JPH11510846A - 調節された連続剥離を含む剥離可能接着テープ - Google Patents

調節された連続剥離を含む剥離可能接着テープ

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JPH11510846A JP9509268A JP50926897A JPH11510846A JP H11510846 A JPH11510846 A JP H11510846A JP 9509268 A JP9509268 A JP 9509268A JP 50926897 A JP50926897 A JP 50926897A JP H11510846 A JPH11510846 A JP H11510846A
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Abstract

(57)【要約】 伸長可能な両面接着テープについて、特にある物体を他の表面に取り付けるかまたは結合するなど、従来の実施例に使用する場合を説明する。改良点は、一方の接着面が他の接着面より先に剥離するように両方の表面が剥離するタイミングを調節する能力である。早期の剥離は、所望の効果に応じて該物体側か該表面側のどちらかで行うことができる。本発明は、可塑性基材材料および/または弾性基材材料の使用を含むすべての伸長可能なテープ構成に適用することができ、該接着テープが実質的に跳ね返ったり、該物体が投げ出されたりする恐れがないように、こうした物体を取り外すことが可能である。前記の長所は、可塑性または弾性の伸長可能な基材層を具備し、一方の表面に低接着部分または非接着部分があるために、他方の側の対応する比較的接着性が大きい接着部分が、伸長剥離の際に表面に比較的強力に付着しており、しかも接着面の当該部分が該表面に比較的弱く接着しているかまたは該表面から完全に剥離する両面接着テープにより達成される。非接着部分は、接着剤がないか、または非接着性にされる接着層部分で良い。低粘着性の部分は、低粘着材料つまり比較的弱い接着剤から構成するか、または処理剤またはコーティングにより接着性を低くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 調節された連続剥離を含む剥離可能接着テープ 技術分野 本発明は、ある表面に接着した後、該表面を実質的に破損したり、接着剤の実 質的な残留物を残さずに剥離することが可能な接着テープに関する。本発明は、 特に、伸長可能な両面接着テープ製品の接着面の調節された連続剥離に関する。 背景技術 接着製品は、ある基板に接着された後、基板表面を実質的に破損したり、基板 上に接着剤の実質的な残留物を残したりせずに該基板から剥離する能力を特に強 化するように形成される接着製品が設計されてきた。こうした製品としては、ミ ネソタ州、セントポールのMinnesota Mining and Manufacturing Companyが 市販しているPost-itTMNote製品のように、ある表面に接着されて容易に剥離 可能な接着剤の層を有するメモ用紙などの製品がある。類似の容易に剥離可能な 接着剤を含む両面接着製品を提供することも公知である。 最近開発されたもう一つのタイプの製品は、テープの一方または両方の主要面 上に従来の感圧接着剤を有し、高度に伸長可能なテープ基材を具備する片面また は両面接着テープである。たとえば、欧州特許出願第92.903259.7号参照。これ らのテープは、テープが基材の片面または両面に接着された後に伸びる際、接着 剤が伸びて、接着剤が接着された一つまたは複数の基板の界面がきれいに剥離す るというように作用する。こうした剥離は、テープの基材が基板表面から好まし くは約35°以下の角度にて伸びる際に、テープの一 方の端部から他方の端部に進むのが普通である。つまり、テープは、一方の端部 から伸びる際、該端部から剥離し、その遠位の端部に向かって伸びる。 上記の欧州特許出願第92.903259.7号に記載されている接着テープは、プラス チック基材を具備する。つまり、基材は伸びる際に永久的に変形し、比較的低い 弾性回復率を有する。記載されているテープとしては、片面テープ、両面テープ 、並びにフィルム層、フォーム層、およびフィルムおよび/またはフォームのラ ミネートがある。両面接着テープ構成の場合、両方の接着面が同時に剥離し、剥 離は、テープ基材が伸びる際に、伸びた端部から遠位の端部に向かって実質的に 同じ割合で進む。 本発明の譲受人が共同所有する同時係属米国特許出願第08/308,937号には、フ ィルム、フォーム、およびフィルムおよび/またはフォームのラミネートから成 る多くの伸長可能な剥離テープが記載されている。やはり、こうしたテープは、 従来の感圧接着剤を具備する。 もう一つのタイプの伸長可能剥離接着テープは、Luehmannに付与された米国特 許第5,409,189号に記載されており、使用されている接着テープ基材は弾性材料 を具備する。弾性材料とは、上記の可塑性材料と違って、実質的に可塑性の変形 を生じず、伸びて剥離した後に高度の弾性回復率を有する材料である。弾性テー プは、上記の可塑性テープと同様片面でも両面でも良く、基材の伸長によって接 着剤が伸び、伸びた端部から、テープが伸びる際の遠位の端部に向かって接着面 が剥離する。 両面接着テープは、結合および取付実施例に特に有用である。伸長可能な剥離 両面テープは、両方の面に接着し、両方の面を実質的に破損したり、両方の面に 接着剤の残留物を残したりせずに、両方 の面からきれいに剥離する。問題は、こうした両面接着テープは、テープを伸ば して除去する際に、両方の接着面から同時に剥離することである。これらのテー プを使ってある物体を壁またはその他の表面に接着する実施例では、物体と他の 表面から同時に剥離すると、接着テープは、伸びたゴムバンドの跳ね返り効果と 同様に、伸長方向に跳ね返り、つまり、テープが剥離する際に物体を保持してい ない場合特に、物体が投げ出される場合がある。テープのこの跳ね返りは、壁に 対する接着抵抗力が突然ゼロに低下する接着剤の剥離時点で起こる。この効果は 、テープの弾性または回復特性によって激化する。 上記の伸長可能テープは、フックまたはその他の懸垂装置のような物体を壁な どに取り付ける実施例、結合または組立実施例、衝撃緩和または消音実施例、箱 、食品容器および野菜容器のような容器閉鎖などの閉鎖実施例、並びに剥離可能 なラベルなど、多くの実施例に適用できることが分かっている。 発明の開示 本発明は、特にある物体を他の表面に取り付けるかまたは結合するなど、従来 の実施例に使用される伸長可能な両面接着テープを改善する。改良点は、一方の 接着面が他方の接着面より先に剥離するように、両方の表面が剥離するタイミン グを調節する能力である。この方法は、前記の問題を最小限にすることができる 。 早く剥離するのは、所望の効果に応じて物体側でも表面側でも良い。さらに、 本発明は、可塑性基材材料および/または弾性基材材料の使用を含むすべての伸 長可能テープ構成に適用することができる。いずれの場合も、上記の改良により 、接着テープが跳ね返ったり、物体が投げ出されたりすることなく物体を取り外 すことができ る。本発明に基づくテープの構成は、テープの側面から側面までの剥離が連続し ている、つまり、テープの一方の側が、テープの対向側が剥離する前に剥離を完 了する構成である。 上記の長所は、固体接着剤から成るか、または可塑性もしくは弾性の伸長可能 な基材層を有し、かつ一方の接着面の付着力が比較的低いかもしくは非付着部分 を有し、したがって、一方の接着面の該部分が、当該表面に弱く接着するかまた は当該表面から完全に剥離する伸長剥離の際に、他方の側の付着力が比較的大き い対応する接着部分が、該表面に比較的強く付着している両面接着テープにより 達成することができる。非接着部分は、接着剤がないか、または非接着性にされ る接着層部分で良い。付着力が比較的低い部分は、低粘着材料、つまり比較的弱 い接着剤から構成するか、または処理剤もしくはコーティングにより付着力を弱 めることができる。特に、剥離片を使用して、物体の有効端部または接着テープ が貼付される表面の端部に隣接して配置される側の接着を弱めることは好ましい 。こうした剥離片を使用すると、一方の側は、他方の側が完全に剥離する前に被 接着面から剥離する。一方の接着面の非接着部分は、上記のとおりこうした剥離 片を付与することにより非接着性にするか、またはこうした部分には単に接着剤 がなくて良い。剥離片として役立っ代替物としては、フィルム、紙、粉末、フォ ーム、インク、および接着層を非接着性にすることができるその他のコーティン グまたは処理剤などがある。 したがって、本発明に基づいて、第一および第二の構造物を互いに接着するの に適するテープを提供する。このテープは、第一方向に間隔を置いて配置された 第一および第二の対向端部と、これらの端部間に延在して対向する第一および第 二の一次外面と、第一端部に隣接する手で操作可能な(engageable)タブ部分と 、手で操作 可能な部分と第二端部間の接着部分とを具備する。接着部分は、各々の外面の強 力接着性部分を形成する強力感圧接着剤(aggressive presure sensitive adhes ive)の層から成る。各々の強力接着性部分は、テープの第一端部に隣接する一 次端部と、テープの第二端部に隣接する二次端部を有し、その一次端部と二次端 部の間で別の構造物にしっかり接着するのに適する。接着部分は、伸長可能であ るから、構造物の間にあって構造物に付着した時、手で操作可能な部分に手で力 を付与することにより該接着部分の長さに沿って徐々に伸長し、一次端部から二 次端部に向かって徐々に構造物から強力接着性表面部分を分離することができる 。強力接着性表面部分の二次端部は第一方向に互いに間隔を置いて配置されてい るため、一方の強力接着性表面部分が一方の構造物から分離した後に、他方の強 力接着性表面部分が他の構造物から分離する。 このテープは、外面の両方の強力接着性部分を形成する感圧接着剤の一つの層 から構成することができる。この層は、接着性がまったくない材料か、またはテ ープの第二端部に隣接する感圧接着剤層より著しく低い接着性を有する材料のマ スキング層を具備し、このマスキング層は、感圧接着剤層の一部の上に延在して 、外面の強力接着性部分の一方を区画し、外面の強力接着性部分の二次端部を互 いに間隔を置いて配置する。マスキング層の材料は、たとえば、剥離線形材料、 再配置可能な感圧接着剤、高分子フィルム、または低粘着性裏糊付け材料で良い 。 このテープは、外面の強力接着性部分の一つを区画する各々の対向主要面の各 々に沿って強力感圧接着剤の層を有する伸長可能な高分子基材層を具備すること が望ましい。この高分子基材層は、たとえば、高分子フィルム、高分子フォーム 、高分子フォームに積層された高分子フィルム、または高分子フォーム層の対向 側上に積層さ れた高分子フィルムの二つの層で良い。 こうした基材では、基材層の両方の主要面上にある強力感圧接着剤層のテープ 第二端部に隣接する端部は、テープの第二端部に対して同じ位置に延在すること ができ、テープは、接着性がまったくない材料か、またはテープの第二端部に隣 接する感圧接着剤の層より著しく低い接着性を有する材料のマスキング層を具備 し、このマスキング層は、一方の強力接着剤層の一部の上に延在して他の外面の 強力接着性部分の二次端部を互いに間隔を置いて配置することができる。 あるいは、基材層の両主要面上の強力接着剤層のテープ第二端部に隣接する端 部は、外面の強力接着性部分の二次端部を区画し、テープの第二端部と異なる位 置に延在して、他の表面の強力接着性部分の二次端部を互いに間隔を置いて配置 することができる。 あるいは、一方の接着面を他の接着面より先に剥離させるアセンブリは、第一 および第二の構造物を互いに接着するテープから構成することができ、この場合 、第一構造物は、接着に適する背面部分を有する。この背面部分は、背面が終了 する縁部まで延在する、つまり、この縁部を過ぎると、剥離材料または表面組織 などの表面処理により接着できなくなる。テープは、第一方向に間隔を置いて配 置された第一および第二の対向端部と、これらの端部間に延在して対向する第一 および第二の一次外面と、第一端部に隣接して手で操作可能なタブ部分と、手で 操作可能な部分と第二端部間の接着部分とを有する。接着部分は、各々の外面の 強力接着性部分を形成する強力感圧接着剤の層から成る。各々の強力接着性部分 は、テープの第一端部に隣接する一次端部と、テープの第二端部に隣接する二次 端部を有し、他の構造物にしっかり接着される。第一構造物に接着する強力接着 性部分は、その背面部分に付着する。強力接着性部分 の一次端部から第一方向に間隔を置いて配置された縁部は第二構造物に接着し、 強力接着性部分は、その二次端部にて第二構造物に接着する。接着部分は伸長可 能であるから、構造物の間にあって構造物に付着する接着部分は、手で操作可能 な部分に手で力を付与することにより、その長さに沿って徐々に伸長し、一次端 部から二次端部に向かって徐々に、構造物から強力接着性表面部分を分離するこ とができる。縁部と、第二構造物に付着する強力接着性表面部分の二次端部との 間には間隔があるため、強力接着性表面部分が第一構造物から分離してから、他 の強力接着性表面部分が第二構造物から分離する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に基づく接着テープ構成の第一実施例の拡大側断面図である。 図2は、図1に示した接着テープの別の構成の拡大側断面図である。 図3は、図1の接着テープのさらに別の構成の拡大側断面図である。 図4は、基板と被取付け物体間に接着された図2の接着テープ構成の拡大側断 面図である。 図5は、図4と同様に基板と被取付け物体間に接着された図2の接着テープ構 成の拡大側断面図を示すが、基板ではなく被取付け物体に対して配置されるテー プ構成に剥離片が具備されている。 図6は、図5に示した接着テープ構成、基板、および被取付け物体の拡大側断 面図だが、テープ構成の基材層が部分的に伸び、テープ構成に含まれる接着層が 剥離する直前を示す。 図7は、図6に類似する拡大側断面図だが、基材層がさらに伸 び、両方の接着層が基板および被取付け物体から部分的に剥離している。 図8は、図7に示したステップの後のさらに剥離ステップを示す拡大側断面図 であり、取付け物体に付着した接着層は完全に剥離し、基板表面に付着した接着 層の対応部分はまだ付着している。 図9は、フィルム/フォームラミネートから成る本発明に基づく接着テープ構 成の第二実施例の拡大側断面図である。 図10は、フォーム/フィルム/フィルムラミネートから成る本発明に基づく接 着テープ構成の第三実施例の拡大側断面図である。 図11は、フォーム/フィルム/フォームラミネートから成る本発明に基づく接 着テープ構成の第四実施例の拡大側断面図である。 図12は、フィルム/フォーム/フィルムラミネートから成る本発明に基づく接 着テープ構成の第五実施例の拡大側断面図である。 図13は、本発明に基づく連続剥離テープ構成の拡大側断面図であり、別の取付 け実施例を示す。 発明を実施するための最良の形態 各々の図面では、全体的に類似の参照符号は類似の構成要素を示す。先ず、図 1〜図3を参照して、第一接着テープ構成について説明する。第一接着テープ構 成1は、以下に詳しく説明するように、テープ1全体を伸ばして剥離するように 特に設計されている。テープ1は、基材層12と、テープの対向主要面上の同じか または異なる感圧接着剤配合物の接着層14、16とから成る。接着テープ1は、接 着層14と16を各々ライナー18、20により保護してから使用することが望ましい。 図示のとおり、基材層12は、高分子フォーム層を具備する。あるいは、基材層12 は、高分子フィルム層を具備しても良い。高分子フォームと高分子フィルムのど ちらを選択 するかは、テープ1の特定の実施例によって決まる。高分子フォームを選ぶと、 テープ10を不規則な表面に接着する際に有用ななじみやすさと弾力性を最適化す ることができる。これは、典型的な壁表面の場合である。しかし、代わりに高分 子フィルムを使用すると、テープの耐力と破断強度を高めることができるので、 二つの非常に滑らかな表面を互いに接着する実施例の場合、フィルムの方が適し ている。あるいは、二つの接着層を有するフィルムまたはフォームの組み合わせ の代わりに、固体接着剤を使用することもできる。本質的にほぼ弾性であり、使 用可能な公知の伸長可能固体接着剤としては、ゴムベースおよびアクリレートベ ースの固体接着剤がある。 以下で説明する調節された連続剥離が可能な本発明の特徴は、剥離片22を付与 することにより達成される。この剥離片22は、テープ1の対向第一端部に隣接す るタブ部分26から離れたテープ1の遠位つまり第二端部24に配置することが望ま しい。タブ26は、ユーザがこのタブを介して基材層12をつかみ、テープ1を伸ば して剥離する手段となる。 剥離片22の目的は、テープ1の有効つまり機能端部(図1に示す遠位つまり第 二端部24)において接着層14または16の一方に非接着範囲を形成することである 。図1の実施例では、剥離片22は、28に示すライナー18から単に切断したライナ ー18の部分から構成することができる。つまり、剥離片22は、ライナー18と同じ 材料から成る。また、剥離片22は、テープ1の横の幅全体を覆うことが望ましく 、その目的は、非接着範囲を提供し、ライナー18および20を除去してからテープ 1を添付した際に、剥離片22によって、接着層14または16の被覆部分がどれかの 表面に付着するのを防ぐことである。 あるいは、図2に示すように、テープ10は、接着層14または16 の一部を覆うように別個に配置された剥離片30を具備することができる。図示の とおり、剥離片30は接着層14の一部を覆い、ライナー32とは別に配置されている 。ライナー32は、剥離片30を覆うように示されているが、必ずしも剥離片30を覆 う必要はない。剥離片30は、ライナー32と同じ材料かもしくは異なる材料のシリ コン剥離紙から構成するか、接着層14または16の一部を非接着性にするための従 来の材料から構成して良い。フィルム、紙、粉末、フォーム、インク、その他の コーティングおよび処理剤のような材料を層として使用するか、または接着層の 当該部分を覆って非接着性にすることは従来公知である。接着層14または16に強 く付着するフィルムは、貼付の際に剥離しないという点で好ましく、ポリエチレ ンテレフタレート(PET)などのポリエステル材料が含まれる。 接着層の一部を非接着性にする別の方法として、図3のテープ構成10'に示す ように、接着テープの遠位端部38全体に単に接着層36を塗布しないことにより、 非接着部分34を設けることができる。図示のとおり、接着層36の端部で終わるラ イナー40を設けることも好ましいが、このライナーは、さらに延在して非接着部 分34を覆っても良い。 本発明に基づく図2のテープ10について、特定の取付けまたは結合実施例を図 4に示す。テープ10は、取付け物体、特にフック42と、44に部分的に示す壁など の基板との間に配置され、付着する。図2に示すテープ10のテープ構成を参照す ると、接着層16はフック42に接着され、接着層14は壁44に接着される。接着層16 は、付着するフック42の表面と一致し、タブ26がフック42から延在して、テープ 10の伸長剥離を促進することが望ましい。同様に、接着層14も同じように構成す ることが望ましい。この実 施例では、剥離片30は、タブ26から離れたフック42の端部部分に対応する壁44の 部分に配置される。以下の説明でより詳しく分かるとおり、図4の取付け構成で は、両面接着テープ構造10を先ず壁44から連続的に剥離してから、伸長剥離の際 にフック42から剥離することができる。剥離片30は、当該範囲における接着を効 果的に防ぎ、伸長剥離が剥離片30の内側前縁46まで進む際に、テープ10を壁44か ら剥離させる。接着層16の剥離は、接着層14の剥離と実質的に均一に進行するの で、伸長剥離が剥離片30の内側前縁46まで進む際に、接着層16の部分50はまだフ ック42に付着しており、この時、接着層14は壁44から完全に剥離する。 図5は、図2と同じテープ10を図4に類似の実施例について示すが、接着テー プ10は、フック42と壁44との間で逆転している。特に、接着層14はフック42の背 面に付着し、接着層16は壁44に付着する。タブ26は、伸長剥離を容易にするため にフック42の下から延在し、剥離片30は、フック42の背面の有効端部に対して、 タブ26から離れたテープ10の端部に配置されている。剥離片30は、タブ26から離 れたフック42の背面に対し、フック42の背面の縁部まで完全に存在することが望 ましい。やはり、以下に説明するとおり、連続的な伸長剥離によって、接着層14 および16は、タブの端部26から剥離片30に向かって同時に剥離する。図5では、 接着層14の伸長剥離が剥離片30の内側前縁46に進む際、接着層14はフック42から 完全に剥離する。伸長剥離が剥離片30の内側前縁46に向かって進行する時点では 、接着層16の部分48はまだ壁44に付着している。 こうした連続伸長剥離と、フック42などの物体が壁44から除去される様子を図 6、図7および図8に示す。先ず図6を参照すると、力Fがタブ26に付与された 後、タブ26を構成する基材層12 が伸びる。図6は、タブ26が伸びているが、接着層14または16が剥離する直前の テープ10を示す。力Fがタブ26に連続して加わると、図7に示すように、接着層 14および16は、フック42および壁44の表面から連続的に剥離する。図7は、接着 層14および16の両方が剥離するほぼ中間点におけるこうした連続剥離を示す。図 から分かるとおり、基材12が伸びると、接着層14および16が伸びて、各々の表面 から引き離されて剥離する。図8は、接着層14の剥離が剥離片30の内側前縁に達 する時点における連続剥離を示す。この時点では、剥離片30によって、接着層が 内側前縁46まで徐々に伸びるとともに、フック42の表面がテープ10から完全に剥 離する。この間、接着層16の部分48は、壁44にまだ付着している。 上記の状態では、剥離片30がフック42などの背面に対して配置されている場合 、テープ10の伸長剥離によって、フック42は、壁44上の取付け位置から簡単に落 下するかまたは容易に取り外すことができるが、テープ10はまだ壁44に付着して いる。こうして、さらに力が加わるとフック42が投げ出される可能性があるが、 フック42がテープ10から完全に剥離する時点では、伸びたテープ10により、フッ ク42には追加の力が加わらない。フック42が剥離した後、連続的な伸長により、 接着層16の残りの部分48が壁44から簡単にきれいに剥離する。あるいは、残りの 部分48は、壁44から簡単に引き剥がすことができる。 テープ10を図4に示すように貼付した壁44からフック42を取り外す際、フック 42を片手で保持し、接着テープ10を伸ばして、フックを壁面から取り外す。テー プ10の伸びは最終的に剥離片30の内側前縁46の位置まで進み、接着層14が壁44の 表面から完全に剥離し、フック42が外れる。しかし、この時点では、接着層14 の剥離片30に対応するテープ10の接着層16の範囲50は、まだフック42の裏に付着 している。こうして、テープ10が跳ね返る恐れは実質的になくなる。テープ10が 跳ね返る恐れは、基材層または固体接着層が弾性である場合に特に問題になる。 フック42を壁44から取り外すと、残りの接着テープ10が伸びて、フック42からき れいに除去される。あるいは、テープ10の残りの部分50はフック42から剥がすこ とができるが、伸長剥離を完了して、残留物がフック42上に残らず、フック42を 再使用できるようにすることが望ましい。 図4または図5に示した実施例では、剥離片30によって、一方の接着層が他方 の接着層よりも、調節された状態で早く剥離することが分かる。これは、剥離が 剥離片30の内側前縁46に達するまで、接着層14および16がどちらもタブ端部26か ら同時に連続的に剥離するからである。したがって、剥離片30の長さ、つまり各 図の断面方向の長手方向寸法は、第一接着層14が、第二接着層16が剥離するより もどの程度早く剥離するかによって決まる。さらに、剥離片30の面積は、伸長剥 離の際に、第一接着層14が完全に剥離してもなお付着している対応接着部分48お よび50の大きさを実質的に規定する。 一方、テープ10の接着層14とフック42または壁44間を完全に接着接続するため には、剥離片30の長さを最小限にすることが望ましい。しかし、剥離片30の長さ は、残りの部分48または50の範囲を構成する接着層が完全に剥離する前に、剥離 片30を含む一方の接着面全体が剥離するのに十分な長さであることが好ましい。 これは、当然、ヤング率および伸び特性に関する基材の特性、および接着層16を 構成する特定の感圧接着剤によって決まる。弾性率が低い材料の場合、テープの 基材は比較的容易に伸び、連続剥離を 行うために必要な剥離片の長さは短い。弾性率が高い材料の場合、テープ基材が 比較的硬くて伸びにくく、比較的長い剥離片が必要になる。このテープ構成のそ の他の長所は、取付け物体またはフックの再使用可能性である。 図3に示すように、剥離層の代わりに非接着部分34を有する10'のテープ構成 を使用する場合、接着層36は、非接着部分34を区画する接着層36の後縁37まで伸 びる時に、付着している表面から完全に剥離する。この時点では、接着層16の対 応部分はまだ付着している。 連続剥離テープ100の第二実施例を図9に示す。テープ100は、感圧接着剤106 の層により互いに接着された高分子フォーム層102と高分子フィルム層104から成 る。あるいは、フォーム層102とフィルム層104は、熱または同時押出しなどによ り積層することができる。高分子フィルム層104を使用すると、伸びによる剥離 を可能にするために基材に必要な特性が高分子フォーム層102に欠けている場合 は特に、テープ100の耐力と破断強度を高めることができる。したがって、フィ ルム層104を具備すると、フォーム層102を選択する際の寛容度が高まり、たとえ ばなじみやすさおよび弾力性を最適化することができる。上記のテープ10の場合 と同様、連続剥離テープ100の全体のテープラミネートは、伸長して剥離するよ うに設計する。フォーム層102、フィルム層104、および感圧接着剤層106は、テ ープ100の基材を構成する。フォーム層102およびフィルム層104も各々、テープ1 00をフック112などの物体および壁114などの基板表面に付着させるために同じか または異なる感圧接着剤配合物の接着層108および110が上に塗布されている。や はり、このテープ構成も、テープ全体を伸ばしてフック112および壁114から剥離 させ、フック112を容易に再 使用することを可能にするのに特に適する。高分子フィルム層104を使用する代 わりに、耐力および破断強度を同様に高める方法は、不織スクリム、プラスチッ クメッシュのような従来の強化スクリムを使用することであり、こうしたスクリ ムも、上記の実施例に必要な適切な伸長特性を示す。 フォーム層102およびフィルム層104の一方の端部には、テープ100の伸長剥離 を促進するためのタブ116が形成されている。タブ116は、基材の端部範囲に、接 着層108および110を単に設けないことにより形成することが望ましい。あるいは 、接着層を基材全体に延在させる場合、コーティング、フィルムなどを接着層10 8および110に塗布して、タブ116を形成する。タブ116が設けられるテープ100の 端部の対向側には、接着層108または110の少なくとも有効端部を覆う剥離片118 がある。タブ116が形成されている端部に対向するテープ100の有効端部つまり機 能端部は、連続剥離を行うために剥離片118により覆われる接着層108または110 の部分を意味する。つまり、一方の当該表面は、他方の表面が剥離する前に完全 に剥離する。 テープ100の連続伸長剥離は、テープ10に関して上記で説明した剥離と実質的 に同様に行われる。特に、タブ116をつかんで力を加え、剥離テープ100を伸ばす と、接着層108および110は、実質的に同時に徐々に剥離する。やはり、剥離は、 剥離テープ100が伸びた結果として接着層108および110が伸びることにより、実 質的に同時に生じる。接着層108の剥離が剥離片118の内側縁部120に達すると、 接着層108は、図9に示すフック112の背面など、付着している表面から完全に剥 離する。この時点では、剥離片118の寸法に実質的に対応する接着部分122は、図 9に示す壁114など、剥離テープ100が付着している他の表面にまだ付着して いる。接着層108が付着面から完全に剥離すると、フック112が壁114から外れる 。その後、テープ100を連続的に伸ばすかまたは剥がすことにより、残りの接着 部分122を剥離することができる。伸長剥離は、他の付着面に接着剤の残留物を 残さないという点で好ましい。テープ10の場合と同様、テープの剥離片側を壁面 に付着させることができ、この場合、上記と同じように剥離片側が壁114から最 初に剥離する。 別の構成の連続剥離テープ200の第三実施例を図10に示す。剥離テープ200は、 積層フィルム/フォーム層202から成り、この層自体は、高分子フォーム層204お よび高分子フィルム層206から構成されている。高分子フォーム層204および高分 子フィルム層206は、互いに熱積層することが望ましいが、任意の数の接着剤を 使用するなど、従来の積層方法または同時押出し法を使用しても良い。高分子フ ィルム層208は、感圧接着剤配合物210の層により、さらにフィルム/フォーム層 202に接着される。この構成では、フィルム/フォーム層202、高分子フィルム層 208、および感圧接着剤層210は、テープの基材を構成する。フォーム層204およ びフィルム層208の主要面には、テープ200をフック216などの物体および壁218な どの別の表面に接着するために同じかまたは異なる接着剤配合物の接着層212お よび214が付着している。 タブ220は、テープ構成200の一方の端部に接着層212および214を形成しないこ とにより、フィルム/フォーム層202、フィルム層208および感圧接着剤層210か ら成る。テープ構成200の一態様では、高分子フィルム層208並びに接着層210お よび214だけを伸長可能なテープ材料から構成する必要がある。これを容易にす るため、フィルム/フォーム層202には、222部分に切り込みを入れ、つかんでテ ープを伸ばすためのタブ220を区画する。この 切り込みがあるため、タブ220をつかんで剥離テープ200を伸ばすと、フィルム層 208並びに接着層210および214だけが伸びる。こうして、接着層210、フィルム層 206、接着層214、壁218の表面との間で伸長剥離が生じる。つまり、接着層210お よび214は、フィルム層206と壁218の表面から剥離する。この構成により、フィ ルム層208並びに接着層210および214だけが、伸長剥離に必要な伸長特性を有す る必要がある。フィルム層206およびフォーム層204は、その他の所望の特性に基 づいて選択することができる。特に、フォームは、なじみやすさと弾力性を考慮 して最適化することができる。同様に、フィルム層206は、剥離特性を考慮して 耐力、破断強度、表面仕上げおよび配合物に基づいて選択することができる。 テープ構成10および100と同様に、剥離片224は、タブ220から離れた剥離テー プ200の有効端部つまり機能端部に形成することができる。やはり、剥離片224は 、接着層212または214の一方が他方よりも早く剥離するのを促進する。剥離片22 4の内側縁部226は、一方の接着層が完全に剥離し、接着層の残りの部分228がま だ他の表面に付着している位置を規定する。特に図示した実施例では、接着層21 0がフィルム層206から剥離するのは、接着層214が壁218の表面から剥離する前で ある。 フォーム層204およびフィルム層206に適する材料は、一般にテープ基材に適す る任意の材料で良く、上記の特性を最適化するように選択することができる。層 204は、高分子フォーム材料から構成することが望ましい。同様に、フィルム層2 06は、高分子フィルムから構成することが望ましい。その他の適切な材料として は、紙の層、紙製品、不織ウェブ、フォイルなどがある。剥離片の適切な材料は 、第一実施例のテープ10に関して前に記載した任意の材 料であり、特に、代わりに非接着部分が形成されている材料である。 別の構成の連続剥離テープ300の第四実施例を図11に示す。剥離テープ300は、 高分子フォーム層302、高分子フォーム層304および高分子フィルム層306を具備 するフォーム/フィルム/フォームラミネートから成る伸長可能な基材から構成 される。フィルム層306は、従来の方法で積層および同時押し出しするか、ある いは互いに同じかまたは異なる方法でフォーム層302および304に接着することが できる。フォーム層302および304の主要面には、同じかまたは異なる接着剤配合 物の接着層314および312が付着し、フック316などの物体および壁318などの別の 表面にテープ300を接着する。 タブ320は、できればテープ構成300の一方の端部に接着層312および314を形成 しないことにより、フォーム/フィルム/フォーム基材の延長部分から構成する 。剥離片324は、タブ320から離れた剥離テープ300の有効端部つまり機能端部に 形成される。この剥離片324があるために、接着層312および314の一方は他方よ りも、調節された状態で早く剥離する。剥離片324の内側前縁326は、一方の接着 層(図示の接着層312)が完全に剥離し、接着層の残りの部分328(図示の接着層 314)がまだ表面(壁318)に付着している位置を規定する。テープ構成300では 、フォーム層は同じかまたは異なって良いが、これらのフォーム層は、付着する 個々の表面に対するなじみやすさおよび弾力性に応じて集合的または個々に最適 化することができる。上記のとおり、フィルム層は、伸び率、耐力および破断強 度を高めるように選択することができる。 フック501および壁502などの構造物を互いに接着するための本発明に基づく連 続剥離テープ500の第五実施例を図12に示す。剥離テープ500は、第一方向に間隔 を置いて配置された第一およ び第二の対向端部503および504、これらの端部503および504の間に延在し、対向 する第一および第二外面505および506、第一端部503に隣接し、手で操作可能な タブ部分507、並びにタブ部分507と第二端部504の間にある付着部分508を有する 。付着部分508は、外面505および506の各々に強力接着性部分(512および513) を形成する同じかまたは異なる配合物の強力感圧接着剤の二つの層510および511 から成る。接着剤の層510および511は、高分子フィルム層515、高分子フォーム 層516、および高分子フィルム層517を含むフィルム/フォーム/フィルムラミネ ートである伸長可能基材の対向主要面に沿って接着される。フィルム層515およ び517は、フォーム層516の対向側に従来の方法で積層されるか、同時押出しされ るか、または付着される。各々の強力接着性表面部分512または513は、テープ50 0の第一端部503に隣接する一次端部(520および521)並びにテープ500の第二端 部504に隣接する二次端部(522および523)を有し、一次端部および二次端部520 、522;521、523の間で構造物の一方に付着するのに適する。付着部分505は伸長 可能なので、付着部分508が図12に示すように構造物501と502の間でこれらの構 造物に付着する場合、付着部分505は、タブ部分507に手で力を付与することによ り、その長さに沿って徐々に伸びることができ、強力接着性表面部分512および5 13は、一次端部520および521から二次端部522および523に向かって構造物から徐 々に分離する。強力接着性表面部分512および513の二次端部522および523は、前 記の第一方向に互いに間隔を置いて配置されているので、強力接着性表面部分51 2が構造物つまりフック501から完全に剥離した後、他の強力接着性表面部分513 が他の構造物つまり壁502から分離する。この間隔は、基材層の両方の主要面上 の強力接着剤の層510および511のテー プの第二端部504に隣接して強力接着性表面部分512および513の二次端部522およ び523を区画する端部が、テープ500の二次端部504に対して異なる位置に延在し 、外面505および506の強力接着性部分512および513の二次端部522および523を間 隔を置いて配置するために生じる。 したがって、テープ500では、接着層510が接着層511より先に調節された状態 で早く剥離することができる。接着剤510の層510の二次端部522は、接着層510が 完全に剥離し、接着層511の残りの部分528がまだ壁502に付着している位置を規 定する。フォーム層516は、接着層510および511がフック501および壁502などの 表面に容易に付着するように、なじみやすさおよび弾力性を考慮して最適化する ことができる。フィルム層515および517は、伸び率、耐力および破断強度を高め るように選択することができる。 前記の実施例から、その他の実施例のために多くの変形が可能であり、特定の 実施例に応じて最適化される様々な層を結合できることが明らかである。一般に 、フォームは弾力性となじみやすさを高める上で望ましく、フィルムは耐力と破 断強度を改善する。伸長可能な基材層の構成要素として、結合基材は、剥離する ために十分な伸長性がなければならないが、剥離の際に破断しないように十分な 引張強度が必要である。図10に示すような伸長する必要がない構成要素の層の場 合、その他の多くの選択肢が存在し、各々の層の用途および適合性により規定さ れる。実施例に応じて様々な方法で、より多くの層(フィルム、フォームなど) を形成できることも考えられる。 明確に開示されているかまたは暗示されている前記の各実施例の代わりとして 、両面テープ構成の一方の接着層の非接着部分は、図 3のような非接着層であるか、剥離片などにより非接着性にするかどうかに関わ りなく、低接着性部分から構成することも考えられる。こうした構成の場合、剥 離の仕方は異なる。低接着性とは、隣接する接着層を基板に付着させる場合に比 べて、当該部分と、当該部分が付着する表面との間の強力付着が弱い、つまり低 いことを意味する。場合によっては、上記の実施例の剥離片または非接着部分は 、攻撃性が弱い粘着材料の配合物と置き換えても良い。こうした低接着性材料は 、対応する基材層に直接付与するか、または隣接する接着層の表面に塗布するこ とができる。 隣接する接着層より接着性が低い任意の接着剤配合物が考えられ、以下に記載 する接着材料の配合物などがある。さらに、接着剤の低粘着化または塗布技術を 用いることもできる。多くの実施例に適すると思われる低粘着性の接着剤の特定 の一例は、ミネソタ州、セントポールのMinnesota Mining and Manufacturin g Companyが市販している再配置可能なメモ用紙、Post-itTMを製造する際に使 用される接着剤がある。低粘着部分を使用する場合、伸長可能な両面テープ構成 の一方の接着面が完全に剥離した後に他方の接着面が剥離するというようにはな らないが、本質的にはこうした作用を達成することができる。一方の側が実質的 に剥離し、いかなる場合にも、伸長可能な両面テープ構成の他の側に対応する残 りの接着部分よりも容易に剥離することができる。少なくともある程度は、上記 のように跳ね返ったり、投げ出されるといった影響は緩和される。 低粘着性の接着剤配合物を使用して低粘着部分を区画する代わりに、物体また は壁などの対応部分(早期に剥離する部分)に付着する表面は、伸長可能な両面 テープの一方の接着層の接着剤の親和力を減少させるように変更することができ る。たとえば、接着されるフックまたは物体の表面の端部部分には、シリコン剥 離コーティン グのような剥離材料を塗布することができる。あるいは、表面組織を成形または 型彫りすることにより、フックまたは物体上に他と異なる接着範囲を形成すると 、粘着性の接触が著しく低下する。この方法の長所は、伸長可能な両面テープの 接着層自体を変更する必要がない点である。 連続剥離を行うさらにもう一つの方法は、差異的な低接着部分または非接着部 分(非接着性にしたか否かに関わらず)を含まない伸長可能な両面接着テープに 対してフックまたは物体を配置することにより調節することである。この点に関 して、図13を参照する。この図にはテープ400が示されており、これは、図1の テープに類似するが、非接着部分または低接着部分は形成されていない。テープ 400は、伸長可能な基材402、同じかまたは異なる感圧接着剤の接着層404および4 06から成る。伸長可能な基材402は、上記のフォーム、フィルムなど、またはラ ミネートに適する任意の材料、および上記で提案した代替構成から構成すること ができる。 この図では、テープ400は、接着層404が物体つまりフック408の表面に付着し 、接着層406が壁410など別の基板に付着する。テープを伸ばすためのタブは、41 2として示されている。 連続剥離を行うために、フック408の表面は、接着層404に付着するが、テープ 400の遠位端部414から内側に段を形成している。この方法の場合、フック408の 表面が完全に剥離しても、接着層406の部分416はまだ壁410の表面に付着してい る。この場合も、伸長剥離は、物体から離れたタブ412に力を付与し、基材402お よび接着層404、406を伸ばして、実質的に同時に徐々に剥離することにより行わ れる。接着層404の剥離がフック408の表面の上部縁部に達すると、フック408が 完全に剥離しても、部分416はまだ付着している。 また、図13に示して上記で説明した実施例の方法は、上記の非接着部分、剥離 片、または低接着部分と組み合わせて行うことができることも意図されている。 上記の実施例に記載した伸長可能な層に適する材料としては、少なくとも50% の破断点伸びだけ破断せずに伸びることができ、かつ剥離する前に破断しないよ うに十分な引張強度を有する材料がある。やはり、こうした伸長可能な材料は、 十分に伸びて両方の接着面の接着層が剥離し、伸長剥離が可能であれば、弾性的 または可塑的に変形して良い。 適切な可塑的基材材料は、本出願の譲受人が共同所有する米国同時係属出願第 08/259,747号(Kreckel等)および第08/308,937号(Bries等)に記載されてい る。 可塑的基材を使用するタイプの本発明の場合、テープ基材の高分子フォームま たは固体高分子フィルム層に適する材料として代表的な例としては、高密度ポリ エチレン、低密度ポリエチレン、線形低密度ポリエチレン、線形超低密度ポリエ チレン、ポリプロピレン、およびポリブチレンを含むポリエチレンなどのポリオ レフィン;可塑化または非可塑化ポリ塩化ビニル、およびポリビニルアセテート などのビニルコポリマー;エチレン/メタクリレートコポリマー、エチレン/ビ ニルアセテートコポリマー、アクリロニトリルブタジエンスチレンコポリマー、 およびエチレン/プロピレンコポリマーなどのオレフィンコポリマー;アクリル ポリマーおよびコポリマー;ポリウレタン;並びにこれらの組合せがある。任意 のプラスチック、またはポリプロピレン/ポリエチレン、ポリウレタン/ポリオ レフィン、ポリウレタン/ポリカーボネート、ポリウレタン/ポリエステルなど のプラスチックおよびエラストマー材料の混合物または配合物を使用することも 可能である。 本発明に基づくテープの可塑的基材に使用される高分子フォーム層は一般に、 特に剥離を促すためにフォームが伸びる必要があるテープ構成の場合、約2〜約 30lb/foot3(約32〜約481kg/m3)の密度を有する。 本発明に基づくテープの基材の可塑的高分子フォーム層に望ましい材料は、ポ リオレフィンフォームである。高分子フォーム層は、マサチューセッツ州、ロー レンスのVoltek Division of Sekisui America CorporationがVolextraTM およびVolaraTMの商標で市販しているポリオレフィンフォームが最も望ましい 。 本発明に基づくテープの基材として適するエラストマー材料としては、スチレ ンブタジエンコポリマー、ポリクロロプレン(ネオプレン)、ニトリルゴム、ブチ ルゴム、ポリサルファイドゴム、cis-i,4型ポリイソプレン、エチレンプロピレ ンターポリマー(EPDMゴム)、シリコンゴム、ポリウレタンゴム、ポリイソブ チレン、天然ゴム、アクリレートゴム、スチレンブタジエンブロックコポリマー およびスチレンイソプレンブロックコポリマーなどの熱可塑性ゴム、並びにTP Oゴム材料がある。 固体高分子フィルム基材は、ポリエチレンおよびポリプロピレンフィルムから 選ぶことが望ましく、最も望ましいのは、非整列線形低密度および超低密度ポリ エチレンフィルムである。望ましいポリエチレンフィルムは、イリノイ州、シャ ウムバーグのConsolidated Thermoplastics CompanyがMaxileneTM 200の商 標で市販しているものである。 基材は、全体として厚さが異なって良いが、加工および取扱いのが可能な十分 な保全性を有し、基材またはテープを表面から剥離するための伸長特性に関して 所望の性能がなければならない。基材に選択される特定の全体的な厚さは、基材 を形成する一つまたは複数 の高分子フォーム層および任意の固体高分子フィルム層の物理的特性によって決 まる。多層基材の高分子フィルムまたはフォーム層の一つだけが伸びて剥離を促 すようにする場合、その層はその目的を達成するのに十分な物理的特性を示し、 十分な厚さがなければならない。 図9、図10および図11の構成に含まれるような可塑的高分子フィルム層の厚さ は、約0.4〜10milであることが好ましく、約0.4〜6milであれば最も好ましい。 接着層の接着剤は、差異的な剥離テープの低接着部分に使用可能な接着剤を除 いて、任意の感圧接着剤から構成することができ、特定の接着性はテープの用途 によって決まる。望ましい接着性は一般に、PSTC-1およびPSTC-3並びに ASTM D 903-83に従って剥離率12.7cm/minにて測定した場合、剥離角180° にて約4N/dm〜約200N/dmの範囲であり、約25N/dm〜約100N/dmであれば好ま しい。比較的高度の剥離粘着レベルを有する接着剤は一般に、比較的高度の引張 強度を有する基材を必要とする。 本発明に基づくテープの基材の一方の側および/または他方の側に使用するの に適する感圧接着剤としては、天然ゴムなどの粘着性を強化したゴム;オレフィ ン;シリコン;ポリイソプレン、ポリブタジエン、スチレンイソプレンスチレン ブロックコポリマー、スチレンエチレンブチレンスチレンブロックコポリマー、 スチレンブタジエンスチレンブロックコポリマー、およびその他の合成エラスト マーなどの合成ゴム接着剤;並びに放射線、溶液、懸濁または乳化技術により重 合化することができるイソオクチルアクリレートおよびアクリル酸のコポリマー のような、粘着性を強化してあるかまたは強化していないアクリル接着剤がある 。望ましい感圧接着剤は、合成ゴム接着剤またはポリアクリレートである。 各々の接着層の厚さは、約0.6mil〜約40mil(約0.015mm〜約1.0mm)の範囲で 良いが、約1mil〜約16mil(約0.025mm〜約0.41mm)であれば好ましい。この好 ましい接着層の厚さの範囲では、層の厚さが厚くなると、テープは薄い層の場合 よりも容易に剥離する傾向がある。これは、剥離角90°以上にて剥がすことによ り剥離するなど、従来の剥離方法と対照的である。一般に、接着層が比較的厚い 場合、180°の剥離角におけるテープの剥離強度は、薄い層の場合よりも高い。 本発明のテープを低角度つまり35°未満の角度で伸ばして剥離する場合、接着層 は、片面塗布接着テープの場合は基材および基板により圧迫され、両面塗付接着 テープの場合は基材および二つの基板により圧迫され、著しく伸びることになる 。こうした状況では、接着層(つまり各々の接着層)が収縮し、その断面積が減 少する。薄い接着層の断面積つまり厚さ×幅は厚い層の断面積よりも当然少ない ので、応力つまり単位面積当たりの力は、厚い接着層に比べて薄い接着層の方が 大きい。これは結局、接着剤の剛化の原因になる。剛性が高い接着層は変形に対 して比較的強い抵抗性を示すので、剥離に必要な力は大きくなる。露出した一つ または複数の接着層は、従来の剥離ライナーに積層してから使用すると良い。 一つの高分子フォーム層を別の高分子フォーム層または固体高分子フィルム層 に付着させるための接着剤としては、上記の感圧接着剤配合物がある。基材の一 方の高分子層を他方の高分子層に付着させる接着層は、約1〜10mil(約0.025〜 0.25mm)の厚さであることが好ましい。基材の高分子層を互いに付着させるその 他の方法としては、同時押出しまたは熱溶接のような従来の方法がある。 本発明のテープは、感圧接着テープを製造するための従来のどの方法でも製造 することができる。たとえば、接着剤は基材に直接塗 布するか、または別個の層として形成した後に、基材に積層することができる。 テープを基板表面から剥離するには、単に、当該表面から約35°の角度以下の 方向にテープを伸ばせば良い。テープは、10°以下の角度にてテープを伸ばすこ とにより基板表面から剥離できることが望ましい。適切な角度で剥離すると、実 質的な、または目に見える接着剤残留物が残らず、基板表面が破損するのを防ぐ ことができる。 本発明の高度に伸びた接着テープを低角度にて剥離すると、「鋭利な」亀裂が 広がるという特徴がある。ガラス質材料の破壊と同様、鋭利な亀裂は、応力を分 散させる接着材料が少量である亀裂部分に高い応力が集中する原因になる。亀裂 部分における高度の応力集中は、いわゆる接着剤層の脆性層剥離破損の原因にな る。こうした破損は一般に、接着材料内で分散するエネルギー量が少ないために 低い力で生じ、明らかに界面を形成する。 これと対照的に、剥離角が大きい、つまり一般に35°を超える角度の場合、基 材は伸びない傾向があり、接着剤にはフィラメント化と破断が凝集的に生じる。 ガラス質材料の破断と同様、「鈍い」亀裂が広がる前にひび割れが生じる。この モデルでは、大きい角度で接着剤に観察されるフィラメント化は、主として、ガ ラス質材料に見られるひび割れフィブリルと同じようにエネルギー分散メカニズ ムとして役立つ。エネルギーの分散が大きければ大きいほど、剥離に対する抵抗 が大きくなり、テープを剥離するために必要な力も大きくなる。比較的多量の材 料はエネルギーの分散に影響し、上記のとおり、応力の集中が少なくなる。接着 剤フィラメントが凝集的に破断すると、表面に接着剤の残留物が残るかまたは表 面が破損する。 本発明のテープは、以下のカテゴリを含むいくつかの分野に使用 することができる: (1)壁掛け、ディスペンサ、ワイヤクリップ、車輌に成形されたボディ側面、 持ち運び用ハンドル、並びに道路標識、車輌のプレート、輸送用表示および反射 シート材のような標識実施例などの塗装したウォールボード、プラスター、コン クリート、ガラス、金属またはプラスチックなどの表面に対する取付け実施例; (2)結合または組立実施例; (3)物体の下に配置するための緩衝材料または遮音シート材料など、緩衝また は消音実施例; (4)箱の密閉、食品および野菜容器の密閉のような容器の閉鎖、おむつの閉鎖 、手術着の閉鎖などの閉鎖実施例;および (5)価格タグまたは容器の識別ラベルなどの剥離可能ラベル。 テープの特定の構成、たとえば基材の種類、接着剤配合物の種類、および基材 と接着層の相対的位置などは、各々の用途に応じて変える必要がある場合が多い 。 取付け実施例のために本発明のテープと組み合わせて使用するのに望ましいフ ック構成は、1994年3月22日に提出されて共同譲渡された米国特許出願第08/216 ,135号に記載されている。この出願は、1993年3月23日に提出された国際出願第 PCT/US93/02643号に関連する。特に望ましいフック構成は、この出願の図 7および図8に示されている構成である。その他の望ましい絵画掛けおよびワイ ヤクリップ構成は、1994年8月30日に提出されて共同譲渡された米国特許出願第 D-29/027,822号、米国特許出願第D-29/029,272号および米国特許出願第D-29/ 029,273号に記載されている。その他の望ましいフック構成は、1995年6月1日 に提出されて共同譲渡された同時係属米国特許出願第D-29/039,674号に記載さ れている。本発明のテープの試験方法 塗装ウォールボード試験パネル U.S.Gypsum 3/8"(9.5mm)シートロックに先ずSherwin Williams ProM arTM 200内部用ラテックスプライマーを塗装し、次にSherwin Williams Clas sicTM 99内部用フラットラテックス壁ペンキを1回仕上塗りした。塗装したウォ ールボードは、約22°Cの周囲条件で少なくとも48時間老化させてから試験に使 用した。 接着剤の残留物 塗装したウォールボード上に残っている接着剤残留物の量は、目視検査で判断 した。 表面の破損 塗装したウォールボード表面に対する破損の発生は、目視検査で判断した。本発明のテープ作成に使用した接着剤配合物 A.配合物: KratonTM 1118 75pts FinapreneTM 1205 25 PiccolyteTM A-135 101 ShellflexTM 371 20 KratonTM 1118は、Shell Chemical Co.が市販しているスチレンブタジエ ンブロックコポリマーである。 PiccolyteTM A-135は、Hercules Chemical Co.が市販しているアルファ ピネン樹脂である。 ShellflexTM 371は、Shell Chemical Co.が市販しているナフテ ン系石油である。 B.米国特許第4,699,842号の例2の配合物は、以下のとおり: KratonTM 1657 5.00pts RegalrezTM 1078 5.00 RegalrezTM 1018 1.50 TritonTM X-100 0.16 TritonTM X-200 0.30 トルエン 17.80 IrganoxTM 1076 0.12 CyanoxTM LTPD 0.12 水 5.90 イソオクチルアクリレート/ 64.10 オクチルアクリルアミド/ スチレンスルホネートナトリウム ターポリマー(87:12:1) KratonTM 1657は、Shell Cheml Companyが市販しているスチレンエチレン ブチレンスチレンエラストマーである。 RegalrezTM 1078は、Hercules Incorporatedが市販している粘着付与剤樹 脂である。 RegalrezTM 1018は、Hercules Incorporatedが市販している粘着付与剤樹 脂である。 TritonTM X-100は、Rohm and Haas Co.が市販している非イオン界面活性 剤である。 TritonTM X-200は、Rohm and Haas Co.が市販している陰イオン界面活性 剤である。 IrganoxTM 1076は、Ciba-Geigyが市販しているフェノールベースの酸化防 止剤である。 CyanoxTM LTPDは、American Cyanamide Co.が市販しているフェノー ルベースの酸化防止剤である。 C.米国特許第5,143,972号の例1の配合物は、以下のA部とB部を化合させて用 意した:A部 KratonTM 1657 11.150pts RegalrezTM 1018 8.360 REZ-DTM 2084 13.940 IrganoxTM 1076 0.112 CyanoxTM LTPD 0.112 TinuvinTM 328 0.033 UvinolTM 400 0.033 トルエン 41.260B部 以下の反応生成物: イソオクチルアクリレート 8.800pts アクリルアミド 0.250 アクリル酸 0.250 2-ポリスチリルエチルメタクリレート 1.350 エチルアセテート 7.650 メチルケトン 1.700 トルエン 5.000 REZ-DTMは、Hercules Incorporatedが市販している粘着付与剤樹脂であ る。 TinuvinTM 328は、Ciba-Geigy Corp.が市販している紫外線抑制剤である 。 D.配合物: FinapreneTM 1205 7.095 FinapreneTM 411 13.176 PiccolyteTM A-135 20.270 ShellflexTM 371 2.027 EthanoxTM 330 0.405 トルエン 57.027 FinapreneTM 1205は、Fina Oil and Chemical Co.が市販しているスチレ ンブタジエンテーパ付きダイブロックコポリマーである。 FinapreneTM 411は、Fina Oil and Chemical Co.が市販しているラジア ルスチレンブタジエンスチレンブロックコポリマーである。 EthanoxTM 330は、Ethyl Corp.が市販しているフェノールベースの酸化防 止剤である。 E.配合物: KratonTM 1107 100.0pts WingtackTM Extra 100.0 IraganoxTM 1076 1.5 CyanoxTM LTPD 1.5 KratonTM 1107は、Shell Chemical Co.が市販しているスチレンイソプレ ンスチレンブロックコポリマーである。 WingtackTM Extraは、The Goodyear Tire and Rubber Co.が市販して いる炭化水素樹脂粘着付与剤である。 F.配合物: ミネソタ州、セントポールのMinnesota Mining and Manufacturing Company がScotchTM VHB F-9460PCおよびF-9469PCの商標で市販している2-mil および5-milの接着剤転写テープ。 G.配合物: ミネソタ州、セントポールのMinnesota Mining and Manufacturing Company がScotchTM F-9752PCおよびF-9755PCの商標で市販している2-milおよび5 -milの接着剤転写テープ。 産業上の利用可能性例1 図2を参照して上記で説明したタイプのテープ構成は、以下のように作成した : 1in(2.54cm)×1in(2.54cm)片の両面塗付感圧接着フォームテープをミネ ソタ州、セントポールのMinnesota Mining and Manufacturing Companyが市 販している3MブランドのVHBTM 4945両面塗付感圧接着フォームテープから 作成した。この両面塗付接着フォームテープ10は、伸びたフォームタブ26を形成 するのと同じ方法で図4に示すようにプラスチックフック42の背面に接着した。 4945テープ上に配置された標準シリコン剥離紙を接着層14から剥離し、その剥離 紙を1/4in(.635cm)×1in(2.54cm)の寸法の紙片に切断し、タブ26に対向す る接着層14の上部に剥離片30として貼付した。次に、接着層14を上記のとおり塗 装ウォールボード試験パネルに接着した。フック42を片手で押さえながら、接着 フォームテープ10を伸ばして、フック42を壁44の表面から剥離した。テープ10は 、接着層14が壁面から完全に剥離し、フック42が外れる位置まで連続して伸ばし た。しかし、剥離紙が貼付されている側に直接対向するフォームテープ50の範囲 は、プラスチックフックの背面に付着したままだった。フック42を壁44から取り 外すと、残りの接着フォームテープ、つまり1/4 in×1in(.635cm×2.54cm) の範囲が伸び、フック42から剥離した。伸 びたテープ10の連続剥離によって、テープ10は塗装したドライウォール表面から きれいに剥離し、しかも剥離の際にテープが跳ね返ることはなかった。例2 図9に基づいてテープを作成した。マサシューセッツ州、ローレンスのVolte k Division of Sekisui America Corporationが市販しているVolaraTM 12 E、1/32in厚のポリエチレンビニルアセテートコポリマーフォームを層102とし て使用し、イリノイ州、シャウムバーグのConsolidated Thermoplastics,Inc .が市販している2milのMaxileneTM線形低密度ポリエチレンフィルムを層104と して使用した。接着層106、108および110は、3MブランドのVHBTM 9473アク リル転写接着剤、10mil厚だった。剥離片118は、標準シリコン剥離紙の3/16in長 さの紙片だった。剥離片118は、フォーム層102、フィルム層104および接着層106 から成るタブ116に対向するテープ100の端部で接着層108に接着させた。剥離片1 18は、フック112の表面にテープ100の非接着範囲を形成した。この剥離片を伸ば すと、接着層108および110はきれいに剥離し、剥離した後にフック112が投げ出 されることはなかった。例3 例2と同じテープ構成を作成したが、接着層106およびフォーム層102は省略し 、フィルム裏打ち接着テープ構成とした。このフィルム裏打ちテープはきれいに 剥離し、しかも剥離した後にフックが投げ出されることはなかった。例4 図10に基づいてテープ構成を作成した。2milのエチレンビニルアセテートコ ポリマーフィルム206に熱積層されたVolaraTMブランド4EO、1/16in厚のポリ エチレンビニルアセテートコポリマーフォーム204(マサシューセッツ州、ローレ ンスのVoltek Division of Sekisui America Corporationが構成材料を市販 )をフィルム/フォームラミネート202として使用した。フィルム層208は、イリ ノイ州、シャウムバーグのConsolidated Thermoplastics,Inc.が市販してい る2.5milのMaxileneTM 200線形低密度ポリエチレンフィルムから構成した。剥 離片224は、長さ3/16in×テープ幅の1milポリエステルフィルムから構成した。 接着層210、212および214は、上記の接着剤配合物に従ってゴム樹脂感圧接着剤 から構成した。ポリエステルフィルムの剥離片を使って、延在するタブ220から 離れたテープ200の端部において、フィルム/フォームラミネート202のフィルム 206の表面に接着層210の非接着範囲を形成した。フィルム/フォームラミネート 202には、厚いタブ220を形成する延長部分の始まりに切り込みを入れたので、テ ープが伸びる際、フィルム層208および接着層210、214だけが伸びる。伸長剥離 によって、接着層210がフィルム層206から完全に剥離し、その後、接着層214が 壁218の表面から完全に剥離する。例5 図11に基づいてテープ構成を作成した。2milのエチレンビニルアセテートコ ポリマーフィルムに熱積層されたVolaraTMブランド6EO、1/32in厚のポリエチ レンビニルアセテートコポリマーフォーム(マサシューセッツ州、ローレンスの Voltek Division of Sekisui America Corporationが構成材料を市販)を 使用して、層 304および306を構成した。層302は、感圧接着剤により層306に付着させた Vola raTMブランド6EO、1/32in厚のポリエチレンビニルアセテートコポリマーフォー ムから構成した。この層は、感圧接着層312および314とともに、上記の接着剤配 合物に基づくゴム樹脂感圧接着剤から構成した。剥離片324は、1milのポリエス テルフィルムから構成し、層302、304および306が延在して形成されたタブ320に 対向するテープ300の端部に配置した。剥離片324を具備する接着層312はフック3 16に付着させ、接着層314はウォールボード試験パネルに付着させた。テープ300 は、連続剥離によってきれいに剥離し、剥離した後にフック316が投げ出される ことはなかった。例6 図12に示したタイプのテープ500を作成した。層516に使用したフォームは、イ リノイ州、シャウムバーグのConsolidated Thermoplastics,Inc.が市販して いる1.75milのXMAXTM 161.1線形低密度ポリエチレンフィルムの層515および 517を両側に熱積層された VolaraTMブランド6EO、1/32in厚のポリエチレンビ ニルアセテートコポリマーフォームだった。接着層510および511は、上記の接着 剤配合物に基づくゴム樹脂感圧接着剤から構成した。接着層511の二次端部523は 、接着層510の隣接端部から約0.18in(0.46cm)離して配置した。接着層510はフ ック501に付着させ、接着層511はウォールボード試験パネル502に付着させた。 タブ部分507を引張ってテープ500を連続剥離すると、きれいに剥離し、剥離後に フック501が投げ出されることはなかった。例7 ドイツ、ハンブルグのBeiersdorf AGがTesaブランドのPower Stripsと して市販している弾性固体接着剤製品を使用して、テープ構成を作成した。長さ 1/4in×テープ幅の剥離片は、テープ製品に貼付されている剥離ライナーの一部 から作成し、テープ製品に形成されているタブから離れたテープ製品の一方の端 部に貼付した。変形したテープ製品をフックおよび壁面に貼付したが、最初は剥 離片をフック表面に当て、次には剥離片を壁面に当てて貼付した。どちらの場合 も、連続剥離によってフックが跳ね返ったり、投げ出されたりすることはなかっ た。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 性の部分は、低粘着材料つまり比較的弱い接着剤から構 成するか、または処理剤またはコーティングにより接着 性を低くすることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第一および第二の構造物を互いに接着するのに適するテープであって、前 記テープが、第一方向に間隔を置いて配置された第一および第二の対向端部と、 前記端部間に延在して対向する第一および第二の一次外面と、前記の第一端部に 隣接して手で操作可能な(engageable)タブ部分と、前記の手で操作可能な部分 と前記の第二端部との間にあって、前記外面の各々の強力接着性部分を形成する 強力感圧接着剤(aggressive pressure sensitive adhesive)の層を含む接着部 分とを有し、各々の強力接着性部分が、前記テープの該第一端部に隣接する一次 端部と、前記テープの該第二端部に隣接する二次端部とを有し、前記構造物の各 々一方を前記一次端部と二次端部の間に確実に接着するのに適し、前記の接着部 分が伸長可能であって、前記接着部分が、前記構造物の間で前記構造物に接着さ れた場合、前記の手で操作可能な部分に手で力を付与することにより、その長さ に沿って徐々に伸びることができ、その結果、前記の強力接着性表面部分が、前 記一次端部から前記二次端部に向かって徐々に前記構造物から分離し、前記強力 接着性表面部分の前記二次端部が前記の第一方向に互いに間隔を置いて配置され ているため、前記強力接着性表面部分の一方が該構造物の一方から完全に分離し た後に、前記強力接着性表面部分の他方が該構造物の他方から分離するテープ。 2.前記外面の前記強力接着性部分の各々を形成する感圧接着剤の一つの層を 含み、接着性がない材料か、または、該テープの前記第二端部に隣接する前記感 圧接着剤層より著しく低い接着性を有する材料のマスキング層を具備し、前記マ スキング層が、該感圧接着剤層の一部の上に延在して前記外面の前記強力接着性 部分の一方を 区画し、前記外面の前記強力接着性部分の該二次端部を互いに間隔を置いて配置 する請求項1記載のテープ。 3.前記マスキング層の前記材料が、本質的に剥離ライナー材料、再配置可能 な感圧接着剤、高分子フィルム、紙、粉末、インク、および低粘着裏糊付け材料 から成るグループから選択される請求項2記載のテープ。 4.対向する主要面を有する伸長可能な高分子基材層と、前記外面の前記強力 接着性部分の一方を区画する前記の対向主要面の各々に沿った強力感圧接着剤の 層とを具備する請求項1記載のテープ。 5.前記の伸長可能な高分子基材層が、本質的に高分子フィルム、高分子フォ ーム、高分子フォームに積層された高分子フィルム、および高分子フォームの層 の対向面に積層された二層の高分子フィルムから成るグループから選択される材 料である請求項4記載のテープ。 6.該基材層の両方の主要面上の該強力感圧接着剤層の前記第二端部に隣接す る端部が、該テープの該第二端部に対して同じ位置にまで延在し、該テープが、 接着性がまったくない材料かまたは該テープの前記第二端部に隣接する前記感圧 接着剤層より著しく低い接着性を有する材料のマスキング層を具備し、前記マス キング層が、該強力接着剤層の一方の一部の上に延在して、前記外面の前記強力 接着性部分の該二次端部を互いに間隔を置いて配置する請求項4記載のテープ。 7.前記マスキング層の前記材料が、本質的に剥離ライナー材料、再配置可能 な感圧接着剤、高分子フィルム、紙、粉末、インク、および低粘着裏糊付け材料 から成るグループから選択される請求項6記載のテープ。 8.該基材層の両方の主要面上にある該強力接着剤層の前記第二 端部に隣接する端部が、前記外面の前記強力接着性部分の二次端部を区画し、該 テープの該第二端部に対して異なる位置に延在して、前記外面の前記強力接着性 部分の該二次端部を互いに間隔を置いて配置する請求項4記載のテープ。 9.第一および第二の構造物を互いに接着するテープを具備するアセンブリで あって、前記テープが、第一方向に間隔を置いて配置された第一および第二の対 向端部と、前記端部間に延在して対向する第一および第二の一次外面と、前記の 第一端部に隣接して手で操作可能な部分と、前記の手で操作可能な部分と前記の 第二端部との間にあって、前記外面の各々の強力接着性部分を形成する強力感圧 接着剤の層を含む接着部分とを有し、各々の強力接着性部分が、前記テープの該 第一端部に隣接する一次端部と、前記テープの該第二端部に隣接する二次端部と を有し、前記一次端部と二次端部の間で前記構造物の各々一方に確実に接着する のに適し、前記の接着部分が伸長可能であって、前記構造物の間で前記構造物に 接着された前記接着部分が、前記の手で操作可能な部分に手で力を付与すること により、その長さに沿って徐々に伸びることができ、その結果、前記の強力接着 性表面部分が、前記一次端部から前記二次端部に向かって徐々に前記構造物から 分離し、前記強力接着性表面部分の前記二次端部が前記の前記第一方向に互いに 間隔を置いて配置されているため、前記強力接着性表面部分の一方が該構造物の 一方から完全に分離した後に、前記強力接着性表面部分の他方が該構造物の他方 から分離するアセンブリ。 10.前記テープが、前記外面の前記強力接着性部分の各々を形成する感圧接着 剤の一つの層を含み、接着性がない材料か、または該テープの前記第二端部に隣 接する前記感圧接着剤層より著しく低い接着性を有する材料のマスキング層を具 備し、前記マスキング層 が、該感圧接着剤層の一部の上に延在して前記外面の前記強力接着性部分の一方 を区画し、前記外面の前記強力接着性部分の該二次端部を互いに間隔を置いて配 置する請求項9記載のアセンブリ。 11.前記マスキング層の前記材料が、本質的に剥離ライナー材料、再配置可能 な感圧接着剤、高分子フィルム、紙、粉末、インク、および低粘着裏糊付け材料 から成るグループから選択される請求項10記載のアセンブリ。 12.前記テープが、対向する主要面を有する伸長可能な高分子基材層と、前記 外面の前記強力接着性部分の一方を区画する前記の対向主要面の各々に沿った強 力感圧接着剤の層とを具備する請求項9記載のアセンブリ。 13.前記の伸長可能な高分子基材層が、本質的に高分子フィルム、高分子フォ ーム、高分子フォームに積層された高分子フィルム、および高分子フォームの層 の対向面に積層された二層の高分子フィルムから成るグループから選択される材 料である請求項12記載のテープ。 14.該基材層の両方の主要面上にある該強力感圧接着剤層の前記第二端部に隣 接する端部が、該テープの該第二端部に対して同じ位置にまで延在し、該テープ が、接着性がない材料かまたは該テープの前記第二端部に隣接する前記感圧接着 剤層より著しく低い接着性を有する材料のマスキング層を具備し、前記マスキン グ層が、該強力接着剤層の一方の一部の上に延在して前記外面の前記強力接着性 部分の該二次端部を互いに間隔を置いて配置する請求項12記載のアセンブリ。 15.前記マスキング層の前記材料が、本質的に剥離ライナー材料、再配置可能 な感圧接着剤、高分子フィルム、紙、粉末、インク、および低粘着裏糊付け材料 から成るグループから選択される請求項 14記載のアセンブリ。 16.該基材層の両方の主要面上にある該強力接着剤層の前記第二端部に隣接す る端部が、前記外面の前記強力接着性部分の該二次端部を区画し、該テープの該 第二端部に対して異なる位置にまで延在して前記外面の前記強力接着性部分の該 二次端部を互いに間隔を置いて配置する請求項12記載のアセンブリ。 17.前記の第一構造物がフックであり、前記の第二構造物が壁である請求項9 記載のアセンブリ。 18.前記強力接着性表面部分が前記の第一方向に互いに間隔を置いて配置され ているため、前記強力接着性表面部分の一方が前記フックから完全に分離した後 に、前記強力接着性表面部分の他方が前記壁から分離する請求項17記載のアセン ブリ。 19.第一および第二の構造物を互いに接着するテープを具備するアセンブリで あって、前記の第一構造物が、縁部に延在して付着するのに適する背面部分を含 む背面を有し、前記テープが、第一方向に間隔を置いて配置された第一および第 二の対向端部と、前記端部間に延在して対向する第一および第二の一次外面と、 前記の第一端部に隣接する手で操作可能なタブ部分と、前記の手で操作可能な部 分と前記の第二端部との間にあって、前記外面の各々の強力接着性部分を形成す る強力感圧接着剤の層を含む接着部分とを有し、各々の強力接着性部分が、前記 テープの該第一端部に隣接する一次端部と、前記テープの該第二端部に隣接する 二次端部とを有し、前記構造物の各々一方に確実に付着し、前記の第一構造物に 付着した該強力接着性部分が前記背面に付着し、前記縁部が、前記第二構造物に 付着した該強力接着性部分の該一次端部から前記の第一方向に間隔を置いて配置 され、該強力接着性部分が前記の二次端部にて前記第二構造物に付着し、前記の 接着部分が伸長可能であって、前記 構造物の間で前記構造物に接着された前記接着部分が、前記の手で操作可能なタ ブ部分に手で力を付与することにより、その長さに沿って徐々に伸びることがで き、その結果、前記の強力接着性表面部分が、前記一次端部から前記二次端部に 向かって徐々に前記構造物から分離し、該縁部と前記第二構造物に付着する前記 強力接着性表面部分の該二次端部との間に間隔があるために、該強力接着性表面 部分が該第一構造物から分離した後に、前記強力接着性表面部分の他方が該第二 構造物から分離するアセンブリ。 20.前記背面が前記縁部で終わる請求項19記載のアセンブリ。 21.前記背面が、前記縁部を通り越して延在する剥離部分を具備し、前記剥離 部分が、前記剥離部分に対する前記強力接着性部分の付着を制限するための前記 剥離部分に沿った手段を具備する請求項19記載のアセンブリ。 22.前記剥離部分に対する前記強力接着性部分の付着を制限するための前記剥 離部分に沿った前記手段が、本質的に剥離材料の塗布、および粗い表面組織から 成るグループから選択される請求項21記載のアセンブリ。
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