記載のプリ
    ンタ。
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