JPH11507107A - 二段階染み除去法 - Google Patents

二段階染み除去法

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Abstract

(57)【要約】 布帛の染みの付いた部分(2)を、非水性クリーニング組成物の後に水性クリーニング組成物で、手に握った装置(1)を用いて前記の染みの付いた部分(2)上で前後に樒動することにより、個別に処理する。次に、布帛(3)を、水性クリーニング組成物を放出可能に含むシート基剤と共にバッグまたは他の容器に入れる。バッグを、熱空気衣類乾燥機中で反転させて、全布帛(3)をクリーニングして再生する。

Description

【発明の詳細な説明】 二段階染み除去法 発明の分野 本発明は、布帛(布地)から染みを除去するのに使用することができる装置に 関する。この方法は、ドライクリーニング作業の一部として特に有用であるが、 布帛からのスポット除去が所望なあらゆる状況で用いることもできる。 発明の背景 古典的定義によれば、「ドライクリーニング」という用語は、非水性溶媒を用 いて織物をクリーニングする工程を記載するのに用いられてきた。ドライクリー ニングは、古くからある技術であり、溶媒クリーニングは1860年代に最初に 英国で記録されている。典型的には、ドライクリーニング工程は、水性洗濯槽で 収縮しやすく、極めて貴重でありまたは極めて繊細であるので水性洗濯工程に暴 露することができない羊毛製品のような衣類で使用される。様々な炭化水素やハ ロゲン化炭素溶媒が、伝統的に浸漬式ドライクリーニング工程で用いられてきて おり、これらの溶媒を処理し、再生利用する必要があることから、従来のドライ クリーニングの実施は主として商業的体制に限定されていた。 溶媒を基剤とするドライクリーニング工程は、油汚れや染みを除去するのに極 めて効果的であるが、粘土汚れのような粒状物を除去するには最適ではなく、タ ンパク質性汚れを除去するには特別な処理条件を必要とすることがある。理想的 には、粒状物やタンパク質性汚れは、洗剤成分および通常のドライクリーニング よりは水性洗濯工程に類似している操作条件を用いて布帛から除去される。 クリーニング機能に加えて、ドライクリーニングは、重要な「リフレッシュ」 効果も提供する。例えば、ドライクリーニングは、好ましくない臭気や衣類から の毛髪や糸屑のような異物を除去し、これらは通常は続いて折り畳まれまたはプ レスされて皺を伸ばし、元の形状を回復する。勿論、このようなリフレッシュ効 果は、水性洗濯工程によっても得られる。 前記の説明から分かるように、羊毛製品のようなある種の布帛に対する効果は 別として、布帛クリーニングまたはリフレッシュに関して溶媒を基剤とする浸漬 式ドライクリーニングには水性クリーニング工程と比較して特別な固有の利点は ない。更に、衣類当たりでは、商業的ドライクリーニングは、水性クリーニング 工程よりはるかに高価である。従って、過程で用いることができる非浸漬式ドラ イクリーニング工程を提供することは消費者にとってかなり有利であろう。 家庭用ドライクリーニングシステムの1つの型は、様々なクリーニング薬剤と プラスチックバッグを含むキャリヤーシートとを含んでなる。クリーニングを行 う衣類をシートと一緒にバッグに入れた後、通常の衣類乾燥機で反転させる。商 業的態様では、複数の一回使用の平らなシートと1個の多数回使用のプラスチッ クバッグがセットになって提供される。不運なことには、このような工程は、ド ライクリーニングを行う布帛のひどい汚れまたは「スポット」の付着した部分か ら汚れを十分に取り去ることはできない。 周知のように、汚れのひどい衣類は、クリーニングの前にいわゆる「スポット 除去」組成物を用いて「予備染み抜き」を行うことができる。布帛の汚れ部分に 水性スポット除去組成物を用いることにより、幾つかの型の染みや布帛に対して 最適以下の(sub-optimal)クリーニング性能を生じることができる。反対に、非 水性組成物は、他の染みや布帛に対して最適以下であることが分かった。更に、 予備染み抜き法は、典型的にはクリーニング組成物とタオル、スポンジまたは他 の手段で衣類を前後に激しく摩擦することを含むことも注目されている。更に、 このような摩擦は、布帛を損傷し、過度に磨滅することがあることも決定された 。 本発明により、使用者が非水性および水性クリーニング組成物の両方を用いて 布帛の予備染み抜きをすることができる二段階法が提供される。好ましい態様で は、この方法は、制御された機械的作用により染みを緩めて、除去する装置を用 いることによって摩擦する方策をとることなく、これによって布帛を損傷するこ となく行われる。以後に明らかになるように、この装置は、処理を行う布帛に関 してZ軸力学だけを緩やかに実行するように設計されている。背景技術 ドライクリーニング法は、1991年5月29日に公表されたleigh et al.の 欧州特許第429,172A1号公報、および1993年8月24日発行のSmit h et al.の米国特許第5,238,587号公報に開示されている。ドライクリ ーニング組成物および方法並びに布帛の皺の処理に関する他の文献としては、英 国特許第1,598,911号公報、および米国特許第4,126,563号、 第3,949,137号、第3,593,544号、第3,647,354号、 第3,432,253号、および第1,747,324号公報、およびドイツ国 特許出願第2,021,561号、および2,460,239号、第0,208 ,989号、および第4,007,362号公報が挙げられる。クリーニング/ 予備スポッティング組成物および方法は、例えば米国特許第5,102,573 号、第5,041,230号、第4,909,962号、第4,115,061 号、第4,886,615号、第4,139,475号、第4,849,257 号、第5,112,358号、第4,659,496号、第4,806,254 号、第5,213,624号、第4,130,392号、および第4,395, 261号公報にも開示されている。洗濯乾燥機で用いられるシート基剤は、カナ ダ国特許第1,005,204号公報に開示されている。米国特許第3,956 ,556号および第4,007,300号公報は、衣類乾燥機での布帛のコンデ ィショニングのための穿孔シート(perforated sheets)に関する。米国特許第4 ,692,277号公報には、液体クリーナーでの1,2−オクタンジオールの 使用 が開示されている。米国特許第3,591,510号、第3,737,387号 、第3,764,544号、第3,882,038号、第3,907,496号 、第4,097,397号、第4,102,824号、第4,336,024号 、第4,606,842号、第4,758,641号、第4,797,310号 、第4,802,997号、第4,943,392号、第4,966,724号 、第4,983,317号、第5,004,557号、第5,062,973号 、第5,080,822号、第5,173,200号公報、欧州特許第0 21 3 500号公報、欧州特許第0 261 718号公報、英国特許第1,39 7,475号公報、WO91/09104号公報、WO91/13145号公報 、WO93/25654号公報、およびHunt,D.G.およびN.H.Morris「PnB およびDPnBグリコールエーテル(PnB and DPnB Glycol Ethers)」,HAPPI, 1989年4月,77〜82頁も参照されたい。 発明の概要 本において、使用者は、様々な種類の染みや汚れを除去する能力について選択 することができるクリーム組成物の選択が与えられる。従って、有機溶媒を含ん でなる実質的に非水性クリーム組成物を用いて、油性の染み、特にレーヨンアセ テートまたはポリエステル繊維上の油性の染みを除去することができる。使用者 は、水性クリーニング組成物、好ましくは以後に開示される組成物を用いて、粒 状汚れおよび染みを効果的に除去すること、すなわち「二段階」クリーニング系 も可能である。好ましい態様では、本発明の方法は、最初に非水性クリーニング 組成物を用い、続いて水性クリーニング組成物を用いることによって行う。 本発明は、スポット除去装置、特に手で握って使用するようにデザインされた 装置であって、 (a) 凸面状の処理前面とその処理面から反対側に設けられた裏面を有する基 材部材、 (b) 前記処理面から外側にのびている1個以上の処理部材、および (c) 場合によっては、前記裏面に取り付けた握り を含んでなる処理手段を用いて行うのが好ましい。 本明細書における好ましい装置は、処理前面が実質的に半球状であるか、ある いは半球の断面が内接しているものである。 この装置の一態様では、面は、スポンジ、パッドなどのような吸収剤材料を含 んでなる処理部材を有する。もう一つの態様では、この処理部材は、棘のような 複数の突出部を含んでなる。この装置の更にもう一つの態様では、処理部材は、 外側に伸びている複数の突出部を有するスポンジ基剤を含んでなる。 他の余り好ましくない態様では、処理手段は前記のような装置の部分となる必 要はないが、単純なパッド、シート(例えば、使い捨て可能な紙タオル地)、布 製布巾、スポンジなど、布帛の汚れた部分に押し付けることができるものである ことができる。 本発明は、布帛の染みの付いた部分から染みを除去する方法であって、 (a) 非水性クリーニング組成物を前記の染みの付いた部分に塗布し、 (b) 段階(a)と同時にまたは連続的に、布帛の汚れた部分を、好ましくは前 記のような凸面装置を用いて、処理手段と接触させ、 (c) 特に装置に与えられた揺動またはローリング運動を用いて、装置に圧縮 力を加え、 (d) 水性クリーニング組成物を用いて、段階(a)、(b)および(c)を繰り返す 段階を含んでなる方法も包含する。 図について説明する。この好ましい態様では、固定トレーまたは他の適当な容 器をクリーニング組成物の収納系として用いて、この工程を行なう。これにより 、装置によって与えられる機械的攪拌を、「マイクロ」洗濯機と類似のクリーニ ン グ組成物で飽和または部分的に飽和した環境で行うことができる。 本発明は、布帛表面の面積全体を処理するための全般的ドライクリーニング法 であって、本発明による予備スポッティング操作を含んでなり、 (i) 布帛の局部的に染みの付いた部分で、前記の段階(a)〜(d)に準じて 染み除去工程を行ない、 (ii) 段階(i)からの全部の布帛を水性クリーニング組成物を含むキャリ ヤーと共に容器バッグに入れ、 (iii) バッグを、攪拌を行う装置、例えば熱空気衣類乾燥機に入れて、乾 燥機を熱および反転で操作し、 (iv) 布帛をバッグから取り出す 全段階を含んでなる方法も包含する。 前記のように、本発明の方法は、ドライクリーニング法の染み除去段階で特に 有用であるが、これは、スタンド・アローン(stand-alone)式染み除去法で、ま たは他の通常の洗濯法と関連した染み除去法として用いることもできる。従って 、本発明は、本発明による予備スポッティング操作を含んでなり、 (i) 布帛の局部的に染みの付いた部分で、前記の段階(a)〜(d)に準じて 染み除去工程を行ない、 (ii) 段階(i)からの全部の布帛を通常の水性洗濯工程で洗濯する 全段階を含んでなる、布帛の全洗濯法も包含する。 本発明は、ドライクリーニングキットであって、 (a) 非水性ドライクリーニング組成物を含む複数の単回使用シート、 (b) 水性ドライクリーニング組成物を含む複数の単回使用シート、 (c) 再使用可能な収納バッグ、 (d) 場合によっては、本明細書に開示されている布帛クリーニング装置、お よび (e) 場合によっては、再使用可能な固定トレー を含んでなるドライクリーニングキットも包含する。 本明細書における総ての百分率、比および割合は、特に断らない限り、重量に よるものである。引用した総ての書類は、関連部分において、その内容は、その 開示の一部として本明細書に引用される。 図面の簡単な説明 図は、手で圧力を加えて染み(2)をスポット処理するための凸面装置(1)を用い る本発明の方法の透視図である。この手順では、固定トレー(4)を、処理を行な う布帛(3)の下に置き、クリーニング組成物を放出可能に含むシート基剤をトレ ーに入れる。次に、処理を行なう布帛をシート基剤上に置き、装置を染みの付い た部分で前後に揺動する。クリーニング組成物の一部が、シート基剤から布帛の 染みの付いた部分へと放出される。装置の処理面の処理部材は、緩やかにではあ るが効果的にクリーニング組成物と協力して作用して、布帛から染みを解放して 除去する。この同じ手順は、本発明の「二段階」工程で用いられる非水性および 水性クリーニング組成物の両方で行う。 発明の詳細な説明 本発明の装置の成分およびそれらの使用法を、以下において更に詳細に説明す る。このような開示は、例示のためのものであり、装置およびそれらの使用を制 限するものではない。 本明細書における「非水性」クリーニング組成物とは、主として有機溶媒を含 んでなり、水はほとんどまたは全く含まない組成物を意味する。 本明細書において「水性」クリーニング組成物とは、主要部分が水であり、こ れにクリーニング溶媒、界面活性剤など、特に以下に開示されるものを含んでな る組成物を意味する。 本明細書において「突出部」とは、処理装置の表面から外側に伸びている握り 、 繊維または同様の構造を意味する。装置のこのような要素は、スポットクリーニ ング(「予備スポッティング」)を行う布帛と接触して、機械クリーニング作用 を提供する。 「染みの付いた部分と接触」とは、突出部、パッド、スポンジなど処理手段ま たは装置を含んでなるものが染みの付いた部分と当たることによってもたらされ る接触を意味する。この接触により、実質的に下向きの力、すなわちX−および Y−方向の辺から辺へのスクラビング運動よりは染みの表面に対して実質的に垂 直な力を生じ、布帛の損傷や「磨滅」が最小限に抑えられる。好ましくは、この 接触は、装置による揺動またはローリング運動と共同することによって、装置の 湾曲面がZ−方向の力を生じるのである。 ドライクリーニング組成物 本発明の装置および工程においてクリーニング機能を提供するのに用いられる 化学組成物は、その所期の用途にとって安全かつ効果的な成分を含んでなる。本 明細書のドライクリーニング工程は、水での濯ぎ段階を伴わないので、クリーニ ング組成物は、本明細書に開示されるやり方で用いるときに望ましくない残渣が 残らない成分を用いている。通常の洗濯洗剤は、典型的には綿および綿/ポリエ ステル布帛を良好にクリーニングするが、本発明のクリーニング組成物は、ウー ル、絹、レーヨンアセテートなどの布帛を安全かつ効果的にクリーニングして、 再生するように処方されねばならない。 また、本発明のクリーニング組成物は、特別に選択され、処方されて、クリー ニングを行う布帛からの染料の除去が最小限に止まるようにする成分を含んでな る。これに関して、浸漬ドライクリーニング工程で典型的に用いられる溶媒は、 ある型の布帛からある種の染料の幾分かを除去する可能性がアルコキシルとが認 められている。しかしながら、浸漬法では、染料が布帛表面から比較的均一に除 去されるので、このような除去は許容可能である。対照的に、布帛表面の特異的 な部位にある種のクリーニング成分が高濃度になると、許容できないほど局部的 な染料の除去が生じる可能性がアルコキシルとが認められた。本発明の好ましい クリーニング組成物は、この問題点を最小限または回避する目的で処方されてい る。 本発明のクリーニング組成物の染料除去特性を、写真または光度測定法を用い て、または担樹であるが効果的な、目視等級化試験によって、当該技術分野に開 示されているクリーナーと比較することができる。数値得点単位を割り当てて、 目視等級化を行い、所望ならばデータの統計処理を行うことができる。従って、 一つのこのような試験では、着色した衣類(典型的には、絹であって、ほとんど のウールやレーヨン布帛より染料が落ちやすいもの)を、吸収剤の白色紙製手ぬ ぐいを用いるパッディング・オン・クリーナー(padding-on cleaner)によって処 理する。手で圧力を加え、白いタオルに移る染料の量を目視により評価する。(1 )「タオルに染料がほとんど見えないと思う」;(2)「タオルに幾らかの染料が見 えるのが分かる」;(3)「タオルに多量の染料が見える」;(4)「タオルに極めて 多量の染料が見えるのが分かる」という数値単位がパネリストによって付与され る。 前記の考察に加えて、本明細書で用いられるクリーニング組成物は、好ましく は、装置が扱い難くなったりまたは使用困難になるほど粘着性ではないように処 方される。しかしながら、本発明を制限しようとするものではないが、本明細書 で開示される好ましいクリーニング組成物は、本発明による装置と共に用いると 効果的かつ美観上好ましいスポットクリーニング工程を提供する。 前記の考察を考慮し、下記に本発明のドライクリーニング組成物に用いる成分 を例示するが、それを制限しようとするものではない。水性組成物 (a) 溶媒 組成物は、好ましくは溶媒を少なくとも約4重量%、典型的に は約5重量%〜約25重量%含んでなる。目的は、クリーニングを行う布帛1k g当たり溶媒を少なくとも約0.4g、好ましくは約0.5g〜約2.5g提供 することである。 (b) 乳化剤 組成物は、成分(a)、(b)および(d)を含んでなる安定で均質 な組成物を提供するのに十分な乳化剤を含んでなる。以後に開示される好ましい 乳化剤について、0.05重量%程度、好ましくは0.07重量%〜約0.20 重量%の濃度で十分である。余り効率的でない乳化剤を用いるときには、約2重 量%までの濃度を用いることができるが、布帛上に幾らかの検出可能な残渣が残 ることがある。ある組合わせでは、乳化剤を必要としないことがある。 (c) 水 組成物は、水を少なくとも約60重量%、典型的には約80重量 %〜約95重量%含んでなる。換言すれば、目的は、クリーニングを行う布帛1 kg当たり水を少なくとも約6g提供することである。 (d) 任意成分 本発明の組成物は、香料、通常の界面活性剤などのような 各種の任意成分を含んでなることがある。このような任意成分を用いるときには 、これらは、クリーニングする布帛上の残渣を十分に考慮した上で典型的には組 成物の約0.1重量%〜約10重量%となる。 1,2−オクタンジオール(「OD」)は、本発明のクリーニング組成物の処 方に特に有利であることが認められている。美観の観点からは、ODは比較的無 害でありかつ低臭気材料である。更に、ODは、目に見える残渣を残さずに布帛 表面から揮発すると思われる。このことは、リンス段階なしで行われる本発明の 型のドライクリーニング工程において特に重要である。性能の観点から、ODは グリース/油性染みの溶媒として、および粒状汚れや水溶性の染みの「擬似界面 活性剤」と呼ばれるようなものとして作用するものと思われる。物理化学的理由 がどのようなものであれ、ODは、家庭用クリーニング組成物および工程ではク リーニングおよび使い易さのいずれに関しても優れた湿潤剤であることを見出だ した。ODを用いる場合には、これは、本発明のクリーニング組成物の少なくと も約0.05重量%、典型的には約0.1重量%〜約1.5重量%で含まれる。 本明細書で好ましい溶媒は、約等量の異性体の混合物として商業的量で入手可 能なブトキシプロポキシプロパノール(BPP)である。その異性体および混合 物が、本明細書で用いられる。異性体の構造は、下記の通りである。 BPPはクリーニングに優れており、極めて効果的であるので、比較的高価な 1,2−オクタンジオールの量を最小限にすることができる。更に、通常の界面 活性剤を用いることなく、本発明の有効なクリーニング組成物を処方することが できる。重要な点は、BPPの臭気が、通常の香料成分によって比較的容易にマ スキングすることができる程度および特徴であることである。BPPは水と完全 に混和性ではないので、本発明のクリーニング組成物の工程に負の影響を与える 可能性があるが、この潜在的な問題点は、以後に開示されるPEMULEN型ポリアク リレート乳化剤によって解決することができた。 本明細書で用いられるBPP溶媒は、好ましくは前記の異性体の混合物である 。好ましい態様では、クリーニング組成物は、1,2−オクタンジオールとBP P をOD:BPPの重量比が約1:250〜約2:1、好ましくは約1:200〜 約1:5の範囲の混合物を含んでなる。 本発明の極めて好ましい乳化剤は、PEMULEN(The B.F.Coodrich Company)とい う商品名で発売されており、米国特許第4,758,641号公報および第5, 004,557号公報に記載されており、前記の特許明細書の内容は、その開示 の一部として本明細書に引用される。PEMULENポリマー性乳化剤は、高分子量ポ リアクリル酸ポリマーである。PEMULENの構造は、油に親和性を有する(親油性 )の小部分と、大きな水に親和性を有する(親水性)部分を含んでいる。この構 造により、PEMULENが主要な水中油乳化剤として働くことができる。親油性部分 は油−水海面で吸着し、親水性部分は水中で膨潤して油滴の周囲に網状構造を形 成してエマルションを安定化する。本明細書でこのようなポリアクリル酸塩を使 用することの重要な利点は、水溶性でないかまたは容易には水と混和しない溶媒 または溶媒の濃度を含むクリーニング組成物を調製することができることである 。もう一つの利点は、PEMULEN型乳化剤を極めて低使用量(0.05〜0.2% )で用いて効果的な乳化を行うことによって、生成物の使用後に布帛上に残った 残渣の量を最小限にすることができることである。比較のため、水中油エマルシ ョンを安定化するには、典型的には通常のアニオン性またはノニオン性界面活性 剤約3〜7%が必要であり、これは、布帛上に残渣が残る可能性が増加する。も う一つの利点は、乳化(加工)を室温で効果的に行うことができることである。 本発明のクリーニング組成物は、1,2−オクタンジオール、BPP、PEMULEN および水だけで極めて良好に機能するが、それらは場合によっては洗剤用界面活 性剤を含み、それらのクリーニング性能を更に向上させることもできる。C12〜 C16アルキル硫酸塩およびアルキルベンゼンスルホン酸塩、C12〜C16エトキシ ル化(EO0.5〜10平均値)アルコール、C12〜C14N−メチルグルカミド などのような多種多様な洗剤用界面活性剤を本明細書で用いることができるが、 高グリース/油除去を提供する界面活性剤を用いるのが特に好ましい。このよう な好ましい界面活性剤には、C12〜C16エトキシ硫酸塩(AES)、特にそのマ グネシウム塩の形態のもの、およびC12〜C16ジメチルアミンオキシドが挙げら れる。特に好ましい混合物は、MgAE1S/MgAE6.5S/C12ジメチルアミ ンオキシドを約1:1:1の重量比で、およびMgAE1S/C12ジメチルアミ ンオキシドを約2:1の重量比で含んでなる。このような界面活性剤を用いると きには、これらの界面活性剤は、典型的には本発明のクリーニング組成物の約0 .05重量%〜約2.5重量%となる。 前記に開示した好ましい溶媒および乳化剤の他に、本発明のクリーニング組成 物は、香料、防腐剤、補助溶媒、増白剤、粘度調節用塩、pH調節剤または緩衝 剤、National Starch and Chemical Company製のVERSAFLEX 157またはVERSAFLEX 2004のような帯電防止剤、柔軟剤、着色料、除虫剤、昆虫忌避剤などの様々な 任意成分を含んでなることができる。プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼおよ びそれらの混合物のような酵素を、組成物の約0.0001%〜約1%の濃度で 用いることもできる。下記に、本明細書で用いられるクリーニング組成物の好ま しい範囲を例示するが、それらを制限しようとするものではない。 成分 %(重量)処方範囲 BPP* 5〜25% 1,2−オクタンジオール 0.1〜7% PEMULEN** 0.05〜0.20% Neodol 23-6.5*** 0.1〜2.5% 香料 0.01〜1.5% 水 残部 pH範囲約6〜約8* 本明細書で用いることができる他の溶媒または補助溶媒としては、Carbitol、 メチルCarbitol、ブチルCarbitol、プロピルCarbitol、およびヘキシルCellosol veのような商品名で発売されている材料、および具体的にはメトキシプロポキシ プロパノール(MPP)、エトキシプロポキシプロパノール(EPP)、プロポ キシプロポキシプロパノール(PPP)、およびMPP、EPPおよびPPPの それぞれ総ての異性体および混合物など、およびそれらの混合物のような各種の グリコールエーテルが挙げられる。実際に、幾分好ましくはないが、MPP、E PPおよびPPPをそれぞれ、前記のクリーニング組成物でBPP溶媒に代える ことができる。これらの溶媒の濃度、および1,2−オクタンジオールとのそれ らの比は、好ましいBPP溶媒の場合と同じである。所望ならば、家庭用の安全 性および臭気を十分に考慮すれば、各種の通常の塩素化および炭化水素ドライク リーニング溶媒を用いることもできる。これらには、1,2−ジクロロエタン、 トリクロロエチレン、イソパラフィン、およびそれらの混合物が挙げられる。** 米国特許第4,758,641号公報および第5,004,557号公報に開 示されるように、このようなポリアクリル酸塩としては、様々な程度まで架橋す ることができる並びに非架橋のホモポリマーが挙げられる。本発明で好ましいも のは、分子量が約100,000〜約10,000,000、好ましくは200 ,000〜5,000,000の範囲のホモポリマーである。***12〜C13アルコール平均エキトシレート(EO)6.5;Shell社の商標。 非水性組成物 本明細書で用いられる非水性クリーニング組成物は、前記の有機溶媒およびそ れらの混合物、またはスポット除去および/またはドライクリーニング工程で用 いられることが知られている他の有機溶媒のいずれかを含んでなることができる 。好ましい非水性クリーニング組成物は、BPP、およびBPPとブトキシプロ パノール(BP)をBPP:BPが約10:1〜約1:10、最も好ましくは9 BPP:1BPの重量比の混合物を含んでなる。本発明の非水性クリーニング組 成 物は、水を使用することなく処方される。幾らかの水を非水性組成物に導入する ことができるが、これは主として有機溶媒の微量の混入の結果として起こる。一 般に、本発明の非水性クリーニング組成物は、水を「実質的に含まない」、すな わち水約5重量%未満、好ましくは約1重量%未満、最も好ましくは0重量%を 含む。 キャリヤー 本発明の型のドライクリーニング操作で用いるときには、前記クリーニング組 成物は、キャリヤーと組合わせて用いて、クリーニングを行う布帛の表面がキャ リヤーの表面と接触するときに、クリーニング組成物がその機能を行なうように するのが好ましい。キャリヤーは、クリーニング組成物を放出可能に含んでいる 。「放出可能に」とは、クリーニング組成物がキャリヤーから本発明のスポット 除去およびドライクリーニング工程の一部として効果的に放出されることを意味 する。 キャリヤーは、粉末、薄片、断片などの任意の所望な形態であることができる 。しかしながら、このような粉砕されたキャリヤーはクリーニング工程の終了時 に布帛から分離しなければならないことが分かるであろう。従って、キャリヤー は、クリーニング工程を通じてその構造上の完全性を実質的に維持する完全なパ ッドまたはシートの形態であることが極めて好ましい。このようなパッドまたは シートは、例えば木材パルプ、綿、レーヨン、ポリエステル繊維およびそれらの 混合物のような材料を用いて不織布、紙タオル、繊維状バット、包帯のコア、お むつおよび月経帯などを製造する周知の方法を用いて調製することができる。布 パッドを用いることもできるが、価格の点から不織布パッドより好ましいとは思 われない。完全なキャリヤーパッドまたはシートを、天然または合成スポンジ、 フォームなどから調製することもできる。 キャリヤーは、本発明の方法の所期の操作条件下で安全かつ効果的であるよう に設計される。キャリヤーは、工程中に可燃性であってはならず、クリーニング 組成物とまたはクリーニングを行う布帛と有害な相互作用を行わないものである べきである。一般に、不織布ポリエステルを基剤としたパッドまたはシートが、 本発明のキャリヤーとして用いるのに特に適している。 本明細書で用いられるキャリヤーは、最も好ましくは非リンティング(non-lin ting)である。「非リンティング」とは、本明細書では、クリーニングを行う布 帛上に目に見える繊維または微小繊維の脱落(shedding)、すなわち「リント」と して通常の用語で知られているものの堆積に抗するキャリヤーを意味する。キャ リヤーは、暗青色羊毛布の切れ端で擦り、リント残渣について布を目視検査する ことによってその非リンティング性に関する許容可能性について容易にかつ適正 に判定することができる。 本明細書で用いられるシートまたはパッドキャリヤーの非リンティング性は、 繊維の単一ストランドからキャリヤーを調製する、不織布材料で普通に用いられ る既知の結合技術、例えば、点結合、プリント結合、接着剤/樹脂飽和結合、接 着剤/樹脂噴霧結合、ステッチ結合、および結合剤繊維を用いる結合を用いるな どの幾つかの手段によって行うことができるが、これらに限定されない。別の態 様では、キャリヤーは、吸着剤コアを用いて調製することができ、このコアは、 それ自身が脱落してリントとなる材料から製造される。次に、このコアを、クリ ーニング組成物を通過させることができるが、コアからのリントは通過すること ができない細孔度を有する多孔性の非リンティング材料のシート内に包む。この ようなキャリヤーの一例は、不織布ポリエステル織物に包まれたセルロースまた はポリエステル繊維コアを含んでなる。 キャリヤーは、キャリヤーの表面とクリーニングを行う布帛の表面との間で効 果的な接触を行うのに十分な表面積を提供する大きさのものであるべきである。 勿論、キャリヤーの大きさは、使用者が取り扱いにくいほど大きいものであって はならない。典型的には、キャリヤーの大きさは、巨視的ひょ面積(キャリヤー の両側)が少なくとも約360cm2であり、好ましくは約360cm2〜約30 00cm2の範囲を提供するのに十分なものである。例えば、四角形のキャリヤ ーは、(X方向)約20cm〜約35cmであり、(Y方向)約18cm〜約4 5cmの大きさを有することができる。 キャリヤーは、所期の目的に有効であるのに十分な量のクリーニング組成物を 含むことを意図される。クリーニング組成物のキャリヤーの容量は、目的とする 用途によって変化する。例えば、単回使用を目的とするキャリヤー/クリーニン グ組成物パッドまたはシートは、複数回使用を目的とするパッドやシートよりも 容量が少なくて済む。所定の型のキャリヤーについて、クリーニング組成物の容 量は、主としてシートまたはパッドの厚みまたは「キャリパー」(Z方向、乾燥 状態)が変化する。例示のためには、本明細書で用いられる典型的な単回使用の ポリエステルシートは、厚みが約0.1mm〜約0.7mmの範囲であり、基本 重量が約30g/cm2〜約100g/cm2の範囲である。本発明の典型的な複 数回使用のポリエステルパッドは、厚みが0.2mm〜約1.0mmの範囲であ り、基本重量が約40g/cm2〜約150g/cm2の範囲である。オープンセ ルシートでは、厚みが約0.1mm〜約1.0mmの範囲である。勿論、前記の 大きさは、クリーニング組成物の所望な量がキャリヤーによって効果的に提供さ れる限り変化することがある。 本発明の好ましいキャリヤーは、結合剤なし(または、場合によっては、低結 合剤)のヒドロエンタングルド(hydroentangled)吸収剤材料,特にセルロース、 レーヨン、ポリエステルおよび任意の二成分繊維の混合物から処方される材料を 含んでなる。このような材料は、Dexter,Non-Wovens Divisions,The Dexter うな材料の製造は、本発明の部分を形成せず、すでに文献に開示されている。例 えば、191年4月23日のViazmensky et al.の米国特許第5,009,74 7号公報、および1994年3月8日のViazmensky et al.の第5,292,5 81号公報を参照されたい。これらの特許明細書の内容は、その開示の一部とし て本明細書に引用される。本明細書で用いられる好ましい材料は、下記の物性を 有する。 米国特許第5,009,747号公報および第5,292,281号公報に開 示されているように、ヒドロエンタングリング(hydroentangling)工程は、セル ロース繊維と好ましくは少なくとも約5重量%の合成繊維を含んでなり、湿潤強 度と湿潤靭性を向上させる湿潤強度増強剤は2%未満で済む。 意外なことには、このヒドロエンタングルドキャリヤーは、本発明のクリーニ ング組成物の単なる受動的吸収剤ではなく、クリーニング性能を実際に最適にな る。理論によって制限しようとするものではないが、このキャリヤーは、汚れた 布帛にクリーニング組成物を送達するのに一層効果的であると思われる。または 、この特定のキャリヤーは、繊維の混合物であるため、汚れた布帛と接触するこ とによって汚れを除去するのに一層良好となる。理由はともあれ、改良されたド ライクリーニング性能が確保される。 改良されたクリーニング性能の他に、このヒドロエンタングルドキャリヤー材 料は、その弾性により追加の予想外の利益も提供することを見出だした。使用時 には、本発明のドライクリーニングシートは、実質的にオープン形状で機能する ように設計されている。しかしながら、シートは包装されており、折り畳まれた 形状で消費者に発売される。通常の材料から作成したキャリヤーシートは、望ま しくないことには使用時にその折り畳んだ形状に逆戻りしやすい。この好ましく ない効果は、このシートに穴を開けることによって解決することができるが、こ れには追加の加工段階が必要である。本発明のキャリヤーシートを形成するのに 用いたヒドロエンタングルド材料は、使用時に再度折り畳まれる傾向はなく、従 ってこのような穴開けを必要としない(しかしながら、所望ならば、穴開けを用 いることができることは勿論である)。従って、この新たに見出だしかつ予想外 な本発明のキャリヤー材料の効果により、これらを本発明の方法で使用するのに 最適となる。 制御放出キャリヤー 本発明で用いることができる他のキャリヤーは、液体クリーニング組成物を吸 収して、それらを制御した方法で放出する能力を特徴とする。このようなキャリ ヤーは、単層または複数層のラミネートであることができる。一つの態様では、 このような制御放出キャリヤーは、1991年4月23日にT.W.Osborn IIIに 発行された「薄い柔軟な生理用ナプキン(Thin,Flexible Sanitary Napkin)」と いう標題の、The Procter & Gamble Companyに譲渡された米国特許第5,009 ,653号公報に開示されている吸収剤コア材料を含んでなることができ、前記 特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。本発明の制 御放出キャリヤーのもう一つの具体例は、ウェブに均一または不均一に分散した ポリマー性ゲル化材料の粒子を有する繊維(前記に開示した)のヒドロエンタン グルドウェブを含んでなる。好適なゲル化材料としては、Osbornの第5および6 欄に詳細に開示されているもの、並びに1987年3月31日にBrandt,Goldma nおよびInglinに発行された米国特許第4,654,039号公報が挙げられる 。本明細書で用いられる他のキャリヤーとしては、Grain Processing Corporati on Choli Company,東大阪,日本からLANSEALという商品名で発売されているアクリ ル酸塩の繊維状材料、およびHercules,Inc.,ウィルミングトン,デラウェアか らAQUALON Cという商品名で発売されているカルボキシメチルセルロース繊維状 材料のような非粒状超吸収剤を、本発明で用いることもできる。これらの繊維状 の超吸収剤は、ヒドロ−エンタングルド−型ウェブで用いるのも便利である。 もう一つの態様では、制御放出キャリヤーは、セルロース繊維の吸収剤バット またはヒドロエンタングルド繊維の複数層、例えば前記のHYDRASPUNシートを含 んでなることができる。この態様では、通常は2〜約5枚のシートのHYDRASPUN であって、場合によってはスポット結合またはスポット接着して凝集性の多層構 造を提供するものが、吸収剤ゲル化材料を必要とすることなく本明細書で用いる 吸収剤キャリヤーを提供するが、ゲル化材料を所望ならば用いることができる。 他の有用な制御放出キャリヤーとしては、天然または合成スポンジ、特にオープ ン・セルポリウレタンスポンジおよび/またはフォームが挙げられる。どのよう な制御放出キャリヤーを選択しても、これは本発明の液体クリーニング組成物を 完全に吸収しかつ圧力または熱を加えるとそれらを放出するものであるべきであ る。典型的には、本発明の制御放出キャリヤーは、湿った感じ、または好ましく は幾分湿った〜ほぼ乾燥した感触があり、クリーニング組成物10〜30gを支 持するときに滴が垂れるほどの湿りではない。 カバーシート 任意の態様では、液体透過性のカバージとをキャリヤー上に重ね合わせる。一 つの態様では、カバーシートは、このカバーシートをキャリヤーの表面に噴霧接 着によりキャリヤーと結合している。このカバーシートは、好ましくは柔軟で柔 らかな感触を有する材料である。更に、このカバーシートは、液体および/また は気体透過性であり、クリーニング組成物をその厚みを通して移行させることが できる。適当なカバーシートは、ポリマー性材料、成形した熱可塑性フィルム、 開口を有するプラスチックフィルム、多孔性フィルム、網状フォーム、天然繊維 (例えば、羊毛または綿繊維)、織布または不織合成繊維(例えば、ポリエステ ルまたはポリプロピレン繊維)のような広汎な材料から、または天然および合成 繊維の組合わせから製造することができ、開口を有する成形フィルムが好ましい 。開口を有する成形フィルムは、液体クリーニング組成物(または、気体)およ び非吸収剤に対しても透過性であるため、カバーシートに好ましい。従って、布 帛と接触している成形フィルムの表面は比較的乾燥したままであり、水スポッテ ィングや染料移行が減少する。好適な形成フィルムは、1975年12月30日 にThompsonに発行された「テーパー付き毛細管を有する吸収性構造(Absorptive Structure Having Tapered Capillaries)」という標題の米国特許第3,929 ,135号公報、1982年4月13日にMullaneおよびSmithに発行された「耐 染みカバーシートを有する使い捨て可能な吸収剤製品(Disposable Absorbent Ar ticle Having A Stain Resistant Coversheet)」という標題の米国特許第4,3 24,246号公報、1982年8月3日にRadelおよびThompsonに発行された 「繊維様特性を示す弾性プラスチックウェブ(Resilient Plastic Web Exhibitin g Fiber-Like Properties)」という標題の米国特許第4,342,314号公報 、および1984年7月31日にAhr,Louis,MullaneおよびOuelleteに発行さ れた「非光沢の目立つ表面および布様触感を示す巨視的に伸長した三次元プラス チックウェブ(Macroscopically Expanded Three-Dimensional Plastic Web Exhi biting Non-Glossy Visible Surface and Gloth-Like Tactile Impression)」と いう標題の米国特許第4,463,045号公報に記載されており、前記特許明 細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 本発明の好ましい態様では、カバーシートの外および/または内表面は親水性 である。カバーシートの表面は、カバーシートの表面中に実質的に均一かつ完全 に分布した界面活性剤で処理することによって親水性にすることができる。これ は、当業者に周知の普通に用いられる手法のいずれかによって行うことができる 。例えば、界面活性剤を、噴霧、パッディング、または移動ロールの使用によっ てカバーシートに塗布することができる。更に、界面活性剤を成形したフィルム カバーシートのポリマー材料に配合することができる。このような方法は、前記 の米国特許第5,009,653号公報に開示されている。 スポット除去装置 本発明の装置は、低および高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン− 6、ナイロン−6,6、アクリル樹脂、アセタール、ポリスチレン、ポリ塩化ビ ニルなどのポリマーを用いる射出成形によって製造することができる。高密度ポ リエチレンおよびポリプロピレンはこの範囲内にあり、本発明で用いるのに好ま しい。 本発明の装置の処理部材は、天然および合成剛毛、天然および合成スポンジ、 を含んでなることができる。様々な有用な材料は、通常の刷毛および歯ブラシ( 米国特許第4,637,660号公報を参照されたい)、および各種のクリー ニング器具におけるクリーニング技術において、総て周知である。スポンジ、パ ッドなどは、典型的には厚みが約1mm〜約1.25cmであり、装置の凸面の 処理前面に接着することができる。好ましくは、スポンジ、パッド、植毛パッド などは、典型的には実質的に全処理面と同じ広がりを有する。 本発明の突出部は、丸みを帯びたまたは丸い刷毛の形態で、これは全処理面の 沿って均一にまたは房状に設けることができる。突出部はモノフィラメントルー プの形状であることができ、これは環状、卵形または細長い形であることができ 、または切断ループであることができる。突出部は、捩じれた繊維束、突出した 塊、成形した指様付加物、動物の毛髪、網状フォーム、部材の綿に成形された皺 などを含んでなることができる。モノフィラメント繊維から作成した突出部は、 直線状、捩じれてまたは縮れていてもよい。 一つの態様では、処理部材は、複数の成分を含んでなることができる。特に、 処理部材は、例えば、天然または合成スポンジ、吸収剤セルロースシートまたは パッドなどであることができる吸収基剤を含んでなることができる。この基剤と 接触して、外側に伸びているのは、前記開示の複数の突出部である。この態様の 具体例は、スポンジベース層から突出しているモノフィラメント繊維から作成さ れた複数のループ状突出部を含んでなる処理部材である。この態様では、吸収剤 基剤層は、突出部にクリーニング組成物を供給する溜めとして働く。 各種の任意の態様では、本発明の装置の凸面上にある処理部材は、外側に伸び ている複数の繊維状要素を有する繊維層のスポンジ様の弾性裏地材料を含んでな る多層複合体を含んでなることができる。このような複合体は、永久的にまたは 反応永久的に接着剤または他の通常の手段を用いて処理部材に付着させることが でき、典型的には処理部材の面と実質的に同じ広がりを有する。このような複合 体は、通常の材料、例えば厚みが約0.5〜20mmのスポンジ、フォームまた は他の吸収性基剤パッド材料、および長さが約0.05mm〜約20mmの繊維 を有する通常の塗装工のパッドのような繊維の層から作成することができる。 本発明の突出部は、典型的にはベッドまたはマットとして設けられ、Z方向に 伸びている複数のストランドまたはループを含んでなる。好ましいかつよく用い られる供給源としては、パイルカーペット型材料、ペンキパッド型材料などが挙 げられる。このような態様では、処理部材は数千の突出部/cm2を含んでなる 。本発明の好ましいループ状の突出部では、典型的には10〜500、好ましく は約60〜150個のループ/cm2がある。供給源の選択、突出部の形および 数は、製造業者の最良の問題であり、前記の例示は本発明を制限しようとするも のではない。 突出部は、好ましくは処理部材の面から外側に少なくとも約0.2mmの距離 だけ伸びている。この長さには上限はないが、突出部を約1.25cmより伸ば す機能上の理由は本質的にない。 突出部は、クリーニング組成物の存在下で安定なプラスチック、ゴム、または 任意の他の好都合な弾性材料から製造することができる。繊維上突出部は、天然 または合成繊維から作成することができる。繊維直径は、典型的には0.1ミル (0.0025mm)〜20ミル(0.5mm)の範囲にあることができる。ま た、これは選択の問題であり、制限を意図するものではない。 一つの態様では、突出部は、複数の硬化した卵形の環状繊維であって、処理面 から外側に伸びている形状をしている。このループ状繊維は、例えば裏地材料の 面から外側に少なくとも約0.03インチ(0.76mm)、典型的には約2. 0mm〜約1.5cm伸びているポリプロピレンの7ミル(0.18mm)のモ ノフィラメントループを含んでなることができる。最大幅点でのループの直径は 、約1.3mmである。前記の環状の突出部の好都合な材料はAPLIX Inc.から発 売されており、Number 200,Unshaved Loop,Part No.DM32M000-QYである。こ の材料は、表面から伸びている1平方インチ当たり約420のループ(65の ループ/cm2)を有するナイロン裏地を含んでなる。 本発明の装置は、各種のプラスチック、ガラス、木材などの材料から製造する ことができ、製造業者の希望に従って様々な全般的形状、装飾などを有する。勿 論、装置は、クリーニング組成物で用いる各種の成分によって影響されない材料 から製造されるのが好ましい。装置の大きさは、全く任意である。大きめの装置 (例えば、200〜1000cm2の凸面処理面)が、商業的なクリーニング屋 に設けて使用するのに適していると考えられる。家庭での使用には、装置は手に 握って使用しようとするものであり、その大きさは一般に幾分小さめであり、典 型的には、家庭用の凸面処理面の表面積は約10cm2〜約200cm2の範囲に なる。本明細書で例示された凸面処理面は主として球の断面であり、装置の凸面 はデスク型インキ・ブロッターの方法であることもできる。換言すれば、装置の 前処理面は、その操作面に亙って外側に湾曲させることができるが、その側部に 沿っては平坦である。 処理部材の表面積は製造業者の望みによって調節することができるが、手で握 る家庭用装置では、表面積が約25cm2〜約70cm2の範囲である処理面を有 するのが好都合である。 染み除去および湿式クリーニング工程 本発明の二段階予備スポッティング工程を、通常の洗濯工程のスポット除去予 備処理段階で用いることができる。従って、染みの付いた部分を、最初に染みが 緩みまたは実質的に除去されるまで本発明の方法で処理する。次に、全布帛を水 槽中で通常のやり方で洗濯を行うことができる。 湿式クリーニング工程の洗濯段階で用いるのに適する洗剤組成物は、典型的に はC12〜C14アルキルベンゼンスルホン酸塩、C10〜C18アルキル硫酸塩、C10 〜C18エトキシル化アルコール、C10〜C18アルキルエトキシ硫酸塩、C12〜C18 ポリヒドロキシ脂肪酸アミドなどのような1種類以上の洗剤用界面活性剤を 含んでなる。このような組成物は、ゼオライト、リン酸塩、クエン酸塩などのビ ルダーを含んでなることもある。洗剤酵素、過炭酸塩または過ホウ酸塩漂白剤、 漂白活性剤などのような他の成分を含むこともできる。市販の洗剤の例は周知で ある。他の例は、1995年9月19日発行のWhiteの米国特許第5,451, 341号公報、および米国特許第5,288,431号、第4,968,451 号、第4,597,898号および第4,515,705号公報に開示されてい る。 染み除去およびドライクリーニング工程 本発明の二段階工程は、布帛から染みを除去しようとするあらゆる場合、例え ば前記のような通常の水性洗濯工程のスポット除去段階で用いることができるが 、以後に更に詳細に説明するように、家庭でのドライクリーニング工程で特に有 用である。 図に示すように、キャリヤー上の装置および非水性クリーニング組成物を最初 に、例えば典型的には手で圧力を加えて染み上で装置を揺動またはローリングす ることによって染みと接触させる。装置で横方向に擦ることは、繊維の損傷の可 能性をできるだけ少なくするために回避するのが好ましい。軽い染みには、接触 を1〜10秒間維持し、濃いまたは頑固な染みには、1〜5分間維持する。次に 、この工程を水性クリーニング組成物を用いて繰り返す。染みが記載したやり方 で緩んだ後、緩んだ染みの部分と過剰のクリーニング組成物を、タオルまたはテ ィシュで緩やかにパッディングによって除去するのが好ましい。 全工程の第二段階は、好ましくは熱の存在下で反転装置で行うの。通常の態様 では、キャリヤー/水性クリーニング組成物を有し、ドライクリーニングを行う 予備スポッティングした布帛を包んでいるナイロン容器バッグを閉じて、40℃ 〜150℃の温度の自動熱空気衣類乾燥機のドラムに入れる。ドラムを回転させ 、バッグに反転作用と、反転と同時にその内容物の攪拌を行う。この攪拌により 、 布帛がクリーニング組成物を含むキャリヤーと接触する。反転と加熱を少なくと も約10分間、典型的には約20分〜約30分間行う。この段階は、使用者の必 要に従って、布帛の汚れの程度および種類、汚れの性質、布帛の性質、布帛量、 加える熱の量などの因子によって、より長時間またはより短時間行うことができ る。 下記の実質的により、本発明を更に詳細に説明するが、発明を制限しようとす るものではない。 実施例I シート状のドライクリーニング製品を、シート基剤、および下記の成分を混合 することによって調製した水性クリーニング組成物を用いて組み立てる。 成分 %(重量) BPP* 7.0 1,2−オクタンジオール 0.5 PEMULEN TR-1** 0.125 KOH 0.08 C12〜C13EO(6.5) 1.0 香料 0.75 水および微量成分*** 残部* 異性体混合物、Dow Chemical Co.から発売。** PEMULEN TR-2,B.F.Goodrichを代わりに用いることができる。 を用いて調製する。布帛を、約9インチ(22.9cm)×10インチ(25. 4cm)の正方形のキャリヤーシート、すなわち580.6cm2のシートに切 断する。 前記のクリーニング組成物10〜30gを、ローラーまたはサジを用いて手で 圧力を加えてシート上に広げることによってシート上に均一に塗布する。別の態 様では、クリーニング組成物を、基剤に浸漬または噴霧することによって組成物 を塗布した後、ローラーまたは一対のニップローラーで絞りだすことによって、 すなわち「浸漬−絞りだし」または「噴霧−絞りだし」によって塗布することが できる。シートの外部表面は湿りを帯びているが、触れても粘着性ではない。完 成したシートを折り畳んで包装し、本明細書に開示のやり方で広げて使用すると き、シートは望ましい広げた形状のままになる。 同様に用いることができる他の有用な水性組成物は、下記の通りである。 好ましくは、C8〜C18エトキシル化(EO1〜15)アルコールまたは相当 するエトキシル化アルキルフェノールである本発明のクリーニング組成物におけ る任意のノニオン性界面活性剤の他に、組成物はクリーニング性能を更に高める ため酵素を含むことができる。リパーゼ、アミラーゼおよびプロテアーゼ酵素、 またはその混合物を用いることができる。このような酵素を用いる場合には、典 型的には組成物の約0.001重量%〜約5重量%、好ましくは約0.01重量 %〜約1重量%である。LIPOLASE、ESPERASE、ALCALASE、SAVINASEおよびTERMAM Y(いずれもNOVE製)、およびMAXATASEおよびRAPIDASE(International Bio-Syn thesis,Inc.製)のような市販の洗剤酵素を用いることができる。 帯電防止効果が所望ならば、本明細書で用いられる組成物は、帯電防止剤を含 むことができる。このような帯電防止剤を用いるときには、典型的には、組成物 の少なくとも約0.5重量%であり、典型的には約2重量%〜約8重量%となる 。好ましい帯電防止剤としては、National Starch and Chemical CompanyからVE RSAFLEX 157,207,1001,2004および7000として発売されている一連のスルホン 化ポリマーが挙げられる。 01重量%〜1重量%の濃度で用いて保管用に安定化することができる。 前記のように、9部のBPP溶媒と1部のBP溶媒を含んでなり、水は添加し ていない混合物10〜30gを含んでなるHYDRASPUN布帛のシートを個別に調製 する。 布帛上の染みの付いた部分を、前記のやり方で非水性および水性組成物を用い て二段階予備スポッティング段階で処理する。 好ましくは、両段階を、図に示したトレー装置を用いて行う。シートを印を付 け、色分けなどを行い、使用者にどのシートを最初に使用し、どれを二番目に使 用するかに関して指示することができる。局在化した染みをこのやり方で実質的 に除去した後、布帛を以下に記載のやり方で自動衣類乾燥機中で更にクリーニン グを行うことができる。 予備スポッティングした布帛およびシート製品を、次に柔軟なバッグ(最も好 ましくは1〜3ミルのナイロンフィルムから調製した)に、水性クリーニング組 ファスナーを用いることもできる。典型的な態様では、バッグは、容積が約25 ,000cm3であり、乾燥布帛約2kgまでを収納する。布帛と乾燥クリーニ ングシートをバッグに入れると、バッグを閉じてシールする前に空気を絞りださ ないのが好ましい。これによりバッグが膨らむことにより、布帛とクリーニング シートが互いに自由に反転するのに十分な空間が提供される。次に、バッグを閉 じてシールし、通常の熱空気衣類乾燥機に入れる。乾燥機を始動して、バッグを 約40℃〜約150℃の範囲の乾燥機空気温度で20〜30分間反転させる。こ の時間中に、シートが布帛と接触する。乾燥機のサイクルが完了した後、バッグ とその内容物を乾燥機から取り出し、消費したドライクリーニングシートを廃棄 した。ナイロンバッグは、再使用し続ける。布帛をクリーニングして、再生する 。クリーニング組成物に含まれる水は、布帛の皺を最小限にする働きをする。本 発明の好ましいクリーニング組成物約3g〜約50gを、クリーニングを行う布 帛1kgに対して用いると、優れた全般的クリーニングが確保される。 実施例II 下記に、典型的なドライクリーニングキットを例示するが、発明を限定しよう とするものではない。 本明細書に開示されている再使用可能な予備スポッティング装置と、非水性ク リーニング組成物を放出可能に含むシートを含んでなる複数の(典型的には、5 〜10個)単回使用ドライクリーニング製品と、別個に水性クリーニング組成物 を放出可能に含む複数の(典型的には、5〜10個)シートであって、総てが本 明細書に記載されている種類のものを、シール可能で再使用可能な耐熱性容器バ ッグと一緒に、小売り販売に適する通常のボール箱を含んでなる包装中で包装し て、ドライクリーニングキットを組み立てる。別の態様では、これらの製品は、 球または多面体の形態であることができる。更にもう一つの態様では、再使用可 能な固定トレーを、図に示すように使用する目的で、キットに設ける。 実施例III BPP:BPの9:1混合物を約17g含む実施例Iに記載のHYDRASPUN布帛 のシートを、図に示されるようなトレーに入れる。第一段階では、布帛の染みの 付いた部分を平らに置き、シートと接触させる。装置は、本明細書では布帛と接 触させて置き、染みが実質的に除去されるまで手で圧力を加えて前後に揺動する 。横方向へは、摩擦しないようにする。 第二段階では、布帛の染みの付いた部分を、水を基剤としたクリーニング組成 物(前記)を含むシート上に置き、本明細書の装置を用いる処理を繰り返す。 染みを実質的に除去した後、布帛を水性クリーニング組成物を含むシート(再 度、前記実施例のいずれかに記載されている)と共に置き、閉じ込めバッグに入 れ、熱空気衣類乾燥機中で反転させる。 この態様では、閉込めバッグは一連の穴または開孔を備え、熱空気衣類乾燥機 中で蒸気を制御放出することにより、皺をできるだけ抑える。典型的には、6対 の直径が2mmの開孔を、25000cm3のナイロンバッグに開けて、本明細 書で使用する。開孔の量は、例えば水を基剤とするクリーニング組成物の1X( 23g)使用についての6対の2mmの穴から、3Xの組成物の使用についての 15対の6mmの穴まで変化させることができる。 別の態様では、本発明の工程の最初の予備スポッティング段階を、通常の市販 のスポット除去組成物を用いて行う。このような組成物は、スティック、ゲル、 スプレーなどとして発売されている。従って、通常の非水性スポット除去剤を布 帛の染みの付いた部分に付けて、本発明の装置の揺動作用によって染みに緩やか に作用させる。次いで、布帛を前記のやり方で更に処理する。 実施例IV 別の態様では、前記実施例のいずれかで用いたHYDRASPUN布帛を、以後「制御 放出キャリヤー」と記載する吸収剤パッド構造に代える。場合によっては、好ま しくは、前記のように、生成するパッドを開口のある成形フィルムカバーシート で被覆する。非水性および水性クリーニング組成物を別個に含んでなる生成する 製品を、本明細書に開示の方法で用いて、布帛クリーニングする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 布帛の染みの付いた部分から染みを除去する方法であって、 (a) 非水性クリーニング組成物を前記の染みの付いた部分に塗布し、 (b) 段階(a)と同時にまたは連続的に、布帛の汚れた部分を処理手段と接触 させ、 (c) 前記処理手段に圧縮力を加え、 (d) 水性クリーニング組成物を用いて、段階(a)、(b)および(c)を繰り返す 段階を含んでなる方法。 2. 前記処理手段が、手で握られる装置の凸面の処理面に付着されている、請 求項1に記載の方法。 3. 装置に伝えられた揺動またはローリング運動を用いて圧縮力を加える、請 求項2に記載の方法。 4. 非水性クリーニング組成物が、ブトキシプロポキシプロパノールとブトキ シプロパノールの混合物を含んでなる、請求項1に記載の方法。 5. 水性クリーニング組成物が、水、ブトキシプロポキシプロパノールと1, 2−オクタンジオールを含んでなる、請求項1に記載の方法。 6. 布帛表面の面積全体を処理するための全般的ドライクリーニング法であっ て、請求項1に記載の予備スポッティング操作を含んでなり、 (i) 布帛の局部的に染みの付いた部分で、請求項1の段階(a)〜(d)に準 じて染み除去工程を行ない、 (ii) 段階(i)からの全部の布帛を水性クリーニング組成物を含むキャリ ヤーと共に容器バッグに入れ、 (iii) 前記バッグを、攪拌を行う装置に入れて前記バッグを撹拌し、 (iv) 前記布帛を前記バッグから取り出す 全段階を含んでなる方法。 7. 段階(iii)を熱空気衣類乾燥機で行う、請求項6に記載の方法。 8. 請求項1に記載の予備スポッティング操作を含んでなり、 (i) 布帛の局部的に染みの付いた部分で、請求項1の段階(a)〜(d)に従 って染み除去工程を行ない、 (ii) 段階(i)からの全部の布帛を通常の水性洗濯工程で洗濯する 全段階を含んでなる、布帛の全洗濯法。 9. ドライクリーニングキットであって、 (a) 非水性ドライクリーニング組成物を含む複数の単回使用シート、 (b) 水性ドライクリーニング組成物を含む複数の単回使用シート、 (c) 再使用可能な収納バッグ、および (d) 場合によっては、再使用可能な固定トレー を含んでなるドライクリーニングキット。
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