JPH11505236A - フェニルジヒドロベンゾフラン - Google Patents

フェニルジヒドロベンゾフラン

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JPH11505236A
JPH11505236A JP8534537A JP53453796A JPH11505236A JP H11505236 A JPH11505236 A JP H11505236A JP 8534537 A JP8534537 A JP 8534537A JP 53453796 A JP53453796 A JP 53453796A JP H11505236 A JPH11505236 A JP H11505236A
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アムシュラー ヘルマン
ベーア トーマス
グッタラー ベアテ
フロッケルツィ ディーター
マルティン トーマス
ティーボー ウルリッヒ
ハッツェルマン アーミン
ボイメ ロルフ
ボス ヒルデガルト
ヘフナー ディートリッヒ
クレイ ハンス−ペーター
ウルリッヒ ヴォルフ−リューディガー
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ビイク グルデン ロンベルク ヒェーミッシェ ファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 式I:

Description

【発明の詳細な説明】 フェニルジヒドロベンゾフラン技術分野 本発明は薬剤を製造するために製薬産業において使用する新規の化合物に関す る。従来技術 国際特許出願公開WO92/12961にはPDE抑制特性を有するベンズア ミドが記載されている。国際特許出願公開WO93/25517には3置換フェ ニル誘導体が選択的PDE−IV抑制剤として開示されている。国際特許出願公 開WO94/02465にはc−AMPホスホジエステラーゼおよびTNFの抑 制剤が記載されている。発明の詳細 ところでこれまでの刊行物に記載の化合物とは完全に異なる置換により区別さ れる、以下に詳細に記載するフェニルジヒドロベンゾフランは意外な、かつ特に 有利な特性を有することが判明した。 従って本発明の対象は式I: [式中、 R1は1〜6Cアルコキシ、3〜7Cシクロアルコキシ、3〜7Cシクロアル キルメトキシ、ベンジルオキシあるいは完全にまたは部分的にフッ素により置換 された1〜4Cアルコキシを表し、 R2は1〜4Cアルキルおよび R3は水素または1〜4Cアルキルを表すか、あるいは R2およびR3は一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子と 共に5員、6員または7員の、所望の場合には1個の酸素原子により中断されて いてよい炭化水素環を表し、 R4は水素、ヒドロキシ、カルボキシル、1〜4Cアルコキシカルボニル、ア ミノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノまたはジ−1〜4Cアルキルアミノ、1〜 4Cアルキルカルボニルアミノ、1〜4Cアルキルスルホニルアミノ、トリフル オロメチルスルホニルアミノ、シアナミノ(Cyanamino)、ニトロ、シアノ、モノ −1〜4Cアルキルアミノカルボニルまたはジ−1〜4Cアルキルアミノカルボ ニル、5−テトラゾリル(Tet razolyl)またはカルバモイル、および R5は水素、ヒドロキシ、1〜4Cアルコキシまたはハロゲンを表し、かつそ の際基R3、R4およびR5の少なくとも1つは酸素以外のものを表す]の化合 物およびその塩である。 1〜6Cアルコキシは、酸素原子と共に、直鎖状または分枝状の、炭素原子1 〜6個を有するアルキル基を有する基である。炭素原子1〜6個を有するアルキ ル基としてはこの場合例えばヘキシル基、イソヘキシル基(2−メチルペンチル 基)、ネオヘキシル基(2,2−ジメチルブチル基)、ペンチル基、イソペンチ ル基(3−メチルブチル基)、ネオペンチル基(2,2−ジメチルプロピル基) 、ブチル基、イソ−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、イソ プロピル基、エチル基およびメチル基が挙げられる。 3〜7Cシクロアルコキシは例えばシクロプロピルオキシ、シクロブチルオキ シ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシおよびシクロヘプチルオキシ であり、なかでもシクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシおよびシクロペン チルオキシは有利である。 3〜7Cシクロアルキルメトキシは例えばシクロプロピルメトキシ、シクロブ チルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシおよびシクロ ヘプチルメトキシであり、なかでもシクロプロピルメトキシ、シクロブチルメト キシおよびシクロペンチル メトキシは有利である。 完全にまたは部分的にフッ素により置換された1〜4Cアルコキシとしては例 えば1,2,2−トリフルオロエトキシ基、2,2,3,3,3−ペンタフルオ ロプロポキシ基、ペルフルオロエトキシ基および特に1,1,2,2−テトラフ ルオロエトキシ基、トリフルオロメトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキ シ基およびジフルオロメトキシ基が挙げられる。 5員、6員または7員の、所望の場合には1個の酸素原子により中断されてい てよい炭化水素環としてはシクロペンタン環、シクロヘキサン環、シクロヘプタ ン環、テトラヒドロフラン環およびテトラヒドロピラン環が挙げられる。R2お よびR3が一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子を含んで5 員、6員または7員環を形成する場合は、スピロ化合物が存在する。 1〜4Cアルキルは、直鎖状または分枝状の、1〜4個の炭素原子を有するア ルキル基である。例えばブチル基、イソ−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル 基、プロピル基、イソプロピル基、エチル基およびメチル基が挙げられる。 1〜4Cアルコキシは酸素原子と共に前記の1〜4Cアルキル基を1つ有する 基である。例えばメトキシ基およびエトキシ基が挙げられる。 1〜4Cアルコキシカルボニルは前記の1〜4Cア ルコキシ基の1つが結合しているカルボニル基である。例えばメトキシカルボニ ル基(CH3O−CO−)およびエトキシカルボニル基(CH3CH2O−CO− )が挙げられる。 モノ−1〜4Cアルキルアミノ基またはジ−1〜4Cアルキルアミノ基として は例えばメチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミノ基、ジエチルアミノ 基、プロピルアミノ基およびイソプロピルアミノ基が挙げられる。 1〜4Cアルキルカルボニルアミノ基としては例えばアセチルアミノ基(−N H−CO−CH3)が挙げられる。 1〜4Cアルキルスルホニルアミノは前記の1〜4Cアルキル基の1つにより 置換されているスルホニルアミノ基である。例えばメチルスルホニルアミノ基( −NH−SO2−CH3)が挙げられる。 ハロゲンは本発明によればフッ素、塩素、臭素およびヨウ素、有利にはフッ素 および塩素である。 モノ−1〜4Cアルキルアミノカルボニルおよびジ−1〜4C−アルキルアミ ノカルボニルはカルボニル基以外に前記のモノ−1〜4Cアルキルアミノ基もし くはジ−1〜4Cアルキルアミノ基を有する。例えばN−メチルカルバモイル基 、N,N−ジメチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−プロピル カルバモイル基、N,N−ジエチルカルバモイル基およ びN−イソプロピルカルバモイル基が挙げられる。 式Iの特記すべき化合物は、 R1が1〜4Cアルコキシ、3〜5Cシクロアルコキシ、3〜5Cシクロアル キルメトキシあるいは完全にまたは部分的にフッ素により置換された1〜4Cア ルコキシを表し、 R2が1〜4Cアルキルおよび R3が水素または1〜4Cアルキルを表すか、あるいは R2およびR3が一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子と 共にシクロペンタン環、シクロヘキサン環、テトラヒドロフラン環またはテトラ ヒドロピラン環を表し、 R4が水素、ヒドロキシ、カルボキシル、1〜2Cアルコキシカルボニル、ニ トロ、シアノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノカルボニルまたはジ−1〜4Cア ルキルアミノカルボニル、5−テトラゾリルまたはカルバモイルおよび R5が水素、ヒドロキシ、メトキシまたはエトキシを表し、かつその際基R3 、R4およびR5の少なくとも1つは水素以外の基を表すもの、およびその塩で ある。 式Iの有利な化合物は、 R1が1〜4Cアルコキシ、3〜5Cシクロアルコキシあるいは完全にまたは 部分的にフッ素により置換 された1〜2Cアルコキシを表し、 R2およびR3が一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子と 共にシクロペンタン環またはシクロヘキサン環を表し、 R4が水素、ヒドロキシ、カルボキシル、1〜2Cアルコキシカルボニル、シ アノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノカルボニルまたはジ−1〜4Cアルキルア ミノカルボニル、5−テトラゾリルまたはカルバモイルおよび R5が水素を表すもの、およびその塩である。 式Iの特に有利な化合物は、 R1がメトキシ、 R2およびR3が一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子を 含んでシクロペンタン環を表し、 R4がヒドロキシ、カルボキシル、シアノ、モノ−1〜4C−アルキルアミノ カルボニル、5−テトラゾリルまたはカルバモイルおよび R5が水素を表すもの、およびその塩である。 式Iの化合物の塩として、置換に応じて、あらゆる酸付加塩または塩基とのあ らゆる塩が考えられる。特に製剤法において通常使用される無機および有機酸の 、薬理学的に認容性の塩が挙げられる。このようなものとして一方では酸、例え ば塩酸、臭化水素酸、リン酸、硝酸、硫酸、酢酸、クエン酸、D−グルコン酸、 安息香酸、2−(4−ヒドロキシベンゾイル)−安息香酸、酪酸、スルホサリチ ル酸、マレイン酸、ラウリン酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、酒 石酸、エンボン酸(4,4’−メチレン−ビス(3−ヒドロキシ−2−ナフトエ 酸))、ステアリン酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸または3−ヒド ロキシ−2−ナフトエ酸との水溶性および水不溶性の酸付加塩が適切であり、そ の際、1塩基酸または多塩基酸であるかどうかに応じて、およびいずれの塩を所 望するかに応じて、塩の製造の際に酸を等モルで、または等モルとは異なる量比 で使用する。 他方、塩基との塩も考えられる。塩基との塩の例としてアルカリ金属塩(リチ ウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩)またはカルシウム塩、アルミニウム塩、マ グネシウム塩、チタン塩、アンモニウム塩、メグルミン塩またはグアニジニウム 塩が挙げられ、その際ここでもまた塩の製造の際に塩基を等モルで、または等モ ルとは異なる量比で使用する。 例えば本発明による化合物を工業的規模で製造する際に生成物として最初に生 じうる、薬理学的に非認容性の塩は当業者に公知の方法により薬理学的に認容性 の塩に変換する。 式Iの化合物は、置換基−R2および−CH2R3が同一でない限り、キラル 化合物である。従って本発明は純粋なエナンチオマーと共に、ラセミ体を含む、 任 意の混合比のこれらの混合物も含む。エナンチオマーは自体公知の方法で(例え ば相応するジアステレオマー化合物の製造および分離により)分離することがで きる。 本発明の別の対象は式Iの化合物およびその塩の製造方法である。本方法は、 a)式II: [式中、R1、R2、R3およびR5は上記で定義したものを表す]の化合物を 接触脱水素するか、または b)式III: [式中、R1、R2およびR3は上記で定義したものを表し、かつXは基−B( OH)2を表す]の化合物と式IV: [式中R4およびR5は上記で定義したものを表し、かつZはハロゲンを表す] の化合物とを接触カップリングするか、または c)R1、R2、R3およびR5が上記で定義したものを表し、かつR4がカ ルボキシルを表す式Iの化合物と、R11およびR12が互いに独立して水素ま たは1〜4Cアルキルを表す式H−N(R11)R12のアミンとを反応させる か、または d)R1、R2、R3およびR5が上記で定義したものを表し、かつR4がシ アノを表す式Iの化合物を製造するために、R4がカルバモイルを表す式Iの相 応の化合物を脱水するか、または e)R1、R2、R3およびR5が上記で定義したものを表し、かつR4が5 −テトラゾリルを表す式Iの化合物を製造するために、R4がシアノを表す式I の相応する化合物をアジド誘導体で付加環化し、 かつ所望の場合には引き続きa)、b)、c)、d)またはe)により得られた 式Iの化合物をその塩に変換するか、または得られた式Iの化合物の塩を遊離化 合物に変換することを特徴とする。 所望の場合には式Iの別の化合物を当業者に公知の 方法で誘導体にする(特に基R4で)ことにより、式Iの他の化合物に変換する ことができる(例えば酸から相応のエステルを合成することにより)。 本発明による物質の単離および精製は自体公知の方法で、例えば溶剤を真空下 で留去しかつ得られた残留物を適切な溶剤から再結晶させるか、または通例の精 製方法、例えば適切な担体材料を用いてカラムクロマトグラフィーにかけること により行う。 塩は遊離化合物を、所望の酸もしくは塩基を含有する適切な溶剤、例えば塩素 化した炭化水素、例えば塩化メチレンまたはクロロホルム、または低分子脂肪族 アルコール(エタノール、イソプロパノール)に溶解することにより、または該 化合物を溶解した前記溶剤に所望の酸もしくは塩基を引き続き添加することによ り得られる。塩はろ過、再沈殿、付加塩に対する非溶剤での沈殿により、または 溶剤を蒸発させることにより収得する。得られた塩はアルカリ性にすることによ りもしくは酸性にすることにより遊離化合物に変換することができ、該化合物は 再び塩に変換することができる。このようにして薬理学的に非認容性の塩を薬理 学的に認容性の塩に変換することができる。 変法a)による式IIの化合物の接触脱水素は当業者に公知の方法で適切な溶 剤(例えばトルエン)中および適切な触媒例えば活性炭に担持させたパラジウム の存在下で、有利には高めた温度、特に溶剤の沸騰温 度で行う。 式IIIのホウ酸誘導体と式IV[変法b)]のハロゲン化アリールとのカッ プリングは、当業者に公知の条件下で、例えば以下の例に記載するように行う。 この場合ハロゲン化アリールとして有利には、Zが臭素を表す式IVの化合物を 使用する。 変法c)による式Iの化合物の反応は、カルボン酸アミドの合成のために当業 者に公知の方法で行う。所望の場合には式Iのカルボン酸をアミノ分解前に適切 に活性化した誘導体、例えば相応の酸ハロゲン化物に変換する。使用する、式H −N(R11)R12のアミンとして例えばアンモニア、メチルアミンおよびエ チルアミンが挙げられる。 変法d)に類似の脱水は同様に公知の方法で適切な溶剤中、脱水剤例えばオキ シ塩化リンまたは五酸化リンを用いて、有利には高めた温度で、特に使用する溶 剤の沸騰温度で処理することにより行う。 変法e)による付加環化の条件は同様に当業者に公知である。適切なアジド誘 導体として例えばトリブチルスズアジドを使用する。 R1、R2、R3およびR5が上記で定義したものを表す式IIの化合物は例 えばXがリチウムを表す式IIIの相応する化合物を、R5が上記で定義したも のを表す式V: の化合物に付加し、かつ引き続き水を除去することにより得られる。有利には式 Vの化合物を部分的に保護した形で、例えばモノエチレンケタールとして使用し 、かつ保護基を反応終了後に再び分離する。 Xがリチウムを表す式IIIの化合物は、Xがハロゲン、特に臭素を表す式I IIの相応の化合物から金属ハロゲン交換により得られる。 Xが基−B(OH)2を表す式IIIの化合物は、Xがリチウムを表す式II Iの化合物をホウ酸トリアルキルエステルと反応させ、かつ引き続き加水分解す ることにより得られる。 Xがハロゲンを表す式IIIの化合物は、以下の一般的な反応図式: により製造することができる。式IIIの化合物の合成は「出発化合物」の項に 例を挙げて記載されている。式IIIの別の化合物は同様の方法で製造すること ができる。 式IVおよびVの化合物は公知であるか、または公知の方法で製造することが できる。 以下の例は本発明を制限することなく詳細に説明する。例においてSchmp .は融点、Sdp.は沸点、hは時間、RTは室温、THFはテトラヒドロフラ ン、DMFはN,N−ジメチルホルムアミドおよびDCは薄層クロマトグラフィ ーを表す。例に挙げた化合物およびその塩は本発明の有利な対象である。 例最終生成物 1.4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’ −シクロペンタン−4−イル)フェノール 無水トルエン5ml中のA1により製造した化合物0.3g(1ミリモル)の 溶液に、10%のPd/C3mgを添加し、かつ72h還流下に煮沸する。該溶 液の冷却後、触媒をろ別し、かつメタノール約100mlで後洗浄する。有機相 を合し、濃縮乾固し、残留物をエーテルにとり、該エーテル相を1Nの苛性ソー ダ水溶液100mlで振とう分離し、有機相を分離し、水相を6Nの塩酸でpH 4にし、かつエチルエーテルで振とう分離する。引き続きエチルエーテル相を硫 酸ナトリウムで乾燥し、かつ回転蒸発装置で濃縮する。カラムクロマトグラフィ ーにより表題化合物0.15gがSchmp.92〜93℃の白灰色の固体とし て得られる。 2.4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾ フラン−2−スピロ−1’−シクロペンタン−4−イル)−安息香酸 2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’−シクロペ ンタン−4−ホウ酸誘導体0.41g、4−ブロモ安息香酸0.36gおよび炭酸 ナトリウム0.59gを窒素下に、トルエン12ml、水4.8mlおよびエタノ ール2.4mlからなる混合物中でRTで撹拌する。次いでテトラキストリフェ ニルホスフィンパラジウム(O)0.04gを添加し、かつ該混合物を22h加 熱し沸騰させる。冷却後、酢酸エチルおよび0.5NのNaOHを添加する。該 相を分離し、かつ有機相をさらに0.5NのNaOHで2回振とう分離する。合 した水相を2NのHClでpH5に酸性にし、かつ沈殿物を酢酸エチルで2回抽 出する。合した有機相を飽和NaCl溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し 、かつ濃縮する。残留物を酢酸エチル約15ml中で活性炭と共に煮沸し、熱時 にシリカゲル/セライトを介してろ過し、かつ該溶液を冷却する。析出した生成 物を吸引ろ過し、エーテルで洗浄し、かつ乾燥する。Schmp.240〜24 2℃を有する表題化合物0.14gが得られる。 3.4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’ −シクロペンタン−4−イル)−安息香酸アミド 4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラ ン−2−スピロ−1’−シクロペンタン−4−イル)−安息香酸(例2)0.5 gに無水トルエン5ml中でSOCl20.2mlを添加し、かつ該混合物を2h 加熱し沸騰させる。冷却後、溶剤を真空下で回転蒸発装置で留去し、トルエン5 mlで2回後蒸留し、かつ残留物を真空下で乾燥する。粗製酸塩化物を無水ジオ キサン5ml中に溶解し、かつ冷却下で濃アンモニア溶液2mlに滴下する。R Tで1.5h撹拌後、水で希釈し、沈殿物を吸引ろ過し、水で洗浄し、かつ乾燥 する。精製のためにシリカゲルカラムを介してCH2Cl2/EtOH(95:5 )でクロマトグラフィーにかける。クロマトグラフィーにより純粋なフラクショ ンを合し、濃縮し、かつ残留物をエタノールから析出させる。吸引ろ過し、エタ ノールで洗浄し、かつ乾燥する。Schmp.243〜244℃を有する表題化 合物0.13gが得られる。 4.4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’ −シクロペンタン−4−イル)−安息香酸−N−メチルアミド 例3と同様にして、4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2 −スピロ−1’−シクロペンタン−4−イル)−安息香酸0.5gから酸塩化物を 製造し、かつ無水ジオキサン中のメチルアミンの飽和溶液5mlに冷却下で滴加 する。該混合物を回転蒸発装置で濃縮し、かつ残留物を酢酸エチルと水との間で 分配する。有機相をもう一回水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、かつ濃縮す る。残留物をシリカゲルカラムを介してCH2Cl2/EtOH(95:5)でク ロマトグラフィーにかける。クロマトグラフィーにより純粋なフラクションを合 し、濃縮し、残留物をジイソプロピルエーテルで析出させ、吸引ろ過し、かつ乾 燥する。Schmp.143〜144℃を有する表題化合物0.17gが得られ る。 5.4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’ −シクロペンタン−4−イル)−ベンゾニトリル 4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’−シ クロペンタン−4−イル)−安息香酸アミド(例3)1.5gをアセトニトリル 60mlに懸濁させ、かつ次いでPOCl30.5mlを添加する。該混合物を1 h還流下に加熱し沸騰させ、冷却し、氷水に注ぐ。1NのNaOHで中和し、か つ酢酸エチルで抽出する。有機相を水で洗浄し、かつ硫酸ナトリウムで乾燥し、 かつ濃縮する。残留物をシリカゲルカラムを介して石油エーテル/酢酸エチル( 6:1)でクロマトグラフィーにかける。クロマトグラフィーにより純粋なフラ クションを合し、濃縮し、かつ石油エーテル/ジイソプロピルエーテルと共に擦 る。固体を吸引ろ過し、かつ乾燥する。Schmp.115〜116℃(分解) を有する表題化合物0.74g が得られる。 6.5−[4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ −1’−シクロペンタン−4−イル)−フェニル]−テトラゾール エチレングリコールモノメチルエーテル20ml中の4−(2,3−ジヒドロ −7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’−シクロペンタン−4−イル) −ベンゾニトリル(例5)0.58gおよびトリブチルスズアジド0.63gの 溶液を4日間還流下に加熱して沸騰させる。冷却後、4NのHCl35mlおよ びトルエン20mlを添加し、かつ該混合物を3.5h撹拌する。固体を吸引ろ 過し、乾燥し、石油エーテル/酢酸エチル(8:2)からなる混合物中に沸騰加 熱して溶かし、かつ熱時にろ過する。冷却の際に析出した固体を吸引ろ過し、洗 浄し、かつ乾燥する。Schmp.188〜189℃(分解)を有する表題化合 物0.15gが得られる。出発化合物 A1.4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1 ’−シクロペンタン−4−イル)シクロヘキセ−4−エン−1−オン トルエン100ml中のA2により製造した化合物7.4g(0021モル) の溶液に蒸留水50mlおよびp−トルエンスルホン酸一水和物をスパチュラの 先端2つ分添加し、還流下で2h煮沸する。冷却後、 有機相を回転蒸発装置で留去し、残留物をアセトン100mlにとり、かつp− トルエンスルホン酸をスパチュラの先端1つ分添加する。該混合物を8h還流下 に煮沸後、冷却し、アセトンを留去し、残留物をエーテルにとり、1Nの苛性ソ ーダ水溶液100mlを添加し、有機相を分離し、かつエーテルで抽出する。該 有機相を合し、かつ硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮し、かつ生成物をカラムクロ マトグラフィーにより精製する。表題化合物5.4gが黄色の油状物として得ら れる[DC(ナノプレート、石油エーテル/酢酸エチルエステル6:4)Rf= 0.41]。 A2.4−ヒドロキシ−4−(2,3−ジヒドロ−7−メトキシ−ベンゾフラ ン−2−スピロ−1’−シクロペンタン−4−イル)シクロヘキサノンモノエチ レンケタール THF100ml中のA4により製造した化合物9.5g(0.034モル)の 溶液に、−78℃で窒素下にn−ブチルリチウム21.2ml(0.036モル) を滴加し、かつ該温度でさらに0.5h撹拌する。引き続きシクロヘキサンジオ ンモノエチレンケタール5.3g(0.034モル)の溶液を−78℃で滴加し、 かつ引き続き−70℃でさらに2h撹拌する。RTに加温後、蒸留水100ml を添加し、かつ1Nの塩酸で中和する。有機相を分離し、かつ水相を塩化メチレ ンで付加的に抽出する。有機相を合し、かつ硫酸ナトリ ウムで乾燥し、濃縮し、かつカラムクロマトグラフィーを介して精製する。表題 化合物7.1gが黄色の油状物として得られる。[DC(石油エーテル/酢酸エ チルエステル6:4)Rf=0.16]。 A3.2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピロ−1’−シ クロペンタン−4−ホウ酸誘導体 無水THF100ml中の4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−7−メトキシベン ゾフラン−2−スピロ−1’−シクロペンタン6.5gの溶液に、−78℃で窒 素下にヘキサン中1.6Nのブチルリチウム溶液16.6mlを滴下する。−78 ℃で2h撹拌し、かつ次いでホウ酸トリメチルエステル7.7mlを滴加し、か つ2時間以内にRTに加温する。1Nの塩酸溶液75mlの添加後、一晩撹拌し 、次いで相を分離し、かつ水相をジエチルエーテルでさらに2回抽出する。合し た有機相を水および飽和NaCl溶液で洗浄し、かつ硫酸マグネシウムで乾燥す る。ろ過、濃縮および真空下で乾燥後、表題化合物5.5gが粗製生成物として 得られ、これをこれ以上精製せずにさらに使用する。 A4.4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−7−メトキシベンゾフラン−2−スピ ロ−1’−シクロペンタン 無水トルエン100ml中のA5により製造した化合物8.4g(0.03ml )の溶液にアンバーリスト(Amberlyst)15 9.0gを添加し、かつ該混合物を 1 00℃で10h撹拌する。該混合物の冷却後、H+イオン交換体をろ別し、かつ メタノール100mlで後洗浄する。有機相を濃縮し、かつ得られた残留物をカ ラムクロマトグラフィーにかけた後、表題化合物7.4gが黄色の油状物として 得られる。[DC(石油エーテル/酢酸エチルエステル6:4)Rf=0.72 ]。 A5.2−(シクロペンテ−1−エニルメチル)−3−ヒドロキシ−4−メト キシブロモベンゼン 無水THF200ml中のメチルトリフェニルホスホニウムブロミド26.5 g(0.074モル)の懸濁液に、−78℃で窒素下にn−ブチルリチウム(ヘ キサン中1.6N)52.1ml(0.082モル)を滴加する。引き続き該懸濁 液を−30℃に加温し、その際該懸濁液は溶解する。改めて−70℃に冷却後、 無水THF200ml中のA6により製造した化合物19.2g(0.067モル )の溶液を窒素下に滴加する。引き続き−10℃に加温し、かつ該温度で5h撹 拌する。[DC(石油エーテル/酢酸エチルエステル6:4)Rf(メチレン化 合物)=0.81]。RTに加温後、該混合物から固体をろ別し、ろ液を半飽和 塩化ナトリウム溶液200mlで3回および蒸留水200mlで2回振とう分離 する。有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、かつ濃縮乾固後、残留物をキノ リン50mlにとり、かつ195〜205℃で1h撹拌する 。該溶液を冷却後、エチルエーテル400mlを添加し、かつキノリンを2Nの 塩酸200mlで4回振とう分離する。有機相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し 、かつ濃縮する。残留物をカラムクロマトグラフィーにかけた後、赤褐色の油状 物として表題化合物8.4gの収量が生じる。[DC(石油エーテル/酢酸エチ ルエステル6:4)Rf=0.65]。 A6.4−メトキシ−3−(2−オキソシクロペンチルオキシ)−ブロモベン ゼン 無水DMF300ml中の3−ヒドロキシ−4−メトキシブロモベンゼン20 g(0.1モル)の溶液に2−クロロシクロペンタノン17.7g(0.15モル )および炭酸カリウム41.4g(0.3モル)を添加し、かつRTで12h撹拌 する。固体をろ別後、ろ液を濃縮し、エチルエーテル500mlにとり、かつ蒸 留水200mlで3回振とう分離する。カラムクロマトグラフィーにより表題化 合物21.1gが褐色の油状物として得られる。[DC(石油エーテル/酢酸エ チルエステル6:4)Rf=0.47]。 商業的使用可能性 本発明による化合物は、該化合物の商業用の利用を可能にする貴重な薬理学的 特性を有する。選択的環式ヌクレオチドホスホジエステラーゼ(PDE)抑制剤 (特にIV型の)として該化合物は、一方では気管支炎治療薬として(気道の拡 張による、あるいはまた呼 吸数もしくは呼吸発動性の増加作用による気道閉塞の治療のため)および血管拡 張作用による勃起性機能障害の除去のために、しかし他方では、メディエイタ、 例えばヒスタミン、PAF(血小板活性化因子)、アラキドン酸誘導体、例えば ロイコトリエンおよびプロスタグランジン、サイトカイン、インターロイキン、 ケモキン(Chemokine)、α−インターフェロン、β−インターフェロンおよびγ −インターフェロン、腫瘍壊死因子(TNF)または酸素ラジカルおよびプロテ アーゼにより媒介される、特に例えば気道の疾病の治療(喘息予防)、皮膚、腸 、眼および関節の炎症性の性質の疾病の治療のために適切である。この場合本発 明による化合物は低い毒性、良好な腸内吸収(高い生物学的利用能)、広い治療 範囲および副作用が実質的にないことにおいて優れている。 本発明による化合物は、そのPDE抑制特性により人間医学および獣医学にお いて治療薬として使用することができ、この場合該化合物は例えば以下の疾患の 治療および予防に使用することができる:様々な由来の急性および慢性(特に炎 症性およびアレルゲンに誘発された)気道疾病(気管支炎、アレルギー性気管支 炎、気管支喘息);皮膚病(特に増殖性、炎症性およびアレルギー性の種類)例 えば乾癬(尋常性)、中毒性およびアレルギー性の接触性湿疹、アトピー性湿疹 、脂漏性湿疹、単純性苔癬、日焼け、生殖肛門領域の そう痒症、円形脱毛、肥大性はん痕、慢性円板状エリテマトーデス、ろ胞性およ び広汎性濃皮症、内因性および外因性座そう、酒さ性座そうならびにその他の増 殖性、炎症性およびアレルギー性皮膚疾患;TNFおよびロイコトリエンの過剰 な遊離に起因する疾病、例えば関節炎の同型団からの疾病(リウマチ性関節炎、 リウマチ性脊椎炎、骨関節炎およびその他の関節炎性状態)、免疫系の疾病(A IDS、多発性硬化症)、ショックの徴候形[敗血性ショック、内毒素ショック 、グラム陰性敗血症、中毒性ショック症状およびARDS(成人呼吸困難症候群 )]ならびに胃腸領域における広汎性の炎症(クローン病および潰瘍性結腸炎) ;上部気道領域(咽頭域、鼻)および隣接領域(副鼻腔、眼)におけるアレルギ ー性および/または慢性の、免疫異常反応に起因する疾病、例えばアレルギー性 鼻炎/副鼻腔炎、慢性鼻炎/副鼻腔炎、アレルギー性結膜炎ならびに鼻ポリープ ;あるいはまたPDE抑制剤で治療が可能な心臓の疾病、例えば心不全、または PDE抑制剤の組織弛緩作用により治療が可能な疾病、例えば勃起性機能障害ま たは腎石に関連した腎臓および尿管の疝痛;またはCNSの疾病、例えば鬱病ま たは動脈硬化性痴呆。 本発明のもう一つの対象は、上記の疾患に罹患している、人間を含む哺乳類の 治療方法である。本方法は罹患した哺乳類に、本発明による化合物1種以上の治 療上有効かつ薬理学的に認容性の用量を投与することを特徴とする。 本発明の別の対象は、上記の疾患を治療および/または予防する際に使用する ための本発明による化合物である。 同様に、本発明は上記の疾患を治療および/または予防するために使用する薬 剤を製造するための本発明による化合物の使用に関する。 さらに本発明による化合物一種以上を含有する、上記の疾患を治療および/ま たは予防するための薬剤が本発明の対象である。 該薬剤は自体公知の、当業者に周知の方法により製造する。薬剤として本発明 による化合物(作用物質)はそのままで、または有利には適切な製薬学的補助物 質と組み合わせて、例えば錠剤、糖衣錠、カプセル、座薬、硬膏、エマルジョン 、懸濁液、ゲルまたは溶液の形で使用し、その際作用物質含量は有利には0.1 〜95%である。 いずれの補助物質が所望の医薬品処方に適切であるかは、各自の専門知識によ り当業者に周知である。溶剤、ゲル形成剤、軟膏基剤およびその他の作用物質担 体以外に例えば酸化防止剤、分散剤、乳化剤、保存剤、溶解補助剤、浸透促進剤 を使用することができる。 呼吸器の疾病の治療のために本発明による化合物は有利には吸入投与する。こ のために該化合物を直接粉 末として(有利にはミクロ化した形で)、または該化合物を含有する溶液または 懸濁液を霧状にすることにより投与する。調合および投与形に関しては例えば欧 州特許第163965号明細書の実施態様に記載されている。 皮膚病の治療のために、本発明による化合物の適用を特に局所的な投与に適切 な薬剤形で行う。薬剤の製造のために本発明による化合物(=作用物質)を有利 には適切な製薬学的補助物質と混合し、かつ適切な医薬品処方物に引き続き加工 する。適切な医薬品処方物として例えば粉末、エマルジョン、懸濁液、スプレー 、油溶液、軟膏、脂性軟膏、クリーム、ペースト、ゲルまたは溶液が挙げられる 。 本発明による薬剤は自体公知の方法で製造する。作用物質の用量はPDE抑制 剤に通例の範囲で行う。例えば皮膚病の治療のための局所的な投与形(例えば軟 膏)は、作用物質を例えば0.1〜99%の濃度で含有している。吸入投与のた めの用量は通常0.01〜0.5mg/kgである。系統療法の際に通例の用量は 1日あたり0.05〜2mg/kgである。 生物学的調査 細胞レベルでのPDE IV抑制を調査する場合、炎症細胞の活性化が特に重 要である。例としては、好中性顆粒性白血球のFMLP(N−ホルミル−メチオ ニル−ロイシル−フェニルアラニン)誘導性超酸化物 生成が挙げられ、これはルミノールを強化した化学発光として計測できる。[Mc Phail LC,Strum SL,Leone PA und Sozzani S,The neutrophil respiratory b urst mechanism.In "Immunology Series" 1992,57,47-76; ed.Coffey RG(Ma rcel Decker,Inc.,New York-Basel-Hong Kong)] 化学発光ならびにサイトカイン分泌および炎症細胞、特に好中性およびエオジ ン好性の顆粒性白血球の、炎症を増加するメディエイタの分泌を抑制する物質は PDE IVを抑制する物質である。ホスホジエステラーゼ群のイソ酵素は特に 顆粒性白血球に代表される。その抑制は細胞内環式AMP濃度を上昇させ、かつ これにより細胞の活性化を抑制する。そのために本発明による物質によるPDE IV抑制は炎症プロセスの抑圧のための中心的な指標である。(Giembycz MA, Could isoenzyme-selective phosphodiesterase inhibitors render bronchodil atory therapy redundant in the treatment of bronchial asthma?.Biochem P armacol 1992,43,2041-2051; Torphy TJ et al.,Phosphodiesterase inhibit ors: new opportunities for treatment of asthma.Thorax 1991,46,512-523 ; Schudt C et al.,Zardaverine: a cyclic AMP PDE III/IV inhibitor.In "N ew Drugs for Asthma Therapy",379-402,Birkhaeuser Verlag Basel 1991; Sc hudt C et al.,Influence of selective phosphodie sterase inhibitors on human neutrophil functions and levels of cAMP and Cai.Naunyn-Schmiedebergs Arch Pharmacol 1991,344,682-690; Nielson CP et al.,Effects of selective phosphodiesterase inhibltors on polymorphon uclear leukocyte respiratory burst.J Allergy Clin Immunol 1990,86,801 -808; Schade et al.,The specific type III and IV phosphodiesterase inhi bitor zardaverine supress formation of tumor necrosis factor by macropha ges.European Journal of Pharmacology 1993,230,9-14) 1.PDE IV活性の抑制 方法 活性テストを、微量滴定プレートを採用したバオアー・シュヴァーベ法(Meth ode von Bauer und Schwabe)(Naunyn-Schmiedeberg's Arch.Pharmacol.311, 193-198,1980)により実施した。この場合第一段階でPDE反応を行う。第二段 階で、生じた5’−ヌクレオチドをオフィオファグス ハナー(ophiophagus ha nnah)(キングコブラ)の蛇毒の5’−ヌクレオチダーゼにより分解し、非負荷 の(ungeladenen)ヌクレオシドにする。第三段階で該ヌクレオシドをイオン交換 カラムで、残留している、負荷された基質から分離する。カラムを30mMのギ 酸アンモニウム(pH6.0)2mlで直接ミニバイアルに溶離し、これにさら にシンチ レータ溶液2mlを計数のために添加する。 本発明による化合物のために確認された抑制値は以下の表Aに記載されており 、該表中、化合物の番号は例の番号に対応する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 307/86 C07D 307/86 405/12 257 405/12 257 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,BG,BR,B Y,CA,CN,CZ,EE,HU,JP,KR,LT ,LV,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG, SI,SK,TR,UA,US (72)発明者 トーマス ベーア ドイツ連邦共和国 D−78462 コンスタ ンツ ブラーラーシュトラーセ 16 (72)発明者 ベアテ グッタラー ドイツ連邦共和国 D−78476 アレンス バッハ アレンスバッハー シュトラーセ 6ベー (72)発明者 ディーター フロッケルツィ ドイツ連邦共和国 D−78476 アレンス バッハ アッカーヴェーク 26 (72)発明者 トーマス マルティン ドイツ連邦共和国 D−78464 コンスタ ンツ ゾンネンビュールシュトラーセ 73 (72)発明者 ウルリッヒ ティーボー ドイツ連邦共和国 D−78462 コンスタ ンツ ブリューエルシュトラーセ 7 (72)発明者 アーミン ハッツェルマン ドイツ連邦共和国 D−78467 コンスタ ンツ アルター ヴァル 3 (72)発明者 ロルフ ボイメ ドイツ連邦共和国 D−78465 コンスタ ンツ ボールシュトラーセ 13 (72)発明者 ヒルデガルト ボス ドイツ連邦共和国 D−78464 コンスタ ンツ シュターダー タールヴェーク 4 (72)発明者 ディートリッヒ ヘフナー ドイツ連邦共和国 D−78464 コンスタ ンツ ベートーベンシュトラーセ 5 (72)発明者 ハンス−ペーター クレイ ドイツ連邦共和国 D−78476 アレンス バッハ イム ヴァインベルク 3ベー (72)発明者 ヴォルフ−リューディガー ウルリッヒ ドイツ連邦共和国 D−78464 コンスタ ンツ ヘーベルシュトラーセ 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [式中、 R1は1〜6Cアルコキシ、3〜7Cシクロアルコキシ、3〜7Cシクロアル キルメトキシ、ベンジルオキシあるいは完全にまたは部分的にフッ素により置換 された1〜4Cアルコキシを表し、 R2は1〜4Cアルキルおよび R3は水素または1〜4Cアルキルを表すか、あるいは R2およびR3は一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子を 含んで5員、6員または7員の、所望の場合には1個の酸素原子により中断され ていてよい炭化水素環を表し、 R4は水素、ヒドロキシ、カルボキシル、1〜4Cアルコキシカルボニル、ア ミノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノまたはジ−1〜4Cアルキルアミノ、1〜 4Cアルキルカルボニルアミノ、1〜4Cアルキルスルホニルアミノ、トリフル オロメチルスルホニルアミ ノ、シアナミノ、ニトロ、シアノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノカルボニルま たはジ−1〜4Cアルキルアミノカルボニル、5−テトラゾリルまたはカルバモ イル、および R5は水素、ヒドロキシ、1〜4Cアルコキシまたはハロゲンを表し、かつこ の場合基R3、R4およびR5の少なくとも1つは酸素以外のものを表す] の化合物およびその塩。 2.請求項1記載の式I[式中、 R1は1〜4Cアルコキシ、3〜5Cシクロアルコキシ、3〜5Cシクロアル キルメトキシあるいは完全にまたは部分的にフッ素により置換された1〜4Cア ルコキシを表し、 R2は1〜4Cアルキルおよび R3は水素または1〜4Cアルキルを表すか、あるいは R2およびR3は一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子を 含んでシクロペンタン環、シクロヘキサン環、テトラヒドロフラン環またはテト ラヒドロピラン環を表し、 R4は水素、ヒドロキシ、カルボキシル、1〜2Cアルコキシカルボニル、ニ トロ、シアノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノカルボニルまたはジ−1〜4Cア ルキルアミノカルボニル、5−テトラゾリルまたはカルバモイルおよび R5は水素、ヒドロキシ、メトキシまたはエトキシを表し、かつこの場合基R 3、R4およびR5の少なくとも1つは水素以外の基を表す]の化合物およびそ の塩。 3.請求項1記載の式I[式中、 R1は1〜4Cアルコキシ、3〜5Cシクロアルコキシあるいは完全にまたは 部分的にフッ素により置換された1〜2Cアルコキシを表し、 R2およびR3は一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子を 含んでシクロペンタン環またはシクロヘキサン環を表し、 R4は水素、ヒドロキシ、カルボキシル、1〜2Cアルコキシカルボニル、シ アノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノカルボニルまたはジ−1〜4Cアルキルア ミノカルボニル、5−テトラゾリルまたはカルバモイルおよび R5は水素を表す]の化合物およびその塩。 4.請求項1記載の式I[式中、 R1はメトキシ、 R2およびR3は一緒になって、かつこれらが結合している両方の炭素原子を 含んでシクロペンタン環を表し、 R4はヒドロキシ、カルボキシル、シアノ、モノ−1〜4Cアルキルアミノカ ルボニル、5−テトラゾリルまたはカルバモイルおよび R5は水素を表す]の化合物およびその塩。 5.式Iの化合物およびその塩を製造する方法において、 a)式II: [式中、R1、R2、R3およびR5は請求項1で定義したものを表す]の化合 物を接触脱水素するか、または b)式III: [式中、R1、R2およびR3は請求項1で定義したものを表し、かつXは基− B(OH)2を表す]の化合物と式IV: [式中、R4およびR5は請求項1で定義したものを表し、かつZはハロゲンを 表す]の化合物とを接触カップリングするか、または c)R1、R2、R3およびR5が請求項1で定義したものを表し、かつR4 がカルボキシルを表す式Iの化合物とR11およびR12が互いに独立して水素 または1〜4Cアルキルを表す式H−N(R11)R12のアミンと反応させる か、または d)R1、R2、R3およびR5が請求項1で定義したものを表し、かつR4 がシアノを表す式Iの化合物を製造するために、R4がカルバモイルを表す式I の相応の化合物を脱水するか、または e)R1、R2、R3およびR5が請求項1で定義したものを表し、R4が5 −テトラゾリルを表す式Iの化合物を製造するために、R4がシアノを表す式I の相応の化合物をアジド誘導体で付加環化し、 かつ所望の場合には引き続きa)、b)、c)、d)またはe)により得られた 式Iの化合物をその塩に変換するか、または得られた、式Iの化合物の塩を遊離 化合物に変換することを特徴とする、式Iの化合物およびその塩の製造方法。 6.請求項1記載の化合物1種以上を通例の製薬学的補助物質および/または 担体物質と一緒に含有する薬剤。 7.疾患を治療する際に使用するための、請求項1記載の化合物。 8.薬剤を製造するための、請求項1記載の化合物の使用。 9.気道疾病の治療のための薬剤を製造するための、請求項1記載の化合物の 使用。 10.皮膚病の治療のための薬剤を製造するための、請求項1記載の化合物の 使用。
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