JPH1150736A - ドアクローザ - Google Patents

ドアクローザ

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JPH1150736A
JPH1150736A JP34577597A JP34577597A JPH1150736A JP H1150736 A JPH1150736 A JP H1150736A JP 34577597 A JP34577597 A JP 34577597A JP 34577597 A JP34577597 A JP 34577597A JP H1150736 A JPH1150736 A JP H1150736A
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JP
Japan
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sliding door
door
winding drum
spring
main body
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Application number
JP34577597A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Tomaru
幸信 都丸
Hiroyasu Matsui
宏恭 松井
Mitsuo Osakabe
光雄 長壁
Takeaki Murase
健明 村瀬
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Original Assignee
Starting Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引戸の開扉が小さな力で軽快に行われ、開扉
された引戸は自動的に閉扉されるのみならず、該自動閉
扉が低速度で安全に行われるドアクローザを提供する。 【解決手段】 閉扉した引戸を開扉方向に移動させる
と、巻取ドラム15が回転しゼンマイばね18が巻上げ
られ、巻装された駆動索17が巻戻され、巻取ドラム2
2が回転し、ゼンマイばね26が巻戻され、巻装された
駆動索25が巻込まれ、巻取ドラム22に直接的または
間接的に取付けた遠心ブレーキ32は作動せず、引戸は
小さな外力で移動しドアが開扉され、外力の印加を解除
すると、ゼンマイばね18が巻戻され、駆動索17が巻
取ドラム15に巻込まれ、ゼンマイばね26の巻上げ
で、駆動索25が巻戻され、前記遠心ブレーキ32が作
動し、引戸は低速度で移動しドアが閉扉状態になり、ド
アが障害者、老人あるいは子供によって容易に開扉可能
になり、また低速度で安全に自動閉扉させることが可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸用、特に吊り
式の引戸用のドアクローザに関し、さらに詳細には開扉
された引戸を自動的に閉扉するドアクローザに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】開扉されたドアを自動的に閉じるドアク
ローザとしては、油圧式のものが一般に使用されてい
る。また特に引戸に適用されるドアクローザとして、エ
アーダンパとスプリングを組合せた引戸用のクローザが
知られている。このような公知の引戸クローザでは、引
戸の上部に固定され、引戸側の取付け部材と端部が係合
されていて、引戸の開扉時には、スプリングを圧縮しな
がらエアーダンパの抵抗に抗して引戸が開扉され、開扉
された引戸は、スプリングのばね力によりエアーダンパ
の抵抗に抗して閉扉されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公知の引戸用のクローザは、大形であるのみならず、引
戸の開扉時にはスプリングを圧縮しながらエアーダンパ
の抵抗に抗して引戸を開扉する必要があるため、障害
者、老人あるいは子供には引戸の開扉がかなりの負担と
なった。また引戸の閉扉時には、先ず引戸はスプリング
のばね力により約30cm〜40cmの間は高速度で閉
扉を初め、その後はエアーダンパの抵抗によって低速度
で閉扉するので、前記の閉扉時の当初の引戸の高速移動
が、障害者、老人あるいは子供には危険なことが多々あ
った。
【0004】本発明は、前述したような引戸用のドアク
ローザの現状に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、引戸の開扉が小さな力で軽快に行われ、
開扉された引戸は自動的に閉扉されるのみならず、該自
動閉扉が低速度で安全に行われるドアクローザを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の第1の実施態様は、引戸の上部に固定され、
本体ケースの両端から前記引戸の開閉方向に導出した駆
動索を巻込みあるいは巻戻して、前記引戸が開口領域を
開閉するように移動し、かつ該引戸の開扉方向には小さ
な外力の印加により移動して前記引戸が開扉され、前記
外力の印加の解除により前記引戸が閉扉方向に低速度で
自動的に移動して前記引戸を閉扉するためのドアクロー
ザであって、前記本体ケース内に回転自在に取付けられ
る第1の巻取ドラムと、該第1の巻取ドラムに取付けら
れ前記引戸を開扉方向に移動させると巻上げられる第1
のゼンマイばねと、前記第1の巻取ドラムに前記第1の
ゼンマイばねの巻上げで巻戻されるように巻装され前記
本体ケースからの導出端部が壁部に固定される第1の駆
動索と、前記本体ケース内に回転自在に取付けられる第
2の巻取ドラムと、該第2の巻取ドラムに取付けられ前
記引戸を開扉方向に移動させると巻戻される第2のゼン
マイばねと、前記第2の巻取ドラムに前記第2のゼンマ
イばねの巻戻しで巻込まれるように巻装され前記本体ケ
ースから前記第1の駆動索と相対する方向に導出され該
導出端部が壁部に固定される前記第2の駆動索と、前記
第2の巻取ドラムに取付けられ前記引戸の閉扉方向への
移動時に作動する遠心ブレーキとを有するドアクローザ
を特徴とするものであり、少くとも前記第1の巻取ドラ
ムを軸支するシャフトを前記本体ケース外から操作自在
に取付けられ、少くとも前記第1のゼンマイばねのばね
力を調整するアジャストレバーを設けたり、あるいは少
くとも前記第1の駆動索の導出端部を固定する固定具を
前記駆動索が巻装できるように構成して少くとも前記第
1のゼンマイばねのばね力を調整自在としたことを特徴
とするものである。
【0006】さらに本発明の第2の実施態様は、引戸の
上部に固定され、本体ケースの両端から前記引戸の開閉
方向に導出した駆動索を巻込みあるいは巻戻して、前記
引戸が開口領域を開閉するように移動し、かつ該引戸の
開扉方向には小さな外力の印加により移動して前記引戸
が開扉され、前記外力の印加の解除により前記引戸が閉
扉方向に低速度で自動的に移動して前記引戸を閉扉する
ためのドアクローザであって、前記本体ケース内に回転
自在に取付けられる第1の巻取ドラムと、該第1の巻取
ドラムに取付けられ前記引戸を開扉方向に移動させると
巻上げられる第1のゼンマイばねと、前記第1の巻取ド
ラムに前記第1のゼンマイばねの巻上げで巻戻されるよ
うに巻装され前記本体ケースからの導出端部が壁部に固
定される第1の駆動索と、前記本体ケース内に回転自在
に取付けられる第2の巻取ドラムと、該第2の巻取ドラ
ムに取付けられ前記引戸を開扉方向に移動させると巻戻
される第2のゼンマイばねと、前記第2の巻取ドラムに
前記第2のゼンマイばねの巻戻しで巻込まれるように巻
装され前記本体ケースから前記第1の駆動索と相対する
方向に導出され該導出端部が壁部に固定される前記第2
の駆動索と、前記第2の巻取ドラムと一方向のみ一体回
転するよう設けられた歯車を介して増速され、かつ前記
引戸の閉扉方向への移動時にのみ作動する遠心ブレーキ
とを有するドアクローザを特徴とするものであり、少く
とも前記第1の巻取ドラムを軸支するシャフトを前記本
体ケース外から操作自在に取付けられ、少くとも前記第
1のゼンマイばねのばね力を調整するアジャストレバー
を設けたり、あるいは少くとも前記第1の駆動索の導出
端部を固定する固定具を前記駆動索が巻装できるように
構成して少くとも前記第1のゼンマイばねのばね力を調
整自在としたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を、図1乃至図9を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示
す正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB
−B断面図、図4は本発明の一実施例の閉扉された引戸
への取付け状態を示す説明図、図5は図4から引戸を半
開きにした状態を示す説明図、図6は図4から引戸を全
開にした状態を示す説明図、図7は図1に示す実施例の
動作を示す特性図、図8は本発明の他の実施例の構成を
示す正面図、図9は図8のC−C断面図である。
【0008】本発明では、図1および図2に示すよう
に、本体ケース1が長手方向に第1室1aと第2室1b
とに分割され、第1室1aの上板には軸受開口3が形成
され、この軸受開口3には下端部に巻取ドラム15を軸
支するシャフト2が、端部4を突出させて回転自在に軸
支されており、巻取ドラム15の周面には溝部16が形
成され、この溝部16には駆動索17が巻装されてい
る。また巻取ドラム15の上方にはゼンマイばね18が
配設され、該ゼンマイばね18の外端部は、巻取ドラム
15に形成された香箱19に設けられたばねフック(図
示せず)に固定され、またゼンマイばね18の内端部は
シャフト2に設けられたばねフック20に固定されてい
る。そしてシャフト2の端部4には平座金5と波ワッシ
ャ6を介してアジャストレバー7が、ねじ9で固定され
ており、アジャストレバー7は、シャフト2と一体に回
転するようになっている。
【0009】一方アジャストレバー7には長穴10が形
成され、該長穴10の一端にはストッパピン12が、ス
プリングピン11によって約90°の角度範囲に亘って
回動自在に取付けられている。さらに本体ケース1の上
板にはリブ13がほぼ全周に亘って形成され、リブ13
の端部13a、13b間には長穴10を位置させる切欠
が形成され、ストッパピン12が長穴10内に配置され
ている。
【0010】そして第2室1bには軸受21が設けら
れ、この軸受21には巻取ドラム22が固定されたシャ
フト23が回転自在に軸支されており、巻取ドラム22
の周面には溝部24が形成され、この溝部24には駆動
索25が巻装されている。また巻取ドラム22の上方に
はゼンマイばね26が配設され、ゼンマイばね26の外
端部は巻取ドラム22に形成された香箱27に設けられ
たばねフック(図示せず)に固定され、ゼンマイばね2
6の内端部は前記本体ケース1の軸受21部分付近に設
けられたばねフック28に固定されている。
【0011】また巻取ドラム22の下方においてシャフ
ト23にブレーキドラム29と、該ブレーキドラム29
と外輪が一体的に回転するワンウェイクラッチ30とを
軸支し、ブレーキドラム29には支軸31を支点として
遠心ブレーキ32が、本体ケース1の第2室1bの内壁
33を摺動自在となるよう取付けられている。遠心ブレ
ーキ32の先端では、図3に示すようにガイド穴34内
にブレーキばね35を介在させ、引戸の閉扉方向への移
動時に作動する遠心ブレーキ32が、摺動時に逃げるこ
となく常時内壁33を押圧するように構成されている。
さらに、本体ケース1の底部を覆って、カバー40が皿
ねじ37により本体ケース1に固定され、このカバー4
0にはシャフト2とシャフト23の軸受部も設けられて
いる。
【0012】このような構成の本発明は、図4に示すよ
うに引戸42の上部に固定された駆動索17、25が、
それぞれ引戸42の開閉方向に導出され、その端部はそ
れぞれ壁部に固定具44、44′により固定されてい
る。図4は引戸42が閉扉された状態を示し、この閉扉
状態ではゼンマイばね18は巻戻されて、駆動索17は
巻取ドラム15に巻込まれており、またゼンマイばね2
6は巻上げられて駆動索25は巻取ドラム22から巻戻
されている。
【0013】つぎに本発明の上記した実施例の動作を説
明する。ゼンマイばね18は、引戸42が閉扉方向に移
動すると次第に巻戻され、逆に引戸42が開扉方向に移
動すると次第に巻上げられるので、図7に示すようにゼ
ンマイばね18のトルクAは、引戸42の閉扉位置L1
で最小となり、引戸42の開扉位置L2で最大となる。
またゼンマイばね26は、引戸42が閉扉方向に移動す
ると次第に巻上げられ、逆に引戸42が開扉方向に移動
すると次第に巻戻されるので、ゼンマイばね26のトル
クBは、引戸42の閉扉位置L1で最大となり、引戸4
2の開扉位置L2で最小となる。さらに遠心ブレーキ3
2は、ワンウェイクラッチ30によって引戸42の閉扉
方向への移動時にのみ作動し、そのブレーキトルクC
は、ブレーキドラム29の回転速度により変動するが、
ほぼ引戸42の開扉位置L2で最大となり、引戸の閉扉
位置L1で最小となる。
【0014】したがって引戸42を閉扉状態から開扉方
向に移動させる場合には、遠心ブレーキ32は不作動状
態にあり、引戸42には引戸42を開扉方向に移動させ
るトルクとしては、A−Bとなるため引戸42に僅かな
外力を印加すると引戸42は開扉方向に移動し、障害
者、老人あるいは子供にも容易に引戸42を開扉するこ
とができる。
【0015】引戸42を位置Lまで移動した開扉状態
で、ゼンマイばね18のトルクAをTA、ゼンマイばね
26のトルクBをTB、遠心ブレーキ32のブレーキト
ルクCをTCとすると、位置Lにおいて引戸42に対し
て閉扉方向に与えられるトルクDは下記数式1で表され
る。
【0016】
【数1】D=TA−(TB+TC)
【0017】本発明では、Dが低速度で引戸42を閉扉
方向に移動させるように、ゼンマイばね18、26のト
ルク特性と、遠心ブレーキ32のブレーキトルク特性が
選択されている。このために、引戸42を図4に示す閉
扉状態から図5に示すように開扉方向に移動させて、開
口領域43の一部を開扉状態にし、さらに引戸42の開
扉を進めて図6に示すように開口領域43を全開状態に
して引戸42から手を外すと、引戸42は低速で閉扉方
向に移動し、引戸は自動的に閉扉状態となる。
【0018】また、本発明では、アジャストレバー7の
ストッパピン12を図2の想像線に示すように約90°
回転させた後、アジャストレバー7を回してシャフト2
を回転することにより、ゼンマイばね18のばね力を本
体ケース1の外部から調整して引戸42の開扉状態から
の閉扉方向への移動の速度が調整される。
【0019】上記した実施例において巻取ドラム22と
これに巻装されたゼンマイばね26を設けた理由は、外
力を印加しても駆動索17に緩みを発生させないためで
ある。さらに上記実施例では本体ケース1内に2つの巻
取ドラム15、22を内装し、かつ該本体ケースを引戸
に固定した例を説明したが、巻取ドラムを別体にしてそ
れぞれの巻取ドラムを両側の壁部に固定し、各巻取ドラ
ムから導出する駆動索の端部を引戸に固定するよう構成
することもできる。
【0020】つぎに図8および図9は、ブレーキドラム
を増速することによって遠心ブレーキに働く遠心力を増
し、該遠心ブレーキのブレーキトルクを増大して引戸の
閉扉方向の移動速度を一層低速度にし、かつ少くともゼ
ンマイばね18のばね力を調整するための機構を簡易化
した実施例を示すものである。なお図8および図9にお
いては上記した実施例における部材と同一または類似の
部材については同じ図面参照番号を付した。すなわち図
8および図9に示す実施例では巻取ドラム22の下方に
おいて、シャフト23に歯車45と、該歯車45と外輪
が一体的に回転するワンウェイクラッチ30とを軸支し
てある。さらに該歯車45の外周ギア45aと噛合うギ
ア46aを内周に有する増速歯車46を本体ケース1と
カバー40に跨がるよう設けた支軸47に回転自在に設
け、また増速歯車46の外周に設けたギア46bと噛合
うギア48aを内周に設けたブレーキドラム48がシャ
フト2に回転自在に取付けられている。そしてブレーキ
ドラム48には上記した実施例と同様に支軸49を支点
として遠心ブレーキ50が本体ケース1の第1室1aの
内壁51を摺動自在となるよう取付けられている。この
遠心ブレーキ50のその他の構成は、上記した実施例と
同様である。
【0021】図8および図9の実施例では開口領域43
を全開状態にして引戸42から手を外すと、ゼンマイば
ね18により巻取ドラム22が駆動索25を巻戻すよう
回転し、ワンウェイクラッチ30を介して歯車45が回
転し、この歯車45の回転が増速歯車46を介してブレ
ーキドラム48に伝えられる構成となっており、それぞ
れギアの噛合いより歯車45、増速歯車46、ブレーキ
ドラム48が順次増速されて回転数を増し、結果として
遠心ブレーキ50のブレーキトルクが増大して内壁51
を一層強く押圧し強力な制動力を発揮するので、引戸4
2は一層低速度で閉扉方向に移動するようになる。した
がって図8および図9に示す実施例では、歯車45に伝
わった回転が増速歯車46を経てブレーキドラム48に
伝達された時点で増速されて遠心ブレーキ50を働かす
遠心力が増大するために、上記した実施例に比べて遠心
ブレーキを著しく小型化できるので、ドアクローザを全
体としても大幅に小型、軽量化することが可能となる。
なお図8および図9の実施例では、増速歯車46を設け
たものを図示したが、この増速歯車は場合により取り除
いたり、あるいは追加の増速歯車を設けたりすることも
できる。
【0022】さらに、図8および図9に示す実施例で
は、駆動索17、25の導出端部を壁部に固定する固定
具44a、44a′の外周部にそれぞれ環状溝52、5
2′を設け、この環状溝に駆動索17、25を巻装でき
るように構成されている。そして駆動索17や駆動索2
5を前記環状溝52、52′に巻装し、かつこの巻装回
数を増減することにより第1の巻取ドラム15、あるい
は該第1の巻取ドラムと第2の巻取ドラム22の第1の
ゼンマイばね18や第2のゼンマイばね26のトルク値
が変化するために、ゼンマイばね18、26のばね力を
簡単な方法で調整することができる。なお図8および図
9の実施例に図1および図2に示したゼンマイばねのば
ね力調整用のアジャストレバー7を設けることもでき、
また図8および図9のゼンマイばねのばね力を調整する
固定具44a、44′aを、ゼンマイばねのばね力調整
用のアジャストレバー7に替えて図1および図2の実施
例に用いることもできる。
【0023】以上に説明したように、本発明によると、
引戸42を閉扉状態から小さな力で開扉することがで
き、開扉された引戸42は、低速度で閉扉方向に移動し
て開扉された引戸が自動的に閉扉され、かつ引戸42の
閉扉方向への移動速度を微調整することができるので、
障害者、老人あるいは子供にも簡単かつ安全に操作する
ことが可能になる。
【0024】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によると、引戸を
閉扉状態から、開扉方向に移動させると、本体ケース内
の第1の巻取ドラムが回転し、第1のゼンマイばねが巻
上げられ、第1の駆動索が巻戻され、本体ケース内の第
2の巻取ドラムが回転し、第2のゼンマイばねが巻戻さ
れ、第2の駆動索が巻込まれ、この時第2の巻取ドラム
に取付けられた遠心ブレーキは作動せず、引戸は開扉方
向に小さな外力で移動でき、一方引戸の開口領域が開扉
状態になり、引戸への外力の印加を解除すると、第1の
ゼンマイばねが巻戻され、第1の駆動索が、第1の巻取
ドラムに巻込まれ、第2のゼンマイばねは巻上げられ、
第2の駆動索が、第2の巻取ドラムから巻戻され、第2
の巻取ドラムの遠心ブレーキが作動して、引戸は閉扉方
向に低速度で移動し、引戸の開口領域が閉扉状態になる
ので、引戸が、障害者、老人あるいは子供によって容易
に開扉可能になり、また、低速度で安全に自動閉扉する
ことが可能になる。
【0025】また遠心ブレーキを第2の巻取ドラムに直
接取付けるのではなく、第2の巻取ドラムに取付けた歯
車を介して増速されるよう設けることにより引戸は閉扉
方向に一層低速度で移動し、安全に自動閉扉することが
可能となるとともに、遠心ブレーキ自体をブレーキトル
クを上げるため大型化する必要がなく、結果としてドア
クローザ全体を小型、軽量化できる。
【0026】さらに本発明では、第1の巻取ドラムおよ
び第2の巻取ドラムのうち少くとも第1の巻取ドラム
に、本体ケース外から操作自在に取付けられたアジャス
トレバーを設けるか、あるいは第1の駆動索および第2
の駆動索のうち少くとも第1の駆動索の導出端部を固定
する固定具に前記駆動索を所望回数巻装することによっ
て、第1のゼンマイばねおよび第2のゼンマイばねのう
ち少くとも第1のゼンマイばねのばね力が調整されるの
で、引戸の移動抵抗を簡単に調整して引戸に快適な操作
および閉扉条件を設定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明の一実施例の閉扉された引戸への取付け
状態を示す説明図である。
【図5】図4から引戸を半開きにした状態を示す説明図
である。
【図6】図4から引戸を全開にした状態を示す説明図で
ある。
【図7】図1に示す実施例の動作を示す特性図である。
【図8】本発明の他の実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図9】図8のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 第1室 1b 第2室 2 シャフト 3 軸受開口 4 端部 5 平座金 6 波ワッシャ 7 アジャストレバー 9 ねじ 10 長穴 11 スプリングピン 12 ストッパピン 13 リブ 13a、13b リブの端部 15、22 巻取ドラム 16 溝部 17、25 駆動索 18、26 ゼンマイばね 19、27 香箱 20、28 ばねフック 21 軸受 23 シャフト 24 溝部 29,48 ブレーキドラム 30 ワンウェイクラッチ 31、49 支軸 32、50 遠心ブレーキ 33、51 内壁 34 ガイド穴 35 ブレーキばね 37 皿ねじ 40 カバー 42 引戸 43 開口領域 44、44′、44a、44′a 固定具 45 歯車 45a、46a、46b、48a ギア 46 増速歯車 52、52′ 環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 健明 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スター テング工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸の上部に固定され、本体ケースの両
    端から前記引戸の開閉方向に導出した駆動索を巻込みあ
    るいは巻戻して、前記引戸が開口領域を開閉するように
    移動し、かつ該引戸の開扉方向には小さな外力の印加に
    より移動して前記引戸が開扉され、前記外力の印加の解
    除により前記引戸が閉扉方向に低速度で自動的に移動し
    て前記引戸を閉扉するためのドアクローザであって、前
    記本体ケース内に回転自在に取付けられる第1の巻取ド
    ラムと、該第1の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開
    扉方向に移動させると巻上げられる第1のゼンマイばね
    と、前記第1の巻取ドラムに前記第1のゼンマイばねの
    巻上げで巻戻されるように巻装され前記本体ケースから
    の導出端部が壁部に固定される第1の駆動索と、前記本
    体ケース内に回転自在に取付けられる第2の巻取ドラム
    と、該第2の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開扉方
    向に移動させると巻戻される第2のゼンマイばねと、前
    記第2の巻取ドラムに前記第2のゼンマイばねの巻戻し
    で巻込まれるように巻装され前記本体ケースから前記第
    1の駆動索と相対する方向に導出され該導出端部が壁部
    に固定される前記第2の駆動索と、前記第2の巻取ドラ
    ムに取付けられ前記引戸の閉扉方向への移動時に作動す
    る遠心ブレーキとを有することを特徴とするドアクロー
    ザ。
  2. 【請求項2】 引戸の上部に固定され、本体ケースの両
    端から前記引戸の開閉方向に導出した駆動索を巻込みあ
    るいは巻戻して、前記引戸が開口領域を開閉するように
    移動し、かつ該引戸の開扉方向には小さな外力の印加に
    より移動して前記引戸が開扉され、前記外力の印加の解
    除により前記引戸が閉扉方向に低速度で自動的に移動し
    て前記引戸を閉扉するためのドアクローザであって、前
    記本体ケース内に回転自在に取付けられる第1の巻取ド
    ラムと、該第1の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開
    扉方向に移動させると巻上げられる第1のゼンマイばね
    と、前記第1の巻取ドラムに前記第1のゼンマイばねの
    巻上げで巻戻されるように巻装され前記本体ケースから
    の導出端部が壁部に固定される第1の駆動索と、前記本
    体ケース内に回転自在に取付けられる第2の巻取ドラム
    と、該第2の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開扉方
    向に移動させると巻戻される第2のゼンマイばねと、前
    記第2の巻取ドラムに前記第2のゼンマイばねの巻戻し
    で巻込まれるように巻装され前記本体ケースから前記第
    1の駆動索と相対する方向に導出され該導出端部が壁部
    に固定される前記第2の駆動索と、前記第2の巻取ドラ
    ムと一方向のみ一体回転するよう設けられた歯車を介し
    て増速され、かつ前記引戸の閉扉方向への移動時にのみ
    作動する遠心ブレーキとを有することを特徴とするドア
    クローザ。
  3. 【請求項3】 少くとも前記第1の巻取ドラムを軸支す
    るシャフトを前記本体ケース外から操作自在に取付けら
    れ、少くとも前記第1のゼンマイばねのばね力を調整す
    るアジャストレバーを設けていることを特徴とする請求
    項1または2記載のドアクローザ。
  4. 【請求項4】 少くとも前記第1の駆動索の導出端部を
    固定する固定具を前記駆動索が巻装できるように構成し
    て少くとも前記第1のゼンマイばねのばね力を調整自在
    としたことを特徴とする請求項1または2記載のドアク
    ローザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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