JPH1149694A - 抗肝臓癌剤及び食品 - Google Patents
抗肝臓癌剤及び食品Info
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- JPH1149694A JPH1149694A JP9208742A JP20874297A JPH1149694A JP H1149694 A JPH1149694 A JP H1149694A JP 9208742 A JP9208742 A JP 9208742A JP 20874297 A JP20874297 A JP 20874297A JP H1149694 A JPH1149694 A JP H1149694A
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- soybean hypocotyl
- liver cancer
- soybean
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Abstract
(57)【要約】
【課題】大豆胚軸を、その有効成分の効果を見出して、
食品の素材、乃至医薬剤として資源を有効に利用するこ
とを課題とする。 【解決手段】大豆胚軸の動物(マウス)試験による、そ
の自然発生肝臓癌に対する大豆胚軸の効果の検討及び食
品加工技術の検討を行った。その結果、大豆胚軸の成分
がマウスの自然発生肝臓癌の抑制に有効であり、又、加
熱処理大豆胚軸は人の食品でも充分に利用できる風味に
作り上げることができた。これらにより、未だ有効利用
が確立されていない大豆胚軸を抗肝臓癌剤や、その食品
として活用すること、の課題が解決できた。
食品の素材、乃至医薬剤として資源を有効に利用するこ
とを課題とする。 【解決手段】大豆胚軸の動物(マウス)試験による、そ
の自然発生肝臓癌に対する大豆胚軸の効果の検討及び食
品加工技術の検討を行った。その結果、大豆胚軸の成分
がマウスの自然発生肝臓癌の抑制に有効であり、又、加
熱処理大豆胚軸は人の食品でも充分に利用できる風味に
作り上げることができた。これらにより、未だ有効利用
が確立されていない大豆胚軸を抗肝臓癌剤や、その食品
として活用すること、の課題が解決できた。
Description
【0001】
【本発明の属する技術分野】本発明は、加熱処理大豆胚
軸とりわけ焙煎大豆胚軸を有効成分とする抗肝臓癌剤及
び抗肝臓癌性の機能食品に関する。
軸とりわけ焙煎大豆胚軸を有効成分とする抗肝臓癌剤及
び抗肝臓癌性の機能食品に関する。
【0002】
(1)発明の背景 大豆胚軸は、ダイズ子実中の重量2%を占め、イソフラ
ボン、サポニン、トリブシンインヒビター、ヘマグルチ
ニン、ゴイトロジェン、リポキシゲナーゼ、β−アミラ
ーゼ、プロテアーゼ、フィターゼなど様々な生理活性物
質を含む。これら諸成分は生理活性物質の原料として利
用できる可能性があるが、今のところ有効には利用され
ていない。大豆には特有の配糖体成分としてイソフラボ
ンが含まれており、中でも発芽時に幼芽、幼根となる部
分である胚軸部に高濃度に含まれている。このイソフラ
ボンは、近年、乳癌、前立腺癌、大腸癌などを抑制する
こと(Barnesら、Nutr. Cancer、2
1、113〜131、1994)、また疫学的にも大豆
製品の摂取量と癌のリスクは逆相関になることが報告さ
れている(渡辺ら、J. Epidemiology、
3、47〜61、1993)。しかし、このイソフラボ
ンは熱水に接して容易に失われること、及び胚軸は大豆
の成分の中で最も悪風味であることが知られている。
ボン、サポニン、トリブシンインヒビター、ヘマグルチ
ニン、ゴイトロジェン、リポキシゲナーゼ、β−アミラ
ーゼ、プロテアーゼ、フィターゼなど様々な生理活性物
質を含む。これら諸成分は生理活性物質の原料として利
用できる可能性があるが、今のところ有効には利用され
ていない。大豆には特有の配糖体成分としてイソフラボ
ンが含まれており、中でも発芽時に幼芽、幼根となる部
分である胚軸部に高濃度に含まれている。このイソフラ
ボンは、近年、乳癌、前立腺癌、大腸癌などを抑制する
こと(Barnesら、Nutr. Cancer、2
1、113〜131、1994)、また疫学的にも大豆
製品の摂取量と癌のリスクは逆相関になることが報告さ
れている(渡辺ら、J. Epidemiology、
3、47〜61、1993)。しかし、このイソフラボ
ンは熱水に接して容易に失われること、及び胚軸は大豆
の成分の中で最も悪風味であることが知られている。
【0003】また、一方で、それら生理活性物質の中で
トリプシンインヒビターは、トリプシンの活性を阻害
し、またヘマグルチニンは、小腸上皮細胞粘膜を障害す
るなど、いずれも好ましくない“抗栄養因子”であると
されている。 更に、プロテアーゼインヒビターの範疇
に属するトリブシンインヒビターを含む食餌で長期間飼
育したラットでは膵癌が発生し易いとの報告(McGu
inessら、Environ Health Per
spect、56、205〜212、1984)も存在
する。また、配糖体類、サポニンやイソフラボンは苦み
やエグミ成分として、大豆製品の風味の点から脱胚軸
等、様々な方法により実質的に除去される。これらの事
実もまた、大豆胚軸画分の有効理由を妨げる消極的理由
となっている。
トリプシンインヒビターは、トリプシンの活性を阻害
し、またヘマグルチニンは、小腸上皮細胞粘膜を障害す
るなど、いずれも好ましくない“抗栄養因子”であると
されている。 更に、プロテアーゼインヒビターの範疇
に属するトリブシンインヒビターを含む食餌で長期間飼
育したラットでは膵癌が発生し易いとの報告(McGu
inessら、Environ Health Per
spect、56、205〜212、1984)も存在
する。また、配糖体類、サポニンやイソフラボンは苦み
やエグミ成分として、大豆製品の風味の点から脱胚軸
等、様々な方法により実質的に除去される。これらの事
実もまた、大豆胚軸画分の有効理由を妨げる消極的理由
となっている。
【0004】しかしながら、胚軸は大豆蛋白質の抽出に
際し副生物として多量に発生するものであるから、その
用途開発は、農産加工産業上も重要な意義を有する。
際し副生物として多量に発生するものであるから、その
用途開発は、農産加工産業上も重要な意義を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の実情に鑑み、本
発明は、大豆胚軸を健康食品の素材、乃至医薬として有
効利用を図ることを課題とする。
発明は、大豆胚軸を健康食品の素材、乃至医薬として有
効利用を図ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、大
豆胚軸の有効利用という観点から効果及び食品加工技術
につき検討を進めた結果、加熱処理大豆胚軸が肝臓癌に
対して有効であるのみならず、食品的にも優れた風味を
有することを見い出し本発明を完成した。
豆胚軸の有効利用という観点から効果及び食品加工技術
につき検討を進めた結果、加熱処理大豆胚軸が肝臓癌に
対して有効であるのみならず、食品的にも優れた風味を
有することを見い出し本発明を完成した。
【0007】概要 即ち、本発明は、加熱処理大豆胚軸を有効成分とする抗
肝臓癌性の食品及び抗肝臓癌剤を要旨とするものであ
る。以下、発明者らが本発明に到達するに至った実験事
実を記載する。
肝臓癌性の食品及び抗肝臓癌剤を要旨とするものであ
る。以下、発明者らが本発明に到達するに至った実験事
実を記載する。
【0008】(1 )大豆胚軸 本発明で用いる大豆胚軸は種皮の混入がほとんどなく、
イソフラボン等の有効成分が失われていないものであれ
ばどのようなものでもよい。種皮の混入がなく、イソフ
ラボン等の損失なしに調製するには、乾熱加熱下の大豆
から分離した胚軸を用いるのがよい。そのような原料胚
軸を調製する好ましい方法は、特公平04−48417
号公報に記載の方法を例示できる。
イソフラボン等の有効成分が失われていないものであれ
ばどのようなものでもよい。種皮の混入がなく、イソフ
ラボン等の損失なしに調製するには、乾熱加熱下の大豆
から分離した胚軸を用いるのがよい。そのような原料胚
軸を調製する好ましい方法は、特公平04−48417
号公報に記載の方法を例示できる。
【0009】このようにして得られた大豆胚軸をイソフ
ラボン含有量を80%以上に保持し、且つ遊離イソフラ
ボン量を5%以上好ましくは10%以上、より好ましく
は20%以上とせしめ、又、トリプシン阻害活性を実質
上除去する様な特定の度合いに加熱処理したものをベー
スとして用いるが、特に焙煎加工が処理能力や本発明品
を利用した二次加工において優れた特性を持っている。
ラボン含有量を80%以上に保持し、且つ遊離イソフラ
ボン量を5%以上好ましくは10%以上、より好ましく
は20%以上とせしめ、又、トリプシン阻害活性を実質
上除去する様な特定の度合いに加熱処理したものをベー
スとして用いるが、特に焙煎加工が処理能力や本発明品
を利用した二次加工において優れた特性を持っている。
【0010】因みに、焙煎方法については、特願平08
−107749号に記載の方法を例示できる。すなわ
ち、試料を100℃以上に乾熱加熱できるものであれば
どのようなものでもよく、ガスロースター(フジローヤ
ル社製等)、電熱ロースター(日本硝子社製等)、熱風
ロースター(Buhler社製等)などを使用できる。
焙煎度合いは色差計(日本電子工業社製等)のL値(明
るさを表す指標)及びb値(黄色みを表す指標)が、そ
れぞれ25〜35、4〜13になるように焙煎する。そ
の時、大豆イソフラボン類の総量は元の生胚軸の80%
以上保持され、且つトリプシン阻害活性が実質的に除去
される。
−107749号に記載の方法を例示できる。すなわ
ち、試料を100℃以上に乾熱加熱できるものであれば
どのようなものでもよく、ガスロースター(フジローヤ
ル社製等)、電熱ロースター(日本硝子社製等)、熱風
ロースター(Buhler社製等)などを使用できる。
焙煎度合いは色差計(日本電子工業社製等)のL値(明
るさを表す指標)及びb値(黄色みを表す指標)が、そ
れぞれ25〜35、4〜13になるように焙煎する。そ
の時、大豆イソフラボン類の総量は元の生胚軸の80%
以上保持され、且つトリプシン阻害活性が実質的に除去
される。
【0011】また、特願平09−018031号に記載
された様に、糖液に浸漬させた後、加熱圧縮により膨化
させた形態においても、上記の大豆イソフラボン類の総
量は元の生胚軸の80%以上保持され且つトリプシン阻
害活性が実質的に除去され得る条件下においての応用も
可能である。
された様に、糖液に浸漬させた後、加熱圧縮により膨化
させた形態においても、上記の大豆イソフラボン類の総
量は元の生胚軸の80%以上保持され且つトリプシン阻
害活性が実質的に除去され得る条件下においての応用も
可能である。
【0012】このようにして得られた加熱大豆胚軸は単
独でも、大豆特有の香ばしい香りを有し各種食品の素材
として利用できるが、他の素材と組み合せて、健康食
品、一般食品、更には薬剤としての利用が可能である。
さらには、加熱大豆胚軸を水、或いはエタノール等の極
性溶媒、さらには含水極性溶媒などで抽出した抽出物に
ついても上記と同様な利用が可能である。例えば、特願
平08−292492号に記載の方法に例示できる様
に、焙煎した大豆胚軸に、焙煎した麦類、焙煎したハト
ムギ及び緑茶のなどを含有させることにより、香ばし
さ、香り、渋みなどの点において更に調和のとれた豊か
な風味の飲料などに利用できる。
独でも、大豆特有の香ばしい香りを有し各種食品の素材
として利用できるが、他の素材と組み合せて、健康食
品、一般食品、更には薬剤としての利用が可能である。
さらには、加熱大豆胚軸を水、或いはエタノール等の極
性溶媒、さらには含水極性溶媒などで抽出した抽出物に
ついても上記と同様な利用が可能である。例えば、特願
平08−292492号に記載の方法に例示できる様
に、焙煎した大豆胚軸に、焙煎した麦類、焙煎したハト
ムギ及び緑茶のなどを含有させることにより、香ばし
さ、香り、渋みなどの点において更に調和のとれた豊か
な風味の飲料などに利用できる。
【0013】分析 上記焙煎方法により得られた焙煎胚軸中のイソフラボン
の含有量は該粉末をメタノール等の極性溶媒にて抽出し
た後、逆相HPLC法にて分析し、イソフラボン標準サンプ
ルにて作成した標準直線を元に含有量を求めた。また、
トリプシン阻害活性は合成基質BAPA(N-ベンゾイル
-D Lアルギニン-P- ニトロアニリド) を用いて、トリプ
シンの阻害率より算出し、表1に記載した。
の含有量は該粉末をメタノール等の極性溶媒にて抽出し
た後、逆相HPLC法にて分析し、イソフラボン標準サンプ
ルにて作成した標準直線を元に含有量を求めた。また、
トリプシン阻害活性は合成基質BAPA(N-ベンゾイル
-D Lアルギニン-P- ニトロアニリド) を用いて、トリプ
シンの阻害率より算出し、表1に記載した。
【0014】前項にて示した焙煎条件において、表1に
例示するごとく、イソフラボンは未焙煎胚軸に比較して
80%以上保持されており、且つ遊離イソフラボン(Da
idzein、Genistein )の比率が高くなっていた。また、
非栄養因子であるトリプシン阻害剤の存在量を測定する
と焙煎胚軸において実質的に除去されていた。
例示するごとく、イソフラボンは未焙煎胚軸に比較して
80%以上保持されており、且つ遊離イソフラボン(Da
idzein、Genistein )の比率が高くなっていた。また、
非栄養因子であるトリプシン阻害剤の存在量を測定する
と焙煎胚軸において実質的に除去されていた。
【表1】 ─────────────────────────────────── イソフラボンの種類 焙煎胚軸(構成比率) 生胚軸(構成比率) ─────────────────────────────────── μg/g( % ) μg/g( % ) Daidzin 4805 ( 60.5 ) 7715 ( 83.5 ) Genistin 1180 ( 14.5 ) 1342 ( 14.5 ) Daidzein 1621 ( 20.4 ) 143 ( 1.5 ) Genistein 338 ( 4.3 ) 34 ( 0.4 ) ─────────────────────────────────── Total 7944 (100 ) 9234 (100 ) ─────────────────────────────────── トリプシン阻害活性(%) 0 100 ───────────────────────────────────
【0015】実験1(動物試験) 方法 自然発症肝臓癌を誘発するC3H/He系雄マウス(6 週令)
29匹を2群に分け、焙煎胚軸は2%の濃度になるよう
に飼料中(日本クレア製精製飼料No.A10000 )に添加し
た。
29匹を2群に分け、焙煎胚軸は2%の濃度になるよう
に飼料中(日本クレア製精製飼料No.A10000 )に添加し
た。
【0016】投与開始後40週目に犠牲死させ、肝臓に発
生した腫瘍数を計測し、表2に記載した。
生した腫瘍数を計測し、表2に記載した。
【0017】表2に例示するごとく、焙煎胚軸添加群で
は腫瘍発生率及びマウス一匹当たりの平均腫瘍数が低い
傾向がみられた。本実験の結果は、焙煎胚軸を添加する
ことにより肝臓癌の発生が抑制される傾向があることを
示している。
は腫瘍発生率及びマウス一匹当たりの平均腫瘍数が低い
傾向がみられた。本実験の結果は、焙煎胚軸を添加する
ことにより肝臓癌の発生が抑制される傾向があることを
示している。
【表2】 ─────────────────────────────────── 群 匹数 発生率(%) マウス一匹当たりの平均腫瘍数 ─────────────────────────────────── 対照群 14 71.4 1.21 +焙煎胚軸 15 53.3 0.67 ───────────────────────────────────
【0018】更には、焙煎胚軸においてトリプシン阻害
活性が実質的に除去されていることから、本発明により
食品としての利用性が飛躍的に向上していることは明ら
かである。 また、生体のイソフラボン類の主な吸収経
路が、消化管内で微生物酵素等により配糖体の糖鎖が除
かれ、遊離イソフラボンの形態になって吸収されること
から、本発明における加熱大豆胚軸において遊離イソフ
ラボンの比率が増加して、生体への吸収率を向上させる
メリットがある。
活性が実質的に除去されていることから、本発明により
食品としての利用性が飛躍的に向上していることは明ら
かである。 また、生体のイソフラボン類の主な吸収経
路が、消化管内で微生物酵素等により配糖体の糖鎖が除
かれ、遊離イソフラボンの形態になって吸収されること
から、本発明における加熱大豆胚軸において遊離イソフ
ラボンの比率が増加して、生体への吸収率を向上させる
メリットがある。
【0019】従って、これを少量づつ持続的に摂取する
ことにより、肝臓癌乃至その前癌状態の発生を抑制又は
抑止することができると考えられる。因に大豆胚軸画分
を抗肝臓癌剤乃至抗肝臓癌性機能食品として利用するこ
とは、他方産業廃棄物の滅量とも関連する一石二鳥の名
案となる。
ことにより、肝臓癌乃至その前癌状態の発生を抑制又は
抑止することができると考えられる。因に大豆胚軸画分
を抗肝臓癌剤乃至抗肝臓癌性機能食品として利用するこ
とは、他方産業廃棄物の滅量とも関連する一石二鳥の名
案となる。
【0020】本発明に係る抗肝臓癌剤は、薬剤として単
独で若しくは他の薬剤や賦形剤と混合して、又は食品と
して任意の食品中に配合して投与することが出来る。
独で若しくは他の薬剤や賦形剤と混合して、又は食品と
して任意の食品中に配合して投与することが出来る。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明の実施態様を説明
する。
する。
【0022】実施例1 大豆50kgを70℃の熱風で30分間乾燥して水分1
1%に調整し、これを流動層乾燥装置で品温83℃で乾
熱乾燥し、直ちに豆腐製造用グラインダー(栗原鉄鋼社
製)を用いて割り及び剥皮し、風選、篩別により大豆胚
軸1kgを分離した。得られた大豆胚軸をガスロースタ
ー(フジローヤル社製)にて焙煎した。焙煎した大豆胚
軸の色差値はL値26.7、b値5.84であった。
1%に調整し、これを流動層乾燥装置で品温83℃で乾
熱乾燥し、直ちに豆腐製造用グラインダー(栗原鉄鋼社
製)を用いて割り及び剥皮し、風選、篩別により大豆胚
軸1kgを分離した。得られた大豆胚軸をガスロースタ
ー(フジローヤル社製)にて焙煎した。焙煎した大豆胚
軸の色差値はL値26.7、b値5.84であった。
【0023】実施例2 実施例1と同様にして得られた焙煎した大豆胚軸10k
gに水100kgを加えて80℃で1時間撹拌しながら
抽出した。その後、遠心分離により沈殿を除去してスプ
レードライにより抽出物2.5kgを得た。
gに水100kgを加えて80℃で1時間撹拌しながら
抽出した。その後、遠心分離により沈殿を除去してスプ
レードライにより抽出物2.5kgを得た。
【0024】実施例3 実施例1と同様にして得られた焙煎した大豆胚軸1に対
し、焙煎した発芽裸麦0.34、焙煎した発芽はとむぎ
0.46、緑茶0.01、決明子0.1、クコ葉0.0
8、熊笹0.01の割合で混合し全量を10gとする。
これを煎出用ティーバッグに入れ、沸騰水1Lにて5分
間煮出した。
し、焙煎した発芽裸麦0.34、焙煎した発芽はとむぎ
0.46、緑茶0.01、決明子0.1、クコ葉0.0
8、熊笹0.01の割合で混合し全量を10gとする。
これを煎出用ティーバッグに入れ、沸騰水1Lにて5分
間煮出した。
【0025】実施例4 ゼラチン25重量部(以下同様)、ステアリン酸50部、ペ
クチン10部、乳糖400 部、バレイショ澱粉515 部、チア
ミン10部、L-アスコルビン酸100 部、グリセロリン酸カ
ルシウム100 部及ぴ実施例1の焙煎胚軸粉末300 部を湿
式法により整粒後、打錠機を用いてl 錠当たり500mg の
裸錠に製錠した。
クチン10部、乳糖400 部、バレイショ澱粉515 部、チア
ミン10部、L-アスコルビン酸100 部、グリセロリン酸カ
ルシウム100 部及ぴ実施例1の焙煎胚軸粉末300 部を湿
式法により整粒後、打錠機を用いてl 錠当たり500mg の
裸錠に製錠した。
【0026】実施例5 ゼラチン25重量部(以下同様)、ステアリン酸50部、ペ
クチン10部、乳糖400 部、バレイショ澱粉515 部、チア
ミン10部、L-アスコルビン酸100 部、グリセロリン酸カ
ルシウム100 部及ぴ実施例2の焙煎胚軸抽出物300 部を
湿式法により整粒後、打錠機を用いてl 錠当たり500mg
の裸錠に製錠した。
クチン10部、乳糖400 部、バレイショ澱粉515 部、チア
ミン10部、L-アスコルビン酸100 部、グリセロリン酸カ
ルシウム100 部及ぴ実施例2の焙煎胚軸抽出物300 部を
湿式法により整粒後、打錠機を用いてl 錠当たり500mg
の裸錠に製錠した。
【0027】以上の裸錠を糖衣機中に容れ、回転させな
がらシェラック/エタノール溶液で下掛けした後、常法
に従ってアラビアゴム及ぴ二酸化チタンを含む白糖シロ
ッブによる本掛け及ぴワックスによるツヤ出しを行い、
抗肝臓癌作用及ぴ栄養強化作用を有する健康食品の糖衣
錠剤を得た。
がらシェラック/エタノール溶液で下掛けした後、常法
に従ってアラビアゴム及ぴ二酸化チタンを含む白糖シロ
ッブによる本掛け及ぴワックスによるツヤ出しを行い、
抗肝臓癌作用及ぴ栄養強化作用を有する健康食品の糖衣
錠剤を得た。
【0028】実施例6 市販のヨーグルト味ドリンクベース100gに実施例1で得
た焙煎胚軸粉末を2%の割合で混ぜて大豆胚軸入りドリ
ンクベースを得た。このドリンクベースを牛乳に対し適
宜の混合すると、ヨーグルト風味を有する美味な健康飲
料が得られる。
た焙煎胚軸粉末を2%の割合で混ぜて大豆胚軸入りドリ
ンクベースを得た。このドリンクベースを牛乳に対し適
宜の混合すると、ヨーグルト風味を有する美味な健康飲
料が得られる。
【0029】実施例7 市販のヨーグルト味ドリンクベース100gに実施例2で得
た焙煎胚軸抽出物を2 %の割合で混ぜて大豆胚軸入りド
リンクベースを得た。このドリンクベースを牛乳に対し
適宜の量を混合すると、ヨーグルト風味を有する美味な
健康飲料が得られる。
た焙煎胚軸抽出物を2 %の割合で混ぜて大豆胚軸入りド
リンクベースを得た。このドリンクベースを牛乳に対し
適宜の量を混合すると、ヨーグルト風味を有する美味な
健康飲料が得られる。
【0030】実施例8 実施例1の焙煎胚軸100 部にグリセロリン酸カルシウム
10部及ぴ澱粉90部を加え、乾燥気流中緊密に混合した。
これを流動層造粒乾燥機内に入れ、別途調製したゼイン
の70%エタノール溶液を多数回に分けて散布、乾燥する
操作を繰り返し、最後に溶媒が揮散し終わる迄コーティ
ング処理した後、20メッシュ通、80メッシュ不通の粒度
品を分級して集めた。
10部及ぴ澱粉90部を加え、乾燥気流中緊密に混合した。
これを流動層造粒乾燥機内に入れ、別途調製したゼイン
の70%エタノール溶液を多数回に分けて散布、乾燥する
操作を繰り返し、最後に溶媒が揮散し終わる迄コーティ
ング処理した後、20メッシュ通、80メッシュ不通の粒度
品を分級して集めた。
【0031】実施例9 実施例2の焙煎胚軸抽出物100 部にグリセロリン酸カル
シウム10部及ぴ澱粉90部を加え、乾燥気流中緊密に混合
した。これを流動層造粒乾燥機内に入れ、別途調製した
ゼインの70%エタノール溶液を多数回に分けて散布、乾
燥する操作を繰り返し、最後に溶媒が揮散し終わる迄コ
ーティング処理した後、20メッシュ通、80メッシュ不通
の粒度品を分級して集めた。
シウム10部及ぴ澱粉90部を加え、乾燥気流中緊密に混合
した。これを流動層造粒乾燥機内に入れ、別途調製した
ゼインの70%エタノール溶液を多数回に分けて散布、乾
燥する操作を繰り返し、最後に溶媒が揮散し終わる迄コ
ーティング処理した後、20メッシュ通、80メッシュ不通
の粒度品を分級して集めた。
【0032】以上の顆粒状製品は、吸湿し難く、かつ不
快な味や臭気を有しないから、パン、ケーキ、ビスケッ
ト等の穀類加工食品の素材、てんぷら用衣液、各種ルー
の素材、ハンバーグ、ソーセージ等の加工肉製品用バイ
ンダーなどの成分として日常的に摂取するのに適し、肝
臓癌の予防のみならずカルシウム分の補給にも役立つ。
快な味や臭気を有しないから、パン、ケーキ、ビスケッ
ト等の穀類加工食品の素材、てんぷら用衣液、各種ルー
の素材、ハンバーグ、ソーセージ等の加工肉製品用バイ
ンダーなどの成分として日常的に摂取するのに適し、肝
臓癌の予防のみならずカルシウム分の補給にも役立つ。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、従来、産
業廃棄物に見られて来た大豆胚軸を抗肝臓癌性医薬品乃
至健康食品として有効利用する用途を開発したことによ
り、大豆蛋白質製造業の発展及び健康の保持に貢献する
ことが出来る。
業廃棄物に見られて来た大豆胚軸を抗肝臓癌性医薬品乃
至健康食品として有効利用する用途を開発したことによ
り、大豆蛋白質製造業の発展及び健康の保持に貢献する
ことが出来る。
Claims (5)
- 【請求項1】加熱処理大豆胚軸を有効成分とする抗肝臓
癌剤。 - 【請求項2】加熱処理大豆胚軸を機能成分とする抗肝臓
癌性食品。 - 【請求項3】加熱処理大豆胚軸中の総イソフラボン量が
加工前の80%以上残存し、且つトリプシン阻害活性が
実質上除去されたところの上記請求項1又は2に示す素
材。 - 【請求項4】加熱処理大豆胚軸中の総イソフラボン量に
対する遊離イソフラボン量の割合が5%以上の上記請求
項1又は2に示す素材。 - 【請求項5】加熱処理の方法が焙煎又は加熱膨化処理で
あるところの請求項1、2、3又は4に示す素材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208742A JPH1149694A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 抗肝臓癌剤及び食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208742A JPH1149694A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 抗肝臓癌剤及び食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149694A true JPH1149694A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16561338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9208742A Pending JPH1149694A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 抗肝臓癌剤及び食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1149694A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005089396A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Pola Chem Ind Inc | イソフラボン含有経口投与組成物 |
| JP2008530160A (ja) * | 2005-02-15 | 2008-08-07 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 多糖類含有組成物 |
| JP2015221014A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | 不二製油グループ本社株式会社 | 大豆胚軸加工品 |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP9208742A patent/JPH1149694A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005089396A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Pola Chem Ind Inc | イソフラボン含有経口投与組成物 |
| JP2008530160A (ja) * | 2005-02-15 | 2008-08-07 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 多糖類含有組成物 |
| US9579303B2 (en) | 2005-02-15 | 2017-02-28 | Dsm Ip Assets B.V. | Compositions containing polysaccharides |
| JP2015221014A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | 不二製油グループ本社株式会社 | 大豆胚軸加工品 |
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