JPH115120A - 金属帯の巻き取り装置 - Google Patents

金属帯の巻き取り装置

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JPH115120A
JPH115120A JP15520897A JP15520897A JPH115120A JP H115120 A JPH115120 A JP H115120A JP 15520897 A JP15520897 A JP 15520897A JP 15520897 A JP15520897 A JP 15520897A JP H115120 A JPH115120 A JP H115120A
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JP15520897A
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Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 スリッタラインにてスナバロールとセパレ
ータとの軸交換を能率よく実施でき、しかも安価に構成
できて設置スペースも節減可能な金属帯の巻き取り装置
を提供する。 【解決手段】 1条もしくは幅分割された複数条の金属
帯7をコイル状に巻き取る巻き芯1を備え、さらに、金
属帯尾端のはね上がりを防止するスナバロールと幅分割
後の複数条の金属帯の幅方向の片寄りを矯正するセパレ
ータとの軸を随時交換装備できる旋回アーム3を有する
金属帯の巻き取り装置において、旋回アーム3に、スナ
バロール軸5とセパレータ軸4とを切り換え可能に支持
する切り換え手段15を搭載した装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属帯の巻き取
り装置に関し、詳しくは、鋼帯などの金属帯を幅分割す
るラインに用いて好適な金属帯の巻き取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鋼帯等の金属帯は、通常、コイル状から
帯状に巻き戻されて搬送されつつ何らかの処理(熱処
理、表面処理など)を施され、しかる後に巻き取り装置
(テンションリールという)によって再びコイル状に巻
き取られるが、テンションリールで上巻きする場合には
一般に、巻き終わり時にテンションリール入側のピンチ
ロールを抜け出た金属帯尾端のはね上がりを防止するた
めに、金属帯押さえ用のスナバロールが設けられてい
る。スナバロールとしては、通常、コイル幅に応じた胴
長を有するフラットロールが使用される。
【0003】また、金属帯を幅方向に複数分割するライ
ン(スリッタライン)では、幅分割された金属帯のテレ
スコープ状巻き乱れを防止するために、分割金属帯のエ
ッジをガイドして各分割金属帯の幅方向への片寄りを矯
正するセパレータが設けられている。セパレータは図2
に示すように、複数のリング状のセパレータフィン11
を、油圧機構で径を変更できる油圧アーバシャフト10
(ベアリング12で両端支持)に嵌合させてなる。油圧ア
ーバシャフト10を縮径/拡径すればセパレータフィン11
は油圧アーバシャフト10に対し摺動自在状態/固定状態
となるので、セパレータフィン11のセパレータ軸方向位
置を金属帯スリット幅に応じて変更可能である。
【0004】ところで、スリッタラインでは、金属帯の
幅分割を行わないケースもあるが、幅分割されない金属
帯に対してスナバロールをセパレータで代用するのは荷
重的に無理があるので、セパレータとスナバロールとを
両方備える必要があるところ、通常のスリッタラインで
はテンションリールの設置スペースに余裕がないことか
ら、従来、図3に示すように、ピンチロール8から送り
だされる金属帯7を巻き取る巻き芯1に対して所定の位
置(上巻きの場合は上方)に油圧シリンダ2で駆動され
る旋回アーム3を設け、これに随時スナバロール(図示
せず)とセパレータ4とを軸ごと交換して取り付けると
いう軸交換方法がとられている。
【0005】図3において9はスナバロールとセパレー
タ4との軸交換用に別途設けられた回転式のチェンジャ
(軸交換装置)であり、チェンジャ9は回転アームを備
え、被交換軸(交換すべきスナバロールの軸またはセパ
レータの軸)を該回転アーム両端で支持可能である。軸
交換作業は、スリッタラインを停止して旋回アーム3を
旋回させ、図示のようにその先端の軸取り付け部分をチ
ェンジャ9が支持する被交換軸の位置まで移動させ、被
交換軸を旋回アーム3先端の軸取り付け部分にセットす
るという手順で行われる。なお、図3において13は金属
帯のコイル巻き付き位置であり、16は軸両端部の固定、
開放用の油圧シリンダである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の軸交換方法
には、チェンジャの設備投資額が高い、テンションリー
ル周辺にチェンジャおよび被交換軸の保管スペースのな
いラインでは実施できない、軸交換作業に少なからぬ時
間を要し生産性が低下する、などの問題がある。さら
に、幅分割された金属帯に対しては、その巻き終わりの
際の尾端のはね上がりをセパレータ軸のセパレータフィ
ン間部分で押さえる必要があり、はね上がりの衝撃荷重
を考慮すると、セパレータ軸およびセパレータフィンが
大型化してしまう問題がある。
【0007】また、スナバロールは、金属帯をコイル巻
き付き位置(図3の13)において押さえるのが最適であ
り、コイル巻き付き位置より手前側(巻き付き前)で金
属帯を押さえると、金属帯に折れが発生する危険がある
のに対し、セパレータは、コイル巻き付き位置の手前で
金属帯の幅方向位置修正を行うのでなければ十分な効果
が期待できない。このように、スナバロールとセパレー
タとでは、適正当接位置がわずかに異なるから、軸の種
類により軸位置を変える機構を旋回アームとチェンジャ
に装備するのがより望ましいのであるが、そうすると、
設備が一段と複雑かつ高価になり、スペース的にも不利
になる。
【0008】この発明は、上記従来技術の問題に鑑み、
スリッタラインにてスナバロールとセパレータとの軸交
換を能率よく実施でき、しかも安価に構成できて設置ス
ペースも節減可能な金属帯の巻き取り装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、1条もしく
は幅分割された複数条の金属帯をコイル状に巻き取る巻
き芯を備え、さらに、金属帯に当接して巻き終わり時の
金属帯尾端のはね上がりを防止するスナバロールと同金
属帯に当接して幅分割後の複数条の金属帯の幅方向の片
寄りを矯正するセパレータとを随時軸ごと交換装備でき
る旋回アームを有する金属帯の巻き取り装置において、
前記旋回アームに、スナバロールとセパレータとを切り
換え可能に支持する切り換え手段を搭載したことを特徴
とする金属帯の巻き取り装置である。
【0010】この切り換え手段は、スナバロールの金属
帯当接位置がセパレータのそれより下流側にくるように
搭載されるのが好ましい。前記切り換え手段は、前記旋
回アームに両端回転可能に軸着され該両端の一方でスナ
バロール、他方でセパレータを支持可能な副アームと、
この副アームを回転させる回転駆動手段とで構成でき
る。スナバロールの金属帯当接位置をセパレータのそれ
よりも下流側とするには、前記副アームの金属帯上流側
の一端にセパレータを、下流側の他端にスナバロールを
支持する配置にしておけばよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態の
説明図であり、(a)は全体、(b)、(c)は旋回ア
ーム先端の部分を示す。図1において、5はスナバロー
ル、14は副アーム、15は切り換え手段であり、図3の従
来例と同一または相当部分には同じ符号を付し説明を省
略する。
【0012】同図に示すように、例えば、両端回転可能
に軸着され該両端の一方でスナバロール5、他方でセパ
レータ4を支持可能な副アーム14と、該副アーム14を回
転させる回転駆動手段(この例では油圧シリンダ)6か
らなり、スナバロール5とセパレータ4とを切り換え可
能に支持する切り換え手段15を旋回アーム3に搭載し、
油圧シリンダ6を作動させて副アーム14を回転させるこ
とにより、旋回アーム3上でスナバロール軸5とセパレ
ータ軸4とを切り換えることができる(図1(b)およ
び(c))。
【0013】従って、従来必要であった別段のチェンジ
ャを設ける必要がなくなり、スペース面、設置コスト面
で従来に比し格段に有利となるばかりか、旋回アームを
金属帯押しつけ位置から少し退避させて副アームを回転
するだけで前記切り換えが完了するから、交換に要する
時間も大幅に短縮でき、スリッタラインの生産性が向上
する。
【0014】また、セパレータ4の方を副アームの前方
(金属帯の上流側)に、スナバロール5を他方におくこ
とで、前記セパレータ4の金属帯当接位置(図1
(b))を、前記スナバロール5の金属帯当接位置(図
1(c))よりも手前にくるように設定することができ
るから、セパレータ4、スナバロール5をそれぞれの適
正当接位置にセットすることが極めて容易となる。
【0015】また、幅分割後の金属帯複数条に対し、そ
の尾端をセパレータで押さえずにスナバロールで押さえ
るようにすることもできるから、セパレータを比較的コ
ンパクトに構成することができる。
【0016】
【実施例】図1に示した装置を鋼帯スリッタラインの巻
き取り装置として使用した。幅分割した金属帯(鋼帯)
7を巻き取る際は、スリット幅に合わせてセパレータフ
ィン(図2の11)の数と固定位置とを調整したセパレー
タ4を巻き付き位置の手前で鋼帯7に当接させ、巻き太
りしつつあるコイル径に応じて油圧シリンダ2で当接位
置を制御しながら鋼帯7エッジ部をガイドすることで、
幅方向の片寄りを矯正するようにした。
【0017】なお、ここではまだ実施していないが、幅
分割された鋼帯7のピンチロール8からの尾端尻抜け直
前に、セパレータ4とスナバロール5とを切り換え、ス
ナバロールによって鋼帯7尾端を押さえるようにするこ
とも可能である。一方、幅分割を行わない場合は、ピン
チロール8からの尾端尻抜け時のみスナバロール5を用
いて鋼帯7を押さえるようにした。尾端尻抜けのタイミ
ングは、上流でのシヤーカット時から測長される鋼帯残
長と巻き取りスピードとから計算して設定するようにし
た。
【0018】これにより、幅分割の有無に応じたセパレ
ータとスナバロールとの切り換え所要時間を、従来の2
〜3分から5秒程度へと大幅に短縮することができた。
【0019】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、金属帯の尾
端を押さえるスナバロールおよび分割金属帯の片寄り矯
正を行うセパレータの軸を1つの旋回アーム上に切り換
え可能に配置したので、幅分割材が含まれる金属帯の巻
き取りラインにおいて、幅分割有無に伴う段取り時間の
短縮と、設備費用および設置スペースの節減とが共に達
成できるというすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の説明図である。
【図2】セパレータの説明図である。
【図3】スナバロールとセパレータとの軸交換に係る従
来法の説明図である。
【符号の説明】
1 巻き芯 2、16 油圧シリンダ 3 旋回アーム 4 セパレータ(軸を含む) 5 スナバロール(軸を含む) 6 回転駆動手段(油圧シリンダ) 7 金属帯(鋼帯) 8 ピンチロール 9 チェンジャ(軸交換装置) 10 油圧アーバシャフト 11 セパレータフィン 12 ベアリング 13 コイル巻き付き位置 14 副アーム 15 切り換え手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スナバロールとセパレータとを交換でき
    る旋回アームを有する金属帯の巻き取り装置において、
    前記旋回アームに、スナバロールとセパレータとを切り
    換え可能に支持する切り換え手段を搭載したことを特徴
    とする金属帯の巻き取り装置。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段は、スナバロールの金
    属帯当接位置がセパレータのそれより下流側にくるよう
    に搭載される請求項1記載の装置。
JP09155208A 1997-06-12 1997-06-12 金属帯の巻き取り装置 Expired - Fee Related JP3114925B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5893716B1 (ja) * 2014-12-04 2016-03-23 豊田スチールセンター株式会社 セパレーター装置、コイル製品の製造装置及び製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5893716B1 (ja) * 2014-12-04 2016-03-23 豊田スチールセンター株式会社 セパレーター装置、コイル製品の製造装置及び製造方法

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