JPH11502926A - サンプル処理におけるまたはそれに関する改良 - Google Patents

サンプル処理におけるまたはそれに関する改良

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JPH11502926A JP8529086A JP52908696A JPH11502926A JP H11502926 A JPH11502926 A JP H11502926A JP 8529086 A JP8529086 A JP 8529086A JP 52908696 A JP52908696 A JP 52908696A JP H11502926 A JPH11502926 A JP H11502926A
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Abstract

(57)【要約】 支持体(6)上に支持されるサンプルを処理する際に用いるサンプル保持部材(216)が開示され、この部材(216)は支持体(6)とともに組立てられると支持セルを形成するようになっており、この支持セルは実質的に密閉される室を含み、この室には、サンプルを処理する際に用いられる流体のそれぞれ導入および除去のための流体入口および流体出口が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称:サンプル処理におけるまたはそれに関する改良 発明の分野 この発明は、固体の支持体上に支持されるサンプル、特に生物学的サンプルを 処理するための支持セルに関する。また、この発明は、この発明の支持セルとと もに用いることができる、固体の支持体上に支持されるサンプルを処理するため の自動化された装置に関する。この発明は、さらに、固体の支持体上に支持され るサンプルを処理する方法に関する。発明の背景 ある技術分野において、特定の処理を受ける対象となるサンプルが固体の支持 体上に支持されることは通常的に行なわれることである。たとえば、蛋白質また は核酸のサンプルを、典型的にはナイロンまたはニトロセルロースからなるフィ ルタまたは膜上に支持できる。サンプル、特に生物学的サンプル(たとえば細胞 懸濁液または組織切片)はスライド上にも支持され得る。典型的には、このスラ イドは透明なガラスからなる。 スライド上に支持されたサンプルは、標準染色法(たとえば、微生物のグラム 染色、組織切片のヘマトキシリン/エオシン染色)、免疫および酵素細胞化学( たとえば、ペルオキシダーゼ/抗ペルオキシダーゼ染色)、リガンド結合研究、 標識DNAまたはRNAプローブのin situ ハイブリダイゼーション、およびポ リメラーゼ連鎖反応(PCR)手段によるサンプル中に存在する核酸のin situ 増幅といった、当業者に公知である数多くの種々の技法によって処理され得る。 典型的には、このような処理は現在のところ研究室員によって手作業で行なわ れる。これは、処理を遅くしかつ(あるサンプルと次のサンプルとの間、および /またはある日と次の日との間で)個々にばらつかせ、当該研究室員にとって単 純で退屈なものである。免疫細胞化学処理を促進する装置を提供するために、い くつかの試みがなされている。たとえば、シャンドン・サイエンティフィック・ リミテッド(Shandon Scientific Limited)は“Sequenza”TMおよび“Cadenza ”R 免疫染色装置を製造している。“Sequenza”TM装置の使用は、処理される べきスライドにカバープレートを取付け、それによってスライドとカバープレー トとの間に狭いチャネルを形成することを伴う。このカバープレートは漏斗状の 開放端部分を含み、この開放端部分は、スライドに取付けられると、端部が開い た室を形成し、その中に染色用試薬が手作業で導入される。次いで、この試薬は 、重力の影響下で、スライドと取付けられたカバープレートとの間のチャネルに 流入する。新しい試薬がウェルの中に導入されると、それによって前の試薬は装 置の底部にある廃棄物回収トレイに排出される。 “Cadenza”R 装置は、同じカバープレートシステムを利用するが、組立られ たスライド/カバープレートの、端部が開放したウェルに、試薬を与えるための 、プログラム可能な自動化された制御手段をさらに設けている。 膜上に支持されるサンプルの処理に関連し、そのようなサンプルは一般に蛋白 質の調製物(ウエスタンブロットと呼ばれる)、またはDNAの調製物(サザン ブロット)またはRNAの調製物(ノーザンブロット)である。対象の分子種は 、(ウエスタンブロットの場合は)特定の抗体および適当な検出システムを用い て、または(サザンブロットおよびノーザンブロットの場合には)標識プローブ を伴うハイブリダイゼーションによって、支持用膜上で視覚化される。これらの 処理法は、現在のところ、膜の手作業によるかなりの処理を必要とする。 固体の支持体上のサンプルを処理するための従来技術の装置は、したがって、 非常に単純なものであり、それが実行する機能において制限されている。本発明 は、より広い適用が可能である装置を提供することを目的とする。発明の概要 第1の局面において、本発明は、支持体上に支持されるサンプルを処理する際 に使用するための支持体保持部材を提供し、この部材は支持体とともに組立られ るとき支持セルを形成するものであり、この支持セルは実質的に密閉される室を 含み、この室には、サンプルを処理する際に用いられる流体をそれぞれ導入およ び除去するための流体入口および流体出口が設けられる。 特定の実施例において、この実質的に密閉される室の内表面の一部は支持体の サンプル担持面により規定され、この配置は必要な構成要素の数を最小限にする という利点を有する。 この支持体は、当業者に公知であるタイプのスライドまたは膜であれば都合が よい。 支持体がスライドである場合、支持体保持部材は、典型的には、通常サイズの スライド(つまり典型的には約25.4mm×76.2mmであるスライド)と ともに用いられ得るような寸法のものとなろう。支持体が膜である場合、膜はス ライドよりもサイズがかなり可変ではあるが、保持部材の寸法は、同様に、通常 サイズ(典型的には80mm×120mm)の膜とともに用いられ得るような寸 法のものとなろう。 いくつかの実施例では、支持体保持部材は2つの対向する部分を含み、支持体 は、支持セルが組立られると、支持体保持部材のその対向する部分の間に置かれ る。好ましくは、支持体保持部材のうち、少なくとも、支持体上のサンプルを処 理するのに用いられる流体と接触する部分は、合成成形樹脂材料等の不活性材料 からなる。パースペクス(Perspex)が特に好適であることがわかっている。支 持体保持部材の他の部分は一般には同じかまたは他の材料、たとえばガラス、パ ースペクスまたは金属(ジュラルミン等)からなってもよい。 支持セルの複数の構成要素は典型的には締付け手段によってともに保持される 。ある実施例では、この締付け手段は複数の支持セルの部分を一緒に締付けるこ とができる。典型的には、1から約12または16の支持セルが1つの締付け手 段によって同時に締付けられ得る。支持セルは好ましくは締付け手段において実 質的に水平かまたは実質的に垂直な態様で配置され得るが、これら2つの配置の 中間にある任意の配置が可能であってもよい。複数の支持セルは、たとえば、横 並びに配置されてもよく、または支持セルが前後に配置されてもよい。 締付け手段の代替として、またはそれに加えて、支持セルは、支持セルの構成 要素をまとめるように強制する偏向手段(バイアス手段)が設けられてもよい。 この偏向手段は1つ以上のばね仕掛けの偏向手段を含むのが都合がよい。特定の 実施例では、支持体保持部材はばねにより付勢された取付ピンによって締付け手 段に取付けられ、支持セルの構成において、このばね付勢取付ピンのばねが圧縮 され、このばねがしたがって支持セルの構成要素をまとめるように強制する。 好ましい実施例において、締付け手段および/または偏向手段(バイアス手段 )によって支持セルにかけられる力は、支持体と支持体保持部材との間の流体に 対する緊密シールを確実にするのを助ける。 一般には、支持セルは実質的に密閉された室の形成を助けるシーリング手段を さらに含むのが好ましい。このシーリング手段は流体に対する緊密シールを、第 1の例においては支持体のサンプル担持面とともに形成し、第2の例においては 支持体保持部材とともに形成するのが好都合である。代替的には、支持体保持部 材が2部構造である場合には、シーリング手段は支持体保持部材の対向する部分 間に直接シールを行なってもよい。シーリング手段は、支持体保持部材と一体化 した部分でもよく、または支持セルの別個の部品として設けられてもよい。シー リング手段は、典型的には、シリコンゴムまたは他の好適な材料からなってもよ いガスケットを含む。一実施例において、このシーリング手段はOリング型ガス ケットを含み、その形状は、一般には、支持体保持部材の1部分にある溝に載置 される枠状環状体の形である。代替的実施例においては、シーリング手段は平坦 な枠状環状体ガスケット(約100〜150μmの厚みを有する)を含む。いず れのタイプのガスケットも、1回の使用後に破棄されてもよく(たとえば放射性 プローブで汚染された場合)、または所望されるならば再利用されてもよい。こ の平坦なガスケットの実施例は、1回の使用後に破棄されるよう、廃棄可能なガ スケットとして特に好適である。ガスケットの厚み(ガスケットを交換すること によって容易に変更され得る)は、実質的に密閉される室の容積をある程度決定 し得ることは明らかである。 この実質的に密閉される室への流体入口およびそれからの流体出口は支持体保 持部材に形成されるのが好都合である。支持体がスライドである場合、支持体保 持部材が上述した2部構成ならば、流体入口および流体出口は好ましくは1つの 部分に設けられる。しかしながら、支持体が膜である場合には、支持体保持部材 が2部構成ならば、流体入口および流体出口は支持体保持部材の対向する部分に それぞれ設けられるのが好ましい。これにより、膜を通過する処理用流体の正確 な流れが促進される。 流体入口は、支持体上のサンプルを処理するのに必要な流体が、実質的に密閉 された室内に導入されるようにする。典型的には、このような流体は、緩衝液、 溶剤(たとえばエタノール/メタノール、キシレン)、試薬(たとえば抗体また はプローブ含有溶液)、または染色剤であろう。流体出口は、(たとえば洗浄ス テップの場合、またはさらに試薬を追加できるように)処理用流体をサンプルか ら除去されるようにする。好ましくは、支持体が処理されているとき、それらの 配向は、流体入口が実質的に密閉された室の底部にありかつ流体出口が実質的に 密閉された室の頂部にあるようにされる。 典型的には、サンプルがスライド上に支持される場合、実質的に密閉される室 は50μ1〜300μl、好ましくは100〜150μlの容積を有する。この ように小さな容積は、試薬の経済的な利用および(温度調整が伴われる場合には )急速熱応答時間を斟酌するものである。サンプルが膜上に支持される場合には 、室は一般的により大きくなる(2〜3mlまで)。 特定の実施例では、支持セルは、これまでは非常に難しいとされてきた、支持 体(典型的にはスライド)上に支持されるサンプルについてPCRを実行するの に用いるため好適であるよう設けられる。PCRの実行は少量の液体を比較的高 温にまで加熱することを必要とし、このため、反応物の過度の蒸発損失を防ぐよ う、密封された反応室においてPCRを行なうことを通常要する。しかしながら 、密閉された室は、さらに試薬を追加できるよう開けることが可能でなければな らない。そのような開けることが可能な室は、これまで標準的なスライドに関し ては、作るのが非常に困難であった。目下、密封された室は、典型的には、ある 量のPCR混合物上にガラスカバー片を置きそのカバー片の周囲を鉱油またはマ ニキュア液等の物質で封止することによって作られる。室を再び開けることは困 難であり、室の内容物の汚染が時として生ずる。さらに、PCRを行なう際に所 望される能力である、試薬の温度を速やかに変更するという能力が、スライドの 存在によって妨げられていた。 PCR(または温度調整を必要とする他の処理)に対して意図される特定の実 施例では、支持セルには、サンプルおよびPCR混合物の急速な加熱および冷却 (つまり熱サイクル)をふまえた温度制御手段が設けられる。典型的には、支持 セルは電気的加熱素子またはペルティエ装置を設けられる。支持セルは、さらに 、 (たとえば冷却フィンを設けることにより)空気冷却を向上させるようにしても よい。4〜100℃の範囲の温度制御が大抵の適用例にとって十分なものである ことがわかっている。 さらなる局面において、本発明は、支持体上に支持されるサンプル、特に生物 学的サンプルを処理するための自動化された装置を提供し、この装置は、1つま たはそれ以上の支持体を保持する支持体保持手段を含み、支持体または各支持体 上のサンプルはそれぞれの実質的に密封される室内に存在し、この装置はさらに 、処理用流体を室または各室に配達するための流体配達手段と、流体を室または 各室から除去するための廃液回収手段と、コンピュータ制御手段とを含む。 好ましくは、この装置は、上述した支持セルとともに用いられる。この保持手 段は、先に規定したように、支持セルの構成要素を一緒に締付けるのに好適な締 付け手段を含むのが都合がよい。保持手段は、10〜24の支持セルに対応し得 ることが好都合である。 適当な流体配達手段に対し数多くの構成が意図され得る。好ましい実施例にお いては、多数(典型的には10個)の処理用流体(たとえば緩衝液、染色剤等) 貯留容器が設けられ、各貯留容器はポンプ手段に取付けられる。好ましいポンプ 手段は、フック・アンド・タッカー(Hook and Tucker)、(クロイドン(Croyd on)、サリー(Surry)、英国(UK))またはクロウン(Kloen)によって製造 されるような、ストローク容量が1〜10mlであるシリンジポンプである。1 つのそのようなポンプを各処理用流体貯留容器に対して設けてもよく、または単 一のポンプを、流体が複数の貯留容器の各々からマルチポートバルブ構成の手段 によってポンピングされるように設けてもよい。 各シリンジポンプは次いで(ユニバーサルコネクタ等の)中枢マニホールドに 取付けられるのが都合がよい。好ましくは、この中枢マニホールドは、所望され るならば、複数のサンプルが同時に処理されている場合に、サンプルが個々に処 理され得るよう、各サンプルが異なる処理用流体または処理用流体の組合せで処 理されるように、選択的複数出口のバルブに繋がる。好適な選択的複数出口のバ ルブは、オムニフィット(Omnifit)(ケンブリッジ(Cambridge)、英国)によ り供給される、10出口ロータリーバルブのようなロータリーバルブである。 したがって、この複数出口のバルブからの各出口は別個の支持セルに接続され得 る。所望されるならば、1つ以上のフィルタ(特に「オンライン」フィルタ)を 組込んでもよい。典型的にはフィルタは各貯留容器とそれにつながるシリンジポ ンプとの間に配置される。 各シリンジポンプはコンピュータ制御手段によって個々に起動されてもよく、 または2つ以上のポンプを同時に起動して2種類以上の処理用流体の混合物を与 えてもよい。各ポンプの動作速度を制御することによって、得られる処理用流体 の混合物の組成が制御される。 他の実施例では、流体配達手段は2つ以上のピストン/HPLC型ポンプを含 み、各ポンプは複数の処理用流体貯留容器により複数入口のバルブを介して供給 を受ける。好適なポンプは、たとえば、アナケム(Anachem)(ルートン(Luton )、ベッズ(Beds)、英国)から入手可能である。この複数入口のバルブはロー タリーバルブであるのが好都合である。各ポンプを、当業者には周知のタイプの ロータリーミキサに繋げ、したがって、所望される場合には、処理用流体の、異 なる組成の混合物を作るようにする。 好ましくは処理用流体または処理用流体の混合物は次いでインラインフィルタ を通過し、次いで(ロータリーバルブ等の)選択的複数バルブの出口を通過した 後に支持セル内に供給されるのが都合がよい。各支持セル入口にそれぞれのバル ブが設けられるのが好都合である。 上述した処理用流体の一般的な「並列」供給の代わりに、処理用流体は、たと えば流体が1つの実質的に密閉された室から他の実質的に密閉された室へと送ら れるように、「直列」に供給されてもよい。この実施例は、たとえばサンプルの 単純な染色に適用される場合に特に好適であり、必要とされる試薬の量を最小限 に留めるという利点を有する。 流体配達手段に通常関連して、実質的に密閉された室または実質的に密封され た各室に設けられる流体入口付近に複数入口のバルブを配置することはさらに好 ましい特徴である。典型的には、このバルブは、2つの入口と、実質的に密閉さ れた室に到る1つの出口とを有する3方向バルブである。このバルブ入口のうち の1つは処理用流体の貯留容器から間接的に供給を受ける。第2の入口は、典型 的にはシリンジ、ピペットまたはミクロピペット(一般に100〜5000μl の容積)である局在貯留容器から供給を受けることが都合よい。この局在貯留容 器は、コンピュータ制御手段によって制御されてもよく、または手動で制御され てもよい。局在貯留容器は、試薬が少ない場合(たとえば抗体)、または試薬が 放射性である場合(たとえば放射能標識プローブまたはリガンド)に典型的には 用いられる。このような局在貯留容器を設けることにより、必要とされる試薬の 量が最小限に留められ、放射性物質の除去工程が単純化され、必要な場合には、 各支持セルが個々に処理され得るという点でさらなる柔軟性が与えられる。 好ましくは、処理用流体は、実質的に密閉される室または各それぞれの実質的 に密閉される各室に底部から入り、上向きに移動して、頂部にある流体出口を介 して室から出る。流体出口または各流体出口は共通の回収用ダクトに流入し、こ れが回収容器に排出されるのが都合がよい。この容器は、望ましくは、定期的に 空にされることまたは除染されることをふまえて装置から取外が可能である。 好ましい実施例において、数多くの手順が、そのステップのうちのいくつかま たはすべてが特定の温度で行なわれることを要するため(たとえば抗体の結合、 プローブおよびプライマーまたは標識リガンドのハイブリダイゼーション)、装 置には温度制御手段がさらに設けられる。これらの温度依存ステップは一般に4 ℃〜95℃の間で30分〜24時間の間で行なわれる。温度制御手段は(たとえ ば加熱素子の形態で)支持セルに組入れられてもよい。代替的または付加的に、 支持体保持手段が温度制御手段を含むか、それとともに形成されるか、またはそ の中に置かれてもよい。特定の実施例では、支持体保持手段は、ペルティエ装置 温度制御手段が設けられるブロック上に取付けられる。付加的に、ファンを設け て装置の冷却を助けてもよい。 コンピュータ制御手段は一般にパーソナルコンピュータ(PC)を含み、また はより好ましくはコンピュータ制御手段は自動化された装置に統合される。理想 的には、コンピュータ制御手段はどのポンプを作動させるかの選択、作動された ポンプを通過する処理用流体のフローの絶対容量および速度、どの支持セルに処 理用流体を供給するかの選択、装置内において支持されるサンプルの温度、およ びさまざまな事象のタイミングといったパラメータのうちの2つ以上(好ましく はすべて)を制御すべきである。 本発明に従う装置は、とりわけ、標準染色法、免疫および酵素の細胞化学(た とえばペルオキシダーゼ/抗ペルオキシダーゼ染色)、リガンド結合研究、標識 DNAまたはRNAプローブのin situ ハイブリダイゼーション、またさらには in situ PCR、およびサザンブロット、ノーザンブロットもしくはウエスタン ブロットの処理において用いるのに好適である。好ましくは、このコンピュータ 制御手段は、ある手順(たとえばヘマトキシリン/エオシン染色)を行なうのに 必要なステップがコンピュータメモリに入力され、コンピュータを再プログラム する必要なく容易にリコールされ得るように、プログラマブルメモリを有する。 この装置は、多数の支持されるサンプルが処理されることを必要とする場合に さらなる貯留容器、ポンプ、支持セル等が既存の設備に容易に加えられ得るよう 、実質的にモジュール方式であれば好都合である。そのような実施例では、この 装置は、サンプルがスライドまたは膜上に支持されるにかかわらず、支持セルの モジュール配列を好ましくは受入れることができる。 この発明はさらに、支持体上のサンプルを処理する際におけるこの発明の支持 セルおよび/または装置の製造および使用に関し、本発明は、上に規定された支 持セルおよび/または装置を用いて支持体上のサンプルを処理する方法と、支持 セルを作る方法と、本発明に従って自動化された装置を作る方法とを提供する。 本発明をここで、例示によって、添付の図面を参照しながらさらに説明する。 図1aは(サンプル支持体がガラススライドである場合の)支持体保持部材の 部分の平面図であり、図1bおよび図1cは、図1aに示される部分のそれぞれ 側部立面図および端部立面図であり、図1dは図1a−図1cに示されるものに 対向する支持体保持部材の部分の平面図であり、図1eは図1dに示される部分 の端部立面図であり、図1fおよび図1gは図1dに示される線XXおよびYY に沿ったそれぞれ断面図である。 図2は、図1aに示されるものとは異なる実施例である、支持体保持部材の部 分の平面図である。 図3aおよび図3bは、締付け手段内に締付けられる、この発明に従う支持セ ルの配列をそれぞれ示す側面立面図および平面立面図であり、この締付け手段も また本発明に従う装置において支持体保持手段の一部を形成する。 図4はこの発明に従う装置の斜視図を示し、図5はこの発明に従う装置のさら なる実施例の斜視図を示す。 図6はこの発明の装置の一実施例において使用するための流体配達手段の一部 の概略図である。 図7aおよび図7bは、結合された流体配達手段の一部の概略図とともに、こ の発明に従う支持セルを通る長手方向の断面図を示し、図7bの断面は図7aの 断面に対し90°である。 図8aはサンプルのヘマトキシリン/エオシン染色において行なわれるステッ プを概略的に示す流れ図であり、図8bは同じ処理がこの発明に従う装置を用い てどのように行なわれ得るかを示す。 図9a〜図9cは、この発明に従う装置をどのように用いて、免疫細胞化学処 理、in situ ハイブリダイゼーションおよびin situ PCRをそれぞれ行ない得 るかを概略的に示す流れ図である。 図10a〜図10bは、サンプルが膜上に固定化された支持セルのそれぞれ拡 大分解断面図および斜視図である。 図11aはこの発明に従う装置の側面立面図(尺度は異なる)であり、図11 bは図11aの点線Y−Yに沿ったその装置の断面図である。 図12は、慎重な温度調整を要するサンプルの処理(たとえばin situ PCR )を行なうのに適合した、図11に示されるものと同様の、この発明に従う装置 の断面図を異なる尺度で示す。 図13aおよび図13bは、サンプル支持体が実質的に水平に置かれる、この 発明に従う装置の断面図を示す。 図14a〜図14cはこの発明に従う装置の特定の実施例とともに使用するの に好適なサンプル保持部材を断面図で示し、図14dはさらなるサンプル保持部 材の平面図を示し、図14eは図14dに示される部材の断面図である。 図15aおよび図15bは、開いた分解位置(図15a)および閉じた組立位 置(図15b)にある、この発明に従う装置の側面立面図(部分的に断面図)で ある。 図16は、組立てられた位置における、図15に示されるタイプの6つの支持 セルの配列の正面立面図である。 図17は、この発明に従う装置とともに使用するための流体配達手段の概略図 である。発明の実施例の詳細な説明 図1a〜図1gに示される実施例において、スライド上のサンプルを処理する 際に使用するための支持セルは支持体保持部材2とシーリング手段4とからなる 。支持体保持部材2は支持体6およびシーリング手段4とともに組立てられると 支持セルを形成するようになっている。支持セルは、内側面が支持体6のサンプ ル担持面の一部において構成される、実質的に密閉された室8を含む。室8には 、サンプルを処理する際に使用される流体のそれぞれ導入および除去のための流 体入口10および流体出口12が設けられる。支持体6は通常のガラススライド である。 支持体保持部材2は、図1aおよび図1dにおいて平面でそれぞれ示される2 つの対向する部分2aおよび2bからなる。支持体6は、支持セルが組立てられ ると、対向する部分2aと2bとの間に配置される。 図1aを参照して、支持体保持部材2のうちの1つの部分2aは、約37mm の幅と7.5mmの厚みと60mmの長さとを有する、概ね矩形のパースペクス (Perspex)のブロックである。さらに、このブロックは、29mmの幅と2. 5mmの高さと約55mmの長さとを有する中央隆起領域7を伴って形成される 。この中央隆起領域は図1bおよび図1cにはっきりと示される。 シーリング手段4は、約4mmの幅の枠状環の形態である平坦なシリコンゴム ガスケットである。このガスケット4は、流体入口10および流体出口12の周 囲に広げるのに十分な寸法のものである。 流体入口10は、約1mmの直径を有する円筒形の穴の形を取る。流体入口1 0は、(図1bに示されるように)支持体保持部材の部分2aの一側面に入り込 む。流体入口10の入口は、深さ10mmおよび直径約5.6mmの円筒形のく り抜き穴を伴って形成される。このくり抜き穴は流体配達手段の取付を容易にす る。この流体入口の円筒形の穴は部分2a内に約20mm延び、次いで90°で 通過して、部分2aの中央隆起領域の一端に開口部を形成する。流体入口10の 円筒形の穴はこの地点で長い溝穴14に広がり、この溝穴は中央隆起領域の幅の 大部分にわたって延びる。 中央隆起領域の他方端は、流体出口12の開口へと狭まっていく、より大きな 溝穴16を有する。流体出口12は2mmの直径(流体入口10の直径の約2倍 )を有する円筒形の穴であり、90°で通過して、流体入口10が部分2aに入 るのと同じ側(図1b参照)で支持体保持部材の部分2aを出て行く。流体出口 12は、廃液除去手段の取付を容易にするため、流体入口10と同様の態様でく り抜き穴が形成されている。 図1dに示されるように、支持体保持部材2の部分2bは、全体の寸法が支持 体保持部材2の部分2aと同様である、概ね矩形のジュラルミンのブロックであ る。部分2bは、段差の付いた複数の側部19を有し、段差の付いた端部領域1 8を一方端に有する。図1eは、段差の付いた端部領域18を有する端部から見 た部分2bの端部立面図を示す(段差の付いた側部は明瞭さを期すため省略され る)。図1fおよび図1gはそれぞれ線XXおよびYY(図1b)に沿った断面 図である。図1a〜図1gはすべて同じ尺度で描かれている。 使用の際、処理されるべきサンプルを担持する支持体6(ガラススライド)は 支持体保持部材2の部分2bに置かれ、段差の付いた側部19および段差の付い た端部領域18はスライドを正しい位置に案内して保持するよう働く。支持体6 は、サンプルを担持する支持体6の表面が支持体保持部材2の部分2bから最も 遠くなるように配置される。 次いで、シーリング手段4(ガスケット)を支持体6の最上面の周囲に置いて 、処理されるべきサンプルを取囲む。シーリング手段4の位置決めは、支持体保 持部材の部分2bの、段差の付いた端縁19および段差の付いた端部領域18に よって補助される。次いで、支持体保持部材の部分2aをシーリング手段4の上 に置き、サンプルを担持する支持体6の表面と、支持体保持部材2の部分2aの 中央隆起領域7の対向面とによって主として画定される実質的に密閉された室8 を形成する。ここでも、部分2aの位置決めは、部分2bの、段差の付いた端縁 1 9および段差の付いた端部領域18によって補助される。流体入口10および流 体出口12の開口部は実質的に密閉された室8内にあり、その端縁はシーリング 手段4によって画定される。 支持セル組立て品は、次いで、処理に備えて締付け手段に置かれる。 図2は支持体保持部材の部分2cを示す。部分2cは、図1aに示される部分 2aとほぼ同様である概ね矩形のパースペクスブロックである。しかしながら、 図2に示される実施例においては、シーリング手段4はシリコンゴムのOリング であり、これは部分2cの中央隆起領域に切込まれた合わせ溝に嵌められる。こ の合わせ溝は約1.5mmの幅と0.88mmの深さを有する。この溝の4つの 角における平均曲率半径は約3mmである。 図3aは、図1または図2に示されるタイプの8つの支持セルの配列を固定す る締付け手段20の側面立面図である。図3bは同じ配列の平面図を示す。締付 け手段20は、概ね矩形であり、対向する端部に固定された端部ブロック22、 24を含み、その間には支持セル配列を収容するのに十分な幅の浅い溝(深さ数 mm)が設けられる。この溝は締付け手段の中心軸からわずかにずれている。固 定されたブロック24はねじ切りされた開口を伴って形成され、この開口は締付 けねじ26とねじ切り係合する。締付けねじ26の外側端は操作者の指で容易に 握れるようローレット形成される(が、他の実施例では、ロッドを、締付けねじ の外側端に設けられる開口に、締付けねじの長軸に垂直に挿入してもよく、この ロッドを用いて、ねじに与えられる回転モーメントを増大することができる)。 締付けねじ26の内側端は締付けフェース28に取付けられる。したがって、締 付けねじ26を回転させると、締付けフェース28は固定された端部ブロック2 2の方へ、またはそれから遠ざかるように移動する。これにより、1〜8個の支 持セルが可変の締付け力で締付け手段20に固定され、この締付け力が、支持セ ルを固定することに加えて、シーリング手段と支持体/支持体保持部材との間の 十分なシールを確実にするように働く。 締付け手段20は金属製でありかつパースペクスのカバー(図示せず)を有し 、カバーは、サンプルの過剰な熱損失を防ぎ、かつ放射性物質がサンプルの処理 に用いられる場合には安全部品となる。 締付け手段20は、約225mmの長さと、95mmの幅と、50mmの厚み とを有する。浅い溝は約38mmの幅である。しかしながら、支持体上のサンプ ルがin situ PCRに供される場合、締付け手段の全体の寸法は低減され、した がってその熱容量を低減して、より急速な熱サイクルを可能にする。 典型的にはこの締付け手段は本発明の自動化された装置と適合し、一般的には この締付け手段はその自動化された装置における支持体保持手段の少なくとも一 部を形成する。 図4は、本発明に従う支持体上のサンプルを処理するための自動化された装置 の一実施例の(異なる尺度での)斜視図である。図4において、10個の支持セ ルの配列は、図3の締付け手段20を含む支持体保持手段30に保持される。各 支持体上のサンプルは、図1aに示されるような、個々の実質的に密閉された室 内に存在する。この装置はさらに、各室に処理用流体を配達するための流体配達 手段(図4においては32で概括して示される)と、各室から流体を除去するた めの流体回収手段34と、コンピュータ制御手段36とを含む。 より特定的には、流体配達手段32は6つの貯留容器38を含み、各貯留容器 38は約1リットルの処理用流体を含む。流体は各貯留容器38から細い合成樹 脂配管39を通って関連のシリンジポンプ40に供給される。シリンジポンプは フック・アンド・タッカー(クロイドン、サリー、英国)により供給されるもの であり、ストローク容量が1〜10mlである。1つのシリンジポンプ40が各 貯留容器38に対して設けられる。各シリンジポンプ40は短い長さの配管41 を介してユニバーサルコネクタ42に繋がり、それは次いで10個の出口が設け られるオムニフィットロータリーバルブ44に配管43を介して接続される。ロ ータリーバルブ44からの各出口は、配管45を介して、保持手段30に保持さ れる複数の支持セルのうちの1つの流体入口に接続される。流体出口の各々は、 ガラスビーカー46に排出を行なう共通の廃液回収手段34に接続される。 装置は、さらに、支持セルの配列上に置かれるパースペクスカバー48を含む 。支持体保持手段30は、ファンにより補助されるペルティエ装置の形態を取る 温度制御手段50上に置かれる(ファンは明瞭さを期すため省略される)。可変 温度調整制御装置52が設けられる。コンピュータ制御手段は、どのシリンジポ ン プ40を作動させるかの選択と、処理用流体のフローの絶対容量および速度と、 どの支持セルに処理用流体を供給するかの選択と、装置内の支持されるサンプル の温度と、種々の事象のタイミングとを制御するPCである。 この装置の他の実施例を図5に(異なる尺度で)示す。図5に示される実施例 は2つの支持体保持手段60を含み、それらの各々は16個までの支持体6を支 持することができる。この保持手段60はプログラム可能な熱サイクル装置62 上に取付けられる。保持手段の1つは、11個のスライド6によって占められ、 パースペクスの蓋66で覆われる。5つの処理用流体貯留容器68は棚の上に並 べられる。2つの貯留容器68は合成樹脂配管69aを介してロータリーバルブ 70aに接続され、一方、残りの3つは配管69bを介してロータリーバルブ7 0bに接続される。ロータリーバルブ70aは次いで配管71aを介してHPL Cポンプ72aに接続され、一方、ロータリーバルブ70bは配管71bを介し てHPLCポンプ72bに接続される。HPLCポンプ72a、72bは各々配 管73a、73bを介してミキサユニット74に供給を行ない、こうして、所望 される場合には、処理用流体の、異なる組成の混合物が作り出されることを可能 にする。処理用流体は配管75を通過し次いで支持セルの配列された各室に入り 、それから排出された廃液は、ガラス製の回収ビーカー78に排出を行なう共通 の廃棄ダクト76によって回収される。 この実施例における流体配達装置の構成を図6に概略的に示す。図6において フィルタユニット80がミキサユニット74の下流に含まれる。 図7aに示される支持セルの実施例では、支持体保持部材82は支持体6(ガ ラススライド)と電気的加熱素子84とを収容する。実質的に密閉される室86 は、サンプルが上に載せられる支持体6の表面と、支持体保持部材82の対向面 とによって規定され、シールはシリコンゴムガスケット(図示せず)によって行 なわれる。流体入口は室86の底部に設けられ、この流体入口は3方向バルブ9 0に取付けられる。 図7bにおいて、貯留容器からの処理用流体の主要供給口は92で示され、3 方向バルブ90のポートの1つに取付けられる。さらに、シリンジ94が、3方 向バルブ90の第2のポートに接続される所在貯留容器を形成する。この所在貯 留容器94は、典型的には、サンプルの処理が少量の使用および/または放射性 試薬を伴う場合に利用される。流体入口88は多数の流路89に分かれ、処理用 流体は広くなったフロント部に沿って実質的に密閉された室86に入り、上に向 かって均一に進んだ後、出口96を介して室を出、次いで共通の廃棄回収ダクト (図示せず)に入る。 図8aは、生物学的サンプルのヘマトキシリン/エオシン染色を行なうための 流れ図を示す。 図8bは、流体配達手段が2つのHPLC型ポンプを含む、この発明に従う自 動化された装置を用いて、この処理がどのように行なわれ得るかを示す。 同様に、図9a〜図9cは、HPLC型の2つのポンプシステムを用いながら 、この発明に従う装置をどのように用いて、免疫細胞化学処理(9a)、in sit u ハイブリダイゼーション(9b)、またはin situ PCR(9c)を行ない得 るかを示す流れ図である。表IおよびIIは、6シリンジポンプシステムを用いて 、パラフィン処理された薄片のヘマトキシリン/エオシン染色およびin situ ハ イブリダイゼーションを行なうためのサンプルのプロトコルをそれぞれ示す。 図10aおよび10bに示される実施例では、支持セルは、支持体保持部材の 2つの対向する部分96、98を含む。部分96には流体入口100および凹ん だ領域102が設けられる。部分98は流体出口104と隆起部106とを伴っ て形成される。部分96の凹み部102の寸法は、膜サンプル支持体108が間 に置かれる状態で部分98の隆起部106を受入れるようにされる。 隆起部106には、Oリング形シリコンゴムガスケット110がはめられる周 縁溝が設けられる。 支持セルが組立てられると、実質的に密閉される室は、Oリング形ガスケット 110と、支持体保持部材の対向する部分96、98とによって画定される。 さらなる実施例を図11a〜図11bに示す。 図11aでは、8つの支持セル112が中央の支持体保持部材114の両側に それぞれ配置された、16個の支持セル112の実質的に垂直な配列が設けられ る。サンプル支持体6は、左端のものを除き、支持セル112から(明瞭さを期 すため)省略される。 この構成を、図11bの断面図においてより明瞭に示す。サンプル支持体6( ガラススライド)は支持体保持部材114の両側において棚部上に保持される。 各支持セルは、サンプル支持体6と、パースペクスの支持体把持部材116とを 含む。支持体把持部材116は、良熱伝導体であるジュラルミンからなり、支持 体保持手段114の両側において棚部上に嵌められる。各支持体把持部材116 は、図1a〜図1cに示される支持体保持部材の部分2aと同様である。サンプ ル支持体6を保持する支持体保持部材114の各部は、図1d〜1gに示される 支持体保持部材の部分2bと同様である。実質的に密閉される室は、支持体6の サンプル担持面と、支持体把持部材116の対向面と、Oリング形ガスケットシ ーリング手段118とによって画定される。実質的に密閉された各室には、支持 セル底部付近の流体入口120と、支持セル頂部付近の流体出口122とが設け られる。流体入口120および流体出口122はこうして1つの支持体把持部材 116に設けられる。支持セル112は支持体保持部材114上において締付け 手段により適所に締付けられる。この締付け手段は、各支持セル112に対し、 ねじ切りされた締付け手段124を含み、これは、装置の全長にわたりかつ各端 部において支持される係合棒126とねじ切り係合する。締付け手段124の外 側端には手作業による操作を容易にするようローレット形成されたノブが設けら れる。締付け手段124の対向端は締付けプレート128が設けられるかまたは それと接触する。締付けプレート128は、支持体把持部材116のより広い領 域にわたって締付け部材124の締付け力を分散するよう働く。 図12は、慎重な温度調整、特にin situ PCRを行なうのに必要なような熱 サイクルを要する処理ステップを行なうよう適合された実施例における同様の装 置の断面図である。その構成は図11bに示されるそれと同様であり、各支持セ ルはサンプル支持体6およびパースペクスの支持体把持部材116を含む。実質 的に密閉される室は、支持体6のサンプル担持面と、支持体把持部材116の対 向面と、Oリング形ガスケットシーリング手段118とによって画定される。先 と同じく、支持セルは締付けプレート128が設けられる締付け部材124によ って支持体保持部材114の両側に締付けられ、締付け部材124は係合棒12 6とねじ切り係合する。 流体入口120にはルア(Luer)はめあい130が設けられ、3方向バルブ1 32がそれに取付けられる。バルブ132により、処理用流体は、遠く離れた流 体配達手段から、保持手段114の底部を通過する導管134を介して導入され 、または流体は、所在貯留容器から、ミクロピペットの先を受けるようにされた 短い導管136を介して導入される。加えて、導管136は、その外側端が、キ ャップ(明瞭さを期すため省略される)によって、または鉱油で覆うことによっ て密封されてもよい。 流体出口122には同様にルアはめあい138が設けられ、好都合にするため 、保持手段114の中央を通過する廃液回収配管140が容易に取付けられるよ うになっている。 支持体保持部材114は、サンプル支持体6と直接接触する複数の一体的な加 熱素子142を伴って形成される。この加熱素子142は金属製であり、電気に よって作動する。支持体保持部材114には冷却手段がさらに設けられ、この冷 却手段はサンプル支持体6に非常に接近して通る一連の導管144を含む。導管 144は、ポンプによって導管を通過させられる流体冷却剤(たとえば水)の急 速な流れを受け入れるようにされる。この冷却手段は「閉じ」ていてもよく(冷 却剤の連続的再循環を伴う場合)、または「開」いていてもよい(冷却剤が1周 した後システムを出、新しい冷却剤が補給される場合)。 図13aおよび図13bは、支持セルが実質的に水平に配置される、この発明 に従う装置の実施例を示す。図11および図12に示される実施例と同様、支持 セルの配列は支持体保持部材114上に配置され、各支持セルは、支持体6のサ ンプル担持面と、支持体把持部材116の対向面と、Oリング形ガスケットシー リング手段118とによって画定される実質的に密閉された室を含む。支持体保 持部材114上における支持体6および支持体把持部材116の位置決めは、保 持部材114上に設けられる段差の付いた端縁115によって補助される。 支持セルは、締付けプレート128とともに形成されかつ係合部材126とね じ切り係合する締付け部材124を備える締付け手段によって、保持部材114 上で適所に締付けられる。 保持部材114には、サンプル支持体6に直接接触してその加熱および冷却を 行なう温度調整ペルティエ装置146が設けられる。図13aに示される実施例 では、流体出口122は廃液回収配管148を簡便に取付けるためのルアはめあ いを備え、一方、処理用流体入口120には3方向バルブ132が取付けられる ルアはめあいが設けられる。バルブ132は、(導管150を介して)遠く離れ た流体配達手段から、またはミクロピペットの先を導管152に挿入することに よって局在貯留容器から処理用流体を導入することに対応する。導管152は、 合成樹脂キャップ(図示せず)によって、または鉱油の導入によって密閉されて もよい。図13bに示される構成は、流体入口120がミクロピペットの先から 直接処理用流体を受け入れるようにされているという点で異なる。 この実施例の保持部材114は、図12に示される実施例に設けられるように 、ペルティエ装置146を別個の加熱および冷却手段と置換することによって容 易に変更され得ることは明らかである。 図14は、図11〜図13に示される任意の装置実施例とともに使用するため の、スライド把持部材116に対して用いられ得るさまざまな構成を示す。図1 4aは基本的構成であり、部材116の底部付近に設けられる流体入口120は 垂直に配置され、流体出口122は頂部付近に設けられる。部材116は、サン プル支持体および/またはサンプル保持部材について配置を補助するよう、その 内側面において段差のついたプロファイルを有する。部材116には、さらに、 周縁溝に嵌められるOリング形ガスケットシーリング手段118が設けられる。 図14bに示される実施例では、流体入口120は、配管またはバルブ等、連結 される流体配達手段の取付を容易にするよう、ルアはめあい130を伴って形成 される。図14cに示される実施例では、流体入口120および流体出口122 の両方がルアはめあいを伴って形成される。 図14dに示される構成は、適当なサンプル支持体(たとえばガラスプレート )とともに組立てられると、支持体把持部材が3つの実質的に密閉された室8a 、8bおよび8cを同時に形成することができ、その各々にはそれぞれの流体入 口120a、b、cとそれぞれの流体出口122a、b、cとが設けられ、実質 的に密閉された室の側部はそれぞれのOリング118a、b、cによって密閉さ れるという点でわずかにより複雑である。 図15aおよび15bは、側面立面図(一部断面図)で示される、この発明に 従う装置の好ましい実施例を示す。図15aは開いた配置にある装置を示し、一 方、図15bは、閉じた、動作配置にある装置を示す。 図15aを参照して、装置は、取外可能なアルミニウムのはめあい201を収 容するパースペクスのハウジング200を含む。4つのこのようなはめあい20 1が装置に設けられるが、図にはその1つのみを示し、残りは明瞭さを期すため 省略される。はめあい201は、清掃、メンテナンス等を容易にするため、ハウ ジング200から外れる。各はめあい201は6つの金属製支持体保持部材20 2を伴って形成される。各支持体保持部材202は、空気が充填された空間20 5が支持体保持部材202とはめあい201との間に形成されるような態様で、 シリコンゴムのガスケットによってはめあい201に保持される。各支持体保持 部材202は電気的加熱手段を備える。空気が充填された空間205により与え られる絶縁のため、それぞれの電気的加熱手段による支持体保持部材202の急 速な温度調整、およびしたがって支持体保持部材202上に保持される支持体の 急速な温度調整が可能になる。各支持体保持手段202には温度検出手段(図示 せず)がさらに設けられる。 12個の突起204がはめあい201上に設けられ、1対の突起204が各支 持体保持部材202の下に配置される。1対の角度をなしたアーム206が、突 起204の各対に設けられるピボット203上の一方端領域で旋回可能なように 取付けられる。角度をなしたアーム206の対向端領域にはピボットアタッチメ ント208が設けられ、その上には旋回するヘッドピース210が取付けられる 。このヘッドピース210には、上側および下側の、ばねにより付勢された取付 ピン212、214が設けられ、これらのピン212、214が支持体把持部材 216と係合する。 したがって、装置に設けられる4つのはめあい201の各々に結合される6つ の支持体把持部材216が存在する。各支持体把持部材216は、図1a〜図1 cに示される支持体保持部材の2aと符号付けられる部分と実質的に同様の構成 である。支持体把持部材216は流体入口および流体出口(図15には図示され ていないが、図16においてそれぞれ228および230として符号付けられ る)を伴ってパースペクスで形成される。 この構成は、1対の角度をなしたアーム206が、ピボット203の周囲を、 垂直面において、図15aに示される開いた位置から図15bに示される閉じた 作動位置まで、およびその逆方向に動かし得るような構成となっている。角度を なしたアーム206が上方にハウジング200に向かって移動すると、支持体把 持部材216はその閉じた位置において支持体保持部材202に接近する。角度 をなしたアーム206は装置の操作者によって手動で動かすことができる。 この装置は締付け手段の作動によってその閉じた位置に保持できる。その締付 け手段は、角度をなしたアーム206の各対間に設けられ、かつハウジング20 0において突起204の上方に設けられるピボット219に一方端領域で旋回可 能に取付けられる、金属製の概ね円筒形の締付けレバー218を含む。この締付 けレバー218内には横断部材220がある。この横断部材220は、各側部が 締付けレバー218の面を超えて突出しており、レバー218に設けられた溝穴 222によって決められるとおり、レバー218内における移動度が制限されて いる。横断部材220は、ピボット219上に設けられるレバー218の端部領 域に対向するレバー218の端部領域と横断部材220との間にあるばね(図示 せず)上に取付けられる。 使用に際して、サンプル支持体(顕微鏡スライド6)は、そのサンプル担持面 が支持体保持部材202とは反対の外向きになる状態で、サンプル支持体保持部 材202上に設けられる機械加工された凹み(図示せず)に配置される。角度を なしたアーム206(およびしたがってヘッドピース210および支持体把持部 材216)は、図15bに示されるように操作者によって閉じた位置に動かされ る。この閉じた位置において、サンプル支持体6のサンプル担持面と、サンプル 把持部材216と、支持体把持部材216の表面に形成される機械加工された凹 みに設けられるOリング形ガスケット224とにより画定される実質的に密閉さ れた室を含む支持セルが形成される。ガスケット224とサンプル支持体6のサ ンプル担持面との間の十分なシールは、サンプル把持部材216を支持体保持部 材202および支持体6方向に偏向させる、ばね付勢された取付ピン212、2 14によって確実にされる。 一旦閉じた位置になると、この構造は締付けレバー218によって締付けられ る。締付けを行なうために、レバー218はピボット203について上方に移動 される。横断部材220は角度をなしたアーム206の連携する凹み226に係 合し、その結果、締付けレバー218の上方への移動により、横断部材を、溝穴 222内において、レバー218内にあるばねに抗してピボット219から遠ざ かるように移動させ、ばねを圧縮させる。このばねの圧縮により、閉じた位置に おいて構成物を締め付ける締付け力が与えられる。 サンプルが処理されると、締付けレバー218をピボット219について下方 に移動させ、横断部材220を連携する凹み226から解放できる。次いで、支 持体把持部材216を支持体保持部材202から離し、支持体6を装置から取外 すことができる。さらなるサンプルが処理される場合には、次いで、この手順を 繰返すことができる。 図16は、図15に示されるタイプの支持セルの6つの配列を示す。これらの 支持セルは3つの対に配列され、各対は、支持体保持部材202に含まれる1つ の熱調整可能なプレートが2つのサンプル支持体6の温度を調整できるように、 それぞれの支持体保持部材202に連結される。各支持セルには、支持体把持部 材216に形成される流体入口228および流体出口230が設けられる。 支持体把持部材216には入口228および出口230が支持セルに入るとこ ろで丸底の溝が設けられ、この溝により、流体が支持セルに入る際にサンプル支 持体の幅にわたって流体が均一に分散するのを可能にし、出口230を介した流 体の流出が促進される。この装置は、ハウジング200内に収容される10個の 流体貯留容器を含む流体配達手段を備える。キャピラリー配管がは、貯留容器か らハウジングの開口を介し、さらに支持体把持部材216の穴を介して支持セル 入口228に流体を導く。廃液は、出口230から支持体把持部材216の穴を 介し、次いでハウジング200の開口を通るキャリラリー配管を介して廃液回収 容器に流出する。このキャピラリー配管は、角度をなしたアーム206に取付け られるかまたはその中に配置されて、配管がはみ出す可能性をより少なくして整 然とした構成をなすのが都合がよい。 好ましい実施例では、サンプルを処理するための自動化された装置は、それが 24個までのサンプルを同時に処理できるように、図16に示されるタイプの支 持体保持部材の4つの配列を含む。図16に示される構成は、操作者が支持セル 内の処理用流体を観察でき(支持体把持部材216はパースペクスからなる)か つしたがってサンプル処理の進行を容易に監視できるという利点を有する。 この自動化された装置の好ましい実施例には、図17に概略的に示されるタイ プの流体配達手段が設けられる。この流体配達手段は、1mlシリンジが装着さ れる2つのクロウン(kloen )シリンジポンプ240a、bを含む。各シリンジ の頂部には、5つの入口ポートと1つの出口ポートとが各々設けられる6ポート ロータリーバルブ242a、bがある。したがって、シリンジポンプ240aは 、ロータリーバルブ242a、bのそれぞれのポートによってシリンジポンプ2 40a、bに接続される各流体貯留容器のうちの5つの異なる流体貯留容器1〜 5の1つから選択された流体をポンピングでき、シリンジポンプ240bは、5 つの異なる流体貯留容器6〜10の1つから選択された流体をポンピングできる 。シリンジポンプ240a、bは流体をロータリーバルブ242a、bの出口ポ ートを介して共通のミキシングバルブ244内に送り込み、次いで分配バルブ2 46へ送って、これが流体を適当な支持セル配列へ導く。各支持セルには3方向 バルブが設けられ、それによってそれぞれの支持セルは所望されるならば異なっ た処理用流体で個々に処理され得、手作業により処理用流体を個々の支持セルへ 導入(たとえばミクロピペットにより)できる。 表IおよびIIは、この発明に従う自動化された装置を用いてヘマトキシリン/ エオシン染色およびin situ ハイブリダイゼーションをそれぞれ行なうための例 示的プロトコルを記載する。 この発明の他の実施例がなされ得ることは明らかであり、そのような変更物は 本発明の範囲内に入ることが意図される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年10月25日 【補正内容】 請求の範囲 1.支持体上のサンプルを処理する際に用いるための装置であって、前記装置は 、支持体とともに組立てられると、50〜300μlの容積を有する実質的に密 閉された室を備える支持セルを形成する支持セル形成部材を含み、前記室には、 前記室が実質的に密閉されたままで、前記サンプルの処理に用いられる流体のそ れぞれ導入および除去のための流体入口および流体出口が設けられる、装置。 2.前記実質的に密閉される室は50〜150μlの容積を有する、請求項1に 記載の装置。 3.前記流体入口は、前記実質的に密閉された室の幅にわたって流体の均一な分 散を可能にする流路または溝で、前記実質的に密閉された室に入る、請求項1ま たは請求項2に記載の装置。 4.流体は、前記実質的に密閉された室の幅にわたって流体の均一な流出を促進 する流路または溝を介して前記流体出口に流れ込む、先行する請求項のいずれか 1つに記載の装置。 5.前記支持セル形成部材は2つの対向する部分を含み、前記実質的に密閉され た室が前記支持体と前記支持セル形成部材の前記対向する部分の1つとの間に構 成される状態で、前記支持体が前記2つの対向する部分の間に配置される、先行 する請求項のいずれか1つに記載の装置。 6.前記支持体は顕微鏡スライドである、先行する請求項のいずれか1つに記載 の装置。 7.合成成形樹脂材料を含む、先行する請求項のいずれか1つに記載の装置。 8.実質的に密閉される室の形成を補助するためにシーリング手段を含む、先行 する請求項のいずれか1つに記載の装置。 9.シリコンゴムまたは同様の材料からなるガスケットを含む、先行する請求項 のいずれか1つに記載の装置。 10.締付け手段とともに用いられるよう適合され、前記締付け手段は前記支持 セルの構成要素をともに締付けるよう働く、先行する請求項のいずれか1つに記 載の装置。 11.前記締付け手段は偏向手段を含む、請求項10に記載の装置。 12.ばね偏向手段を含む、先行する請求項のいずれか1つに記載の装置。 13.前記サンプルの温度を調整するよう温度調整手段を含む支持セルにおいて 用いられるよう適合される、先行する請求項のいずれか1つに記載の装置。 14.サンプルについてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を行なうための支持セ ルで用いられるよう適合される、先行する請求項のいずれか1つに記載の装置。 15.使用者によって前記支持セル内の処理用流体の存在が観察され得、それに よりサンプル処理が容易に監視され得る、先行する請求項のいずれか1つに記載 の装置。 16.複数の支持セルが単一のサンプル支持体上に形成され得る、先行する請求 項のいずれか1つに記載の装置。 17.コンピュータ制御手段の制御下で自動化される装置であって、前記装置は 、複数の支持セル形成部材と、前記支持セル形成部材とそれぞれの支持体との組 立てにより形成される支持セルの各々に処理用流体を配達するための流体配達手 段と、流体をそこから除去するための廃液回収手段とを含む、先行する請求項の いずれか1つに記載の装置。 18.前記流体配達手段は1つまたはそれ以上のシリンジポンプを含む、請求項 17に記載の装置。 19.支持セルのそれぞれには、前記支持セルに設けられる流体入口に近接した 個々の入口バルブが設けられる、請求項17または請求項18に記載の装置。 20.選択的配達経路を介して前記支持セルに処理用流体を導入するための手段 が設けられる、請求項17、18または19のいずれか1つに記載の装置。 21.前記流体配達手段は2つのポンプを含み、各ポンプはそれぞれの複数入口 バルブに接続され、それによって複数の処理用流体貯留容器が1つのポンプに接 続される、請求項17〜20のいずれか1つに記載の装置。 22.温度制御手段を含む請求項17〜21のいずれか1つに記載の装置。 23.ペルティエ装置を含む、請求項17〜22のいずれか1つに記載の装置。 24.先行する請求項のいずれか1つに記載の装置の使用を含む、支持体上のサ ンプルを処理する方法。 25.請求項17〜23のいずれか1つに記載の自動化された装置の使用を含む 、 支持体上のサンプルを処理する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持体上に支持されるサンプルを処理する際に使用するための支持体保持部 材であって、前記部材は支持体とともに組立られると支持セルを形成し、前記支 持セルは実質的に密閉される室を含み、前記室には前記サンプルを処理する際に 使用される流体のそれぞれ導入および除去のための流体入口および流体出口が設 けられる、支持体保持部材。 2.前記支持体は、顕微鏡スライドである、請求項1に記載の支持体保持部材。 3.前記実質的に密閉される室の内表面の一部は前記支持体のサンプル担持面に より構成される、請求項1または2に記載の支持体保持部材。 4.合成成形樹脂材料からなる、請求項1、2または3のいずれか1つに記載の 支持体保持部材。 5.実質的に密閉される室の形成を補助するシーリング手段を含む、先行する請 求項のいずれか1つに記載の支持体保持部材。 6.シリコンゴムまたは同様の材料からなるガスケットを含む、先行する請求項 のいずれか1つに記載の支持体保持部材。 7.前記支持セルの構成要素をともに締付けるよう働く締付け手段とともに用い られるよう適合される、先行する請求項のいずれか1つに記載の支持体保持部材 。 8.前記締付け手段は偏向手段を含む、請求項7に記載の支持体保持部材。 9.ばね偏向手段を含む、先行する請求項のいずれか1つに記載の支持体保持部 材。 10.前記サンプルの温度を調整するよう温度調整手段を含む支持セルにおいて 使用されるよう適合される、先行する請求項のいずれか1つに記載の支持体保持 部材。 11.サンプル上でポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を行なうための支持セルに おいて使用されるよう適合される、先行する請求項のいずれか1つに記載の支持 体保持部材。 12.実質的に密閉される室の容積が50〜300μlの範囲である支持セルに おいて使用されるよう適合される、先行する請求項のいずれか1つに記載の支持 体保持部材。 13.支持体把持部材と組合された、先行する請求項のいずれか1つに記載の支 持体保持部材。 14.請求項1〜12のいずれか1つに記載の支持体保持部材を含む支持セル。 15.支持体上に支持されるサンプルを処理するための自動化された装置であっ て、前記装置は、1つまたはそれ以上の支持体を保持するための支持体保持手段 を含み、前記支持体または前記支持体のそれぞれの上の前記サンプルはそれぞれ 実質的に密閉された室内に存在し、前記装置はさらに、前記室または前記室のそ れぞれに処理用流体を配達するための流体配達手段と、前記室または前記室のそ れぞれから流体を除去するための廃液回収手段と、コンピュータ制御手段とを含 む、支持体上に支持されるサンプルを処理するための自動化された装置。 16.請求項14に記載の支持セルとともに使用するための、請求項15に記載 の装置。 17.前記支持セルの構成要素をともに締付けるための締付け手段を含む、請求 項15または16に記載の装置。 18.前記流体配達手段は1つまたはそれ以上のシリンジポンプを含む、請求項 15、16または17のいずれか1つに記載の装置。 19.支持セルのそれぞれには、前記支持セルに設けられる流体入口に近接した 個々の入口バルブが設けられる、請求項16、17または18のいずれか1つに 記載の装置。 20.温度制御手段を含む、請求項15〜19のいずれか1つに記載の装置。 21.ペルティエ装置を含む、請求項15〜20のいずれか1つに記載の装置。 22.請求項14に記載の支持セルの使用を含む、支持体上のサンプルを処理す る方法。 23.請求項15〜21のいずれか1つに記載の自動化された装置の使用を含む 、支持体上のサンプルを処理するための方法。 24.請求項1〜12のいずれか1つに記載の支持体保持部材とともに支持体を 組立てるステップを含む、支持セルを作製する方法。 25.前記支持セルの前記構成要素は締付け手段および/または偏向手段によっ てともに保持される、請求項24に記載の方法。
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