JPH11500421A - 生物学的材料の大量低温保存法及び低温保存され、そして封入された生物学的材料の使用法 - Google Patents
生物学的材料の大量低温保存法及び低温保存され、そして封入された生物学的材料の使用法Info
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- JPH11500421A JPH11500421A JP8521872A JP52187296A JPH11500421A JP H11500421 A JPH11500421 A JP H11500421A JP 8521872 A JP8521872 A JP 8521872A JP 52187296 A JP52187296 A JP 52187296A JP H11500421 A JPH11500421 A JP H11500421A
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Abstract
(57)【要約】
生物学的材料を大量低温保存するための方法は、凍結防止剤により処理される生物学的材料を含む柔軟な容器、たとえばフリーザーバッグを供給し、そして前記生物学的材料を、長期貯蔵のために−100℃以下及び好ましくは−196℃以下に凍結する段階を包含する。好ましい態様においては、前記バッグは、そのバッグのすべての領域に及びそれからの均等な熱伝達を促進するために、前記バッグの横断面積を実質的に一定して且つ十分に小さく(たとえば約5mmの幅)維持するホルダーに配置される。これは、約−7.5℃から約−40℃〜−80℃の範囲の温度への調節され且つ均等な遅い冷却を可能にする過冷却の後、生物学的材料の均等な核形成を促進し、それにより細胞の生存性を維持する。本発明はまた、低温保存の前、生物学的材料の封入を提供し、それにより、前記材料はゲル、たとえばアルギン酸塩に封入される。輸送、培養での貯蔵、及び封入の使用を通しての移植のために生物学的材料を安定化するための方法が、さらに提供される。前記材料の封入はまた、封入されていない材料よりもその生存性の保持を改良し、又は助ける。
Description
【発明の詳細な説明】
生物学的材料の大量低温保存法及び低温保存され、そして封入された生物学的材
料の使用法
発明の分野
本発明は、生物学的材料の低温保存法及びその使用法に関する。より詳しくは
、本発明は、生物学的材料、たとえば組織、小島及び他の細胞、並びに封入され
た材料の大量低温保存法に関する。
発明の背景
低温保存は、生物学的材料、たとえば小島の長期貯蔵のための効果的な方法で
あった。臨床学的移植への使用のための細胞及び組織の長期貯蔵は、適切なドナ
ー細胞又は組織を採取し、そして患者への移植のために適切である時点でそれを
利用可能にする固有の必要性に基づかれている。たとえば、ヒト膵臓から十分な
数のランゲルハンス島を単離し、そし精製するための現在の方法は制限され、そ
して複数のドナーがインシュリン依存性糖尿病の好結果をもたらす逆転のために
必要とされるので、長期の貯蔵が続く移植のための適切な量の島の採取を可能に
する。また、長期の貯蔵により、受容体プールが他の医療センターにおける患者
を含めるために拡張され得る。
現在のランゲルハンス島の低温保存法は本来、ゲッ歯動物の小島の低温保存の
ために開発された方法に一般的に基づかれている。Rajotteなど.、“Viability
Studies on Frozen-Thawed Rat Islets of Langerhans,”Cryobiology,14:11
6-120(1977)(引用により本明細書に組込まれる)を参照のこと。それらの方法
は、複数のガ
ラス凍結管及びそれらの個々のガラス凍結管当たり小量の小島を用いる。それら
の凍結−融解手段が大きな動物及びヒトに拡張される場合、より多くの数の凍結
管が高められた数の凍結される小島を収容するために必要とされる。これは、典
型的なヒト小島単離のために総計30〜40本の管に達する。また、多数の凍結管の
低温保存は、大きな労力を要し、そして微生物汚染に対して高められた可能性を
有する。さらに、低温貯蔵の間、ガラス管中への液体窒素の漏れは、液体窒素を
排出しないで融解される場合、それらの管はたぶん、破裂するであろうから、潜
在的に危険である。
従って、汚染又は損失の最少の危険性を伴って且つ効果的に、大量(たとえば
、単離された小島の全調製物)に生物学的材料を低温保存するためのより効果的
方法を提供する必要性がある。
また、複数のドナーが通常、材料、たとえば小島の適切な量での採取のために
必要とされるので、移植のための生物学的材料の生存性を安定化し、供給し、そ
して保持するためのより効果的な方法を提供する必要性も存在する。時間にわた
ってのそれらの材料の採取は正しい貯蔵及び次に培養を必要とし;従って、それ
らの工程における改良が必要とされ、それにより材料の生存性が保持される。
発明の要約
本発明は、従来技術の問題及び欠点を回避する、生物学的材料の低温保存方法
に向けられる。本発明の方法は、次の段階を包含する:(1)生物学的材料及び
凍結防止剤の溶液を含む柔軟な容器を供給する段階;(2)前記生物学的材料の
温度を約−100℃又はそれ以下に低める段階;及び(3)段階(2)の間、前記
材料のすべての領域からの実質的に均等な熱伝達を維持する段階。その均等な熱
伝達は、生物学的材料のすべての凍結を促進せしめる。次に、前記
溶液は長期低温貯蔵を容易にできる。単一のフリーザーバッグ法は、類似するか
又は改良された回復性を有する従来の複数管低温保存法に比較して、多量の材料
、たとえば単離された小島の全調製物の低温保存を促進する。さらに、単一のフ
リーザーバッグ法は、微生物汚染の危険性、すなわち、低温保存の凍結−融解サ
イクルの前、間及び後で、複数の管に材料を添加し、そしてそれらの管から材料
を除去する場合の問題を減じる。密封されたバッグ構造はまた、そのバッグ中に
漏れ、そして材料を融解する場合、そのバッグの破裂を引き起こす貯蔵液体(た
とえば液体窒素)の危険性も減じる。
好ましい態様において、バッグは、そのバッグのすべての領域への及びその領
域からの均等な熱伝達を促進するのに十分な、実質的に一定し且つ小さなバッグ
の断面積を維持するホルダーに配置される。これは、遅い冷却相を通して調節さ
れた遅い冷却を可能にする過冷却の後、生物学的材料の均等な核形成を促進し、
これにより細胞の生存性を維持する。
本発明はまた、低温保存の前、生物学的材料の封入にも向けられる。封入は、
最初に封入されていなければ、低温保存の間、ばらばらにこわれる脆い細胞、た
とえばブタの小島を凍結する場合、特に重要である。典型的には、小島、又は生
物学的材料の個々の細胞は、可逆的にゲル化できる材料、たとえばアガロース又
はアルギン酸塩の水溶液に懸濁される。
より容易に輸送され得、そして次に、封入を通して長時間、貯蔵され得るよう
に細胞を安定化するための方法がまた、本発明により提供される。封入された細
胞が移植のための細胞の寿命及び生存性を高めることもまた、本発明の一部であ
る。たとえば、少数の封入された小島は、封入されていないか又は裸の小島と同
じレベルの血漿グルコースを移植された糖尿病動物において維持することが必要
とされる。
低温保存への使用のための特定のバッグ及びホルダーがさらに提供される。特
に、バッグ又は柔軟な容器は、生存性試験のために使用され得る補助低温保存貯
蔵単位を供給する、2つの側部空間に別々の及び分離可能な区画を有する。ホル
ダーは、柔軟な容器からの均等な熱伝導又は均等な熱排出を促進する。ホルダー
は、2つの実質的に平面のパネル、及び柔軟な容器がそれらのパネル内に配置さ
れ、実質的に均等な熱伝導を可能にする、実質的に均等な間隔でそれらのパネル
を保持するための手段を含んで成る。
上記は、従来技術のいくつかの欠点及び本発明の利点の簡単な説明である。本
発明の他の特徴、利点及び態様は、次の説明、添付図面及び請求の範囲から当業
者に明らかになるであろう。
図面の簡単な説明
図1、低温保存方法の基本的な段階の図的な表示である。
図2は、本発明に従って構成される低温保存用バッグ及びバッグホルダーの透
視図であり、そして開放位置でのホルダーを示している。
図3は、閉鎖位置での図2のホルダーの断面図である。
図4は、塊状物が凍結される場合の融合の潜熱の開放を通して冷却される生物
学的材料の4種の温度プロフィールを示す。それらのプロフィールは、その塊状
物を通して実質的に均等な熱伝達及び温度低下を示す。3種のプロフィールが、
図2及び3に示されるバッグ及びホルダーに従って構成されたフリーザーバッグ
及びホルダーアセンブリーにおいて処理される生物学的材料の塊状物において分
布される3種のサーモカップル又はプローブ(P1,P2、及びP3)から得られた
。4番目のプロフィール(比較プロフィール)は、
バッグの外側に位置するサーモカップル又はプローブ(P4)から得られた。
図5は、本発明に従っての生物学的材料の塊状物の調節され、そして均等な温
度低下を示す、約−40℃まで下がる低温保存の遅い冷却相を通しての同じプロー
ブについての図4の温度プロフィールの連続を示す。(冷却速度は、約0.25℃/
分であった。)
図6は、2つの小さな区画を有する原型フリーザーバッグの図を示し、ここで
小サンプルが生存性及び/又は無菌性の評価のために開放され得る。
図7は、単一のフリーザーバッグ:◆又はガラスフリーザー管:▼のいづれか
において低温保存されたイヌ小島のグルコース刺激の後でのインスリン分泌を示
す。
好ましい態様の記載
用語、凍結防止剤は、本明細書において使用される。次の定義が、本発明を限
定するよりもむしろ開示を助けるために提供される。用語“凍結防止剤”は、氷
結晶の形成を阻害し、そして細胞及び組織に対する浸透応力を最小にすることに
よって、凍結の間、生物学的損傷を防ぐ剤を言及する。
生物学的材料の低温保存及び続く回収は一般的に3種の段階を包含する。図1
を参照すれば、それらの段階は、(1)低温保存されるべき生物学的材料を含む
溶液に凍結防止剤を添加する段階;(2)貯蔵のための予備選択された温度に段
階1の溶液を冷却する段階;及び(3)段階2で生成される塊状物を融解した後
、スクロースを用いて又は遅い段階的な希釈により前記凍結防止剤を除去する段
階を包含する。
大量低温保存を包含する本発明によれば、凍結防止剤、好ましく
はジメチルスルホキシド(DMSO)が、興味ある生物学的材料(この後、“サンプ
ル”と称す)、たとえばランゲルハンス島に添加される。小島が組織培養培地、
たとえば当業者に明らかなように、血清及び抗生物質により補充された培地199
(Gibco,カタログ# 12340-022,Burlington,ON)に懸濁される。凍結防止剤
が細胞に平衡化された後、その混合物は、−7.5℃に過冷却され、そして次に核
形成される。時間の経過が、融合の潜熱の開放を可能にし、その結果、全混合物
が完全に凍結される。次に凍結された塊状物が、約−40℃〜−80℃の範囲の中間
温度に約0.25℃/分でゆっくり冷却される。混合物がこの温度に達した後、それ
は、一般的に−100℃以下及び好ましくは−196℃ぐらいである、生物学的活性が
ひじょうに遅い温度に急速に冷却される。中間温度から貯蔵温度、たとえば−19
6℃にサンプルを急速に冷却するために、サンプルは、貯蔵のためにサンプルを
すばやく凍結する液体窒素中に沈められる。低温保存された材料が必要とされる
場合、それは貯蔵から回収され、そして約150℃〜200℃/分で0℃まで急速に融
解され、そして次に、氷スライスに置かれる。次に、凍結防止剤が、スクロース
又は遅い段階的な希釈のいづれかにより除去され、その後、等張媒体に移され、
そしてインビトロ生存性試験又は移植のために用意される。
本発明の方法を実施する場合、サンプルは、好ましくは柔軟である容器又はプ
ラスチックバッグ、たとえば約40℃〜−200℃までの温度変化を耐えることがで
き、そして従って、低温保存の間、温度の変動を耐えることができるフリーザー
バッグに配置される。1つの適切なタイプのフリーザーバッグは、商品名Cryocy
teフリーザーバッグとして、Baxter Healthcare Corporation,Fenwal Division
,Deerfield,IL,60015,USAから市販されている。広範囲の容器又はバッグサ
イズが用いられ得るが、本発明は例示目的のために、
500mlのバッグとして記載する。但し、これは本発明を限定するものではない。
しかしながら、容器又はプラスチックバッグは、約50ml〜約500mlの容積の範囲
であり得る。典型的には、容器又はバッグの容積は、少なくとも約50mlであろう
。
凍結又は融解の間、フリーザーバッグ内の実質的にすべての領域への及び領域
からの熱伝達は、温度傾斜を最少にし、そして従って、室温から4℃、4℃から
−7.5℃、−7.5℃から中間温度(たとえば−40℃)、中間温度から−196℃まで
の均等且つ調節された冷却、及び−196℃から均等且つ調節された融解を確保す
るために、実質的に均等に維持されることが重要である。図2及び3を参照すれ
ば、フリーザーバッグに配置される材料のすべての領域への及びその領域からの
均等な熱伝達を促進するためのフリーザーバッグ及びホルダーアセンブリーが、
本発明に従って示されている。図2を参照すれば、フリーザーバッグ2は、主要
チャンバー部分4、材料が主要チャンバー部分4中に及びそれから移行され得る
入口及び出口部分6及び8を包含する上方部分3a、及びバッグの取り扱いのた
めの従来の低部タブ部分3bを包含する。入口6及び出口8は、当業界において
知られているような閉鎖機構又はキャップ(示されていない)を供給される。上
方部分3aから個々に付随する1対の側部空間の小さな区画を有するバッグ2(
図6)を供給することにも、また向けられる。個々の小さな区画は、主要チャン
バー部分4における材料の、生存性試験のために及び生存性のインジケーターと
して使用され得る補助低温保存貯蔵単位を供給する。フリーザーバッグは、使用
フリーザーバッグから2つの小さな側部区画中への既知体積の組織調製物の逆流
を可能にするよう特別に企画されている。2つの隔壁がその管に配置されるであ
ろう。1つは、側部に侵入する管の上方に配置され、そして他の1つはその下方
に配置され
る。スパイクを含む管は、主要フリーザーバッグ中に溶液を投入する場合、両隔
壁を通して配置される。小島又は材料を含む溶液が側部区画中に投入される予定
である場合、スパイクは一部、除去され、前記側部区画中への組織の逆流を可能
にされる。側部区画への組織の投入が完結した後、スパイクは除去され、そして
次に、主要フリーザーを側部バッグに連結する管が密封される。側部バッグは微
生物学的及び生存性試験のために除去され得、そして調製物の残りは低温保存の
まま存続する。フリーザーバッグは、下記で詳細に説明されるであろうホルダー
10に配置される。
ホルダー10は、ヒンジ16を通して軸ピンでお互い結合される、フロントパネル
12及びリヤパネル14を含む。リヤパネル14は、側壁18a,18b,18c及び18dを
含む。側壁18a及び18cは、開口部を含み、その結果、バッグ2の部分3a及び
3bがそれらを通して拡張することができる。側壁18a−dはまた、フロントパ
ネル18とかみ合うように形状化され、その結果、それぞれ、フロント及びリアパ
ネルの実質的な平面の内面20及び22は、パネルが図3における側面図から示され
るように閉鎖位置にある場合、実質的に平行に維持される。この態様においては
、好ましくは均等な熱伝達のために均等な厚さを有する、バッグ2の前壁及び後
壁は、実質的に平行して存続し、その結果、バッグの厚さは、そのバッグがホル
ダー10内に満たされ、そして固定される場合、バッグ2内の流体の温度又はその
配向性に関係なく、均等又は一定して存続する。側壁18a−dの高さはまた、均
等なバッグの厚さを達成するためにバッグサイズに従って選択される。均等なバ
ッグの厚さは、図4−5に示されるように、バッグに配置される溶液のすべての
領域への及びそれからの均等な熱伝達を促進する。好ましい態様においては、ホ
ルダー10は、約5mm±10%の均等なバッグの厚さを維持するように構成される。
バッグがホルダー形態に合致でき、そして満たされる場合、均等な厚さの一般的
に平らな形状を有することを確保するためには、柔軟なバッグが使用される場合
、バッグは好ましくは、単に部分的に満たされる。たとえば、500mlの容積のバ
ッグは好ましくは、サンプル及び凍結防止剤を含んで成る約100mlの溶液により
満たされる。容積まで満たされる場合、バッグの側壁がふくらみ、それにより、
バッグの厚さを不均等にする。
多くの均等に分配された開口部24は、バッグの前及び後壁の実質的な部分と、
バッグへの及びそれからの熱伝達を高めるための冷媒との間に直接的な接触を提
供するためにパネル12及び14に形成される。穴の均等な分布はまた、冷却及び加
熱相の間、バッグ内の均等な熱伝達の維持を高める。さらに、ホルダーは好まし
くは、高い熱伝導性を有する材料を含んで成り、その結果、バッグと環境との間
の熱交換が容易に生じ得る。適切な材料の例は、たとえばアルミニウム、ステン
レス鋼及び同様のものを包含し、そしてステンレス鋼が好ましい。
ホルダー10はまた、パネルを一緒に固定し、そして閉鎖位置にホルダー10を維
持するために供給されるラッチ26を含む。ラッチ26は、ピン28を通してパネル22
に軸ピンで結合されているように示されているが、しかし他方においては、パネ
ル12に結合され得る。閉鎖位置にホルダー10を固定するためには、パネル12及び
14はお互い直面するように軸ピンで取付けられる。次に、ラッチ26は矢印28の方
向に軸ピンで取付けられ、その結果、ラッチの空間アーム28a及び28bはパネル
12及び14をかみ合す。特定のラッチが記載されて来たが、他の機構、たとえばフ
ックラッチ、クランプラッチ、外部クランプ、等が、ホルダー10を閉鎖位置に固
定するために使用され得る。さらに、特定のホルダーの形状がバッグのすべての
領域からの実
質的に均一な熱伝導を促進するために記載されて来たが、このような均一な熱伝
導に好適な他の形状においてそのバッグを維持するホルダーを使用することもで
きる。
図4及び5は、上記のようなホルダー10に従って構成されたホルダー内に封入
される場合、500mlのフリーザーバッグにおける2MのDMSO溶液100mlの冷却の均
等性を示す。ホルダーはステンレス鋼から加工された。それらの図における温度
プロフィールは、4種の温度プローブから得られた。第1のプローブは、バッグ
の上部領域の上部端から約1/3の位置に配置された。第2プローブは、バッグ
の中間領域に配置された。第3プローブは、バッグの低部領域の下部端から上方
に約1/3の位置に配置された。第4のプローブは、周囲温度、たとえば、バッ
グが冷却槽に配置される場合のその槽の温度を測定するためにバッグの外部上に
配置された。前記第1、第2、第3及び第4プローブからのデータを表わす曲線
は、それぞれ、参照特徴P1,P2,P3及びP4により表示される。
図4及び5に示されるように、熱伝達は、過冷却を通しての初期冷却から約−
7.5℃までの(図4)及び約−40℃で完結される遅い冷却相(図5)を通しての
バッグのすべての領域の実質的に均等な温度低下を伴って急速であった。過冷却
の間、生物学的材料のすべての領域の均等な温度は、そのサンプルが−7.5℃か
ら、サンプルに依存して約−40℃〜約−80℃の範囲であり得る中間温度までの遅
い調節された冷却の間、完全に凍結されることを確保するために決定的である。
中間温度に達した後すぐに、サンプルは、長期の貯蔵のために約−100℃以下及
び好ましくは−196℃以下である貯蔵温度に急速に冷却される。島のためには、
サンプルは、それが遅い冷却相の間、−40℃に達した後すぐに急速に冷却され得
る。他の材料は、所望する回復性を提供するために急速な冷却の前、約−80℃ま
での遅い冷却を必要とする。しかしながら、いづれにせよ、遅い冷却相は−80℃
まで続けられ得る(急速な冷却の前、最少の細胞内氷を確保するために)。多量
の溶液がフリーザーバッグ、たとえば200mlのバッグに使用される予定である場
合、播種槽における長い平衡化期間が、フリーザーバッグ内の溶液の温度を、核
形成の前、その播種槽の温度まで減じることを確保するために必要とされる。
本発明の大量低温保存法は、広範囲の生物学的材料、たとえば島、たとえばヒ
トランゲルハンス島、ブタ小島、及びラット小島、並びに他の細胞型、たとえば
肝細胞、神経内分泌細胞、増殖細胞、及びホルモン、サイトカイン、リンホカイ
ン及び細胞増殖調節体を分泌する細胞系(但し、これらだけには制限されない)
の低温保存のために使用され得る。当業者に明らかなように、それらの細胞及び
組織は、哺乳類組織、一次培養細胞、生物学的生成物を生成する培養された細胞
系、及び遺伝子的に構築された細胞系から得られる。バッグのサイズ、及び従っ
て、極低温保存される材料の量はまた、臨床学的用途に依存して、変化すること
ができる。
一般的な低温保存法
イヌ小島に関しての本発明の大量低温保存の一般的な方法が次に示される。し
かしながら、他の材料、たとえば上記の材料もまた、上記と同じ方法を用いて保
存され得る。
上記の及び10%のウシ胎児血清及びペニシリン/ストレプトマイシンを含む組
織培養培地199に懸濁されたイヌ小島のサンプルを、室温(約22℃)で500mlのバ
ッグに置く。補充された培地199に調合された凍結防止剤DMSOを、フリーザーバ
ッグ中に徐々に添加し、最終濃度を約0.5〜約2.0Mにする。2MのDMSO中、サン
プル及び培地199の溶液約100mlを含むバッグを、上記のようにしてホルダー10に
従って構成されたホルダーに置き、そしてホルダーを図3に
示されるようにして閉じる。ホルダーはステンレス鋼製であり、そしてバッグの
実質的に全主要部分を通して約5mm±10%の均等な内部断面のバッグを維持する
よう加工される。次に、バッグ及びホルダーアセンブリーが氷槽に移され、サン
プル培養培地及びDMSOを含む溶液の温度が約0℃に減じられる。次に、バッグ及
びホルダーアセンブリーが播種槽に移され、ここでサンプルが約−7.5℃への過
冷却を可能にされる。サンプルが−7.5℃に達した後すぐに、それは、たとえば
氷結晶により核形成され、又は過冷却された金属棒がフリーザーバッグの側面に
対して配置され、そしてサンプル及びDMSOを含む溶液から融合の潜熱の開放を可
能にされる。過冷却を通して上記のように冷却された前述の調製物のための温度
プロフィールは、図4に示されている。融合の潜熱の開放を可能にする時間は、
約15〜20分である。懸濁液が凍結された後、バッグ及びホルダーアセンブリーは
、冷却装置、たとえばFTS Systems,Inc.,Stone Ridge,New Yorkにより製造さ
れた、Rex−P90温度プログラマーを備えた RT209 Multicool槽に配置され、ここ
で前記懸濁は約−40℃まで、0.25℃/分でさらに冷却される。このサンプルのこ
の相についての温度プロフィールは、図5に示されている。次に、バッグ及びホ
ルダーアセンブリーは、材料が貯蔵される約−196℃まで急速に冷却するために
、容器に含まれる液体窒素中に入れられる。バッグが液体窒素温度に達した後す
ぐに、ホルダーは除かれ、そしてフリーザーバッグが液体窒素貯蔵タンクに貯蔵
される。
溶液の体積が前述の例において論ぜられた量とは異なる場合、その方法は、当
業者に明らかなようにわずかに変更される。より詳しくは、フリーザーバッグに
おけるその体積が高められる場合、核形成が実施される前、2MのDMSO溶液を過
冷却するためにより長い時間が必要とされる。さらに、融合の潜熱の開放のため
の持続時間は
、融合の潜熱のすべてが、遅い冷却工程の前、開放されることを確保するために
延長される。
凍結された小島が移植のために必要とされる場合、1又は複数のバッグが液体
窒素貯蔵容器から取り出され、そして急速に、すなわち約200℃/分で融解され
る。これは、たとえば約40℃での水槽にバッグを配置することによって達成され
得る。すなわち、約−40℃まで0.25℃/分での遅い冷却が用いられる場合、次に
、−196℃からの急速な融解が、この場合、小島であるサンプルの最大の生存性
のために必要とされる。しかしながら、約−80℃まで0.25℃/分での遅い冷却が
用いられる場合、−196℃からの遅いか又は早い融解が用いられ得;しかしなが
ら、遅い融解が、Rajotteなど.、“Optimizing Cryopreservation of Isolated
Islets,”Transplantation Proceedings Vol.21,#1(1989),2638-2640pに示
されるように、最大の生存性のために良好であり得る。小島に対する浸透応力を
最少にするために、DMSOは、懸濁液の温度が約0℃に達した後すぐに、ゆっくり
除去される。これは、スクロース希釈又は遅い段階的希釈のいづれかにより達成
される。
スクロース希釈が用いられる場合、融解された小島を含むフリーザーバッグが
水槽から取られ、そしてシリコーン処理された250mlの遠心分離管中に流し込ま
れ、そして遠心分離される。上清液が除去され、そして0.75Mのスクロース25ml
がその250mlの遠心分離管に添加され、そしてその温度が約30間、約0℃で維持
される。管を軽く、5分ごとに混合し、小島を再懸濁する。次に、前記スクロー
スを、25mlの補充された培地199を徐々に添加することによって希釈する。これ
らのスクロース希釈段階は、室温で実施される。追加の培地199溶液のアリコー
ト、すなわち最初の25ml、次の50ml及び最後の100mlが、5分ごとに、前記管に
添加される。100mlの培
地199溶液の最終添加の後、管は遠心分離され、そして上清液が除去され、そし
て10%血清及びペニシリン/ストレプトゾトシンを含む組織培養培地により置換
される。次に、小島は、インビボ移植のために準備できている。
スクロース希釈法は使用され得るが、遅い段階的希釈法は特定の利点を有する
。たとえば、遅い段階的希釈法は、サンプルに対して物理的に損傷を与え、そし
て低い回復性をもたらす遠心分離を必要としない。すなわち、遅い段階的希釈法
は、小島に対してほとんど緊張を与えない。その遅い段階的希釈法は、2MのDM
SOに小島を含むバッグへの生理学的媒体の添加を包含する。媒体がバッグに添加
される場合、フリーザーバッグ中のDMSOの濃度が低下する。
凍結防止剤の添加及び除去の工程をより標準化し、且つ単純にするために、コ
ンピューター制御されたシステムは、バッグを振盪する制御された撹拌装置を通
して十分に混合されたバッグ内の組織の懸濁液を維持しながら、特定の時点で作
用するように仕組まれた順序に従って、凍結防止剤を添加するために使用され得
る。
上記のバッグ及びホルダーアセンブリー低温保存法を用いる場合、単一の容器
における大量の生物学的材料の低温保存は、類似する量の材料を貯蔵するために
30〜40本の15mlのガラス製フリーザー管の使用を包含する従来の管低温保存法に
比較して、実質的に類似するか又は改良された回復性を達成された。さらに、本
発明の方法に従って低温保存された生物学的材料は、生存性の有意な低下を伴わ
ないで、長期の貯蔵を、均等に又は良好に耐えることができる。
本発明は、特定の例により一層詳細に記載されるであろう。次の例は、例示目
的のために提供され、そして本発明をいづれの態様においても限定するものでは
ない。特に、次の例は、上記の利点のいくつかを例示するために提供されるもの
である。実施例1:ラット小島の低温保存
この一連の実験においては、小島の回復率が、凍結防止剤DMSOの添加の後及び
除去の後に評価された。対の実験においては、500のラット小島のグループを、
単一の500mlのフリーザーバッグ又は4本の標準のガラス製フリーザー管に分け
た。それらの結果は、フリーザーバッグ又はガラス管からの小島の実質的に等し
い%回復率を示した(管については90±2.3%、フリーザーバッグについては92
±4.8%)。それらの実験の有意性は、それらの実験が凍結防止剤DMSOがフリー
ザーバッグにおける小島に、小島の回復率においてわずか8%以下の損失を伴っ
て、安全に添加され、そして除去され得ることを示すことである。それらは、バ
ッグの構成成分が小島を害しないことを示す。実施例2:イヌ小島の低温保存
既知数のイヌ小島(5〜8000個に等しい小島)を、6本のガラス管の最初のグ
ループ中に分けた。同じ分離からの同等の数の小島を、単一の500mlのフリーザ
ーバッグに配分した。小島を、凍結防止剤DMSOの段階的な添加により2Mの最終
濃度にすることを包含する上記技法を用いて、低温保存した。次に、管及びバッ
グを、−7.5℃に過冷却し、そして過冷却された金属棒により核形成した。核形
成の前、バッグを、ホルダー10に構造的に対応するステンレス鋼製ホルダーに配
置し、そして約100mlに満たされたバッグの内部の厚さを約5mmに維持するため
に遠心分離した。融合の潜熱の開放を可能にした後、個々のフリーザーバッグを
、約−40℃まで約0.25℃/分でゆっくり冷却した。管を同じ速度でゆっくり冷却
した。次に、管及びバッグを、低温貯蔵のために液体窒素中に入れた。この低温
で、貯蔵時間は明確でない。−196℃での約1〜2週間の貯蔵期間の後、管及び
バッグを、40℃の水槽において、−196℃から急速に
融解し、この後、DMSOをスクロース希釈法を用いてゆっくり除去した。凍結−融
解された小島を計数し、そして%回復率を、凍結前及び凍結後の計数から計算し
た。次の表は、この実験からの回復率のデータを示す。
前述から明らかなように、管及びバッグからの回復率範囲は実質的に類似する
。
洗い流すことにおける生存性試験の前、残る凍結−融解されたイヌ小島を、10
%ウシ胎児血清、25mMのHEPES及びペニシリン/ストレプトマイシンにより補充
されたCMRL溶液において37℃で48時間、培養した。洗い流すことにおいては、既
知の数の小島を、インスリン含有物の決定のために集められた流出液により、低
い(50mg/dL)及び高い(500mg/dL)グルコース溶液に暴露した。
単一のフリーザーバッグ又は6本のガラス製フリーザー管のいづれかにおいて
低温保存された、凍結−融解されたイヌ小島の機能的応答が、図7に示される。
両グループからの小島は、比較的低い初期の基本的インシュリン分泌レベルを示
す。インシュリン分泌は、高いグルコース刺激相の間、両グループにおいて高ま
る。両グループからの小島は、高いグルコース溶液の停止に続いて予備−刺激レ
ベルに戻るインシュリン開放の典型的な二相パターンを示す。低グルコースの両
相の間のインシュリン分泌と高グルコースの間のインシュリン分泌とを比較する
計算された刺激指数は2つの実験グループ間で比較でき、すなわちフリーザーバ
ッグにおいて低温保存され
た小島において2.7倍の上昇率が観察され、そして標準のガラス管において低温
保存された小島においては、2.0倍の上昇率が観察された。実施例3:精製されていないヒト小島の低温保存
追加の実験を、精製されていないヒト小島単離からの膵臓組織を用いて行なっ
た。10人の多器官ドナーからのヒト膵臓微小断片を含む精製されていない小島を
、低温保存した。次の表2は、10回の実験から得られたデータを示す。個々の実
験においては、ヒト膵臓組織を、上記のように、単一のフリーザーバッグ及びホ
ルダーシステム、及び10本のガラス製フリーザー管のいづれかに分配し、そして
その材料を約1〜4週間、低温保存した。バッグにおける小島組織を上記で論ぜ
られた手段を用いて低温保存し、そして管における小島組織を従来の技法を用い
て低温保存した。それらの実験において得られる回復率を、次の表2に示す。
表2におけるデータから明らかなように、それらの実験は、従来の管技法(56
±10.9%)に比較して、フリーザーバッグ手段(61.7±8.9%)による低温保存
の後、改良された回復率をもたらした。さらに、フリーザーバッグにおいて低温
保存された精製されていないヒト小島におけるアミラーゼ濃度の33.2±5.5%の
低下及び管におけるそのような濃度の43.3±13%の低下が存在した。
封入された材料
本発明のもう1つの態様においては、生物学的材料を、低温保存する前、封入
する。封入段階は、ひじょうに脆い細胞、たとえば単離工程の後又は培養の間、
脆く、そして封入しない場合、低温保存の間、典型的には、ばらばらにこわれる
ブタ小島を凍結する場合、特に重要である。封入はまた、細胞又は組織の構造を
保護し、その結果、物理的な外傷にゆだねられる場合、組織培養物の生存性は実
質的に影響されない。さらに、低温保存の前の封入は、凍結された細胞が輸送さ
れる第2の場所での封入を行なう必要性を回避する。
細胞又は生物学的材料の封入は、それらの物理的な安定性を改良し、それらの
低温保存、貯蔵、培養及び/又は場所間の輸送をより容易にする。封入された材
料は、封入されていない材料よりも、移植後、より代謝的に効果的であり、より
高い生存性及び機能性をもたらす。さらに、封入された細胞は、封入されていな
い細胞よりも、培養物から及び/又は低温保存の後、より容易に回復せしめられ
る。
それらの封入された材料は、移植に効果的に使用され得る。典型的には、移植
のために使用される封入されていない小島の数は、腹腔内(ip)投与される場合
、kg体重当たり約10,000〜約30,000個の小島である。封入された小島が用いられ
る場合、より少ない数の小島が、封入されていない小島と同じレベルの血漿グル
コース(移植後)を達成し又は維持するためには必要とされる。
封入は、組織、又は細胞懸濁液を封入することを一般的に包含する工程であり
、その結果、封入された組織又は細胞は、保護膜又は被膜内で生存したまま存続
する。前記膜又は被膜は、栄養物、イオン、酸素、及び組織を維持し、そしてそ
の正常な代謝機能を支持するために必要とされる他の材料に対しては透過性であ
るが、しかし細菌、リンパ球及び拒絶をもたらす免疫反応を担当するタイプの大
きなタンパク質に対しては不透過性である。良く知られている封入方法の次の論
議は、本発明の低温保存の前、生物学的材料を封入するために使用され得る適切
な封入方法を例示するために提供される。しかしながら、本発明は下記の特定の
封入法に従って封入される、低温保存される材料に制限されるものではなく、そ
れらの方法は、例示のために単に提供されるものである。
典型的には、生存組織又は個々の細胞を、可逆的にゲル化できる材料、たとえ
ばアルギン酸ナトリウムの水溶液に懸濁し、そしてこの懸濁液の液滴を形成し、
そしてゲル化溶液、たとえば塩化カルシウム中に落とす。この一般的な方法の1
つの例は、アメリカ特許第4,352,883号(Lim)(引用により本明細書に組込まれ
る)に開示される。次に、そのようにして形成される一般的なカプセルを、外部
半透被膜を形成するために、架橋ポリマー、たとえばポリリシン及びポリエチレ
ンイミンにより処理する。液滴は典型的には、多量の液体懸濁液が蓄積する第1
の部位にアルギネート懸濁液を供給することによって形成される。次に、その多
量の液体懸濁液が、小さな液滴に分解されるように撹拌される。振動、遠心分離
力、空気流及び静電荷を用いる装置が、小さな液滴を生成するために前記液体を
撹拌するために使用されて来た。たとえば、アメリカ特許第4,692,284号(Brade
n)、第4,386,895号(Sodickson)、第4,789,550号(Hummelなど.)、及び第4,814,2
74号(Shioyaなど)を参照のこと。それらの開示は引用により本明細書に組込ま
れる。
上記大量低温保存法に従って大量に低温保存される封入された及び封入されて
いない材料についての%回復率を得るための実験を行なった。実施例4:封入されたイヌ小島の低温保存
特に、既知数のイヌ小島を、単一の500mlフリーザーバッグ又は
6本のガラス製フリーザー管中に配置した。さらに、同じ単離物からの既知の数
のイヌ小島を、封入し、そして2つのグループに分け;1つを単一のフリーザー
バッグにおいて低温保存し、そして他の1つを6本のガラス管において低温保存
した。
すべての小島を上記方法に従って低温保存した。それらの実験からのデータは
、次の表3に記載される。
イヌ膵臓からの単離された小島を、上記技法を用いて封入した。次に、小島を
、上記技法を用いて低温保存した。−196℃での貯蔵の期間に続いて、フリーザ
ーバッグ及びガラス管を、上記技法を用いて融解した。次に、低温保存に続く平
均%回復率を計算し、そして表3に示す。低温保存の前、封入された小島の平均
回復率は、フリーザーバッググループにおいては89±5%であり、そしてガラス
管において低温保存された封入された小島についての回復率は93±13%であった
。実施例5:封入された及び封入されていない小島のヌードマウス中への移植
次に、残る凍結/融解された小島を糖尿病のヌードマウス中に移植し、そして
それらの移植片の結果が表4に示される。
NODEマウスは、胸腺を欠いており、そして従っていづれのT細胞をも欠いてお
り、そしてそれらは移植された組織を破壊する免疫応答を開始することができな
いので、小島組織の最適な受容体として働く、同系交配されたマウス株である。
マウスは、アロキサン、すなわちβ細胞特異的トキシンの1回の静脈内注射によ
り糖尿病にされた。腎被膜(KC)に創造された嚢中に移植された2千(2,000)個
の封入されていない凍結−融解された小島は、基礎血液グルコースレベルを血糖
正常まで戻すことに失敗した。低温保存の前、封入された2000又は4000個の凍結
/融解された小島が糖尿病ヌードマウス中に腹腔内(IP)移植される場合、1匹
を除いてすべての動物は、血糖正常レベルに血液グルコースレベルを戻した(n合計
=18)。それらの動物は、追従期間を通して血糖正常レベルを保持した。新
しく単離された小島を移植する歴史的な対照はまた、比較目的のために表4に示
されている。ガラス管又は単一のフリーザーバッグのいづれかにおいて低温保存
された、封入された小島のインビボ小島機能における差異は存在しなかった。表
4において、移植片生存結果が、“最初に列挙される日数”、次に“x移植片の
数”により提供される。実施例6:封入された小島対封入されていない小島の生存率
低温保存の前、封入された小島の48時間の低温保存後の生存割合はまた、低温
保存の前、封入されなかった小島に比較して高かった(表5)。
低温保存に続く、37℃での48時間の組織培養後の小島の回復率は、フリーザーバ
ッグにおいて低温保存された封入されていない小島については63.4%及びフリー
ザー管において低温保存された封入されていない小島については70.9%であった
。低温保存の前、封入された小島に関しては、融解後の生存率は高く、そしてフ
リーザーバッグにおいて低温保存された封入された小島についての回復率は85.9
%であり、そしてガラス管において低温保存された封入された小島についての回
復率は72.2%であった。
低温保存に続いて、37℃での24時間の組織培養後のブタ小島の回復率は、ガラ
ス管において低温保存された封入されていない小島については3%であった。ガ
ラス管における低温保存の前、封入されたブタ小島に関しては、融解後生存率は
高く、平均53.5%の回復率を有した。
表3,4,5及び5Aから明らかなように、低温保存の後、改良された回復率
、及び低温保存の前、封入された小島のより良好なインビボ機能が存在する。実施例7:ヌードマウスにおける、封入されていないイヌ小島及び封入されたイ ヌ小島の生存性の比較
アルギネートの単一の被膜(SC)又は二重の被膜(DC)のいづれかにより封入
されたイヌ小島、及び封入されていないか又は裸(NK)のイヌ小島を、ヌードマ
ウス中に移植し、そしてそれらの移植片の結果が表6に示されている。封入され
ていないか又は裸の小島を、腎被膜に創造された嚢中に(TX)、又は腹腔内(IP
)に移植した。
表6に示されるように、移植片生存能力の%は、封入されていない小島に関し
てよりも封入された小島に関してが高かった。実施例8:封入されていないイヌ小島及び封入されたイヌ小島の長期培養
封入されていないか又は裸のイヌ小島(NK)及びアルギネートの単一被膜(SC
)により封入されたイヌ小島を、1,2、又は3週間、培養した。表7に示され
るように、より高い%の封入された細胞が、ジチアゾン染色により検出されるよ
うに、裸の細胞よりも培養物から回復された。さらに、封入された培養細胞は、
移植に続いて、糖尿病動物を支持するそれらの能力において卓越していた(表8
を参照のこと)。
上記は、本発明の特定の態様の詳細な記載である。開示される態様からの出発
が本発明の範囲内で行なわれ、そして種々の変更が当業者により行なわれるであ
ろうことは理解される。本発明の十分な範囲は、次の請求の範囲に示されている
。従って、請求の範囲及び明細書は、本発明が権利を与えられる保護の十分な範
囲を不正に狭ばめるものとして解釈されるべきではない。
上記に引用される文献、特許及び特許文書は、引用により本明細書に組込まれ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM
),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR
,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,
ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K
G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU
,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,
NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S
I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US
,UZ,VN
(72)発明者 ラケイ,ジョナサン アール.ティー.
カナダ国,アルバータ ティー6イー 1
エス3,エドモントン,セブンティナイン
ス アベニュ 10736
(72)発明者 エーオー,ジーリアン
カナダ国,アルバータ ティー6エイチ
1ビー8,エドモントン,フィフティエイ
ス アベニュ 10503
(72)発明者 コルビー,シー.ブッド
アメリカ合衆国,カリフォルニア 94022,
ロス アルトス ヒルズ,アリク レーン
26463
(72)発明者 フラッシュナー,マイケル
アメリカ合衆国,カリフォルニア 94526,
ダンビル,ウィルシャー コート 128
(72)発明者 コーブット,グレゴリー エス.
カナダ国,アルバータ ティー6エイチ
3アール5,エドモントン,116エー ス
トリート 4903
(72)発明者 ワーノック,ガース エル.
カナダ国,アルバータ ティー6ジー 1
ティー8,エドモントン,ワンハンドレッ
ドエイティーンス ストリート 9207
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.生物学的材料の大量低温保存方法であって、 (a)生物学的材料及び凍結防止剤の溶液を含む柔軟な容器を供給し; (b)前記生物学的材料の温度を約−100℃又はそれ以下に低め;そして (c)段階(b)の間、前記材料のすべての領域からの実質的に均一な熱伝達 を維持する、 段階を含む方法。 2.前記容器の形状が段階(b)を通して実質的に一定して維持される、請求 の範囲第1項記載の方法。 3.段階(b)の間、前記容器の横断面積が、前記容器の実質的に全体の長さ にそって、実質的に一定して維持される、請求の範囲第1項記載の方法。 4.段階(b)の間、前記容器の厚さが、前記容器の実質的に全体の長さにそ って約5mmで維持される、請求の範囲第1項記載の方法。 5.段階(a)が、少なくとも約50mlの容積を有する容器に生物学的材料を供 給することを含んで成る、請求の範囲第1項記載の方法。 6.前記生物学的材料が、小島、肝細胞、神経内分泌細胞、増殖細胞、及びホ ルモンを分泌する細胞系、サイトカイン、リンホカイン及び細胞成長レギュレー ターから成る群から選択される、請求の範囲第1項記載の方法。 7.前記段階(a)の生物学的材料が封入される、請求の範囲第1項記載の方 法。 8.生物学的材料の大量低温保存方法であって、 (a)凍結防止剤により処理される封入された生物学的材料を含む容器を供給 し; (b)前記封入された生物学的材料の温度を−100℃以下に低め;そして (c)段階(b)の間、実質的にすべての前記材料の実質的に均等な熱伝達を 維持する、 段階を含んで成る方法。 9.生物学的材料の大量低温保存方法であって、 (a)生物学的材料及び凍結防止剤の溶液を含む柔軟な容器を供給し; (b)前記生物学的材料を、前記溶液の凝固点以下の温度に過冷却し; (c)段階(b)の後、前記生物学的材料の実質的にすべてを核形成により凍 結し; (d)段階(c)の後、前記生物学的材料の温度を約−40℃又はそれ以下に、 調節された速度でさらに低め; (e)段階(c)及び(d)の間、前記材料の実質的にすべての領域からの実 質的に均等な熱伝達を維持する、 段階を含んで成る方法。 10.前記生物学的材料の温度が変化するにつれて、前記容器の形状を実質的に 一定に維持する段階を包含する、請求の範囲第9項記載の方法。 11.段階(b),(c)及び(d)の間、前記容器の形状を実質的に一定に維持 する硬質ホルダーに前記柔軟な容器を配置する段階を含む、請求の範囲第9項記 載の方法。 12.前記段階(a)の生物学的材料が封入される、請求の範囲第 9項記載の方法。 13.柔軟な容器から熱の均等な抜き取りを促進するためのその柔軟な容器のた めのホルダーであって、 第1の冷却表面を有する第1の実質的に平面のパネル; 第2の冷却表面を有する第2の実質的に平面のパネル;及び 前記柔軟な容器の向かい合った側間の実質的に均等な分離を確立するために、 前記第1パネル及び前記第2パネルに並列して前記柔軟な容器の配置に基づいて 前記第2パネルの前記第2表面の反対側に前記第1パネルの前記第1表面を保持 するための手段を含んで成り; 前記第1パネル及び前記第2パネルが前記第1表面及び前記第2表面を通して 熱を実質的に均等に抜き取るための手段を含むことを特徴とするホルダー。 14.小島を安定化するための方法であって、ゲル化できる材料により前記細胞 を封入することを含んで成る方法。 15.小島を輸送のために調製するための方法であって、ゲル化できる材料によ り前記細胞を封入することを含んで成る方法。 16.小島の移植片生存時間を高めるための方法であって、封入された細胞を形 成するために前記細胞をゲル化できる材料により封入し、そして糖尿病動物に前 記封入された細胞を移植することを含んで成る方法。 17.前記ゲル化できる材料がアルギン酸塩である請求の範囲第14,15又は16項 記載の方法。 18.主要チャンバー部分及び一対の側部空間に別々の及び分離可能な区画を含 んで成る柔軟な容器であって、前記個々の区画が前記主要チャンバー部分に連結 される区画口及び前記区画口を開口し、そして閉鎖するための手段を包含し、こ こで前記主要チャンバー部 分が、材料が前記主要チャンバー部分中に及びそれから移行され得るチャンバー 口及び前記チャンバー口を開口し、そして閉鎖するための手段を有することを特 徴とする容器。 19.前記区画口が前記チャンバー口を横切り、そして前記区画口及び前記チャ ンバー口を閉鎖するための手段がヒートシールである、請求の範囲第18項記載の 容器。
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