JPH1150541A - 移動型アトリウム - Google Patents

移動型アトリウム

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JPH1150541A
JPH1150541A JP20765697A JP20765697A JPH1150541A JP H1150541 A JPH1150541 A JP H1150541A JP 20765697 A JP20765697 A JP 20765697A JP 20765697 A JP20765697 A JP 20765697A JP H1150541 A JPH1150541 A JP H1150541A
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JP
Japan
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atrium
mobile
covering
base end
cover
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Application number
JP20765697A
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English (en)
Inventor
Norihiko Kamatani
憲彦 鎌谷
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用価値の高い大空間を得ることができる移
動型アトリウムを提供する。 【解決手段】 夫々が走行手段Sを有する少なくとも二
つの基端部1を備えると共に、基端部1どうしに掛け渡
されて、基端部1どうしの間に位置する地面上を覆う覆
い部2を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の面積を有す
る地面の上方を覆うことができるアトリウムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アトリウムとは、屋根の架かった
前庭や中庭のことをいい、例えば、最近の高層建築で
は、吹き抜けの最上部をガラス張りとしたようなものが
ある。アトリウムは、単に通路として使用される他、飲
食敷設を設ける等、各種の商用空間として利用されるこ
ともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアトリウム
は、建築構造物と一体化して構成されるものであり、建
築構造物の内部に開放感の高い大空間を確保できるもの
である。しかし、仮に、アトリウムそのものが移動可能
となれば、アトリウムが形成する大空間の利用態様が著
しく広がり、商用敷設としての付加価値を高めることが
できる。
【0004】本発明の目的は、このような従来技術の原
則から脱却し、利用価値の高い大空間を得ることができ
る移動型アトリウムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の特徴構成を、図1〜図4に示した例を参考に
説明する。 (構成1)本発明の移動型アトリウムは、請求項1に記
載したごとく、夫々が走行手段Sを有する少なくとも二
つの基端部1を備えると共に、前記基端部1どうしに掛
け渡されて、前記基端部1どうしの間に位置する地面上
を覆う覆い部2を備えて構成した点に特徴を有する。 (作用・効果)本構成のごとく、アトリウムそのものが
移動できるように走行手段を備えているから、所定の場
所に対して何時でもアトリウムを設置することができ
る。また、自在に移動できるから、パレード等の動くイ
ベントを覆う装置として利用することができ、雨風の影
響を受けることなくイベントを開催することができる。
さらに、当該移動型アトリウムの移動領域内に植裁を施
す場合には、前記覆い部を適宜移動させることで、植裁
を自然な環境下で育成することもできる。
【0006】(構成2)本発明の移動型アトリウムは、
請求項2に記載したごとく、前記走行手段Sに駆動装置
6を備えて自走可能に構成することができる。 (作用・効果)本構成であれば、当該移動型アトリウム
を移動させるための駆動装置を、移動型アトリウムとは
別に設置する必要がないうえに、そのような駆動装置と
当該移動型アトリウムとを連係する駆動力伝達手段等を
設ける必要もない。よって、これらの付属設備によって
移動型アトリウムの移動領域となる地面部分が過度に制
約を受けることがなく、地面部分を利用する際の自由度
を高めることができる。
【0007】(構成3)本発明の移動型アトリウムは、
請求項3に記載したごとく、前記覆い部2による覆い空
間3が少なくとも一方向の両端部において外気と連通し
ており、連通方向に沿って前記覆い部2を分割可能に構
成することができる。 (作用・効果)本発明の移動型アトリウムは、通常は、
門形或いはアーチ形の覆い空間を形成する。しかし、本
構成のごとく、一方向に連通した空間を形成する覆い部
を当該連通方向に沿って分割できるものとすると、上記
門形等の覆い空間に限らず、庇状の覆い空間を形成する
こともできる。この場合には、より解放感の高い覆い空
間を形成しつつ、覆い部を日除け或いは防風壁として利
用することができる。
【0008】(構成4)本発明の移動型アトリウムは、
請求項4に記載したごとく、前記基端部1に他物を積載
する積載部11を設けて構成することができる。 (作用・効果)本構成の積載部には、例えば、店舗・観
覧席等を設けることができる。この場合には、例えば、
異なる場所で行われている幾つかの催し物を、利用者が
積載部に乗ったまま順番に観覧するというような、新た
な形式のイベントを企画することも可能となる。
【0009】(構成5)本発明の移動型アトリウムは、
請求項5に記載したごとく、前記走行手段Sに操舵装置
7を備えて構成することができる。 (作用・効果)本構成のごとく、走行手段に操舵装置を
備えることで、原則として、前記移動型アトリウムの操
向経路を任意に設定できるようになる。その場合には、
前記移動型アトリウムの走行経路は、例えば単なる平面
状に構成しておけばよく、簡便な構成とすることができ
る。仮に、地面上に何らかの障害物があっても、前記操
舵装置を用いてこれら障害物を回避することは容易であ
る。即ち、本構成の移動型アトリウムは、平坦な地面で
あれば走行自在であるから、様々な態様下で使用するこ
とができる。
【0010】(構成6)本発明の移動型アトリウムは、
請求項6に記載したごとく、前記走行手段を地上に設け
た軌道上を走行可能なように構成することができる。 (作用・効果)本構成であれば、構成5で示したごとく
任意の経路を選択することはできないが、その分、操舵
作業を省略することができる。つまり、操舵装置を省略
して走行手段の構成を簡略化することができる。また、
予め走行経路を決定しておけば、移動型アトリウムの運
転者が操舵操作を誤ることがなく、また、走行経路の近
傍に存在する第3者も移動型アトリウムが走行すること
を予め知ることができるから、移動型アトリウムが他物
に衝突する等の不都合の発生を低減化することもでき
る。
【0011】尚、上記課題を解決するための手段の説明
中、図面を参照し、図面との対照を便利にするために符
号を記すが、当該記入により本発明が添付図面の構成に
限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】本発明の移動型アトリウムの外観を図1に
示す。当該移動型アトリウムは、少なくとも二つの基端
部1を備えて構成する。当該基端部1は覆い部2を支持
する部分である。これらの基端部1に亘って覆い部2を
掛け渡し、基端部1どうしの間に位置する地面上に覆い
空間3を形成する。また、当該基端部1には、夫々、走
行手段Sを備える。これにより、当該アトリウムを走行
自在に構成する。
【0014】(覆い部)本発明の移動型アトリウムは、
例えば、図1に示すごとく半円筒状の覆い空間3を構成
することができる。この場合、走行方向Xに沿って両端
部が外気と連通した一種のトンネル空間が形成される。
当該覆い部2は、例えばトラス状に構成することができ
る。当該トラスの外側には、各種の被覆部材4を取り付
けることができる。例えば、ガラスやアクリル板などの
透明部材を取り付ければ、風雨を凌ぎつつ採光自在な覆
い部2を構成することができる。一方、覆い部2の内面
に大型の電光掲示板等を設ければ、巨大なスクリーンと
して活用することもできる。
【0015】本構成のごとく、例えば走行方向Xに沿っ
て開口部5を形成しておくと、当該走行方向Xに走行す
る場合に、地上の各種障害物を容易に回避することがで
きるから、地上走行をより容易に行うことができる。ま
た、覆い部2を走行させずに、当該覆い空間3の内部を
パレード等が通過する場合にも、覆い部2の開口方向に
沿った通行を円滑に行える。
【0016】(基端部)前記基端部1は、覆い部2を支
持する部分として機能すると同時に、覆い部2を走行さ
せる部分としても機能する。当該移動型アトリウムは、
原則として地面上を無軌道で自走するものであり、以下
に示すごとく、駆動装置6と操舵装置7とを備えた走行
手段Sを有する。
【0017】〈駆動装置と操舵装置とを有する走行手
段〉走行手段Sとしては、例えば、図1に示すごとく覆
い部2の両側部に沿って多数の走行用の車輪8を並設す
る。これらの車輪8の幾つかを、或いは、全ての車輪8
を駆動することで移動型アトリウムを走行させることが
できる。前記車輪8を駆動する駆動装置6としては、例
えば、図2に示すごとく、夫々の車輪8に取り付けて構
成する。動力としては、例えば、電気モーターを用いて
もよいし、各種のエンジンを用いてもよい。勿論、駆動
方向は、前進・後退の切り換え自在とする。操舵装置7
としては、例えば図2に示すごとく、夫々の車輪8の向
きを変更するためのリンク機構9を設けておく。この場
合には、個々の車輪8の操舵角度を自在に設定できる構
成としておけば、移動型アトリウムを平行移動させたり
回動させるなど幅広い態様で走行させることができる。
また、図3に示すごとく、上記車輪8の他にクローラー
ベルト10を設けて走行手段Sを構成してもよい。この
場合には、特に操舵装置7は必要ではなく、夫々の基端
部1に設けたクローラーベルト10の駆動方向および駆
動速度を適宜調節することで任意の方向に平行移動或い
は回動することができる。
【0018】〈積載部〉本発明の移動型アトリウムは、
図1に示すごとく、前記基端部1に他物を積載するため
の積載部11を設けて構成することができる。当該他物
としては、店舗、観覧席等が考えられる。図1に示すご
とく、例えば、三階分のフロアを設けて、一階と二階と
を店舗とし、三階を観覧席として構成する。また、逆
に、当該積載部11に各種アトラクションを載せてお
き、所定の区間を移動させる構成にすることもできる。
【0019】(効果)上記のごとく、移動型アトリウム
を構成することで、所定の場所に何時でも覆い空間3を
形成することができ、従来にはない態様で利用可能な大
空間を現出する移動型アトリウムを提供することができ
た。
【0020】〔別実施形態〕上記実施形態においては、
覆い部2を単に一体型のアーチ状のものとして構成した
が、以下に示すごとく、分割自在な構成であってもよ
い。
【0021】〈1〉 例えば、図4に示すごとく、開口
方向に沿った中央部で覆い部2を二分割できる構成とす
る。この場合には、所定の区間にあっては双方の覆い部
2を連結した状態で走行し、特定の広場に達した時点
で、図4に示すごとく「く」の字状に展開させれば、広
い面積の地面を利用して行われるイベントに対する観客
席として機能させることができる。尚、図示は省略する
が、この場合には別の展開用手段を前記基端部1の長手
方向の両端部に設けておけば、上記展開を容易に行うこ
とができる。本構成の場合には、第1覆い部2aと第2
覆い部2bとの突合せ部12の両端部に夫々係合・離脱
自在な連結部13を設けておく。当該連結部13は、例
えば図5に示すごとく、鉛直方向に延出するピン14
と、当該ピン14に係合離脱可能な把持具15とを備え
て構成する。
【0022】〈2〉 本発明の移動型アトリウムは、図
6(イ)に示すごとく、第1走行方向X1に二分割する
と共に、第1走行方向X1に沿う中央部においても二分
割して構成することができる。即ち、第1覆い部A、第
2覆い部B、第3覆い部C、第4覆い部Dの4つの覆い
部から構成する。例えば、第1覆い部Aと第2覆い部B
とが、および、第3覆い部Cと第4覆い部Dとが対向
し、第1覆い部Aと第3覆い部Cとが、および、第2覆
い部Bと第4覆い部Dとが第1走行方向X1に位置した
状態を基本姿勢とする。第1覆い部Aの突合せ部12
a、および、第4覆い部Dの突合せ部12dの長手方向
中央部には、夫々、連結用雌部16を設けてある。これ
に対して、第2覆い部Bの突合せ部12b、および、第
3覆い部Cの突合せ部12cには、夫々、連結用雄部1
7を設けてある。つまり、図6(イ)では、第1覆い部
Aの連結用雌部16と、第2覆い部Bの連結用雄部17
とを連結すると共に、第3覆い部Cの連結用雄部17
と、第4覆い部Dの連結用雌部16とを連結させてあ
る。この場合には、アトリウムは第1走行方向X1に沿
って自走し、特定のイベント広場18などに移動したの
ち、図6(ロ)に示すごとくロの字状に展開し、イベン
ト広場18を取り囲む状態となって観客席となる。
【0023】尚、このような展開を可能にするには、図
示は省略するが、前記走行手段Sとは別に展開手段を設
けておくとよい。例えば、第1覆い部A等の各基端部1
の両端部に、各基端部1がその長手方向に対して略直角
方向に移動できるようなクローラーベルトを夫々設けて
おく。さらに、これらクローラーベルトを昇降自在に構
成しておき、アトリウムを展開する場合には、当該クロ
ーラーベルトを下降させ、走行手段Sである基端部1側
部の複数の車輪8を地面から離間させることとすればよ
い。前記走行手段Sが当初よりクローラーベルトで構成
してある場合には、特定のクローラーベルトを昇降自在
に構成しておけば、上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0024】移動型アトリウムを展開したのち、再び合
体させる場合には、例えば図6(ハ)に示すごとく、第
1覆い部Aの連結用雌部16と、第3覆い部Cの連結用
雄部17とを連結すると共に、第2覆い部Bの連結用雄
部17と、第4覆い部Dの連結用雌部16とを連結する
ことができる。これにより、移動型アトリウムの走行方
向を、第2走行方向X2に変更することができる。
【0025】〈3〉 上記実施形態では、前記走行手段
Sが操舵装置7を備える例を示したが、当該実施形態に
限られるものではない。図示は、省略するが、例えば、
前記走行手段Sには操舵装置7を備えず、移動型アトリ
ウムが軌道上を走行するように構成することもできる。
本構成であれば、操舵装置7を備えた場合のように任意
の経路上を走行することはできないが、その分、操舵作
業を不要にすることができる。つまり、操舵装置7を省
略して走行手段の構成を簡略化することができる。ま
た、予め走行経路を決定しておけば、移動型アトリウム
の運転者が操舵操作を誤ることがなく、また、走行経路
の近傍に存在する第3者も移動型アトリウムが走行する
ことを予め知ることができるから、移動型アトリウムが
他物に衝突する等の不都合の発生を低減化することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動型アトリウムを示す斜視図
【図2】走行手段の説明図
【図3】別実施形態に係る走行手段の説明図
【図4】別実施形態に係る移動型アトリウムを示す斜視
【図5】覆い部どうしの連結部を示す説明図
【図6】別実施形態に係る移動型アトリウムの使用態様
を示す説明図
【符号の説明】
1 基端部 2 覆い部 3 覆い空間 S 走行手段 6 駆動装置 7 操舵装置 11 積載部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が走行手段を有する少なくとも二つ
    の基端部を備えると共に、 前記基端部どうしに掛け渡されて、前記基端部どうしの
    間に位置する地面上を覆う覆い部を備えた移動型アトリ
    ウム。
  2. 【請求項2】 前記走行手段に駆動装置を備えて自走可
    能に構成してある請求項1に記載の移動型アトリウム。
  3. 【請求項3】 前記覆い部による覆い空間が少なくとも
    一方向の両端部において外気と連通しており、この連通
    方向に沿って前記覆い部を分割可能に構成してある請求
    項1または2に記載の移動型アトリウム。
  4. 【請求項4】 前記基端部に他物を積載する積載部を設
    けてある請求項1から3の何れかに記載の移動型アトリ
    ウム。
  5. 【請求項5】 前記走行手段に操舵装置を備えてある請
    求項1から4の何れかに記載の移動型アトリウム。
  6. 【請求項6】 前記走行手段が、地上に設けた軌道上を
    走行するように構成してある請求項1から4の何れかに
    記載の移動型アトリウム。
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