JPH11507274A - 電気的移送式作用剤投与方法と装置 - Google Patents

電気的移送式作用剤投与方法と装置

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JPH11507274A JP9502134A JP50213497A JPH11507274A JP H11507274 A JPH11507274 A JP H11507274A JP 9502134 A JP9502134 A JP 9502134A JP 50213497 A JP50213497 A JP 50213497A JP H11507274 A JPH11507274 A JP H11507274A
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Abstract

(57)【要約】 無傷の皮膚を通して治療剤を投与するための電気的移送式作用剤投与デバイス(10)と、同デバイスを操作する方法とを提供する。このデバイスはパルス化電気的移送式電流を供給し、電流パルスは、皮膚が高い電気的移送式投与効率(E)状態に変換される臨界レベル(Ic)を越える大きさを有する。最も好ましくは、供給電流パルスの長さは少なくとも5msec、好ましくは少なくとも10msecである。

Description

【発明の詳細な説明】 電気的移送式作用剤投与方法と装置 技術分野 本発明は一般に、体表(例えば、無傷の皮膚)を通して治療剤(例えば、薬物 )を増強された効率で電気的補助投与するための方法と装置に関する。本発明は 特に、小投与量レベルで投与される予定である高い効力の治療剤の電気的移送に 適用可能である。 発明の背景 本発明は、治療剤、典型的には薬物を経皮電気的移送投与するためのin v ivo方法と装置に関する。本明細書において、“電気的移送”、“イオン導入 法”及び“イオン導入による(iontophoretic)”なる用語は、作用剤含有溜めに 動電力(electromotive force)を与えることによって、荷電又は無荷電に拘わら ず、治療剤を経皮投与するための方法及び装置を意味するために用いられる。投 与されるべき特定の治療剤は完全に荷電(すなわち、100%イオン化)、完全 に無荷電、又は部分的に荷電及び部分的に中性であることができる。治療剤若し くは化学種(species)は電気的移動(electromigration)、電気的浸透、又は両者 の組合せによって投与される。電気的浸透はエレクトロヒドロカイネシス(elect rohydrokinesis)、電気的対流及び電気的に誘導される浸透とも呼ばれている。 一般に、組織中への治療化学種の電気的浸透は、治療化学種を含有する溜めへの 動電力の供給の結果としての、化学種を含む溶媒の移動によって生ずる。 本明細害で用いるかぎり、“電気的移送”、“イオン導入”及び“イオン導入 による”なる用語は、(1)電気的移動による荷電薬物又は作用剤の投与、(2 )電気的浸透プロセスによる無荷電薬物又は作用剤の投与、(3)エレクトロポ レーション工程を包含する移送プロセスによる化学種の投与(例えば、Weav er等、米国特許第5,019,034号を参照のこと)、(4)電気的移動と 電気的浸透との複合プロセスによる荷電薬物又は作用剤の投与、及び/又は(5 )電気的移動と電気的浸透との複合プロセスによる荷電及び無荷電の薬物又は作 用 剤の混合物の投与、荷電若しくは無荷電化学種の一方又は両方を投与するための 上記プロセス組合せを意味する。 皮膚を通してイオン化薬物を投与するためのイオン導入式デバイスは1900 年代初頭から知られている。例えば、Deutcshの米国特許第410,00 9号を参照のこと。現在知られている電気的移送式デバイスには、少なくとも2 個の電極又は電極アセンブリが用いられる。電極/電極アセンブリの両方が身体 の皮膚の一部に密接に電気的に接触するように配置される。活性電極若しくはド ナー電極と呼ばれる、一方の電極はそれからイオン性物質、作用剤、薬剤、薬物 先駆体又は薬物がイオン導入によって身体中に投与される電極である。カウンタ ー若しくはリターン電極と呼ばれる、他方の電極は身体を通しての電気回路を閉 じるように作用する。電極によって接触される患者の皮膚と共に、電気エネルギ ー源、例えばバッテリーへの電極の結合によって回路が完成する。例えば、身体 中へ移送されるべきイオン性物質が正に荷電する場合には、正電極(アノード) が活性電極であり、負電極(カソード)は回路の完成に役立つ。投与すべきイオ ン性物質が負に荷電する場合には、カソード電極が活性電極であり、アノード電 極はカウンター電極になる。 上述したように、電気的移送式投与デバイスは無荷電薬物又は作用剤を身体中 に例えば経皮的に投与するために用いることができる。これは電気的浸透と呼ば れるプロセスによって達成される。電気的浸透は、ドナー電極によって皮膚を横 切って印加される電界の存在によって誘導される液体溶媒(例えば、無荷電薬物 又は作用剤を含有する液体溶媒)の(例えば、経皮)流動である。 電気的移送式電極アセンブリ/デバイスは一般に、電気的移送によって身体中 に投与される予定である有効剤又は薬物(好ましくは、イオン化した若しくはイ オン化可能な化学種又はこのような化学種の先駆体)の溜め又は供給源を包含す る。このような溜め又は供給源の例は、Jacobsenの米国特許第4,25 0,878号に述べられているポウチ、Websterの米国特許第4,382 ,529号とAriura等の米国特許第4,474,570号とに述べられて いる予成形ゲル体、及びSanderson等の米国特許第4,722,726 号 に開示されているような液体溶液を含有するレセプタクル(receptacle)を包含す る。このような薬物溜めは電気的移送式デバイスのアノード又はカソードに接続 して、1種以上の望ましい化学種又は作用剤の固定した又は再生可能な供給源を 与える。電流は典型的に電流分配要素によって溜めに典型的に供給される、この 電流分配要素は金属プレート、ホイル層、導電性スクリーン又は例えば銀若しく は炭素粒子のような導電性フィラーを負荷させたポリマーフィルムの形をとるこ とができる。任意の適当なコネクターと関連結合導体(associated connective c onductor)(例えば、リード)とを包含する電流分配要素と、溜めとが本明細書 では電極アセンブリを構成する。 先行技術は、電気的移送によって投与される薬物イオンと同じ電荷(即ち、同 じ符号)を有する“競合”イオン種(ionic species)が電気的移送式薬物投与の 効率に不利な影響を有することを認識している。特定化学種の電気的移送式投与 の効率(E)は、本明細書では、電気的移送式供給電流(applied electrotransp ort current)の単位当たりの化学種の電気的移送式投与速度(mg/mA−h) である。先行技術はさらに、競合イオン種がこれらのデバイスの作用中に固有に 生成されることを認識している。生成された競合種は薬物溶液と接触する電極材 料の種類に依存する。例えば、電極が電気化学的に不活性な材料(例えば、白金 、又はステンレス鋼)から構成される場合には、電極の表面において生じる電気 化学的電荷転移反応が、水は電気的移送式薬物溶液中に用いられる圧倒的に好ま しい液体溶媒であるので、水の電気分解である傾向がある。水の電気分解がアノ ードにおいて(カチオン電気的移送式薬物投与の場合)競合ヒドロニウムイオン を生成し、カソードにおいて(アニオン電気的移送式薬物投与の場合)競合ヒド ロキシルイオンを生成する。他方では、電極が電気化学的に酸化可能な又は還元 可能な種から構成される場合には、電極自体が酸化されるか又は還元されて、競 合イオン種を形成する。例えば、Untereker等の米国特許第5,135 ,477号とPetelenzの米国特許第4,752,285号とは、競合イ オン種が電気的移送式投与デバイスのアノードとカソードの両方において電気化 学的に発生することを認めている。銀アノードドナー電極を有する電気的移送式 投 与デバイスの場合には、銀アノードを介しての電流の供給が銀を酸化させる(A g→Ag++e-)ことによって、電気的移送による皮膚中への投与に関してカチ オン薬物と競合する銀イオンを形成する。UnterekerとPetelen zの特許は、ハライド塩(halide salt)としてカチオン薬物を供給することが、 ドナー溶液から“競合”銀イオンを除去する化学反応を生じる(即ち、銀イオン と薬物のハライド対イオンとを反応させて、水に不溶なハロゲン化銀沈殿を形成 する:Ag++X-→AgX)ことによって、高い薬物投与効率を達成する。これ らの特許の他に、Phipps等のPCT/US95/04497(1995年 4月7日出願)は、経皮電気的移送式デバイスのドナー溜め中に高分子量塩化物 樹脂として補充塩化物イオン供給源の使用を教示している。これらの樹脂は銀イ オン移動を防止するために充分な塩化物を供給することに高度に効果的であり、 なおその上に、樹脂カチオンの高分子量のために、樹脂カチオンは効果的に固定 されているので、身体中への投与に関して薬物カチオンと競合することができな い。 先行技術は、皮膚を通しての電流の供給が皮膚の電気抵抗を低下させることを 、長い間認識していた。例えば、Haak等の米国特許第5,374,242号 (図3)を参照のこと。このように、皮膚の電気抵抗が低下すると、皮膚を通し て電気的移送式電流の特定レベルを駆動させるために必要な電圧が低下する。こ の同じ現象が皮膚の“エレクトロポレーション”と呼ばれる方法で観察されてい る。Weaver等の米国特許第5,019,034号を参照のこと。エレクト ロポレーションは組織浸透性の一過性上昇(例えば、切り取ったカエル皮膚では 10〜120秒間に正常レベルに低下)として特徴づけられるものを生じるため に、短い、高電圧の電気的パルスの供給を必要とする。エレクトロポレーション は可逆的な電気的破壊(electrical breakdown)による脂質膜中の孔の形成をも特 徴とする。エレクトロポレーション自体は薬物を投与せずに、幾つかの方法(こ れらの方法の1つがイオン導入法である)のいずれかによる薬物投与のためにそ れによって処理された組織を用意するに過ぎない。 発明の開示 本発明は、電気的移送式供給電流密度(applied electrotransport current de nsity)(本明細書では一般にマイクロアンペアー/cm2の単位で表現)と供給 時間との特定条件下では、電気的移送式経皮薬物投与効率が強化されるという発 見に基づく。電気的移送式薬物投与効率、E、は電気的移送式供給電流の単位( mA)当たりの経皮電気的移送式投与速度(mg/h)として定義され、電気的 移送式供給電流のmilliamp−時間当たりに投与された作用剤(例えば、 薬物)のmgの単位(mg/mAh)で表現される。電気的移送式投与効率は、 その意味の幾つかの面(aspect)において、移送数(transport number)に類似する 。移送数は1未満の無単位量であり、電気的移送式投与中に特定のイオン種(例 えば、薬物又は作用剤)によって運ばれる分数電荷(fractional charge)を意味 する。本明細書で定義される電気的移送式投与効率は無電荷種の移送を包含する ようにより広範囲に適用可能であり、本発明の範囲をより大きく反映する。 皮膚の電気的移送効率の強化は一時的ではなく、即ち、本発明の適用後に少な くとも数分間から数時間以上まで持続することが判明している。本発明は(例え ば、化学種が投与される前処理又は前適用工程を通して)それが適用される皮膚 の高効率薬物透過状態を誘導する。誘導された高効率状態は持続し、この状態を 利用して、薬物又は他の治療剤を増大した効率で電気的移送によって経皮投与す ることができる。通常の状況では、これはより正確に制御した、より低い電流で の薬物投与を可能にする。この現象は無傷の生活皮膚若しくは組織を通しての( 即ち、in vivo)薬物若しくは作用剤の経皮投与においてのみ発見されて おり、死んだ皮膚(それを通して化学種がin vitroで電気的移送される 摘出された皮膚)では示されない。 一般的にいうと、本発明は薬物投与部位(例えば、無傷の皮膚)を通して少な くとも所定の時間(tc)(例えば、所定パルス幅)にわたって所定限界電流 密度(Ic)以上での荷電種の投与に関する。このようにして、処理された皮膚 は、このように処理されていない皮膚に比べて薬物投与効率の統計的に有意な非 一時的増加を示す。一般的にいうと、本発明の適用(utilization)は薬物/作用 剤投与効率を有意に増加させ、このように処理された皮膚セグメントの効率の変 動性 を軽減又は除去する。電気的移送式投与効率は、本発明の適用後、上昇した状態 又は変動し難い状態(処理されない皮膚に比べて)で留まるので、本発明の適用 は無傷の皮膚を通して制御又は効率を増強して電気的移送による薬物又は作用剤 の投与を可能にする。 要約すると、1態様において、本発明は体表を通しての電気的移送式薬物又は 作用剤投与方法であって、次の工程: それを通してイオン種を投与する体表の移送効率を高い種投与効率の非一時的 状態に変化又は転換させる充分な電流密度において、充分な期間にわたってイオ ン種を電気的移送式投与する工程と;その後に 体表がその高い効率状態であるときに、体表を通して薬物又は作用剤を投与す る工程と を含む方法である。 好ましい実施では、電流密度と化学種投与時間とを体表の高効率化学種投与状 態を維持するように選択する。本発明はまた、投与状態を定期的に再生しない薬 物又は作用剤投与条件を用いる場合に、薬物投与効率を最適化するために高効率 化学種投与状態を計画的に再生する好ましい実施をも包含する。他の好ましい実 施では、本発明は経皮的に、即ち、無傷皮膚を通して薬物又は作用剤を投与する ために用いられる。さらに他の好ましい実施では、本発明は無傷の生活するヒト 皮膚を通して薬物又は作用剤を投与するために用いられる。 本発明の実施では、未処理皮膚を高透過性状態に転換するために必要な、正確 な電流密度と処理時間とが、投与される薬物又は治療剤にかなり特異的であるこ とが判明している。しかし、本発明の主要な焦点であった鎮痛薬の電気的移送式 投与のためには、それを通して薬物を投与される予定である身体部位を少なくと も約40μA/cm2、好ましくは少なくとも約50μA/cm2、最も好ましく は約70μA/cm2の電流密度において少なくとも5msec、より好ましく は少なくとも10msecの時間処理することが、このように処理された身体部 位を本発明で定義するような高い薬物透過性状態に転換するように思われる。電 気的移送式投与効率が約0〜約30μA/cm2の範囲内の電流密度では高度に 依存し(即ち、一定ではなく)、約40〜約70μA/cm2の範囲内の電流密 度には中程度に依存し、約70μA/cm2を越える電流密度には比較的依存し ないという発見のために、本発明は生じたものである。効率のこの予想外の変動 (理論上は、効率は電流密度の上昇によって変動するとは予想されない)は、顕 著に強化された効率での薬物の経皮電気的移送式投与を可能にする。 第2の予想外の結果が本発明の実施において得られる、即ち、高効率透過性状 態への皮膚の変化は、非一時的であり、皮膚は高度な、より安定な効率状態に初 期変換後、その後に供給される電気的移送式電流密度がIc未満のレベルに低下 するか又は完全に停止される場合にも、数分間から数時間まで留まる。換言する と、パルス(pulsing)電流を供給することによって、皮膚部位が高効率作用剤透 過性状態に転換すると、臨界電流密度Ic以上の電流密度を、好ましくは電気的 移送式供給電流(及びそれによる電流密度)の少なくとも5msec減少(reduct ion)のパルス幅にわたって、供給するために充分な大きさを有する電流パルスは 皮膚をその初期の低効率状態に直ちには戻させない。in vivo薬物投与を 考慮したこの観察は、電気的移送系の設計に決定的に重要である。 本明細書で用いるかぎり、“非一時的”なる用語は、高効率の電気的移送式作 用剤投与状態に関する場合には、投与される薬物に治療効果をあげさせるために 充分な長さを意味する。したがって、例えば、比較的な安価なイオン種を用いて 、例えば、皮膚部位を高効率のより安定なイオン種投与状態に転換させた後に、 比較的高価な薬物又は作用剤を、より大きい効率かつ安定性で、電気的移送によ って投与することができる。薬物又は作用剤が安価である場合には、これを用い て身体の投与状態を高効率のより安定な状態に転換させて、その後に大きい効率 で、即ち、低い電流密度で、かつ大きい安定性によってこれを投与することがで きる。 本明細害で用いるかぎり、“高い/より高い効率状態”は、特定の身体部位又 は皮膚部位を、本発明によって転換させる前の同じ皮膚部位よりも、薬物又は作 用剤の投与が少なくとも10%(好ましくは、20%)大きく効率的になる状態 に転換させることを意味する。一般に、この効率上昇を最も大きく反映するパラ メーターは電気的移送式供給電流のmA−h当たりに投与される薬物のmgで測 定される電気的移送式投与効率である。 本明細書で用いるかぎり、“より安定な効率”なる用語は、体表部位を臨界電 流密度Icより大きい電流密度に臨界時間tcより長い時間にわたって暴露させる ことによって、大きく変動しやすい電気的移送式作用剤投与効率の状態を変動し 難い状態に転換させることを意味する。安定性を増強させるための臨界電流密度 は約40μA/cm2程度であると判明している。 本発明の好ましい実施では、身体部位が高い効率の薬物又は作用剤投与状態に 転換した後に薬物投与量を正確に変化させることができることが望ましい。本発 明によると、投与される薬物又は作用剤の総量(即ち、投与量)は、(a)パル ス化出力電気的移送系では、平均電流密度を臨界電流密度より大きく維持しなが らデバイスのデューティサイクルを調節すること;(b)パルス化出力を用いる 電気的移送式デバイスでは、投与される薬物又は作用剤の総量を調節するために パルス周波数を調節しながら、ピーク電流とパルス幅とを一定維持すること;又 は(c)治療効果を有さない競合共通イオン(co-ion)を電気的移送式デバイス の“インライン”(即ち、薬物を投与するため)成分又はサブアセンブリ(subas sembly)に計画的に包含して、投与することが系を臨界電流密度より大きい電流 密度において安定な薬物流量に転換すること;の選択肢(alternatives)によって 、最も効果的で安定な状態を保持するために必要な電流密度を維持しながら、即 ち、平均供給電流に関係なく、調節することができる。薬物イオン又は作用剤イ オンの他に、一定電流に対して、競合共通イオンを投与することは、充分な電流 密度を提供するが、治療剤の投与量の制御された変更(controlled modification )を可能にする。例えば薬物溜めからの競合共通イオンの投与は、高価で、高効 力の薬物又は作用剤の総投与量をも恐らく軽減する。 皮膚転換を誘導するために安価なイオン種を用いる他の方法は、逆極性系(rev erse polarity system)を利用することである。このような系の1例は最初にド ナー溜めからアニオンの薬物対イオンと、カウンター溜めからのカチオン物質と を、皮膚を高効率状態に転換させるために必要な時間、駆動し、次に極性を逆に することによって、薬物カチオンを皮膚に移動させる。 本発明の1つの実施では、高効力の鎮痛薬フェンタニールを、フェンタニール 投与が不安定になりがちである、即ち、許容されない薬物投与効率変動性を示し がちである条件下で、非常に低い電流密度において電気的移送によって経皮投与 する。電極アセンブリ薬物溜めへの塩化物塩(例えば、塩化ナトリウム)の添加 は、フェンタニール投与を安定化させるために充分な同時投与可能な(co-delive rable)競合イオン(即ち、Na+)を供給する。このようにして、フェンタニー ル効率変動性も軽減又は除去される。本発明の上記その他の態様は以下で考察す る。 図面の簡単な説明 次の本発明を実施するための形態を添付図面と共に考察するならば、本発明が さらに良く理解され、本発明の目的及び利点が明らかになるであろう。図面にお いて、 図1は、フェンタニールのin vivo投与に関する経皮電気的移送式薬物 投与効率(E)の、電気的移送式供給電流密度(Id)に対するグラフであり; 図2は、異なるデューティサイクルを有する3種類のパルス化電流波形を示す 、電気的移送式電流の時間に対するグラフであり; 図3は、本発明の方法によって用いることができる経皮電気的移送式薬物投与 デバイスの分解組み立て透視図であり; 図4は、同じピーク電流とパルス幅とを有するが、異なるパルス周波数を有す る2種類のパルス化電流波形を示す、電気的移送式電流の時間に対するグラフで あり; 図5は、初期に電気的移送式投与された投与量がその後の24時間を通しての フェンタニール投与を如何に増強するかを示す、平均血清フェンタニール濃度の 時間に対するグラフであり; 図6は、10、20及び40μA/cm2の電気的移送式供給電流密度に関す る時間の関数としての平均血清フェンタニール濃度のグラフであり; 図7は、1、10及び625Hzのパルス周波数におけるフェンタニール投与 に関する平均血清フェンタニール濃度の時間に対するグラフであり; 図8は、50及び100μA/cm2の電気的移送式供給電流密度に関する、 平均血清ゴセレリン(goserelin)濃度の時間に対するグラフである。 発明を実施するための形態 本発明は、経皮電気的移送式作用剤(例えば、薬物)投与の効率(E)が、少 なくとも低い電気的移送式供給電流密度では、電気的移送式供給電流密度(Id )に依存するという発見に基づく。この現象は図1に説明される。詳しくは、臨 界電流密度レベル(Ic)以上の電気的移送式電流密度が生活する動物の皮膚に 少なくとも数ミリ秒のオーダーの臨界時間(tc)程度の充分な時間にわたって 供給すると、電気的移送式薬物投与効率(E)が上昇し、電気的移送式供給電流 密度のレベルに無関係になることを、我々は発見している。変動しやすい電気的 移送式投与効率の効果は、電気的移送式薬物流量が電気的移送式供給電流のレベ ルに依存する(即ち、直線的依存性)という広く報告されている原理の限定され た例外であることに注目することが重要である。この原理が臨界電流密度(Ic )以上の電流密度においてのみ該当することを、我々は発見している。したがっ て、臨界電流密度(Ic)より低い電流密度では、電気的移送式供給電流の単位 当たりの電気的移送式薬物投与速度が、既に推定されたように、一定ではないこ とを、我々は発見している。電気的移送式薬物投与効率(E)は低い電流密度に おいて変動しやすいのみでなく、臨界レベル(Ic)を越える電流密度における Eよりも低い。したがって、Ic未満の供給電流密度では、所定量の薬物を投与 するためにより多くの電気的移送式電流を投与しなければならない点で、電気的 移送式投与はあまり効果的ではない。さらに他の面の我々の発見は、経皮電気的 移送効率の患者間変化(interpatient variability)が臨界レベル(Ic)を越え る供給電流密度では低く、臨界レベル(Ic)未満の供給電流密度レベルでは高 いということである。 一般に、ヒト皮膚の臨界電流密度レベル(Ic)は約40〜100μA/cm2 の範囲内であるが、臨界レベル(Ic)は(i)投与される特定の薬物、(ii) 治療される特定の患者、及び(iii)患者が電気的移送式デバイスを装着する特 定の皮膚位置に幾らか依存して変化すると考えられる。典型的に、臨界レベル( Ic )以上の電流密度は、皮膚が高効率薬物移送状態になる前に、数ミリ秒から数 秒間にわたってのみ供給することが必要である。しかし、臨界レベル(Ic)未 満の供給電流密度は、これらの低いレベルの電流密度が長時間(例えば、数時間 まで供給)供給される場合でも、皮膚を高効率移送状態に変換することができな い。高効率投与状態への皮膚の変換は生活する動物においてのみ生じ、生活する 若しくは死んだ動物から採取した摘出皮膚では生じない、即ち、in vitr o流量試験をおこなった場合にはこの皮膚変換が生じないことが判明している。 皮膚がひと度高効率移送状態に変換されたならば、その後に電気的移送式電流 がもはや皮膚に供給されないとしても又はその後にごく低レベルの電流密度(即 ち、臨界レベルIcより低い電流密度)が皮膚に供給されるとしても、皮膚はこ の状態に長時間(例えば、24時間まで)留まる傾向がある。この結果は図5に 説明し、以下で考察する。“変換された”皮膚は一般に、電気的移送式投与デバ イスのドナー及びカウンター電極/溜めと接触し、その皮膚部位を供給電流が通 過しているような皮膚部位のみである。したがって、患者の上腕の皮膚部位が臨 界レベル(Ic)以上の電気的移送式電流密度の供給によって変換されたとして も、患者の下腕(同じ腕)、脚、胴体又は他方の腕は変換されていない。本発明 の皮膚変換はドナー及びカウンター電極/溜めが取り付けられるような皮膚部分 に限定される局在化現象である。カウンター電極部位の皮膚も高効率投与状態に 変換されるので、“ドナー”、“カウンター”又は両方の電極(例えば、電流極 性を変えることによって)からの作用剤を投与するための方法及びデバイスは本 発明の範囲内である。 薬物が2種類(又はそれ以上)の異なる投与レベルで投与され、1種類の投与 レベルは臨界レベル(Ic)未満の電流密度で投与され、他方の投与レベルは臨 界レベルを越える電流密度で投与されるような、経皮電気的移送式薬物投与法に おいて、我々の発見は特に重要である。例えば、多くの薬物が長期間にわたって 低い投与基底速度(dose baseline rate)で投与されるのに適合し、この基底速度 は高投与期間によって定期的に中断される。この方法で投与される薬物の例は( 1)(例えば、慢性的)疼痛を治療するために低い基底レベルで投与され、より 重 度な疼痛エピソード(episode)を治療するために定期的に高投与量で投与される 、例えばフェンタニール及びスフェンタニールのような鎮痛薬;(2)低レベル で連続的に投与され(例えば、患者が化学療法を受けている数週間中)、定期的 に高い投与レベルで投与される(即ち、実際の化学療法的投与中)、例えば5H T3レセプターアンタゴニストのオンダンセトロン及びグラニセトロンのような 、制吐薬;(3)低い基底レベルで連続的に投与され、患者がてんかん発作に耐 えているときは、定期的に高い投与レベルで投与される、例えばフェニトインの ような、抗てんかん薬;及び(4)低い基底レベルで連続的に投与されることが でき、定期的に(例えば、およそ食事時間に)高いレベルで投与される、例えば インスリンのような、抗糖尿病薬;を包含する。この種類の経皮電気的移送式薬 物投与によって経験される問題は、薬物が(臨界レベル(Ic)を越える供給電 流密度によって)高い投与速度で投与された後に、電気的移送式供給電流を本来 の低い基底レベルを与えるように再調節するときに、経皮電気的移送式薬物流量 が同じ基底レベルに戻らないことである。その代わりに、皮膚は高効率薬物投与 状態に変換されているので、薬物流量は本来の基底速度と高い投与速度との間あ たりのレベルに低下する。例えば、効率が2倍に強化されている場合には、皮膚 が臨界レベルを越える電流密度を経験してから、電流を本来の基底電流に低下さ せた後に、薬物投与速度は変換前に経験された速度の2倍になると考えられる。 電気的移送系が効率のこのシフトを補償しないならば、高い基底速度は薬物の過 剰投与量を生じる可能性がある。この問題を除去するために、皮膚がIcより大 きい電流密度を経験した後に、電気的移送系は供給電流を低下させるべきである (例えば、約1/2によって)。図1に関して、データ点2は、身体部位をIc 以上の電流密度に少なくとも時間(tc)にわたって暴露させた後に電流(それ 故、電流密度)を低下させた場合に、薬物投与部位において経験されると考えら れるような効率である。データ点“2”では、電気的移送式作用剤投与効率は2 0μA/cm2の電流密度で最初に(即ち、Icを越える電流密度に暴露される前 )経験される作用剤投与効率よりも大きい。 この問題に対するよりエレガントな(elegant)アプローチは、臨界レベル(Ic ) を越える大きさを有するパルス化電気的移送式電流を皮膚に供給し、薬物投与量 を増加又は減少するようにパルスのデューティサイクルを改変することである。 本明細書で用いるかぎり、“デューティサイクル”なる用語は“オン(on)”時間 の1サイクル時間に対する比(即ち、パルス持続時間(pulse-duration time)の パルス期間(pulse-period)に対する比)であり、通常、%で表現される。例えば 、デバイスが1秒間サイクルの中の500msにわたって“オン”である場合に は、デバイスは50%デューティサイクルで作用していることになる。本発明の この実施では、電流パルスの大きさは薬物が投与される表面の既知面積を考慮し て選択され、それによって一定した既知電流密度(即ち、電流と、それから電流 が流動する面積との比)が画定される。したがって、一定のアノード表面積に対 する特定の最大電流(例えば、Imax)が上述した強化効率薬物投与を生じるこ とが、上記原理の適用に基づいて決定されるならば、デューティサイクルを増加 又は減少させることによって、供給電流密度を変化させずに、高効率状態におけ る薬物投与量を増加又は減少させることができる。このアプローチを用いる場合 には薬物投与のパラメーターの選択において、電流パルスの大きさは、生ずる電 流密度が皮膚を高効率状態に変換させ、薬物投与速度を調節するように電流パル スのデューティサイクルを変化させる(即ち、低投与量の薬物が低いデューティ サイクルを有する高密度(即ち、Ic以上の大きさ)パルス化電流によって投与 され、高投与量が同じ大きさの電流密度であるが、高いデューティサイクルに相 当する長いパルス幅でパルス化された電流密度によって投与される)ように選択 する。 本発明の態様は図2にさらに詳しく説明される、図2には同じ周波数の3種類 の異なるパルス化電気的移送式電流の波形を示す。図2では、横軸に時間を示し 、縦軸に電流振幅を示す。図2に示される3種類の電流波形の全ては同じ大きさ を有するので、任意の1サイズの電気的移送式投与デバイスに対する同じ最大供 給電流密度(Imax)を有する。特定の電流密度Imaxは臨界電流密度レベル(Ic )より大きい。3種類の電流波形は異なるデューティサイクルを有する、デュ ーティサイクルは電流が供給される時間の割合である。3種類の波形は75%( 上部波形)、50%(中央波形)及び25%(下部波形)のデューティサイクル を有す る。したがって、25%デューティサイクル波形は50%デューティサイクル波 形の投与レベルの約1/2及び75%デューティサイクル波形の投与レベルの約 1/3で、薬物を電気的移送によって経皮投与する。3種類の波形の全てが、Ima xがIcより大きいという理由で高効率移送状態に変換されている皮膚を通し て薬物を電気的移送によって経皮投与する。 本発明のさらなる実施では、パルス化電流波形のパルス周波数を調節して、パ ルス幅を一定に維持し、電流パルスの大きさをIc以上に維持しながら、薬物の 総投与量を制御する。このようにして、電流密度は、皮膚を高効率状態に変換さ せるレベル以上に維持される。これの例示として、0.2mAの大きさと、10 msecのパルス幅と、10Hzの周波数とによる電流パルスを有するパルス化 電流波形を用いるデバイスは、20Hzの周波数で操作される同じデバイスのほ ぼ1/2の量の薬物を投与する。例えば電極アセンブリの一定の薬物投与面積を 仮定するならば、これらの2つのデバイスの供給電流密度は同じであり、高効率 臨界レベルIcより大きいので、両方のデバイスは、臨界レベル(Ic)未満の電 流密度で電気的移送式電流を供給するデバイスに比べて高い効率と低い変動性で の電気的移送によって薬物を経皮投与する。本発明のこれらの2実施例から、周 波数とデューティサイクルとの組合せを用いて、最大供給電流密度ImaxをIcよ り大きく維持しながら薬物投与速度を変えることができることを当業者は理解す るであろう。図4は、一定の9msecパルス幅を有するように操作されるデバ イスの波形を示す、下部波形に従って操作されるデバイスの周波数は上部波形に 従って操作されるデバイスの周波数の1/2である(即ち、50Hz対100H z)。 上記で認められるように、部位をIc以上の電流密度に、臨界時間(tc)以上 の時間暴露させることによって作用剤投与効率は上昇する。一般的にいうと、パ ルス化電気的移送式デバイスでは、パルス幅はtcに等しいか又はtcを越えなけ ればならない。したがって、パルス化電流電気的移送式デバイスを用いる、フェ ンタニールの投与のための本発明の実施では、tcは約0.5msec〜30m secである。高効率状態に変換させる最小パルス幅はフェンタニールでは約1 0msecであると考えられる。 表1は上記観察を支持するデータを示す。表1は1Hz、10Hz及び625 Hzの周波数で作動するようにプログラムされたデバイスの薬物投与効率データ を示す。31%デューティサイクルを用いた。 表1は、フェンタニール投与量が625Hzの高いパルス周波数において、1 Hz及び10Hzの低いパルス周波数に比べて、有意に低いことを示す。この現 象は容量損失と呼ばれ、この容量損失は一定のデューティサイクルにおいてパル ス周波数が増大するにつれて、大きくなる。薬物を投与せずに皮膚を荷電させる プロセスによって、各パルスの一部が消耗されるので、容量損失が生ずる。パル ス幅が短ければ短いほど(それ故、パルス周波数が大きければ大きいほど)、各 パルスの容量損矢は大きくなる(相対的にいうと)。表1はまた、臨界パルス幅 に達しないかぎり、周波数に関係なく、身体部位作用剤投与効率の変換が生じな いことも示す。 パルス化電流電気的移送式デバイスは当該技術分野で周知である。このような デバイスは非常に多くの技術文献及び特許文献に述べられており、このような文 献はBagniefski等の“パルス化と連続の電流イオン導入法の比較”,Journal of Controlled Release ,113〜12 2(1990);McNichols等,米国特許第5,047,007号;S ibalis,米国特許第5,135,478号;R.Burnette等の“ 摘出ヌードマウス皮膚のインピーダンスと受動的Na+透過性に対する一定電流 イオン導入法の影響”,77J.Pharmaceutical Scienc e, 492(1988);Pikal等,“パルス化DCイオン導入法による無 毛マウス皮膚を通しての流量強化の機構の研究”,8Pharmaceutic al Research ,365(1991)を包含する。 臨界レベル(Ic)以上の供給電流密度において、但し、低い投与/供給速度 (即ち、少なくともIcの電流密度を得るために充分な電流を供給する場合に得 られる速度よりも低い、電流を必要とする速度)において電気的移送によって治 療剤(例えば、薬物)を経皮投与する他の方法は、治療剤イオンと同じ電荷(即 ち、同じ極性)を有する競合イオンを計画的に導入することを含む。上記特定の 条件下でのこのアプローチは、薬物投与量制御と、治療剤の電気的移送の安定性 の強化及び効率の強化とを可能にする。このアプローチは、他の点では薬物投与 効率を低下させる傾向があるので、一般に特許文献では主張されていない(disco uraged)。本発明のこの態様は(i)低い経皮流量で投与されるとき及び/又は (ii)血中に低濃度で存在するときに、治療有効であるような、薬物又は治療剤 の電気的移送投与に特に適用可能である。一般的にいうと、本発明のこの態様は 高効力の薬物又は他の治療剤の電気的移送式投与に特に適用可能である。 競合イオン種は電気的移送式作用剤投与の前にドナー溜めに装填されることが できる(例えば、生体適合性塩がドナー溜めに加えられる)及び/又は競合イオ ン種は電気的移送式デバイスの操作中に現場で発生されることができる。現場で の競合イオン種の発生は、例えばPhipps等の米国特許第5,443,44 2号に述べられているように第2電極と適当な電気的制御回路とを用いて達成さ れることができる。 ドナー溜めに計画的に加えられる競合種の量は投与される薬物又は作用剤と、 薬物イオン及び競合種の相対的な電気泳動移動度とに特有である。一般的に、競 合種はイオン性であり、投与される薬物の投与特性に類似した投与特性を有する べきである。共通投与される種(co-delivered species)の添加量は、総電流密度 が臨界電流密度(Ic)よりも増大するように選択され、この場合に、イオン種 の効率は標準化若しくは安定化されるので、投与効率の変動はもはや経験されな い。 電気的移送式投与デバイスのドナー溜めへの競合共通イオン種の適当な添加量 の決定には、Theeuwes等の米国特許第5,080,646号の教示を利 用することができる。この特許は例えば皮膚、粘膜又は組織のような生物学的表 面を通しての化学種の移送に関係するプロセスを考察している。Theeuwe s等の特許は、電気的補助薬物流量の許容され難いランダムな変動が経験される ときに、薬物又は作用剤と共に投与される適当な量及び種の競合共通イオンを当 業者が選択することを可能にする数学的分析を提供する。 パルス化電気的移送式投与電流を用いる場合に、tc以上のパルス幅を維持す ることによって経皮電気的移送式薬物投与効率を高めることができる。一般に、 これはパルス周波数を約100Hz未満に、好ましくは約10Hz未満に維持す ることを必要とする。本明細書で用いるかぎり、“パルス化電気的移送式電流” なる用語は、周期的に変動する電流を意味する。皮膚を高効率移送状態に変換さ せるパルス化電気的移送式電流は、周期的電流波形の少なくとも一部がIc未満 の電流密度を与え、他の部分が皮膚を高効率薬物投与状態に変化させるために充 分な大きさとパルス幅を有する電流である。これは次に、本発明を適用するため に満たされなければならない第2の2つの必要かつ充分なパラメーター(電流密 度Ic後)を与える。上記で認められたように、本明細書で考察した比較的低い 範囲内のパルス周波数を充分なデューティサイクルと組み合わせて、in vi vo皮膚薬物効率を高めるために必要なパルス幅を形成する。例えば、約10H z(即ち、約100msecの期間)の周波数と31%のデューティサイクルと を有する周波数は、0.1mA/cm2の電流密度でフェンタニールを投与する ように皮膚効率の上昇を誘導するために充分な長さである31msecのパルス 幅を与えることが判明した。 次に、本発明によって用いることができる具体的な電気的移送式デバイスを示 す図3を参照する。図3は、プシュボタンスイッチ12としての起動スイッチと 、発光ダイオード(LED)14としてのディスプレイとを有する電気的移送式 デバイス10の透視分解組み立て図を示す。デバイス10は上部ハウジング16 と、回路板アセンブリ18と、下部ハウジング20と、アノード電極22と、カ ソード電極24と、アノード溜め26と、カソード溜め28と、皮膚適合性(ski n-compatible)接着剤30とを含む。上部ハウジング16は、患者の皮膚上にデ バイス10を保持するのを助ける側方ウイング15を有する。上部ハウジング1 6は好ましくは射出成形可能なエラストマー(例えば、エチレン酢酸ビニル)か ら成る。印刷回路板アセンブリ18は個別の電気的要素40とバッテリー32と に結合した集積回路19を含む。回路板アセンブリ18を孔(opening)13aと 13bとを貫通するポスト(図3に示さず)によってハウジング16に取り付け る、ポストの端部を加熱/溶融して、回路板アセンブリ18をハウジング16に 熱固定する(heat stake)。接着剤30によって下部ハウジング20を上部ハウジ ング16に取り付け、接着剤30の上面34は下部ハウジング20と、ウイング の下面を含む上部ハウジング16との両方に接着する。 回路板アセンブリ18の下側には、バッテリー32が示され(部分的に)、バ ッテリー32は好ましくはボタン電池バッテリー、最も好ましくはリチウム電池 である。他の種類のバッテリー、例えばサイズAAA及びAAAAもデバイス1 0に電力を与えるために使用可能である。 回路板アセンブリ18の回路出力(図3に示さず)は下部ハウジング中に形成 された凹み25、25’中の孔23、23’を介して電極24、22と、導電性 接着剤ストリップ42、42’によって電気的に接触する。そして次に、電極2 2と24は溜め26と28の上側44’、44と機械的及び電気的に直接接触す る。薬物溜め26、28の下側46’、46は接着剤30中の孔29’、29を 介して患者の皮膚と接触する。プッシュボタンスイッチ12を押し下げると、回 路板アセンブリ18上の電子回路は所定電流を電極/溜め22、26及び24、 28に所定長さの投与時間(delivery interval)、例えば約10分間供給する。 好ましくは、デバイスは発光するLED14及び/又は例えば“ビーパー”から の可聴音シグナルを用いて、薬物投与(又はボラス)時間開始の可視的及び/又 は可聴的確認を使用者に伝える。次に、薬物(例えば、フェンタニールのような 鎮痛薬)を患者の例えば腕の皮膚を通して所定の投与時間(例えば、10分間) 投与する。実際に、使用者は可視的シグナル(LED14が発光する)及び/又 は可聴的シグナル(“ビーパー”からのビープ(beep))によって薬物投与時間の 開始に関してフィードバックを受容する。好ましいデバイスは、“電気的移送式 デバイスのためのディスプレイ”なる名称の共通に所有される同時係属特許出願 第08/410,112号(1995年3月24日出願)に述べられている。 アノード電極22は好ましくは銀から成り、カソード電極24は好ましくは塩 化銀から成る。溜め26と28の両方は好ましくは本明細書に述べるようなポリ マーヒドロゲル物質から成る。電極22、24と溜め26、28とは下部ハウジ ング20によって保持される。電気的移送によって投与される薬物がカチオンで ある場合には、アノード溜め26が、薬物を含有する“ドナー”溜めであり、カ ソード溜め28が生体適合性電解質を含有する。電気的移送によって投与される 薬物がアニオンである場合には、カソード溜め28が、薬物を含有する“ドナー ”溜めであり、アノード溜め26が生体適合性電解質を含有する。 プッシュボタンスイッチ12と、回路板アセンブリ18上の電子回路部品(cir cuitry)と、バッテリー32とは、上部ハウジング16と下部ハウジング20と の間に接着的に“シールされる”。上部ハウジング16は好ましくはゴム又は他 の弾性物質から構成される。下部ハウジング20は、凹み25、25’を形成す るために容易に成形され、孔23、23’を形成するように容易に切断されるこ とができるプラスチック又は弾性シート物質(例えば、ポリエチレン)から構成 されることが好ましい。組み立てられたデバイス10は好ましくは耐水性(即ち 、スプラッシプルーフ(splash-proof))であり、最も好ましくは防水性である。 この系は、身体に容易に順応する低いプロフィルを有するので、装着部位及びそ の周囲の自由な動きを可能にする。アノード/薬物溜め26とカソード/塩溜め 28とはデバイス10の皮膚接触側に配置され、かつ充分に分離しているので、 通 常の取り扱い及び使用中の偶発的な電気的短絡を防止する。 デバイス10は、上側34と身体接触側36とを有する周辺接着剤30によっ て、患者の体表(例えば、皮膚)に接着する。接着剤の側36は、通常の使用者 活動中にデバイス10が身体上の適所に留まることを保証し、しかも所定の(例 えば、24時間)装着期間後に妥当な除去を可能にする接着性を有する。接着剤 の上側34は下部ハウジング20に接着して、ハウジング凹み25、25’中の 電極と薬物溜めとを保持し、下部ハウジング20を上部ハウジング16に結合し た状態に維持する。 プッシュボタンスイッチ12はデバイス10の頂上側に配置され、衣服を通し て容易に始動される。短時間(例えば、3秒間)内のプッシュボタンスイッチ1 2の2度押しを用いて、薬物投与のためにデバイス10を始動させることによっ て、デバイス10の不注意による始動の可能性を最小にすることが好ましい。 スイッチを始動させると、可聴アラームが薬物投与の開始を知らせ、この時点 で回路が所定レベルのDC電流を電極/溜めに所定の投与時間(例えば、10分 間)にわたって供給する。LED14は投与時間を通して“オン”に留まり、デ バイス10が活性な薬物投与モード状態であることを表示する。バッテリーは好 ましくはデバイス10にDC電流の所定レベルにおいて全装着期間(例えば、2 4時間)にわたって連続的に電力を与えるために充分な容量を有する。 本発明はヒトに薬物を経皮電気的移送式投与する場合にヒト皮膚を変換させる ことに特に有用である。しかし、本発明は他の動物に薬物を投与することにも有 用性を有し、ヒトに限定されない。 “薬物”又は“治療剤”なる用語は、本明細書では相互交換可能に用いられ、 生活する生物に投与されて所望の、通常は有益な、効果を生じる治療有効物質と して、それらの最も広い解釈を有するように意図される。一般に、これは主要な 治療分野の全てにおける治療剤を含み、限定する訳ではなく、例えば抗生物質と 抗ウイルス剤のような抗感染薬、鎮痛薬と鎮痛複合薬、麻酔薬、食欲減退薬、抗 関節炎薬、抗喘息薬、抗痙攣薬、抗うつ薬、抗糖尿病薬、下痢止め、抗ヒスタミ ン薬、抗炎症薬、抗偏頭痛薬(antimigraine preparation)、乗り物酔い防止剤、 抗おう吐薬、抗腫瘍薬、抗パーキンソン病薬、かゆみ止め、抗精神病薬、解熱薬 、胃腸及び尿路鎮痙薬を含む鎮痙薬、抗コリン作動薬、交感神経作用薬、キサン チン誘導体類、カルシウムチャンネル遮断薬を含めた心血管系製剤、ベータ遮断 薬、抗不整脈薬、抗高血圧薬、利尿薬、全身、冠状、末梢及び脳血管を含む血管 拡張薬、中枢神経系刺激薬、咳き薬及び風邪薬、うっ血除去薬、診断薬、ホルモ ン類、催眠薬、免疫抑制薬、筋弛緩薬、副交感神経遮断薬、副交感神経作用薬、 蛋白質、ペプチド、ポリペプチド及び他の高分子、精神刺激薬、鎮静薬及びトラ ンキライザーを含む。 本発明は下記薬物を電気的移送によって経皮投与するために用いることができ る:インターフェロン、アルフェンタニール、アンホテリシンB、アンギオペプ チン、バクロフェン、ベクロメタゾン、ベタメタゾン、ビスホスホネート類、ブ ロモクリプチン、ブセレリン、ブスピロン、カルシトニン、シクロピロクス、オ ーラミン、銅、クロモリンナトリウム、デスモプレシン、ジクロフェナック、ジ フロラゾン、ジルチアゼム、ドブタミン、ドーパミンアゴニスト、ドキサゾシン 、ドロペリドール、エナラプリル、エナラプリラート、フェンタニール、エンカ イニド、G−CSF、GM−CSF、M−CSF、GHRF、GHRH、ゴナド レリン、ゴセレリン、グラニセトロン、ハロペリドール、ヒドロコルチゾン、イ ンドメタシン、インスリン、インスリノトロピン、インターロイキン、イソソル ビドジニトレート、ケトプロフェン、ケトロラク、ロイプロリド、LHRH、リ ドカイン、リシノプリル、LMWヘパリン、メラトニン、メトトレキセート、メ トクロプラミド、ミコナゾール、ミダラゾム、ナファレリン、ニカルジピン、N M DAアンタゴニスト、オクトレオチド、オンダンセトロン、オキシブチニン、P GE、ピロキシカム、プラミペキソール、プラゾシン、プレドニソロン、プロス タグランジン類、スコポラミン、セグリチド、スフェンタニル、テルブタリン、 テストステロン、テトラカイン、トロピセトロン、バプレオチド、バソプレシン 、ベラパミル、ワルファリン、ザコプリド、亜鉛及びトロピセトロン。 本発明はまた、典型的には少なくとも約300ダルトンの分子量、典型的には 約300〜40,000ダルトンの範囲内の分子量を有する、ペプチド、ポリペ プチド、タンパク質及び他の高分子の経皮電気的移送投与にも有用である。この サイズ範囲内のペプチド又はタンパク質の典型的な例は、非限定的に、LHRH 、例えばブセレリン、ゴナドレリン、ナファレリン及びロイプロリドのようなL HRH類似体、GHRH,インスリン、ヘパリン、カルシトニン、エンドルフィ ン、TRH、NT−36(化学名:N=[[(s)−4−オキソ−2−アゼチジ ニル]カルボニル]−L−ヒスチジルーL−プロリンアミド)、リプレシン、下 垂体ホルモン(例えば、HGH,HMG,HCG,酢酸デスモプレシン等)、卵 胞ルテオイド(luteoid)、αANF、成長ホルモン放出因子(GHRF)、βM SH、TGF−β、ソマトスタチン、心房性ナトリウム排泄増加性ペプチド、ブ ラジキニン、ブラディキニン、ソマトトロピン、血小板由来増殖因子、アスパル ギナーゼ、硫酸ブレオマイシン、キモパパイン、コレシストキニン、絨毛性性腺 刺激ホルモン、コルチコトロピン(ACTH)、表皮成長因子、エリスロポイエ チン、エポプロステノール(血小板凝固阻害因子)、卵胞刺激ホルモン、グルカ ゴン、ヒルログ類(hirulogs)、ヒアルロニダーゼ、インターフェロン類、インス リン様成長因子、インターロイキン類、メノトロピン類(ウロフォリトロピン( FSH)とLH)、オキシトシン、ストレプトキナーゼ、組織プラスミノーゲン 活性因子、ウロキナーゼ、バソプレシン、ACTH類似体、ANP、ANPクリ アランス阻害因子、アンギオテンシンIIアンタゴニスト、抗利尿ホルモンアゴ ニスト、抗利尿ホルモンアンタゴニスト、ブラディキニンアンタゴニスト、CD 4、セレダーゼ、CSF類、エンケファリン、FABフラグメント、IgEペプ チド抑制因子、IGF−1、ノイロペプチド Y、神経栄養因子、オピエートペ プチド、上 皮小体ホルモンとアゴニスト、上皮小体ホルモンアンタゴニスト、プロスタグラ ンジンアンタゴニスト、ペンチゲチド(pentigetide)、プロテインC、プロテイ ンS、レニン阻害因子、チモシンα−1、血栓溶解薬、TNF、ワクチン、バソ プレシンアンタゴニスト類似体、α−1抗トリプシン(組換え体)を含む。 一般的にいうと、投与される薬物又は作用剤の水溶性形を用いることが最も好 ましい。薬物又は作用剤の先駆体、即ち、例えばイオン化、解離、溶解又は共有 結合化学的修飾(covalent chemical modification)のような物理的又は化学的プ ロセスによって選択された種を発生する種(即ち、プロドラッグ)も本明細書の “作用剤”又は“薬物”の定義に含まれる。“薬物”又は“作用剤”は上述した ような荷電種又は無荷電種を包含すると理解すべきである。 この開示はイオン種の電気的移送式投与に重点を置いたが、本発明は無荷電種 の例えば電気的浸透による電気的移送式投与にも適用可能である。したがって、 皮膚の高効率電気的移送状態への変換はイオン種の電気的補助移送に限定されず 、無荷電(即ち、非イオン化)種の電気的浸透投与にも適用される。 下記実施例は本発明の利点の一部を説明する。 実施例1 電流密度と増強された効率 この試験は電気的移送式薬物投与効率に対する供給電流の影響を評価した。薬 物投与効率は供給電流の単位当たりの薬物投与速度として表現される。この試験 は18人の健康な男性被験者(volunteer)への約1日間の持続期間にわたる電気 的移送式デバイスの適用に関した。 2種類の電気的移送式処置はフェンタニールHClの水溶液を含有し、5cm2 の皮膚接触面積を有するドナー溜めから100μAの基底電流におけるフェン タニールの投与を包含した。したがって、電気的移送式供給電流密度は20μA /cm2(=100μA÷5cm2)であった。18人の被験者の中の6人には1 300μAの電流レベル(即ち、260μA/cm2の電気的移送式供給電流密 度)を15分間間隔で2.5分間の持続期間にわたって供給することによって最 初の1時間の処置中に4ボラス投与量を投与した。最初の1時間の処置中に 4ボラスを投与した後に、これらの6人の被験者は2時間目から24時間まで2 0μA/cm2の電流密度で連続経皮電気的移送によるフェンタニール投与を受 けた。残りの12人の被験者は全24時間の投与期間にわたって20μA/cm2 の電流密度で連続経皮電気的移送によるフェンタニール投与を受けた。この処 置期間後に、電気的移送式デバイスを除去した。次に、皮膚部位を洗浄して、残 留フェンタニールを除去した。 電気的移送式デバイスからの電流の供給によって開始して全24時間にわたっ て血液サンプルを採取した。血清フェンタニール濃度を用いて、被験者に特有の 薬物動態パラメーターと慣用的な方法とによって、平均経皮フェンタニール流量 を算出した。 図5は、皮膚部位がひと度最小レベルの電流(一定電極面積に対して)を充分 な持続期間受容するならば、高い電気的移送効率状態が得られることを示す。図 5は、24時間の試験期間にわたる被験者の血液中の平均血清フェンタニール濃 度を示す。図5の最上部曲線(◇・・・◇・・・◇)に示されるように、最初の 1時間に4回の260μA/cm2、2.5分間ボラス投与を受けた6人の被験 者は、20μA/cm2の一定のDC電流のみを受けた、下方の3曲線(固有の 変動性を強調する)に4人ずつの3グループによって示された、12人の被験者 のグループよりも高い効率のフェンタニール経皮投与を示した。この高効率移送 状態が得られたならば、供給電流の単位当たりより多くの薬物が皮膚を通して投 与される。さらに、この効果は処置の全24時間持続した。このことは図5にお いて上部曲線と下方の3曲線との間の垂直分離によって実証される。 詳しくは、処置の最初の1時間に4回の260μA/cm2投与を受けた6人の 被験者は113μg/時の平均経皮フェンタニール流量を示し、20μA/cm2 の基底電流のみを受けた12人の被験者は57μg/時の平均経皮フェンタニ ール流量を示した。このことは、初期の高い電流密度ボラスの結果として効率が 約2倍に強化されたことを実証する。 実施例2 電流密度とフェンタニール流量 この試験は、フェンタニールの経皮電気的移送式投与における電流密度と薬物 流量との関係を評価するためにおこなった。一定のDC電流を供給する電気的移 送式デバイスを8人の健康な男性被験者に24時間の持続期間にわたって適用し た。この試験における3種類の電気的移送式処置法は供給電気的移送式電流(そ れ故電流密度も)レベルにおいてのみ異なった。電気的移送式デバイスは皮膚接 触面積5cm2を有するドナーヒドロゲルから皮膚を通してフェンタニールを投 与した。ゲルにはフェンタニールHClの水溶液を吸収させた。この試験に用い た電流密度レベルは10、20及び40μA/cm2であった。24時間の処置 期間後に、電気的移送式デバイスを除去した。次に、皮膚部位を洗浄して、残留 フェンタニールを除去した。8人の被験者の全てが各処置を約1週間の間隔を置 いて受けた。 各処置に関して、電気的移送式デバイスからの電流の供給によって開始して2 4時間にわたって血液サンプルを採取した。最初の24時間にわたる血清フェン タニール濃度は図6に示す。図6の上部曲線(−△−△−△−)は200μA処 置(即ち、40μA/cm2)、中央曲線(−□−□−□−)は100μA処置 (即ち、20μA/cm2)及び下部曲線(−0−0−0−)は50μA処置( 即ち、10μA/cm2)である。実施例1におけるように、各患者からの血清 フェンタニール濃度を用いて、投与された薬物の平均薬物速度と平均総量とを算 出した。各処置の薬物投与効率レベルは平均フェンタニール速度を皮膚に供給さ れる電流密度によって除することによって算出した。 平均経皮フェンタニール速度は供給電流密度10、20及び40μA/cm2 においてそれぞれ19、73及び173μg/時であった。このデータは、10 〜40μA/cm2の電気的移送式電流密度範囲内での供給電流と経皮電気的移 送式薬物流量との非線形関係を示す。電流を50μAから200μAに4倍に増 加させたときに、薬物速度のほぼ10倍の上昇が観察された。この予想外の結果 は、10μA/cm2から40μA/cm2への電流密度の変化のためにフェンタ ニール投与の効率が約2.5倍に強化されたことを実証する。 実施例3 この試験は、ゴセレリンの経皮電気的移送式投与における電流密度と薬物流量 との関係を評価するためにおこなった。この試験は、一定の電流を供給する電気 的移送式デバイスを8人の健康な男性被験者に8時間の持続期間にわたって適用 することを包含した。 この試験における2種類の電気的移送式処置法は供給電流密度レベルにおいて のみ異なった。電気的移送式デバイスは皮膚接触面積4cm2を有するポリビニ ルアルコール(PVOH)に基づくドナーヒドロゲルから皮膚を通してゴセレリ ンを投与した。ゲルはゴセレリンの水溶液を含有した。この試験に用いた電流密 度レベルは50及び100μA/cm2であった。8時間の処置期間後に、電気 的移送式デバイスを除去した。次に、皮膚部位を洗浄して、残留ゴセレリンを除 去した。12人の被験者の全てが各処置を7日間の間隔を置いて受けた。 各処置に関して、電気的移送式デバイスからの電流の供給によって開始して2 4時間にわたって7血液サンプルを採取した。各患者からの血清ゴセレリン濃度 を用いて、投与された薬物の平均薬物流量と平均総量とを算出した。 図8は、2種類の電流密度(即ち、50と100μA/cm2)に対する8時 間の持続時間の電気的移送式投与に関するゴセレリン血漿濃度を示す。100μ A/cm2曲線は図8の上部曲線であり、図8の下部曲線は50μA/cm2デー タである。この濃度データから、経皮ゴセレリン流量を算出した。平均経皮ゴセ レリン速度は供給電流密度50μA/cm2において5.8μg/時であり、平 均経皮ゴセレリン速度は供給電流密度100μA/cm2においては21.6μ g/時であった。したがって、このデータによって、供給電流と薬物流量との非 線形関係が示された。電流密度が50μA/cm2から100μA/cm2に上昇 すると、薬物流量のほぼ4倍の上昇が観察される。このデータはまた、ゴセレリ ンの経皮電気的移送式投与に関しては50μA/cm2〜100μA/cm2の範 囲内に入る臨界電流密度(Ic)の存在を示唆する、臨界電流密度を越えると、 供給電流の単位当たりにより多くの薬物が皮膚を通して投与される。 残りの実施例はパルス化電気的移送式電流を用いるので、これは電気的移送式 供給電流が少なくとも5msecのパルス幅、より好ましくは少なくとも10m secのパルス幅を有する電流パルスを有するパルス化電流である、本発明の好 ましい態様のみに関する。 実施例4 パルス周波数とフェンタニール流量 この試験は、パルス化電流波形を用いて、フェンタニールの電気的移送式投与 に対するパルス周波数の影響を評価した。この試験で評価した周波数は1、10 及び625Hzであった。 電気的移送式デバイスを200μA方形波電流パルスを投与し、31%デュー ティサイクルを有するように構成した。この電気的移送式デバイスは2cm2の 皮膚接触面積を有するドナーヒドロゲルから皮膚を通してフェンタニールを投与 した。したがって、電気的移送式供給電流パルス中に、電流密度は100μA/ cm2(=200μA÷2cm2)であった。ゲルにはフェンタニールHClの水 溶液を吸収させた。種々な持続時間の処置期間後に、電気的移送式デバイスを除 去した。次に、皮膚部位を洗浄して、残留フェンタニールを除去した。 各処置に関して、電気的移送式デバイスからの電流の供給によって開始して血 液サンプルを採取した。各患者からの血清フェンタニールレベルを用いて、平均 薬物流量を算出した。 図7は、625Hzの方形波周波数の使用が最小のフェンタニール流量を生じ たことを示す。このことは最下部の水平に近い曲線に示される。低いパルス周波 数(1Hzと10Hz)の使用は、フェンタニール流量の増加を生じた。このこ とは図7の上部2曲線に示される。1Hzと10Hzの間にフェンタニール流量 の統計的有意差は観察されなかった。これらの結果は、低いパルス周波数の使用 がフェンタニールの高い電気的移送式投与効率を生じることを示唆する。 上記開示は、本発明の範囲から逸脱しない、本発明の多くの代替え、変更及び 変化を当業者に示唆する。上記開示は例示であり、排他的でないように意図され る。上記開示によって示唆される、全てのこのような変更、変化及び代替えは添 付請求の範囲内に包含されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月4日 【補正内容】 請求の範囲 1.荷電作用剤を含有し、投与面積を有するドナー溜め(26、46)を有 し、電源(32)及び電流制御装置(19、40)を有するデバイス(10)で あって、供給電流の単位当たりの作用剤投与速度によって定義される、高い電気 的移送式作用剤投与効率(E)で体表を通して荷電作用剤をin vivo投与 するための電気的移送式デバイス(10)において、 電流制御装置(19、40)が、周期的電流波形と、パルス周波数と、デュー ティサイクルとを有する供給パルス化電流を生じるために適合し、パルス化電流 が溜め(26、46)と体表とに供給され、供給電流密度が、投与面積によって 除された供給パルス化電流によって定義され、供給電流密度が臨界電流密度レベ ル(Ic)以上でありかつ供給パルス化電流が臨界時間(tc)以上にわたって供 給されるときに、体表が高い電気的移送式作用剤投与効率(E)を示すことを特 徴とするデバイス(10)。 2.作用剤投与効率(E)が臨界レベル(Ic)を越える電流密度では大き い安定性であり、臨界レベル(Ic)未満の電流密度では低い安定性である、請 求項1記載のデバイス。 3.デバイス(10)がヒト皮膚に装着されるのに適し、制御装置(19、 40)が少なくとも約40μA/cm2の供給電流密度を生じるのに適する、請 求項1記載のデバイス。 4.作用剤がフェンタニールであり、制御装置(19、40)が少なくとも 約40μA/cm2の電流密度を少なくとも約10msecにわたって生じるの に適する、請求項1記載のデバイス。 5.作用剤がゴセレリンであり、制御装置(19、40)が、少なくとも約 10msecの期間にわたって、少なくとも約50μA/cm2の供給電流密度 を生じるように周期的電流波形を変えて、制御するのに適する、請求項1記載の デバイス。 6.tcが少なくとも5msecである、請求項1記載のデバイス。 7.周期的電流波形がIcより小さい第2供給電流密度を生じる電流の大き さを有する、請求項1記載のデバイス。 8.第2電流密度が実質的に零である、請求項7記載のデバイス。 9.制御装置(19、40)がデューティサイクルと作用剤投与速度とを変 えるために適する、請求項7記載のデバイス。 10.制御装置(19、40)が周波数と作用剤投与速度とを変えるために 適する、請求項7記載のデバイス。 11.ドナー溜めが少なくとも1種類の競合種を含有する、請求項1記載の デバイス。 12.制御装置(19、40)が供給パルス化電気的移送式電流の周波数を 約100Hz未満に変えて、制御するのに適する、請求項1記載のデバイス。 13.制御装置(19、40)がパルス化電気的移送式電流の周波数を約1 0Hz未満に変えて、制御するのに適する、請求項1記載のデバイス。 14.作用剤を含有し、投与面積を有するドナー溜め(26、46)を有し 、電源(32)及び電流制御装置(19、40)を有する電気的移送式投与デバ イス(10)から、供給電流の単位当たりの作用剤投与速度によって定義される 、高い電気的移送式作用剤投与効率(E)で体表を通して荷電作用剤をin v ivo投与する方法において、 電流制御装置(19、40)を周期的電流波形と、パルス周波数と、デューテ ィサイクルとを有する供給パルス化電流を生じるように適合させる工程と、パル ス化電流を溜め(26、46)と体表とに供給する工程とを含み、供給電流密度 が、投与面積によって除された供給パルス化電流によって定義され、供給電流密 度が臨界電流密度レベル(Ic)以上でありかつ供給パルス化電流が臨界時間( tc)以上にわたって供給されるときに、体表が高い電気的移送式作用剤投与効 率(E)を示すことを特徴とする方法(10)。 15.作用剤投与効率(E)が臨界レベル(Ic)を越える電流密度ではよ り安定であり、臨界レベル(Ic)未満の電流密度ではあまり安定でない、請求 項14記載の方法。 16.デバイスカ化ト皮膚に装着されるのに適し、制御装置(19、40) が少なくとも約40μA/cm2の供給電流密度を生じる、請求項14記載の方 法。 17.作用剤がフェンタニールであり、制御装置(19、40)が少なくと も40μA/cm2の電流密度を少なくとも約10msecの期間にわたって供 給する、請求項14記載の方法。 18.パルス周波数が約100Hz未満である、請求項14記載の方法。 19.パルス周波数が約10Hz未満である、請求項14記載の方法。 20.デューティサイクルが約100%未満である、請求項14記載の方法 。 21.体表が無傷のヒト皮膚を含み、Icが少なくとも約40μA/cm2で ある、請求項14記載の方法。 22.作用剤がフェンタニールであり、体表が無傷のヒト皮膚であり、供給 パルス電流が少なくとも約40μA/cm2であるIcに等しく、パルス化電流が 少なくとも約10msecにわたって供給される、請求項14記載の方法。 23.作用剤がゴセレリンであり、供給パルス電流が少なくとも約50μA /cm2であり、パルス化電流が少なくとも約10msecにわたって供給され る、請求項14記載の方法。 24.デューティサイクルと作用剤投与速度とを変える工程をさらに包含す る、請求項14記載の方法。 25.パルス周波数と作用剤投与速度とを変える工程をさらに包含する、請 求項14記載の方法。 26.ドナー溜め(26、46)に適当な競合種を加える工程をさらに包含 する、請求項14記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ハーク,ロナルド・ピー アメリカ合衆国カリフォルニア州94025, メンロ・パーク,アルパイン・ロード 2647 (72)発明者 シーウエス,フェリックス アメリカ合衆国カリフォルニア州94022, ロス・アルトス・ヒルズ,アルタモント・ ロード 27350 (72)発明者 ガップタ,サニール アメリカ合衆国カリフォルニア州94061, レッドウッド・シティー,ファーム・ヒ ル・ロード 4028,ナンバー5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.作用剤を含有し、作用剤をそこから体表に投与する投与面積を有するド ナー溜め(26、46)と、さらに電源(32)と、溜め(26、46)及び体 表にパルス化電気的移送式電流を供給するために適合した電流制御装置(19、 40)とを有し、該パルス化電流が周期的な電流波形を有するデバイス(10) であって、投与効率(E)が電気的移送式供給電流の単位当たりの体表を通して 投与される作用剤の速度に等しいときに、高い電気的移送式作用剤投与効率(E )で体表を通して作用剤を投与するための電気的移送式デバイス(10)におい て、 該波形の一部が、投与面積で除されたときに、臨界電流密度レベルIc上であ る電流密度を臨界時間tc以上である時間にわたって生じるような電流の大きさ を有し、Ic以上の電気的移送式電流密度を体表に少なくともtc程度の長さの期 間にわたって供給するときに、体表が高い電気的移送式作用剤投与効率(E)を 示すことを特徴とするデバイス(10)。 2.作用剤投与効率(E)が臨界レベル(Ic)を越える電流密度ではより 安定であり、臨界レベル(Ic)未満の電流密度ではあまり安定でない、請求項 1記載のデバイス。 3.デバイス(10)がヒト皮膚に装着されるのに適し、制御装置(19、 40)が少なくとも40μA/cm2の電流密度を供給する、請求項1記載のデ バイス。 4.作用剤がフェンタニールであり、制御装置(19、40)が少なくとも 40μA/cm2の電流密度を少なくとも約10msecの期間にわたって供給 する、請求項1記載のデバイス。 5.作用剤がゴセレリンであり、制御装置(19、40)が、少なくとも約 10msecの期間にわたって供給される少なくとも約50μA/cm2の電流 密度を生じるように電流波形を制御する、請求項1記載のデバイス。 6.tcが少なくとも5msecである、請求項1記載のデバイス。 7.波形の他の部分がIcより小さい第2電流密度を生じる電流の大きさを 有する、請求項1記載のデバイス。 8.第2電流密度が実質的に零である、請求項7記載のデバイス。 9.作用剤投与速度を変えるために、制御装置(19、40)がパルス化電 気的移送式電流のデューティサイクルを調節することができる、請求項7記載の デバイス。 10.作用剤投与速度を変えるために、制御装置(19、40)がパルス化 電気的移送式電流の周波数を調節することができる、請求項7記載のデバイス。 11.ドナー溜めが意図的に加えられた競合種を含有する、請求項1記載の デバイス。 12.制御装置(19、40)がパルス化電気的移送式電流の周波数を、1 00Hz未満の範囲内の周波数に制御する、請求項1記載のデバイス。 13.制御装置(19、40)がパルス化電気的移送式電流の周波数を、1 0Hz未満の範囲内の周波数に制御する、請求項1記載のデバイス。 14.作用剤を含有し、作用剤をそこから体表に投与する投与面積を有する するドナー溜め(26、46)と、さらに電源(32)と、溜め(26、46) 及び体表にパルス化電気的移送式電流を供給するために適合した電流制御装置( 19、40)とを有し、該パルス化電流が周期的な電流波形を有するデバイス( 10)であって、投与効率(E)が電気的移送式供給電流の単位当たりの体表を 通して投与される作用剤の速度に等しいときに、高い電気的移送式作用剤投与効 率(E)で体表を通して作用剤を投与する電気的移送式デバイス(10)を操作 する方法において、 パルス化電気的移送式電流波形を、投与面積で除されたときに、臨界電流密度 レベルIc以上である電流密度を、臨界時間tc以上である時間にわたって生じる ような電流の大きさを有する波形の一部を有するように制御する工程を含み、臨 界電流密度レベルIc以上である電気的移送式電流密度を体表に少なくともtc程 度の長さの期間にわたって供給するときに、体表が高い電気的移送式作用剤投与 効率(E)を示すことを特徴とする方法。 15.作用剤投与効率(E)が臨界レベル(Ic)を越える電流密度では大 きい安定性であり、臨界レベル(Ic)未満の電流密度では低い安定性である、 請求項14記載の方法。 16.デバイスがヒト皮膚に装着されるのに適し、制御装置(19、40) が少なくとも40μA/cm2の電流密度を供給する、請求項14記載の方法。 17.作用剤がフェンタニールであり、制御装置(19、40)が少なくと も40μA/cm2の電流密度を少なくとも約10msecの期間にわたって供 給する、請求項14記載の方法。 18.電気的移送式電流が約100Hz未満のパルス周波数を有する、請求 項14記載の方法。 19.電気的移送式電流が約10Hz未満のパルス周波数を有する、請求項 14記載の方法。 20.パルス化電気的移送式駆動電流が約100%未満のデューティサイク ルを有する、請求項14記載の方法。 21.体表がヒト皮膚を含み、Icが少なくとも約40μA/cm2である、 請求項14記載の方法。 22.作用剤がフェンタニールであり、体表がヒト皮膚であり、限界レベル が少なくとも約10msecの期間にわたって供給される少なくとも約40μA /cm2の電流密度である、請求項14記載の方法。 23.作用剤がゴセレリンであり、限界レベルが少なくとも約10msec の期間にわたって供給される少なくとも約50μA/cm2の電流密度である、 請求項14記載の方法。 24.パルス化電流がデューティサイクルを有し、作用剤投与速度を変える ために、方法がパルス化電流のデューティサイクルを変えることを含む工程を包 含する、請求項14記載の方法。 25.パルス化電流が周波数を有し、作用剤投与速度を変えるために、方法 がパルス化電流の周波数を変えることを含む工程を包含する、請求項14記載の 方法。 26.ドナー溜め(26、46)に競合種を加えることを包含する、請求項 14記載の方法。
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