JPH11506487A - 加水分解安定性の改良された2,6−ナフタレンジカルボン酸のポリエステル - Google Patents
加水分解安定性の改良された2,6−ナフタレンジカルボン酸のポリエステルInfo
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- JPH11506487A JPH11506487A JP8536641A JP53664196A JPH11506487A JP H11506487 A JPH11506487 A JP H11506487A JP 8536641 A JP8536641 A JP 8536641A JP 53664196 A JP53664196 A JP 53664196A JP H11506487 A JPH11506487 A JP H11506487A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、(A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合計モル%、それぞれ、 100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85〜100モル%及び炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モル%からなるポリエステル95〜99.90 重量%、並びに(B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量%を含んでなるポリエステル組成物に関する。これらのポリエステル組成物は、繊維、モノフィラメント、フィルム、熱成形物品、容器(コンテナー)及びナフタレンベースのシートなどの最終製品の加水分解安定性が改良されている。
Description
【発明の詳細な説明】加水分解安定性の改良された2,6−ナフタレンジカルボン酸のポリエステル 発明の分野
本発明は、或る種のカルボジイミドを用いて製造した、加水分解安定性の改良
された2,6−ナフタレンジカルボン酸のポリエステル又はコポリエステルに関
する。発明の背景
ポリエステルの加水分解に対する抵抗性は単位重量当りのカルボキシル末端基
の数に著しく依存する。加水分解に対する抵抗性の改良はこれらのカルボキシル
末端基を化学反応によってこれらのカルボキシル末端基を閉鎖(closing off)す
ることによって達成できる。このようなカルボキシル末端基の閉鎖として、脂肪
族、芳香族及び更には脂環族モノ−、ビズ又はポリカルボジイミドとの反応が既
にいくつかの機会に述べられている。
即ち、例えば、DOS 1770495 はポリカルボジイミドの添加によって得られた安
定化ポリエチレングリコールテレフタレートを記載している。ポリカルボジイミ
ドに一般的に認められる反応速度の遅さ故に、ポリエステル溶融体中にポリカル
ボジイミドを比較的長時間滞留させることが必要である。このために、ポリカル
ボジイミドはポリエステルの重縮合反応の間に既に添加されている。しかし、こ
のような方法にはいくつかの欠点を伴なう。例えば長時間滞留の故に多数の副生
物が形成され、場合によってはポリエステルの実際の重縮合反応も妨害される。
日本公報1−15604189明細書は 0.005〜1.5 重量%過剰のモノカルボジイミド
の使用が特別に推奨されている。この日本公報は更にポリカルボジイミドの使用
は既に達成されている公知技術には対応しない旨述べられている。
日本公開公報 P05163612号A及びJP−05627639Bはポリ(エチレンナフタレー
ト)のポリエステルを安定化させるのに好ましいとして、N,N′−ビス(2,
6−ジイソプロピルフェニル)カルボジイミドモノマー 0.5〜0.25重量%の使用
を開示している。しかしながら、日本公開公報 P05163612Aの段落〔0017〕
には、「カルボジイミド化合物をビスカルボジイミドのような多官能性基と一緒
にすることは、これらがポリ(エチレンテレフタレート)の急速な高度重合を生
じてポリ(エチレンナフタレート)と一緒に混練することが難しくなるので好ま
しくない。」と明瞭に述べられいる。
N,N′−ビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)カルボジイミドモノマー
0.5〜0.25重量%の使用によって、ポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボ
キシレート)のポリエステルを安定化させることが帝人(株)のJP−A−051636
12号及びJP−B−05627639号に認められる。
米国特許第5,246,992 号はポリエステルの加水分解安定剤として、モノ−及び
/又はビス−カルボジイミドと、ポリカルボジイミドと組み合せて使用すること
を開示している。開示されたポリエステルの主構成成分はテレフタル酸、そして
他の、好ましくはパラもしくはトランス化合物、例えば2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸又はその他のp−ヒドロキシ安息香酸である。この特許の例3は、ポリ
マー材と共にポリカルボジイミドを単独で使用した比較例を開示している(ポリ
エチレンテレフタレート中ポリカルボジイミド15%)。本例においては、従来技
術に比較して耐熱及び耐加水分解性の低
下が認められた。米国特許第5,246,992 号の6欄、49〜51行には、ポリカルボジ
イミドの単独使用では所望の安定化は得られなかったことが述べられている。
米国特許第4,829,681 号は、テレフタル酸及びエチレングリコールから製造さ
れた、耐加水分解性の改良された、編成機械方向(interwoven machine directi
on)及び交叉機械方向(crossmachine direction)ヤーンから成る抄紙機布(pap
er machine cloth)を開示している。
米国特許第5,169,499 号もテレフタル酸、イソフタル酸及び1,4−シクロヘ
キサンジメタノールから製造されたポリエステルに基づく、耐加水分解性の改良
された、編成機械方向及び交叉機械方向ポリエステルヤーンからなる抄紙機布を
開示している。本発明に開示されたポリエステルは商標「Staboxal P-100」の商
品名でRhein Chemie Corporationによって製造されている市販のポリカルボジイ
ミド(又は高分子量カルボジイミド)によって安定化される。Rhein Chemie Cor
poration(ドイツ)はポリエステル製品の耐加水分解性を改良するのに使用され
る種々のカルボジイミド製品を製造している。
前述の引用例のいずれにも PEN組成物の加水分解安定性の欠如の問題について
完全には取り組んでいない。
従って、当業界には加水分解安定性の改良された PEN組成物に対するニーズが
ある。発明の要約
本発明は、ナフタレンジカルボン酸、特に2,6−ナフタレンジカルボン酸及
びエチレングリコール(PEN)に基づく、繊維モノフィラメント、フィルム、熱成
形物品、容器(コンテナー)及びシート
として有用な、加水分解性の改良されたポリエステル組成物に関する。
更に詳しくは、本発明は、
(A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合計モル%、それぞ
れ、 100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85〜100 モル%及び
炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モル%からなる1種
又はそれ以上のポリエステル95.0〜99.0重量%、並びに
(B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量%並びに、任意
的に、
(C)少なくとも一つのテレフタレートベースのホモポリマー、コポリマー又
はそれらの混合物0〜90重量%、好ましくは5〜75.0重量%、更に好ましくは5
〜50重量%、更にまた好ましくは5〜35重量%
を含んでなるポリエステル組成物に関する。
本発明はまた本発明のポリエステル組成物で製造した抄紙機布帛(paper mach
ine fabric)にも関する。
本発明の目的は、特にナフタレンジカルボン酸から製造したポリエステル製品
の加水分解安定性を改良する点で特に有効な新規安定化ポリエステル組成物を提
供することにある。発明の記述
例外的な加水分解安定性は、ポリカルボジイミド(又は高分子量カルボジイミ
ド)をナフタレンジカルボン酸ベースのポリエステル及び/又はコポリエステル
とブレンドし、続いてこのブレンドを押出して安定化ポリエステル組成物を得る
ことによって達せられる。
本明細書に開示のポリエステル組成物は、
(A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合計モル%、それぞ
れ、 100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85〜100 モル%及び
炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モル%からなるポリ
エステル95.0〜99.90 重量%、好ましくは97.0〜99.80 重量%、並びに
(B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量%、好ましくは
0.2〜3.0 重量%
を含んでなるポリエステル組成物から製造される。
好ましいポリエステル組成物は、また、
(A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合計モル%、それぞ
れ、100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85〜100 モル%及び
炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モル%からなるポリ
エステル10〜90.0重量%、
(B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量%並びに
(C)少なくとも一つのテレフタレートベースのホモポリマー、又はそれらの
混合物(本発明の第二のポリエステル樹脂)5〜75.0重量%、好ましくは5〜50
重量%、更に好ましくは5〜35重量%を含んでなるポリエステル組成物である。
特に好ましい PENポリエステルは90〜100 モル%の2,6−ナフタレンジカル
ボン酸単位及び少なくとも 100〜90モル%のエチレングリコール単位又は1,4
−シクロヘキサンジメタノールから製造される。
最も好ましい本発明のポリ(エチレンナフタレンジカルボキシレート)〔PEN
〕ポリマーは一般的に2,6−ナフタレンジカルボン酸に基づくものであるが、
約25モル%以下の、一種又はそれ以上のナフタレンジカルボン酸異性体、例えば
1,2−、1,3−、1,
4−、1,5−、1,6−、1,7−、1,8−、2,3−、2,4−、2,5
−、2,7−又は2,8−異性体を含むナフタレンジカルボン酸に基づくことも
できる。他の好ましい PENベースのポリマーは主に1,4−、1,5−又は2,
7−ナフタレンジカルボン酸に基づくものである。
好ましいポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンナフタレンジカルボキシ
レート)(PCDN)ポリマーは前述のナフタレンジカルボン酸又はそれらの低級ア
ルキルエステル及び1,4−シクロヘキサンジメタノールのシス又はシス/トラ
ンス混合物に基づくものである。2,6−ナフタレンジカルボン酸及び1,4−
シクロヘキサンジメタノールの30/70シス/トランス混合物は非常に高い温度(
〜350 ℃)で溶融するので、処理が困難である。約50%までのトランス1,4−
シクロヘキサンジメタノールを含むシス異性体又はシス/トランス混合物に基づ
く類似のポリマーは、もっと合理的な温度で溶融するので好ましい。
これらの高融点ポリエステルの融点を低下させる別の方法は、約15モル%以下
の、好ましくは10モル%未満の、更に好ましくは10モル%末端の変性ジカルボン
酸又はグリコールを含ませることである。
本発明の PEN又はPCDNポリエステル又はコポリエステルに使用される、適当な
変性ジカルボン酸は、一般に、4〜約36個の炭素を含み、例えばフマール酸、コ
ハク酸、アジピン酸、グルタル酸、アゼライン酸、セバシン酸、ダイマー酸、テ
レフタル酸、イソフタル酸、レゾルシノール二酢酸、ジグリコール酸、4,4′
−オキシビス〔安息香酸〕、ビフェニルジカルボン酸、シス又はトランス−1,
4−シクロヘキサンジカルボン酸、4,4′−メチレンジ安息香酸、トランス−
4,4′−スチルベンジカルボン酸スルホイソフタル
酸などを含む。
本発明の PEN又はPCDNポリエステル又はコポリエステルに使用される適当な変
性グリコールは約2〜12個の炭素を含み、性質上脂肪族又は脂環族とすることが
できる。適当な変性グリコールはエチレングリコール、1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,10−デカンジオー
ル、ジエチレングリコール、2,2,4,4−テトラメチル−1,3−シクロブ
タンジオール、シス−又はトランス−1,4−シクロヘキサンジメタノールなど
を含む。
本発明のナフタレンジカルボン酸含有ポリエステル及びコポリエステルに使用
するのに好ましいグリコールはエチレングリコール及び1,4−シクロヘキサン
ジメタノールである。エチレングリコールが特に好ましい。
好ましくは、所望の PEN又はPCDNポリエステル又はコポリエステルは、少なく
とも 0.4dL/g、更に好ましくは 0.6〜1.5 dL/gのインヘレント粘度を有する
。
本発明の PEN又はPCDMポリエステルは、適当なジカルボン酸又はその低級アル
キルエステル及び適当なグリコール又はグリコール混合物から、典型的な重縮合
反応条件を用いて容易に製造することができる。重合条件はバッチ又は連続プロ
セスのいずれとすることもできる。使用することができる典型的なポリエステル
化触媒には、チタンアルコキシド、ジブチル錫ジラウレート、亜鉛、マンガン又
はマグネシウムの酢酸塩又は安息香酸塩とアンチモンの酸化物又は三酢酸塩との
組合せなどが含まれる。
これらの PEN又はPCDMポリエステルは、溶融相又は固相重縮合方法のいずれに
よっても製造することができる。ポリエステルを製造
する好ましい方法は溶融相にてI.V.値が約 0.3dL/g〜約 0.5dL/gのポリマー
を製造し、続いてポリマーをポリエステルのガラス転移温度より高いが、融点よ
り低い温度で粉体状、顆粒状又はペレット状で固相重縮合することによってポリ
マーの分子量を更に増大させる。
本発明のポリエステル組成物は、 PEN又はPCDMポリエステルと、以下に述べる
第二ポリエステル樹脂とのブレンドを含むこともできる。
本発明のブレンドに有用な第二ポリエステル樹脂(成分C)は周知のもので市
販されている。第二ポリエステル樹脂は、本発明の目的に対して前述の PEN又は
PCDMポリエステルではないポリエステル樹脂として定義される。
本発明の第二ポリエステル樹脂に対して適当なポリエステルは、一般には、ジ
オール及びジカルボン酸又はその反応性誘導体との線状、飽和縮合生成物を含む
。好ましくは、テレフタル酸及びイソフタル酸の高分子量グリコールエステルで
ある。しかしながら、第二ポリエステル樹脂はフィラメント成形可能な、成型可
能な、又は押出可能なポリエステルを含むことができる。
テレフタレートベースのポリエステル樹脂が好ましい。これらは、限定するつ
もりはないが、以下に定義する PCT,PBT,PCT及びこれらの任意のコポリエステ
ルとすることができる。これらを例示すれば次の通りである。
PETG〔グリコール−変性ポリ(エチレンテレフタレート)コポリエステル、好
ましくは1,4−シクロヘキサンジメタノールで変性したもの〕、PET〔ポリ(
エチレンテレフタレート)〕、PCT〔ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタ
レート)〕、CPET〔結晶化PET〕、PCTA及びPCTG〔それぞれ、酸−及びグリコー
ル−変性した
PCTのコポリエステル〕。
第二ポリエステル樹脂のジカルボン酸成分は、約15モル%以下の、テレフタル
酸、又はジメチルテレフタレートのような適当な合成均等物以外の一種又はそれ
以上の異なったジカルボン酸を含むことができる。このような追加のジカルボン
酸は、好ましくは炭素数8〜14の芳香族ジカルボン酸、好ましくは炭素数4〜12
の脂肪族ジカルボン酸又は好ましくは炭素数8〜12の脂環族ジカルボン酸を含む
。テレフタル酸と一緒に含ませるジカルボン酸の例は、フタル酸、イソフタル酸
、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキサンジ酢酸、ジフェニル−4,4′
−ジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸などを含む。コポリエステルは、上記ジカルボン酸の一種又はそれ以上から製
造することができる。
更に、第二コポリエステル樹脂は、炭素数2〜20の一種又はそれ以上の異なっ
たジオール15モル%以下、好ましくは10モル%以下、そして更に好ましくは5モ
ル%以下で変性することができる。そのような追加のジオールは好ましくは炭素
数6〜20の脂環族ジオール又は好ましくは炭素数2〜20の脂肪族ジオールを含む
。エチレングリコール及びジエチレングリコールと一緒に含ませるジオールの例
は、トリエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチルペン
タンジオール−(2,4)、2−メチルペンタンジオール−(1,4)、2,2
,4−トリメチルペンタン−ジオール−(1,3)、2−エチルヘキサンジオー
ル−(1,3)、2,2−ジエチルプロパン−ジオール−(1,3)、1,3−
ヘキサンジオール、1,4−ジ−(ヒドロキシエトキシ)−ベンゼン、2,2−
ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパン
、2,4−ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、2,
2−ビス−(3−ヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン及び2,2−ビス−
(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロパン、コポリエステルは上記ジオ
ールの二種又はそれ以上から製造することができる。
本発明の第二のポリエステルは、好ましくは 0.4〜1.5 dL/g、更に好ましく
は 0.5〜1.1 dL/gのインヘレント粘度を有する。実質的にエチレングリコール
、1,4−シクロヘキサンジメタノール及びテレフタル酸のみを含むコポリエス
テルが好ましい。
これらの酸の対応する酸無水物、エチスル及び酸塩化物の使用も用語「ジカル
ボン酸」に包含されるものと理解されたい。
本発明の PEN,PCDN、第二ポリエステル及び本発明の最終ポリエステル組成物
は、それらの最終用途に悪影響を及ぼさない汎用の添加剤や成分を含むことがで
きる。例えば、充填剤、潤滑剤、光及び熱安定剤、押出助剤、染料、顔料などを
使用することができる。
本発明のポリエステル組成物は業界で周知の一般的方法で容易に紡系してモノ
フィラメントにすることができる。この繊維は高温における加水分解的崩壊に対
する優れた耐性、優れた寸法安定性及び耐変形性を有する。
本発明の目的に対して、用語「繊維」は織布又は不織布におけるように、二次
元又は三次元物品に成形することができる高アスペクト比の成形した高分子体を
意味する。繊維は更にステープル、マルチフィラメント又はモノフィラメント状
を意味する。また、本発明の目的に対して、融点は業界で知られた任意の手段で
求めることができる。融点及びガラス転移温度を求める好ましい方法は業界で周
知の差動走査熱量計(DSC)によるものである。
本発明の好ましいポリカルボジイミドは以下の構造A又はBのい
ずれかである。構造A:
(式中、R,R1,R2及びR3は−H,−CH3,−CH2CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3
)2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,−Cl,−OCH3からなる群から選ばれたもので
あり、好ましくはR,R1,R2及びR3の少なくとも一つは−CH(CH3)2であり、
そしてxは2〜80、更に好ましくは2〜60であり、更にまた好ましくは2〜25、
特に10〜15である)又は構造B:
(式中、R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR8は−H,−CH3,−CH2
CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3)2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,−Cl,−OCH3から
なる群から選ばれたものであり、そしてxは2〜80、更に好ましくは20〜60、そ
して更にまた
好ましくは30〜50、特に35〜45である。)
本発明のポリカルボジイミドはモノ−又はビス−カルボジイミドと組み合せて
使用しないのが好ましい。
前記構造A及びBについて、それぞれの基Rの少なくとも一つがイソプロピル
基であるのが好ましい。
特に好ましいポリカルボジイミドは、カルボジイミド基に関してo−位置に、
即ちベンゼン環の2,6−又は2,4,6−位置に、イソプロピル基が置換した
市販の芳香族ポリカルボジイミドである。
特に有用なポリカルボジイミドは平均分子量 3,000〜10,000、更に好ましくは
5,000〜10,000を有する。
特に好ましいポリカルボジイミドは、商標“STABAXOL P”又は“STABAXOL P-1
00”の商品名でドイツRheinan GmbHのRhein Chemieより市販のものを含む。商品
“STABAXOL P”又は“STABAXOL P-100”で市販のポリカルボジイミドはマスター
バッチ、例えばStabaxol KE7646(ポリ(エチレンテレフタレート)中に15% S
tabaxol P100)、Stabaxol KE9291〔PET中に15% Stabaxol KE8059(8% Stab
oxol及び7% Stabaxol P100)〕、Stabaxol KE9193(PBT〔ポリ(ブチレンテレ
フタレート)〕中の15% Stabaxol P100) Stabaxol KE8993(Polyamide 6中に
20% Stabaxol P100)、Rhenogran P50(エチルビニルアセテート中に50% Sta
boxol P)に添加することができる。
更に詳しくは、以下の構造を有するポリカルボジイミドが好ましい。ポリカルボジイミド構造C:
(式中、xは13である。)ポリカルボジイミド構造D:
(式中、xは40である。)
本発明の好ましいポリエステル組成物は適当な高分子量のカルボジイミド安定
剤とブレンドされ、フィラメント、ファイバー、フィルム、コンテナー又はシー
ト押出され、そして恐らくは配向又は延伸されて耐湿熱性の改良されたポリエス
テルファイバー及びモノフィラメントが得られる。
本発明のジカルボン酸及びグリコールから製造されたポリエステルは耐熱性が
低いが、上述のようにして本発明によって処理した場合には加水分解安定性が改
良される。
本発明のコポリエステルはまたブレンド変性剤の導入によって更に変性される
。例えば、Du Poutからのナイロン6,6のようなポリアミド、GEからの Ultem
(商標)ポリ(エーテル−イミド)のようなポリ(エーテル−イミド)、ポリ(
2,6−ジメチルフェニレンオキシド)のようなポリ(フェニレンオキシド)、
GEからの Nor
yl樹脂のようなポリ(フェニレンオキシド)/ポリスチレンブレンド、ポリエス
テル、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルフィド/スルホン、ポリ
(エステル−カーボネート)、GEからの Lexanポリカーボネートのようなポリカ
ーボネート、ポリスルホン、ホリスルホンエーテル、芳香族ジヒドロキシ化合物
のポリ(エーテル−ケトン)はブレンド変性剤として使用して物性を改良し、か
つ引欠性を減ずることができる。これらのポリマーを製造するのに使用される芳
香族ジヒドロキシ化合物は米国特許第3,030,335 号及び同第3,317,466 号に開示
されている。
本発明のコポリエステルは、また、リンもしくはハロゲン化合物及び/もしく
は酸化アンチモンのような汎用の難燃剤を含むことができ、タルクや雲母のよう
な充填剤、またガラス繊維、Kevlar(商標)、炭素繊維のような強化剤、Irgano
x(商標)1010もくしは Ethanox(商標)330 のような酸化防止剤、シリカのよ
うな滑り剤又は粘着防止剤を含むこともできる。
高分子量カルボジイミドは、ポリマーの押出もしくは成型直前に又はマスター
バッチ濃縮物中に分散させて次に安定化させるポリエステル組成物とブレンドす
るかのいずれの方法でも、最終ポリエステル組成物とブレンドして安定化させる
ことができる。最初の濃縮物は PENベース又はPCDNベースであるのが好ましいが
、ポリ(エチレンテレフタレート)(PETベース)、ポリ(ブチレンテレフタレ
ート)(PBT)、ポリ(シクロヘキサンジメチレン)テレフタレート又は他の業
界公知のポリエステル樹脂から滞在的に製造することができる。
本発明のポリエステル組成物はベルトのような抄紙機用布帛の製造、タイヤコ
ードベルト材料、他の可能なベルト用途、電気フィルム、成形デバイス、電子デ
バイス用又は長時間高温に曝される任意
のデバイス用のコンテナー又はパッケージの製造に有用である。ポリエステル材
料に及ぼすカルボジイミド安定剤の作用がカルボキシル末端基と反応して、紙製
造及びタイヤ製造プロセスの高温にポリエステルが曝されている間にポリエステ
ルモノフィラメントの加水分解破壊を生ずるこれらの酸基の触媒反応を防止する
ことが長い間知られている。
本発明のポリエステル組成物は、紙製造の適用において寿命を改良し、抄紙機
布帛の寿命を著しく長くしてポリエステルベルトの切断などによる製造中断期間
を減少させる。
本発明を、その好ましい態様について以下の実施例によって更に説明するが、
これらの実施例は更に例示のためであって、特に特定しない限り本発明の範囲を
限定するものでないことはいうまでもない。出発物質は特定しない限り市販品で
ある。実施例
以下の例において、ポリマーのインヘレント粘度は、25℃で検定した Ubbeloh
de粘度計を用いて、温度25℃及び濃度 0.5g/100mL で60/40(重量/重量)フ
ェノール/テトラクロロエタン中で測定した。ガラス転移温度は Du Pont 2200
差動/走査型熱量計を用いて20℃/分の走査速度で測定した。組成物のグリコー
ル含量はプロトン核磁気共鳴分光分析(NMR)で測定した。例1
この例は2,6−ナフタレンジカルボン酸単位 100モル%及びエチレングリコ
ール単位 100モル%からなるホモポリエステルの製造を示す。
ジメチル2,6−ナフタレンジカルボキシレート 244.0g(1.00モル)、エチ
レングリコール 119.7g(1.93モル)、酢酸マンガン
0.048g(55ppm Mn)、チタンテトライソプロポキシド 0.117g(100ppm Ti)、
酢酸コバルト 0.047g(80ppm Co)及びMerpol A(商標)0.265g(110ppm P)
の混合物を、窒素入口、金属撹拌器子及び短蒸留カラムを備えた1リットルフラ
スコに入れる。このフラスコを既に 190℃に加熱したベルモント(Belmont)金属
浴に置き、フラスコの内容物を 190℃で約3時間加熱する。次に、温度を約2時
間で次第に 220℃にあげ、約45分間で 240℃にあげる。温度を 260℃にあげ、次
の3〜5分間で 0.5mmの真空を徐々に適用し、温度を 300℃にあげる。約30分間
完全真空を維持する。インヘレント粘度が0.56で DSCによって測定して溶融吸熱
が 255℃の、高溶融粘度で結晶性のポリマーを得る。
ポリマーは3mmスクリーンを通過させて粉砕し、乾燥し、2軸スクリュー押出
機で 295℃で適当な高分子量カルボジイミドとブレンドする。この PEN/高分子
量カルボジイミドをインストロン(Instron)3211メルトレオメータで 310℃で
長さ/直径比3(0.1インチ幅×0.3インチ長)の単一孔キャピラリーを通してフ
ィラメントに紡系する。ポリマーの押出後のI.V.は0.52dL/gであった。サンプ
ルを 121℃のオートクレーブ中で水蒸気に曝することによって加水分解安定性を
試験し、引張強度の保持性を測定した。
ポリカルボジイミドC
(式中、x=13)ポリカルボジイミドD
(式中、x=40)
PET =ポリ(エチレンテレフタレート)
N =2,6−ナフタレジカルボン酸
TPA =テルフタル酸
EG =エチレングリコール
以上、本発明をその好ましい態様を特に参照して詳細に説明したが、本発明の
精神及び範囲内で種々の変形や改良をなし得ることはいうまでもない。更に本明
細書に記載したすべての特許、特許出願(公開及び未公開、外国又は我国を問わ
ず)、引用文献又はその他の刊行物は、本発明の実施に関連した開示に関し、引
用によってこの明細書に含ませるものとする。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
//(C08L 67/02
79:00)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合計モル%、そ れぞれ、100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85〜100 モル% 及び炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モル%からなる ポリエステル95〜99.90 重量%、並びに (B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量% を含んでなるポリエステル組成物。 2.成分(A)が97.0〜99.8重量%の量で存在し、成分(B)が 0.2〜3.0 重 量%の量で存在する請求の範囲第1項に記載のポリエステル組成物。 3.前記ポリカルボジイミドがモノ−カルボジイミド、ビスカルボジイミド又 はその混合物と組み合せて使用されない請求の範囲第1項に記載のポリエステル 組成物。 4.90〜100 モル%の、又はそれ以上の前記2,6−ナフタレンジカルボン酸 及び 100〜90モル%の、又はそれ以上の前記脂肪族グリコールを含む請求の範囲 第1項に記載のポリエステル組成物。 5.前記グリコールがエチレングリコール及び1,4−シクロヘキサンジメタ ノールからなる群から選ばれたものである請求の範囲第1項に記載のポリエステ ル組成物。 6.前記グリコールがエチレングリコールである請求の範囲第5項に記載のポ リエステル組成物。 7.前記エチレングリコールがグリコール部分 100モル%に対する合計モル% 基準で少なくとも90モル%の量で存在する請求の範囲第6項に記載のポリエステ ル組成物。 8.前記グリコールが1,4−シクロヘキサンジメタノールである請求の範囲 第5項に記載のポリエステル組成物。 9.前記エチレングリコールがグリコール部分 100モル%に対する合計モル% 基準で少なくとも90モル%の量で存在する請求の範囲第8項に記載のポリエステ ル組成物。 10.前記ポリエステルが 0.4〜1.5 dL/gのインヘレント粘度を有する請求の 範囲第1項に記載のポリエステル組成物。 11.前記ポリエステルが 0.6〜1.5 dL/gのインヘレント粘度を有する請求の 範囲第10項に記載のポリエステル組成物。 12.前記ポリカルボジイミドが以下の構造: (式中、R,R1,R2及びR3は−H,−CH3,−CH2CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3 )2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,及び−Cl,−OCH3からなる群から選ばれ、x は2〜80である)又は (式中、R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR8は−H,−CH3,−CH2 CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3)2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,−Cl,及び−OCH3 から選ばれたものであり、xは2〜80である) を有する請求の範囲第1項に記載のポリエステル組成物。 13.前記ポリカルボジイミドが以下の構造: (式中、R,R1,R2及びR3は−H,−CH3,−CH2CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3 )2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,及び−Cl,−OCH3からなる群から選ばれ、x は2〜60である) を有する請求の範囲第12項に記載のポリエステル。 14.R,R1,R2及びR3の一種又はそれ以上が−CH(CH3)2である請求の範囲 第13項に記載のポリエステル組成物。 15.前記ポリカルボジイミドの一つが以下の構造: (式中xは13である) を有する請求の範囲第14項に記載のポリエステル組成物。 16.前記ポリカルボジイミドの一つが以下の構造: (式中、R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR8は−H,−CH3,−CH2 CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3)2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,−Cl,及び−OCH3 からなる群から選ばれたものであり、そしてxは2〜60である) を有する請求の範囲第12項に記載のポリエステル組成物。 17.R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR8の少なくとも一つが−CH (CH3)2である請求の範囲第16項に記載のポリエステル組成物。 18.前記ポリカルボジイミドが以下の構造: (式中、xは40である) を有する請求の範囲第17項に記載のポリエステル組成物。 19.(A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合 計モル%、それぞれ、100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85 〜100 モル%及び炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モ ル%からなるポリエステル10〜90.0重量%、 (B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量%並びに (C)少なくとも一つのテレフタレートベースのホモポリマー、コポリマ ー又はそれらの混合物5〜75.0重量% を含んでなるポリエステル組成物。 20.前記テレフタレートベースのホモポリマー、コポリマー又はそれらの混合 物がポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)及びポ リ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)からなる群から選ばれたもので ある請求の範囲第19項に記載のポリエステル組成物。 21.前記テレフタレートベースのコポリマーがポリ(エチレンテレフタレート )、ポリ(ブチレンテレフタレート)及びポリ(シクロヘキサンジメチレンテレ フタレート)のコポリマーからなる群から選ばれたものである請求の範囲第19項 に記載のポリエステル組成物。 22.前記テレフタレートベースのコポリマーがグリコール変性ポリ(エチレン テレフタレート)である請求の範囲第21項に記載のポリエステル組成物。 23.前記テレフタレートベースのコポリマーが1,4−シクロヘキサンジメタ ノールで変性されたポリ(エチレンテレフタレート)である請求の範囲第22項に 記載のポリエステル組成物。 24.成分(B)が 0.1〜3.0 重量%の量で存在する請求の範囲第19項に記載の ポリエステル組成物。 25.前記ポリ(エチレンテレフタレート)ベースのコポリマー(C)の前記1 ,4−シクロヘキサンジメタノール成分が、前記コポリマーの全成分の合計モル % 100%モル%基準で、1〜50モル%の量で存在する請求の範囲第23項に記載の ポリエステル組成物。 26.前記1,4−シクロヘキサンジメタノールが前記ポリ(エチレンテレフタ レート)ベースのコポリマー(C)中に1〜40モル%の量で存在する請求の範囲 第25項に記載のポリエステル組成物。 27.前記1,4−シクロヘキサンジメタノールが前記ポリ(エチレンテレフタ レート)ベースのコポリマー(C)中に5〜35モル%の量で存在する請求の範囲 第26項に記載のポリエステル組成物。 28.前記コポリマー(C)が、ジカルボン酸 100モル%及びジオール 100モル %基準で、テレフタル酸少なくとも95モル%、エチレングリコール少なくとも99 モル%〜50モル%及び1,4−シクロヘキサンジメタノール1モル%以下〜50モ ル%の繰り返し単位を有する請求の範囲第25項に記載のポリエステル組成物。 29.(A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合計モル%、そ れぞれ、100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85〜100 モル% 及び炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モル%からなる ポリエステル95〜99.90 重量%、並びに (B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量% を含んでなるポリエステル組成物を含んでなるモノフィラメントからなる、実質 的に繊維構造の、抄紙機に使用される抄紙機布帛の製品。 30.前記ポリエステルが、 (A)ポリエステルのグリコール部分及び酸部分に対する合計モ ル%、それぞれ、 100モル%基準で、2,6−ナフタレンジカルボン酸約85〜10 0 モル%及び炭素数2〜16の少なくとも一種の脂肪族グリコール85〜100 モル% からなるポリエステル10〜90.0重量%、 (B)一種又はそれ以上のポリカルボジイミド 0.1〜5.0 重量%並びに (C)少なくとも一つのテレフタレートベースのホモポリマー、コポリマ ー又はそれらの混合物5〜75.0重量% を含んでなるポリエステル組成物である請求の範囲第29項に記載の抄紙機布帛の 製品。 31.前記ポリカルボジイミドがモノ−カルボジイミド、ビスカルボジイミド又 はその混合物と組み合せて使用されない請求の範囲第29項又は第30項に記載の抄 紙機布帛の製品。 32.前記テレフタレートベースのホモポリマー、コポリマー又はそれらの混合 物がポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)及びポ リ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)からなる群から選ばれたもので ある請求の範囲第29項又は第30項に記載の抄紙機布帛の製品。 33.前記テレフタレートベースのコポリマーがポリ(エチレンテレフタレート )、ポリ(ブチレンテレフタレート)及びポリ(シクロヘキサンジメチレンテレ フタレート)のコポリマーからなる群から選ばれたものである請求の範囲第29項 又は第30項に記載の抄紙機布帛の製品。 34.前記テレフタレートベースのコポリマーがグリコール変性ポリ(エチレン テレフタレート)である請求の範囲第33項に記載の抄紙機布帛の製品。 35.前記テレフタレートベースのコポリマーが1,4−シクロヘキサンジメタ ノールで変性されたポリ(エチレンテレフタレート) である請求の範囲第34項に記載の抄紙機布帛の製品。 36.成分(B)が 0.1〜3.0 重量%の量で存在する請求の範囲第29項又は第30 項に記載の抄紙機布帛の製品。 37.前記ポリ(エチレンテレフタレート)ベースのコポリマー(C)の前記1 ,4−シクロヘキサンジメタノール成分が、前記コポリマーの全成分の合計モル % 100%モル%基準で、1〜50モル%の量で存在する請求の範囲第35項に記載の 抄紙機布帛の製品。 38.前記ポリエステル組成物が90〜100 モル%の、又はそれ以上の前記2,6 −ナフタレンジカルボン酸及び 100〜90モル%の、又はそれ以上の前記脂肪族グ リコールを含む請求の範囲第29項又は第30項に記載の抄紙機布帛の製品。 39.前記グリコールがエチレングリコール及び1,4−シクロヘキサンジメタ ノールからなる群から選ばれたものである請求の範囲第38項に記載の抄紙機布帛 の製品。 40.前記グリコールがエチレングリコールである請求の範囲第39項に記載の抄 紙機布帛の製品。 41.前記エチレングリコールがグリコール部分 100モル%に対する合計モル% 基準で少なくとも90モル%の量で存在する請求の範囲第40項に記載の抄紙機布帛 の製品。 42.前記ポリエステルが 0.5〜1.5 dL/gのインヘレント粘度を有する請求の 範囲第29項又は第30項に記載の抄紙機布帛の製品。 43.前記ポリカルボジイミドが以下の構造の一つ: (式中、R,R1,R2及びR3は−H,−CH3,−CH2CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3 )2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,及び−Cl,−OCH3からなる群から選ばれ、そ してxは2〜80であり)又は (式中、R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR8は−H,−CH3,−CH2 CH3,−CH2CH2CH3,−CH(CH3)2,−C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,及び−Cl,−OCH3 からなる群から選ばれ、そして、xは2〜80である) を有する請求の範囲第29項又は第30項に記載の抄紙機布帛の製品。 44.前記ポリカルボジイミドが以下の構造: (式中、R,R1,R2及びR3は−H,−CH3,−CH2CH3,−CH2CH2CH3,CH(CH3)2 ,C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,及び−Cl,−OCH3から選ばれたものである) を有する請求の範囲第43項に記載のポリエステル組成物。 45.R,R1,R2及びR3の少なくとも一つが−CH(CH3)2である請求の範囲第4 4項に記載のポリエステル組成物。 46.前記ポリカルボジイミドが以下の構造: (式中、xは13である) を有する請求の範囲第45項に記載のポリエステル組成物。 47.前記ポリカルボジイミドの少なくとも一つが以下の構造: (式中、R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR8は−H,−CH3,−CH2 CH3,CH2CH2CH3,CH(CH3)2,C(CH3)3,−CH(CH2CH3)2,−Cl,及び−OCH3から選 ばれたものであり、そしてxは20〜60である) を有する請求の範囲第43項に記載のポリエステル組成物。 48.R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR8の少なくとも一つが−CH (CH3)2である請求の範囲第47項に記載のポリエステル組成物。 49.前記ポリカルボジイミドが以下の構造: (式中、xは40である) を有する請求の範囲第48項に記載のポリエステル組成物。 50.請求の範囲第1項のポリエステル組成物が製造した製造物品。 51.請求の範囲第19項のポリエステル組成物で製造した製造物品。 52.前記物品が繊維、モノフィラメント、押出シート、フィルム及び成型品か らなる群から選ばれたものである請求の範囲第50項に記載の製造物品。 53.前記物品が繊維、モノフィラメント、押出シート、フィルム及び成型品か らなる群から選ばれたものである請求の範囲第51項に記載の製造物品。
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