JPH1149745A - ビニルイソチオシアネートの製造方法 - Google Patents
ビニルイソチオシアネートの製造方法Info
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- JPH1149745A JPH1149745A JP10166860A JP16686098A JPH1149745A JP H1149745 A JPH1149745 A JP H1149745A JP 10166860 A JP10166860 A JP 10166860A JP 16686098 A JP16686098 A JP 16686098A JP H1149745 A JPH1149745 A JP H1149745A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07B—GENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
- C07B37/00—Reactions without formation or introduction of functional groups containing hetero atoms, involving either the formation of a carbon-to-carbon bond between two carbon atoms not directly linked already or the disconnection of two directly linked carbon atoms
- C07B37/04—Substitution
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C331/00—Derivatives of thiocyanic acid or of isothiocyanic acid
- C07C331/16—Isothiocyanates
- C07C331/18—Isothiocyanates having isothiocyanate groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C331/22—Isothiocyanates having isothiocyanate groups bound to acyclic carbon atoms of an unsaturated carbon skeleton
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビニルイソチオシアネートの製造。
【解決手段】ハロゲン−置換アリルチオシアネートを溶
液中で加熱した温度で酸または無機酸のハロゲン化物ま
たはオキシハロゲン化物の酸性物質と接触させることを
特徴とするビニルイソチオシアネートの製造方法。ハロ
ゲン置換アリルチオイソシアネートは、ジハロゲン化ア
ルケンからもつくられる。ビニルイソチオシアネートは
チアゾールへ転換される。
液中で加熱した温度で酸または無機酸のハロゲン化物ま
たはオキシハロゲン化物の酸性物質と接触させることを
特徴とするビニルイソチオシアネートの製造方法。ハロ
ゲン置換アリルチオイソシアネートは、ジハロゲン化ア
ルケンからもつくられる。ビニルイソチオシアネートは
チアゾールへ転換される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビニルイソチオシ
アネートの改良された製造方法に関するものである。
アネートの改良された製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】置換されたビニルイソチオシアネート
は、チアゾール置換体の有用な中間生成物になる。後者
の化合物は、農業および薬剤製造の重要な中間生成物
で、一例として本出願人の英国特許第2305172A
には、ハロアルキル基による5の位置の置換チアゾール
が記載され、ハロ−置換ビニルイソチオシアネートが溶
液中で塩素化剤や臭素化剤と反応することを開示してい
る。
は、チアゾール置換体の有用な中間生成物になる。後者
の化合物は、農業および薬剤製造の重要な中間生成物
で、一例として本出願人の英国特許第2305172A
には、ハロアルキル基による5の位置の置換チアゾール
が記載され、ハロ−置換ビニルイソチオシアネートが溶
液中で塩素化剤や臭素化剤と反応することを開示してい
る。
【0003】これらのハロ−置換ビニルイソチオシアネ
ートは、容易に利用できる点で、前に提案された出発物
質よりも目的とするチアゾール製造の出発物質としてす
ぐれている。これらはK.Schulze et al の Journal fue
r Praktische Chemie,1980,Vol 322, page 629-637に記
載のジハロゲン化アルケン、例えば1,3−ジクロロプ
ロペンとアルカリ金属チオシアネートまたはアンモニウ
ムチオシアネートとの反応で得られる。
ートは、容易に利用できる点で、前に提案された出発物
質よりも目的とするチアゾール製造の出発物質としてす
ぐれている。これらはK.Schulze et al の Journal fue
r Praktische Chemie,1980,Vol 322, page 629-637に記
載のジハロゲン化アルケン、例えば1,3−ジクロロプ
ロペンとアルカリ金属チオシアネートまたはアンモニウ
ムチオシアネートとの反応で得られる。
【0004】前記した Schulze et al の方法は、2段
階で行われ、最初にアリルチオシアネートをつくる第1
段階、次いで目指すビニルイソチオシアネートへのアリ
ルチオシアネートの熱転位の第2段階である。残念なが
ら、この方法には、いくつかの欠点がある。まず第1
に、ビニルイソチオシアネートの全収量が低く、例えば
出発物質であるアルケンの量に対し、35%である。次
いで、第2段階で有毒溶剤のジオキサンを使用する。溶
剤としてジオキサンを毒性の少ない炭化水素または塩素
化炭化水素で代用すると純度が低下し望ましくない副生
物が生成することになる。
階で行われ、最初にアリルチオシアネートをつくる第1
段階、次いで目指すビニルイソチオシアネートへのアリ
ルチオシアネートの熱転位の第2段階である。残念なが
ら、この方法には、いくつかの欠点がある。まず第1
に、ビニルイソチオシアネートの全収量が低く、例えば
出発物質であるアルケンの量に対し、35%である。次
いで、第2段階で有毒溶剤のジオキサンを使用する。溶
剤としてジオキサンを毒性の少ない炭化水素または塩素
化炭化水素で代用すると純度が低下し望ましくない副生
物が生成することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来の技術に対し、ハロゲン置換アリルチオシアネート
を対応するビニルイソチオシアネートにする改良された
変換方法を提供することにある。
従来の技術に対し、ハロゲン置換アリルチオシアネート
を対応するビニルイソチオシアネートにする改良された
変換方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、ハ
ロゲン置換アリルチオシアネートを溶液中で加熱温度で
酸または無機酸のハライドまたはオキシハライドである
酸性物質と接触させることにある。
ロゲン置換アリルチオシアネートを溶液中で加熱温度で
酸または無機酸のハライドまたはオキシハライドである
酸性物質と接触させることにある。
【0007】この方法は、ジハロゲン化アルケンをビニ
ルイソチオシアネートへ2段階で転位させるのに特に有
利な方法である。すなわち、本発明は一般式 Hal.CH(R1 ).CH=C(R2 ).Hal (ここで、Halはそれぞれ同一または異なる塩素また
は臭素原子、R1 とR2 はそれぞれ水素原子または1〜
3個の炭素原子を含むアルキル基を示す。)のジハロゲ
ン化アルケンをアルカリ金属チオシアネートまたはアン
モニウムチオシアネートと反応させ、得られたハロゲン
置換アリルチオシアネ−トを溶液中、加熱温度で酸また
は無機酸のハロゲン化物またはオキシハロゲン化物の酸
性物質と接触させる。
ルイソチオシアネートへ2段階で転位させるのに特に有
利な方法である。すなわち、本発明は一般式 Hal.CH(R1 ).CH=C(R2 ).Hal (ここで、Halはそれぞれ同一または異なる塩素また
は臭素原子、R1 とR2 はそれぞれ水素原子または1〜
3個の炭素原子を含むアルキル基を示す。)のジハロゲ
ン化アルケンをアルカリ金属チオシアネートまたはアン
モニウムチオシアネートと反応させ、得られたハロゲン
置換アリルチオシアネ−トを溶液中、加熱温度で酸また
は無機酸のハロゲン化物またはオキシハロゲン化物の酸
性物質と接触させる。
【0008】アリルチオシアネートは、この2段階反応
における中間生成物で、下記一般式 NCS.CH(R1 ).CH=C(R2 ).Hal である。そして、前記酸性物質の存在で熱転位し、下記
一般式のビニルイソチオシアネートに変換される。 Hal.CH(R1 ).CH=C(R2 ).NCS 両一般式のHal、R1 およびR2 は、すでに述べた意
味である。
における中間生成物で、下記一般式 NCS.CH(R1 ).CH=C(R2 ).Hal である。そして、前記酸性物質の存在で熱転位し、下記
一般式のビニルイソチオシアネートに変換される。 Hal.CH(R1 ).CH=C(R2 ).NCS 両一般式のHal、R1 およびR2 は、すでに述べた意
味である。
【0009】ビニルイソチオシアネートの2段階生成に
用いられる方法は、最も簡単に表せば、1,3−ジクロ
ロプロペンとアルカリ金属チオシアネート、例えばチオ
シアネートナトリウムとの反応、および得られた1−ク
ロロアリルチオシアネートを溶液中で、加熱された温度
で酸性物質と接触させることからなり、その際3−クロ
ロ−1−プロペニルイソチオシアネートが得られる。
用いられる方法は、最も簡単に表せば、1,3−ジクロ
ロプロペンとアルカリ金属チオシアネート、例えばチオ
シアネートナトリウムとの反応、および得られた1−ク
ロロアリルチオシアネートを溶液中で、加熱された温度
で酸性物質と接触させることからなり、その際3−クロ
ロ−1−プロペニルイソチオシアネートが得られる。
【0010】本発明の方法に有効なハロゲン置換アリル
チオシアネートの熱転位に効果的な酸性物質は、鉱酸、
例えば塩酸、硫酸、硝酸または有機酸、例えば一般式R
3 .COOH(R3 は1〜3個の炭素原子を含むアルキ
ル基である)の脂肪酸である。特に本発明の好ましい態
様は、酸が有機スルホン酸、例えばメタンスルホン酸ま
たはp−トルエンスルホン酸の場合である。酸性物質は
無機酸のハロゲン化物またはオキシハロゲン化物でもよ
い。これらのうち塩化チオニルとオキシ塩化リンが特に
有効である。
チオシアネートの熱転位に効果的な酸性物質は、鉱酸、
例えば塩酸、硫酸、硝酸または有機酸、例えば一般式R
3 .COOH(R3 は1〜3個の炭素原子を含むアルキ
ル基である)の脂肪酸である。特に本発明の好ましい態
様は、酸が有機スルホン酸、例えばメタンスルホン酸ま
たはp−トルエンスルホン酸の場合である。酸性物質は
無機酸のハロゲン化物またはオキシハロゲン化物でもよ
い。これらのうち塩化チオニルとオキシ塩化リンが特に
有効である。
【0011】酸性物質の添加量は、アリルチオシアネー
トに対し、1ないし25モル%に相当する量、好ましく
は1ないし10モル%添加される。アリルチオシアネー
トの熱転位は溶液中で行われる。この目的には広範囲の
溶媒が適している。このような溶媒としては脂肪族、脂
環族と芳香族炭化水素、例えばヘプタン、シクロヘキサ
ン、またはトルエン、および塩化炭化水素、例えば1,
2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタンま
たはクロロベンゼンなどがある。塩化炭化水素は、本発
明で得られるビニルイソチオシアネートを上記したよう
に、さらにチアゾールに形成させるのに、特に好ましい
溶剤である。その理由は、この溶剤は、次の反応の溶剤
にもなるので、イソチオシアネートを溶剤から遊離させ
ずに反応させることができるからである。
トに対し、1ないし25モル%に相当する量、好ましく
は1ないし10モル%添加される。アリルチオシアネー
トの熱転位は溶液中で行われる。この目的には広範囲の
溶媒が適している。このような溶媒としては脂肪族、脂
環族と芳香族炭化水素、例えばヘプタン、シクロヘキサ
ン、またはトルエン、および塩化炭化水素、例えば1,
2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタンま
たはクロロベンゼンなどがある。塩化炭化水素は、本発
明で得られるビニルイソチオシアネートを上記したよう
に、さらにチアゾールに形成させるのに、特に好ましい
溶剤である。その理由は、この溶剤は、次の反応の溶剤
にもなるので、イソチオシアネートを溶剤から遊離させ
ずに反応させることができるからである。
【0012】本発明によるアリルチオシアネートの転位
は、加熱温度で行われる。例えば50℃から150℃の
範囲内である。この温度は反応が行われる溶媒を考慮し
て選択すべきであるが、反応温度が80℃から130℃
の範囲内で起こるように選定するのが好ましい。
は、加熱温度で行われる。例えば50℃から150℃の
範囲内である。この温度は反応が行われる溶媒を考慮し
て選択すべきであるが、反応温度が80℃から130℃
の範囲内で起こるように選定するのが好ましい。
【0013】本発明の方法により製造されたハロゲン置
換ビニルイソチオシアネートは反応混合物から単離さ
れ、必要であれば精製される。この単離と精製は、たと
えば蒸留などの慣用手段で行ってもよい。しかし、本発
明の方法により得られるイソチオシアネートは、溶剤が
次の反応に対する要件を満たすものであればイソチオシ
アネートを反応混合物から分離する必要なく、上述のよ
うに続けて反応させることができる。
換ビニルイソチオシアネートは反応混合物から単離さ
れ、必要であれば精製される。この単離と精製は、たと
えば蒸留などの慣用手段で行ってもよい。しかし、本発
明の方法により得られるイソチオシアネートは、溶剤が
次の反応に対する要件を満たすものであればイソチオシ
アネートを反応混合物から分離する必要なく、上述のよ
うに続けて反応させることができる。
【0014】本発明のさらに重要な利点は、この方法に
よればビニルイソチオシアネートにおけるシス異性体に
対するトランス異性体の割合が他の方法よりも予想以上
に高率で、トランス異性体にきわめて有利なことであ
る。生成物中のトランス異性体とシス異性体との比は、
2:1または3:1以上となりうる。ビニルイソチオシ
アネートを塩素化剤または臭素化剤との反応でチアゾー
ルに変換するとき、トランス異性体は容易に反応するの
で、本発明は後の変換に対して特に有利な出発物質をつ
くる。
よればビニルイソチオシアネートにおけるシス異性体に
対するトランス異性体の割合が他の方法よりも予想以上
に高率で、トランス異性体にきわめて有利なことであ
る。生成物中のトランス異性体とシス異性体との比は、
2:1または3:1以上となりうる。ビニルイソチオシ
アネートを塩素化剤または臭素化剤との反応でチアゾー
ルに変換するとき、トランス異性体は容易に反応するの
で、本発明は後の変換に対して特に有利な出発物質をつ
くる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を実施例
を参照して述べるが、これは3−クロロ−1−プロペニ
ルイソチオシアネートに限るものである。
を参照して述べるが、これは3−クロロ−1−プロペニ
ルイソチオシアネートに限るものである。
【0016】(実施例1)原料の3−クロロアリルチオ
シアネートを、1,3−ジクロロプロペン100gと、
チオシアネートナトリウム110gとを水200ml中
で反応させて製造した。生成物を1,2−ジクロロエタ
ン300ml中に抽出によって分離し、濃度約24%の
チオシアネート溶液を得た。
シアネートを、1,3−ジクロロプロペン100gと、
チオシアネートナトリウム110gとを水200ml中
で反応させて製造した。生成物を1,2−ジクロロエタ
ン300ml中に抽出によって分離し、濃度約24%の
チオシアネート溶液を得た。
【0017】チオシアネート溶液にp−トルエンスルホ
ン酸5.0g(3モル%)を加え、溶液をすべての水分
が無くなるまで共沸点蒸留にかけた。溶液をオートクレ
ーブ中で110℃で12時間加熱して再加熱処理した。
ン酸5.0g(3モル%)を加え、溶液をすべての水分
が無くなるまで共沸点蒸留にかけた。溶液をオートクレ
ーブ中で110℃で12時間加熱して再加熱処理した。
【0018】得られたイソチオシアネートを活性炭層に
通して濾過し、3−クロロ−1−プロペニルイソチオシ
アネートのクリアな黄色溶液460gを得た。GC分析
では、この生成物はトランス異性体とシス異性体が2.
2:1の割合の混合物の形の87%、未変換ジクロロプ
ロペンが丁度4%および1,3−ビス(イソチオシアネ
ート)プロペンが7%からなるものであった。
通して濾過し、3−クロロ−1−プロペニルイソチオシ
アネートのクリアな黄色溶液460gを得た。GC分析
では、この生成物はトランス異性体とシス異性体が2.
2:1の割合の混合物の形の87%、未変換ジクロロプ
ロペンが丁度4%および1,3−ビス(イソチオシアネ
ート)プロペンが7%からなるものであった。
【0019】(比較例)1,2−ジクロロエタン中の3
−クロロアリルチオシアネート溶液を上記のように製造
し、酸を使用することなく110℃で12時間加熱して
熱処理した。多量のタール状物が生成した。これを活性
炭層を通して除去し、清浄な黄色溶液400gを得た。
GC分析では、生成物は3−クロロ−1−プロペニルイ
ソチオシアネート56%からなり、トランス異性体とシ
ス異性体が1.5:1で、変換しないジクロロプロペン
12%と、1,3−ビス(イソチオシアネート)21%
と多くの小不純物を含むことを示した。
−クロロアリルチオシアネート溶液を上記のように製造
し、酸を使用することなく110℃で12時間加熱して
熱処理した。多量のタール状物が生成した。これを活性
炭層を通して除去し、清浄な黄色溶液400gを得た。
GC分析では、生成物は3−クロロ−1−プロペニルイ
ソチオシアネート56%からなり、トランス異性体とシ
ス異性体が1.5:1で、変換しないジクロロプロペン
12%と、1,3−ビス(イソチオシアネート)21%
と多くの小不純物を含むことを示した。
【0020】(実施例2)実施例1の方法によつて1,
2−ジクロロエタン中の3−クロロアリルチオシアネー
ト24重量%溶液を作り、5モル%のメタンスルホン酸
と115℃で10時間加熱した。得られた溶液は、3−
クロロ−1−プロペニルイソチオシアネートのトランス
およびシス異性体の混合からなり、3−クロロアリルチ
オシアネートをベースとする収量は91%であった。
1,3−ジクロルプロペンをベースとする全体の収量は
GC分析の結果78重量%になった。
2−ジクロロエタン中の3−クロロアリルチオシアネー
ト24重量%溶液を作り、5モル%のメタンスルホン酸
と115℃で10時間加熱した。得られた溶液は、3−
クロロ−1−プロペニルイソチオシアネートのトランス
およびシス異性体の混合からなり、3−クロロアリルチ
オシアネートをベースとする収量は91%であった。
1,3−ジクロルプロペンをベースとする全体の収量は
GC分析の結果78重量%になった。
【0021】(実施例3)実施例1の方法でつくられ
た、1,2−ジクロロエタン中の3−クロロアリルチオ
シアネート24重量%溶液を、p−トルエンスルホン酸
1モル%とオートクレーブ中に収容した。この混合物を
105℃−110℃で13時間加熱し、トランスおよび
シス異性体が2.1:1の割合の混合異性体が全体の8
3%からなる3−クロロ−1−プロペニルイソチオシア
ネートの溶液を得た。このイソチオシアネート溶液は、
英国特許第2305172Aに記載のように塩化スルフ
リル1.2モル等量で−20℃から0℃の温度で直接塩
素化した。2−クロロ−5−クロロメチルチアゾールハ
イドロクロライドが形成され、ろ過によって反応混合物
から分離し、全収量は1,3−ジクロロプロペンをべー
スに53%であった。
た、1,2−ジクロロエタン中の3−クロロアリルチオ
シアネート24重量%溶液を、p−トルエンスルホン酸
1モル%とオートクレーブ中に収容した。この混合物を
105℃−110℃で13時間加熱し、トランスおよび
シス異性体が2.1:1の割合の混合異性体が全体の8
3%からなる3−クロロ−1−プロペニルイソチオシア
ネートの溶液を得た。このイソチオシアネート溶液は、
英国特許第2305172Aに記載のように塩化スルフ
リル1.2モル等量で−20℃から0℃の温度で直接塩
素化した。2−クロロ−5−クロロメチルチアゾールハ
イドロクロライドが形成され、ろ過によって反応混合物
から分離し、全収量は1,3−ジクロロプロペンをべー
スに53%であった。
【0022】(実施例4〜10)1,3−ジクロロプロ
ペンとチオシアネートナトリウムとの水中反応でつくら
れた3−クロロアリルチオシアネートを抽出し、チオシ
アネート溶液20重量%にするため、1,1,2−トリ
クロロエタンに加えた。この溶液を110℃で5〜10
時間変換が完了するまで加熱した。実施例5〜10では
加熱は下表のようにそれぞれ酸性物質の存在で行った。
実施例4では比較のため酸性物質を除いた。3−クロロ
−1−プロペニルイソチオシアネ−トの収量とトランス
−シス異性体の比は表1のとおりである。
ペンとチオシアネートナトリウムとの水中反応でつくら
れた3−クロロアリルチオシアネートを抽出し、チオシ
アネート溶液20重量%にするため、1,1,2−トリ
クロロエタンに加えた。この溶液を110℃で5〜10
時間変換が完了するまで加熱した。実施例5〜10では
加熱は下表のようにそれぞれ酸性物質の存在で行った。
実施例4では比較のため酸性物質を除いた。3−クロロ
−1−プロペニルイソチオシアネ−トの収量とトランス
−シス異性体の比は表1のとおりである。
【0023】
【表1】
【0024】(実施例11〜17)1,3−ジクロロプ
ロペンとチオシアネートナトリウムとの水中反応でつく
られた3−クロロアリルチオシアネートを抽出し、チオ
シアネート30重量%にするためトルエンに加えた。溶
液を6〜12時間変換完了まで還流しながら加熱した。
実施例12〜17では、加熱は下表のように酸性物質の
存在下に行った。実施例11では、比較のため酸性物質
を除いた。3−クロロ−1−プロペニルイソチオシアネ
ートの収量と、トランス−シス異性体の比は表2のとお
りである。
ロペンとチオシアネートナトリウムとの水中反応でつく
られた3−クロロアリルチオシアネートを抽出し、チオ
シアネート30重量%にするためトルエンに加えた。溶
液を6〜12時間変換完了まで還流しながら加熱した。
実施例12〜17では、加熱は下表のように酸性物質の
存在下に行った。実施例11では、比較のため酸性物質
を除いた。3−クロロ−1−プロペニルイソチオシアネ
ートの収量と、トランス−シス異性体の比は表2のとお
りである。
【0025】
【表2】
フロントページの続き (72)発明者 グラハム ハイズ イギリス国、ディーエイチ1 4ビーダブ リュー ダラム シティー、サットン ス トリート 25 (72)発明者 アーサー ジャクソン イギリス国、エヌイー38 7エイチワイ タインアンド ウェア、ワシントン、ヴィ リジ レイン、グリーブ ハウス(番地な し) (72)発明者 ジェームズ オラック マッグレガー イギリス国、ディーエイチ2 3ティーデ ィー コダラム、チェスター−レ−ストリ ート、フェルサイド メドウズ、フロッデ ンクローズ 20 (72)発明者 ブライアン ジョン ソマービル イギリス国、ティーエス5 5ピーエイチ クリーブランド、ミドルズブラ、リンソ ープ、ローマン ロード 89
Claims (15)
- 【請求項1】ハロゲン−置換アリルチオシアネートを溶
液で加熱して酸または無機酸のハロゲン化物またはオキ
シハロゲン化物の酸性物質と接触させることを特徴とす
るビニルイソチオシアネートの製造方法。 - 【請求項2】ハロゲン−置換アリルチオシアネートが、 一般式 NCS.CH(R1 ).CH=C(R2 ).Hal (ここでR1 およびR2 はそれぞれ水素原子または1〜
3個の炭素原子を含むアルキル基、Halは塩素または
臭素原子である。)である請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】ハロゲン−置換アリルチオシアネートが、 一般式 Hal.CH(R1 ).CH=C(R2 ).Hal (ここでHalは同一または異なる。)のジハロゲン化
アルケンとアルカリ金属チオシアネートまたはアンモニ
ウムチオシアネートの反応によって製造される請求項2
に記載の方法。 - 【請求項4】ジハロゲン化アルケンが1,3−ジククロ
ロプロペンであり、ビニルイソチオシアネートが3−ク
ロロ−1−プロペニルイソチオシアネートである請求項
3に記載の方法。 - 【請求項5】酸性物質が塩酸、硫酸または硝酸、一般式
R3 COOHの脂肪酸(式中R3 は炭素原子1〜3のア
ルキル基)または有機スルホン酸である請求項1〜4の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項6】有機スルホン酸がメタンスルホン酸または
p−トルエンスルホン酸である請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】酸性物質が塩化チオニルまたはオキシ塩化
リンである請求項1から4のいずれかの項に記載の方
法。 - 【請求項8】酸性物質の量がアリルチオシアネートに対
して、1〜25モル%の間である請求項1から7のいず
れかの項に記載の方法。 - 【請求項9】酸性物質の量がアリルチオシアネートに対
して、1〜10モル%の間である請求項8に記載の方
法。 - 【請求項10】ハロゲン置換アリルチオイソシアネート
と酸性物質との接触が、脂肪族、脂環族または芳香族炭
化水素または塩化炭化水素の溶液中で行われる請求項1
から9のいずれかの項に記載の方法。 - 【請求項11】前記溶液の溶媒がヘプタン、シクロヘキ
サン、トルエン、1,2−ジクロロエタンまたは1,
1,2−トリクロロエタンである請求項10に記載の方
法。 - 【請求項12】ハロゲン置換アリルチオイソシアネート
と酸性物質との接触が、50℃から150℃の範囲内で
行われる請求項1から11のいずれかの項に記載の方
法。 - 【請求項13】前記温度が80℃から130℃の範囲内
にある請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】実質的に実施例1の方法で行われるビニ
ルイソチオシアネートの製造方法。 - 【請求項15】実質的に実施例2、3、5から10およ
び12から17の方法で行われるビニルイソチオシアネ
ートの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| GBGB9712409.3A GB9712409D0 (en) | 1997-06-14 | 1997-06-14 | Preparation of vinyl isothiocyanates |
| GB9712409.3 | 1997-06-14 |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
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