JPH11502308A - エバネッセント波免疫分析システム - Google Patents

エバネッセント波免疫分析システム

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JPH11502308A JP8528391A JP52839196A JPH11502308A JP H11502308 A JPH11502308 A JP H11502308A JP 8528391 A JP8528391 A JP 8528391A JP 52839196 A JP52839196 A JP 52839196A JP H11502308 A JPH11502308 A JP H11502308A
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Abstract

(57)【要約】 蛍光物質の蛍光を励起させることのできる放射線によって、流体サンプルの分析を行うための、励起放射線及び蛍光の両方が通過可能な、内部全反射するように形成された一体構成物としての細長い基体(24)で構成される装置である。前記蛍光物質は、少なくとも励起放射線によって発生したエバネッセント波によって励起された際に蛍光を発生する標識を含む抗体抗原複合体の一部を含む。前記基体(24)は、細長いファイバー(36)と、内部全反射を確実なものとするため臨界角の範囲内で光放射を前記ファイバー(36)に導くよう一体に形成された屈折手段を有する。中空の細長い包囲体(40)が、毛管現象を起こすことが可能な間隔を提供するため、ファイバー(36)と同芯に配置される。試験器具(22)が細長い基体(24)を支持するとともに、分析される流体サンプルを受け、選択的に、前記流体サンプルが前記ファイバー(36)に流れ、毛管現象により、前記ファイバー(36)と前記包囲体(40)の間の間隙に流れる動作位置の間を移動可能である。この装置はさらに、励起放射源(74)と、この励起放射に応答して(36)の端部から放射された蛍光放射線を検出するための検出手段(78)と前記レンズ(38)の境界角内に放射線を導入するため、すべての構成要素をレンズ(38)に対して相対的に固定された位置に設けるための光学フレーム手段(66)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 エバネッセント波免疫分析システム 発明の背景 1.発明の属する技術分野 本発明は、一般的には、化学的分析及び免疫分析に関する。特に、本発明は、 問い合わせビームの発生及び表面で反応を生じている試験器具からの内部全反射 (TIR)を利用した問い合わせビームの回収のためのシステムに関する。反応 生成物と相互作用する問い合わせビームの部分はエバネッセント波である。この 波は、周囲の媒体中に1波長以上侵入しない光の電磁成分である。この波形をプ ローブとして使用するシステムにおいて、光はより小さな屈折率を有する流体媒 体の中に浸された透明材料の剛体ロッド又はバーあるいはファイバーの中をTI Rによって導かれる。エバネッセント波は、前記透明材料から脱出し、この透明 部材を取り囲む流体中での反応によって変化し、改変され、減衰し、再びその部 材に入る。この改変の度合い及びモードは、それを光検出器に向ける透明部材か ら回収された反応のマーカーである。回収される信号は、剛体透明材料の表面に 直接触れている領域中でのわずかな反応に対して非常に敏感である。2.先行技術の説明 エバネッセント波のこの感度により、免疫化学において、わずかであるが意味 のある反応の検出にこの現象を利用する多くの試みがなされてきた。ラキー(La ckie)は、米国特許5,152,962号において、先行するハート(Harte) の米国特許4,133,639号及びハーシュフィールド(Harshfeld)の米国 特許4,447,546号の開示内容をさらに発展させ、その中に問い合わせビ ームを導入し、エバネッセント波によってその表面付近の反応を精査する剛体透 明ロッド又はファイバーを教示している。エバネッセント波の回収は、回収され た信号を分割するためのビーム分割エレメントを採用する、いわゆるEPI光学 同軸装置により行われる。もう一つの従来技術としてのスロバチック(Slovacek )の米国特許5,156,976号において、EPI型光学列(optical train )によって問い合わせされる円錐形の内部反射エレメントが教示されている。従 来技術の多くは、問い合わせ信号ビーム及び回収信号ビームの両方を、反応流体 媒体に浸漬するのに適した光学部材にカップリングさせることに関係するもので ある。さらに興味のある従来技術として、シャンクス等(Shanks et al.)によ る米国特許4,978,503号がある。この特許には、特に、毛管現象により サンプル液体を吸い込むことができる一つ又は複数の空隙を利用する反応サンプ ル採取及び試験器具が開示されている。 しかし、これらの従来技術においては、反応流体の透明表面への制御された導 入を完全に示してはいない。さらに、引用した上記従来技術では、それ自体効率 の良くないEPI照明技術が採用されているとともに、より重要なのは、ブラン ク光線又は制御光線を含むことが許されない。 本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、現在実施に 移されている。 発明の要約 本発明によると、蛍光物質を励起することのできる放射線によって流体サンプ ルを分析する装置は、励起放射線及び蛍光の両方に透明な一方向に延設された内 部全反射基体からなる。蛍光物質は、少なくとも、励起放射線によって発生され たエバネッセント波によって励起されたとき蛍光を発生する標識を含む抗体抗原 複合体の一部を含む。前記基体は、内部全反射を保証する臨界角の範囲内に光線 を導くための細長いファイバー及び一体的なレンズを含む。中空の細長い包囲体 が、毛細管的寸法的の間隙を形成するため、前記ファイバーから離して同芯に配 置される。細長い基体を支持する試験器具は、分析される流体サンプルを入れる 容器を有し、流体サンプルがファイバー上に流され、毛管現象によってファイバ ーと包囲体との間に導かれる動作位置に選択的に移動することができる。この装 置は、さらに、励起放射源と、レンズに対して放射線の焦点を合わせるための屈 折手段と、励起放射に応答してファイバーの一端から放射される蛍光放射線を検 出するための検出手段と、臨界角内で励起放射線をレンズに導くため全ての構成 要素をレンズに対して一定の関係でマウントするための光学フレーム手段を含む 。 従って、本発明の第1の目的は、従来技術の上記の多くの問題点を解決するた めの改良型ファイバー光学分析システムを提供することである。 そのために、本発明は、離散的制御ビームを発生するための効率的な光学列( optical train)、及び問い合わせビーム、制御ビーム又はブランクビームの光 源を光学的に結合させ、光信号を回収する手段を提供するものである。 さらに、本発明の目的は、効率的な光学的結合のために必要な光学フォームで 構成され、エバネッセント波による問い合わせに必要な光学フォームへの流体反 応媒体の制御接触もたらす1回だけの使用のための使い捨て部品を提供すること である。 さらに、本発明の目的は、経済的に製造効率の良い使い捨て試験器具を提供す ることである。 さらに、本発明は、経済的に製造効率及び使用効率の良い上記装置を提供する ことを目的とする。 また、本発明は、簡易な構造で、冗長な説明が不要で、簡単に使用することが できる装置を提供することを目的とする。 本発明の他の特徴、利点、及び本発明による効果は、以下の図面を伴う説明に おいて明らかになる。上述の一般的な記載及び以下の詳細な説明は例示であって 説明のためのものに過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことを 理解しなければならない。本明細書に掲載され、本発明の一部を構成する添付図 面は、本発明の実施例の一つを表現するものに過ぎず、詳細な説明は本発明を一 般的な用語で発明の原理を説明するために記載される。尚、本明細書において同 一の参照番号は同一の構成要素を示す。 図面の簡単な説明 図1は、本発明にかかる試験器具を示す斜視図である。 図2は、図1に示す試験器具の上面図である。 図3は、図2の3−3線断面図である。 図4は、図3の一部詳細拡大断面図である。 図5Aは、図1に描かれた試験器具の構成要素の一実施例を示す詳細斜視図で ある。 図5Bは、図1に描かれた試験器具の構成要素の他の実施例を示す詳細斜視図 である。 図6は、図1に描かれた試験器具の構成要素の他の実施例を示す詳細 斜視図である。 図6Aは、図6に描かれた試験器具の他の構成要素の一実施例を示す詳細斜視 図である。 図6Bは、図6に描かれた試験器具の他の構成要素の他の実施例を示す詳細斜 視図である。 図7は、図3のほぼ7−7線で切断した断面図である。 図8は、本発明にかかる分析システムの側面図であって、その構成要素の一つ の位置を示すものである。 図9は、本発明にかかる分析システムの側面図であって、その構成要素の他の 位置を示すものである。 図10は、本発明の他の実施例を示す側面図であって、図9と類似の図である 。 図11は、本発明にかかる変形された試験器具の斜視図である。 図12は、図11に描かれた試験器具の上面図である。 図13は、図12のほぼ13−13線で切断した断面図である。 図14は、図3と類似の図であって、乾燥され高密度で寸法収縮された状態に ある吸水性物質を利用した本発明の他の実施例を示す縦断面図である。 図15は、図14と類似の図であって、吸水膨張状態にある吸水性物質を示す 縦断面図である。 好適例の詳細な説明 次に、図面を参照し、まず最初に、本発明にかかる分析装置20の全体構成を 最も明確に示す図1乃至図4を参照する。本装置20は、放射線が蛍光物質中に 蛍光を励起することができる場合に放射源からの励起放射線を利用して流体サン プルを分析するためのものである。蛍光物質は、少なくとも、励起放射線によっ て発生されたエバネッセント波によって励起されたとき蛍光を発生する標識を含 む抗体抗原複合体の一部を含む。 装置20は、細長い基体24を支持するための試験器具22で構成される。こ の試験器具は、好適には適当な割合でカーボンブラックを含有したポリスチレン やポリプロピレン等の黒色ポリマー樹脂によって製造され、そのため不透明であ って反射性を有しない。これによって、光エネルギーの好ましくない通過を最小 限にする。試験器具22は、最初に流体状サンプル29を受け入れるための第1 容器28を形成する底壁26と、この底壁及びそれ自体この底壁と対向するよう に一体に形成された相対向する側壁34に立設され、この底壁と一体に形成され た対向する端部壁30、32を有するハウジングを含む。側壁34及び端壁30 、32もまた互いに一体に形成される。 細長い基体24は、励起放射線及び蛍光の両方を透過する内部全反射性の一体 構成物であって、図5Aに特に明確に描かれているように、細長いファイバー3 6及び球面レンズとして構成された一体的な屈折部材38を含む。本発明によれ ば、放射線はレンズに導かれ、少なくともファイバー36の表面の一部が前記サ ンプルと接触する。このレンズは、内部全反射を確実なものとするため、臨界角 の範囲内で光放射線をファイバー36に導くように形成される。他の実施例では 、図5Bに示されるように、細長い基体24Aは、ファイバー部材36Aと、こ のファイバー部材36Aに一体に形成された屈折部材38Aとしてのプリズムを 含む。 中空の細長い包囲体40(図6)は、ファイバー36(図6A)とほぼ同芯に 配置され、このファイバーと包囲体との間に毛管現象を行わせるための間隙42 を提供するため、前記ファイバー36に対して離れた位置に同芯に所定の間隔を 置いて配置される。この包囲体は、上記レンズ又はプリズムに近接する位置から 先端部まで延設される。一つの実施例においては、図6Aに示されるように、細 長い包囲体40は不透明であり、ファイバーと係合してこれを支持するために円 周方向に等間隔に配置された少なくとも3つの長手方向に延びた隆起部44を有 する。他の実施例においては、図6Bに示されるように、細長い包囲体40Aは 不透明であり、前記ファイバー36と接線方向に係合してこれを支持するために ほぼ同じ寸法に形成されたた長手方向に延びる少なくとも3つの側壁46を有す る。 端壁30は、貫通開口48及び摺動して前記細長いファイバーを受け入れ、前 記屈折部材付近においてこの細長いファイバーを支持するための連通した円錐形 のセンタリング表面を有する。 図7に最も明確に示されるが、図1〜図4においても描かれているように、c 字型のボス部材52が端壁32と一体に形成され、端壁30に向かって突出する 。このボス部材52は、包囲体40の先端部を摺動可能に受けるために、円筒状 内面54を有する。この円筒状内面54は、その中に第2容器を有し、第1容器 と第2容器を連通させるためのチャンネルには、第1容器と第2容器の間に延設 されたボス部材52内の横方向のスロット58に並行して延設された第1容器2 8の延設部56が設けられる。この構成によって、試験器具が、底壁がほぼ水平 面内に存在する非動作位置から、端壁32がほぼ水平面内に位置する動作位置に 移行する際に、流体サンプルが第1容器から第2容器に自由に流れることができ る。 吸水性部材60、例えばポリマー性連続気泡発泡円筒物体は、第2容器に受け 入れられ、円筒状内面54と密着して係合する。細長い包囲体40は、吸水性部 材60と係合する先端部に円環状リム62を有する。試験器具が図3の非動作位 置から、図3Aの動作位置に動かされると、流体サンプル29がファイバー36 の上に流れ、毛管現象によりファイバーと挿入物との間の間隙42に流れる。 次に、蛍光物質中の蛍光を励起することのできる放射線の放射源からの励起放 射線を用いた流体サンプル分析の全システム64を描いた図8及び図9を参照す る。図8に示された初期位置と図9に示された分析位置との間で、ピボット軸6 8上の矢印70で示された方向の制限された回転運動を行うために、光学フレー ム66が適当にマウントされている。光学フレームは試験器具22を着脱可能に 支持するプラットホーム72を含み、いま説明したように、試験器具を非動作位 置と動作位置の間に移動させるために選択的に移動可能である。問い合わせビー ム76を屈折部材38に向けるために、コリメート光源74、好適にはレーザー が光学フレームに適切にマウントされている。次に、細長い基体24からの反射 光線を屈折部材38を介して受光するため、光検出器等の適当な検出装置78が 光学フレーム66上に同様にマウントされている。 次に、分析システム64の動作について説明する。試験器具22は、図8に示 すように、まずファイバー36を実質的に水平位置にしてプラットホーム72上 に配置される。流体サンプル29は、試験器具の容器28の中に入れられ、ファ イバー36の表面又は、包囲体の構成にもよるが、長手方向の隆起部44又は側 壁46を含む包囲体40の内部と接触しない。光学フレーム66をピボット軸6 8の回りに約90度の円弧を介して図9に示される位置に回転すると、ファイバ ー36及び包囲体40が垂直になって流体サンプル29が流れて吸水性部材60 と接触し、これに吸収される。この吸水性部材60は、流体サンプルに添加され た適当な試薬を含んでいても良い。適当な試薬には、反応性の良い薬品又はトリ ガー薬品の発泡体部分が含まれる。試薬には、混合されるまでは不活性であるも のも存在する。 吸水性部材60の利用できる空隙を充満させると、ファイバー36の表面と包 囲体40の一つの内面又は複数の内面の間に毛管橋すなわち毛管閉塞が起こる。 そのように確立された毛管勾配によって、吸水性部材60から包囲体の内部、す なわち間隙42まで流体サンプル29が吸引され、これによってファイバー表面 が濡れて、この反応による変更後に前記ファイバーに再び入るエバネッセント波 が少しでも回収された場合には、前記反応の問い合わせが許容される。特に、吸 水性部材60が飽和するか過飽和の状態にならなければ、毛管力によって流体サ ンプルを毛管橋に吸引することはできない。流体サンプルの量が吸水性部材60 の飽和量を越えた場合には、包囲体40はその容量だけ満たすことができ、間隙 42の最大容量が平衡状態となり、残留物は吸水性部材の中に優先的に残留する 。 光学フレーム66及びこれに関係するすべての構成要素の回転は、液体の流れ が重力によって制御されるとき光学的問い合わせが妨げられないことを許容する が、もちろん光線は妨げられる。光学的一貫性に不可欠な機械的な位置決めは妨 げられない。上述したように、図8は、試験器具22が水平位置にある、光学フ レーム66及びこれに関係する構成要素の初期位置を示し、図9は、反応及び問 い合わせのために試験器具が鉛直位置に位置決めされた、光学フレーム及びこれ に関係する構成要素のそれに引き続く位置を示す。 屈折部材38によって問い合わせビーム76がファイバー36の中に入り、そ の表面にエバネッセント波が形成される。化学的活性によるこれらの波形の変化 は、ファイバーに再入射し、内部反射によって屈折部材38から、検出レンズ8 0によって集光され検出装置78に方向付けられる円錐状の光として出射するよ うに方向づけられる光信号によって検出される。図10に示されるように、同様 に好ましくはレーザーであり問い合わせビーム76の波長とは異なる波長を有す る第2のコリメート光源82が、光学フレーム66にマウントされている。異な る波長の第2の光源の目的は、免疫反応によって生ずるロッドの表面における変 化よって変化することのない基準ビームを提供することである。この「反応しな い」ビームは、免疫反応を除く全ての面でキャリブレーション及び光路すなわち 「列(train)」の制御を与える。ラキーが光源の変動を補償するための基準ビ ームを教示しているが、ラキーの開示する構成は、分析要素への別個の、しかし 同時の異なる波長のチャンネルすなわちパスを教示していないことに留意すべき である。 次に、図11〜図13を参照しながら、図1〜図4に示した試験器具22の他 の実施例について説明する。この例においては、試験器具84は、最初に流体サ ンプルを収容する第1容器88を形成する底壁86を含むハウジングを備える。 端壁90は、前記底壁から立設して設けられるとともに、この底壁と一体的に形 成され、この端壁90には、この端壁90を貫通し、摺動して細長いファイバー 36を受けるとともに、屈折部材38の近傍の細長いファイバーを支持するため の開口が形成される。相対向する側壁92、94が、底壁86から立設され、こ の底壁86と一体に形成される。端壁96は回転可能に、端壁90に対向する底 壁に設けられ、底壁とほぼ同一平面内に位置する下方位置と底壁から立設された 上方位置の間を動くように構成されている。いわゆる一体的な「一体成形」のヒ ンジ97によって、端壁96と底壁86が結合され、上記動きを可能にしている 。 側壁92、94及び端壁96上の相互に係合可能な係止部材98、100が、 それぞれ係合された際に端壁96を直立位置に維持するように機能する。 試験器具22と同様に、試験器具84は、端壁96が直立位置にあり、係止部 材98、100が係合したときに端壁90に面する端壁96上に設けられたボス 部材102を含む。ボス部材52と同様に、ボス部材102は、細長い包囲体4 0の先端部を摺動して受けるとともに、ポリマー性連続気泡発泡円筒物体である ことが好適であると上述した吸水性部材60をぴったり受ける第2容器をその中 に形成する円筒状の内面が形成される。他のすべての点において、試験器具84 は試験器具22と同様に構成される。試験器具84の構成によって、端壁96が 底壁86と同一平面内に位置するとき吸水性部材60のボス部材102への挿入 が容易になる。その後、端壁が立てられ、その直立位置に固定される。その後、 試験器具84が光学フレーム66にマウントされ、流体サンプル29が容器に注 がれ、分析工程を遂行するため、光学フレームが図8に示される位置から図9に 示される位置に動かされる。 図6Aに示す実施例において、包囲体40が不透明であって、少なくとも3つ の長手方向に延びる隆起部44を有して、これらの隆起部44は、ファイバーと 係合してこれを支持するために、円周方向に等間隔に配置しよもよいことについ て既に述べた。また、他の実施例において、図6Bに示されるように、細長い包 囲体40Aは不透明であって、少なくとも3つの長手方向に延設され、前記ファ イバー36と接線方向に係合することによりこれを支持するための、ほぼ同じ寸 法に形成された側壁46を有してもよいことについても既に述べた。いずれの例 においても、包囲体が不透明であるため、感度の好ましくない低下を伴うファイ バーと包囲体の接触が起こる場所で、放射線のファイバー36からの漏れが防止 される。図6A及び図6Bに示されている、多葉の、すなわち多くの葉状のもの が存在する断面の顕著な効果は以下のとおりである。分析中に液体を満たし保持 するための毛管力は、断面積及び濡れた表面の面積の関数である。多葉断面によ って、「流体力」及び毛管空間の維持力が最大となる。 次に、図14及び図15を参照しながら、本発明の他の実施例について説明す る。上述のように、包囲体40には、先端部において屈折部材38から離れた位 置、及びボス部材52の内部を臨む位置に、円環状リム62が設けられる。本実 施例においては、変形された吸水性部材104がボス部材を形成する前記容器に 受け入れられ、このボス手段の円筒状内面に密着して係合する。この吸水性部材 は、乾燥しているときには比較的密度が大きくコンパクトなスポンジ状の材料で あり、従って最初は円環状リム62から離れている。しかし、試験器具が非動作 位置から動作位置に動いたとき流体サンプル29の注入によって膨張可能であり 、従って膨張して円環状端部と係合する。これが起こると、流体はファイバー3 6上に流れ、毛管現象によってファイバーと包囲体との間の間隙42に流れる。 本発明の目的を達成することのできる吸水性部材の例は、日本、大阪の鐘紡株式 会社によってポリビニルアルコールから製造され、商標「BELL ETA」の もとに販売されているものである。 図3A及び図4には、ファイバー36の先端部が包囲体40の円環状リム62 とほぼ同一面内に位置するように描かれている。この構成によって、ファイバー 36の先端部は吸水性部材60に当接するが、貫通はしない。これは許容するこ とのできる構成である。しかし、より好適な構成は、図12〜15に示されるよ うに、ファイバー36の先端部が包囲体40の円環状リム62を越えて突出する ことである。この実施例においては、吸水性部材からファイバーへの流体の移動 を促進させるため、ファイバー36が実際に吸水性部材60を貫通する。 本発明の好適例を詳細に説明したが、明細書及び添付の特許請求の範囲に記載 された本発明の技術的範囲を逸脱することなく、図面とともに説明された実施例 に種々の改良を施すことが可能であることを当業者は理解しなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 答して(36)の端部から放射された蛍光放射線を検出 するための検出手段(78)と前記レンズ(38)の境 界角内に放射線を導入するため、すべての構成要素をレ ンズ(38)に対して相対的に固定された位置に設ける ための光学フレーム手段(66)を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.蛍光物質の蛍光を励起させることのできる放射線の放射源からの励起放射線 を用いて流体サンプルの分析を行う装置であって、 励起放射線及び蛍光の両方が透過可能な内部全反射する一体構成物としての細 長い基体を含み、前記基体は内部に放射線が導入され少なくともその表面の一部 がサンプルと接触するのに適合した細長いファイバーと一体的屈折手段とを備え 、前記屈折手段は内部全反射を確実なものとするために臨界角の範囲内で光放射 を前記ファイバーに導くように形成されている分析装置。 2.前記一体的屈折手段はレンズを含む請求項1記載の分析装置。 3.前記一体的屈折手段はプリズムを含む請求項1記載の分析装置。 4.前記一体的屈折手段は前記細長いファイバーと同じ材料からなる請求項1記 載の分析装置。 5.前記一体的屈折手段は前記ファイバーと整合した屈折率を有する請求項1記 載の分析装置。 6.前記ファイバーの表面の少なくとも一部に蛍光物質のコーティングを有する 請求項1記載の分析装置。 7.前記蛍光物質は、励起放射線によって発生されたエバネッセント波によって 励起されたとき蛍光を発生する標識を含む抗体抗原複合体の一部を少なくとも含 む請求項1記載の分析装置。 8.前記ファイバーと前記包囲体の間に間隔を形成するため、前記ファイバーの 周りに前記ファイバーから離して配置された中空の細長い包囲体を含む請求項1 記載の分析装置。 9.前記ファイバーが前記包囲体と同芯に配置されている請求項8記載の分析装 置。 10.前記包囲体と前記ファイバー間の間隔が毛細管的寸法であることを請求項 8記載の分析装置。 11.励起放射線源を含む請求項1記載の分析装置であって、 前記屈折手段は前記放射線を前記レンズに対して焦点合わせするように動作し 、 前記励起放射線に応答して前記ファイバーの端部から放射される蛍光放射線を 検出するための検出手段と、 前記励起放射線を前記レンズの臨界角内に導入するために、前記励起放射線源 、前記屈折手段、及び前記検出手段を前記レンズに対して一定の関係でマウント するための光学フレームを含む請求項1記載の分析装置。 12.中空の細長い包囲体が、前記ファイバーと前記包囲体の間に毛細管的寸法 を設けるために、前記ファイバーの周りに前記ファイバーから離して配置され、 前記ファイバーは前記包囲体と同芯に配置されている請求項1記載の分析装置。 13.前記細長い包囲体は不透明であり、前記ファイバーと係合してこれを支持 するために、円周方向に等間隔に配置される少なくとも3つの長手方向に延びる 隆起部を有する請求項12記載の分析装置。 14.前記細長い包囲体は不透明であり、少なくとも3つの長手方向に延設され 、前記ファイバーと接線方向に係合することによりこれを支持するためのほぼ同 じ寸法の側壁を有する請求項13記載の分析装置。 15.前記基体を前記光学フレーム手段上に作動的に支持するための試験器具手 段を有する請求項8記載の分析装置。 16.蛍光物質の蛍光を励起させることのできる放射線の放射源からの励起放射 線を用いて流体サンプルの分析を行う装置であって、 内部に放射線が導入され少なくともその表面の一部がサンプルと接触するのに 適合した細長いファイバーと、内部全反射を確実なものとするために臨界角の範 囲内で光放射を前記ファイバーに導く一体的屈折手段とを含み、励起放射線及び 蛍光の両方が透過可能な内部全反射する一体構成物としての細長い基体と、 前記ファイバーとの間に毛細管的寸法の間隙を提供するため前記ファイバーの 周りに前記ファイバーから離して配置され、前記レンズに近接する位置からそこ から遠い先端まで延びている中空の細長い包囲体と、 前記細長い基体を支持し、分析される流体サンプルを受ける容器手段を有して 前記流体サンプルが前記細長い基体から離れている非動作位置と前記流体サンプ ルが前記ファイバー上に流され、毛管現象により前記ファイバーと前記包囲体の 間の間隙に流れる動作位置の間で可動な試験器具手段と を含む分析装置。 17.前記一体的屈折手段はレンズを含む請求項16記載の分析装置。 18.前記一体的屈折手段はプリズムを含む請求項16記載の分析装置。 19.前記一体的屈折手段は前記細長いファイバーと同じ材料からなる請求項1 6記載の分析装置。 20.前記試験器具手段は、 最初に流体サンプルを収容する第1容器を形成する内側領域と、 前記第1容器内の前記流体サンプルから離れた位置にある前記細長い基体を支 持するための支持手段と、 前記流体サンプルを一時的に収容する第2容器を形成するボス手段と、 前記第1及び第2容器の間に延設され、前記試験器具手段が前記非動作位置か ら動作位置に動くときに、前記流体サンプルの前記第1容器からの流れを前記第 2容器に導くチャンネル手段を含む請求項16記載の分析装置。 21.前記試験器具手段は、 相対向する第1及び第2端壁を有し、前記第1端壁は前記細長いファイバーを 摺動させて受け入れるとともに細長いファイバーの前記屈折手段近傍を支持する ための貫通する開口を有するハウジングと、 最初に前記流体サンプルを収容するための前記第1容器を定める前記第1及び 第2端壁の中間の内部領域と、 前記細長い包囲体の先端部を摺動可能に受け入れるための円筒状内面を有し、 前記円筒状内面はその中に液体サンプルを一時的に収容するための第2容器を形 成する、前記第1端壁に面する前記第2端壁上のボス手段と、 前記試験器具手段が前記非動作位置から前記動作位置に移行するとき前記流体 サンプルの流れを前記第1容器から前記第2容器に向けるために前記第1及び第 2容器の間に延設されたチャンネル手段と を含む請求項16記載の分析装置。 22.前記第2容器に受け入れられ前記ボス手段の前記円筒状内面に密着して係 合する吸水性部材を含み、前記細長い包囲体は前記吸水性部材と係合する先端部 に円形リムを有する請求項21記載の分析装置。 23.前記吸水性部材はポリマー性連続気泡発泡円筒体を含む請求項22記載の 分析装置。 24.前記試験器具手段は、 最初に流体サンプルを収容する第1容器を定める底壁と、前記底壁から立設さ れ前記底壁と一体の対向する第1及び第2端壁と、前記底壁から立設され前記底 壁と一体の対向する第1及び第2側壁とを有し、前記第1端壁は前記細長いファ イバーを摺動可能に受け入れ前記細長いファイバーを前記屈折手段の近傍で支持 するための貫通した開口を有し、前記側壁及び前記端壁は互いに一体であるハウ ジングと、 前記細長い包囲体の先端部を摺動可能に受け入れるための円筒状内面を有し、 前記円筒状内面はその中に第2容器を定める、前記第1端面に向けて突出する前 記第2端壁上のc字型のボス手段と、 前記試験器具手段が前記非動作位置から前記動作位置に移行するとき流体サン プルの流れを前記第1容器から前記第2容器に向けるめの前記ボス手段に形成さ れた横方向のスロットを含む前記第1及び第2容器の間に延びるチャンネル手段 と を含む請求項16記載の分析装置。 25.前記第2容器に受け入れられ前記ボス手段の前記円筒状内面に密着して係 合する吸水性部材を含み、前記細長い包囲体は前記吸水性部材と係合する先端部 に円形リムを有する請求項24記載の分析装置。 26.前記吸水性部材はポリマー性連続気泡発泡円筒体を含む請求項25記載の 分析装置。 27.前記レンズは前記ファイバーの屈折率と整合した屈折率を有する球面レン ズを含む請求項16記載の分析装置。 28.少なくとも前記ファイバーの表面の一部に蛍光物質のコーティングを設け た請求項16記載の分析装置。 29.前記蛍光物質は、励起放射線によって発生されたエバネッセント波によっ て励起されたとき蛍光を発生する標識を含む抗体抗原複合体の一部を少なくとも 含む請求項16記載の分析装置。 30.前記ファイバーとの間に間隙を設けるため、前記ファイバーの周りに前記 ファイバーから離して配置された中空の細長い包囲体を含む請求項16記載の分 析装置。 31.前記ファイバーは、前記包囲体と同芯に配置されている請求項30記載の 分析装置。 32.前記ファイバーと前記包囲体の間の間隙は、毛細管的寸法である請求項3 0記載の分析装置。 33.励起放射線源と、 前記レンズに対して前記放射線の焦点を合わせるように作用する前記屈折手段 と、 前記励起放射線に応答して前記ファイバーの一端から放出される蛍光放射線を 検出するための検出手段と、 臨界角内で前記励起放射線を前記レンズに導くため、前記励起放射源、前記屈 折手段及び前記検出手段を前記レンズに対して一定の関係でマウントするための 光学フレーム手段と を含む請求項16記載の分析装置。 34.前記ファイバーとの間に毛細管的寸法の間隙を形成するために前記ファイ バーの周りに前記ファイバーから離して前記ファイバーと同芯に配置された中空 の細長い包囲体を含む請求項16記載の分析装置。 35.前記細長い包囲体は不透明であり、前記ファイバーと係合してこれを支持 するために、円周方向に等間隔に配置された少なくとも3つの長手方向に延びる 隆起部を有する請求項34記載の分析装置。 36.前記細長い包囲体は不透明であり、前記ファイバーと接線方向に係合する ことによりこれを支持するために、少なくとも3つの長手方向に延設された、ほ ぼ同じ寸法の側壁を有する請求項34記載の分析装置。 37.前記基体を前記光学フレーム手段上で作動的に支持するための試験器具手 段を含む請求項33記載の分析装置。 38.前記試験器具手段は、 最初に流体サンプルを収容する第1容器を形成する底壁と、 前記底壁から立設して設けられ、前記細長いファイバーを摺動して受け入れ、 前記細長いファイバーを前記前記屈折手段の近くで支持するための貫通した開口 を有する第1端壁と、 前記底壁と一体に前記底壁から立設され、前記第1端壁と互いに一体である対 向した第1及び第2側壁と、 第2端壁と、 前記底壁とほぼ同一平面内に位置する下方位置と前記底壁から立ち上がった直 立位置の間を移動できるように、前記第2端壁を前記底壁にピボット的に取り付 けるヒンジ手段と、 前記第2の端壁を直立位置に維持するための、前記側壁及び前記端壁上の相互 に係合可能なロッキング手段と、 前記第1端壁に面する前記第2端壁に設けられ、前記細長い包囲体の先端部を 摺動して受けるための円筒形内面を有し、前記円筒形内面はその中に第2容器を 形成するボス手段と、 前記第1及び第2容器の間に延設され、前記第2端壁が下方位置から直立位置 に動くとき前記流体サンプルの前記第1容器からの流れを前記第2容器に導くチ ャンネル手段と を含むハウジング、 を含む請求項16記載の分析装置。 39.前記第2容器に受け入れられ前記ボス手段の前記円筒状内面に密着して係 合する吸水性手段を含む請求項38記載の分析装置。 40.前記吸水性手段は、ポリマー性連続気泡発泡円筒体を含む請求項39記載 の分析装置。 41.前記細長い包囲体は先端に円環状リムを有し、 前記第2容器に受け入れられ前記ボス手段の前記円筒形内面に密着して係合す る吸水性手段を含み、前記吸水性手段は最初は前記円環状リムから離れており、 前記吸水性手段は流体サンプルのしみこみによって膨張可能であり、前記試験器 具が非動作位置から動作位置に動くとき前記流体が前記ファイバー上に流され、 毛管現象によって前記ファイバーと前記包囲体との間の間隙に流れ、それによっ て膨張して円環状端部と係合する請求項21記載の分析装置。 42.蛍光物質の蛍光を励起させ、結合されたエバネッセント波を回収すること のできる放射線の放射源からの励起放射線によって流体サンプルの分析を行うシ ステムであって、 内部に放射線が導入され少なくともその表面の一部がサンプ ルと接触するのに適合した細長いファイバーと、内部全反射を確実なものとする ために臨界角の範囲内で光放射を前記ファイバーに導く一体的屈折手段とを含み 、励起放射線及び蛍光の両方が透過可能な内部全反射する一体構成物としての細 長い基体と、 前記ファイバーとの間に毛細管的寸法の間隙を提供するため前記ファイバーの 周りに前記ファイバーから離して配置され、前記レンズに近接する位置からそこ から遠い先端まで延びている中空の細長い包囲体と、 前記細長い基体を支持し、分析される流体サンプルを受ける容器手段を有して 前記流体サンプルが前記細長い基体から離れている非動作位置と前記流体サンプ ルが前記ファイバー上に流され、毛管現象により前記ファイバーと前記包囲体の 間の間隙に流れる動作位置の間で可動な試験器具手段と、 前記試験器具手段を支持しするプラットフォームを含み、前記試験器具手段を 前記非動作位置と前記動作位置の間に移動させるために選択的に可動な光学フレ ームと、 前記試験器具手段が前記動作位置にあるときに、問い合わせビームを前記屈折 手段に向けるためのコリメート光源と、 前記基体から前記屈折手段を介して前記エバネッセント波と結合した反射光を 受光するための検出手段と と含むシステム。 43.前記コリメート光源はレーザーを含む請求項42記載の分析装置。 44.前記検出手段は光検出器を含む請求項42記載の分析装置。
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