JPH1150828A - オイルパン構造 - Google Patents
オイルパン構造Info
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- JPH1150828A JPH1150828A JP20633097A JP20633097A JPH1150828A JP H1150828 A JPH1150828 A JP H1150828A JP 20633097 A JP20633097 A JP 20633097A JP 20633097 A JP20633097 A JP 20633097A JP H1150828 A JPH1150828 A JP H1150828A
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- Japan
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- oil
- lubricating oil
- plate member
- engine
- lubricating
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潤滑油の戻り流動性を損なうこと無く油面の
過度の傾きを抑えることにより、車両の旋回時あるいは
加減速時における潤滑油ストレーナのエア吸込を確実に
防止でき、しかも、エンジンの高さ増を防止することに
ある。 【解決手段】 エンジン1の潤滑油を貯溜するオイルパ
ン6と、オイルパン6内の潤滑油を吸込み同潤滑油をエ
ンジン1内部のオイル通路10に送る吸込部9と、オイ
ルパン6内の潤滑油の油面F0をほぼ覆った状態で浮遊
し、潤滑油を通す貫通孔16が形成されたプレート部材
15と、プレート部材15の縁部の上方への変位を規制
する規制手段17とを具備する。
過度の傾きを抑えることにより、車両の旋回時あるいは
加減速時における潤滑油ストレーナのエア吸込を確実に
防止でき、しかも、エンジンの高さ増を防止することに
ある。 【解決手段】 エンジン1の潤滑油を貯溜するオイルパ
ン6と、オイルパン6内の潤滑油を吸込み同潤滑油をエ
ンジン1内部のオイル通路10に送る吸込部9と、オイ
ルパン6内の潤滑油の油面F0をほぼ覆った状態で浮遊
し、潤滑油を通す貫通孔16が形成されたプレート部材
15と、プレート部材15の縁部の上方への変位を規制
する規制手段17とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の旋回時或い
は加減速時に油溜室のオイルが片側に寄つた場合でも、
オイルストレーナの吸込部が油面から露呈しないように
したオイルパン構造に関する。
は加減速時に油溜室のオイルが片側に寄つた場合でも、
オイルストレーナの吸込部が油面から露呈しないように
したオイルパン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンはそのシリンダブロック等の下
端部にオイルパンを一体的に取り付け、このオイルパン
内に油溜室を形成している。この油溜室にはシリンダブ
ロックやその上方のシリンダヘッド等の各潤滑部を潤滑
しあるいは同部内の各種油圧利用機器を駆動する潤滑油
が収容される。この潤滑油はエンジン駆動時に油溜室内
の潤滑油ストレーナに流入し、高圧油供給系を経てエン
ジン内部の各潤滑部に供給され、これら各潤滑部を流動
後に油溜室に流下するという循環流動を繰り返す。
端部にオイルパンを一体的に取り付け、このオイルパン
内に油溜室を形成している。この油溜室にはシリンダブ
ロックやその上方のシリンダヘッド等の各潤滑部を潤滑
しあるいは同部内の各種油圧利用機器を駆動する潤滑油
が収容される。この潤滑油はエンジン駆動時に油溜室内
の潤滑油ストレーナに流入し、高圧油供給系を経てエン
ジン内部の各潤滑部に供給され、これら各潤滑部を流動
後に油溜室に流下するという循環流動を繰り返す。
【0003】ところで、車両の旋回時或は加減速時に
は、エンジンの下部に設けられた油溜室の潤滑油が慣性
力を受けて片側に寄るよう変動することより、油溜室の
底部近傍に潤滑油ストレーナを配備しておいてもその吸
込部が油面上方に露呈する場合がある。このような場
合、吸込部からエアを吸入し易く、エンジンの各潤滑部
に十分な潤滑油が供給されず、エンジン本体内の潤滑部
の焼き付き、油圧利用機器の作動不良を招く可能性もあ
る。
は、エンジンの下部に設けられた油溜室の潤滑油が慣性
力を受けて片側に寄るよう変動することより、油溜室の
底部近傍に潤滑油ストレーナを配備しておいてもその吸
込部が油面上方に露呈する場合がある。このような場
合、吸込部からエアを吸入し易く、エンジンの各潤滑部
に十分な潤滑油が供給されず、エンジン本体内の潤滑部
の焼き付き、油圧利用機器の作動不良を招く可能性もあ
る。
【0004】このような不具合を解消するため、図7に
示すように、オイルパン100の中央下部にポンプPに
連通するオイルストレーナの吸込部107を配備し、オ
イルパン100の内壁面に油溜室rの上方を覆うバッフ
ルプレート101を取付け、これにより潤滑油が慣性力
を受け大きく変動するような場合に、その変動を抑制す
るようにしている。ここで、バッフルプレート101は
潤滑油の油溜室rへの戻り流動性を確保するため、多数
の戻し小穴103を形成されることとなる。
示すように、オイルパン100の中央下部にポンプPに
連通するオイルストレーナの吸込部107を配備し、オ
イルパン100の内壁面に油溜室rの上方を覆うバッフ
ルプレート101を取付け、これにより潤滑油が慣性力
を受け大きく変動するような場合に、その変動を抑制す
るようにしている。ここで、バッフルプレート101は
潤滑油の油溜室rへの戻り流動性を確保するため、多数
の戻し小穴103を形成されることとなる。
【0005】更に、図8に示すように、シリンダブロッ
ク104の下端部にオイルパン100を取付けたエンジ
ンであって、そのエンジンの図示しないクランクシャフ
トの可動域aと油面fとの間にボリユーム体105を配
備したものが提案されている。このボリユーム体105
は油溜室rの油面fの変化に応じて上下動可能である
が、この上下動は規制手段106で遅延化され、左右動
は阻止されている。ここで車両の旋回時あるいは加減速
時に油溜室rの潤滑油が慣性力を受けて片側に寄ると、
規制手段106により上方への動きを規制されているボ
リユーム体105の一部が油面下(例えば2点鎖線f1
の下部位)に没し、この油面f1下の体積分だけ液面を
上昇させることとなる。このように油面f1が大きく傾
いた時でもこの油面を比較的上昇させることができ、オ
イルストレーナの吸込部107が液面上に露呈し、エア
を吸い込むということを防止できる。なお、このような
装置の一例が特開平1−273815号公報に開示され
る。
ク104の下端部にオイルパン100を取付けたエンジ
ンであって、そのエンジンの図示しないクランクシャフ
トの可動域aと油面fとの間にボリユーム体105を配
備したものが提案されている。このボリユーム体105
は油溜室rの油面fの変化に応じて上下動可能である
が、この上下動は規制手段106で遅延化され、左右動
は阻止されている。ここで車両の旋回時あるいは加減速
時に油溜室rの潤滑油が慣性力を受けて片側に寄ると、
規制手段106により上方への動きを規制されているボ
リユーム体105の一部が油面下(例えば2点鎖線f1
の下部位)に没し、この油面f1下の体積分だけ液面を
上昇させることとなる。このように油面f1が大きく傾
いた時でもこの油面を比較的上昇させることができ、オ
イルストレーナの吸込部107が液面上に露呈し、エア
を吸い込むということを防止できる。なお、このような
装置の一例が特開平1−273815号公報に開示され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すオイルパン構造の場合、バッフルプレート101に
設けた戻し小穴103はこれが小さいと潤滑油の戻り流
動性が低下するので、十分な大きさで形成されることと
なる。この結果、油溜室rの油面の傾斜時に(図7に2
点鎖線fa,fbとして示した)、戻し小穴103が潤
滑油の通過を許してしまい、バッフルプレートによる油
面の変動規制効果を十分に得ることは出来ないという問
題がある。
示すオイルパン構造の場合、バッフルプレート101に
設けた戻し小穴103はこれが小さいと潤滑油の戻り流
動性が低下するので、十分な大きさで形成されることと
なる。この結果、油溜室rの油面の傾斜時に(図7に2
点鎖線fa,fbとして示した)、戻し小穴103が潤
滑油の通過を許してしまい、バッフルプレートによる油
面の変動規制効果を十分に得ることは出来ないという問
題がある。
【0007】一方、図8に示すオイルパン構造の場合、
ボリユーム体105は規制手段106によりその傾斜変
位や水平方向の変位を大きく規制されており、常に油溜
室rの油面を覆う状態で保持される。このため、油溜室
rに向かう潤滑油の戻り流動性を妨げ易く、エンジンの
高回転域ではボリユーム体105の直下のストレーナの
吸込部107がエアを吸込み易いという問題がある。更
に、ボリユーム体105はその一部を油面下に没して油
面を上昇させる構成のため、クランクシャフトの可動域
aと油面fとの間に比較的厚いボリユーム体105を保
持する必要があり、ボリユーム体の無いエンジンと比較
し、エンジン全高が比較的大きく成る。このため、この
オイルパン構造を備えたエンジンを搭載する車両はその
高さ方向での形状の自由度を低下させやすく、特に、こ
の傾向はFF車のように排気管等がオイルパン底部と干
渉しやすいレイアウト構造を採る場合は顕著に現れ、問
題となっている。
ボリユーム体105は規制手段106によりその傾斜変
位や水平方向の変位を大きく規制されており、常に油溜
室rの油面を覆う状態で保持される。このため、油溜室
rに向かう潤滑油の戻り流動性を妨げ易く、エンジンの
高回転域ではボリユーム体105の直下のストレーナの
吸込部107がエアを吸込み易いという問題がある。更
に、ボリユーム体105はその一部を油面下に没して油
面を上昇させる構成のため、クランクシャフトの可動域
aと油面fとの間に比較的厚いボリユーム体105を保
持する必要があり、ボリユーム体の無いエンジンと比較
し、エンジン全高が比較的大きく成る。このため、この
オイルパン構造を備えたエンジンを搭載する車両はその
高さ方向での形状の自由度を低下させやすく、特に、こ
の傾向はFF車のように排気管等がオイルパン底部と干
渉しやすいレイアウト構造を採る場合は顕著に現れ、問
題となっている。
【0008】本発明の目的は、簡素な構成で車両の旋回
時あるいは加減速時におけるエア吸込を抑え、エンジン
の各潤滑部の焼き付きや油圧利用機器の作動不良を確実
に防止でき、しかも、エンジンの高さ増を防止できるオ
イルパン構造を提供することにある。
時あるいは加減速時におけるエア吸込を抑え、エンジン
の各潤滑部の焼き付きや油圧利用機器の作動不良を確実
に防止でき、しかも、エンジンの高さ増を防止できるオ
イルパン構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明によれば、エンジンのオイルパン内の潤滑油が慣性を
受けその油面が傾斜状態に変動を開始すると、この油面
で浮遊するプレート部材も傾斜し、その際プレート部材
の一方の縁部の上方への変位が規制手段により規制され
る。規制手段により過度の傾斜を規制されたプレート部
材は潤滑油の油面の過度の傾斜を抑え、吸込部が油面上
に露呈することを抑制でき、しかも、油溜室の油面で浮
遊するプレート部材が傾斜変動した際に、プレート部材
とオイルパンの内壁面の間に比較的大きな周縁隙間を確
保し、この周縁隙間を通して潤滑油を下方に流下させ
る。
明によれば、エンジンのオイルパン内の潤滑油が慣性を
受けその油面が傾斜状態に変動を開始すると、この油面
で浮遊するプレート部材も傾斜し、その際プレート部材
の一方の縁部の上方への変位が規制手段により規制され
る。規制手段により過度の傾斜を規制されたプレート部
材は潤滑油の油面の過度の傾斜を抑え、吸込部が油面上
に露呈することを抑制でき、しかも、油溜室の油面で浮
遊するプレート部材が傾斜変動した際に、プレート部材
とオイルパンの内壁面の間に比較的大きな周縁隙間を確
保し、この周縁隙間を通して潤滑油を下方に流下させ
る。
【0010】請求項2に記載された発明によれば、プレ
ート部材が傾斜した場合、プレート部材上面の潤滑油が
貫通孔に導かれ、吸込部近傍に流下することとなる。
ート部材が傾斜した場合、プレート部材上面の潤滑油が
貫通孔に導かれ、吸込部近傍に流下することとなる。
【0011】請求項3に記載された発明によれば、吸込
部から潤滑油通路に潤滑油を供給する供給管が貫通孔に
挿通されているので、プレート部材の浮遊作動を阻害す
るような過度の横ずれをが防止される。
部から潤滑油通路に潤滑油を供給する供給管が貫通孔に
挿通されているので、プレート部材の浮遊作動を阻害す
るような過度の横ずれをが防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施形態例とし
てのオイルパン構造を備えた多気筒エンジンの本体1を
示した。この多気筒エンジンは車幅方向Xに向けて配備
される横置きエンジンであり、その前方側(紙面裏側)
より下方に湾曲し、更に後方(紙面手前側)に延びる排
気管2がエンジン本体1の下方に配備されている。ここ
で、エンジン本体1は、内部に図示しない複数のシリン
ダを配備したシリンダブロック3と、その上部に配備さ
れるシリンダヘッド4及びヘッドカバー5と、シリンダ
ブロック3の下部に配備されるオイルパン6とを備え、
これらは互いに一体的に結合されている。シリンダブロ
ック3の下部には図示しないクランクシャフトを収容す
るクランク室7が形成され、その下方の開口はオイルパ
ン6で密閉されている。
てのオイルパン構造を備えた多気筒エンジンの本体1を
示した。この多気筒エンジンは車幅方向Xに向けて配備
される横置きエンジンであり、その前方側(紙面裏側)
より下方に湾曲し、更に後方(紙面手前側)に延びる排
気管2がエンジン本体1の下方に配備されている。ここ
で、エンジン本体1は、内部に図示しない複数のシリン
ダを配備したシリンダブロック3と、その上部に配備さ
れるシリンダヘッド4及びヘッドカバー5と、シリンダ
ブロック3の下部に配備されるオイルパン6とを備え、
これらは互いに一体的に結合されている。シリンダブロ
ック3の下部には図示しないクランクシャフトを収容す
るクランク室7が形成され、その下方の開口はオイルパ
ン6で密閉されている。
【0013】このエンジン本体1はその内部にオイルポ
ンプ8を油圧源とした潤滑油供給系Rを装備する。この
潤滑油供給系Rは、オイルポンプ8の駆動によりオイル
パン6に配備された後述の吸込部9を通して潤滑油を吸
込み、これを図示しないオイルフィルタを介しオイル通
路である高圧油路10に圧送している。この高圧油路1
0はその端部が多数の分岐路に連通しており、これら分
岐路に達した圧油はシリンダブロック3やシリンダヘッ
ド4内に配備された図示しない潤滑部や各種油圧利用機
器に供給されている。なお、ここでの潤滑部や各種油圧
利用機器を通過後の潤滑油は下方に配備されるオイルパ
ン6に流下し、貯溜される。
ンプ8を油圧源とした潤滑油供給系Rを装備する。この
潤滑油供給系Rは、オイルポンプ8の駆動によりオイル
パン6に配備された後述の吸込部9を通して潤滑油を吸
込み、これを図示しないオイルフィルタを介しオイル通
路である高圧油路10に圧送している。この高圧油路1
0はその端部が多数の分岐路に連通しており、これら分
岐路に達した圧油はシリンダブロック3やシリンダヘッ
ド4内に配備された図示しない潤滑部や各種油圧利用機
器に供給されている。なお、ここでの潤滑部や各種油圧
利用機器を通過後の潤滑油は下方に配備されるオイルパ
ン6に流下し、貯溜される。
【0014】ここで、オイルパン6は皿状を成し、シリ
ンダブロック3やその上方のシリンダヘッド4内の潤滑
部や各種油圧利用機器を通過後の潤滑油を貯溜する油溜
室rを内部に形成している。図1、図2に示すように、
オイルパン6はシリンダブロック3の下端部にボルト止
めされる環状フランジ11と、この環状フランジより下
方に延びる縦壁12と、縦壁12の下端を連続させる段
差を有した底部とを備え、特に、この底部は油溜室rを
形成する深底部131と浅い浅底部132とで形成され
る。
ンダブロック3やその上方のシリンダヘッド4内の潤滑
部や各種油圧利用機器を通過後の潤滑油を貯溜する油溜
室rを内部に形成している。図1、図2に示すように、
オイルパン6はシリンダブロック3の下端部にボルト止
めされる環状フランジ11と、この環状フランジより下
方に延びる縦壁12と、縦壁12の下端を連続させる段
差を有した底部とを備え、特に、この底部は油溜室rを
形成する深底部131と浅い浅底部132とで形成され
る。
【0015】ここで、油溜室rはオイルパン6の上方の
クランク室7より直接、あるいは浅底部132を経て流
下してくる潤滑油を貯溜する。特に、この油溜室rはエ
ンジン停止時にエンジン本体1の上部から流下する全潤
滑油を収容出来るだけの容量を備え、その際の油面F0
は浅底部132より下方に設定される。なお、浅底部1
32の下方には排気管2が配備されており、この浅底部
132を形成することによりオイルパン6と排気管2の
干渉を避けている。油溜室rのほぼ中央で深底部131
の近傍には供給管を成す吸込パイプ14が配備され、同
吸込パイプ14の下端の吸込部9はオイルスクリーンで
形成されている。この吸込部9は油溜室rのほぼ中央の
深底部131の近傍に配備され、これにより油面f0の
変動時にも出来るだけ吸込部9が油面f0上に露呈しな
いようにしている。
クランク室7より直接、あるいは浅底部132を経て流
下してくる潤滑油を貯溜する。特に、この油溜室rはエ
ンジン停止時にエンジン本体1の上部から流下する全潤
滑油を収容出来るだけの容量を備え、その際の油面F0
は浅底部132より下方に設定される。なお、浅底部1
32の下方には排気管2が配備されており、この浅底部
132を形成することによりオイルパン6と排気管2の
干渉を避けている。油溜室rのほぼ中央で深底部131
の近傍には供給管を成す吸込パイプ14が配備され、同
吸込パイプ14の下端の吸込部9はオイルスクリーンで
形成されている。この吸込部9は油溜室rのほぼ中央の
深底部131の近傍に配備され、これにより油面f0の
変動時にも出来るだけ吸込部9が油面f0上に露呈しな
いようにしている。
【0016】吸込パイプ14はその上部を上方に延出さ
せ、その上端側をシリンダブロック3内の油路形成部3
01に固定される。この油路形成部301内のオイル通
路302はオイルポンプ8の吸込口に連通する。油溜室
rに滞留する潤滑油の油面f0にはプレート部材15が
浮遊する。このプレート部材15は、図5に示すよう
に、低比重の素材である発砲スチロールで成形され、矩
形厚板状を呈する。なお、プレート部材15は油面f0
に浮遊できる低比重の素材で、所定の剛性を保持できれ
ばよく、その他の低比重の発砲樹脂や、その他の低比重
素材で成形されてもよい。更に、このプレート部材15
は油面f0に浮遊する中空厚板として形成されても良
い。
せ、その上端側をシリンダブロック3内の油路形成部3
01に固定される。この油路形成部301内のオイル通
路302はオイルポンプ8の吸込口に連通する。油溜室
rに滞留する潤滑油の油面f0にはプレート部材15が
浮遊する。このプレート部材15は、図5に示すよう
に、低比重の素材である発砲スチロールで成形され、矩
形厚板状を呈する。なお、プレート部材15は油面f0
に浮遊できる低比重の素材で、所定の剛性を保持できれ
ばよく、その他の低比重の発砲樹脂や、その他の低比重
素材で成形されてもよい。更に、このプレート部材15
は油面f0に浮遊する中空厚板として形成されても良
い。
【0017】ここで、プレート部材15は所定厚さを有
し、その周縁部に対して中央が低下するように、即ちテ
−パ面Cを成すように形成され、その中央で最下端位置
に貫通孔16を形成される。この貫通孔には縦方向に延
びる吸込パイプ14が挿通している。ここでプレート部
材15のテ−パ面Cは潤滑油をスムーズに貫通孔16に
流動でき、貫通孔16はその直下の吸込パイプ14の吸
込部9に潤滑油を導け、このテ−パ面C及び貫通孔16
が油溜室rへの潤滑油の戻り流動性を改善できる。更に
吸込パイプ14が貫通孔16に挿通しているので、プレ
ート部材15は吸込パイプ14により過度に水平方向に
ずれることを規制され、結果として、プレート部材15
は常にその浮遊作動がスムーズとなる。ここで、プレー
ト部材15はエンジン停止時の油面F0をほぼ覆った状
態、即ち、オイルパン6の縦壁12の内壁面wに所定の
隙間t(図4参照)を介し対向する状態を保てるよう、
その平面形状が設定されている。このため、プレート部
材15は、後述の規制部材としての環状ストッパ17に
当接しない限り、自重と浮力とがバランスする状態を保
つよう、上下及び水平方向に変位可能な状態で浮いてお
り、即ち、浮遊している。
し、その周縁部に対して中央が低下するように、即ちテ
−パ面Cを成すように形成され、その中央で最下端位置
に貫通孔16を形成される。この貫通孔には縦方向に延
びる吸込パイプ14が挿通している。ここでプレート部
材15のテ−パ面Cは潤滑油をスムーズに貫通孔16に
流動でき、貫通孔16はその直下の吸込パイプ14の吸
込部9に潤滑油を導け、このテ−パ面C及び貫通孔16
が油溜室rへの潤滑油の戻り流動性を改善できる。更に
吸込パイプ14が貫通孔16に挿通しているので、プレ
ート部材15は吸込パイプ14により過度に水平方向に
ずれることを規制され、結果として、プレート部材15
は常にその浮遊作動がスムーズとなる。ここで、プレー
ト部材15はエンジン停止時の油面F0をほぼ覆った状
態、即ち、オイルパン6の縦壁12の内壁面wに所定の
隙間t(図4参照)を介し対向する状態を保てるよう、
その平面形状が設定されている。このため、プレート部
材15は、後述の規制部材としての環状ストッパ17に
当接しない限り、自重と浮力とがバランスする状態を保
つよう、上下及び水平方向に変位可能な状態で浮いてお
り、即ち、浮遊している。
【0018】オイルパン6の縦壁12の内壁面wであっ
て油溜室rの上部を囲む位置には規制部材としての環状
ストッパ17が突設される。図4に示すように、環状ス
トッパ17は内壁面wに接合する基部171と、基部1
71より延出する横向き部172と、その先端より下向
きに延びる下向き部173とを有し、特に下向き部17
3はエンジン停止時の油面F0に浮遊するプレート部材
15の上面に極接近した状態を保つように形成されてい
る。なお、環状ストッパ17は油溜室rの四方の上部を
環状に囲むように形成されるので、油面の傾斜時におい
て、プレート部材15の上面が環状ストッパ17に当接
し(図4に2点鎖線で示した)、両者の隙間がシールさ
れる場合、そのシール域は比較的広い範囲と成り、その
範囲で潤滑油の上方への流動を確実に阻止できる。な
お、油溜室rの上部に位置する環状ストッパ17は矩形
状に油溜室rの上方開口(図3参照)Mを形成すること
と成る。
て油溜室rの上部を囲む位置には規制部材としての環状
ストッパ17が突設される。図4に示すように、環状ス
トッパ17は内壁面wに接合する基部171と、基部1
71より延出する横向き部172と、その先端より下向
きに延びる下向き部173とを有し、特に下向き部17
3はエンジン停止時の油面F0に浮遊するプレート部材
15の上面に極接近した状態を保つように形成されてい
る。なお、環状ストッパ17は油溜室rの四方の上部を
環状に囲むように形成されるので、油面の傾斜時におい
て、プレート部材15の上面が環状ストッパ17に当接
し(図4に2点鎖線で示した)、両者の隙間がシールさ
れる場合、そのシール域は比較的広い範囲と成り、その
範囲で潤滑油の上方への流動を確実に阻止できる。な
お、油溜室rの上部に位置する環状ストッパ17は矩形
状に油溜室rの上方開口(図3参照)Mを形成すること
と成る。
【0019】このようなオイルパン構造を備えるエンジ
ンが駆動すると、図示しないクランクシャフトの回転に
連動してオイルポンプ8が駆動し、油溜室rの潤滑油は
吸込部9より吸込パイプ14を介しオイルポンプ8に吸
入され、そこで加圧された潤滑油は高圧油路10を介し
シリンダブロック3及びシリンダヘッド4に配設された
多数の潤滑部や各種油圧利用機器に供給され、その後、
オイルパン6内の油溜室rに流下する。このため、オイ
ルポンプ8が駆動すると、油溜室rの潤滑油は潤滑油供
給系Rに供給され、図6(a)に示すように停止時の油
面F0が駆動時の油面F1にまで低下し、その油面上で
プレート部材15が浮遊する。
ンが駆動すると、図示しないクランクシャフトの回転に
連動してオイルポンプ8が駆動し、油溜室rの潤滑油は
吸込部9より吸込パイプ14を介しオイルポンプ8に吸
入され、そこで加圧された潤滑油は高圧油路10を介し
シリンダブロック3及びシリンダヘッド4に配設された
多数の潤滑部や各種油圧利用機器に供給され、その後、
オイルパン6内の油溜室rに流下する。このため、オイ
ルポンプ8が駆動すると、油溜室rの潤滑油は潤滑油供
給系Rに供給され、図6(a)に示すように停止時の油
面F0が駆動時の油面F1にまで低下し、その油面上で
プレート部材15が浮遊する。
【0020】このようなエンジンを搭載した車両が直進
状態にあるとする。この場合、図6(a)に示すよう
に、戻り潤滑油は環状ストッパ17で囲まれた油溜室の
上方開口(図3参照)M内に上方より直接、あるいは浅
底部132を流下した上で流入する。この時、浅底部1
32と油溜室rとは段差があり、油溜室rの潤滑油が高
位置の浅底部132に逆流することを規制できる。上方
開口Mよりプレート部材15のテ−パ面Cに達した潤滑
油は、更に貫通孔16に流下し、次いで、油溜室rの中
央の吸込パイプの吸込部9に達する。このためエンジン
が高回転でオイルポンプの吸入量が増え、油面が低下ぎ
みの場合であっても、このテ−パ面C及び貫通孔16が
吸込パイプ14の吸込部9への潤滑油の戻り流動性を改
善できるので、駆動時の油面F1の過度の低下により吸
込部9がエアを吸込ことを確実に防止出来る。
状態にあるとする。この場合、図6(a)に示すよう
に、戻り潤滑油は環状ストッパ17で囲まれた油溜室の
上方開口(図3参照)M内に上方より直接、あるいは浅
底部132を流下した上で流入する。この時、浅底部1
32と油溜室rとは段差があり、油溜室rの潤滑油が高
位置の浅底部132に逆流することを規制できる。上方
開口Mよりプレート部材15のテ−パ面Cに達した潤滑
油は、更に貫通孔16に流下し、次いで、油溜室rの中
央の吸込パイプの吸込部9に達する。このためエンジン
が高回転でオイルポンプの吸入量が増え、油面が低下ぎ
みの場合であっても、このテ−パ面C及び貫通孔16が
吸込パイプ14の吸込部9への潤滑油の戻り流動性を改
善できるので、駆動時の油面F1の過度の低下により吸
込部9がエアを吸込ことを確実に防止出来る。
【0021】一方、車両が旋回状態に入ると、図6
(b)あるいは図6(c)に示すように、油溜室rの潤
滑油が慣性力Gを受けて旋回方向外側に寄り、駆動時の
油面F2あるいはF3がプレート部材15と共に旋回方
向内側を下げた状態で傾斜する。
(b)あるいは図6(c)に示すように、油溜室rの潤
滑油が慣性力Gを受けて旋回方向外側に寄り、駆動時の
油面F2あるいはF3がプレート部材15と共に旋回方
向内側を下げた状態で傾斜する。
【0022】この時、プレート部材15の周縁で旋回方
向外側の周縁部が上昇変位するがこの部位は環状ストッ
パ17の下向き部173(図4参照)に当接し、プレー
ト部材15の過度の傾斜は抑制される。このため、慣性
力Gにより旋回方向外側に流動変位しようとする潤滑油
はプレート部材15にその流動を阻止され、駆動時の油
面F1が過度に傾き、油溜室rの中央における油面が吸
込パイプ14の吸込部9の下方にまで変位し、吸込部9
が油面上に露呈しエアを吸込ということを確実に防止出
来、エンジンの潤滑部の焼き付き等を確実に防止出来
る。
向外側の周縁部が上昇変位するがこの部位は環状ストッ
パ17の下向き部173(図4参照)に当接し、プレー
ト部材15の過度の傾斜は抑制される。このため、慣性
力Gにより旋回方向外側に流動変位しようとする潤滑油
はプレート部材15にその流動を阻止され、駆動時の油
面F1が過度に傾き、油溜室rの中央における油面が吸
込パイプ14の吸込部9の下方にまで変位し、吸込部9
が油面上に露呈しエアを吸込ということを確実に防止出
来、エンジンの潤滑部の焼き付き等を確実に防止出来
る。
【0023】更に、この旋回状態においてエンジンが高
回転で運転され、潤滑油がプレート部材15上に比較的
多量に流下するという状態が続くとする。この時、油溜
室rの油面F2あるいはF3で浮遊するプレート部材1
5は傾斜しており、このプレート部材15の周縁部の内
下側に位置する部位はオイルパンの内壁面wより比較的
離れ(図6(b)、(c)参照)、内壁面wとプレート
部材15の間に比較的大きな周縁隙間t1が確保され
る。このため、エンジン本体1の上方から流下してくる
潤滑油は貫通孔16に加え、この周縁隙間t1を通して
も下方にスムーズに流下でき、油面が低下ぎみの状態で
あっても周縁隙間t1及び貫通孔16が吸込パイプの吸
込部9への潤滑油の戻り流動性を改善でき、この点でも
エアの吸込を確実に防止出来、エンジンの潤滑部の焼き
付き等を確実に防止出来る。なお、ここでは車両の旋回
時に潤滑油が慣性力Gを受けて旋回方向外側へ寄るのを
プレート部材15により抑える場合を説明したが、車両
の加減速時に潤滑油が慣性力を受けてその慣性力の作用
方向へ寄る場合も車両の旋回時と同様にプレート部材1
5が作動し、同様の作用、効果が得られる。
回転で運転され、潤滑油がプレート部材15上に比較的
多量に流下するという状態が続くとする。この時、油溜
室rの油面F2あるいはF3で浮遊するプレート部材1
5は傾斜しており、このプレート部材15の周縁部の内
下側に位置する部位はオイルパンの内壁面wより比較的
離れ(図6(b)、(c)参照)、内壁面wとプレート
部材15の間に比較的大きな周縁隙間t1が確保され
る。このため、エンジン本体1の上方から流下してくる
潤滑油は貫通孔16に加え、この周縁隙間t1を通して
も下方にスムーズに流下でき、油面が低下ぎみの状態で
あっても周縁隙間t1及び貫通孔16が吸込パイプの吸
込部9への潤滑油の戻り流動性を改善でき、この点でも
エアの吸込を確実に防止出来、エンジンの潤滑部の焼き
付き等を確実に防止出来る。なお、ここでは車両の旋回
時に潤滑油が慣性力Gを受けて旋回方向外側へ寄るのを
プレート部材15により抑える場合を説明したが、車両
の加減速時に潤滑油が慣性力を受けてその慣性力の作用
方向へ寄る場合も車両の旋回時と同様にプレート部材1
5が作動し、同様の作用、効果が得られる。
【0024】上述のように、図1のオイルパン構造によ
れば、車両の旋回時や加減速時において潤滑油が慣性力
Gを受けた際にその慣性力の作用方向への寄りをプレー
ト部材15により抑え、これにより吸込パイプ14の吸
込部9が油面F2,F3上に露呈することを防止し、し
かも、この時傾斜変位したプレート部材15とオイルパ
ンの内壁面wの間の周縁隙間t1により吸込パイプの吸
込部9への潤滑油の戻り流動性を改善でき、これによっ
て、吸込パイプの吸込部9のエアの吸込を防止し、エン
ジンの各潤滑部の焼き付きや油圧利用機器の作動不良を
確実に防止できるという効果を得ている。
れば、車両の旋回時や加減速時において潤滑油が慣性力
Gを受けた際にその慣性力の作用方向への寄りをプレー
ト部材15により抑え、これにより吸込パイプ14の吸
込部9が油面F2,F3上に露呈することを防止し、し
かも、この時傾斜変位したプレート部材15とオイルパ
ンの内壁面wの間の周縁隙間t1により吸込パイプの吸
込部9への潤滑油の戻り流動性を改善でき、これによっ
て、吸込パイプの吸込部9のエアの吸込を防止し、エン
ジンの各潤滑部の焼き付きや油圧利用機器の作動不良を
確実に防止できるという効果を得ている。
【0025】なお、図1のオイルパン構造では油溜室r
の油面に浮遊するプレート部材15がその中央に貫通孔
16を形成していたが、場合により、即ち、吸込部が油
溜室の側方に偏倚して配備されている場合には、その吸
込部の直上となる側方部位に貫通孔を形成しても良く、
この場合も、貫通孔を流下した潤滑油の吸込部への戻り
流動性を改善できる。更に、図1のオイルパン構造では
プレート部材15の貫通孔16には供給管としての吸込
パイプ14が挿通されていたが、場合により、貫通孔よ
り吸込パイプを排除し、供給管をオイルパンの内壁面に
一体的に取付け、あるいは、オイルパンの外部を迂回す
るように取り付けても良く、これらの場合も吸込部のエ
アの吸込を防止し、エンジンの各潤滑部の焼き付き等を
確実に防止できるという効果を得られる。
の油面に浮遊するプレート部材15がその中央に貫通孔
16を形成していたが、場合により、即ち、吸込部が油
溜室の側方に偏倚して配備されている場合には、その吸
込部の直上となる側方部位に貫通孔を形成しても良く、
この場合も、貫通孔を流下した潤滑油の吸込部への戻り
流動性を改善できる。更に、図1のオイルパン構造では
プレート部材15の貫通孔16には供給管としての吸込
パイプ14が挿通されていたが、場合により、貫通孔よ
り吸込パイプを排除し、供給管をオイルパンの内壁面に
一体的に取付け、あるいは、オイルパンの外部を迂回す
るように取り付けても良く、これらの場合も吸込部のエ
アの吸込を防止し、エンジンの各潤滑部の焼き付き等を
確実に防止できるという効果を得られる。
【0026】更に、図1のオイルパン構造で用いたプレ
ート部材15はその上面に中央が周縁部より低いテ−パ
面Cを形成されていたが、場合によりこのテ−パ面を排
除し、低コスト化を図っても良い。更に、上述のプレー
ト部材15は一体成形されていたが、これに代えて、図
5に2点鎖線で示す位置で2分割された状態のプレート
部材15を予め成形し、両者を接着により一体化すると
いう構成を採っても良く、この場合、吸込パイプ14に
対する組付け性が改善される。
ート部材15はその上面に中央が周縁部より低いテ−パ
面Cを形成されていたが、場合によりこのテ−パ面を排
除し、低コスト化を図っても良い。更に、上述のプレー
ト部材15は一体成形されていたが、これに代えて、図
5に2点鎖線で示す位置で2分割された状態のプレート
部材15を予め成形し、両者を接着により一体化すると
いう構成を採っても良く、この場合、吸込パイプ14に
対する組付け性が改善される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、規制手段により過度の傾斜を規制されたプレー
ト部材は潤滑油の油面の過度の傾斜を抑え、吸込部が油
面上に露呈することを抑制でき、しかも、油溜室の油面
で浮遊するプレート部材が傾斜変動した際に、プレート
部材とオイルパンの内壁面との間に比較的大きな周縁隙
間を確保出来、この周縁隙間を通しても潤滑油を下方に
流下させることが出来る。このため、オイルパンの上方
からの潤滑油を通常時は貫通孔を通して下方に流下さ
せ、油面の傾斜時には貫通孔に加え、周縁隙間を通して
も下方に流下させることが出来、潤滑油の吸込部への戻
り流動性を向上させることが出来、これらの点より、吸
込部のエアの吸込を防止し、エンジンの各潤滑部の焼き
付きや油圧利用機器の作動不良を確実に防止できる。
よれば、規制手段により過度の傾斜を規制されたプレー
ト部材は潤滑油の油面の過度の傾斜を抑え、吸込部が油
面上に露呈することを抑制でき、しかも、油溜室の油面
で浮遊するプレート部材が傾斜変動した際に、プレート
部材とオイルパンの内壁面との間に比較的大きな周縁隙
間を確保出来、この周縁隙間を通しても潤滑油を下方に
流下させることが出来る。このため、オイルパンの上方
からの潤滑油を通常時は貫通孔を通して下方に流下さ
せ、油面の傾斜時には貫通孔に加え、周縁隙間を通して
も下方に流下させることが出来、潤滑油の吸込部への戻
り流動性を向上させることが出来、これらの点より、吸
込部のエアの吸込を防止し、エンジンの各潤滑部の焼き
付きや油圧利用機器の作動不良を確実に防止できる。
【0028】請求項2の発明によれば、貫通孔を通過し
た潤滑油をスムーズに吸込部の油面上へ流下させ、吸込
部の露呈を抑制し易く成る。
た潤滑油をスムーズに吸込部の油面上へ流下させ、吸込
部の露呈を抑制し易く成る。
【0029】請求項3の発明によれば、供給管が貫通孔
に挿通されているので、プレート部材の浮遊作動を阻害
するような過度の横ずれを適確に防止でき、浮遊作動が
スムーズとなる。
に挿通されているので、プレート部材の浮遊作動を阻害
するような過度の横ずれを適確に防止でき、浮遊作動が
スムーズとなる。
【図1】本発明の適用されたオイルパン構造を備えたエ
ンジンの概略部分断面図である。
ンジンの概略部分断面図である。
【図2】図1のオイルパン構造で用いるオイルパンの斜
視図である。
視図である。
【図3】図1のオイルパン構造で用いるオイルパンの概
略平面図である。
略平面図である。
【図4】図1のオイルパン構造で用いるオイルパンの拡
大部分断面図である。
大部分断面図である。
【図5】図1のオイルパン構造で用いるプレート部材の
斜視図である。
斜視図である。
【図6】図1のオイルパン構造の機能説明図であり、
(a)は直進走行時、(b)は右旋回走行時、(c)は
左旋回走行時の図である。
(a)は直進走行時、(b)は右旋回走行時、(c)は
左旋回走行時の図である。
【図7】従来のオイルパン構造の概略断面図である。
【図8】従来の他のオイルパン構造の概略断面図であ
る。
る。
1 エンジン本体 6 オイルパン 9 吸込部 10 高圧油路 15 プレート部材 16 貫通孔 17 環状ストッパ r 油溜室 F0 油面
Claims (3)
- 【請求項1】エンジンの潤滑油を貯溜する油溜室を有す
るオイルパンと、上記オイルパン内の潤滑油を吸込み同
潤滑油を上記エンジン内部のオイル通路に送る吸込部
と、上記オイルパン内の潤滑油の油面をほぼ覆った状態
で浮遊し、潤滑油を通す貫通孔が形成されたプレート部
材と、該プレート部材の縁部の上方への変位を規制する
規制手段とを具備したことを特徴とするオイルパン構
造。 - 【請求項2】上記吸込部が上記油溜室の略中央部に位置
し、上記貫通孔が上記吸込部のほぼ直上に位置するプレ
ート部材に形成されたことを特徴とする請求項1記載の
オイルパン構造。 - 【請求項3】上記吸込部から上記オイル通路に上記潤滑
油を導く供給管が上記貫通孔に挿通されていることを特
徴とする請求項2記載のオイルパン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20633097A JPH1150828A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | オイルパン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20633097A JPH1150828A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | オイルパン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1150828A true JPH1150828A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16521523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20633097A Withdrawn JPH1150828A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | オイルパン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1150828A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100375770B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2003-03-15 | 기아자동차주식회사 | 오일팬의 배플 플레이트 결합 구조 |
| WO2010125685A1 (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-04 | トヨタ自動車株式会社 | オイルパン |
| JP5248109B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2013-07-31 | カルピス株式会社 | 飲料用組成物の異臭防止方法 |
| CN114687832A (zh) * | 2022-04-25 | 2022-07-01 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 不吸空的吸油机构 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP20633097A patent/JPH1150828A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100375770B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2003-03-15 | 기아자동차주식회사 | 오일팬의 배플 플레이트 결합 구조 |
| JP5248109B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2013-07-31 | カルピス株式会社 | 飲料用組成物の異臭防止方法 |
| WO2010125685A1 (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-04 | トヨタ自動車株式会社 | オイルパン |
| EP2426323A4 (en) * | 2009-04-30 | 2013-07-03 | Toyota Motor Co Ltd | Oil pan |
| JP5257512B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-08-07 | トヨタ自動車株式会社 | オイルパン |
| US8783223B2 (en) | 2009-04-30 | 2014-07-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil pan |
| EP3085906A1 (en) | 2009-04-30 | 2016-10-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil pan |
| CN114687832A (zh) * | 2022-04-25 | 2022-07-01 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 不吸空的吸油机构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |