JPH11506101A - 光学的に純粋な(s)−ロメフロキサシンを用いて感染症を治療する方法および組成物 - Google Patents

光学的に純粋な(s)−ロメフロキサシンを用いて感染症を治療する方法および組成物

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JPH11506101A JP8536530A JP53653096A JPH11506101A JP H11506101 A JPH11506101 A JP H11506101A JP 8536530 A JP8536530 A JP 8536530A JP 53653096 A JP53653096 A JP 53653096A JP H11506101 A JPH11506101 A JP H11506101A
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Abstract

(57)【要約】 ロメフロキサシンの光学的に純粋な(S)-異性体を用いて細菌感染症を治療する方法および組成物を開示する。特に、この化合物はミコバクテリウム感染症の治療効能を有する薬物である。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的に純粋な(S)-ロメフロキサシンを用いて感染症を治療する方法および組成 物 この出願は、1994年8月3日に出願された米国特許出願、出願番号08/285,610の 一部継続出願である。上記の出願番号08/285,610は、1992年11月25日に出願され た出願番号07/981,469の継続出願であり、この出願番号07/981,469は、1991年11 月27日に出願された出願番号07/799,243の一部継続出願である。上記の出願のそ れぞれを全体として参照により本明細書に組み込む。 1.発明の属する技術分野 この発明は、光学的に純粋な(S)-ロメフロキサシンを含む新規な組成物に関す る。これらの組成物は、ロメフロキサシンのラセミ体を用いたときに生じる有害 作用、たとえば、これらに限定されるものではないが、頭痛、胃の不快感、胃腸 障害、低血糖、腎および肝機能不全、アレルギー反応および呼吸窮迫、および、 軟骨の損傷および侵食のような関節症、および未熟患者における骨成長の異常と いった有害作用を回避しつつ、さまざまな感染症の治療に対して強い活性を有し ている。これに加えて、これらの光学的に純粋な(S)-ロメフロキサシンを含む新 規な組成物は、腎機能に障害を持つ患者の感染症を治療するのに有用である。ま た、ロメフロキサシンの(S)-異性体をヒトに投与することにより、ロメフロキサ シンのラセミ混合物を用いたときに生じる有害作用を回避しながら、ヒトにおけ る上記のような状態を治療する方法についても開示されている。 2.発明の背景 2.1.立体的関係および薬物の作用 多くの有機化合物は光学活性な形で存在する。すなわち、それらの化合物は面 偏光の面を回転する能力を持つ。光学活性な化合物を書き表すときに、そのキラ ル中心に対する分子の絶対的な立体配置を示すために、接頭文字DおよびL、また は、RおよびSが用いられる。化合物による面偏光の回転を表すために、接頭文字 dおよびl、または、(+)および(-)が用いられ、ここで、(-)またはlはその化合物 が左旋性であることを意味している。(+)またはdの接頭文字がついた化合物は右 旋性である。これらの化合物は、立体異性体と呼ばれ、これらが互いの鏡像であ る点を除けばその与えられた化学構造は完全に同一である。特定の立体異性体は 鏡像体とも呼ばれ、このような異性体の混合物はしばしば鏡像体混合物と呼ばれ る。鏡像体の50:50混合物はラセミ混合物と呼ばれる。 製薬学の分野では、最もよく処方される20の薬品のうち12がキラリティーを示 し、立体化学的な純度は重要である。これを示す例として、β-アドルナリン効 果抑制剤であるプロプラノロールのL-体は、D-鏡像体の100倍強い効果をもつこ とが知られている。 さらに、ある種の異性体は、単に不活性であるばかりでなく、毒性を持つこと があるため、光学的な純度は重要である。たとえば、サリドマイドのD-鏡像体は 妊娠中のつわりを制御するために処方された場合に安全で有効な鎮静剤であった が、対応するL-鏡像体は強力な催奇剤であったといわれている。 2.2.ロメフロキサシンのラセミ体 ロメフロキサシンは米国特許番号4,528,287および特公昭60-64979号広報に記 載されている。ロメフロキサシンは、最近では、米国でMAXAQUINRとして、また 、アルゼンチン、日本、メキシコおよび、アジアおよび東ヨーロッパのいくつか の国々でも、ラセミ混合物、すなわち、光学異性体の1:1混合物として市販され ている。ロメフロキサシンの光学的に純粋な、または実質的に光学的に純粋な(S )-異性体が本発明の主題であり、これ以後は(S)-ロメフロキサシンと呼ぶことと する。 ロメフロキサシンのラセミ体は、化学名を1-エチル-6,8-ジフルオロ-1,4-ジヒ ドロ-7-(3-メチル-1-ピペラジニル)-4-オキソ-3-キノリンカルボン酸といい、抗 生物質のキノリン類に属する。キノリン抗生物質は、一般的に、グラム陽性およ びグラム陰性の両方の菌株に対して効果を示し、広い抗菌活性スペクトルを示す 。キノリン抗生物質は、気道、尿生殖器道、および胃腸管の感染症の治療に効果 があることが示されている。これらは、嚢胞性線維症および肺感染症の患者の治 療にも利用できることが示されている。腹腔内、骨および関節、皮膚、軟組織、 骨盤および、眼、耳、鼻および喉の感染症の治療に対しても有効性が証明されて いる。 グラム陽性菌の例としては、これらに限定されるものではないが、連鎖球菌属 (Streptococcus)、スタフロコッカス(Staphlococcus)、ミコバクテリウム(Mycob acteria)、リステリア(Listeriaceae)、バシラス(Bacillus)、ノカルジア(Nocar dia)が挙げられる。ストレプトコッカスニューモニア(Streptococcus pneumonia e)およびミコバクテリウム(Mycobacteria)をはじめとする多くのグラム陽性菌が 気道感染症を引き起こす。臨床的に肺炎と診断される症例の大部分はストレプト コッカスニューモニア(Streptococcus pneumoniae)により引き起こされるもので ある。しかし、最近、ミコバクテリウム属(Mycobacteria)により引き起こされる 肺炎の数が増加してきている。ミコバクテリウム(Mycobacteria)の三つの異なる 種、ヒト結核菌(M.tuberculosis)、ウシ結核菌(M.bovis)およびミコバクテリウ ムアフリカナム(M.africanum)が、結核として広く知られる病状を引き起こし得 る。結核は一般的にはエーロゾル化された呼吸分泌物により伝染する感染性の高 い病気である。感染は通常肺で始まるが、ミコバクテリアは眼、腸、心膜、腹膜 、骨および関節、尿路およびリンパ系のような他の器官にも容易に広がり得る。 The Merck Manual、第16版、131-146ページ、Merck Sharpe & Dohmeを参照され たい。 ヒト結核菌(M.tuberculosis)、ウシ結核菌(M.bovis)およびミコバクテリウム アフリカナム(M.africanum)に加えて、ミコバクテリウム(Mycobacteria)の他の 種としては、M.ケロネイ(M.chelonei)、ミコバクテリウムマリナム(M.marinum) 、鳥結核菌(M.avium)およびミコバクテリウムカンサシ(M.kansasii)が含まれる 。 キノリン抗生物質の活性は、細菌細胞中にDNAフィラメントを詰め込むのに必 要な細菌のDNAの超コイル化を触媒する役割を持つ細菌の酵素であるDNAギラーゼ を阻害することから生じる。この阻害は染色体の不可逆的な損傷を引き起こし、 細菌細胞を死に至らしめる。キノリン抗生物質の細菌細胞に対する選択性は、真 核細胞の超コイル化のメカニズムが、キノリンによる阻害を受けない異なる酵素 群により仲介されるものであることの結果として生じるものである。キノリン抗 生物質はまた、細菌細胞の適正な膜機能を妨げ、これにより細胞を死滅させると も考えられている。 最初に市販されたキノリン抗生物質であるナリジクス酸は、抗マラリア薬のク ロロキンを工業的に製造する際に少量生じる副生成物であり、構造的に類似して いる6-クロロ-1H-エチル-4-オキソキノロン-3-カルボン酸が弱い抗菌作用を示す ことが観察されたことから発見された。ナリジクス酸の発見以来、およそ16の異 なる環系に分類される約7,000の類似物が合成され、抗菌作用の試験にかけられ た。このデータから、広範囲にわたる構造活性相関が解明された。 構造活性の研究により、キノリン環の1位の置換および4位のカルボニル置換 が抗菌活性に必要であるらしいことが証明された。2位が置換されていないこと と、3位のカルボキシル基も活性に必要であるらしい。唯一の例外は、2位およ び3位で縮合したチアゾリドン環であると思われる。付加的な縮合環の存在およ びさまざまな環の置換は、修飾によって、活性にとって有利にも不利にもなり得 る。 ロメフロキサシンのラセミ体は、広い抗菌活性スペクトルを示し、グラム陽性 およびグラム陰性の両方の菌株に有効性を示す。ロメフロキサシンはグラム陰性 菌に対してより大きい効果を有することが示された。ロメフロキサシンは、特に 、腸内細菌科(Enterobacteriaceae)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenza s)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、カタル球菌(Branhamella catarrhalis)、L. ニューモフィリア(L.pneumophilia)の株に対して優れた殺菌活性を示し、アシネ トバクター(Acinetobacter)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、黄色ブドウ球 菌(Staphylococcus aureus)および表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis )の株に対しては、良から中程度の活性を示すが、シュードモナスセパシア(Pseu domonas cepasia)に対してはわずかの活性を示すのみである。細菌が自然発生的 な突然変異によってロメフロキサシンに対する耐性を発達させる傾向は低いもの でしかない。しかし、細菌が完全には阻害されない程度の濃度の抗生物質にさら された場合に耐性の発達が促進される。 ロメフロキサシの排泄の平均的な半減期は約8時間で、血漿濃度が最大になる のはヒトへの経口投与の約1時間後である。その長い半減期と用量に比例する性 質から、ロメフロキサシンは最初の一日一度の4-キノリン抗生物質として登場し た。 さらに、シプロフロキサシンと異なり、ロメフロキサシンはテオフィリンの代 謝を妨げない。加えて、ラニチジンをロメフロキサシンと同時に投与しても、ロ メフロキサシンの薬物動態に影響を与えない。しかし、スクラルフェートをロメ フロキサシンと同時に投与すると、おそらくアルミニウム錯体形成のために、抗 生物質の吸収が減少する。腎機能が減少した患者においては、ロメフロキサシン の腎クリアランスは減少し、その結果、半減期が24時間にまで延長される。そこ で、腎機能の減少した患者におけるロメフロキサシンの抗菌レベルは5日間まで 維持される。 ロメフロキサシンのそれぞれの異性体の薬理学についてはあまり知られていな い。関連するキノリン抗生物質であるオフロキサシンの純粋な鏡像体型について は研究が行われた(Antimicrob.Agents Chemother.,1988,32(9),1336-1340) 。オフロキサシンの(S)-異性体は、さまざまなグラム陽性およびグラム陰性病原 体に対して、ラセミ体の2倍の殺菌能力があることが報告されている。 現在、ロメフロキサシンのラセミ混合物は主として上部気道および尿路の感染 症を治療するための抗生物質として使用されている。気道のウイルス感染は、局 部および全身の徴候を有する急性の疾病である。コリーザ(感冒)、咽頭炎、喉 頭炎(クループを含む)および気管気管支炎が一般的な呼吸器の症状である。た とえば、Merck Manual第5版、169ページ、Merck,Sharpe & Dohme Research La boratories(1987)を参照されたい。下部尿路の細菌感染は非常によく見られる。 尿路感染症の大部分はグラム陰性菌によって引き起こされる。尿道に通路を得た 生物体は、周尿道腺にコロニーを形成し、急性および慢性の感染症をおこす。こ の状態を尿道炎と呼ぶ。前立腺の感染は前立腺炎の状態をおこす。腸のグラム陰 性生物体が前立腺感染の最も普通の原因である。Merck Manual第5版、1610ペー ジ、Merck,Sharpe & Dohme Research Laboratories(1987)参照。 さらに、ロメフロキサシンのラセミ体は、腸炎、性伝染病、産科および婦人科 的感染症、外科的感染症、皮膚、軟組織および関節の感染症、耳鼻咽喉科的感染 症および眼科的感染症の治療にも使用されてきた。 ロメフロキサシンは、結核をおこす最も一般的な病原体であるヒト結核菌(Myc obacteria tuberculosis)に対して活性があることが示されている。(Piersimoni et al.,1992,“新規なキノロンロメフロキサシンのヒト結核菌(Mycobacterium tuberculosis)に対するin vitroでの活性”Am.Rev.Respir.Dis.146:1445-1 447参照。)Piersimoniらは、従来の薬物療法が作用した79株のヒト結核菌および 従来の薬物療法に対して耐性のある11株のヒト結核菌に対して、オフロキサシン 、シプロフロキサシンおよびロメフロキサシンの阻害効果を比較した。彼らのデ ータによれば、79の作用を受ける株におけるロメフロキサシンのMIC50およびMIC 90は、0.5から2.0μg/mlの範囲で、それぞれ0.96μg/mlおよび1.02μg/mlであっ た。11の耐性株におけるロメフロキサシンのMIC50およびMIC90は、それぞれ1.0 μg/mlおよび1.1μg/mlであった。Piersomoniらは、ロメフロキサシンを1日1 回経口投与すればヒト結核菌を阻害するのに適した血清レベルを達成できると結 論づけた。 ロメフロキサシンおよびキノリン抗生物質はいくつかの利点を有するが、これ らには欠点、すなわち有害作用もある。キノリン抗生物質の有害作用としては、 一般的に、関節症、頭痛、胃の不快感、胃腸障害、低血糖、腎および肝機能不全 、アレルギー反応および呼吸窮迫、および、痙攣、頭蓋内圧の上昇および中毒精 神病のような中枢神経系作用が挙げられる。ロメフロキサシンの有害作用として は、特に、これらに限定されるものではないが、頭痛、胃の不快感、胃腸障害、 めまい、光毒症、および、軟骨の損傷および侵食のような関節症、および未熟患 者における骨成長の異常が挙げられる。したがって、ロメフロキサシンのラセミ 混合物がもつ利点を有し、前記の欠点をもたないような化合物を見いだすことが 特に望まれる。 3.発明の要約 ロメフロキサシンの光学的に純粋な(S)-異性体がヒトの感染症の治療に有効で あることが発見された。さらに、ロメフロキサシンの光学的に純粋な(S)-異性体 は、ロメフロキサシンのラセミ体の投与に関連した有害作用、たとえば、これら に限定されるものではないが、頭痛、胃の不快感、胃腸障害、低血糖、腎および 肝機能不全、アレルギー反応および呼吸窮迫、および軟骨の損傷および侵食のよ うな関節症、および未熟患者における骨成長の異常等を回避しつつ、ヒトの感染 症の治療に効果を示すことが発見された。本発明はまた、ロメフロキサシンの光 学的に純粋な(S)-異性体をヒトに投与することにより、ロメフロキサシンのラセ ミ混合物により生じる有害作用を回避しながらヒトの上記のような状態を治療す る方法に関する。 4.発明の詳細な説明 本発明は、実質的にロメフロキサシンの(R)-立体異性体を含まない、(S)-ロメ フロキサシンまたはその薬学的に許容される塩を、感染症を軽減するのに十分な 量でヒトに投与することからなる、ヒトの感染症を治療する方法である。 本発明は、実質的にロメフロキサシンの(R)-立体異性体を含まない、(S)-ロメ フロキサシンまたはその薬学的に許容される塩を、感染症を軽減するのに十分で あるが、ロメフロキサシンのラセミ体の投与に伴う前記有害作用を引き起こすに は不十分な量でヒトに投与することからなる、ロメフロキサシンのラセミ体の投 与に付随して起こり得る有害作用を回避しつつヒトの感染症を治療する方法を包 含する。 本発明はまた、実質的にロメフロキサシンの(R)-異性体を含まない、ヒトの感 染症を軽減するのに十分で、ロメフロキサシンの投与に伴う有害作用を引き起こ すには不十分な量の(S)-ロメフロキサシンまたはその薬学的に許容される塩から なる、ヒトの感染症を治療するための抗生組成物を包含する。 入手可能なロメフロキサシンのラセミ混合物(すなわち、二つの鏡像体の1:1 混合物)は抗生物質としての活性を有し、治療、および細菌感染に関連したさま ざまな状態や不調といった症状の減少をもたらすが、このラセミ混合物は、有効 性への期待を与えるものの、有害作用を引き起こす。ロメフロキサシンの実質的 に光学的に純粋な(S)-異性体を利用することにより、有効性の用量との相関性が より明白となり、有害作用が小さくなり、そしてその結果として、治療指数が改 善された。したがって、ロメフロキサシンの(S)-異性体を使用することがより望 ましい。 “有害作用”という用語には、これらに限定されるものではないが、頭痛、胃 の不快感、胃腸障害、低血糖、腎および肝機能不全、アレルギー反応、悪心、光 過敏症(光毒症)、めまい、下痢、呼吸窮迫、および軟骨の損傷および侵食のよ うな関節症、および未熟患者における骨成長の異常が含まれる。(Physician's Desk Reference,1994,2216ページを参照されたい。) “実質的にロメフロキ サシンの(R)-立体異性体を含まない”という用語は、ここでは、組成物がロメフ ロキサシンの(R)-異性体と比べてより大きい割合でロメフロキサシンの(S)-異性 体を含むという意味で使われる。好ましい実施態様において、“実質的にロメフ ロキサシンの(R)-異性体を含まない”という用語は、組成物が、重量で90%以上 の(S)-ロメフロキサシン、および、重量で10%以下の(R)-ロメフロキサシンを含 むことを意味する。これらのパーセンテージは、組成物中に存在するロメフロキ サシンの全体量に基づいている。最も好ましい実施態様においては、“実質的に (R)-立体異性体を含まない”という用語は、組成物が、重量で99%以上の(S)-ロ メフロキサシン、および1%以下の(R)-ロメフロキサシンを含むことを意味する。 別の好ましい実施態様においては、“実質的にロメフロキサシンの(R)-立体異性 体を含まない”という用語は、組成物が、重量で100%の(S)-ロメフロキサシンを 含むことを意味する。“ロメフロキサシンの実質的に光学的に純粋な(S)-異性体 ”および“ロメフロキサシンの光学的に純粋な(S)-異性体”という用語も、上記 の量を意味する。 “感染症を軽減するのに十分な量”という用語は、ここでは、ホスト生物体、 特にヒトの正常な機能に有害な、外から侵入した微生物の成長を阻害または除去 するような量という意味に使われる。 (S)-ロメフロキサシンが、(R,S)-または(R)-ロメフロキサシンよりも、ヒト結 核菌(M.tuberculosis)、M.ケロネイ(M.chelonei)およびM.マリナム(M.marinum) 等のようなミコバクテリウムのいくつかの種を阻害する活性が高いという発見は 予期せぬことであった。さらに、(S)-ロメフロキサシンは、鳥結核菌(M.avium) およびM.カンサシ(M.kansasii)の阻害についても、(R)-ロメフロキサシンよりも 活性が高いことが発見された。 本発明の特定の実施例においては、ミコバクテリウムに感染した個体を治療す るために有効な量の(S)-ロメフロキサシンを使用する。ここで、前記の有効な量 とは、感染を減らすのに十分な量である。好ましい実施態様においては、ミコバ クテリウムは、ヒト結核菌(M.tuberculosis)、M.ケロネイ(M.chelonei)、M.マリ ナム(M.marinum)、鳥結核菌(M.avium)およびM.カンサシ(M.kansasii)からなる群 から選択される。 このように、本発明は、実質的にロメフロキサシンの(R)-立体異性体を含まな い、有効な量の(S)-ロメフロキサシンを投与することからなる、ミコバクテリウ ムによって引き起こされるヒトまたは動物の感染症を治療するための改良された 方法を包含するものである。これに加えて、本発明は、実質的にロメフロキサシ ンの(R)-立体異性体を含まない、有効な量の(S)-ロメフロキサシンを、単独で、 または抗ウイルス剤あるいは別の抗生物質のような別の治療薬と組み合わせて投 与することによる、ヒトのミコバクテリウムによる感染症の治療法を包含するも のである。好適な抗ウイルス剤または抗生物質は当業者に知られており、これら に限定されるものではないが、AZT、アシクロビア(acyclovir)、ガンシクロビア (gancyclovir)、リババリン(ribavarin);およびペニシリン、セファリキシム(c ephalixm)、アミカシン(amikacin)、ゲンタマイシン、エタンブチル(ethanbutil )、リファンパシン(rifampacin)、エリスロマイシン、およびテトラサイクリン が挙げられる。 ある種の細菌の感染の治療において、(S)-ロメフロキサシンの活性がラセミ体 または(R)-ロメフロキサシンの活性よりも増加した結果、有効量はここに記載し た用量よりも低くなり得る。たとえば、1日あたり約50mgから400mg、好ましく は1日あたり50mgから200mgである。しかし、特定の患者に対して、望まれる場 合または必要な場合には、ここに記載された用量を使用してもかまわない。 ロメフロキサシンのラセミ混合物の化学合成は、米国特許第4,528,287号に記 載された方法により行うことができる。この方法には、1,4-ジヒドロ-4-オキソ キノリン-3-カルボン酸2(図中、X=ClまたはF)のピペラジン1との反応が含まれ る。タイプ2の化合物の合成法は、特公昭53-141286号広報、特公昭55- 47658号広報および特公昭56-30964号広報に記載されている。 さらに、ロメフロキサシンの(S)-異性体は、光学活性分割酸のような慣用の手 段を用いてロメフロキサシンのエナンチオマーの混合物を分割することにより得 られる。例えば、“Stereochemistry of Carbon Compounds,”D.L.Eliel(McGra w Hill 1962)及びLochmuller,C.H.ら、J.Chromatogr.113:(3)283-302(1975) を参照。(S)-ロメフロキサシンは、以下に示すジアステレオマー結晶化スキーム によりラセミ体から製造できる。 ラセミ体ロメフロキサシンを光学的に純粋な塩基(上記ではアミンを示した)で 処理してジアステレオマーの塩の対を得る。2種類のジアステレオマーの溶解度 の差異により、一方を溶媒から選択的に結晶化させ、他方を溶液中に残すことが できる。そして単一のジアステレオマーの結晶を濾過により他方のジアステレオ マーから分離する。分離されたら、そのジアステレオマーを酸で処理することに より最初のエナンチオマーに変換して戻すことができる。 急性あるいは慢性の疾患の管理における予防用あるいは治療用の(S)-ロメフロ キサシンの投与量の大きさは、治療する症状の重篤度及び投与経路によって変化 する。投与量、及びおそらくは投与回数は、個々の患者の年齢、体重及び反応に よっても変化する。一般に、本明細書中で記載する症状に対する合計一日投与量 は、約100 mg〜約400 mgの範囲である。しかしこの投与量は、約800 mg程度まで 高くしてもよい。好ましくは、一日投与量は、約100 mg〜約200 mgの範囲である 。患者を管理するにあたり、治療は低投与量、おそらく約100 mg〜約200 mpで開 始 すべきで、患者の全体的な反応に従って約400mgあるいはそれ以上に増加させる べきである。さらに、小児、65歳を越える患者、及び腎及び肝機能に損傷を有す る患者には最初は低投与量を与えることが推奨される。このような投与量はまた 、全体的な反応及び血液レベルに基づいて決定されるべきである。ある場合には 、上記のような範囲を外れる投与量を使用する必要がある場合もある。 「感染を軽減するのには十分であるが、有害な作用を起こすには不十分な量」 の用語は、上記の投与量及び投与頻度スケジュールを包含するものである。 本明細書で使用する「感染を治療する方法」の用語は、限定するものではない が、尿路感染、上部及び下気道感染、性交渉感染症、眼科的感染、H.pylori に よって起こされるもののような胃腸管感染、及びヒトの細胞あるいは組織中にお いて起こり、抗生物質による治療を必要とするその他の感染等を含む。このよう な感染はグラム陽性あるいはグラム陰性のいずれの細菌により起こされるもので あってもよい。グラム陰性細菌としては、限定するものではないが、EScherichi a、Haemophillus、Klebsiella、Proteus、Moraxella、Citrobacter、Enterobact er、Pseudomonas、Salmonella、Shigella、Yersinia、Campylobactor、Neisseri aceae及びSerratia等が挙げられる。グラム陽性細菌としては、限定するもので はないが、Staphylococcus、Streptococcus、Bacillus及びMycobacteriaが含ま れる。 本発明者らは、予測されなかったことに、光学的に純粋な(S)-ロメフロキサシ ンが、(R)-あるいはラセミ体ロメフロキサシンよりもさらに低い範囲の結核菌(M ycobacteria tuberculosis)に対するMIC50 を有し、R-ロメフロキサシンよりも より低いミコバクテリウムカンサシイ(Mycobacterium kansasii)及びトリ結核菌 (Mycobacterium avium)に対するMIC50を有することを示した(下記、実施例6を参 照)。 患者に(S)-ロメフロキサシンの有効な投与量を与えるためには任意の適当な投 与経路を使用することができる。例えば、経口、経直腸、非経口、経皮、皮下、 筋肉内等を適当に使用できる。投与形態としては、錠剤、糖衣錠、トローチ、分 散液、懸濁液、溶液、カプレット、カプセル、パッチ等が挙げられる。 本発明の医薬組成物は、(S)-ロメフロキサシンあるいはその薬学的に許容され る塩を活性成分として含み、薬学的に許容されるキャリアー及び任意にその他の 治療成分を含んでもよい。(S)-ロメフロキサシン塩酸塩は(S)-ロメフロキサシン の薬学的に許容される塩である。最も好ましい(S)-ロメフロキサシンの薬学的に 許容される塩は、一塩酸塩である。 「薬学的に許容される塩」の用語は、無機酸及び塩基及び有機酸及び塩基を含 む薬学的に許容される無毒の酸あるいは塩基から製造される。 本発明の化合物は塩基でもあり、酸性でもあるため、塩は無機及び有機酸及び 無機塩基及び有機塩基を含む薬学的に許容される無毒の酸あるいは塩基から製造 される。このような塩は以下のアニオン、アセテート、ベンゼンスルホネート、 ベンゾエート、カンファースルホネート、シトレート、フマレート、グルコネー ト、ハイドロブロミド、ハイドロクロリド、ラクテート、マレエート、マンデレ ート、ムケート(mucate)、ニトレート、パモエート、ホスフェート、スクシネー ト、スルフェート、タルトレート等の任意のものを含み得る。特に好ましいのは 、ベンゼンスルホネート、ハイドロブロミド、ハイドロクロリド、及びスルフェ ートである。このような酸は、以下のカチオン、アルミニウム、カルシウム、リ チウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛、ベンザチン、クロロプロ カイン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン、プロカ イン等を含んでもよい。 上記組成物は、経口、経直腸及び非経口(皮下、筋肉内及び静脈内を含む)投与 に適する組成物を含むが、任意の所与のケースにおける最も適した経路は治療す る症状の種類と重篤度に依る。本発明において最も好ましい経路は経口経路であ る。組成物は単位投与量形態で提供されるのが便利であり、薬学の分野において 周知の任意の方法により製造される。 経口用組成物を使用する場合、使用に適した投与量範囲は、例えば、約100 mg 〜約400 mgの一日合計投与量で、一日一回朝投与するか、必要な場合には分割し た投与量で与える。好ましくは、一日一回の投与で400 mgを投与する。より好ま しくは、約100 mg〜約200 mgの投与量範囲を、一日一回投与するか、必要により 分割した投与量で与える。この投与量範囲未満あるいは範囲内から、症状を十分 にコントロールできるまで投与量を上昇させて患者に与えてもよい。 実際の使用においては、(S)-ロメフロキサシンを、慣用の医薬混合技術により 医薬キャリアーとの緊密な混合物中の活性成分として合わせることができる。キ ャリアーは、例えば経口及び非経口(静脈内注射あるいは輸液を含む)投与に望ま しい製剤の形態により広範な種類の形態を取り得る。経口投与形態用の組成物を 調製する場合には、通常の医薬媒体の任意のものを使用することができる。通常 の医薬媒体としては、例えば、経口用液体製剤(例えば懸濁液、溶液、エリキシ ール)の場合は水、グリコール、油、アルコール、着香料、保存剤、着色剤等が 挙げられ、またエーロゾルが挙げられ、あるいは経口用固体製剤(例えば粉末薬 、カプセル、錠剤)の場合は澱粉、糖、微結晶性セルロースのようなキャリアー 、希釈剤、造粒剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤等が挙げられ、経口用液体製剤より も経口用固体製剤が好ましい。最も好ましい経口用固体製剤は錠剤である。 投与の容易さにより、錠剤及びカプセルが最も有利な経口投与量単位形態を与 えるものであり、この場合固体医薬キャリアーを使用する。所望の場合は錠剤を 標準的な水性あるいは非水性法により被覆することができる。非経口投与形態は 、生理的バッファーあるいは滅菌水中の遊離または塩の形態の活性成分の滅菌溶 液からなるものとすることができる。 上記した通常の投与形態に加え、本発明の化合物は、例えばアメリカ特許第3, 845,770号、第3,916,899号、第3,536,809号、第3,598,123号、第3,630,200号、 第4,008,719号、第4,687,660号及び第4,769,207号に記載されたもののような制 御放出手段及び/またはデリバリー装置により投与してもよい。これらの特許の 記載は引用により本明細書の一部とする。 経口投与に適した本発明の医薬組成物は、カプセル、カシェ、錠剤等の分離し た単位、あるいはエーロゾルスプレーで、それぞれが所定量の活性成分を含むも の、粉末もしくは顆粒、あるいは水性液体、非水性液体、水中油型エマルション 、あるいは油中水型エマルション中の溶液または懸濁液とすることができる。こ のような組成物は薬学の任意の方法で製造することができるが、いずれの方法も 、1種以上の必要な成分からなるキャリアーに活性成分を合せる段階を含む。一 般的には、組成物は、活性成分を液体キャリアーあるいは細かく粉砕した固体キ ャリアー、あるいはその両方と均一にかつ緊密に混合し、そして必要な場合には 生 成物を所望の形態に成形することにより製造される。 例えば錠剤は、任意に1種以上の補助成分とともに圧縮あるいは型成形するこ とにより製造することができる。圧縮錠剤は、任意に結合剤、滑沢剤、不活性希 釈剤、表面活性剤、あるいは分散剤と混合した、粉末あるいは顆粒のような自由 流動形態の活性成分を適当な機械で圧縮することにより製造できる。型成形錠剤 は、不活性液体希釈剤で湿潤化された粉末状の化合物の混合物を適当な機械で型 成形することにより製造できる。望ましくは、各錠剤は約100 mg〜約200 mgの活 性成分を含み、各カシェあるいはカプセルは約100 mg〜約200 mgの活性成分、(S )-ロメフロキサシンを含む。最も好ましくは、錠剤、カシェあるいはカプセルは 2種の投与量、活性成分の約100 mgまたは約200 mgのいずれかを含む。 本発明の化合物及び組成物の製造を詳細に記載する以下の実施例により本発明 をさらに説明する。本発明の目的及び利点の範囲内で、材料及び方法の両者につ いて多くの変更を加え得ることは当業者に明らかであろう。 5. 実施例 5.1. 実施例1 経口用配合物 活性成分の(S)-ロメフロキサシン、ラクトース及びコーンスターチを均一にな るまで混合する。その後得られる粉末にステアリン酸マグネシウムを混合する。 得られる混合物を適当なサイズの2ピースハードゼラチンカプセルに封入する。 5.2. 実施例2 経口用配合物 活性成分を適当な篩を通して篩い、ラクトース、澱粉及び予備ゼラチン化トウ モロコシ澱粉と混合する。適当な容量の精製水を加え、粉末を造粒する。乾燥後 、顆粒をスクリーンにかけ、ステアリン酸マグネシウムと混合する。その後パン チを使用して顆粒を錠剤に圧縮する。 異なる強度の錠剤は、活性成分のラクトースに対する比率、あるいは圧縮荷重 を変化させ、パンチを適するように使用することにより製造できる。 5.3. 実施例3 静脈内用配合物 塩化ナトリウム注射液 USP 0.9% あるいはデキストロース注射液 USP 5% によ っても(S)-ロメフロキサシンの静脈内注入用溶液を製造できる。 5.4.実施例4 具体的な微生物に対する(S)-ロメフロキサシンの抗菌活性を、アッセイ条件に おいて該化合物が微生物の増殖を阻止する最小発育阻止濃度(MIC)を測定するこ とにより調べる。 偏性嫌気性菌を含む種々のグラム陰性及びグラム陽性細菌を、対象の特定の微 生物に適した種々の標準的な培地で増殖させる(例えば、Sato,K.ら、Antimicro b.Agents and Chemotherapy,22(4):548-553(1982)を参照)。単離物を37℃で一 晩増殖させ、0.5 McFarland 標準(即ち、約108cFu/mL)の密度に調整し、その後1 0-2に希釈する。その後各希釈培養物の一白金耳(5μL)の細胞(約1000細胞)をマ ルチポイント接種器によりペトリ皿中の10-mL 薬剤含有寒天層に接種する。接種 の後、寒天プレートを37℃で18時間、偏性嫌気性菌以外は空気中で、偏性嫌気性 菌は10% CO2を含む雰囲気中でインキュベートする。MICは、(S)-ロメフロキサシ ン含有培地の表面で接種物の視認可能な増殖が完全に阻止される(S)-ロメフロキ サシンの最小濃度と定義される。 キノロン誘発関節症の試験は、適当な投与量のキノロンを一日一回の投与で1 、2、5あるいは7日間、骨格が未成熟なビーグル犬に投与することにより行うこ とができる。プラセボをビーグル犬の第2のクループに投与し、対照とする。病 巣サイズ及び組織学的特徴による評点法を使用して、病巣の悪化を判定する。 5.5.実施例5 肝毒性の試験 ミクロソーム調製物 ヒト肝臓から肝ミクロソームを製造する。組織を解凍し、Polytronホモジナイ ザーで0.15 M KCl中にホモジナイズする。ホモジネートを遠心分離し、ペレット を0.15 M KCl中に再懸濁してホモジナイズする。アリコートを凍結させ-70℃で 貯蔵する。リンパ細胞調製物 ヒトリンパ細胞を、新鮮ヘパリン化ヒト血液から無菌的に単離する。血液をEa gle 最小必須培地で希釈し、Ficoll-Paque上に重層する。サンプルを遠心分離し 、その後リンパ細胞を水性-Ficoll 界面から分離し、培地(15 mM 4-(2-ヒドロキ シエチル)-1-ピペラジンエタンスルホン酸[HEPES],pH 7.4)中に懸濁する。そし て細胞を遠心分離し、HEPES培地中で1回洗浄し、再懸濁する。インキュベーション条件及び細胞毒性試験 MTT(3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾリウムブロ ミド)のパープルホルマザンへの変換により細胞毒性を調べる。MTTの色素への変 換はマルチウェルプレート上で行う。 製造後の肝ミクロソームあるいはリンパ細胞をそれのみで、または1〜400 μM の範囲の濃度の試験化合物とともに湿潤化インキュベーター中、37℃でインキュ ベートする。インキュベーションの後、ミクロソーム/細胞をHEPES緩衝化培地中 の5%アルブミンで洗浄し、再懸濁する。次いでミクロソーム/細胞を湿潤化イン キュベーター中、37℃でインキュベートする。インキュベーションの後、各ウェ ルに125 μgのMTTを加える。プレートを37℃でインキュベートし、遠心分離する 。遠心分離後、100 μLのイソプロパノールを加え、インキュベーションの後、 自動プレートリーダーを使用して光学密度を測定する。 5.6.実施例6 病原性ミコバクテリアのロメフロキサシン(LM)及び その光学活性異性体に対する感受性 5.6.1.序論 この実験においては、病原性ミコバクテリアの31の臨床単離物及び4の対照株 に対するLM、R-LM及びS-LMのin vitro活性を試験し、比較した。 5.6.2.方法 LM、R-LM及びS-LMはSepracor Inc.において合成された。薬剤を蒸留水に溶解 し、-70℃のフリーザー中に保持した。臨床単離物は、ミコバクテリア感染を有 する患者の血液あるいは痰から得た。対照株としては、H37RV(ATCC 27294)、H37 Ra(ATCC 25177)、M.marinum(ATCC 927)及びM.avium 101を使用した。 液体培地微小希釈法を使用した。ミコバクテリアの懸濁物のアリコートを7H9 液体培地に1:20の比率で接種し、種により一晩または2週間までインキュベート した。その後培養物をNo.0.5 McFarland 標準の光学密度に調整した。接種物は pH 6.7の7H9液体培地中で用意し、周囲雰囲気中、30℃(M.marinum)あるいは37 ℃(その他の全ての種)でインキュベートした。各マイクロプレートウェル中のミ コバクテリアの最終濃度は1 × 105 cfu/mlであった。使用した薬剤の濃度の範 囲は0.125〜32.0μg/mLであった。 MICは、4日間(M.chelonei)、7日間(M.avium、M.maritium、M.kansasii)及 び14日間(M.tuberculosis)のインキュベーションの後に測定した。感受性/耐性 の終点は4.0 μg/mlに設定した。各微生物-薬剤濃度の組み合わせは二回ずつ行 い、各実験は三回繰り返した。 5.6.3.結果 この実験は、M.tuberculosis及びM.kansasiiに対するLM、R-LM及びS-LMのMI C90がいずれも感受性の終点(4.0μg/ml)及びLMの報告されたCmaxよりも低いこと を示している(表1)。M.tuberculosis単離物については、S-LMが最も低いMIC90 (1.0 μg/ml)を有し(微小液体培地法)、前者がより高いMICの結果を示した(ICAA C,New Orleans,1993; Abstract No.1584)。 5.6.4.結論 1. LM及びその異性体はM.tuberculosis、M.kansasii、M.chelonei C 315及 びM.marinum ATCC 9271の臨床株に対して有意な活性を有する。 2. M.tuberculosisに対する相対的抗ミコバクテリア活性は、予想されなかっ たことに(S)-LM > LM > (R)-LMであり、M.kansasii に対しては予想されなかっ たことに(S)-LM = LM > (R)-LMである。 3. M.kansasiiについては、(S)-LM及びLMが予想外なことに2.0 μg/mlの同じM IC90を有していたが、(R)-LMは4.0 μg/mlのMICを有していた。三種全ての化合 物は、M.aviumについて感受性終点よりもずっと高いMIC90 を有する。M.chelo nei C315及びM.marinum ATCC 927については、LM及び(R)-LMの両方のMIC50が4. 0 μg/mlであったが、(S)-LMのそれは2.0 μg/mlであった。 上記の開示に従い、本発明の改変や変更が可能であることは当業者に明らかで あろう。そのような改変は、添付する請求の範囲により規定される本発明の概念 及び範囲内にあるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BB ,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,FI, GE,HU,IS,JP,KG,KP,KR,KZ,L K,LR,LS,LT,LV,MD,MG,MK,MN ,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI, SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ロメフロキサシンの(R)-立体異性体を実質的に含まない、有効量の(S)-ロメ フロキサシンまたはその薬学的に許容される塩、および製剤上許容される担体を 含んでなる、哺乳動物におけるミコバクテリウム感染症治療用の医薬組成物。 2.前記の量が約50mg〜約800mgである、請求項1に記載の医薬組成物。 3.前記の量が約100mg〜約400mgである、請求項2に記載の医薬組成物。 4.(S)-ロメフロキサシンの塩酸塩を含んでなる、請求項1に記載の医薬組成物 。 5.経口投与に適している、請求項4に記載の医薬組成物。 6.静脈内投与に適している、請求項4に記載の医薬組成物。 7.経皮製剤において使用するための、請求項4に記載の医薬組成物。 8.ヒトを含めた哺乳動物におけるミコバクテリウム感染症治療用の医薬を製造 するための、ロメフロキサシンの(R)-立体異性体を実質的に含まない、治療上有 効な量の(S)-ロメフロキサシンまたはその薬学的に許容される塩を含有する医薬 組成物の使用。 9.ミコバクテリウムがヒト結核菌(M.tuberculosis)、M.ケロネイ(M.chelone i)、M.マリナム(M.marinum)、トリ結核菌(M.avium)およびM.カンサシ(M. kansasii)よりなる群から選択される、請求項8に記載の使用。 10.(S)-ロメフロキサシンが静脈内注入により、経皮的送達により、または錠剤 もしくはカプセル剤として経口的に投与される、請求項8に記載の使用。 11.投与量が約50mg〜約800mgである、請求項8に記載の使用。 12.投与量が約50mg〜約400mgである、請求項11に記載の使用。 13.投与量が約50mg〜約200mgである、請求項12に記載の使用。 14.前記の量の(S)-ロメフロキサシンまたはその薬学的に許容される塩がロメフ ロキサシンの全量の約90重量%より多い、請求項8に記載の使用。 15.ロメフロキサシンの(R)-立体異性体を実質的に含まない、前記の量の(S)-ロ メフロキサシンまたはその薬学的に許容される塩が製剤上許容される担体ととも に投与される、請求項8に記載の使用。 16.(S)-ロメフロキサシンが塩酸塩として投与される、請求項8に記載の使用。 17.前記の感染症が尿路感染症、上部および下部気道感染症、骨感染症、眼科的 感染症、リンパ節感染症および腸感染症よりなる群から選択される、請求項8に 記載の使用。 18.ロメフロキサシンのラセミ体の投与に付随して起こりうる有害作用を回避し つつ、ヒトの感染症を治療する方法であって、ロメフロキサシンの(R)-立体異性 体を実質的に含まない、(S)-ロメフロキサシンまたはその薬学的に許容される塩 を、感染症を軽減するのに十分であるが、ロメフロキサシンのラセミ体の投与に 関連した前記有害作用を引き起こすには不十分な量でヒトに投与することを含ん でなる方法。 19.前記の有害作用が頭痛、胃の不快感、胃腸障害、目まい、光過敏性、関節症 および未熟患者における骨成長の異常よりなる群から選択される、請求項18記載 の方法。 20.前記の有害作用が低血糖、腎機能不全、肝機能不全、アレルギー反応および 呼吸窮迫よりなる群から選択される、請求項18記載の方法。
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