【発明の詳細な説明】
アジャストメントシステムを有する吸収性物品
発明の分野
本発明は、ダイヤパー、失禁ブリーフ、トレーニングパンツ及びこれらに類
する吸収性物品に関し、詳しくは、そのフィット感のみならず、吸収性物品の液
体含有特性を保証するアジャストメントシステム(調整方式)を有する吸収性物
品に関する。
発明の背景
ダイヤパーなどの吸収性物品を装着する幼児および失禁する人は、尿やその
他の体内からの滲出液を受け取り包含するためこのような物品を用いる。吸収性
物品の機能は、その排出されたものを含むと共に、その装着者やその人の肌着や
ベッド衣料品からこれらの液体を分離させるものである。従来、種々の異なる基
本的デザインを有した使い捨て可能な吸収性物品が知られている。例えば、1967
1/31において Duncan and Bakerに付与された米国特許Re.26,152号の″
Disposable Diaper″は、広い用途および商業的成功を達成する使い捨て可能な
ダイヤパーについて記述している。また、1975 1/14において Buellに付与され
た米国特許3,860,003号の″Contractible Side Portions For Disposabl
e Diaper″は、広範用途および商業的成功を達成した伸縮性レッグカフ(脚口、
折り返し)をもつ使い捨て可能なダイヤパーについて記述している。
しかしながら吸収性物品は、装着中に装着者の身体においてスライド(摺る
動)/スリップ(滑動)、サグ(沈降やたるみ)又はギャップ(亀裂、ギザギザ
になる事)が多く発生する傾向を有したものである。このサグ/ギャップおよび
スライド/スリップは、装着者が呼吸し、動きそして姿勢を変える時のその装着
者の動きに対応して生じ、また、体からの滲出液が注入することによっても生じ
、そしてまた、装着者のこのような動きに伴なうその吸収性物品自体の変形によ
って引き起こされるものである。吸収性物品のこのサグ/ギャップおよびスライ
ド/スリップは、特にウエスト部および脚部におけるその吸収性物品の時期的に
早
い漏れやフィット感の欠如を導き出す。
したがって本発明の目的は、装着者のサイズおよび形状・体型に適合するこ
とができるアジャストメントシステムを有する吸収性物品を提供することにある
。
本発明のその他の目的は、特にウエスト部や脚部の開口において改善された
含有力を伴なう吸収性物品を提供することにある。
本発明のこれら及び他の目的は、これに続く記述を考慮すると共に添付の図
面を参照することにより更に明らかになるであろう。
発明の概要
本発明は吸収性物品を提供し、この吸収性物品は、第1ウエスト部位と、こ
の第1ウエスト部位に長手方向に対する第2ウエスト部位と、これら第1ウエス
ト部位と第2ウエスト部位との間に配置されたクロッチ(股)部位と、長手方向
エッジ(縁部)と、エンドエッジ(終縁部)と、外表面と、内表面とを有してい
る。この吸収性物品は、液体浸透性トップシートと、このトップシートに結合さ
れた液体非浸透性バックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に
配置された吸収体コアとを具備して成る含有アセンブリを具備する。またこの吸
収性物品は、第1ウエスト部位と第2ウエスト部位をオーバーラップ(重畳)す
る配置構造に維持する1つのサイド・クロージャ(側封止)を与えるため、この
吸収性物品上に1つのファスニング(締着)システムを具備している。このファ
スニングシステムは、第2ウエスト部位において長手方向エッジ(縁部)のそれ
ぞれに隣接して設けられた1つのセキュアメント(保護・保証)部材と、第1ウ
エスト部位に設けられたランディング(引き上げ・取り込み)部材と、を具備し
ている。このランディング部材は、セキュアメント部材に噛み合わせ可能なもの
である。さらにこの吸収性物品は、改善されたフィット感のために1つのアジャ
ストメントシステムが具備されている。このアジャストメントシステムは、吸収
性物品上に設けられた少なくとも1つのアジャストメントタブを具備する。この
アジャストメントタブは、吸収性物品に確実に取り付けられた1つの固定部を有
し、この固定部に接続された1つの中間部と、この中間部に接続された1つの握
着部とを有する。更に、これら中間部および握着部は1つの折り線によって接続
され、この握着部は外表面から上方に折られ、そして1つのダイヤパーによって
握持される。
1つの好適実施例においては、少なくとも1つのアジャストメントシステム
がこの吸収性物品の外表面に設けられている。好ましくは、少なくとも1つのア
ジャストメントタブが、第1ウエスト部位および第2ウエスト部位の両方に設け
られている。
1つの好適実施例においては、このアジャストメントシステムは、1つのア
タッチメント(取付け)面に対する1つの固定面を有した1つのリリース部位を
具備する。アジャストメントタブは、リリース部位のアタッチメント面にリリー
ス可能に取着されている。このリリース部位の固定面は吸収性物品に固定的に取
り付けられている。好ましくは、リリース部位の固定面およびアジャストメント
タブの固定部は、バックシートの外表面に固定的に取り付けられている。このア
ジャストメントタブおよびリリース部位は、1つの粘着層によって互いにリリー
ス可能に取着されている。その外にも、このアジャストメントタブおよびリリー
ス部位は、ホックおよびループ部材によって互いにリリース可能に取着されてい
ることを特徴とする。
その外の1つの実施例も吸収性物品を提供するもので、この吸収性物品は、
第1ウエスト部位と、この第1ウエスト部位に長手方向に対する第2ウエスト部
位と、これら第1ウエスト部位と第2ウエスト部位との間に配置されたクロッチ
部位と、長手方向エッジと、エンドエッジと、外表面と、内表面とを有する。こ
の吸収性物品は、液体浸透性トップシートと、このトップシートに結合された液
体非浸透性バックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に配置さ
れた吸収体コアとを具備して成る含有アセンブリを具備する。またこの吸収性物
品は、第1ウエスト部位と第2ウエスト部位をオーバーラップする配置構造に維
持する1つのサイド・クロージャを与えるため、この吸収性物品上に1つのファ
スニングシステムを具備している。このファスニングシステムは、第2ウエスト
部位において長手方向エッジのそれぞれに隣接して設けられた1つのセキュアメ
ント部材と、第1ウエスト部位に設けられたランディング部材とを具備している
。
このランディング部材は、セキュアメント部材に噛み合わせ可能なものである。
さらにこの吸収性物品は、少なくとも1つのアジャストメントシステムがその吸
収性物品上に設けられ、1つの長手方向軸と1つの横手方向軸を有する。このア
ジャストメントシステムは1つのタブハウジングおよびアジャスティング部を具
備する。このタブハウジングは、1つのフロントエンドと、1つのバックエンド
と、1つのトップ表面と、1つのボトム表面と、少なくとも2つのエッジをもつ
1つの開口とを具備する。またアジャスティング部は、1つのリヤエンドと、こ
のリヤエンドに接続された1つの延長部材と、この延長部材に接続された1つの
ヘッド部とを具備している。このリヤエンドはタブハウジングのバックエンドに
隣接する吸収性物品に確実に取り付けられ、延長部材はリヤエンドから開口を通
ってヘッド部に延びている。またこのタブハウジングは、長手方向軸に沿った方
向にそのヘッド部を引くことで締め付けられる。好ましくは、タブハウジングと
アジャスティング部は、リニアな低および中間的なポリエチレン・コーポリマー
および高密度のポリエチレンで構成されて成る少なくとも一種類のサーモプラス
チック材を具備していることを特徴とする。
図面の簡単な説明
本明細書は、本発明の要旨を特に指摘して請求する請求項を含むが、本発明の
好適な実施例については、実質的に理想的な構成要素を示す事に用いられた添付
する図面を参照しながらの次なる記述によって、さらに深い理解が得られるであ
ろうと思われる。すなわち、
図1は、その下にある構造を示すため一部分を切り欠いて示す本発明の好適実
施例の使い捨て可能なダイヤパーの平面図であり、観察者に対面するこのダイヤ
パーの外表面を示している。
図2は、好適なアジャストメントタブを示す平面図である。
図3は、図2のアジャストメントタブの側面図である。
図4Aは、本発明のアジャストメントシステムの1つの平面図であり、観察者
に対面するタブの外表面を示す。
図4Bは、図4Aのアジャストメントシステムの1つの平面図であり、観察者
に対面するタブの内表面を示す。
図4Cは、図4Aのアジャストメントシステムの1つの平面図であり、鋸歯状
のアジャスティング部位と、ストレスが加わる部位におけるタブハウジングを示
す。
図5は、本発明のテープタブの1つの側面図である。
発明の詳細な記述
ここで使われる用語「吸収性物品」は、体内からの滲出液を吸収し含有する
デバイスに対応し、更に詳しくは、その身体から排出された種々な液体を吸収し
含むために、装着者の身体に対して配置されるか又は近接されるものである。
吸収性物品についてここで記述するとき、ここで使われる用語「使い捨て可能
」とは、洗濯されたり、格納されたり又は再使用されることを前提にする物品で
はないこと(即ち、それらは一回の使用後は廃棄されるか、好ましくはリサイク
ルされるか、堆肥にされるか、その他、環境的に循環可能なように捨てられるこ
とを意図している)。また、用語「単一」とは、セパレートホルダ等の分離した
操作部を必要としないように、1つの同等なエントリー(入口)を形成するため
に、分離して成るパーツを一体的に形成したものに対応する。本発明の吸収性物
品の1つの好適実施例は、図1に示される如くの単一の使い捨て可能な吸収性物
品である。ここで使われる用語「ダイヤパー」は、通常、幼児や失禁者によって
装着され、その装着者の胴下部あたりに装着されるような吸収性物品に対応する
。しかし本発明はまた、例えば失禁ブリーフ、トレーニングパンツおよび女性用
衛生品外被などの他の吸収性物品に適用され得ることは理解されるべきであろう
。
図1は、本発明のダイヤパー20の平面図であり、非収縮状態(即ち、収縮
した弾性体を引き広げた状態)で、その構造を解りやすく示すため一部を切り欠
いて示しており、観察者に対面するこのダイヤパー20の外表面52を示してい
る。図1に示す如く、ダイヤパー20は、液体浸透性トップシート24と、この
トップシート24に結合された液体非浸透性バックシート26と、これらトップ
シート24とバックシート26との間に配置された吸収体コア28とを具備する
含有アセンブリ22を具備している。このダイヤパーは、好ましくは、伸縮性レ
ッグカフ(脚口、折返し)30と、伸縮性ウエストバンド32とアジャストメン
トシステム105とを更に具備している。
図1に示されたダイヤパー20は、1つの外表面52(図1において観察者
に対面する面)を有し、この外表面52に対面する1つの内表面50と、前ウエ
スト部位54と、後ろウエスト部位56と、これら前ウエスト部位54と後ろウ
エスト部位56との間に設けられたクロッチ部位58と、ダイヤパー20の外側
の周辺または複数エッジによって規定された1つの縁部とを有し、それらの長手
方向のエッジは60で示され、エンドエッジは62で示されている。ダイヤパー
20の内表面50は、使用期間中装着者の身体に隣接する位置に設けられている
。(即ち、外表面52は、バックシート26の少なくとも一部およびこのバック
シート26にジョイン(結合)された他の構成要素により通常形成されている。
)ここで使われる用語「ジョイン」とは、包囲する形態に貼付け等によって直接
的に他の構成要素としっかりと取着されていることであり、そして複数構成要素
によるこの形態は一方では、中間部位に貼付けによってその他の構成要素としっ
かり取着されている。前部ウエスト部位54および後部ウエスト部位56は、周
縁のエンドエッジ62からクロッチ部位58に向かって延びている。
またこのダイヤパー20は、長手方向中央線100および横手方向中央線1
02の2つの中央線を有している。ここで使われる如く、用語「長手方向」は、
ダイヤパー20の平面における1本の線、軸または方向であり、これは、このダ
イヤパー20が着用された際に直立した1人の装着者を二等分して左右半分づつ
にする鉛直面に整列する(例えば、ほぼ平行を成す)。またここで使われる用語
「横手方向」および「水平方向」は、どちらも交換使用可能なことばであり、ダ
イヤパー20の平面内に横たわる1本の線、軸または方向であり、これは通常、
その長手方向(これはその装着者を前後に二等分する)に対して垂直である。
図1には、ダイヤパー20の含有アセンブリ22が示され、このダイヤパー
20の主要な本体(シャシー)を具備している。この含有アセンブリ22は、少
なくとも1つの吸収体コア28と、トップシート24とバックシート26から成
る好ましくは1つの外被層(カバーレイヤ)を具備する。
この吸収性物品が1つの分離されたホルダーおよびライナーを具備する場合
、その含有アセンブリ22は通常、そのホルダーとライナーを具備する(即ち、
含有アセンブリ22は1つ又はそれ以上の素材から成るレイヤを具備して、その
ホルダーを規定する。一方、ライナーは、例えばトップシート、バックシートお
よび吸収体コアなどの吸収性コンポジット(複合体)を具備する)。単一な吸収
性物品のためには、この含有アセンブリ22は、このようなコンポジット・ダイ
ヤパーを形成するために採用される他の要素を伴なったダイヤパー構造の本体構
造を具備する。したがって、ダイヤパー20のためのこの含有アセンブリ22は
通常、トップシート24、バックシート26および吸収体コア28を具備してい
る。
図1は、この含有アセンブリ22の好適実施例を示しており、トップシート
24およびバックシート26は、所定の長さと幅をもっている。そのトップシー
ト24およびバックシート26は、吸収体コア28を越えて延びている。これら
のトップシート24、バックシート26および吸収体コア28は、良く知られて
いる様々な配置構成にアセンブルされてもよく、好適なダイヤパーの配置構成に
ついては次の文献に記載されている。例えば、1975 1/14において Buellに付与
された米国特許3,860,003号の″Contractible Side Portions For Dispo
sable Diaper″は、広い用途および商業的成功を達成するレッグカフ(脚口、折
り返し)使い捨て可能なダイヤパーについて記述している。また、1992 9/29に
おいて Kenneth B Buell et al.に付与された米国特許5,151,092号の″
Absorbent Article With Dynamic Elastic Waist Feature Having A Pr
edisposed Resilient Flexural Hinge″に概要が開示されている。
吸収体コア28は通常、圧縮可能で、従順でしかもチクチクしない素材であ
れば如何なる吸収性材料でもよい。吸収体コア28は、広い種々なサイズと形状
(例えば矩形、くびれた形状、対称形状)に製造されてもよい。他の適当な吸収
性材料は、クレープ状のセルロース・ウエーデングを含むものである。
吸収体コア28の配置および構造は、多様なキャリパ(厚さ)領域や、親水
性の傾向、超吸収性を有するものである。さらに吸収体コア28の吸収容量は、
未成年から成人までの範囲で様々な吸収能力を有するものでもよい。しかし、吸
収体コア28のトータルな吸収容量は、液体の漏洩を含むものであるべきである
。
例として、吸収体コア28に使用されるための吸収性物品の構造については
、1986 9/9において Paul T.Weisman and Steven A.Goldmanに付与された米国
特許4,610,678号の″High-Density Absorbent Structure″や、1993 8/1
0において Alemany et al.に付与された米国特許5,234,423号の″Absorb
ent Article With Elastic Waist Feature and Enhanced Absorbency″や、1993
6/8において Young et al.に付与された米国特許5,217,445号の″Absor
bent Structures Containing Superabsorbent Material and Web of Wet
laid Stiffened Fibers″や、1992 8/11において Herron et al.に付与された米
国特許5,137,537号の″Absorbent Structures Containing Individualiz
ed,Polycarboxylic Acid Crosslinked Wood Pulp Cellulose Fibers″や、1993
1/19において Berg,et al.に付与された米国特許5,180,622号の″Abso
rbent Members Containing Interparticle Crosslinked Aggregates″や、1993
11/9において DesMarais et al.に付与された米国特許5,260,345号の″
Absorbent Foam Materials for Aqueous Body Fluids and Absorbent Articles
Containing Such Materials″や、6/16において Paul T.Weisman,Drawn I.Ho
ughton and Dale A.Gellertに付与された米国特許4,673,402号の″Abso
rbent Article With Dual-Layered Cores″に開示されている。なお、これらの
特許は検索参照によるものである。
バックシート26は、装着者から離れた表面に隣接する吸収体コア28の位
置に隣接して配され、そして好ましくは、周知の技術のアタッチメント手段でそ
れにしっかり取着されている。例えば、バックシート26は、粘着層、粘着性の
パターン化層、又は分離したライン状、スパイラル状、或いはスポット状の粘着
剤でしっかり取着されていてもよい。満足できる1つの粘着物が見つかり、これ
は、H.B.Fuller Company of St.Paul Minn によって製造され、HL-1258
の名称で販売されているものである。アタッチメント手段は、粘着物のオープン
パターンネットワーク(網体)フィラメントを具備していることが望ましく、こ
の粘着物は、1986 3/4において J.A.Minetola and David R.Tuckerに付与さ
れた米国特許4,573,986号の″Disposable Waste-Containment Garment″
に開示されている。なお、これは検索参照によるものである。その他の適宜なア
タッチメント手段は、スパイラルパターンに渦巻いた数本の粘着性フィラメント
を具備しているものであり、これは次の装置および方法によって形成されるもの
である。例えば、1975 10/7において Sprague Jr.に付与された米国特許3,91
1,173号や、1978 11/22において Zieckler,et al.に付与された米国特許4
,785,996号や、1989 6/27において Wereniczに付与された米国特許4,8
42,666号、等に示されている。なお、これらは検索参照によるものである
。その外のアタッチメント手段としては、ヒートボンド、プレッシャボンド、超
音波ボンド、ダイナミックメカニカルボンド、またはその他の適宜な取着手段、
或いはこれら周知技術の取着手段の組合せでもよい。
バックシート26は液体に対し非浸透性であり、好ましくは薄いプラスチッ
クフィルムから製造されたものでもよく、もちろんその他のフレキシブルな非浸
透性の素材も採用できる。なお、ここで使う用語「フレキシブル」とは、従順で
しかも通常の形状に従って人体の輪郭を示すことを意味する。このバックシート
26は、吸収された体液が漏れることを防止すると共に、その液体を界面活性剤
中に含むか又はその界面活性剤中に浸すものである。更にこのバックシート26
は、バックシート26を通過して吸収体コア28からの蒸発を許容してもよい。
バックシート26はまた、織物または非織物の素材や、サーモプラスチックのよ
うなポリメリックフィルムを具備してもよい。その外にも、バックシート26は
、非織物のラミネート材やポリメリックフィルムのラミネート材を具備してもよ
く、それはこのポリメリック材の寸法を超越した大きさの非織物を含む実施例を
包含している。一例としてのバックシート26は、約0.012mm(0.5mil
)〜約0.051cm(2.0mils)の厚さを有するポリエチレンフィルムである
。1つの適宜なポリエチレンフィルムは、Terra Haute,INのTredegar Film Prod
ucts,Inc.によって製造され、そして、Tregar X8526としてトレッドマーク
されている。バックシート26は、好ましくは、エンボス加工されるか/又はマ
ット
フィニッシュされ、更に布の如き様相を与えるものである。
トップシート24は、ソフト感覚で、装着者にチクチクしないものである。
さらにトップシート24は、液体透過性を有するものである。1つの適宜なトッ
プシート24は、天然繊維(例えば、木や綿の繊維)や、合成繊維(例えば、ポ
リエステル又はポリプロピレンファイバ)或いはこれらの組合せから製造されて
もよい。このようなトップシート24を作るための製造技術はいろいろある。そ
の例としては、トップシート24は、織物でも非織物でも、またはスパンボンデ
ッドされた不織物でも、又はカーデッド(carded)されてもよい。1つの好適なト
ップシート24の例としては、約2.2デニア(denior)であり、例えば、P−8
というマサチューセッツ州のWalpoleに在るVeratec Inc.という国際的な製紙会
社の一部門で製造されたものである。ここで使用する用語「ステープルレングス
ファイバー」は、少なくとも約15.9mm(0.625inch)の長さを有する繊
維であり、従来の織物技術においては良く知られた手段で温度的に接着されたも
のである。
一実施例においては、トップシート24は、コアからの液体が装着者の肌か
ら分離するように親水性の素材で作られている。もし仮にこのトップシート24
が、親水性素材で作られていれば、そのトップシート24の少なくとも上面は、
親水性の材料でできている。これはそのトップシート24からの流れを減少する
もので、滲出液の排出が早くする。このトップシート24は、界面活性剤による
処理で親水性を有するようにもできる。その処理(トリートメント)についての
更に詳しい内容は、例えば、1991 1/29において Reising et al.に付与された米
国特許4,988,344号の″Absorbent Article with Multiple layer Absorb
ent Layers″や、1991 1/29において Reisingに付与された米国特許4,988,
345号の″Absorbent Article with Rapid Acquiring Absorbent Cores″に含
まれている。なお、これらは検索参照によるものである。
トップシート24およびバックシート26は、ダイヤパー製造に関する公知
技術で互いにジョインされていてもよい。ここで使う用語「ジョイン」は、トッ
プシート24がバックシート26に直接的に貼り合わされることで直接結合され
ることや、中間部材をその中に介在させてトップシート24がバックシート26
に間接的に貼り合わされることによる構成配置の範疇を意味する。1つの好適実
施例においては、トップシート24およびバックシート26は、例えば1つの粘
着層またはその他の周知な技術によるアタッチメント手段によって、そのダイヤ
パーの周縁部で互いに直接的にジョインされている。適当なアタッチメント手段
は、吸収体コアに対してジョインするバックシートにつての記述と共に対応して
記述されている。
本発明の1つの好適実施例においては、1つの取得レイアは、トップシート
24と吸収体コア28との間に配置されてもよい。改善されたウイッキング(即
ち毛細管現象で液体を運ぶ事)が重要であることには幾つかの理由がある。(こ
こで言うウイッキングとは、一方向、二方向または全方向(即ち、x−y平面及
び/又、z方向)の液体搬送を範疇とする意味である。) 取得レイアは数種類
の異なる素材から具備されてもよく、これは非織物または織物を含み、ポリエス
テル、ポリプロピレンまたはポリエチレン等の合成繊維、綿やセルロースを含む
天然繊維、それらの繊維の混合物、或いは複合要素繊維またはそれらに等価な如
何なる素材であってもよい。ここで開示される吸収性物品の事例は、1つの取得
レイアおよび1つのトップシート24を有するものであり、これらについては、
Osbornに付与された米国特許4,950,264号で、″Absorbent Article Havi
ng Fused Layers″という名称で1992 10/7においてCree,et al.にファイルされ
た米国特許アプリケーションNo.07/944,764号に更に詳しく記述さ
れている。なお、これら文献のそれぞれは検索参照によるものである。1つの好
適実施例においての取得レイアは、この取得レイヤが如何なる周知手段によって
もそのトップシートにジョインされていてもよい。
ダイヤパー20はもちろん、前ウエスト部位54と後ウエスト部位56をオ
ーバラップする状態に維持する1つのサイドクロージャを形成する1つのファス
ニングシステム40を具備している。装着者に対してダイヤパーを保持するよう
に横方向の張力がそのダイヤパーの周囲にわたって保持される。図1に示された
如く、ファスニングシステム40は、後ウエスト部位56におけるそれぞれの長
手方向エッジ60に隣接して設けられた1つのセキュアメント部材37を具備し
ている。各セキュアメント部材37は、図1及び図5に見られる如く、好ましく
は、1つのテープタブ42および1つの第1ファスニング要素122を具備する
。ランディング部材124は、そのセキュアメント部材37の第1のファスニン
グ要素122に結合可能な第2のファスニング要素124を好ましくは具備する
。一例としてのファスニングシステムは、第1および第2ファスニング構成要素
が、第1及び第2ファスニング要素を具備しており、これは、1989 9/26におい
てScrippsに付与された米国特許4,869,724号に開示されている。メカニ
カル・エンクロージャ(機械式封止)要素に応用されたファスニングシステムは
、1989 7/11において Scrippsに付与された米国特許4,846,815号や、199
0 1/16において Nestegardに付与された米国特許4,894,060号に開示され
ている。ファスニングシステムは、1990 8/7において Battrellに付与された米
国特許4,946,527号に開示されているような、粘着物/機械式封止の組合
せを有する。なお、これらの特許は検索参照によるものである。その様な粘着テ
ープタブファスニングシステムは、1974 11/19において Buellに付与された米国
特許3,848,594号に開示され、またその粘着テープタブ、付勢されないス
トリップ(帯体)および索引手段は、1987 5/5において Hitrotsu andRobertson
に付与された米国特許4,662,875号に開示されている。
そのファスニングシステム40のセキュアメント部材37は、そのランディ
ング部材41を支持するための1つのファスニング手段を提供するためのもので
ある。よって、このセキュアメント部材37は、少なくとも1つのファスニング
要素を具備する。それぞれのファスニング要素は、そのランディング部材41に
隣接して、そのサイドを包み込んで理想的なフィット性を達成するようになって
いる。したがって、このセキュアメント部材37は、ダイヤパーにサイドエンク
ロージャを達成するための手段として如何なる周知な構成配置や周知な達成手段
を具備してもよく、それは例えば、ダイヤパーの内表面の一部またはその上に配
置された1つのファスニング要素を有する1つのテープタブを形成するため設け
られた1つのファスニング要素のためのストリップ(帯体)要素などである。
図1に示す如く、セキュアメント部材37のそれぞれは、好ましくは、1つ
のテープタブ42を具備する。また、テープタブの構成および構造は、如何なる
公知のものでも本発明に使用されてもよい。例えば、一例としてのテープタブは
、1974 11/19において Buellに付与された米国特許3,848,594号に開示さ
れている。なおこの特許は検索参照に撚るものである。特に、図5に示されたテ
ープタブ42は、1つのファスニング面130と1つの裏面(バッキング面)1
32を有する。ファスニング面130は、本発明のランディング要素41を支持
するようにデザインされたテープタブ42の表面である。よって、このテープタ
ブ42のファスニング面130は、通常はテープタブ42のファスニング面13
0は、そのダイヤパー20の内表面に対面する方向に向いている。バッキング面
132は、このファスニング面130に対する反対の面であり、通常はダイヤパ
ー20の外表面に対面している。このバッキング面132はしたがって、そのダ
イヤパー20の装着期間中は露出されている。好適なテープタブ42は、図5に
示され、固定された部分135(即ち、製造期間にダイヤパー20にジョインさ
れたテープタブ42の終端)を形成するためバックシート26にジョインされて
いる。このテープタブ42はその他の要素をもち、これはタブ部136(即ち、
ダイヤパー20の長手方向エッジ60を越えて外側に延びたテープタブ42の終
端)である。テープタブ42の末端のエッジ137は、装着者の肌にその角のエ
ッジが接触して腹部に赤い印がつかないようにするため、好ましくはラウンドが
施されて丸くなっている。また、本発明の好適なテープタブ42は、ダイヤパー
20のトップシート24にジョインする1つのリリース部位140をも具備して
いる。リリース部140は、粘着層126が製造中や使用以前に不用意に剥がさ
れることから保護するために、内側に折り曲げられていることを許容する。図5
に示される如く、このリリース部140は、ダイヤパー20の長手方向エッジ6
0から内側に延びている。テープ部140もまた、リリース部位よりも短く、タ
ブ部136を最初に握りつかむのに容易になっている。
セキュアメント部材37のファスニング要素は、セキュアメント要素とファ
スニング要素との間で1つのエンクロージャを形成している。したがってこのフ
ァスニング要素は、前後のウエスト部位を支持するための手段を提供している。
さらに、1つのダイヤパーが種々の異なるサイズの装着者の一範囲に適合し、ま
たそのファスニングシステムを使用するに際してシンプル且つ容易であることが
望ましい。それ故、ファスニング要素はクロージャの領域が可変できる位置を許
容し、そしてそのダイヤパーが最小の努力でも容易にファスニングできるように
、1つのサイズの範囲に適合してもよい。よって、ファスニング要素は、これか
ら定義するしっかりした封止の位置調整を達成するために、公知の如何なるアタ
ッチメント手段を具備してもよい。例えば、公知技術の圧力感知粘着物としての
構成要素のような1つの粘着性のアタッチメント層を含むものでもよいし、ホッ
クファスニング素材や、又はループファスニング素材、その他、よく知られた従
来技術としての凝集性素材、又は粘着性/機械的な封止の構成要素でもよい。
第1のファスニング構成要素122は、好ましくは、分離された素材であり
、例えば粘着性のアタッチメント層か、テープタブ42にジョインして配置され
たメカニカル要素である。図4に示された如く、第1のファスニング構成要素1
22は、ファスニング面130を形成するためタブ部位136上にコートされた
1つの粘着性アタッチメント層126を具備する。
第1のファスニング構成要素122は、セキュアメント部材37上の如何な
る部位に配置されてもよい。セキュアメント部材37が1つのテープタブ42を
具備するとき、第1のファスニング構成要素122は、好ましくはそのタブ部1
36のファスニング面の全部か又は少なくとも一部に位置される。この第1のフ
ァスニング構成要素122は、1つの粘着層を有する粘着性/機械的エンクロー
ジャ要素を具備してもよい。第1のファスニング構成要素122は、粘着性/機
械的な封止の構成要素でもよい。この構成配置の一つの実施例は例えば、1989 9
/26において Scrippsに付与された米国特許4,869,724号に開示されてい
る。尚、これらは検索参照によるものである。
ファスニングシステム40のランディング(landing)部材41は、それ自体
をセキュアメント部材に支持して、1つのサイドエンクロージャを提供するため
の手段を提供する。このランディング部材41は、そのセキュアメント部材を支
持する限りにおいては、ダイヤパー中の如何なる所に設けられてもよく、前後の
ウエスト部位をオーバーラップする状態で維持するように配置されている。ラン
ディング部材41が最適な位置を決定する故に、このランディング部材41は、
ヤパーが1つの領域でフィットするサイドエンクロージャ50の可変位置を達成
するように配置される事が望ましい。このランディング部材41は、好ましくは
、前ウエスト部位54における長手方向の中央線の廻りに関し中央に設けられ、
そして外側に水平に延ばされている。
ランディング部材41は、緻密であっても、ダイヤパー20にジョインされ
た要素でも又は分離されていてもよく、またはダイヤパー20の1つの要素を伴
なう素材の組み合わされたものでもよい。したがってこのランディング部材41
は、例えば、トップシート24またはバックシート26を具備してもよい。この
ランディング部材41が種々のサイズと形状にできたとしても、これは好ましく
は、前ウエスト部位54においてバックシート26にジョインされた素材の1つ
又はそれ以上のパッチを具備するものが望ましい。ダイヤパー20の1つの好適
実施例においては、図1に示された如く、ランディング部材41は細長い矩形の
ものを有し、粘着性アタッチメント手段(不図示)によって、前ウエスト部位5
6においてそのバックシート26にしっかりと取着されている。ランディング部
材41は、1つの締着要素(第2ファスニング要素124)を具備し、セキュア
メント部材37(第1ファスニング要素122)と結合可能に取り付けられてい
る。したがって、ランディング部材41(第2ファスニング要素124)のファ
スニング要素は、セキュアメント部材37(第1ファスニング要素122)の締
着要素をしっかりと係止する事ができる幅の広い材料や配置構成から製造されて
もよい。
セキュアメント部材37の第1ファスニング要素122が1つの粘着性アタ
ッチメントレイヤ126を具備するとき、ランディング部材41の第2ファスニ
ング要素124は、好ましくは1つのレインフォーシング(reinforcing)ストリ
ップ(帯体)128を具備する。セキュアメント部材37の第1ファスニング要
素122が1つの機械的封止要素を具備するときは、その第2ファスニング要素
124は機械的封止要素を具備する。よって、第1ファスニング要素122が1
つのホックファスニング材料を具備するときは、第2ファスニング要素124は
1つのループファスニング材料を具備する事が好ましい。
本発明の好適実施例においては、ランディング部材41は、好ましくは、テ
ープタブ42の粘着層126に取着されたリインフォーシングストリップ128
を具備する。レインフォーシングストリップ128は、ダイヤパー20のバック
シート26に取着された多くの構成配置および素材を具備してもよい。このレイ
ンフォーシングストリップ128は、好ましくはバックシート26に取り付けら
れた分離した部材であり、ダイヤパー20の外表面の部分を形成するものである
。1つの好適なレインフォーシングストリップ128は、ポリプロピレンフィル
ムに指向する二軸の1つのシートを具備する。
またこのレインフォーシングストリップ128は、装着者にダイヤパーをフ
ィットして装着するインディシア(索引)手段145を設けることが望ましい。
このインディシア手段145は、如何なるタイプのラインやパターンまたはオル
ナメンタルなデザイン、シンボル、スクリプト、カラーコードまたは他のマーキ
ングでもよく、これらは装着者にそのダイヤパーがそれぞれフィットするように
、適宜なテープタブ・ファスナのために求められる迅速に配するための補助とな
る性能を有している。この様な索引手段145についての詳細は、1987 5/5にお
いて Hirotsu and Robertson に付与された米国特許4,662,875号に記述
されている。なおこれは検索参照によるものである。
ダイヤパー20は更に、フィット感と含有性の改善を助ける弾性ウエストバ
ンド32を具備する。この弾性のウエストバンド32は、弾性的に拡張しそして
その装着者のウエストにダイナミックにフィットして接触するために設けられた
のダイヤパー部分又は領域である。この弾性ウエストバンドは、好ましくは、シ
ャシーアセンブリから長手方向に外側に広がっており、吸収体コア28のウエス
トエッジに対応し、そしてダイヤパー20のエンドエッジ62の少なくとも一部
分を形成していることが望ましい。本発明のダイヤパーはそれぞれのウエスト部
位に1つずつの弾性ウエストバンドを伴なって作られているが、このダイヤパー
は単一のウエストバンドを伴ない作られてもよい。弾性のウエストバンドは、分
離した要素としてシャシーアセンブリ22に結合されて作られてもよいし、ダイ
ヤパーの例えばバックシート26、トップシート24又はこれらの両方に結合さ
れて作られていてもよい。弾性化されたウエストバンドは、異なる構成要素の部
材で構造化されていてもよく、それら部材は、1985 5/7において Kievit et al.
に付与された米国特許4,515,595号や、1992 9/29において Buell et al.
に付与された米国特許5,151,092号に記述されている。なお、これらは検
索参照によるものである。
ダイヤパー20は、液体や滲出液の改善された含有を与えるため、好ましく
は弾性レッグカフ30を更に具備している。それぞれのレッグカフ30は、脚部
における液体の漏洩を削減するために幾つかの異なる実施例を具備する。(この
レッグカフは、レッグバンド、レッグフラップ、バリアカフスまたはエラスティ
ックカフスとしてしばしば参照されるものである)。1975 1/14において Buell
に付与された米国特許3,860,003号の″Contractible Side Portions For
a Disposable Diaper″は、弾力性があるレッグカフ(ガスケーティングカフ)
を提供するために、1つのサイドフラップと1つ又はそれ以上のエラスティック
部材を有する、収縮性の脚部開口を提供するような使い捨て可能ダイヤパーを開
示している。また、1990 3/20において Aziz & Blaneyに付与された米国特許4,
909,803号の″Disposable Absorbent Article Having Elasticized Flaps
″や、1987 9/22において Lawsonに付与された米国特許4,695,278号の″
Absorbent Article Having Dual Cuffs″は、ガスケティングカフ及びバリアカ
フを含む二重のカフスを有した使い捨て可能なダイヤパーについて記述している
。また、1987 11/3において Buellに付与された米国特許4,704,115号の
″Disposable Waist Containment Garment″は、その外被内に液体を自由に貯え
るように配置したサイドエッジ漏れ防止ガーターを有する使い捨て可能なダイヤ
パーについて記述している。1991 7/16において Freeland & Allenに付与された
米国特許5,032,120号の″Disposable Absorbent Article Having Improv
ed Leg Cuffs″は、例えば低い接着力の異なる素材によって、例えば比較的高い
伸長
を比較的低い接着力の異なる素材で達成するような、レッグカフスを有した吸収
性物品を開示している。1992 2/11において Simsに付与された米国特許5,08
7,255号の″Absorbent Article Having Inflected Barrir Cuffs″は、1つ
のウエスト部位における隣接エッジの外側に位置する末端エッジと共に湾曲され
たバリアカフスを有した吸収性物品を開示している。なお、これらは検索参照に
よるものである。
ダイヤパー20はもちろん、実質的にダイヤパーのサグ(沈降や弛み)/ギ
ャップ(亀裂、ギザギザになる事)および、スライド/スリップを無くするため
に1つのアジャストメントシステム105が設けられている。このダイヤパーが
装着者に装着された後にはこのファスニングシステムがしっかり取着し、その装
着者の体に装着された期間中そのダイヤパーには沈降または亀裂およびスライド
/スリップが発生する。このサグ/ギャップおよびスライド/スリップは、装着
者の呼吸や、動いたり位置を姿勢を変えたり、或いは滲出液の浸入の際に生じる
下方向きの力などによるその装着者とダイヤパーの間の相対的動きによって生ず
る。このダイヤパーのサグ/ギャップおよびスライド/スリップは、そのタイヤ
パーからの滲出液の漏れを誘導すると共に、装着者に対するそのダイヤパーのフ
ィット感の欠如も引き起こす。装着者に対するダイヤパーのフィット感の欠如か
らもたらされるそのダイヤパーのサグ/ギャップは、そのダイヤパー部分におい
て、引き延ばされ又は、その装着者の体に対する心地よいフィット与えるように
ギャザーが施されたアジャストメントシステム105によって実質的に除去され
る。したがって、このアジャストメントシステム105は改善されたフィット感
を提供する。さらに、この心地よいフィット感を提供する事でダイヤパーのサグ
/ギャップの発生を減少させると共に、そのダイヤパー20からの滲出液の漏れ
をも減少させる。
しかしながら、アジャストメントシステム105は、種々の構成配置要素を
具備してもよく、好ましくは少なくとも1つのアジャストメントタブ155を具
備していることが望ましい。図1に示す如く、このアジャストメントシステム1
05は、前ウエスト部位54に設けられた一組のアジャストメントタブ155と
、
後ウエスト部位56に設けられた単一のアジャストメントタブ155とを具備し
ている。前ウエスト部位54に設けられたアジャストメントタブ155は、フィ
ット感を更に加えるためと装着者の脚の周囲にしっかりと取り付けるように配置
されている。後ウエスト部位56に設けられた単一のアジャストメントタブ15
5は、フィット感を更に加えるためと装着者のウエストの周囲にしっかりと取り
付けるようウエストに配置されている。
図2および図3に示された如く、好適なアジャストメントシステム105は
、その上にアジャストメントタブ155がリリース可能に取着された1つのリリ
ース部位170を具備している。ここで言う「リリース可能に取着」とは、その
タブ155がそれから外れ、装着者に何度となくフィットするようにそのリリー
ス部位170に再び取着できることを意味する。このタブ155は、吸収性物品
に固定的に取着される1つの固定部160を具備する。ここで言う「固定的に取
着」とは、1つの表面が固定され、他の表面から取り去れないことを意味する。
固定部位160は、1つの中間部162に接続されている。この中間部16
2はタブ155の部分であり、これはリリース部170にリリース可能に取着さ
れている。もちろん中間部162は握持部163に接続されている。好適実施例
においてこの握持部163は、1つの折り線164で中間部162に接続され、
そしてダイヤパーにより握る用意のためにそのダイヤパーから離隔した角度で上
方に折り曲げられている。さらに、この握持部163は、その装着者の肌に角に
あるエッジが接触する可能性無くするために、その周辺エッジ165においてラ
ウンドが施されていることが望ましい。
ひとつの好適実施例において、タブ155は、1つの粘着層180によりそ
のリリース部位170にリリース可能に取着されている。このタブ155および
リリース部位170は、従来のテープタブファスナーの分野において公知なアタ
ッチメントシステムであり、例えば、粘着テープタブ・ファスニングシステムは
、1974 11/19において Buellに付与された米国特許3,848,594号の″Tape
Fastening system for Disposable Diaper″や、1987 5/5において Hirotsu an
d Robertsonに付与された米国特許4,662,875号の″Absorbent Article″
に開
示されている。
1つの好適実施例において、アジャストメントシステム105は、1つの固
定面190および1つのアタッチメント面195を有する1つのリリース部位1
70を具備している。このアジャストメントタブ155はそのリリース部位17
0のアタッチメント面195上にフィットしてリリース可能に取着さる。このリ
リース部位170の固定部190は、吸収性物品20に対して固定的に取着され
ている。好ましくは、このリリース部位170の固定面190及びアジャストメ
ントタブ155の固定部160は、バックシート20の外表面52に対し固定的
に取着されている。図2及び図3に示す如く、アジャストメントタブ155は1
つの粘着層180によってリリース部位170のアタッチメント面195に取り
付けられている。
その外に、タブ155は、ホックやループの様な機械的ファスナーによって
そのリリース部位170にリリース可能に取着されている。1つの実施例では、
タブ155は複数のホックを具備し、一方、リリース部位170は複数のループ
を具備してもよい。タブのホックはラインアップされ、そしてリリース部位のル
ープを伴なって構成される。一例としてのファスニングシステムは機械式の締着
構成要素を具備し、これについては、1991 10/22において Thomasに付与された
米国特許5,058,247号の″Mechanical Fastening Prog″や、1989 9/26に
おいて Scrippsに付与された米国特許4,869,724号の″Mechanical Fast
ening System with Adhesive Tape Disposal Means For Disposal of Absorbent
Articles″および、1989 7/11において Scrippsに付与された米国特許4,84
6,815号の″Disposable Diaper Having an Improved Fastening Device″に
開示されている。
アジャストメントタブ155は、前ウエスト部および後ウエスト部、クロッ
チ部のエンドエッジと長手方向エッジに沿って設けることができる。アジャスト
メントタブ155の数は制限されるものではなく、求められるフィット感や快適
性およびそのダイヤパーの含有性を最適にするためのその数や配置は固定され得
る。アジャストメントタブ155は、バックシート26上に直接的に配置される
ことが望ましいが、それらはもちろんトップシート24上や、その他、バックシ
ート26に取着された他の構成要素上に配置されてもよい。
それぞれのアジャストメントタブ155は、好ましくは、装着者の周囲にダ
イヤパー20を配した後、更なる確実なフィット感を与えるための最適な配置に
、少なくとも1つのリリース部位170が組み合わされる。しかしながら、タブ
155の中間部位162は、バックシート26の外表面52にリリース可能に取
着され、一方、固定部160はバックシート26の外表面52に固定的に取り付
けられる。アジャストメントタブ155は、装着者のウエストおよび脚部の周囲
にそのダイヤパー20を適切な封止状態を与えるように、図1に例示された如く
最適に配置されている。なお、好適実施例はこれらの最適に配置されたテープア
ジャヤストメントタブ155およびリリース部位170を、第1の主要なフィッ
テング手段として採用している。
図4A,図4Bおよび図4Cは、アジャストメントシステム205のその外
の実施例を示しており、好ましくは、例えばポリエチレン等のサーモプラスチッ
ク材を具備している。他の適当なポリエチレン材は、リニアー(直線的)でロウ
(低い)媒体のポリエチレン・コーポリマーや、高密度ポリエチレン(HDPE
)などがある。図4A及び図4Bは、1つのアジャストメントシステム205を
開示し、このシステムは、1つのと、1つのタブハウジング75と、1つのフロ
ントエンド71と、1つのバックエンド70と、1つのトップ面82と、1つの
ボトム面84と、1つのタブハウジング75のボトム面85の周辺縁部の周りに
延長された1つの粘着層76および、1つの開口25を具備している。アジャス
トメントシステムは、1つの長手方向軸150と、横手方向軸152を有する。
図4Aは、アジャストメントシステム205部分を示し、その表面はバックシー
ト26の外表面52から外に面していることが望ましい。図4Bは、図4Aにお
けるシステム205のボトム面84を示し、その表面は、ループのバックシート
26の外表面52に対して固定的に取着されていることが望ましい。タブのホッ
クはラインアップされ、そしてリリース部位のループを伴なって構成される。一
例としてのファスニングシステムは機械式の締着構成要素を具備し、これについ
ては、1991 10/22において Thomasに付与された米国特許5,058,247号の
″Mechanical Fastening Prog″や、1989 9/26において Scrippsに付与された米
国特許4,869,724号の″Mechanical Fastening System with Adhesive Ta
pe Disposal Means For Disposal of Absorbent Articles″および、1989 7/11
において Scrippsに付与された米国特許4,846,815号の″Disposable Dia
per Having an Improved Fastening Device″に開示されている。
アジャストメントタブ155は、前ウエスト部および後ウエスト部、クロッ
チ部のエンドエッジと長手方向エッジに沿って設けることができる。アジャスト
メントタブ155の数は制限されるものではなく、求められるフィット感や快適
性およびそのダイヤパーの含有性を最適にするためのその数や配置は固定され得
る。アジャストメントタブ155は、バックシート26上に直接的に配置される
ことが望ましいが、それらはもちろんトップシート24上や、その他、バックシ
ート26に取着された他の構成要素上に配置されてもよい。
それぞれのアジャストメントタブ155は、好ましくは、装着者の周囲にダ
イヤパー20を配した後、更なる確実なフィット感を与えるための最適な配置に
、少なくとも1つのリリース部位170が組み合わされる。しかしながら、タブ
155の中間部位162は、バックシート26の外表面52にリリース可能に取
着され、一方、固定部160はバックシート26の外表面52に固定的に取り付
けられる。アジャストメントタブ155は、装着者のウエストおよび脚部の周囲
にそのダイヤパー20を適切な封止状態を与えるように、図1に例示された如く
最適に配置されている。なお、好適実施例はこれらの最適に配置されたテープア
ジャヤストメントタブ155およびリリース部位170を、第1の主要なフィッ
テング手段として採用している。
図4A,図4Bおよび図4Cは、アジャストメントシステム205のその外
の実施例を示しており、好ましくは、例えばポリエチレン等のサーモプラスチッ
ク材を具備している。他の適当なポリエチレン材は、リニア(直線的)で低いロ
ウ媒体のポリエチレン・コーポリマーや、高密度ポリエチレン(HDPE)など
がある。図4A及び図4Bは、1つのアジャストメントシステム205を開示し
、
このシステムは、1つのと、1つのタブハウジング75と、1つのフロントエン
ド71と、1つのバックエンド70と、1つのトップ面82と、1つのボトム面
84と、1つのタブハウジング75のボトム面85の周辺縁部の周りに延長され
た1つの粘着層76および、1つの開口25を具備している。アジャストメント
システムは、1つの長手方向軸150と、横手方向軸152を有する。図4Aは
、アジャストメントシステム205部分を示し、その表面はバックシート26の
外表面52から外に面していることが望ましい。図4Bは、図4Aにおけるシス
テム205のボトム面84を示し、その表面は、ループのバックシート26の外
表面52に対して固定的に取着されていることが望ましい。粘着層76は好まし
くは、バックシート材(即ちサーモプラスチックフィルム)に固着させる粘着剤
を具備し、それらは、タブハウジング75が図4Cに示される様な張力が働くか
又は収縮した状態にあるとき、そのバックシートを保持するに必要な力を与える
。適当な粘着剤は、ポリエチレンフィルム及びポリマーのための通常の従来技術
の1つによって知られた如何なるものも含む。
図4A,4B,4Cに例示された実施例において、アジャストメントシステ
ム205は、更に、1つのリアエンド80と、このリアエンド80に接続されギ
ザギザが施された1つの延長部材59と、この延長部材59に接続された1つの
ヘッド部を具備している。リアエンド80は、タブハウジング・バックエンド7
0に隣接して取着され、タブハウジング75(例えば、バックシート26の外表
面52)に対してアタッチメント面、またはそれらの両方に取着されている。
延長部材59は、アジャスティング部位のリアエンド80から開口25を通っ
てそのヘッド部55に延びている。タブハウジング75は、長手方向軸150に
沿った方向にそのヘッド部55を引っ張ることにより収縮される。アジャスティ
ング部位57は、タブハウジング75における収縮及び張力90(図4C)のラ
インを維持するような如何なる幾何学的なものでもよい。張力90のこれらのラ
インは、収縮され又は張力下にある状態のダイヤパーに固定的に取着されたその
部分を示すものである。ヘッド部55は、好ましくは広くて平坦であり、タブハ
ウジング75のトップ面82の上に維持することが望ましい。図4Cは張力90
のラインを示し、この張力は結果的に、タブ55が長手方向軸150に沿ってそ
のタブハウジング75から直接的に離間して引っ張られるように形成している。
サーモプラスチックのバックシート素材は、装着者の周りに対する更に順応する
フィット感を引き起こすような力の方向に動く。図示の如く、このフィットは、
ギザギザのアジャスティング部位57の外側のチップエンド15の開口25の断
面エッジ32に対する動きによって維持される。そしてこれは、そのダイヤパー
によって求められた調整位置において、その断面の開口25に対し機械的な位置
に維持される。即ち、開口25を通って動く最終のギザギザが施されたアジャス
トメント部位57は、所望の調整位置においてその開口25(即ち、エッジ32
)に対し固定的に維持され、よって、そのタブハウジング75を張力がかかった
状態に保持する。
本発明の特定な実施例は、前述のように記載され図面に描かれいるが、本発
明の要旨から逸脱しない範囲であれば種々の変形や応用が加えられてもよいこと
は当業者には明らかである。よって、そのような変形や応用のすべてを含む本発
明の全要旨は、添付されている請求項に含まれるように規定される。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,
CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G
E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR
,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,
MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK
,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN