【発明の詳細な説明】
アリールベンゾイルウレア誘導体及びこれを含有する農薬組成物
技術分野
本発明は害虫の強力な成長阻害作用を有する新規のアリールベンゾイルウレア
誘導体に関するものである。さらに具体的には、本発明は下記の一般式(I)で示
される新規なアリールベンゾイルウレア誘導体に関するものである。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、R1はクロ
ロ、ブロモまたはトリフルオロメチルを表し、
R2及びR4中の一つは水素で、もう一つはフルオロ、クロロ、ブロモ、シアノまた
はトリフルオロメチルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
本発明はまた上述した一般式(I)の化合物の製造方法、及び有効成分として一
般式(I)の化合物を含有する農薬組成物に関するものである。
背景技術
本発明以前に様々な形態のベンゾイルウレア化合物がキチン合成阻害剤として
開発されてきた。商品化された代表的な例としてN-(2,6-ジフルオロベンゾイル)
-N'-(4-クロロフェニル)ウレアがアメリカ特許第 3,933,908号に、N-(2,6-ジフ
ルオロベンゾイル)-N'-(3,4-ジクロロフェニル)ウレアがアメリカ特許第 4,166,
124 号に記述されており、これらはベンゾイルウレア農薬の開発の始まりである
。
本発明の目的化合物と類似した構造式を有するアリールベンゾイルウレア誘導
体がヨーロッパ特許第 093,976 号と第 093,977 号に記述されている。しかしな
がら、このアリール誘導体は R2、R3、R4が同時に水素以外のグループに置換さ
れたり、またはR3位置がエーテルグループに置換されていることから、本発明の
化合物(I)とは相違する。またこれら化合物の殺虫スペクトルはプルテラ(学名
;Plutella)に限定されており、これらの中で良好な殺虫効果を表す化合物は主
にベンゾイルウレイドジフェニルエーテル誘導体であり、これらは複雑で経済的
ではない方法で製造される。
ヨーロッパ特許第 232,080 号公報はアリール部分が2,5-ジフルオロ-4-クロロ
フェニルからなるベンゾイルウレア誘導体を開示している。しかし、このような
化合物はスポドプテラ(Spodoptera)に対するLC50が 0.3〜0.4ppm であるので、
同じ害虫に対して 0.1ppm 以下の LC50を有する本発明の化合物より遥かに低い
効果を示す。
また本出願人の出願に係る国際特許出願第 PCT/KR95/00072 号は R3位置が水
素で固定されるように置換されたフェニルベンゾイル(ニコチノイル)ウレア誘
導体を開示しているが、この誘導体は R3がハロゲンまたはシアノに置換された
本発明の化合物と相違する。更にプルテラ ザイロステラ(Plutella xylostel
la)とスポドプテラ リツラ(Spodoptera litura)の両方に対する殺虫効果に
関しては本発明の
化合物が国際特許出願第PCT/KR95/00072号に記載された化合物より優れている。
発明の開示
本発明者らは、簡単な製法で、且つ低い濃度においても殺虫効果の優れた新規
なアリールベンゾイルウレア誘導体を開発しようと広範な研究を遂行した結果、
上記一般式(I)のアリールベンゾイルウレア誘導体が先行文献に記載されておら
ず、またこのような目的が達成できることを発見し、本発明を完成するに至った
。
従って、本発明の目的は下記の一般式(I)で示される新規なアリールベンゾイ
ルウレア誘導体を提供することである。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、
R1はクロロ、ブロモまたはトリフルオロメチルを表し、
R2及びR4中の一つは水素を表し、もう一つはフルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ
またはトリフルオロメチルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
本発明の他の目的は、下記の一般式(II)で示されるベンゾイルイソシアネー
トを下記の一般式(III)で示されるアニリン誘導体と希釈
剤の存在下で反応させることを特徴とする下記の一般式(I)の新規なアリール
ベンゾイルウレア誘導体の製造方法を提供することである。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、
R1はクロロ、ブロモまたはトリフルオロメチルを表し、
R2及びR4中の一つは水素で、もう一つはフルオロ、クロロ、ブロモ、シアノまた
はトリフルオロメチルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
また、本発明の目的は有効成分として一般式(I)のアリールベンゾイルウレ
ア誘導体を農学的に許される担体と一緒に含有する農薬組成物を提供することで
ある。
本発明を実施するための最善の態様
本発明は強力な殺虫効果を有する下記一般式(I)の新規なアリールベンゾイ
ルウレア誘導体に関するものである。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、
R1はクロロ、ブロモまたはトリフルオロメチルを表し、
R2及びR4中の一つは水素で、もう一つはフルオロ、クロロ、ブロモ、シアノまた
はトリフルオロメチルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
本発明の一般式(I)の化合物の中で好ましいものはX1、X2が相互独立的に水
素、フルオロまたはクロロを表し、R1がクロロ、ブロモまたはトリフルオロメチ
ルを表し、R2及びR4中の一つが水素で、もう一つがクロロ、ブロモ、シアノまた
はトリフルオロメチルを表し、R3がフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表
すものを含む。
本発明の一般式(I)の化合物の代表的な例は次の通りである。
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベ
ンゾイル)ウレア;
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベンゾ
イル)ウレア;
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾイ
ル)ウレア;
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-ブロモベンゾイ
ル)ウレア;
1-(4,5-ジブロモ-2-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾ
イル)ウレア;
1-(4,5-ジブロモ-2-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジクロロベンゾイ
ル)ウレア;
1-(2,4-ジブロモ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾ
イル)ウレア;
1-(2,4-ジブロモ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウ
レア;
1-(2,4-ジブロモ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベンゾイル)
ウレア;
1-(2-ブロモ-5-クロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウ
レア;
1-(2-ブロモ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロ
ベンゾイル)ウレア;
1-(2-ブロモ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベン
ゾイル)ウレア;
1-(2-ブロモ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾ
イル)ウレア;
1-(2-クロロ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロ
ベンゾイル)ウレア;
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロ
ベンゾイル)ウレア;
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベン
ゾイル)ウレア;
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾ
イル)ウレア;
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジクロロベ
ンゾイル)ウレア;
1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウレア
;
1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-フルオロベンゾイル)ウレア;
1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウレア;
1-(2,5-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウレア;
1-(2,5-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウレア。
本発明は、また上述した一般式(I)の化合物を製造する方法に関するもので
ある。
本発明の方法によると、一般式(I)のアリールベンゾイルウレア誘導体は下
記の反応図式に表した通り、下記の一般式(II)で示されるベンゾイルイソシア
ネートを下記の一般式(III)で示されるアニリン誘導体と適切な希釈剤の存在
下で反応させて製造することができる。
[上記の反応図式で、X1、X2、R1、R2、R3及びR4はそれぞれ前述した通りである
。]
本発明による一般式(II)の化合物と一般式(III)の化合物との反応は稀釈
剤の存在下で遂行できる。この目的のため、殆どの不活性有機溶媒が反応に逆効
果を示さない限り、用いられる。特に、この反応において好ましく用いられる稀
釈剤としてはベンゼン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、テトラヒドロフランまたはクロロベンゼンのよ
うな任意に塩素化された脂肪族または芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、ジ
ブチルエーテルまたはジオキサンなどのエーテル類;アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソプロピルケトンまたはメチルイソブチルケトンなどのケトン類
;及びアセトニトリルまたはプロピオニトリルのようなニトリル類などが用いら
れる。
反応は一般的に常圧下に 0〜120℃好ましくは 10〜50℃の温度で行うことがで
きる。
この反応において反応物は同一のモル量を用いることが好ましい。反応物中の
一つの成分を多量に用いることは工業的な規模または実験室においての経済的な
側面で有利ではない。
一般式(I)のアリールベンゾイルウレア化合物は上記の不活性希釈剤を用い
て上記の温度で2時間またはそれ以上攪拌した後、生成された物質を真空濾過し
て製造する。生成物は全て結晶形態で存在して正確な融点を有し、NMR スペクト
ルによって確認される。
上記の反応において出発物質として用いられる一般式(II)のベンゾイルイソ
シアネート化合物は下記の一般式(IV)で示される置換されたベンズアミドをオ
キサリルクロライドと有機溶媒の存在下に反応させて製造することができる。有
機溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼンまたは 1,2-ジ
クロロエタンが用いられることができる。この反応はガスが発生しなくなるまで
続けるべきである。
[式中、X1、X2は前述した通りである。]
本発明に従って製造される上記の一般式(I)で示される新規なアリールベン
ゾイルウレア誘導体の代表的な例を挙げると下記表1の通りである。
上記のように本発明の化合物は農学分野で殺虫剤として効果的に用いられる。
特に、本発明の化合物はキチン合成を阻害するため、昆虫の脱皮を妨害して害虫
を撲滅するメカニズムを有し、従って哺乳類には毒性が低い。農耕地、山林地、
貯蔵物などの保護にも用いられる。一般的に感受性種、耐性種に対してのみなら
ず、全ての成長段階の害虫に対しても活性がある。
以下、実施例を通じて本発明をより具体的に説明するが、下記の実施例はただ
例示するものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベ
ンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.49g,3.1mmol)と
,オキサリルクロライド(0.43g,3.4mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃
で8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリ
ルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイルイ
ソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-ブロ
モ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルアニリン(0.85g,3.1mmol)を添加した後、2
時間反応させて濾過し、表題化合物 0.82g(収率 76%)を固体で得る。
M.P.:196℃
1H-NMR(DHSO-d6,300HHz,ppm);δ11.94(s,1H),10.94(s,1H),8.68(s,1H),
8.16(s,1H),7.70-7.60(m,1H),7.29-7.23(t,2H)
実施例2
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベンゾ
イル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-フルオロベンズアミド(0.43g,3.1mmol)とオキ
サリルクロライド(0.43g,3.4mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8
時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルク
ロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の2-フルオロベンゾイルイソシアネー
トを得る。これに新たな1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-ブロモ-4-クロロ-
5-トリフル
オロメチルアニリン(0.85g,3.1mmol)を添加した後、2時間反応させて濾過し、
表題化合物0.82g(収率 60%)を固体で得る。
M.P.:170℃
1H-NMR(DHSO-d6,300MHz,ppm);δ11.50(s,1H),11.25(s,1H),8.73(s1H),8
.16(s1H),7.74-7.62(m,2H),7.39-7.32(m,2H)
実施例3
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾイ
ル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-クロロベンズアミド(0.39g,2.5mmol)とオキサ
リルクロライド(0.38g,3.0mmol,1.2eq)を添加してから混合物を 100℃で8時
間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロ
ライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の2-クロロベンゾイルイソシアネートを
得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-ブロモ-4-クロロ-5-
トリフルオロメチルアニリン(0.69g,2.5mmol)を添加した後、2時間反応させて
濾過し、表題化合物0.61g(収率 53%)を固体で得る。
H.P.:185℃
IH-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.68(s,1H),11.19(s,1H),8.74(s,1H),
8.17(s,1H),7.65-7.44(m,4H)
実施例4
1-(2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-ブロモベンゾイ
ル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-ブロモベンズアミド(0.47g,2.3mmol)とオキサ
リルクロライド(0.34g,2.7mmol,1.2eq)を添加してから混合物を 100℃で8時
間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロ
ライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態
の2-ブロモベンゾイルイソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタ
ン(10ml)を入れ、2-ブロモ-4-クロロ-5-トリフルオロメチルアニリン(0.64g,2.
3mmol)を添加した後、2時間反応させて濾過し、表題化合物 0.25g(収率 22%)を
固体で得る。
M.P.:193℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.66(s,1H),11.18(s,1H),8.75(s,1H),
8.19(s,1H),7.75-7.44(m,4H)
実施例5
1-(4,5-ジブロモ-2-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾ
イル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に 2,6-ジフルオロベンズアミド(0.34g,2.2mmol)
とオキサリルクロライド(0.33g,2.6mmol,1.2eq)を添加してから混合物を 100
℃で8時間攪拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサ
リルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイル
イソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、4,5-
ジブロモ-2-トリフルオロメチルアニリン(0.69g,2.2mmol)を添加した後、2時
間反応させて濾過し、表題化合物 0.61g(収率 56%)を固体で得る。
M.P.:203℃
1H-NMR(DHSO-d6,300MHz,ppm);δ11.64(s,1H),9.91(s,1H),8.39(s,1H),8
.03(s,1H),7.69-7.59(m,4H),7.29-7.23(t,2H)
実施例6
1-(4,5-ジブロモ-2-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジクロロベンゾイ
ル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジクロロベンズアミド(0.51g,2.7mmol)とオ
キサリルクロライド(0.41g,3.2mmol,1.2eq)を添加して
から混合物を 100℃で8時間攪拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶
媒と過剰のオキサリルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジク
ロロベンゾイルイソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml
)を入れ、 4,5-ジブロモ-2-トリフルオロメチルアニリン(0.86g,2.7mmol)を添
加した後、2時間反応させて濾過し、表題化合物 0.28g(収率43%)を固体で得る
。
M.P.:204℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.63(s,1H),9.98(s,1H),8.39(s,1H),8
.03(s,1H),7.61-7.51(m,3H)
実施例7
1-(2,4-ジブロモ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾ
イル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.47g,3.0mmol)と
オキサリルクロライド(0.40g,3.2mmol,1.05eq)を添加してから混合物を 100℃
で8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリ
ルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイルイ
ソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2,4-ジ
ブロモ-5-トリフルオロメチルアニリン(0.95g,3.0mmol)を添加した後、2時間
反応させて濾過し、表題化合物1.15g(収率 76%)を固体で得る。
M.P.:197℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.95(s,1H),10.95(s,1H),8.71(s,1H),
8.33(s,1H),7.72-7.62(m,1H),7.32-7.26(t,2H)
実施例8
1-(2,4-ジブロモ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウ
レアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-クロロベンズアミド(0.47g,3.0mmol)とオキサ
リルクロライド(0.40g,3.2mmol,1.05eq)を添加してから混合物を 100℃で8時
間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロ
ライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2-クロロベンゾイルイソシアネート
を得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2,4-ジブロモ-5-トリ
フルオロメチルアニリン(0.95g,3.0mmol)を添加した後、2時間反応させて濾過
し、表題化合物1.2g(収率 80%)を固体で得る。
H.P.:191℃
1H-NHR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.68(s,1H),11.20(s,1H),8.77(s,1H),
8.33(s,1H),7.67-7.45(m,4H)
実施例9
1-(2,4-ジブロモ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベンゾイル)
ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-フルオロベンズアミド(0.47g,3.0mmol)とオキ
サリルクロライド(0.40g,3.2mmol,1.05eq)を添加してから混合物を 100℃で8
時間攪拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルク
ロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の2-フルオロベンゾイルイソシアネー
トを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2,4-ジブロモ-5-ト
リフルオロメチルアニリン(0.95g,3.0mmol)を添加した後、2時間反応させて濾
過し、表題化合物1.11g(収率 77%)を固体で得る。
M.P.:181℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.53(s,1H),11.26(s,1H),8.77(s,1H),
8.33(s,1H),7.76-7.63(m,2H),7.42-7.34(m,2H)
実施例 10
1-(2-ブロモ-5-クロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウ
レアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.27g,1.7mmol)と
オキサリルクロライド(0.22g,1.9mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で
8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリル
クロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイルイソ
シアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-ブロモ-
5-クロロ-4-シアノアニリン(0.40g,1.7mmol)を添加した後、2時間反応させて
濾過し、表題化合物 0.54g(収率 76%)を固体で得る。
M.P.:247℃
1H-NHR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ12.07(s,1H),11.13(s,1H),8.57(s,1H),
8.47(s,1H),7.73-7.63(m,1H),7.32-7.26(t,2H)
実施例 11
1-(2-ブロモ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロ
ベンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.43g,2.7mmol)と
オキサリルクロライド(0.36g,2.9mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃
で8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリ
ルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイルイ
ソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-ブロ
モ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルアニリン(0.7g,2.7mmol)を添加した後、2
時間反応させて濾過し、表題化合物1.05g(収率 88%)を固体で得る。
M.P.:181℃
1H-NMR(DMSO-d6,300HHz,ppm);δ11.88(s,1H),10.81(s,1H),8.56(s,1H),
8.13-8.09(d,1H),7.71-7.61(m,1H),7.31-7.26(t,2H)
実施例 12
1-(2-ブロモ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベン
ゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-フルオロベンズアミド(0.38g,2.7mmol)とオキ
サリルクロライド(0.36g,2.9mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8時
間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロ
ライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2-フルオロベンゾイルイソシアネー
トを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-ブロモ-4-フルオ
ロ-5-トリフルオロメチルアニリン(0.7g,2.7mmol)を添加した後、2時間反応さ
せて濾過し、表題化合物 1.06g(収率 93%)を固体で得る。
H.P.:171℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.48(s,1H),11.15(s,1H),8.63-8.61(d,
1H),8.12-8.09(d,1H),7.76-7.63(m,2H),7.41-7.33(q,2H)
実施例 13
1-(2-ブロモ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾ
イル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-クロロベンズアミド(0.42g,2.7mmol)とオキサ
リルクロライド(0.36g,2.9mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8時間
撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロラ
イドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2-クロロベンゾイルイソシアネートを
得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-ジブロモ-4-フルオロ
-5-トリフルオロメチルアニリン(0.7g,2.7mmol)を添加した後、2時間反応させ
て濾過し、表題化合物 1.0g(収率 84%)を固体で得る。
M.P.:192℃
1H-NHR(DMSO-d6,300HHz,ppm);δ11.76(s,1H),10.94(s,1H),8.62-8.57(m,
2H),8.17-8.10(m,2H),7.61-7.57(q,1H)
実施例 14
1-(2-クロロ-4-フルオロ-5-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロ
ベンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.16g,1.0mmol)と
オキサリルクロライド(0.14g,1.1mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で
8時間攪拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリル
クロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイルイソ
シアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-クロロ-
4-フルオロ-5-トリフルオロメチルアニリン(0.2g,1.0mmol)を添加した後、2時
間反応させて濾過し、表題化合物0.29g(収率 73%)を固体で得る。
M.P.:192℃
1H-NMR(DHSO-d6,300HHz,ppm);δ11.90(s,1H),10.87(s,1H),8.60(s,1H),
8.03-7.99(d,1H),7.71-7.61(m,4H),7.31-7.26(t,2H)
実施例 15
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジフルオロ
ベンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.25g,1.6mmol)と
オキサリルクロライド(0.22g,1.8mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃
で8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリ
ルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイルイ
ソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-クロ
ロ-4-フルオロ-3-ト
リフルオロメチルアニリン(0.3g,1.6mmol)を添加した後、2時間反応させて濾
過し、表題化合物 0.45g(収率 73%)を固体で得る。
M.P.:214℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.85(s,1H),10.81(s,1H),8.47(s,1H),
7.71-7.54(m,4H),7.31-7.25(t,2H)
実施例 16
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-フルオロベン
ゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-フルオロベンズアミド(0.22g,1.6mmol)とオキ
サリルクロライド(0.22g,1.8mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8
時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルク
ロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2-フルオロベンゾイルイソシアネ
ートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-クロロ-4-フル
オロ-3-トリフルオロメチルアニリン(0.3g,1.6mmol)を添加した後、2時間反応
させて濾過し、表題化合物 0.42g(収率 67%)を固体で得る。
M.P.:173℃
1H-NMR(DMSO-d6,300HHz,ppm);δ11.45(s,1H),11.16(s,1H),8.53(s,1H),
7.77-7.55(m,3H),7.41-7.33(m,2H)
実施例 17
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2-クロロベンゾ
イル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-クロロベンズアミド(0.25g,1.6mmol)とオキサ
リルクロライド(0.22g,1.8mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8時
間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロ
ライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態
の 2-クロロベンゾイルイソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタ
ン(10ml)を入れ、2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルアニリン(0.3g,1
.6mmol)を添加した後、2時間反応させて濾過し、表題化合物0.53g(収率 84%)を
固体で得る。
M.P.:208℃
1H-NMR(DHSO-d6,300MHz,ppm);δ11.60(s,1H),11.08(s,1H),8.53(s,1H),
7.67-7.45(m,5H)
実施例 18
1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェニル)-3-(2,6-ジクロロベ
ンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジクロロベンズアミド(0.30g,1.6mmol)とオ
キサリルクロライド(0.22g,1.8mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で
8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリル
クロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジクロロベンゾイルイソシ
アネートを得る。これに新たな1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2-クロロ-4-
フルオロ-3-トリフルオロメチルアニリン(0.3g,1.6mmol)を添加した後、2時間
反応させて濾過し、表題化合物0.58g(収率 84%)を固体で得る。
M.P.:227-230℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.93(s,1H),10.94(s,1H),8.51(s,1H),7.
62-7.52(m,5H)
実施例 19
1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウレアの
合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.24g,1.5mmol)とオ
キサリルクロライド(0.19g,1.6mmol,1.1eq)を添加して
から混合物を 100℃で8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶
媒と過剰のオキサリルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフ
ルオロベンゾイルイソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10
ml)を入れ、2,3-ジクロロ-4-シアノアニリン(0.3g,1.5mmol)を添加した後、2
時間反応させて濾過し、表題化合物 0.41g(収率 73%)を固体で得る。
M.P.:285-287℃
1H-NHR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ12.04(s,1H),11.22(s,1H),8.48-8.45(d,
1H),8.02-8.00(d,1H),7.70-7.65(t,2H),7.32-7.26(t,2H)
実施例 20
1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-フルオロベンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-フルオロベンズアミド(0.24g,1.5mmol)とオキ
サリルクロライド(0.19g,1.6mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8
時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルク
ロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2-フルオロベンゾイルイソシアネ
ートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2,3-ジクロロ-4-
シアノアニリン(0.28g,1.5mmol)を添加した後、2時間反応させて濾過し、表題
化合物0.41g(収率 73%)を固体で得る。
H.P.:298-300℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.56(s,1H),11.28(s,1H),8.53-8.50(d,
1H),8.03-8.00(d,1H),7.77-7.62(m,2H),7.42-7.33(m,2H)
実施例 21
1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-クロロベンズアミド(0.23g,1.5mmol)とオキサリ
ルクロライド(0.19g,1.6mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8時間
撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロラ
イドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2-クロロベンゾイルイソシアネートを
得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2,3-ジクロロ-4-シアノ
アニリン(0.28g,1.5mmol)を添加した後、2時間反応させて濾過し、表題化合物0
.25g(収率 45%)を固体で得る。
M.P.:278-282℃
1H-NMR(DMSO-d6,300HHz,ppm);δ11.79(s,1H),11.48(s,1H),8.52-8.49(d,
1H),8.03-8.00(d,1H),7.68-7.45(m,4H)
実施例 22
1-(2,5-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウレアの
合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2,6-ジフルオロベンズアミド(0.24g,1.5mmol)と
オキサリルクロライド(0.19g,1.6mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃
で8時間撹拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリ
ルクロライドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2,6-ジフルオロベンゾイルイ
ソシアネートを得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2,5-ジ
クロロ-4-シアノアニリン(0.28g,1.5mmol)を添加した後、2時間反応させて濾
過し、表題化合物0.38g(収率 69%)を固体で得る。
M.P.:238-240℃
1H-NMR(DMSO-d6,300HHz,ppm);δ12.08(s,1H),11.18(s,1H),8.60(s,1H),
8.37(s,1H),7.72-7.62(m,1H),7.32-7.26(t,2H)
実施例 23
1-(2,5-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウレアの合成
1,2-ジクロロエタン(10ml)に2-クロロベンズアミド(0.23g,1.5mmol)とオキサ
リルクロライド(0.19g,1.6mmol,1.1eq)を添加してから混合物を 100℃で8時間
攪拌させる。反応溶液を常温まで冷却させ、反応溶媒と過剰のオキサリルクロラ
イドを減圧蒸留で除去し、オイル状態の 2-クロロベンゾイルイソシアネートを
得る。これに新たな 1,2-ジクロロエタン(10ml)を入れ、2,5-ジクロロ-4-シアノ
アニリン(0.28g,1.5mmol)を添加した後、2時間反応させて濾過し、表題化合物0
.43g(収率 78%)を固体で得る。
M.P.:244-240℃
1H-NMR(DMSO-d6,300MHz,ppm);δ11.83(s,1H),11.45(s,1H),8.64(s,1H),
8.37(s,1H),7.68-7.43(m,4H)
上記の実施例によって製造された本発明のアリールベンゾイルウレア誘導体が
ダイヤモンドバック モース(Plutella xylostella)、タバコ カットウォー
ム(Spodoptera litura)などの害虫に対し、優れた殺虫効果を有す。これらの
殺虫効果は次の試験例によって立証できる。
以後の本実験例で、試験薬、即ち農薬組成物は必要によって様々な形態の製剤
を用いることもできる。便宜のため、以下の実験において本発明の化合物を適当
量の界面活性剤、水及びアセトンと混合して、予め決定した濃度の試験化合物を
含有する製剤を作製した。試験化合物をまず 500ppm の濃度で試験し、死虫率が
100%の場合には全ての害虫が生存するまで徐々にその濃度を減じた。
また、本発明による化合物の低濃度における試験結果を本発明の化合物の強力
な殺虫効果を確認するために、世界的に用いられているジミリン(Dimilin TM)
と比較した。
試験例1
ダイヤモンドバック モース(Diamond back Moth,Plutellaxylostella)に
対する殺虫作用試験
新鮮なキャベツ葉を直径5cmの円形のディスク(Cabbage leaf disk)に切る。試
験化合物 25mgをアセトンとトリトン-X 100を1:9で混合した溶液 50ml に溶かし
、試験化合物を 500ppm の濃度で含有する試験製剤を製造する。上記のようにし
て作ったキャベツ葉ディスクを試験製剤に 30 秒間浸した後、フード内で乾燥さ
せる。乾燥したキャベツ葉ディスクを直径 5cm の使い捨て用ペトリ皿に入れ、
微細な筆で20匹のダイヤモンドパック モース(Plutella xylostella)3才−
幼虫を接種した後、脱出を防ぐために、ふたで密閉した。
接種後、25℃の温度、60%の湿度の条件で保管し、120時間後、ダイヤモンドバ
ック モース(Plutella xylostella)の異常な発育及び殺虫率を調べる。
試験化合物の効果は次の基準によって評価し、500ppm濃度での防除効果は下記
の表2に示した。
5:防除が 95%以上 100%
4:防除が 80%以上 95%未満
3:防除が 50%以上 80%未満
2:防除が 30%以上 50%未満
1:防除が 10%未満
表2に記載された化合物中、一部の化合物のダイヤモンドバックモース(Diam
ond back Moth)に対する濃度による殺虫率(%)を測定し、対照化合物ジミリンTM
のそれと比較した。その結果を下記の表3に示した。
試験例2
タバコ カットウォーム(Tobacco cutworm,Spodoptera litura)に対する殺
虫作用試験
新鮮なキャベツ葉を直径 5cm の円形のディスク(Cabbage leaf disk)に切る。
試験化合物 25mg をアセトンとトリトン-X 100を 1:9で混合した溶液 50ml に溶
かし、試験化合物を 500ppm の濃度で含有する試験製剤を製造する。上記のよう
にして作ったキャベツ葉ディスクを試験製剤に 30 秒間浸した後、フード内で乾
燥させる。乾燥したキャベツ葉ディスクを直径 5cm の使い捨て用ペトリ皿に入
れ、微細な筆で20匹のダイヤモンドバック モース(Plutella xylostella)3
才−幼虫を接種した後、脱出を防ぐために、ふたで密閉した。
接種後、25℃の温度、60%の湿度の条件で保管し、120 時間後、タバコ カッ
トウォームの異常な発育及び殺虫率を調べる。試験化合物の効果は上記実験1の
基準に従って評価し、各化合物を用いた 500ppm濃度での防除効果は下記の表4
に示した。
表4に記載された化合物中、一部の化合物のタバコ カットウォームに対する
濃度による殺虫率(%)を測定して対照化合物のものと比較した。その結果を下記
の表5に示した。
以上の結果からわかるように、本発明によるアリールベンゾイルウレア誘導体
は特にダイヤモンドバック モース(Diamond back Moth)とタバコ カットウ
ォーム(Tobacco cutworm)に対し、既存のキチン合成阻害剤であるジミリンに
比べ100〜500倍以上の勝れた殺虫効果を示した。また本発明の化合物の製造方法
がベンゾイルウレイドジフェニルエーテル誘導体の製造方法より簡単で、本発明
の化合物は、遥かに経済的に合成できる長所がある。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年12月29日
【補正内容】
請求の範囲
1.下記の一般式(I)で示されるアリールベンゾイルウレア誘導体。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、
R1はハロゲンを表し、
R2はフルオロ、クロロ、ブロモ、またはトリフルオロメゾイルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
2.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベン
ゾイルウレア誘導体。
3.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニル)-3-(2-フルオロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイ
ルウレア誘導体。
4.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイル
ウレア誘導体。
5.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニ
ル)-3-(2,6-ジクロロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイ
ルウレア誘導体。
6.上記式(I)の化合物が1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフル
オロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイルウレア誘導体。
7.上記式(I)の化合物が1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-フルオロ
ベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイルウレア誘導体。
8.上記式(I)の化合物が1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-クロロベ
ンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイルウレア誘導体。
9.下記の一般式(II)で示されるベンゾイルイソシアネートを下記の一般式(III
)で示されるアニリン誘導体と稀釈剤の存在下で反応させることを特徴とする下
記の一般式(I)で示されるアリールベンゾイルウレア誘導体の製造方法。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、
R1はハロゲンを表し、
R2はフルオロ、クロロ、ブロモ、またはトリフルオロメチルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
10.稀釈剤がベンゼン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、クロロベンゼン、ジエチ
ルエーテル、ジブチルエーテル、ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリル及びプロ
ピオニトリルからなる群の中で選ばれた1種または2種以上であることを特徴とす
る請求項9記載のアリールベンゾイルウレア誘導体の製造方法。
11.有効成分として下記の一般式(I)で示されるアリールベンゾイルウレア誘導
体を農学的に許される担体と一緒に含有する農薬組成物。
[式中、X1、X2、R1、R2、またR3は請求項1に記載した通りである。]
【手続補正書】
【提出日】1998年6月29日
【補正内容】
請求の範囲
1.下記の一般式(I)で示されるアリールベンゾイルウレア誘導体。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、
R1はクロロを表し、
R2はフルオロ、クロロ、ブロモ、またはトリフルオロメゾイルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
2.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニル)-3-(2,6-ジフルオロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベン
ゾイルウレア誘導体。
3.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニル)-3-(2-フルオロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイ
ルウレア誘導体。
4.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニル)-3-(2-クロロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイル
ウレア誘導体。
5.上記式(I)の化合物が1-(2-クロロ-4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェ
ニ
ル)-3-(2,6-ジクロロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイ
ルウレア誘導体。
6.上記式(I)の化合物が1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2,6-ジフル
オロベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイルウレア誘導体。
7.上記式(I)の化合物が1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-フルオロ
ベンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイルウレア誘導体。
8.上記式(I)の化合物が1-(2,3-ジクロロ-4-シアノフェニル)-3-(2-クロロベ
ンゾイル)ウレアである請求項1記載のアリールベンゾイルウレア誘導体。
9.下記の一般式(II)で示されるベンゾイルイソシアネートを下記の一般式(III
)で示されるアニリン誘導体と稀釈剤の存在下で反応させることを特徴とする下
記の一般式(I)で示されるアリールベンゾイルウレア誘導体の製造方法。
[式中、
X1及びX2は相互独立的に水素、フルオロ、クロロまたはブロモを表し、
R1はクロロを表し、
R2はフルオロ、クロロ、ブロモ、またはトリフルオロメチルを表し、
R3はフルオロ、クロロ、ブロモまたはシアノを表す。]
10.稀釈剤がベンゼン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、クロロベンゼン、ジエチ
ルエーテル、ジブチルエーテル、ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリル及びプロ
ピオニトリルからなる群の中で選ばれた1種または2種以上であることを特徴とす
る請求項9記載のアリールベンゾイルウレア誘導体の製造方法。
11.有効成分として下記の一般式(I)で示されるアリールベンゾイルウレア誘導
体を農学的に許される担体と一緒に含有する農薬組成物。
[式中、X1、X2、R1、R2、またR3は請求項1に記載した通りである。]
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 シン,ヨンウー
大韓民国135―230ソウル、カンナム―グ、
イルウォン―ドン、スセオ・16・ブロッ
ク、サンロッス・アパートメント211―205
(72)発明者 ホー,ジョンニョン
大韓民国305―345デジョン、ユウソン―
グ、シンソン―ドン152―1番、デュレ・
アパートメント107―601
(72)発明者 キム,イートク
大韓民国305―345デジョン、ユウソン―
グ、シンソン―ドン152―1番、デュレ・
アパートメント107―303
(72)発明者 パク,ジュンソー
大韓民国305―345デジョン、ユウソン―
グ、シンソン―ドン152―1番、デュレ・
アパートメント110―808